重度じゅうど障害しょうがい者しゃの研修生けんしゅうせい募集ぼしゅう　

　２〜３年ねんほど東京とうきょうの介護かいご保障ほしょう協議きょうぎ会かい事務じむ局きょくで介護かいご制度せいど交渉こうしょうや自立じりつ生活せいかつセンターの立たち上あげ方法ほうほうを勉強べんきょうして、地元じもとへ戻もどり、世よの中なかを変かえる運動うんどうに従事じゅうじしたい障害しょうがい者しゃを募集ぼしゅうしています。

対象たいしょう：２４時じ間あいだ介護かいごの必要ひつような全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ車椅子くるまいすで暮くらせる社宅しゃたくアパート用意よういします。
２４時じ間あいだの介護かいご制度せいどあり。介護かいごで穴あながあくことはありません。
面接めんせつ審査しんさがあります

お問とい合あわせは　0120-66-0009 または（担当たんとう：大野おおの）

１０月がつより会費かいひ・定期ていき購読こうどく料りょうが変更へんこうになります

　障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほうなど制度せいど改正かいせいがなく情報じょうほうが少すくない時期じきにあたることや、ホームページで詳細しょうさい資料しりょうを掲載けいさいする時代じだいになり、紙かみの媒体ばいたいでページ数すうが減へったなどの理由りゆうで、全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ介護かいご制度せいど情報じょうほうの定期ていき購読こうどくと相談そうだんセンターの相談そうだん会員かいいん等とうの会費かいひを引ひき下さげることになりました。

• 定期ていき購読こうどく　　　　　月つき１００円えん　年間ねんかん１２００円えん　　・・・・今いままでは年間ねんかん３０００円えん
• メール定期ていき購読こうどく　月つき３０円えん　　年間ねんかん３６０円えん　　　・・・・今いままでは年間ねんかん１２００円えん

• 相談そうだん会員かいいん　　　　　月つき１５０円えん　年間ねんかん１８００円えん　　・・・・今いままでは年間ねんかん６０００円えん　（定期ていき購読こうどく＋フリーダイヤル相談そうだん）
• 相談そうだん会員かいいんＢ　　　　月つき８０円えん　　年間ねんかん９６０円えん　　　（メールで月刊げっかん誌しを受うけ取とる相談そうだん会員かいいん）
• 団体だんたい会員かいいん　　　　　月つき３００円えん　年間ねんかん３６００円えん　　・・・・今いままでは年間ねんかん１万まん円えん　（団体だんたい内ないの誰だれでも相談そうだん電話でんわができる相談そうだん会員かいいん）

　すでに今年度こんねんど会費かいひを振込ふりこみいただいている方ほうには、新しん会費かいひで計算けいさんして期間きかん延長えんちょうで対応たいおういたします。
　昨年度さくねんど分ぶんの会費かいひ納入のうにゅう済ずみの会員かいいん様さまには機関きかん紙し発行はっこう回数かいすうが少すくなかったため、今年ことし９月がつ末まつまでは昨年度さくねんどの会費かいひでまかなわれています。今年度こんねんど（来年らいねん３月がつまでが今年度こんねんど扱あつかい）は安やすくなった会費かいひで１０月がつからの６ヶ月かげつ分ぶんの支払しはらいとなります。
　今年度こんねんどより会費かいひを払はらい始はじめた会員かいいん様さまには、古ふるい（高たかい）会費かいひで今年ことし１０月がつから来年らいねん３月がつまでの６か月げつ分ぶんをいただいていますが、この６か月げつ分ぶんは、新あたらしい（安やすい）会費かいひで割わり、１ヶ月かげつ単位たんいで切きり上あげの上うえ、期間きかん延長えんちょうの取とり扱あつかいにします。（たとえば、定期ていき購読こうどくで残のこり６ヶ月かげつを１５００円えん計算けいさんで支払しはらっている方ほうには、新あたらしい会費かいひで１５か月げつ分ぶんの計算けいさんになるので、２０１０年ねん１月がつまで支払しはらい済ずみの取とり扱あつかいとします）。不明ふめいな点てんはお問とい合あわせください。

