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スマートフォンとは [単語記事] - ニコニコ大百科

スマートフォン単語たんご

1695けん
スマートフォン
2.1まん文字もじ記事きじ
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スマートフォンとは、「かしこ電話でんわ」という意味いみ原義げんぎとした携帯けいたい情報じょうほう端末たんまつPDA)と携帯けいたい電話でんわのう融合ゆうごうした電子でんし機械きかいのことである。略語りゃくごは「スマフォ」または「スマホ」。

概要がいよう

携帯けいたい電話でんわ電話でんわとしての使つか勝手がってもとむめる利用りようしゃよりは、インターネットアクセスメールWebひとし)やファイル閲覧えつらん音楽おんがく動画どうが再生さいせいなどののうさ・自由じゆうもとむめる利用りようしゃとくてきしたはしまつである。スマートフォンの「スマート」とは、「かしこい」という意味いみもちいられている。

ハードウェアてき電話でんわあるじようとなっている従来じゅうらい携帯けいたい電話でんわたいし、スマートフォンはPDA(≒しょうかたコンピューター)にワイレス通信つうしん通話つうわのうくわえたものがあるじようとなって発展はってんしたものがあるじりゅうである。
現在げんざい市場いちばているスマートフォンのおおくが幅広はばひろストレート端末たんまつかたちをしているのは、もとをたどればPDA時代じだい名残なごりといっても過言かごんではない。

従来じゅうらい携帯けいたい電話でんわ利用りようしゃからは、通話つうわのうメールのうだけでなく、ワードなどのオフィスソフト閲覧えつらん編集へんしゅうパソコンサイト閲覧えつらんスケジュール管理かんり得意とくいとする携帯けいたいはしまつ、とられることがおおい。それゆえ現在げんざいマスメディアにはスマートフォンを「のう携帯けいたい電話でんわ」と説明せつめいするものもある。ただし、元々もともとのうであることはスマートフォンの直接ちょくせつ基準きじゅんではない(むしろ日本にっぽん携帯けいたい電話でんわほうがスマートフォンよりのうであることもある)ので注意ちゅうい必要ひつようである。

はじむあかりのスマートフォンのおおくが、しょうかたキーボードんだものがおおかったが、iPhone登場とうじょうタッチネルソフトウェアキーボードんだ形状けいじょうへと変化へんかしている。この形状けいじょう変化へんかが、スマートフォンの普及ふきゅうはやせることとなった。

サイズ・規格きかく

また、バッテリー持続じぞく時間じかんみじかさ、サイズおおきさ(日本にっぽん携帯けいたい電話でんわ市場いちば一般いっぱんてきであったはば50mm程度ていどほそ端末たんまつすくない)などのデメリットいま無視むしできない要素ようそである。しょうかたさやバッテリー持続じぞく時間じかんなどを重視じゅうしする利用りようしゃにとっては、従来じゅうらいかた携帯けいたい電話でんわPHSフィーチャーフォンガラケー)を使つかつづけたほうが場合ばあいがあり、ぎゃく画面がめんやすさや操作性そうさせいわる重視じゅうしした場合ばあい、スマートフォンよりもタブレットPCiPad,Nexusなど)をもちいたほういこともあるため、自分じぶんにあった端末たんまつをよくかんがえてえらぶか、知識ちしき豊富ほうふ店員てんいんなどに相談そうだんしたうえ選択せんたくするほうがよい。

日本にっぽんのケータイはスマートフォンじゃないの?

日本にっぽん携帯けいたい電話でんわは、世界せかいてきて「広義こうぎのスマートフォン」に分類ぶんるいされるとするひともいる。

など、海外かいがいではスマートフォンでなければ使用しようできなかったのうが、日本にっぽんこくうちでは1990年代ねんだいすえ2000年代ねんだい前半ぜんはん携帯けいたい電話でんわ搭載とうさいされてひろ普及ふきゅうしており、能面のうめんではスマートフォンとみなしてつかえないというのがあるじ理由りゆうである。また、OSてきても、3G以降いこう日本にっぽん携帯けいたい電話でんわおおくはSymbianやLinuxとうスマートフォンとわらないOS搭載とうさいしている。

ただし、

ひとし理由りゆうから、スマートフォンの市場いちば調しらべひとしでは、狭義きょうぎのスマートフォンの範囲はんい大元おおもとPDA範囲はんい)からははずされることがおおい。

日本にっぽんこうせいのう携帯けいたい電話でんわは、通称つうしょうとしてフィーチャーフォンぞくには日本にっぽん独自どくじ進化しんかげた携帯けいたい電話でんわとしてガラパゴスケータイガラケーばれるのが一般いっぱんてきである。

契約けいやくじょうのトラップ

契約けいやくときなど「よくからないけど店員てんいんほうくわしいんだから全部ぜんぶまかせればOK」となにかんがえずわれるがまますすめられるがままにうなずいてしまう…と、余計よけいプランオプションまで付与ふよされてしまいつき々の支払しはらいがえてしまうので要注意ようちゅうい。(→携帯けいたい電話でんわこうでもべられている)ようするに自分じぶん調しらべないひとはただのカモである。

自身じしん利用りようりょう用途ようとっていない場合ばあいもある。製品せいひん他社たしゃとの較も必要ひつよう某社ぼうしゃなどCM広告こうこくとおりの通信つうしん速度そくどないものもあるが、それしか使つかっていなければ絶対ぜったい気付きづかない。

いまこれをんでしんあおになったほう心当こころあたりのあるほうは、ちゃんと調しらべる、契約けいやく内容ないようおよびりょうきむ一度いちど見直みなおしてみるのもいだろう。(違約いやくきむがあっても他社たしゃりょうきむ負担ふたんしてくれる場合ばあいもある)

フィクションにおける登場とうじょう

あるじ2008ねん以降いこう徐々じょじょ普及ふきゅうはじまったため、2010年代ねんだい以降いこう作品さくひんにはスマートフォンが登場とうじょうする場合ばあいおおい。

たたみ携帯けいたい文字もじ液晶えきしょうだけの携帯けいたいなど、過去かこ作品さくひんることで時代じだいかんじることもある。興味きょうみのある作品さくひん漫画まんがなどを見返みかえしてみるとめんしろいかもしれない。長期ちょうき連載れんさいこちかめめい探偵たんていコナンなどは顕著けんちょ

2009ねんおおやけひらきサマーウォーズには登場とうじょうしていた。全員ぜんいんっていたわけではないが。
はじめてスマートフォンが登場とうじょうしたアニメはなにか - カトゆー断絶だんぜつ (hatenablog.jp)exit

おもなスマートフォンようOS

スマートフォンはおおくの場合ばあい同一どういつOSであれば同一どういつアプリ利用りようできる。

以下いかひょうでは、あるじなスマートフォンようOSと、それに対応たいおうする日本にっぽんこくうちにおけるあるじ機種きしゅげる。

OS名称めいしょう 提供ていきょうもと あるじくにうち機種きしゅ
Android Open Handset Alliance
Googleあるじしるべ団体だんたい
XPERIAISシリーズIS02、IS12Tのぞく)など多数たすう
BlackBerry OSBlackBerry Research In Motion (RIM) BlackBerry Boldなど
iOSiPhone OS Apple iPhone
SymbianOS クセンチュア 702NK/NK II、705NK、X02NK、N82、M1000(UIQ)など多数たすう
Windows Mobile(6まで) Microsoft W-ZERO3シリーズ、X01HT、IS02など多数たすう
Windows Phone(7・8) Microsoft IS12T
Windows 10 Mobile Microsoft MADOSMA Q601

現在げんざい世界せかいシェアAndroidiOS二分にぶんされている。

当初とうしょ圧倒的あっとうてきシェアほこったSymbianOSAndroidiOSされ、2012ねん最後さいご搭載とうさいはしまつ登場とうじょう2013ねんには開発かいはつ終了しゅうりょうしている。

さらにBlackBerry2016ねん9月自社じしゃ端末たんまつ製造せいぞうおよびスマートフォンOSから撤退てったいしてAndroidえており、その携帯けいたい電話でんわOSAndroidiOSWPのみが新規しんき提供ていきょうされていたが、2017ねん10月WP開発かいはつ終了しゅうりょう宣言せんげん[1]した。

