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2006年6月号

各地かくちで24あいだ介護かいご保障ほしょう実現じつげん

制度せいどわりいま最大さいだい交渉こうしょうチャンス!

★1年間ねんかん年会ねんかい無料むりょうに(1きゅう障害しょうがいしゃ限定げんてい
  4がつから1年間ねんかん相談そうだん会費かいひ無料むりょうにできることになりました。

がつごう
2006.6.28
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
〒180−0022 東京とうきょう武蔵野むさしのさかい2−2−18−302
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制度せいどがかり交渉こうしょう情報じょうほう交換こうかん制度せいど相談そうだん)(365にち 11〜23土日どにち緊急きんきゅう相談そうだんのみ))        
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2006ねんがつごう    目次もくじ

   

4・・・・政令せいれい指定してい都市としのXで24あいだ介護かいご保障ほしょう
7・・・・だいかい介護かいご保険ほけん制度せいど保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ範囲はんいかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ
8・・・・介護かいご福祉ふくし一本いっぽんや500あいだ研修けんしゅう一本いっぽん問題もんだいあり
10・・・2005年度ねんどのヘルパー制度せいど国庫こっこ補助ほじょオーバーの全国ぜんこく市町村しちょうそんリスト
13・・・ホームページの掲示板けいじばんから
14・・・障害しょうがい当事とうじしゃによるヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ
24・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない



政令せいれい指定してい都市としのXで24あいだ介護かいご保障ほしょう

政令市せいれいしでは6番目ばんめ

 東日本ひがしにっぽん政令せいれい指定してい都市とし長年ながねん交渉こうしょう努力どりょくむすび、今年ことしがつ、ついに毎日まいにち24あいだ滞在たいざいがたヘルパー制度せいど実現じつげんしました。これで、支援しえん制度せいどまえからある政令せいれい指定してい都市とし11なかでは、過半数かはんすうの6で24あいだ保障ほしょう実現じつげんしました。
 従来じゅうらい長時間ちょうじかん介護かいご制度せいど発達はったつ人口じんこうちいさなすすんできましたが、支援しえん制度せいど以後いごは、政令せいれい指定してい都市としのようなおおきなでも制度せいど改善かいぜんすすんできています。X交渉こうしょう団体だんたい経過けいか記事きじいていただきました。

で24あいだ介助かいじょ保障ほしょう実現じつげん

公的こうてき介助かいじょ保障ほしょうもとめるかい岡本おかもと

  Xでは、2006年度ねんどからさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃにんたいして、24あいだ介助かいじょ保障ほしょう実現じつげんしました。
  1995ねん当会とうかい発足ほっそくして以来いらいやく10ねんしでかなった悲願ひがんです。
  2003年度ねんど支援しえん制度せいど施行しこうされてからの3年間ねんかん交渉こうしょう経過けいかについてまとめます。

