(Translated by https://www.hiragana.jp/)
2006年8月号

障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんてい調査ちょうさ情報じょうほう

外出がいしゅつ介護かいご資格しかく要件ようけん緩和かんわ身体しんたい介護かいごともなう、ともなわないの判断はんだん基準きじゅん

制度せいどわりいま交渉こうしょうのチャンス!

がつごう
2006.8.28
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
〒180−0022 東京とうきょう武蔵野むさしのさかい2−2−18−302
発送はっそうがかり定期ていき購読こうどく申込もうしこみ・入会にゅうかい申込もうしこみ、商品しょうひん注文ちゅうもん)  (つききん〜17
  TEL・FAX 0120−870−222 (フリーダイヤル
  TEL・FAX 0037−80−4445  
制度せいどがかり交渉こうしょう情報じょうほう交換こうかん制度せいど相談そうだん)(365にち 11〜23土日どにち緊急きんきゅう相談そうだんのみ))        
  TELてる 0037−80−4445 全国ぜんこくからかけられます)
  TELてる 0422−51−1566  
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口座こうざめい障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター  口座こうざ番号ばんごう00120-4-28675
 

2006ねんがつごう    目次もくじ

   

4・・・・身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごと、ともなわない移動いどう介護かいご判断はんだん基準きじゅん
6・・・・外出がいしゅつ介護かいご資格しかく要件ようけん緩和かんわ
7・・・・地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう国庫こっこ補助ほじょがく内示ないじ
8・・・・障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんてい調査ちょうさ情報じょうほう
11・・・政令せいれい指定してい都市としでは半数はんすうが2判定はんてい区分くぶんアップ
12・・・重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご身体しんたい介護かいご併用へいようについて
13・・・地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう正式せいしき要綱ようこう
17・・・障害しょうがい当事とうじしゃによる24あいだ介護かいご保障ほしょう運動うんどうとヘルパー事業じぎょう全国ぜんこく
21・・・過疎かそ地域ちいきで1にんらししたい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅう
24・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない



制度せいどわりいま最大さいだいのチャンス
ヘルパー時間じかんすうのアップにけて交渉こうしょう

 制度せいどわり交渉こうしょうおおきく制度せいどばすチャンスです。2003ねん支援しえん制度せいど開始かいしにも、おおくの市町村しちょうそんで24あいだ介護かいご保障ほしょう大幅おおはばなヘルパー制度せいどのアップが実現じつげんしました。
 自立じりつ支援しえんほうでも、事情じじょうおなじです。ヘルパー制度せいど義務ぎむてき経費けいひになり、市町村しちょうそん行政ぎょうせい介護かいご公的こうてき責任せきにんたかまりました。
 2006ねんがつにち以降いこうに1にんらしをはじめて、同時どうじ交渉こうしょうおこなうと有利ゆうりです。2005ねん12月じゅうにがつ〜2006ねんがつまでの1人ひとりらし開始かいしでは、市町村しちょうそんのヘルパー予算よさんえる部分ぶぶん国庫こっこ補助ほじょがつきませんでしたので、交渉こうしょう困難こんなんでした。
 2006年度ねんど以降いこうは、自立じりつ支援しえんほう施行しこうにより、ヘルパー制度せいど義務ぎむてき経費けいひとなるため、1ねんちゅういつの新規しんき自立じりつでも、国庫こっこ補助ほじょがつきます。
 交渉こうしょういまからおこなえます。元々もともとにんらししているほうも、いまから4がつ時間じかんすうアップにけて交渉こうしょうおこなうことが可能かのうです。(学生がくせいボランティアが卒業そつぎょうとうでいなくなってしまった、障害しょうがい状況じょうきょうわったなどの理由りゆう必要ひつよう交渉こうしょうをしたいかた、ご連絡れんらくください。厚生こうせい労働省ろうどうしょう情報じょうほう交渉こうしょう先進地せんしんち制度せいど情報じょうほう交渉こうしょうノウハウ情報じょうほうなど、さまざまな情報じょうほうがあります。当会とうかい毎週まいしゅう電話でんわをかけつつった交渉こうしょうで24あいだ介護かいご保障ほしょうになった実績じっせきおおくあります。ぜひ自治体じちたいとの交渉こうしょうにお役立やくだててください。

 制度せいどがかり0037−80−4445(通話つうわりょう無料むりょう)11〜23

交渉こうしょうのやりかたガイドブック 限定げんてい販売はんばい
ヘルパーの時間じかんすうアップの交渉こうしょうをする障害しょうがいしゃかぎ販売はんばいします。
 申込もうしこみは発送はっそうがかり0120−870−222へFAXふぁっくす電話でんわで。(交渉こうしょうおこな障害しょうがい当事とうじしゃかどうか、制度せいどがかりから電話でんわさせていただいてからおおくりします。) 500えん送料そうりょう

 



身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごと、ともなわない移動いどう介護かいご判断はんだん基準きじゅんしめされる通院つういんよう外出がいしゅつ介護かいごの8/4通知つうち

 先月せんげつごう紹介しょうかいしたように、通院つういんかぎって義務ぎむてき経費けいひのホームヘルプに外出がいしゅつ介護かいごのこることになりましたが、8がつにちにその外出がいしゅつ介護かいご詳細しょうさい通知つうちました。
 介護かいご保険ほけんでは身体しんたい介護かいご通院つういんしますが、障害しょうがいヘルパー制度せいどでは「原則げんそく身体しんたい介護かいご通院つういんおこない、例外れいがいてき一部いちぶ市町村しちょうそんでは移動いどう介護かいご通院つういん」をしていました。(これは支援しえん制度せいどまえからガイドヘルパー制度せいど通院つういんおこなっていた市町村しちょうそんおおかったこと、視覚しかく障害しょうがいしゃ通院つういんには視覚しかく障害しょうがいしゃガイドヘルパー研修けんしゅう終了しゅうりょうしゃがあたったほう安全あんぜんなこと、市町村しちょうそんにとっては身体しんたい介護かいご単価たんか通院つういんしてもらうよりも、移動いどう介護かいご身体しんたい介護かいごともなわない)の単価たんか通院つういんしてもらったほうが予算よさんすくなくてすむことなどの理由りゆうがあり、各地かくち自治体じちたいからの要望ようぼう厚生こうせい労働省ろうどうしょう移動いどう介護かいごでの通院つういんも2003年度ねんどからみとめていたため)。今回こんかい視覚しかく障害しょうがいしゃ団体だんたい要望ようぼうにより外出がいしゅつ介護かいご通院つういんする制度せいど個別こべつ給付きゅうふのこりました。
 また、身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごと、身体しんたい介護かいごともなわない移動いどう介護かいご判断はんだん仕方しかたについても、はっきり基準きじゅんしめされました。

