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3月1にち開催かいさいだい4かいさわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎ傍聴ぼうちょうメモとう

(JIL作成さくせい

■インターネット動画どうが配信はいしん内閣ないかくホームページ)
 http://wwwc.cao.go.jp/lib_05/video/suishin3.html

当日とうじつ資料しりょう内閣ないかくホームページ)
 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_4/index.html


傍聴ぼうちょうメモ

※このメモは傍聴ぼうちょうしゃ速記そっきメモです。正式せいしき議事ぎじろくではありません。会場かいじょう音声おんせいがききとれなかった部分ぶぶんや、発言はつげんしゃ趣旨しゅしことなる部分ぶぶんもあります。あつかいにはご留意りゅういください。

1.日時にちじ平成へいせい22ねんがつにちつき) 13:00〜17:00
2.場所ばしょ合同庁舎ごうどうちょうしゃ号館ごうかん 2かい 220会議かいぎしつ
3.議題ぎだい
 (1)障害しょうがいしゃ雇用こようについて
 (2)差別さべつ禁止きんしほうについて
 (3)虐待ぎゃくたい防止ぼうしほうについて
 (4)その

敬称けいしょうりゃく
出席しゅっせき遠藤えんどう大久保おおくぼ大谷おおや大濱おおはま小川おがわ尾上おがみ勝又かつまた門川かどがわかわ普A北野きたの佐藤さとう新谷しんたに関口せきぐち竹下たけした堂本どうもと中島なかじま長瀬ながせ中西なかにし久松ひさまつ藤井ふじい松井まついもり山崎やまざき
欠席けっせき清原きよはら

福島ふくしま担当たんとう大臣だいじん
大島おおしま内閣ないかくふく大臣だいじん
ちょうつまあつろう大臣だいじん 
山井やまい厚労省こうろうしょう政務せいむかん

福島ふくしまみず
こんにちは、今日きょうもよろしく。
本日ほんじつだい4かい。これまで活発かっぱつ議論ぎろんしてもらっている。今回こんかいあつろう大臣だいじん政務せいむかんにきてもらってる、ありがとう。
雇用こよう差別さべつ禁止きんしほう虐待ぎゃくたい防止ぼうしほう、たいへんボリュームがある。熱心ねっしん討議とうぎを。
前回ぜんかい省庁しょうちょう法案ほうあんについての質問しつもんがあった。国交こっこうしょう交通こうつう基本きほんほう改正かいせいについては、なつごろまでにあんをまとめるときいている。
国交こっこうしょうにここにきてもらって、会議かいぎとして意見いけんをいう機会きかいをつくりたい。
ほかの障害しょうがいしゃ関係かんけいする施策しさくへも意見いけんをいう機会きかい保障ほしょうする。

大島おおしま
3かいにわたって精力せいりょくてき議論ぎろんがあったときいている。全国ぜんこく配信はいしんしていると承知しょうちしている。全国ぜんこくからの関心かんしんがありすばらしい。
きょうは障害しょうがいしゃ雇用こよう差別さべつ禁止きんしほう虐待ぎゃくたい防止ぼうしほうについての活発かっぱつ議論ぎろんをよろしく。

ちょうつま
当事とうじしゃから意見いけんをきくのがなによりも重要じゅうようきもめいじている。
支援しえんほう廃止はいしし、あたらしい制度せいどについても部会ぶかい詳細しょうさい議論ぎろんをしてほしい。
配布はいふ資料しりょう利用りようしゃ負担ふたんかんする調査ちょうさ結果けっか現状げんじょう把握はあく一番いちばん大事だいじ支援しえんほう施行しこうまえ昨年さくねん7がつ利用りようしゃ比較ひかく
全体ぜんたいの87.2%が増加ぞうか平均へいきん8,518えん非課税ひかぜい世帯せたいでは93.6%増加ぞうか平均へいきん8,452えん
この調査ちょうさだい1だんなので、だい2だんとして平成へいせい18ねん3がつから10がつまでに利用りようしゃ負担ふたん理由りゆう退すさところしたひと追跡ついせき調査ちょうさ実施じっしし、利用りよう実態じったいをあきらかにする。
22年度ねんどてい所得しょとくしゃ福祉ふくし利用りようサービスりょう装具そうぐについても無料むりょうにする。よりよい制度せいどについてのアドバイスをよろしく。

山井やまい
予算よさんのこと、負担ふたんゼロのため107おくえん獲得かくとくするにも大変たいへん苦労くろうをした。よりよくするための最初さいしょいち今後こんごおおくの予算よさん必要ひつよう
再来さいらい年度ねんど予算よさん獲得かくとくにもつとめるが、世論せろんちから必要ひつよう
介護かいご事業じぎょうしょへの交付こうふきんがあり、高齢こうれいは8わり事業じぎょうしょ申請しんせい障害しょうがいは6わり。つかいにくいめんもあるが、よりおおくの事業じぎょうしょ申請しんせいしてもらい、ちょっとでも賃金ちんぎんがあがるように活用かつようしてほしい。

小川おがわ
個別こべつ審議しんぎ議事ぎじ藤井ふじい代理だいりへ。

藤井ふじい
議事ぎじ説明せつめいをおねがいします。

ひがし
だいいちコマ 雇用こよう
だいコマ 差別さべつ禁止きんしほう
だいさんコマ 虐待ぎゃくたい防止ぼうしほう

今回こんかいから議事ぎじ進行しんこうについておねがい。
まず、門川かどがわさんの支援しえん体制たいせいについて。4あいだ会議かいぎ参加さんかするのは、本人ほんにん通訳つうやくしゃともに体力たいりょくてき限界げんかいがある。
委員いいんやすのはむずかしいので、例外れいがいてきに、福島ふくしまさとしさんにオブザーバーとして参加さんかしてもらう。
ふたつめ。土本どもと委員いいんむずかしい言葉ことば外国がいこく言葉ことばを4あいだきいて理解りかいして会議かいぎ参加さんかすることはむずかしい。
むずかしい言葉ことばがでたら、支援しえんしゃがイエローカードをあげて、委員いいんから説明せつめいしてもらうことにしたい。

藤井ふじい
門川かどがわ委員いいんにオブザーバー参加さんかについて。

門川かどがわ
室長しつちょうひがしさん、藤井ふじいさんありがとうございます。
オブザーバーとして福島ふくしまさんに協力きょうりょくしてもらえること、大変たいへんうれしくおもいます。
この会議かいぎを、大変たいへんたか評価ひょうかしている。当事とうじしゃ家族かぞく、が半数はんすう以上いじょうかかわっているてん手話しゅわ字幕じまくきで全国ぜんこく配信はいしんしているてんは、すばらしい。
しかし、4あいだ長丁場ながちょうば。ひとりでこなすのは大変たいへんかんじている。できるだけこの会議かいぎにのぞみたい。
会議かいぎはコミュニケーションでありディスカッションの通訳つうやくかいして参加さんかしている。


交代こうたいゆび点字てんじしている。神経しんけいをつかうので、つづけていると集中しゅうちゅうりょくがおちる。
そこで委員いいん2人ふたり体制たいせい内閣ないかく要望ようぼうした。オブザーバーで参加さんかうれしい。
理想りそう構成こうせいいんとしてほしい。4あいだをこなすには2人ふたり体制たいせいでのぞみたい。ほかの委員いいんにも会議かいぎ参加さんか大変たいへんなひともいる。
今回こんかいは、合理ごうりてき配慮はいりょのよいれいひろめていってもらえたらうれしい。

藤井ふじい
みなさん、これでいいか。

拍手はくしゅ)*了承りょうしょう

福島ふくしまさとし
ありがとうございます。ゆび点字てんじつくえがないとよめない。集中しゅうちゅうりょくつかう。今後こんご2人ふたりでのぞませてもらいます。よろしく。

新谷しんたに
大臣だいじんがいるときに2てん
そのまえに昨日きのう津波つなみニュース。定時ていじ放送ほうそう以外いがい字幕じまくがでない。不安ふあんといらだちをかんじる。テロップからしか情報じょうほうがとれない。NHKは技術ぎじゅつてきにできるのに、なぜ緊急きんきゅうにできない。
本題ほんだい、ひとつめ。自分じぶん情報じょうほう保障ほしょうについて、磁気じきループと要約ようやく筆記ひっき準備じゅんびしてもらって十分じゅうぶん
しかし、参加さんかしゃはみることができない。前回ぜんかい自分じぶんちかくにきてもらった。
会場かいじょう制約せいやくはあるだろうが、せっかくパソコン要約ようやく筆記ひっきがでてるので全員ぜんいん共有きょうゆうできるようスクリーンの位置いちなど配慮はいりょを。
ふたつめ。省庁しょうちょう施策しさく検討けんとう推進すいしん会議かいぎ関係かんけい
設置せっちほうなど根拠こんきょほうがまだ国会こっかいにでてないことから前回ぜんかい意見いけんをいった。
エンジンやくとしてはたらくよう、ぜひこん国会こっかいでの法案ほうあん提出ていしゅつを。

福島ふくしま
設置せっちほう閣議かくぎ決定けっていしてつくるまえにスタートしている。みなさんの要望ようぼうをうけとめてやっていく。
閣議かくぎ決定けっていでやっているので、省庁しょうちょうとの関係かんけい遜色そんしょくなくやっている。まだ国会こっかい予算よさん審議しんぎちゅうでだせない。

新谷しんたに
国会こっかい上程じょうていする?

