札幌市
札幌市 (さっぽろし) は北海道中西部に位置し北海道庁および石狩振興局の所在地である。名古屋市に次ぐ国内第5位の人口を誇る、北関東以北最大の都市である。冬にはさっぽろ雪祭り、夏にはYOSAKOIソーランや花火大会などが行われる。
札幌市公式ホームページ
1972年に川崎市、広島市、福岡市とともに政令指定都市に移行された。日本の政令指定都市として最北にあり、10の行政区に分かれている。
- 南区
- 西区
- 手稲区
- 北区 ー JR札幌駅があり、交通や商業の中心地となっている。駅(北口)から歩いて10分くらいのところに北海道大学の正門があり、そこから北に向かって広大なキャンパスが広がっている。
- 中央区 ー 北海道道庁や札幌市役所が置かれている行政の中心地である。見どころの多くがこのエリアに集中するほか、すすきのなどの歓楽街もある。
北海道の中心都市として都市間バスや鉄道など交通の要所であり、各方面へ移動する際の中継点にもなる。
市内の南部は支笏洞爺国立公園に指定されており、豊富な自然が残っている。また、南区には定山渓温泉という温泉街があるが、市内中心部から車で1時間程度かかる。
春は気温の変化が大きく、昼間は上着なしで過ごせる日も朝晩は非常に寒くなることがある。また春から初夏にかけては風が強い日が多いため注意が必要。6月は1年の中で一番降水量の少ない月であり、梅雨がないため一番過ごしやすい時期といえる。夏は晴れた日を中心に30度以上まで上がることも多い。しかし朝晩は20度程で寝苦しい日は少ない。秋の訪れは早く、10月終わりごろには街中でも紅葉がみられる。10月終わりごろから11月の中旬にかけて初雪となる。本格的に雪が積もり始めるのは12月の中旬前後である。冬は雪が多く、多かれ少なかれほぼ毎日雪が降る。冷え込みは北海道のほかの地域と比べて緩く、最低気温-10度以下の日は年間数日程度である。積雪がなくなるのは3月の終わりごろで、このころになると春めいてきて長い冬は終わりを迎える。
札幌市の平均気温と降水量
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 間 |
平均気温 (℃) | -4.1 | -3.5 | 0.1 | 6.7 | 12.1 | 16.3 | 20.5 | 22.0 | 17.6 | 11.3 | 4.6 | -1.0 | 8.5 |
降水量 (mm) | 110.7 | 95.7 | 80.1 | 60.9 | 55.1 | 51.4 | 67.2 | 137.3 | 137.6 | 124.1 | 102.7 | 104.8 | 1,127.6 |
※データ出典 |
観光案内所[編集]
- ようこそさっぽろ (市役所) — 市役所は、観光についての情報を独自に提供している。 WEB [1]
- HOKKAIDO SAPPORO NOW (市役所) — 市役所は、外国人向けに観光や食、放射線量についての情報を多言語で提供している。 WEB [2]
- カッコウの窓口 (札幌観光協会) — 観光協会の事務所に設けられている窓口である。 所在 札幌市中央区北1西2。経済センタービル4階。 電話 (011) 251-2141 WEB [3]
- 北海道さっぽろ観光案内所 — 観光協会が設けている、外国人にも対応している案内所である。なお、観光案内所では宿や切符の手配などはできないので、それらを望む場合は、駅構内にあるJRの旅行代理店「ツインクルプラザ」などを利用する(北口と南口にそれぞれ支店がある)。 所在 札幌市北区北6条西4丁目 JR札幌駅西コンコース 電話 (011) 213-5088 時間 8:30~20:00、年中無休。
- 大通公園観光案内所 — 所在 札幌市大通公園西3丁目 時間 4月~10月 10:00~17:00(6月~8月 18:00まで)。
