(Translated by https://www.hiragana.jp/)
全国障害者介護制度情報

 

 

 

 

 

 

尊厳そんげん法案ほうあん問題もんだい特集とくしゅう

 

 

 

推進すいしん会議かいぎわる内閣ないかく会議かいぎ本格ほんかく開始かいし

 

 

 

 

つき合併がっぺいごう

 2012.9.18

編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター

情報じょうほう提供ていきょう協力きょうりょく全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい

 

発送はっそうがかり定期ていき購読こうどく申込もうしこみ・入会にゅうかい申込もうしこみ、商品しょうひん注文ちゅうもん  (つききん〜17

       TELFAX 0120−870−222(フリーダイヤル)

       TELFAX 042−467−1460

制度せいどがかり交渉こうしょう情報じょうほう交換こうかん制度せいど相談そうだん

              (365にち 11〜23土日どにちしゅく緊急きんきゅう相談そうだんのみ))

       TELてる 0037−80−4445(フリーダイヤル

       TELてる 042−467−1470

電子でんしメール: x@kaigoseido.net(スパム対策たいさく全角ぜんかく文字もじえています。クリックしてもメールはおくれません)

郵便ゆうびん振込ふりこみ

口座こうざめい障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター  口座こうざ番号ばんごう00120-4-28675


2012ねんがつ9月くがつ合併がっぺいごう

 

目次もくじ

 

3・・・・障害しょうがいしゃ基本きほん計画けいかく見直みなおしにけた議論ぎろんスタート

6・・・・市長しちょうむら国庫こっこ負担ふたん超過ちょうかがく補助ほじょする制度せいど補助ほじょきん要項ようこうました

11・・・相談そうだんいん医療いりょう福祉ふくし関係かんけいしゃころされた、ALS患者かんじゃ事例じれい

19・・・超党派ちょうとうは議員ぎいん連盟れんめい尊厳そんげん法制ほうせい検討けんとう

23・・・尊厳そんげん法案ほうあん問題もんだい特集とくしゅう

36・・・全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

 

 

 

 

介護かいご制度せいど情報じょうほうホームページ情報じょうほう> 医療いりょうてきケア法制ほうせい吸引きゅういんけいかん栄養えいよう関連かんれん詳細しょうさい情報じょうほうはホームページ新着しんちゃく情報じょうほうページ(日本にっぽん地図ちずをクリックしたさき)のひだりメニュー「医療いりょうケア制度せいど」コーナーにおおくの資料しりょう掲載けいさいちゅうです。

 

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいよりおらせ

2012ねん単価たんか改正かいせい単価たんかがりましたが給与きゅうよげません。処遇しょぐう改善かいぜん手当てあても2012年度ねんど以降いこう継続けいぞくします

たとえば東京とうきょう周辺しゅうへんけん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶん6で時給じきゅう1620えん身体しんたい介護かいご時給じきゅう2120えんくわしくは巻末かんまつ広告こうこくページを)

2009年度ねんど制度せいど単価たんか改善かいぜんで、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご単価たんかアップ・雇用こよう保険ほけん加入かにゅう原則げんそく厚生こうせい年金ねんきん加入かにゅう開始かいし自薦じせんヘルパーを確保かくほするための求人きゅうじん広告こうこくや、ヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうりょう助成じょせい東京とうきょうなどで随時ずいじおこな研修けんしゅうけるための交通こうつうなども助成じょせい)、求人きゅうじん広告こうこくむけフリーダイヤル番号ばんごう無料むりょうしと求人きゅうじん広告こうこく電話でんわ受付うけつけ代行だいこう実施じっしちゅう

介護かいごしゃ保障ほしょうのアップで介護かいご人材じんざい確保かくほがより確実かくじつになりました。


 

 

 

 

障害しょうがいしゃ基本きほん計画けいかく見直みなおしにけた議論ぎろんスタート

 

内閣ないかく障害しょうがいしゃ政策せいさく委員いいんかい障害しょうがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎのメンバーがほぼそのまま移行いこう)は8がつ20にちだいかい会合かいごうひらき、2013年度ねんどからの10年間ねんかん障害しょうがいしゃ基本きほん計画けいかく年内ねんない策定さくていするために、9月くがつから11がつにかけてしょう委員いいんかいかくかい開催かいさいし、障害しょうがいしゃ施策しさく全般ぜんぱんにわたって議論ぎろんすることになりました。あたらしい障害しょうがいしゃ基本きほん計画けいかくは、障害しょうがいしゃ政策せいさく委員いいんかいりまとめた意見いけんを、かく省庁しょうちょう調整ちょうせいしたうえで、最終さいしゅうてきには閣議かくぎ決定けっていされることになります。

なお、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうなどの介護かいご制度せいどについては、10がつ下旬げじゅんから11がつにかけて後半こうはんのグループCで議論ぎろんされる予定よていです。なお、後半こうはん委員いいん人選じんせん今後こんごまります。

 

 

障害しょうがいしゃ政策せいさく委員いいんかいしょう委員いいんかいのグループ

※カッコない障害しょうがいしゃ基本きほんほうだいしょうげられている条文じょうぶん

 

前半ぜんはん

グループ@  ・教育きょういく16じょう

文化ぶんかてきしょ条件じょうけん整備せいびとう25じょう

グループA  ・年金ねんきんとう15じょう

職業しょくぎょう相談そうだんとう18じょう

雇用こよう促進そくしんとう19じょう

経済けいざいてき負担ふたん軽減けいげん24じょう

グループB  ・消費しょうひしゃとしての障害しょうがいしゃ保護ほご27じょう

選挙せんきょとうにおける配慮はいりょ28じょう

司法しほう手続てつづきにおける配慮はいりょとう29じょう

 


後半こうはん

グループC  ・医療いりょう介護かいごとう14じょう

療育りょういく17じょう

相談そうだんとう23じょう

グループD  ・住宅じゅうたく確保かくほ20じょう

公共こうきょうてき施設しせつのバリアフリー21じょう

情報じょうほう利用りようにおけるバリアフリーとう22じょう

グループE  ・防災ぼうさいおよ防犯ぼうはん26じょう

国際こくさい協力きょうりょく30じょう

 

 

 

障害しょうがいしゃ政策せいさく委員いいんかいしょう委員いいんかい 所属しょぞくグループ名簿めいぼ

※ ◎は座長ざちょう

グループ@(教育きょういく文化ぶんかてきしょ条件じょうけん整備せいびとう


三浦みうら 貴子たかこ  阿部あべ 一彦かずひこ   石川いしかわ じゅん   大谷おおや 恭子きょうこ

尾上おのえ 浩二こうじ  嘉田かだ 由紀子ゆきこ  新谷しんたに ともりょう  土本どもと 秋夫あきお

むねきょ かいくだり


 

グループA(年金ねんきんとう職業しょくぎょう相談そうだんとう雇用こよう促進そくしんとう経済けいざいてき負担ふたん軽減けいげん

藤井ふじい 克徳かつのり  浅倉あさくら むつ  伊藤いとう たてお  遠藤えんどう 和夫かずお

勝又かつまた 幸子こうじ  門川かどがわ しん一郎いちろう(オブザーバー:福島ふくしま さとし

かわ普@洋子ようこ  清原きよはら 慶子けいこ   佐藤さとう 久夫ひさお   竹下たけした 義樹よしき

中原なかはら つよ   花井はない 圭子けいこ

 

グループB(消費しょうひしゃとしての障害しょうがいしゃ保護ほご選挙せんきょとうにおける配慮はいりょ司法しほう手続てつづきにおける配慮はいりょとう

氏田うじた 照子てるこ  石野いしの とみこころざし三郎さぶろう  上野うえの 秀樹ひでき  大濱おおはま しん

北野きたの 誠一せいいち  後藤ごとう 芳一よしかず    関口せきぐち 明彦あきひこ  田中たなか 正博まさひろ

中西なかにし 由起子ゆきこ

 

後半こうはんのグループ人選じんせん未定みてい

つぎページにつづく)


現行げんこう障害しょうがいしゃ基本きほん計画けいかく関連かんれん箇所かしょ抜粋ばっすい

V 分野ぶんやべつ施策しさく基本きほんてき方向ほうこう

2 生活せいかつ支援しえん

(2)施策しさく基本きほんてき方向ほうこう

A 在宅ざいたくサービスとう充実じゅうじつ

ア 在宅ざいたくサービスの充実じゅうじつ

ホームヘルプサービスとう在宅ざいたくサービスを障害しょうがいしゃがニーズにおうじて利用りようできるよう、その量的りょうてき質的しつてき充実じゅうじつつとめる。このため、既存きそん事業じぎょうしゃ活用かつようとともに、新規しんき事業じぎょうしゃ参入さんにゅうしやすい仕組しくみとする。

ホームヘルプサービスについては、障害しょうがい特性とくせい理解りかいしたホームヘルパーの養成ようせいおよ研修けんしゅうおこなう。

ゆたかな地域ちいき生活せいかつのためには、にちちゅう活動かつどうとしてのデイサービスを身近みぢか地域ちいき利用りようできることが重要じゅうようであり、デイサービスセンターにくわえ、学校がっこう教室きょうしつとう利用りようして、その充実じゅうじつはかる。また、重症じゅうしょう心身しんしん障害しょうがいしゃ通園つうえん事業じぎょうについては、充実じゅうじつはかる。

C 施設しせつサービスのさい構築こうちく

ア 施設しせつとうから地域ちいき生活せいかつへの移行いこう推進すいしん

障害しょうがいしゃ本人ほんにん意向いこう尊重そんちょうし、入所にゅうしょいんしゃ地域ちいき生活せいかつへの移行いこう促進そくしんするため、地域ちいきでの生活せいかつ念頭ねんとういた社会しゃかい生活せいかつ技能ぎのうたかめるための援助えんじょ技術ぎじゅつ確立かくりつなどを検討けんとうする。

障害しょうがいしゃ施設しせつ」という認識にんしきあらためるため、保護ほごしゃ関係かんけいしゃおよ市民しみん地域ちいき福祉ふくしへの理解りかい促進そくしんする。(以下いかりゃく

イ 施設しせつかた見直みなお

施設しせつ体系たいけいについて、施設しせつ機能きのうかたまえたうえ抜本ばっぽんてき検討けんとうする。

入所にゅうしょ施設しせつは、地域ちいき実情じつじょうまえて、しん必要ひつようなものに限定げんていする。

障害しょうがいしゃ身近みぢかなところで施設しせつ利用りようできるよう、小規模しょうきぼ通所つうしょ授産じゅさん施設しせつとう通所つうしょ施設しせつぶんじょう整備せいびはかるとともに、障害しょうがい種別しゅべつえて相互そうご利用りようすすめる。

障害しょうがいしゃ施設しせつは、各種かくしゅ在宅ざいたくサービスを提供ていきょうする在宅ざいたく支援しえん拠点きょてんとして地域ちいき重要じゅうよう資源しげん位置付いちづけ、その活用かつようはかる。

障害しょうがい重度じゅうど重複じゅうふく高齢こうれい対応たいおうする専門せんもんてきケア方法ほうほう確立かくりつについて検討けんとうする。また、高次こうじのう機能きのう障害しょうがい強度きょうど行動こうどう障害しょうがいとうへの対応たいおうかた検討けんとうする。

入所にゅうしょしゃ生活せいかつしつ向上こうじょうはか観点かんてんから、施設しせつ一層いっそう小規模しょうきぼ個室こしつはかる。

 

 


市町村しちょうそん国庫こっこ負担ふたん超過ちょうかがく補助ほじょする制度せいど補助ほじょきん要項ようこうました。

 

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとう利用りよう促進そくしんかか市町村しちょうそん支援しえん事業じぎょう」(国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんオーバーの市町村しちょうそんに、オーバーぶんを100%市町村しちょうそん負担ふたんするのではなく、くに50%・ けん25%・市町村しちょうそん25%にする制度せいど)の補助ほじょきん要項ようこうくにから都道府県とどうふけんとうおくられました。(制度せいど詳細しょうさいは12・1がつ合併がっぺいごうを。)

要項ようこうによると、制度せいど内容ないようは、基金ききん事業じぎょうのころの制度せいど仕組しくみから一切いっさいわっておらず、過去かこ主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ資料しりょうとうくにからされたものとおなじです。

自治体じちたいなかには「補助ほじょきん要項ようこうてないので実施じっしするかどうか検討けんとうできない・・・」などとっている自治体じちたいもありますので、ねんため掲載けいさいします。

2ペーでさき新旧しんきゅう対照たいしょうひょう左下ひだりした、(地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう項目こうもくではなく)、「区分くぶん認定にんていとう事業じぎょう補助ほじょきん」のE新設しんせつされた下線かせん部分ぶぶんがそうです。

3ページさき掲載けいさいしました、別紙べっし5pから6pにかけてにも詳細しょうさいっています。この部分ぶぶんにもあたらしい情報じょうほうはなく、いままでどおりこの制度せいどでの補助ほじょがく国庫こっこ負担ふたんオーバー部分ぶぶん金額きんがく補助ほじょする)は以下いかのとおりです。

 

人口じんこう30まんにん以上いじょう国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんの5わりまで

人口じんこう10まんにんから30まんにん国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんの10わりまで

人口じんこう10まんにん未満みまん上限じょうげんなし

 

つまり人口じんこう28まん場合ばあい国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんぜん利用りようしゃ基準きじゅんがく合計ごうけいがく計算けいさん)が10おくえんちょうどだった場合ばあいで、「ヘルパー事業じぎょう決算けっさん」が20おくえんだった場合ばあいは、の「全額ぜんがく負担ふたん部分ぶぶん」はなくなります(負担ふたんはヘルパー事業じぎょう決算けっさん20おくえんの25%となります)。

しかし、人口じんこう28まんで、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんが10おくえんだった場合ばあいで、「ヘルパー事業じぎょう決算けっさん」が25おくえんだった場合ばあいは、5おくえんの「全額ぜんがく負担ふたん部分ぶぶん」となります。(負担ふたんは20おくえん部分ぶぶんの25%と、5おくえん部分ぶぶん全額ぜんがくとなります)。(実際じっさいには、10まんにん以上いじょうおおきなでは、ヘルパー決算けっさんがく国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんの2ばいえるようなはまずない)。

人口じんこうまんにん場合ばあい国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんが5おくえん、「ヘルパー事業じぎょう決算けっさん」が30おくえんだった場合ばあいでも、全額ぜんがく負担ふたん部分ぶぶんはありません。(負担ふたん事業じぎょうの30おくえんの25%))。

実際じっさいには、人口じんこう2〜3まんにん以下いか小規模しょうきぼ町村ちょうそん障害しょうがいヘルパー利用りようしゃが1めいだけの場合ばあいなどに、障害しょうがいとくおも家族かぞく介護かいごられない場合ばあいには国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんの3ばいばい以上いじょう支給しきゅうしなければいけないれいがよくあります。そういった市町村しちょうそんのために人口じんこう10まんにん以下いか小規模しょうきぼ市町村しちょうそんけには輔助の上限じょうげんもうけていません。

 

 

厚生こうせい労働省ろうどうしょうはつさわ0808だい11ごう

平成へいせい24ねんがつにち

  みち    けん    こと

ゆび  じょう        なが

なか   かく         なが

かく 一部いちぶ事務じむ組合くみあい管理かんりしゃ  殿しんがり

ひろ  いき  れん  ごう    なが

ひらき    はつ    しゃ

 

あつ なま ろう はたらけ ごと つとむ かん  

 

 

 

地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう補助ほじょきんおよ障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていとう事業じぎょう補助ほじょきん国庫こっこ補助ほじょについて

 

標記ひょうきについては、平成へいせい21ねんがつ25にち厚生こうせい労働省ろうどうしょうはつさわだい0825だいごう厚生こうせい労働ろうどう事務次官じむじかん通知つうち別紙べっし地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう補助ほじょきんおよ障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていとう事業じぎょう補助ほじょきん交付こうふ要綱ようこう」(以下いか交付こうふ要綱ようこう」という。)によりおこなわれているところであるが、今般こんぱん交付こうふ要綱ようこう一部いちぶべつ添新きゅう対照たいしょうひょうのとおり改正かいせいされ、平成へいせい24ねんがつにちから適用てきようすることとされたので通知つうちする。

なお、かく都道府県とどうふけん知事ちじにおかれては、管内かんない市町村しちょうそん特別とくべつふくみ、指定してい都市とし中核ちゅうかく一部いちぶ事務じむ組合くみあいおよ広域こういき連合れんごうのぞく。)にたいする周知しゅうちにつき配慮はいりょねがいたい。

 

 


べつ

地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう補助ほじょきんおよ障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていとう事業じぎょう補助ほじょきん