 2003ねんがつ時点じてんでは、措置そち制度せいどから支援しえん制度せいど移行いこうするさいさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃたいする最大さいだい支給しきゅうりょうは、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんがつ360あいだ移動いどう介護かいご身体しんたい介護かいごあり)がつ60あいだ合計ごうけいつき420時間じかん(1にち14あいだ保障ほしょう)でした。
  この時間じかんすう根拠こんきょは、ホームヘルパー制度せいどしゅう28時間じかんつき120あいだ)と全身ぜんしんせい介護かいごじん派遣はけん事業じぎょうつき120あいだとガイドヘルパーがつき60あいだの3制度せいど合算がっさんした時間じかんすう基本きほんとなっています。単純たんじゅん計算けいさんするとつき300あいだですが、ホームヘルパー制度せいど移行いこう時間じかんすうは、過去かこヶ月かげつあいだ(2002ねん12月じゅうにがつ〜2003ねんがつ)の利用りよう実績じっせきもと時間じかんすう算定さんていしたものが採用さいようされました。Xのホームヘルパー制度せいどは、ヘルパーを利用りようしているさい複数ふくすう派遣はけん緊急きんきゅう延長えんちょうをすることがみとめられていました。この延長えんちょうした時間じかんすう基準きじゅんのベースとなりました。
  わたしたちは、このころ、1にち24あいだ突破口とっぱこうをつくるために、これまでの対象たいしょうしゃやく60にん全員ぜんいん底上そこあげをするのではなく、さい重度じゅうどひとから24あいだすることを提案ていあんし、要望ようぼうをしてきました。全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなかでもとくさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃたいべつ基準きじゅんもうけて、予算よさん効率こうりつよくまわせるよう要望ようぼうをあげました。そのため、は、人数にんずう限定げんていするためみっつの基準きじゅんもうけました。ひとは、「支援しえん制度せいど移行いこう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん支給しきゅう決定けっていつき360あいだだったものふたは、「進行しんこうせいすじ萎縮いしゅくしょうにより常時じょうじ人工じんこう呼吸こきゅう使用しようしているもの、または脳性のうせいまひによりちょあかり随意ずいい運動うんどう言語げんご障害しょうがいともなもの」。みっは、「夜間やかん見守みまもりが必要ひつようものつき120あいだ加算かさん」「複数ふくすう派遣はけん必要ひつようものつき30あいだ加算かさん」をけているものとしました。
  2003年度ねんどはじまり、24あいだ介助かいじょ保障ほしょう早急そうきゅう実現じつげんさせるため、X市長しちょうとの面会めんかいもとめました。市長しちょうは、面会めんかいおうじ、当会とうかいのメンバーとべつかいのメンバーとが合同ごうどう参加さんかし、それぞれから24あいだ介助かいじょ保障ほしょう必要ひつようせいうったえました。市長しちょうは、最大限さいだいげん努力どりょくしていきたいという回答かいとうでした。
  その甲斐かいあってか、2004ねんがつにXしめした「X市新いちしんまちづくり計画けいかく」(2004ねん〜2006ねんまでの2ねん計画けいかく)の障害しょうがい福祉ふくし項目こうもくで「全身ぜんしんせい重度じゅうどさわがいしゃ24あいだ介護かいご体制たいせい確立かくりつ」が明記めいきされました。
 わたしたちは、2006年度ねんどまでにそれが実現じつげんされるのか疑問ぎもんでした。それまで、どんなに交渉こうしょうをしても1ねんに1つきに30時間じかん(1にちあいだ)アップしたのが最大さいだいだったため、3年間ねんかんのこりのつき300時間じかん(1にち10あいだ)アップさせることは、不可能ふかのうだとおもっていました。
  「X市新いちしんまちづくり計画けいかく」に明記めいきしたことを実現じつげんさせるために、わたしたちは、定期ていきてきたい交渉こうしょうちながら、24あいだ保障ほしょう必要ひつようせいうったつづけました。2005年度ねんどには、保健ほけん福祉ふくし部長ぶちょう障害しょうがい福祉ふくし課長かちょう係長かかりちょう当会とうかい事務所じむしょ出向でむいてもらい、自立じりつ生活せいかつしゃたくいえ見学けんがくしてもらい、介助かいじょ保障ほしょう必要ひつようせい再三さいさんうったえました。
  Xは、その、3ねん連続れんぞく時間じかんすうをアップさせました。2004年度ねんどからは、上記じょうき条件じょうけん市内しない障害しょうがいしゃを5めい限定げんていし、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんつき90あいだアップさせました。それによりつき450あいだ移動いどう介護かいご身体しんたい介護かいごあり)がつ60あいだわせてつき510時間じかん(1にち17あいだ)としました。翌年よくねん2005ねん日常にちじょうつき90あいだアップさせ、つき540あいだ移動いどうがつ60時間じかん(1にち20あいだ)。そして、本年ほんねん2006年度ねんど日常にちじょうつき120あいだアップさせ、つき660あいだ移動いどうがつ60時間じかん(1にち24あいだ)となりました。
 また、今年ことしがつには、あらたに自立じりつ生活せいかつはじめた脳性のうせいまひの20だい男性だんせいが24あいだ介助かいじょ保障ほしょう獲得かくとくすることができたため、市内しないで6めいとなりました。
 当会とうかいとしての今後こんご課題かだいは、上記じょうきの「みっつの条件じょうけん」の緩和かんわ、24あいだ介助かいじょ保障ほしょう実現じつげんしたひと複数ふくすう派遣はけん時間じかんすう問題もんだい外出がいしゅつ介護かいご時間じかんすう上限じょうげん問題もんだいについて改善かいぜんもとめていきます。また、10がつからはじまる障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうにおける支給しきゅう決定けってい基準きじゅんについてもわたしたちこえれてきたいです。



