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2009年11-12月号


西日本にしにほん政令せいれい都市としで24あいだ介護かいご保障ほしょう

過疎かそ介護かいご事業じぎょうしょがない問題もんだい解決かいけつした北海道ほっかいどう事例じれい

さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶ設置せっち閣議かくぎ決定けってい

11・12がつごう
2009.12.15
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい
〒187−0003 東京とうきょう小平こだいら花小金井南はなこがねいみなみまち1-11-20はないち番館ばんだてかい
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2009ねん11−12がつごう    目次もくじ

   

4・・・・西日本にしにほん政令せいれい都市としで24あいだ介護かいご保障ほしょう
11・・・24あいだ介助かいじょ重度じゅうど知的ちてきさわがいしゃ生保せいほ他人たにん介護かいごりょう大臣だいじん承認しょうにん
15・・・過疎かそ介護かいご事業じぎょうしょがない問題もんだい解決かいけつした北海道ほっかいどう事例じれい
19・・・ほう改正かいせいなし・追加ついか予算よさんなしでできる、入院にゅういん介護かいご制度せいど
26・・・さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶ設置せっち閣議かくぎ決定けってい
30・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない
36・・・CIL(自立じりつ生活せいかつセンター)をつくりたいほう



西日本にしにほん政令せいれい都市としで24あいだ介護かいご保障ほしょう

 福祉ふくし関係かんけいでは悪名あくめいたか西日本にしにほん政令せいれい都市とし交渉こうしょうしていた全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃのBさんにたいし、1にち24あいだ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごみとめられました。政令せいれい指定してい都市としでは11箇所かしょ
 支援しえん制度せいど以前いぜんは、規模きぼおおきすぎる政令せいれい指定してい都市とし行政ぎょうせい内部ないぶ意思いし決定けっていにかかわる課長かちょうクラスのひとおおすぎて意思いしがそろわず、24あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいどはできにくかったのですが、最近さいきん全国ぜんこくてき制度せいどびてきたため、状況じょうきょうわってきました。
 交渉こうしょうしたBさんに記事きじいていただきました。地域ちいきほうも、おなじように交渉こうしょうして地域ちいき制度せいど改善かいぜんしてください。 (かみ媒体ばいたいのみ全文ぜんぶん掲載けいさい。HPでは抜粋ばっすい掲載けいさいします)

での介護かいご保障ほしょう交渉こうしょう経過けいか

 きっかけは、重度じゅうど障害しょうがいしゃであるわたしが、地域ちいき一人暮ひとりぐらしをしようと、決意けついしたことからはじまった。それまでわたし家族かぞく同居どうきょしていたが、両親りょうしん介助かいじょ負担ふたんおおきく、高齢こうれいともない、十分じゅうぶん介助かいじょをうけることが困難こんなんになりつつあった。しかし、当時とうじ障害しょうがい区分くぶん認定にんてい区分くぶん5と、実状じつじょうすべてのことに24あいだにわたって介護かいご必要ひつよう)とかけはなれた評価ひょうかけていたし、家族かぞくとの同居どうきょがネックとなって、制度せいどじょう十分じゅうぶん介助かいじょ時間じかん支給しきゅうされていなかった。そこで2009ねん3がつより、介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい制度せいどがかり連絡れんらくをとりつつ、一人暮ひとりぐらしのための準備じゅんび開始かいしした。

2009ねんがつ
 障害しょうがい区分くぶん認定にんていさい調査ちょうさ通知つうちける。わたし一人ひとりらしを実現じつげんするには24あいだ介助かいじょ保障ほしょう必要ひつようであるが、当市とうしではいまだ24あいだ介助かいじょみとめられていない。交渉こうしょうして制度せいど改善かいぜんする最初さいしょの1にんになるわけで、すくなくとも区分くぶん6であることが、行政ぎょうせい内部ないぶでの決定けってい重要じゅうようで、これからの交渉こうしょう最低さいてい条件じょうけんとなるとおもわれた。わたし障害しょうがいかんがえれば、区分くぶん6が妥当だとうなはずだが、これまでどういったわけか、区分くぶんは5とされていた。(109項目こうもく個々ここ障害しょうがいおもすぎるとぎゃく区分くぶんかるくなる「逆転ぎゃくてん現象げんしょう」におちいっていたとおもわれる)。まずは区分くぶん6と正確せいかく認定にんていされることが最初さいしょ関門かんもんになる。区分くぶんが5とされていた理由りゆうは、ききと調査ちょうささい間違まちがいがあったか、認定にんてい逆転ぎゃくてん現象げんしょうこったかがかんがえられた。

中略ちゅうりゃく
中略ちゅうりゃく部分ぶぶんかみ媒体ばいたいのみ全文ぜんぶん掲載けいさい。)

2009ねんがつ
 区分くぶんは6にまった。

2009ねんがつ
 3ヶ月かげつにわたってなんじゅうけんかの物件ぶっけんをあたり、やっとあたらしいいえをAにみつける。いよいよ24あいだ保障ほしょう本格ほんかく行政ぎょうせい交渉こうしょうはいる。

2009ねんがつ27にち
 新居しんきょかり契約けいやく

2009ねんがつ下旬げじゅん
 あらたな住所じゅうしょのD区役所くやくしょ窓口まどぐち介助かいじょしゃとともに出向でむく。重度じゅうど訪問ほうもん介助かいじょへの変更へんこうと、24あいだ介助かいじょ時間じかん要請ようせいする。担当たんとう職員しょくいんは、前者ぜんしゃ可能かのうかもしれないが、後者こうしゃ(24あいだ)は無理むりだとこたえる。とにかく、一度いちど手続てつづきにのっとってききと調査ちょうさをさせてほしいとわれる。

2009ねんがつにち
 D区役所くやくしょ電話でんわする。「当市とうしでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう前例ぜんれいがなく、区役所くやくしょでは決定けっていできないはずだから、課長かちょう直接ちょくせつはなさせてしい」とアポイントメントを要請ようせい。Dは「調整ちょうせいする」と約束やくそくしたのに一向いっこう連絡れんらくがないので、夕方ゆうがた、D区役所くやくしょ連絡れんらくすると「自分じぶん直接ちょくせつするように」とわれる。

2009ねんがつにち
 障害しょうがいしゃ団体だんたい代表だいひょうわたし介助かいじょしゃさんにんで、障害しょうがい福祉ふくし課長かちょうたずねてアポなしで交渉こうしょうかう。課長かちょうはいたが、担当たんとう係長かかりちょう不在ふざいかまわず交渉こうしょうはいる。わたし窮状きゅうじょううったえて、緊急きんきゅう対応たいおうしてもらわないと生命せいめい健康けんこうかかわるむね説明せつめいつづけて24あいだ介助かいじょ内容ないよう説明せつめいにうつる。課長かちょうはしばらく、だまっていていたが、途中とちゅうで「必要ひつようせいと、緊急きんきゅうせいはわかったので区役所くやくしょほうには早急そうきゅう対応たいおうするようにつたえる」ことを約束やくそくして退席たいせきした。このとき、「あくまで決定けってい権限けんげんはD福祉ふくし事務所じむしょにあり、本庁ほんちょう)はこれにしたがうのみである」ことと、「としては本当ほんとう必要ひつようせいがあれば、24あいだ介助かいじょみとめないものではないこと」を明言めいげん。とにかく、「手続てつづきにのっとって担当たんとうしゃ意向いこう聴取ちょうしゅけ、審査しんさかい意見いけん聴取ちょうしゅ支給しきゅう決定けっていってくれ」とわれる。決定けってい権限けんげん所在しょざい確認かくにんできたので一旦いったんげた。

2009ねんがつにち
 区役所くやくしょにて、担当たんとうしゃにんと、わたし介助かいじょしゃ途中とちゅう障害しょうがいしゃ団体だんたい代表だいひょう合流ごうりゅう)で意向いこう聴取ちょうしゅ。まずは一人ひとりらさなければならない窮状きゅうじょう説明せつめい今後こんご生活せいかつプランと、それにともな介助かいじょ時間じかん必要ひつようせい緊急きんきゅうせい説明せつめいした。A4すうまいにわたるぶん単位たんいの24あいだ介助かいじょ内容ないよういたものをげながら、ひとひと内容ないよう説明せつめい途中とちゅう体調たいちょう急変きゅうへんし、異常いじょう発汗はっかんなどがこるも、ある意味いみ、こちらの主張しゅちょう説得せっとくりょくあたえるものとなる。説明せつめいは3間近まぢかくにおよぶ。いくつかの質問しつもんのち深夜しんや時間じかんたいにおける介助かいじょ行為こうい実働じつどう時間じかんすう)のすくなさを指摘してきされ、同市どうしでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう前例ぜんれいがないなかで、窮状きゅうじょう勘案かんあんすると、深夜しんや実働じつどう時間じかんすう合算がっさんしたものでプランをてたいと提案ていあんされる。(見守みまも時間じかんのぞいて、ヘルパーが実際じっさいうごいているこまれの時間じかんわせた時間じかん支給しきゅう決定けってい時間じかんにしたいとの提案ていあん)。しかし、それでは生命せいめい安全あんぜん保持ほじできないむね説明せつめいしてことわる。