交付こうふ要綱ようこう一部いちぶ改正かいせいあん) 新旧しんきゅう対照たいしょうひょう

下線かせん改正かいせい部分ぶぶん

しん

きゅう

地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう補助ほじょきんおよ障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていとう事業じぎょう補助ほじょきん交付こうふ要綱ようこう

 

通則つうそく

1 (どうみぎ

 

交付こうふ目的もくてき

2 (どうみぎ

 

交付こうふ対象たいしょう

3 この補助ほじょきんは、つぎ事業じぎょう交付こうふ対象たいしょうとする。

 

(1)地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう補助ほじょきん                                  

   (どうみぎ

 

(2)障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていとう事業じぎょう補助ほじょきん

@ 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん機器ききとう開発かいはつ促進そくしん事業じぎょう

    (どうみぎ

  A 工賃こうちん向上こうじょう計画けいかく支援しえん事業じぎょう

    平成へいせい24としつき11さわはつ0411だいごう厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部長ぶちょう通知つうち別紙べっし工賃こうちん向上こうじょう計画けいかく支援しえん事業じぎょう実施じっし要綱ようこう」にもとづき、都道府県とどうふけんおこな事業じぎょう

 

  B 障害しょうがいしゃ就業しゅうぎょう生活せいかつ支援しえんセンター事業じぎょう生活せいかつ支援しえんとう事業じぎょう

    (どうみぎ

  C 障害しょうがいしゃ就業しゅうぎょう生活せいかつ支援しえんセンター事業じぎょう(モデル事業じぎょう

平成へいせい24ねんがつにちさわはつ0509だいごう厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部長ぶちょう通知つうち別紙べっし障害しょうがいしゃ就業しゅうぎょう生活せいかつ支援しえんセンター事業じぎょう(モデル事業じぎょう実施じっし要綱ようこう」にもとづき、都道府県とどうふけんおこな事業じぎょう

  D 障害しょうがいしゃ虐待ぎゃくたい防止ぼうし対策たいさく支援しえん事業じぎょう

    (どうみぎ

 

 

 

 

 

 

 

  E 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとう利用りよう促進そくしんかか市町村しちょうそん支援しえん事業じぎょう

平成へいせい24ねんがつ23にちさわはつ0523だいごう厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部長ぶちょう通知つうち別紙べっし重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとう利用りよう促進そくしんかか市町村しちょうそん支援しえん事業じぎょう実施じっし要綱ようこう」にもとづき、都道府県とどうふけんおこな事業じぎょう

F 不服ふふく審査しんさかい経費けいひ

ほうだい97じょうだい1こう規定きていもとづく審査しんさ請求せいきゅうで、ほうだい98じょうだい1こうにより都道府県とどうふけん障害しょうがいしゃ介護かいご給付きゅうふとう不服ふふく審査しんさかい運営うんえいするさい必要ひつよう事務じむ経費けいひおよ児童じどう福祉ふくしほうだい56じょう55だい1こう規定きていもとづく審査しんさ請求せいきゅうで、どうほうだい56じょう55だい2こうにおいてえて準用じゅんようするほうだい98じょうだい1こうにより都道府県とどうふけん障害しょうがい通所つうしょ給付きゅうふとう不服ふふく審査しんさかい運営うんえいするさい必要ひつよう事務じむ経費けいひ

 

交付こうふがく算定さんてい方法ほうほう

4 (どうみぎ

(1)3の(1)の事業じぎょう

   (どうみぎ

 

(2)3の(2)の@からCおよEからF事業じぎょう

   (どうみぎ

 

(3)3の(2)のD事業じぎょう

@ 連携れんけい協力きょうりょく体制たいせい整備せいび事業じぎょう家庭かてい訪問ほうもんとう個別こべつ支援しえん事業じぎょうおよ専門せんもんせい強化きょうか事業じぎょう

つぎひょうだいらんさだめる種目しゅもくごとに、だいらんさだめる基準きじゅんがくだいらんさだめる対象たいしょう経費けいひじつ支出ししゅつがくから寄付きふきんその収入しゅうにゅうがく控除こうじょしたがくとを比較ひかくしてすくないほうがくだいらんさだめる補助ほじょりつじょうじてがく交付こうふがくとする。

A 障害しょうがいしゃ虐待ぎゃくたい防止ぼうし権利けんり擁護ようご事業じぎょうおよ普及ふきゅう啓発けいはつ事業じぎょう

つぎひょうだいらんさだめる基準きじゅんがくだいらんさだめる対象たいしょう経費けいひじつ支出ししゅつがくから寄付きふきんその収入しゅうにゅうがく控除こうじょしたがくとを比較ひかくしてすくないほうがく交付こうふがくとする。

 

地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう補助ほじょきんおよ障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていとう事業じぎょう補助ほじょきん交付こうふ要綱ようこう

 

通則つうそく                                                        

1 (りゃく                                                

                                                              

交付こうふ目的もくてき                                                  

2 (りゃく                                                                

 

交付こうふ対象たいしょう

3 この補助ほじょきんは、つぎ事業じぎょう交付こうふ対象たいしょうとする。                  

 

(1)地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう補助ほじょきん                                  

   (りゃく

 

(2)障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていとう事業じぎょう補助ほじょきん                            

  @ 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん機器ききとう開発かいはつ促進そくしん事業じぎょう

    (りゃく

  A 工賃こうちん倍増ばいぞう5かねん計画けいかく支援しえん事業じぎょう

平成へいせい19としつきさわはつだい0706005ごう厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部長ぶちょう通知つうち別紙べっし工賃こうちん倍増ばいぞう5かねん計画けいかく支援しえん事業じぎょう実施じっし要綱ようこう」にもとづき、都道府県とどうふけんおこな事業じぎょう

  B 障害しょうがいしゃ就業しゅうぎょう生活せいかつ支援しえんセンター事業じぎょう生活せいかつ支援しえんとう事業じぎょう

    (りゃく

 

C 障害しょうがいしゃ虐待ぎゃくたい防止ぼうし対策たいさく支援しえん事業じぎょう

    (りゃく

 

 

 

 

D 介護かいご職員しょくいんとうによるたんの吸引きゅういんとう実施じっしのための研修けんしゅう事業じぎょう

平成へいせい23ねん11がつ11にちさわはつ1111だいごう厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部長ぶちょう通知つうち別紙べっし平成へいせい23年度ねんど介護かいご職員しょくいんとうによるたんの吸引きゅういんとう実施じっしのための研修けんしゅう事業じぎょう実施じっし要綱ようこう特定とくていもの対象たいしょう)の実施じっしについて」にもとづき、都道府県とどうふけんおこな事業じぎょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交付こうふがく算定さんてい方法ほうほう                                            

4 (りゃく

(1)3の(1)の事業じぎょう

   (りゃく

 

(2)3の(2)の@からBおよD事業じぎょう

   (りゃく

 

(3)3の(2)のC事業じぎょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  つぎひょうだいらんさだめる基準きじゅんがくだいらんさだめる対象たいしょう経費けいひじつ支出ししゅつがくから寄付きふきんその収入しゅうにゅうがく控除こうじょしたがくとを比較ひかくしてすくないほうがく交付こうふがくとする。

 

 


 

別表べっぴょう

区分くぶん

種目しゅもく

基準きじゅんがく

対象たいしょう経費けいひ

補助ほじょりつ

障害しょうがい程度ていど区分くぶん認定にんていとう

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとう利用りよう促進そくしんかか市町村しちょうそん支援しえん事業じぎょう

市町村しちょうそん政令せいれい指定してい都市としおよ中核ちゅうかくのぞく。)にたいし、当該とうがい年度ねんどにおける国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん超過ちょうかがく範囲はんいないで、都道府県とどうふけん必要ひつようみとめるがく

 ただし、つぎかかげるにおいては、つぎかかげる金額きんがく範囲はんいない都道府県とどうふけん必要ひつようみとめるがく助成じょせいがくとする。

1.人口じんこう30まんにん以上いじょう

当該とうがい年度ねんど国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんがく50%をじょうじたがく」と「当該とうがい年度ねんど国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん超過ちょうかがく」を比較ひかくして、いずれかひくほうがく

2.人口じんこう10まんにん以上いじょう30まんにん未満みまん

当該とうがい年度ねんど国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんがく100%をじょうじたがく」と「当該とうがい年度ねんど国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん超過ちょうかがく」を比較ひかくして、いずれかひくほうがく

平成へいせい21とし5つき11にち厚生こうせい労働省ろうどうしょうはつさわだい0511002ごう厚生こうせい労働ろうどう事務次官じむじかん通知つうち別紙べっし障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん給付きゅうふとう国庫こっこ負担ふたん補助ほじょきむ交付こうふ要綱ようこう別表べっぴょう1のだいらんさだめる種目しゅもく「1障害しょうがい福祉ふくしサービスとう」におけるだいらんさだめる対象たいしょう経費けいひ「1当該とうがい介護かいご給付きゅうふとう支給しきゅうようした費用ひよう

1/2

 

 

 

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交渉こうしょうノウハウの第一歩だいいっぽはこの資料しりょう熟読じゅくどくをおすすめします。


 

 

 

相談そうだんいん医療いりょう福祉ふくし関係かんけいしゃころされた、大都市だいとし

近郊きんこう県庁けんちょう所在地しょざいちのALS患者かんじゃ事例じれい

 

ALS/NMDサポートセンターさくらかい川口かわぐちさんのいた、来年らいねん丸善まるぜんから
発刊はっかんされる 『生命せいめい倫理りんりがくだい8まき だい9しょうはい文章ぶんしょう一部いちぶを、著者ちょしゃから転載てんさいもと
をいただきましたので抜粋ばっすい紹介しょうかいします。
 
2 Rの手記しゅき
 これはALS患者かんじゃ遺族いぞくからいたはなしで、「職務しょくむ忠実ちゅうじつなつもりで倫理りんりてき思考しこう
回路かいろ停滞ていたいしてしまっている」専門せんもんしょく事例じれいである。本編ほんぺん全体ぜんたいがそうであるよう
に、当事とうじしゃのバイアスがかかっている。しかし、家族かぞくから支援しえんしゃ言動げんどうがどのよ
うにえるかという参考さんこうにはなるだろう。
2009ねんがつ28にち午後ごごから遺族いぞくR(40だい女性じょせい)のご自宅じたく訪問ほうもんし、2
あいだのインタビューをおこなった。そのとき、RはALSの父親ちちおや看取みとって1ねんはんけい
すごしたところで、父親ちちおやすくえなかった(呼吸こきゅうけてあげられなかった)とい
う自責じせきねんにとらわれていた。患者かんじゃかいとの関係かんけいことわっていたが、個人こじんてきにはAL
Sの支援しえんつづけていきたいという。それでわたし彼女かのじょeメールでやりとりをつづけ
てきたが、このたびはなしかせてもらうことになった。わたしはなぜ彼女かのじょ地域ちいきささえ
援者らとの関係かんけい悪化あっかしたのか、直接ちょくせつきたかったのだ。
つぎ文章ぶんしょうはこのときのインタビューと、Rの手記しゅきをもとに構成こうせいしたものである。
固有名詞こゆうめいし匿名とくめいし、本論ほんろんへの掲載けいさいについては2011ねんがつ27にちあらためてR
の承諾しょうだくなおした。
 
