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2006年11月号

首都しゅとけん以外いがい知的ちてき障害しょうがいしゃ実質じっしつ24あいだ介護かいご保障ほしょう

制度せいどわりいま交渉こうしょうのチャンス!

11月ごう
2006.11.28
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
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2006ねん11がつごう    目次もくじ

   

4・・・・中部ちゅうぶ地方ちほうのX知的ちてき障害しょうがいしゃ実質じっしつ 24あいだ介護かいご保障ほしょう
15・・・茨城いばらきけんまちで24あいだ介護かいご保障ほしょう
15・・・みなし区分くぶん1から区分くぶん6への変更へんこうが6にん 関東かんとう政令市せいれいし
16・・・重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう受講じゅこうしゃ身体しんたい介護かいごはい条件じょうけん緩和かんわ
17・・・重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごについての解釈かいしゃく通知つうち
23・・・10がつごう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご記事きじ訂正ていせい
24・・・12/10()の政策せいさくけん自立じりつ支援しえん分科ぶんかかい参加さんかされるほう
25・・・過疎かそ地域ちいきで1にんらししたい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅう
26・・・障害しょうがい当事とうじしゃによる24あいだ介護かいご保障ほしょう運動うんどうとヘルパー事業じぎょう全国ぜんこく
30・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない



中部ちゅうぶ地方ちほうのX知的ちてき障害しょうがいしゃ実質じっしつ24あいだ介護かいご保障ほしょう

   大都市だいとしけん以外いがいはつ

 中部ちゅうぶ地方ちほうで1にんらしする知的ちてき障害しょうがいしゃのヘルパー制度せいど交渉こうしょうで、ねばづよ交渉こうしょう結果けっか、2006ねん10がつから、毎日まいにち20あいだ保障ほしょう実現じつげんしました。身体しんたい介護かいごが8あいだふくまれているので、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご単価たんか計算けいさんすると24あいだどう単価たんかで、事実じじつじょうの24あいだ介護かいご保障ほしょうといえます。
 Xでは9月くがつまでは全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ最高さいこう14あいだ程度ていど制度せいど上限じょうげんでしたが、10がつ制度せいど改正かいせい単価たんか低下ていか赤字あかじになる事業じぎょうしょが24あいだ介護かいごをつけてくれていたのができなくなった)にあわせ、全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃの24あいだ介護かいご保障ほしょう交渉こうしょう同時どうじ進行しんこうおこなわれていました。うまく交渉こうしょうのタイミングがったため、全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ知的ちてき障害しょうがいしゃ同時どうじ理事りじしゃ決済けっさいれ、実質じっしつ24あいだ保障ほしょう実現じつげんしました。
 くわしい交渉こうしょう経過けいかとう交渉こうしょうした団体だんたいいていただきました。

自立じりつ支援しえんほう本格ほんかくてき施行しこうされた10がつ自立じりつ生活せいかつおこな知的ちてきさわがい当事とうじしゃIさん中部ちゅうぶ地方ちほうのX在住ざいじゅう女性じょせい26さい知的ちてきさわがい・療育りょういく手帳てちょうA)に644あいだ/つき居宅きょたく介護かいご移動いどう支援しえん支給しきゅう決定けっていがありました

 Iさんは平成へいせい17ねん10がつより家族かぞく事情じじょうにて一人暮ひとりぐらしをはじめられました。 自立じりつ生活せいかつ開始かいしから平成へいせい18ねんがつまでは458あいだ/つき居宅きょたく介護かいご時間じかんを、身体しんたいさわがいしゃ団体だんたいのヘルパー派遣はけん事業じぎょうしょから介助かいじょ派遣はけんけて生活せいかつをしてきました。
  制度せいどおおきくわるなか、8がつ区分くぶん認定にんていシュミレーションでは区分くぶん2、医師いし意見いけんしょ区分くぶん3、支給しきゅうりょういま半分はんぶんになるのではないかとの事業じぎょうしょ予想よそうでした。

  Iさんの自立じりつ生活せいかつは、1にち14あいだ制度せいど利用りようし、不足ふそくぶん10あいだ派遣はけん事業じぎょうしょかたちおこなわれ、24あいだ介助かいじょしゃ確保かくほしながらいちねんごしました。
  10がつから制度せいどわるなか事業じぎょうしょより支給しきゅうりょう確保かくほ出来できなければ、介助かいじょ派遣はけんおこなこときびしく、不足ふそくぶん自費じひ請求せいきゅうすることになるとはなしがありました。
  Xには知的ちてきさわがい当事とうじしゃが、2めい自立じりつ生活せいかつをしていました。
 Iさんより半年はんとしまえ自立じりつ生活せいかつ開始かいししたAさんについては、自立じりつ当初とうしょから支給しきゅうりょう確保かくほきびしく(交渉こうしょうおこなわなかったため)自費じひを15まんえん事業じぎょうしょはらなかでの自立じりつ生活せいかつでした。
 もちろん行政ぎょうせいがわ自費じひ利用りようしていることっていました。
 わたしたちはXはじめての知的ちてきさわがい当事とうじしゃ自立じりつ生活せいかつにおいてXに「24あいだ支給しきゅうりょうくてもなんとかなる」という不本意ふほんい実績じっせきつくってしまう結果けっかとなりました。
 そして「自費じひ支払しはらわなければ、24あいだ自立じりつ生活せいかつができないなんておかしい」とかんがえ、そんな実績じっせきをもうこれ以上いじょうつくわけにはいかないとつよ決心けっしんしました。
  そのような経緯けいいにより「Iさんの地域ちいきでの24あいだ自立じりつ生活せいかつまもためには、時間じかんすう確保かくほするしかない」とまれ、行政ぎょうせいとの交渉こうしょうはいりました。
  でも、どうすれば時間じかんすう確保かくほ出来できるのかなやかんがえるなか知的ちてきさわがい当事とうじしゃ地域ちいき生活せいかつ支援しえんをされているほか団体だんたいや、当事とうじしゃ方々かたがたより心強こころづよはげましをけることができました。
  そのおかげで「どんな状況じょうきょうになっても支援しえんつづける覚悟かくご必要ひつよう」、「AさんやIさんの2ねんおよ自立じりつ生活せいかつ無駄むだにしてはいけない」、「これからさき自立じりつ生活せいかつしていく知的ちてきさわがいのある仲間なかまためつなげていかなければいけない」とさら覚悟かくごめたのでした。
 そしてはげましをくださった団体だんたいのおちからり、行政ぎょうせいとの交渉こうしょうをスタートしました。そのようななかで、交渉こうしょう制度せいどのことはくわしくからないが、「出来できことなんでもやろう」、「もしまんいち支給しきゅうりょういますぐ確保かくほ出来できなくても、わたしたちはなになんでもIさんの地域ちいき生活せいかつ支援しえんつづけよう」とつよこころざしがあるわかいメンバーがくわわり、さら遠方えんぽうより片道かたみちあいだもかけXけつけてくれる、もうひとりのわかいメンバーもくわわりました。
  このように、なんとしてでもIさんの支援しえんつづけると彼女かのじょたちにんのメンバーにささえられながら、9月くがつまつよりX市役所しやくしょ福祉ふくしがよいがはじまりました。

交渉こうしょうについて。

(1)24あいだ支給しきゅうりょうがなければ介助かいじょ派遣はけんおこなってくれる事業じぎょうしょがないこと
(2)このいちねんのIさんの地域ちいき生活せいかつ様子ようす
(3)これからのIさんの地域ちいき生活せいかつについて
このさんてんしぼはないをおこないました。

(1)交渉こうしょう経過けいか

9月くがつ22にち交渉こうしょう初日しょにち)  

要望ようぼう:Iさんの24あいだ必要ひつようせいについて課長かちょう確認かくにん
回答かいとう課長かちょうより「資料しりょう報告ほうこくしょとうにより時間じかんすう必要ひつようなことはかるが、事情じじょうもあり、24あいだ支給しきゅうはむずかしい。
要望ようぼう:もし24あいだ支給しきゅうされない場合ばあいは10がつからヘルパー派遣はけんおこなってくれる事業じぎょうしょがない。(2あいだほどおなばなしかえし)
   とにかく、いちにちでもはや支給しきゅう決定けっていをおねがいしたい。

