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2005年10月号

長崎ながさきけん離島りとうで24あいだ介護かいご保障ほしょう

★ヘルパー100まんえん以上いじょう利用りよう全国ぜんこくで900にん
  厚生省こうせいしょう全国ぜんこく調査ちょうさ結果けっか

★ヘルパー時間じかんすうアップにけて交渉こうしょう

10がつごう
2005.10.28
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
〒180−0022 東京とうきょう武蔵野むさしのさかい2−2−18−302
発送はっそうがかり定期ていき購読こうどく申込もうしこみ・入会にゅうかい申込もうしこみ、商品しょうひん注文ちゅうもん)  (つききん〜17
  TEL・FAX 0120−870−222 (フリーダイヤル
  TEL・FAX 0037−80−4445  
制度せいどがかり交渉こうしょう情報じょうほう交換こうかん制度せいど相談そうだん)(365にち 11〜23土日どにち緊急きんきゅう相談そうだんのみ))        
  TELてる 0037−80−4445 全国ぜんこくからかけられます)
  TELてる 0422−51−1566  
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口座こうざめい障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター  口座こうざ番号ばんごう00120-4-28675
 

2005ねん10がつごう    目次もくじ

   

4・・・・各地かくちで24あいだ保障ほしょうがぞくぞく実現じつげん
5・・・・長崎ながさきけん離島りとうで24あいだ介護かいご保障ほしょう実現じつげん
16・・・100まんえん以上いじょうのヘルパー利用りようしゃ全国ぜんこくに900にん
17・・・社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい(10がつにち)の報告ほうこく
19・・・入院にゅういんのヘルパー派遣はけん(1にち24あいだ)がみとめられる(東京とうきょう
20・・・障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんたいする附帯ふたい決議けつぎ
22・・・障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれい攻防こうぼう
26・・・障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ



各地かくちで24あいだ保障ほしょうがぞくぞく実現じつげん

 自立じりつ支援しえんほう審議しんぎつづなか将来しょうらい不安ふあんうったえる障害しょうがいしゃおおいですが、地道じみち市町村しちょうそん交渉こうしょうつづけてきたさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ制度せいど改善かいぜんしています。

東海とうかい地方ちほうのA県内けんないはつの24あいだ保障ほしょう実現じつげん

 東海とうかい地方ちほうのCけん県庁けんちょう所在地しょざいち以外いがい)で24あいだ介護かいご保障ほしょう実現じつげんしました。24あいだ介護かいご必要ひつような1にんらしの全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ苦労くろうして毎年まいとし交渉こうしょうをつづけ、なんねんもかかってやっと実現じつげんしました。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん毎日まいにち20あいだ生活せいかつ保護ほご他人たにん介護かいごりょう大臣だいじん承認しょうにんあいだわせになります。
 これで、東海とうかいけんちゅうけんで24あいだ介護かいご保障ほしょう自治体じちたいができたことになります。

みなみ九州きゅうしゅうのB県内けんないはつの24あいだ保障ほしょう実現じつげん

 みなみ九州きゅうしゅうのDけんでも24あいだ介護かいご保障ほしょう実現じつげんしました。24あいだ介護かいご必要ひつような1にんらしの全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ交渉こうしょうおこない、実現じつげんしました。1人ひとりらしをはじめて1ねん以内いない毎日まいにち24あいだ日常にちじょう生活せいかつ支援しえん決定けっていしました。くわしくは、来月らいげつごう紹介しょうかいします。

長崎ながさきけん離島りとうで24あいだ介護かいご保障ほしょう実現じつげん

 長崎ながさきけん離島りとう自治体じちたいで、24あいだ介護かいご保障ほしょう実現じつげんしました。24あいだ介護かいご必要ひつよう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃが、自立じりつ生活せいかつセンターの長期間ちょうきかん情報じょうほう支援しえんけ、交渉こうしょう自分じぶんおこないました。離島りとう実家じっかからはなれ、本土ほんど専門せんもん病院びょういんはいっていましたが、福岡ふくおかけんで1にんらしをするために支援しえん離島りとう自治体じちたいかたちでの決定けっていとなりました。
 以下いか経過けいかいていただきましたので、掲載けいさいします。

自立じりつへの過程かてい

[会員かいいんページに掲載けいさい]



100まんえん以上いじょうのヘルパー利用りようしゃ全国ぜんこくに900にん

 だい28かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかいが10がつにちおこなわれ、厚生こうせい労働省ろうどうしょう実施じっしした全国ぜんこくすべての自治体じちたい調査ちょうさ支援しえん利用りようじょうきょう)の結果けっか速報そくほうばん公開こうかいされました。  この資料しりょうなかで、16ねん10がつぶんでは、つきに100まんえん以上いじょうのヘルパー利用りようしゃ人数にんずうで0.9%(全国ぜんこくで900にん)であるなどのデータがあきらかになりました。

 また、ホームヘルプ・デイサービス・ショート・グループホーム・通所つうしょふくめた在宅ざいたくサービス全体ぜんたいでは、つき100まんえん以上いじょう利用りようしゃは1300にんで、全体ぜんたいの0.5%でした。(在宅ざいたくサービス全体ぜんたい利用りようしゃすうは26まんにん、ホームヘルプサービス全体ぜんたい利用りようしゃすうは10まんにん)。
 15ねんがつ支援しえん制度せいど開始かいし厚生こうせい労働省ろうどうしょう調査ちょうさ(100自治体じちたい程度ていど定点ていてん調査ちょうさ)では、100まんえん以上いじょうのヘルパー利用りようしゃは0.6%だったため、制度せいど開始かいしねんはんで、0.3ポイントの増加ぞうかとなっています。(今回こんかい調査ちょうさぜん市区しく町村ちょうそん調査ちょうさのため、厳密げんみつには比較ひかくはできません)。