＊メール定期ていき購読こうどくと相談そうだん会員かいいんＢはパソコンメールからの申もうし込こみ限定げんていです。

北きた東北とうほく・東海とうかい・兵庫ひょうご県けんで入院にゅういん介護かいご制度せいど実施じっしへ

いずれも国庫こっこ補助ほじょ（地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのコミュニケーション支援しえん）を利用りよう

東北とうほく

　北きた東北とうほくの小規模しょうきぼ市町村しちょうそん２箇所かしょで地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのコミュニケーション支援しえんの国庫こっこ補助ほじょをつかった入院にゅういんの介護かいご制度せいどができることになりました。いずれもＡＬＳ患者かんじゃが交渉こうしょうしています。ただし、１回かいの入院にゅういんで８０時じ間あいだまでです。（家族かぞくと同居どうきょのＡＬＳ患者かんじゃのためこの程度ていどの時間じかん数すうまでになった）。
　入院にゅういん初日しょにち〜３日にち目め　１日にち８時じ間あいだまで。４日にち目め以降いこうは　１日にち４時じ間あいだまでの制限せいげんもついており、神戸こうべ市しに似にた制度せいどになってしまっています。

東海とうかい

　東海とうかい地方ちほうの地方ちほう都市としで入院にゅういんの介護かいご制度せいどが開始かいしされそうです。人工じんこう呼吸こきゅう器き利用りようの脳性のうせいまひ者しゃがいる障害しょうがい者しゃ団体だんたいが交渉こうしょうしていました。地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのコミュニケーション支援しえんの国庫こっこ補助ほじょをつかった制度せいどができる予定よていです。

近畿きんき

　神戸こうべ市しに影響えいきょうされ、それ以外いがいのいくつかの市しでも障害しょうがい者しゃによる交渉こうしょうが行おこなわれ、来年度らいねんど制度せいど実施じっしの予定よていで進すすんでいます。いくつかの市しでは、言語げんご障害しょうがいのある脳性のうせいまひ者しゃやＡＬＳ患者かんじゃなどに限定げんていしない全ぜん身性みじょう障害しょうがい者しゃ全般ぜんぱん向むけの制度せいどになりそうです。詳くわしくは追おってお知しらせします。