- 観光文化情報ステーション — 札幌で行われるイベントの宣伝・情報提供を行っている。 所在 地下鉄南北線「大通駅」地下コンコース北改札口横 電話 (011) 222-4894 時間 10:00~20:00、年始年末定休。 WEB [4] e-mail [5]
- 札幌国際プラザ — 外国人向け案内所。 所在 札幌市中央区北1条西3丁目札幌MNビル3階 電話 (011) 211-3678 時間 9:00~17:30、日祝 / 年始年末休館。 WEB [6] e-mail [7]
千歳にある北海道の空の玄関口の新千歳空港が、最寄り空港。新千歳空港ターミナルビル
- 国内線
- 東京・大阪・名古屋・福岡など25空港からの空港路線がある。
- 国際線
- ソウル・釜山・台北・香港・北京・大連・上海・グアム・ユジノサハリンスクからの国際路線がある。
- 新千歳空港から市内へのアクセス
- 札幌駅までは新千歳空港駅からJRの快速列車が15分間隔で運行しており、所要36分、運賃は¥1,040。¥300追加すると指定席(uシート)を利用することができる。指定席券は駅のみどりの窓口か指定席用自動販売機で購入すればよい。JR線の新千歳空港駅は空港と直結しており、空港の地下にホームがある。新千歳空港駅から札幌駅へはSuica、ICOCA、TOICAなど、他の地域の交通系ICカードがそのまま使用できる。
- 新千歳空港内での飲食・ショッピング
- 空港の3階がフードコート、レストラン街になっており、出発階である2階にお土産屋が多く営業している。おみやげにしろ、食事にしろ、料金は総じて高め(食事代を抑えたければ、1階にある吉野家やラーメン店などを利用するといいだろう。特にラーメン店は1杯¥600前後と、空港のような施設に入店している飲食店としては結構良心的な値段である)。
- 札幌丘珠空港
- 市内には札幌丘珠空港もある。正式名称は札幌飛行場、防衛省が管理する共用飛行場である。札幌丘珠 (おかだま) 空港主に短距離便が発着しており、函館空港・たんちょう釧路空港・稚内空港・利尻空港といった道内各空港から連絡されている。北海道エアシステムが就航している。詳しくは公式サイトを参照されたい。因みに、丘珠空港は地下鉄東豊線栄町駅からバス5分。
- 地下鉄駅・札幌駅への連絡
- 北海道中央バスの路線バスは、地下鉄栄町駅経由地下鉄麻生駅行および札幌駅北口経由北海道中央バス札幌ターミナル行き。空港発は6:38、7:33、8:28~(60分毎)~18:28、19:23、20:13、22:04があり、札幌駅まで所要35分、運賃は¥200である。(栄町・麻生駅でのバス・地下鉄乗り継ぎ割引が有効である)
- 北都交通空港連絡バスは、地下鉄栄町駅行。運賃は200円である。栄町駅発は7:00~17:03まで30分間隔、丘珠空港発は9:18~17:18、18:00~19:30の間で30分間隔で運行する。地下鉄乗り継ぎ割引は効かない。
JR北海道が道内各地からの特急列車を運行しているほか、札幌近郊の都市からは快速・普通列車も便利。JR北海道
料金は札幌駅下車を表示している。特急料金は通常期料金で表示されている。
- 快速「エアポート」 — 新千歳空港駅 - 札幌駅を15分間隔で運行。そのうち新千歳空港駅 - 札幌駅 - 小樽駅が30分間隔で運行している。 料金 新千歳空港から\1,040
- L特急「スーパーカムイ」 — 旭川駅 - 札幌駅を30分間隔で運行。また札幌駅 - 新千歳空港駅を快速「エアポート」として直通運転する電車がある。 時間 旭川まで1時間25分 料金 旭川から\2,420、特急料金\2,260
- 特急「スーパー北斗」「北斗」 — 函館駅 - 室蘭駅 - 札幌駅間で7~9往復運行される。 時間 函館まで3時間30分 料金 函館から\5,560、特急料金\3,030
- 特急「スーパーおおぞら」 — 釧路駅 - 帯広駅 - 札幌駅間を6往復運行している。 時間 釧路まで4時間 料金 \6,090、特急料金\3,030
