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2004年9月号

中核ちゅうかくのAで24あいだ介護かいご保障ほしょう

日常にちじょう生活せいかつ支援しえんの30ふん・60ふん単価たんか交渉こうしょう撤回てっかい

厚労省こうろうしょうの2004年度ねんど予算よさん概算がいさん要求ようきゅう

がつごう
2004.9.27
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
〒180−0022 東京とうきょう武蔵野むさしのさかい2−2−18−302
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2004ねんがつごう    目次もくじ

   

4・・・・中核ちゅうかくのAで24あいだ介護かいご保障ほしょう
8・・・・厚労省こうろうしょうの2004年度ねんど予算よさん概算がいさん要求ようきゅう
10・・・日常にちじょう生活せいかつ支援しえんの30ふん・60ふん単価たんか交渉こうしょう撤回てっかい
12・・・支援しえんにも「乗降じょうこう介護かいご」が新設しんせつ
14・・・乗降じょうこう介護かいご関係かんけい通知つうち
18・・・そのほか、介護かいご保険ほけん乗降じょうこう介護かいご問題もんだいのあるてん
19・・・介護かいご保険ほけん支援しえん統合とうごう状態じょうたい
21・・・65さい未満みまん障害しょうがいしゃ給付きゅうふ税金ぜいきん併用へいよう検討けんとう厚労省こうろうしょう
22・・・障害しょうがいしゃ支援しえん今年度こんねんど250おくえん不足ふそく厚労省こうろうしょう
23・・・地方ちほう団体だんたい 障害しょうがいヘルパーなどを一般いっぱん財源ざいげん要望ようぼうからはず
24・・・介護かいご保険ほけんヘルパー制度せいど 身体しんたい介護かいご生活せいかつ援助えんじょ廃止はいし再編さいへん
25・・・障害しょうがいしゃ施策しさく抜本ばっぽん改正かいせいへ 厚労相こうろうしょう方針ほうしん地域ちいきでの生活せいかつ支援しえん
26・・・障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ
30・・・施設しせつ親元おやもとから自立じりつしてCILをつくりたい障害しょうがいしゃ人材じんざい募集ぼしゅう
31・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない



中核ちゅうかくのAで24あいだ介護かいご保障ほしょう

会員かいいん専用せんようページに掲載けいさいです。



厚労省こうろうしょうの2004年度ねんど予算よさん概算がいさん要求ようきゅうがでました

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

 8がつ27にちに16年度ねんど概算がいさん要求ようきゅうました。

支援しえん関係かんけい予算よさん

 
  (16ねん概算がいさん要求ようきゅう (16年度ねんど (17ねん概算がいさん要求ようきゅう
  359,791ひゃくまんえん →347,306ひゃくまん →385,426ひゃくまん
居宅きょたく生活せいかつ支援しえん 60,188ひゃくまんえん →60,188ひゃくまん → 87,141ひゃくまん
施設しせつ訓練くんれんとう支援しえん 299,603ひゃくまんえん →287,118ひゃくまん →298,285ひゃくまん

居宅きょたく支援しえんは26,953ひゃくまんえん、44.8%ぞう 施設しせつ訓練くんれんとう支援しえんは11,167ひゃくまんえん、3.9%ぞうとなっております。

居宅きょたく生活せいかつ支援しえんをみると

 
居宅きょたく介護かいご(ホームヘルプ)
(16ねん概算がいさん要求ようきゅう (16年度ねんど (17ねん概算がいさん要求ようきゅう
34,174ひゃくまんえん →34,154ひゃくまんえん →46,873ひゃくまんえん
<12,719ひゃくまんえんぞう、37.2%ぞう
○ショートステイ
(16ねん概算がいさん要求ようきゅう (16年度ねんど (17ねん概算がいさん要求ようきゅう
5,049ひゃくまんえん →4,474ひゃくまん →8154ひゃくまん
<3,680ひゃくまんえんぞう 82.3%ぞう
○デイサービス
(16ねん概算がいさん要求ようきゅう (16年度ねんど (17ねん概算がいさん要求ようきゅう
14,836ひゃくまんえん →12948ひゃくまん →19,181ひゃくまん
<6,233ひゃくまんえんぞう 48.1%ぞう
○グループホーム
(16ねん概算がいさん要求ようきゅう (16年度ねんど (17ねん概算がいさん要求ようきゅう
10,414ひゃくまんえん →8,612ひゃくまんえん →12,933ひゃくまん
<4,321ひゃくまんえんぞう 50.2%ぞう

  上記じょうきのとおり、施設しせつが3.9%ぞうたいし、居宅きょたくが44.8%と居宅きょたく生活せいかつ支援しえん大幅おおはば増額ぞうがくとなっており、地域ちいき生活せいかつ支援しえん全面ぜんめんした予算よさん配分はいぶんになっています。
(もっともがくでは施設しせつ77%、居宅きょたく23%となっています)

  これはあくまで概算がいさん要求ようきゅうですので、今後こんご各省かくしょう概算がいさん要求ようきゅうから財務省ざいむしょうによる査定さていけずられていきます。厚労省こうろうしょう政党せいとう財務省ざいむしょうをまわり、説得せっとくをしてくようです。15年度ねんど概算がいさん要求ようきゅうから政府せいふ予算よさん段階だんかいでホームヘルプ予算よさんやく85%にけずりこまれた経緯けいいもあります。
  概算がいさん要求ようきゅう数字すうじ最低さいていラインで、ここからけずられないように厚労省こうろうしょう予算よさん獲得かくとくへのはたらきかけが必要ひつようです。

  今年度こんねんど支援しえんは1報道ほうどうで170おくえん不足ふそく、うちホームヘルプは140おくえん不足ふそくといわれています。上記じょうきとお来年度らいねんどやく130おく増額ぞうがくとしても、まだ不足ふそく状態じょうたい予想よそうされ、効率こうりつした単価たんかげ、上限じょうげん設定せっていなどで支給しきゅうおさえるうごきがつづくことも予想よそうされます。

  また、ホームヘルプのりつが37.2%にたいし、
ショート、デイ、グル―プホームがそれぞれ82.3%、48.1%、50.2%となっており、 ホームヘルプからのサービスへの活用かつようすすめようとするうごきも垣間見かいまみられます。

 支援しえん関係かんけい新規しんき事業じぎょうとして、
「サービスの支給しきゅう決定けっていとうかんする検討けんとう会費かいひ」 7ひゃくまんえん
支援しえん事業じぎょう経営けいえい実態じったい調査ちょうさ事業じぎょう」 226ひゃくまんえん計上けいじょうされています。

サービスの支給しきゅう決定けっていとうかんする検討けんとうかい詳細しょうさい不明ふめいですが、支給しきゅう決定けっていさい障害しょうがい程度ていど区分くぶん見直みなおしなどを検討けんとうするとされています。

詳細しょうさいはホームページに全文ぜんぶん掲載けいさいしてありますのでごらんください。



日常にちじょう生活せいかつ支援しえんの30ふん・60ふん単価たんか交渉こうしょう撤回てっかい

10月からの支援しえんヘルパーしん単価たんか最終さいしゅう決定けってい

   先月せんげつごうでおつたえした日常にちじょう生活せいかつ支援しえんに30ふん単価たんか新設しんせつするという厚生省こうせいしょうあんですが、関係かんけい団体だんたいとの共同きょうどう交渉こうしょう撤回てっかいになりました。
 10がつからの変更へんこうてん以下いかの3てんだけになります。   

  • 移動いどう介護かいご身体しんたい介護かいごともなう・ともなわないの両方りょうほう)に30ふん未満みまん単価たんか設定せってい
  • 家事かじ援助えんじょに30ふん未満みまん単価たんか設定せってい
  • 介護かいご保険ほけんおな乗降じょうこう介護かいご新設しんせつ身体しんたい介護かいごでの通院つういんむけ。介護かいごタクシーなど)