ちちは2004ねん異常いじょう気付きづき、2004ねん10がつにALSと診断しんだんされました。
そして、2008ねん11がつにました。はなマスクでさえつけないとめていた
のは、よる訪問ほうもん看護かんごれないとわれたからです。しかし、ちちは「わたしには呼吸こきゅう
ける義務ぎむがある」ともっていました。「自分じぶんきることにより、地域ちいき福祉ふくし開拓かいたくできる」とっていたんです。
とうとう呼吸こきゅうをつけるときになり、「なにのために、なぜけてまできていたい
のか?」と医者いしゃかれて、「なんでALSのひとだけ、そのようなことをかれ
なければならないか」とちち憤慨ふんがいしていました。医者いしゃにもおなじことをきたいと。「あなたはなにのためにきているのか」と。
2008ねんがつごろ、ちちからわたし携帯けいたいにメールがありました。
「おかあさんの介護かいごに、いらだちとストレスをかんじている。これはわたし短期たんきレスパ
イト(介護かいごしゃやすませるために短期たんき入院にゅういんすること)すれば解決かいけつする問題もんだいではない。
そこでかんがえたのは、日頃ひごろわたし介護かいごりょう激減げきげんし、おかあさんを十分じゅうぶんやすませること
だ。
そのためには、訪問ほうもん看護かんごによるカバーが必要ひつようだ。
@    あさの8−9食事しょくじとたんの吸引きゅういん、おむつ交換こうかん
A    夕方ゆうがた6−7
B    よる10−10時半じはんたん吸引きゅういんとおむつ交換こうかん 以上いじょう
これのほかにおかあさんの休日きゅうじつである水曜すいよう日曜にちようひる12−1食事しょくじ注入ちゅうにゅうたんの吸
引、おむつ交換こうかん、このよっつにあらたに訪問ほうもん看護かんご手配てはい必要ひつようになる。
そこでおまえにおねがいがある。看護かんご派遣はけんこん世話せわになっているところでは人数にんずうてき無理むりだろう。そのため、総合そうごう病院びょういんにいる難病なんびょう医療いりょう専門せんもんいんAさんと相談そうだんしてG先生せんせいうごかして総合そうごう病院びょういん先生せんせい協力きょうりょく総合そうごう病院びょういんから訪問ほうもん看護かんご派遣はけん実現じつげんしてくださ
い。ははったら反対はんたいするから内緒ないしょで。」
母親ははおや介護かいごづかれを軽減けいげんすることで、ちち夫婦ふうふなかたもとうとしていた。レスパイトいれ
いんなどでは根本こんぽんてき問題もんだい解決かいけつにはならないことも、ちちにはわかっていたのです。
ちちのこのかんがえを、ちち要望ようぼうどおりにAさんに相談そうだんしたところ、しかられました。
「おとうさんのかんがかた間違まちがっている。それはわたし仕事しごとではない。そんなことは先生せんせい
だってしてあげる義務ぎむはない。ひとをコマのようにかんがえるのならだれちからになってくれ
ないわよ」
患者かんじゃ患者かんじゃがと、家族かぞく患者かんじゃ気持きもちばかりをごりししたらいけない」
患者かんじゃ自分じぶん要求ようきゅうばかりしている。それでは支援しえんしてくれるひとだれもいなくなり、
結局けっきょく患者かんじゃ同士どうしで、ぐだぐだ愚痴ぐち文句もんくをいいあうばかりになる」
行政ぎょうせい立場たちば理解りかいして。感情かんじょうさずにうまく言葉ことばえらんでわたしたちとご両親りょうしんあいだはいってね」
「そんなくちのききかたしたらだれもいなくなるわよ」
悪意あくいをもってめつけてはなしたらアカン」ともわれました。
eメールのやりとりをしてしたしくしているほかけん患者かんじゃ家族かぞくが、うちが使つかっていない
自立じりつ支援しえんほう見守みまも介護かいご制度せいど使つかっていることをはなしたら、「自分じぶんにも申請しんせいできる
はずだとおもったらあまい。ここでは給付きゅうふ実績じっせきはないんだしね。」
わたし立場たちばでは患者かんじゃさんの味方みかたはできない」
わたし患者かんじゃ気持きもちに配慮はいりょしたら、わたしのところにくる保健ほけんやケアマネは、わたしをど
うせ患者かんじゃがわひとだとおもって、たよってもらえなくなる」
あまりのいいかた腹立はらだたしくおもいましたが、「ケアマネに訪問ほうもん看護かんごステーションの
追加ついかをおねがいしたらいやがられた」とはなすと、「訪問ほうもん看護かんごステーションがのステー
ションにはいってくれるなとった真意しんいを、あなたはわかっていないわね。看護かんご
はいるとこまるということは、それはしょのステーションが同日どうじつれないとい
うことなのよ。あなたは悪意あくいをもって、最初さいしょから訪問ほうもん看護かんご訪問ほうもんことわられたのはケ
アマネの意地悪いじわるだとめつけてはなしをしているけど、それではだれ協力きょうりょくしてくれない
わよ」。
わたしが「現在げんざい訪問ほうもん看護かんごステーションは、訪問ほうもん看護かんごステーションがケアにはいるこ
とをいやがっているってはなしいた。そういうことだとおもった」というと、「そうか
もしれんけど、そんないいかたしたらいけません」とわれました。
それに、厚労省こうろうしょう容認ようにんしたはずのヘルパーの気管きかん吸引きゅういんについても、「ヘルパーが吸
引もろうもできないなら、ヘルパーらんってあんたのおとうさんうけどそれは
あたまえや。利用りようしゃ要求ようきゅうされたって、ヘルパーは医療いりょうてきケアしたらいけない。ヘル
パーが吸引きゅういんできないことはあたまえなんです。」
わたしはいいかえしていました。「ちちが、ヘルパーに「もうこなくていい」ってったの
は、なに吸引きゅういんだけが原因げんいんじゃないんです。あのひとたちはおむつ交換こうかん体位たいい変換へんかんもで
きない。だからです。」
難病なんびょう相談そうだんいんわたしたちのための相談そうだんいんだとおもっていました。だからたよったのになんも
その仕事しごと患者かんじゃ立場たちばって自治体じちたい病院びょういん交渉こうしょうすること)はわたし仕事しごとではない
とわれました。わたしなにっても、「それはちがう」とさえぎられました。そして、
「そんなことをっても見捨みすてるつもりはないからね」と、まるでせい反対はんたいのことを
うのです。
わたしなさけなかった。Aさんに患者かんじゃがわにはてないとわれ、家族かぞくくちかた
をつけろとわれ、かしこちまわれとわれ・・・。なんてなさけないんだろうって
ずっとかんがえていました。ちちはかわいくできない性格せいかくなので、病院びょういん関係かんけいしゃかれ
る患者かんじゃでないことはわかっています。でも、そのせいで孤独こどくなのもわかっています。
難病なんびょう医療いりょう専門せんもんいんならわかってくれるとおもっていたのに。難病なんびょう医療いりょう専門せんもんいんってこんな
仕事しごとだったのかと。
ははは「おとうさんはわたし介護かいごしてほしくないだけよ。ひとしずかにやすんでいる時間じかんたい看護かんごがうろうろしてほしくないわ。せめてよるくらいやすみたいわ。ろうやよるじゅん
備くらいわたしだってできるわよ。それよりわたしおっと入院にゅういんしてほしいわ。」
それで、ははにもう一度いちどわたしいました。
「それはわかるけど長期ちょうき入院にゅういんできる病院びょういんないし、さがしてもむずかしくて時間じかんもかかる。
訪問ほうもん看護かんごさんがたとしても、おかあさんはかいにあがってらんかおしてたらいい
じゃない。そんなわけにいくかって?そのうちれるかもしれないじゃない。身体しんたいすこしはやすまるでしょ?」と。
わたしはなんでははがこんなにも使つかわなければならないんだろうとおもいました。なさけ
なくなったけれど、ははまれているのです。いくら介護かいごとはいえ、他人たにんいえはいってきてほしくないんです。
そして、わたしちちに「ヘルパーや看護かんごとの人間にんげん関係かんけいきづけるように、気長きながわ
なければならない」となんもメールしました。ちちきで介護かいごしてもらっているん
じゃないのに、くやしいおもいでいっぱいであろうに「患者かんじゃとして努力どりょくしなさい」と、
わたしからちちさとすようなことをうのは本当ほんとうかなしいです。あの年代ねんだい男性だんせいにとって
患者かんじゃとして努力どりょくしなさいなどというのはとてもむずかしい。あきらめてもらわないとい
けないけど、これ以上いじょうがまんさせたくない。
そのちちはないをしにAさんが支部しぶひとといっしょにました。ちちはろれつ
がまわらずもうはなしができないから、いたいことをワープロで一文字ひともじいち文字もじゆっくり
とっていました。そのわきから相談そうだんいんのAさんはのぞきながら、「それはわがままや。
ケアマネをえてもよいひとるとはかぎらない。」などと、ちちはなしをおしまいまで
まないで、まくしたてました。
するとちちは「ひとはなし最後さいごまできなさい」と画面がめんいたのです。そしたら、と
たんに、「かえれって?じゃあ、かえりますわ。わたし仕事しごとわたしたすけをもとめてくるひと援助えんじょやから。いらんってわれたらもうそこまでですね。」とぎゃくれてしまいま
した。
「あなたはこういうもののいいかたをするんだね。そんなことをいったら、こん療養りょうようしてい
るのはだれのおかげ?」
最後さいごちちあきらめたのでしょう。
わたし個人こじんてき要望ようぼうあきらめました。いままでのことは感謝かんしゃしている、ありがとう」とげんったのです。「支部しぶには患者かんじゃのために協力きょうりょくしたいが、わたし個人こじんのことはもう
いいです」と文字もじちました。
すると、Aさんは、「ついでにおかあさん!もしレスパイトしたいのなら、レスパイ
トさせてくださいってわたしもうてもらわんとね。だれも「レスパイトの必要ひつようないで
すか?」なんていてくれないからね。」といいのこして、ってしまいました。
けん医療いりょう関係かんけいしゃみつにかかわる難病なんびょう医療いりょう相談そうだんいんAさんは患者かんじゃかいにとっては大事だいじひと
なので、患者かんじゃかいひとなにえません。ぬふり。このままいくしかないので
す。
ちちくなる半年はんとしくらいまえ保健所ほけんじょから訪問ほうもんがあり、「人手ひとでりないから、よる訪問ほうもん看護かんごはできない」ときっぱりわれ、ちちはそれでどうやっても呼吸こきゅう装着そうちゃくで
きないとあきらめ、んでいく決心けっしんをしたのです。
そして、ちち意思いし決定けっていかんすることをメールにつぎのようにちました。
これが事前じぜん指示しじしょです。
@ 家族かぞく献身けんしんてき介護かいご期待きたいでき、そしてその家族かぞく犠牲ぎせいあまえられる
患者かんじゃ心情しんじょう
A 家族かぞく介護かいごたよらない外部がいぶ他人たにん介護かいご体制たいせいづくりの希望きぼうてきはたら
B 過酷かこくつら病状びょうじょうえて、病気びょうきりきる患者かんじゃ勇気ゆうき
@A条件じょうけんたされていない現実げんじつ直面ちょくめんし、その現実げんじつまええれば呼吸こきゅうそう
不可能ふかのう判断はんだんした。
結論けつろんとして、わたし呼吸こきゅう拒否きょひします。まらぬ進行しんこうなか自分じぶん自身じしんともまわりのかん
さかいともずっと冷静れいせい対話たいわしてきた結果けっか自分じぶんした判断はんだんです。
しかし、わたしはこれをちち本当ほんとう自己じこ決定けっていとはえないとおもっています。
ちちは、「難病なんびょうちゅう難病なんびょうという言葉ことばきらい」「不幸ふこうしつけるのはいや」「自分じぶんよび
吸器をつけてきていくこと、ひとりひとりのきるちからがいずれ福祉ふくしえるちからに
つながるはず」「献体けんたいしたい」とずっとっていました。
医者いしゃはよく、「なぜ呼吸こきゅうをつけてまできるのですか?」とくのだが、わたしに
してみれば、なか60さい以上いじょうひとすべてにいてまわるならともかく、なんでAL
Sの人間にんげんばかりにそんな質問しつもんをするのだろうか。」と、最後さいごまでっていました。
わたしは、いまちちけっしてにたくなかったにちがいないとおもっているんです。
いまでも元気げんきなオジサンたちると、うらやましくおもしんいたみ、車椅子くるまいす姿すがたるとこれ
またうらやましくおもい、むねけそう。
くなる数日すうじつまえ、お医者いしゃさんは「ご家族かぞく意見いけん統一とういつしておいてください」とっ
たけれど、自分じぶん自身じしんだけでもまよいにまよっていたのに、家族かぞく意見いけん統一とういつなんてできる
わけなかった。
「おとうさんに本当ほんとうけなくていいのか。もう一度いちどいてみたい」
そうったわたしははに「無責任むせきにんだ」とめられたけど、そのときつよははにいいかえせな
かったわたし加害かがいしゃだとおもっています。
はは喧嘩けんかしてでも、明日あしたちち本音ほんねいてみよう」とおもって、病院びょういんのちにしたすう
あいだちち一人ひとりってしまった
まるでわたしに「あきらめていいの?」とかれるのをさっして、わらってげていったかのよ
うに。
「ALS患者かんじゃ呼吸こきゅうをつけてきていかなければいけない。それが使命しめいだ。」と
つづけていたちちは、地元じもと福祉ふくし行政ぎょうせい専門せんもんしょくちのめされ、きること断念だんねんし
たけれど、そのときもっともっとってまもってたたかってあげなかったむすめわたし加害かがい
しゃです。
 
3.支援しえんしゃのジレンマ
 難病なんびょう相談そうだん支援しえんセンターの医療いりょう相談そうだんとは、くに難病なんびょう事業じぎょう一環いっかんとして都道府県とどうふけんじつ
ほどこせする事業じぎょうで、難病なんびょう医療いりょう専門せんもんいん資格しかく設置せっち場所ばしょ都道府県とどうふけん任意にんいである。このけん
では公立こうりつ病院びょういんのソーシャルワーカーが兼務けんむしている。そのため県内けんないのレスパイトいれ
いんのベッドの調整ちょうせいもAの采配さいはいになっていた。病院びょういん患者かんじゃもAにまず相談そうだんをし、AL
S患者かんじゃはとにかくなんでもAに相談そうだんし、彼女かのじょ承認しょうにんなければならない「まり」
ができていた。Aにしてみれば医療いりょう機関きかん患者かんじゃとのあいだたされ、その調整ちょうせいつづけ
なければならないから、医療いりょう機関きかんとの良好りょうこう関係かんけいづくりが彼女かのじょにとってのさい重要じゅうよう事項じこう
であった。
難病なんびょう支援しえんしゃといっても、かならずしも患者かんじゃがわつばかりではない。けん病院びょういん信頼しんらいるためには、患者かんじゃ要望ようぼう整理せいりし、ときには門前払もんぜんばらいの役割やくわりになわされてしまう
こともある。この男性だんせい患者かんじゃ生存せいぞんけてけん障害しょうがい福祉ふくし病院びょういん体質たいしつ改善かいぜんするつ
もりでいたが、関係かんけいしゃにはそれぞれの建前たてまえがありだれ味方みかたについてくれず、達成たっせいで
きずにんでいった。これはけっして特殊とくしゅ事例じれいではなく、各地かくち同様どうようのことがいつ
もきている。ALS患者かんじゃ地域ちいききていくためには、生存せいぞん運動うんどう発展はってんさせ、
自分じぶんかく方面ほうめん交渉こうしょうしなければならない。生存せいぞん必要ひつようざい自分じぶんらなけれ
ばられないのだ。
長期ちょうき療養りょうようのALS患者かんじゃのほとんどは、自治体じちたい関係かんけいしゃ個別こべつ交渉こうしょうかえせいのべ
びてきたツワモノたちである。ゆめやぶれて無念むねんのうちにくなるものたないが、
現在げんざい重度じゅうど障害しょうがいしゃのための介護かいご制度せいど市町村しちょうそんぜいおお使つか仕組しくみである以上いじょう
町村ちょうそん長時間ちょうじかん介護かいご必要ひつようとする個人こじんへの多額たがく分配ぶんぱいには理解りかいしめせないことになっ
ている。
介護かいご制度せいど財源ざいげんかた市町村しちょうそん負担ふたんにならぬよう、くに責任せきにんてる仕組しくみに
抜本ばっぽんてきえるべきであるが、これは政治せいじはなしでもある。そして、政治せいじでは片付かたづか
ないのが、やはり「自己じこ決定けってい」にかかわるテーマだ。
 
抜粋ばっすい以上いじょう
 
 
 
このような悪質あくしつ相談そうだん支援しえん全国ぜんこくおこなわれているなか障害しょうがいしゃ権利けんり条約じょうやく理念りねんもり理念りねんった障害しょうがいしゃ団体だんたい相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょになって連続れんぞく長時間ちょうじかん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご支給しきゅう決定けってい連続れんぞく長時間ちょうじかん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごサービスに対応たいおうする事業じぎょうしょ支援しえんしていく必
ようがあるとおもいます。
 
本稿ほんこうでは、この抜粋ばっすい部分ぶぶんのちに、尊厳そんげん協会きょうかいきゅう安楽あんらく協会きょうかい)のすすめる尊厳そんげん
法制ほうせい問題もんだいてんについての言及げんきゅうもあります。ほん来年らいねん発売はつばいされましたらぜひって
全文ぜんぶんんでみてください)
(これに関連かんれんし、いまごうの3ページさきからの特集とくしゅうでも尊厳そんげん法制ほうせい問題もんだいてん解説かいせつ掲載けいさいしました。)

 

 

 

 

 ヒューマンケア協会きょうかいほんあつかなか

とくに、セルフマネジドケアハンドブックは自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうのテキストのひとつですので、おすすめです。

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全国ぜんこく相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょつく交渉こうしょう支援しえん施設しせつ親元おやもとからの自立じりつ支援しえんをしたい障害しょうがいしゃ個人こじん障害しょうがいしゃ団体だんたい募集ぼしゅう

 2012ねんがつから、制度せいどおおきくわりました。非常勤ひじょうきん相談そうだんスタッフ1めいでも地域ちいき相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょ計画けいかく相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょ指定していれます。施設しせつから地域ちいきへの障害しょうがいしゃ自立じりつのサポートをおこなえば公的こうてきにその経費けいひはい仕組しくみがはじまります。親元おやもと施設しせつから1人ひとりらしなどの障害しょうがいしゃの24あいだ電話でんわ相談そうだん態勢たいせい緊急きんきゅう支援しえんおこな態勢たいせいつくるとその経費けいひ公的こうてき支払しはらわれます。いままで自己じこ資金しきん仲間なかま自立じりつ支援しえんおこなってきた障害しょうがいしゃは、収入しゅうにゅうてより充実じゅうじつした支援しえん活動かつどうおこなえます。

 またもっとおおきな変化へんかは、障害しょうがいしゃがヘルパー制度せいどとう支給しきゅう決定けっていけるさいに、相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょつくった利用りよう計画けいかく参考さんこう支給しきゅう決定けっていする仕組しくみがはじまることです(3ねんぜん利用りようしゃ完全かんぜん実施じっし)。全国ぜんこく各地かくち重度じゅうど障害しょうがいしゃ生活せいかつ必要ひつようなヘルパー時間じかんすう交渉こうしょうをするさいには、適切てきせつ計画けいかくいて交渉こうしょう支援しえんしてくれる相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょ必要ひつようです。しかし、現状げんじょうは、「自分じぶんは24あいだ介護かいご必要ひつようで1にんらしなのに、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご上限じょうげんが12あいだなので、相談そうだん事業じぎょう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご12あいだまでの計画けいかくしかいてくれない」といったこまった相談そうだん全国ぜんこく各地かくちから当会とうかいせられています。このような場合ばあいは、たいして「適正てきせい計画けいかくは24あいだ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごだ」と説明せつめいし、利用りようしゃ一緒いっしょ交渉こうしょう参加さんかして制度せいど改善かいぜん支援しえんしてくれる相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょ必要ひつようです。

これらが、やるさえあれば小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたいでも相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょになれます(障害しょうがいしゃ団体だんたい厚労省こうろうしょうとの交渉こうしょう制度せいどわりました)。小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたいでも、自主じしゅてきな5ねん900にち支援しえん活動かつどう経験けいけんがあるなら、法人ほうじん相談そうだん支援しえん指定してい申請しんせいをすれば実務じつむ経験けいけんとしてみとめられるように制度せいどわりました。そのうえで、けんなど実施じっしの32.あいだ相談そうだん支援しえん初任しょにんしゃ研修けんしゅうければ、相談そうだんいんになれます。非常勤ひじょうきん相談そうだんいんが1にんいれば相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょになれます。当会とうかいでは、いままで自主じしゅてき自立じりつ支援しえん活動かつどうおこなってきた障害しょうがいしゃ個人こじん小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたいなど、理念りねんのある団体だんたい個人こじん相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょになることを支援しえんします。具体ぐたいてきには、NPO法人ほうじん取得しゅとく相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょ指定してい申請しんせい方法ほうほう運営うんえい方法ほうほう利用りようしゃ一緒いっしょおこな市町村しちょうそんたいするヘルパー時間じかんすう交渉こうしょうのノウハウなどをアドバイスします。また、障害しょうがいしゃ権利けんりまも市町村しちょうそん制度せいど改善かいぜんしていけるよう、また、よりよい相談そうだん支援しえんおこなえるように全国ぜんこく研修けんしゅうかいおこなっています。
相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょはい収入しゅうにゅう資料しりょう相談そうだん支援しえん全体ぜんたい資料しりょうは2−3がつ合併がっぺいごう掲載けいさいみです。これらもおみください。
相談そうだん支援しえん事業じぎょうしょ支援しえんについてくわしくは、制度せいどがかりフリーダイヤル(表紙ひょうし参照さんしょう)またはわせメールまでおわせください。

 

 

 