通知つうち抜粋ばっすい

(2)「通院つういん介助かいじょ身体しんたい介護かいごともなう」の対象たいしょうしゃ判断はんだん基準きじゅん) 以下いかのいずれにも該当がいとうするもの  
  障害しょうがい程度ていど区分くぶん区分くぶん以上いじょうであるもの
障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんてい調査ちょうさ項目こうもくにおいて@〜Dのいずれかひと以上いじょう認定にんていされているもの
    @「歩行ほこう」:「できない」
A「移乗いじょう」:「見守みまもとう」、「一部いちぶ介助かいじょ」、「ぜん介助かいじょ
B「排尿はいにょう」:「見守みまもとう」、「一部いちぶ介助かいじょ」、「ぜん介助かいじょ
C「排便はいべん」:「見守みまもとう」、「一部いちぶ介助かいじょ」、「ぜん介助かいじょ
D「移動いどう」:「見守みまもとう」、「一部いちぶ介助かいじょ」、「ぜん介助かいじょ

 この基準きじゅんなどを活用かつようして、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのガイドヘルパー制度せいどでも、身体しんたい介護かいごともなうガイドヘルプと身体しんたい介護かいごともなわないガイドヘルプで単価たんかをつけるように要望ようぼうすることをおすすめします。
重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご対象たいしょうにならない場合ばあい、ガイドヘルパーの利用りようをすることになります。重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがい場合ばあいは、いえなか身体しんたい介護かいごよりも外出がいしゅつ介護かいごがより介護かいご大変たいへんなため、従来じゅうらい身体しんたい介護かいごともな移動いどう単価たんか下回したまわると、サービス提供ていきょうをする事業じぎょうしょがなくなるという問題もんだいしょうじます。市町村しちょうそんたいして、すぐにこえげないと、10がつからのガイドヘルパー制度せいど単価たんかがってしまいます。(市町村しちょうそんによっては、身体しんたい介護かいごり・しの平均へいきん単価たんか一本いっぽんするおそれがおおいにあります。)

単価たんか設定せってい身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょわらず

 身体しんたい介護かいごともな外出がいしゅつ介護かいご単価たんか身体しんたい介護かいごおなじです。身体しんたい介護かいごともなわない外出がいしゅつ介護かいご家事かじ援助えんじょおなじです。

通知つうち抜粋ばっすい
          1単位たんいは10えん大都市だいとし最高さいこう7.2%ぞう

  居宅きょたく介護かいご
身体しんたい介護かいご 家事かじ援助えんじょとう 通院つういんとう乗降じょうこう介助かいじょ
@居宅きょたくにおける身体しんたい介護かいご
A通院つういん介助かいじょ身体しんたい介護かいごともなう)
@家事かじ援助えんじょ
A通院つういん介助かいじょ(身体しんたい介護かいごともなわない)
〜0.5 230単位たんい 80単位たんい かいにつき99単位たんい
〜1.0 400単位たんい 150単位たんい
〜1.5 580単位たんい 225単位たんい
〜2.0 655単位たんい 市町村しちょうそんとく必要ひつようみとめた場合ばあい
30ふんごとに70単位たんい
〜2.5 730単位たんい
〜3.0 805単位たんい
〜3.5 市町村しちょうそんとく必要ひつようみとめた場合ばあい、30ふんごとに70単位たんい

 なお、通知つうち全文ぜんぶんはホームページに掲載けいさいしています。



外出がいしゅつ介護かいご資格しかく要件ようけん緩和かんわ

 また、外出がいしゅつ介護かいごのヘルパー資格しかく要件ようけんですが、規制きせい緩和かんわされ、介護かいご福祉ふくしや1〜3きゅう研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃでも従事じゅうじ可能かのうになっています。
 また、9月くがつ30にち時点じてん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう視覚しかく知的ちてき全身ぜんしんせいかく移動いどう介護かいご研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃであれば、障害しょうがい種別しゅべつかかわらず従事じゅうじ可能かのうになっています。
(ただし、1・2きゅう介護かいご福祉ふくし以外いがいは、身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごでは、3わり単価たんかダウン、身体しんたい介護かいごともなわない移動いどう介護かいごでは1わり単価たんかダウン)。
 この基準きじゅんも、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのガイドヘルパー制度せいど資格しかく要件ようけん緩和かんわ交渉こうしょう役立やくだちます。おな外出がいしゅつのサービス内容ないよう資格しかく単価たんかちがうというのは市町村しちょうそんとしてはりにくい選択せんたくです。すでに特別とくべつ市町村しちょうそん独自どくじのガイドヘルパー資格しかくとう要件ようけんしている市町村しちょうそんでは、早急そうきゅうにこの通知つうち参考さんこうかんがなおすよう交渉こうしょうをしたほうがいいでしょう。(市町村しちょうそん独自どくじ研修けんしゅう義務付ぎむづけになると事業じぎょうしょ選択せんたく事実じじつじょうできなくなり、重度じゅうど障害しょうがいしゃほどこま事態じたいになります)。

通知つうち抜粋ばっすい

従業じゅうぎょうしゃ要件ようけんについて

  1.  介護かいご福祉ふくし
  2.  介護かいご職員しょくいん基礎きそ研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃ
  3.  居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃ養成ようせい研修けんしゅう1、2きゅう課程かてい修了しゅうりょうしゃ
  4.  居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃ養成ようせい研修けんしゅうきゅう課程かてい修了しゅうりょうしゃ
  5.  支援しえん制度せいどにおいて身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょまた日常にちじょう生活せいかつ支援しえんかか業務ぎょうむ従事じゅうじした経験けいけんゆうするもの
  6.  平成へいせい18ねんがつ30にちにおいて、従来じゅうらい視覚しかく障害しょうがいしゃ外出がいしゅつ介護かいご従業じゅうぎょうしゃ養成ようせい研修けんしゅう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ外出がいしゅつ介護かいご従業じゅうぎょうしゃ養成ようせい研修けんしゅう知的ちてき障害しょうがいしゃ外出がいしゅつ介護かいご従業じゅうぎょうしゃ養成ようせい研修けんしゅう修了しゅうりょうしたもの
  7.  従来じゅうらい視覚しかく障害しょうがいしゃ外出がいしゅつ介護かいご従業じゅうぎょうしゃ養成ようせい研修けんしゅう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ外出がいしゅつ介護かいご従業じゅうぎょうしゃ養成ようせい研修けんしゅう知的ちてき障害しょうがいしゃ外出がいしゅつ介護かいご従業じゅうぎょうしゃ養成ようせい研修けんしゅう相当そうとうする研修けんしゅうとして都道府県とどうふけん知事ちじみとめる研修けんしゅう修了しゅうりょうしたもの