  厚生こうせい労働省ろうどうしょうは8がつ17にちに10がつからの障害しょうがいヘルパーの単価たんかあん都道府県とどうふけんとうおくりました。これは、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん類型るいけいに30ふん単価たんかと60ふん単価たんか新設しんせつ家事かじ援助えんじょ類型るいけい移動いどう介護かいご類型るいけいに30ふん単価たんか新設しんせつするあんでした。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん類型るいけい短時間たんじかん単価たんか非常ひじょう問題もんだいがあります。当会とうかいほか複数ふくすう障害しょうがいしゃ団体だんたいでは日常にちじょう生活せいかつ支援しえん類型るいけいは1かい時間じかん以上いじょう連続れんぞくしたサービスを原則げんそくにするよう要望ようぼうしてきました。これは、以下いか理由りゆうがあります。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん類型るいけいさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ入浴にゅうよく排泄はいせつなど、重労働じゅうろうどうてき介護かいごおこな内容ないようでありながら、単価たんか身体しんたい介護かいご類型るいけいの4わりしかなく、家事かじ援助えんじょ類型るいけいちか金額きんがくです。(介護かいご保険ほけんでは家事かじ援助えんじょ類型るいけい単価たんかアップしたため、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんよりも老人ろうじん家事かじほう単価たんかたかくなってしまいました)。このようなひく単価たんか導入どうにゅうされたのは、2002年度ねんどまでは、東京とうきょう大阪おおさか全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう東京とうきょうでは365にち×8あいだ介護かいご制度せいど)の利用りようしゃがそれぞれ1000にん以上いじょういたため、そのまま支援しえん身体しんたい介護かいご類型るいけい(1あいだ4000えん以上いじょう)を導入どうにゅうするとりょう自治体じちたい予算よさん確保かくほできなかったからです。いわば、東京とうきょう大阪おおさか対策たいさくといえます。このため、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんは、知的ちてき障害しょうがい児童じどうにはなく、20さい以上いじょう身体しんたい障害しょうがいしゃにのみ設定せっていされました。また、「1かい連続れんぞくあいだなどの長時間ちょうじかん介護かいご制度せいど利用りようをしている全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ場合ばあいは、介護かいご介護かいご合間あいまに、「随時ずいじいつでも介護かいごできる体制たいせい見守みまも待機たいきしている時間じかん」が相当そうとう時間じかんふくまれるであろう」というかんがかた採用さいようして導入どうにゅうした特殊とくしゅやす単価たんか類型るいけいです。
  ところが、支援しえん制度せいど開始かいしに、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんが1かいあいだ30ふんから利用りようできるようになったため、「もともとあさひるゆうに60ぶん身体しんたい介護かいご(4020えん)で決定けっていされていた利用りようしゃたいし、市町村しちょうそんが90ぶん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん(2410えん)に勝手かってえてしまう」(その結果けっかひく単価たんかける事業じぎょうしゃがなく、同性どうせい介護かいごおこなわない外郭がいかく団体だんたい箇所かしょしかえらべなくなった)といった、市町村しちょうそんによる制度せいど悪用あくよう発生はっせいしました。その予算よさん不足ふそくのため「全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃのヘルパー利用りようしゃすべてを原則げんそく日常にちじょう生活せいかつ支援しえんえてしまう」といったや「つき30あいだ身体しんたい介護かいご利用りようしゃ日常にちじょう生活せいかつ支援しえんえてしまう」といった市町村しちょうそん制度せいど悪用あくようました。当会とうかい複数ふくすう障害しょうがいしゃ団体だんたい厚生こうせい労働省ろうどうしょうたいし、このような悪質あくしつ市町村しちょうそん指導しどうするよう昨年度さくねんどまでに再三さいさんもうれしていますが、厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい福祉ふくしは、まったく対応たいおうしようとしませんでした。このようななかで、30ぶん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん単価たんかもうけることは、非常ひじょう問題もんだいがあります。支援しえん制度せいど開始かいし日常にちじょう生活せいかつ支援しえんを4時間じかん以上いじょうにするようもとめた交渉こうしょうのとき以降いこう今年ことしなつ課長かちょう交代こうたいや、実務じつむ担当たんとう課長かちょう補佐ほさ交代こうたいしていたため、きちんとこのような問題もんだいつたわっていませんでした。このような理由りゆう撤回てっかい要望ようぼうおこないました。

以下いか訂正ていせいされて9がつ3にち配布はいふされた厚生こうせい労働省ろうどうしょう文書ぶんしょです)

拝啓はいけい 時下じかますますご清祥せいしょうのこととおよろこもうげます。

 障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし行政ぎょうせい推進すいしんにつきましては、平素へいそよりご尽力じんりょくたまわあつくおれいもうげます。
 さて、平成へいせい16ねん10がつから実施じっしすることとして平成へいせい16ねんがつ17にちにご連絡れんらくした居宅きょたく生活せいかつ支援しえんサービスの事業じぎょう運営上うんえいじょう工夫くふうについて、さらなる検討けんとう結果けっかべつ添のとおり変更へんこうすることとしたので、管内かんない市区しく町村ちょうそん周知しゅうちいただくとともに、準備じゅんびかたよろしくおねがいたします。(具体ぐたいてき内容ないよう別紙べっし
なお、運用うんようあん)については、近々ちかぢか事務じむ連絡れんらくすることとしていますが、「乗降じょうこう介助かいじょ」 については、身体しんたい介護かいご支給しきゅう決定けっていけているもの病院びょういん診療しんりょうしょ通院つういんするさい乗車じょうしゃ降車こうしゃ介助かいじょ限定げんていして単価たんか設定せっていすることとしておりますので、ねんのためもうえます。

敬具けいぐ



別紙べっし

平成へいせい16ねんがつ 

厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし障害しょうがい福祉ふくし

   都道府県とどうふけん
かく 指定してい都市とし 障害しょうがい福祉ふくし主管しゅかん課長かちょう 殿しんがり
   中核ちゅうかく

居宅きょたく生活せいかつ支援しえんサービス事業じぎょう運営上うんえいじょう工夫くふうについて
(16ねん10がつ実施じっしするもの)

○ホームヘルプサービスの短時間たんじかん利用りようニーズに対応たいおうして、30ふん未満みまん単価たんか設定せっていする。

単価たんかあん
 家事かじ援助えんじょ 30ふん未満みまん   800えん
 移動いどう介護かいご身体しんたい介護かいごともなうもの) 30ふん未満みまん 2,310えん
 移動いどう介護かいご身体しんたい介護かいごともなわないもの) 30ふん未満みまん   800えん
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん 30ふん未満みまん   870えん
 30ふん以上いじょうあいだ未満みまん 1,660えん

日常にちじょう生活せいかつ支援しえんについては、30ふん未満みまんとうあらたな単価たんか設定せっていはしない。

乗降じょうこう介助かいじょ単価たんか設定せっていする。  

単価たんかあん】  
 1かい 1,000えん

 なお、新設しんせつ乗降じょうこう介護かいごについては介護かいご保険ほけん昨年さくねん導入どうにゅうされたものに単価たんかをあわせたもので、今回こんかい文書ぶんしょあらたに「身体しんたい介護かいご病院びょういん通院つういんする場合ばあい限定げんていして適用てきよう」という注釈ちゅうしゃくがついています。これについても、病院びょういんないでのヘルパーのいの必要ひつようさい重度じゅうど障害しょうがいしゃへの適用てきようについて、問題もんだいこらないように、団体だんたい共同きょうどう厚生省こうせいしょう要望ようぼうおこないました。



支援しえんにも「乗降じょうこう介護かいご」が新設しんせつ

 介護かいご保険ほけんでは介護かいごタクシー対策たいさくとして単価たんかげるために、すでに「乗降じょうこう介護かいご」がはじまっていましたが、支援しえんでもこれにわせて「乗降じょうこう介護かいご」が導入どうにゅうされました。これはヘルパー1にんくるま使つかって障害しょうがいしゃにん病院びょういん場合ばあいでヘルパーが運転うんてんする場合ばあい適用てきようされます。「乗降じょうこう介護かいご」が適用てきようされた場合ばあい、その時間じかん身体しんたい介護かいご使つかえません。(バスやタクシーにヘルパーと障害しょうがいしゃっていく場合ばあいいままでどおり身体しんたい介護かいごです。変更へんこうありません。また、くるま重度じゅうど障害しょうがいしゃと、運転うんてんしゅにん、ヘルパー1にん、の3にんっていく場合ばあいは、くるまなか移動いどうちゅう介護かいご実際じっさいおこなわれているならば、従来じゅうらいどおりヘルパーは身体しんたい介護かいご算定さんていできます(運転うんてんしゅには制度せいどなに利用りようできない))。
  「乗降じょうこう介護かいご」を使用しようした場合ばあいは、1かいにつき身体しんたい介護かいご決定けっていした時間じかんすうのうち30ふん使用しようしたことになります。また、「乗降じょうこう介護かいご」は、省令しょうれい通知つうちじょうでは、「通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ中心ちゅうしんである場合ばあい」と表現ひょうげんされます。
  このため、身体しんたい介護かいご通院つういんしている障害しょうがいしゃが「乗降じょうこう介護かいご」の対象たいしょうになります。移動いどう介護かいご今回こんかい改正かいせいでは「乗降じょうこう介護かいご」への変更へんこうはありません。
  乗降じょうこう介護かいごで、1かい事業じぎょうしょはい単価たんかは1000えんです。(身体しんたい介護かいご30ふんは2310えんですから、半額はんがくになります)。病院びょういん場合ばあい、「まえくるまって、病院びょういんりて」これで「くだ」ですから「乗降じょうこう介護かいご」1かい(1000えん)です。病院びょういんからのかえりも「乗降じょうこう介護かいご」1かい算定さんていできます。片道かたみちだけの利用りようでもかまいません。
  問題もんだいなのは、「乗降じょうこう介護かいご」を使つかった場合ばあいは、病院びょういんなかでどれほど長時間ちょうじかんたされる場合ばあいでも、病院びょういんなか介護かいご時間じかんたいして身体しんたい介護かいご利用りようできず、ヘルパーに介護かいごしてもらうことができません。(正確せいかくにはヘルパーがつくことはできるが、事業じぎょうしょには「乗降じょうこう介護かいご」1000えん以外いがいは、1えんはいらないので、実際じっさいには病院びょういんないでヘルパーをつけてくれる事業じぎょうしょはほとんどない)。
  救済きゅうさいさくとして、乗降じょうこう介助かいじょまえに、外出がいしゅつのための着替きがえやトイレなどの「乗降じょうこうぜん介助かいじょ」を20ふん以上いじょうおこな場合ばあいや、食事しょくじ介助かいじょ入浴にゅうよく介助かいじょなどの外出がいしゅつ関係かんけいない介助かいじょを30ふん以上いじょうおこな場合ばあいは、病院びょういんへの通院つういん全体ぜんたい従来じゅうらいどおり、身体しんたい介護かいごおこなうことができます。(介護かいご保険ほけん場合ばあい、この20ふんルールはよう介護かいご4・5の重度じゅうど限定げんていですが、障害しょうがい場合ばあい重度じゅうど軽度けいど限定げんていなく20ふんルールが使つかえます)。
 このため、たとえば、どう知的ちてき障害しょうがいしゃなどで、「乗降じょうこうぜん介護かいご」に10ふんかかる障害しょうがいしゃ場合ばあい、「乗降じょうこう介護かいご」が適用てきようされるので、病院びょういんなかで3時間じかんたされたとしても、ヘルパーがうことにたいして支援しえん支払しはらわれません。これでは、けてくれる事業じぎょうしょがありません。
 利用りようしゃがわ対策たいさくとしては、家族かぞくなどが外出がいしゅつ準備じゅんび着替きがえやトイレの介護かいごおこなわないようにして、ヘルパーにやってもらうことが必要ひつようです。外出がいしゅつ準備じゅんびに20ふん以上いじょうかかる場合ばあいは、全体ぜんたい従来じゅうらいどおり、身体しんたい介護かいご算定さんていされます。そのため、病院びょういんないいが必要ひつよう障害しょうがいしゃ長時間ちょうじかんでもヘルパーについてもらえます。
  なお、身体しんたい介護かいごおこなえる場合ばあいでも、ヘルパーが運転うんてんしている時間じかんすうは、従来じゅうらいどおり、支援しえん身体しんたい介護かいごなどの対象たいしょう時間じかんではありません。たとえば、全体ぜんたいが4あいだ通院つういん介護かいごで、ヘルパー運転うんてん時間じかんき30ふんかえり30ぶん場合ばあい身体しんたい介護かいご算定さんてい対象たいしょうになるのは3あいだです。(病院びょういんなか時間じかん介護かいご不要ふよう障害しょうがい場合ばあい、さらに時間じかん身体しんたい介護かいご対象たいしょうではありません)。