2009ねんがつにち
 前回ぜんかい聴取ちょうしゅで、深夜しんや介助かいじょ認否にんぴ問題もんだいとなることが判明はんめいしたため、急遽きゅうきょ深夜しんや介助かいじょ必要ひつようせい重要じゅうようせいしるした資料しりょう作成さくせいしてD区役所くやくしょ持参じさん。さらに重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごただしい運用うんようのため、厚生こうせい労働省ろうどうしょうが2009ねん3がつ12にち障害しょうがい福祉ふくし関係かんけい主管しゅかん課長かちょう会議かいぎにおいてした注意ちゅうい文書ぶんしょへんちゅうHP参照さんしょう)をせながら説明せつめいする。
 後日ごじつ区役所くやくしょ担当たんとうしゃ連絡れんらくすると、やはり24あいだ介助かいじょ保障ほしょう同市どうしはつのため、本庁ほんちょう)の担当たんとう係長かかりちょう福祉ふくし事務所じむしょちょう協議きょうぎするという情報じょうほう

2009ねんがつ10にち
 協議きょうぎまえに、深夜しんや介助かいじょについて、D担当たんとうしゃわたした資料しりょうおなじものをって、本庁ほんちょう)の担当たんとう係長かかりちょうにもアポイントなしで説明せつめい出向でむく。協議きょうぎ直前ちょくぜんのわずかな時間じかんだったが、説明せつめいをする。

2009ねんがつ11にち
 D担当たんとうしゃから、「としては、24あいだ介助かいじょ保障ほしょうみとめることがまった」と連絡れんらくがある。早急そうきゅう審査しんさかい開催かいさいし、意見いけん聴衆ちょうしゅうのち正式せいしき決定けってい通知つうちすると。

2009ねんがつ16にち
 D担当たんとうしゃより審査しんさかい結果けっか電話でんわげられる。審査しんさかいはプラン妥当だとう判断はんだん。ただし、今後こんご利用りようじょうきょうかんして報告ほうこくしてほしいむねげられる。

中略ちゅうりゃく
中略ちゅうりゃく部分ぶぶんかみ媒体ばいたいのみ全文ぜんぶん掲載けいさい。)

2009ねん10がつにち
 支給しきゅう決定けってい通知つうちとどく。

まとめ
 想像そうぞうしていたよりもはや主張しゅちょうみとめてもらえたのは、なにより障害しょうがいのある当事とうじしゃみずから、窮状きゅうじょう効果こうかてきうったえることができたからだとおもう。緊急きんきゅう必要ひつようせいを、当事とうじしゃみずからのくち主張しゅちょうし、説明せつめいすることが大切たいせつで、行政ぎょうせい人間にんげん窮状きゅうじょう如何いか理解りかいしてもらえるか、がポイントだとかんじる。また、複雑ふくざつ行政ぎょうせい組織そしき論理ろんり誤魔化ごまかされないためには、的確てきかく知識ちしきとアドバイスが必要ひつようである。今回こんかい、このてん介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかいから随時ずいじられたことがおおきかった。
 同市どうしで24あいだ制度せいど保障ほしょうみちけたことはおおきないちだとおもうが、まだまだ十分じゅうぶんとはえない。今後こんご障害しょうがいのある当事とうじしゃが、安心あんしんして地域ちいき自立じりつした生活せいかつおくれる環境かんきょうになるよう、こえげてきたいとおもう。



24あいだ介助かいじょ重度じゅうど知的ちてきさわがいしゃ Nさんの自立じりつ生活せいかつ
生活せいかつ保護ほご他人たにん介護かいごりょう大臣だいじん承認しょうにんれました

茂田しげた喜子のぶこ(NPO法人ほうじん自立じりつ生活せいかつセンターK2 理事りじ

はじめに

  Nさんが親元おやもとはなれて一人ひとりまいをはじめてこの5月でまる3ねんになります。
  Nさんは重度じゅうど知的ちてきさわがいがあり言葉ことばちません。小中学校しょうちゅうがっこうはずっと地元じもと普通ふつう学級がっきゅうかよい、卒業そつぎょうして自立じりつ生活せいかつセンターK2にるようになったのでK2のさい古参こさんのメンバーの一人ひとりです。普通ふつう高校こうこう合格ごうかくをめざした3年間ねんかん浪人ろうにんちゅう定時ていじせい高校こうこう在学ざいがくちゅうもずっとK2に通所つうしょし、通学つうがく支援しえんもしてきました。

一人ひとりまいと利用りようしている制度せいど

 高校こうこう卒業そつぎょう本人ほんにん・ご家族かぞく希望きぼうと、どんなに重度じゅうどでも自分じぶんらしい生活せいかつをとかんがえるK2とで一人ひとりまいを目指めざすことになり、2006ねんがつ30にちよりK2の自立じりつ体験たいけんしつ利用りようして自立じりつ体験たいけん生活せいかつをはじめ、9月に生活せいかつ保護ほご申請しんせい本格ほんかくてきいえから独立どくりつして一軒家いっけんやいちにんまいを開始かいししました。生活せいかつ保護ほごとそれにともな他人たにん介護かいごりょう一般いっぱん基準きじゅんは(K2ではこれまで10めい全身ぜんしんせいさわがいしゃとともに一人ひとりまいをささえ、生保せいほ他人たにん介護かいごりょう大臣だいじん承認しょうにんっていたので)スムーズにみとめられ、同時どうじ他人たにん介護かいごりょう大臣だいじん特別とくべつ基準きじゅん申請しんせいいたしました。
  しかしながら、かしわ障害しょうがい福祉ふくしでは「Nさんの一人ひとりまいをしたいという意思いし確認かくにんできない、施設しせつ訓練くんれんをしてから地域ちいきるべきだ」ということで障害しょうがい福祉ふくしサービスは外出がいしゅつ介護かいご108あいだしかみとめてもらえませんでした。
  Nさんには24あいだ介助かいじょかせません。身体しんたいさわがいはないので一人ひとりうごけますが食事しょくじ・トイレ・入浴にゅうよく外出がいしゅつなど生活せいかつ全般ぜんぱん介助かいじょ必要ひつようとします。
  また言葉ことばでコミュニケーションがれないため、仕草しぐさかおつきなどからはか確認かくにんするようにしていますが、介助かいじょしゃにはNさんの気持きもち行動こうどうがすぐに理解りかいできないことがあいだ々あります。Nさんは自分じぶん意思いしがわかってもらえないときなどパニックをこしきずきずをします。Nさんの介助かいじょしゃになるには長時間ちょうじかん研修けんしゅう必要ひつようとします。介助かいじょりょう支払しはらい毎月まいつき20まんちかくの赤字あかじつづきました。
  K2ではかしわはないをしたり、厚労省こうろうしょう電話でんわ催促さいそくをしたりしました。もともと他人たにん介護かいごりょう身体しんたいさわがいしゃ方々かたがた運動うんどうみとめられてきたもので、特別とくべつ基準きじゅんともなると必要ひつようとする診断しんだんしょ項目こうもく身体しんたいさわがいに基準きじゅんがあるものでした。医師いし特別とくべつ意見いけんしょいていただいたり、Nさんの生活せいかつ様子ようす介助かいじょ実態じったい書面しょめんいてしました。特別とくべつ基準きじゅん申請しんせいするとこれまで身体しんたいさわがいしゃ場合ばあいおそくとも年度ねんどまつまでに返答へんとうがあったのに、Nさんについてはわせのたびに「特別とくべつなケースなので検討けんとうちゅうです。」という返事へんじつづきました。そしてやっと2ねんの2008ねんがつみとめられたのです。
  厚労省こうろうしょう知的ちてきさわがいしゃでははじめてですかとたずねたところ、「ふるいことはわからないけれど近年きんねんではNさんだけです。知的ちてきさわがいでみとめられるということではなく、Nさんには必要ひつようということでみとめました。」といわれました。身体しんたいさわがいしゃだけでなく3さわがい一緒いっしょという自立じりつ支援しえんほう唯一ゆいいつてんはたらいたのでしょうか?
  そしてかしわでもやっと居宅きょたく介護かいごサービスがこの1がつからみとめられることになりました。身体しんたい介護かいご33あいだ家事かじ援助えんじょ29あいだ外出がいしゅつ介護かいご60時間じかん休暇きゅうかがつ90あいだ)です。まだまだ満足まんぞくできる数字すうじではありませんが旧法きゅうほうさい重度じゅうどひとにかかる費用ひよう基準きじゅんにしたとのことです。重度じゅうど知的ちてきさわがいしゃ一人ひとりまいをみとめサービスをしたということにいち前進ぜんしんとしてけることにしました。Nさんはいま10にんあまりのヘルパーを利用りようしてらしています。