    ※ 4〜7のものがサービス提供ていきょうおこなった場合ばあいには「通院つういん介助かいじょ身体しんたい介護かいごともな場合ばあい)」は30%、「通院つういん介助かいじょ身体しんたい介護かいごともなわない場合ばあい)」および「通院つういんとう乗降じょうこう介助かいじょ」は10%の減算げんざんおこな

 



地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう国庫こっこ補助ほじょがく内示ないじ

 10がつから移動いどう支援しえん事業じぎょう(ガイドヘルパーなど)や日常にちじょう生活せいかつ用具ようぐなどが移行いこうする、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうですが、7がつまつ厚労省こうろうしょうよりかく都道府県とどうふけん市町村しちょうそんたい国庫こっこ補助ほじょがく内示ないじました。(がくは4がつから3がつまでの18年度ねんどねんぶんのものです)。
 この補助ほじょ金額きんがくをもとに、日常にちじょう生活せいかつ用具ようぐ、コミュニケーション支援しえんなどとの予算よさん配分はいぶんや、移動いどう支援しえん事業じぎょうのガイドヘルパー単価たんか支給しきゅう決定けってい基準きじゅんなどを設定せっていしていく市町村しちょうそんおおいとおもわれます。かく都道府県とどうふけん市町村しちょうそんでどのくらいの補助ほじょがくているのか、確認かくにん必要ひつようです。9月くがつはじめごろまでにはかく市町村しちょうそんで10がつからの制度せいど単価たんか予算よさんまります。
 れいとして東京とうきょうの18まんにん人口じんこうれいではやく2000まんえん内示ないじとなっています。このなかからさまざまな種類しゅるい事業じぎょうおこな必要ひつようがあり、予算よさん余裕よゆうはあまりありません。
 かく市町村しちょうそんとも、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう予算よさんすくないため、全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ極力きょくりょく重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご外出がいしゅつしてもらうように支給しきゅう決定けっていするなどの方針ほうしんてつつあります。しかしながら、家族かぞく同居どうきょ重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなどは短時間たんじかん外出がいしゅつ介護かいご利用りようがあり、外出がいしゅつ前後ぜんごでもサービスを使つかっていないことがあります。そのような1〜2あいだのみの外出がいしゅつ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごのようなひく単価たんかけてくれる事業じぎょうしょはほとんどありません。該当がいとうする障害しょうがいしゃは、市町村しちょうそん交渉こうしょうをしていままでとおな身体しんたい介護かいごともな外出がいしゅつ介護かいご単価たんか地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのガイドヘルパー制度せいどおこなうよう、要望ようぼうしてください。とく障害しょうがい非常ひじょうおもいなどの理由りゆう近所きんじょ対応たいおうできる事業じぎょうしょがなく、遠方えんぽう事業じぎょうしょ使つかっている場合ばあいなどは、単価たんかがるとヘルパー人材じんざい確保かくほができなくなり、現在げんざいのサービスをつづけられなくなる可能かのうせいたかいです。



障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんてい調査ちょうさ情報じょうほう

 障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんてい調査ちょうさ各地かくちおこなわれています。認定にんてい調査ちょうさけてみて、「内容ないよう不安ふあんかんじた」との障害しょうがいしゃからの相談そうだん多数たすうとどいています。 不安ふあんかんじた内容ないようれいとしては、

  • 調査ちょうさいんから調査ちょうさ目的もくてき説明せつめいく、調査ちょうさはじまった。
  • 障害しょうがいしゃが)「調査ちょうさひょう内容ないようせて」とったのにせてもらえなかった。
  • 調査ちょうさいん一方いっぽうてきいかけられ、それにひたすらこたつづけなければならないてんはとても苦痛くつうだった。
  • とにかく内容ないようがわかりにくい(なにのためにかれているのかわからない)。
  • そういう状況じょうきょうなので、調査ちょうさいんの「へ〜そうなんだ〜」というようなあいまいなごたえにさえ恐怖きょうふかんじた。
  • どのような判定はんてい結果けっかになったのかいてもおしえてくれない。
  • 当然とうぜん質問しつもんけるとおもっていた項目こうもく質問しつもんがなかった。おそらく調査ちょうさいん判断はんだん省略しょうりゃくされたのだとおもわれるが、調査ちょうさわるまで、それがわからない。

ひとしです。

 このようなれいたいし、窓口まどぐち認定にんてい調査ちょうさ方法ほうほう改善かいぜんするよう要望ようぼう改善かいぜんされたれい紹介しょうかいします。
 A障害しょうがいしゃ団体だんたいでは、調査ちょうさけて不安ふあんかんじた当事とうじしゃうったえをもとに、障害しょうがい福祉ふくしに、質問しつもん項目こうもく一覧いちらんと、「どういう質問しつもんがあってどういうやりりであったか・質問しつもんばされたた項目こうもく問題もんだい発言はつげん」を全部ぜんぶし、障害しょうがい福祉ふくしわたし、改善かいぜんもとめました。
 Aは、介護かいご保障ほしょうふくめ、障害しょうがいしゃ福祉ふくし熱心ねっしん窓口まどぐちだったので、すぐに担当たんとうしゃから連絡れんらくて、補足ほそく調査ちょうさ名目めいもく再度さいど認定にんてい調査ちょうさおこなうことで解決かいけつしました。(調査ちょうさ内容ないようあきらかに不明ふめいてんがある場合ばあいや、あやまりがあるとみとめられる場合ばあい市町村しちょうそん担当たんとうしゃ必要ひつようおうじて調査ちょうさ結果けっかたいする不備ふび修正しゅうせいや、さい調査ちょうさができるとなっている。この場合ばあいは、質問しつもんされなかった項目こうもくがあった(調査ちょうさ欠落けつらく)にあたる事項じこうがあったとのこと。くわしくは「認定にんてい調査ちょうさいんマニュアルU」をおみください)。