　いずれの地域ちいきも、国庫こっこ補助ほじょ事業じぎょうである、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのコミュニケーション支援しえんの項目こうもくを使つかって交渉こうしょうしています。地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうは市町村しちょうそんが障害しょうがい福祉ふくし分野ぶんやの制度せいどなら何なにをやってもいい事業じぎょうです。事業じぎょう内容ないように関かんして国くにの監督かんとくは受うけません。その代かわりに、国くにからの補助ほじょ金きんは包括ほうかつ補助ほじょ金きんとして一定いってい額がくまでしか受うけられない制度せいどです。（一定いってい額がくとは、人口じんこう割わりと実績じっせき割わり（支援しえん費ひ制度せいどの時代じだいの移動いどう介護かいごなどの実績じっせき）によって配分はいぶんされる仕組しくみ。このため、たくさんの事業じぎょうを行おこなって、国庫こっこ補助ほじょの基準きじゅんを超こえると全額ぜんがくが市町村しちょうそん負担ふたんになる。毎年まいとし補助ほじょ金きん計算けいさんで人口じんこう割わりを増ふやし、実績じっせき割わりを減へらしていき、将来しょうらいは完全かんぜんに人口じんこう比例ひれいで配分はいぶんされるようになる予定よてい）。移動いどう介護かいごの実績じっせきが少すくなかった地域ちいきでは、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうの補助ほじょ金きんは毎年まいとし増ふえていくので、新あらたな制度せいどを要望ようぼうすると緊急きんきゅう性せいが高たかいものは実施じっししやすい状態じょうたいです。全国ぜんこくのほかの地域ちいきの皆みなさんも入院にゅういん介護かいご制度せいどが必要ひつようならば、急いそいで要望ようぼう書しょを出だして交渉こうしょうしてみてください。交渉こうしょう方法ほうほうのアドバイスは制度せいど係がかりフリーダイヤルにご連絡れんらくください。
　国くにの建前たてまえでは診療しんりょう報酬ほうしゅうとの関係かんけいで、現げん段階だんかいでは「コミュニケーションの支援しえん」のために病院びょういんに人ひとが付つき添そうという部分ぶぶんまでしか認みとめていませんが、対象たいしょう者しゃが言語げんご障害しょうがい者しゃに限定げんていされているわけではありません。確たしかに、言語げんご障害しょうがい者しゃのある脳性のうせいまひ者しゃなどは対象たいしょうになることがわかりやすいですが、頚椎けいつい損傷そんしょうや筋すじジスなどで言語げんご障害しょうがいが無ない場合ばあいでも、対象たいしょうにできます。肺炎はいえんなどで緊急きんきゅう入院にゅういんした場合ばあいは、話はなすことが困難こんなんという理由りゆうや、話はなすことに体力たいりょくがいるので、自分じぶんの適切てきせつな介護かいごの方法ほうほうを病院びょういんスタッフに伝つたえることができないという理由りゆうで対象たいしょうに加くわえることは、市町村しちょうそんの判断はんだんで可能かのうです。
　介護かいご方法ほうほうが特殊とくしゅな場合ばあいや複雑ふくざつな場合ばあい、初はじめて介護かいごを行おこなう人ひとがきちんとできるようになるまで時間じかんがかかる障害しょうがい者しゃの場合ばあい、肺炎はいえんや痛いたみなどで緊急きんきゅうに入院にゅういんした全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃは介護かいご方法ほうほうを伝つたえることができません。重度じゅうどの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃの場合ばあい、横向よこむきの寝返ねがえり時じに足あしの重じゅうなりでミリ単位たんいの調整ちょうせいが必要ひつようなど、介護かいごの方法ほうほうが特殊とくしゅです。きちんと介護かいごができるようになるためには、数ヶ月すうかげつ〜数すう年ねん以上いじょう介護かいごに入はいったなれたヘルパーが不可欠ふかけつです。重度じゅうどの全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃの場合ばあい、たとえ日本にっぽん１の医者いしゃや看護かんご師しが介護かいごをしようとしても、その障害しょうがい者しゃにとってのいつものなれた方法ほうほうでの介護かいごは行おこなうことはできません。それができないと、障害しょうがい者しゃは体力たいりょくを回復かいふくすることができず、病気びょうきが回復かいふくするどころか、どんどん体力たいりょくを消耗しょうもうして病気びょうきが悪わるくなっていって最後さいごには死しんでしまいます。このため、入院にゅういん中ちゅうの介護かいご制度せいどは、言語げんご障害しょうがいのあるなしに関係かんけいなく必要ひつよう不可欠ふかけつです。

平成へいせい２１年度ねんど当初とうしょ予算よさんの概算がいさん要求ようきゅう

　厚生こうせい労働省ろうどうしょうは、平成へいせい２１年度ねんど当初とうしょ予算よさんの概算がいさん要求ようきゅうを８月がつ末まつに財務省ざいむしょうに提出ていしゅつし、ホームページ等とうで公表こうひょうしました。

