空白くうはく地域ちいきで１人にん暮くらししたい重度じゅうど全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ募集ぼしゅう

　当会とうかいでは、４７都道府県とどうふけんのどの市町村しちょうそんに住すんでいても、同おなじように必要ひつような人ひとに必要ひつようなサービスが受うけられるように制度せいど改善かいぜんの交渉こうしょうの方法ほうほうの支援しえんや、重度じゅうど全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ等とうの「最初さいしょの１人ひとり」の自立じりつ支援しえん（主おもに１人ひとり暮くらし）を技術ぎじゅつ的てき、財政ざいせい的てきに（介護かいご費用ひようの助成じょせいなど）サポートしています。
　現在げんざい、長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどのない（主おもに過疎かそ地ちの）市町村しちょうそんにお住すまいで１人にん暮くらしをしたい全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃを募集ぼしゅうしています。１日にち１６〜２４時じ間あいだの介護かいごが必要ひつような方ほうを想定そうていしていますが、それ以外いがいの方ほうもお問とい合あわせください。
　全国ぜんこく１８００市町村しちょうそんのうち、多おおくの市町村しちょうそんでは、１人ひとり暮くらしの長時間ちょうじかん要よう介護かいごの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃがいないため、ヘルパー制度せいどが伸のびていません。２４時じ間あいだ介護かいごが必要ひつようでも１日にち６時じ間あいだ程度ていどしかヘルパー制度せいどが出でない市町村しちょうそんは全国ぜんこくの市町村しちょうそんの６割わり程度ていどにものぼります。
　これを解決かいけつするためにバックアッププロジェクトを行おこないます。１人ひとり暮くらしの重度じゅうどの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃが住すんできちんと交渉こうしょうしている都道府県とどうふけんでは１日にち１６時じ間あいだや２４時じ間あいだ介護かいごの必要ひつような障害しょうがい者しゃが１人にん暮くらしをしています。このような障害しょうがい者しゃがいる地域ちいきでは交渉こうしょうによりヘルパー制度せいどが伸のび、１日にち１６時じ間あいだや２４時じ間あいだの制度せいどができている市町村しちょうそんがあります。
　そのような市町村しちょうそんでは、「ヘルパー制度せいどの上限じょうげん」という古ふるい考かんがえ方かたが行政ぎょうせい内ないでなくなり、「その障害しょうがい者しゃが自立じりつして地域ちいきで生活せいかつするためにどのようなサービスが必要ひつようか考かんがえて支給しきゅう決定けっていする」という国くにの障害しょうがいヘルパー制度せいどの理念りねんに沿そった制度せいどに変かわっていきます。これにより、１人ひとり暮くらしの最さい重度じゅうどの障害しょうがい者しゃだけではなくそれ以外いがいの障害しょうがい者しゃもヘルパー制度せいどを必要ひつような水準すいじゅんまで受うけやすくなっていきます。（実際じっさいに、１０年ねん前まえに１人にん暮くらしの最さい重度じゅうど障害しょうがい者しゃが交渉こうしょうして２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうができている市しでは、健常けんじょう者しゃ家族かぞく１名めいと最さい重度じゅうど全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃが同居どうきょしている世帯せたいでも１６〜２４時じ間あいだのサービスが受うけられるようになっている事例じれいがあります）。

自己じこ負担ふたんの月額げつがく上限じょうげんがさらに半額はんがくに来年らいねん７月がつより

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご事業じぎょう所しょには求人きゅうじん広告こうこく費ひの補助ほじょも