改善かいぜんしたてん
調査ちょうさいん質問しつもん開始かいしするまえ
 1、どういう目的もくてき調査ちょうさするのか
 2、今日きょう調査ちょうさなが
 3、不明ふめいてん不安ふあんてんたら、随時ずいじ申出もうしでていいということ
 4、目安めやす時間じかん
これらを説明せつめいすることになった。

質問しつもんについては
1、できるだけ質問しつもん順序じゅんじょ沿って質問しつもんし、順番じゅんばんえるときはそのむねつたえて了承りょうしょうること
2、判断はんだんのわかりにくい調査ちょうさ項目こうもくたとえば「移動いどう」とか「保持ほじ」)は、判断はんだん仕方しかた説明せつめいすること
3、特記とっき事項じこうは、それをくことをつたえること
4、可能かのうかぎり、どういう項目こうもく判定はんていになったかをつたえること
5、調査ちょうさいん判断はんだん項目こうもく質問しつもん省略しょうりゃくするときは、その項目こうもく省略しょうりゃくするむねかならつたえたうえで、当事とうじしゃ了解りょうかい省略しょうりゃくすること
このようにおこなうことになりました。

 後日ごじつ、A障害しょうがい福祉ふくし担当たんとうしゃから、交渉こうしょうした障害しょうがいしゃ団体だんたいに「指摘してきされないとづかなかった。それに、調査ちょうさおこながわはじめてなので不安ふあんかんじながらやっている。できるかぎ努力どりょくするのでまたなにかあればってください」との連絡れんらくがありました。
 また、皮膚ひふ疾患しっかん夜間やかんはなマスク呼吸こきゅう利用りようなど、調査ちょうさいんから一見いっけんしてわからない医療いりょう項目こうもくとうで、調査ちょうさいんづかない(調査ちょうさいんらないためわからない)ために質問しつもんをされなかったという事例じれいもあります。

 このようなれいてもわかるように、調査ちょうさサイドのミスがあったとしても、障害しょうがい当事とうじしゃサイドからはまったく点検てんけんできない調査ちょうさは、そのこと自体じたい問題もんだいがあります。
 もし、A交渉こうしょうまえ状態じょうたいのようにおこなわれている認定にんてい調査ちょうさがあれば、かく市町村しちょうそん障害しょうがいしゃ団体だんたい内容ないよう具体ぐたいてき調査ちょうさ市町村しちょうそん交渉こうしょうおこなうことをおすすめします。

審査しんさかいでの区分くぶん審査しんさについて

 区分くぶん調査ちょうさで、自由じゆう文書ぶんしょ記入きにゅうする「特記とっき事項じこう」をできるだけくわしくくよう努力どりょくしている市町村しちょうそんでは、1判定はんてい結果けっかたい軒並のきな審査しんさかい区分くぶんがっているようです。区分くぶん1を区分くぶん3にするれいや、区分くぶん3を区分くぶん5にするなどの2段階だんかいアップもめずらしくないようです。
 また、進行しんこうせい神経しんけい難病なんびょうのケースでは、状態じょうたい医師いし意見いけんしょから判断はんだんして区分くぶんげ、さらに特記とっき事項じこう医師いし意見いけんしょだけでは障害しょうがい進行しんこうのスピードなど肝心かんじん状況じょうきょうがわからないてんがあるので、次回じかい判定はんてい状況じょうきょうおうじて認定にんてい調査ちょうさはやめるようもうえをつけたようなれいもあります。(予想よそうよりはや重度じゅうどした場合ばあい区分くぶんげる必要ひつようしょうじるため)。
 このようなれいからも、特記とっき事項じこう医師いし意見いけんしょ重要じゅうようということがよくわかります。審査しんさかいでは、個人こじんめいなどの情報じょうほう原則げんそく非公開ひこうかいで、「調査ちょうさひょう、1判定はんてい結果けっか特記とっき事項じこう医師いし意見いけんしょ」のみを材料ざいりょう審査しんさされますので、特記とっき事項じこう医師いし意見いけんしょ文章ぶんしょう審査しんさ委員いいんへの影響えいきょう予想よそう以上いじょうおおきくなっています。  ぎゃくれいもあります。特記とっき事項じこうがほとんどかれていない場合ばあいや、医師いし意見いけんしょ主治医しゅじい障害しょうがい等級とうきゅう診断しんだんをしたとき身体しんたい調査ちょうさひょうまるうつしのような意見いけんしょしているれいなどは、1判定はんていのままの区分くぶんとなります。
 実際じっさいこまっている状況じょうきょうや、障害しょうがい特性とくせいなどは、調査ちょうさ項目こうもくからだけでは全部ぜんぶつたわりません。不安ふあんてんなどは調査ちょうさいんつた特記とっき事項じこうにどんどんいてもらいましょう。



政令せいれい指定してい都市としでは半数はんすうが2判定はんてい区分くぶんアップ

 Oにおける審査しんさ終了しゅうりょうしゃ2273けんのうちの判定はんてい変更へんこう状況じょうきょうでは、ほぼ半数はんすう判定はんていでランクアップしています。くわしくは、ホームページをごらんください。(情報じょうほう提供ていきょう:リソースセンターいなっふ)

区分くぶん判定はんていについてのあたらしい厚生こうせい労働省ろうどうしょうからの情報じょうほう

厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい福祉ふくしのホームページに以下いかふたつの情報じょうほうくわわりました

  • 平成へいせい18ねん7がつ27にち障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづく障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていのための医師いし意見いけんしょ記入きにゅう方法ほうほうおよ医師いし意見いけんしょ記載きさい事例じれいについて」
  • 平成へいせい18ねん7がつ27にち障害しょうがい程度ていど区分くぶん医師いし意見いけんしょについて(情報じょうほう提供ていきょうその2)」

くわしくは当会とうかいホームページをごらんください。



重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご詳細しょうさいについて

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご身体しんたい介護かいごべつ事業じぎょうしょ利用りよう場合ばあい併用へいようについて

