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10/28の厚生こうせい労働ろうどう委員いいんかいでは付帯ふたい決議けつぎはつけず、以下いか理事りじかいもうわせがまれました。

障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれい事項じこうかんするもうわせ】
衆議院しゅうぎいん厚生こうせい労働ろうどう委員いいんかい理事りじかい

とう理事りじかいは、つぎ事項じこう確認かくにんし、政府せいふもうれるものとする。

(1)  ぜん国会こっかいにおいて障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんかんしてした付帯ふたい決議けつぎ内容ないようは、せい省令しょうれい制定せいていなど法律ほうりつ施行しこうたり、政府せいふにおいて十分じゅうぶん尊重そんちょうすべきであること。
(2)

 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうかかせい省令しょうれい事項じこう運営うんえい方針ほうしんとうについては、その内容ないようかんする審議しんぎ社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかいおこなわれるさいには、その都度つどただちに衆議院しゅうぎいん厚生こうせい労働ろうどう委員いいんかい理事りじかい報告ほうこくおこなうこと。
 各党かくとう理事りじ理事りじかいにおいて、上記じょうきせい省令しょうれい事項じこうにつき意見いけんべ、せい省令しょうれい事項じこう適切てきせつにフォローアップするものとすること。

以上いじょう

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なお、ぜん国会こっかい付帯ふたい決議けつぎ以下いかのとおりです

障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん付帯ふたい決議けつぎ

がつ13にち衆議院しゅうぎいん厚生こうせい労働ろうどう委員いいんかい障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん可決かけつされましたが、同時どうじづけ たい決議けつぎ可決かけつされました。

民主党みんしゅとう法案ほうあんには反対はんたいしましたが、付帯ふたい決議けつぎには賛成さんせいしました。

障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんたいする附帯ふたい決議けつぎ

1 附則ふそくだいさんじょうだいいちこう規定きていする障害しょうがいしゃ範囲はんい検討けんとうについては、障害しょうがいしゃなどの福祉ふくしかんするほか法律ほうりつ施行しこうじょうきょうまえ、発達はったつ障害しょうがい難病なんびょうなどをふくめ、サービスを必要ひつようと するすべての障害しょうがいしゃ適切てきせつ利用りようできる普遍ふへんてき仕組しくみにするよう検討けんとうおこなうこと。

2 附帯ふたいだいさんじょうだいさんこう規定きていする検討けんとうについては、就労しゅうろう支援しえんふくめ、障害しょうがいしゃ生活せいかつ安定あんていはかることを目的もくてきとし、社会しゃかい保障ほしょうかんする制度せいど全般ぜんぱんについての一体いったいてき見直みなおしと あわせて、障害しょうがいしゃ所得しょとく確保かくほかか施策しさくのありかた検討けんとうすみやかに開始かいしし、さんねん以内いない にその結論けつろんること。

3 障害しょうがい福祉ふくしサービスおよ自立じりつ支援しえん医療いりょう自己じこ負担ふたん上限じょうげんめるさい所得しょとく認定にんていとう たっては、障害しょうがいしゃ自立じりつ観点かんてんから、税制ぜいせいおよ医療いりょう保険ほけんにおいておや兄弟きょうだい扶養ふよう しゃでない場合ばあいには、生計せいけいいちにする世帯せたい所得しょとくではなく、障害しょうがいしゃ本人ほんにんおよ配偶はいぐうしゃところ とくもとづくことも選択せんたく可能かのう仕組しくみとすること。また、今回こんかいもうけられる負担ふたん軽減けいげんの措 おけ必要ひつようもの確実かくじつ適用てきようされるよう、障害しょうがいしゃおよ障害しょうがい保護ほごしゃ周知しゅうち徹底てっていするこ と。