福島ふくしま
上程じょうていする法案ほうあんにはいっている。

久松ひさまつ
補足ほそく津波つなみはなし太平洋たいへいようがわ被害ひがい状況じょうきょうをしらべた。宮城みやぎけんおくれたろうしゃがでたときいた。
今回こんかい官房かんぼう長官ちょうかんはなしにもあったが、きけなかったなん聴者ちょうしゃ聾唖ろうあしゃがいた。かく省庁しょうちょうへのはたらきかけを。
また、内閣ないかく大臣だいじんにおねがいしてほしいことがある。大臣だいじんひろくかたりかけるとき、手話しゅわ通訳つうやく字幕じまくをつけてほしい。
たとえばアメリカの大統領だいとうりょうには全部ぜんぶついている。

福島ふくしま
津波つなみについて、はたらきかけていく。
後者こうしゃについても検討けんとうしていく。

ひがし

(1)障害しょうがいしゃ雇用こようについて
一般いっぱん就労しゅうろう雇用こよう促進そくしんほう
1、適用てきよう範囲はんい手帳てちょう制度せいど問題もんだいてん)についてどうかんがえるか
2、障害しょうがい種別しゅべつによる制度せいどてき格差かくさについてどうかんがえるか
3、現行げんこう法定ほうてい雇用こようりつ制度せいど問題もんだいてん雇用こようりつ、ダブルカウント制度せいど特例とくれい子会社こがいしゃ雇用こよう納付のうふきん制度せいどとう)についてどうかんがえるか
4、職場しょくばにおける合理ごうりてき配慮はいりょ実現じつげんプロセスと意義いぎ申立もうしたてについてどうかんがえるか

1、適用てきよう範囲はんい手帳てちょう制度せいど問題もんだいてん)についてどうかんがえるか
雇用こよう促進そくしんほうだい2じょう障害しょうがいしゃを「身体しんたい障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいまた精神せいしん障害しょうがいがあるため、長期ちょうきにわたり、職業しょくぎょう生活せいかつ相当そうとう制限せいげんけ、また職業しょくぎょう生活せいかついとなむことがいちじるしく困難こんなんものをいう。 」と規定きていしている。種類しゅるい程度ていどにも
とづいて対象たいしょう範囲はんいをきめている。
17めい意見いけん。まとめると大方おおかた意見いけんとしては、現行げんこう就労しゅうろう困難こんなんではないの社会しゃかいモデルでみなおすべき。手帳てちょう交付こうふしゃ限定げんていするべきではない。
手帳てちょう制度せいど判断はんだんせず、職業しょくぎょう生活せいかつじょう困難こんなん対応たいおう
現在げんざいはずれている障害しょうがい幅広はばひろ対象たいしょうに。
手帳てちょう制度せいど位置いちづけがちがい、検討けんとう課題かだいがある。
手帳てちょう対象たいしょうだけの制度せいど問題もんだいあり。
手帳てちょう制度せいど廃止はいしして、アセスメント方式ほうしき導入どうにゅうすべき。

2、障害しょうがい種別しゅべつによる制度せいどてき格差かくさについてどうかんがえるか
15めい。どこに格差かくさがあるか。
手帳てちょうをもっている知的ちてき身体しんたい賃金ちんぎん格差かくさ精神せいしん雇用こようりつ算定さんていされるが雇用こよう義務ぎむからははずされている、発達はったつ障害しょうがい高次こうじのう機能きのう障害しょうがい雇用こよう義務ぎむにも算定さんていりつにもはいらない。視覚しかく障害しょうがいしゃ雇用こよう促進そくしんがおくれている、聴覚ちょうかく手話しゅわどおり不足ふそく不十分ふじゅうぶんとう
かく意見いけんとも、格差かくさ是正ぜせいする方策ほうさくもとめられる。

3、現行げんこう法定ほうてい雇用こようりつ制度せいど問題もんだいてん雇用こようりつ、ダブルカウント制度せいど特例とくれい子会社こがいしゃ雇用こよう納付のうふきん制度せいどとう)についてどうかんがえるか
18めい
雇用こようりつについて。ドイツ5%、フランス6%にくらべひくい。
雇用こようりつ算定さんてい範囲はんい失業しつぎょうしている障害しょうがいしゃ実態じったいとくらべてどうか、見直みなおすべき。
公的こうてきセクターの雇用こようりつ率先そっせんしてあげていくべき。
公務員こうむいん募集ぼしゅうで、実質じっしつじょう知的ちてきがはずされている。不利益ふりえきがある。障害しょうがい種別しゅべつ雇用こようりつをだすべきではないか、など。

ダブルカウントについて。
障害しょうがいしゃ雇用こよう促進そくしんという目的もくてきからても障害しょうがいしゃ二分にぶんするもので不適切ふてきせつひく雇用こようりつをさらにひくくしてる。
重度じゅうど促進そくしんがはかられているというが、疑問ぎもんあり。合理ごうりてき配慮はいりょ対処たいしょすれば1でいいのでは。
短時間たんじかんを0.5ですべきでない。
やくってるという意見いけんもある。

子会社こがいしゃについて。
雇用こようりつがあがっているが差別さべつてき待遇たいぐう人事じんじ賃金ちんぎん体系たいけいにしても、本体ほんたいとは別個べっこのままに固定こていされるめんがある。制度せいど廃止はいしふくめて、差別さべつ禁止きんし適正てきせい人事じんじなど是正ぜせいもとめられる。
精神せいしん雇用こようがすくない。

納付のうふきんについて。
常時じょうじ雇用こようする労働ろうどうしゃ範囲はんいについて行政ぎょうせい解釈かいしゃくがひろがりすぎ不当ふとう免除めんじょされてるのでは。


納付のうふ金額きんがくげと義務ぎむ対象たいしょう企業きぎょう拡大かくだいすべきではないか。
達成たっせい企業きぎょう存在そんざい前提ぜんていとしては、制度せいど目的もくてき矛盾むじゅん雇用こようりつ確保かくほ前提ぜんていとした制度せいどに。


合理ごうりてき配慮はいりょ達成たっせいされるよう、雇用こよう調整ちょうせいきん助成じょせいきん制度せいどをという意見いけんも。

4、職場しょくばにおける合理ごうりてき配慮はいりょ実現じつげんプロセスと意義いぎ申立もうしたてについてどうかんがえるか
権利けんり条約じょうやく合理ごうりてき配慮はいりょ提供ていきょうしないと差別さべつもとめるがわ権利けんり
個人こじん状況じょうきょうにおいて個別こべつてきにきまるので、すべて法律ほうりつにかきこむには限界げんかいがある。なので実現じつげんプロセスが大事だいじ
19めいから意見いけん
事業じぎょうしゃ個別こべつ機関きかんにおいて調整ちょうせい仕組しくみをもうけるべき。障害しょうがい当事とうじしゃ支援しえんする体制たいせい必要ひつよう事業じぎょうしゃがわ研修けんしゅう。ガイドラインをつくる。実態じったいにもとづき事例じれい研究けんきゅう助成じょせいきん制度せいど物理ぶつりてき技術ぎじゅつ研修けんしゅうを。
異議いぎもう制度せいど裁判さいばんまえ職場しょくばない第三者だいさんしゃ調停ちょうてい機関きかん、あらたな機関きかんをつくるべき。

藤井ふじい
一般いっぱん就労しゅうろう全般ぜんぱんたいして意見いけんを。

松井まつい
障害しょうがいしゃ就労しゅうろう支援しえん、ILOの資料しりょう委員いいんにだけだしている。内容ないようは、国際こくさい基準きじゅんにくらべて問題もんだいがあるということ。
政府せいふからILOにだされる文書ぶんしょ民間みんかんたいしてオープンになっていない。障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたいふくめて討議とうぎするなど、事前じぜん協議きょうぎもうけてほしい。
また、合理ごうりてき配慮はいりょかんして。労働ろうどう行政ぎょうせいで11かい研究けんきゅうかいがあり、中間ちゅうかん整理せいりがあとからだした資料しりょうはいっている。障害しょうがいしゃ雇用こよう部会ぶかい継続けいぞくして審議しんぎしている。
各省かくしょうレベルにある研究けんきゅうかい審議しんぎかいとのすりあわせが大事だいじ
追加ついか資料しりょうの2、63ページ。12月の労働ろうどう政策せいさく審議しんぎかい障害しょうがいしゃ雇用こよう部会ぶかい担当たんとう課長かちょうから、推進すいしん会議かいぎ法的ほうてき根拠こんきょがないが、こちらの審議しんぎかい厚労省こうろうしょう法的ほうてき根拠こんきょがある。雇用こようについてはこちらを優先ゆうせんすべきといっている。きちんと整理せいりをしないと。

