神橋しんきょう（しんきょう）

日光にっこう山内さんないへの入いり口くちに位置いちし、大谷おおや(だいや)川かわに架かかる橋はしです。日本にっぽん三さん大だい奇き橋きょうの1つに数かぞえられています。
現在げんざいのような朱しゅ塗ぬりの橋はしになったのは、西暦せいれき1636年ねんの東照宮とうしょうぐうの大造たいぞう替がえのときと言いわれています。
昔むかしは将軍しょうぐんなど限かぎられた人ひとしか渡わたれなかった橋はしなのでぜひ一いち度ど渡わたってみてください。

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憾満ヶ淵ふち（かんまんがふち）

男体山なんたいさんから噴出ふんしゅつした溶岩ようがんによってできた奇勝きしょうで、晃あきら海うみ僧正そうじょうによって造立ぞうりゅうされた不動明王ふどうみょうおうの石像せきぞうの真言しんごん(咒文)の最後さいごの句くから「かんまん」の名ながついたといわれています。
駐車ちゅうしゃ場じょうから慈雲じうん寺てらを抜ぬけて歩あるいて行いくと、数かぞえるたびに数かずが異ことなるといういわれから「化か地蔵じぞう」とよばれる約やく70体たいの地蔵じぞう群ぐんがあります。これは天海あまみの門弟もんていが彫ほったもので、当時とうじは100体たいほどあったと言いわれています。
憾満ヶ淵ふちは観光かんこう客きゃくもそれほど多おおくないので、ゆっくりと美うつくしい景色けしきを楽たのしむことができます。

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大日だいにち橋きょう（だいにちばし）

大日だいにち橋きょうは2000年ねん10月がつに開通かいつうした新あたらしい橋はしで、周囲しゅういは綺麗きれいに整備せいびされた公園こうえんになっています。
橋はしを渡わたり橋桁はしげたにおりていくと大日だいにち堂どう跡あとがあり、松尾まつお芭蕉ばしょうの句碑くひもあります。
大日だいにち堂どうはかつては美うつくしい庭園ていえんがある寺院じいんでしたが、明治めいじ35年ねんの大だい洪水こうずいで流失りゅうしつし、現在げんざいは20体たいほどの石仏いしぼとけが静しずかに並ならんでいるのみとなっています。

花石はないし神社じんじゃ（はないしじんじゃ）

花石はないし神社じんじゃは日光にっこう植物しょくぶつ園えんの北側きたがわ、国道こくどう120号線ごうせん沿ぞいに入口いりくちがあります。
鳥居とりいをくぐると日光にっこう市し指定してい文化財ぶんかざいである大杉おおすぎが聳そびえており、その奥おくに小ちいさいながらも朱しゅ塗ぬりが美うつくしい社殿しゃでんがあります。
徳川とくがわ時代じだいまでは「十じゅう八王子はちおうじ」といい、明治めいじ2年ねんに祭神さいじんを少しょう名な彦名ひこな命いのちとして社しゃ号ごうを花石はないし神社じんじゃと改あらためました。花石はないし町まちの氏神うじがみです。
正月しょうがつ三さんが日にち後ごの日曜日にちようびに五ご社しゃ祭さいがあります。（磐いわ裂きれ神社じんじゃ、青あお龍りゅう神社じんじゃ、八幡やはた神社じんじゃ、花石はないし神社じんじゃ、久次良くじら神社じんじゃ）

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八幡やはた神社じんじゃ（はちまんじんじゃ）

花石はないし神社じんじゃから東ひがしへ300m、日光にっこう田母沢たもざわ御用邸ごようてい記念きねん公園こうえんの向むかいに八幡やはた神社じんじゃはあります。
勝かち道どう上人しょうにんが、ここに草庵そうあんを結むすんでいたとき、天てんから丸石まるいしが飛とんできて「八幡やはた大だい自在じざいである。国家こっか守護しゅごのために来きた。」という夢ゆめを見みたので「飛石とびいし八幡やはた」として祀まつったと伝つたえられます。現在げんざいの本町ほんちょう第だい三さんと安川やすかわ町まちの氏神うじがみで、祭神さいじんは誉田ほんだ別命べつめい（応神天皇おうじんてんのう）です。
八幡やはた神社じんじゃのすぐ隣となりには釈迦堂しゃかどう、延命えんめい地蔵じぞう尊みこともあり、合あわせて巡めぐっておきたいですね。

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青あお龍りゅう神社じんじゃ（せいりゅうじんじゃ）

八幡やはた神社じんじゃからさらに東ひがしへ400mほど歩あるくと左手ひだりてに青あお龍神りゅうじん社しゃの細ほそい参道さんどうがあり、奥おくへ入はいると境内けいだいは小ちいさいながらもご神気しんきに満みちています。
参道さんどうの階段かいだんの中なかほどにいる狛犬こまいぬは1600年ねん台だいに造つくられ、日光にっこうで日光にっこうで一番いちばん古ふるいと言いわれています。
青あお龍りゅう神社じんじゃは弘法大師こうぼうだいし空海くうかいの弟子でしが仏法ぶっぽうの守護しゅごとして、京都きょうと醍醐だいごの青あお龍神りゅうじんを移うつし祀まつったといわれています。東照宮とうしょうぐう、二荒ふたあら山神さんじん社しゃの例れい大祭たいさいの時とき、晴天せいてんを祈いのって祈いのり晴はれ祭さいが行おこなわれています。現在げんざいの御ご祭神さいじんは大だい海津かいづ見みる命いのちで、本町ほんまちの氏神うじがみ様さまです。

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日光にっこう真光しんこう教会きょうかい（にっこうしんこうきょうかい）

日光にっこう真光しんこう教会きょうかいの礼拝れいはい堂どうは築ちく設計せっけい家か、教育きょういく者しゃ、宣教師せんきょうしとしてわが国くにに足跡あしあとを残のこした米国べいこく人じんJ.M.ガーディナーの設計せっけいにより大正たいしょう3年ねん（1914年ねん）に造つくられました。
切妻きりづま、スレート葺ふき、石造せきぞうのゴシック式しき建築けんちくで、ガーディナーの後期こうきの代表だいひょう作さくです。昭和しょうわ57年ねんに栃木とちぎ県けん指定してい重要じゅうよう文化財ぶんかざいに指定していされました。
礼拝れいはい堂どうの内部ないぶは公開こうかいされており、結婚式けっこんしきの式場しきじょうとしても人気にんきがあります。