  今回こんかいの「乗降じょうこう介護かいご」は社会しゃかい参加さんか外出がいしゅつ移動いどう介護かいごには適用てきようしない方針ほうしんです。しかし、今後こんご予算よさん不足ふそくなか移動いどう介護かいごにも波及はきゅうすることは予想よそうされます。また、通院つういん介護かいご移動いどう介護かいごおこなっている自治体じちたいでは、身体しんたい介護かいごえがおこなわれるとかんがえられます。
  このほか、毎日まいにち16あいだや24あいだなどの連続れんぞく介護かいご利用りようしゃ場合ばあいは、「乗降じょうこうぜん介護かいご」にあたるトイレ・着替きがえ・荷物にもつ用意ようい戸締とじまりなどに20ふん以上いじょうかかるのが通常つうじょうですので、「乗降じょうこう介護かいご」は通常つうじょう場合ばあい適用てきようされません。
つぎページからこの関連かんれん通知つうち掲載けいさいします)

乗降じょうこう介護かいごのこともっているおも通知つうち掲載けいさいします。乗降じょうこう介護かいご使つかった単価たんかげは、将来しょうらい移動いどう介護かいご適用てきようされてくることが確実かくじつ予想よそうされます。よく注意ちゅういしておくことが必要ひつようです。
  なお、移動いどう介護かいごなどの時間じかんたいまたぎの30ふんルールが15ふん変更へんこうになることも掲載けいさいされています。(たとえば、17:40〜18:39の1あいだのサービスは、従来じゅうらい夜間やかん単価たんかでしたが、今後こんご前半ぜんはん30ふんにちちゅう単価たんかになります)
 10がつ改正かいせいかんする省令しょうれい通知つうちは、ほかにもたくさんています。くわしくはホームページをごらんください。

 

あん

さわはつだい     ごう
平成へいせい16ねんがつ  

   都道府県とどうふけん知事ちじ
かく 指定してい都市とし市長しちょう殿どの
   中核ちゅうかく市長しちょう

厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部長ぶちょう

指定してい居宅きょたく支援しえんとうようする費用ひようがく算定さんていかんする基準きじゅん
制定せいていともな留意りゅうい事項じこうについて」の一部いちぶ改正かいせいについて

身体しんたい障害しょうがいしゃ福祉ふくしほう知的ちてき障害しょうがいしゃ福祉ふくしほうおよ児童じどう福祉ふくしほうもとづく指定してい居宅きょたく支援しえんとうようする費用ひようがく算定さんていかんする基準きじゅんについて、この実施じっしともな取扱とりあつかいについては、平成へいせい15ねんがつ24にちさわはつだい0324001ごう本職ほんしょく通知つうち指定してい居宅きょたく支援しえんとうようする費用ひようがく算定さんていかんする基準きじゅん制定せいていともな留意りゅうい事項じこうについて」によるところであるが、今般こんぱんどう通知つうち一部いちぶ下記かきのとおり改正かいせいし、平成へいせい16ねん10がつにちから適用てきようする。

1 Tの2の(2)および(3)をつぎのとおりあらためる。

  (2)支援しえん基準きじゅん単価たんか適用てきようについて
  居宅きょたく介護かいご計画けいかくじょうのサービス提供ていきょう時間じかん実際じっさいのサービス提供ていきょう時間じかん大幅おおはば乖離かいり継続けいぞくする場合ばあいは、当然とうぜん居宅きょたく介護かいご計画けいかく見直みなおしをする必要ひつようがあること。
  (3)早朝そうちょう夜間やかん深夜しんやとう居宅きょたく介護かいご取扱とりあつかいについて
  早朝そうちょう夜間やかん深夜しんや居宅きょたく介護かいご取扱とりあつかいについては、原則げんそくとして、実際じっさいにサービス提供ていきょうおこなった時間じかんたい算定さんてい基準きじゅんにより算定さんていされるものであること。
  ただし、支援しえん基準きじゅんがく最小さいしょう単位たんい身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんである場合ばあい家事かじ援助えんじょ中心ちゅうしんである場合ばあいおよ移動いどう介護かいご中心ちゅうしんである場合ばあい最初さいしょの30ふん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん中心ちゅうしんである場合ばあい最初さいしょの90ふんとする。)までは、サービス開始かいし時刻じこくぞくする時間じかんたい算定さんてい基準きじゅんにより算定さんていすること(サービス開始かいし時刻じこくぞくする時間じかんたいにおけるサービス提供ていきょう時間じかんがごくわずかな場合ばあい身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょまた移動いどう介護かいご中心ちゅうしんである場合ばあいは15ふん未満みまん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん中心ちゅうしんである場合ばあいは45ふん未満みまんとする。)には、おおくの時間じかんめる時間じかんたい算定さんてい基準きじゅんにより算定さんていすること。)。また、支援しえん基準きじゅんがく最小さいしょう単位たんい以降いこうの30ふん単位たんいなか時間じかんたいをまたがる場合ばあいには、当該とうがい30ぶん開始かいし時刻じこくぞくする時間じかんたいにより算定さんていすること(当該とうがい30ぶん開始かいし時刻じこくぞくする時間じかんたいにおけるサービス提供ていきょう時間じかんがごくわずかな場合ばあい15ふん未満みまんには当該とうがい30ふんのうちおおくの時間じかんたい算定さんてい基準きじゅんにより算定さんていすること。)。
  なお、土日どにち祝日しゅくじつとうにおけるサービス提供ていきょうおこなった場合ばあいであっても、土日どにち祝日しゅくじつとう想定そうていした加算かさんはないこと。
     