翌日よくじつから支給しきゅう決定けっていまで毎日まいにち福祉ふくしかよ

9月くがつ27にち支給しきゅう決定けってい

福祉ふくしにて長時間ちょうじかん担当たんとうしゃう。
担当たんとうしゃより 「時間じかんすう現状げんじょう維持いじで485あいだ、これ以上いじょう無理むりです。」

9月くがつ28にち要望ようぼうしょ提出ていしゅつ

要望ようぼう:458あいだ支給しきゅうりょうで24あいだヘルパーを派遣はけんしてくれる事業じぎょうしょ紹介しょうかいしてしい。(市内しない事業じぎょうしょ一覧いちらんせ、かく事業じぎょうしょわせをし、ヘルパー派遣はけんをしてくれる事業じぎょうしょさがしたが、かったのでこの一覧いちらん以外いがい紹介しょうかいしてほしい。)
回答かいとう無言むごん
要望ようぼう:10がつまであと2にち。Iさんの地域ちいき生活せいかつ継続けいぞくためにはどうしても、24あいだ支給しきゅうりょうか、もしくは基準きじゅん該当がいとう事業じぎょうしょみとめていただきたいと要望ようぼうしょ提出ていしゅつした。
   基準きじゅん該当がいとう事業じぎょうしょであれば、知的ちてき当事とうじしゃのぞ生活せいかつによりちかづく可能かのうせいがあり、指定してい派遣はけん事業じぎょうしょやしても、ただ介助かいじょ派遣はけんおこな事業じぎょうしょえるだけのことでしかなく、知的ちてき当事とうじしゃ支援しえんは、たんなる介助かいじょ派遣はけんのみでは地域ちいき生活せいかつりたないこと。  

9月くがつ29にち基準きじゅん該当がいとう事業じぎょうしょについての回答かいとう

回答かいとう:Xでは、基準きじゅん該当がいとう事業じぎょうしょ要項ようこうがないため要項ようこうからつくるには時間じかん必要ひつようなのでしばらく検討けんとうする時間じかんしい。
要望ようぼう:これらにたいしてわたしたちは今後こんごはないを継続けいぞくしていきたい。

・10がつにち事業じぎょうしょ紹介しょうかいふたたびおねがいする)

要望ようぼう事業じぎょうしょ紹介しょうかいふたたびおねがいするがはなしがすすまない。 Iさんの1年間ねんかん地域ちいき生活せいかつ様子ようすについて資料しりょう提出ていしゅつする。 (このころ自薦じせん登録とうろく利用りよう検討けんとう)  

・10がつにち〜10がつ中旬ちゅうじゅん  

  以後いご福祉ふくしとは、毎日まいにちのように時間じかんすう確保かくほざらになる事業じぎょうしょについてはなしをしてきましたが、はなしいてくれるものの、時間じかんすうについての具体ぐたいてきはなしはありませんでした。それから2週間しゅうかんほど、Iさんの地域ちいき生活せいかつ様子ようすやIさんの今後こんごについてもはないをしましたが、やはり時間じかんすうについてのはなしはありませんでした。

自薦じせん登録とうろくさき相談そうだん

また一方いっぽうでは、Iさんの地域ちいき生活せいかつ継続けいぞくしていくため方法ほうほうについて、自薦じせん登録とうろくさき団体だんたい相談そうだんし、自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようする方向ほうこうかんがえることにしました。

・10がつ末日まつじつ

とのはないの進展しんてんもないまま苦闘くとういられ、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう移動いどう支援しえんでの時間じかんすう確保かくほえていくことかんがえ、資料しりょうづくりをはじめました。

さい審査しんさかい連絡れんらく

そこへ突然とつぜん担当たんとうしゃより連絡れんらくはいり「いままで制度せいど利用りようができなかった22以降いこう部分ぶぶんについて、再度さいど審査しんさかいにかけます。資料しりょういままでのものでよいでしょうか?」ということでした。

へんちゅうおな同様どうように24あいだ交渉こうしょうおこなっていた全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃの2ヶ月かげつわた交渉こうしょうにより、としてのヘルパー制度せいど上限じょうげん撤廃てっぱいがこの直前ちょくぜんまった)

審査しんさかいまでの数日すうじつ

福祉ふくし出向でむき24あいだ必要ひつようせいについて再度さいどはない、支給しきゅう決定けっていについて確認かくにんり、支給しきゅう決定けってい審査しんさかい終了しゅうりょうかならずすると約束やくそくりました。

審査しんさかい終了しゅうりょう

電話でんわいただくが、「まだ結論けつろんず、はないがつづくので、今日きょう決定けっていできませんでした。」ということでした。

翌日よくじつ

 審査しんさかい内容ないようきに福祉ふくしきましたが、「まだ部長ぶちょう課長かちょうともはないができていません」とのお返事へんじでしたので、「24あいだ支給しきゅう決定けっていいと、11月じゅういちがつよりいままでのように地域ちいき生活せいかつができず、いのちをつなぐこともできない。」とつようったえ、明日あしたうかがいますと福祉ふくしのちにしました。

翌々日よくよくじつ

今日きょうなにがなんでも支給しきゅう決定けっていいただいてかえる!」とめ、あさから福祉ふくしまえ待機たいきしていました。ところが、「部長ぶちょうないので、はなしができません。」と担当たんとうしゃよりわれ、「もどられるまでたせていただきます。」と、つこと7あいだあまりでした。

支給しきゅう決定けってい

やっと「支給しきゅう決定けっていおこないます。」とわれて、課長かちょう主任しゅにん担当たんとうしゃ支援しえんしゃと4めいで、支給しきゅう決定けっていについてはない、課長かちょうより審査しんさかいでの報告ほうこくけました。
  審査しんさかいでの報告ほうこくおどろことばかりでした。おもすだけでも気分きぶんわるくなるため一部いちぶ省略しょうりゃくします。
おも内容ないようは、「24あいだせないが、20あいだならいま支給しきゅう決定けっていできます。」
「どうしても、24あいだ必要ひつようわれるなら、課内かない再度さいどはないが必要ひつようになります。」
いまいちにち14あいだに、身体しんたいあいだでおねがいしたい。」
「X予算よさんてきことから、20あいだしかせないのです。」
しばらく無言むごんがつづきました。
 わたしたちも11月じゅういちがつより、Iさんの活動かつどう場所ばしょげもり、これ以上いじょう交渉こうしょう時間じかんをかけられないとかんがえました。また福祉ふくしにこれ以上いじょう支給しきゅう決定けっていばされてはIさんの生活せいかつ支障ししょうたすことになってしまいますので、「20あいだ結構けっこうです。」とこたえました。
 こうして、1ヶ月かげつあまりつづいた交渉こうしょう結果けっか、644あいだ支給しきゅう決定けっていとなりました。

今回こんかい交渉こうしょうでのおもなポイント

支援しえんしゃにとって
@知的ちてき当事とうじしゃ地域ちいき生活せいかつ長年ながねん支援しえんされている団体だんたいより、毎日まいにちのようにアドバイスをけること出来でき交渉こうしょうのぞめたことおおきなちからとなった。
行政ぎょうせいたいして
A支援しえんしゃ地域ちいきでの立場たちば充分じゅうぶんつたえられたこと
B今後こんご支援しえんしゃがIさんと地域ちいきをどのようにつなげていくかを具体ぐたいてきはなしができたこと
CIさんの自立じりつ生活せいかつが、地域ちいき方々かたがたれられ、知的ちてき当事とうじしゃ地域ちいきとの相互そうご理解りかいふかまったこと行政ぎょうせい理解りかいしていただけたこと
D知的ちてき当事とうじしゃ自立じりつ生活せいかつは、介助かいじょしゃとIさんとの関係かんけいづくりができてから、地域ちいきつなげてくことが重要じゅうようであることひとしです。

  今回こんかい制度せいど交渉こうしょうとおして、わたしたち支援しえんしゃ知的ちてき当事とうじしゃへの支援しえんでは、確保かくほした時間じかんすうを、Iさんの地域ちいき生活せいかつにどうつなげてくかが重要じゅうようだとさい認識にんしきしました。