- 特急「スーパー宗谷」 — 稚内駅 - 名寄駅 - 札幌駅間を2往復運行。 時間 稚内まで5時間、名寄まで2時間30分 料金 \7,140、特急料金\3,030
- 特急「オホーツク」 — 網走駅 - 北見駅 - 札幌駅間を4往復運行。 時間 網走まで5時間30分、北見まで4時間40分 料金 \6,610、特急料金\3,030
- 一般道:小樽・函館方面から国道5号、滝川・旭川方面から国道12号、苫小牧・室蘭方面から国道36号など
- 自動車道:道央自動車道(八雲ICから士別剣淵ICまで)の札幌南IC、北郷/札幌ICが、また、札樽自動車道(札幌JCTから小樽IC)の雁来/伏古IC、札幌北/新川IC、札幌西IC、手稲ICが利用できる。
- 札幌を中心として主要都市間を移動するのであれば、バスが値段的にもお得。またJRよりも本数が多いのも特徴である。
- 旭川市・北見市・網走市・紋別市・稚内市・帯広市・釧路市・根室市・函館市・せたな町などの間で高速バスが運行されている。北見・網走・稚内・釧路・中標津・根室・函館の各地からは夜行バスも運行されているため、ホテル代を浮かせたいバックパッカーにはおすすめ。
- 新千歳空港からは、市内の主だった地下鉄駅間とを結ぶ高速バスが運行している。真駒内など場所によってはJRで札幌駅まで来てから地下鉄を利用するよりも、高速バスを利用した方が早くて安い場合がある。
- バスターミナル一覧
札幌市内へ直接船で到達することは出来ない。だが、近隣の小樽・苫小牧へは以下の都市からフェリーが就航している。
- ICカードは札幌市営の地下鉄・路面電車、JRバス、北海道中央バス、じょうてつバスで使える「SAPICA」がある。SAPICAエリアでは全国共通の交通系ICカードも使えるが、JRでSAPICAは使えない。
JR駅があるが、各駅前を動くのでなければ市内を巡るのには列車は不便である。市内巡りには地下鉄がより適し、場所によっては市電 (路面電車) も使用可能。なお、清田区には市電・地下鉄・JR共に無い。
- 札幌市内の観光名所は地下鉄さっぽろ駅~すすきの駅間に集中しており、市内観光を行うのであればこれらの駅が基点となる。但し、土地勘があるのであれば徒歩でも名所めぐりをすることが可能。
- 毎週土日、祝日はドニチカキップというものが売られており、¥520で地下鉄が1日乗り放題となる。札幌市営地下鉄の最低料金は¥200なので、最低料金の区間内での移動だけを考えても、3回乗れば元がとれてしまう。市内中心部の観光であれば、地下鉄での移動がわかりやすくて便利なので、週末の旅行であればこれを購入しておくことをおすすめする。三連休などを利用して旅行する場合、これを使うと便利である。購入は駅の券売機で。画面ボタンの「地下鉄のみ」を選択し、以下「1日券」→「ドニチカ」と出てくるボタンをそれぞれ選択後(※)、料金を投入する
- ※ 券売機の機種によっては、メイン画面に「ドニチカ」というタグが最初から表示されているものもある。
- 藻岩山のロープウェイ乗り場へ行く場合に路面電車を利用することができる。市電は環状線となっており、札幌市中心部からはすすきの(ラフィラ前)と大通公園近くの西4丁目に乗り場がある。
- 毎週土日、祝日は市電専用一日乗車券「どサンこパス」が¥300で販売されている。この切符では1枚で大人1人とこども1人まで乗り放題である。市電の初乗り運賃が¥170なので、2回乗った段階で元を取る計算になり、非常にお得。
- 定山渓を抜けて洞爺湖の方に行くとか、富良野まで足を延ばす予定があるとかであればレンタカーを借りるというのも手だが、札幌市内観光をするのであればレンタカーを借りるほどではない。
- 道が直線で車で走りやすいという北海道でも札幌市内は別で、主要道路など東京と同様に交通渋滞が発生する上、街中に駐車スペースが充分にあるとは言い難い。その為、市内観光で車を利用するメリットはあまり無い。