スマートフォンとWeb

スマートフォンようWebブラウザ基本きほんてきPCようサイト表示ひょうじするためのものとなっている。携帯けいたい電話でんわようサイトようとする場合ばあいPCからられるサイトはスマートフォンでもられるが、ブラウザUser-Agentによる自動じどうけ、携帯けいたい電話でんわ端末たんまつ固有こゆう番号ばんごう利用りようしたみとめあかしなど、携帯けいたい電話でんわ限定げんていアクセス前提ぜんていとしたサイトられない場合ばあいがある。そのほか、

などの理由りゆうから、スマートフォンではPCまったおなじように快適かいてきWebられるとはかぎらない。

このため、スマートフォンのユーザーそう拡大かくだいとともに、スマートフォンでやすいサイト需要じゅよう増加ぞうかしつつある。上記じょうき問題もんだいについては、

などがあるじ解決かいけつさくとなり、スマートフォン専用せんようつくられたサイト一部いちぶではつくられている。

しかしながら日本にっぽん場合ばあいスマートフォン専用せんようサイトであっても3Gや4G LTE通信つうしんといった高速こうそく回線かいせん前提ぜんていとしたサイトつくりがされていることがおおく、しょそとくにべてデータ軽量けいりょうされていないというゆびつまもある。携帯けいたい・スマートフォンサイトトップページデータりょうおうべいでは100KB程度ていどひらたひとしであるのにたいし、日本にっぽん場合ばあいは1MB前後ぜんごひらたひとしであり、おうべいべるとじつに10ばいおも日本にっぽんのスマートフォンサイトはなやかさや便利べんりさでユーザーきつけようとしているサイトおおく、画像がぞうデータ多用たようweb広告こうこくなどを仕込しこんでいることなどが軽量けいりょうはばんでいるあるじ要因よういんかんがえられる。

また、データりょうおおさは4G LTE通信つうしん速度そくど制限せいげん(かつてはつき7GBあるじようプランだったが、現在げんざい定額ていがくプランである2~30GBわっている)にもひびきく。携帯けいたい電話でんわ各社かくしゃは1ページあたり容量ようりょうやす150KBとして1ヵつきられるwebサイトページかず換算かんさんしているが、実際じっさいには前述ぜんじゅつのとおり(ひらたひとしやく1MB)であり、じつに7ばいちかくもの乖離かいりがある。携帯けいたい電話でんわ会社かいしゃやすしんじてネットサーフィンつづけていると、1週間しゅうかんたないうちに通信つうしん速度そくど制限せいげんっかかり、以後いごつきすえまで128kbpsでしか通信つうしん出来できなくなってしまうおそれがあるので、アプリツール活用かつようして自分じぶんがどれだけ通信つうしんしたのかを確認かくにんするクセけておくことがのぞましい。Wi-Fiなら通信つうしん速度そくど制限せいげんにする必要ひつようないので使つかえる場所ばしょならどんどん利用りようしたほうがいいとおもわれる。(モバイルWi-Fi種類しゅるいによっては4G LTEから電波でんぱかいしているのでもちろん制限せいげんあるので注意ちゅうい

おおまかな歴史れきし

1990年代ねんだい~2000年代ねんだい初頭しょとう

しょうかたコンピューター汎用はんようせい携帯けいたい電話でんわPHS通信つうしん通話つうわのう融合ゆうごうさせるこころみは1990年代ねんだいからおこなわれていた。くにうちでは東芝とうしばの「GENIO」(1997ねん)やきょうセラの「DataScope」(1997ねん)、海外かいがいではノキアの「Nokia 9000 Communicator」(1996ねん)やリサーチ・イン・モーション(RIM)の「Blackberry」(1999ねん)などが発売はつばいされた。

その海外かいがいでは20012002ねんころから、Symbian、Palm、Windows CE/Pocket PCげんWindows Mobile/Windows Phone)、BlackberryひとしOS使つかった、「通話つうわのうったPDA」が続々ぞくぞく発売はつばいされた。これらは通常つうじょう携帯けいたい電話でんわ通話つうわSMS程度ていど)よりものう携帯けいたい電話でんわSmartphone」とばれ、コンピューターリテラシーたかそう中心ちゅうしんユーザーやしていった。

「スマートフォン」という名称めいしょうは、1995ねんアメリカ発行はっこうされたビジネス資料しりょうにおいてAT&Tが発表はっぴょうしていたタブレット端末たんまつたいしてはじめてもちいられ、これ以降いこう「スマートフォン」とばれる製品せいひんえていった。[2]

2000年代ねんだい中頃なかごろ

一方いっぽう日本にっぽんでは、海外かいがいのようなスマートフォンの普及ふきゅうどう時期じきにはすすまなかった。

というぎゃくふうなかノキアVodafone 702NK」(2004ねんボーダフォンより発売はつばい)、モトローラFOMA M1000」(2005ねんNTTドコモより発売はつばい)が日本にっぽん上陸じょうりくしたのち、シャープW-ZERO3」(2005ねんウィルコムより発売はつばい)の登場とうじょうで、ようやく日本にっぽんでもコンピューターリテラシーたかそう法人ほうじんユーザーPDA使用しようしたシステムえ)を中心ちゅうしんにスマートフォンが普及ふきゅうはじめた。

そのシャープ東芝とうしばHTCひとしはしまつあるじWindows Mobile)が定期ていきてき発売はつばいされた。が、販売はんばいすう合計ごうけいとしてはまだ年間ねんかんすうじゅうまんだい程度ていどであり(参考さんこうexit)、携帯けいたい電話でんわ市場いちば全体ぜんたいでのシェアひくかった。

2000年代ねんだいまつ~2010年代ねんだい初頭しょとう

くにうち一般いっぱん携帯けいたい電話でんわユーザーにスマートフォンが認知にんちされるようになったのは、アップルiPhone 3G」(2008ねんソフトバンクモバイルより発売はつばい)のかげひびきおおきい。とくに、2009ねんおこなわれた「iPhone for everybody キャンペーン」で端末たんまつ価格かかく実質じっしつ0えんになったことで、スマートフォンのたか価格かかくイメージ一変いっぺんし、だれにでも気軽きがるはいるものへとわった。

ほぼどう時期じきに、くにうち従来じゅうらいかた携帯けいたい電話でんわ市場いちばは(販売はんばい方式ほうしき変更へんこうによる)端末たんまつ価格かかく高騰こうとうと、キャリアあるじしるべサービス展開てんかい停滞ていたいにより低迷ていめいiPhoneひとちという状況じょうきょうが1ねんほどつづいた。

また、iPhone成功せいこうに、

などが、しん世代せだいスマートフォンのトレンドとなりはじめた。

その一方いっぽうで、GoogleのスマートフォンOSAndroid登場とうじょうとともに、モトローラサムスンHTCひとし大手おおて端末たんまつメーカー端末たんまつ続々ぞくぞく発売はつばいAndroidまどかかんiPhone対抗たいこううまとしての地位ちいかためた。くにうちメーカーも、端末たんまつ販売はんばい不振ふしん打開だかいするため2010ねんころからAndroid端末たんまつ市場いちば投入とうにゅう2011ねん現在げんざいではiOSiPhone OS)・Androidの2大新おおしんきょうOSぜん世界せかいてきシェア拡大かくだいしている。

しんいきおいちから台頭たいとうたいして、きゅういきおいちからあらたなうごきをせた。マイクロソフトは、きゅうバージョンとの互換ごかんせいてた軽快けいかいしん世代せだいOSWindows Phone 7」を開発かいはつし、2010ねんふゆリスタート。そのSymbian OS端末たんまつ大手おおてノキアWP7への移行いこうめたことで、業界ぎょうかいにはあらたな衝撃しょうげきはしった。またきたべいビジネスユーザー中心ちゅうしんファンたか支持しじあつめるRIM Blackberryじん営は、タッチネル端末たんまつタブレット発売はつばいとうかえしをねらったが、急速きゅうそくいきおいちから拡大かくだいしたAndroidiOSされるかたちシェア維持いじできず、ブランド委託いたくするかたち自社じしゃ製造せいぞうからは撤退てったいし、OSAndroidえたことで、ひとつの時代じだい終焉しゅうえんしている。

現在げんざいくにうち市場いちばにおいては、従来じゅうらいかた携帯けいたい電話でんわガラケー)の販売はんばいすう減少げんしょうし、わりにスマートフォンの販売はんばいすう右肩みぎかたがりで増大ぞうだいしている。