だいかい介護かいご保険ほけん制度せいど保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ範囲はんいかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

 5がつ31にち厚労省こうろうしょうにおいて、 だいかい介護かいご保険ほけん制度せいど保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ範囲はんいかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ開催かいさいされました。今回こんかい障害しょうがいしゃ施策しさく状況じょうきょうについて障害しょうがい福祉ふくし担当たんとう企画きかくかんより 障害しょうがいしゃ雇用こようについて担当たんとう課長かちょうよりそれぞれ資料しりょうをもとに説明せつめいがあり、 その委員いいん討議とうぎおこなわれました。 委員いいんからは介護かいご保険ほけん障害しょうがい施策しさくでは、 自治体じちたい現場げんば実態じったいがどのようにちがうのか、 統合とうごうにより混乱こんらん問題もんだいはないのかといった疑問ぎもんがだされましたが、 厚労省こうろうしょうは、現行げんこうも65さいになれば介護かいご保険ほけん併用へいようしており、ALSのひとは40さいから上乗うわのせサービスを使つかっており、 その年齢ねんれいたんげるだけのことである、と説明せつめいをしています。
 また2ねんまえ統合とうごう問題もんだいとき自己じこ負担ふたんひとつのネックになったが、 自立じりつ支援しえんほうにより、そこもおなじしくみになったことなども強調きょうちょう制度せいどてきには介護かいご保険ほけん拡大かくだいにはなに問題もんだいはないともとれる説明せつめいという 印象いんしょうけました。 委員いいんからは現場げんばせいこえきたいとのこえもあがっており、 次回じかい(7がつまつ予定よてい以降いこう関係かんけいしゃたいするヒアリングとうについて検討けんとうされる見通みとおしです。