Nさんの日常にちじょう生活せいかつ介助かいじょ体制たいせい

  Nさんの週日しゅうじつごしかた大体だいたいあさ7:00ごろ起床きしょう入浴にゅうよく朝食ちょうしょく9:00ごろ介助かいじょしゃとともにくるまかけます。昼食ちゅうしょくそとまし、13:00にいったん帰宅きたく交代こうたいした介助かいじょしゃとまたかけ、17:00に帰宅きたく入浴にゅうよく夕食ゆうしょくとうり、21:00ごろ就寝しゅうしんします。
  にちちゅうしゃっていろいろなところにかけています。かけるさきは、プール・公園こうえん・スーパー・百貨店ひゃっかてん動植物どうしょくぶつえん公民館こうみんかんなどです。Nさんにかけるさき確認かくにんして同意どういていくようにしていますが、介助かいじょしゃ主導しゅどうでいくこともままあります。電車でんしゃやバスにるのも大好だいすきです。ひるにいったん帰宅きたくするのは介助かいじょしゃ半日はんにち交代こうたいのローテーションになっているためです。にちちゅう作業さぎょうしょとうでずっとごせるようになればともこころみましたがいまのところ無理むりなようです。
  Nさんのいまたのしみの1つは入浴にゅうよくです。1にちに2,3かい2〜3あいだ一人ひとり入浴にゅうよくたのしんでいます。とぼしい生活せいかつなかでガスだい水道すいどうだいいたいのですが。

 K2はNさんとこの3ねんあまりの生活せいかつ一人ひとりまいをささえるたのしさがよりわかってきました。自分じぶん意思いし物事ものごと処理しょりできる身体しんたいさわがいしゃ介助かいじょとはちがっていろいろなことがあり、最初さいしょのころは夜中よなか電話でんわがあるとNさんになにかあったのかと心配しんぱいしたり、外出がいしゅつさき近所きんじょいえとのトラブルであやまりにいったり、介助かいじょしゃかれ要求ようきゅうこたえられずに怪我けがをさせたりとさまざまなことがこりました。これからもまたちがった困難こんなんてくるかもしれません。でもこの3年間ねんかんかれ出来できることがずいぶんえたし、興味きょうみはばひろがっています。かれきしたかおることが出来でき介助かいじょしゃみなかれきになりかれとの時間じかんたのしんでいて、かれもまたそれぞれの介助かいじょしゃ特性とくせいをうまくつかんで生活せいかつしていっています。

  K2には身体しんたいさわがいしゃだけでなく精神せいしんさわがいしゃ知的ちてきさわがいしゃ一人ひとりまいをしています。かれらは自立じりつするまえからくらすうだんき、なにより自分じぶん生活せいかつ大切たいせつにし、充実じゅうじつさせています。
  成人せいじんしたら親元おやもとからはな地域ちいきなか自分じぶん生活せいかつきずくというたりまえ生活せいかつをよりおおくのさわがいしゃ自分じぶんえらぶような社会しゃかいになるようK2もよりいっそう努力どりょくしていきたいとおもっています。

制度せいどがかりより

 厚生こうせい労働省ろうどうしょう保護ほごながらく全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ以外いがい他人たにん介護かいごりょう利用りようみとめていませんでしたが、今回こんかい保護ほごない協議きょうぎされ、大臣だいじん承認しょうにん適用てきようみとめました。地域ちいきでも、おなじように申請しんせいしてみてください。
 K2が支援しえんしてった申請しんせいでは、知的ちてき障害しょうがいしゃくわしい医師いし大臣だいじん承認しょうにん定形ていけい診断しんだんしょとはべつにA4で1まい意見いけんしょ自由じゆういてもらう診断しんだんしょのようなもの)をいてもらい、また、K2からは、知的ちてき障害しょうがい特有とくゆう介護かいご内容ないよういままでの自立じりつまでの経緯けいいなどをA4で2まいにまとめ、提出ていしゅつしました。

 その内容ないようを、おなじように団体だんたい説明せつめい可能かのうです(おなじように知的ちてき障害しょうがいしゃ1人ひとりらしの支援しえんとうおこなっている団体だんたいで、大臣だいじん承認しょうにん介護かいごりょう申請しんせいおこないたい団体だんたいむけ)。K2か当会とうかい制度せいどがかりまでおわせください。



政策せいさく研究けんきゅう集会しゅうかい報告ほうこくだいかい
 過疎かそ介護かいご事業じぎょうしょがない問題もんだい解決かいけつした北海道ほっかいどう事例じれい

 12月じゅうにがつ初旬しょじゅんおこなわれた障害しょうがいしゃ政策せいさく研究けんきゅう集会しゅうかいにち午後ごご自立じりつ支援しえん分科ぶんかかいのパネラー(はつだいしゃ)の現場げんば報告ほうこくすうかいにわたって掲載けいさいします。1かいは、北海道ほっかいどうオホーツクの過疎かそまち往復おうふくあいだかけてさい重度じゅうど障害しょうがいしゃへのサポートをおこなったCIL北見きたみ報告ほうこくです。
 当日とうじつ与党よとう議員ぎいん参加さんかし、現場げんば情報じょうほういてがえりました。

CIL北見きたみ現場げんば報告ほうこくより

自立じりつ生活せいかつセンター北見きたみ支援しえんについて

 こんにちは。自立じりつ生活せいかつセンター北見きたみです。
 北見きたみ北海道ほっかいどう道東どうとう(オホーツクがわ)に位置いちしていて、人口じんこう12まんせんにんです。
 自立じりつ生活せいかつセンター(CIL)代表だいひょう渡部わたなべがALSという進行しんこうせい全身ぜんしんせい難病なんびょうで、自分じぶん地域ちいききていくことがむずかしいとかんなにかないだろうかとさがしていたときに、知人ちじんから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい自薦じせんヘルパー(パーソナルアシスタント制度せいど推進すいしん協会きょうかいおしえてもらい、指導しどう協力きょうりょくをいただき発足ほっそくすることができました。
 CILとして活動かつどうはじめたのは19ねんの10がつで、まだ経験けいけんあさ団体だんたいです。 こん定期ていきてき支援しえんつづけているのが、北見きたみからくるま片道かたみちあいだかかる施設しせつ脳性のうせい麻痺まひほうと、北見きたみからくるま片道かたみちあいだ30ふんかかるAまちのALSのほうです。 脳性のうせい麻痺まひほうはピアカンや自立じりつ生活せいかつプログラムの大切たいせつさをつたえながら、1〜2ヶ月かげつに1訪問ほうもん電話でんわやメールなどで信頼しんらい関係かんけいつくっていっているところです。
 ALSのほう知人ちじんからの紹介しょうかいで、CILが発足ほっそくするまえからメールのみで連絡れんらくっていました。
 おな病気びょうきほう接触せっしょくしたことがなく、病気びょうきれもまったくできないでいる印象いんしょうでした。
 なんもメールのやりりをするなかで、「おもっていませんか」としやっとうことができました。Aまち人口じんこう4000にんちいさなまちです。