NTTドコモ従来じゅうらいかた端末たんまつシリーズの1つであるスタイルシリーズ以外いがい2011ねんあき以降いこうはいし、iモードケータイ従来じゅうらいかた携帯けいたい電話でんわ端末たんまつ)の発売はつばいとし1かい程度ていどにすると発表はっぴょうした。またソフトバンクモバイルでは2011ねん5月のうしぼった携帯けいたい電話でんわ以外いがいすべてスマートフォンにえる方針ほうしんであることを発表はっぴょうしている。

これらの状況じょうきょうからくにうち市場いちばにおける「携帯けいたい電話でんわ」のどが「スマートフォン」にわろうとしている。

2010年代ねんだい中期ちゅうき以降いこう

スマートフォンへの移行いこうともない、携帯けいたい端末たんまつでの通信つうしんりょう増大ぞうだいし、また高速こうそくはかられた反面はんめん、パケット定額ていがくりょうきむひとし携帯けいたいりょうきむさらには端末たんまつこうせいのうによりそのだいきむおおきく上昇じょうしょうする問題もんだい発生はっせいした。これにたい総務そうむしょう介入かいにゅうし、2016ねんからは過度かどMNP優遇ゆうぐうさくなどに抑制よくせいがかけられるようになった。そのこともありMNP優遇ゆうぐうたいしてはだいぶ抑制よくせいされた。

しかし本来ほんらい問題もんだいであったはずの長期ちょうき契約けいやくもの優遇ゆうぐう基本きほんりょうきむ高騰こうとう抑制よくせいには相変あいかわらず消極しょうきょくてきなことから、ほとんど携帯けいたいりょうきむやすくなっていないのが現状げんじょうである。むしろ同時どうじ総務そうむしょう一括いっかつ実質じっしつ0えんちか端末たんまつ販売はんばい禁止きんしするようにと是正ぜせいいのちれいしたことで、いままでは通信つうしん上乗うわのせされていた最新さいしん機種きしゅ端末たんまつ購入こうにゅう一括いっかつ初期しょき支払しはらりょうきむがり、機種きしゅ変更へんこうどき消費しょうひしゃがわ負担ふたんしているとのこえつよい。

また前後ぜんごし、格安かくやすSIM廉価れんかSIMフリースマートフォンをわせた「格安かくやすスマホ」も2010年代ねんだいから普及ふきゅうするようになり、3だいキャリア以外いがい格安かくやすSIM提供ていきょうする仮想かそう移動いどうたい通信つうしん事業じぎょうしゃMVNO)の契約けいやくシェア増加ぞうかしつつある。

とく2015ねん以降いこうの「格安かくやすスマホ」の進化しんかいちじるしく、日本にっぽんではその前年ぜんねんである2014ねんふゆ発売はつばいされたASUSZenfone 5を皮切かわきりに「格安かくやすスマホ」の知名度ちめいど爆発ばくはつてきび、2019ねんまではASUSファーウェイZTEHTCモトローラといった中華ちゅうか台湾たいわんの「格安かくやすスマホ」がしのぎけずっていたが、台湾たいわん世界せかいてき不振ふしんでミドルレンジから撤退てったい中華ちゅうかべいちゅう貿易ぼうえき摩擦まさつかげひびきファーウェイZTE脱落だつらくしたことでいきおいちからげきへんわりにべつ中華ちゅうかメーカーであるOPPOXiaomi台頭たいとうしている。モトローラかんしてはMoto G4 Plus初期しょき品薄しなうすMoto G5のアップデート不履行ふりこう(DSDS対応たいおう)で消費しょうひしゃからそっぽをかれたかげひびきおおきいだけでなく、その機種きしゅ他社たしゃ後追あとお気味ぎみになっていることもあり、以後いご一応いちおう日本にっぽんでミドルレンジ格安かくやすスマホ展開てんかいしているが終始しゅうし空気くうきである。

またくにさんブランドでもAQUOS(SHARP)・ARROWS(富士通ふじつう)・きょうセラの3しゃSIMフリーの「格安かくやすスマホ」を販売はんばいしている大手おおてとなっており、日本にっぽんのスマートフォンでは標準ひょうじゅん実装じっそうされているぼうみずぼうちり・おさいふケータイ対応たいおうりにして、一定いってい人気にんきていたが、2017ねんにAQUOSがSenceシリーズ投入とうにゅうして以降いこうくにうちメーカー格安かくやすスマホげでは独走どくそう状態じょうたいである。また2018ねんくにうちメーカー1から脱落だつらくしたXperiaかたくなに日本にっぽんでは販売はんばいしなかったミドルレンジSIMフリー2020ねんから投入とうにゅうしており、かえしをはかっている。

世界せかいけると、SoC(System on  a ChipCPUGPUなどを一体化いったいかしたもの)せいのう各社かくしゃ横並よこならびになったためカメラせいのう差別さべつするようになり、3や4たりまえとなった。これにAI処理しょりわせることでこう品質ひんしつ写真しゃしん気軽きがるれるようになり、デジカメ市場いちばしつつある。このカメラ競争きょうそう出遅でおくれた日本にっぽんいきおいは、世界せかいシェアおおきくとすこととなった。

従来じゅうらいしき携帯けいたい電話でんわ(ガラケー)の終焉しゅうえんあたらしいりたたみしき携帯けいたい電話でんわ(ガラホ)について

従来じゅうらいしき携帯けいたい電話でんわ(ガラケー)についてはこの時期じきはいるとかんぜん衰退すいたい。キャリアでは細々こまごま機種きしゅ発売はつばいされつづけていたものの、最後さいごまで販売はんばいつづけていたNTTドコモでも2015-2016ねんふゆはるモデル発売はつばい最後さいごしんかた機種きしゅ発売はつばいされなくなり、2016ねん11月2にちiモードケータイ製造せいぞう終了しゅうりょうアナウンスされたことで、3Gけの従来じゅうらいしき携帯けいたい電話でんわ(ガラケー)の製造せいぞう日本にっぽんではかんぜん終了しゅうりょうした。現在げんざい従来じゅうらいかた携帯けいたい電話でんわわるかたちで「ガラホ[3]ばれるあたらしいたたみしき携帯けいたい電話でんわ販売はんばいされている。

ガラホ」は「ガラケー」からOSAndroidOSえ、かつ4GWi-fi通信つうしんのうにした従来じゅうらいしき携帯けいたい電話でんわおなたたみしき採用さいようした携帯けいたい電話でんわで、日本にっぽんでは一定いってい需要じゅようがある従来じゅうらいしき携帯けいたい電話でんわしいひとけに開発かいはつされたものである。キャリアでの基本きほんりょうきむスマホけよりもやす提供ていきょうされ、かつ「ガラケー」よりものうてき便利べんりになった部分ぶぶんがある。しかしそれ以上いじょうAndroidOS従来じゅうらいしき携帯けいたい電話でんわでの採用さいよう想定そうていしたOSではないため、SymbianOS採用さいようしていたガラケー時代じだいべると操作性そうさせいわる電池でんちちが劣化れっかしているとのこえつよい。とく初期しょきの「ガラホ」は「ガラケー」ではほぼ対応たいおうしていたおさいふケータイ対応たいおう、かつ操作性そうさせいわる手探てさぐかん顕著けんちょにでるなど最適さいてきがうまくなされていなかったため、いちじるしく「ガラホ」の評判ひょうばんげる原因げんいんとなった。

さらAndroidでは多種たしゅ多様たようアプリダウンロードできるGoogle Playにも仕様しよううえ問題もんだいもあって対応たいおうのため、その代替だいたいサービスとなるキャリアサポートけづらいSIMフリーの「格安かくやすガラホ」の場合ばあい改造かいぞうでもしないかぎアプリ新規しんきれにくいため、かなり制約せいやくきびしい機種きしゅとなってしまっている。

一方いっぽう画面がめんそのものをたたみ端末たんまつ登場とうじょうした。2019ねんSAMSUNGが「Galaxy Fold」を一般いっぱん発売はつばいして以降いこう各社かくしゃきそうようにしてたたみスマホ開発かいはつ当初とうしょゆび摘されていた耐久たいきゅうせい問題もんだい2020ねんはいるとあらためぜんされ、未来みらい先取さきどりする端末たんまつとしてちゅうあつめている。しかし依然いぜんとして値段ねだんたかく、大衆たいしゅうとどくのはまださきはなしになりそうだ。