にちちゅう活動かつどう拠点きょてん確保かくほ

 11月じゅういちがつにはわたしたちは活動かつどう拠点きょてんち、介助かいじょしゃというわく支援しえんしゃとなり、自薦じせん登録とうろくれる団体だんたい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい)の自薦じせん登録とうろくヘルパー制度せいど利用りようしながら、全員ぜんいんでIさんの地域ちいき生活せいかつ支援しえんし、Iさんの生活せいかつ保障ほしょうをしていきます。
  まだまだ、知的ちてき当事とうじしゃ自己じこ選択せんたく出来できるだけの選択肢せんたくしいま選択せんたくしをやし、自己じこ決定けってい出来でき体制たいせい環境かんきょうつくり、さらにとも活動かつどうすることにより支援しえんしゃ意識いしきたかめていきます。それでもなおおおくの課題かだいがあります。
  これからは、このような課題かだいへのみを、全国ぜんこく知的ちてき当事とうじしゃ支援しえんをしている方々かたがたともかんがえていきたいとおもいます。時間じかんすう確保かくほだけが目的もくてきではなく、すべてはここからはじまるのです。

(2)このいちねんのIさんの地域ちいき生活せいかつ様子ようす

 Iさんは、重度じゅうど仮死かし出生しゅっしょうされのう障害しょうがいによる知的ちてきさわがいのあるほうです。
 さわがいのあると「ともにどうきるか」とかんが苦悶くもんされたご両親りょうしんもと、「地域ちいきたりまえらしたい」と普通ふつう保育園ほいくえん入園にゅうえんされ、さらに小学校しょうがっこう地域ちいき普通ふつう学級がっきゅうかよわれました。
  小学校しょうがっこう高学年こうがくねんときいじめられ、以来いらい登校とうこうになり、中学ちゅうがく地域ちいき特殊とくしゅ学級がっきゅうせききました。登校とうこう以来いらい家族かぞくだけとの生活せいかつながつづいたため、他人たにんとコミュニケーションをことがかなり困難こんなんでした。きのできない彼女かのじょにとってはえがくことや、言葉ことば以外いがい表現ひょうげんがとても重要じゅうようでした。

支援しえん制度せいど利用りよう

  そんななか支援しえん制度せいど導入どうにゅうされヘルパー派遣はけん事業じぎょうしょよりしゅうかい介助かいじょ派遣はけんけることになりました。  
  最初さいしょはヘルパーと関係かんけいつくれず、ほとんどばなしもできませんでした。彼女かのじょらないひと何人なんにんるのでいつも不機嫌ふきげんでしたし、それにヘルパーのかお名前なまえ一致いっちできず、つぎだれるのか?とえず不安ふあんでいっぱいでした。
  それでもいちねんあいだに、すこしずつヘルパーと関係かんけいつくれるようになってきました。

地域ちいきでの自立じりつ生活せいかつ

  それから、ご家族かぞく事情じじょうで、地域ちいき自立じりつ生活せいかつはじめるのですが、最初さいしょはアパートの部屋へやこわくて、不安ふあん言葉ことばもでませんでした。そして、とても感情かんじょう起伏きふくたかく、ごはんもべられず、よるになってもねむことさえ出来できませんでした。また、しばらくは外出がいしゅつもできませんでした。
  介助かいじょしゃは、そんな彼女かのじょ不安ふあん気持きもちにえずことからはじめました。
 なによりも、彼女かのじょ自分じぶん部屋へや安心あんしんしてられること、ヘルパーが一緒いっしょるから一人ひとりぼっちではこととうをいろいろな場面ばめんでいろいろな表現ひょうげんつたえる努力どりょくをしました。
   それから、Iさんがすこかれ、すこしずつ日常にちじょう生活せいかつができるようになると、Iさんの自立じりつ生活せいかつにおける介助かいじょ方法ほうほうが、介助かいじょしゃによりまちまちであったため、敏感びんかんなIさんはストレスをかんじパニックをこすことおおくなってしまいました。
  当時とうじ介助かいじょにはいちにち交代こうたいしゅうに10にんほどがはいっていました。
  知的ちてき当事とうじしゃにおける、家事かじ援助えんじょとはなになのか?このときほど真剣しんけんかんがえたことはありませんでした。毎日まいにち、「あさ お洗濯せんたくをしないとかわかないから洗濯せんたくしましょう」「洗濯せんたくものはこうやってすのが一番いちばんいいですよ」「つぎはお掃除そうじですよ!」とまるでハウスキーパーのように家事かじ仕事しごとおしえてしまったのでした。
  わたしたち介助かいじょしゃはいろいろはないをし、知的ちてきさわがいしゃ支援しえんとはえる支援しえんだけではく、えない支援しえんこそが大切たいせつであるとさい認識にんしきしたのでした。
  える身体しんたい支援しえん家事かじ援助えんじょなどは、介助かいじょしゃ意識いしきたかめたり、介助かいじょ方法ほうほう工夫くふうひとつでどうにでもなるからです。
  大切たいせつなのは当事とうじしゃ気持きもちをささえ、いかにIさんにれてもらい、相互そうご信頼しんらい関係かんけいつくれるかということなのです。
  わたしたちはIさんの介助かいじょとおして、知的ちてきさわがいがあっても「Iさんは一人ひとり人間にんげんである」ということを、からだとおしてかんじることができ、地域ちいきらすことおおきな意味いみ理解りかいすることができました。
  Iさんも介助かいじょしゃもコミュニケーションの方法ほうほうを、写真しゃしん手作てづくりカードで工夫くふうし、外出がいしゅつができるようになると、行政ぎょうせいからは昼間ひるま作業さぎょうしょくようにとわれるようになりました。なんとかバスに作業さぎょうしょへパンをいにくのですが、なかなかなかれず、まってしまうばかりで、作業さぎょうしょかようことは困難こんなんでした。

ともはたら

  そんななか地域ちいき高齢こうれいしゃさわがいのあるほうにお弁当べんとう宅配たくはいしている、ボランティア団体だんたい出会であい、しゅういちかい弁当べんとうづくりのお手伝てつだいをはじめました。これが、Iさんにとってはじめての仕事しごとなのですが、とてもられたようです。ご自分じぶんつくったお弁当べんとうを、祖父母そふぼたくとどけ、大好だいすきな祖父母そふぼに「美味おいしいね!」とよろこんでもらえることがIさんのはげみであり、よろこびとなりました。Iさんが利用りようしているヘルパー派遣はけん事業じぎょうしょにもお弁当べんとうをおとどけし、よろこんでいただいています。  
  地域ちいき生活せいかつしていたからこそ出会であえたかたたちでした。
  ボランティア団体だんたいかたたちも自然しぜんにIさんとせっしてくださり、すこしずつ相互そうご理解りかいふかまっていきました。お仕事しごとをすること生活せいかつりができ、Iさんにも自信じしんがついたようにおもいました。
  社会しゃかいなか知的ちてきさわがいのあるひととないじんが、ともはたらこと重要じゅうようさをつよかんじ、当事とうじしゃ支援しえんだけでは本当ほんとう自立じりつ生活せいかつ支援しえんとはいえないとおもいました。そして地域ちいき移行いこうしていくために、地域ちいきひらかれたにちちゅう活動かつどう場所ばしょ決意けついをしたのです。

