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ピノッキオ(ピノキオ) コッローディの童話 <福娘童話集 きょうの世界昔話>
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ピノッキオ(ピノキオ)
制作せいさく: 世界せかい名作めいさく福袋ふくぶくろ   朗読ろうどく : 劇団げきだんSHOWA ひろみ&ポポコ   : Taku

ピノッキオ
コッローディの童話どうわ

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ピノッキオ(ピノキオ) 前編ぜんぺん

制作せいさく: 世界せかい名作めいさく福袋ふくぶくろ   朗読ろうどく : 劇団げきだんSHOWA ひろみ&ポポコ   : Taku

ピノッキオ(ピノキオ) 後編こうへん

制作せいさく: 世界せかい名作めいさく福袋ふくぶくろ   朗読ろうどく : 劇団げきだんSHOWA ひろみ&ポポコ   : Taku

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投稿とうこうしゃ 「小河おがわ知夏ちか」  小河おがわ知夏ちか劇場げきじょう

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投稿とうこうしゃ 「malian channel」 おやすみのじかん

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投稿とうこうしゃ ナレーター熊崎くまざき友香ゆかのぐっすりおやすみ朗読ろうどく

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代表だいひょう投稿とうこうしゃ ♡mako「OKMUSIC」(オーケーミュージック)
※ ピノキオ朗読ろうどく (代表だいひょう投稿とうこうしゃ ♡mako) バージョンの出演しゅつえんしゃ
ピノキオ&ナレーション&子供こども : mako, ゼペットじいさん&音楽おんがく制作せいさく演出えんしゅつ&MIX : ひろりん♪
妖精ようせい : たんぽぽしゃん, ジミー : いずる, ネコ&キツネ : ろーらん

 むかしむかし、どものきな時計とけい職人しょくにんのゼペットじいさんは、あるどものかわりにのあやつり人形にんぎょうをつくりました。

ピノッキオ(ピノキオ)

 人形にんぎょう名前なまえは、ピノッキオです。
 がクリクリとおおきくて、はなはツンとのび、なかなかにかわいいおとこです。
 ピノッキオが完成かんせいしたよる、ゼペットじいさんはほしねがいをかけました。
「どうか、このピノッキオが、本当ほんとうどもになりますように」
 さて、ま夜中よなかのこと、ゼペットじいさんのいえのまどから、いちひきのコオロギがはいってきました。
 そしてピノッキオをつけると、礼儀れいぎただしくあいさつをしました。

ピノッキオ(ピノキオ)

「やあ、かわいいぼうや。わたしはのはジミニー・クリケット。どうか、ジミーとよんでください」
 さあ、そのときです。

ピノッキオ(ピノキオ)

 突然とつぜん夜空よぞらほしがキラリとまぶしくかがやくと、スーッとほしひかりって、ほし女神めがみがピノッキオとジミーのまえにやってたではありませんか。
「あっ、ほし女神めがみさま」
 おどろくジミーにほし女神めがみはやさしくほほえむと、うつくしいこえでピノッキオにいました。
「やさしいゼペットじいさんのねがいは、ほしとどきました。ピノッキオ、あなたにこえ自由じゆうをあたえましょう。そして、本当ほんとうどもになったなら、ゼペットじいさんのねがいどおり、人間にんげんどもにしてあげましょう」
 そして女神めがみは、魔法まほうつえ(つえ)をクルリとふりました。
 すると出来でき人形にんぎょうのピノッキオが、なんとほんあしちあがったのです。
「あらら。人形にんぎょううごしたぞ。こりゃ、すごい!」
 ビックリするジミーに、ほし女神めがみはやさしくいました。
「ジミニー・クリケット。もしよろしければ、ピノッキオがになれる手伝てつだいをしていただけませんか?」
「えっ! わたしのをごぞんじで! さすがはほし女神めがみさま。かしこまりました。このジミー、ピノッキオがになり、かなら人間にんげんになれるよう、頑張がんばらせていただきます!」
「うふふふ。ありがとう」
 ほし女神めがみはほほえむと、ほしひかりってかえってきました。
 さて、あさになり、をこすりながらしたゼペットじいさんに、ピノッキオが元気げんきよくあいさつをしました。
「おはよう、おとうさん!」

ピノッキオ(ピノキオ)