自立じりつ支援しえんほう予算よさんの0.8% (つき100まんえん以上いじょうのヘルパー利用りよう

 なお、ヘルパーをつき100まんえん以上いじょう使つか障害しょうがいしゃ予算よさんめる割合わりあいは、自立じりつ支援しえんほう施設しせつ在宅ざいたくふくぜん予算よさんやく8000おくえん)の0.8%であり、非常ひじょうにわずかです。(100まんえん以上いじょうそうを、1人ひとり平均へいきん120まんえん計算けいさん)。
 また、24あいだのヘルパーを利用りようしている障害しょうがいしゃ予算よさん自立じりつ支援しえんほう予算よさん全体ぜんたいの0.1%と予想よそうされます。(15ねんがつ調査ちょうさでヘルパー利用りようしゃの0.06%だったため、100まんえん以上いじょうそう同様どうように50%えたと仮定かていして試算しさんした場合ばあい)。

議員ぎいんなどに説得せっとくするときに、さい重度じゅうど人数にんずうすくないんだ(だから財政ざいせいてきには問題もんだいはない)・・・・という資料しりょう使つかってください

 今回こんかい厚生こうせい労働省ろうどうしょうぜん市町村しちょうそん調査ちょうさ結果けっかぜん資料しりょうはホームページに掲載けいさいしています。



社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい(10がつにち)の報告ほうこく

 だい28かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかいの、それ以外いがい注目ちゅうもくすべき、当日とうじつきとりメモ(重要じゅうよう部分ぶぶん抽出ちゅうしゅつ)を掲載けいさいします。なお、議事ぎじきとりメモ全文ぜんぶん当日とうじつ資料しりょう全文ぜんぶんはホームページに掲載けいさいしています。

松嶋まつしま企画きかく課長かちょう
平成へいせい18年度ねんど概算がいさん要求ようきゅうにおける義務ぎむてき経費けいひのうち、自立じりつ支援しえん給付きゅうふ福祉ふくしサービス)予算よさん4143おくえんにおいては、居宅きょたくサービス予算よさん施設しせつサービス予算よさんというだいくくりで予算よさん要求ようきゅうしている
居宅きょたくサービス予算よさん1131おくえん(+278おくえん、32.6%ぞう
施設しせつサービス予算よさん3004おくえん(+118おくえん、4.1%ぞう
のこりのしょ経費けいひは、サービス利用りよう計画けいかく作成さくせいなど
居宅きょたく予算よさん施設しせつ予算よさんのそれぞれの内訳うちわけ省内しょうないてき算出さんしゅつ根拠こんきょぎない

伊原いはら企画きかくかん
障害しょうがい程度ていど区分くぶん判定はんてい試行しこう事業じぎょう審査しんさかい委員いいん職種しょくしゅべつ構成こうせいは、事業じぎょうしゃ関係かんけいしゃ(20%)は医師いし(26%)にぐ2番目ばんめ
→しかし、社会しゃかい福祉ふくし精神せいしん保健ほけん福祉ふくし理学りがく療法りょうほうふくめると、事業じぎょうしゃ関係かんけいしゃがトップになる
障害しょうがい程度ていど区分くぶん判定はんてい試行しこう事業じぎょう審査しんさかい委員いいん312にんのうち障害しょうがい当事とうじしゃは9にん
試行しこう事業じぎょうにより、新規しんき追加ついか27項目こうもくについて1800にんぶんのデータが蓄積ちくせきされた
障害しょうがい程度ていど区分くぶんでコンピュータ判定はんていする追加ついか項目こうもく今回こんかいの27項目こうもく前提ぜんていかんがえる 試行しこう調査ちょうさにおける医師いし意見いけんしょ特記とっき事項じこう分析ぶんせきし、市町村しちょうそん審査しんさかいにおける判定はんてい段階だんかいでのルールづくりでかんがえていく
訓練くんれんとう給付きゅうふ支給しきゅう決定けってい優先ゆうせん判定はんてい認定にんてい調査ちょうさもちいる場合ばあいは106項目こうもくなかから特定とくてい項目こうもくしてスコアする、かく事業じぎょうでどの項目こうもく採用さいようするかは検討けんとうちゅう

よこまく企画きかくかん
地域ちいき自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいは、障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたい参加さんか想定そうてい

中村なかむら社会しゃかい援護えんご局長きょくちょう
適切てきせつ障害しょうがい程度ていど区分くぶん適切てきせつなケアマネジメント、適切てきせつ相談そうだん支援しえん体制たいせい、がさい重要じゅうよう課題かだい支援しえん制度せいど予算よさん配分はいぶん
→「在宅ざいたく4:施設しせつ6」で施設しせつ偏重へんちょう cf)介護かいご保険ほけんは「在宅ざいたく5:施設しせつ5」
→「知的ちてき64:身体しんたい31:障害しょうがい3:精神せいしん1」でバランスの是正ぜせい不可欠ふかけつ