(Aまち北見きたみからくるまで2あいだはん場所ばしょ

 おいしたときには家族かぞくばかりが一生懸命いっしょうけんめい説明せつめいはしてくれましたが、本人ほんにんくちひらくのはほんのすこしでした。
 それから1カ月かげつに2ほどの訪問ほうもん電話でんわとで信頼しんらい関係かんけいつくり、いまこまっていることや家族かぞくとの関係かんけいなどをこまかくきながらの支援しえんつづきました。 Aまちにはヘルパー事業じぎょうしょひとつ(まち社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかい)しかなく、夜間やかん日曜にちようなどの対応たいおうもありません。
 全身ぜんしんせい障害しょうがいぜん介助かいじょにもかかわらず、最初さいしょ身体しんたい介護かいご185あいだのみでの対応たいおう
 家族かぞく同居どうきょですが、家族かぞくもへとへとで不平ふへい不満ふまんらしていました。
 代表だいひょう支援しえんなんけ、どうきていきたいかをご本人ほんにんすこしずつはなせるようになり、なが時間じかんヘルパーがはいってほしいのとわれ、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごにしてほしいとAまちはないをしました。 そして、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご278あいだになりましたが、それではらしてはいけないとAまち交渉こうしょうをしました。
 交渉こうしょうするためには、必要ひつよう理由りゆうなどを明記めいきした書類しょるいづくりなどのお手伝てつだいをし、当事とうじしゃ内容ないようをメモをっていったり、本人ほんにんあしでスイッチをクリックしてパソコン入力にゅうりょくするのをサポートしたり想像そうぞう以上いじょう時間じかんのかかる作業さぎょうでした。(これらの作業さぎょうなつ往復おうふくあいだふゆはそのばいかけてかよいました)
 ねばづよ交渉こうしょう結果けっか時間じかん交渉こうしょう本人ほんにん希望きぼうどおり(毎日まいにち16あいだ)に決定けっていされましたが、事業じぎょうしょ社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかい)はヘルパーがいないのでそんな長時間ちょうじかんのサービス提供ていきょうはお手上てあげだとわれました。そこで4がつから北見きたみからくるま移動いどう往復おうふくあいだかけてヘルパーが出向でむき、1にち提供ていきょう時間じかん13あいだ×しゅうかいのサービス提供ていきょうはじまりました。
 提供ていきょうをしながら、現地げんち在住ざいじゅうのヘルパー募集ぼしゅうすすめました。
 CIL代表だいひょうとALSのご本人ほんにんとのロールプレイの成果せいかもあり、本人ほんにん社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかいねばづよ要望ようぼうつづけ、日曜にちよう提供ていきょうけてくれるようになりました。 北見きたみからのかよいでのしゅうかいのうち、金曜きんよう土曜どようつづけて提供ていきょうするので、CIL北見きたみがAまちいえ金曜日きんようびのサービス提供ていきょうわったらヘルパーが宿泊しゅくはくして土曜どよう提供ていきょうにすぐけるようにして、工夫くふうしました。
 Aまち求人きゅうじんし、現地げんち採用さいよう資格しかくのヘルパー人材じんざい採用さいようし、CIL北見きたみ負担ふたん飛行機ひこうき東京とうきょうまでいって重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご資格しかく取得しゅとくをさせ、ヘルパーの空白くうはく時間じかん安定あんていしてサービスにれるようにしました。もちろん、介護かいご技術ぎじゅつ高度こうど技術ぎじゅつ必要ひつようなので、それをおぼえるまではCIL北見きたみのベテランヘルパーと2人ふたり体制たいせいおぼえてもらわなければなりません。技術ぎじゅつてきに、当事とうじしゃもヘルパーももう大丈夫だいじょうぶだとえるくらいまで、ずっと遠方えんぽうからの支援しえんつづきました。
 北見きたみからの交通こうつういちいただいたこともありませんし、りたいえ賃貸ちんたい料金りょうきんいただいたこともありません。
 遠方えんぽう支援しえんにはおかねがかかります。
 そして過酷かこく勤務きんむでも頑張がんばっていくには、「どんなに障害しょうがいおもくても自分じぶんめた場所ばしょ安心あんしん安全あんぜん生活せいかつ自分じぶん責任せきにんおくることができる社会しゃかいつくる」という理念りねんがわからないとむずかしいとおもいます。
 当事とうじしゃ重度じゅうどであればあるほど自分じぶん環境かんきょうととのえていかないと、きていくことがむずかしいのです。
 人口じんこう密度みつどひくところんでいるかたたちは、支援しえんけられないほうがいっぱいいます。
 遠方えんぽう支援しえんでもおかね問題もんだい解決かいけつして、支援しえんできる人材じんざいがいて、ひと時間じかん提供ていきょうがあればどんなに人口じんこうすくなかろうとどんなに重度じゅうどであろうと、自分じぶんおもえが人生じんせいちかづけていけるのではないでしょうか。
 すくなくともわたしたちはそうしんじていますし、1人ひとりでもおおくの当事とうじしゃがあきらめることのない人生じんせいおくれるよう今後こんごもできるかぎりの支援しえんつづけていきたいとおもっています。



しん政権せいけんへのメッセージ    ほう改正かいせいなし・追加ついか予算よさんなしでできる、入院にゅういん介護かいご制度せいど

〜ヘルパー制度せいどさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ入院にゅういんちゅうにも使つかえるように〜

 当会とうかい大臣だいじん政務せいむかん関係かんけい議員ぎいん入院にゅういん介護かいご緊急きんきゅう要望ようぼうほう改正かいせい不要ふよう項目こうもくなど)を9月くがつおこないました。24あいだ介護かいご使つかさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃはベテランのれたヘルパーの介護かいごでないと熟睡じゅくすいすることもできないため、肺炎はいえんになっても入院にゅういんできずに(入院にゅういんしたらヘルパーがつけられないので体力たいりょくちてんでしまう)自宅じたく高熱こうねつ闘病とうびょうしている状況じょうきょうです。
 あらためて、現状げんじょう制度せいど改善かいぜん障壁しょうへきになっている部分ぶぶん解説かいせつします。

要望ようぼう項目こうもく

ほう改正かいせい不要ふよう事務じむ連絡れんらくすだけで可能かのう)で、追加ついか予算よさん不要ふようですぐにできること

さい重度じゅうど重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようしゃ一時いちじてき肺炎はいえんなどで入院にゅういんするときに、市町村しちょうそんみとめるさい重度じゅうど利用りようしゃには、ヘルパーがえるように。
 病院びょういんないいは市町村しちょうそんとくみとめれば重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご対象たいしょうだと事務じむ連絡れんらくけば実施じっし可能かのう(コミュニケーション支援しえん個々人ここじんおうじた特殊とくしゅ介護かいご方法ほうほう病院びょういんスタッフにつたえるなどは、病院びょういん制度せいど対象たいしょうがいなので併給へいきゅう可能かのうというのが従来じゅうらい厚生省こうせいしょう意見いけん)。なお、毎月まいつき支給しきゅう決定けってい時間じかん範囲はんいでの病院びょういんいなので、あらたな予算よさんくに必要ひつようない

解説かいせつ
 入院にゅういん介護かいご制度せいどがある東京とうきょうの20市区しくやその全国ぜんこく10かしょでは、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りよう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃが、一時いちじてき肺炎はいえん検査けんさ入院にゅういんするとき、いつも使つかいなれているヘルパー(1にち2〜3交替こうたいで24あいだ体制たいせい)をつれて入院にゅういんします。重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ場合ばあい寝返ねがえり1つをとっても、その体制たいせいにあわせてからだ変形へんけいしていたりとう理由りゆうで、ミリ単位たんいまった体位たいい調節ちょうせつしないと、ることもできません。はいせつ方法ほうほう水分すいぶん補給ほきゅう方法ほうほう着替きが方法ほうほう同様どうようにそのひとなりのコツがあります。なので、れているヘルパーでないと、まともに介護かいごができません。たとえ、日本にっぽん1の医者いしゃ看護かんごがいる病院びょういんでも、適切てきせつ介護かいごはできず、れたヘルパーがいないと、入院にゅういんちゅう一睡いっすいもできない事態じたいになります。肺炎はいえんなどぬかきるかの瀬戸際せとぎわ入院にゅういんした場合ばあいれていないもの介護かいごをすると、体力たいりょく維持いじができずに入院にゅういん病状びょうじょうかえって悪化あっかし、いたります。
 いのちにかかわる問題もんだいです。1人ひとりらしで身寄みよりもなく24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ入院にゅういんちゅう介護かいごしゃれて入院にゅういんするのは、日本にっぽんでは、いのちがけなのです。
 どうしても入院にゅういんせざるないさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ入院にゅういんするときにボランティアをたのんでヘルパーをれて入院にゅういんしていますが、現状げんじょうでは入院にゅういんちゅう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごなどは使つかえないため、自治体じちたい交渉こうしょうして、一部いちぶでは入院にゅういんちゅう制度せいど使つかえるようにしています。自治体じちたい単独たんどく制度せいどでヘルパー制度せいど入院にゅういんちゅう使つかえるようにしている自治体じちたいや、あたらしくはじまった地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのコミュニケーション支援しえん制度せいど入院にゅういんちゅうえるようにしているも10かしょほどあります。(くには、看護かんご業務ぎょうむかさならないコミュニケーション支援しえん名目めいもくでのつきそいなら、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう実施じっししていいと回答かいとうしているため) 

 しかし、言語げんご障害しょうがいのコミュニケーションの支援しえんなどはもともと重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご目的もくてきふくまれています。くに事務じむ連絡れんらくを1ほんして、入院にゅういんちゅう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようみとめると宣言せんげんすれば、すぐにでも使つかえます(市町村しちょうそんみとめるさい重度じゅうどしゃで、肺炎はいえんなど一時いちじてき入院にゅういん限定げんていすればいい)。
 言語げんご障害しょうがいのコミュニケーション支援しえんはわかりやすいれいですが、言語げんご障害しょうがいがもともとないきんジストロフィーや頚椎けいつい損傷そんしょうさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご方法ほうほう肺炎はいえんなどで入院にゅういんしているときには体力たいりょくてき事細ことこまかにつたえることのできない病状びょうじょうなので、こういう場合ばあいもコミュニケーション介助かいじょ対象たいしょうかんがえることで、入院にゅういんすることでかえって悪化あっかする全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃをなくすことができます。