 あさはA事業じぎょうしょで1あいだ身体しんたい介護かいご利用りようし、夕方ゆうがたはB事業じぎょうしょ日常にちじょう生活せいかつ支援しえん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご)5あいだ利用りようなどの障害しょうがいしゃ場合ばあいいままでは2種類しゅるい類型るいけい支給しきゅう決定けっていみとめられていました。10がつ以降いこうどうなるかですが、厚生こうせい労働ろうどうしょう結論けつろんはまだ検討けんとうちゅうです。できるともできないともまっていません。
 つづかく障害しょうがいしゃ団体だんたい交渉こうしょうちゅうです。課長かちょう会議かいぎまえの8がつ下旬げじゅんごろまでには支給しきゅう決定けっていかんするQ&Aきゅーあんどえーるので、そのなかまれます。
 そのほか、外出がいしゅつ問題もんだい、1にちあいだ問題もんだい区分くぶん3の利用りようしゃ問題もんだいも、近日きんじつ確定かくていします。まり次第しだいらせします。



地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう正式せいしき要綱ようこう

 10がつより、日常にちじょう生活せいかつ用具ようぐ移動いどう支援しえん事業じぎょう(ガイドヘルパー制度せいどなど)が地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう移行いこうしますが、その要綱ようこうしめされました。
 なお、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう市町村しちょうそん都道府県とどうふけん自由じゆう制度せいど設計せっけいできますので、この要綱ようこうはあくまでくにしめ例示れいじという位置いちづけです。
 たとえば、都道府県とどうふけん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうでヘルパー制度せいど国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバーした市町村しちょうそん欠損けっそんがく一部いちぶ補助ほじょすることができるという要綱ようこうになっていますが、厚生こうせい労働省ろうどうしょう幹部かんぶによると「地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう自由じゆう制度せいど設計せっけいできるので、けんがオーバーぶん全額ぜんがく補助ほじょしてもかまわない」とのことです。  

おもなものを紹介しょうかいします。

移動いどう支援しえん事業じぎょう(ガイドヘルパーとうについて)
別記べっき4)
移動いどう支援しえん事業じぎょう
1  目的もくてき
  屋外おくがいでの移動いどう困難こんなん障害しょうがいしゃとうについて、外出がいしゅつのための支援しえんおこなうことにより、地域ちいきにおける自立じりつ生活せいかつおよ社会しゃかい参加さんかうながすことを目的もくてきとする
2  事業じぎょう内容ないよう
  (1)  実施じっし内容ないよう
    移動いどう支援しえん実施じっしすることにより、社会しゃかい生活せいかつじょう必要ひつよう不可欠ふかけつ外出がいしゅつおよ余暇よか活動かつどうとう社会しゃかい参加さんかのための外出がいしゅつさい移動いどう支援しえんする。
  (2)   実施じっし方法ほうほう
    かく市町村しちょうそん判断はんだんにより地域ちいき特性とくせい個々ここ利用りようしゃ状況じょうきょうやニーズにおうじた柔軟じゅうなん形態けいたい実施じっしすること。なお、具体ぐたいてきには以下いか利用りよう形態けいたい想定そうていされる。
    ア  個別こべつ支援しえんがた
      個別こべつてき支援しえん必要ひつようものたいするマンツーマンによる支援しえん
    イ  グループ支援しえんがた
      (ア) 複数ふくすう障害しょうがいしゃとうへの同時どうじ支援しえん
(イ) 屋外おくがいでのグループワーク、どういち目的もくてきどういちイベントへの複数ふくすうじん同時どうじ参加さんかさい支援しえん
    ウ  車両しゃりょう移送いそうがた
      (ア) 福祉ふくしバスとう車両しゃりょう巡回じゅんかいによる送迎そうげい支援しえん
(イ) 公共こうきょう施設しせつえき福祉ふくしセンターとう障害しょうがいしゃとう利便りべん考慮こうりょし、経路けいろさだめた運行うんこう各種かくしゅ行事ぎょうじ参加さんかのための運行うんこうとう必要ひつようおうじて支援しえん
  (3)  対象たいしょうしゃ
    障害しょうがいしゃとうであって、市町村しちょうそん外出がいしゅつ移動いどう支援しえん必要ひつようみとめたものとする。
  (4)   サービスを提供ていきょうするもの
    サービスを提供ていきょうするに相応ふさわしいものとして市町村しちょうそんみとめたものとする。
3  留意りゅうい事項じこう
  (1)  指定してい事業じぎょうしゃへの事業じぎょう委託いたく
    サービス提供ていきょう体制たいせい確保かくほはかるため、市町村しちょうそんは、
・ しん制度せいどにおける居宅きょたく介護かいごなど個別こべつ給付きゅうふのサービス提供ていきょうおこな指定してい事業じぎょうしゃ
・ これまで支援しえん制度せいど移動いどう介護かいごのサービス提供ていきょうおこなっている指定してい事業じぎょうしゃ
  などを活用かつようした事業じぎょう委託いたくつとめること。
また、市町村しちょうそん作成さくせいした委託いたく事業じぎょうしゃリストから利用りようしゃ事業じぎょうしゃ選択せんたくできるような仕組しくみとすることが適当てきとうであること。
  (2)  突発とっぱつてきニーズへの対応たいおう
    きゅう用事ようじができた場合ばあい電話でんわとう簡便かんべん方法ほうほうでのもうれにより、臨機応変りんきおうへんにサービス提供ていきょうおこなうこと。
  (3)  サービス提供ていきょうしゃについては、平成へいせい15ねんがつ27にちさわはつだい0327011ごう厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部長ぶちょう通知つうち居宅きょたく介護かいご従事じゅうじしゃ養成ようせい研修けんしゅうとうについて」を活用かつようするなど、その資質ししつ向上こうじょうつとめること。また、利用りようしゃ利便りべんせい考慮こうりょし、市町村しちょうそんへの外出がいしゅつとう支障ししょうしょうじないよう配慮はいりょするとともに、代筆だいひつ代読だいどくとう障害しょうがい種別しゅべつ配慮はいりょしたサービス提供ていきょうつとめること。