(3)これからのIさんの地域ちいき生活せいかつについて

 IさんAさんの地域ちいき生活せいかつ支援しえんとおして、おおくの方々かたがたとの出会であいがあり、はげましや応援おうえんをたくさんいただ感謝かんしゃしています。  
 その反面はんめん、「知的ちてき当事とうじしゃは、ほんとうにひとらしをのぞんでいるのか?」(知的ちてき当事とうじしゃなかにもいろいろなほうがいるのです、言葉ことばたないほう言葉ことばつがその言葉ことば意味いみわからず、言葉ことば気持きもちを表現ひょうげんできないほうからだかんじていてもどうつたえたらいのかわからないほうひとし)
本人ほんにん家族かぞくらしたいのじゃないのか?」
本当ほんとう自立じりつ支援しえん必要ひつようなのか?」
当事とうじしゃ自立じりつしたいと表現ひょうげんしたのか?」
などとわれるほうもたくさんいました。
 家族かぞくはなれるきっかけはどうであれ、かならずいつか家族かぞくはなれてらさねばならないるのです。
  突然とつぜんれた地域ちいきしたしかった友人ゆうじんわかれ、見知みしらぬ土地とち見知みしらぬ人々ひとびとらさねばならないことは、さわがいのわたしたちにとってもかなしいことです。はじめて方々かたがたとの意志いし伝達でんたつ困難こんなん知的ちてき当事とうじしゃにとってはなおさらです。 不安ふあん緊張きんちょうべることもできず、ねむこともできないことは、あまりにも悲惨ひさんなことですし、きていくちからさえもうばうことにもりかねません。
 言葉ことばたない彼女かのじょたちも「まれそだったまちらしたい」そうねがっているはずです。彼女かのじょたち自身じしん地域ちいき生活せいかつのぞんでいるかどうかは、彼女かのじょたちにれてもらいはじめて、彼女かのじょたちがなにのぞんでいるのか?がかるのだとおもいます。コミュニケーションに困難こんなんさを彼女かのじょたちですが、言葉ことばではない表現ひょうげん方法ほうほうをたくさんっています。けっして支援しえんしゃがわおもとうではないのです。
  彼女かのじょたちの生活せいかつなかには、地域ちいき生活せいかつたのしまれているとかる瞬間しゅんかんがたくさんあります。そんなときわたしたちも、「自立じりつ支援しえんをしつづけてきてかった」うれしくおもうのです。
  だからこそ、「彼女かのじょたちはわたしたちとおなじようにたりまえ地域ちいきらすことのぞまれているんだ!」と確信かくしんっておおくのひとつたつづけていけるのです。

にちちゅう活動かつどう場所ばしょについて

    知的ちてき当事とうじしゃにとっての地域ちいきでの自立じりつ生活せいかつ支援しえんは、当事とうじしゃ自分じぶんのぞ生活せいかつ選択せんたくできるだけの支給しきゅうりょう確保かくほするところからはじまりますが、当事とうじしゃへの介護かいご派遣はけんをする介護かいご派遣はけん事業じぎょうしょにちちゅう活動かつどう場所ばしょ生活せいかつ相談そうだん支援しえんセンターとうが、個々ここうごいているだけでは駄目だめなのです。とく当事とうじしゃ支援しえんからの地域ちいき移行いこうかんしては、それぞれが必要ひつよう連携れんけいりながら、市民しみんどもつくっていくこと大事だいじなのです。  
   Iさんの今後こんご自立じりつ支援しえんは、生活せいかつももちろんですが、地域ちいきなか11月じゅういちがつ確保かくほした地域ちいきひらかれたおみせでの、ボランティア団体だんたいさんや仲間なかまとのきょうはたらけによるお弁当べんとうづくりや仲間なかまづくり、表現ひょうげん活動かつどうなどが中心ちゅうしんになります。   
  そしてわたしたちは、地域ちいきなか自立じりつ生活せいかつ必要ひつよう機能きのうを、必要ひつようおうじて連携れんけいしていける仕組しくみをつくらなければならないとおもっています。   
 そのためには市民しみんみなさまやボランティア団体だんたい、またおなおもいを団体だんたい方々かたがた相互そうご協力きょうりょくしていきたいとおもいます そして今後こんご自立じりつ生活せいかつのぞ知的ちてき当事とうじしゃへとつなげていくつもりです。     



茨城いばらきけんまちで24あいだ介護かいご保障ほしょう

 茨城いばらきけんまちで、全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃねばづよ交渉こうしょうで、24あいだ介護かいご保障ほしょう実現じつげんしました。(生活せいかつ保護ほご大臣だいじん承認しょうにんあいだ障害しょうがいヘルパー20あいだ)。
 北関東きたかんとう町村ちょうそんで24あいだ保障ほしょうはつです。
 くわしくは次号じごう以降いこう掲載けいさいします。



みなし区分くぶん1から区分くぶん6への変更へんこうが6にん

 関東かんとう政令市せいれいし

 関東かんとう政令せいれい指定してい都市としのAは、10がつにみなし区分くぶん設定せっていしていた144にん障害しょうがいしゃ介護かいご給付きゅうふ利用りようしゃ)について、93にんの2判定はんてい終了しゅうりょうさせ、また、51にんはみなし区分くぶんさい検討けんとうし、11月じゅういちがつからの区分くぶん通知つうちしました。
 通知つうち内容ないようによると、10がつにみなし区分くぶん1だった利用りようしゃのうち、6にん11月じゅういちがつより区分くぶん6になっています。そのほか、おおくの利用りようしゃ区分くぶんが1〜4アップしています。
 また、11月じゅういちがつもみなし区分くぶんのままの51にん利用りようしゃにも、おおくは区分くぶんがっており、なかには、みなし区分くぶん1からみなし区分くぶん5にがった利用りようしゃも3にんいます。



重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう受講じゅこうしゃ(ほかの資格しかくなし)身体しんたい介護かいごはい条件じょうけん緩和かんわ

 11月じゅういちがつ報酬ほうしゅう告示こくじ解釈かいしゃく通知つうち(10がつ31にちづけ。11月2にち都道府県とどうふけん送付そうふ)がました。重度じゅうど訪問ほうもん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ身体しんたい介護かいごはい条件じょうけん緩和かんわされてかれています。(2がつ障害しょうがいしゃ団体だんたいによる交渉こうしょうは、「盆暮ぼんく正月しょうがつなどならみとめる」という厚生こうせい労働省ろうどうしょう回答かいとうだった)。今回こんかい通知つうちでは、早朝そうちょう深夜しんやなどもみとめるというかたになっています。

  *この通知つうちまえ市町村しちょうそん障害しょうがいしゃはなしたところ、「年中ねんじゅういつでも使つかえますよ」といわれたというもあります。(茨城いばらきけんのあるれい

通知つうち抜粋ばっすい

ろく) その

 居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃ資格しかく要件ようけんについては、居宅きょたく介護かいご短時間たんじかん集中しゅうちゅうして支援しえんおこな業務ぎょうむ内容ないようであることをまえ、1・2きゅうヘルパーとう基本きほんとし、3きゅうヘルパーとうがサービスを提供ていきょうする場合ばあいには報酬ほうしゅう減算げんざんおこなうこととしているものである。なお、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃは、もっぱ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご従事じゅうじすることを目的もくてきとして養成ようせいされるものであることから、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃがサービス提供ていきょうおこな場合ばあいにあっては、早朝そうちょう深夜しんやたい年末年始ねんまつねんしなどにおいて、一時いちじてき人材じんざい確保かくほ観点かんてんから市町村しちょうそんがやむをないとみとめる場合ばあいかぎるものとすること。

ちゅう9月くがつまでつき90時間じかん以下いか支給しきゅう決定けってい日常にちじょう生活せいかつ支援しえん利用りようしていた自薦じせん介護かいごしゃ利用りよう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃが、10がつから身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょ支給しきゅう決定けっていになるため、自薦じせん介護かいごしゃが10〜20あいだ研修けんしゅう介護かいごれるように複数ふくすう障害しょうがいしゃ団体だんたい要望ようぼうしたものです。



重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごについての解釈かいしゃく通知つうち

 報酬ほうしゅう告示こくじ解釈かいしゃく通知つうち(10/31)がました。30ふん問題もんだいでいろいろ方針ほうしんのゆれがありましたが、結局けっきょく巻末かんまつのような文書ぶんしょなにかない)にきました。
 また、この文書ぶんしょなかに、
身体しんたい介護かいご短時間たんじかんのサービスたか単価たんか
重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご長時間ちょうじかんけサービス(8あいだ連続れんぞく利用りよう場合ばあいのヘルパー人件じんけんもとつくられた単価たんかなので、1あいだ単価たんかひくい)
というニュアンスができるだけつたわるように工夫くふうしてんでもらいました。
(ただし、障害しょうがいしゃ市町村しちょうそん職員しょくいん解説かいせつしながらませないと、なかなか意味いみつたわらないかたにしかなりませんでした)。