超党派ちょうとうは議員ぎいん連盟れんめい尊厳そんげん法制ほうせい検討けんとう

超党派ちょうとうはの「尊厳そんげん法制ほうせいかんがえる議員ぎいん連盟れんめい」で、尊厳そんげん法制ほうせい検討けんとうされています。現在げんざいは、2012ねんあき臨時りんじ国会こっかいでの法案ほうあん提出ていしゅつけて、各党かくとう党内とうない手続てつづきをすすめている段階だんかいです。

検討けんとうされている法案ほうあんは2あんあり、だい一案いちあん延命えんめい措置そち開始かいしについて、だいあん延命えんめい措置そち開始かいし中止ちゅうしについて、医師いし免責めんせき規定きていしています。

これにたいして、いろいろな障害しょうがいしゃ団体だんたい日弁連にちべんれん社会しゃかい学者がくしゃ様々さまざま文化ぶんかじんなどが、それぞれ反対はんたい表明ひょうめいしています。

 

終末しゅうまつ医療いりょうにおける患者かんじゃ意思いし尊重そんちょうかんする法律ほうりつあん仮称かしょう

だい一案いちあん未定稿みていこう

だいあん未定稿みていこう

趣旨しゅし

だいいちじょう この法律ほうりつは、終末しゅうまつかか判定はんてい患者かんじゃ意思いしもとづく延命えんめい措置そち開始かいしおよびこれにかか免責めんせきとうかん必要ひつよう事項じこうさだめるものとする。

 

基本きほんてき理念りねん

だいじょう 終末しゅうまつ医療いりょうは、延命えんめい措置そちおこなうかかにかんする患者かんじゃ意思いし十分じゅうぶん尊重そんちょうし、医師いし薬剤師やくざいし看護かんごその医療いりょうにな患者かんじゃおよびその家族かぞくとの信頼しんらい関係かんけいもとづいておこなわれなければならない。

2 終末しゅうまつ医療いりょうかんする患者かんじゃ意思いし決定けっていは、任意にんいにされたものでなければならない。

3 終末しゅうまつにあるすべての患者かんじゃは、基本きほんてき人権じんけん享有きょうゆうする個人こじんとしてその尊厳そんげんおもんぜられなければならない。

 

くにおよ地方ちほう公共こうきょう団体だんたい責務せきむ

だいさんじょう くにおよ地方ちほう公共こうきょう団体だんたいは、終末しゅうまつ医療いりょうについて国民こくみん理解りかいふかめるために必要ひつよう措置そちこうずるようつとめなければならない。

 

医師いし責務せきむ

だいよんじょう 医師いしは、延命えんめい措置そち開始かいしをするにたっては、診療しんりょうじょう必要ひつよう注意ちゅういはらうとともに、終末しゅうまつにある患者かんじゃまたはその家族かぞくたいし、当該とうがい延命えんめい措置そち開始かいし方法ほうほう当該とうがい延命えんめい措置そち開始かいしによりしょうずる事態じたいとうについて必要ひつよう説明せつめいおこない、その理解りかいるようつとめなければならない。

 

定義ていぎ

だいじょう この法律ほうりつにおいて「終末しゅうまつ」とは、患者かんじゃが、傷病しょうびょうについておこなすべての適切てきせつ医療いりょうじょう措置そち栄養えいよう補給ほきゅう処置しょちその生命せいめい維持いじするための措置そちふくむ。以下いかおなじ。)をけた場合ばあいであっても、回復かいふく可能かのうせいがなく、かつ、死期しき間近まぢかであると判定はんていされた状態じょうたいにある期間きかんをいう。

2 この法律ほうりつにおいて「延命えんめい措置そち」とは、終末しゅうまつにある患者かんじゃ傷病しょうびょう治癒ちゆまた疼痛とうつうとう緩和かんわではなく、たん当該とうがい患者かんじゃ生存せいぞん期間きかん延長えんちょう目的もくてきとする医療いりょうじょう措置そちをいう。

3 この法律ほうりつにおいて「延命えんめい措置そち開始かいし」とは、終末しゅうまつにある患者かんじゃげんおこなわれている延命えんめい措置そち以外いがいあらたな延命えんめい措置そちようする状態じょうたいにある場合ばあいにおいて、当該とうがい患者かんじゃ診療しんりょう担当たんとうする医師いしが、当該とうがいあらたな延命えんめい措置そち開始かいししないことをいう。

 

 

 

終末しゅうまつかか判定はんてい

だいろくじょう 前条ぜんじょうだいいちこう判定はんてい以下いか終末しゅうまつかか判定はんてい」という。)は、これを的確てきかくおこなうために必要ひつよう知識ちしきおよ経験けいけんゆうするにん以上いじょう医師いし一般いっぱんみとめられている医学いがくてき知見ちけんもとづきおこな判断はんだん一致いっちによって、おこなわれるものとする。

 

延命えんめい措置そち開始かいし

だいななじょう 医師いしは、患者かんじゃ延命えんめい措置そち開始かいし希望きぼうするむね意思いし書面しょめんその厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめる方法ほうほうにより表示ひょうじしている場合ばあい当該とうがい表示ひょうじまんじゅうさいたっしたにちにされた場合ばあいかぎる。)であり、かつ、当該とうがい患者かんじゃ終末しゅうまつかか判定はんていけた場合ばあいには、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめるところにより、延命えんめい措置そち開始かいしをすることができる。

 

延命えんめい措置そち開始かいし希望きぼうするむね意思いし表示ひょうじ撤回てっかい

だいはちじょう 延命えんめい措置そち開始かいし希望きぼうするむね意思いし表示ひょうじは、いつでも、撤回てっかいすることができる。

 

免責めんせき

だいきゅうじょう だいななじょう規定きていによる延命えんめい措置そち開始かいしについては、民事みんじじょう刑事けいじじょうおよ行政ぎょうせいじょう責任せきにん過料かりょうかかるものをふくむ。)をわれないものとする。

 

生命せいめい保険ほけん契約けいやくとうにおける延命えんめい措置そち開始かいしともな死亡しぼうしたもの取扱とりあつかい)

だいじゅうじょう 保険ほけん業法ぎょうほう平成へいせいななねん法律ほうりつだいひゃくごうだいじょうだいさんこう規定きていする生命せいめい保険ほけん会社かいしゃまたどうじょうだいはちこう規定きていする外国がいこく生命せいめい保険ほけん会社かいしゃとう相手方あいてがたとする生命せいめい保険ほけん契約けいやくそのこれにるいするものとして政令せいれいさだめる契約けいやくにおけるだいななじょう規定きていによる延命えんめい措置そち開始かいしともな死亡しぼうしたもの取扱とりあつかいについては、そのもの自殺じさつしゃかいしてはならない。ただし、当該とうがいしゃ傷病しょうびょう自殺じさつはかったことによるものである場合ばあいには、このかぎりでない。

 

終末しゅうまつ医療いりょうかんする啓発けいはつとう

だいじゅういちじょう くにおよ地方ちほう公共こうきょう団体だんたいは、国民こくみんがあらゆる機会きかいつうじて終末しゅうまつ医療いりょうたいする理解りかいふかめることができるよう、延命えんめい措置そち開始かいし希望きぼうするむね意思いし有無うむ運転うんてん免許めんきょしょうおよ医療いりょう保険ほけん保険ほけんしゃしょうとう記載きさいすることができることとするひとし終末しゅうまつ医療いりょうかんする啓発けいはつおよ知識ちしき普及ふきゅう必要ひつよう施策しさくこうずるものとする。

 

厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいへの委任いにん

だいじゅうじょう この法律ほうりつさだめるもののほか、この法律ほうりつ実施じっしのための手続てつづきそのこの法律ほうりつ施行しこうかん必要ひつよう事項じこうは、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめる。

 

適用てきようじょう注意ちゅういとう

だいじゅうさんじょう この法律ほうりつ適用てきようたっては、生命せいめい維持いじするための措置そち必要ひつようとする障害しょうがいしゃとう尊厳そんげんがいすることのないように留意りゅういしなければならない。

2 この法律ほうりつ規定きていは、この法律ほうりつ規定きていによらないで延命えんめい措置そち開始かいしをすることおよ終末しゅうまつにある患者かんじゃたいげんおこなわれている延命えんめい措置そち中止ちゅうしすること禁止きんしするものではない。

 

    のり

1 この法律ほうりつは、○○から施行しこうする。

2 だいろくじょうだいななじょうだいきゅうじょうおよだいじゅうじょう規定きていは、この法律ほうりつ施行しこう終末しゅうまつかか判定はんていおこなわれた場合ばあいについて適用てきようする。

3 終末しゅうまつ医療いりょうにおける患者かんじゃ意思いし尊重そんちょうするための制度せいどかたについては、この法律ほうりつ施行しこうさんねん目途もくととして、この法律ほうりつ施行しこう状況じょうきょう終末しゅうまつにある患者かんじゃ社会しゃかいてき環境かんきょう変化へんかとう勘案かんあんして検討けんとうくわえられ、必要ひつようがあるとみとめられるときは、その結果けっかもとづいて必要ひつよう措置そちこうぜられるべきものとする。

 

      ゆかり

 終末しゅうまつ医療いりょうにおいて患者かんじゃ意思いし尊重そんちょうされるようにするため、終末しゅうまつかか判定はんてい患者かんじゃ意思いしもとづく延命えんめい措置そち開始かいしおよびこれにかか免責めんせきとうかん必要ひつよう事項じこうさだめる必要ひつようがある。これが、この法律ほうりつあん提出ていしゅつする理由りゆうである。

趣旨しゅし

だいいちじょう この法律ほうりつは、終末しゅうまつかか判定はんてい患者かんじゃ意思いしもとづく延命えんめい措置そち中止ちゅうしとうおよびこれにかか免責めんせきとうかん必要ひつよう事項じこうさだめるものとする。

 

基本きほんてき理念りねん

だいじょう 終末しゅうまつ医療いりょうは、延命えんめい措置そちおこなうかかにかんする患者かんじゃ意思いし十分じゅうぶん尊重そんちょうし、医師いし薬剤師やくざいし看護かんごその医療いりょうにな患者かんじゃおよびその家族かぞくとの信頼しんらい関係かんけいもとづいておこなわれなければならない。

2 終末しゅうまつ医療いりょうかんする患者かんじゃ意思いし決定けっていは、任意にんいにされたものでなければならない。

3 終末しゅうまつにあるすべての患者かんじゃは、基本きほんてき人権じんけん享有きょうゆうする個人こじんとしてその尊厳そんげんおもんぜられなければならない。

 

くにおよ地方ちほう公共こうきょう団体だんたい責務せきむ

だいさんじょう くにおよ地方ちほう公共こうきょう団体だんたいは、終末しゅうまつ医療いりょうについて国民こくみん理解りかいふかめるために必要ひつよう措置そちこうずるようつとめなければならない。

 

医師いし責務せきむ

だいよんじょう 医師いしは、延命えんめい措置そち中止ちゅうしとうをするにたっては、診療しんりょうじょう必要ひつよう注意ちゅういはらうとともに、終末しゅうまつにある患者かんじゃまたはその家族かぞくたいし、当該とうがい延命えんめい措置そち中止ちゅうしとう方法ほうほう当該とうがい延命えんめい措置そち中止ちゅうしとうによりしょうずる事態じたいとうについて必要ひつよう説明せつめいおこない、その理解りかいるようつとめなければならない。

 

定義ていぎ

だいじょう この法律ほうりつにおいて「終末しゅうまつ」とは、患者かんじゃが、傷病しょうびょうについておこなすべての適切てきせつ医療いりょうじょう措置そち栄養えいよう補給ほきゅう処置しょちその生命せいめい維持いじするための措置そちふくむ。以下いかおなじ。)をけた場合ばあいであっても、回復かいふく可能かのうせいがなく、かつ、死期しき間近まぢかであると判定はんていされた状態じょうたいにある期間きかんをいう。

2 この法律ほうりつにおいて「延命えんめい措置そち」とは、終末しゅうまつにある患者かんじゃ傷病しょうびょう治癒ちゆまた疼痛とうつうとう緩和かんわではなく、たん当該とうがい患者かんじゃ生存せいぞん期間きかん延長えんちょう目的もくてきとする医療いりょうじょう措置そちをいう。

3 この法律ほうりつにおいて「延命えんめい措置そち中止ちゅうしとう」とは、終末しゅうまつにある患者かんじゃたいげんおこなわれている延命えんめい措置そち中止ちゅうしすることまた終末しゅうまつにある患者かんじゃげんおこなわれている延命えんめい措置そち以外いがいあらたな延命えんめい措置そちようする状態じょうたいにある場合ばあいにおいて、当該とうがい患者かんじゃ診療しんりょう担当たんとうする医師いしが、当該とうがいあらたな延命えんめい措置そち開始かいししないことをいう。

 

終末しゅうまつかか判定はんてい

だいろくじょう 前条ぜんじょうだいいちこう判定はんてい以下いか終末しゅうまつかか判定はんてい」という。)は、これを的確てきかくおこなうために必要ひつよう知識ちしきおよ経験けいけんゆうするにん以上いじょう医師いし一般いっぱんみとめられている医学いがくてき知見ちけんもとづきおこな判断はんだん一致いっちによって、おこなわれるものとする。

 

延命えんめい措置そち中止ちゅうしとう

だいななじょう 医師いしは、患者かんじゃ延命えんめい措置そち中止ちゅうしとう希望きぼうするむね意思いし書面しょめんその厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめる方法ほうほうにより表示ひょうじしている場合ばあい当該とうがい表示ひょうじまんじゅうさいたっしたにちにされた場合ばあいかぎる。)であり、かつ、当該とうがい患者かんじゃ終末しゅうまつかか判定はんていけた場合ばあいには、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめるところにより、延命えんめい措置そち中止ちゅうしとうをすることができる。

 

延命えんめい措置そち中止ちゅうしとう希望きぼうするむね意思いし表示ひょうじ撤回てっかい

だいはちじょう 延命えんめい措置そち中止ちゅうしとう希望きぼうするむね意思いし表示ひょうじは、いつでも、撤回てっかいすることができる。

 

免責めんせき

だいきゅうじょう だいななじょう規定きていによる延命えんめい措置そち中止ちゅうしとうについては、民事みんじじょう刑事けいじじょうおよ行政ぎょうせいじょう責任せきにん過料かりょうかかるものをふくむ。)をわれないものとする。

 

生命せいめい保険ほけん契約けいやくとうにおける延命えんめい措置そち中止ちゅうしとうともな死亡しぼうしたもの取扱とりあつかい)

だいじゅうじょう 保険ほけん業法ぎょうほう平成へいせいななねん法律ほうりつだいひゃくごうだいじょうだいさんこう規定きていする生命せいめい保険ほけん会社かいしゃまたどうじょうだいはちこう規定きていする外国がいこく生命せいめい保険ほけん会社かいしゃとう相手方あいてがたとする生命せいめい保険ほけん契約けいやくそのこれにるいするものとして政令せいれいさだめる契約けいやくにおけるだいななじょう規定きていによる延命えんめい措置そち中止ちゅうしとうともな死亡しぼうしたもの取扱とりあつかいについては、そのもの自殺じさつしゃかいしてはならない。ただし、当該とうがいしゃ傷病しょうびょう自殺じさつはかったことによるものである場合ばあいには、このかぎりでない。

 

終末しゅうまつ医療いりょうかんする啓発けいはつとう

だいじゅういちじょう くにおよ地方ちほう公共こうきょう団体だんたいは、国民こくみんがあらゆる機会きかいつうじて終末しゅうまつ医療いりょうたいする理解りかいふかめることができるよう、延命えんめい措置そち中止ちゅうしとう希望きぼうするむね意思いし有無うむ運転うんてん免許めんきょしょうおよ医療いりょう保険ほけん保険ほけんしゃしょうとう記載きさいすることができることとするひとし終末しゅうまつ医療いりょうかんする啓発けいはつおよ知識ちしき普及ふきゅう必要ひつよう施策しさくこうずるものとする。

 

厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいへの委任いにん

だいじゅうじょう この法律ほうりつさだめるもののほか、この法律ほうりつ実施じっしのための手続てつづきそのこの法律ほうりつ施行しこうかん必要ひつよう事項じこうは、厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめる。

 

適用てきようじょう注意ちゅういとう

だいじゅうさんじょう この法律ほうりつ適用てきようたっては、生命せいめい維持いじするための措置そち必要ひつようとする障害しょうがいしゃとう尊厳そんげんがいすることのないように留意りゅういしなければならない。

2 この法律ほうりつ規定きていは、この法律ほうりつ規定きていによらないで延命えんめい措置そち中止ちゅうしとうをすることを禁止きんしするものではない。

 

 

 

    のり

1 この法律ほうりつは、○○から施行しこうする。

2 だいろくじょうだいななじょうだいきゅうじょうおよだいじゅうじょう規定きていは、この法律ほうりつ施行しこう終末しゅうまつかか判定はんていおこなわれた場合ばあいについて適用てきようする。