入院にゅういんのヘルパー派遣はけん(1にち24あいだ)がみとめられる(東京とうきょう

 コミュニケーションに支障ししょうのない24あいだ介護かいご男性だんせいに、やく半年はんとしおよ交渉こうしょう結果けっか入院にゅういんのヘルパー派遣はけんみとめられました。
 一人暮ひとりぐらしをしている男性だんせいが、よんがつ体調たいちょうくずし、緊急きんきゅう入院にゅういんすることになりました。
 入院にゅういんかれ場合ばあい専門せんもん病棟びょうとう入院にゅういんすることがのぞましい状態じょうたいなのですが、ベッドのきがなく、かれはやむなく一般いっぱん病棟びょうとうごすことになりました。体位たいい変換へんかんそのにほぼ10ふんおきに介助かいじょしゃようするかれ一般いっぱん病棟びょうとう看護かんごだけでごせるはずもく、かれ事業じぎょうしょにヘルパー派遣はけん継続けいぞく依頼いらいしました。それをけた事業じぎょうしょ病院びょういんまで出向でむき、状況じょうきょう確認かくにんをし、かれとの合意ごういのもとにCILが行政ぎょうせい交渉こうしょうはじめました。その時々ときどきわる担当たんとうかん発言はつげん病院びょういんにいっていたヘルパーにこまかな状況じょうきょう説明せつめいをしてもらいましたし、「入院にゅういんしているうちに実地じっち見聞けんぶんをしてくれ」と担当たんとうかんいましたが、うごかず。退院たいいんまで担当たんとうかん調査ちょうさくことはありませんでした。退院たいいんかれまじえて、本格ほんかくてき交渉こうしょうはいりましたが、とう地区ちく行政ぎょうせい責任せきにんしゃらは支援しえん制度せいど建前たてまえだけをあげつらねて要望ようぼうたいして否定ひていするばかりでした。かれはCILのアトバイスのもとに、オンブズマン制度せいど利用りようして行政ぎょうせいたいして意見いけんしてもらうことにしました。オンブズマンは、本人ほんにんとCILがつよ指摘してきしていたように、「一般いっぱん病棟びょうとうれられたために看護かんご手薄てうすなのは病院びょういんがわ懸念けねんしており、介護かいごしゃをつけることを病院びょういんがわみとめていたこと」、「担当たんとうかん要請ようせいされたにもかかわらず入院にゅういんちゅう実地じっち調査ちょうさおこたっていたこと」をあげて行政ぎょうせいにたいしてつよ口調くちょう意見いけんしょ提出ていしゅつしました。これを行政ぎょうせい方針ほうしん一転いってんして、かれ入院にゅういん支援しえん制度せいどにおいてのヘルパー派遣はけんみとめるという結論けつろんしました。
 かれ一連いちれん交渉こうしょうとうにおいて全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ入院にゅういん生活せいかつ安定あんていおおきく影響えいきょうするものになったとおもいます。

東京とうきょう ] NPO法人ほうじん レイ 原田はらだ 華代はなよ

へんちゅう今回こんかい入院にゅういんすう日間にちかんです。東京とうきょうでは障害しょうがいしゃ団体だんたいとの長年ながねん交渉こうしょうにより、市区しく町村ちょうそんみとめれば、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん入院にゅういん介護かいご利用りようすることが可能かのうです。現状げんじょうではやく半分はんぶん市区しく過去かこ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう経過けいかから1にちあいだまでの入院にゅういん介護かいごみとめられています。また、すじジスなど言語げんご障害しょうがいのないコミュニケーションの可能かのう障害しょうがいしゃ入院にゅういん介護かいごみとめられにくい現状げんじょうがあります。8あいだえる時間じかんすうみとめられたのは都内とないで3箇所かしょです。くわしくは介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかいまで。)



障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんたいする附帯ふたい決議けつぎ

 10がつ13にち与野党よやとう全会ぜんかい一致いっち参議院さんぎいん自立じりつ支援しえんほう付帯ふたい決議けつぎがつきました。  今回こんかい付帯ふたい決議けつぎには、障害しょうがいしゃ団体だんたい意見いけん反映はんえいされました。
 要望ようぼうはいったおも部分ぶぶん抜粋ばっすいします。(全文ぜんぶんはホームページをごらんください)

障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんたいする附帯ふたい決議けつぎ(17ねん10がつ13にち 参議院さんぎいん厚生こうせい労働ろうどう委員いいんかい

なな介護かいご給付きゅうふにおける障害しょうがい程度ていど区分くぶんについて介護かいごサービスの必要ひつよう適切てきせつ反映はんえいされるよう、障害しょうがい特性とくせい考慮こうりょした基準きじゅん設定せっていするとともに、主治医しゅじい意見いけんしょまえるなど審査しんさかたについての適正てきせい措置そちこうずること。また、支給しきゅう決定けっていかか基準きじゅん手続てつづきについては、生活せいかつ機能きのう支援しえん状況じょうきょう本人ほんにん就労しゅうろう意欲いよくとう利用りようしゃ主体性しゅたいせい重視じゅうししたものとなるよう必要ひつようおうじて適宜てきぎ見直みなおしをおこない、関係かんけい団体だんたい とも十分じゅうぶん協議きょうぎしたうえ策定さくていすること。さらに、障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていおこなわないこととなる障害しょうがいについては、障害しょうがいたいする福祉ふくしサービスが障害しょうがい成長せいちょう過程かていにおいて生活せいかつ機能きのう向上こうじょうさせる重要じゅうよう意義いぎつものであることにかんがみ、市町村しちょうそん適切てきせつなサービスを提供ていきょうできるように体制たいせい整備せいびするとともに、障害しょうがい程度ていど評価ひょうか手法しゅほう開発かいはつすみやかにすすめ、勘案かんあん事項じこうについても必要ひつよう措置そちこうずること。