介護かいご福祉ふくし一本いっぽんや500あいだ研修けんしゅう一本いっぽん問題もんだいあり

 厚生こうせい労働省ろうどうしょう老健ろうけんきょくは、将来しょうらいてきには介護かいご保険ほけんにおいて介護かいご業務ぎょうむ従事じゅうじするものはすべて介護かいご福祉ふくし一本いっぽんすることを方針ほうしんとしています。(障害しょうがい保健ほけん福祉ふくしはそのようなかんがえではなく、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう(10あいだ研修けんしゅう)や3きゅう研修けんしゅうのこ意向いこう)。障害しょうがいしゃ施策しさく介護かいご保険ほけんまれるおそれもあり、介護かいご保険ほけんおおくの障害しょうがいしゃにとっても人事じんじではありません。
 介護かいご福祉ふくし毎年まいとし4.5まんにん〜7まんにん供給きょうきゅうされます(くわしくはホームぺージの資料しりょう参照さんしょう)。
 現在げんざい介護かいご保険ほけん障害しょうがい施策しさくのヘルパーは20まんにん(うち8わり介護かいご福祉ふくし以外いがい)、施設しせつとうふくぜん介護かいごサービスでは70まんにん職員しょくいんのうち、7わり介護かいご福祉ふくし以外いがいです。単純たんじゅん計算けいさんでは、ヘルパーだけを介護かいご福祉ふくし限定げんていしようとすれば3〜4ねんでまかなえる計算けいさんになります。ぜんサービスを介護かいご福祉ふくし限定げんていしようとすると、7ねんから11ねんでまかなえる計算けいさんになります。
 しかし、単純たんじゅんくにがこのようにかんがえているとしたら、障害しょうがいしゃ団体だんたいとしては、そのまま容認ようにんできません。さい重度じゅうど障害しょうがいしゃとま介護かいご盆暮ぼんく正月しょうがつなども勤務きんむできるヘルパーの確保かくほ男性だんせいヘルパーの確保かくほ性格せいかく柔軟じゅうなんせいなど、長時間ちょうじかんヘルパー利用りようしゃ介護かいごはいるための適正てきせい問題もんだいなど、人材じんざい確保かくほにはかなりの困難こんなんともないます。たとえば、げんに、重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介助かいじょサービスをおこな障害しょうがいしゃ団体だんたいでは、ヘルパーの採用さいようのために100にん面接めんせつしても1にんしか採用さいよう基準きじゅんたっしない状況じょうきょうです。つまり、資格しかく介護かいご福祉ふくし一本いっぽんするのであれば、従業じゅうぎょうしゃすう70まんにんの100ばい介護かいご福祉ふくし(7000まんにん)を用意よういしてもらわねばなりません。(日本にっぽん就業しゅうぎょう人口じんこうえてしまい、それは不可能ふかのうです)。
 実際じっさいには、重度じゅうど障害しょうがいしゃのヘルパーの確保かくほには、資格しかくしゃけの求人きゅうじんおこない、採用さいようされたもの日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうや3きゅう研修けんしゅうおこない、重度じゅうど障害しょうがいしゃ個々人ここじん介護かいごれるまで2人ふたり介護かいごなどで実習じっしゅうおこなっているという現場げんば実態じったいがあります。重度じゅうど障害しょうがいしゃ個々人ここじんによって介護かいご方法ほうほうおおきくちがいますので、介護かいご福祉ふくし要請ようせい課程かていやヘルパー1きゅう研修けんしゅうなどの一斉いっせい研修けんしゅうじつはそれほど有効ゆうこうではありません。実際じっさいには、なが時間じかん介護かいごはいることによって、介護かいごになれていくという方法ほうほう有効ゆうこうです。厚生こうせい労働ろうどうしょうでも障害しょうがいはこのかんがかたにたって、さい重度じゅうど重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようしゃにはいままでより介護かいご研修けんしゅう半分はんぶん時間じかん簡素かんそしましたし、重度じゅうど包括ほうかつ支援しえんにいたっては、資格しかく要件ようけん完全かんぜんはずしました。いずれも、介護かいごながはいっていくことでその技能ぎのうをあげていくというかんがかたわっています。
 今後こんご重度じゅうど障害しょうがいしゃについては、資格しかくしゃひろ求人きゅうじんして、適性てきせいのあるひと採用さいようして、それから研修けんしゅうおこなうという方法ほうほう担保たんぽされなければいけません。
 しかしながら、障害しょうがいヘルパー制度せいどすこしずつ改善かいぜんされていっていますが、介護かいご保険ほけんはまったく重度じゅうど障害しょうがいしゃむけの特例とくれい措置そちがありません。40さい以上いじょうのALSなど特定とくてい疾病しっぺい障害しょうがいしゃや65さいたっした重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保険ほけん使つかうことをもとめられます。介護かいご保険ほけん36まんえん使つかるまで障害しょうがいヘルパーを使つかえないため、これらの障害しょうがいしゃ大変たいへん迷惑めいわくこうむっています。介護かいご保険ほけん制度せいどにおいても、早急そうきゅう障害しょうがいヘルパー制度せいど重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう(10あいだ研修けんしゅう)などの特例とくれいもうけるべきです。



