入院にゅういん中ちゅうの医療いりょう機関きかんからの外出がいしゅつ・外泊がいはく時じにおける同行どうこう援護えんご等とうの取扱とりあつかいに関かんするＱ＆Ａきゅーあんどえー

Ｑ１ 本ほん通知つうちを発出はっしゅつされた経緯けいい如何いか。
Ａ１ 医療いりょう機関きかんに入院にゅういん中ちゅうの障害しょうがい者しゃが同行どうこう援護えんご等とうの移動いどう支援しえんサービスを利用りようすること については、これまで取とり扱あつかいを明確めいかくにしていなかったところ、「障害しょうがい者しゃ総合そうごう支援しえん 法ほう施行しこう３年ねん後ごの見直みなおしについて」（平成へいせい 27 年ねん 12 月がつ 14 日にち社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎ会かい障害しょうがい 者しゃ部会ぶかい 報告ほうこく書しょ）において、「医療いりょう機関きかんに入院にゅういん中ちゅうの外出がいしゅつ・外泊がいはくに伴ともなう移動いどう支援しえんについては、 障害しょうがい福祉ふくしサービス（同行どうこう援護えんご、行動こうどう援護えんご、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご）が利用りようできることを明確めいかく 化かすべきである。」とされたことを受うけ、「入院にゅういん中ちゅうの医療いりょう機関きかんからの外出がいしゅつ・外泊がいはく時じに おける同行どうこう援護えんご等とうの取扱とりあつかいについて」（平成へいせい 28 年ねん６月がつ 28 日にち障さわ障さわ発はつ 0628 第だい１ 号ごう。以 下か「通知つうち」という。）を発出はっしゅつしたところである。

Ｑ２きゅーつー 居宅きょたく介護かいごにおける通院つういん介助かいじょや通院つういん等とう乗降じょうこう介助かいじょは本ほん通知つうちの対象たいしょう外がいか。
Ａ２ お見込みこみのとおり。

Ｑ３ 長期ちょうき入院にゅういんをしている者ものなど、これまで障害しょうがい福祉ふくしサービスを利用りようされてこなかっ た者ものが、入院にゅういん中ちゅうの外出がいしゅつのみを目的もくてきとして同行どうこう援護えんご等とうを利用りようすることも可能かのうと考かんがえて よいか。
Ａ３ お見込みこみのとおり。

Ｑ４ 入院にゅういん中ちゅうの同行どうこう援護えんご等とうの利用りようについて、報酬ほうしゅうを算定さんていする上じょうでの始点してん・終点しゅうてんはどこ になるのか。
Ａ４ 医療いりょう機関きかんから外出がいしゅつする場合ばあいであれば、同行どうこう援護えんご等とうを利用りようする障害しょうがい者しゃについて、 医療いりょう機関きかんにおいて看護かんご師し等とうから引ひき継ついで同行どうこう援護えんご等とうを開始かいしするときが始点してんとな り、医療いりょう機関きかんにおいて看護かんご師し等とうに引ひき継ついだ時点じてんが終点しゅうてんとなる。 外泊がいはくする場合ばあいであれば、同行どうこう援護えんご等とうを利用りようする障害しょうがい者しゃについて、医療いりょう機関きかん におい て看護かんご師し等とうから引ひき継ついで同行どうこう援護えんご等とうを開始かいしするときが始点してんとなり、外泊がいはく先さきが終点しゅうてん となる。なお、外泊がいはく先さきから外出がいしゅつする場合ばあいに同行どうこう援護えんご等とうを利用りようすることも可能かのうであ る。

Ｑ５ 利用りように当あたって、医療いりょう機関きかんとの調整ちょうせいは必要ひつようか。
Ａ５ 市町村しちょうそんや事業じぎょう所しょが医療いりょう機関きかんと利用りように当あたっての適否てきひについて調整ちょうせいをする必要ひつよう はない。ただ、医療いりょう機関きかんから外出がいしゅつするときと医療いりょう機関きかんに戻もどるときに、同行どうこう援護えんご等とうを 利用りようされる障害しょうがい者しゃの支援しえんについて、看護かんご師し等とうとヘルパーとの引ひき継つぎが生しょうじるため、 その時間じかんについて、あらかじめ利用りよう者しゃが医療いりょう機関きかんと事業じぎょう所しょに提示ていじしておくことが望もち ましいと思おもわれる。

Ｑ６ 他た医療いりょう機関きかん受診じゅしんに当あたっても同行どうこう援護えんご等とうを利用りようすることは可能かのうと考かんがえてよい か。
Ａ６ 移送いそうに当あたり、看護かんご師し等とうが付つき添そわない場合ばあいは利用りようできる。

Ｑ７ 入院にゅういん中ちゅうに同行どうこう援護えんご等とうを利用りようできることについて、療養りょうよう介護かいごのほか、医療いりょう機関きかんが 実施じっしする医療いりょう型がた短期たんき入所にゅうしょや医療いりょう型がた障害しょうがい児じ入所にゅうしょ施設しせつについても同様どうようの取とり扱あつかいか。
Ａ７ 療養りょうよう介護かいごは、病院びょういん等とうへの長期ちょうき入院にゅういんによる医療いりょう的てきケアに加くわえ、常時じょうじの介護かいごを必要ひつよう とする障害しょうがい者しゃが、病院びょういんにおいて機能きのう訓練くんれん等とうを行おこなうものであり、医療いりょう機関きかんへ入院にゅういんし、 病院びょういん内ないのみでの支援しえんが前提ぜんていとなることから、外出がいしゅつ・外泊がいはく時じに当あたり、同行どうこう援護えんご等とうを 利用りようすることは差さし支つかえない。短期たんき入所にゅうしょについても、送迎そうげい以外いがいの移動いどうについては同どう 様ようである。
一方いっぽう、障害しょうがい児じ入所にゅうしょ施設しせつについては、入所にゅうしょする障害しょうがい児じに対たいして必要ひつような日常にちじょう生せい 活かつ上じょうの 支援しえんを行おこなうものであり、外出がいしゅつ・外泊がいはく時じに支援しえんが必要ひつような場合ばあい、原則げんそくとして同行どうこう援護えんご等とう を利用りようすることはできない。ただし、市町村しちょうそんが特とくに必要ひつようと認みとめる場合ばあいにおいては、 施設しせつ入所にゅうしょに係かかる報酬ほうしゅうが全まったく算定さんていされない期間きかん中ちゅうに限かぎり、同行どうこう援護えんご等とうを利用りようすること は差さし支つかえない。

Ｑ８ 報酬ほうしゅう単価たんかは在宅ざいたくでの利用りよう時じと変更へんこうないものか。
Ａ８ お見込みこみのとおり。

■280729 （Ｑ＆Ａきゅーあんどえー）入院にゅういん中ちゅうの医療いりょう機関きかんからの外出がいしゅつ・外泊がいはく時じにおける同行どうこう援護えんご等とうの取扱とりあつかい

■【参考さんこう】280628入院にゅういん中ちゅうの医療いりょう機関きかんからの外出がいしゅつ・外泊がいはく時じにおける同行どうこう援護えんご等とうの取扱とりあつかいについて