　 障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部ぶの要求ようきゅう額がくは１兆ちょう０２３８億おく円えん（他た局きょく計上けいじょう予算よさんを除のぞく）で、そのうち「個別こべつ給付きゅうふによる福祉ふくしサービス」（介護かいご給付きゅうふと訓練くんれん等とう給付きゅうふの合計ごうけい、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうや自立じりつ支援しえん医療いりょうを含ふくまない）の要求ようきゅう額がくは５２３１億おく円えん（＋２８６億おく円えん、＋５．８％）です。現げん段階だんかいでの厚労省こうろうしょうは、この増加ぞうか分ぶんで、サービス利用りよう量りょうの拡大かくだいを賄まかないつつ、平成へいせい２１年ねん４月がつの報酬ほうしゅう改定かいていをやりくりする考かんがえです（イメージとしては、サービス利用りよう量りょうが５．８％以上いじょう伸のびる見込みこみならば、介護かいご報酬ほうしゅうが全体ぜんたい平均へいきんでマイナス改定かいていとなる）。この概算がいさん要求ようきゅうを財務省ざいむしょうが査定さていし、年末ねんまつに政府せいふ案あんとして決定けっていされることになります。
　 なお、支援しえん費ひ制度せいどの頃ころと違ちがって在宅ざいたく福祉ふくしと施設しせつ福祉ふくしが１ひとつの勘定かんじょう科目かもくで計上けいじょうされているため、ホームヘルプサービスの内訳うちわけ金額きんがくはわかりません。

最近さいきんの予算よさん額がくの変遷へんせん（補正ほせい予算よさんを除のぞく）

　また、国くにから市町村しちょうそんと都道府県とどうふけんへ配分はいぶんされる地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうの統合とうごう補助ほじょ金きんの要求ようきゅう額がくは４５０億おく円えんで、前年度ぜんねんど４００億おく円えんに比くらべて５０億おく円えんの増額ぞうがく要求ようきゅうです。ただし、平成へいせい２０年度ねんど予算よさんでも５０億おく円えんの増額ぞうがくを要求ようきゅうしたものの、財務省ざいむしょうから認みとめてもらえませんでした。一方いっぽうで、平成へいせい２０年度ねんど予算よさんは、概算がいさん要求ようきゅうから政府せいふ案あんまでの間あいだに与党よとうから「抜本ばっぽん的てき見直みなおしに向むけた緊急きんきゅう措置そち」が提案ていあんされて、利用りよう者しゃ負担ふたんの軽減けいげんなどで「介護かいご給付きゅうふ＋訓練くんれん等とう給付きゅうふの予算よさん」がさらに増額ぞうがくされたという事情じじょうもありました。ですので、今回こんかいの増額ぞうがくが政府せいふ案あんで認みとめられるかは不透明ふとうめいです。

これとは別べつに、厚労省こうろうしょう職業しょくぎょう安定あんてい局きょく（福祉ふくし施策しさくではなくて雇用こよう施策しさくの担当たんとう部局ぶきょく）が、介護かいごの人材じんざい確保かくほのために概算がいさん要求ようきゅうで１１０億おく円えんを計上けいじょうしています。
○フリーターや退職たいしょく者しゃなどの未み経験けいけん者しゃを常勤じょうきんの介護かいご職員しょくいんとして新あらたに雇用こようした場合ばあいに、勤続きんぞく６ヵ月かげつで「２５万まん円えん×３人にんまで」、勤続きんぞく１年ねんで「さらに２５万まん円えん×３人にんまで」を事業じぎょう所しょに助成じょせい（新設しんせつ）
○雇用こよう管理かんり改善かいぜんの担当たんとう者しゃとして、実務じつむ経験けいけん１年ねん以上いじょうの１級きゅうヘルパーを新あらたに雇用こようした場合ばあいに、勤続きんぞく６ヵ月かげつで「７０万まん円えん×３人にんまで」を事業じぎょう所しょに助成じょせい（これは従来じゅうらいからあった助成じょせい金きん）