おもなメーカー・シェア

メーカー シェア(1Q11) あるじちからOS あるじ機種きしゅ
ノキア(芬) 24% SymbianOSWP NokiaNシリーズ
アップルべい 19% iOS iPhone
RIM( 15% BlackBerryOS BlackBerryBold
サムスン電子でんしかん 13% AndroidOS GalaxyS
Nexus
HTCだい 10% AndroidOS HTC EVO
Sony Mobile 5% AndroidOS Xperia
モトローラべい 4% AndroidOS Motorola PHOTON
LGかん 4% AndroidOS Optimus

2011ねん当時とうじ世界せかいシェアはこのとおりである。
このうち、ノキアとRIMはシェア減衰げんすいいちじるしく、ぎゃくアップルAndroidOS使用しようメーカーはばおおきい。とくサムスンは、1ねんシェアを3%から13%へ、じつに4ばいばした。

日本にっぽんこくうちにおいては、アップルが61%Sony Mobileが21%めている。
くにうちメーカー最大手さいおおては、auISシリーズ人気にんきばしたシャープである。つづいてほぼどうシェア両者りょうしゃとも7%程度ていど)で東芝とうしばつづく。 

くにうちメーカーは、世界せかい市場いちばにおいて土俵どひょうがれてすらいないとってい。
SONY出資しゅっしし、現在げんざいではかんちょん子会社こがいしゃ検討けんとうされているSony Ericssonくにうちメーカーなすならまだしも、それ以外いがい日本にっぽん企業きぎょうシェアすべわせても、世界せかい全体ぜんたいるとわずか2%ぎない。

2014-2016ねんのシェア

世界せかいシェアトップ14からノキアとRIMが姿すがたし、Appleサムスンが2きょうというかたちシェア牽引けんいんしているもの、いきおいちからおおきく変化へんかしている。とくシェアトップ14のうち10しゃ中国ちゅうごくメーカーめるようになっており、台湾たいわんメーカーですらほぼされている。モトローラつづランクインはしているものの、現在げんざいモバイル部門ぶもん中国ちゅうごく企業きぎょう売却ばいきゃくされておりべつメーカーってもいい状態じょうたいであるため、かろうじてシェア維持いじしているのはAppleサムスンのぞけばLGのみである。ぎゃくファーウェイシェアAppleサムスン拮抗きっこうするところまで台頭たいとうしている。ちなみにくにうちメーカー世界せかいシェアはさらに減退げんたいしており、ソニーモバイルふくめてすら世界せかいシェアの1%にもたない状態じょうたいにある。

くにうちにおいてはいきおいちからにほぼ変化へんかはないが、東芝とうしばパナソニック撤退てったいする一方いっぽうで、PのLiteシリーズ日本にっぽんSIMフリー市場いちば知名度ちめいど向上こうじょうさせたファーウェイ急速きゅうそく台頭たいとう。ただし日本にっぽんではSIMフリー市場いちばちいさいためそれ以外いがいかげひびき限定げんていてきで、さんだいキャリアすべてに機種きしゅおろしているAppleシャープソニーモバイルサムスンの4しゃシェア上位じょういめ、さらに富士通ふじつうきょうセラわせた6しゃシェアの9わり以上いじょうめる。そのあとにLGHTCZTEなどのキャリアけにも機種きしゅおろしているくにそとメーカー細々こまごまつづかんじであり、SIMフリースマホのみを販売はんばいしているメーカーげはさらに落ちるの現状げんじょう

……が2017ねんまでの状況じょうきょうだったのだが、キャリア相手あいて本格ほんかくてき機種きしゅしたファーウェイが9.6%シェア確保かくほしてソニーモバイルおさえて総合そうごう3んだほか、SIMフリー日本にっぽん市場いちばではZenfoneシリーズられるシェア2ASUSが4.9シェア(総合そうごう5)を獲得かくとくしている。総合そうごう2(11.4%)と健闘けんとうしたシャープも、同年どうねんのミドルレンジスマホである「AQUOS Sence」をかく販売はんばいして成功せいこうしたのが躍進やくしんつながった一方いっぽう、キャリアでのハイエンドしか販売はんばいしないソニーモバイルが8.9総合そうごう4どまりと低迷ていめいしたことから、2018ねんになってミドルレンジ以下いかスマホげが全体ぜんたいシェアかげひびきあたえるほど状況じょうきょう一変いっぺんした。

またファーウェイ日本にっぽんさんだいキャリア2018ねんなつモデルスマホあるじちから機種きしゅしたことニュースになったが、元々もともとさんだいキャリアけにも端末たんまつ継続けいぞくしてしていたので、日本にっぽん市場いちばでもじつしんきょうメーカーというほどではない。ただし当時とうじ知名度ちめいどく、販売はんばいしたスマホ日本にっぽんではだいコケしたため、日本にっぽんのキャリアけにはタブレットキッズケータイルーターなどに販売はんばいしぼっていたため、知名度ちめいどひくかったという事情じじょうがある。ただし今回こんかい知名度ちめいど大幅おおはば上昇じょうしょうさせたうえで、まんもたしてのさんだいキャリアあるじちから機種きしゅ投入とうにゅうしたという状況じょうきょうわっており、上位じょういむほどシェアばすおおやけさんたかいとおもわれる……はずだった。

2017ねん以降いこうにおける世界せかい動向どうこう

メーカー シェア
(2018 Q2)
あるじちからOS あるじ機種きしゅ
サムスン (かん) 20.9% Android Galaxy
ファーウェイ (なか) 15.8% Android nova
honor
P
Mate
アップル (べい) 12.1% iOS iPhone
シャオミ (なか) 9.3% 独自どくじOS
(Androidベース)
Mi
OPPO (なか) 8.6% Color OS
(Androidベース)
R
A
F
AX
その 33.2% -- --

資料しりょう: CNET Japan 2018ねん08がつ01にち 1146ふんexit

アメリカ中国ちゅうごく既得きとく権益けんえきをめぐる貿易ぼうえき技術ぎじゅつ通信つうしんなどの複数ふくすう摩擦まさつからはじまったしん時代じだい冷戦れいせんともえる状態じょうたいが21世紀せいきはいってから徐々じょじょ深刻しんこくしており、なかでもスマートフォン市場いちばなどの通信つうしん方面ほうめんでも上位じょういめるファーウェイZTEアメリカゆびしで批判ひはんをよりつよめはじめ、2018ねんはいってついに直接的ちょくせつてき制裁せいさいにまでしたことで、スマートフォン市場いちばにもおおきなかげひびきはじめている。

ZTE部品ぶひん一切いっさい調達ちょうたつ不能ふのうになったこともあいまってアメリカ制裁せいさいにすぐにくっしたかたちになったが、世界せかいシェアではZTEりょうきょだい企業きぎょうであるファーウェイアジア(日本にっぽんふくむ)や欧州おうしゅうでのシェアにおいてはZTE大幅おおはば上回うわまわかたちつため、ZTEときよりもおおきな問題もんだいとなっている。

すでアメリカまれ制裁せいさいおそれ、ほとんどのくにファーウェイ(ZTEもだが)の製品せいひんは、おおやけてき機関きかんのみならず最終さいしゅうてきには一般いっぱん市場いちばにまで輸入ゆにゅう最悪さいあく禁止きんしせざるをない状況じょうきょうまれつつある。当然とうぜん中国ちゅうごくもう反発はんぱつしており、アメリカ製品せいひんのボイコット運動うんどうなどにつながっている。日本にっぽんでもおおやけてき機関きかんはともかく、格安かくやすスマホけではコスパすぐれることから非常ひじょうファーウェイいきおいちからつよいほか、大手おおてキャリアでもドコモプライベートブランドルーターキッズケータイといった一般いっぱんけの製品せいひんソフトバンクスマホルーターのみならず、通信つうしん事業じぎょう中核ちゅうかくともえるインフラにもファーウェイZTE製品せいひん採用さいようしていることから、格安かくやすスマホ・キャリアスマホりょう市場いちばにおいてかげひびき懸念けねんされる。

最近さいきんではファーウェイNo.2カナダにおいてアメリカきむ別件べっけん逮捕たいほ拘束こうそくされ、その報復ほうふく措置そちとして中国ちゅうごくカナダひと複数ふくすう拘束こうそくされるという事態じたいにまで状況じょうきょう悪化あっかしており、これ以上いじょう事態じたい深刻しんこくすれば一般人いっぱんじんがまともに携帯けいたい電話でんわすらえなくなるような時代じだい逆戻ぎゃくもどりもありうるだけに、一般いっぱんへのあくかげひびきはこれ以上いじょうすすんでしくないとねがうばかりである。