3 終末しゅうまつ医療いりょうにおける患者かんじゃ意思いし尊重そんちょうするための制度せいどかたについては、この法律ほうりつ施行しこうさんねん目途もくととして、この法律ほうりつ施行しこう状況じょうきょう終末しゅうまつにある患者かんじゃ社会しゃかいてき環境かんきょう変化へんかとう勘案かんあんして検討けんとうくわえられ、必要ひつようがあるとみとめられるときは、その結果けっかもとづいて必要ひつよう措置そちこうぜられるべきものとする。

 

      ゆかり

 終末しゅうまつ医療いりょうにおいて患者かんじゃ意思いし尊重そんちょうされるようにするため、終末しゅうまつかか判定はんてい患者かんじゃ意思いしもとづく延命えんめい措置そち中止ちゅうしとうおよびこれにかか免責めんせきとうかん必要ひつよう事項じこうさだめる必要ひつようがある。これが、この法律ほうりつあん提出ていしゅつする理由りゆうである。


 

 

 

尊厳そんげん法制ほうせいうごきにかんする報道ほうどうより

3月さんがつ22にち TBSニュース

尊厳そんげん法案ほうあん関係かんけい団体だんたいから賛否さんぴこえ

 

 わたしたちののありかたえることになるかもしれない法案ほうあん尊厳そんげん法案ほうあん”の原案げんあん

国会こっかい超党派ちょうとうは議員ぎいん連盟れんめいが22にち提示ていじしました。患者かんじゃ書面しょめんなどで希望きぼうした

場合ばあい延命えんめい措置そちはじめなくても医師いし刑事けいじ責任せきにんわないとする内容ないようで、関係かんけいだん

からだから賛否さんぴこえがっています。

 

 議員ぎいん連盟れんめい総会そうかいしめされた“尊厳そんげん法案ほうあん”の原案げんあん回復かいふく可能かのうせいがなく死期しきあいだ

ちか状態じょうたいを「終末しゅうまつ」と定義ていぎし、患者かんじゃから書面しょめんなどで希望きぼうがあった場合ばあい、「医師いし

延命えんめい措置そち開始かいししなくてもよい」としています。現状げんじょう、こうした行為こうい医師いし

刑事けいじ責任せきにんなどをわれる可能かのうせいもありますが、医師いし免責めんせき明文化めいぶんかされました。

会場かいじょうにはこの法案ほうあん懸念けねんしめ人工じんこう呼吸こきゅうけた患者かんじゃたちの姿すがたがありました。

 

 東京とうきょう江東こうとう療養りょうよう生活せいかつおくるALS患者かんじゃ岡部おかべひろしせいさん(54)。意識いしき

ちながら徐々じょじょ全身ぜんしん筋肉きんにくおとろたいうごかなくなる原因げんいん不明ふめい難病なんびょうです。介護かいご

ルパーは岡部おかべさんのうごきで言葉ことばっていきます。

 

Q.岡部おかべさんにとって人工じんこう呼吸こきゅうとは?

 「わたしにとってはもちろんきるための道具どうぐ」(ALS患者かんじゃ 岡部おかべひろしせいさん)

 

 ALSは人工じんこう呼吸こきゅうければ寿命じゅみょうまできられますが、人工じんこう呼吸こきゅうける

けないかの選択せんたく生死せいしかれとなります。

 

 「わたし真剣しんけんぬことをかんがえていました。いま葛藤かっとうはあります」(ALS患者かんじゃ

岡部おかべひろしせいさん)

 

 人工じんこう呼吸こきゅうければたんの吸引きゅういんなど24あいだ介護かいご必要ひつようとなり、家族かぞくまけ

担をかんが人工じんこう呼吸こきゅうけない選択せんたくをする患者かんじゃおおくいます。社会しゃかい介護かいご体制たいせい

不十分ふじゅうぶんなまま尊厳そんげん合法ごうほうされれば、患者かんじゃがさらにえらばされることにつな

がるのではないかと岡部おかべさんたちは懸念けねんします。

 

 「家族かぞくとの関係かんけいやケアの体制たいせいなどもふか関係かんけいします。なやみはふかいです」

(ALS患者かんじゃ 岡部おかべひろしせいさん)

 

 一方いっぽう尊厳そんげん法制ほうせいもとめているひとたちもいます。会員かいいんおよそ12まん

5000にん日本にっぽん尊厳そんげん協会きょうかい協会きょうかいでは「延命えんめい措置そち拒否きょひりやめ」などのまれ

もちしるした尊厳そんげん宣言せんげんしょ「リビング・ウイル」の普及ふきゅう活動かつどうおこなっています。げん

じょうでも厚生こうせい労働省ろうどうしょうのガイドラインなどにしたがえば尊厳そんげん実施じっしできますが、協会きょうかい

医師いし免責めんせきんだ法制ほうせい不可欠ふかけつだとうったえます。

 

 「やはりガイドラインでは法的ほうてき拘束こうそくりょくっていないので、それはきちんと担

してほしい。保証ほしょうしてもらいたい」(日本にっぽん尊厳そんげん協会きょうかい 高井たかい正文まさふみ常任じょうにん理事りじ

 

 22にち総会そうかい意見いけんもとめられたさわがいしゃ団体だんたいからは「危機ききかんってとめ

めている」と尊厳そんげん法制ほうせい自体じたいつよ反対はんたいするこえがりました。

 

 「なぜこのような法律ほうりつ必要ひつようなのか、だれのために必要ひつようなのか」(DPI日本にっぽん会議かいぎ

 

 また、法案ほうあんでは現場げんば医師いし直面ちょくめんしている課題かだいである延命えんめい措置そちの「中止ちゅうし」や

おもえのわからない患者かんじゃへの対応たいおうについては対象たいしょうとされず、医師いし代表だいひょうである日本にっぽん

かいからは「法律ほうりつにする意味いみがあるのか」と疑問ぎもんていされました。

 

 「今日きょうあらためて意見いけんいただいたことをわたしどもはしっかりめながら、検討けんとうすべ

きところもあるのかなと」(増子ましこ輝彦てるひこ議連ぎれん会長かいちょう

 

 議連ぎれんではいま国会こっかい法案ほうあん提出ていしゅつしたいかんがえですが、調整ちょうせいには難航なんこう予想よそうされま

す。(2221:07

 

 

(ALSの岡部おかべさんの写真しゃしんはこちらのALS在宅ざいたく生活せいかつ特集とくしゅう記事きじを http://www.kaigoseido.net/i/als-chiikiseikatsu.htm )

 

 

 


2012/05/31 22:05   共同通信きょうどうつうしん

呼吸こきゅうはずしも可能かのうに 超党派ちょうとうは議連ぎれん尊厳そんげん法案ほうあん

 超党派ちょうとうはの「尊厳そんげん法制ほうせいかんがえる議員ぎいん連盟れんめい」(会長かいちょう増子ましこ輝彦てるひこ民主党みんしゅとう参院さんいん

いん)は31にち議員ぎいん立法りっぽうでの国会こっかい提出ていしゅつ 準備じゅんびしている尊厳そんげんかんする法案ほうあん原案げんあん修正しゅうせいし、免責めんせき対象たいしょうとなる医師いし行為こういを、人工じんこう呼吸こきゅうはずしなど「げんっている延命えんめい治療ちりょう中止ちゅうし」に拡大かくだいする方針ほうしん めた。

 これまでは「あらたな延命えんめい治療ちりょう開始かいし」にかぎっていた。がんなどで終末しゅうまつにある患者かんじゃ本人ほんにん尊厳そんげんのぞ意思いし表示ひょうじしている場合ばあいで、2人ふたり以上いじょう医師いし判断はんだん条件じょうけんとするてんわらない。

 議連ぎれんは6がつにち総会そうかいひらき、修正しゅうせいあん公表こうひょうする予定よてい

 

 

 へんちゅう9月くがつ時点じてんでの状況じょうきょうでは、国会こっかい混乱こんらん超党派ちょうとうは尊厳そんげん議連ぎれん通常つうじょう国会こっかい閉幕へいまくまでに尊厳そんげん法案ほうあん上程じょうていできなかったため、臨時りんじ国会こっかいでの上程じょうてい目指めざすとの方針ほうしん役員やくいんかい了承りょうしょうしたとのことです。)

 

 

 

さらくわしくは、尊厳そんげん法制ほうせい反対はんたいするかいHP御覧ごらんください。

http://songeshihouseikanihantaisurukai.blogspot.jp/

 

 

人工じんこう呼吸こきゅう資料しりょう(ビデオとほん)を無料むりょう配布はいふちゅう

・カニューレはピアス計画けいかくてき気管きかん切開せっかい記録きろく 〔A4はん 53ページ〕無料むりょう

自立じりつをこのに(VHSビデオ)

気管きかん切開せっかい人工じんこう呼吸こきゅうを24あいだ使つかいながら、地域ちいきで24あいだ介護かいご制度せいど使つかいながら1ひとらししている全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ生活せいかつのわかる資料しりょうです。 

申込もうしこみ発送はっそうがかり0120−870−222 今月こんげつごう封筒ふうとうでもFAXふぁっくす注文ちゅうもん可能かのうなお、大変たいへん参考さんこうになる人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃ自立じりつ生活せいかつのビデオ「ベンチレーターとたのしいくらマニュアル」は当会とうかいホームページから無料むりょうられます。


 

 

 

 

日弁連にちべんれん会長かいちょう声明せいめい

 終末しゅうまつ医療いりょうにおける患者かんじゃ意思いし尊重そんちょうかんする法律ほうりつあん仮称かしょう)」にたいする会長かいちょう声明せいめい

尊厳そんげん法制ほうせいかんがえる議員ぎいん連盟れんめい」が、「終末しゅうまつ医療いりょうにおける患者かんじゃ意思いし尊重そんちょうかんする法律ほうりつあん仮称かしょう)」(以下いかほん法律ほうりつあん」という。)を発表はっぴょうし、ほん法律ほうりつあんを、ほん通常つうじょう国会こっかい超党派ちょうとうは議員ぎいん立法りっぽう提出ていしゅつする予定よていほうじられている。

ほん法律ほうりつあんは、終末しゅうまつ延命えんめい治療ちりょう開始かいし希望きぼうする患者かんじゃ意思いし表示ひょうじする書面しょめんなどにしたが延命えんめい治療ちりょう開始かいしをした医師いし免責めんせきすることをしゅたる内容ないようとして、いわゆる尊厳そんげん以下いか尊厳そんげん」という。)を法制ほうせいしようとするものである。

そもそも、患者かんじゃには、十分じゅうぶん情報じょうほう提供ていきょうかりやすい説明せつめいけ、理解りかいしたうえで、自由じゆう意思いしもとづき自己じこける医療いりょう同意どういし、選択せんたくし、拒否きょひする権利けんり自己じこ決定けっていけん)がある。この権利けんり保障ほしょうされるべきは、あらゆる医療いりょう場面ばめんであり、もちろん、終末しゅうまつ医療いりょうにおいても同様どうようである。また、終末しゅうまつ医療いりょうにおいて患者かんじゃ自己じこ決定けっていする事柄ことがらは、終末しゅうまつ治療ちりょう介護かいご内容ないようすべてについてであり、けっしてほん法律ほうりつあん対象たいしょうとする延命えんめい治療ちりょう開始かいしかぎられない。とくに、延命えんめい治療ちりょう中止ちゅうし治療ちりょう内容ないよう変更へんこう疼痛とうつうなどの緩和かんわ医療いりょうなどもきわめて重要じゅうようである。このてん、2007ねんがつに、厚生こうせい労働省ろうどうしょう公表こうひょうした「終末しゅうまつ医療いりょう決定けっていプロセスにかんするガイドライン」においても、「医師いしとう医療いりょう従事じゅうじしゃから適切てきせつ情報じょうほう提供ていきょう説明せつめいがなされ、それにもとづいて患者かんじゃ医療いりょう従事じゅうじしゃはないをおこない、患者かんじゃ本人ほんにんによる決定けってい基本きほんとしたうえで、終末しゅうまつ医療いりょうすすめることがもっと重要じゅうよう原則げんそくである」と確認かくにんされているとおりである。疾患しっかんによって様々さまざま状態じょうたいである終末しゅうまつにおいては、みずか意思いし決定けっていできる患者かんじゃすくなくないが、終末しゅうまつふくめあらゆる医療いりょう場面ばめんで、疾病しっぺいなどによって患者かんじゃみずか意思いし決定けっていできないときにも、その自己じこ決定けっていけんは、最大限さいだいげん保障ほしょうされなければならない。しかるに、くにには、この権利けんりさだめる法律ほうりつがなく、現在げんざいもなお、十分じゅうぶん保障ほしょうされてはいない。

とく終末しゅうまつ医療いりょうかんする自己じこ決定けっていかんしては、これがしん患者かんじゃ本人ほんにん自由じゆう意思いしもとづくものであることを保障ほしょうする手続てつづき基盤きばん整備せいび必要ひつようである。ほん法律ほうりつあん対象たいしょうとする終末しゅうまつ延命えんめい治療ちりょう開始かいしは、患者かんじゃ生命せいめい左右さゆうすることにつながる非常ひじょう重大じゅうだい決断けつだんであるところ、患者かんじゃが、経済けいざいてき負担ふたん家族かぞく介護かいご負担ふたん配慮はいりょするためではなく、自己じこ人生じんせいかんなどにしたがってしん自由じゆう意思いしもとづいて決定けっていできるためには、終末しゅうまつにおける医療いりょう介護かいご福祉ふくし体制たいせい十分じゅうぶん整備せいびされていることが必須ひっすであり、かつ、このような患者かんじゃ意思いし決定けっていをサポートする体制たいせい不可欠ふかけつである。しかしながら、現在げんざいもなお、いずれの体制たいせいも、きわめて不十分ふじゅうぶんである。

このような視点してんから、とう連合れんごうかいは、2007ねんがつに、「臨死りんし状態じょうたいにおける延命えんめい措置そち中止ちゅうしとうかんする法律ほうりつあん要綱ようこうあん)』にかんする意見いけんしょ」において、「尊厳そんげん」の法制ほうせい検討けんとうするまえに、@適切てきせつ医療いりょうける権利けんりやインフォームド・コンセント原則げんそくなどの患者かんじゃ権利けんり保障ほしょうする法律ほうりつ制定せいていし、現在げんざい医療いりょう福祉ふくし介護かいごしょ制度せいど不備ふび問題もんだいてん改善かいぜんして、しん患者かんじゃのための医療いりょう実現じつげんされるよう制度せいど環境かんきょう確保かくほされること、A緩和かんわ医療いりょう在宅ざいたく医療いりょう介護かいご救急きゅうきゅう医療いりょうとう充実じゅうじつされることが必要ひつようであるとしたところであるが、現在げんざいもなお、@、Aのいずれについてもまった改善かいぜんされていない。そのため、とう連合れんごうかいは、2011ねん10がつだい54かい人権じんけん擁護ようご大会たいかいにおいて「患者かんじゃ権利けんりかんする法律ほうりつ制定せいていもとめる決議けつぎ」を採択さいたくし、くにたいして、患者かんじゃ医療いりょう客体かくたいではなく主体しゅたいとし、その権利けんり擁護ようごする視点してんって医療いりょう政策せいさく実施じっしされ、医療いりょう提供ていきょう体制たいせい医療いりょう保険ほけん制度せいどなどを構築こうちくし、整備せいびするための基本きほん理念りねんとして、人間にんげん尊厳そんげん不可侵ふかしん安全あんぜんしつたか医療いりょう平等びょうどうける権利けんり患者かんじゃ自己じこ決定けっていけん実質じっしつてき保障ほしょうなどをさだめた患者かんじゃ権利けんりかんする法律ほうりつ早期そうき制定せいていもとめたものである。

ほん法律ほうりつあんは、以上いじょうのように、「尊厳そんげん」の法制ほうせい制度せいど設計せっけい先立さきだって実施じっしされるべき制度せいど整備せいびまったくなされていない現状げんじょうにおいて提案ていあんされたものであり、いまだ法制ほうせい検討けんとうする基盤きばんがないというべきである。しかも、ほん法律ほうりつあんは、医師いしが、患者かんじゃ希望きぼう表明ひょうめいした書面しょめんにより延命えんめい措置そち開始かいしすることができ、かつその医師いし一切いっさい免責めんせきするということのみを法制ほうせいする内容ないようであって、患者かんじゃ視点してんって、患者かんじゃ権利けんりしん保障ほしょうする内容ないようとはいいがたい。また、「尊厳そんげん」の法制ほうせいは、医療いりょうのみならず社会しゃかい全体ぜんたい、ひいては文化ぶんかおよぼす影響えいきょうおおきい重大じゅうだい問題もんだいであり、その是非ぜひ内容ないよう、あるいは前提ぜんてい条件じょうけんなどについて、慎重しんちょうかつ十分じゅうぶん国民こくみんてき議論ぎろんくされることが必須ひっすである。