(ここまでが要望ようぼうしょいた内容ないよう

入院にゅういんちゅう介護かいご制度せいど実現じつげん運動うんどう歴史れきし

・80年代ねんだい 東京とうきょう単独たんどく制度せいど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう(97ねんよりヘルパー制度せいど国庫こっこ補助ほじょ事業じぎょう)では、入院にゅういんちゅういOKだった(市町村しちょうそんみとめるさい重度じゅうどしゃのみ)  (障害しょうがいしゃ団体だんたい説明せつめい交渉こうしょうによって必要ひつようせいみとめていた)

・90年代ねんだい 東京とうきょう以外いがいなん箇所かしょかでも単独たんどく制度せいどとして入院にゅういん介護かいご制度せいどはじまる      

・90年代ねんだいなかばにた、完全かんぜん看護かんご開始かいし通知つうち厚生省こうせいしょう病院びょういん管轄かんかつするきょく通知つうち)では
「(付添つきそい廃止はいしするが)家族かぞく経済けいざいてき負担ふたんにならない方法ほうほうならば、児童じどう知的ちてき障害しょうがいしゃひとし」にはいをつけていい」という例外れいがい措置そちあり。
・・・・ここでいう知的ちてき障害しょうがいしゃとうの「ひとし」には「入院にゅういん介護かいごしゃ不可欠ふかけつ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ当然とうぜんふくまれる」と厚生省こうせいしょう当時とうじ担当たんとうしゃ当会とうかいとの交渉こうしょう回答かいとう

・これをけて、ヘルパー制度せいど入院にゅういんちゅう病室びょうしつれるように障害しょうがい福祉ふくし交渉こうしょう
 結果けっか、「ヘルパー制度せいど病室びょうしつ介護かいごしてもいが、国庫こっこ補助ほじょはつかない」 という回答かいとうになる(97ねんごろ)

障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう開始かいし
 それまでの国庫こっこ補助ほじょ事業じぎょうであったヘルパー制度せいどが、国庫こっこ負担ふたんになり、自治体じちたい裁量さいりょう制度せいど運用うんようするのは法的ほうてきにグレーに。

・また、自立じりつ支援しえんほう開始かいし包括ほうかつ補助ほじょきん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう市町村しちょうそん障害しょうがい福祉ふくし事業じぎょうならなんでもってよくなり、入院にゅういん介護かいご制度せいど地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうなかのコミュニケーション支援しえんなか実施じっしする市町村しちょうそん数箇所すうかしょてきた。
厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい自立じりつ支援しえんしつが「コミュニケーション支援しえんでやるのなら看護かんご仕事しごと重複じゅうふくしないからOKです」と自治体じちたい回答かいとうしたため)
 しかし、コミュニケーション支援しえん名目めいもくでは言語げんご障害しょうがい障害しょうがいしゃしか対象たいしょうにならない。1にち数時間すうじかんしか対象たいしょうにならないなどの問題もんだい。  

・「コミュニケーション支援しえんならよい」と回答かいとうした根拠こんきょは、診療しんりょう報酬ほうしゅう通知つうちに「家族かぞく経済けいざいてき負担ふたんにならない方法ほうほうならば、児童じどう知的ちてき障害しょうがいしゃひとし」にはいをつけていい」という記述きじゅつとともに「ただし、看護かんご仕事しごと代替だいたいするものであってはならない」との記述きじゅつがあり、さらにおな通知つうち看護かんご仕事しごとひとつとして「きよしぬぐえ食事しょくじ排泄はいせつ世話せわとう療養りょうようじょう世話せわ」がかれているため。

・しかし、コミュニケーション支援しえん限定げんていするのは問題もんだい。ヘルパー制度せいど本体ほんたい入院にゅういんちゅう制度せいど対象たいしょうにするのがすじ

つまり、以下いかのようにすれば解決かいけつする
(ヘルパー制度せいど入院にゅういんしてもヘルパーが病室びょうしつ使つかえる)

 1 診療しんりょう報酬ほうしゅう通知つうちした事務じむ連絡れんらくし、「れたヘルパーの介護かいご不可欠ふかけつさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃへの特殊とくしゅ高密度こうみつど介護かいご診療しんりょう報酬ほうしゅう想定そうていしていないので、市町村しちょうそんとくみとめるさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ場合ばあいは、障害しょうがいホームヘルパー制度せいどのヘルパーが病室びょうしつ障害しょうがいしゃって介護かいごとうおこなってもよい(ただし当該とうがい患者かんじゃへの病院びょういんによる看護かんご提供ていきょう水準すいじゅんげてはならない)」とく。  

2 障害しょうがい福祉ふくしからも事務じむ連絡れんらくし、「市町村しちょうそんとくみとめるさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ場合ばあいは、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごなどで病院びょういんなかでヘルパーが介護かいごしてよい」と

なお、かく自治体じちたいおこなわれている入院にゅういん介護かいご制度せいどは、地域ちいきんでいてヘルパーを長時間ちょうじかん使つかっている障害しょうがいしゃ肺炎はいえんでの入院にゅういん呼吸こきゅうをつけるための検査けんさ入院にゅういん使つかえるものです。施設しせつわりに病院びょういん社会しゃかいてき入院にゅういんをしている障害しょうがいしゃ対象たいしょうとしたものではありません。 肺炎はいえんなどの場合ばあいながくてすうヶ月かげつ入院にゅういんになりますが、基本きほんてきには短期たんき入院にゅういん対象たいしょうにして、市町村しちょうそんみとめる場合ばあい延長えんちょうOKということになります。

 

完全かんぜん看護かんご通知つうちとの関係かんけいについて

当会とうかいのHPには以下いか解説かいせつ記事きじ通知つうちせています。さい掲載けいさいします。

入院にゅういん介護かいご制度せいど交渉こうしょうについて(完全かんぜん看護かんご通知つうち解釈かいしゃく

 地域ちいきらしながらヘルパーを毎日まいにち長時間ちょうじかん使つかっているさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ一時いちじ入院にゅういんちゅうのホームヘルパーによる入院にゅういんちゅう介護かいごについては、各地かくち交渉こうしょうおこなわれ、制度せいど実現じつげんしている市町村しちょうそんもあります。
 完全かんぜん看護かんご開始かいし通知つうち現在げんざい診療しんりょう報酬ほうしゅう通知つうち)では、「知的ちてき障害しょうがいゆうする患者かんじゃとう」にはいを例外れいがいてきみとめるという項目こうもくがあり、厚生省こうせいしょう保険ほけんきょくでは、 「この「ひとし」にさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがい当然とうぜんふくまれる」と障害しょうがいしゃ団体だんたいとのはないで解説かいせつしてきています。

該当がいとう通知つうち部分ぶぶん抜粋ばっすい

 これをけて、90年代ねんだいには、厚生省こうせいしょう障害しょうがい福祉ふくしとして「ヘルパー制度せいどでヘルパーが病院びょういん介護かいごはいるのはOK。ただし、国庫こっこ補助ほじょはつけない」という方針ほうしんしています。
 現在げんざいでは、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう市町村しちょうそん判断はんだん障害しょうがい福祉ふくしならなにをやっても自由じゆう制度せいど)ができたため、厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし地域ちいき生活せいかつ支援しえんしつ地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう所管しょかん)では「コミュニケーション支援しえんということであれば、入院にゅういんちゅう重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃとう地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう国庫こっこ補助ほじょ対象たいしょう)のじんをつけるのはOK」という見解けんかいになっています。
 「コミュニケーション支援しえん」という建前たてまえがついているのは、上記じょうき通知つうちに、しゃ看護かんご要因よういん看護かんご代替だいたいしてはならないとされており、看護かんごには以下いか内容ないよう例示れいじされているため、「身体しんたい介護かいご対象たいしょうがいでコミュニケーション支援しえんならOK」ということになっています。

該当がいとう通知つうち部分ぶぶん抜粋ばっすい

(HP掲載けいさい解説かいせつ記事きじ以上いじょう

この通知つうちはすでに廃止はいしされて現在げんざい以下いか通知つうち衣替ころもがえになっていますが内容ないようわっていません。
知的ちてき障害しょうがいゆうする患者かんじゃとう場合ばあい」もおなじことがいてあります。

現行げんこう通知つうち http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/03/dl/tp0305-1h.pdf#page=18

この通知つうち構成こうせい以下いかのとおりです

平成へいせい20ねん3がつ5にちはつだい0305002ごう
基本きほん診療しんりょうりょう施設しせつ基準きじゅんひとしおよびその届出とどけでかんする手続てつづきの取扱とりあつかいについて」
 べつ添2 「入院にゅういん基本きほんりょうとう施設しせつ基準きじゅんとう
  だい2 「病院びょういん入院にゅういん基本きほんりょうとうかんする施設しせつ基準きじゅん
    4 「入院にゅういん患者かんじゃかずおよ看護かんご要員よういん数等すうとうについては下記かきのとおりとする。」
          (6) 「看護かんご実施じっしは、つぎてん留意りゅういする。」
             ア
             イ