通知つうち該当がいとう箇所かしょ

短時間たんじかん集中しゅうちゅうして支援しえんおこなうという業務ぎょうむ形態けいたいまえて短時間たんじかんサービスがたか単価たんか設定せっていとなっている居宅きょたく介護かいごたいし、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごについては、どういち箇所かしょ長時間ちょうじかん滞在たいざいしサービス提供ていきょうおこなうという業務ぎょうむ形態けいたいまえ、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご従業じゅうぎょうしゃの1にちたりの費用ひよう人件じんけんおよ事業じぎょうしょかか経費けいひ)を勘案かんあんし8あいだ区切くぎりとする単価たんか設定せっていとしているものである。

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご細切こまぎ利用りようをするように市町村しちょうそんからせまられているほうは、ここの文書ぶんしょ解説かいせつしながらせて、「身体しんたい介護かいご短時間たんじかん集中しゅうちゅうけの単価たんかたかいサービス、ぎゃくに、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご長時間ちょうじかんけの単価たんかひくいサービス」ということを確認かくにんしてください。

 この通知つうちれるよう要望ようぼうしていた、「1かい時間じかん以上いじょう限定げんていすべき」という要望ようぼうですが、今回こんかいとおりませんでしたので、今回こんかい文書ぶんしょには時間じかんは1かいあたりの時間じかんすう制限せいげんかんする文書ぶんしょ一切いっさいはいっていません。(今後こんご要望ようぼうしていきます。)

通知つうち重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご該当がいとう部分ぶぶん全体ぜんたい

(2) 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごサービス

@ 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご対象たいしょうしゃについて
 区分くぶん以上いじょう該当がいとうし、以上いじょう麻痺まひとうがあるものであって、認定にんてい調査ちょうさひょう区分くぶん省令しょうれい別表べっぴょうだいいち認定にんてい調査ちょうさひょうをいう。)における調査ちょうさ項目こうもくのうち「歩行ほこう」、「移乗いじょう」、「排尿はいにょう」、「排便はいべん」のいずれもが「できる」(「歩行ほこう」にあっては「つかまらないでできる」)以外いがい認定にんていされているもの

A 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごサービス算定さんていについて
 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、日常にちじょう生活せいかつ全般ぜんぱん常時じょうじ支援しえんようする重度じゅうど肢体したい不自由ふじゆうしゃたいして、食事しょくじはいせつとう身体しんたい介護かいご調理ちょうり洗濯せんたくとう家事かじ援助えんじょ、コミュニケーション支援しえん家電かでん製品せいひんとう操作そうさとう援助えんじょ日常にちじょう生活せいかつしょうじる様々さまざま介護かいご事態じたい対応たいおうするための見守みまもとう支援しえんおよ外出がいしゅつにおける移動いどうちゅう介護かいごが、比較的ひかくてき長時間ちょうじかんにわたり、総合そうごうてきかつ断続だんぞくてき提供ていきょうされるような支援しえんをいうものである。
 したがって、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごについては、身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょとう援助えんじょ断続だんぞくてきおこなわれることを総合そうごうてき評価ひょうかして設定せっていしており、同一どういつ事業じぎょうしゃがこれにくわえて身体しんたい介護かいごおよ家事かじ援助えんじょとう居宅きょたく介護かいごサービス算定さんていすることはできないものであること。
 ただし、当該とうがいしゃにサービスを提供ていきょうしている事業じぎょうしょ利用りようしゃ希望きぼうするときあいだたいにサービスを提供ていきょうすることが困難こんなんである場合ばあいであって、事業じぎょうしゃ身体しんたい介護かいごとう提供ていきょうする場合ばあいにあっては、このかぎりでない。

B 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご所要しょよう時間じかんについて
いち) 短時間たんじかん集中しゅうちゅうして支援しえんおこなうという業務ぎょうむ形態けいたいまえて短時間たんじかんサービスがたか単価たんか設定せっていとなっている居宅きょたく介護かいごたいし、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごについては、どういち箇所かしょ長時間ちょうじかん滞在たいざいしサービス提供ていきょうおこなうという業務ぎょうむ形態けいたいまえ、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご従業じゅうぎょうしゃの1にちたりの費用ひよう人件じんけんおよ事業じぎょうしょかか経費けいひ)を勘案かんあんし8あいだ区切くぎりとする単価たんか設定せっていとしているものである。また、8あいだえるサービス提供ていきょうおこな場合ばあいには、事業じぎょうしょ管理かんりコストが逓減ていげんすることをまえ、8あいだまでの報酬ほうしゅう単価たんかの95%相当そうとうがく算定さんていすることとしているものである。したがって、同一どういつ事業じぎょうしゃが、1にちふくすうかい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごおこな場合ばあいには、1にちぶん所要しょよう時間じかん通算つうさんして算定さんていする。この場合ばあいの1にちとは、0から24までをすものであり、翌日よくじつの0以降いこうのサービス提供ていきょうぶんについては、所要しょよう時間じかんあいだからあらためて通算つうさんして算定さんていする。また、1にち範囲はんいない複数ふくすう事業じぎょうしゃ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごおこな場合ばあいには、それぞれの事業じぎょうしゃごとに1にちぶん所要しょよう時間じかん通算つうさんして算定さんていする。

れい) 1にちに、所要しょよう時間じかんあいだ30ふん、3あいだ30ぶんの2かいおこな場合ばあい
    → 通算つうさん時間じかん 3あいだ30ふん+3あいだ30ふん=7あいだ
    → 算定さんてい単位たんい 「所要しょよう時間じかん時間じかん以上いじょうあいだ未満みまん場合ばあい

) 1かいのサービスが午前ごぜんをまたいで2にちにわたり提供ていきょうされる場合ばあい午前ごぜんぞくする1あいだ範囲はんいないにおける午前ごぜんえるはしすうについては、1にちぶんふくめて算定さんていする。

れい) 2230ふんから130ふんまでの3あいだ連続れんぞくするサービス
   ・ 2230ふんから030ふんまでの時間じかんたい算定さんてい方法ほうほう
     1にちぶんあいだとして算定さんてい
   ・ 030ふんから130ふんまでの時間じかんたい算定さんてい方法ほうほう
     2にちぶんあいだとして算定さんてい

さん) 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごにかかる報酬ほうしゅうは、事業じぎょうしゃ作成さくせいした重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご計画けいかくもとづいておこなわれるべき指定してい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとうようする時間じかんにより算定さんていされることとなるが、当該とうがい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご計画けいかく作成さくせいたっては、支給しきゅうりょうが1あいだ単位たんいとして決定けっていされること、また、報酬ほうしゅうについては1にちぶん所要しょよう時間じかん通算つうさんして算定さんていされることをまえ、決定けっていされた時間じかんすう有効ゆうこう活用かつようされるよう、利用りようしゃ希望きぼうとう十分じゅうぶんまえることが重要じゅうようである。

C とく重度じゅうど障害しょうがいしゃたいする加算かさん取扱とりあつかいについて
 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご従業じゅうぎょうしゃ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご基礎きそ研修けんしゅう課程かてい指定してい居宅きょたく介護かいごとう提供ていきょうたるものとして厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんさだめるもの(平成へいせい18ねん厚生こうせい労働省ろうどうしょう告示こくじだい538ごう以下いか居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃ基準きじゅん」という。)の別表べっぴょうだいいちさだめる内容ないよう以上いじょう研修けんしゅう課程かていをいう。)のみを修了しゅうりょうしたもののぞく。)が、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようしゃのうち、重度じゅうど障害しょうがいしゃとう包括ほうかつ支援しえん対象たいしょうとなる心身しんしん状態じょうたいにあるものたいして重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごおこなった場合ばあいにあっては所定しょてい単位たんいすうの100ぶんの15に相当そうとうする単位たんいすうを、区分くぶん6に該当がいとうするものたいして重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごおこなった場合ばあいにあっては所定しょてい単位たんいすうの100ぶんの7.5に相当そうとうする単位たんいすうを、それぞれ所定しょてい単位たんいすう加算かさんする。
 なお、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご従業じゅうぎょうしゃ養成ようせい研修けんしゅう居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃ基準きじゅんだいじょうだいごう規定きていする重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご従業じゅうぎょうしゃ養成ようせい研修けんしゅうをいう。)を修了しゅうりょうしたものが、加算かさん対象たいしょうとなる重度じゅうど障害しょうがいしゃたいして重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごおこな場合ばあいは、当該とうがい加算かさん対象たいしょうしゃたいする緊急きんきゅう対応たいおうとうについての付加ふかてき研修けんしゅうである重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご追加ついか研修けんしゅう課程かてい居宅きょたく介護かいご従業じゅうぎょうしゃ基準きじゅん別表べっぴょうだい2にさだめる内容ないよう以上いじょう研修けんしゅう課程かていをいう。)を修了しゅうりょうしている場合ばあいについてのみ所定しょてい単位たんいすう算定さんていできるものであること。