とう連合れんごうかいは、こうした前提ぜんていいたまま、ひと生命せいめい定義ていぎかかわり国民こくみんすべてに影響えいきょうする法律ほうりつ拙速せっそく制定せいていすることに、反対はんたいする。

2012ねん平成へいせい24ねん)4がつにち

日本にっぽん弁護士べんごし連合れんごうかい
会長かいちょう 宇都宮うつのみや 健児けんじ

http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120404_3.html


 尊厳そんげん法制ほうせいかんがえる議員ぎいん連盟れんめい  幹事かんじ 藤原ふじわら 正司しょうじ さま

2012とし2つき29

 

尊厳そんげん法制ほうせい反対はんたいする緊急きんきゅうアピール

DPI障害しょうがいしゃインターナショナル)日本にっぽん会議かいぎ  議長ぎちょう 三澤みさわ りょう

 

しょくにおかれましては、日頃ひごろより障害しょうがいしゃ施策しさく拡充かくじゅうにご尽力じんりょくいただいていることにたいし、しんより敬意けいいあらわします。

わたしたちDPI日本にっぽん会議かいぎは、種別しゅべつえた障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい87団体だんたい加盟かめいし、1986とし結成けっせい以来いらい自立じりつ社会しゃかい参加さんか権利けんり保障ほしょう確立かくりつするための活動かつどうすすめてきています。近年きんねん2006とし国連こくれん採択さいたくされた障害しょうがいしゃ権利けんり条約じょうやく批准ひじゅんけて、内閣ないかく設置せっちされたさわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎなどをつうじて、さらにその取組とりくみを強化きょうかしています。とりわけ、どんなに重度じゅうど障害しょうがいがあっても地域ちいきでの自立じりつした生活せいかつ権利けんり実現じつげん目指めざして活動かつどうすすめています。

さて、議員ぎいん連盟れんめい法制ほうせい検討けんとうしている「終末しゅうまつ医療いりょうにおける患者かんじゃ意思いし尊重そんちょうかんする法律ほうりつあん(仮称かしょう)」につきまして、わたしたちはつよ危機ききかんってめています。なぜこのような法律ほうりつ必要ひつようなのか、だれのために必要ひつようなのか理解りかいできません。よう東西とうざいわず、歴史れきしじょう障害しょうがいしゃ生存せいぞんおびやかされ、きびしい差別さべつ偏見へんけん排除はいじょなか過酷かこく生活せいかついられてきました。21世紀せいき今日きょうにおいてさえ、障害しょうがいしゃ人権じんけん確立かくりつしたとは到底とうていえる状況じょうきょうではありません。

  障害しょうがいがあっても人々ひとびと同等どうとうの、たりまえらしが出来できること、おも病気びょうきであっても、必要ひつよう医療いりょう介護かいごけながら、そのひとらしい尊厳そんげんあるせい保証ほしょうすることこそが、くに責任せきにんではないでしょうか。人間にんげん生死せいしかかわる重大じゅうだいほう制度せいどが、国民こくみんてき議論ぎろんもないまま法案ほうあん作成さくせいされ、国会こっかい上程じょうていされようとしていることはだんじてゆるされません。

  以下いか現在げんざいしめされている内容ないようについて、わたしたちの見解けんかい表明ひょうめいするとともに、2てん要望ようぼうをいたします。

  医療いりょう現場げんばにおける医師いし患者かんじゃあるいは家族かぞくとの関係かんけいは、医師いしがわ優位ゆういせいがあるとわざるをず、対等たいとうせい担保たんぽするための実効じっこうせいのある施策しさく整備せいびが まず必要ひつようである。

  終末しゅうまつ」の認識にんしき個々人ここじんによってことなるものであり、一律いちりつ法律ほうりつなどによってめられるものではない。

延命えんめい措置そち」という表現ひょうげんは、マイナスイメージとして使用しようされており、必要ひつようのないものという認識にんしき前提ぜんていとなっている。人工じんこう呼吸こきゅう栄養えいよう補給ほきゅう人工じんこうとおる 析などは、「きるための必要ひつよう不可欠ふかけつ手段しゅだん」である。「生存せいぞん期間きかん延長えんちょう」のた めの行為こういはなぜ必要ひつようではないとれるのか不明ふめいである。

  呼吸こきゅう使用しようしないでしい」、「はずしてしい」というこえ現場げんばではあるかもしれない。大切たいせつなことはなぜそうしたこえがってくるのかということだ。そのおもい、背景はいけい十分じゅうぶん検証けんしょうしなければならない。手続てつづきとしての「延命えんめい措置そちひかえ」は、軽々けいけいかたるべきことではない。

  免責めんせき条項じょうこう医師いし心理しんりてき負担ふたん軽減けいげんするであろうか。ほん条項じょうこう法律ほうりつあんきもであるとすればまさに本末転倒ほんまつてんとうわざるをない。

  昨年さくねん通常つうじょう国会こっかい全会ぜんかい一致いっち成立せいりつ8つきより施行しこうされている改正かいせい障害しょうがいしゃ基本きほんほうでは、そのだい3じょうに「すべての障害しょうがいしゃが、障害しょうがいしゃでないものひとしく、基本きほんてき人権じんけん享有きょうゆうする個人こじんとしてその尊厳そんげんおもんぜられ、その尊厳そんげんにふさわしい生活せいかつ保障ほしょうされる権利けんりゆうする」と規定きていされている。また、基本きほんほう改正かいせい施行しこう直後ちょくごにまとめられたさわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎ総合そうごう福祉ふくし部会ぶかいの「総合そうごう福祉ふくしほうかんする骨格こっかく提言ていげん」では、地域ちいき生活せいかつする基本きほんてき権利けんりとして「障害しょうがいゆえにいのち危険きけんにさらされない権利けんりゆうし、そのための支援しえんける権利けんり」の保障ほしょうもとめている。

  このように障害しょうがいしゃ権利けんり条約じょうやく批准ひじゅんけた障害しょうがいしゃ制度せいど改革かいかくでは「尊厳そんげんにふさわしい生活せいかつ保障ほしょうされる権利けんり」をもとめているが、現在げんざいすすめられようとしている法制ほうせいは、こうしたうごきと逆行ぎゃっこうするものとわざるをない。

                          

 障害しょうがいしゃ患者かんじゃ家族かぞくとう当事とうじしゃ関係かんけいしゃ意見いけん十分じゅうぶん聴取ちょうしゅすること。

現在げんざいすすめられている法制ほうせい白紙はくし撤回てっかいすること。

以上いじょう

 

  尊厳そんげん法制ほうせい終末しゅうまつ医療いりょうにおける患者かんじゃ意思いし尊重そんちょうかんする法律ほうりつあん 反対はんたいする(声明せいめいぶん


 社団しゃだん法人ほうじん全国ぜんこく脊髄せきずい損傷そんしょうしゃ連合れんごうかい    ふく理事りじちょう 大濱おおはましん

 特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじん日本にっぽんせきずい基金ききん 理事りじちょう 大濱おおはましん

 

  いわゆる尊厳そんげん法案ほうあんでは「終末しゅうまつ医療いりょうにおける患者かんじゃ意思いし尊重そんちょう」することが

 前面ぜんめんうたわれている。ここで、ほん法案ほうあん定義ていぎで「終末しゅうまつ」とは、「患者かんじゃが、傷病しょうびょう

 についておこなすべての適切てきせつ治療ちりょうけた場合ばあいであっても回復かいふく可能かのうせいがな

 く、かつ、死期しき間近まぢかであると判定はんていされた状態じょうたいにある期間きかんをいうもの」とある。

  しかし、

 1.だれが「適切てきせつ治療ちりょうけた場合ばあい」と判断はんだんするのか? いいかえれば、リスボ

 宣言せんげん患者かんじゃ権利けんりかんする世界せかい医師いしかいWMA)リスボン宣言せんげん)の原則げんそくとして

 の、患者かんじゃが「良質りょうしつ医療いりょうける権利けんり」に、医師いし十分じゅうぶんこたえたかをだれ判断はんだん

 るのか?


⇒ 現実げんじつ問題もんだいとして、判断はんだんしうるひとはいない。


 
※ 私事しじであるが、大濱おおはまは、頸髄を損傷そんしょうした当初とうしょ急性きゅうせいに3医師いしから「あ

 数時間すうじかんいのちですから」と家族かぞく親戚しんせき集合しゅうごう命令めいれいがかかった。また、頸髄を損傷そんしょう

 して1週間しゅうかんに、気管きかん切開せっかいされて人工じんこう呼吸こきゅう装着そうちゃくされていた。

 このような、私事しじらしわせたケースを想定そうていすると、途中とちゅう医師いしが「適切てきせつ

 治療ちりょうをした」また「回復かいふく可能かのうせいがなく、かつ、死期しき間近まぢか」と判断はんだんしたとし

 て、頸髄を損傷そんしょうする以前いぜんわたしが「延命えんめい措置そちひかえを希望きぼうする意思いし書面しょめん」にサ

 インしていたらいまわたし存在そんざいしない。

 このように、「延命えんめい措置そち差控さしひかえ」について終末しゅうまつであるとの判断はんだん医師いしゆだ

 られるとしたら、医療いりょう技術ぎじゅつ日進月歩にっしんげっぽ発展はってんするなかで、医師いしによって、病院びょういん

 よって医療いりょう水準すいじゅん差異さいつね存在そんざいし(すべての医師いしまたは病院びょういん最高さいこう最善さいぜんみず

じゅんたっすることは不可能ふかのう)、「最善さいぜん良質りょうしつ医療いりょう」を患者かんじゃけらない以上いじょうゆい

はてとしては殺人さつじんである。

すなわち、リスボン宣言せんげんうたう「良質りょうしつ医療いりょうける権利けんり」を医師いし患者かんじゃまっと

させようとすれば、この法案ほうあんう「適切てきせつ治療ちりょう」を完遂かんすいしたと判断はんだんくだせるひと

はいない。


 
2.「回復かいふく可能かのうせいがなく」の判断はんだんは、医師いしでも困難こんなんであり、経験けいけんそくもとづいた

 推定すいてい程度ていどあろう。だとすれば、経験けいけんそくもとづいた推定すいてい治療ちりょうひかえ、いたり

 らしめたとすると、たとえ同意どういぶんがあろうともこれは殺人さつじんであろう。また、おな

 くリスボン宣言せんげんの「1.良質りょうしつ医療いりょうける権利けんり」のaこうcこうdこうfこうはん

 ている。とくにfこうの「患者かんじゃ継続けいぞくせいのある医療いりょうける権利けんりゆうする。医師いし

 学的がくてき適切てきせつなケアが一貫いっかんせいたもって患者かんじゃ提供ていきょうされるよう医療いりょう提供ていきょうしゃ協力きょうりょく

 する義務ぎむう。医師いしは、患者かんじゃがそれにわる治療ちりょう機会きかいられるような適切てきせつ

 支援しえん十分じゅうぶん配慮はいりょをすることなしに、医学いがくてき必要ひつよう治療ちりょう中断ちゅうだんしてはならな

 い。」の中断ちゅうだんであり、かぎりなく殺人さつじんちか行為こういまたは殺人さつじんである。

 

 3.「死期しき間近まぢかである」との判定はんていのち蘇生そせいした事例じれいは、わたし事例じれいげるま

 でもなく、多数たすう報告ほうこくされている。死期しき間近まぢかであるとの判定はんていは、だれにもできない。

 以上いじょうのように、ほん法案ほうあん大前提だいぜんていとしている「終末しゅうまつ」の定義ていぎ規定きていそのものが現実げんじつ

 てき無理むりがあり、終末しゅうまつ判断はんだんできるひと医師いし)は存在そんざいしない。存在そんざいするとすれ

 ば、リスボン宣言せんげん無視むしあるいは違反いはんし、患者かんじゃ誘導ゆうどうするもの医師いし)であ

 る。この場合ばあい殺人さつじんざいわれるであろう。


 
最近さいきん事例じれいとして

 2011ねんがつ27にち24あいだ介護かいご必要ひつようなのに公的こうてき介護かいご時間じかん上限じょうげんがあるの

 違法いほうとして、和歌山わかやまむALSの患者かんじゃが、相手あいてに24あいだ介護かいごもと

 訴訟そしょうで、和歌山わかやま地裁ちさいは、患者かんじゃにんが1にち20あいだ介護かいごサービスをけられる

 ようかり義務付ぎむづ命令めいれいした。

 

 ----------------------------------------

 地裁ちさいによるかり義務付ぎむづ命令めいれいによる波及はきゅう効果こうか

 

 上記じょうき地裁ちさいかり義務付ぎむづけの命令めいれい直後ちょくご京都きょうと近隣きんりんで、地域ちいき

 ALS患者かんじゃたいして、(それまで重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご支給しきゅう110あいだ上限じょうげん

 っていたが)、いちにち20あいだ支給しきゅう決定けっていをしたいとした。

 この自治体じちたいはそのまえつきまで、そのALS患者かんじゃたいして、「うちでは上限じょうげん

 300あいだ」とっていた。

 そういう行政ぎょうせい雰囲気ふんいきけ、そのALS患者かんじゃは、介護かいごおもくなったら家族かぞくに迷

 惑がかかる、そこまで家族かぞくくるしめたくない、呼吸こきゅうはつけずにぬ、とって

 いました。

 主治医しゅじいも、「この患者かんじゃ呼吸こきゅうつけずにくのかな」という認識にんしきだった。

 和歌山わかやま地裁ちさいかり義務付ぎむづ命令めいれいくだした翌日よくじつに、このALS患者かんじゃのケア会議かいぎがあ

 り、自治体じちたい職員しょくいん同席どうせき。ALS患者かんじゃは「行政ぎょうせいのヘルパー時間じかんすう判断はんだん次第しだい

 は、家族かぞく迷惑めいわくかかるから呼吸こきゅうをつけない。どういう意向いこうか」、と職員しょくいんとい

 いかけた。職員しょくいんは、おなじようなALSの患者かんじゃで、近隣きんりん都市としでも620あいだほど

 ているので、制度せいどてきにはいける、といました。

 なんと、これにより、そのALS患者かんじゃは、呼吸こきゅうをつけてきる、と判断はんだんをした。

長時間ちょうじかん介護かいごるかどうかの支給しきゅう決定けっていこそ、生死せいしをわける最大さいだい問題もんだいでした。

 それがたから、そのひとは、家族かぞくとともにきる、という決断けつだんをしました。

 ----------------------------------------

 

 上記じょうき事例じれいのように、充分じゅうぶん公的こうてき介護かいごけられないためにえらぶ、最善さいぜん

 療をけられないので選択せんたくせざるをない。このような環境かんきょう現存げんそんする。みこと

 げんのあるとはなにかという疑問ぎもんもあるが、尊厳そんげん安楽あんらく議論ぎろんは、まず安心あんしん

 きることができる社会しゃかい保障ほしょう制度せいど確立かくりつし、必要ひつようひとには必要ひつよう公的こうてき介護かいごが受

 けられ、また必要ひつよう最善さいぜん医療いりょうほどこされるまでは、議論ぎろん遡上そじょうせるのは危険きけん

 である。選択せんたくしたくないのに、現状げんじょう社会しゃかい保障ほしょう制度せいどでは選択せんたくせざるを

 い。このような状況じょうきょう助長じょちょうし、黙認もくにんしているこの法案ほうあんは、非常ひじょう危険きけんである。

 

 したがって、とう団体だんたいとしては、ほん法案ほうあん反対はんたいする。

                                                  以上いじょう

 

 

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

参考さんこう

 20あいだ介護かいごみとめる=ALS訴訟そしょうはつかり義務付ぎむづけ−和歌山わかやま地裁ちさい

 時事じじ 2011/09/27-19:37

 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011092700800

  24あいだ介護かいご必要ひつようなのに公的こうてき介護かいご時間じかん上限じょうげんがあるのは違法いほうとして、和歌わか

 やますじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう(ALS)の70だい男性だんせい患者かんじゃにんが、相手あいて

 に24あいだ介護かいごもとめた訴訟そしょうで、和歌山わかやま地裁ちさい高橋たかはし善久よしひさ裁判さいばんちょう)は27にちまで

 に、患者かんじゃにんが1にち20あいだ介護かいごサービスをけられるようかり義務付ぎむづ命令めいれい

 した。原告げんこく弁護べんごだんによると、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうをめぐる裁判さいばんで、かり義務ぎむづけ