- 主だった観光スポットは大半が街の中心部にある為、徒歩でも十分見て回れる程度の距離にあり、札幌ドームや藻岩山、羊が丘など中心部から外れた場所にあるスポットでも地下鉄やバス、市電を利用すれば十分たどりつける場所にあり、道内の他の街と異なり便数が少なく乗り継ぎに苦労するという事もない。
市内には観光タクシーを取り扱っているところも数社ある。
主に観光客向けの移動手段。
日中の移動に便利である。料金は市内一律¥200である(定山渓や手稲など一部を除く)。
現在は北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バス、じょうてつバスと夕鉄バスの4社が札幌市内で路線を展開している。路線は市内を縫うように走っていて複雑なので事前に確認のこと。また、効率的に市内観光を行いたい場合には、定期観光バスを利用するのも手である。定期観光バス
雪のない時期であれば、自転車を借りての移動も便利である。
- 札幌駅の東側にある北5西1サイクルポートでは、札幌市が1日¥500で自転車のレンタルを行っている。電話:(050) 3652-9053
- 市内のホテルではレンタルサイクルを行っているところもある。
- 中心市街地では路上駐輪の取締りが厳しいので注意すること。
- 札幌市内は碁盤の目状になっている=交差点の数が多い為、赤信号に引っ掛かりやすく、その度にイライラしてくるかと思われる。敢えて街中を避け、たとえば豊平川沿いのサイクリングロードなどのルートを覚えておくと移動の際にスムーズに進むことができる。
さっぽろテレビ塔は札幌市のランドマーク
札幌市の中心街は京都市のように碁盤の目状に区画が分かれており、初めて札幌市を訪れた人にとっては、道なりが同じで似たような景色ばかりが続き目的地へ行くにも困難である。街中を歩くと区画表記で○○条△△丁目という表記を目にするが、これは街の南北を「条」で表し、北○条、南○条の境界に相当するのが大通公園である。例えば北3条というと大通公園から北に3区画目と判断できる。また街の東西を「丁目」で表し、市中心部を流れる創成川を境界に東△丁目、西△丁目と区切られている。で、それら基点にあたる位置にある建造物がテレビ塔であり、街を歩く時には○○条△△丁目という表記を見かけたら「テレビ塔に対してどの辺の位置なのかな?」とある程度の位置の把握になるので覚えておくとよい。
|
- 駅近辺以外は歩きだけで目的地に行くのは困難。他の交通機関と併用することを薦める。
- 札幌市内の主な観光スポット大半はJR札幌駅から地下鉄南北線すすきの駅までの間に集中しており、札幌駅から中島公園まで歩くだけでも赤レンガ庁舎や時計台、テレビ塔、狸小路、すすきのなど観光名所を廻る事は可能。
- 定山渓など山中であればともかく、街中は起伏が少なくて歩きやすく、冬道で路面が凍結でもしてなければ徒歩でも指して苦労はしないと思われる。
- 冬の間、地上は路面が凍結していることが良くあるので転倒に注意。大通公園を中心に地下街(オーロラタウン、ポールタウン)があり、雪道が苦手であれば地下街を通って移動するのもあり。
- 人との待ち合わせ場所として、JR札幌駅南口(アピア)、地下鉄南北線大通駅(ポールタウン入口付近)、南北線すすきの駅(ロビンソン百貨店)が挙げられる。この街で新生活を送るのであればその場所は押さえておきたいところである。
ホワイトイルミネーション (
大通公園)
札幌市の主な観光スポットはJR札幌駅からすすきのにかけた中心市街地に集中している。
札幌駅を起点として、大通公園、狸小路、すすきのと移動すれば一通り巡る事が出来る。
北海道とは言え、札幌市の中心市街地は慢性的に渋滞しているので、移動にタクシーを使うのは得策ではなく、軽装ならば徒歩でも十分観光地巡りをすることが可能である。
見どころの詳細については各地区の記事を参照。(札幌市/中央区の記事も参照の事)