べいちゅう貿易ぼうえき摩擦まさつ2019ねんだい2Qにはいってアメリカ中国ちゅうごくから譲歩じょうほ格好かっこう関税かんぜい合戦かっせんつづいているものの若干じゃっかんいてきたことで、ファーウェイなにとかスマホルーターリリースつづけることがのうになったため、こちらにかんしてはとりあえず一息ひといきつける格好かっこうとなった。……というのもつかのであり、2020ねんアメリカ追加ついか制裁せいさいによってフラグシップのSoC調達ちょうたつちから生産せいさん不可能ふかのうになったため、スマホ事業じぎょうそのものの存続そんぞく自体じたいあやぶまれることになった。

また2020ねんはいり、中国ちゅうごく本土ほんど新型しんがたコロナウィルスによる新型しんがた肺炎はいえんパンデミックこしたことも深刻しんこくになっており、一時いちじ部品ぶひん供給きょうきゅうまりスマホかぎらず工業こうぎょう生産せいさん体制たいせい全体ぜんたい停滞ていたいしかけ、コチラのなおしが急務きゅうむであったが、こちらにかんしては新型しんがたコロナウィルス流行りゅうこう自体じたい終息しゅうそくする気配けはいすらせないものの、流行りゅうこうしていることが常態じょうたいしてしまったことで、かわにくなことだが生産せいさん体制たいせい混乱こんらんおさまりつつある。

また極度きょくど反日はんにちおや北朝鮮きたちょうせんだい政策せいさくつづけ、日本にっぽんとの関係かんけいあらためぜんをするすらせないどころかさらに反日はんにちあおることにしか興味きょうみのない文政ぶんせいけんひきいる韓国かんこく政府せいふあいそうをつかす格好かっこう日本にっぽん関係かんけいすでっていたがさらに悪化あっかし、日本にっぽんから韓国かんこくたいして経済けいざい制裁せいさいカードかたちとなった。韓国かんこくサムスンLG巨大きょだい電機でんきメーカースマホでも世界せかいてき大手おおてなのだが、日本にっぽん企業きぎょうとも加工かこう貿易ぼうえきかたちでこの2企業きぎょう密接みっせつ関係かんけいがある。そんななか韓国かんこく政府せいふ極度きょくどひだり政権せいけん余波よはまれるかたちで、そのだい1だんとして半導体はんどうたいディスプレイ関連かんれんにおける素材そざい取引とりひき日本にっぽんから2019ねん7がつより制限せいげん(輸きんとめではないが、輸出ゆしゅつ手続てつづきが面倒めんどうに)されるという深刻しんこく事態じたいおちいった。LG(スマホだけでれば)シェア2017ねん以降いこう下落げらくしてるので(電化でんか製品せいひんへのかげひびきはともかくとして)スマホ分野ぶんやにおける世界せかいてきかげひびきはそれほどでもないが、サムスン2010ねん以降いこうAppleとともに世界せかいまとにもスマホ牽引けんいんしてきたメーカーであり、日本にっぽんでもサムスンGalaxyスマホはじむあかりからのおなじみの人気にんき機種きしゅとしてられる。サムスン打撃だげきけることでスマホいきおいちから世界せかいてきげきへんするのうせいもあったが、杞憂きゆうわった。

一方いっぽうインドでは中印なかいんくにさかいめぐ中国ちゅうごくとの対立たいりつげきし、2020ねんにはたけちから衝突しょうとつ発展はってん。これに対抗たいこうしてモディ政権せいけん商工会しょうこうかいだい規模きぼくにさくボイコット運動うんどう(家電かでんにち用品ようひんアプリインフラ民間みんかん交流こうりゅう渡航とこうきゃくさらには中華ちゅうか料理りょうりまで!)をけた結果けっか各地かくちXiaomiOPPO売上うりあげ一時いちじてきダウンし、せしめとして製品せいひんゴミ箱ごみばこてられたりやされる事態じたいおちいった。近年きんねんインド市場いちば低迷ていめいしていたSAMSUNGはこのじょうじて若干じゃっかんいきおいちから回復かいふくし、Apple親米しんべい感情かんじょうせられて追撃ついげき態勢たいせい移行いこう地元じもとメーカーアメリカIT企業きぎょうタッグうごきまである。ろん中国ちゅうごくいきおいもやられっぱなしではなく、Xiaomi現地げんち生産せいさんブランドインドはつの"POCO"が中心ちゅうしんに。OPPO同様どうようインドはつブランド"Realme"を全面ぜんめんすなどして、インドくにみん政府せいふ機嫌きげんそこねないよう必死ひっし企業きぎょうつとむちからつづいている。とはいえ政府せいふによるアプリ排除はいじょはこれらメーカーオリジナルアプリにもおよんでおり(中国ちゅうごく資本しほんはいっているものを差別さべつ排除はいじょしているものとおもわれる。有名ゆうめいなものではPUBG mobileも)、世界せかいだい規模きぼほこインド市場いちば今後こんご政情せいじょう次第しだい構図こうずげきへんするのうせいがある。

HUAWEI制裁せいさいゆるめないべい政府せいふだが、2021ねんはいあらたなターゲットをつけた。当時とうじ世界せかいシェア3にまでのしあがっていたXiaomiである。1がつXiaomiひとし複数ふくすう企業きぎょうくにぼう総省そうしょうブラックリストゆびじょうし、ふたたガジェットさかいげきふるえはしった。のちXiaomi訴訟そしょうこし5月処分しょぶん撤回てっかいったものの、悪化あっか一途いっと辿たどべいちゅう関係かんけいふだとして政治せいじ材料ざいりょう使つかわれるのうせい否定ひていできず、余談よだんゆるさない状況じょうきょうつづいている。

このようにたいちゅう情勢じょうせい緊迫きんぱく西側にしがわじん営にはふうとなっている。いちれいとしてNOKIA(スマホ部門ぶもん)はMicrosoftへの身売みうりを地元じもとフィンランド企業きぎょう売却ばいきゃくされさい出発しゅっぱつ格安かくやす路線ろせんえ、一連いちれん騒動そうどうはじまった2019ねん以降いこうヨーロッパ中心ちゅうしんいきおいちから回復かいふくしつつある。ところがLGはこのなみれなかった。2019ねん以降いこう2画面がめんスマホ静脈じょうみゃく生体せいたい認証にんしょう搭載とうさいスマホひとしわりだね機種きしゅ相次あいついで発売はつばいしたものの、うしなった顧客こきゃくもどすことはできなかった。2020ねんはいると製品せいひんラインナップはさら迷走めいそうし、他社たしゃとの価格かかく競争きょうそうにもことごと敗北はいぼくはんなか感情かんじょう爆発ばくはつしたインド市場いちばのぞけばきわめて低調ていちょう推移すいいし、ははくにでも盛大せいだいにズッコケてしまう。事業じぎょう好調こうちょうなか経営けいえい足枷あしかせとなっていた2021ねん4がつついLGスマホ事業じぎょうからの撤退てったい発表はっぴょうした。同様どうようにかつて世界せかい席巻せっけんしたHTCSONYちぶれてしまっているが...この2しゃ未来みらいたして。

2021ねん以降いこうにおける世界せかい動向どうこう

メーカー シェア
(2021 Q2)
あるじちからOS あるじ機種きしゅ
SAMSUNG (かん) 19% Android Galaxy S
Galaxy Z
Galaxy A
Galaxy Note
Xiaomiグループ
POCOふくむ (なか)
17% Android Xiaomi
Redmi
Xiaomi MIX
Redmi Note
Apple (べい) 14% iOS iPhone
Vivo (なか) 10% Android NEX
X
S
iQOO
OPPOグループ
Realme・OnePlusふくむ (なか)
10% Android Find X
A
F
Reno