2  Tの2の(5)のつぎに(6)から(7)としてつぎ規定きていくわえる。
  (6) 「通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ」を算定さんていする場合ばあい
  @ 指定してい居宅きょたく介護かいご事業じぎょうしゃちゅう3の「通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ」にいう介助かいじょおこな場合ばあいには当該とうがいしょ定額ていがく算定さんていすることとし身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんである場合ばあい所定しょていがく算定さんていできない。当該とうがいしょ定額ていがく算定さんていするにたっては、道路どうろ運送うんそうほう昭和しょうわ26ねん法律ほうりつだい183ごうひとしほか法令ほうれいとう抵触ていしょくしないよう留意りゅういすること。なお、移送いそう行為こういそのものすなわち運転うんてん時間じかんちゅう当該とうがい所定しょていがく算定さんてい対象たいしょうではなく移送いそうかか経費けいひ運賃うんちん)は、つづき、評価ひょうかしない。
  A ちゅう3において「通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ」を算定さんていすることができる場合ばあい片道かたみちにつき所定しょていがく算定さんていする。よって、乗車じょうしゃ降車こうしゃのそれぞれについて区分くぶんして算定さんていすることはできない。
  B 複数ふくすう利用りようしゃ通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょおこなった場合ばあいであって乗降じょうこう一人ひとり利用りようしゃたいして一対一いちたいいちおこな場合ばあいにはそれぞれ算定さんていできるなお効率こうりつてきなサービスの観点かんてんから移送いそう時間じかん極小きょくしょうすること。
  C 利用りよう目的もくてきについて「通院つういんとうのため」とは「身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんである場合ばあい」としての通院つういんとう介助かいじょおなじものである。
  D サービス行為こういについて「みずからの運転うんてんする車両しゃりょうへの乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ乗車じょうしゃまえしくは降車こうしゃ屋内おくないがいにおける移動いどうとう介助かいじょおよび「通院つういんさきでの受診じゅしんとう手続てつづき、移動いどうとう介助かいじょ」とは、それぞれ具体ぐたいてき介助かいじょする行為こういようすることとする。たとえば、利用りようしゃ日常にちじょう生活せいかつ動作どうさ能力のうりょくなどの向上こうじょうのために、移動いどう転倒てんとうしないようにがわについてあるき、介護かいご必要ひつようだけで、事故じこがないようにつね見守みまも場合ばあい算定さんてい対象たいしょうとなるが、乗降じょうこう車両しゃりょうないから見守みまもるのみでは算定さんてい対象たいしょうとならない。 また「みずからの運転うんてんする車両しゃりょうへの乗降じょうこうまた降車こうしゃ介助かいじょ」にくわえて「乗車じょうしゃまえしくは降車こうしゃ屋内おくないがいにおける移動いどうとう介助かいじょ」をおこなうか、または「通院つういんさきしくは外出がいしゅつさきでの受診じゅしんとう手続てつづき、移動いどうとう介助かいじょ」をおこな場合ばあい算定さんてい対象たいしょうとなるものであり、これらの移動いどうとう介助かいじょまた受診じゅしんとう手続てつづきをおこなわない場合ばあいには算定さんてい対象たいしょうとならない。
  E 通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ」は「みずからの運転うんてんする車両しゃりょうへの乗車じょうしゃまたは、降車こうしゃ介助かいじょ」、「乗車じょうしゃまえしくは降車こうしゃ屋内おくないがいにおける移動いどうとう介助かいじょおよび「通院つういんさきでの受診じゅしんとう手続てつづき、移動いどうとう介助かいじょ」を一連いちれんのサービス行為こういとしてふくむものでありそれぞれの行為こういによってこまかく区分くぶん通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょまたは「身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんである場合ばあい」として算定さんていできない。たとえば、通院つういんとうともないこれに関連かんれんしておこなわれる、居室きょしつないでの「せいかけ・説明せつめい」・「病院びょういんくための準備じゅんび」や通院つういんさきでの「院内いんない移動いどうとう介助かいじょ」は「通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ」にふくまれるものであり、べつに「身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんである場合ばあい」として算定さんていできない。 なお、一人ひとり利用りようしゃたいして複数ふくすう居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃ交代こうたいして「通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ」をおこなった場合ばあいも、一回いっかいの「通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ」として算定さんていし、居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃごとにこまかく区分くぶんして算定さんていできない。
  F 通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ」を算定さんていするにたっては、適切てきせつなアセスメントをつうじて、生活せいかつ全般ぜんぱん解決かいけつすべき課題かだい対応たいおうした様々さまざまなサービス内容ないようひとつとして、総合そうごうてき援助えんじょ一環いっかんとしてあらかじめ居宅きょたく介護かいご計画けいかく位置付いちづけられている必要ひつようがある。
  (7) 「通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ」と「身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんである場合ばあい」の区分くぶん
 通院つういんとうのための乗車じょうしゃ降車こうしゃ介助かいじょおこなうことの前後ぜんご連続れんぞくして相当そうとう所要しょよう時間じかん(20ふん〜30ふん程度ていど以上いじょう)をようしかつ手間てまのかかる身体しんたい介護かいごおこな場合ばあいには、その所要しょよう時間じかんおうじた「身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんである場合ばあい」の所定しょていがく算定さんていできる。この場合ばあいには「通院つういんとうのための乗車じょうしゃまた降車こうしゃ介助かいじょ」の所定しょていがく算定さんていできない。
れい) (乗車じょうしゃ介助かいじょまえ連続れんぞくして)たきりの利用りようしゃ更衣ころもがえ介助かいじょ排泄はいせつ介助かいじょをしたのち、ベッドからくるまいすへ移乗いじょう介助かいじょし、くるまいすをして自動車じどうしゃ移動いどう介助かいじょする場合ばあい
     












 

そのほか、介護かいご保険ほけん乗降じょうこう介護かいご問題もんだいのあるてん

 ぜんページまでの乗降じょうこう介護かいごはなしは「ヘルパー1にん障害しょうがいしゃにん」でくるまってかけることをさしています。ヘルパー1にんのほか、運転うんてんしゅべつにいれば、おおくの市町村しちょうそんでは、通院つういんに、支援しえんヘルパーは身体しんたい介護かいご算定さんていできます。
  ところが、介護かいご保険ほけんでは以下いかのようなQ&Aきゅーあんどえー問題もんだいこしています。

介護かいご保険ほけんの2003ねんがつQ&Aきゅーあんどえーより

Q2きゅーつー3 公共こうきょう交通こうつう機関きかんによる通院つういん外出がいしゅつについて
A23 よう介護かいごしゃまたよう支援しえんしゃい、バスとう交通こうつう機関きかん利用りようして移送いそうちゅう気分きぶん確認かくにんふくめた通院つういん外出がいしゅつ介助かいじょおこなった場合ばあいには、従来じゅうらいどおり「身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんがた」を算定さんていできる。なお、タクシーも公共こうきょう交通こうつう機関きかんふくまれる。

 

問題もんだいてん

 このQ&Aで「公共こうきょう交通こうつう機関きかん」のみ身体しんたい介護かいごみとめるという誤解ごかい市町村しちょうそんしょうじたため、NPOの移送いそうサービスや知人ちじんとうのボランティア運転うんてんくるまにヘルパーと一緒いっしょ障害しょうがいしゃっていくことをみとめない市町村しちょうそん発生はっせいした。公共こうきょう交通こうつう機関きかんというのはあいまいな概念がいねんなので使つかうべきではない。また、障害しょうがいしゃ世帯せたい保有ほゆうしているくるまをボランティアが運転うんてんする場合ばあいや、知人ちじんくるま知人ちじん運転うんてんする場合ばあいやNPOなどの移送いそうサービスも、運転うんてんしゅ以外いがいにヘルパーと障害しょうがいしゃ同乗どうじょうして移送いそうちゅう気分きぶん確認かくにんふくめた通院つういん外出がいしゅつ介助かいじょおこなった場合ばあいには、従来じゅうらいどおり「身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんがた」を算定さんていできるとはっきりくべきである。

*参考さんこう1 障害しょうがいしゃ保有ほゆうしているくるま他人たにん運転うんてんする移送いそう有償ゆうしょうでも道路どうろ運送うんそうほう規制きせい対象たいしょうではない
*参考さんこう2 無償むしょうかガソリンだい程度ていどまでの徴収ちょうしゅうでの移送いそうサービスは道路どうろ運送うんそうほう規制きせい対象たいしょうではない
*参考さんこう3 NPOなどの移送いそうサービスは道路どうろ運送うんそうほうの4じょうか80じょう許可きょか移送いそうおこなえる(17年度ねんどめどに2ねんかけて重点じゅうてん指導しどう

介護かいご保険ほけん移動いどう介護かいごかんする通知つうちは2003ねんがつごうに、Q&Aきゅーあんどえー全文ぜんぶんは2003ねん6・7がつごう掲載けいさいしています。)

これについては、支援しえんQ&Aきゅーあんどえーなどで誤解ごかいしょうじないようにいてもらうよう、要望ようぼうちゅうです。



介護かいご保険ほけん支援しえん統合とうごう状態じょうたい

 介護かいご保険ほけん部会ぶかいなかあいだてき報告ほうこくしょ両論りょうろん併記へいきになったこと、財界ざいかい市町村しちょうそん反対はんたい慎重しんちょう検討けんとうもとめたこととう影響えいきょうし、8がつ大手おおて新聞しんぶん各社かくしゃ社説しゃせつました。各社かくしゃ社説しゃせつは、いずれも「慎重しんちょう検討けんとうせよ」という論調ろんちょうでした。慎重しんちょう検討けんとうとは、やらなくてもいいという意味いみふくんでいます。
 7がつまでは介護かいご保険ほけん統合とうごうかたむきかけていた情勢じょうせいでしたが、これにより、しにもどったかんがあります。現在げんざい各紙かくし記者きしゃは、社説しゃせつしばられるので、介護かいご保険ほけんへの統合とうごう積極せっきょく賛成さんせい記事きじはかけないようになっています。
  自民党じみんとう障害しょうがいしゃ問題もんだい特別とくべつ委員いいんかい委員いいんちょうはちだい議員ぎいん介護かいご保険ほけん支援しえん統合とうごうには反対はんたい姿勢しせいです。坂口さかぐち厚生あつお労働ろうどう大臣だいじん公明党こうめいとう)は9月くがつにち小泉こいずみ内閣ないかくメールマガジンで、「障害しょうがいしゃ施策しさく企業きぎょうなどでささえる保険ほけん制度せいどよりも、消費しょうひぜいなどの国民こくみん全体ぜんたいささえる方法ほうほうがよい」と私見しけんいています。(しかし、9月くがつまつ内閣ないかく改造かいぞう大臣だいじんわります)。
  一方いっぽう公明党こうめいとう全国ぜんこくでヒヤリングをおこなっていますが、幹部かんぶからは介護かいご保険ほけん障害しょうがいしゃ適用てきようさせることに積極せっきょくてき発言はつげん目立めだちます。公明こうめい新聞しんぶん特集とくしゅう記事きじでは介護かいご保険ほけん支援しえん統合とうごう前提ぜんてい記事きじがかかれています。

厚生こうせい労働省ろうどうしょう9月くがつ14にち介護かいご保険ほけん担当たんとうしゃ課長かちょう会議かいぎおこない、以下いかのような資料しりょうし、説明せつめいおこないました。