関口せきぐち
山井やまいさんの予算よさんはなしで、300おくが107おくになって自立じりつ支援しえん医療いりょうがおちたのが残念ざんねん訴訟そしょうだんなか精神せいしんがいなかったからか。
ILOの障害しょうがいしゃ定義ていぎは、権利けんり条約じょうやく定義ていぎとはちがっている。
労基法ろうきほうについて。6時間じかん以上いじょうつづけての仕事しごとはダメとかまりがある。精神せいしんは3あいだ休憩きゅうけいほしい場合ばあいがあるが、訓練くんれんして6時間じかんもつようにするが、就職しゅうしょくしてつぶれてしまう。労基法ろうきほう厳密げんみつ適応てきおうするのではなく、フレキシブルに。合理ごうりてき配慮はいりょ時間じかん調整ちょうせいを。
精神せいしん偏見へんけんをおそれて手帳てちょうをとらないひとおおい、雇用こようりつのカウント対象たいしょうにすると顕在けんざいさせたときに、すぐにわくがうまってしまうのでは。
予算よさんについて、サービス提供ていきょうしゃがわだけに有利ゆうりではなく当事とうじしゃ有利ゆうり予算よさんのつけかたを。


障害しょうがいしゃへの理解りかいをというが、精神せいしん障害しょうがいについてはくに偏見へんけんをあおってきた側面そくめんがある。まれに不幸ふこう事件じけんがおこると、法律ほうりつをつくったりする。
予算よさんをOECDのなかくらいで、世間せけん理解りかいられるはず。くに率先そっせんしてほしい。

大濱おおはま
法定ほうてい雇用こようりつについて。精神せいしんれてなくて1.8%。いれて5%くらいにしてほしい。
ダブルカウントについて。厚生こうせい労働省ろうどうしょう数字すうじで2007ねんまでで、重度じゅうど以外いがい障害しょうがいしゃ16.5%、重度じゅうどは21.%増加ぞうかしている。ある程度ていどまでは積極せっきょくてき差別さべつ是正ぜせい措置そちかんがえられるが、重度じゅうどというとき手帳てちょう1しゅ1きゅう幅広はばひろい。障害しょうがい範囲はんい程度ていど手帳てちょうのありかたさい検討けんとうする必要ひつようがある。1.5がいいのか2がいいのか、重度じゅうど障害しょうがいしゃ就労しゅうろうしやすいようにどうしたらいいかという視点してん今後こんご検証けんしょうを。

新谷しんたに
労政ろうせいしん合理ごうりてき配慮はいりょかんする中間ちゅうかん整理せいりをみた。研究けんきゅうかい聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃはいっていない。れてほしいといったが、情報じょうほう提供ていきょうないまますすんでいる。
アメリカの雇用こよう機会きかい均等きんとう委員いいんかいでは、28のガイドラインをだしている。こういう方向ほうこう議論ぎろんがされているかりたい。

遠藤えんどう
研究けんきゅうかいから審議しんぎかいがうつった。アメリカ、ドイツ、イギリスなどの状況じょうきょうをふまえ、審議しんぎをしている。
障害しょうがいしゃ雇用こようについては、労働ろうどうしゃ雇用こようしゃ十分じゅうぶん協力きょうりょくすべき。労使ろうし双方そうほう参画さんかくできるような審議しんぎかいをしてほしい。

新谷しんたに
あらためて厚労省こうろうしょうから意見いけんをききたい。

かわ
一般いっぱん就労しゅうろうについて、精神せいしん障害しょうがいしゃ就労しゅうろうしたいけどできない現状げんじょう厚労省こうろうしょう研究けんきゅうかい合理ごうりてき配慮はいりょをこまかく審議しんぎしている。
精神せいしんれいについて、意見いけんっている。このでも実効じっこうせいのあるものにしてほしい。

ひがし
福祉ふくしてき就労しゅうろう自立じりつ支援しえんほう
1、労働ろうどうしゃせい労働ろうどう法規ほうき適用てきようについてどうかんがえるか
2、最低さいてい賃金ちんぎん賃金ちんぎん補填ほてんについてどうかんがえるか
3、就労しゅうろう支援しえん事業じぎょうのあるべき姿すがたについてどうかんがえるか
4、一般いっぱん就労しゅうろうにおける就労しゅうろう支援しえん通勤つうきん支援しえん身体しんたい介護かいご、ジョブコーチ)についてどうかんがえるか
・シームレスな支援しえん
1、一般いっぱん就労しゅうろう福祉ふくしてき就労しゅうろう制度せいどあいだ格差かくさとサービスの断絶だんぜつ問題もんだいについてどうかんがえるか



雇用こよう創出そうしゅつ
1、社会しゃかいてき事業じぎょうしょほう制度せいどについてどうかんがえるか
2、いわゆるハート購入こうにゅうほうについてどうかんがえるか

福祉ふくしてき就労しゅうろう自立じりつ支援しえんほう
1、労働ろうどうしゃせい労働ろうどう法規ほうき適用てきようについてどうかんがえるか
条約じょうやくではインクルーシブでアクセシブルな市場いちばといっているが日本にっぽん分断ぶんだんされている。


16めい意見いけん
適用てきよう慎重しんちょう
就労しゅうろうAがたをのぞくとBがたから一般いっぱん就労しゅうろう移行いこうするのが妥当だとう。いきなりではなく。
福祉ふくしてき就労しゅうろうべつ意味いみ
おおくは条約じょうやくやILOの関係かんけいからも福祉ふくしてき就労しゅうろうでも適用てきようすべき。賃金ちんぎん補填ほてん制度せいどどういち価値かち労働ろうどうどういち賃金ちんぎん原則げんそくを。雇用こようがたでもさいちんほう労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうなど、適用てきようすべき。
福祉ふくしほう雇用法こようほう連結れんけつによって保障ほしょうすべき。
福祉ふくしてき就労しゅうろうをのこすにせよ、一般いっぱん保護ほごほう個別こべつてき適用てきようすべき。

2、最低さいてい賃金ちんぎん賃金ちんぎん補填ほてんについてどうかんがえるか
さいちん除外じょがい減額げんがく特例とくれい制度せいどにかわった。
17めいから。
賃金ちんぎん補填ほてん必要ひつよう、もしくは制度せいどをみなおすべきという意見いけんおおかった。
年金ねんきん手当てあてとの調整ちょうせいを。
労働ろうどう機会きかい圧縮あっしゅくするようであれば年金ねんきん就労しゅうろう手当てあてを調整ちょうせいすべき。
重度じゅうど就労しゅうろうかんがえると維持いじすべき。

3、就労しゅうろう支援しえん事業じぎょうのあるべき姿すがたについてどうかんがえるか
13めいから。生活せいかつ就労しゅうろう支援しえんをきりわけるべきではない。
在宅ざいたくにおける支援しえんや、自営じえいもふくめて。
精神せいしん一般いっぱん就労しゅうろうにどう適用てきようできるかの支援しえん重要じゅうよう
ジョブコーチとか相談そうだん支援しえん権利けんり擁護ようごしゃ大事だいじ
一般いっぱん就労しゅうろう福祉ふくしサービスをつづけられるように。
支援しえんほうにもとづく就労しゅうろう支援しえん促進そくしんほう施策しさく整理せいり融合ゆうごうすべき。

4、一般いっぱん就労しゅうろうにおける就労しゅうろう支援しえん通勤つうきん支援しえん身体しんたい介護かいご、ジョブコーチ)についてどうかんがえるか
雇用こよう促進そくしんほうでおこなわれてる内容ないよう福祉ふくしサービスでするか、合理ごうりてき配慮はいりょとするか。
どういう根拠こんきょにもとづき提供ていきょうすべきというところは、まだ共通きょうつう理解りかいがない。議論ぎろんかさねる必要ひつようがある。
通勤つうきん支援しえんは、雇用こよう対策たいさくとして検討けんとうすべき、ジョブコーチは合理ごうりてき配慮はいりょとして、総合そうごう福祉ふくしほうでPAとして、通勤つうきん独自どくじ制度せいどを、職場しょくば介助かいじょ福祉ふくし制度せいどか、など。

・シームレスな支援しえん
1、一般いっぱん就労しゅうろう福祉ふくしてき就労しゅうろう制度せいどあいだ格差かくさとサービスの断絶だんぜつ問題もんだいについてどうかんがえるか



自立じりつ支援しえんほう総括そうかつから、どのような支援しえんにすればいいか。
14めい意見いけんはいろいろあったが、方向ほうこうせい一致いっちしているのでは。
社会しゃかいてき活動かつどう社会しゃかいてき就労しゅうろう一般いっぱん就労しゅうろうどの場面ばめんにあろうが、のない支援しえん提供ていきょうすべき。
福祉ふくしてき就労しゅうろう一般いっぱん雇用こようそとであつかうのをやめるべき。
両方りょうほうをいききできる制度せいどを。
格差かくさ解消かいしょうしサービスを一元化いちげんかを。
全体ぜんたい方向ほうこうせいとしては、格差かくさをなくしていくことで一致いっち