D 早朝そうちょう夜間やかん深夜しんやとう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご取扱とりあつかいについて
 早朝そうちょう夜間やかん深夜しんや重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご取扱とりあつかいについては、原則げんそくとして、実際じっさいにサービス提供ていきょうおこなった時間じかんたい算定さんてい基準きじゅんにより算定さんていされるものであること。
 ただし、基準きじゅんがく最小さいしょう単位たんい最初さいしょの1あいだとする。)までは、サービス開始かいし時刻じこくぞくする時間じかんたい算定さんてい基準きじゅんにより算定さんていすること(サービス開始かいし時刻じこくぞくする時間じかんたいにおけるサービス提供ていきょう時間じかんが30ふん未満みまんである場合ばあいには、おおくの時間じかんめる時間じかんたい算定さんてい基準きじゅんにより算定さんていすること。)。また、基準きじゅんがく最小さいしょう単位たんい以降いこうの1あいだ単位たんいなか時間じかんたいをまたがる場合ばあいには、当該とうがいあいだ開始かいし時刻じこくぞくする時間じかんたいにより算定さんていすること(当該とうがいあいだ開始かいし時刻じこくぞくする時間じかんたいにおけるサービス提供ていきょう時間じかんが30ふん未満みまんである場合ばあいには、当該とうがいあいだのうち、おおくの時間じかんたい算定さんてい基準きじゅんにより算定さんていすること。)。

E 移動いどう介護かいご加算かさんについて
いち) 外出がいしゅつにおける移動いどうちゅう介護かいご以下いか移動いどう介護かいご」という。)をおこな場合ばあいには、外出がいしゅつのためのだしなみとう準備じゅんび移動いどうちゅうおよ移動いどうさきにおける確認かくにんとう追加ついかてき業務ぎょうむくわわることをまえ、一定いってい加算かさんおこなうこととしているものであるが、これらの業務ぎょうむについては、外出がいしゅつかか移動いどう時間じかんとう長時間ちょうじかんになった場合ばあいでもおおきくわる支援しえん内容ないようではないことから、4時間じかん以上いじょう実施じっしされる場合ばあい一律いちりつ評価ひょうかとしているものである。このため、1にちに、移動いどう介護かいごが4時間じかん以上いじょう実施じっしされるような場合ばあいにあっては、「所要しょよう時間じかん時間じかん以上いじょう場合ばあい」の単位たんい適用てきようする。

) 同一どういつ事業じぎょうしゃが、1にちふくすうかい移動いどう介護かいごおこな場合ばあいには、1にちぶん所要しょよう時間じかん通算つうさんして報酬ほうしゅう算定さんていする。また、1にち複数ふくすう事業じぎょうしゃ移動いどう介護かいごおこな場合ばあいには、それぞれの事業じぎょうしゃごとに1にちぶん所要しょよう時間じかん通算つうさんして算定さんていする。

さん) 2人ふたり重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご従業じゅうぎょうしゃにより移動いどう介護かいごおこな場合ばあいであっても、移動いどう介護かいご加算かさんについては、1人ひとりぶんのみ算定さんていする。

F 利用りようしゃ負担ふたんがく上限じょうげんがく管理かんり加算かさん取扱とりあつか
 報酬ほうしゅう告示こくじだい2の3の利用りようしゃ負担ふたんがく上限じょうげんがく管理かんり加算かさんについては、2の(1)のJを準用じゅんようする。

G その
いち) 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、どういち箇所かしょ長時間ちょうじかん滞在たいざいしサービス提供ていきょうおこなうという業務ぎょうむ形態けいたいまえ、1にちにつき3あいだえる支給しきゅう決定けってい基本きほんとすることとされているが、利用りようしゃのキャンセルとうにより、1事業じぎょうしゃにおける1にち利用りようが3あいだ未満みまんである場合ばあいについての報酬ほうしゅう請求せいきゅうは3あいだ未満みまんでも可能かのうである。なお、「所要しょよう時間じかんあいだ未満みまん場合ばあい」で算定さんていする場合ばあい所要しょよう時間じかんおおむね40ふん以上いじょうとする。

) 2の(1)の@、AおよびHの(いち)の規定きていは、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごサービスについて準用じゅんようする。

 

ちなみにこの通知つうち身体しんたい介護かいごなどの居宅きょたく介護かいごほうは、このようかたになっています。

下線かせん原文げんぶんにはない)

B 居宅きょたく介護かいご所要しょよう時間じかん
いち) 居宅きょたく介護かいご報酬ほうしゅう単価たんかについては、短時間たんじかん集中しゅうちゅうして支援しえんおこなうという業務ぎょうむ形態けいたいまえて、所要しょよう時間じかん30ふん未満みまんの「居宅きょたくにおける身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんである場合ばあい」(以下いか身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんがた」という。)など短時間たんじかんサービスがたか単価たんか設定せっていになっているが、これは、1にち短時間たんじかん訪問ほうもんふくすうかいおこなうことにより、居宅きょたくにおける介護かいごサービスの提供ていきょう体制たいせい強化きょうかするために設定せっていされているものであり、利用りようしゃ生活せいかつパターンにわせて居宅きょたく介護かいごおこなうためのものである。したがって、たんに1かい居宅きょたく介護かいごふくすうかい区分くぶんしておこなうことは適切てきせつではなく、1にち居宅きょたく介護かいごふくすうかい算定さんていする場合ばあいにあっては、おおむね2時間じかん以上いじょう間隔かんかくけなければならないものとする。べつのサービス類型るいけい使つか場合ばあいは、間隔かんかくが2あいだ未満みまん場合ばあいもありるが、身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんがたを30ふん連続れんぞくして「家事かじ援助えんじょ中心ちゅうしんである場合ばあい」(以下いか家事かじ援助えんじょ中心ちゅうしんがた」という。)を30ふん、さらに連続れんぞくして身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんがた算定さんていするなど、べつのサービス類型るいけいわせることによりたか単価たんかふくすうかい算定さんていすることは、単価たんか設定せってい趣旨しゅしとはことなる不適切ふてきせつ運用うんようであり、この場合ばあい前後ぜんご身体しんたい介護かいごを1かいとして算定さんていする。なお、身体しんたい状況じょうきょうとうにより、短時間たんじかん間隔かんかく短時間たんじかん滞在たいざいによりふくすうかい訪問ほうもんおこなわなければならない場合ばあいや、べつ事業じぎょうしゃ提供ていきょうする居宅きょたく介護かいごとの間隔かんかくが2あいだ未満みまんである場合ばあいはこのかぎりではない。

細切こまぎ介護かいご重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごにされたほう交渉こうしょう

 全国ぜんこく各地かくちから、「短時間たんじかん細切こまぎ介護かいご重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごえられて、契約けいやくできる事業じぎょうしょがなくなった」という相談そうだんせられています。  これらの資料しりょう使つかい、1かいたり短時間たんじかんのサービスを重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごにするのは法律ほうりつ違反いはんで、くに指導しどうしていると、市町村しちょうそん交渉こうしょうしてください。



10がつごう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご記事きじ訂正ていせい

 10がつごうは10がつ20にち時点じてんまでの取材しゅざい情報じょうほうもと記事きじつくっています。
 10がつ31にちづけ通知つうちるまでに、厚生こうせい労働省ろうどうしょう内部ないぶ方針ほうしんわり、記事きじ訂正ていせいがあります。  

10がつごう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご記事きじ以下いか部分ぶぶん全文ぜんぶん削除さくじょします。