 「支援しえん統合とうごうされるのではなく、法的ほうてきには介護かいご保険ほけんほう対象たいしょう年齢ねんれい拡大かくだいだけの改正かいせいである」といています。つまり、介護かいご保険ほけん支援しえん統合とうごうという表現ひょうげん間違まちがいであり、たんに、現状げんじょう制度せいどである「介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ介護かいご保険ほけん優先ゆうせん利用りようつぎ支援しえん利用りようする」の適用てきよう関係かんけいをそのままに、介護かいご保険ほけん対象たいしょう年齢ねんれいだけをげる・・・というかんがかたです。
  この表現ひょうげんのほうが、政治せいじなどの理解りかいやすいとかんがえて、方針ほうしん転換てんかんしたものとおもわれます。たしかに、「65さい以上いじょう障害しょうがいしゃ現在げんざい介護かいご保険ほけん支援しえん両方りょうほう使つかっていて、問題もんだいきていません」と政治せいじ説明せつめいすれば、容易ようい賛成さんせいしてくれそうです。
  しかし、おおきな間違まちがいがあります。現在げんざいは65さい未満みまん障害しょうがいしゃのヘルパー予算よさんがそこそこの規模きぼであるので、65さい以上いじょう介護かいご保険ほけん利用りようしゃ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃも(交渉こうしょうにより)上乗うわのせして障害しょうがいヘルパーを利用りようできるようになってきたのです。
  しかし、上乗うわの利用りようできている市町村しちょうそんすうは、全国ぜんこく3000市町村しちょうそん全体ぜんたいの1わり以下いかすうパーセント)です。のこりの9わり以上いじょう市町村しちょうそんでは、(65さい以下いか障害しょうがいしゃも、65さい以上いじょうも)、こん現在げんざい重度じゅうど1人ひとりらしがいないなどの理由りゆうで、介護かいご保険ほけん水準すいじゅん以下いかのヘルパー利用りようしゃしかいません。介護かいご保険ほけん統合とうごう同時どうじ介護かいご保険ほけんヘルパーを優先ゆうせんして使つかわねばいけないので、これらの市町村しちょうそんでは、障害しょうがいヘルパー予算よさん利用りようしゃが0になり、消滅しょうめつします。
  9わり市町村しちょうそん障害しょうがいヘルパー予算よさん消滅しょうめつするということは、施設しせつ親元おやもとから1にんらしできないなかになります。
  あるまちで、知的ちてき障害しょうがいしゃおやいて全員ぜんいん入院にゅういん死亡しぼうした場合ばあい、その子供こども自宅じたくで1にんらしをのぞんでも、ヘルパー予算よさんは0なので、すぐには障害しょうがいヘルパー制度せいどけることができません。補正ほせい予算よさん成立せいりつするのをたなければいけません。あるいは、翌年よくねん概算がいさん要求ようきゅうて1ねんはん障害しょうがいヘルパーができるかもしれません。そんなあいだ在宅ざいたくでの生活せいかつ無理むりになって、あき定員ていいんがある山奥やまおく不人気ふにんき施設しせつ入所にゅうしょしてしまい、利用りようしゃ不在ふざいになるので、結局けっきょく障害しょうがいヘルパー制度せいどは0予算よさんのまま改善かいぜんされないことになります。
  これにたいし、現状げんじょうでは、がりなりにも障害しょうがいヘルパー予算よさんがあるので、まずは緊急きんきゅう数日すうじつでヘルパー時間じかんすうのアップをまち決定けっていすることが可能かのうです。(ヘルパー予算よさんさきいするので、そのままでは年度ねんどまつ予算よさんがなくなってしまいますが、あとから、9月くがつや1がつ補正ほせい予算よさんめば対応たいおう可能かのうです)。このように支援しえんは「いのちにかかわる障害しょうがいしゃ」がても柔軟じゅうなん上限じょうげんなしのヘルパー制度せいど対応たいおうできます。そういったいのちにかかわる1人ひとりらしなどのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ市町村しちょうそんでは、最高さいこう24あいだのヘルパー制度せいどあたらしくつくられてきています。また、1ヘルパー時間じかんすう上限じょうげん撤廃てっぱいされた市町村しちょうそんでは、すうねんたてば、かく障害しょうがいしゃ自立じりつして生活せいかつするにはどのようなサービスが必要ひつようかをかんがえてヘルパー時間じかんすうなどがまるようになります。(障害しょうがいケアマネジメントのかんがかた沿ったかんがかたになる)。それまでは一律いちりつひくいヘルパー時間じかんすうしか決定けっていしていなかった市町村しちょうそんが、こういう長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいど突然とつぜんはじめるれいは、毎年まいとし確実かくじつえつづけてきました。今後こんごえていきます。世界せかい日本にっぽん障害しょうがいしゃ介護かいご制度せいどはこのようにして行政ぎょうせいとの交渉こうしょうによりびてきたのです。
  9わり市町村しちょうそん介護かいご保険ほけん上限じょうげんになると、9わり市町村しちょうそんで、3時間じかん以上いじょう介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃは1にんらしできなくなり、入所にゅうしょ施設しせつ病院びょういんでくらすというくにになります。しかも、それが改善かいぜんされる方法ほうほうがなくなり、固定こていされてしまいます。
  するとすうねんには、日本にっぽんくに障害しょうがいしゃ施策しさくは、おおくの都道府県とどうふけん市町村しちょうそんでは、介護かいご保険ほけんだけを前提ぜんてい物事ものごとうごくようになります。また、1わり市町村しちょうそんでは政治せいじりょくがないため、やがて補助ほじょきんられたり、一般いっぱん財源ざいげんされたりというおそれもあります。つまり1わり制度せいどびている市町村しちょうそん障害しょうがいしゃ安心あんしんしてらせなくなります。



65さい未満みまん障害しょうがいしゃ給付きゅうふ税金ぜいきん併用へいよう検討けんとう厚労省こうろうしょう    

――負担ふたんぞう歯止はどめ。     

日経新聞にっけいしんぶん 2004ねん9がつ20日はつか(月)げつめん

 厚生こうせい労働省ろうどうしょう来年らいねん介護かいご保険ほけん制度せいど改革かいかくろくじゅうさい未満みまん障害しょうがいしゃ給付きゅうふ対象たいしょうくわえる場合ばあい介護かいご保険ほけん給付きゅうふ限度げんどえるサービスは税金ぜいきんまかな方式ほうしき検討けんとうはいった。障害しょうがいしゃけの現行げんこう支援しえん制度せいど給付きゅうふ範囲はんいひろく、介護かいご保険ほけん制度せいど負担ふたんおおきいとの懸念けねん対応たいおうする。給付きゅうふ対象たいしょう拡大かくだいには経済けいざいかいなどの反対はんたいつよいが、厚労省こうろうしょう給付きゅうふぞうへの一定いってい歯止はどさく導入どうにゅうすることで理解りかいたいかんがえだ。
 介護かいご保険ほけん原則げんそくとしてろくじゅうさい以上いじょう給付きゅうふ対象たいしょうに、〇〇〇ねんよんがつ発足ほっそく法律ほうりつねん見直みなおすことがまっている。改革かいかくはしら介護かいご必要ひつようせい軽度けいどひとへの給付きゅうふ制限せいげん障害しょうがいしゃ末期まっきがん患者かんじゃなどろくじゅうさい未満みまんでも介護かいご必要ひつようひと対象たいしょうくわえるてん対象たいしょう年齢ねんれいげる場合ばあいは、現在げんざいよんじゅうさいからの保険ほけんりょう負担ふたんじゅうさい以上いじょうなどにひろげ、収入しゅうにゅうぞう確保かくほする方針ほうしんだ。
 厚労省こうろうしょう来年らいねん通常つうじょう国会こっかい改革かいかく法案ほうあん提出ていしゅつする予定よてい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい厚労相こうろうしょう諮問しもん機関きかん介護かいご保険ほけん部会ぶかいじゅういちにちにサービス給付きゅうふ保険ほけんりょう徴収ちょうしゅう対象たいしょう拡大かくだい議論ぎろんはじめ、十一月じゅういちがつ改革かいかくあんをまとめる。
 同案どうあんろくじゅうさい未満みまん障害しょうがいしゃなども給付きゅうふ対象たいしょうとなった場合ばあい在宅ざいたく身体しんたい介護かいごなどは介護かいご保険ほけんでカバー。限度げんどがくえる長時間ちょうじかん利用りようや、介護かいご保険ほけんにない外出がいしゅつ支援しえんなどのサービスは税金ぜいきんによる支援しえん制度せいどから給付きゅうふする。現行げんこう支援しえん制度せいど給付きゅうふ対象たいしょうとしていない精神せいしん障害しょうがいしゃふくめる。
 支援しえん制度せいどには障害しょうがい程度ていど判定はんていする統一とういつてき基準きじゅんはなく、市町村しちょうそん障害しょうがい種類しゅるい程度ていどおうじて独自どくじ支給しきゅうがくめている。支給しきゅう限度げんどのないまま介護かいご保険ほけんくわえれば、給付きゅうふふくらみ、保険ほけん制度せいどるがしかねないとの指摘してきがでていた。
 実際じっさい支援しえん制度せいど在宅ざいたくサービスで今年度こんねんどひゃくじゅうおくえん予算よさんオーバーする見通みとおし。支援しえん膨張ぼうちょう歯止はどめをかけるため、厚労省こうろうしょう症状しょうじょうおうじて一定いっていがくまでしか給付きゅうふしない「包括ほうかつばらい」制度せいど導入どうにゅうし、実質じっしつてき上限じょうげんもうける。
 介護かいご保険ほけんあらたにまかな障害しょうがいしゃけサービスは、支援しえん制度せいど対象たいしょうからははずれる予定よていだが、重複じゅうふく給付きゅうふきない手当てあても課題かだいとなる。
 介護かいご保険ほけん給付きゅうふ規模きぼ〇〇よん年度ねんどちょうせんおくえん給付きゅうふ費用ひよう税金ぜいきん保険ほけんりょう半分はんぶんずつまかなっているが、給付きゅうふ対象たいしょう拡大かくだいしなかった場合ばあいでも、年度ねんどにはじゅうちょうえん程度ていどたっする見通みとおし。支援しえんやくななせんおくえん)の一部いちぶくわわればさらに肥大ひだいし、保険ほけんりょう値上ねあげにかえりかねない。