「ああ、おはよう。ピノッキオ、もうきていたのか。・・・ええっ!!」
 ピノッキオがうごいてこえしていることにおどろいたゼペットじいさんは、おもわずほっぺたをつねりました。
「なんじゃ。ピノッキオがうごいておる! ピノッキオがしゃべっておる! ・・・わしは、まだゆめをみとるのか?」
「おとうさん、ゆめじゃないよ。ほし女神めがみがおとうさんのねがいをかなえてくれたんだ。それに、どもになったら、人間にんげんにしてくれるって」
「おおっ、ピノッキオ! 女神めがみさま、ありがとうございます!」
 ゼペットじいさんはピノッキオをだきしめ、それからだいよろこびで、ピノッキオが学校がっこうけるように準備じゅんびをしてくれました。
「では、おとうさん。ってきまーす」

 ピノッキオとジミーが学校がっこうへのみちあるいていると、まえからキツネとネコがやってました。

ピノッキオ(ピノキオ)

 このキツネとネコは、ひとをだましておかねもうけをするわるいやつらです。
 キツネはピノッキオを一目いちもくて、かねもうけになるとかんがえました。
 そしてネコと一緒いっしょにピノッキオのまえちふさがると、ピノッキオにいました。
「かわいいぼうや、いまからどこへくんだい?」
学校がっこうだよ」
学校がっこうか。えらいねえ。でも、きみ見世物みせもの小屋こやくべきだ」
見世物みせもの小屋こや?」
「そうさ、きみならきっと、見世物みせもの小屋こやのスターになれるよ」
「えっ、スターに?」
「スターもスター、きみだいスターさ」
だいスターか、学校がっこうよりもたのしそうだね」
 ピノッキオは、キツネとネコについてきました。
「だめだよピノッキオ! 学校がっこうかないと、どもになれないよー!」
 ジミーも、あわてていました。
 さて、見世物みせもの小屋こや親方おやかた(おやかた)は、ピノッキオをるとだいよろこびで、キツネとネコにおかねをわたしました。
「さあさあ、にもめずらしい、自分じぶんでうごく人形にんぎょうだよ」
 ピノッキオが舞台ぶたい(ぶたい)にておどると、おきゃくさんはしばらくビックリして、そのはわれんばかりのだい拍手はくしゅ(だいはくしゅ)です。
「わあー、ぼくはスターだ」

ピノッキオ(ピノキオ)

 ピノッキオはうれしくなって、むちゅうでおどりました。
 でも舞台ぶたいわると、ピノッキオはいえかえしてもらえず、とりカゴへじこめられてしまいました。
「あーん、どうしよう。いえかえりたいよー。おとうさんにいたいよー」
 じこめられたピノッキオがいていると、夜空よぞらからスーッとひかりがさしみ、ほし女神めがみあらわれました。

ピノッキオ(ピノキオ)

「あらピノッキオ、どうしてここにいるの? 学校がっこうへは、かなかったの?」
「どうしてって・・・」
 ピノッキオは、本当ほんとうことったら、人間にんげんどもにしてもらえなくなるとおもい、うそをつくことにしました。
じつは、学校がっこう途中とちゅう、いきなり見世物みせもの小屋こや親方おやかたにつかまったんです」
 そのとたん、ピノッキオのはなが、ズンとのびていきました。
「あれあれ、どうして? はながのびていくよ」

ピノッキオ(ピノキオ)

 あわてるピノッキオに、ほし女神めがみいました。
「ピノッキオ。いま、うそをつきましたね。あなたのはなはうそをつくと、ドンドンのびていくのですよ」
「うそじゃないよ。本当ほんとうだよ!」
 ピノッキオがそういうと、ズンズンと、またまたはながのびてしまいました。
 ほし女神めがみは、きびしいかおいました。
「いいですか。うそというものは、ひとつつくと、あたらしいうそをかさねてつかなくてはならなくなります。ピノッキオ、あなたは本物ほんもの人間にんげんどもに、なりたくないのですか?」
「なりたいよ! 本物ほんもの人間にんげんどもになりたいよ! 女神めがみさま、うそをいってごめんなさい!」
 ピノッキオがきながらさけぶと、ほし女神めがみ魔法まほうつえをクルリとふって、のびたはな元通もとどおりにしてくれました。
 そして、ピノッキオがじこめられているとりカゴのカギをけてやると、
たすけてあげるのは、今度こんどだけですよ、ピノッキオ。がんばって、きっと本物ほんものになるのですよ。それではジミー、ピノッキオをいえまでおねがいね」
 ほし女神めがみはそううと、ほしへとかえってきました。
 ジミーはピノッキオをつれて、ゼペットじいさんのいえかえりました。

ピノッキオ(ピノキオ)

