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だい44かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい報告ほうこく

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

だい44かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい障害しょうがいしゃ部会ぶかい開催かいさいされました。

今回こんかい前回ぜんかいつづ個別こべつ論点ろんてんとして、前回ぜんかいからののこしの 地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう権利けんり擁護ようご虐待ぎゃくたい防止ぼうし介護かいご保険ほけんとの関係かんけいなどがテーマとなりまし た。

前半ぜんはん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうをテーマとして議論ぎろんされましたが、 ぜん回議かいぎろんになった施設しせつ報酬ほうしゅうはらい、月払つきばらいについて、 しん事業じぎょう体系たいけいへの移行いこう国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんかんする意見いけんされ、 とくにちばら報酬ほうしゅう関係かんけいおおくの時間じかんかれたかたちになりました。

国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんについては冒頭ぼうとう前回ぜんかい大濱おおはま委員いいん提起ていきけるかたちで、 高橋たかはし委員いいんから「いま基準きじゅん充分じゅうぶんかはべつとしてやはりなんらかの基準きじゅん必要ひつようではないか」 との 意見いけんがだされ、大濱おおはま委員いいん代理だいり出席しゅっせきしゃが 「国庫こっこ負担ふたん基準きじゅんがあることで個人こじん支給しきゅうりょう制限せいげんされてしまっていて、、 また市町村しちょうそんちょう過分かぶん負担ふたんしなくてはならない状態じょうたいになっている」という趣旨しゅし説明せつめい しました。

今回こんかい厚労省こうろうしょうから追加ついか資料しりょうとしてにちばら月払つきばらいのメリットデメリットを 整理せいりしたものがだされたましたが、 にちばらいによりサービスの選択せんたくはばひろがるわけではない。選択せんたくできるほどサービスが ない。
にちばらいでも月払つきばらいでも施設しせつ経営けいえい安定あんていすればよいのでは。
しゅういちかいしか利用りようしない・できないひと使つかえる制度せいどてき工夫くふう必要ひつよう
日割ひわりをかすしくみや工夫くふうをしていくべき
ひとし意見いけんされました。

地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうについては、 事務じむきょくからのデータの不足ふそく指摘してきされ、 市町村しちょうそん実施じっしりつのデータも実施じっしりつでは格差かくさはでてこない、 その内容ないよう問題もんだいであり、よくやっているとこと、実施じっししているがほとんど実績じっせきがない ところを ださないと議論ぎろんができない、 地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう格差かくさひろがっているというが、そのデータもない 利用りようしゃ負担ふたんについてもデータがない、いっそ負担ふたんをなくしてはどうか。 くにがもっとつよ指導しどうをしていくべきという意見いけん地域ちいき柔軟じゅうなんせい必要ひつようであるが財政ざいせいてき 担保たんぽもっと重要じゅうよう 頻度ひんど個別こべつせいたかいものは自立じりつ支援しえん給付きゅうふ個別こべつ給付きゅうふ)にすべき、 地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう自立じりつ支援しえん給付きゅうふをわける合理ごうりてき理由りゆうがない。中身なかみかんがえて議論ぎろんし ないと。
といった制度せいどについての意見いけんがだされ、

施設しせつしん体系たいけい移行いこうにかんしては、 自立じりつ支援しえんほうがワークファーストであることがえかくれする。はたらくのはいいが それ以外いがいもしっかりやらなければならない、 移行いこうコンサルタント事業じぎょうはワークファースト以外いがいでやっているところではなじまない コンサルタントにおかねれるより報酬ほうしゅうげるべきではないか、 しん体系たいけい移行いこうすすまない課題かだいをもっとしっかり分析ぶんせきするべき、 といった意見いけんされました。