　１２月じゅうにがつ７日にちに自民党じみんとう･公明党こうめいとうは「障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうの抜本ばっぽん的てきな見直みなおし（報告ほうこく書しょ）」を出だしましたが、厚生こうせい労働省ろうどうしょうはこれを受うけ、与党よとうと調整ちょうせいののち、１２月じゅうにがつ２１日にちに「障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうの抜本ばっぽん的てきな見直みなおしに向むけた緊急きんきゅう措置そち」をまとめました。（７日にちの文書ぶんしょも２１日にちの文書ぶんしょも全文ぜんぶんはホームページに掲載けいさい）。
　 昨年さくねん１２月がつには、国費こくひ１２００億おく円えん（２０年度ねんどまで）の特別とくべつ対策たいさくを与党よとうで決きめ、障害しょうがい福祉ふくしサービスの月つきの自己じこ負担ふたんの上限じょうげんを４分ぶんの１にする改正かいせいなどを実施じっししていますが、さらに来年度らいねんど３１０億おく円えんを積つみまして、自己じこ負担ふたんをさらに半分はんぶん（当初とうしょの８分ぶんの１）にする改正かいせいを行おこないます。（非課税ひかぜい世帯せたいのみ）。これにより、１級きゅう年金ねんきん受給じゅきゅうの非課税ひかぜい世帯せたいで月つきの上限じょうげん６１５０円えんが月つきの上限じょうげん３０００円えんに、収入しゅうにゅうが２級きゅう年金ねんきんだけの方ほうなどは３７５０円えんが１５００円えんに下さがります（７月がつより）。（詳くわしくは次じページ・次々つぎつぎページ）
　 利用りよう者しゃ負担ふたんのほか主おもに通所つうしょサービス事業じぎょう者しゃには事業じぎょう所しょに対たいする補助ほじょも盛もり込こまれています。
　 なお、ヘルパー制度せいどの単価たんか改正かいせいは見送みおくられ、当初とうしょ予定よてい通どおりの２１年ねん４月がつ改定かいていにあわせて検討けんとうされます。
　 このほか、昨年さくねん１２月がつの１２００億おく円えんの補正ほせいの中なかで用意よういされた各かく県けんへの基金ききんがあまり使つかわれていないため、今回こんかい、基金ききんの使途しとの拡大かくだいや基準きじゅんの緩和かんわも盛もり込こまれました。例たとえば、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご事業じぎょう所しょには研修けんしゅう費ひの補助ほじょ枠わくが年間ねんかん１００万まん円えん（人工じんこう呼吸こきゅう器き利用りよう者しゃなどがいる場合ばあいは２００万まん円えん）ありますが、この枠わくを使つかい、ヘルパー求人きゅうじん広告こうこくの費用ひようも助成じょせい対象たいしょうになりました。（次々つぎつぎページ下か）
　 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごの利用りよう者しゃは、全国ぜんこく的てきに、ヘルパー事業じぎょう所しょから「ヘルパーが足たりないのでサービス提供ていきょうできない」と言いわれてサービスが使つかえないという事例じれいが多発たはつしています。長時間ちょうじかん連続れんぞくで介助かいじょに入いれるヘルパーがいないとも言いわれます。求人きゅうじん広告こうこく費ひが助成じょせいされることを事業じぎょう所しょに伝つたえれば、求人きゅうじん誌しをさらに活用かつようすることも検討けんとうしてもらえるかもしれません。

西日本にしにほんの政令せいれい指定してい都市としで２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょう

　重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃの身体しんたい介護かいごと身体しんたい介護かいごの合間あいまに、「いつ介護かいごが発生はっせいするかわからない見守みまもり待機たいき時間じかん」を対象たいしょう時間じかんに含ふくんだ制度せいどです。
　 西日本にしにほんの政令せいれい指定してい都市としのＡ市しは、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを曲解きょっかいし、「全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃが睡眠すいみん中ちゅうは、実際じっさいに寝返ねがえりの介護かいごを行おこなって体からだに触ふれた時間じかんのみ算定さんていできる」などとヘルパー事業じぎょう者しゃや障害しょうがい者しゃに対たいしてこの８月がつまで堂々どうどうと間違まちがった解説かいせつをしていました。このため、泊とまり込こみの介護かいごが必要ひつような障害しょうがい者しゃも、深夜しんやの８時間じかんに対たいして、わずかな時間じかんの支給しきゅう決定けっていしか行おこなわれてこなかったため、サービスを提供ていきょうできる事業じぎょう所しょもない状態じょうたいでした。日にち中ちゅうの見守みまもりが必要ひつような障害しょうがい者しゃにも同様どうようにわずかな時間じかんの決定けっていしか行おこなわれていませんでした。
　 Ａ市しの障害しょうがい者しゃ団体だんたいが当会とうかいと相談そうだんの上うえ、８月がつに交渉こうしょうし、Ａ市しから厚生こうせい労働省ろうどうしょうへ問とい合あわせをさせ、厚生こうせい労働省ろうどうしょうはＡ市しに対たいし、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごには見守みまもりが含ふくまれることや、いつ介護かいごが必要ひつようになるかわからない全ぜん身性みじょう障害しょうがい者しゃにとって見守みまもりがいかに重要じゅうようかについて説明せつめいを行おこないました。
　 この結果けっか、Ａ市しは内部ないぶで再さい検討けんとうを行おこない、最近さいきんになって、泊とまり介護かいごが必要ひつような全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃには深夜しんやの全ぜん時間じかんの支給しきゅう決定けっていを行おこなうなど、方針ほうしんが変かわりました。日にち中ちゅうの見守みまもり介護かいごが必要ひつような障害しょうがい者しゃにも見守みまもり時間じかんを含ふくんだ正ただしい支給しきゅう決定けっていがされるように変かわりました。最さい重度じゅうどで２４時じ間あいだの介護かいごが必要ひつようだった障害しょうがい者しゃには、毎日まいにち２４時じ間あいだの支給しきゅう決定けっていも出でました。
　 全国ぜんこく１７の政令市せいれいしのうち、最高さいこう２４時じ間あいだの支給しきゅう決定けっていを行おこなっているのは９市しになりました。