はち市町村しちょうそん審査しんさかい委員いいんについては、障害しょうがいしゃ実情じつじょうつうじたものえらばれるようにすること。とくに、障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし経験けいけんひろゆうするものであって、地域ちいき生活せいかつ相当そうとう実績じっせきち、中立ちゅうりつかつ公正こうせい立場たちば審査しんさおこなえるものであれば、障害しょうがいしゃ委員いいんくわえることがのぞましいことを市町村しちょうそん周知しゅうちすること。また、市町村しちょうそん審査しんさかいもとめにおうじ、サービス利用りよう申請しんせいしゃ意見いけんべることができることを市町村しちょうそん周知しゅうちす ること。

きゅう介護かいご給付きゅうふ訓練くんれんとう給付きゅうふ支給しきゅう決定けっていについては、障害しょうがいしゃ実情じつじょうをよりよく反映はんえいしたものとなるよう、市町村しちょうそん職員しょくいんによる面接めんせつ調査ちょうさ結果けっか福祉ふくしサービスの利用りようかんする意向いこう十分じゅうぶんまえることを市町村しちょうそん周知しゅうちするとともに、決定けってい不服ふふくがある場合ばあいには都道府県とどうふけん知事ちじ申立もうしたてをおこない、みずか意見いけんべる機会きかいあたえられている ことを障害しょうがいしゃおよ障害しょうがい保護ほごしゃ十分じゅうぶん周知しゅうちすること。

じゅう基本きほん指針ししん策定さくていたっては、現行げんこうのサービス水準すいじゅん低下ていかまねくことなく、障害しょうがいしゃ居住きょじゅうする地域ちいきにおいて円滑えんかつにサービスを利用りようできるよう、サービス提供ていきょう体制たいせい整備せいびはかることを障害しょうがい福祉ふくし計画けいかくむこと、計画けいかく策定さくていさいに、障害しょうがい当事とうじしゃとう関係かんけいしゃ意見いけん機会きかいもうけることについて明記めいきすること。また、移動いどう支援しえん事業じぎょう、コミュニケーション支援しえん事業じぎょう相談そうだん支援しえん事業じぎょう地域ちいき活動かつどう支援しえんセンター事業じぎょうなどについては、障害しょうがいしゃ社会しゃかい参加さんか自立じりつ生活せいかつ維持いじ向上こうじょうすることを 目的もくてきとして、障害しょうがい福祉ふくし計画けいかくなか地域ちいき実情じつじょうおうじてこれらサービスの計画けいかく期間きかんにおける数値すうち目標もくひょう記載きさいすることについて明記めいきすること。さらに、これら障害しょうがいぶく計画けいかくさだめた事項じこう確実かくじつ実施じっしできるよう予算よさん十分じゅうぶん確保かくほすること。

じゅういち、ALS、進行しんこうせいきんジストロフィーとう長時間ちょうじかんサービスを必要ひつようとする重度じゅうど障害しょうがいしゃについては、れる事業じぎょうしゃすくない現状げんじょうにもかんがみ、その居住きょじゅうする地域ちいきにおいて必要ひつようなサービス提供ていきょう遅滞ちたいなくおこなわれるよう、社会しゃかい資源しげん基盤きばん整備せいびなどの措置そち早急そうきゅうこうずること。また、現行げんこうのサービス水準すいじゅん低下ていかまねくことのないよう重度じゅうど障害しょうがいしゃとう包括ほうかつ支援しえん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご対象たいしょうしゃ範囲はんいについては、重度じゅうど障害しょうがいのあるもののサービスの利用りよう実態じったいやニーズとう把握はあくしたうえ設定せっていすることとし、そのサービス内容ないよう国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんについては、適切てきせつ水準すいじゅんとなるよう措置そちすること。

抜粋ばっすい以上いじょう



10がつにちけの厚労省こうろうしょう人事じんじ情報じょうほう

障害しょうがい福祉ふくし課長かちょう藤木ふじき 則夫のりおぜん介護かいご保険ほけん課長かちょう
企画きかく課長かちょうに 松嶋まつしま  けんぜん障害しょうがい福祉ふくし課長かちょう
社会しゃかい参加さんか推進すいしん企画きかくかん障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし企画きかく社会しゃかい参加さんか推進すいしん室長しつちょう併任へいにん)に長田ながた 信一しんいち異動いどうしました。



障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれい攻防こうぼう

 自立じりつ支援しえんほうは、4月しがつスタートにけ、せい省令しょうれい順次じゅんじまっていきます。予算よさんのかかるものについては、財務省ざいむしょう合意ごういができてからの決定けっていになります。政府せいふ予算よさん確定かくてい12月じゅうにがつ28にち前後ぜんこうですので、そのあとにせい省令しょうれい次々つぎつぎに1〜3がつにかけることになります。
 すでに、厚生こうせい労働ろうどうしょうでは、ほとんどのせい省令しょうれいあんつくわっています。今後こんごは、与党よとう議員ぎいんへのはたらきかけで、すこしでもおお改善かいぜんしていくことが重要じゅうようになります。
 とくに、自民党じみんとう議員ぎいんへは、厚生こうせい労働省ろうどうしょう長時間ちょうじかんヘルパー利用りようしゃのことをおおげさに説明せつめいまわっており、「1人ひとりで100まんえん以上いじょう使つかっているものがいる」と否定ひていてきはな議員ぎいんもいます。自民党じみんとう議員ぎいん重点的じゅうてんてきに「そんな重度じゅうど利用りようしゃはほんのわずかなので、全体ぜんたい予算よさんの0.8%や0.1%だ」と説明せつめいしていく必要ひつようがあります。かく都道府県とどうふけん自民党じみんとう議員ぎいんには地元じもと選挙せんきょみんはたらきかけが有効ゆうこうです。皆様みなさまのご協力きょうりょくをおねがいします。