資料しりょう: AFPBB News 2021ねん7がつ20日はつか 13:05exit

王者おうじゃSAMSUNG失速しっそく生産せいさん拠点きょてんであるベトナム新型しんがたコロナウイルス感染かんせん拡大かくだい出荷しゅっかのうちから低下ていかしたことや、値段ねだんこうまりにくわ技術ぎじゅつちからアドバンテージがほぼうしなわれたことで敬遠けいえんされるケースえ、2021ねん6がつにははじめてXiaomi首位しゅいわたした。コンパクト難民なんみんタブレット市場いちば吸収きゅうしゅうねらたたみスマホ「Z Flip」「Z Fold」でかえしをはかっているがまだ高価こうかで、どうころぶかは不明ふめいである。他社たしゃHUAWEI制裁せいさい恩恵おんけいけて業績ぎょうせき拡大かくだいしたが、とりわけだい躍進やくしんげたのがXiaomiおりからのてい価格かかくくわたか技術ぎじゅつちから一躍いちやく世界せかいこごめゆびメーカーのぼめた。しかしメッセージ検閲けんえつしていた疑惑ぎわくリトアニアでは不買ふばいはい運動うんどうこるなど、依然いぜんとして政治せいじ左右さゆうされるあぶなっかしい状況じょうきょうつづいている。Apple他社たしゃから1ねんおくれて5Gスマホ発売はつばいし、需要じゅよう獲得かくとく。また日本にっぽん台湾たいわんなど親米しんべい感情かんじょうつよくに地域ちいきではさら業績ぎょうせきばしたほかなん中国ちゅうごく大陸たいりく市場いちばでもかえしつつある。

日本にっぽんいきおいさっとおとばりそとであり、ほんくに+あるじ親日しんにちくに地域ちいき販路はんろしぼっている。例外れいがいとしてSONY Xperia一部いちぶくに細々こまごま販売はんばいされ好評こうひょうているが、嗜好しこうひんとしてあつかわれているのが現状げんじょうで、世界せかい上位じょういシェア維持いじしてたころメイン販路はんろだったアジア西欧せいおうシェアがあった名残なごりで、とくにまともに勝負しょうぶ出来できていたイギリス台湾たいわんいまだにシェアすこのこすものの、現状げんじょうシェアは2~3ふうまえであり、中国ちゅうごくメーカーがさらにほんこしれて進出しんしゅつすればかんぜんされるとおくないとおもわれる。

技術ぎじゅつ革新かくしんいちじるしい中国ちゅうごく大陸たいりく市場いちばではOPPOVivoげきしい首位しゅいあらそいをひろげ、Xiaomi猛追もうついしている。制裁せいさいれずHUAWEIからはなされたHonorも業績ぎょうせきばしているが技術ぎじゅつちから低下ていかいちじるしく、またふたたアメリカ制裁せいさいくわえるうごきをせており、先行さきゆきは透明とうめいである。しかし市場いちば成熟せいじゅく過当かとう競争きょうそう端末たんまつ高額こうがくによって未曾有みぞうけいむかえており、れいほそ企業きぎょう淘汰とうたすすんでいる。そんななかでも業績ぎょうせき拡大かくだいしたのがApple富裕ふゆうそう中心ちゅうしん根強ねづよ人気にんき維持いじしたうえ他社たしゃユーザーうばうことに成功せいこうシェア1記録きろくするつきも。つい中国ちゅうごくApple軍門ぐんもんくだってしまうのか。

日本にっぽん香港ほんこん台湾たいわん市場いちばではApple独走どくそう体勢たいせいはいった。とりわけ台湾たいわんではたいちゅう情勢じょうせい悪化あっかした2019ねんころより驚異きょういてきびをせ、Android全体ぜんたいシェアすらひっくりかえしそうないきおいである。地元じもと企業きぎょうASUSHTC存在そんざいかんしめせていないが、ASUSかんしてはZenfone6以降いこうハイエン機種きしゅのみに機種きしゅしぼっていることをかんがえれば日本にっぽん台湾たいわんシェアでは健闘けんとうしていることも留意りゅういすべきである。韓国かんこく市場いちばではLG撤退てったいApple製品せいひん販売はんばいえたため、SAMSUNG全面ぜんめん戦争せんそう様相ようそうていしている。

欧州おうしゅう市場いちばではOPPOVivoあらたに参入さんにゅう混戦こんせん模様もようApp Store以外いがいからのアプリ入手にゅうしゅみとめずロイリティたかAppleへのふうたりがつよまっているが、EUかくくにサポート期間きかん延長えんちょう修理しゅうりする権利けんりあるじちょうはじめたため他社たしゃ対応たいおうわれており、ビジネスモデルそのものが変化へんかするのうせいがある。

インド市場いちばでのくにさくボイコット運動うんどう長続ながつづきせず、くにうち企業きぎょうAppleかえししも不発ふはつわった。XiaomiサブブランドPOCOを筆頭ひっとうに、RealmeやOnePlusゆうするOPPOSAMSUNGくわえたみっともえあらそいがつづいている。しかし中印なかいんくにさかい問題もんだいなん進展しんてんしておらず、むしろ悪化あっか一途いっと辿たどっている。このためつづ中国ちゅうごくいきおいにはぎゃくふういていることは留意りゅういされたい。

東南とうなんアジア市場いちばではHUAWEIわりOPPO躍進やくしんRealmeとわせ3わりえるシェア獲得かくとくした。SAMSUNGVivoつづき、Xiaomi発展はってん途上とじょう

きたべいおよオセアニア市場いちばではAppleいちきょうつづいている。きたべいではAndroidいきおいがややかえしてきたが、オセアニアでは変化へんかなし。OPPOかさしたOnePlusのぞ中国ちゅうごくメーカー進出しんしゅつしていないのが特徴とくちょうである。とりわけはんなか感情かんじょうつよ地域ちいきであり、政治せいじてき対立たいりつつよまる今後こんご進出しんしゅつきびしいだろう。

南米なんべい市場いちばではSAMSUNGmotorola依然いぜんとしてつよい。較的たかシェアのあったLG撤退てったいしたため中国ちゅうごくいきおいゆきくずしんでおり、2しゃシェアまもれるかにちゅうしたい。例外れいがいとしてチリではApple優勢ゆうせいである。

中東ちゅうとうアフリカ市場いちばでは中国ちゅうごくTransmission Holdings展開てんかいするTECNO・itel・Infinixてんしたであり、SAMSUNGトップ5にはいるのがやっとである。経済けいざいちから問題もんだいもあり、Appleまった通用つうようしていない。この地域ちいきではHUAWEIたかシェアっていたため、今後こんごぜいちからげきへんするのうせいがある。

ここまで散々さんざん言及げんきゅうされてきたHUAWEIだが、トランプ政権せいけん退すさじんしても制裁せいさいゆるまず、ぎゃく強化きょうかされた。このため製品せいひん販売はんばいのみならず開発かいはつとどこおり、ついには5Gスマホ販売はんばいできなくなった。この局面きょくめんるべく経営けいえいおおかく着手ちゃくしゅしているが、すくなくともスマホ事業じぎょう地元じもと中国ちゅうごくでも凋落ちょうらく一途いっと辿たどっており、おさきしんくらだろう。一方いっぽうくに産業さんぎょう保護ほごとして輸入ゆにゅうスマホ関税かんぜいげるくに続出ぞくしゅつしており、とくブラジルトルコでは常軌じょうきいっする高値たかね取引とりひきされている。このようにスマホ市場いちば益々ますます政治せいじ左右さゆうされるようになっており、単純たんじゅん技術ぎじゅつちからざいちから文化ぶんかだけではのこれない世界せかいしている。

2019ねん以降いこうにおける日本にっぽん状況じょうきょう

上記じょうきのゴタゴタでファーウェイサポートめんだけではなくしんかたスマホ(P40Mate30以降いこう)にgoogle Play現時点げんじてんでは搭載とうさい不可ふかという日本にっぽん市場いちばにおいて致命ちめいてき状況じょうきょうおちいったため、P8 lite以降いこう格安かくやすスマホシェア1まもってきたP liteシリーズP30 lite以降いこうはやや失速しっそくし、しんかたSEや5G対応たいおう(12シリーズ)で豊富ほうふ価格かかくたいそろいえたAppleつよ親米しんべい感情かんじょう手伝てつだってさら躍進やくしん。この間隙かんげきってOPPO一気いっき台頭たいとう。さらにこのうごきをけて日本にっぽん進出しんしゅつ前倒まえだおししたXiaomiくわわり、すでいきおいちからとしてざしているSHARPASUSくわえた戦国せんごく時代じだい突入とつにゅうしようとしているのが現在げんざいSIMフリースマホ日本にっぽん市場いちばである。