最後さいご部分ぶぶんの、平成へいせい15ねんがつ27にちさわはつだい0327011ごう通知つうち居宅きょたく介護かいご従事じゅうじしゃ養成ようせい研修けんしゅうとうについて」は1〜3きゅう研修けんしゅうなどもふくぜんヘルパー研修けんしゅうかんする研修けんしゅう受講じゅこう免除めんじょ時間じかんなどが記載きさいされた通知つうちです。この部分ぶぶん移動いどう介護かいご研修けんしゅうのみをしたものではありません。移動いどう介護かいご研修けんしゅう9月くがつまでで廃止はいしされるので、「かく市町村しちょうそん独自どくじ移動いどう介護かいご研修けんしゅう実施じっししてその受講じゅこうしゃしか移動いどう支援しえん事業じぎょう(ガイドヘルパー)になれない」というあやまったあん検討けんとうしている市町村しちょうそんもあるようです。そうなると、すうねんには事実じじつじょう事業じぎょうしょ選択せんたくできなくなります。交渉こうしょうしてかんがかた個別こべつ給付きゅうふ外出がいしゅつ介護かいごにあわせることをおすすめします。

国庫こっこ補助ほじょオーバーした市町村しちょうそんへの補助ほじょ

別記べっき10)
その事業じぎょう
○ 実施じっし事業じぎょう
(5)  重度じゅうど障害しょうがいしゃかか市町村しちょうそん特別とくべつ支援しえん事業じぎょう
  ア  目的もくてき
    訪問ほうもんけいサービス利用りようしゃ全体ぜんたいめる重度じゅうど障害しょうがいしゃ割合わりあいいちじるしくたか訪問ほうもんけいサービスの支給しきゅうがく国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんえた市町村しちょうそんのうち、利用りようしゃ全体ぜんたいめる重度じゅうど障害しょうがいしゃ割合わりあいいちじるしくたか市町村しちょうそんたいし、都道府県とどうふけん一定いってい財政ざいせい支援しえんおこなうことにより、重度じゅうど障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ支援しえんすることを目的もくてきとする。
  イ  事業じぎょう内容ないよう
    (ア)  以下いかのいずれにも該当がいとうする市町村しちょうそんかか訪問ほうもんけいサービスの支給しきゅうがくのうち、訪問ほうもんけいサービスの国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん超過ちょうかしたがくについて助成じょせいする。
      a 訪問ほうもんけいサービスの全体ぜんたい利用りようしゃすうめる重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご対象たいしょうしゃ割合わりあいが25%をえるなどいちじるしくたか場合ばあい
b 訪問ほうもんけいサービスの支給しきゅうがく国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんがく超過ちょうかしている場合ばあい
    (イ)  助成じょせいするがく範囲はんいについてaにかかげる人数にんずうにbのがくじょうじた金額きんがく一定いってい割合わりあいとする。
      a 該当がいとうする市町村しちょうそん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようしゃすうから、訪問ほうもんけいサービスの全体ぜんたい利用りようしゃすう全国ぜんこく重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご対象たいしょうしゃ割合わりあい(10%程度ていど)をじょうじてかず控除こうじょしたかず
b 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご障害しょうがい程度ていど区分くぶん4、5、6の国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんがく平均へいきんあいだ程度ていど
 *区分くぶん4、5、6の国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんがく平均へいきんあいだ程度ていどとは、5まんえんだいです。

 この要綱ようこう国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんえた市町村しちょうそんけに、けん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう予算よさんなかから補助ほじょできるという制度せいどくにあんです。この要綱ようこう例示れいじあつかい)にとらわれずにけん判断はんだん国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバー市町村しちょうそんにオーバーぶん全額ぜんがく補助ほじょすることも可能かのうです。全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい交渉こうしょうじょうきょうでは、国庫こっこ補助ほじょオーバーしている金額きんがくすくない(300まん以下いかの)地方ちほうけんでは、障害しょうがいしゃ団体だんたいけん交渉こうしょうで、けん全額ぜんがく助成じょせい前向まえむきの回答かいとうをしています。一方いっぽうで、「くに責任せきにんであるから、この事業じぎょうおこなうつもりはない」という回答かいとうけんもあります。

ヘルパー制度せいど対象たいしょうがい障害しょうがいしゃへのサービス

別記べっき6)
その事業じぎょう
○ 実施じっし事業じぎょう
(10) 生活せいかつサポート事業じぎょう
  ア  目的もくてき
    介護かいご給付きゅうふ支給しきゅう決定けっていしゃ以外いがいものについて、日常にちじょう生活せいかつかんする支援しえん家事かじたいする必要ひつよう支援しえんおこなうことにより、障害しょうがいしゃ地域ちいきでの自立じりつした生活せいかつ推進すいしんはかる。
  イ  事業じぎょう内容ないよう
   

(ア) 実施じっし方法ほうほう

介護かいご給付きゅうふ支給しきゅう決定けっていしゃ以外いがいものであって、日常にちじょう生活せいかつかんする支援しえんおこなわなければ、本人ほんにん生活せいかつ支障ししょうをきたすおそれのあるものたいして、市町村しちょうそん判断はんだんにより、居宅きょたく介護かいご従事じゅうじしゃとう居宅きょたく派遣はけんし、必要ひつよう支援しえん生活せいかつ支援しえん家事かじ援助えんじょ)をおこなう。

   

(イ) サービスを提供ていきょうするもの

サービスを提供ていきょうするに相応ふさわしいものとして市町村しちょうそんみとめたもの

  ウ  留意りゅうい事項じこう
    (ア) 利用りようしゃ状態じょうたいおうじ、自立じりつ訓練くんれんとうほか福祉ふくしサービスを活用かつようするための調整ちょうせいとうおこなうこと。
    (イ) 利用りようしゃへの支援しえん必要ひつようせい変化へんかおうじたサービス提供ていきょうおこない、自立じりつ生活せいかつへの助長じょちょうつとめること。

 介護かいご保険ほけん制度せいどでも、2000ねん制度せいど開始かいしよう介護かいご認定にんていからはずれた該当がいとうしゃ(それまでヘルパー制度せいど使つかっていた高齢こうれいしゃ)にヘルパーサービスを提供ていきょうするために、これと同様どうよう制度せいどおこなわれています。障害しょうがい制度せいどでもおなじものが地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうはいっています。各地かくち障害しょうがいしゃ団体だんたい入院にゅういん介護かいご交渉こうしょうで、この制度せいど短期たんき入院にゅういん適用てきようさせようと交渉こうしょうしている団体だんたいもあります。(コミュニケーション支援しえん事業じぎょう使つかれいもあります)。