議員ぎいんへの要望ようぼう内容ないようれいなど

 議員ぎいんまわって説明せつめいする内容ないようですが、現時点げんじてんでは、以下いかのような見本みほん内容ないようのうち、かく団体だんたい実情じつじょう沿ったものをかんがえてってください。  ここでは、ほう改正かいせいではなくせい省令しょうれい対応たいおうできる要望ようぼうしましたので、与党よとうへの要望ようぼうもこの内容ないようおこなえます。
(なお、自分じぶんたちの生活せいかつ最初さいしょ説明せつめいしてください)

1 さい重度じゅうど独居どっきょ障害しょうがいしゃとうのヘルパー予算よさん確保かくほ国庫こっこ補助ほじょについて

・2003年度ねんど厚労省こうろうしょう定点ていてん調査ちょうさ資料しりょうちゅう1)では、1にち24時間じかん以上いじょうのヘルパー制度せいど利用りようしゃはヘルパー制度せいど利用りようしゃ全体ぜんたいの0.06%です。
 また、2004ねん10がつ厚生省こうせいしょう全国ぜんこく調査ちょうさでは、つきに100まんえん以上いじょうヘルパーを利用りようしている人数にんずう全国ぜんこくでわずか900にんで、ヘルパー利用りようしゃの0.9%です。これにかかる予算よさん自立じりつ支援しえんほう施設しせつ在宅ざいたく予算よさんをあわせたやく8000おくえんたいし、0.8%とわずかです。(同様どうように24あいだ介護かいご利用りようしゃは0.1%と試算しさんできます。)

現在げんざい独居どっきょの24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ必要ひつよう時間じかんすう場合ばあいによっては毎日まいにち20あいだや24あいだ)を決定けっていしている市町村しちょうそんすうじゅう箇所かしょですが、その市町村しちょうそん障害しょうがいヘルパー事業じぎょうはそれほどおおきくなく(ちゅう2)、その事業じぎょう日本にっぽんそう人口じんこう換算かんさんしても1800おくえんくに900おくえん)ですみます。(17年度ねんど障害しょうがいヘルパー予算よさんやく1066おくえんくに533おくえん))。障害しょうがい施設しせつ予算よさんちょう2000おくえんくに6000おくえん)、介護かいご保険ほけんちょうえんくらべても、それほど過大かだいではありません。
 早期そうきに1800おくえん予算よさん確保かくほし、いのちにかかわる、1人ひとりらしのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃに、必要ひつよう時間じかん決定けっていされることが必要ひつようです。
ちゅう2)厚生こうせい労働省ろうどうしょう国庫こっこ補助ほじょ請求せいきゅうした全国ぜんこく市町村しちょうそんの15年度ねんど事業じぎょう実績じっせきより算出さんしゅつ

家族かぞく介護かいごられない独居どっきょなどのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃが、地域ちいき生活せいかつをできるよう、1人ひとりらしでさい重度じゅうどしゃのヘルパー制度せいど一律いちりつ上限じょうげんもうけず、必要ひつよう不可欠ふかけつなヘルパー時間じかんはつけるようにしてください。また、そのために、予算よさん確保かくほと、国庫こっこ補助ほじょ確実かくじつおこなえる方式ほうしき整備せいびしてください。

さい重度じゅうど人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃなどが想定そうていされている、重度じゅうど包括ほうかつ単価たんか現状げんじょうのヘルパー制度せいど日常にちじょう生活せいかつ支援しえんつき744あいだ合計ごうけい単価たんかよりがると、ける事業じぎょうしょがなくなるので、対象たいしょうしゃ範囲はんい限定げんていし、きちんとした単価たんか設定せっていしてください。(現状げんじょう単価たんかでも大幅おおはば資金しきん不足ふそくしていて、利用りようしゃ収入しゅうにゅうさい重度じゅうど人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃまわしてサポートしている実態じったいがある)。

審査しんさかい市町村しちょうそん意見いけんまえに、市町村しちょうそん利用りようしゃ利用りよう計画けいかくつくりますが、この利用りよう計画けいかくつくさいに、さい重度じゅうど独居どっきょ障害しょうがいしゃ自分じぶん介護かいご必要ひつようせい自分じぶん生活せいかつじょうきょう説明せつめいをするのにれていない。そこで、確実かくじつ説明せつめいができるまで、なんでも説明せつめいする機会きかい保障ほしょうしてください(せい省令しょうれい通知つうちとうで)。

障害しょうがい程度ていど区分くぶんに、独居どっきょ場合ばあいべつ区分くぶんをもうけ、特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて受給じゅきゅうしゃぜん介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなど)の独居どっきょしゃは、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんつき800あいだぶんの「国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげん市町村しちょうそん必要ひつようせいみとめて重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご実施じっしした場合ばあい、この時間じかん以下いかなら国庫こっこ補助ほじょがつく数字すうじ)」としてください。