なお、1にちに8あいだ30ぶんのサービスを1かいだけ利用りよう場合ばあいは、事業じぎょうしょは8あいだしか請求せいきゅう できません。(そもそも基本きほんてきには1あいだ単位たんい計画けいかく以外いがいつくることができません。このため8あいだ30ふんというのは、突然とつぜん利用りようしゃのキャンセル以外いがいにはありえないことになります。) 午前ごぜん基準きじゅんに、1にちのサービスの合計ごうけいが、たとえば8あいだ40ぶん場合ばあいは、事業じぎょうしょは9あいだ請求せいきゅう可能かのうです。8あいだ39ぶん場合ばあいは、8あいだ請求せいきゅうしかできません。40ふんさかいなのは、30ぶん身体しんたい介護かいごが20ふん(3ぶんの2)以上いじょうのサービスがないと請求せいきゅうでき ないことにあわせたものです。

「40ふん以下いかて」というのは、1にち合計ごうけい40ふん以下いか場合ばあいにだけ適用てきようすることになりました。(たとえば、キャンセルで35ふんしか介護かいごはいらなかった場合ばあいなど)。
 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、1にちに8あいだ30ふん使つかった場合ばあいは、9あいだ請求せいきゅうになります。(計画けいかくが9あいだ場合ばあい)。計画けいかくは1にちたり、1あいだ単位たんいでしかつくれません。
 厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、このような場合ばあいは、10がつぶんについては1にちごとに8あいだと9あいだ請求せいきゅう調整ちょうせいするように市町村しちょうそん口頭こうとうアドバイスし、11がつ以降いこうは1あいだ単位たんい計画けいかくつくるよう説明せつめいしています。
 現在げんざいいくつかの団体だんたいがこの10がつ方法ほうほう継続けいぞくできないか要望ようぼうちゅうです。



12/10()の政策せいさくけん自立じりつ支援しえん分科ぶんかかい参加さんかされるほう

 昼休ひるやす時間じかん分科ぶんかかいちがいますので、ほかの分科ぶんかかいちすると、食事しょくじ時間じかんがほとんどない可能かのうせいもあるのでご注意ちゅういください

自立じりつ支援しえん分科ぶんかかい戸山とやまサンライズ)

午前ごぜん だい1 10:00〜11:30
    ・10月からヘルパー時間じかんすうがった自治体じちたい
    ・10月から24あいだ保障ほしょうになったまち九州きゅうしゅう
    ・10月から知的ちてき障害しょうがいしゃの24あいだ介護かいご保障ほしょう実現じつげん中部ちゅうぶ
    ・ヘルパー制度せいど支給しきゅう決定けってい定形ていけいについて
   だい2 11:35〜12:55
      介護かいご保険ほけんきゅうヘルパー廃止はいし研修けんしゅう問題もんだいについて
昼休ひるやすみ 12:55〜13:55        
午後ごご  13:55〜16:45      自立じりつ支援しえんほうのシンポジウム

  くわしくはホームページをごらんください



介護かいご保険ほけん保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ範囲はんいかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ

 11月じゅういちがつ22にちに、だいかい介護かいご保険ほけん保険ほけんしゃ受給じゅきゅうしゃ範囲はんいかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ開催かいさいされました。全体ぜんたいてき総論そうろん賛成さんせい各論かくろん賛成さんせいという雰囲気ふんいきでした。当日とうじつ資料しりょうくわしい報告ほうこくはホームページをごらんください。



過疎かそ地域ちいきで1にんらししたい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅう

 全国ぜんこく2000市町村しちょうそんのうち、おおくの市町村しちょうそんでは、1人ひとりらしの長時間ちょうじかんよう介護かいご全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃがいないため、ヘルパー制度せいどびていません。24あいだ介護かいご必要ひつようでも1にちあいだ程度ていどしかヘルパー制度せいどない市町村しちょうそん全国ぜんこく市町村しちょうそんの7わり程度ていどにものぼります。  これを解決かいけつするためにバックアッププロジェクトをおこないます。1人ひとりらしの重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃんできちんと交渉こうしょうしている都道府県とどうふけんでは1にち16あいだや24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃが1にんらしをしています。このような障害しょうがいしゃがいる地域ちいきでは交渉こうしょうによりヘルパー制度せいどび、1にち16あいだや24あいだ制度せいどができている市町村しちょうそんがあります。  そのような市町村しちょうそんでは、「ヘルパー制度せいど上限じょうげん」というふるかんがかた行政ぎょうせいないでなくなり、「その障害しょうがいしゃ自立じりつして地域ちいき生活せいかつするためにどのようなサービスが必要ひつようかんがえて支給しきゅう決定けっていする」というくに障害しょうがいヘルパー制度せいど理念りねん沿った制度せいどわっていきます。これにより、1人ひとりらしのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃだけではなくそれ以外いがい障害しょうがいしゃもヘルパー制度せいど必要ひつよう水準すいじゅんまでけやすくなっていきます。(実際じっさいに、10ねんまえに1にんらしのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ交渉こうしょうして24あいだ介護かいご保障ほしょうができているでは、健常けんじょうしゃ家族かぞくめいさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ同居どうきょしている世帯せたいでも16〜24あいだのサービスがけられるようになっている事例じれいがあります)。

 当会とうかいでは、47都道府県とどうふけんのどの市町村しちょうそんんでいても、おなじように必要ひつようひと必要ひつようなサービスがけられるように制度せいど改善かいぜん交渉こうしょう方法ほうほう支援しえんや、重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃとうの「最初さいしょ1人ひとり」の自立じりつ支援しえんおも1人ひとりらし)を技術ぎじゅつてき財政ざいせいてきに(介護かいご費用ひよう)サポートしています。  現在げんざい長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどのない(おも過疎かその)市町村しちょうそんにおまいで1にんらしをしたい全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅうします。1にち16〜24あいだ介護かいご必要ひつようほう想定そうていしていますが、それ以外いがいほうもおわせください。



障害しょうがい当事とうじしゃによる24あいだ介護かいご保障ほしょう運動うんどうとエンパワメント方式ほうしきのヘルパー事業じぎょう全国ぜんこく

 80〜90年代ねんだいより、長時間ちょうじかん介助かいじょ必要ひつよう障害しょうがいしゃ高度こうど介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ団体だんたいは、行政ぎょうせいなどの派遣はけんするヘルパーは介助かいじょ満足まんぞくにできなかったため、自分じぶんたちで介助かいじょしゃやとい、団体だんたいつく重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃにも十分じゅうぶん対応たいおうできる介助かいじょサービスをおこなってきました。また、行政ぎょうせい交渉こうしょうおこな西日本にしにほん人口じんこう30まんにん以下いかのいくつかの東京とうきょう都内とない中心ちゅうしんに、24あいだ介助かいじょ制度せいどつくげてきました。
 これらの自立じりつ生活せいかつセンターとう団体だんたいは、とくはやくから団体だんたいがっていた東京とうきょうで、療護りょうご施設しせつなかでももっと重度じゅうど障害しょうがいしゃ地域ちいきでの1人ひとりらし支援しえんおこなったり、市内しないもっと大変たいへん状態じょうたい障害しょうがいしゃ支援しえんおこなったりと、団体だんたいおこなわない先進せんしんてき運動うんどう当事とうじしゃ視点してんおこなってきました。その支援しえん利用りようしゃのエンパワメント方式ほうしき総合そうごうてき社会しゃかい生活せいかつりょくなどが向上こうじょうしてくの方式ほうしき)で、利用りようしゃからも行政ぎょうせいからの評価ひょうかたかく、くにのモデル事業じぎょうもこれらのセンターに委託いたくされるなどノウハウと実績じっせきんできました。

長時間ちょうじかんよう介護かいご障害しょうがいしゃなどが運営うんえいする介助かいじょサービスのシステムと
24あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいど全国ぜんこく2000市町村しちょうそんつくろう