- 中央区
- 札幌駅を起点として、大通公園を通ってすすきのに南下する順に概ね以下のような観光スポットがある。
- JRタワー、赤レンガ道庁(北海道庁旧本庁舎)、札幌時計台、大通公園、さっぽろテレビ塔、サッポロファクトリー、狸小路、すすきの
- 北区
- 北海道大学
- 南区
- 藻岩山、東海大学札幌校舎
- 豊平区
- 羊ヶ丘展望台
札幌国際スキー場
|
|
詳細は南区の記事参照。
|
所在
|
電話
|
WEB
|
営業時間
|
料金
|
|
|
札幌ドーム
|
|
詳細は豊平区の記事参照。
|
所在
|
電話
|
WEB
|
営業時間
|
料金
|
|
|
- 札幌市街地でショッピングを楽しむなら、JR札幌駅前、札幌駅からすすきのまでの駅前通り沿い、地下街のオーロラタウンとポールタウン、狸小路商店街が挙げられる。
- 駅前にはヨドバシカメラやビックカメラなどの家電・パソコン店や、大丸や東急などのデパート、紀伊国屋などの書店、さらにショッピングモールもあり不自由しない。大通公園から南側のエリアにも、丸井今井などのデパート、狸小路商店街などがある。
- お土産を買うにしても市内各所にお土産屋があるので特に不自由しない。地下街のポールタウンやオーロラタウンにも様々なお店が出店しているので見て廻るのもよい。
- 他、ショッピングスポットとしてJR新札幌駅周辺などが挙げられる。
札幌市中央区のショッピングは札幌市/中央区#買うを参照。
ロイズ (ROYCE')
|
|
チョコレートの会社。生チョコレートのほか、甘さとしょっぱさの程よいポテトチップチョコレートや、ウエハースが人気。
|
所在 市内デパートなど WEB [8]
|
|
|
札幌市中央区のレストランは札幌市/中央区#食べるを参照。
札幌ラーメン
|
|
知名度という点では、まず間違いなくジンギスカンなどと並んで札幌を代表するローカルフードの一つ。特に味噌ラーメンは札幌が発祥とされており、札幌ラーメンと聞くと味噌ラーメンを思い出す人も多い(確かに味噌ラーメン専門店もある)。ただし通常は、醤油、味噌、塩の三種類はメニューに載せて居る店が多く、それ以外にバターラーメンなどの他のバリエーションや創作ラーメンのようなメニューを扱う店もある。また、麺の太さやスープのコクなども店によって千差万別であり、一口に「札幌ラーメン」といってもその内容は様々である。
ネットなどにも店ごとの特徴などの情報が溢れているので、それらを参考にしながら、自分の好みにあった店を探し出して食べに行くといいだろう。また、札幌でラーメンを食べた、という観光気分を満喫したいのなら、ラーメン横丁などに出かけてみるといいかもしれない。いずれにせよ、札幌滞在中のグルメとして、押さえておきたいメニューの一つであることは間違いない。
|
|
|
|
スープカレー
|
|
カレーというよりは、むしろカレー風味のスープにご飯が付いたといった感じの料理。大抵の店でベースとなるスープの味や辛さ、トッピングなどをいくつかのオプションから選べるようになっている。このため、客の注文を聞いてからそれに合わせて作ることとなるため、普通のカレーショップと違って料理が出てくるまでに結構時間がかかる。おすすめの店はウィキトラベルの記事以外にネットなどで簡単に検索することができるが、それら人気店はどの時間に行っても大抵混んでおり、加えて上述したような事情も重なるので、列に並び始めてから料理にありつくまでに30分~1時間くらい待つことを覚悟した方がよい。
料理が出てきたら、まずスプーンに適量のご飯を掬い、それをスープに通して食べる(スープとご飯をバランスよく食べないとどちらかが余ってしまうので、途中調整しながら食べるとよい。その際、最後にご飯を直接スープに入れて「猫まんま」みたいにして食べると残さずきれいに食べることができる。なお、具材に竹串が付いたまま出てくることがあるので、その場合にはあらかじめ竹串を取ってしまった方が食べやすい)。