 命令めいれいたのははじめて。決定けっていは26にちづけ。もう一人ひとり原告げんこく患者かんじゃ今月こんげつにちほろび

 くなったため、決定けっていわなかった。決定けっていは、原告げんこく患者かんじゃにはほぼ常時じょうじ介護かいご

 サービスが必要ひつようみとめたうえで、つま健康けんこう状態じょうたい経済けいざい状況じょうきょう考慮こうりょ。1にち20あいだぶん

 介護かいごサービスについて公的こうてき給付きゅうふ必要ひつよう判断はんだんした。そのうえで「緊急きんきゅう必要ひつようせい

 ある」としてたいし、介護かいご保険ほけんほうまかなわれている3.5あいだぶんくわえ、障害しょうがいしゃ

 自立じりつ支援しえんほうもとづき1にち16.5あいだ介護かいご給付きゅうふ支給しきゅうかり義務付ぎむづけた。





過疎かそ自立じりつ生活せいかつセンターをつくりたい障害しょうがいしゃ
募集ぼしゅう過疎かそ対策たいさく助成じょせい貸付かしつけ実施じっし

自薦じせんヘルパー(パーソナルアシスタント制度せいど推進すいしん協会きょうかい

 全国ぜんこく各地かくち障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてきにCIL(重度じゅうど障害しょうがいしゃ施設しせつ親元おやもとから地域ちいき自立じりつ生活せいかつできるように支援しえんする事業じぎょうたいうん動体どうたい)をげるための助成じょせい貸付かしつけ、さまざまな研修けんしゅう提供ていきょうしています。(通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅうおこなっています)。エンパワメント(サービスを使つか障害しょうがいしゃ自身じしん社会しゃかいりょくなどをつける)方式ほうしき自立じりつ支援しえんサービスをおこないながら、地域ちいき制度せいどえる運動うんどうおこなうという理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう研修けんしゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです。研修けんしゅう参加さんか交通こうつう助成じょせいされます。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう24時間じかん介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつ生活せいかつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。(通常つうじょう、CILのげには、古参こさんのCILでのすうねん研修けんしゅう勤務きんむ)が必要ひつようで、運動うんどう経験けいけん社会しゃかい経験けいけんがあるひとでも2ねんほどの研修けんしゅう時間じかんすう必要ひつようです。しかし、大都市だいとしからはなれた地域ちいきでCILをつくるためには、すう年間ねんかん勤務きんむ研修けんしゅうむずかしいため、地元じもと生活せいかつしつつ、通信つうしん研修けんしゅう合宿がっしゅく研修けんしゅう基礎きそまなんだのち実地じっちすこしずつちいさなCILをはじめながら、毎週まいしゅう連絡れんらくりつつ5〜10ねんほどかけてノウハウをおぼえて成長せいちょうしていく方法ほうほうおこなっています)。

くわしくはお問合といあわください。フリーダイヤル0120−66−0009(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10どき22どき)へ。

 

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります。

団体だんたいめい個人こじんめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ

名前なまえ

障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい

Tel

Fax

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市町村しちょうそん交渉こうしょうして制度せいど改善かいぜん

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごなどヘルパー制度せいどの24あいだですが、長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいど必要ひつようさい重度じゅうど障害しょうがいしゃであっても、市町村しちょうそんには、障害しょうがいしゃ個々人ここじん自立じりつした生活せいかつができるような支給しきゅう決定けっていをする責任せきにんがあります(障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうじょうだいこう)。現在げんざいくに障害しょうがいヘルパー制度せいど理念りねんにのっとって、必要ひつようなヘルパー時間じかん個々人ここじんごとに決定けっていしている市町村しちょうそんえてきた一方いっぽう、いまだに過半数かはんすう市町村しちょうそんでは、長時間ちょうじかん介護かいご必要ひつようとする重度じゅうど障害しょうがいしゃたいして、一律いちりつのヘルパー制度せいど上限じょうげんもうけるなど、制度せいど運営上うんえいじょう違反いはんおこなっている実態じったいがあります。

 自立じりつ支援しえんほう施行しこうにより、ヘルパー制度せいど義務ぎむてき経費けいひとなったため、1ねんちゅう、いつのぶしからの新規しんき利用りよう開始かいし施設しせつとうからの地域ちいき移行いこうによるアパートらしなど)でも、国庫こっこ負担ふたんがつきます。

 市町村しちょうそん交渉こうしょうし、いのちにかかわる状態じょうたいであることを事細ことこまかに説明せつめいし、必要ひつようなヘルパー制度せいど補正ほせい予算よさんんでもらうまで交渉こうしょうつづける必要ひつようがあります。

 交渉こうしょういまからおこなえます。以前いぜんから1にんらししているほうも、いまから時間じかんすうアップにけて交渉こうしょうおこなうことが可能かのうです。(たとえば、「学生がくせいボランティアが卒業そつぎょうとうでいなくなってしまった」、「障害しょうがい進行しんこうした」、「制度せいど不足ふそくする部分ぶぶんのヘルパー時間じかん緊急きんきゅう対応たいおうとして無料むりょう介助かいじょ派遣はけんしてくれていた事業じぎょうしょが、それをできなくなった」などの理由りゆうがある場合ばあいは、緊急きんきゅう交渉こうしょう可能かのうです)。

 

不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうのアドバイスも実施じっし

 交渉こうしょうしても進展しんてんまったくみこめなくなった場合ばあいや、交渉こうしょう拒否きょひなどをする悪質あくしつ市町村しちょうそん場合ばあいには、都道府県とどうふけんへの不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうのアドバイスもおこなっています。不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうには祈願きがんがありますが、実際じっさいには、再度さいど支給しきゅうりょう増加ぞうか申請しんせい市町村しちょうそんして時間じかんすう変更へんこうなしの通知つうちけられるので、事実じじつじょうは、期限きげんなしにいつでも不服ふふく審査しんさ請求せいきゅうせます。

 

入院にゅういんちゅう介護かいご制度せいどもつくろう

 入院にゅういんちゅう介護かいご制度せいどは、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう実施じっし可能かのうで、国庫こっこ補助ほじょもつくので、自治体じちたい単独たんどく制度せいどつくるしかなかった支援しえん制度せいど以前いぜんくらべて、比較的ひかくてき容易ようい制度せいどつくることが可能かのうです。病院びょういん診療しんりょう報酬ほうしゅう通知つうちとの関係かんけいで、コミュニケーション支援しえん事業じぎょうとして実施じっしすることになります。交渉こうしょう説明せつめいがきちんとできないと言語げんご障害しょうがいしゃのみを対象たいしょうにする制度せいどになってしまいますが、たとえば腹痛はらいた肺炎はいえんなどで入院にゅういんしたすじジスや頸損の障害しょうがいしゃでも、こえないと介護かいご方法ほうほうなど説明せつめいできませんのでコミュニケーション支援しえん事業じぎょう入院にゅういん介護かいご制度せいど対象たいしょうくわえることが可能かのうです。西宮にしのみや松山まつやま大分おおいた広島ひろしまではそのようになっていますので、これらの要綱ようこう運用うんよう参考さんこうに、ご自分じぶん市町村しちょうそんはないをおこなってください。なお、注意ちゅういてんおおいので、交渉こうしょうまえ途中とちゅう当会とうかいにお電話でんわください。

 

 当会とうかいには、人口じんこうまんにん以下いか過疎かそまちから都会とかいまで、どんな規模きぼ自治体じちたいでも24あいだ介護かいご制度せいどつくったサポート実績じっせきがあります。入院にゅういん介護かいご制度せいど制度せいどのノウハウも豊富ほうふです。交渉こうしょうをしたいほうは、制度せいどがかりまでご連絡れんらくください。厚生こうせい労働省ろうどうしょう情報じょうほう交渉こうしょうすすんでいる自治体じちたい制度せいど情報じょうほう交渉こうしょうノウハウ情報じょうほうなど、さまざまな情報じょうほうがあります。当会とうかい毎週まいしゅう電話でんわをかけつつった交渉こうしょうで24あいだ介護かいご保障ほしょうになった実績じっせきおおくあります。ぜひ交渉こうしょうにお役立やくだててください。

 制度せいどがかり 0037−80−4445通話つうわりょう無料むりょう)11〜23

 

 

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交渉こうしょうノウハウの第一歩だいいっぽはこの資料しりょう熟読じゅくどくをおすすめします。

 



















全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

略称りゃくしょう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい  フリーダイヤル 0120−66−0009

フリーダイヤル FAXふぁっくす 0120−916−843

 

2009としがつより重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご給与きゅうよ12加算かさん手当てあて開始かいし条件じょうけんあり)

2009とし10がつより東京とうきょう地区ちくではさらに処遇しょぐう改善かいぜん事業じぎょう臨時りんじ手当てあて220えん/どき加算かさん

区分くぶん6むけ時給じきゅう1250えんほうは、加算かさんがつくと、+150えん+220えん時給じきゅう1620えんに。)

 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます   対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょがみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような、登録とうろくのみのシステムを障害しょうがいヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅう求人きゅうじんしてひとあつまる金額きんがくにアップする個別こべつ相談そうだんシステムもあります。

 

利用りよう方法ほうほう

 広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから障害しょうがい介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこないヘルパー制度せいど手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。

 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ身体しんたい介護かいごがた時給じきゅう1500えん(1.あいだ以降いこうは1200えん)(東京とうきょう周辺しゅうへんけん時給じきゅう1900えん。1.あいだ以降いこうは1300えん)、家事かじがた1000えん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶんにより時給じきゅう1100(区分くぶん以下いか)・1250えん区分くぶん6)・1450えんさい重度じゅうど)が基本きほんですが、長時間ちょうじかん利用りよう場合ばあい求人きゅうじん広告こうこくして(広告こうこく費用ひよう助成じょせいあり)にん確保かくほできる水準すいじゅんになるよう時給じきゅうアップの相談そうだんります。(なお、2009としがつより重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごのヘルパーには12%の保険ほけん手当てあて加算かさんします。手当てあては、厚生こうせい年金ねんきんれない短時間たんじかんほうのみ。また、利用りよう時間じかん120時間じかん未満みまん利用りようしゃ介護かいごしゃ加算かさんがつきません)介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。(3きゅう障害しょうがい制度せいどのみ。介護かいご保険ほけんにはれません)重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、障害しょうがいしゃ新規しんき資格しかくしゃ求人きゅうじん広告こうこくとうして確保かくほし、2にちで20あいだ研修けんしゅう受講じゅこうしてもらえば介護かいごれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm


2009ねん10がつよりさらに大幅おおはば時給じきゅうアップ

2012年度ねんど改正かいせい物価ぶっかマイナス0.8%にあわせて制度せいど単価たんかがりますが、給与きゅうよげません

  処遇しょぐう改善かいぜん助成じょせいきんが2012年度ねんど以降いこう継続けいぞくとなりました。各地かくちがくちがいますが、広域こういき協会きょうかい東京とうきょうブロック(東京とうきょう千葉ちばけん西部せいぶ埼玉さいたまけん南部なんぶ神奈川かながわけん北部ほくぶ山梨やまなしけん東部とうぶ)では、以下いかのように手当てあて継続けいぞくます。(東京とうきょう以外いがい地域ちいきでは、時給じきゅうアップではなくボーナス方式ほうしきのアップの地域ちいきもあります)

2012としがつ以降いこう時給じきゅう体系たいけい

東京とうきょうブロック(東京とうきょう千葉ちばけん西部せいぶ埼玉さいたまけん南部なんぶ神奈川かながわけん北部ほくぶ山梨やまなしけん東部とうぶ))

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごさい重度じゅうど

1840えん基本給きほんきゅう1450えん+保険ほけん手当てあて170えん※2+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて220えん

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶん6)

1620えん基本給きほんきゅう1250えん+保険ほけん手当てあて150えん※2+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて220えん

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご区分くぶん以下いか

1450えん基本給きほんきゅう1100えん+保険ほけん手当てあて130えん※2+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて220えん

身体しんたい介護かいごがた※1

1.5hまで2120えん基本給きほんきゅう1900えん+臨時りんじ手当てあて220えん1.5以降いこう1510えん基本給きほんきゅう1300えん+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて220えん

家事かじ援助えんじょがた※1

1220えん基本給きほんきゅう1000えん+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて220えん

介護かいご保険ほけん身体しんたい介護かいごがた※1

1.5hまで2090えん基本給きほんきゅう1900えん+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて190えん1.5以降いこう1490えん1300えん+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて190えん

介護かいご保険ほけん生活せいかつ援助えんじょがた※1

1190えん基本給きほんきゅう1000えん+処遇しょぐう改善かいぜん手当てあて190えん

処遇しょぐう改善かいぜん手当てあてくに介護かいご人材じんざい処遇しょぐう改善かいぜん事業じぎょう助成じょせいによるもの。2012ねん改正かいせい基金ききん事業じぎょうから一般いっぱん会計かいけい制度せいどになりました。220えん東京とうきょうブロックの金額きんがくで、のブロックでは事業じぎょうしょにより金額きんがくわります。ボーナス方式ほうしき地域ちいきもあります。くわしくはおわせを。

1)身体しんたい介護かいごがた3きゅうヘルパーやみなし資格しかくしゃはい場合ばあい時給じきゅう70%(東京とうきょう地区ちく以外いがい場合ばあい1.5時間じかんまで1050えん1.5時間じかん以降いこう840えん)、家事かじ援助えんじょ生活せいかつ援助えんじょ90%(900えん)になります。

※2保険ほけん手当てあては、当会とうかい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごつき120以上いじょう利用りようしている利用りようしゃのヘルパーのうち、社会しゃかい保険ほけん加入かにゅうしゃたいして支給しきゅうされます。常勤じょうきん4ぶん3以上いじょう稼動かどうして社会しゃかい保険ほけん加入かにゅうした場合ばあい手当てあて支給しきゅうはありません。 (東京とうきょうブロックはしゅう24あいだ労働ろうどうから厚生こうせい年金ねんきん加入かにゅう可能かのう



 

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

求人きゅうじん広告こうこく助成じょせい・フリーダイヤルでの求人きゅうじん電話でんわ受付うけつけ代行だいこうなども実施じっし

 

 全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしゃ登録とうろく介助かいじょしゃけに重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう開催かいさいしています。東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうで、2日間にちかん受講じゅこう完了かんりょうです。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでOK。のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)障害しょうがい身体しんたい介護かいごれる3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅう開催かいさいしています。通信つうしん部分ぶぶん2週間しゅうかん)は自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなどで3日間にちかん受講じゅこう可能かのう。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。3きゅう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち研修けんしゅう参加さんか東京とうきょうまでの交通こうつう宿泊しゅくはく求人きゅうじん広告こうこく全額ぜんがく助成じょせいします。(3きゅう身体しんたい介護かいご時給じきゅう3わりげんのため、はたらきながら2きゅうをとればその費用ひよう助成じょせい対象たいしょうです)。求人きゅうじん広告こうこく助成じょせい・フリーダイヤル求人きゅうじん電話でんわ受付うけつけ代行だいこうかならひとやとえる効果こうかてき広告こうこく方法ほうほうのアドバイスなども実施じっし

 

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています

 

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい

自薦じせん登録とうろく継続けいぞく保障ほしょうのみを目的もくてきつくられた営利えいり団体だんたい

        市町村しちょうそんへの請求せいきゅう事務じむ給与きゅうよ支払しはら事務じむとう業務ぎょうむ委託いたく提携ていけい

 

かくけん指定してい事業じぎょうしゃ

 

障害しょうがいしゃ団体だんたい) 

 

かくけん指定してい事業じぎょうしゃ

 

(CILなど) 

     介護かいごしゃ登録とうろく介護かいごりょう振込ふりこみ         介護かいごしゃ登録とうろく介護かいごりょう振込ふりこみ

 

障害しょうがいしゃ介護かいごしゃ

 

障害しょうがいしゃ介護かいごしゃ

 

障害しょうがいしゃ介護かいごしゃ

 

障害しょうがいしゃ介護かいごしゃ

 

障害しょうがいしゃ介護かいごしゃ

 

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10どき22とき 

  

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく2000とし4つき時点じてん

名前なまえ    (所属しょぞく団体だんたいとう

花田はなた貴博たかひろ  (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク/CIL札幌さっぽろ北海道ほっかいどう

篠田しのだ たかし   NPO自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた新潟にいがたけん

三澤みさわ りょう   (DPI日本にっぽん会議かいぎ東京とうきょう

尾上おがみ浩二こうじ  (DPI日本にっぽん会議かいぎ東京とうきょう

中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/JIL/ヒューマンケア協会きょうかい東京とうきょう

八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)東京とうきょう

樋口ひぐち恵子けいこ  NPOスタジオIL文京ぶんきょう東京とうきょう

佐々木ささき信行のぶゆき              (ピープルファースト東京とうきょう東京とうきょう

加藤かとうしん規子のりこ              NPO精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)東京とうきょう

横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかいHANDS世田谷せたがや東京とうきょう

えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい東京とうきょう

名前なまえ  (所属しょぞく団体だんたいとう

川元かわもと恭子きょうこ                全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら東京とうきょう

渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ静岡しずおか障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつセンター)静岡しずおかけん

山田やまだ昭義あきよし  社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ愛知あいちけん

斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい愛知あいちけん

森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん大阪おおさか

村田むらた敬吾けいご  NPO自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)大阪おおさか

光岡みつおかかおるあきら  NPOすてっぷ/CIL米子よなご鳥取とっとりけん

栗栖くりす豊樹とよき  ともまなびあう教育きょういくをめざすかい/CILてごーす)広島ひろしまけん

佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい/CIL高松たかまつ香川かがわけん

藤田ふじためぐみこう  HANDS高知こうち土佐とさ重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい高知こうちけん

田上たうえささえろう  NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい熊本くまもとけん

 


全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい自薦じせん利用りようについてのQ&Aきゅーあんどえー

 

求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう助成じょせい・ヘルパー研修けんしゅう費用ひよう交通こうつう宿泊しゅくはく助成じょせい

 

 自薦じせんヘルパーの確保かくほは、みなさん、どうしているのでしょうか?