障害しょうがいしゃ支援しえん今年度こんねんど250おくえん不足ふそく厚労省こうろうしょう

日経新聞にっけいしんぶん9がつ16にち1めん 5だん ほか、社会しゃかいめん解説かいせつだん

 身体しんたい知的ちてき障害しょうがいしゃ福祉ふくしサービスをえらび、くに自治体じちたい費用ひよう負担ふたんする「支援しえん制度せいど で、今年度こんねんどくに在宅ざいたくサービスの補助ほじょきんが250おくえん前後ぜんこう不足ふそくする見通みとおしであることが15 にち厚生こうせい労働省ろうどうしょう推計すいけいかった。サービスの利用りよう予想よそう以上いじょうつづけているため。せい はじまった2003年度ねんども128おくえん不足ふそくしたが、さらに昨年度さくねんどの2ばいのぼ財源ざいげん不足ふそく確実かくじつに なったことで、はやくも制度せいどたんの危機きき直面ちょくめんした格好かっこうだ。
 厚労省こうろうしょうはサービス単価たんか見直みなおしや社会しゃかい福祉ふくし関連かんれん予算よさん流用りゅうようをしてもなお不足ふそくすると 見込みこむ200おくえん前後ぜんこうについて、補正ほせい予算よさんなどの予算よさん措置そちこうじるよう財務省ざいむしょうもとめるかた はり。ただ、補正ほせい予算よさんには支援しえんのような裁量さいりょうてき経費けいひ不足ふそくぶん計上けいじょうしないのが原則げんそくで、つい 予算よさん確保かくほ不透明ふとうめいだ。不足ふそくぶん手当てあてされないと自治体じちたい穴埋あなうめせざるをない。みのる 施主せしゅたい市区しく町村ちょうそんがサービスをしぼり、障害しょうがいしゃ生活せいかつ影響えいきょう可能かのうせいもある。支援しえん在宅ざいたくサービスの今年度こんねんど当初とうしょ予算よさんがくは602おくえん。03ねん10がつから04ねん5がつまでの利用りよう実績じっせきからいま 年度ねんど必要ひつようがく推計すいけいしたところ、850おくえんきょうになったという。

(この不足ふそくぶん補正ほせい予算よさんについては、与党よとう合意ごういれそうだという感触かんしょくです)

定例ていれい事務次官じむじかん記者きしゃ会見かいけん概要がいよう

(H16.09.16()14:00〜14:06  厚生こうせい労働省ろうどうしょう記者きしゃ会見かいけんじょう

記者きしゃ)  障害しょうがいしゃ支援しえんなんですけれども、かなりまた不足ふそく予測よそくされているようですけれども、これについて今後こんごどういうふうにされていくのかおかせください。

次官じかん)  支援しえんについては、この4がつぶん支払しはら実績じっせきたものですから、それをもと今年度こんねんど国庫こっこ補助ほじょ所要しょようがく推計すいけいしてみると、予算よさんをおそらくいまのおはなしのように2ひゃくすうじゅうおくえん上回うわまわ可能かのうせいがあるんじゃないかというふうにおもっています。これは4がつ実績じっせきをベースに推計すいけいしてみたものなので、これからさきこの数字すうじがどううごくのかということで、上下じょうげどちらにも可能かのうせいがあるかもれませんので、最終さいしゅうてきにはもうすこ変動へんどうする可能かのうせいもあるんじゃないかとおもっています。昨年度さくねんど可能かのう予算よさん流用りゅうようなかなにとかやりくりをしたわけでありますけれども、16年度ねんど予算よさん非常ひじょうきびしい財政ざいせい状況じょうきょうなか編成へんせいしてきたわけで、そういう意味いみ関係かんけい予算よさんからの流用りゅうよう自体じたいもかなりむずかしいかなとおもいますし、かり流用りゅうようできる財源ざいげんがあったとしても、おそらくそれだけでまかないきれない可能かのうせいたかいんじゃないかとおもっています。それから補正ほせい予算よさんがどうなるかということがありますけれども、これも義務ぎむてき経費けいひではないということがあるので、補正ほせい予算よさんかりにあったとしてもなかなか補正ほせい予算よさん計上けいじょうするということもむずかしいのかなとおもっていまして、非常ひじょうむずかしいというのが現状げんじょうですけれども、とにかく財政ざいせい当局とうきょくともよく相談そうだんし、可能かのうだてをこうじられるだけこうじて、予算よさんなにとか確保かくほするという努力どりょくをこれからしていかないといけないということだろうとおもいます。

記者きしゃ)  毎年まいとしのように不足ふそくているわけですが、これはどこか仕組しくみにやはり問題もんだいがあるの か、そのあたりどういうふうに分析ぶんせきされているでしょうか。

次官じかん)  これは支援しえん制度せいど構想こうそうしたときに、措置そちから支援しえん制度せいどわるということによっ て、あらたな需要じゅようこされてくるだろうということは想定そうていはしていたのだろうとおもう のですけれども、想定そうてい以上いじょうこしがすすんでいるということだろうとおもいます。昨年さくねん も100おくえる財源ざいげん不足ふそくがあったということで、今年ことしはそこも見込みこんで予算よさんくみ もうとやったのですけれども、それをさらに上回うわまわ状況じょうきょう支払しはらいがえてきてしまってい るということなので、いったいどのあたりでまるのかというあたりをどう見込みこむのかと いうことではないかとおもいます。どうもいろいろいてみると、いままで障害しょうがいしゃたいするささえ 援費にんでこなかった市町村しちょうそんあらたにはじめているといったような要素ようそもあ るようでして、そういった意味いみではそこらあたりもきちんと見極みきわめて、いったいいくら予算よさん確保かくほすれば十分じゅうぶんなのか、それからいま支援しえんなかでもっと効率こうりつてき制度せいど出来できないのか、 効果こうかてき制度せいどにする余地よちはないのか、そういう意味いみ制度せいど対応たいおう出来でき部分ぶぶん対応たいおう出来できな い部分ぶぶんについていったいどこまで必要ひつようなのかというあたりをどう見極みきわめていくかということ がひとつあるのだろうというふうにおもいます。それからもうひとつは介護かいご保険ほけん見直みなおしという なかで、この問題もんだい来週らいしゅうから議論ぎろんはじまるということでありますので、そこでの取扱とりあつかいがど うなるのかということによって、支援しえんについての対応たいおう期間きかんわってくるのだろう。 支援しえんがずっとつづくのか、あるいは介護かいご保険ほけんということであれば18年度ねんどということにな る可能かのうせいもあるかもしれないので、そうなると我々われわれ視野しやれるべき期間きかんというのが ちがってくるし、そのあたりもよく見極みきわめてということだろうというふうにおもいます。ただい ずれにしても自治体じちたいおおきなご迷惑めいわくをおかけするということになっては問題もんだいなので、とに かくなにとかするべく最大限さいだいげん努力どりょくをしていくというのが当面とうめんやるべきことかなとおもってい ます。 (りょう



地方ちほう団体だんたい 障害しょうがいヘルパーなどを一般いっぱん財源ざいげん要望ようぼうからはず

 全国ぜんこく知事ちじかい会長かいちょう梶原かじはらたく岐阜ぎふ県知事けんちじ)など地方ちほう団体だんたいは8がつ24にち政府せいふから作成さくせいもとめられていた国庫こっこ補助ほじょきん削減さくげんリストあん経済けいざい財政ざいせい諮問しもん会議かいぎ議長ぎちょう小泉こいずみ首相しゅしょう)に報告ほうこくしました。2006年度ねんどまでに地方ちほうへ3ちょうえん税源ぜいげん移譲いじょうするわりに、総額そうがくちょう2000おくえん補助ほじょきん削減さくげんするあんです。社会しゃかい保障ほしょう関連かんれんは、9364おくえん削減さくげんあんですが、障害しょうがいしゃ支援しえんヘルパー制度せいど削減さくげんあんからはずれました。
 地方ちほう団体だんたいは、全国ぜんこく知事ちじかい全国ぜんこく都道府県とどうふけん議会ぎかい議長ぎちょうかい全国ぜんこく市長しちょうかい全国ぜんこく市議会しぎかい議長ぎちょうかい全国ぜんこく町村ちょうそんかい全国ぜんこく町村ちょうそん議会ぎかい議長ぎちょうかい
  厚生こうせい労働省ろうどうしょう支援しえん一般いっぱん財源ざいげんされる可能かのうせい強調きょうちょうして、障害しょうがいしゃ団体だんたいたいして介護かいご保険ほけんはいるよう、今年ことしがつから執拗しつようもとめてきました。これで、一般いっぱん財源ざいげんについてはそのおそれが大幅おおはばすくなくなったといえます。



介護かいご保険ほけんヘルパー制度せいど
 身体しんたい介護かいご生活せいかつ援助えんじょ廃止はいし再編さいへん

 介護かいご保険ほけん改革かいかくで、ヘルパー制度せいどおおきく再編さいへんされます。すうねん目標もくひょうに、身体しんたい介護かいご生活せいかつ援助えんじょをなくし、「行為こういべつ機能きのうべつ」に再編さいへんし、基準きじゅん報酬ほうしゅう設定せっていについて機能きのうおうじた見直みなおしを検討けんとうするということです。これは7がつ30にち審議しんぎかい報告ほうこくしょまれたものですが、9月くがつはいり、大臣だいじんがこれに積極せっきょくてきむと小泉こいずみ内閣ないかくメールマガジンにくなど、重要じゅうよう実行じっこうすべき項目こうもくのようです。当然とうぜん支援しえん介護かいご保険ほけん改正かいせいの1ねんには、通常つうじょう後追あとおいで改正かいせいがされます。なお、介護かいご保険ほけん財政難ざいせいなんですので、改正かいせいおこなわれたら、平均へいきん単価たんかがります。  