雇用こよう創出そうしゅつ
1、社会しゃかいてき事業じぎょうしょほう制度せいどについてどうかんがえるか
ヨーロッパで発展はってんしてきた。韓国かんこくでも法定ほうていされた。日本にっぽんでは滋賀しがけん箕面みのお。まだ認知にんちひくい。
10めい
社会しゃかいてき雇用こよう意義いぎ強調きょうちょうし、法制ほうせいにむけて取組とりくむべき。効果こうか費用ひよう検討けんとう大事だいじ
一般いっぱん雇用こようがインクルージョンになることがさき
さらなる検討けんとう必要ひつよう

2、いわゆるハート購入こうにゅうほうについてどうかんがえるか
くに自治体じちたいが、障害しょうがいしゃ就労しゅうろう支援しえん施設しせつ優先ゆうせんてき仕事しごと発注はっちゅうすることをうなが法律ほうりつ提案ていあんされてきたが、まだ法制ほうせいされてない。
おおくの意見いけん法制ほうせいをもとめている。価格かかく問題もんだい努力どりょく義務ぎむベースになっているなど、問題もんだいが。

藤井ふじい
福祉ふくしてき就労しゅうろうという言葉ことばは、日本にっぽん独特どくとく。70年代ねんだいから実践じっせん現場げんばからでてきた言葉ことば
松井まついさんの追加ついか資料しりょう19ページ。ILOが昨年さくねんがつ日本にっぽんにだした意見いけん報告ほうこく
だい75項目こうもく授産じゅさん施設しせつおこなわれる作業さぎょう適用てきようされる基準きじゅん国内こくない状況じょうきょう考慮こうりょする必要ひつようがあるとはいえ、とう委員いいんかいは、これらの基準きじゅんもまた機会きかいおよ待遇たいぐう均等きんとうだいじょう)などの条約じょうやく原則げんそくしたがわなければならないことに注目ちゅうもくする。とう委員いいんかいは、条約じょうやく目的もくてきである障害しょうがいしゃ社会しゃかいてき経済けいざいてき統合とうごうという観点かんてんから、また障害しょうがいしゃによる貢献こうけん十分じゅうぶん認識にんしきするという目的もくてきのため、授産じゅさん施設しせつおける障害しょうがいしゃおこな作業さぎょうを、妥当だとう範囲はんいで、労働ろうどうほう範囲はんいないおさめることはきわめて重要じゅうようであろうとおもわれる、と結論けつろんする」
159ごう条約じょうやくのこと。保護ほご雇用こよう制度せいど
雇用こよう福祉ふくしか、ではなく。雇用こよう福祉ふくしもという視点してんで。

大久保おおくぼ
福祉ふくしてき就労しゅうろうにも、それなりの意義いぎ機能きのうがあるとかんがえている。
現状げんじょう一般いっぱん就労しゅうろう継続けいぞく就労しゅうろう支援しえんAやBの賃金ちんぎん格差かくさおおきい。
就労しゅうろう継続けいぞくAは、労働ろうどうしゃせい利用りようしゃという2めんせいがあり、賃金ちんぎんをもらい利用りようりょうはらう。
社会しゃかいてき事業じぎょうしょ試行しこうてきにされてる。こういったものが極端きょくたんめる可能かのうせいがあるかもしれない。そのときは労働ろうどう分野ぶんや対応たいおうすべき。
就労しゅうろう継続けいぞくAがどのような位置いちづけ性格せいかくになるかということになる。いまの就労しゅうろう継続けいぞくAは知的ちてき障害しょうがいしゃにとってはハードルがたかい。

尾上おがみ
日本にっぽん雇用こよう福祉ふくしてき就労しゅうろうかべがある。これをどうするかがおおきいポイント。
社会しゃかいてき事業じぎょうしょ賃金ちんぎん補填ほてんもふくめて労働ろうどうしゃ権利けんりせいをもってはたらける必要ひつよう
通勤つうきん支援しえん自立じりつ支援しえんほうでつかえない。支援しえんがいらなくなったらはたらくのではなく、支援しえんをうけながらはたらく。
滋賀しが箕面みのお実例じつれいのヒアリングをしてみたい。
納付のうふきん制度せいど職場しょくば介助かいじょしゃ制度せいどは10ねんできられる。10ねんたったらあるけるようになるわけではない。重度じゅうど障害しょうがいしゃはたらつづけることができる制度せいどを。家賃やちん補助ほじょなど期限きげんきの制度せいど恒久こうきゅうてきに。

佐藤さとう
これまで日本にっぽん労働ろうどう行政ぎょうせい拒否きょひしてきた。ぜひ理論りろんてきにも整備せいびしてすすめてほしい。
障害しょうがいしゃ差別さべつ雇用こようについて、雇用こようりつ雇用こようできるひとは、労働ろうどう能力のうりょくたかひと賃金ちんぎん補填ほてん制度せいどがないと、いつまでも福祉ふくしてき就労しゅうろうがのこる。総合そうごうてきかんがえるべき。
はたらける障害しょうがいしゃもいるだろうし、年金ねんきんだけでらしたい障害しょうがいしゃものこるだろうし、中間ちゅうかんのひとの不足ふそくぶん賃金ちんぎん補填ほてんで。
滋賀しが箕面みのお神奈川かながわ一般いっぱん就労しゅうろう支援しえんなど、多様たよう先行せんこう事例じれいのヒアリングを。

中西なかにし
労働ろうどう義務ぎむかんがえるなら、所得しょとく保障ほしょうはなしがでなかった。
賃金ちんぎん補填ほてんというはなしわってはいけない。

藤井ふじい
今後こんご論点ろんてん雇用こようとあわせて、所得しょとく保障ほしょうはなしがある。またあらためて。

竹下たけした
労災ろうさいについて。福祉ふくしてき就労しゅうろうでは障害しょうがいしゃ保護ほごされていない。
就労しゅうろう支援しえんで、対象たいしょう雇用こよう限定げんていされている。視覚しかく障害しょうがいしゃはりやいと、ほとんど自営業じえいぎょう支援しえんがない。
また、雇用こようしてると支援しえんがうけられない。

堂本どうもと
現場げんばからのこえ千葉ちば県庁けんちょう就労しゅうろうする場合ばあい知的ちてき障害しょうがいしゃ就労しゅうろうしづらいとはなしがあった。資料しりょうの17ページにいたが、みんなの仕事しごと分解ぶんかいし、コピーなどできる仕事しごと1人ひとり2にんぶんとあつめた。トライアル就労しゅうろうをし、雇用こようした。
職員しょくいんにしてみると、仕事しごとができるようになり、はたらけるようになりWINWIN。資料しりょう59ページ。
そのひとがもてるちからをどうひきだせるか。固定こていてき仕事しごとではなく、できることをあつめて分担ぶんたん
職場しょくば多様たようせいがうまれる。やさしさ、気遣きづかいもうまれる。
法律ほうりつ議論ぎろんがでてきているが、事業じぎょうぬし障害しょうがいしゃのコミュニケーションをどれだけとるかが大事だいじ

長瀬ながせ
一般いっぱん就労しゅうろう福祉ふくしてき就労しゅうろう、シームレス支援しえんについて。
知的ちてき障害しょうがいしゃすうねん仕事しごとをすると、年金ねんきん減額げんがく停止ていしになる。就労しゅうろう支援しえんがうまくいかなくなったとき、もど場所ばしょがなくなる。
障害しょうがい基礎きそ年金ねんきんにもどれなくなる問題もんだいてんがある。

松井まつい
就労しゅうろうにおける利用りようりょう問題もんだい。ILOの報告ほうこくしょで、調査ちょうさしたしょ外国がいこくでも利用りようりょうをとっているところはないくりかえし懸念けねん表明ひょうめいしている。
今朝けさ日経新聞にっけいしんぶん。EUが2020ねんまでのしん成長せいちょう戦略せんりゃくとしてEUが20さいから64さい労働ろうどう年齢ねんれい就業しゅうぎょうりつを69%から75%以上いじょうににあげるとしてる。そのためには障害しょうがいのあるひとの就業しゅうぎょうをふやすことが必要ひつよう。このように数値すうち目標もくひょう設定せっていすべき。

久松ひさまつ
労使ろうし関係かんけい罰則ばっそく関係かんけいについて。
アメリカ、ヨーロッパで手続てつづきするとき、ルールをやぶったときの罰則ばっそく金額きんがくたかい。
日本にっぽんはルールをやぶったときの罰則ばっそくをきらう企業きぎょう体質たいしつがある。日本にっぽんでは障害しょうがいしゃ雇用こようのハードルがたかいというが、海外かいがいのほうがたかいハードルで競争きょうそうりょくたかめている。
日本にっぽんひくいハードルのレベルで議論ぎろん
アメリカはリハビリテーションほう、テレビに字幕じまくをつける法律ほうりつがある。日本にっぽん企業きぎょうは、その法律ほうりつたいして果敢かかん挑戦ちょうせんして、アメリカに製品せいひんんできた。
日本にっぽんでは、雇用こよう促進そくしんほうなどにも罰則ばっそくをつける議論ぎろんを。