  知人ちじんなどにこえをかけるのでしょうか?

 おおくの障害しょうがいしゃは、求人きゅうじん広告こうこく使つかっています。おおいのはえきやコンビニなどで無料むりょう配布はいふされているタウンワークなどです。掲載けいさいりょうは1週間しゅうかん掲載けいさい1ばんちいさいわくで2〜3まんえんほどです。

 重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、かならず8あいだ程度ていど以上いじょう連続れんぞく勤務きんむにし、日給にっきゅうまんえん以上いじょう広告こうこく掲載けいさいします。資格しかく経験けいけんしゃ対象たいしょう広告こうこくします。(やとった直後ちょくごに2日間にちかん研修けんしゅう受講じゅこう

 全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいでは、求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう助成じょせいしています。(広告こうこく内容ないようのアドバイスを広域こういき協会きょうかいけ、OKがてから広告こうこく掲載けいさいした場合ばあいで、やとった介護かいごしゃ一定いってい時間じかん介護かいごはいったあとに全額ぜんがく助成じょせい長時間ちょうじかん連続れんぞく勤務きんむ体系たいけいめば、かならず介護かいごしゃ雇用こようできるようにアドバイスいたします。

 また、求人きゅうじん広告こうこく利用りようしゃ各自かくじ責任せきにんすものですが、わせ電話でんわはフリーダイヤル番号ばんごう貸付かしつけします。電話でんわ受付うけつけ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい代行だいこうします。

 つぎに、すうにんすうじゅうにん面接めんせつし、採用さいようしゃめます。採用さいよう自分じぶんかんがかた生活せいかつのこと、介護かいご方法ほうほうなどをしっかりつたえ、教育きょういくします。

 そのつぎに、たとえば重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようしゃは、やとった介護かいごしゃ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう(20あいだ)を受講じゅこうさせる必要ひつようがあるので、東京とうきょう本部ほんぶ東海とうかい関西かんさい西日本にしにほん関係かんけい団体だんたいなどで、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご研修けんしゅう東京とうきょう受講じゅこう場合ばあいは2日間にちかん受講じゅこう完了かんりょう)を受講じゅこうさせます。

 全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいでは、研修けんしゅう受講じゅこうりょう交通こうつう宿泊しゅくはく助成じょせいしています(自薦じせんヘルパーが一定いってい期間きかん介護かいごはいったあとに、全額ぜんがく助成じょせいします。)

 (障害しょうがいのヘルパー制度せいど身体しんたい介護かいご利用りようしゃは、3きゅう研修けんしゅう受講じゅこうすることが必要ひつようで、2週間しゅうかん通信つうしん研修けんしゅう自宅じたく学習がくしゅう)レポート提出ていしゅつのあと2はくにち東京とうきょう西日本にしにほん受講じゅこう必要ひつようがあります。3きゅう時給じきゅうが3わりダウンですので、おおくははたらきながら2きゅう研修けんしゅう地元じもとなどで受講じゅこうします。3きゅうや2きゅう受講じゅこうりょう一定いってい期間きかんはたらいたあとに全額ぜんがく助成じょせいします)

 (介護かいご保険ほけんのみを利用りようする障害しょうがいしゃのヘルパーは、2きゅう受講じゅこうする必要ひつようがありますので、資格しかくしゃをいきなり雇用こようするのは困難こんなんです。2きゅう限定げんてい求人きゅうじんすしかありませんが、2きゅうっている労働ろうどう人口じんこう資格しかくしゃくらべてとてもすくないので、かなり給与きゅうよたかくないと、求人きゅうじんしてもひとあつまりにくいです。さい重度じゅうど場合ばあい介護かいご保険ほけんけていても、上乗うわのせして障害しょうがい重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごなどを利用りようできますので、まずは障害しょうがい制度せいど部分ぶぶんのみで自薦じせんヘルパーを雇用こようして、はたらきながら2きゅうをとり、介護かいご保険ほけん自薦じせんにするという方法ほうほうがあります。この場合ばあいでも2きゅう受講じゅこうりょう一定いってい時間じかん助成じょせいします)

 

 全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つか障害しょうがいしゃ自薦じせんヘルパーの怪我けが物品ぶっぴん損傷そんしょうなどの保険ほけん保障ほしょうは?

 

 民間みんかん損害そんがい保険ほけんはいっているので、障害しょうがいしゃもの福祉ふくし機器ききこわしたり、外出がいしゅつ介護かいごさきくしたりしても、損害そんがい保険ほけん全額ぜんがく保障ほしょうされます。

 また、ヘルパーの怪我けが労災ろうさい保険ほけんで、治療ちりょうだい収入しゅうにゅう保障ほしょうられます。病気びょうき連続れんぞく4にち以上いじょうやすむと社会しゃかい保険ほけんから(常勤じょうきんの4ぶんの3以上いじょうひとかぎる)保障ほしょうされます。通院つういん入院にゅういんなどは民間みんかん損害そんがい保険ほけんからも給付きゅうふ場合ばあいがあります。

 


全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう

障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。

 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそん)

 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。

 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。

 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。

 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。

 支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたい全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになります。

 全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになります。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。

47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこなえば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになります。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。(できればかくけんに2〜3ヶ所かしょあれば、よりいい)。

全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。(他薦たせんヘルパーでは時間じかんすうをのばすと、各自かくじ障害しょうがい生活せいかつスタイルにわず、いろんな規制きせい生活せいかつしにくくなるので、交渉こうしょうして時間じかんすうをのばさない)

自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう

たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります)

自薦じせん登録とうろく受付うけつけはかく団体だんたいのほか、全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで広域こういき協会きょうかいでも受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。

自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。

 これにより、将来しょうらいは3300市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(関西かんさい) 24あいだ介護かいご必要ひつよう人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃですが一般いっぱん事業じぎょうしょはどこも人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃへヘルパー派遣はけんをしてくれないので、広告こうこく募集ぼしゅうした介助かいじょしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいでヘルパー研修けんしゅう受講じゅこうしてもらい、全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい利用りようしています。求人きゅうじんでの求人きゅうじん募集ぼしゅう方法ほうほうのアドバイスもけました。介助かいじょしゃへの介助かいじょ方法ほうほうおしえるのは家族かぞく支援しえんしています。

★(東日本ひがしにっぽん過疎かそまち) 1人ひとりらしで24あいだ介護かいご必要ひつようですが、介護かいご保障ほしょう交渉こうしょうをするために、身体しんたい介護かいごにちあいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい契約けいやくして、のこり19あいだ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかいから助成じょせいけ、24あいだ介助かいじょしゃをつけてまち交渉こうしょうしています。

★(東北とうほくのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、2003ねんの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで障害しょうがいヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう全国ぜんこく広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃ安定あんていしてきました。


 

 

 

 

こちら4かん現役げんえき使つかえる資料集しりょうしゅうです。自立じりつ支援しえんする団体だんたい必須ひっす

Howto介護かいご保障ほしょう 別冊べっさつ資料しりょう 

かん 生活せいかつ保護ほご住宅じゅうたく改造かいぞう福祉ふくし機器きき制度せいど

170ページ さつ1000えん(+送料そうりょう)   

 生活せいかつ保護ほご生活せいかつ福祉ふくし資金しきん日常にちじょう生活せいかつ用具ようぐなどを紹介しょうかい。このうち、生活せいかつ保護ほごない制度せいどでは、介護かいごりょう大臣だいじん承認しょうにん全国ぜんこく家賃やちん補助ほじょ敷金しききんとう住宅じゅうたく改造かいぞう高額こうがく福祉ふくし機器きき移送いそう家財道具かざいどうぐ補助ほじょいえ修理しゅうり、の制度せいどくわしく紹介しょうかいかく制度せいど厚労省こうろうしょう通知つうち掲載けいさい

 生活せいかつ保護ほご生活せいかつ福祉ふくし資金しきん使つかった住宅じゅうたく改造かいぞう介護かいごリフトなど高額こうがく福祉ふくし機器きき購入こうにゅう必要ひつようなら住宅じゅうたく改修かいしゅうわせて200まんえん以上いじょうでも可能かのう実質じっしつ自己じこ負担ふたんなしの方法ほうほう)には、このほん該当がいとうしょうまるごとコピーして生活せいかつ保護ほご担当たんとうっていってもうみしてください。

 

 

現状げんじょう制度せいどとほぼおな支援しえん制度せいど資料しりょうです。いまでも使つかえる情報じょうほうおおくあります。「事業じぎょうしょ自由じゆう選択せんたく」の仕組しくみの制度せいどができるまでの経緯けいいもわかります。

Howto介護かいご保障ほしょう 別冊べっさつ資料しりょう

かん ヘルパー制度せいど資料集しりょうしゅう 支援しえん制度せいどばん

&2002年度ねんど〜2004年度ねんど月刊げっかん全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご制度せいど情報じょうほう記事きじ抜粋ばっすい

会員かいいんおよび定期ていき購読こうどく会員かいいん 1800えん   一般いっぱん2500えん   ぜん356ページ

だい1あきら 全国ぜんこく各地かくち交渉こうしょうじょうきょうだいしょう 支援しえん制度せいどについて・だいしょう 支援しえんヘルパーの国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん問題もんだいについて・だいしょう ヘルパー研修けんしゅう関係かんけいだいしょう 介護かいご保険ほけん制度せいど/障害しょうがい施策しさく介護かいご保険ほけん統合とうごう問題もんだいだいしょう 生活せいかつ保護ほごだいしょう その

この資料しりょう見方みかた この資料しりょうは2002年度ねんど〜2004年度ねんど月刊げっかん全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご制度せいど情報じょうほう記事きじ抜粋ばっすいにより構成こうせいされています。制度せいど毎年まいとしわるため、ふる制度せいど解説かいせつのページもあります。かく記事きじ先頭せんとう記事きじかれた年月としつき記載きさいしていますので、ご確認かくにんください。

 

 

情報じょうほうふるいので、障害しょうがいしゃ雇用こよう助成じょせいきん基本きほんてき仕組しくみなどの参考さんこう程度ていどにお使つかいください

Howto介護かいご保障ほしょう 別冊べっさつ資料しりょう               (一部いちぶふる情報じょうほうあり)

かん 障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたい財源ざいげん制度せいど

134ページ さつ1000えん(+送料そうりょう)   好評こうひょう発売はつばいちゅう 

<この5かんのみ、障害しょうがいしゃ主体しゅたい団体だんたい障害しょうがいしゃ本人ほんにんのみに限定げんてい発売はつばいとします>

 全国ぜんこく使つかえる労働省ろうどうしょう障害しょうがいしゃ雇用こよう促進そくしん制度せいど助成じょせいきん詳細しょうさい・ホームヘルプ事業じぎょう委託いたくける・市町村しちょうそん障害しょうがいしゃ生活せいかつ支援しえん事業じぎょう委託いたくける・障害しょうがいていりょうだいしゅ郵便ゆうびん方法ほうほう資料しりょう(NPOほう介護かいご保険ほけん指定してい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつさせるマニュアル)など。


 

1〜3かん情報じょうほうふるくなったためそのままでは使つかえないページもありますが、交渉こうしょうには過去かこ経緯けいいることが重要じゅうようなため、つづ販売はんばいつづけます。ヘルパー制度せいど上限じょうげん撤廃てっぱい指示しじ文書ぶんしょなど、重要じゅうよう文書ぶんしょなども掲載けいさいされています。なお、最新さいしん制度せいど対応たいおうした情報じょうほうるには、以下いか資料しりょうのほか、月刊げっかんの2005年度ねんど以降いこうのバックナンバー(販売はんばいちゅう)も同時どうじにおみください

 

下記かき資料集しりょうしゅう1〜6かん介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい介護かいご制度せいど相談そうだんセンターの会員かいいん定期ていき購読こうどくしゃは3割引わりびきサービス)


Howto介護かいご保障ほしょう 別冊べっさつ資料しりょう                      しなせつななか

かん 自薦じせん登録とうろく方式ほうしきのホームヘルプサービス事業じぎょう

325ページ 1さつ1860えん(+送料そうりょう)   2000ねん10がつ発行はっこう改定かいていだいはん

だいしょう 全国ぜんこく各地かくち自薦じせん登録とうろくヘルパー   

だいしょう あなたの市町村しちょうそん自薦じせん登録とうろく方式ほうしきはじめる方法ほうほう

だいしょう 海外かいがい介護かいご制度せいど パーソナルヘルパー方式ほうしき

だいしょう  ヘルパー制度せいど そのいろいろ

資料しりょう  自治体じちたい資料しりょう 厚労省こうろうしょう指示しじ文書ぶんしょ要綱ようこう

ねん13年度ねんど厚労省こうろうしょう主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ資料しりょう上限じょうげん撤廃てっぱいについてかれた指示しじ文書ぶんしょなど)・ホームヘルプ事業じぎょう運営うんえい手引てびき・厚労省こうろうしょうホームヘルプ要綱ようこう・ヘルパー研修けんしゅう要綱ようこう・ホームヘルプ事業じぎょう実務じつむ問答もんどうしゅう(ヘルパーが障害しょうがいしゃはは)の乳児にゅうじ健常けんじょう)の育児いくじ支援しえんするれいなど事例じれい掲載けいさい

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Howto介護かいご保障ほしょう 別冊べっさつ資料しりょう 

かん 全国ぜんこく各地かくち全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう

250ページ さつ1430えん(+送料そうりょう)  2001ねんがつ発行はっこう改定かいていだいはん 

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静岡しずおか・2東京とうきょう・3大阪おおさか・4神奈川かながわけん・5熊本くまもと・6兵庫ひょうごけん 西宮にしのみや・7宝塚たからづか・8姫路ひめじ・9尼崎あまがさき・10神戸こうべ・11岡山おかやま・12宮城みやぎけん仙台せんだい・13滋賀しがけん・14新潟にいがた・15広島ひろしま・16札幌さっぽろ・17埼玉さいたまけん・18来年度らいねんど開始かいしの4・19フィンランドの介護かいご制度せいど資料しりょう・20東京とうきょうしん制度せいど特集とくしゅう・21千葉ちばけん市川いちかわ・22兵庫ひょうごけん高砂たかさご・23静岡しずおかけん清水しみず・24大津おおつ+99〜2000年度ねんど実施じっし

 ほかに、介護かいごしゃやとかた介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう使つかって介護かいご派遣はけんサービスをおこなう・介護かいごしゃとのトラブル解決かいけつほう厚労省こうろうしょう情報じょうほう などなど情報じょうほう満載まんさい  ぜん250ページ

 

Howto介護かいご保障ほしょう 別冊べっさつ資料しりょう 

かん 全国ぜんこく各地かくちのガイドヘルパー事業じぎょう

129ページ さつ750えん(+送料そうりょう)  2000ねん10がつ発行はっこう改定かいていだいはん 

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃのガイドヘルパー制度せいど現在げんざい地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう移動いどう支援しえんもとになった制度せいどです。当時とうじとく利用りよう可能かのう時間じかんすうおおい(つき120時間じかん以上いじょうすうについての要綱ようこう解説かいせつ掲載けいさい。また、厚労省こうろうしょうのガイドヘルパー実務じつむ問答もんどうしゅう出先でさきでの食事しょくじもの映画えいが鑑賞かんしょう介護かいご事例じれいなど)や指示しじ文書ぶんしょ掲載けいさい

現在げんざい、1かん品切しなぎちゅうです。1かん必要ひつようほうはCD−Rばん全巻ぜんかん収録しゅうろく)をご注文ちゅうもんください。

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