介護かいご保険ほけん制度せいど見直みなおしにかんする意見いけん平成へいせい16ねんがつ30にち社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい介護かいご保険ほけん部会ぶかい
3.そののサービスの見直みなおし@訪問ほうもん介護かいごについて○ 現行げんこう訪問ほうもん介護かいごについては、個別こべつケアの推進すいしん生活せいかつ機能きのう向上こうじょうとう観点かんてんから「身体しんたい介護かいごがた」「生活せいかつ援助えんじょがた」という区分くぶんを「行為こういべつ機能きのうべつ」に再編さいへんし、基準きじゅん報酬ほうしゅう設定せっていについて機能きのうおうじた見直みなおしを検討けんとうする必要ひつようがある。

また、利用りようしゃみずか実施じっしできるにもかかわらず、掃除そうじ調理ちょうりとう利用りようしゃわって実施じっしする「家事かじ代行だいこうがたについては、自立じりつ支援しえん観点かんてんから給付きゅうふ対象たいしょう期間きかん方法ほうほうについて見直みなおしを検討けんとうする必要ひつようがある また、おな報告ほうこくしょ介護かいご福祉ふくし将来しょうらいにヘルパーの基本きほん資格しかくにするべきとの報告ほうこくっており、これをもとに産経新聞さんけいしんぶんが「ホームヘルパー廃止はいし」という記事きじを1めん掲載けいさい世間せけんおどろかせました。報告ほうこくしょでは、以下いかのような内容ないようになっています。

介護かいご職員しょくいんについては、まず、資格しかく要件ようけん観点かんてんからは、将来しょうらいてきには、任用にんよう資格しかくは「介護かいご福祉ふくし」を基本きほんとすべきであり、これを前提ぜんていに、現任げんにんしゃ研修けんしゅうについても、実務じつむ経験けいけんおうじた段階だんかいてき技術ぎじゅつ向上こうじょうはかれるよう、体系たいけいてき見直みなおしをすすめていく必要ひつようがある。
 現在げんざい施設しせつ職員しょくいんについては、すでに4わり程度ていど介護かいご福祉ふくし資格しかくゆうしているが、さらにしつ向上こうじょうはかっていく必要ひつようがある。一方いっぽう、ホームヘルパーについては、実働じつどうしゃすうやく26まんにんのうち介護かいご福祉ふくし資格しかくゆうするものは1わり程度ていどであり、大半たいはんは2きゅうヘルパーである。2きゅうヘルパーは、事実じじつじょう介護かいご職場しょくばにおける標準ひょうじゅんてき任用にんよう資格しかくとなっているが、介護かいご福祉ふくし養成ようせい課程かてい比較ひかくすると2きゅうヘルパーは130あいだであるのにたい介護かいご福祉ふくしは1650あいだ大幅おおはばひらきがある。このため当面とうめん研修けんしゅう強化きょうかとうにより2きゅうヘルパーの資質ししつ向上こうじょうはかることを検討けんとうする必要ひつようがある。


9月くがつ16にち朝日あさひ朝刊ちょうかんめん下記かき記事きじ掲載けいさいされました。 この前日ぜんじつの、9月くがつ15にち愛知あいちけん開催かいさいされたシンポジウムでも、厚労省こうろうしょう伊原いはら企画きかくかんより「社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ支援しえんかんするかた検討けんとうかい報告ほうこくけて、10がつちゅう今後こんご障害しょうがいしゃ施策しさくのグランドデザインの厚労省こうろうしょう試案しあんす」との発言はつげんがあり、記事きじ内容ないようしたものとおもわれます。   (自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

障害しょうがいしゃ施策しさく抜本ばっぽん改正かいせいへ 厚労相こうろうしょう方針ほうしん地域ちいきでの生活せいかつ支援しえん

 坂口さかぐち厚生あつお労働ろうどうしょうは15にち障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつできるようにするため政策せいさく抜本ばっぽんてき見直みなおし、身体しんたい知的ちてき精神せいしん障害しょうがいしゃけの関連かんれんほう一体いったいてき改正かいせいする方針ほうしんあきらかにした。生活せいかつ全般ぜんぱん支援しえん計画けいかくてるケアマネジメント制度せいど導入どうにゅうするなど、障害しょうがいしゃ入所にゅうしょ施設しせつなどを地域ちいきらせるよう支援しえん体制たいせい強化きょうかする。05ねん通常つうじょう国会こっかい改正かいせいあん提出ていしゅつ、09ねんまでの段階だんかいてき実施じっし目指めざす。
  政府せいふは、障害しょうがいがあっても普通ふつう生活せいかつおくれるように社会しゃかいささえるノーマライゼーションの促進そくしんかかげているが、知的ちてき障害しょうがいしゃの3わり施設しせつ入所にゅうしょしているなど「だつ施設しせつ」はすすんでいない。
  厚労省こうろうしょうによると、見直みなおしでは障害しょうがいしゃ希望きぼうおうじて地域ちいきでの生活せいかつえらび、らすことを基本きほんとするよう精神せいしん保健ほけん福祉ふくしほう身体しんたい障害しょうがいしゃ福祉ふくしほう知的ちてき障害しょうがいしゃ福祉ふくしほうなどを改正かいせい施設しせつでの保護ほご中心ちゅうしん政策せいさくあらためる。
  具体ぐたいてきには、ケアマネジメント制度せいどもうけ、専門せんもん就労しゅうろうからホームヘルパーの派遣はけんなど生活せいかつ全般ぜんぱんについて障害しょうがいしゃいちにんひとりの計画けいかくてる。機能きのう訓練くんれんなどをおこなうデイサービスをやすため、公民館こうみんかん小学校しょうがっこう教室きょうしつ利用りようできるようにする。施設しせつにいる場合ばあいも、社会しゃかいとのつながりがてるようにちちゅうはデイサービスなどにかようようにする。
 精神せいしん障害しょうがいしゃについては、市町村しちょうそん実施じっし主体しゅたいとなってホームヘルプやデイサービス事業じぎょうなどをおこなえるようほう改正かいせいする。
 また、就労しゅうろう支援しえんするため、社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんかぎられている身体しんたい知的ちてき障害しょうがいしゃけの通所つうしょ施設しせつ運営うんえいを、精神せいしん障害しょうがいしゃおなじようにNPO法人ほうじんなどにもみとめる。 (09/16 )



障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ

長時間ちょうじかんよう介護かいご障害しょうがいしゃなどが運営うんえいする介助かいじょサービスのシステムと 24あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいど全国ぜんこくつくろう

 2003ねんからは障害しょうがいヘルパーも介護かいご保険ほけん同様どうよう事業じぎょうしゃ市場いちば自由じゆうされました。さまざまな事業じぎょうしゃがホームヘルプなどのサービスを提供ていきょうし、障害しょうがいしゃ自由じゆう事業じぎょうしゃ選択せんたくできるようになりました。
 ホームヘルプサービスをおこないたい事業じぎょうしゃは、一定いってい基準きじゅんたせば、都道府県とどうふけんが1〜2ヶ月かげつじゃく指定していするようになりました。指定していければ、市町村しちょうそんさかい県境けんきょうえてサービス提供ていきょうができるようになりました。
 長時間ちょうじかん介助かいじょ必要ひつよう障害しょうがいしゃ高度こうど介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ団体だんたいは、従来じゅうらいから、行政ぎょうせいなどの派遣はけんするヘルパーは介助かいじょ満足まんぞくにできなかったため、自分じぶんたちで介助かいじょしゃやとい、団体だんたいつく重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃにも十分じゅうぶん対応たいおうできる介助かいじょサービスをおこなってきました。また、行政ぎょうせい交渉こうしょうおこな四国しこく東京とうきょう中心ちゅうしんに、24あいだ介助かいじょ制度せいどつくげてきました。
 これらの自立じりつ生活せいかつセンターとう団体だんたい実績じっせきがありながらなかなか障害しょうがいヘルパー委託いたくけられませんでした。2000ねんがつからの介護かいご保険ほけん施行しこうで、老人ろうじんけのヘルパーとう事業じぎょうしゃ自由じゆうされ、それに影響えいきょうされて障害しょうがいヘルパーも重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ運営うんえいする自立じりつ生活せいかつセンターとう委託いたくされるようになりました。(それでも3ねん以上いじょうはないがおこなわれたうえでのことでした)。これにより、かくセンターは予算よさん規模きぼおくえんえる団体だんたいえてきました。
 2003ねんにはこのような心配しんぱいはなくなりました。一定いってい基準きじゅんたせば、市町村しちょうそん意向いこう関係かんけいなくかなら指定していけられ、ヘルパー事業じぎょうしゃになれます。