看護かんごは、当該とうがい保険ほけん医療いりょう機関きかん看護かんご要員よういんのみによっておこなわれるものであり、当該とうがい保険ほけん医療いりょう機関きかんにおいて患者かんじゃ負担ふたんによる付添つきそい看護かんごおこなわれてはならない。ただし、患者かんじゃ病状びょうじょうにより、また治療ちりょうたいする理解りかい困難こんなん小児しょうに患者かんじゃまた知的ちてき障害しょうがいゆうする患者かんじゃとう場合ばあいは、医師いし許可きょか家族かぞくとう患者かんじゃ負担ふたんによらないものうことはつかえない。なお、患者かんじゃ負担ふたんによらない家族かぞくとうによる付添つきそいであっても、それらが当該とうがい保険ほけん医療いりょう機関きかん看護かんご要員よういんによる看護かんご代替だいたいし、また当該とうがい保険ほけん医療いりょう機関きかん看護かんご要員よういん看護かんごりょく補充ほじゅうするようなことがあってはならない。


@病状びょうじょう観察かんさつ、A病状びょうじょう報告ほうこく、B身体しんたいきよしぬぐえ食事しょくじ排泄はいせつとう世話せわとう療養りょうようじょう世話せわ、C診察しんさつかい、Dあずかくすり注射ちゅうしゃ包帯ほうたい交換こうかんとう治療ちりょう介助かいじょおよ処置しょち、E検温けんおん血圧けつあつ測定そくてい検査けんさ検体けんたい採取さいしゅ測定そくてい検査けんさ介助かいじょ、F患者かんじゃ家族かぞくたいする療養りょうようじょう指導しどうとう患者かんじゃ病状びょうじょう直接ちょくせつ影響えいきょうのある看護かんごは、看護かんごまた看護かんご指示しじけたじゅん看護かんごおこなうものである。
看護かんご補助ほじょしゃは、看護かんごちょうおよ看護かんご職員しょくいん指導しどうしたに、原則げんそくとして療養りょうよう生活せいかつじょう世話せわ食事しょくじ清潔せいけつ排泄はいせつ入浴にゅうよく移動いどうとう)のほか、病室びょうしつない環境かんきょう整備せいび、ベッドメーキング、看護かんご用品ようひんおよ消耗しょうもうひん整理せいり整頓せいとんとう業務ぎょうむおこなうこととする



さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶ設置せっち閣議かくぎ決定けってい

  政府せいふは、12月じゅうにがつにちに「さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶ」の設置せっち閣議かくぎ決定けっていしました。また、推進すいしん本部ほんぶ下部かぶ組織そしきとして「さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん委員いいんかい」をげる予定よていです。
  この推進すいしん本部ほんぶ推進すいしん委員いいんかいは、政権せいけん交代こうたいまえ通常つうじょう国会こっかい民主党みんしゅとう提出ていしゅつした「さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん法案ほうあん」(以下いかきゅう法案ほうあん」)にまれ、今年ことし衆院しゅういんせん民主党みんしゅとうマニフェストでも公約こうやくされていたものです。
  きゅう法案ほうあんやマニフェストなどの情報じょうほう総合そうごうすると、推進すいしん本部ほんぶ推進すいしん委員いいんかい特徴とくちょうとして、以下いかのことがかんがえられます。

障害しょうがいしゃ権利けんり条約じょうやく批准ひじゅんのための国内こくないほう整備せいび

 国連こくれん障害しょうがいしゃ権利けんり条約じょうやくが2006ねん12月じゅうにがつ採択さいたくされ、2008ねんがつ発効はっこうしています。しかし、日本にっぽんは2007ねんがつ署名しょめいしていますが、まだ批准ひじゅんしていません。
  今回こんかい推進すいしん本部ほんぶ推進すいしん委員いいんかいは、権利けんり条約じょうやく批准ひじゅん必要ひつよう国内こくないほう整備せいび最大さいだい目的もくてきとして設置せっちされるため、5年間ねんかん期限きげん区切くぎって設置せっちされます。

障害しょうがいしゃ政策せいさく全体ぜんたい立案りつあん

障害しょうがいしゃ関連かんれん施策しさく非常ひじょう多岐たきにわたるので、従来じゅうらいは、

  • 福祉ふくし政策せいさく自立じりつ支援しえんほうなど) → 厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし
  • 雇用こよう政策せいさく → 厚生こうせい労働省ろうどうしょう高齢こうれい障害しょうがいしゃ雇用こよう対策たいさく
  • 教育きょういく政策せいさく → 文部もんぶ科学かがくしょう
  • 交通こうつう政策せいさく → 国土こくど交通省こうつうしょう

という具合ぐあい縦割たてわ行政ぎょうせいになっています。
  これにたいして、推進すいしん本部ほんぶ推進すいしん委員いいんかいは、個別こべつ政策せいさく立案りつあん直接ちょくせつたずさわることになります。また、かく政策せいさく分野ぶんや検討けんとうのために、推進すいしん委員いいんかい下部かぶ組織そしきとして「かく課題かだいべつ専門せんもんいんかい」がもうけられる予定よていです。

政策せいさく決定けっていへの当事とうじしゃ参加さんか

 推進すいしん本部ほんぶぜん閣僚かくりょう構成こうせいしますが、推進すいしん委員いいんかいは20にん程度ていど民間みんかん委員いいんによって構成こうせいされ、実質じっしつてきには推進すいしん委員いいんかい政策せいさく決定けっていされることになります。そして、委員いいん過半数かはんすう障害しょうがい当事とうじしゃ選任せんにんされる予定よていになっています。
  また、推進すいしん委員いいんかい事務じむきょくにも、障害しょうがい当事とうじしゃなどの民間みんかんじん登用とうようする予定よていになっています。このてんも、従来じゅうらいかく省庁しょうちょうごとの審議しんぎかい(たとえばしゃしん障害しょうがいしゃ部会ぶかい)とことなります。

 ただし、きゅう法案ほうあん作成さくせい手伝てつだった参議院さんぎいん法制ほうせいきょく見解けんかいによると、推進すいしん本部ほんぶ推進すいしん委員いいんかいが、個別こべつ省庁しょうちょう厚労省こうろうしょう国交こっこうしょう)のあたましに政策せいさく立案りつあんし、かく省庁しょうちょう実行じっこうめいじる権限けんげんつには、閣議かくぎ決定けっていではなくて法律ほうりつ根拠こんきょ推進すいしん本部ほんぶ推進すいしん委員いいんかい設置せっちしないといけません。
  しかし、いま連立れんりつ政権せいけん政権せいけん交代こうたいしたばかりで、衆議院しゅうぎいん選挙せんきょでの公約こうやく実現じつげんのためにおおくの法律ほうりつ制定せいていしないといけない状況じょうきょうです。このようななかで、推進すいしん本部ほんぶ推進すいしん委員いいんかい根拠こんきょ法案ほうあん年明としあけの通常つうじょう国会こっかい提出ていしゅつできたとしても、審議しんぎ可決かけつけられるかどうかは、内閣ないかく提出ていしゅつ法案ほうあん全体ぜんたいなかでどれくらいの優先ゆうせん順位じゅんい位置いちづけられるかにかかっています。

以下いか関係かんけい資料しりょうHPへのリンクは当会とうかいHPの解説かいせつ記事きじからもリンクしています。

今回こんかい閣議かくぎ決定けってい内容ないよう内閣ないかくHPへのリンク)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/pdf/kettei.pdf

きゅう法案ほうあんにおける「さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶ」の位置いちづけ(民主党みんしゅとうHPへのリンク)
http://www.dpj.or.jp/news/files/090409img.pdf

民主党みんしゅとうマニフェストの関連かんれん項目こうもく民主党みんしゅとうHPへのリンク)
※26番目ばんめ項目こうもく言及げんきゅうされています。
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/index.html

民主党みんしゅとう政策せいさくしゅうINDEX2009の関連かんれん項目こうもく民主党みんしゅとうHPへのリンク)
※「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう廃止はいしし、あらたにさわがいしゃ総合そうごう福祉ふくしほう制定せいてい」の項目こうもく言及げんきゅうされています。
http://www.dpj.or.jp/policy/manifesto/seisaku2009/12.html#障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう廃止はいしし、あらたにさわがいしゃ総合そうごう福祉ふくしほう制定せいてい

きゅう法案ほうあんでの関連かんれん条文じょうぶん参議院さんぎいんHPへのリンク)
だいしょう推進すいしん本部ほんぶ推進すいしん委員いいんかいについて規定きていしています。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/171/meisai/m17107171015.htm

国連こくれん障害しょうがいしゃ権利けんり条約じょうやく日本にっぽん政府せいふによるかりやく外務省がいむしょうHPへのリンク)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/Gaiko/treaty/shomei_32.html