　現在げんざい、全国ぜんこく各地かくちの市町村しちょうそんでＡ市しと同様どうようの勘違かんちがいが起おきており、ヘルパーが実際じっさいに体からだに触さわる時とき間あいだ数すうのみ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとして算定さんていできるという勘違かんちがいが起おきています。同様どうようの間違まちがいによって困こまっている方ほうがいましたら、当会とうかいにお問とい合あわせください。交渉こうしょう方法ほうほうをアドバイスいたします。００３７-８０-４４５５（通話つうわ料りょう無料むりょう）制度せいど係がかりまで。

平成へいせい２０年度ねんど当初とうしょ予算よさんの政府せいふ案あん確定かくてい

　財務省ざいむしょうは、平成へいせい２０年度ねんど当初とうしょ予算よさんの財務省ざいむしょう原案げんあんを１２月じゅうにがつ２１日にちに各かく省庁しょうちょうに内示ないじしました。これを受うけて財務省ざいむしょうと各かく省庁しょうちょうで復活ふっかつ折衝せっしょうが行おこなわれ、１２月じゅうにがつ２４日にちに政府せいふ案あんが閣議かくぎ決定けっていされました。

　障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部ぶの所管しょかん予算よさんは９７００億おく円えんで、そのうち障害しょうがい福祉ふくしサービス予算よさん（地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうや自立じりつ支援しえん医療いりょうなどを含ふくまない）は４９４５億おく円えんです。支援しえん費ひ制度せいどの頃ころと違ちがって在宅ざいたく福祉ふくしと施設しせつ福祉ふくしが１ひとつの勘定かんじょう科目かもくで計上けいじょうされているため、ホームヘルプサービスの内訳うちわけ金額きんがくはわかりません。

※１　障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部ぶの平成へいせい１９年度ねんどの当初とうしょ予算よさん額がくは９００４億おく円えんでしたが、予算よさんの組くみ換かえで９０９４億おく円えんとなっています。これを基準きじゅんにすると、平成へいせい２０年度ねんどの当初とうしょ予算よさん額がく９７００億おく円えん（財務省ざいむしょう原案げんあん）は６０６億おく円えん増ぞう（＋６．７％）です。

※２　障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部ぶ予算よさんも障害しょうがい福祉ふくしサービス予算よさんも、財務省ざいむしょう原案げんあんは概算がいさん要求ようきゅうより増額ぞうがくになっています。これは、概算がいさん要求ようきゅう（８月がつ）のあとに、与党よとうプロジェクトチームで「障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうの抜本ばっぽん的てき見直みなおしに向むけた緊急きんきゅう措置そち」が決定けっていされ（１２月がつ）、３１０億おく円えんのうち１３０億おく円えんが平成へいせい２０年度ねんど当初とうしょ予算よさんに計上けいじょうされている、などの事情じじょうが考かんがえられます。

地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうは概算がいさん要求ようきゅうより５０億おく円えん減額げんがく

　また、国くにから区く市町村しちょうそんと都道府県とどうふけんへ配分はいぶんされる地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうの補助ほじょ金きん予算よさんは４００億おく円えんです。地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうの予算よさんが全国ぜんこく的てきに不足ふそくしているため、概算がいさん要求ようきゅうでは５０億おく円えんの増額ぞうがく要求ようきゅうでしたが、裁量さいりょう的てき経費けいひであることなどを理由りゆうに認みとめられなかったようです。

厚生こうせい労働省ろうどうしょうの自立じりつ支援しえん法ほうのＱ＆Ａきゅーあんどえーが出でました

　１２月じゅうにがつ１９日にちに追加ついかのＱ＆Ａきゅーあんどえー（VOL.2）が出でました。ホームヘルプ関係かんけいは問とい１８〜２０までの３問もんだけで、特とくに注目ちゅうもく情報じょうほうはありません。

