介護かいご保険ほけんと障害しょうがいヘルパー等とうの適用てきよう関係かんけいの通知つうちが改正かいせい

支援しえん費ひ制度せいどでは、全身ぜんしん性せい障害しょうがい者しゃに限定げんていされていた介護かいご保険ほけんの上乗うわのせ利用りよう（ここでは、介護かいご保険ほけんのヘルパー時間じかんでは足たりないので障害しょうがいヘルパー制度せいどをさらに使つかえるという意味いみ）ですが、自立じりつ支援しえん法ほうの新あたらしい通知つうちでは以下いかのように要件ようけんが緩和かんわされており、障害しょうがい種別しゅべつに関かかわらず、上乗うわのせ利用りようが可能かのうです。
（障害しょうがいの係かかりで必要ひつようと考かんがえるサービスが、介護かいご保険ほけんのサービスより多おおければ、差額さがくを障害しょうがい施策しさくで出だす）。

通知つうち抜粋ばっすい

在宅ざいたくの障害しょうがい者しゃで、申請しんせいに係かかる障害しょうがい福祉ふくしサービスについて当該とうがい市町村しちょうそんにおい て適当てきとうと認みとめる支給しきゅう量りょうが、当該とうがい障害しょうがい福祉ふくしサービスに相当そうとうする介護かいご保険ほけんサービ スに係かかる保険ほけん給付きゅうふの居宅きょたく介護かいごサービス費ひ等とう区分くぶん支給しきゅう限度げんど基準きじゅん額がくの制約せいやくから、 介護かいご保険ほけんのケアプラン上じょうにおいて介護かいご保険ほけんサービスのみによって確保かくほするこ とができないものと認みとめられる場合ばあい。

介護かいご保険ほけんは1人ひとり暮くらしでもヘルパー時間じかん数すうが増ふえるということはありません。 このため、1人ひとり暮くらしの知的ちてき障害しょうがい者しゃなどは、介護かいご保険ほけんの上乗うわのせ利用りようができませんでしたが、今後こんごは可能かのうになります。
　 また、従来じゅうらいは下肢かし障害しょうがいのみの場合ばあいでは上乗うわのせ利用りようできませんでしたが、これも、上乗うわのせ利用りようが可能かのうになります。

また、介護かいご保険ほけんのケアプランで、その単位たんいの過半数かはんすうをヘルパーに使つかうという規制きせいもなくなったため、ＡＬＳなどで、介護かいご保険ほけんの訪問ほうもん入浴にゅうよくを週しゅう２回かい使つかっているケース（福祉ふくし機器ききも使つかうので、ヘルパーの単位たんい数すうが介護かいご保険ほけんの全体ぜんたいの50％未満みまんになる）などでも、障害しょうがいヘルパーの上乗うわのせ利用りようが可能かのうになります。

（通知つうちは2007年ねん3月がつ28日にちですが、この取とり扱あつかいの実施じっしは事務じむ処理しょり要綱ようこう案あんにより2006年ねん10月がつから行おこなわれています）

通知つうち全文ぜんぶんＰＤＦ http://www.kaigoseido.net/sienho/07/pdf/070328syogai.pdf

■旧きゅう通知つうち