国連こくれん障害しょうがいしゃ権利けんり条約じょうやく川島かわしまさとし長瀬ながせおさむによる2008ねん5がつ30にちづけかりやく日本にっぽん障害しょうがいフォーラムHPへのリンク)
http://www.normanet.ne.jp/~jdf/shiryo/convention/index.html  
介護かいご保障ほしょう観点かんてんでは、とくだい19じょう重要じゅうようです。

きゅう法案ほうあん

だいよんしょう さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶ
設置せっち  
だいじゅうじょう  さわがいしゃ制度せいど改革かいかく総合そうごうてきかつ集中しゅうちゅうてき推進すいしんするため、内閣ないかくに、さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶ以下いか本部ほんぶ」という。)をく。
所掌しょしょう事務じむ  
だいじゅうさんじょう 本部ほんぶは、つぎかかげる事務じむをつかさどる。
  いち さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしんかんする総合そうごう調整ちょうせいかんすること。
 さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん計画けいかくあん作成さくせいおよ実施じっし推進すいしんかんすること。
さん さわがいしゃ制度せいど改革かいかく総合そうごうてきかつ集中しゅうちゅうてき推進すいしんのために必要ひつよう法律ほうりつあんおよ政令せいれいあん立案りつあんかんすること。
組織そしき  
だいじゅうよんじょう 本部ほんぶは、さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶちょうさわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしんふく本部ほんぶちょうおよさわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶいんをもって組織そしきする。
さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶちょう
だいじゅうじょう 本部ほんぶちょうは、さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶちょう以下いか本部ほんぶちょう」という。)とし、内閣ないかく総理そうり大臣だいじんをもっててる。
  2 本部ほんぶちょうは、本部ほんぶ事務じむ総括そうかつし、所部ところぶ職員しょくいん指揮しき監督かんとくする。
さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしんふく本部ほんぶちょう
だいじゅうろくじょう 本部ほんぶに、さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしんふく本部ほんぶちょう以下いかふく本部ほんぶちょう」という。)をき、国務大臣こくむだいじんをもっててる。
  2 ふく本部ほんぶちょうは、本部ほんぶちょう職務しょくむたすける。
さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶいん
だいじゅうななじょう 本部ほんぶに、さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん本部ほんぶいん以下いか本部ほんぶいん」という。)をく。
  2 本部ほんぶいんは、本部ほんぶちょうおよふく本部ほんぶちょう以外いがいのすべての国務大臣こくむだいじんをもっててる。
さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん委員いいんかい
だいじゅうはちじょう 本部ほんぶに、さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん委員いいんかい以下いか委員いいんかい」という。)をく。
  2 委員いいんかいは、つぎかかげる事務じむをつかさどる。
  いち  さわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん計画けいかくあんかんし、本部ほんぶちょう意見いけんべること。
   前号ぜんごうかかげるもののほか、さわがいしゃ制度せいど改革かいかくかんする事項じこうについて調査ちょうさ審議しんぎし、その結果けっかもとづき、本部ほんぶちょう意見いけんべること。
  3 委員いいんかいは、委員いいんじゅうにん以内いない組織そしきする。
  4 委員いいんかい委員いいんは、さわがいしゃさわがいしゃ福祉ふくしかんする事業じぎょう従事じゅうじするものおよ学識がくしき経験けいけんのあるもののうちから、内閣ないかく総理そうり大臣だいじん任命にんめいする。この場合ばあいにおいて、委員いいん構成こうせいについては、委員いいんかい様々さまざまさわがいしゃ意見いけんさわがいしゃ実情じつじょうまえた協議きょうぎおこなうことができることとなるよう、配慮はいりょされなければならない。
  5 委員いいんかい委員いいんは、非常勤ひじょうきんとする。
資料しりょう提出ていしゅつその協力きょうりょく
だいじゅうきゅうじょう 本部ほんぶ委員いいんかいふくむ。以下いかおなじ。)は、その所掌しょしょう事務じむ遂行すいこうするため必要ひつようがあるとみとめるときは、関係かんけい行政ぎょうせい機関きかん地方ちほう公共こうきょう団体だんたい独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん通則つうそくほう平成へいせいじゅういちねん法律ほうりつだいひゃくさんごうだいじょうだいいちこう規定きていする独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじんをいう。)およ地方ちほう独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじん地方ちほう独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじんほう平成へいせいじゅうねん法律ほうりつだいひゃくじゅうはちごうだいじょうだいいちこう規定きていする地方ちほう独立どくりつ行政ぎょうせい法人ほうじんをいう。)のながならびに特殊とくしゅ法人ほうじん法律ほうりつにより直接ちょくせつ設立せつりつされた法人ほうじんまた特別とくべつ法律ほうりつにより特別とくべつ設立せつりつ行為こういをもって設立せつりつされた法人ほうじんであって、総務そうむしょう設置せっちほう平成へいせいじゅういちねん法律ほうりつだいきゅうじゅういちごうだいよんじょうだいじゅうごう規定きてい適用てきようけるものをいう。)の代表だいひょうしゃたいして、資料しりょう提出ていしゅつ意見いけん表明ひょうめい説明せつめいその必要ひつよう協力きょうりょくもとめることができる。
  2 本部ほんぶは、その所掌しょしょう事務じむ遂行すいこうするためにとく必要ひつようがあるとみとめるときは、前項ぜんこう規定きていするもの以外いがいものたいしても、必要ひつよう協力きょうりょく依頼いらいすることができる。
本部ほんぶ事務じむ
だいさんじゅうじょう 本部ほんぶかんする事務じむは、内閣ないかくにおいて処理しょりする。
設置せっち期限きげん
だいさんじゅういちじょう 本部ほんぶは、その設置せっちから起算きさんしてねん経過けいかするまでかれるものとする。
主任しゅにん大臣だいじん
だいさんじゅうじょう 本部ほんぶかか事項じこうについては、内閣ないかくほう昭和しょうわじゅうねん法律ほうりつだいごう)にいう主任しゅにん大臣だいじんは、内閣ないかく総理そうり大臣だいじんとする。
政令せいれいへの委任いにん
だいさんじゅうさんじょう この法律ほうりつさだめるもののほか、本部ほんぶかん必要ひつよう事項じこうは、政令せいれいさだめる。

 



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

2009ねんがつより重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご給与きゅうよに12%加算かさん手当てあて開始かいし条件じょうけんあり)
区分くぶん6むけ時給じきゅう1250えんほうは、加算かさんがつくと、+150えん時給じきゅう1400えんに。)

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅう求人きゅうじんしてひとあつまる金額きんがくにアップする個別こべつ相談そうだんシステムもあります。

利用りよう方法ほうほう
 広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから障害しょうがい介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこないヘルパー制度せいど手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ身体しんたい介護かいごがた時給じきゅう1500えん(1.5あいだ以降いこうは1200えん)(東京とうきょう周辺しゅうへんけん時給じきゅう1900えん。1.5あいだ以降いこうは1300えん)、家事かじがた1000えん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶんにより時給じきゅう1100(区分くぶん以下いか)・1250えん区分くぶん6)・1450えんさい重度じゅうど)が基本きほんですが、長時間ちょうじかん利用りよう場合ばあい求人きゅうじん広告こうこくして(広告こうこく費用ひよう助成じょせいあり)にん確保かくほできる水準すいじゅんになるよう時給じきゅうアップの相談そうだんります。(なお、2009ねんがつより重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごのヘルパーには12%の手当てあてを加算かさんします。(手当てあては、厚生こうせい年金ねんきんれない短時間たんじかんほうのみ。また、契約けいやく時間じかん120あいだ未満みまん利用りようしゃ介護かいごしゃ加算かさんがつきません)。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。(3きゅう障害しょうがい制度せいどのみ。介護かいご保険ほけんにはれません)。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、障害しょうがいしゃ新規しんき資格しかくしゃ求人きゅうじん広告こうこくとうして確保かくほし、2にちで20あいだ研修けんしゅう受講じゅこうしてもらえば介護かいごれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

2009ねん10がつよりさらに大幅おおはば時給じきゅうアップ(東京とうきょうブロックほか)

 

 補正ほせい予算よさんによる基金ききん事業じぎょう財源ざいげんに、2009ねん10がつより臨時りんじ手当てあてがつきます。各地かくちがくちがいますが、広域こういき協会きょうかい東京とうきょうブロック(東京とうきょう千葉ちばけん西部せいぶ埼玉さいたまけん南部なんぶ神奈川かながわけん北部ほくぶ山梨やまなしけん東部とうぶ)では、以下いかのように臨時りんじ手当てあてにより時給じきゅうがアップします。

<09ねん10がつ以降いこう時給じきゅう体系たいけい>(東京とうきょうブロック(東京とうきょう千葉ちばけん西部せいぶ埼玉さいたまけん南部なんぶ神奈川かながわけん北部ほくぶ山梨やまなしけん東部とうぶ))