店によってかなり味付けに幅があり、中には結構クセのある味付けの店もあるそうなので、最初はネットで紹介されているような、観光客向けの店に足を運んでみるといいだろう。旅行中一度は試してみたい、おすすめの一品。
|
|
|
|
やきとうきび (焼きとうもろこし)
|
|
春から秋にかけての、札幌市の名物の一つ。北海道の人の話では「とうもろこしは、収穫してから半日くらいの間に調理しないと、糖度が急速に落ちてしまう。だから、本当にうまいとうもろこしは、産地の北海道でしか味わえない」とか。値段も¥200程度と格安。
|
所在 大通公園などの出店で。
|
|
|
じゃがバター
|
|
夏季、大通公園のとうきびワゴンで焼きとうきびと一緒に売っている、北海道の名産品の一つであるじゃがいもを蒸かしたもの。塩とバターが付いて¥200で売っている。
|
所在 大通公園の出店で。
|
|
|
とうきびワゴン
|
|
夏季限定。大通公園に出店する露天販売で北海道名物のとうきび(とうもろこし)、じゃがバターを販売している。他、かき氷やラムネなども売っている。
|
所在 大通公園 WEB [—]
|
|
|
北欧 (HOKUO)
|
|
札幌市営地下鉄駅の一部に出店しているベーカリーショップ。「焼きたて」「手づくり」をモットーに、24時間体制の自社工場で店頭へパンを供給している。現在はモリモト、どんぐりなどの競合他社の進出により規模は縮小している。
|
所在 札幌市内各所、他。
|
|
|
ラーメンが有名。¥500~¥1,200程度。[9]
サッポロビール園
|
|
詳細は東区の記事参照。
|
所在
|
電話
|
WEB
|
営業時間
|
予算
|
|
|
札幌市中央区の飲み屋は札幌市/中央区#飲むを参照。
お出かけ前に早めの予約を
札幌市は、来訪者の数に十分対応できるだけの宿泊施設のキャパシティを備えているとは必ずしも言えないようで、旅行代理店の話では、週末や連休、国際学会など大きなイベントの開催期間中は市内の主だった宿泊施設がほぼ満室に近い状態になってしまうことがよくあるとのこと。このような時期に当たってしまった場合、例え旅行代理店を通しても市内の宿を見つけることができず、小樽市など周辺のエリアも含めた宿探しが必要になることもあるので注意した方がよい。
札幌の滞在予定日が決まっているのであれば、あらかじめ旅行代理店やインターネットのホテル予約サイト、ホテルのHPなどを通じて早めに宿の手配をしておいた方がよいだろう(仮に現地で首尾よく宿を見つけられても、当初予算をオーバーする、禁煙ルームなど自分の嗜好に合った部屋を選べないなど、選定条件が悪くなるので、早めの手配がおすすめ)。
|
- 「さっぽろ雪まつり」の開催期間中ないし夏期には、繁忙期(ハイ・シーズン)料金として通常の宿泊料金よりも高めに料金設定している宿泊施設が多い。逆にその期間中であっても、通常宿泊料金にて設定されている宿泊施設も少なからず存在する。
各地区のホテル参照。
中心市街地[編集]
すすきのからさらに南側に、1泊シングル1名¥3,000~¥5,000台のホテルが固まってある。また、すすきの近辺にはカプセルホテルもある。
札幌駅周辺のホテルは1泊シングル1名でも¥4,000~¥8,000程度とばらつきがある。観光案内雑誌(じゃらんなど)を見て予約すると、割引になるホテルもある。
- ススキノ地区での客引き行為。地下鉄すすきの駅から地上に出ると「客引きに関する注意」を促す看板がある前で堂々と客引きをしているのを見かけるほど客引きが多かったが、一時期に比べ少なくなったとは言え、いまだに客引きを見かける。これは条例で禁止されている行為であり、客引きについていくと事前の説明と異なり、高額な飲食代を請求される場合があるので絶対についていってはならない。
