2月がつ14日にち小松菜こまつなの測定そくていをしました

2月がつ14日にちに小松菜こまつな（西東京にしとうきょう市し産さん）の測定そくてい依頼いらいがあった。

「コマツナ」は徳川とくがわ幕府ばくふの将軍しょうぐんが小松川こまつがわ（現在げんざいの江戸川えどがわ区く小松川こまつかわ）に鷹狩たかがりに来きた時とき、食たべておいしかったので、地名ちめいをとって名なづけられた。

家庭かてい菜園さいえんで栽培さいばいした露地ろじものである。小松菜こまつなは葉はがある程度ていど伸のびれば収穫しゅうかくする野菜やさいである。露地ろじものとはいえ、成長せいちょうが早はやいので、野菜やさいのなかでも、もっとも早はやく収穫しゅうかくされるのではないかと思おもう。依頼いらい者しゃは千葉ちば県内けんないにある農村のうそんと契約けいやくして無む農薬のうやく野菜やさいの共同きょうどう購入こうにゅうを、昭和しょうわ40年代ねんだいから続つづけておられる方ほうである。

自宅じたく敷地しきち内ないにある小ちいさな畑はたけは、米べいヌカとか野菜やさいの切きれ端はしなどを利用りようして堆肥たいひにし、土壌どじょうづくりがされているので、土どの色いろも黒くろ々とし、やわらなそうな土どであった。小松菜こまつなは葉はを食たべる葉は菜さい、都市としで作つくられる野菜やさいの代表だいひょうである。冬ふゆの寒さむい時期じきに青々あおあおとした葉はがいっぱい畑はたけで陽ひの光ひかりをうけている風景ふうけいが都市としで見みられ、オッ・イイナと思おもった。

439gの小松菜こまつなを3時じ間あいだ測定そくていした。

Cs-137 下限かげん未満みまん　検出けんしゅつ下限かげん値ち3.29Bq/Kg

Cs-134 下限かげん未満みまん　検出けんしゅつ下限かげん値ち3.05Bq/Kg

との測定そくてい結果けっかであった。

測定そくていのために必要ひつような量りょうとして、根ねをとり、洗あらって、水分すいぶんをとったあと、細こまかく刻きざんで牛乳ぎゅうにゅうパック１本ほん半はんぐらいを準備じゅんびしてほしいとした。ところが、かなりの量りょうの小松菜こまつなを用意よういされたので、恐縮きょうしゅくしたところ「もし、放射能ほうしゃのうが出でなかったら、千葉ちばの生産せいさん者しゃブループに渡わたし、ニワトリのエサに混まぜてもらう」とのことだった。生産せいさん者しゃグループとの循環じゅんかん型がたの考かんがえ方かたには、思おもわずうなづいてしまった。

（測定そくてい員いん　安野やすの理さとし）