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごさい重度じゅうど 1830えん基本給きほんきゅう1450えん+保険ほけん手当てあて170えん(※2)+臨時りんじ手当てあて210えん
重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶん6) 1610えん基本給きほんきゅう1250えん+保険ほけん手当てあて150えん(※2)+臨時りんじ手当てあて210えん
重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶん以下いか 1440えん基本給きほんきゅう1100えん+保険ほけん手当てあて130えん(※2)+臨時りんじ手当てあて210えん
身体しんたい介護かいごがた(※1) 1.5hまで時給じきゅう2110えん基本給きほんきゅう1900えん+臨時りんじ手当てあて210えん
1.5h以降いこう時給じきゅう1510えん基本給きほんきゅう1300えん+臨時りんじ手当てあて210えん
家事かじ援助えんじょがた(※1) 時給じきゅう1210えん基本給きほんきゅう1000えん+臨時りんじ手当てあて210えん
介護かいご保険ほけん身体しんたい介護かいごがた(※1) 1.5hまで時給じきゅう2090えん基本給きほんきゅう1900えん+臨時りんじ手当てあて190えん
1.5h以降いこう1490えん(1300えん+臨時りんじ手当てあて190えん
介護かいご保険ほけん生活せいかつ援助えんじょがた(※1) 時給じきゅう1190えん基本給きほんきゅう1000えん+臨時りんじ手当てあて190えん

(※1)身体しんたい介護かいごがた3きゅうヘルパーやみなし資格しかくしゃはい場合ばあい時給じきゅうが70%(東京とうきょう地区ちく以外いがい場合ばあい1.5あいだまで1050えん、1.5あいだ以降いこう840えん)、家事かじ援助えんじょ生活せいかつ援助えんじょは90%(900えん)になります。

(※2)保険ほけん手当てあては、当会とうかい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごを120h以上いじょう利用りようしている利用りようしゃのヘルパーのうち、社会しゃかい保険ほけん加入かにゅうしゃたいして支給しきゅうされます。常勤じょうきんの4ぶんの3以上いじょう稼動かどうして社会しゃかい保険ほけん加入かにゅうした場合ばあい手当てあて支給しきゅうはありません

 

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます
求人きゅうじん広告こうこく助成じょせい・フリーダイヤルでの求人きゅうじん電話でんわ受付うけつけ代行だいこうなども実施じっし

 全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしゃ登録とうろく介助かいじょしゃけに重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう開催かいさいしています。東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうで、2日間にちかん受講じゅこう完了かんりょうです。(東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでOK。のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。障害しょうがい身体しんたい介護かいごれる3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅう開催かいさいしています。通信つうしん部分ぶぶん(2週間しゅうかん)は自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなどで3日間にちかん受講じゅこう可能かのう。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。3きゅう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち研修けんしゅう参加さんか東京とうきょうまでの交通こうつう宿泊しゅくはく求人きゅうじん広告こうこく全額ぜんがく助成じょせいします。(3きゅう身体しんたい介護かいご時給じきゅう3わりげんのため、はたらきながら2きゅうをとればその費用ひよう助成じょせい対象たいしょうです)。求人きゅうじん広告こうこく助成じょせい・フリーダイヤル求人きゅうじん電話でんわ受付うけつけ代行だいこうかならひとやとえる効果こうかてき広告こうこく方法ほうほうのアドバイスなども実施じっし

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい自薦じせん利用りようについてのQ&Aきゅーあんどえー 求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう助成じょせい・ヘルパー研修けんしゅう費用ひよう交通こうつう宿泊しゅくはく助成じょせい

 自薦じせんヘルパーの確保かくほは、みなさん、どうしているのでしょうか?
  知人ちじんなどにこえをかけるのでしょうか?

 おおくの障害しょうがいしゃは、求人きゅうじん広告こうこく使つかっています。おおいのはコンビニなどで無料むりょうえきやコンビニなどで配布はいふしているタウンワークなどです。掲載けいさいりょうは1週間しゅうかん掲載けいさいで1ばんちいさいわくで2〜3まんえんほどです。
  重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、かならず8あいだ程度ていど以上いじょう連続れんぞく勤務きんむにし、日給にっきゅうまんえん以上いじょう広告こうこく掲載けいさいします。資格しかく経験けいけんしゃ対象たいしょう広告こうこくします。
  全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいでは、求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう助成じょせいしています。(広告こうこく内容ないようのアドバイスを広域こういき協会きょうかいけ、OKがてから広告こうこく掲載けいさいした場合ばあいで、やとった介護かいごしゃ一定いってい時間じかん介護かいごはいったあとに全額ぜんがく助成じょせい長時間ちょうじかん連続れんぞく勤務きんむ体系たいけいめば、かならず介護かいごしゃ雇用こようできるようにアドバイスいたします。
  また、求人きゅうじん広告こうこく利用りようしゃ各自かくじ責任せきにんすものですが、わせ電話でんわはフリーダイヤル番号ばんごう貸付かしつけします。電話でんわ受付うけつけ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい代行だいこうします。   

  つぎに、すうにんすうじゅうにん面接めんせつし、採用さいようしゃめます。採用さいよう自分じぶんかんがかた生活せいかつのこと、介護かいご方法ほうほうなどをしっかりつたえ、教育きょういくします。
  そのつぎに、たとえば重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようしゃは、やとった介護かいごしゃ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう(20あいだ)を受講じゅこうさせる必要ひつようがあるので、東京とうきょう本部ほんぶ東海とうかい関西かんさい西日本にしにほん関係かんけい団体だんたいなどで、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう東京とうきょう受講じゅこう場合ばあいは2日間にちかん受講じゅこう完了かんりょう)を受講じゅこうさせます。
  全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいでは、研修けんしゅう受講じゅこうりょう交通こうつう宿泊しゅくはく助成じょせいしています(自薦じせんヘルパーが一定いってい期間きかん介護かいごはいったあとに、全額ぜんがく助成じょせいします。)
 (障害しょうがいのヘルパー制度せいど身体しんたい介護かいご利用りようしゃは、3きゅう研修けんしゅう受講じゅこうすることが必要ひつようで、2週間しゅうかん自宅じたく学習がくしゅうのあと2はくにち東京とうきょう西日本にしにほん受講じゅこう必要ひつようがあります。3きゅう時給じきゅうが3わりダウンです。はたらきながら2きゅう研修けんしゅう地元じもとなどで受講じゅこうします。3きゅうや2きゅう受講じゅこうりょう一定いってい期間きかんはたらいたあとに全額ぜんがく助成じょせいします)
 (介護かいご保険ほけん身体しんたい介護かいご利用りようしゃのヘルパーは、2きゅう受講じゅこうする必要ひつようがありますので、資格しかくしゃをいきなり雇用こようするのは困難こんなんです。2きゅう限定げんてい求人きゅうじんすしかありませんが、2きゅうっている労働ろうどう人口じんこう資格しかくしゃくらべてとてもすくないので、かなり給与きゅうよたかくないと、求人きゅうじんしてもひとあつまりにくいです。さい重度じゅうど場合ばあい介護かいご保険ほけんけていても、上乗うわのせして障害しょうがい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごなどを利用りようできますので、まずは障害しょうがい制度せいど部分ぶぶんのみで自薦じせんヘルパーを雇用こようして、はたらきながら2きゅうをとり、介護かいご保険ほけん自薦じせんにするという方法ほうほうがあります。この場合ばあいでも2きゅう受講じゅこうりょう一定いってい時間じかん助成じょせいします)

ヘルパーの保険ほけん保障ほしょう充実じゅうじつ

 全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つか障害しょうがいしゃ自薦じせんヘルパーの怪我けが物品ぶっぴん損傷そんしょうなどの保険ほけん保障ほしょうは?

 民間みんかん損害そんがい保険ほけんはいっているので、障害しょうがいしゃもの福祉ふくし機器ききこわしたり、外出がいしゅつ介護かいごさきくしたりしても、損害そんがい保険ほけん全額ぜんがく保障ほしょうされます。
 また、ヘルパーの怪我けが労災ろうさい保険ほけんで、治療ちりょうだい収入しゅうにゅう保障ほしょうられます。病気びょうき連続れんぞく4にち以上いじょうやすむと社会しゃかい保険ほけんから(常勤じょうきんの4ぶんの3以上いじょうひとかぎる)保障ほしょうされます。通院つういん入院にゅういんなどは民間みんかん損害そんがい保険ほけんからも給付きゅうふ場合ばあいがあります。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。

 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。

 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。

 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。

 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。

 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。

 2003年度ねんど支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたいなどのNPO法人ほうじん全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになりました。全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになりました。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこない、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになりました。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。

全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。

自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう

たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります)

自薦じせん登録とうろく受付うけつけは全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。

自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。

 これにより、将来しょうらいは2000市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 1人ひとりらしで24あいだ介護かいご必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(東北とうほくのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃ安定あんていしてきました。

 
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