2010ねんごろの目標もくひょう

 介護かいご保険ほけん障害しょうがい指定してい事業じぎょうしゃになってヘルパー派遣はけんおこなうと、十分じゅうぶん運営うんえい保障ほしょうされ、団体だんたい職員しょくいん人件じんけん運営うんえい十分じゅうぶん保障ほしょうができます。この仕組しくみを使つかってさらなるサービス水準すいじゅんアップや制度せいど改善かいぜんしていく運動うんどう使つかい、社会しゃかいえていこうという計画けいかくです。まずむことは、2010ねんまでに全国ぜんこくに1000事業じぎょうしゃつくり、24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんおこない、行政ぎょうせい交渉こうしょうし、24あいだ介護かいご保障ほしょうを3300市町村しちょうそんつくすことです。
 そのつぎは、知的ちてき精神せいしん身体しんたい視覚しかく聴覚ちょうかくめくらろう・肢体したい内部ないぶ)・難病なんびょうおよび重複じゅうふくぜん障害しょうがい種別しゅべつ参加さんかて、すべての障害しょうがい種別しゅべつにサービス提供ていきょう当事とうじしゃ主体しゅたいてきに)していくシステムを計画けいかくしています。
 また、3300市町村しちょうそんおおくで24あいだちか介護かいご保障ほしょうができたさいには、全国ぜんこく予算よさん確保かくほされますので、くにたいしてパーソナルアシスタント制度せいど労働ろうどう時間じかん通学つうがく運転うんてん入院にゅういんなど使途しと制限せいげんをされない24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく一律いちりつ制度せいど)をつくっていきます。

ちゅう東京とうきょうなどの一部いちぶ団体だんたいでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう交渉こうしょうしてつくり、24あいだ専従せんじゅう介助かいじょしゃによる介助かいじょサービスをおこない、人工じんこう呼吸こきゅう利用りようの24あいだよう介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなどを施設しせつなどから一人暮ひとりぐら支援しえんできています。一人暮ひとりぐらしの知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃへの介助かいじょサービスもおこなっています。もちろん短時間たんじかん介助かいじょサポートもできます。いずれも個別こべつILプログラムや様々さまざま支援しえんを(自立じりつ生活せいかつをしている長時間ちょうじかんよう介助かいじょの)障害しょうがいしゃ役員やくいん管理かんり健常けんじょうしゃのスタッフなどを部下ぶかとしてやとって(障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃで)運営うんえいしています。これら団体だんたいから障害しょうがいヘルパーを委託いたくされており、介護かいご保険ほけん指定してい事業じぎょうしゃにもなっており、収入しゅうにゅうは(いままでの障害しょうがいしゃ団体だんたいくらべると)相当そうとうおおきなものになります。
 通常つうじょう、このような水準すいじゅん団体だんたいになるために、どれくらいの研修けんしゅう期間きかん運営うんえい期間きかん必要ひつようかといいますと、まず、近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうける場合ばあいには、しゅうかい(マネージャー&コーディネーター会議かいぎに)かよって1年間ねんかん、そのほかに近隣きんりん自立じりつ生活せいかつプログラムやピアカウンセリング、行政ぎょうせい交渉こうしょうにはかなら全部ぜんぶ出席しゅっせきしていきます。2ねんから団体だんたいげ、まず1人ひとり自立じりつ支援しえん施設しせつ親元おやもとからの一人暮ひとりぐらしの支援しえん)を団体だんたいとしておこないます。このさいなどにも事細ことこまかに研修けんしゅうさき団体だんたいにアドバイスをあおぎながらすすめます。こうして2人ふたり、3にんすすみ、ILP、ピアカンなども講座こうざがたから個別こべつまでこなし、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、専従せんじゅう介助かいじょしゃ確保かくほしていって介助かいじょサービス体制たいせい強固きょうこにしていきます。このあいだ外部がいぶ講座こうざなどには出来できるだけ参加さんかします。これで最短さいたん団体だんたい実績じっせき)で4ねんほどで上記じょうきのような総合そうごうてきなサービスがくだりなえるようになります。なお介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃ指定してい実績じっせきまったくなくてもゆう資格しかくヘルパーが3にんいればれるため、半年はんとしほどでることが出来できます。障害しょうがいヘルパーも2003ねんからはおなさまになります。いま障害しょうがいヘルパーは委託いたく交渉こうしょう必要ひつようになりますが介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃになっていたらすぐに委託いたくけられるえてきました。
 上記じょうきの(近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうけて団体だんたいげていく)モデルをもとに、必要ひつよう研修けんしゅう時間じかん計算けいさんすると、しゅう10あいだ程度ていどで、とし500時間じかん初年度しょねんどのみ)となります。これとまったおなごとおこなうにはとし400〜500あいだ相当そうとうする研修けんしゅう必要ひつようです。全国ぜんこく47都道府県とどうふけん事業じぎょうしゃになりたい団体だんたい個人こじんがこれを全部ぜんぶ合宿がっしゅく研修けんしゅうおこなうわけにはいきませんから、なるべく通信つうしん研修けんしゅう電話でんわ相談そうだんでカバーして、合宿がっしゅく研修けんしゅうすくなめでやってみようと検討けんとうしています。そのほか、近隣きんりんけん受講じゅこうできる基礎きそILP・ピアカンなどは極力きょくりょく近隣きんりん地域ちいきけることで体力たいりょく時間じかん費用ひよう節約せつやくできますので極力きょくりょく参加さんかするようにおねがいします。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてき事業じぎょうおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。推進すいしん協会きょうかい理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。

くわしくはお問合といあわくださいフリーダイヤル0037−80−4455(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6) 身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご障害しょうがいしゃにもサービスを提供ていきょうすること。

 



全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのCIL空白くうはく地域ちいきで、施設しせつ親元おやもとから自立じりつしてCILをつくりたい障害しょうがいしゃ人材じんざい募集ぼしゅう介護かいご長時間ちょうじかん必要ひつようほう

 全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい自薦じせんヘルパー(パーソナルアシスタント制度せいど推進すいしん協会きょうかいでは、全国ぜんこく3300市町村しちょうそんさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ運営うんえいする自立じりつ生活せいかつセンター(CIL)のサービスがけられるようになるように、かくけん最低さいてい10箇所かしょ程度ていどのCILをつくることを目標もくひょう金銭きんせんめん研修けんしゅうとう支援しえんおこなっています。当会とうかいは、どんな重度じゅうど障害しょうがいしゃでもれた地域ちいきらしていけるような状況じょうきょう全国ぜんこく3300市町村しちょうそんつくられていくべきだとかんがえています。そのために、それらの地域ちいき自立じりつして地域ちいきらしていきたい、さらにCIL設立せつりつにつなげたいという障害しょうがいしゃたいして情報じょうほう提供ていきょう研修けんしゅう、それにかかるしょ費用ひようふくめた全面ぜんめんてきなバックアップをしています。2001年度ねんど〜2002年度ねんど空白くうはくけん最低さいていひとつのCILをつくることを目標もくひょう研修けんしゅう助成じょせいなどで支援しえんおこないました。今年度こんねんどからはかくけん最低さいてい2〜3箇所かしょのCILをつく支援しえんおこないます。
 現在げんざい毎日まいにち24あいだ介護かいご必要ひつよう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ施設しせつ家族かぞくもとからて1にんらしし、CILをげています。こういったさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ過疎かそけんでたくさんています。近県きんけんCILや東京とうきょうなどでなん研修けんしゅうおこない、介助かいじょしゃやとかた指示しじかた、アパートのかた介護かいご制度せいど使つかかた、CILのつくかた、など、1つ1つ研修けんしゅうけていくことで、やる努力どりょくで1つ1つ解決かいけつしていきます。研修けんしゅう交通こうつう介護かいごしゃ費用ひようなどは助成じょせいいたします。1人ひとりらし開始かいし介護かいご費用ひようなども交渉こうしょうして制度せいどがのびるまでの期間きかん助成じょせい貸付かしつけします。実地じっち研修けんしゅう補完ほかんする「通信つうしん研修けんしゅう」もおこなっています。
 募集ぼしゅうする地域ちいきは、県庁けんちょう所在地しょざいちからはなれているCIL空白くうはく地域ちいきです。(秋田あきた宇都宮うつのみや群馬ぐんま徳島とくしま高知こうち県庁けんちょう所在地しょざいち募集ぼしゅう)。また、これ以外いがい地域ちいきでも、現在げんざいすでにがっている団体だんたいつづ障害しょうがいしゃ人材じんざい募集ぼしゅうおこなっています。
 自分じぶん参加さんかしたい・・というほうは、どしどしご相談そうだんください。
 自薦じせんヘルパー(パーソナルアシスタント制度せいど推進すいしん協会きょうかい 
0120−66−0009 10:00〜23:00

自立じりつ生活せいかつセンター(CIL)とは
 理念りねんはJILホームページhttp://www.j-il.jp/ などをご参照さんしょうください。
 障害しょうがいしゃ主体しゅたいてき運営うんえいするサービス提供ていきょう団体だんたいうん動体どうたいです。介助かいじょ利用りようしゃ自身じしんがエンパワメントしていく(ちからをつけていく)スタイルのホームヘルプサービスと運動うんどうおこないます。24あいだ介護かいご必要ひつようほうなどの1人ひとりらし支援しえんおこない、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、地域ちいき制度せいど改善かいぜんしていきます。



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル FAXふぁっくす 0037−80−4446

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 24あいだ介護かいご必要ひつようですが、1人ひとりらしをして24あいだ介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(東京とうきょう) 3がつまでは全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう使つかって自薦じせん介助かいじょしゃ使つかっていたのですが、4がつにちにBからC転居てんきょした関係かんけいで、あたらしい受給じゅきゅうしゃしょうがなかなか発行はっこうされず、5がつはじめに4がつにちづけ受給じゅきゅうしゃしょうおくられてきました。から広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいされ、電話でんわしたところ、緊急きんきゅう事態じたいですからということで、特別とくべつ4月しがつにちにさかのぼって自薦じせん介護かいごしゃ介護かいご支援しえん対象たいしょうにしてくれるということで4がつ介助かいじょしゃ給与きゅうよることになりたすかりました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃしゅうにち勤務きんむつき20まんほどの収入しゅうにゅうができ、安定あんていしてきました。

★(東日本ひがしにっぽんのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

 
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