前半ぜんはん議論ぎろん最後さいごに、にちばら方式ほうしき利用りようしゃ負担ふたん議論ぎろんにふれて、 今回こんかい審議しんぎかいほう抜本ばっぽんてき見直みなおすのか、現行げんこうほう課題かだい部分ぶぶんてき修正しゅうせいなのかを 提起ていきがされ、座長ざちょうが「当面とうめん現行げんこうほう課題かだいについて議論ぎろんする。中長期ちゅうちょうきてき課題かだいもは いってくるが」という 発言はつげんがありました。
これは、今回こんかい審議しんぎかいではほう枠組わくぐみなどをおおきく見直みなお意向いこうがない、 ともとれる発言はつげんで、座長ざちょうという立場たちばからも、厚労省こうろうしょう今回こんかい審議しんぎかいをそのよう想定そうていし ているとうかがえます。
おおくの問題もんだい指摘してきされているにもかかわらず、自立じりつ支援しえんほうおおきく見直みなお意向いこうがないよ うでは、 なにのためにこれだけの委員いいんあつめ、議論ぎろん回数かいすうかさねているか、はなは疑問ぎもんかんじま す。

後半こうはんおも人材じんざい確保かくほ育成いくせい虐待ぎゃくたい防止ぼうし権利けんり擁護ようご成年せいねん後見こうけんについて の議論ぎろんがされ、
人材じんざい育成いくせい
 人材じんざい確保かくほができるよう報酬ほうしゅう設定せっていを、
 若者わかもの教育きょういく課程かてい見直みなおすべき、
 育成いくせいだけでなく現任げんにん研修けんしゅう必須ひっすである
虐待ぎゃくたい防止ぼうし
 虐待ぎゃくたい防止ぼうしほう制定せいてい是非ぜひすすめてほしい。  
 行政ぎょうせいかかわりが消極しょうきょくてきすぎる。
成年せいねん後見こうけん
 本来ほんらい後見こうけん必要ひつよう身寄みよりがなくおかねがないひとが利用りようできていない
 後見人こうけんにん報酬ほうしゅう確保かくほ
といった意見いけんがだされました。

また、最後さいご介護かいご保険ほけんとの関係かんけいについて 介護かいご保険ほけん受給じゅきゅうしゃ保険ほけんしゃ範囲はんいにかんする有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ中間ちゅうかんまとめののちどうのよ うになっているのか? という質問しつもんされ、 事務じむきょく担当たんとうではないのでわからないが、報告ほうこくしょにあるとおり 国民こくみん合意ごうい形成けいせいにむけて各所かくしょ議論ぎろんしているのではないか と曖昧あいまい回答かいとうをしましたが、省内しょうないでもあまり議論ぎろんがされていない 様子ようすでした。

次回じかい11月じゅういちがつ21にち開催かいさい予定よていです。
また今後こんごのスケジュールとして、 21にちあとに1かい開催かいさいし、 12月じゅうにがつにち開催かいさいではとりまとめまえ全体ぜんたい議論ぎろんおこなうことが了承りょうしょうされ、 そのごとりまとめをおこなうスケジュールとなりました。

今回こんかい都合つごうにより当日とうじつ配布はいふ資料しりょう傍聴ぼうちょうメモの掲載けいさい後日ごじつになります。
 ご了承りょうしょうください。
資料しりょうについては、
WAM-NET http://www.wam.go.jp/翌日よくじつ掲載けいさいをしていますので、 ご参照さんしょうください。

なお本日ほんじつ資料しりょうは、
資料しりょう1から2−2までは前回ぜんかい資料しりょうおなじものが配布はいふされ、
資料しりょう3で追加ついか資料しりょうとして、施設しせつ報酬ほうしゅうにちばら月払つきばらいの整理せいり)の関係かんけい
しん事業じぎょう体系たいけい移行いこう就労しゅうろう支援しえん事業じぎょう実績じっせきについての資料しりょう
星野ほしの委員いいん堂本どうもと委員いいん小板こいた委員いいんから資料しりょう提出ていしゅつされています。

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