2005年度ねんどのヘルパー制度せいど国庫こっこ補助ほじょオーバーの全国ぜんこく市町村しちょうそんリスト

 2003ねん1がつぜん障害しょうがいしゃ団体だんたいによるだい規模きぼ厚労省こうろうしょう抗議こうぎ行動こうどうさいに、最後さいごまでおおきな問題もんだいとしてのこったのが、ヘルパー制度せいど国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげんです。くには、支援しえん制度せいど予算よさん不足ふそく理由りゆうに、ヘルパー制度せいど水準すいじゅんたかすぎる東京とうきょうなどの市町村しちょうそんへの国庫こっこ補助ほじょをカットするというかんがかたで、支援しえんヘルパー制度せいど市町村しちょうそんごとの国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんつくりました。しかしながら、ふたをけてみると、国庫こっこ補助ほじょオーバーの市町村しちょうそんだい多数たすうがヘルパー制度せいど水準すいじゅんしてたかくない全国ぜんこく過疎かそ小規模しょうきぼ町村ちょうそんでした。
 これは「市町村しちょうそんのヘルパー支給しきゅう決定けっていしゃすう×一定いってい基準きじゅんがく」が国庫こっこ補助ほじょ対象たいしょう上限じょうげんという計算けいさんのため、長時間ちょうじかん介護かいご利用りようしゃ重点的じゅうてんてきにヘルパー派遣はけんしている小規模しょうきぼ市町村しちょうそん国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん上回うわまわり、一方いっぽうで、短時間たんじかんヘルパー利用りようしゃにもひろ支給しきゅう決定けっていしている市町村しちょうそん毎日まいにち24あいだ利用りようしゃがいても国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんオーバーしないということがおこっています。
 入所にゅうしょ施設しせつ場合ばあい予算よさん上限じょうげんなく確実かくじつに50%国庫こっこ補助ほじょされるのにたいし、ヘルパー制度せいどは(国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんオーバーの市町村しちょうそんには)全額ぜんがく補助ほじょされません。これはおかしなはなしです。自立じりつ支援しえんほうになり、ヘルパー制度せいど義務ぎむてき経費けいひになるとのえに自治体じちたいから非難ひなん轟々ごうごう国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん温存おんぞんされました。これは、財務ざいむとのからみでなかなか全廃ぜんぱいできない情勢じょうせいです。関西かんさいのあるけんでは、ヘルパー制度せいど利用りよう希望きぼうがなくともぜん障害しょうがいしゃ支給しきゅう決定けっていしておき、病気びょうきなどのさいに、手続てつづきなしにヘルパー利用りようができるようにしています(安心あんしん時間じかん方式ほうしき)。このため、このけんでは国庫こっこ補助ほじょオーバーの市町村しちょうそんひとつもありません。この、安心あんしん時間じかん方式ほうしきかくけん市町村しちょうそん積極せっきょくてき導入どうにゅうして、対抗たいこうしましょう。
 なお、障害しょうがいしゃ団体だんたいはたらきかけにより与党よとう国会こっかい質問しつもん小規模しょうきぼ市町村しちょうそん国庫こっこ補助ほじょオーバーした場合ばあい救済きゅうさいさく用意よういされました。国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんをオーバーした場合ばあい都道府県とどうふけん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう予算よさん市町村しちょうそんにオーバーぶん補助ほじょできま
す。(3がつにち課長かちょう会議かいぎ資料しりょうでこの補助ほじょをする場合ばあい要綱ようこうあん掲載けいさいされています。都道府県とどうふけん完全かんぜん自由じゆう設計せっけいできる地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうですので、厚生こうせい労働省ろうどうしょうしめしたのは、あくまで要綱ようこうの1あんです。これにとらわれずに、オーバーぶん全額ぜんがく補助ほじょすることも可能かのうです。)

ぜんぺーじからのつづき)

参考さんこう
3/1課長かちょう会議かいぎ資料しりょう6-2」の26p〜27pより


 これは、都道府県とどうふけん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう要綱ようこうあん例示れいじぎません。都道府県とどうふけんがこの方法ほうほうにかかわらず、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんオーバーした市町村しちょうそんのオーバーぶん全額ぜんがく補助ほじょすることは可能かのうです。(厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし企画きかくかんだん

 国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんというものが存在そんざいするかぎり、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん参考さんこうにヘルパー支給しきゅう決定けってい基準きじゅんめてしまう市町村しちょうそんや、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん個人こじん上限じょうげんであると勘違かんちがいする市町村しちょうそんてしまいます。いずれも間違まちがいであり、ヘルパー制度せいど上限じょうげんはありません。事実じじつ最高さいこう24あいだ滞在たいざいがたヘルパー利用りようしゃのいる市町村しちょうそんのほとんどは国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんえていません。