2 外出がいしゅつ介護かいごについて

(1)居宅きょたく支援しえん事業じぎょう市町村しちょうそん事業じぎょう)のガイドヘルパー制度せいどについて
重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご行動こうどう援護えんご以外いがい区分くぶんされる障害しょうがいしゃ場合ばあいでも、重度じゅうどで、なれた介護かいごしゃでないと、外出がいしゅつ困難こんなん全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ知的ちてき障害しょうがいしゃについては、現状げんじょうのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃがガイドヘルパー制度せいどおこない、利用りようしゃ自由じゆう選択せんたくできるようにしてください。 (ちゅう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃでも、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようしゃはごく一部いちぶ

(2)重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごについて
重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃの1〜2あいだ外出がいしゅつ介護かいごは、身体しんたい介護かいごどう単価たんか適用てきようしてください。(理由りゆう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごげん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん)は、介護かいご保険ほけん生活せいかつ援助えんじょ家事かじ援助えんじょ)よりも単価たんかひくいため、1〜2あいだ重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ外出がいしゅつけてくれる事業じぎょうしょはありません。げん日常にちじょう生活せいかつ支援しえんは8あいだなどの長時間ちょうじかん連続れんぞく利用りよう想定そうていした制度せいどだからです。通常つうじょうのヘルパー利用りようしゃよりも重度じゅうど利用りようしゃけの制度せいどですので、短時間たんじかん利用りよう場合ばあい単価たんか身体しんたい介護かいごおなじにすべきです。)

自己じこ負担ふたん問題もんだい要望ようぼうおこなわないように注意ちゅうい

 現在げんざい議員ぎいんなどにされている99%以上いじょう要望ようぼう内容ないよう自己じこ負担ふたん問題もんだい要望ようぼうであるとかんがえられます。あるテレビ局てれびきょくのスタッフは9月くがつになって関西かんさい1人ひとりらしの全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ自宅じたく取材しゅざいおこない「はじめて自己じこ負担ふたん以外いがい問題もんだいがあることをりました。」とはなしました。いままでの取材しゅざいさきでは自己じこ負担ふたん問題もんだいはな障害しょうがいしゃばかりだったようです。
 このような状況じょうきょうのため、議員ぎいん注目ちゅうもくてんも、厚生こうせいろうしょう妥協だきょうあん自己じこ負担ふたん問題もんだいばかりです。「この問題もんだいさえ配慮はいりょすれば、自立じりつ支援しえんほう問題もんだい解決かいけつされる」という誤解ごかいがあり、弊害へいがいてきています。
 介護かいごサービス利用りようしゃのほとんどは家族かぞくらしており、それらの障害しょうがいしゃにとっては自己じこ負担ふたん問題もんだいおおきなことだとは理解りかいします。が、1人ひとりらしや障害しょうがいしゃのみの世帯せたい家族かぞく介護かいごできない状態じょうたいさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ場合ばあい、1ばん問題もんだいは、いのちかかわるヘルパー制度せいど長時間ちょうじかん利用りよう問題もんだいです。これらのさい重度じゅうど独居どっきょしゃなどは、自己じこ負担ふたん問題もんだい要望ようぼうはあえておこなわないようにし、「独居どっきょさい重度じゅうど長時間ちょうじかん介護かいご制度せいど」の要望ようぼう集中しゅうちゅうしてください。
 どんな障害しょうがいしゃもやがて家族かぞく介護かいごられなくなるときが可能かのうせいがあります。いま、その問題もんだいをきちんと要望ようぼうしてつたえられるのは、現在げんざいそのようなきびしい状況じょうきょうにいる障害しょうがいしゃだけです。



過疎かそ地域ちいき1人ひとりらししたいさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅう

 施設しせつ家族かぞくのもとからて、自立じりつ生活せいかつはじめませんか?

  おおくの市町村しちょうそんでは、1人ひとりらしの長時間ちょうじかんよう介護かいご全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃがいないため、ヘルパー制度せいどびていません。24あいだ介護かいご必要ひつようでも1にちあいだ程度ていどしかヘルパー制度せいどない市町村しちょうそん全国ぜんこく市町村しちょうそんの8わり程度ていどにものぼります。これを解決かいけつするためにバックアッププロジェクトをおこないます。1人ひとりらしの重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃんできちんと交渉こうしょうしている都道府県とどうふけんでは1にち16あいだや24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃが1にんらしをしています。このような障害しょうがいしゃがいる地域ちいきでは交渉こうしょうによりヘルパー制度せいどび、1にち16あいだや24あいだ制度せいどができているところがあります。そのような市町村しちょうそんでは、「ヘルパー制度せいど上限じょうげん」というかんがかた行政ぎょうせいないでなくなり、「その障害しょうがいしゃ自立じりつして地域ちいき生活せいかつするためにどのようなサービスが必要ひつようかんがえて支給しきゅう決定けっていする」というかんがかたわっていきますので、1人ひとりらしの障害しょうがいしゃだけではなくそれ以外いがい障害しょうがいしゃもヘルパー制度せいど必要ひつよう水準すいじゅんまでけやすくなっていきます。
 当会とうかいでは、47都道府県とどうふけんのどこにんでいても、おなじように必要ひつようひと必要ひつようなサービスがけられるように制度せいど改善かいぜん交渉こうしょう方法ほうほう支援しえんや、「最初さいしょ1人ひとり」の自立じりつ支援しえん技術ぎじゅつてき財政ざいせいてきに(介護かいごりょう)サポートしています。
 現在げんざい長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどのない(おも過疎かその)市町村しちょうそんにおまいで1にんらしをしたい全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅうします。1にち16〜24あいだ介護かいご必要ひつようほう想定そうていしていますが、それ以外いがいほうもおわせください。
 自立じりつのあと、一定いってい期間きかん介助かいじょしゃ費用ひようのサポートをいたします。
 制度せいど交渉こうしょうしてヘルパー制度せいどばすバックアップをします。
 アパートをりる方法ほうほうなども研修けんしゅうでサポートいたします(毎日まいにち介助かいじょがつく場合ばあいはきちんと方法ほうほうまねべば簡単かんたんりることが可能かのう)。住宅じゅうたく改造かいぞう制度せいどもあり、生活せいかつできるように改造かいぞう可能かのうです。
 研修けんしゅう参加さんか交通こうつう介助かいじょ費用ひよう助成じょせいいたします。
 自立じりつ生活せいかつをするための技能ぎのうプログラムを受講じゅこうしていただきます。
 なお、複数ふくすう募集ぼしゅうがある場合ばあいは、当会とうかいほかがすすめている、公益こうえきてき障害しょうがい福祉ふくし活動かつどう参加さんかしていただけるほう優先ゆうせんいたします。