最近では規制が厳しくなったことで、居酒屋で観光客を装って近づき、客の警戒心解いて打ち解けたころを見計らって「お勧めの店がある」と言ってボッタクリ店に連れ込むケースが見られる。また、夜に限らず、昼間も気をつけなければならない。この手の人間については札幌に限らず国・地域関係なく、はなから相手にしないのが無難である。
- 2005(平成17)年8月1日から、札幌市内全域で、たばこの吸い殻や空き缶などのポイ捨てが条例で禁止されている。また、指定された区域では、歩きたばこ(携帯灰皿での喫煙を含む)なども条例違反となる。違反者には罰則が適用となり、¥1,000の過料が課されるので注意。
- 札幌駅付近では短時間でも放置自転車やバイクは条例により撤去される場合があり、駐輪場も有料となっている。
- 冬道はとても滑りやすく、転倒して怪我をする場合がある。冬に札幌を訪れる場合、冬靴(滑りにくいように工夫がなされている)を履かないと極めて滑りやすい。転倒事故を防止するため各所に無料の砂箱が設置されている。なお、使い切った空容器は砂箱にある空容器入れに入れると良い。また、歩き方も「ペンギン歩き」(足全体を同時につけ、手でバランスを取る歩き方)をしないと危険である。最近では歩道はロードヒーティングされている場合もあるが、横断歩道やバス停付近など施工されていないところも多いので注意が必要。さらに、靴底についた雪が建物内や地下街で溶けて滑る場合もあるので注意が必要。
- サッポロビール北海道工場 (恵庭市) — 工場見学や試飲ができる。サッポロビール庭園駅が最寄駅。千歳線で35~50分。
- 小樽運河 (小樽市) — 札幌駅から函館本線を利用して45分程度で到着する。
- 石炭の歴史村 (夕張市) — 夕張鉄道バスで札幌駅前から1時間40分、運賃¥1,650。
- 小樽市へ
- ちょっと足を伸ばして小樽市方面へ向かうことも出来る。札幌駅から小樽駅までは快速「エアポート」がほぼ15分ごとに運行されており、所要時間は32分。日帰りも簡単だ。見どころも多く、札幌からのエクスカーションの目的地としておすすめのスポット。
- 余市町
- 小樽駅で函館本線のディーゼルカーにのりかえ。NIKKAの余市蒸留所で有名。スコットランドに気候が似ていることから、ウイスキーの蒸留にはよいところとされる。
- 道央自動車道(南)ルート
- 室蘭市 — チキウ岬や白鳥大橋がある。国道36号を利用。JR線の場合、千歳線・室蘭本線を運行する特急「すずらん」を利用。
- 登別市 — 国内有数の温泉街、登別温泉がある。
- 白老町 — アイヌ民族博物館やクッタラ湖がある。
- 苫小牧市 — 乗馬体験ができるテーマパーク「ノーザンホースパーク」がある。国道36号から道道千歳・鵡川線に入る。
- 千歳市 — 北海道の空の玄関口、新千歳空港がある。また、市西部には支笏湖がある。
- 中山峠(国道230号)ルート
- 洞爺湖町 — 洞爺湖畔には洞爺湖温泉がある。車で国道230号を南下。
- 国道12号・道央自動車道(北)ルート
- 旭川市 — 全国的にも知名度のある旭山動物園がある。国道12号、または道央自動車道を利用。JR線の場合、函館本線を運行する特急「スーパーカムイ」を利用。
- 砂川市 — JR砂川駅周辺、国道12号沿いには菓子店が並び「スイートロード」として知られる。
- 岩見沢市 — 北海道グリーンランドがある。
- 国道274号~国道237号(富良野国道)ルート
- 富良野 — ドラマ「北の国から」のロケ地として有名。また、日本有数のラベンダーの栽培地としても知られる。国道274号線を日高・釧路方面に移動の後、日高町から国道237号に入る。JRの場合、JR函館本線滝川駅から根室本線に乗り換え。
- 夕張市 — かつて炭鉱でにぎわった町であり、夕張メロンの産地。国道274号から途中夕張国道(国道452号)を入る事になり、富良野に向かう場合は寄り道となる。
wts:Category:Sapporo
WikiPedia:札幌市
Dmoz:アジア/日本/北海道/市町村/札幌市/