4 市町村しちょうそん審査しんさかいは、障害しょうがいしゃ実情じつじょうつうじたもの委員いいんとしてえらばれるようにするこ と。とく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし学識がくしき経験けいけんゆうするものであって、中立ちゅうりつかつ公正こうせい立場たちば審査しんさおこなえるものであれば、障害しょうがいしゃ委員いいんくわえることがのぞましいことを市町村しちょうそん周知しゅうちするこ と。また、市町村しちょうそん支給しきゅう決定けっていおこなうにたっては、障害しょうがいしゃ実情じつじょうがよりよく反映はんえいされ たものとなるよう、市町村しちょうそん職員しょくいんによる面接めんせつ調査ちょうさ結果けっか福祉ふくしサービスの利用りようかんする 意向いこう十分じゅうぶんまえるとともに、不服ふふくがある場合ばあいには都道府県とどうふけん知事ちじもうてをおこな い、みずか意見いけんべる機会きかいあたえられることを障害しょうがいしゃおよ障害しょうがい保護ほごしゃ十分じゅうぶん周知しゅうち すること。

5 こくおよ地方自治体ちほうじちたいは、障害しょうがいしゃ居住きょじゅうする地域ちいきにおいては、円滑えんかつにサービスを利用りようで きるよう、サービス提供ていきょう体制たいせい整備せいびはかることを障害しょうがい福祉ふくし計画けいかく充分じゅうぶんむとと もに、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうとして位置いちづけられる移動いどう支援しえん事業じぎょう、コミュニケーションささえ事業じぎょう相談そうだん支援しえん事業じぎょう地域ちいき活動かつどう支援しえんセンター事業じぎょうなどについては、障害しょうがいしゃ社会しゃかいさん 自立じりつ生活せいかつ維持いじ向上こうじょうすることを目的もくてきとして、障害しょうがい福祉ふくし計画けいかくなか地域ちいき実情じつじょうおうじて、これらサービスの数値すうち目標もくひょう記載きさいすることとするとともに、これらの水準すいじゅんが これまでの水準すいじゅん下回したまわらないための十分じゅうぶん予算よさん確保かくほはかること。

6 自立じりつ支援しえん医療いりょうについては、医療いりょうじょう必要ひつようせいから継続けいぞくてき相当そうとうがく医療いりょう負担ふたん発生はっせい することを理由りゆうに、つきごとの利用りようしゃ負担ふたん上限じょうげんもうけるもの範囲はんいについては、すみやか に検討けんとうすすめ、施行しこうまえにおいて適切てきせつ対応たいおうするとともに、施行しこう必要ひつよう見直みなおしを ること。
  自立じりつ支援しえん医療いりょうのうち、児童じどう健全けんぜん育成いくせい目的もくてきとしたものについては、その趣旨しゅしかんがみ、施行しこうまでに利用りようしゃ負担ふたん適切てきせつ水準すいじゅんについて充分じゅうぶん検討けんとうすること。

7 精神せいしん病院びょういんにおけるいわゆる7.2まんにん社会しゃかいてき入院にゅういん患者かんじゃ解消かいしょうはかるとともに、それ らのもの地域ちいきにおける生活せいかつ円滑えんかつにおこなわれるよう、必要ひつよう措置そちこうずること。

8 居住きょじゅう支援しえんサービスの実施じっしにあたっては、サービスのしつ確保かくほ前提ぜんてい障害しょうがい程度ていどべつ入居にゅうきょけがおこなわれない仕組しくみや重度じゅうど障害しょうがいしゃ入居にゅうきょ可能かのうなサービス基準きじゅんかく たもて、グループホームの事業じぎょうしゃ責任せきにんにおいてホームヘルパーの利用りよう可能かのうとすること などについて必要ひつよう措置そちこうずること。

9 良質りょうしつなサービスを提供ていきょうする小規模しょうきぼ作業さぎょうしょについては、あらたな障害しょうがい福祉ふくしサービス体系たいけい において、その柔軟じゅうなん機能きのう発揮はっきできるよう位置いちづけるとともに、あらたな施設しせつ体系たいけいへ の移行いこうがスムーズにおこなえるよう、必要ひつよう措置そちこうじること。

10 障害しょうがいしゃ虐待ぎゃくたい防止ぼうしのためのみ、障害しょうがい理由りゆうとする差別さべつ禁止きんしかかわるくみ み、成年せいねん後見こうけん制度せいどその障害しょうがいしゃ権利けんり擁護ようごのためのみについて、より実効じっこうてきな ものとなるよう検討けんとう必要ひつよう措置そちこうじること。

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