わせは 自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい 0120−66−0009 10:00〜23:00



障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ

長時間ちょうじかんよう介護かいご障害しょうがいしゃなどが運営うんえいする介助かいじょサービスのシステムと 24あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいど全国ぜんこくつくろう

 2003ねんからは障害しょうがいヘルパーも介護かいご保険ほけん同様どうよう事業じぎょうしゃ市場いちば自由じゆうされました。さまざまな事業じぎょうしゃがホームヘルプなどのサービスを提供ていきょうし、障害しょうがいしゃ自由じゆう事業じぎょうしゃ選択せんたくできるようになりました。
 ホームヘルプサービスをおこないたい事業じぎょうしゃは、一定いってい基準きじゅんたせば、都道府県とどうふけんが1〜2ヶ月かげつじゃく指定していするようになりました。指定していければ、市町村しちょうそんさかい県境けんきょうえてサービス提供ていきょうができるようになりました。
 長時間ちょうじかん介助かいじょ必要ひつよう障害しょうがいしゃ高度こうど介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ団体だんたいは、従来じゅうらいから、行政ぎょうせいなどの派遣はけんするヘルパーは介助かいじょ満足まんぞくにできなかったため、自分じぶんたちで介助かいじょしゃやとい、団体だんたいつく重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃにも十分じゅうぶん対応たいおうできる介助かいじょサービスをおこなってきました。また、行政ぎょうせい交渉こうしょうおこな四国しこく東京とうきょう中心ちゅうしんに、24あいだ介助かいじょ制度せいどつくげてきました。
 これらの自立じりつ生活せいかつセンターとう団体だんたい実績じっせきがありながらなかなか障害しょうがいヘルパー委託いたくけられませんでした。2000ねんがつからの介護かいご保険ほけん施行しこうで、老人ろうじんけのヘルパーとう事業じぎょうしゃ自由じゆうされ、それに影響えいきょうされて障害しょうがいヘルパーも重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ運営うんえいする自立じりつ生活せいかつセンターとう委託いたくされるようになりました。(それでも3ねん以上いじょうはないがおこなわれたうえでのことでした)。これにより、かくセンターは予算よさん規模きぼおくえんえる団体だんたいえてきました。
 2003ねんにはこのような心配しんぱいはなくなりました。一定いってい基準きじゅんたせば、市町村しちょうそん意向いこう関係かんけいなくかなら指定していけられ、ヘルパー事業じぎょうしゃになれます。

2010ねんごろの目標もくひょう

 介護かいご保険ほけん障害しょうがい指定してい事業じぎょうしゃになってヘルパー派遣はけんおこなうと、十分じゅうぶん運営うんえい保障ほしょうされ、団体だんたい職員しょくいん人件じんけん運営うんえい十分じゅうぶん保障ほしょうができます。この仕組しくみを使つかってさらなるサービス水準すいじゅんアップや制度せいど改善かいぜんしていく運動うんどう使つかい、社会しゃかいえていこうという計画けいかくです。まずむことは、2010ねんまでに全国ぜんこくに1000事業じぎょうしゃつくり、24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんおこない、行政ぎょうせい交渉こうしょうし、24あいだ介護かいご保障ほしょうを3300市町村しちょうそんつくすことです。
 そのつぎは、知的ちてき精神せいしん身体しんたい視覚しかく聴覚ちょうかくめくらろう・肢体したい内部ないぶ)・難病なんびょうおよび重複じゅうふくぜん障害しょうがい種別しゅべつ参加さんかて、すべての障害しょうがい種別しゅべつにサービス提供ていきょう当事とうじしゃ主体しゅたいてきに)していくシステムを計画けいかくしています。
 また、3300市町村しちょうそんおおくで24あいだちか介護かいご保障ほしょうができたさいには、全国ぜんこく予算よさん確保かくほされますので、くにたいしてパーソナルアシスタント制度せいど労働ろうどう時間じかん通学つうがく運転うんてん入院にゅういんなど使途しと制限せいげんをされない24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく一律いちりつ制度せいど)をつくっていきます。

