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伝統工芸品|岩谷堂箪笥|岩手県産株式会社

伝統的工芸品

伝統でんとうてき工芸こうげいひんは、伝統でんとう工芸こうげいつくる"剛直ごうちょくにして優美ゆうびな"たくみわざえる特別とくべつ逸品いっぴんです。

ふる歴史れきしをもつ岩谷堂いわやどう箪笥だんす昭和しょうわ54ねん岩手いわてけん推薦すいせんをうけ伝統でんとうてき工芸こうげいひん産業さんぎょう振興しんこうほう認定にんてい申請しんせいしました。以来いらい3年間ねんかんきびしい調査ちょうさ審査しんさをうけ昭和しょうわ57ねん3がつ5にちその伝統でんとうてき意匠いしょう材質ざいしつ組立くみたて工法こうほう手打てうち金具かなぐ技法ぎほううるし塗装とそうとう総合そうごうてき技術ぎじゅつみとめられ承認しょうにんされました。
歴史れきしある重厚じゅうこう気品きひん意匠いしょうみがきぬかれた技術ぎじゅつみなさまのお手許てもとに、そして後世こうせいつたえるべく努力どりょくしてまいりたいとぞんじます。
なお、伝統でんとうてき工芸こうげいひん技法ぎほうによる製品せいひんのご注文ちゅうもんは、すべて特別とくべつ注文ちゅうもんとなります。

閂付片開横長車付箪笥(幅169.5cm×奥行45.5cm×高さ122cm)

伝統マーク 承認番号22-293

このマークは、伝統でんとうてき工芸こうげいひんしめすマークとしてめられたもので、伝統でんとうてき工芸こうげいひん産業さんぎょう振興しんこう協会きょうかい商標しょうひょう登録とうろくをしております。
経済けいざい産業さんぎょう大臣だいじん指定してい伝統でんとうてき工芸こうげいひんにのみ貼付ちょうふできる伝統でんとう証紙しょうしは、産地さんち組合くみあい実施じっしする検査けんさ合格ごうかくした伝統でんとうてき工芸こうげいひんをあらわしています。

閂箪笥五段(幅84cm×奥行45cm×高さ90cm)総抽箪笥四段(幅84cm×奥行45cm×高さ85cm)

岩谷堂いわやどう箪笥だんす製造せいぞう工程こうてい

木地きじ

木地

岩谷堂いわやどう箪笥だんすは、なが年月としつき大切たいせつけやき(けやき)を使用しようしています。
まず原木げんぼく製材せいざいします。
あばれない(くるわない)ように「木枯こがらし」をおこないます。(木枯こがらしとは材料ざいりょう材料ざいりょうあいだに桟をはさみ、風通かぜとおしをくしながらなんねん自然しぜん乾燥かんそうさせること)
こうして乾燥かんそうさせたくるいのこない材料ざいりょうから、無駄むだなく用途ようとおうじた材料ざいりょうりをおこないます。これを「木取きどり」とび、熟練じゅくれんされた技術ぎじゅつ必要ひつようとされます。さらに「細工ざいく」とばれる組立くみたてをおこないます。
これらの作業さぎょうはいまだに一貫いっかんした手作てづく作業さぎょうでおこない、お客様きゃくさまにいつまでもお使つかいいただける岩谷堂いわやどう箪笥だんすつくげていきます。

うるし塗装とそう

漆塗装

最近さいきん遺跡いせき発掘はっくつでも、たびたびうるし使用しようした道具どうぐ発掘はっくつされているように、うるし縄文じょうもん弥生やよい時代じだいから使用しようされてきました。外観がいかんうつくしさはもちろん、重厚じゅうこうさ、耐久たいきゅうせいにおいても非常ひじょうすぐれています。むかしから岩手いわてけん日本にっぽん代表だいひょうするうるし産地さんちで、平泉ひらいずみ文化ぶんか華麗かれい装飾そうしょくしたうるし塗装とそう技術ぎじゅついま岩谷堂いわやどう箪笥だんすきています。
うるしりには、代表だいひょうてきなものにうるしりと透明とうめい木地きじろうりがあり、ってはき、ってはみがくという工程こうていなんかえします。
木地きじろうりはつぎのようにおこなわれます。

  • 細工ざいくされた木地きじみずをつけて砥石といしぐ。
  • みがいだ木地きじうるし砥粉とのこぜ、ヘラでり、乾燥かんそうさせてす(下地したじ)。
  • つぎ生漆きうるしだけをヘラでる。
  • 乾燥かんそうさせて、また丹念たんねんぐ(下地したじさえ)。
  • 刷毛はけってはぐをすうかいかえす(ちゅうり)。
  • 刷毛はけ上質じょうしつ木地きじろううるしりさらにぐ(上塗うわぬり)。
  • 最後さいごすりうるしすうかい。そのたびにみがきをれます。

うるしは、湿度しつど変化へんか気候きこううつわりにおうじて、まるで呼吸こきゅうするようにその特性とくせいきて、弾力だんりょくせいたもつづけます。そして、きています。かれる環境かんきょうにより変化へんかすることがあります。使用しようするにしたがい、自然しぜんぬりはだきがて、年月としつきつにしたがってもくうつくしさと、うるし本来ほんらいあじわいがてきます。

手打てう金具かなぐ

手打てうり」は、まず、唐草からくさ唐獅子からじしりゅうなどの下絵したええがきます。この意匠いしょう(デザイン)は、ながあいだつたえられてきたものです。
この下絵したえ鉄板てっぱんります。この鉄板てっぱん金槌かなづち自分じぶんつくった鏨(たがね)を使つかうらからし、ひょうからせんこくして模様もようをいきいきとかびがらせるようにしていきます。裏返うらがえしてふくらみをさらにし、最後さいごに鑢(やすり)をかけます。
出来上できあがったものに錆止さびどめ、いろげをし、仕上しあげます。

仕上しあ

がった木地きじ引手ひきてかく金具かなぐ蝶番ちょうつがい錠前じょうまえ金具かなぐとうをつけ、完成かんせいします。

手打ち金具

仕上げ

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