障害しょうがい当事とうじしゃによる24あいだ介護かいご保障ほしょう運動うんどうとエンパワメント方式ほうしきのヘルパー事業じぎょう全国ぜんこく

 80〜90年代ねんだいより、長時間ちょうじかん介助かいじょ必要ひつよう障害しょうがいしゃ高度こうど介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ団体だんたいは、行政ぎょうせいなどの派遣はけんするヘルパーは介助かいじょ満足まんぞくにできなかったため、自分じぶんたちで介助かいじょしゃやとい、団体だんたいつく重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃにも十分じゅうぶん対応たいおうできる介助かいじょサービスをおこなってきました。また、行政ぎょうせい交渉こうしょうおこな西日本にしにほん人口じんこう30まんにん以下いかのいくつかの東京とうきょう都内とない中心ちゅうしんに、24あいだ介助かいじょ制度せいどつくげてきました。
 これらの自立じりつ生活せいかつセンターとう団体だんたいは、とくはやくから団体だんたいがっていた東京とうきょうで、療護りょうご施設しせつなかでももっと重度じゅうど障害しょうがいしゃ地域ちいきでの1人ひとりらし支援しえんおこなったり、市内しないもっと大変たいへん状態じょうたい障害しょうがいしゃ支援しえんおこなったりと、団体だんたいおこなわない先進せんしんてき運動うんどう当事とうじしゃ視点してんおこなってきました。その支援しえん利用りようしゃのエンパワメント方式ほうしき総合そうごうてき社会しゃかい生活せいかつりょくなどが向上こうじょうしてくの方式ほうしき)で、利用りようしゃからも行政ぎょうせいからの評価ひょうかたかく、くにのモデル事業じぎょうもこれらのセンターに委託いたくされるなどノウハウと実績じっせきんできました。

長時間ちょうじかんよう介護かいご障害しょうがいしゃなどが運営うんえいする介助かいじょサービスのシステムと
24あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいど全国ぜんこく2000市町村しちょうそんつくろう

 2003ねんからは障害しょうがいヘルパーも介護かいご保険ほけん同様どうよう事業じぎょうしゃ市場いちば自由じゆうされました。さまざまな事業じぎょうしゃがホームヘルプなどのサービスを提供ていきょうし、障害しょうがいしゃ自由じゆう事業じぎょうしゃ選択せんたくできるようになりました。ホームヘルプサービスをおこないたい事業じぎょうしゃは、一定いってい基準きじゅんたせば、都道府県とどうふけん指定していするようになりました。指定していければ、市町村しちょうそんさかい県境けんきょうえてサービス提供ていきょうができるようになりました。
 この制度せいど改正かいせいにあわせて、介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかいとJILほかの協力きょうりょくで、全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター空白くうはく地域ちいきをなくし適切てきせつ水準すいじゅん団体だんたいそだてることを目的もくてきとし、研修けんしゅう財政ざいせいめん支援しえんする自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかいつくられました。全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきへのげから10ねんにわたる長期間ちょうきかん団体だんたいのレベルアップ支援しえんおこなっています。

 介護かいご保険ほけん障害しょうがいヘルパーの指定してい事業じぎょうしゃになってヘルパー事業じぎょうおこなうと、十分じゅうぶん運営うんえい保障ほしょうされ、団体だんたい職員しょくいん人件じんけん運営うんえい十分じゅうぶん保障ほしょうができます。この仕組しくみを使つかってさらなるサービス水準すいじゅんアップや制度せいど改善かいぜんしていく運動うんどうおこない、社会しゃかいえていこうという計画けいかく全国ぜんこく各地かくちおこなっています。長期ちょうき目標もくひょうとして、10ねんかけて全国ぜんこくに1000事業じぎょうしゃつくり、ほぼすべての市町村しちょうそんをサービス地域ちいきれること、24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんおこない、行政ぎょうせい交渉こうしょうし、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく2000市町村しちょうそんつくすことを目標もくひょうにしています。
 そのつぎは、知的ちてき精神せいしん身体しんたい視覚しかく聴覚ちょうかくめくらろう・肢体したい内部ないぶ)・難病なんびょうおよび重複じゅうふくぜん障害しょうがい種別しゅべつ参加さんかて、すべての障害しょうがい種別しゅべつにエンパワメント方式ほうしき介助かいじょサービスとう提供ていきょう当事とうじしゃ主体しゅたいてきに)していくシステムを計画けいかくしています。
 また、全国ぜんこく2000市町村しちょうそんおおくで24あいだちか介護かいご保障ほしょうができたさいには、全国ぜんこく予算よさん確保かくほされますので、くにたいしてパーソナルアシスタント制度せいど労働ろうどう通勤つうきん通学つうがく運転うんてん一時いちじ入院にゅういんなどでもヘルパー利用りよう制限せいげんされない24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく一律いちりつ制度せいど)をつくっていく計画けいかくです。