 なお、10がつから、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんがく障害しょうがい程度ていど区分くぶんおうじておおきくわります。リストにっていない市町村しちょうそん国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんオーバーする可能かのうせいがあります。各地かくち障害しょうがいしゃ団体だんたいで、都道府県とどうふけんたいして国庫こっこ補助ほじょオーバーした市町村しちょうそんへの補助ほじょおこなうようけん要望ようぼうおこなってください。要望ようぼうしょ見本みほん必要ひつよう場合ばあいはおおくりしますので、制度せいどがかり0037−80−4445までおわせください。



ホームページの掲示板けいじばんから

回答かいとう介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい

HPの掲示板けいじばんにはどなたでも質問しつもんとうくことができます。

Q 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごの1かい時間じかんについて  日常にちじょう生活せいかつ支援しえんの1かいあたりの最低さいてい時間じかん現在げんざい1.5あいだになっているとおもいますが、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごはどうなりますか。

A 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、原則げんそくとして1にち時間じかん以上いじょうですが、1かい最低さいてい時間じかんは1あいだになります。1にちなかで、1かいのサービスが2あいだで、2かいのサービスが1あいだということがありえます(制度せいどじょうは)。しかし、1あいだだけのサービスで単価たんか1500えんでは介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょ生活せいかつ援助えんじょ)のやく2000えんくらべてもはるかに金額きんがくやすいため、事実じじつじょうサービス提供ていきょうしてくれる事業じぎょうしょはありません。このような短時間たんじかん利用りよう障害しょうがいしゃは、身体しんたい介護かいご決定けっていするよう市町村しちょうそん交渉こうしょう必要ひつようです。悪質あくしつ市町村しちょうそんやす単価たんか制度せいど決定けっていしたがります。

Q あいだがA事業じぎょうしょ、もう1.5あいだをB事業じぎょうしょ  けい3.5あいだというのは可能かのうでしょうか。また、あるは2あいだしか使つかわないが、つぎは3.5あいだ使つかい、つきトータルでは1にちあたり3時間じかん以上いじょう利用りようになるというケースはできますか?

A いずれも可能かのうです。

全国ぜんこく主管しゅかん課長かちょう会議かいぎがあるとの情報じょうほういたのですが開催かいさい予定よていはあるのでしょうか?いまだ、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう全容ぜんようとうがわからず不安ふあんです。

A 課長かちょう会議かいぎは6がつ26にちおこなわれます。 地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうについては市町村しちょうそん自由じゆう実施じっしできる事業じぎょうですので、基本きほんてきには3がつまでの課長かちょう会議かいぎ資料しりょう以上いじょうのものはません。
 ただし、自治体じちたいからの質問しつもんへのQ&Aきゅーあんどえー問答もんどうしゅうるかもしれません。ないかもしれません。まだ検討けんとうちゅうで、確定かくていしていません。



障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ

長時間ちょうじかんよう介護かいご障害しょうがいしゃなどが運営うんえいする介助かいじょサービスのシステムと 24あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいど全国ぜんこくつくろう