 それからピノッキオは、女神めがみさまとの約束やくそくまもって、たのしくすごしました。
 ゼペットじいさんは、とてもピノッキオをかわいがり、ピノッキオもゼペットじいさんのこと大好だいすきでした。
 けれど、あるのこと。
 学校がっこう途中とちゅうみちで、ピノッキオとジミーは、またあのキツネとネコにつかってしまったのです。
「ピノッキオ、あいつらはわるいやつだ。はやくげよう」
「うん」
 ジミーの言葉ことばにうなづいたピノッキオは、すぐにそのしたのですが、キツネとネコは先回さきまわりしてピノッキオをとおせんぼうすると、

ピノッキオ(ピノキオ)

「たいへんだ! ピノッキオ。くん病気びょうきなんだよ」
「ええっ、ぼくが病気びょうき?」
「そうさ。このままじゃあ、んでしまうだろう。ああ、きみがんだら、おとうさんはかなしむだろう」
「そんなー」
「こうなれば、たすかる方法ほうほうひとつしかない」
「どうするの?」
「それはだね。はやくたのしいところへって、おもいっきりあそぶんだ。そうすれば病気びょうきがなおり、元気げんきになるんだよ」
 それをいたジミーがいました。
「ピノッキオ、だまされるんじゃない! あそんで病気びょうきがなおるなんて、うそにまっている!」
「おっと、おまえはあっちにってな」
 ネコはジミーをつまみげると、ピューンと、とおくへばしました。
 そしてピノッキオのると、
「さあ坊主ぼうず兄貴あにき言葉ことばいただろう。はやく元気げんきになって、おとうさんをよろこばせてやろうぜ」
と、いって、ピノッキオをみなと(みなと)へつれてきました。

ピノッキオ(ピノキオ)

 みなとにはおおきなふねがとまっていて、たくさんのどもたちがんでいます。
「あの、どこへくの?」
 ピノッキオがたずねると、一人ひとりおとこがこたえました。
しまゆう園地えんち(ゆうえんち)さ。そこはどもの天国てんごくなんだ。おもいきりあそぼう」
 ボーッ。
 ふね汽笛きてき(きてき)をならして、うみをすべりしました。
 ジミーはふね甲板かんぱん(かんぱん)にピノッキオの姿すがたがあるのをると、いそいでいたにつかまって、ふねをおいかけました。
っていろよ、ピノッキオ。かならたすけてやるからな!」
 ふねはやがて、しまゆう園地えんちにつきました。

ピノッキオ(ピノキオ)

「わーい、いた、いた」
 どもたちはさきをあらそって、ふねをおりました。
 観覧かんらんしゃに、ジェットコースターに、メリーゴーランドに、ゲームに、ダンスホールと、ここにはなんでもあります。
 どのものもただで放題ほうだい、おまけにジュースやポップコーン、アイスクリーム、キャンディなんかのお菓子かしも、放題ほうだいなのです。
「あははははっ、たのしいなー!」
 ピノッキオもいつのまにか、ほし女神めがみとの約束やくそくやジミーのこと、そして、大好だいすきなおとうさんのこともわすれてあそんでいました。
 でもそうしているうちに、ピノッキオは、まわりの子供こどもたちが次々つぎつぎロバになっていくことにがついたのです。

ピノッキオ(ピノキオ)

 いいえ、まわりのどもたちばかりではありません、ピノッキオのみみもロバのみみになり、おしりからは、しっぽがはえてきたのです。
「どうしよう!」
 ピノッキオがさけんだとき、いかけてきたジミーがようやくたどりつきました。
「ピノッキオ! すぐうみびこんでげるんだ! ここはわる大人おとなたちが、ロバになったどもたちをりとばすところなんだ。くん一生いっしょう、ロバのままはたらきたいかい」
「そんなのいやだ!」
 ピノッキオはうみむと、ジミーといっしょにいたにつかまって、やっとのことでみなとかえりました。
「いいかい、ピノッキオ。わたしも一緒いっしょにゼペットさんにあやまってあげるから、ちゃんと、『ごめんなさい』って、うんだよ」
「うん。ありがとう、ジミー」
 さて、ようやくピノッキオとジミーがいえかえってきたのですが、いえなかにはゼペットじいさんがいません。
 かわりに、ドアにがみがしてありました。
大切たいせつなピノッキオがもどらないので、さがしにきます》