藤井ふじい
ここで議論ぎろんする意味いみ労働ろうどう行政ぎょうせいをこえて、横断おうだんてき雇用こようだけでなく、情報じょうほうなど総合そうごうてきにかかわってきて、雇用こよう制度せいどがうまれてくる、部会ぶかいにうつると労働ろうどう行政ぎょうせい中心ちゅうしんになりがち。
雇用こようをこえた自営じえいというはなしもある。
いったん休憩きゅうけい

休憩きゅうけい

藤井ふじい
こののち進行しんこうについて、差別さべつ禁止きんしほう虐待ぎゃくたい防止ぼうしほう部会ぶかいつくること前提ぜんていに。
意見いけんは、一括いっかつしておねがいします。

ひがし
(2)差別さべつ禁止きんしほうについて
ほう制度せいど創設そうせつ必要ひつようせい
1、あらゆる分野ぶんや包括ほうかつする差別さべつ禁止きんしほう必要ひつようせいについてどうかんがえるか
18めい異論いろんはない。差別さべつとくした法律ほうりつを。

差別さべつ定義ていぎ
1、総則そうそくてき定義ていぎをどのようにするか
条約じょうやくみっつの差別さべつがある。
14めいはこれをいれるべき。
少数しょうすう意見いけんとして、間接かんせつ合理ごうりてき配慮はいりょ欠如けつじょがわかりにくい。
みなし、過去かこふくめるべき、社会しゃかいモデルに準拠じゅんきょすべき。

2、個別こべつ分野ぶんやべつ定義ていぎをどのようにするか
18めい意見いけん
15めいは、分野ぶんやべつ定義ていぎすべき。裁判さいばん規範きはんせいをもたせるために。
少数しょうすう意見いけんとして、現実げんじつ困難こんなんではないか、もれがでてくるんではないか。

3、抽象ちゅうしょうてき例外れいがい規定きていをどう明確めいかく限定げんていするか
条約じょうやくでも差別さべつ例外れいがいがある。抽象ちゅうしょうてきだと、拡大かくだい解釈かいしゃくされすぎるおそれがあるのでどのようなかたちで明確めいかくしていくか。すこし議論ぎろん混乱こんらんしている。
意見いけんとして、
条約じょうやく具体ぐたいてき文言もんごんにしたり、ガイドラインをつくる。
例外れいがい規定きていをかかざるえない意見いけんおも
不釣合ふつりあいいなもしくは過重かじゅう分野ぶんやがあるのでは。

個別こべつ分野ぶんや
1、生活せいかつ分野ぶんやとして、いかなる分野ぶんや規定きていすべきか
れい地域ちいき生活せいかつ自己じこ決定けってい法的ほうてき能力のうりょく移動いどう建物たてもの利用りよう情報じょうほう保障ほしょうとコミュニケーション、教育きょういく就労しゅうろう医療いりょうおよびリハビリテーション、せい政治せいじ参加さんか司法しほう手続てつづき、その
18めい
社会しゃかい参加さんか行政ぎょうせいサービスと行政ぎょうせい手続てつづき不動産ふどうさん取引とりひき契約けいやく福祉ふくしサービス、商品しょうひんおよびサービスの提供ていきょう出生しゅっしょう婚姻こんいん出産しゅっさん文化ぶんか生活せいかつ、リクリエーション、、スポーツ参加さんか観光かんこうなど。
ほうあなれがないように、虐待ぎゃくたい規定きていすべき。

関係かんけい個別こべつ立法りっぽうとの関係かんけい
1、差別さべつ禁止きんし抵触ていしょくする立法りっぽう改廃かいはいについてどうかんがえるか
19めい異論いろんはない。
差別さべつ禁止きんしほう制定せいてい同時どうじ改廃かいはいするか、あとで改廃かいはいのためのなんらかの手段しゅだんかんがえるべきか。
その準備じゅんびとして欠格けっかく条項じょうこうなど法律ほうりつ問題もんだいてんあらしを。
ほう優先ゆうせんするような条項じょうこう差別さべつ禁止きんしほう規定きていするべき。
具体ぐたいてきれい公職こうしょく選挙せんきょほう後見人こうけんにん選挙せんきょけん剥奪はくだつ公務員こうむいん欠格けっかく事由じゆうとする公務員こうむいんほう分離ぶんり教育きょういく前提ぜんていとした学校がっこう教育きょういくほう、443もあるという欠格けっかく条項じょうこう精神せいしんはいっていない雇用こよう促進そくしんほう医療いりょう観察かんさつほう精神せいしん保健ほけん福祉ふくしほう成年せいねん後見人こうけんにん制度せいど裁判さいばんじょう離婚りこん医療いりょうほう施行しこう規則きそくだい10じょう民事みんじ訴訟そしょうほう31じょう、の問題もんだいてん指摘してきされた。。

2、合理ごうりてき配慮はいりょ具体ぐたいけた改正かいせいについてどうかんがえるか
関係かんけい個別こべつ立法りっぽうとの関係かんけいで、ふたつ問題もんだいがある。
差別さべつかんする規定きていをいかに改廃かいはいさせていくか。
もうひとつは、既存きそん法律ほうりつには原則げんそくかかれてない、あってしかるべき合理ごうりてき配慮はいりょかんがえられるとすれば法律ほうりつでどうかくか、と差別さべつ禁止きんしほう本体ほんたいにどうかくか関係かんけいをどう整理せいりするか。
ここの論点ろんてんは、ふたのほう。
個別こべつ立法りっぽうにもりこむかどうか
司法しほう分野ぶんやにおいて、判決はんけつがでたばあい、点字てんじでの請求せいきゅうけん障害しょうがい箇所かしょにいれこむか、差別さべつ禁止きんしほう本体ほんたいにかきこむかの仕分しわけ。
意見いけんとしてはとおり。個別こべつほうにはかきこむ。と、可能かのうかぎ差別さべつ禁止きんしほうにかきこむ。

救済きゅうさい機関きかん
1、行政ぎょうせい救済きゅうさい機関きかん設置せっちについてどうかんがえるか
18めい
独立どくりつし、個別こべつ救済きゅうさいのための、権限けんげんをもつ機関きかん必要ひつようという意見いけんおおい。
独立どくりつせい意味いみ必要ひつよう権限けんげん内容ないよう相談そうだんからはじまって、調整ちょうせい斡旋あっせん調停ちょうてい審判しんぱんなどのありかた単独たんどく機関きかんか、既存きそん機関きかん活用かつようするか、くにけんどのレベルまで設置せっちするのか。
今後こんご、このてんについては議論ぎろん必要ひつよう

2、人権じんけん擁護ようご法案ほうあんとの関係かんけいについてどうかんがえるか
17めい
見守みまもる、考慮こうりょする必要ひつようがある。
おお意見いけん障害しょうがいもとづく差別さべつ固有こゆうせい非常ひじょうつよいので、差別さべつ禁止きんしほう独自どくじにつくるべき。
パリ原則げんそくにもとづいた機関きかんができるなら、窓口まどぐち一般いっぱんするべき。そのときどう障害しょうがい反映はんえいさせるかがポイント。

相談そうだん支援しえん機関きかん
1、相談そうだんしゃ立場たちばった支援しえんのありかた支援しえん機関きかんについてどうかんがえるか
差別さべつがおきたとき相談そうだん体制たいせいをどうかんがえるか。
19めい
論点ろんてんみっつ。
1)組織そしきてき問題もんだいてん相談そうだん支援しえん機関きかん行政ぎょうせい救済きゅうさい機関きかん一部いちぶとして設置せっちするか、障害しょうがいしゃ団体だんたいなどあらたにつくるか、既存きそん地域ちいきネットワークをつかうのか。就労しゅうろう場合ばあいうちそと支援しえん機関きかん必要ひつようではないか。どちらか一方いっぽうとうい問題もんだいではないが。
2)人的じんてき専門せんもんだけでなく、ピアカン、エンパワメントの手法しゅほうをとりいれて当事とうじしゃ家族かぞく参画さんかく必要ひつよう
3)どのレベルで設置せっちするか。くに都道府県とどうふけん広域こういきてき市町村しちょうそんレベル。
やはり身近みぢか相談そうだんできるところ、また地域ちいきあいだ格差かくさをなくすために全国ぜんこくてき最低さいてい限度げんど基準きじゅん提示ていじできるような機関きかん必要ひつよう

その
割愛かつあい

藤井ふじい
冒頭ぼうとう差別さべつ禁止きんしほう展望てんぼうどうするか。
どの委員いいん必要ひつようっている。どうやったら実効じっこうせいがあるものができるか。

中島なかじま
雇用こよう問題もんだいふくめて、どのように実効じっこうせい担保たんぽするのか。基本きほん法的ほうてき性格せいかくをもたせるのか。


雇用こようっても、就労しゅうろうという範囲はんいかんがえて位置いちづけてほしい。
関心かんしんがあるのは、ほうとしての実効じっこうせい既存きそん法体ほうたいけいとの関係かんけい
禁止きんしほう制定せいてい応援おうえんする。

山崎やまざき
障害しょうがいしゃ差別さべつ禁止きんしほうつくるべきだとおもう。ぬけてる視点してんがある。
まず、裁判さいばんでつかえる、という意見いけんおおいが、わたしも賛成さんせい
つぎに、これをすると差別さべつとなる、という社会しゃかい教育きょういくてき視点してん
3番目ばんめをつけくわえる。救済きゅうさい機関きかんのガイドラインとなるというてん
差別さべつ禁止きんしほうがいらないというひと指摘してきとして、あたらしい差別さべつ禁止きんしほうをつくることであらたな人権じんけん侵害しんがいができる可能かのうせいがある、という。
政府せいふから独立どくりつした救済きゅうさい機関きかんをつくり、不服ふふくであれば裁判さいばんとする。とすれば説明せつめい論拠ろんきょとなる。
もうひとつ。人権じんけん擁護ようご法案ほうあんという言葉ことばは、ぜん政権せいけん法案ほうあんをベースにろんじてるような印象いんしょう


民主党みんしゅとう野党やとう時代じだいにだした人権じんけん侵害しんがい救済きゅうさいほうをつかうとか、人権じんけん救済きゅうさいほうとしてはどうか。



ひがし
そうします。

藤井ふじい
条約じょうやくだい5じょう共有きょうゆうしたい。
だい5じょう平等びょうどうおよ差別さべつ無差別むさべつ
1 締約ていやくこくは、すべてのものが、法律ほうりつぜんおよしたにおいて平等びょうどうであり、いかなる差別さべつもなしに法律ほうりつによる平等びょうどう保護ほごおよ利益りえきける権利けんりゆうすることをみとめる。
2 締約ていやくこくは、障害しょうがいもとづくあらゆる差別さべつ禁止きんしするものとし、いかなる理由りゆうによる差別さべつたいしても平等びょうどうのかつ効果こうかてき法的ほうてき保護ほご障害しょうがいのあるひと保障ほしょうする。
3 締約ていやくこくは、平等びょうどう促進そくしんおよ差別さべつ撤廃てっぱいするため、合理ごうりてき配慮はいりょおこなわれることを確保かくほするためのすべての適切てきせつ措置そちをとる。
4 障害しょうがいのあるひと事実じじつじょう平等びょうどう促進そくしんまた達成たっせいするために必要ひつよう特定とくてい措置そちは、この条約じょうやくさだめる差別さべつかいしてはならない。」

大谷おおや
意見いけん交換こうかんできないのが残念ざんねん
久松ひさまつ意見いけんにくわえた意見いけん裁判さいばん規範きはんせいのある差別さべつ禁止きんしほうをというところ。刑罰けいばつすかどうか。
男女だんじょ雇用こよう機会きかい均等きんとうほう罰則ばっそくをもうけるかどうかで、経団連けいだんれんつよ反対はんたい努力どりょく義務ぎむになった。
1997ねん禁止きんし規定きていになったが、罰則ばっそく規定きていはない。法律ほうりつができたが、実効じっこうせいにおいて十分じゅうぶんでないとかんがえる。
ぜひ罰則ばっそくもうけるかどうかをかんがえてほしいし、もうけてほしい。
障害しょうがいしゃ基本きほんほうでもべたが、女性じょせいへのふくあい差別さべつをどう解消かいしょうするか。リプロダクツライツ。実定法じっていほうがない。
条約じょうやく23じょう家族かぞくかんする権利けんりがある。女性じょせいかんする差別さべつについて、ぜひ、いれてほしい。重要じゅうようであればかさねて規定きていしてもいいのではないか。

藤井ふじい
罰則ばっそく規定きていかんして。

関口せきぐち
罰則ばっそく規定きてい必要ひつよう
基本きほんほうでいったが、特定とくてい生活せいかつ様式ようしき強制きょうせいされない権利けんりがある。OECDは1000にんあたり0.7しょう日本にっぽんは1.8しょうあきらかな権利けんり侵害しんがい、これをどうするか。

もり
14ねん基本きほんほう改正かいせいするときに、差別さべつ禁止きんしほうれるかどうかもめた経緯けいいがある。
罰則ばっそくをつけると、びっくりするだろうという議論ぎろんがある。刑罰けいばつをつけるのは慎重しんちょうに。
しかし権利けんり条約じょうやく批准ひじゅんのために、差別さべつ禁止きんしほうがひつよう。
どういう法律ほうりつ構成こうせいにするか。各論かくろんでは、生活せいかつのあらゆる分野ぶんやをやるべき。
総論そうろんでは、目的もくてき抽象ちゅうしょうてきに。既存きそん抵触ていしょくする法律ほうりつ改正かいせいなおさないと。
一番いちばん問題もんだいなのは合理ごうりてき配慮はいりょ。ガイドラインをつくる。権利けんり擁護ようご委員いいんかいつくって規則きそくを。


救済きゅうさい機関きかんをどうするか、司法しほうとの整合せいごうせいをどうするか、そのような議論ぎろんたあとで刑罰けいばつはなしを。
罰則ばっそくをつけるかどうかはくに様子ようすをみたいが、罰則ばっそくかんがえないといけないかな、とおもう。

北野きたの
すべてのひとのための公民こうみんけんほう必要ひつよう
条約じょうやく批准ひじゅんのためにも差別さべつ禁止きんしほう必要ひつよう
カナダの人権じんけん委員いいんかいであつかう事案じあんは3わりから4わり障害しょうがいしゃ問題もんだい。とくに就労しゅうろう合理ごうりてき配慮はいりょやバリアフリー問題もんだい専門せんもんせいけているという指摘してきがある。
アメリカ。10まんちゅう2まんけん障害しょうがいしゃ問題もんだい政策せいさく指針ししんができるまで10ねんかかっている。公共こうきょう交通こうつう機関きかん建物たてものなど広範こうはん障害しょうがいしゃ問題もんだい対応たいおうできる専門せんもん不足ふそくしている。一般いっぱんてき人権じんけん問題もんだいではなく、労働ろうどう問題もんだい障害しょうがいしゃ問題もんだい連携れんけい必要ひつよう
政策せいさく指針ししん運営うんえい指針ししん作成さくせい、マンパワーの形成けいせい必要ひつよう

藤井ふじい
一般いっぱん市民しみん目線めせん必要ひつよう

遠藤えんどう
実効じっこうせい担保たんぽ必要ひつよう刑罰けいばつ以外いがいのかたちで行政ぎょうせいからの助言じょげん指導しどう勧告かんこく企業きぎょうめい公表こうひょう科料かりょうなどの枠組わくぐみがある。
実効じっこうせいをあげるにはどのようなカードがいいか議論ぎろんをふかめていくべき。

藤井ふじい
門川かどがわさん、土本どもとさんどうですか。

土本どもと
札幌さっぽろ市役所しやくしょ身体しんたいひと採用さいよう募集ぼしゅうをかけているが、知的ちてき精神せいしんはかけてない。なにをするかわからないから。という理由りゆう
あと、学校がっこう問題もんだい特殊とくしゅ学級がっきゅうにいけと、小学校しょうがっこう3年生ねんせいから説明せつめいなくいかされた。べつ建物たてもの勉強べんきょうさせられた

堂本どうもと
罰則ばっそくについての議論ぎろんはでたが、女性じょせいについての議論ぎろんがない。
条約じょうやく6じょう障害しょうがいのある女性じょせい自立じりつてき自己じこ決定けってい
日本にっぽんは94ねんまで強制きょうせい堕胎だたいみとめられてきた。
障害しょうがいにもとづく不妊ふにん手術しゅじゅつ強制きょうせいされない権利けんり子宮しきゅう摘出てきしゅつなどされないように。
カイロの人口じんこう会議かいぎで、障害しょうがいがあってもなくても一人ひとりひとりの権利けんりをと宣言せんげんされた。
知的ちてき障害しょうがいしゃへの強姦ごうかんおおい。部会ぶかいでちゃんと議論ぎろんをしてほしい。

休憩きゅうけい

藤井ふじい
差別さべつ禁止きんしほうをつくるまでに、できることがなにかあるのではないか。
たとえば443の欠格けっかく条項じょうこう運用うんようなどで。

ひがし
(3)虐待ぎゃくたい防止ぼうしほうについて
障害しょうがい定義ていぎ
1、虐待ぎゃくたいしゃ手帳てちょう所持しょじしゃにはかぎられないのではないか
18.全員ぜんいんが、手帳てちょう所持しょじかぎられないとの意見いけん

虐待ぎゃくたい行為こういしゃによる類型るいけい
1、どの範囲はんいまでカバーすべきか
れい介護かいごしゃ福祉ふくし従事じゅうじしゃ使用しようしゃ学校がっこう関係かんけいしゃ医療いりょう従事じゅうじしゃ
つけくわえるべき。おや兄弟きょうだい親族しんぞく刑務所けいむしょとう職員しょくいん行政ぎょうせい一般いっぱん市民しみん同僚どうりょうてき立場たちばのひと。
公共こうきょう交通こうつう関係かんけいしゃ知的ちてきのひとが非常ひじょう侮辱ぶじょくてき言動げんどう乗車じょうしゃ拒否きょひされる場合ばあい
保育ほいく関係かんけいしゃ相談そうだん機関きかん
わけずにひろくすべきだが、類型るいけいごとにわけるべき。虐待ぎゃくたい内容ないよう変更へんこうをもたらすし、発見はっけん救済きゅうさい形態けいたい若干じゃっかんことなる。

虐待ぎゃくたい定義ていぎ
1、虐待ぎゃくたい行為こういしゃ類型るいけいごとに5類型るいけい区分くぶんするか
身体しんたい精神せいしん性的せいてき放置ほうち金銭きんせんてき搾取さくしゅ
必要ひつようであれば追加ついかすべきとの意見いけん
具体ぐたいてきには、医療いりょう関係かんけいしゃによる身体しんたい拘束こうそく、サービスをけさせない行政ぎょうせい対応たいおう、セルフネグレクト。
ほかに、すべての虐待ぎゃくたい包括ほうかつする定義ていぎを、虐待ぎゃくたい定義ていぎをおく必要ひつようがないという意見いけんもあった。
どうやったら実効じっこうせいがあがるかもかんがえて、類型るいけい検討けんとうを。

2、5類型るいけい内容ないようをどうかんがえるか
17めい
日弁連にちべんれん意見いけんしょをベースに議論ぎろんしてもらえれば。
くわえて、差別さべつ言動げんどうやイジメ、プライバシー侵害しんがい、セルフネグレクトを虐待ぎゃくたいにいれるべきでは。
いちじるしく」という表現ひょうげんれるべきかどうか。発見はっけんするばあいもいちじるしいかどうかわからない。
言葉ことば暴力ぼうりょく保護ほごしつへの隔離かくりなどなど。
5類型るいけい定義ていぎしても、もれがないよう包括ほうかつてき定義ていぎ必要ひつよう
もうすこしつめた議論ぎろん必要ひつよう

早期そうき発見はっけん義務ぎむ
1、早期そうき発見はっけん義務ぎむ程度ていど義務ぎむしゃ範囲はんいについてどうかんがえるか
早期そうき発見はっけんは、虐待ぎゃくたいがわかりにくい現状げんじょうで、だれかがはや発見はっけんすることが非常ひじょう重要じゅうよう虐待ぎゃくたいえやすいひと発見はっけん義務ぎむす。
通報つうほうは、発覚はっかくしたのち
日弁にちべん意見いけんしょ努力どりょく義務ぎむす」
すべての関係かんけいしゃひろげるべきという意見いけんもある。
仕事しごとにつくひとだけでなく、支援しえんしゃ保護ほごしゃ親族しんぞくくわえるべきという意見いけん法的ほうてき発見はっけん義務ぎむすのは困難こんなんという意見いけん家庭かていないはむずかしい、一般いっぱん市民しみんにまでかすべきでないといった意見いけんがあった。

通報つうほう義務ぎむ
1、発見はっけんしゃ通報つうほう義務ぎむ対象たいしょう範囲はんい程度ていどについてどうかんがえるか
17めい
虐待ぎゃくたい程度ていど。「いちじるしい」、「重大じゅうだいな」という場面ばめんかぎるべきではない。虐待ぎゃくたいには、ちいさなものからおおきな虐待ぎゃくたいになる継続けいぞくせいがある。
認識にんしき程度ていど可能かのうせいがある場合ばあいにも、通報つうほう義務ぎむがある。なやんだ場合ばあいには通報つうほうを、よわめるべきでないという意見いけん
だれ義務ぎむすのかについて。発見はっけんしたひとすべてに。機関きかんにも、救済きゅうさい機関きかんへださせるべき。
過失かしつ報告ほうこくげた場合ばあい、ペナルティがあると、虐待ぎゃくたい報告ほうこくがへる。免責めんせき規定きていをもうけるべき。過失かしつありなしをわず、通報つうほう義務ぎむ規定きていがある、など。
少数しょうすうだが、程度ていど認識にんしきによって義務ぎむ努力どりょくかをかえる。

救済きゅうさい機関きかん
1、救済きゅうさい機関きかん権能けんのうについてどうかんがえるか
れい事実じじつ確認かくにん調査ちょうさ一時いちじ保護ほご回復かいふく支援しえん、その
17めい
児童じどう相談そうだんしょのようなイメージ。権限けんげんによって立法りっぽうてき救済きゅうさいができるかどうかまる。
れいにだした権限けんげんは、あるべきであるということを前提ぜんてい
保護ほご内容ないよう詳細しょうさい審判しんぱんもうけんなど検討けんとうを。

2、救済きゅうさい機関きかん対象たいしょうとすべき範囲はんいについてどうかんがえるか
きゅう与野党よやとうあん限定げんていされてた。
介護かいごしゃ福祉ふくし従事じゅうじしゃ学校がっこう医療いりょう従事じゅうじしゃ、それぞれに対象たいしょうとすべきという意見いけんおおかった。
特定とくてい分野ぶんやとする必要ひつようがあるのか、団体だんたい集団しゅうだん対象たいしょうにすることに疑問ぎもんがあるといった意見いけんもあった。

監視かんし機関きかん
1、監督かんとく権限けんげんはあっても原則げんそくとして監督かんとく義務ぎむはないとする現行げんこう法規ほうき解釈かいしゃくのもとで、現行げんこうほう適切てきせつ運用うんようのみで虐待ぎゃくたい防止ぼうし実効じっこうせい担保たんぽできるかどうか
虐待ぎゃくたいについて労働ろうどう基準局きじゅんきょく主張しゅちょうは、監督かんとく権限けんげんはあるが義務ぎむともなうものではない、というもの。なので履行りこうしなくてもくに賠償ばいしょうにあたらない。
現行げんこうほう運用うんようのみではダメという意見いけんおも

2、家庭かていにおける虐待ぎゃくたい以外いがい場合ばあい独自どくじ独立どくりつした監視かんし機関きかん設定せってい必要ひつようせいについてどうかんがえるか
18めい意見いけん
独立どくりつした監視かんし機関きかん是非ぜひったところ、おおくは、監視かんし機関きかんもうけるべきという意見いけん



相談そうだん支援しえん機関きかん
1、生活せいかつ支援しえんまでふくめた相談そうだん支援しえんのありかたについてどうかんがえるか
17めいふたつの論点ろんてんがある。家族かぞくによる虐待ぎゃくたいがある背景はいけいかんがえると、とりしまるだけで解消かいしょうできるか。家族かぞくをふくめた支援しえん必要ひつようではないか。
施設しせつ職場しょくばはたらいている知的ちてき障害しょうがいしゃ。そこ以外いがいにでれない。まるごと生活せいかつ支援しえんしないと虐待ぎゃくたい防止ぼうしできない。
おおくは、相談そうだん支援しえん機関きかん一般いっぱん非常ひじょう重要じゅうようである、ただ、生活せいかつ支援しえんには意識いしきがうすいようである。
ふたつの論点ろんてんをだしたら重要じゅうようである、という方向ほうこうになるのでは、というきぶりと推測すいそくした。

・その
割愛かつあい

藤井ふじい
これまでのうごき。
先行せんこうして2000ねんには児童じどうができ、2001ねんDV防止ぼうしほうができ、2006ねん高齢こうれいしゃ
昨年さくねん障害しょうがいしゃ虐待ぎゃくたい防止ぼうし廃案はいあんになった。
権利けんり条約じょうやくの15じょう、16じょうあたりが関連かんれんする。16じょうだい1こうと3こう代読だいどく
だい16じょう 搾取さくしゅ暴力ぼうりょくおよ虐待ぎゃくたいからの自由じゆう
1 締約ていやくこくは、家庭かてい内外ないがいにおけるあらゆる形態けいたい搾取さくしゅ暴力ぼうりょくおよ虐待ぎゃくたい(これらのジェンダーを理由りゆうとする状況じょうきょうふくむ。)から障害しょうがいのあるひと保護ほごするためのすべての適切てきせつ立法りっぽうじょう行政ぎょうせいじょう社会しゃかいじょう教育きょういくじょうそのほか措置そちをとる。3 締約ていやくこくは、
あらゆる形態けいたい搾取さくしゅ暴力ぼうりょくおよ虐待ぎゃくたい発生はっせい防止ぼうしするため、障害しょうがいのあるひとけのすべての施設しせつ機関きかん設備せつびおよ計画けいかくが、独立どくりつした当局とうきょくにより効果こうかてき監視かんし〔モニター〕されることを確保かくほする。」

尾上おがみ
通報つうほう義務ぎむ範囲はんい早期そうき発見はっけんとも関連かんれんする。
議員ぎいん立法りっぽうで、医療いりょう機関きかん学校がっこうについては防止ぼうし義務ぎむはあったが通報つうほう義務ぎむがなかった。
大阪おおさかにすんでいたとき、いたましい大和川やまとがわ病院びょういん事件じけんがあった。病院びょういん入所にゅうしょ施設しせつおなじ。
追加ついか資料しりょう1の53P。大阪おおさか精神せいしん医療いりょうオンブズマン制度せいど障害しょうがいしゃ虐待ぎゃくたいがおきる場面ばめん密室みっしつおおい。発見はっけん予防よぼうから、第三者だいさんしゃ機関きかん大事だいじ
こういったオンブズマン制度せいどのような事例じれい参考さんこうに。

藤井ふじい
医療いりょう教育きょういく保育ほいくしょは、介護かいごしゃ福祉ふくし事業じぎょうしゃとはべつあつかいになっている。
オンブズマン制度せいど大事だいじ

かわ
精神せいしん病院びょういんにおける虐待ぎゃくたいひょうにでてこない。家族かぞくづいても、うともっとされるんじゃなかいかとえない。
保護ほごしつのネグレクト。なにもされずに24あいだ拘束こうそくされたり。改善かいぜんせつのぞむ。

中西なかにし
生活せいかつ全般ぜんぱんまるごと支援しえんするというはなしについて。難病なんびょうのALSで地域ちいき生活せいかつするときに、医者いしゃからそんなにしてまでたいのかといわれる。医者いしゃをかえたくても、医者いしゃすくないのでむずかしい。医療いりょうがとくに権限けんげんをもっている場面ばめんで、討議とうぎ必要ひつよう

大濱おおはま
虐待ぎゃくたい差別さべつ権利けんり条約じょうやく25じょうに「、障害しょうがいのあるひと障害しょうがいもとづく差別さべつなしに到達とうたつ可能かのう最高さいこう水準すいじゅん健康けんこう享受きょうじゅする権利けんりゆうすることをみとめる。」「(a) 障害しょうがいのあるひとたいし、もの提供ていきょうされるものと同一どういつ
範囲はんいしつおよ水準すいじゅん無償むしょうまた負担ふたん可能かのう費用ひよう保健ほけんサービスを提供ていきょうすること。」とある。
ところが、医療いりょう現場げんばでは、とくに進行しんこうせい疾患しっかん場合ばあい医者いしゃ告知こくち残酷ざんこく滋賀しがのALSでなくなったひとがいる。呼吸こきゅうをつけるとながきるし、家族かぞく負担ふたんおおきくなる。できれば呼吸こきゅうをつけないように誘導ゆうどうがおこなわれている。
医療いりょう部会ぶかいをつくってほしい。総合そうごう福祉ふくしほう一部いちぶでもいいが。

北野きたの
拘禁こうきん拘束こうそく過剰かじょう投薬とうやくを1項目こうもくおこしてほしい。
ネグレクトのまえに、セルフネグレクトをおこしてほしい。

関口せきぐち
近年きんねん行動こうどう制限せいげん最小さいしょう委員いいんかい病院びょういんでできているが、2004ねん1にち1まん2せんにんから2006ねん14500にんへふえてる。
WHOでは身体しんたい拘束こうそくは4あいだまで、隔離かくりしつ段階だんかいてきへらすのと新規しんき設置せっち禁止きんし日本にっぽんは1週間しゅうかん単位たんい
いま新規しんき入院にゅういん任意にんい入院にゅういんがふえてるが、半分はんぶん以上いじょう一度いちど入院にゅういんするとでてこれない。閉鎖へいさ病棟びょうとう虐待ぎゃくたいがおきるのではないか。治療ちりょうほうというしたに、このままでいいのか。

藤井ふじい
医療いりょう従事じゅうじしゃはいってない問題もんだい医療いりょう権限けんげんがあり、一方いっぽう権利けんり主張しゅちょうできないものがいえないひとという虐待ぎゃくたいをうむ構造こうぞう今後こんご検討けんとう課題かだい
児童じどうしょう高齢こうれい包括ほうかつ支援しえんセンターがある。
障害しょうがいしゃはどんなのがいいか?

大谷おおや
ばらばらに支援しえんセンターがあることが問題もんだい児童じどう女性じょせい高齢こうれいしゃ法律ほうりつができたが、ひろく全体ぜんたいをあつかい個別こべつするよう提案ていあんする。
先行せんこうされている法律ほうりつかんして児童じどう女性じょせい分野ぶんやで、弁護士べんごしからみると、える虐待ぎゃくたいはあぶりだされてきた。
しかし、心理しんりてき虐待ぎゃくたい、ネグレクト、金銭きんせん搾取さくしゅむずかしい。虐待ぎゃくたいけているがわに、それは虐待ぎゃくたいじゃないかといっても、わたしがダメだから…という。
虐待ぎゃくたい予防よぼう罰則ばっそくについて議論ぎろんしてほしい。
予防よぼうはこれが虐待ぎゃくたいという周知しゅうち徹底てってい
虐待ぎゃくたい横領おうりょう傷害しょうがい刑罰けいばつばっせられるほどの内容ないようであるが、懲罰ちょうばつあまくなっている。
刑罰けいばつは、きびしい構成こうせい要件ようけんをちゃんときめないといけないもの。
懲罰ちょうばつは、虐待ぎゃくたいしたひと解雇かいこする、企業きぎょうめい発表はっぴょう社会しゃかいてき制裁せいさい性格せいかく

勝又かつまた
DVの被害ひがいしゃでは、女性じょせい知的ちてき障害しょうがいおおいときいている。ふくあいてきに、非常ひじょう重要じゅうようだとおもう。

長瀬ながせ
分野ぶんやとのうごきとの関連かんれん
虐待ぎゃくたい防止ぼうし法案ほうあんについては、こん国会こっかい自民党じみんとうからでてるときいている。
この会議かいぎである程度ていどまとまっている意見いけんを、たとえば「教育きょういく医療いりょう関係かんけいしゃ対象たいしょう必要ひつよう」などとインプットの役割やくわり必要ひつようではないか。

大久保おおくぼ
虐待ぎゃくたい行為こういしゃについて。学校がっこうにおける教員きょういん虐待ぎゃくたいおおい。学校がっこうはこれから対象たいしょうとしてれていかないと。
あと、職場しょくば同僚どうりょう。いじめとかおおい。
知的ちてき本人ほんにんがすぐにうったえたりできない。潜在せんざいしてる可能かのうせいつよい。
しっかり議論ぎろんしてほしい。政府せいふとして、現在げんざいだされている法案ほうあんにどうのぞむかもはっきりしてほしい。

久松ひさまつ
ろう学校がっこう友人ゆうじん2にんのこと。コミュニケーションがつうじないというだけで精神せいしん病院びょういん入院にゅういんさせられた。虐待ぎゃくたい
相談そうだんセンターがばらばらでも一本いっぽんしても、コミュニケーションに問題もんだいがあるとされる児童じどう精神せいしんのひとはどこですくわれるか。
障害しょうがいしゃのためのセンターといってもきめこまかいサポートが必要ひつよう、どのようにしたらいいかの議論ぎろん必要ひつよう

堂本どうもと
コミュニケーションについて、高次こうじのう機能きのう障害しょうがい発達はったつ障害しょうがいほう代弁だいべん。ひとりひとりが個別こべつ。どう対応たいおうするのか。
センター機能きのうについて、女性じょせい場合ばあいおっと刑務所けいむしょからて、翌日よくじつつまどもをころすケースがある。広域こういきで、絶対ぜったい居場所いばしょ公表こうひょうしない。でも、児童じどう高齢こうれい場合ばあいはひとにきてほしがる。
センターすることには議論ぎろん必要ひつよう

関口せきぐち
性的せいてき虐待ぎゃくたいがあっても日時にちじ特定とくていできず無罪むざいになる。刑事けいじばつはのがれる。構成こうせい要件ようけんゆるめることも必要ひつようでは。
公平こうへいせい担保たんぽできるのであれば、抑止よくしするためには罰則ばっそくとかが必要ひつようだとおもう。

土本どもと
議論ぎろんがいっぱいでて、これからすすめていきたい。
発達はったつ障害しょうがいといわれるひともだけど発言はつげんをどうやってきいて、やらないといけないし。寝入ねいりしてきたのを、いやだとつたえなければならない。適切てきせつ支援しえん必要ひつよう
虐待ぎゃくたいがあったとき、どこにだといやすいかは、宿題しゅくだいにする。

門川かどがわ
とくにありません。

藤井ふじい
虐待ぎゃくたい行為こういしゃ類型るいけいにはじまって、教育きょういく医療いりょう必要ひつよう
オンブズパーソンの問題もんだい大事だいじ
センター機能きのうのありようとうかんがえると、総合そうごうてき判断はんだんをしなくてはならない。
今後こんごふかめていく。

ひがし
今後こんごについて。

3/19(かね障害しょうがい表記ひょうき教育きょういく政治せいじ参加さんか
3/30(障害しょうがい医療いりょう難病なんびょう司法しほう手続てつづ
司法しほうについて、基本きほんてき論点ろんてんくわえる。

4がつ以降いこう
ヒアリングスタート予定よてい場所ばしょはうつる可能かのうせいあり。

部会ぶかいについて:
総合そうごう福祉ふくし部会ぶかい例外れいがいてきはやげる。人選じんせんをすすめているが、まだ確定かくていしてない。もうすこ時間じかんを。

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