 2003ねんからは障害しょうがいヘルパーも介護かいご保険ほけん同様どうよう事業じぎょうしゃ市場いちば自由じゆうされました。さまざまな事業じぎょうしゃがホームヘルプなどのサービスを提供ていきょうし、障害しょうがいしゃ自由じゆう事業じぎょうしゃ選択せんたくできるようになりました。
 ホームヘルプサービスをおこないたい事業じぎょうしゃは、一定いってい基準きじゅんたせば、都道府県とどうふけんが1〜2ヶ月かげつじゃく指定していするようになりました。指定していければ、市町村しちょうそんさかい県境けんきょうえてサービス提供ていきょうができるようになりました。
 長時間ちょうじかん介助かいじょ必要ひつよう障害しょうがいしゃ高度こうど介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ団体だんたいは、従来じゅうらいから、行政ぎょうせいなどの派遣はけんするヘルパーは介助かいじょ満足まんぞくにできなかったため、自分じぶんたちで介助かいじょしゃやとい、団体だんたいつく重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃにも十分じゅうぶん対応たいおうできる介助かいじょサービスをおこなってきました。また、行政ぎょうせい交渉こうしょうおこな四国しこく東京とうきょう中心ちゅうしんに、24あいだ介助かいじょ制度せいどつくげてきました。
 これらの自立じりつ生活せいかつセンターとう団体だんたい実績じっせきがありながらなかなか障害しょうがいヘルパー委託いたくけられませんでした。2000ねんがつからの介護かいご保険ほけん施行しこうで、老人ろうじんけのヘルパーとう事業じぎょうしゃ自由じゆうされ、それに影響えいきょうされて障害しょうがいヘルパーも重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ運営うんえいする自立じりつ生活せいかつセンターとう委託いたくされるようになりました。(それでも3ねん以上いじょうはないがおこなわれたうえでのことでした)。これにより、かくセンターは予算よさん規模きぼおくえんえる団体だんたいえてきました。
 2003ねんにはこのような心配しんぱいはなくなりました。一定いってい基準きじゅんたせば、市町村しちょうそん意向いこう関係かんけいなくかなら指定していけられ、ヘルパー事業じぎょうしゃになれます。

2010ねんごろの目標もくひょう

 介護かいご保険ほけん障害しょうがい指定してい事業じぎょうしゃになってヘルパー派遣はけんおこなうと、十分じゅうぶん運営うんえい保障ほしょうされ、団体だんたい職員しょくいん人件じんけん運営うんえい十分じゅうぶん保障ほしょうができます。この仕組しくみを使つかってさらなるサービス水準すいじゅんアップや制度せいど改善かいぜんしていく運動うんどう使つかい、社会しゃかいえていこうという計画けいかくです。まずむことは、2010ねんまでに全国ぜんこくに1000事業じぎょうしゃつくり、24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんおこない、行政ぎょうせい交渉こうしょうし、24あいだ介護かいご保障ほしょうを3300市町村しちょうそんつくすことです。
 そのつぎは、知的ちてき精神せいしん身体しんたい視覚しかく聴覚ちょうかくめくらろう・肢体したい内部ないぶ)・難病なんびょうおよび重複じゅうふくぜん障害しょうがい種別しゅべつ参加さんかて、すべての障害しょうがい種別しゅべつにサービス提供ていきょう当事とうじしゃ主体しゅたいてきに)していくシステムを計画けいかくしています。
 また、3300市町村しちょうそんおおくで24あいだちか介護かいご保障ほしょうができたさいには、全国ぜんこく予算よさん確保かくほされますので、くにたいしてパーソナルアシスタント制度せいど労働ろうどう時間じかん通学つうがく運転うんてん入院にゅういんなど使途しと制限せいげんをされない24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく一律いちりつ制度せいど)をつくっていきます。