 ピノッキオとジミーはいえつづけましたが、いつまでっても、ゼペットじいさんはもどってませんでした。
 そしてピノッキオとジミーは、わるらせをみみにしたのです。
 それはゼペットじいさんが、うみだいクジラにまれてしまったというのです。
大変たいへんだ! おとうさんをたすけなきゃ!」
 さっそくにんうみき、そしてだいクジラをさがしました。
 しかし二人ふたりだいクジラをつけたとき、だいクジラはおおきなくちけて、さかな一緒いっしょに、ピノッキオとジミーをんでしまったのです。
 だいクジラにまれた二人ふたりは、だいクジラのくちからおなかのなかへとおよいできました。
 すると、だいクジラのおなかのなかで、ゼペットじいさんがションボリと小舟こぶねっていたのです。
「おとうさん!」
「おおっ、ピノッキオ! ゆめじゃないだろうな、ああ、こっちへおいで。よしよし、おまえさえいてくれれば、クジラのなかだろうとかまいはしないよ」
 ゼペットじいさんはピノッキオをしっかりだきしめて、なんもキスをしました。

ピノッキオ(ピノキオ)

「ぼくもえてうれしいよ。でも、クジラのなかでもいいだなんてだめだよ。おとうさん、いえかえろう」
「だが、どうやって?」
 ピノッキオは、ゼペットじいさんにいました。
ふねなかものやして、けむり(けむり)でだいクジラのおなかのなかをいっぱいにするんだよ! そうすれば、だいクジラもくるしくなって、くちけるにまっているよ」
「そうか、そのがあったか」

ピノッキオ(ピノキオ)

 さっそくゼペットじいさんとピノッキオは、イスやテーブルに次々つぎつぎとランプのをつけました。
 するとたちまち、だいクジラのおなかはけむりでいっぱいになりました。
 やがてけむりくるしくなったのか、だいクジラはおおきなくちけると、
「ハァックショーーーン!」
と、おおきなクシャミをしたのです。
 そのとたん、おなかのなかふねなみ一緒いっしょに、ものすごいいきおいでだいクジラのくちからうみへとながされました。

ピノッキオ(ピノキオ)

「やったー!」
 けれど、おこっただいクジラが、いかけてくるではありませんか。
 ドッカーーン!
 だいクジラの体当たいあたりに、ふねはたちまちこわされてしまいました。
 そしてふねをこわしただいクジラは、ふたたびピノッキオたちにおそいかかってきました。
「おとうさん! ジミー! はやくいているものにつかまって!」
「しかしピノッキオ、おまえは」
「ぼくなら大丈夫だいじょうぶ出来できているからみずにはしずまないよ」
 ゼペットじいさんとジミーは、こわれたふねいたきれやきビンにつかまって、なんとかきしまでたどりつきました。
 ところが、ピノッキオの姿すがたがありません。
「おーい、ピノッキオ! どこにいるんだー!」
 ゼペットじいさんとジミーがあたりをさがしていると、あしもこわれて、バラバラのボロボロになったピノッキオがつかりました。

ピノッキオ(ピノキオ)

 ピノッキオはゼペットじいさんたちをたすけるために、自分じぶんがおとりになったのです。
 ゼペットじいさんはバラバラになったピノッキオをつれてかえると、ベッドにかせてオイオイときました。
「ごめんよ、ピノッキオ。大切たいせつなおまえなせてしまって」
 そのよこでジミーも、オイオイときました。
「ごめんな、ピノッキオ。きみを人間にんげんにしてみせると、約束やくそくしたのに」
 そのよるおそく、夜空よぞらがキラリとかがやくと、ほし女神めがみひかりってあらわれました。

ピノッキオ(ピノキオ)

 そして、ベッドによこたわるピノッキオにいました。
「ピノッキオ。あなたはおとうさんをたすけるために、勇気ゆうき(ゆうき)をもってがんばりました。とてもでしたよ。約束やくそくどおり、あなたを人間にんげんどもにしてあげましょう」
 ほし女神めがみ魔法まほうつえをクルリとふると、バラバラでボロボロだったピノッキオのからだるうちになおっていきました。
 でできたからだは、だんだんと人間にんげんどものはだにかわっていきました。
 やがて、みみくちかみも、すべ人間にんげんどもになったピノッキオは、元気げんきよくベッドをびおりました。
 そして、きながらねむっているゼペットじいさんのところへかけてくと、ゼペットじいさんにきついていました。
「おとうさん、かないで! だってぼく、今日きょうから本物ほんもの人間にんげんどもになったんだよ!」

ピノッキオ(ピノキオ)

「おお、ピノッキオー!」
 ゼペットじいさんは、今度こんどはうれしくて、またオイオイときだしました。

ピノッキオ(ピノキオ)

 さて、本物ほんもの人間にんげんになったピノッキオは、それからずっと、ゼペットじいさんやジミーと一緒いっしょに、いつまでもしあわせにくらしたのです。

おしまい

ピノッキオ

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