　なお、「骨太ほねぶとの方針ほうしん２００６」の方針ほうしんに基もとづき、今回こんかいの概算がいさん要求ようきゅうでも社会しゃかい保障ほしょう費ひを２２００億おく円えん切きり詰つめ、（高齢こうれい化かに伴ともなう自然しぜん増ぞう８７００億おく円えんとの差さし引ひきで）伸のびを６５００億おく円えんに抑おさえる概算がいさん要求ようきゅう基準きじゅん（シーリング）が課かせられています。これに対たいして厚労省こうろうしょうは、政府せいふ管掌かんしょう健康けんこう保険ほけんに投入とうにゅうする国費こくひ１０００億おく円えんを健康けんこう保険ほけん組合くみあいや共済きょうさい組合くみあいに肩代かたがわりしてもらう、などで対処たいしょする方針ほうしんです。

障害しょうがい者しゃ自身じしんでヘルパー時間じかん数すうの改善かいぜん交渉こうしょうを

　長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどが必要ひつような最さい重度じゅうどの障害しょうがい者しゃであっても、市町村しちょうそんには、障害しょうがい者しゃ個々人ここじんが自立じりつした生活せいかつができるような支給しきゅう決定けっていをする責務せきむがあります（障害しょうがい者しゃ基本きほん法ほう・障害しょうがい者しゃ自立じりつ支援しえん法ほう）。現在げんざい、国くにの障害しょうがいヘルパー制度せいどの理念りねんにのっとって、必要ひつようなヘルパー時間じかんを個々人ここじんごとに決定けっていしている市町村しちょうそんも増ふえてきた一方いっぽう、いまだに過半数かはんすうの市町村しちょうそんでは、長時間ちょうじかん介護かいごを必要ひつようとする重度じゅうどの障害しょうがい者しゃに対たいして、一律いちりつのヘルパー制度せいどの上限じょうげんを設もうけるなど、制度せいど運営上うんえいじょうの違反いはんを行おこなっている実態じったいがあります。
　ヘルパー制度せいどの変かわり目めは交渉こうしょうで大おおきく制度せいどを伸のばすチャンスです。２００３年ねんの支援しえん費ひ制度せいど開始かいし時じにも、多おおくの市町村しちょうそんで２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうや大幅おおはばなヘルパー制度せいどのアップが実現じつげんしました。自立じりつ支援しえん法ほうでも、事情じじょうは同おなじです。ヘルパー制度せいども義務ぎむ的てき経費けいひになり、市町村しちょうそん行政ぎょうせいの介護かいごの公的こうてき責任せきにんも高たかまりました。
　２００６年度ねんど以降いこうは、自立じりつ支援しえん法ほう施行しこうにより、ヘルパー制度せいどが義務ぎむ的てき経費けいひとなったため、１年ねん中ちゅう、いつの季き節ぶしからの新規しんき利用りよう開始かいし（施設しせつ等とうからの地域ちいき移行いこうによるアパート暮くらしなど）でも、国庫こっこ補助ほじょ（正確せいかくには国庫こっこ負担ふたん）がつきます。 　市町村しちょうそんと交渉こうしょうし、命いのちにかかわる状態じょうたいであることを事細ことこまかに説明せつめいし、ヘルパー制度せいどの必要ひつような補正ほせい予算よさんを組くんでもらうまで交渉こうしょうを続つづける必要ひつようがあります。
　交渉こうしょうは今いまから行おこなえます。以前いぜんから１人にん暮くらししている方ほうも、今いまから時間じかん数すうアップに向むけて交渉こうしょうを行おこなうことが可能かのうです。（たとえば、「学生がくせいボランティアが卒業そつぎょう等とうでいなくなってしまった」、「障害しょうがいが進行しんこうした」、「制度せいどが不足ふそくする部分ぶぶんのヘルパー時間じかんを緊急きんきゅう対応たいおうで無料むりょうで介助かいじょ派遣はけんしてくれていた事業じぎょう所しょが、単価たんか改正かいせいで赤字あかじになり介護かいご派遣はけんできなくなったので、他た事業じぎょう所しょに切きり替かえる」などの理由りゆうがある場合ばあいは、緊急きんきゅうで交渉こうしょうが可能かのうです）。
　当会とうかいには、人口じんこう１万まん人にん以下いかの過疎かその町まちから都会とかいまで、どんな規模きぼの自治体じちたいでも２４時じ間あいだの介護かいご制度せいどを作つくった際さいのサポートの実績じっせきがあります。交渉こうしょうをしたい方ほうは、制度せいど係がかりまでご連絡れんらくください。厚生こうせい労働省ろうどうしょうの情報じょうほう、交渉こうしょうが進すすんでいる自治体じちたいの制度せいどの情報じょうほう、交渉こうしょうノウハウ情報じょうほうなど、さまざまな情報じょうほうがあります。当会とうかいに毎週まいしゅう電話でんわをかけつつ行いった交渉こうしょうで２４時じ間あいだ介護かいご保障ほしょうになった市町村しちょうそんの実績じっせきが多おおくあります。ぜひ自治体じちたいとの交渉こうしょうにお役立やくだててください。
　制度せいど係がかり　００３７−８０−４４４５（通話つうわ料りょう無料むりょう）１１時じ〜２３時じ。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