研修けんしゅう事例じれい

東京とうきょう団体だんたい半数はんすうでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう交渉こうしょうしてつくり、24あいだ専従せんじゅう介助かいじょしゃによる介助かいじょサービスをおこない、人工じんこう呼吸こきゅう利用りようの24あいだよう介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなどを施設しせつなどから一人暮ひとりぐら支援しえんできています。一人暮ひとりぐらしの知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃへの介助かいじょサービスや自立じりつ支援しえんおこなっています。もちろん短時間たんじかん介助かいじょサポートもできます。いずれも個別こべつILプログラムや様々さまざま支援しえんを(自立じりつ生活せいかつをしている長時間ちょうじかんよう介助かいじょの)障害しょうがいしゃ役員やくいん管理かんり健常けんじょうしゃのスタッフなどを部下ぶかとしてやとい(障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃで)運営うんえいしています。これら団体だんたいは2000ねんごろからから障害しょうがいヘルパーを委託いたくされており、収入しゅうにゅうは(いままでの障害しょうがいしゃ団体だんたいくらべると)相当そうとうおおきなものになります。それにより能力のうりょくたか職員しょくいん育成いくせいしてきており、全国ぜんこくあたらしい団体だんたいへの研修けんしゅうめんでの支援しえんなどをおこなっています。
 通常つうじょう、このような水準すいじゅん団体だんたいになるために、どれくらいの研修けんしゅう期間きかん運営うんえい期間きかん必要ひつようかというと、平均へいきん10ねん以上いじょう研修けんしゅう期間きかん実地じっち研修けんしゅうとしての小規模しょうきぼ団体だんたい運営うんえい期間きかんふくむ)が必要ひつようです。まずは個人こじん自薦じせんヘルパーを利用りようして経験けいけんをつみ、さまざまな種類しゅるい大小だいしょう研修けんしゅう自主じしゅてきけていきます。すうねん団体だんたいげて実際じっさい自立じりつ支援しえん活動かつどうおこないながら、毎週まいしゅうのように先進せんしん団体だんたい相談そうだんしながら運営うんえいしていきます。
 このながれの最初さいしょの1ねんおこなうことは、たとえば、社会しゃかい経験けいけん障害しょうがいしゃ運動うんどう経験けいけんなが障害しょうがいしゃ自薦じせんヘルパー利用りよう経験けいけん十分じゅうぶんある場合ばあいは、まずは近隣きんりん自立じりつ生活せいかつセンターで1000時間じかん(1〜2ねん程度ていど職場しょくば実習じっしゅう形式けいしき研修けんしゅうからスタートします。2ねんから小規模しょうきぼ団体だんたいげ、まず1人ひとり自立じりつ支援しえん施設しせつ親元おやもとからの一人暮ひとりぐらしの支援しえん)を団体だんたいとしておこないます。このさいなどにも事細ことこまかに研修けんしゅうさき団体だんたいにアドバイスをあおぎながらすすめます。こうして2人ふたり、3にんすすみ、ILP、ピアカンなども講座こうざがたから個別こべつ研修けんしゅうがたまでこなし、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、専従せんじゅう介助かいじょしゃ確保かくほしていって介助かいじょサービス体制たいせい強固きょうこにしていきます。このあいだ外部がいぶ講座こうざなどには出来できるだけ参加さんかします。これで最短さいたん団体だんたいで4ねんほどで、平均へいきんで10ねん上記じょうきのような総合そうごうてきなサービスがくだりなえるようになります(実績じっせき)。なお、遠方えんぽうで1000あいだ職場しょくば実習じっしゅう研修けんしゅうができない地域ちいきほうには、通信つうしん研修けんしゅう後述こうじゅつ)とさまざまな研修けんしゅうをミックスして同等どうとう研修けんしゅう時間じかん確保かくほする必要ひつようがあります。
 一方いっぽう社会しゃかい経験けいけん経験けいけん自薦じせんヘルパー利用りよう経験けいけんがない場合ばあいは、まずはこれらの経験けいけんを5ねんほどかけておこなうところからはじめます。そのさい能力のうりょくおうじて、すうねん小規模しょうきぼ団体だんたいげをしながら同時どうじ進行しんこう研修けんしゅう期間きかんすす場合ばあいもあります。

 

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてき事業じぎょうおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。推進すいしん協会きょうかい理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。

くわしくはお問合といあわくださいフリーダイヤル0037−80−4455(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6)

身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご研修けんしゅうみ、障害しょうがいしゃにもエンパワメント方式ほうしきのサービスを提供ていきょうすることを目標もくひょうにしていること。

ちゅう:個別こべつILプログラムとうのエンパワメント方式ほうしきのサポートや研修けんしゅうおこなわずに、たんにヘルパー派遣はけんのみを知的ちてき児童じどう身体しんたい精神せいしんかく障害しょうがいけにすることは推進すいしん協会きょうかいとしては禁止きんししています。誤解ごかいがおきやすいのでとく注意ちゅうい

 



過疎かそ地域ちいきで1にんらししたい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅう

 全国ぜんこく2000市町村しちょうそんのうち、おおくの市町村しちょうそんでは、1人ひとりらしの長時間ちょうじかんよう介護かいご全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃがいないため、ヘルパー制度せいどびていません。24あいだ介護かいご必要ひつようでも1にちあいだ程度ていどしかヘルパー制度せいどない市町村しちょうそん全国ぜんこく市町村しちょうそんの7わり程度ていどにものぼります。これを解決かいけつするためにバックアッププロジェクトをおこないます。1人ひとりらしの重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃんできちんと交渉こうしょうしている都道府県とどうふけんでは1にち16あいだや24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃが1にんらしをしています。このような障害しょうがいしゃがいる地域ちいきでは交渉こうしょうによりヘルパー制度せいどび、1にち16あいだや24あいだ制度せいどができている市町村しちょうそんがあります。そのような市町村しちょうそんでは、「ヘルパー制度せいど上限じょうげん」というふるかんがかた行政ぎょうせいないでなくなり、「その障害しょうがいしゃ自立じりつして地域ちいき生活せいかつするためにどのようなサービスが必要ひつようかんがえて支給しきゅう決定けっていする」というくに障害しょうがいヘルパー制度せいど理念りねん沿ったものにわっていきます。これにより、1人ひとりらしの障害しょうがいしゃだけではなくそれ以外いがい障害しょうがいしゃもヘルパー制度せいど必要ひつよう水準すいじゅんまでけやすくなっていきます。
 当会とうかいでは、47都道府県とどうふけんのどの市町村しちょうそんんでいても、おなじように必要ひつようひと必要ひつようなサービスがけられるように制度せいど改善かいぜん交渉こうしょう方法ほうほう支援しえんや、重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃとうの「最初さいしょ1人ひとり」の自立じりつ支援しえんおも1人ひとりらし)を技術ぎじゅつてき財政ざいせいてきに(介護かいごりょう)サポートしています。
 現在げんざい長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどのない(おも過疎かその)市町村しちょうそんにおまいで1にんらしをしたい全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅうします。1にち16〜24あいだ介護かいご必要ひつようほう想定そうていしていますが、それ以外いがいほうもおわせください。



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちく身体しんたい介護かいご時給じきゅうが1900えんにアップ

身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごどう単価たんか詳細しょうさいはおわせください)

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。
 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。
 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。
 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。
 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。
 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。
 支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたい全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになります。
 全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになります。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。
47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこなえば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになります。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。(できればかくけんに2〜3ヶ所かしょあれば、よりいい)。 全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。(他薦たせんヘルパーでは時間じかんすうをのばすと、各自かくじ障害しょうがい生活せいかつスタイルにわず、いろんな規制きせい生活せいかつしにくくなるので、交渉こうしょうして時間じかんすうをのばさない)
自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう
たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります) 自薦じせん登録とうろく受付うけつけはかく団体だんたいのほか、全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで広域こういき協会きょうかいでも受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。
自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。
 これにより、将来しょうらいは3300市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 1人ひとりらしで24あいだ介護かいご必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(東北とうほくのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃ安定あんていしてきました。

 
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