事務じむ連絡れんらく
平成へいせい１９年ねん１２月じゅうにがつ１９日にち

各かく　都道府県とどうふけん　障害しょうがい福祉ふくし関係かんけい主管しゅかん課か　御中おんちゅう

厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい・援護えんご局きょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部ぶ障害しょうがい福祉ふくし課か

障害しょうがい福祉ふくしサービスに係かかるＱ＆Ａきゅーあんどえー（指定してい基準きじゅん・報酬ほうしゅう関係かんけい）
（ＶＯＬ.２）の送付そうふについて

（中略ちゅうりゃく）
問とい１８　支援しえん費ひ制度せいどにおいては、例たとえば居宅きょたく介護かいご計画けいかくにおいて１時じ間あいだと計画けいかくされている場合ばあいは、「３０分ふん以上いじょう１時じ間あいだ未満みまん」の報酬ほうしゅう単価たんかを算定さんていしていたが、障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうにおいても同様どうように取とり扱あつかってよいか。
（答こたえ） １．貴き見みのとおり。

問とい１９　行動こうどう援護えんごの報酬ほうしゅう算定さんていは１日にち１回かいとされているが、複ふく数すう回かいに分わかれてサービス提供ていきょうされる場合ばあいはどのように算定さんていされるのか。
（答こたえ）
１．原則げんそくとして、複ふく数すう回かいに分わかれてサービス提供ていきょうされても、１回かいのみ しか報酬ほうしゅうを算定さんていできない。
２．ただし、行動こうどう援護えんご計画けいかくにおいて、やむを得えない事情じじょうにより複ふく数すう回かい に分わけてサービスを提供ていきょうしなければならない場合ばあいは、通算つうさんし算定さんていして差さし支つかえない。

問とい２０　通院つういん等とうの介助かいじょを行おこなう場合ばあいにおいて、居宅きょたく介護かいご計画けいかく上じょう、病院びょういん内ないでヘルパーの支援しえんを要ようしない時間じかんが２時間じかん以上いじょうとなる場合ばあい、通院つういん介助かいじょを２回かい分ぶんとして算定さんていしてよいか。
（答こたえ）
１．貴き見みのとおり。
２．また、居宅きょたく介護かいご計画けいかく上じょうでは、病院びょういん内ないのヘルパーの支援しえんを要ようしない時間じかんが２時じ間あいだ未満みまんであったが、病院びょういんが混雑こんざつしていたなど、やむを得えない事情じじょうにより２時間じかん以上いじょうとなる見込みこみとなった場合ばあいには、居宅きょたく介護かいご計画けいかくを変更へんこうし、通院つういん介助かいじょを２回かい分ぶんとして算定さんていして差さし支つかえない。