（介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました）略称りゃくしょう＝広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル 　０１２０−６６−０００９
フリーダイヤル　

自分じぶんの介助かいじょ者しゃを登録とうろくヘルパーにでき自分じぶんの介助かいじょ専用せんように使つかえます
対象たいしょう地域ちいき：４７都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょ者しゃの登録とうろく先さきの事業じぎょう所しょのみつからない方ほうは御ご相談そうだん下ください。いろいろな問題もんだいが解決かいけつします。

　全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょうや自薦じせん登録とうろくヘルパーと同おなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえん費ひヘルパー利用りよう者しゃと介護かいご保険ほけんヘルパー利用りよう者しゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶんで確保かくほした介助かいじょ者しゃを自分じぶん専用せんように制度せいど上じょうのヘルパー（自薦じせんの登録とうろくヘルパー）として利用りようできます。介助かいじょ者しゃの人選じんせん、介助かいじょ時間じかん帯たいも自分じぶんで決きめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょう者しゃを運営うんえいする障害しょうがい者しゃ団体だんたいと提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょ者しゃ時給じきゅうは今いままでの制度せいどより介助かいじょ者しゃの給与きゅうよが落おちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りようの方法ほうほう
　　広域こういき協会きょうかい　東京とうきょう本部ほんぶにＦＡＸふぁっくすか郵送ゆうそうで介助かいじょ者しゃ・利用りよう者しゃの登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん費ひや介護かいご保険ほけんの自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶから各かく県けんの指定してい事業じぎょう者しゃに業務ぎょうむ委託いたくを行おこない支援しえん費ひの手続てつづきを取とります。各地かくちの団体だんたいの決きまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかい専せん門もんの条件じょうけんでまとめて委託いたくする形かたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけんは広域こういき協会きょうかい本部ほんぶと利用りよう者しゃの間あいだで利用りよう者しゃが困こまらないように話はなし合あって決きめます。ですから、問とい合あわせ・申もうし込こみは東京とうきょう本部ほんぶ０１２０−６６−０００９におかけください。
　介助かいじょ者しゃへの給与きゅうよは介護かいご型がたで時給じきゅう１５００円えん、家事かじ型がた１０００円えん、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんで時給じきゅう1300〜1420円えんが基本きほんですが今いままでの制度せいどの時給じきゅうがもっと高たかい場合ばあいには今いままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかんの利用りようの方ほうは時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょ者しゃは１〜３級きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし士し、看護かんご士し、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょう者しゃなどのいずれかの方ほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん費ひ制度せいどのほうは、１４年ねん３月がつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃ介護かいご人じん派遣はけん事業じぎょうの登録とうろく介護かいご人じんとして働はたらいている場合ばあい、県知事けんちじから証明しょうめいが出でて永久えいきゅうにヘルパーとして働はたらけます。２００３年ねん４月がつ以降いこう新規しんきに介護かいごに入はいる場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえんや移動いどう介護かいごであれば、２０時じ間あいだ研修けんしゅうで入いれます。