ただしASUSはミドルレンジ展開てんかいしていたあるじちから市場いちば(日本にっぽんふくむ)においてシェア大半たいはんOPPOうばわれて以降いこう得意とくい分野ぶんやだったミドルレンジ壊滅かいめつてき打撃だげきけ、2018ねんから徐々じょじょにミドルレンジ以下いかスマホAndroidタブレット展開てんかいから縮小しゅくしょう開始かいし2020ねん以降いこうはスマートフォンをかんぜんハイエンドのみにしぼって出血しゅっけつおさえる方向ほうこう転換てんかんしたため、シェア大幅おおはば縮小しゅくしょう。ただしその方針ほうしん転換てんかんスマホ部門ぶもんにおける大幅おおはば赤字あかじ転落てんらくまぬかれており、HTCLGスマホ部門ぶもんべて打撃だげきけていないのは、ミドルハイ以下いかスマホにおいて生産せいさんちからまさ中華ちゅうかスマホ市場いちば対抗たいこう不可ふかんでさっさと撤退てったいしたぶんだけマシだったという格好かっこうである。

実際じっさいLG技術ぎじゅつ部門ぶもん転用てんようする方向ほうこう2021ねんスマホ事業じぎょう撤退てったいHTCスマホタブレットかんしては細々こまごましてはいるが、2018ねん最後さいごハイエンドのスマホせておらず、かなりくるしい状況じょうきょうにある。家電かでんメーカーとしては好調こうちょう維持いじスマホ部門ぶもん天文学てんもんがくてき赤字あかじすら補填ほてんできたLGはともかく、HTCかんしては2012ねん以降いこうスマホ事業じぎょう不振ふしん実際じっさい会社かいしゃかたむくほどの打撃だげきけており、近年きんねんVRゴーグル以外いがいでは自社じしゃ名義めいぎブランドにおいてはほぼ存在そんざいかんがない。

2020ねん相変あいかわらずApple独走どくそうめがかかっておらず、Android首位しゅい相変あいかわらずSHARP堅持けんじ上位じょうい上述じょうじゅつかげひびき圏外けんがいったファーウェイ以外いがいおおきな変動へんどうはないが、そのなかファーウェイ以外いがいシェアとしたのがXperiaである。Xperiaとらのミドルレンジ投入とうにゅうしんレンドをげた21:9ディスプレイが2ねんとなっては日本にっぽんでさえ通用つうようせず、エントリーモデルあるじちから富士通ふじつうどころか、日本にっぽんでは最大さいだいキャリアであるドコモではカードケータイというなぞガジェットのぞいてあつかってすらいないきょうセラにすらくにうちシェア敗北はいぼくきっするなど、かつての日本にっぽんトップとはおもえない惨状さんじょうである。一応いちおう富士通ふじつうきょうセラには従来じゅうらいしき携帯けいたい電話でんわとの合算がっさんにおけるシェアでの敗北はいぼくだが、くにうちにおける従来じゅうらいしき携帯けいたい電話でんわ市場いちば衰退すいたいればいいわけ通用つうようしないところであり、斜陽しゃよう一層いっそうすすんだことがうかがえる(SONY名誉めいよのためにくわえておくと、中途半端ちゅうとはんぱラインナップで爆死ばくしした過去かこ反省はんせいまえ、販売はんばい地域ちいきラインナップ、顧客こきゃくそうしぼって赤字あかじ体質たいしつからの脱却だっきゃくはかったもので、実際じっさい2019ねん以降いこうくにうちシェアまりの傾向けいこうにあり2020ねんには黒字くろじ転換てんかんたした。それでもまん人受ひとうけする機種きしゅせなくなった事実じじつおもるべきだろう)。

なお日本にっぽんきたべい以外いがいるならgoogle Playはなくてもなんとかなるので、googleのう搭載とうさい不可ふかでもファーウェイ業績ぎょうせきは(当初とうしょスマホふくめて)むしろ好調こうちょうだったりする。この状況じょうきょうブチれたべいみかどようTSMC(半導体はんどうたい委託いたく製造せいぞうトップ企業きぎょう)にあつちからをかけて、SoC受注じゅちゅうファーウェイからけないようにとおどしかけ、それが履行りこうされる見通みとおしとなってしまった。そこまでやるのか?というべいみかどようとおるそこぶりにガジェヲタを中心ちゅうしんファーウェイスマホ事業じぎょう先行さきゆきが不安ふあんされる事態じたいとなったが、その危惧きぐどおファーウェイスマホ販売はんばいルートフラグシップ開発かいはつトドメをさされた格好かっこうになり、スマホ事業じぎょう一部いちぶ譲渡じょうと余儀よぎなくされた。

なおサムスンLGやくにたない韓国かんこく政府せいふたよらずちから日本にっぽん輸出ゆしゅつしんクリアおもわれ、ある程度ていど日本にっぽん以外いがい原料げんりょうやす必要ひつようはあったようだが、発表はっぴょう直後ちょくご混乱こんらん脱出だっしゅつしたことで最初さいしょほどの動揺どうようはない模様もようただし転売てんばいもうかけられなくなった韓国かんこく政府せいふ極左きょくさ政権せいけんとその支援しえん団体だんたいぎゃくしたままである。

キャリアスマホにおいてはようやくミドルレンジ日本にっぽん投入とうにゅうめたXperia、SenceをようするSHARP、ミドルレンジハイエンドのバランスがいいGalaxy牽引けんいんする体制たいせいになっており、この3きょうApple格好かっこう。それ以外いがいでは投資とうしファンドポラリス売却ばいきゃくされたarrowsのエントリーモデル較的好調こうちょう維持いじしている(なおハイエンドはコケ模様もよう)。すっかりかげうすくなってしまったZTEだが、2020ねん楽天らくてんモバイル発売はつばいした「Rakuten BIG」の開発かいはつ設計せっけい担当たんとうするなど、まだまだあきらめていないようである。一方いっぽうLG日本にっぽんでもわりだね機種きしゅ積極せっきょくてき展開てんかいしたものの、前述ぜんじゅつとお2021ねん事業じぎょう撤退てったいスマホはじむあかりささえた企業きぎょうがまた1しゃ脱落だつらくすることになった。

問題もんだい騒動そうどう

画面がめんばかりをていて周囲しゅうい状況じょうきょう鈍感どんかんあるいは頓着とんじゃくになり、電車でんしゃホームあなちたり、ひと自転車じてんしゃ自動車じどうしゃなど様々さまざまなものにぶつかる「あるきスマホ」「ながらあるき」が社会しゃかい問題もんだいとなっている。携帯けいたい電話でんわころからその傾向けいこうはあったがスマホわってきたことでこの事故じこ急増きゅうぞうしているという。交通こうつう機関きかんなども注意ちゅうい喚起かんきおこなっているがあらためぜんされる様子ようすはない。 → あるきスマホ

また、生活せいかつ中心ちゅうしんスマホわってきたことで、熱中ねっちゅうしすぎてそののことを放棄ほうきし、どんなときでもスマホ手放てばなせなくなる「スマホ依存いぞんしょう」「スマホなかどく」のげんぞうきている。海外かいがいでも児童じどう高齢こうれいしゃがその傾向けいこうになっているくにもあるという。 [4]

スマートフォンの種別しゅべつ

スマートフォンといっても色々いろいろあるのでここに紹介しょうかいする。
基準きじゅん2022ねん1がつ

ハイエンド

別名べつめいフラッグシップわれているように、各社かくしゃてる技術ぎじゅつすべてをつぎんで制作せいさくしたせいのう重視じゅうしスマホ。Socはスナップドラゴン888けいメモリ容量ようりょう最大限さいだいげん搭載とうさいしているなどせいのう充実じゅうじつしているがそのぶん価格かかくたかく10まんえん以上いじょうからとなる。近年きんねんレンズ複数ふくすう搭載とうさい素数そすうセンサーおおきくなるなどカメラのう充実じゅうじつしている。ただし、チップこうせいのうになるにれいして消費しょうひ電流でんりゅう発熱はつねつがることやバッテリー容量ようりょう増大ぞうだいにも限界げんかいがあるので、せいのうよりも安定あんていせいバッテリーちを重視じゅうしするひとにはいていない。また、SDカードスロットイヤホンジャック省略しょうりゃくされる傾向けいこうにある。

ミッドエンド

ハイエンドとローエンドの中間ちゅうかん位置いちするモデル。Socはスナップドラゴン600ばんだいで、機種きしゅによっては700ばんだいかたちの800ばんだいメモリ容量ようりょうカメラせいのうなどはハイエンドよりもいち段階だんかいとされるようなかんじで値段ねだんは5まんえん以上いじょう10まんえん以下いか。これよりすこせいのうがったものをミッドハイ呼称こしょうすることもある。

