身体しんたい介護かいごを伴ともなう移動いどう介護かいごと、伴ともなわない移動いどう介護かいごの判断はんだん基準きじゅんが示しめされる（通院つういん用ようの外出がいしゅつ介護かいごの8/4通知つうち）

■通知つうちPDF（９４５ｋｂきろばいと）

解説かいせつ
　介護かいご保険ほけんでは身体しんたい介護かいごで通院つういんしますが、障害しょうがいヘルパー制度せいどでは原則げんそくは身体しんたい介護かいごで通院つういんですが、例外れいがい的てきに一部いちぶの市町村しちょうそんでは移動いどう介護かいごで通院つういんをしていました。（これは支援しえん費ひ制度せいど前まえからガイドヘルパー制度せいどで通院つういんを行おこなっていた市町村しちょうそんが多おおかったこと、視覚しかく障害しょうがい者しゃの通院つういんには視覚しかく障害しょうがい者しゃガイドヘルパー研修けんしゅう終了しゅうりょう者しゃがあたったほうが安全あんぜんなこと、市町村しちょうそんにとっては身体しんたい介護かいご単価たんかで通院つういんしてもらうよりも、移動いどう介護かいご（身体しんたい介護かいごを伴ともなわない）の単価たんかで通院つういんしてもらったほうが予算よさんが少すくなくてすむことなどの理由りゆうがあり、各地かくちの自治体じちたいからの要望ようぼうで厚生こうせい労働省ろうどうしょうが移動いどう介護かいごでの通院つういんも認みとめていた）。今回こんかい、視覚しかく障害しょうがい者しゃ団体だんたいなどの要望ようぼうで外出がいしゅつ介護かいごで通院つういんする制度せいどが個別こべつ給付きゅうふに残のこりました。 　

　また、身体しんたい介護かいごを伴ともなう移動いどう介護かいごと、身体しんたい介護かいごを伴ともなわない移動いどう介護かいごの判断はんだんの仕方しかたについても、はっきり基準きじゅんが示しめされました。

通知つうち抜粋ばっすい
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（２）「通院つういん介助かいじょ（身体しんたい介護かいごを伴ともなう」の対象たいしょう者しゃの判断はんだん基準きじゅん）

　以下いかのいずれにも該当がいとうする者もの 　
○障害しょうがい程度ていど区分くぶんが区分くぶん２以上いじょうである者もの 　
○障害しょうがい程度ていど区分くぶんの認定にんてい調査ちょうさ項目こうもくにおいて�@〜�Dのいずれか一ひとつ以上いじょうに認定にんていされている者もの
　　�@「歩行ほこう」：「できない」
　　�A「移乗いじょう」：「見守みまもり等とう」、「一部いちぶ介助かいじょ」、「全ぜん介助かいじょ」
　　�B「排尿はいにょう」：「見守みまもり等とう」、「一部いちぶ介助かいじょ」、「全ぜん介助かいじょ」
　　�C「排便はいべん」：「見守みまもり等とう」、「一部いちぶ介助かいじょ」、「全ぜん介助かいじょ」
　　�D「移動いどう」：「見守みまもり等とう」、「一部いちぶ介助かいじょ」、「全ぜん介助かいじょ」

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　この基準きじゅんなどを活用かつようして、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうのガイドヘルパー制度せいどでも、身体しんたい介護かいごを伴ともなうガイドヘルプと身体しんたい介護かいごを伴ともなわないガイドヘルプで単価たんかに差さをつけるように要望ようぼうすることをお勧すすめします。
（重度じゅうど全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃで重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごの対象たいしょうにならない場合ばあい、ガイドヘルパーの利用りようをすることになります。重度じゅうど全身ぜんしん性せい障害しょうがいの場合ばあいは、家いえの中なかの身体しんたい介護かいごよりも外出がいしゅつの介護かいごがきついため、従来じゅうらいの身体しんたい介護かいごを伴ともなう移動いどう単価たんかを下回したまわると、受うけてくれる事業じぎょう所しょがなくなるという問題もんだいも生しょうじています。市町村しちょうそんに対たいして、今月こんげつ中ちゅうごろまでに、すぐに声こえを上あげないと、１０月がつからのガイドヘルパー制度せいどの単価たんかが下さがってしまいます。（身体しんたい介護かいご有あり・無なしの平均へいきんを取とるなど一律いちりつの単価たんかで一本いっぽん化かされてしまう恐おそれが大おおいにあります。）

【８月がつ４日にち　「平成へいせい１８年ねん１０月がつ以降いこうにおける通院つういん介助かいじょの取扱とりあつかいについて」】 補足ほそく資料しりょう

　また、外出がいしゅつ介護かいごのヘルパー資格しかく要件ようけんですが、規制きせい緩和かんわされ、 介護かいご福祉ふくし士しや１〜３級きゅう研修けんしゅう修了しゅうりょう者しゃでも従事じゅうじ可能かのうになっています。
　また、９月くがつ３０日にち時点じてんの日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうや視覚しかく・知的ちてき・全身ぜんしん性せいの各かく移動いどう介護かいごの研修けんしゅう修了しゅうりょう者しゃであれば、障害しょうがい種別しゅべつに関かかわらず従事じゅうじ可能かのうになっています。 （ただし、１・２級きゅう介護かいご福祉ふくし士し以外いがいは、身体しんたい介護かいごを伴ともなう移動いどう介護かいごでは、３割わり単価たんかダウン、身体しんたい介護かいごを伴ともなわない移動いどう介護かいごでは１割わり単価たんかダウン）