詳くわしくはホームページもごらんください　http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちくの身体しんたい介護かいご時給じきゅうが１９００円えんにアップ

（身体しんたい介護かいごを伴ともなう移動いどう介護かいごも同どう単価たんか。詳細しょうさいはお問とい合あわせください）

自薦じせん介助かいじょ者しゃにヘルパー研修けんしゅうを実質じっしつ無料むりょうで受うけていただけます

　広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじ者しゃ主体しゅたいの理念りねんの３級きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうも行おこなっております。通信つうしん部分ぶぶんは自宅じたくで受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶんは東京とうきょうなで３日間にちかんで受講じゅこう可能かのうです。３級きゅう受講じゅこうで身体しんたい介護かいごに入はいることができます。
　日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅう時じには希望きぼうに合あわせて３６５日にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。２日間にちかんで受講じゅこうできます。東京とうきょう都とと隣接りんせつ県けんの利用りよう者しゃは１日にちのみの受講じゅこうでかまいません（残のこりは利用りよう障害しょうがい者しゃ自身じしんの自宅じたくで研修けんしゅう可能かのうのため）。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう者しゃは全身ぜんしん性せい移動いどう介護かいごにも入いれます。３級きゅうや日常にちじょう生活せいかつ支援しえんの研修けんしゅう受講じゅこう後ご、一定いってい時間じかん（規定きていによる時間じかん数すう）介護かいごに入はいった後のち、参加さんか費ひ・交通こうつう費ひ・宿泊しゅくはく費ひを全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみを作つくり運営うんえいしています

お問合といあわせは　TEL　０１２０−６６−０００９（通話つうわ料りょう無料むりょう）へ。受付うけつけ10時じ〜22時じ　
みなさんへお願ねがい：この資料しりょうを多おおくの方ほうにお知しらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい　発起人ほっきにん（都道府県とどうふけん順じゅん、敬称けいしょう略りゃく、2000年ねん4月がつ時点じてん）

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいの理念りねん

４７都道府県とどうふけんで介助かいじょ者しゃの自薦じせん登録とうろくが可能かのうに 障害しょうがい施策しさくの自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークを作つくろう

　２００３年度ねんどから全国ぜんこくの障害しょうがい者しゃ団体だんたいが共同きょうどうして４７都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき（離島りとうなどを除のぞく）で介助かいじょ者しゃの自薦じせん登録とうろくが可能かのうになりました。

　自薦じせん登録とうろくヘルパーは、最さい重度じゅうど障害しょうがい者しゃが自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがい者しゃ等とうが自分じぶんで求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんの口くちコミで、自分じぶんで介助かいじょ者しゃを確保かくほすれば、自由じゆうな体制たいせいで介助かいじょ体制たいせいを作つくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがい者しゃが増ふえます。（特とくにＣＩＬ等とうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。

　小規模しょうきぼな障害しょうがい者しゃ団体だんたいは構成こうせいする障害しょうがい者しゃの障害しょうがい種別しゅべつ以外いがいの介護かいごサービスノウハウを持もたないことが多おおいです。たとえば、脳性のうせいまひや頚けい損そんなどの団体だんたいは、ＡＬＳなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい、知的ちてき障害しょうがいのノウハウを持もたないことがほとんどです。