 2003ねんからは障害しょうがいヘルパーも介護かいご保険ほけん同様どうよう事業じぎょうしゃ市場いちば自由じゆうされました。さまざまな事業じぎょうしゃがホームヘルプなどのサービスを提供ていきょうし、障害しょうがいしゃ自由じゆう事業じぎょうしゃ選択せんたくできるようになりました。ホームヘルプサービスをおこないたい事業じぎょうしゃは、一定いってい基準きじゅんたせば、都道府県とどうふけん指定していするようになりました。指定していければ、市町村しちょうそんさかい県境けんきょうえてサービス提供ていきょうができるようになりました。
 この制度せいど改正かいせいにあわせて、介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかいとJILほかの協力きょうりょくで、全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター空白くうはく地域ちいきをなくし適切てきせつ水準すいじゅん団体だんたいそだてることを目的もくてきとし、研修けんしゅう財政ざいせいめん支援しえんする自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかいつくられました。全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきへのげから10ねんにわたる長期間ちょうきかん団体だんたいのレベルアップ支援しえんおこなっています。

 介護かいご保険ほけん障害しょうがいヘルパーの指定してい事業じぎょうしゃになってヘルパー事業じぎょうおこなうと、十分じゅうぶん運営うんえい保障ほしょうされ、団体だんたい職員しょくいん人件じんけん運営うんえい十分じゅうぶん保障ほしょうができます。この仕組しくみを使つかってさらなるサービス水準すいじゅんアップや制度せいど改善かいぜんしていく運動うんどうおこない、社会しゃかいえていこうという計画けいかく全国ぜんこく各地かくちおこなっています。長期ちょうき目標もくひょうとして、10ねんかけて全国ぜんこくに1000事業じぎょうしゃつくり、ほぼすべての市町村しちょうそんをサービス地域ちいきれること、24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんおこない、行政ぎょうせい交渉こうしょうし、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく2000市町村しちょうそんつくすことを目標もくひょうにしています。
 そのつぎは、知的ちてき精神せいしん身体しんたい視覚しかく聴覚ちょうかくめくらろう・肢体したい内部ないぶ)・難病なんびょうおよび重複じゅうふくぜん障害しょうがい種別しゅべつ参加さんかて、すべての障害しょうがい種別しゅべつにエンパワメント方式ほうしき介助かいじょサービスとう提供ていきょう当事とうじしゃ主体しゅたいてきに)していくシステムを計画けいかくしています。
 また、全国ぜんこく2000市町村しちょうそんおおくで24あいだちか介護かいご保障ほしょうができたさいには、全国ぜんこく予算よさん確保かくほされますので、くにたいしてパーソナルアシスタント制度せいど労働ろうどう通勤つうきん通学つうがく運転うんてん一時いちじ入院にゅういんなどでもヘルパー利用りよう制限せいげんされない24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく一律いちりつ制度せいど)をつくっていく計画けいかくです。

研修けんしゅう事例じれい

東京とうきょう団体だんたい半数はんすうでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう交渉こうしょうしてつくり、24あいだ専従せんじゅう介助かいじょしゃによる介助かいじょサービスをおこない、人工じんこう呼吸こきゅう利用りようの24あいだよう介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなどを施設しせつなどから一人暮ひとりぐら支援しえんできています。一人暮ひとりぐらしの知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃへの介助かいじょサービスや自立じりつ支援しえんおこなっています。もちろん短時間たんじかん介助かいじょサポートもできます。いずれも個別こべつILプログラムや様々さまざま支援しえんを(自立じりつ生活せいかつをしている長時間ちょうじかんよう介助かいじょの)障害しょうがいしゃ役員やくいん管理かんり健常けんじょうしゃのスタッフなどを部下ぶかとしてやとい(障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃで)運営うんえいしています。これら団体だんたいは2000ねんごろからから障害しょうがいヘルパーを委託いたくされており、収入しゅうにゅうは(いままでの障害しょうがいしゃ団体だんたいくらべると)相当そうとうおおきなものになります。それにより能力のうりょくたか職員しょくいん育成いくせいしてきており、全国ぜんこくあたらしい団体だんたいへの研修けんしゅうめんでの支援しえんなどをおこなっています。
 通常つうじょう、このような水準すいじゅん団体だんたいになるために、どれくらいの研修けんしゅう期間きかん運営うんえい期間きかん必要ひつようかというと、平均へいきん10ねん以上いじょう研修けんしゅう期間きかん実地じっち研修けんしゅうとしての小規模しょうきぼ団体だんたい運営うんえい期間きかんふくむ)が必要ひつようです。まずは個人こじん自薦じせんヘルパーを利用りようして経験けいけんをつみ、さまざまな種類しゅるい大小だいしょう研修けんしゅう自主じしゅてきけていきます。すうねん団体だんたいげて実際じっさい自立じりつ支援しえん活動かつどうおこないながら、毎週まいしゅうのように先進せんしん団体だんたい相談そうだんしながら運営うんえいしていきます。
 このながれの最初さいしょの1ねんおこなうことは、たとえば、社会しゃかい経験けいけん障害しょうがいしゃ運動うんどう経験けいけんなが障害しょうがいしゃ自薦じせんヘルパー利用りよう経験けいけん十分じゅうぶんある場合ばあいは、まずは近隣きんりん自立じりつ生活せいかつセンターで1000時間じかん(1〜2ねん程度ていど職場しょくば実習じっしゅう形式けいしき研修けんしゅうからスタートします。2ねんから小規模しょうきぼ団体だんたいげ、まず1人ひとり自立じりつ支援しえん施設しせつ親元おやもとからの一人暮ひとりぐらしの支援しえん)を団体だんたいとしておこないます。このさいなどにも事細ことこまかに研修けんしゅうさき団体だんたいにアドバイスをあおぎながらすすめます。こうして2人ふたり、3にんすすみ、ILP、ピアカンなども講座こうざがたから個別こべつ研修けんしゅうがたまでこなし、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、専従せんじゅう介助かいじょしゃ確保かくほしていって介助かいじょサービス体制たいせい強固きょうこにしていきます。このあいだ外部がいぶ講座こうざなどには出来できるだけ参加さんかします。これで最短さいたん団体だんたいで4ねんほどで、平均へいきんで10ねん上記じょうきのような総合そうごうてきなサービスがくだりなえるようになります(実績じっせき)。なお、遠方えんぽうで1000あいだ職場しょくば実習じっしゅう研修けんしゅうができない地域ちいきほうには、通信つうしん研修けんしゅう後述こうじゅつ)とさまざまな研修けんしゅうをミックスして同等どうとう研修けんしゅう時間じかん確保かくほする必要ひつようがあります。
 一方いっぽう社会しゃかい経験けいけん経験けいけん自薦じせんヘルパー利用りよう経験けいけんがない場合ばあいは、まずはこれらの経験けいけんを5ねんほどかけておこなうところからはじめます。そのさい能力のうりょくおうじて、すうねん小規模しょうきぼ団体だんたいげをしながら同時どうじ進行しんこう研修けんしゅう期間きかんすす場合ばあいもあります。

 

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてき事業じぎょうおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。推進すいしん協会きょうかい理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。

くわしくはお問合といあわくださいフリーダイヤル0037−80−4455(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6)

身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご研修けんしゅうみ、障害しょうがいしゃにもエンパワメント方式ほうしきのサービスを提供ていきょうすることを目標もくひょうにしていること。

ちゅう:個別こべつILプログラムとうのエンパワメント方式ほうしきのサポートや研修けんしゅうおこなわずに、たんにヘルパー派遣はけんのみを知的ちてき児童じどう身体しんたい精神せいしんかく障害しょうがいけにすることは推進すいしん協会きょうかいとしては禁止きんししています。誤解ごかいがおきやすいのでとく注意ちゅうい

 



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちく身体しんたい介護かいご時給じきゅうが1900えんにアップ

身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごどう単価たんか詳細しょうさいはおわせください)

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。
 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。
 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。
 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。
 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。
 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。
 支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたい全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになります。
 全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになります。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。
47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこなえば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになります。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。(できればかくけんに2〜3ヶ所かしょあれば、よりいい)。 全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。(他薦たせんヘルパーでは時間じかんすうをのばすと、各自かくじ障害しょうがい生活せいかつスタイルにわず、いろんな規制きせい生活せいかつしにくくなるので、交渉こうしょうして時間じかんすうをのばさない)
自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう
たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります) 自薦じせん登録とうろく受付うけつけはかく団体だんたいのほか、全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで広域こういき協会きょうかいでも受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。
自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。
 これにより、将来しょうらいは3300市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 1人ひとりらしで24あいだ介護かいご必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(東北とうほくのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃ安定あんていしてきました。

 
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