ちゅう東京とうきょうなどの一部いちぶ団体だんたいでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう交渉こうしょうしてつくり、24あいだ専従せんじゅう介助かいじょしゃによる介助かいじょサービスをおこない、人工じんこう呼吸こきゅう利用りようの24あいだよう介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなどを施設しせつなどから一人暮ひとりぐら支援しえんできています。一人暮ひとりぐらしの知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃへの介助かいじょサービスもおこなっています。もちろん短時間たんじかん介助かいじょサポートもできます。いずれも個別こべつILプログラムや様々さまざま支援しえんを(自立じりつ生活せいかつをしている長時間ちょうじかんよう介助かいじょの)障害しょうがいしゃ役員やくいん管理かんり健常けんじょうしゃのスタッフなどを部下ぶかとしてやとって(障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃで)運営うんえいしています。これら団体だんたいから障害しょうがいヘルパーを委託いたくされており、介護かいご保険ほけん指定してい事業じぎょうしゃにもなっており、収入しゅうにゅうは(いままでの障害しょうがいしゃ団体だんたいくらべると)相当そうとうおおきなものになります。
 通常つうじょう、このような水準すいじゅん団体だんたいになるために、どれくらいの研修けんしゅう期間きかん運営うんえい期間きかん必要ひつようかといいますと、まず、近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうける場合ばあいには、しゅうかい(マネージャー&コーディネーター会議かいぎに)かよって1年間ねんかん、そのほかに近隣きんりん自立じりつ生活せいかつプログラムやピアカウンセリング、行政ぎょうせい交渉こうしょうにはかなら全部ぜんぶ出席しゅっせきしていきます。2ねんから団体だんたいげ、まず1人ひとり自立じりつ支援しえん施設しせつ親元おやもとからの一人暮ひとりぐらしの支援しえん)を団体だんたいとしておこないます。このさいなどにも事細ことこまかに研修けんしゅうさき団体だんたいにアドバイスをあおぎながらすすめます。こうして2人ふたり、3にんすすみ、ILP、ピアカンなども講座こうざがたから個別こべつまでこなし、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、専従せんじゅう介助かいじょしゃ確保かくほしていって介助かいじょサービス体制たいせい強固きょうこにしていきます。このあいだ外部がいぶ講座こうざなどには出来できるだけ参加さんかします。これで最短さいたん団体だんたい実績じっせき)で4ねんほどで上記じょうきのような総合そうごうてきなサービスがくだりなえるようになります。なお介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃ指定してい実績じっせきまったくなくてもゆう資格しかくヘルパーが3にんいればれるため、半年はんとしほどでることが出来できます。障害しょうがいヘルパーも2003ねんからはおなさまになります。いま障害しょうがいヘルパーは委託いたく交渉こうしょう必要ひつようになりますが介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃになっていたらすぐに委託いたくけられるえてきました。
 上記じょうきの(近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうけて団体だんたいげていく)モデルをもとに、必要ひつよう研修けんしゅう時間じかん計算けいさんすると、しゅう10あいだ程度ていどで、とし500時間じかん初年度しょねんどのみ)となります。これとまったおなごとおこなうにはとし400〜500あいだ相当そうとうする研修けんしゅう必要ひつようです。全国ぜんこく47都道府県とどうふけん事業じぎょうしゃになりたい団体だんたい個人こじんがこれを全部ぜんぶ合宿がっしゅく研修けんしゅうおこなうわけにはいきませんから、なるべく通信つうしん研修けんしゅう電話でんわ相談そうだんでカバーして、合宿がっしゅく研修けんしゅうすくなめでやってみようと検討けんとうしています。そのほか、近隣きんりんけん受講じゅこうできる基礎きそILP・ピアカンなどは極力きょくりょく近隣きんりん地域ちいきけることで体力たいりょく時間じかん費用ひよう節約せつやくできますので極力きょくりょく参加さんかするようにおねがいします。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてき事業じぎょうおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。推進すいしん協会きょうかい理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。

くわしくはお問合といあわくださいフリーダイヤル0037−80−4455(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6) 身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご障害しょうがいしゃにもサービスを提供ていきょうすること。

 



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちく身体しんたい介護かいご時給じきゅうが1900えんにアップ

身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごどう単価たんか詳細しょうさいはおわせください)

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。
 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。
 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。
 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。
 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。
 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。
 支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたい全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになります。
 全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになります。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。
47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこなえば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになります。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。(できればかくけんに2〜3ヶ所かしょあれば、よりいい)。 全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。(他薦たせんヘルパーでは時間じかんすうをのばすと、各自かくじ障害しょうがい生活せいかつスタイルにわず、いろんな規制きせい生活せいかつしにくくなるので、交渉こうしょうして時間じかんすうをのばさない)
自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう
たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります) 自薦じせん登録とうろく受付うけつけはかく団体だんたいのほか、全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで広域こういき協会きょうかいでも受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。
自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。
 これにより、将来しょうらいは3300市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 1人ひとりらしで24あいだ介護かいご必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(東北とうほくのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃ安定あんていしてきました。

 
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