障害しょうがい者しゃ自身じしんでヘルパー時間じかん数すうの改善かいぜん交渉こうしょうを

　長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどが必要ひつような最さい重度じゅうどの障害しょうがい者しゃであっても、市町村しちょうそんには、障害しょうがい者しゃ個々人ここじんが自立じりつした生活せいかつができるような支給しきゅう決定けっていをする責務せきむがあります（障害しょうがい者しゃ基本きほん法ほう・障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほう）。現在げんざい、国くにの障害しょうがいヘルパー制度せいどの理念りねんにのっとって、必要ひつようなヘルパー時間じかんを個々人ここじんごとに決定けっていしている市町村しちょうそんも増ふえてきた一方いっぽう、いまだに過半数かはんすうの市町村しちょうそんでは、長時間ちょうじかん介護かいごを必要ひつようとする重度じゅうどの障害しょうがい者しゃに対たいして、一律いちりつのヘルパー制度せいどの上限じょうげんを設もうけるなど、制度せいど運営上うんえいじょうの違反いはんを行おこなっている実態じったいがあります。
　ヘルパー制度せいどの変かわり目めは交渉こうしょうで大おおきく制度せいどを伸のばすチャンスです。２００３年ねんの支援しえん費ひ制度せいど開始かいし時じにも、多おおくの市町村しちょうそんで２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうや大幅おおはばなヘルパー制度せいどのアップが実現じつげんしました。自立じりつ支援しえん法ほうでも、事情じじょうは同おなじです。ヘルパー制度せいども義務ぎむ的てき経費けいひになり、市町村しちょうそん行政ぎょうせいの介護かいごの公的こうてき責任せきにんも高たかまりました。
　２００６年度ねんど以降いこうは、自立じりつ支援しえん法ほう施行しこうにより、ヘルパー制度せいどが義務ぎむ的てき経費けいひとなったため、１年ねん中ちゅう、いつの季き節ぶしからの新規しんき利用りよう開始かいし（施設しせつ等とうからの地域ちいき移行いこうによるアパート暮くらしなど）でも、国庫こっこ補助ほじょ（正確せいかくには国庫こっこ負担ふたん）がつきます。
　市町村しちょうそんと交渉こうしょうし、命いのちにかかわる状態じょうたいであることを事細ことこまかに説明せつめいし、ヘルパー制度せいどの必要ひつような補正ほせい予算よさんを組くんでもらうまで交渉こうしょうを続つづける必要ひつようがあります。
　交渉こうしょうは今いまから行おこなえます。以前いぜんから１人にん暮くらししている方ほうも、今いまから時間じかん数すうアップに向むけて交渉こうしょうを行おこなうことが可能かのうです。（たとえば、「学生がくせいボランティアが卒業そつぎょう等とうでいなくなってしまった」、「障害しょうがいが進行しんこうした」、「制度せいどが不足ふそくする部分ぶぶんのヘルパー時間じかんを緊急きんきゅう対応たいおうで無料むりょうで介助かいじょ派遣はけんしてくれていた事業じぎょう所しょが、単価たんか改正かいせいで赤字あかじになり介護かいご派遣はけんできなくなったので、他た事業じぎょう所しょに切きり替かえる」などの理由りゆうがある場合ばあいは、緊急きんきゅうで交渉こうしょうが可能かのうです）。
　当会とうかいには、人口じんこう１万まん人にん以下いかの過疎かその町まちから都会とかいまで、どんな規模きぼの自治体じちたいでも２４時じ間あいだの介護かいご制度せいどを作つくった際さいのサポートの実績じっせきがあります。交渉こうしょうをしたい方ほうは、制度せいど係がかりまでご連絡れんらくください。厚生こうせい労働省ろうどうしょうの情報じょうほう、交渉こうしょうの先進せんしん自治体じちたいの制度せいどの情報じょうほう、交渉こうしょうノウハウ情報じょうほうなど、さまざまな情報じょうほうがあります。当会とうかいに毎週まいしゅう電話でんわをかけつつ行いった交渉こうしょうで２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうになった市町村しちょうそんの実績じっせきが多おおくあります。ぜひ自治体じちたいとの交渉こうしょうにお役立やくだててください。
　制度せいど係がかり　００３７−８０−４４４５（通話つうわ料りょう無料むりょう）１１時じ〜２３時じ。

ＣＩＬ（自立じりつ生活せいかつセンター）を作つくりたい方ほうへ

自薦じせんヘルパー（パーソナルアシスタント制度せいど）推進すいしん協会きょうかい

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼう者しゃを募集ぼしゅう中ちゅう（受講じゅこう料りょう無料むりょうです）

　障害しょうがい当事とうじ者しゃが主体しゅたい的てきにＣＩＬ（事業じぎょう＆運動うんどう）を行おこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅうと宿泊しゅくはく研修けんしゅうを組くみ合あわせた研修けんしゅうを準備じゅんびしています。エンパワメント方式ほうしきの自立じりつ支援しえんサービスを行おこないながら地域ちいきの制度せいどを変かえる運動うんどうを行おこなうという理念りねんにそった当事とうじ者しゃ団体だんたいを作つくるという方ほうは受講じゅこう料りょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24時じ間あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう、施設しせつ等とうからの自立じりつ支援しえん、団体だんたい資金しきん計画けいかく・経理けいり・人事じんじ、指定してい事業じぎょう、運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい、通信つうしん研修けんしゅうの参加さんか者しゃを募集ぼしゅうしています。（通常つうじょう、ＣＩＬの立たち上あげには、古参こさんのＣＩＬでの数すう年ねんの研修けんしゅう（勤務きんむ）が必要ひつようで、運動うんどう経験けいけんや社会しゃかい経験けいけんがある人ひとでも２年ねん２０００時じ間あいだほどの研修けんしゅう時間じかん数すうが必要ひつようです。しかし、大都市だいとし部ぶから離はなれた地域ちいきでＣＩＬを作つくるためには、数すう年間ねんかんの勤務きんむ研修けんしゅうは難むずかしいため、地元じもとで生活せいかつしつつ、通信つうしん研修けんしゅうや合宿がっしゅく研修けんしゅうで基礎きそを学まなんだ後のち、実地じっちで少すこしずつ小ちいさなＣＩＬを始はじめながら、毎週まいしゅう連絡れんらくを取とりつつ５〜１０年ねんほどかけてノウハウを覚おぼえて成長せいちょうしていく育成いくせい方法ほうほうを行おこなっています）。
くわしくはお問合といあわせ下ください。フリーダイヤル０１２０−６６−０００９（推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん部ぶ10時じ〜22時じ）へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみ書しょ（参加さんかには簡単かんたんな審査しんさがあります）