ちゅう東京とうきょうなどの一部いちぶ団体だんたいでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう交渉こうしょうしてつくり、24あいだ専従せんじゅう介助かいじょしゃによる介助かいじょサービスをおこない、人工じんこう呼吸こきゅう利用りようの24あいだよう介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなどを施設しせつなどから一人暮ひとりぐら支援しえんできています。一人暮ひとりぐらしの知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃへの介助かいじょサービスもおこなっています。もちろん短時間たんじかん介助かいじょサポートもできます。いずれも個別こべつILプログラムや様々さまざま支援しえんを(自立じりつ生活せいかつをしている長時間ちょうじかんよう介助かいじょの)障害しょうがいしゃ役員やくいん管理かんり健常けんじょうしゃのスタッフなどを部下ぶかとしてやとって(障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃで)運営うんえいしています。これら団体だんたいから障害しょうがいヘルパーを委託いたくされており、介護かいご保険ほけん指定してい事業じぎょうしゃにもなっており、収入しゅうにゅうは(いままでの障害しょうがいしゃ団体だんたいくらべると)相当そうとうおおきなものになります。
 通常つうじょう、このような水準すいじゅん団体だんたいになるために、どれくらいの研修けんしゅう期間きかん運営うんえい期間きかん必要ひつようかといいますと、まず、近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうける場合ばあいには、しゅうかい(マネージャー&コーディネーター会議かいぎに)かよって1年間ねんかん、そのほかに近隣きんりん自立じりつ生活せいかつプログラムやピアカウンセリング、行政ぎょうせい交渉こうしょうにはかなら全部ぜんぶ出席しゅっせきしていきます。2ねんから団体だんたいげ、まず1人ひとり自立じりつ支援しえん施設しせつ親元おやもとからの一人暮ひとりぐらしの支援しえん)を団体だんたいとしておこないます。このさいなどにも事細ことこまかに研修けんしゅうさき団体だんたいにアドバイスをあおぎながらすすめます。こうして2人ふたり、3にんすすみ、ILP、ピアカンなども講座こうざがたから個別こべつまでこなし、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、専従せんじゅう介助かいじょしゃ確保かくほしていって介助かいじょサービス体制たいせい強固きょうこにしていきます。このあいだ外部がいぶ講座こうざなどには出来できるだけ参加さんかします。これで最短さいたん団体だんたい実績じっせき)で4ねんほどで上記じょうきのような総合そうごうてきなサービスがくだりなえるようになります。なお介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃ指定してい実績じっせきまったくなくてもゆう資格しかくヘルパーが3にんいればれるため、半年はんとしほどでることが出来できます。障害しょうがいヘルパーも2003ねんからはおなさまになります。いま障害しょうがいヘルパーは委託いたく交渉こうしょう必要ひつようになりますが介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃになっていたらすぐに委託いたくけられるえてきました。
 上記じょうきの(近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうけて団体だんたいげていく)モデルをもとに、必要ひつよう研修けんしゅう時間じかん計算けいさんすると、しゅう10あいだ程度ていどで、とし500時間じかん初年度しょねんどのみ)となります。これとまったおなごとおこなうにはとし400〜500あいだ相当そうとうする研修けんしゅう必要ひつようです。全国ぜんこく47都道府県とどうふけん事業じぎょうしゃになりたい団体だんたい個人こじんがこれを全部ぜんぶ合宿がっしゅく研修けんしゅうおこなうわけにはいきませんから、なるべく通信つうしん研修けんしゅう電話でんわ相談そうだんでカバーして、合宿がっしゅく研修けんしゅうすくなめでやってみようと検討けんとうしています。そのほか、近隣きんりんけん受講じゅこうできる基礎きそILP・ピアカンなどは極力きょくりょく近隣きんりん地域ちいきけることで体力たいりょく時間じかん費用ひよう節約せつやくできますので極力きょくりょく参加さんかするようにおねがいします。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてき事業じぎょうおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。推進すいしん協会きょうかい理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。

くわしくはお問合といあわくださいフリーダイヤル0037−80−4455(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6) 身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご障害しょうがいしゃにもサービスを提供ていきょうすること。

 



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちく身体しんたい介護かいご時給じきゅうが1900えんにアップ

身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごどう単価たんか詳細しょうさいはおわせください)

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。
 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。
 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。
 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。
 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。
 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。
 支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたい全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになります。
 全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになります。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。
47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこなえば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになります。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。(できればかくけんに2〜3ヶ所かしょあれば、よりいい)。 全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。(他薦たせんヘルパーでは時間じかんすうをのばすと、各自かくじ障害しょうがい生活せいかつスタイルにわず、いろんな規制きせい生活せいかつしにくくなるので、交渉こうしょうして時間じかんすうをのばさない)
自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう
たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります) 自薦じせん登録とうろく受付うけつけはかく団体だんたいのほか、全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで広域こういき協会きょうかいでも受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。
自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。
 これにより、将来しょうらいは3300市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(東日本ひがしにっぽんのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(東京とうきょう) 3がつまでは全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう使つかって自薦じせん介助かいじょしゃ使つかっていたのですが、4がつにちにBからC転居てんきょした関係かんけいで、あたらしい受給じゅきゅうしゃしょうがなかなか発行はっこうされず、5がつはじめに4がつにちづけ受給じゅきゅうしゃしょうおくられてきました。から広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいされ、電話でんわしたところ、緊急きんきゅう事態じたいですからということで、特別とくべつ4月しがつにちにさかのぼって自薦じせん介護かいごしゃ介護かいご支援しえん対象たいしょうにしてくれるということで4がつ介助かいじょしゃ給与きゅうよることになりたすかりました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃしゅうにち勤務きんむつき20まんほどの収入しゅうにゅうができ、安定あんていしてきました。

 
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