ローエンド

5まんえん未満みまんというてい価格かかくたいモデル。Socはスナップドラゴン400ばんだい、あるいはMediatekせいなどで、メモリー4GB、容量ようりょう64GBなどスマホとして使つかうには最低さいていかぎりせいのうしかない。3Dなど複雑ふくざつゲームにはかず、電話でんわメールさえできればいいかなじん

ゲーミング

ゲームせいのう強化きょうかしたハイエンドの亜種あしゅこうせいのうチップほど発熱はつねつたかくなることから冷却れいきゃくせいのう強化きょうかされている。ゲームようファンクションボタン増設ぞうせつゲームPCのようにになっている。もとスペックたかいのでゲーム以外いがい用途ようとにも使つかえるが値段ねだんわりにはカメラせいのうおさえられているのも特徴とくちょうか。

コンパクト

画面がめんサイズを5インチまんおさえたスマホ近年きんねんスマホだいかたいちじるしいのでひそかな人気にんきがある。

タフネス

せいのうよりも電池でんちちや耐久たいきゅうせい重視じゅうししたモデル上記じょうきげた理由りゆうからチップせいのうひかえめ。

たたみ(フォルダブル)

たて方向ほうこうよこ方向ほうこう筐体きょうたいりたためるモデルりたたむとスマホひろげるとタブレットといった使つかかたができる。価格かかくたかいのでハイエンモデル中心ちゅうしん
2011ねんソニータブレットPが最初さいしょ2013ねんにはMEDIAS Wが登場とうじょうするなどふるくからあったのだが、このころスマホ筐体きょうたいふた用意よういして、それぞれに液晶えきしょうちょうけるというかたちだったのでひろげてもベゼルによるせん出来できてしまうことや対応たいおうアプリすくなさから2018ねんからZTEからたもののはいれていた。
状況じょうきょう一転いってんしたのは、技術ぎじゅつ発達はったつによってげられる液晶えきしょう発明はつめいされこと。これによってひろげてもベゼルによるせんがなくなり、一気いっきリリースされるはこびになった。
問題もんだい機器きき配置はいち制約せいやくをうけること、なによりも液晶えきしょう耐久たいきゅうせい疑問ぎもんがあることなどで、試行錯誤しこうさくごなかモデルだといえる。

キーボード

画面がめんした、あるいは筐体きょうたいしたキーボードがついていてスライドしてせるタイプモデル
利点りてんはなんといっても文章ぶんしょうちやすいこと。スマホはじむあかりにはBlackBerryいち大勢おおぜいちからきずいていたが画面がめんだいかたすることにつれて、キーボード邪魔じゃまになっていたことから衰退すいたいしている。

用語ようご

関連かんれん動画どうが

 

関連かんれん項目こうもく

 

脚注きゃくちゅう

  1. *ただし、Microsoft独自どくじブランドとしてSurfaceタブレットPCとして出荷しゅっかしているほか、そのほかのメーカーWindows OS採用さいようされるタブレットケース非常ひじょうおおい。スマートフォンとタブレットPC基本きほんてき画面がめんおおきさと通話つうわのうゆうのぞけばほぼ同一どういつのため、モバイル専用せんよう開発かいはつまってもなんらかの拍子ひょうしWindowsけいのスマートフォンが復活ふっかつするのうせいはある。
  2. *「スマートフォン」はどう進化しんかしてきたのか…1992ねんの「 IBM Simon」コンセプトモデルから、iPhoneや最先端さいせんたんりたためる液晶えきしょうモデルまでexit 2019.2.1
  3. *なお「ガラホ」というのはKDDI取得しゅとくしている商標しょうひょうのため、正確せいかくにはauから発売はつばいされているたたみしき携帯けいたい電話でんわのみが「ガラホ」ということになる。ドコモ場合ばあいは「ドコモケータイ」、ソフトバンク場合ばあいは「4Gケータイ」とばれているだけである。能面のうめんでも若干じゃっかんau機種きしゅほう追加ついかのうおおいが、SIMフリーているたたみしき携帯けいたい電話でんわドコモソフトバンクべてもさらにのう制限せいげんされているため、たたみしき携帯けいたい電話でんわだけはキャリア使つかほう利便りべんせいかんがえてもなんである。
  4. *韓国かんこくスマホ事情じじょう:サムスンは業績ぎょうせき不振ふしん、いっぽう高齢こうれいしゃのスマホ中毒ちゅうどく社会しゃかい問題もんだい (NewsWeek日本語にほんごばん 2019ねん3がつ5にち)1710ふん)exit

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スマートフォン

620 ななしのよっしん
2023/12/31(日)にち 17:40:08 ID: R31jFPJrHU
>>614
>>616
そこは各々おのおの自制心じせいしんつようにするとしかえないなぁ。自分じぶん経験けいけんだと画面がめん白黒しろくろモードにするのは結構けっこう有効ゆうこうかもw

>>618
ガラケー路線ろせんKaiOS期待きたいしてる。
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621 ななしのよっしん
2024/03/02(土) 11:35:58 ID: rbfL+hOEFj
広告こうこく動画どうがながすのなにとかしてほしい

これだと、ずっとYouTubeてるのとわらんのよ

Wi-Fiない場所ばしょもあるというのに
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622 ななしのよっしん
2024/03/03(日)にち 01:22:32 ID: lEdSCpIzeT
>>621
そんなあなたにAdGuard!!
https://adguard.com/ja/welcome.htmlexit
https://wikiwiki.jp/nanj-adguard/exit

すべてはブロックらないが、動画どうが広告こうこく結構けっこうがする。
当然とうぜんこんなアプリGooglePlayから追放ついほうされているわけだが、Androidサイドロードのうなんだなぁ。
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623 ななしのよっしん
2024/03/07(木)もく 23:12:57 ID: lg2ACh6ANO
去年きょねんや2~3ねんまえはまだ較的いえけい余裕よゆうあるひとおおかったのか
使つかってる機種きしゅあおとかしてるやつたけど
昨今さっこんはミドル以上いじょう廉価れんかばん以上いじょうはどいつもこいつも高騰こうとうしてるせいか
機種きしゅあおすらくなってスマホどれもこうすぎって血反吐ちへどいてるひとえたな
どろ林檎りんご区別くべつなくたかいもんはたかいであえいでるにん機会きかいえたがする
帰結きけつとしちゃしないきむがくえるものうのが一番いちばん
結局けっきょくところのう電話でんわでしかないんだし
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624 ななしのよっしん
2024/03/13(水)すい 08:25:54 ID: K1NUfBD2ll
いちSNSから・ネット環境かんきょうから・スマートフォンから距離きょりろう!
そんなものかげひびきちからはないし使つかわなくてもきていけるってわかるよ!」

ってひといるけどおれ使つかってる鉄道てつどう
時刻じこくひょうたければスマートフォンインターネットつないでXをてください」ってしやがったんだ
たぶん全部ぜんぶってる分厚ぶあつ時刻じこくひょうほんまでペーパーレスしなきゃかろうじてきられるけどね…
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625 ななしのよっしん
2024/03/13(水)すい 08:34:48 ID: M9Dpr6nmGJ
いまスマホないと日常にちじょう生活せいかつ不便ふべんよね。
時刻じこくひょうスマホ確認かくにん
メニューQRコードんでとか
そういうやつがちょくちょくあるし
生活せいかつでいるんだよと
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626 ななしのよっしん
2024/03/17(日)にち 11:31:12 ID: lEdSCpIzeT
ログインウォール」を設置せっちしているSNSを、おおやけてき機関きかん情報じょうほう提供ていきょうもちいるのはのぞましくない
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627 ななしのよっしん
2024/03/18(月)げつ 20:15:48 ID: fiFSESrilR
スマホ未来みらい予想よそうかならてくる個人こじんようPDAはしまつ実現じつげんした、というとすごいけど
過度かど情報じょうほう社会しゃかいかならしもしあわじゃないっていうかなしみよ
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628 ななしのよっしん
2024/03/26(火) 11:58:55 ID: AqAnrrDOIx
サブ使つかってたiPhone7がOS更新こうしんされないせいで使つかえないアプリがどんどんえてってるがハードってもソフトのせいで使つかえなくなるし10ねんたないんだな
そんなすうねんごとのえが必須ひっすなくせに最近さいきんじゃ10まんえがひらたであるしパソコンのように事後じごカスタム出来できやしない
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629 ななしのよっしん
2024/03/29(金)きん 19:00:53 ID: lEdSCpIzeT
ROMきして延命えんめい・・・っていうのがPCOSえるよりはるかかに難易なんいたかいからなあ
できない機種きしゅほうおおいし
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