団体だんたい名めい（　　　　　　　　　　　　）

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん部ぶ　FAX　042-452-8029まで （次つぎページも参照さんしょうしてください）

各かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんか者しゃの人数にんずうについて

　通常つうじょう、推進すいしん協会きょうかいの主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがい者しゃの役員やくいん・中心ちゅうしん的てき職員しょくいんで長時間ちょうじかん要よう介助かいじょの方ほうと、健常けんじょう者しゃの介護かいごコーディネーターの両方りょうほうの参加さんかが希望きぼうです。団体だんたいごとに２〜５人にんは参加さんかしてほしいと考かんがえています。

参考さんこう資料しりょう：推進すいしん協会きょうかいが通信つうしん研修けんしゅうを行おこなう団体だんたい･個人こじんの理念りねんの条件じょうけんです
（今いますぐできなくても、力ちからがついてきたら、必かならずやるという理念りねんを持もっていただけるのでしたら対象たいしょうになり得えます。研修けんしゅうを行おこない、出来できるようになるまでバックアップします。）

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

（介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました）略称りゃくしょう＝広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル 　０１２０−６６−０００９
フリーダイヤル　

自分じぶんの介助かいじょ者しゃを登録とうろくヘルパーにでき自分じぶんの介助かいじょ専用せんように使つかえます
対象たいしょう地域ちいき：４７都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょ者しゃの登録とうろく先さきの事業じぎょう所しょのみつからない方ほうは御ご相談そうだん下ください。いろいろな問題もんだいが解決かいけつします。

　全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょうや自薦じせん登録とうろくヘルパーと同おなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえん費ひヘルパー利用りよう者しゃと介護かいご保険ほけんヘルパー利用りよう者しゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶんで確保かくほした介助かいじょ者しゃを自分じぶん専用せんように制度せいど上じょうのヘルパー（自薦じせんの登録とうろくヘルパー）として利用りようできます。介助かいじょ者しゃの人選じんせん、介助かいじょ時間じかん帯たいも自分じぶんで決きめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょう者しゃを運営うんえいする障害しょうがい者しゃ団体だんたいと提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょ者しゃ時給じきゅうは今いままでの制度せいどより介助かいじょ者しゃの給与きゅうよが落おちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りようの方法ほうほう
　　広域こういき協会きょうかい　東京とうきょう本部ほんぶにＦＡＸふぁっくすか郵送ゆうそうで介助かいじょ者しゃ・利用りよう者しゃの登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん費ひや介護かいご保険ほけんの自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶから各かく県けんの指定してい事業じぎょう者しゃに業務ぎょうむ委託いたくを行おこない支援しえん費ひの手続てつづきを取とります。各地かくちの団体だんたいの決きまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかい専せん門もんの条件じょうけんでまとめて委託いたくする形かたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけんは広域こういき協会きょうかい本部ほんぶと利用りよう者しゃの間あいだで利用りよう者しゃが困こまらないように話はなし合あって決きめます。ですから、問とい合あわせ・申もうし込こみは東京とうきょう本部ほんぶ０１２０−６６−０００９におかけください。
　介助かいじょ者しゃへの給与きゅうよは介護かいご型がたで時給じきゅう１５００円えん、家事かじ型がた１０００円えん、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんで時給じきゅう1300〜1420円えんが基本きほんですが今いままでの制度せいどの時給じきゅうがもっと高たかい場合ばあいには今いままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかんの利用りようの方ほうは時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょ者しゃは１〜３級きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし士し、看護かんご士し、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょう者しゃなどのいずれかの方ほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん費ひ制度せいどのほうは、１４年ねん３月がつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょうの登録とうろく介護かいご人じんとして働はたらいている場合ばあい、県知事けんちじから証明しょうめいが出でて永久えいきゅうにヘルパーとして働はたらけます。２００３年ねん４月がつ以降いこう新規しんきに介護かいごに入はいる場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんや移動いどう介護かいごであれば、２０時じ間あいだ研修けんしゅうで入いれます。