　このような場合ばあいでも、まず過疎かそ地ちなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうを作つくっておけば、解決かいけつの道筋みちすじができます。地域ちいきに自分じぶんの障害しょうがい種別しゅべつの自立じりつ支援しえんや介護かいごノウハウを持もつ障害しょうがい者しゃ団体だんたいがない場合ばあい、自分じぶん（障害しょうがい者しゃ）の周辺しゅうへんの人ひとの協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいを作つくれば、各かく県けんに最低さいてい１団体だんたいある自薦じせん登録とうろく受うけ入いれ団体だんたいに介助かいじょ者しゃを登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつを作つくって行いく事ことが可能かのうです。一般いっぱんの介護かいごサービス事業じぎょう者しゃでは対応たいおうできない最さい重度じゅうどの障害しょうがい者しゃや特殊とくしゅな介護かいごニーズのある障害しょうがい者しゃも、自分じぶんで介護かいご体制たいせいを作つくり、自立じりつ生活せいかつが可能かのうになります。

　このように様々さまざまな障害しょうがい種別しゅべつの人ひとが自分じぶんで介護かいご体制たいせいを組くみ立たてていくことができることで、その中なかから、グループができ、障害しょうがい者しゃ団体だんたいに発展はってんする数かずも増ふえていきます。

　また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようする人ひとが増ふえることで、ヘルパー時間じかん数すうのアップの交渉こうしょうも各地かくちで行おこなわれ、全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいどが改善かいぜんしていきます。

　２００３年度ねんど、支援しえん費ひ制度せいどが導入どうにゅうされることにあわせ、４７都道府県とどうふけんでＣＩＬ等とう自立じりつ生活せいかつ系けいの障害しょうがい当事とうじ者しゃ団体だんたいなどのＮＰＯ法人ほうじんが全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんで居宅きょたく介護かいご（ヘルパー）指定してい事業じぎょう者しゃになりました。全国ぜんこくの障害しょうがい者しゃ団体だんたいで共同きょうどうすれば、全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになりました。これにより、全国ぜんこくで重度じゅうど障害しょうがい者しゃの自立じりつが進すすみ、ヘルパー制度せいど時間じかん数すうアップの交渉こうしょうが進すすむと考かんがえられます。４７都道府県とどうふけんの全ぜん県けんで、県けんに最低さいてい１箇所かしょ、ＣＩＬや障害しょうがい者しゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょう所しょが自薦じせん登録とうろくの受うけ入いれを行おこない、全国ぜんこく４７都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがい者しゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになりました。（支援しえん費ひ制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょう者しゃは、交通こうつう２〜３時じ間あいだ圏内けんないであれば県境けんきょうや市町村しちょうそん境さかいを越こえて利用りようできます）。

全国ぜんこくで交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどが伸のびている全すべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから２４時じ間あいだ要よう介護かいごの１人ひとり暮くらしの障害しょうがい者しゃがヘルパー時間じかん数すうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。

自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶんで介助かいじょ者しゃを雇やとい、トラブルにも自分じぶんで対応たいおうして、自分じぶんで自分じぶんの生活せいかつに責任せきにんを取とっていくという事ことを経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがい者しゃの自立じりつの支援しえんもできるようになり、新あらたなＣＩＬ設立せつりつにつながりがります。（現在げんざいでは、雇やとい方かたやトラブル対応たいおう、雇用こようの責任せきにんなどは、「介助かいじょ者しゃとの関係かんけいのＩＬＰ」実施じっしＣＩＬで勉強べんきょう可能かのう）

例たとえば、札幌さっぽろのＣＩＬで自薦じせん登録とうろく受うけ入いれを行おこなって、旭川あさひかわの障害しょうがい者しゃが自分じぶんで介助かいじょ者しゃを確保かくほし自薦じせん登録とうろくを利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわの障害しょうがい者しゃの自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいどの時間じかん数すう交渉こうしょうや、数すう年ねん後ごのＣＩＬ設立せつりつにつながる可能かのう性せいがあります。これと同おなじことが全国ぜんこくで起おこります。（すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょう者しゃの自薦じせん登録とうろくの取組とりくみでは、他た市町村しちょうそんで自立じりつ開始かいしや交渉こうしょう開始かいしやＣＩＬ設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります）