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4がつ26にち だい9かいさわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎ

JIL


4がつ26にちつき)におこなわれましただい9かいさわがいしゃ制度せいど改革かいかく推進すいしん会議かいぎ
傍聴ぼうちょうメモとう送付そうふいたしますのでご確認かくにんください。

当日とうじつは、かく省庁しょうちょう団体だんたいからの意見いけんしょをもとに意見いけん陳述ちんじゅつおこない、
東室ひがしむろちょう推進すいしん会議かいぎ構成こうせいいんからの質疑しつぎこたえるかたち進行しんこうされました。

傍聴ぼうちょうメモは、質疑しつぎ応答おうとう部分ぶぶんのみになります。
ヒアリング対象たいしょうからの提出ていしゅつ資料しりょうは、下記かきサイトに掲載けいさいされています。
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_9/index.html


■インターネット動画どうが配信はいしん当日とうじつ資料しりょう内閣ないかくホームページ)
 http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#kaigi

傍聴ぼうちょうメモ

※このメモは傍聴ぼうちょうしゃ速記そっきメモです。正式せいしき議事ぎじろくではありません。会場かいじょう音声おんせいがききとれなかった部分ぶぶんや、発言はつげんしゃ趣旨しゅしことなる部分ぶぶんもあります。あつかいにはご留意りゅういください。

1.日時にちじ平成へいせい22ねん4がつ26にちつき) 13:00〜17:00
2.場所ばしょ合同庁舎ごうどうちょうしゃ号館ごうかん 2かい 220会議かいぎしつ
3.議事ぎじ
 (1)省庁しょうちょうとうヒアリング
    ・法務省ほうむしょう
    ・文部もんぶ科学かがくしょう
    ・教育きょういく関係かんけい団体だんたい
      全国ぜんこく特別とくべつ支援しえん学校がっこう校長こうちょうかい
      全国ぜんこく特別とくべつ支援しえん学級がっきゅう設置せっちがく校長こうちょう協会きょうかい
      全国ぜんこく特別とくべつ支援しえん教育きょういく推進すいしん連盟れんめい
      障害しょうがい普通ふつう学校がっこうへ・全国ぜんこく連絡れんらくかい
      保護ほごしゃ
    ・総務そうむしょう
 (2)その


法務省ほうむしょうヒアリング質疑しつぎ応答おうとう

ひがし
権利けんり条約じょうやく13じょう司法しほうへのアクセスについて課題かだい提議ていぎ
中村なかむら政務せいむかんに2てん総括そうかつてき質問しつもん
1.
権利けんり条約じょうやく批准ひじゅんけて。現場げんば運用うんようで、現行げんこう刑事けいじ訴訟そしょうほう規定きていもとづいて
裁判所さいばんしょ指揮しきで、適正てきせいおこなわれているということだが、様々さまざま配慮はいりょについて義務ぎむ規定きていがない。
法務省ほうむしょうとしては、刑事けいじ訴訟そしょうほう民事みんじ訴訟そしょうほう、について改正かいせいするてんがないと見解けんかいなのか?

2.
差別さべつ禁止きんしほうをどうつくるのか、具体ぐたいてき内容ないようとして司法しほう分野ぶんやへのアクセスについても検討けんとう課題かだい
差別さべつ禁止きんしほう制定せいていけて、合理ごうりてき配慮はいりょ義務ぎむ具体ぐたいてきにどのようにむのか。
たとえば、手話しゅわ通訳つうやく選任せんにんけん立会たちあけん知的ちてき障害しょうがいしゃへの理解りかい支援しえん
視覚しかく障害しょうがいしゃへの点字てんじによる交付こうふ請求せいきゅうする権利けんり
現行げんこう刑事けいじ訴訟そしょうほうにはなに規定きていがないが、
差別さべつ禁止きんしほうむことについて法務省ほうむしょう見解けんかいを。


中村なかむら政務せいむかん
づかないてんもあり、指摘してきけてはじめて改善かいぜんをしないといけないとづくてんもある。



現状げんじょう刑事けいじ訴訟そしょうほう民事みんじ訴訟そしょうほう規定きてい運用うんようにより、最大限さいだいげん努力どりょくし、保障ほしょうされているとうのが法務省ほうむしょう認識にんしき
それではりないとうのであれば、まず立法りっぽう事実じじつ事実じじつ指摘してきをしてしい。
手続てつづ保障ほしょうについと現行げんこう運用うんようについて、実際じっさい内容ないようがあるのであれば、
どのようにめていくべきなのか、提案ていあんしてしい。
いま運用うんようじょうのやりかたではりないのであれば、法令ほうれいじょう義務付ぎむづけも必要ひつようかとおもうが
そのてんについてもれてしい。

差別さべつ禁止きんしほうかんして。
どの法律ほうりつ手続てつづてき保障ほしょうおこなうのかは、立法りっぽう技術ぎじゅつじょう問題もんだいもある。
障害しょうがい当事とうじしゃが、実質じっしつてき手続てつづ保障ほしょうをされることが重要じゅうよう
法律ほうりつてきにどのようにさだめるかよりも、どのようなことを義務付ぎむづけるべきなのかということを議論ぎろんしていただくことが
まず先決せんけつではないか。


ひがし
今後こんご検討けんとう余地よちがあるとのご意見いけんで、すこしは安心あんしんした。
立法りっぽう事実じじつについてはやまほどあるとおもっている。
以前いぜんよりかく方面ほうめん問題もんだいてん指摘してきされている。
問題もんだいてんについて事前じぜん検討けんとうされて、一定いってい見解けんかいられなかったことはすこ残念ざんねん


久松ひさまつ
4てん質問しつもん

1.障害しょうがい当事とうじしゃ手話しゅわ通訳つうやくしゃ依頼いらいした場合ばあい通訳つうやくりょう自己じこ負担ふたんとなっている。
 訴訟そしょう費用ひよう今後こんご変更へんこうするかどうかについて、ご検討けんとういただけるかどうか
 人権じんけん条約じょうやくとうは、「手話しゅわ通訳つうやく無償むしょうでなされなければならない」とされている。
 権利けんり条約じょうやくでも公平こうへい公正こうせい対等たいとうでのコミニケーション保障ほしょうはからなければならないというかんがえ。
 手話しゅわ通訳つうやく費用ひよう裁判所さいばんしょ負担ふたんするべきではないか。
 訴訟そしょう費用ひよう負担ふたんするというかんがかたえることができるかどうかおうかがいしたい。

2.げんに、手話しゅわ通訳つうやく依頼いらいしても通訳つうやくがつかなかった事例じれいがたくさんある。
 その実態じったい法務省ほうむしょう把握はあくしているかどうか?

3.「聾唖ろうあしゃたいする筆談ひつだんによる配慮はいりょ」、といてあるが
 実際じっさいに、聾唖ろうあしゃ筆談ひつだん配慮はいりょするとうことで、十分じゅうぶんだとかんがえているかどうか?

4.手話しゅわ通訳つうやくふくめ、通訳つうやく権利けんりとして保障ほしょうするかどうか明文化めいぶんかする必要ひつようがあるとかんがえるかどうか。


法務省ほうむしょう民事局みんじきょく参事官さんじかん佐藤さとう
1.まず、民事みんじ訴訟そしょうについて。
手話しゅわ通訳つうやく費用ひようについて、たしかに訴訟そしょう費用ひよう一部いちぶとしてあつかわれている。
民事みんじ訴訟そしょうほう61じょう規定きていで、勝訴しょうそをした当事とうじしゃには、相手方あいてがた請求せいきゅうすることができる。

手話しゅわ通訳つうやく場合ばあい、いずれにしても費用ひようがかかる状況じょうきょうで、
敗訴はいそしゃ負担ふたんえて、裁判所さいばんしょくになど公的こうてき負担ふたんをどこまでするかは、
訴訟そしょう制度せいど全体ぜんたい検討けんとうをされるなかでの位置いちづけとなる。

2.筆談ひつだんでは十分じゅうぶんでない場合ばあいについて。
104じょう1こうに、手話しゅわ通訳つうやくわせる規定きていがあり明文化めいぶんかされている。

手話しゅわ通訳つうやく依頼いらいしてもつかなかった事案じあんについては。
民事みんじ事件じけんでは、そのような事実じじつ把握はあくしてないので、ご指摘してきをいただきたい。

刑事けいじきょく参事官さんじかん加藤かとう
1.手話しゅわ通訳つうやく費用ひよう
刑事けいじ手続てつづきにおいても通訳つうやく費用ひようは、訴訟そしょう費用ひようとなる。
被告人ひこくにん有罪ゆうざいとなった場合ばあい費用ひよう被告人ひこくにん負担ふたんする可能かのうせいがある。
被告人ひこくにん無罪むざいとなった場合ばあい訴訟そしょう費用ひよう負担ふたんはさせられない。
有罪ゆうざい判決はんけつ場合ばあいでも、裁判所さいばんしょ適切てきせつ裁量さいりょうによって、訴訟そしょう費用ひよう免除めんじょさせることも可能かのう



現実げんじつには、費用ひよう負担ふたんがない事例じれいおおいのではないか。

訴訟そしょう費用ひようからのぞいて、完全かんぜんくに負担ふたんとするべきかどうかについては、
検討けんとう課題かだいひとつであるとはかんがえる。
ただし、訴訟そしょう費用ひよう国選こくせん弁護人べんごにん支払しはらわれる費用ひよう訴訟そしょう費用ひようだが、
有罪ゆうざいとなった被告人ひこくにんはらわせることが原則げんそくである。
このようなことへのバランスを検討けんとうする必要ひつようがある。

手話しゅわ通訳つうやく依頼いらいしたが、提供ていきょうされなかった事例じれいについて。
現在げんざい手元てもと資料しりょうでは把握はあくしていない。
どのような場面ばめんで、どのようなかたちでの依頼いらいをされ、手配てはいされなかったのか、
あらためてご教授きょうじゅいただきたい。

通訳つうやく権利けんりとして保障ほしょうする」てんについて。
現状げんじょう運用うんようがどうなっているのかをまえ、どのような場合ばあい、どのような要件ようけんもと
通訳つうやく権利けんりとして保障ほしょうするべきかどうか、そのようをふくめて、検討けんとうしたいとおもう。

聾唖ろうあしゃたいする筆談ひつだん配慮はいりょについて。
認識にんしきとしては、必要ひつようおうじて適切てきせつ配慮はいりょおこなわれているとおもうが
不十分ふじゅうぶんだった場合ばあい具体ぐたいてきにご教示きょうしいただきたい。

中村なかむら政務せいむかん
民事みんじ刑事けいじにおいても、通訳つうやくは、訴訟そしょう費用ひようふくまれることになっている。
訴訟そしょう費用ひようは、敗訴はいそしゃ負担ふたんとなっており、障害しょうがい当事とうじしゃ原告げんこく場合ばあい
敗訴はいそしゃ負担ふたんすることになっている。
法務省ほうむしょうとしては、民事みんじ刑事けいじ両方りょうほうとも、適切てきせつ手話しゅわ通訳つうやくしゃをつけていると認識にんしきしている。



しかし当事とうじしゃ手話しゅわがついていなかったなどの実例じつれいっているとおもうので、そのてん事務じむてきにもつたえてしい。
つぎ段階だんかいとして。訴訟そしょう費用ひよう負担ふたんをどのようにするべきか。
これは、裁判所さいばんしょ裁量さいりょうにかかる部分ぶぶんがある。
国選こくせん弁護べんご費用ひようはいる。実質じっしつてき運用うんようについては。
当事とうじしゃ資力しりょくなどもふくめて、その範囲はんいない適切てきせつ負担ふたんをしていただけるとおもっている。



新谷しんたに
聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃなかで、手話しゅわ通訳つうやく利用りようしゃは20%、
聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃなかでも、筆談ひつだんでのコミニケーションがおおい。
意見いけんしょなかに「通訳つうやく」という言葉ことば頻出ひんしゅつしているが、
そのなかには、要約ようやく筆記ひっきしゃふくまれているとかんがえてよいのか。
捜査そうさ段階だんかいでの筆談ひつだんかんがえられたとしても、公判こうはん場面ばめんでは、筆談ひつだんはありえない。
聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃのコミニケーション方法ほうほうについて、どのような認識にんしきをおちなのか。

清原きよはら
1.捜査そうさ公判こうはん段階だんかいでの障害しょうがいしゃへの配慮はいりょについて
聴覚ちょうかく視覚しかく障害しょうがいしゃ以外いがいへの配慮はいりょについてうかがいたい。
知的ちてき障害しょうがいしゃへの配慮はいりょ現状げんじょう課題かだい認識にんしきについてきたい?

2.刑事けいじ施設しせつおける、障害しょうがい配慮はいりょについて。
医師いし以外いがいにも社会しゃかい福祉ふくし配置はいちされていることもっている。
専門せんもんには、出所しゅっしょ更正こうせい施設しせつでも連携れんけい必要ひつよう
刑事けいじ施設しせつでの専門せんもん活躍かつやく必要ひつよう
現状げんじょう課題かだいについてうかがいたい

大谷おおや
立法りっぽう事実じじつについて存否そんぴについて承知しょうちしていないとうのでおどろいている。
知的ちてき障害しょうがいしゃ刑事けいじ手続てつづき・処遇しょぐうについて3てん質問しつもん

法務省ほうむしょう回答かいとうに、「知的ちてき精神せいしん障害しょうがいしゃについては、
コミニケーションが可能かのう保護ほごしゃとう同伴どうはんをもとめ、必要ひつようおうじて同席どうせきさせている」とうが
基準きじゅん内規ないき存在そんざいしているのか。
規定きていがなければ、現場げんばにおいて恣意しいてき運用うんようがなされているようにおもう。

調しら段階だんかいでの可視かしについて検討けんとうしているということだが、
知的ちてき障害しょうがいしゃ誘導ゆうどうされやすいということが障害しょうがい特性とくせいとして共有きょうゆうされている。
とく知的ちてき精神せいしん障害しょうがいしゃについては、全面ぜんめん可視かしされることが検討けんとうされているのか。

つぎに、浦安うらやすでの知的ちてき障害しょうがい性的せいてき虐待ぎゃくたい事件じけんについて。
刑事けいじ事件じけん無罪むざい民事みんじ事件じけん損害そんがい賠償ばいしょうみとめられている。
刑事けいじ手続てつづきで無罪むざいになったときに、知的ちてき障害しょうがいしゃ性的せいてき被害ひがいについては
捜査そうさ段階だんかい公判こうはん段階だんかいでの支援しえん必要ひつよう
でないと立証りっしょうがほとんど不可能ふかのうになってしまうと、マスコミでも指摘してきされてきている。



あつかいの進行しんこうじょうきょうについてきたい。

つぎに、知的ちてき障害しょうがいしゃ刑務所けいむしょ処遇しょぐうについて
能力のうりょく検査けんさは、刑務所けいむしょないでの処遇しょぐう役立やくだてるため、とのことだが、
検査けんさによって、IQ70以下いかひとにはどのような処遇しょぐうがなされているのか。
刑務けいむ作業さぎょうが、居室きょしつでの内職ないしょく業務ぎょうむなどに従事じゅうじさせている。
結果けっかてきに、昼夜ちゅうや独居どっきょ拘禁こうきんおこなわれているのではないか。
法務省ほうむしょう見解けんかいを。

竹下たけした
てん質問しつもん
1.知的ちてき精神せいしん障害しょうがいしゃ立会たちあいの問題もんだい
必要ひつようおうじて立会たちあいをみとめているとのことだが、だれにとっての必要ひつようおうじてなのか。
捜査そうさにとっての必要ひつようせいなのか?
知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃおよびそれらの保護ほごしゃによって立会たちあじん必要ひつようせい指摘してき要請ようせいによって
れているのか?

2.聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃみずからのために手話しゅわ通訳つうやくしゃ調しらべなどにわせている事実じじつがあるのか。

3.司法しほう関係かんけいしゃへの研修けんしゅうについて
回答かいとうしょに「人権じんけんかんする研修けんしゅうもうけている」とかれているが、中身なかみからない。
障害しょうがいへの理解りかいふかめるために具体ぐたいてきにどのような研修けんしゅう実施じっしされているのか。

関口せきぐち
立法りっぽう事実じじつについて。
視覚しかく障害しょうがいしゃ家宅かたく捜査そうさをうけて、押収おうしゅうぶつのリストをわたさいにカーボンわたされた事実じじつがあった。
つまり、裁量さいりょうまかせていてはいけない。、一定いってい義務付ぎむづけが必要ひつようであるということ。

推進すいしん会議かいぎの6かい資料しりょうにもつけているが、精神せいしんが、矯正きょうせい施設しせつすくない。
医療いりょう刑務所けいむしょくと、満期まんきかり出所しゅっしょがない。
いま、知的ちてき障害しょうがいしゃについては、はやめにして社会しゃかい資源しげんむすびつけるこころみもあるようだが



精神せいしん障害しょうがいしゃ責任せきにん能力のうりょくのあるひとは、当然とうぜん刑務所けいむしょく。
当然とうぜんくすり必要ひつようであるが、非常ひじょう貧弱ひんじゃくである。
刑務所けいむしょ医療いりょう厚労省こうろうしょう移管いかんしてはどうか?

土本どもと
適切てきせつ配慮はいりょというのは、だれ判断はんだんをしているのか
弁護士べんごしだけではなく、裁判さいばんではかりやすく説明せつめいしてくれる支援しえんしゃ必要ひつよう
知的ちてき障害しょうがいしゃには配慮はいりょがされていない。
札幌さっぽろ3丁目ちょうめ食堂しょくどうで、刑事けいじ告発こくはつをしたが起訴きそ処分しょぶんにされた。


中村なかむら政務せいむかん
時間じかんないすべての論点ろんてんこたえることはむずかしい。
不足ふそく部分ぶぶんについてはひがし室長しつちょう事務じむかた協議きょうぎをしつめた回答かいとうをしていく。

聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃは、手話しゅわがわかるひとばかりではないというのは重要じゅうよう指摘してきである。
手話しゅわかるひと聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ全体ぜんたいの20%であるというようなことは、
すべての職員しょくいん共有きょうゆう理解りかいしないといけない。
しかし、組織そしき全体ぜんたい把握はあくし、教育きょういく徹底てっていされているかどうかは、
なかなか自己じこ認識にんしきできない部分ぶぶんもある。
立法りっぽう事実じじつを摘示していただき、また具体ぐたいてき改善かいぜんさく検討けんとうしていく必要ひつようがある。

法務省ほうむしょう中村なかむら
聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃ筆談ひつだん重要じゅうようせい認識にんしきしている。
筆談ひつだん活用かつようおこなわれており、要約ようやく筆記ひっき現場げんば使つかわれている。
公判こうはんでは、筆談ひつだんはありえないというはなしについて。
刑事けいじ訴訟そしょうほう175じょう・176じょう国語こくごつうじないものや聴覚ちょうかく障害しょうがいしゃたいしては、
通訳つうやくじん通訳つうやくをさせなければならないなどの規定きていがあり、それにもとづいた適切てきせつ運用うんようがなされている。

つぎに、知的ちてき障害しょうがいしゃへの配慮はいりょについて
取調とりしらべでの配慮はいりょについて検察けんさつ当局とうきょく全体ぜんたいとして、
被疑ひぎしゃ状況じょうきょうまえて取調とりしらべをおこなうことについて明確めいかく文書ぶんしょによる指示しじがある。



弁護人べんごにん取調とりしらべしつでの立会たちあいではないが、弁護人べんごにん接見せっけんについては格段かくだん配慮はいりょをしている。



配慮はいりょおこなさいの、「必要ひつようおうじ」とはどのようなときか。
取調とりしらべの性質せいしつじょう、コミニケーションがどうなっているのかは、十分じゅうぶんかんがえていく。
その過程かていなかで、保護ほごしゃとう同伴どうはんもとめていくということもありうる。

司法しほう関係かんけいしゃへの障害しょうがい理解りかい研修けんしゅう内容ないようについて。
多数たすう研修けんしゅう実施じっししている。
障害しょうがいしゃ様々さまざま状況じょうきょう、テーマをとりあげ研修けんしゅうをおこなっている。

法務省ほうむしょう加藤かとう
知的ちてき障害しょうがいしゃへの取調とりしらべの可視かしについてのご指摘してきについて。
現在げんざい法務省ほうむしょう政務せいむさんやく中心ちゅうしん勉強べんきょうかい開催かいさいし、精力せいりょくてき検討けんとうちゅう
被疑ひぎしゃによっては誘導ゆうどうされやすい障害しょうがい特性とくせいについても十分じゅうぶん考慮こうりょして検討けんとうしていきたい。



法務省ほうむしょう矯正きょうせいきょく松田まつだ
刑事けいじ施設しせつでは、福祉ふくし支援しえん必要ひつよう受刑じゅけいしゃへの支援しえん促進そくしんする観点かんてんから、
社会しゃかい福祉ふくし精神せいしん保健ほけん福祉ふくしなどを順次じゅんじ配置はいちしている。
社会しゃかい福祉ふくしは、71施設しせつ配置はいち
精神せいしん保健ほけん福祉ふくしは、12施設しせつ配置はいち

福祉ふくし支援しえん必要ひつよう受刑じゅけいしゃたいして、刑務所けいむしょ出所しゅっしょしゃへの円滑えんかつ支援しえん施策しさく展開てんかいしている。



かく都道府県とどうふけん設置せっち予定よていの「地域ちいき生活せいかつ定着ていちゃく支援しえんセンター」との連携れんけいかんがえている。

CAPAS検査けんさ能力のうりょくによるIQ60以下いか受刑じゅけいしゃ処遇しょぐうについて。
一般いっぱん受刑じゅけいしゃおな工場こうじょう作業さぎょうをすることがむずかしい場合ばあい
養護ようご工場こうじょうはたらかせる、けい作業さぎょう、パーツのくみたて、ふくろめなどの簡単かんたん作業さぎょう実施じっししている。
医療いりょう刑務所けいむしょでは、窯業ようぎょう園芸えんげい紙細工かみざいくなどの作業さぎょうをやらせていて
部屋へやなかめるような処遇しょぐうおこなっていない。

関口せきぐち委員いいんからの質問しつもんの「刑務所けいむしょ医療いりょう厚労省こうろうしょう移管いかんしてはどうか?」という議論ぎろんについて。
刑務所けいむしょにおいても医療いりょうほう適用てきようがあり、社会しゃかい一般いっぱん同等どうとう医療いりょう水準すいじゅんをもつことが規定きていされている。
厚労省こうろうしょうへの移管いかんについては相当そうとう議論ぎろん検討けんとう必要ひつようである。

山崎やまざき
人権じんけん救済きゅうさい機関きかん設置せっちについて。
障害しょうがいしゃ差別さべつされた場合ばあい政府せいふから独立どくりつした人権じんけん救済きゅうさい機関きかん現時点げんじてんでの検討けんとうじょうきょうについてきたい。
条約じょうやく33じょう、2こうで、モニタリング機関きかん設置せっち義務付ぎむづけられている。
法務省ほうむしょうではどのように検討けんとうしているのか?

中村なかむら政務せいむかん
人権じんけん救済きゅうさい機関きかん設立せつりつについて。
法務省ほうむしょう勉強べんきょうかいをつくり、鋭意えいい検討けんとうちゅう
障害しょうがいしゃへの人権じんけん侵害しんがい救済きゅうさい機関きかんについては、法務省ほうむしょう人権じんけん擁護ようご機関きかんなど
現在げんざい機関きかん活用かつようしてもらうこともひとつの方法ほうほうだが、
当事とうじしゃられていないのでまず周知しゅうち徹底てっていをすることで解決かいけつしていきたい。

藤井ふじい
人権じんけん救済きゅうさい機関きかんかんする法案ほうあんおおまかなめどは?

中村なかむら
法案ほうあん提出ていしゅつ時期じきは、閣僚かくりょう委員いいんかいでの議論ぎろんをまってとなる。
4ねんも5ねんもかからないように努力どりょくしたい。

藤井ふじい
現状げんじょう認識にんしきとのギャップがあるという印象いんしょうけた。
合理ごうりてき配慮はいりょについて、今後こんごもつめた論議ろんぎ必要ひつよう
回答かいとう内容ないようについては、文書ぶんしょ室長しつちょう回答かいとうを。


文部もんぶ科学かがくしょうヒアリング

ひがし
1.前提ぜんてい認識にんしきうかがいたい。
総論そうろんで、インクルーシブ教育きょういくすすめるうえでの物的ぶってき人的じんてき支援しえん財源ざいげん必要ひつようせいうったえているが
財源ざいげんがあれば、インクルージブ教育きょういく可能かのうとの認識にんしきなのか?

2.即時そくじてきにインクルーシブ教育きょういく実現じつげんするような前提ぜんていから
権利けんり条約じょうやくもとめるものと現状げんじょうとはおおきくへだたっていうるといたいのか。

3.政権せいけん交代こうたいまえ民主党みんしゅとうからされた制度せいど改革かいかく推進すいしん法案ほうあんの9じょうには、
義務ぎむ教育きょういく制度せいどについて「統合とうごう教育きょういく基本きほんとし、希望きぼうするときには支援しえん学校がっこうでの教育きょういく
けることができる」といてある。
推進すいしん法案ほうあんいてあることと、今回こんかい文部省もんぶしょう回答かいとう矛盾むじゅんしていものなのかどうか。

4.文科ぶんかしょうした意見いけんしょの7ページで
保護ほごしゃ全面ぜんめんてき決定けっていをゆだねることは、慎重しんちょう検討けんとう必要ひつよう」としたうえで、
就学しゅうがくさき決定けっていけんは、あくまで教育きょういく委員いいんかいとされている。
その結果けっか保護ほごしゃには選択せんたくけんがないと。
保護ほごしゃ選択せんたくけん行政ぎょうせい決定けっていけんは、両立りょうりつないとの文科ぶんかしょう認識にんしきなのか?

5.意見いけんしょの7ページのひとつめでは、「就学しゅうがくさき決定けってい見直みなおすことを検討けんとうしている」といてあるが
8ページでは、就学しゅうがくさき決定けってい教育きょういく委員いいんかいがすることに特段とくだん問題もんだいてんはないとのこと。



ほう改正かいせいではなく施行しこうれい改定かいていとして検討けんとうしているのか?

6.教育きょういく基本きほんほうにおいて、差別さべつ禁止きんし条項じょうこうがなくても問題もんだいないとの認識にんしきだとおもうが
障害しょうがいもとづく差別さべつについて明文化めいぶんかすることは、必要ひつようがあるとのかんがえか?

藤井ふじい
保護ほごしゃ希望きぼう行政ぎょうせい決定けっていけんとの関係かんけいせいについてが争点そうてん

高井たかい政務せいむかん
きめこまかな相談そうだんをすることでめることができるとおもっている。
保護ほごしゃとのはないで、きめこまかく対応たいおうできる。

ひがし
プロセスの問題もんだいではなく、法的ほうてき意味いみでの決定けっていけんはどこにあるのか?

高井たかい
通知つうちすとうことであれば、設置せっちしゃになる。

ひがし
行政ぎょうせい決定けっていする要件ようけんとして、保護ほごしゃ同意どうい意向いこうれることが可能かのうなのかどうなのか?

高井たかい
はなうことで意向いこうむことはできるが、
決定けっていけんなか保護ほごしゃ同意どうい法的ほうてきむことが、いまもとめられているということか?



福島ふくしま大臣だいじん
文科ぶんかしょうにおねがいです。
差別さべつとはなにか。
本人ほんにんきたい」と、いっているのに「るな」とうこと。
分離ぶんり結果けっかてき強制きょうせいされることが差別さべつ
文科ぶんかしょうとして、本人ほんにん選択せんたくけん最大限さいだいげん尊重そんちょうしていくことを明言めいげんしてしい。


高井たかい政務せいむかん
最大限さいだいげん尊重そんちょうするということで、わたしはそう理解りかいしていた。



藤井ふじい
同意どうい前提ぜんていということでよいか?

福島ふくしま
最大限さいだいげん意思いし尊重そんちょうするが、おかねがかかるのでれないということになるのか。
ぜひ、おや子供こども選択せんたくけん保障ほしょうするといういことにんでしい。
実際じっさいきたいけどけないという現状げんじょうがある。

高井たかい政務せいむかん
本人ほんにんおや同意どういのもとで決定けっていされていると理解りかいしていたので
そうなっていないというご指摘してきであれば、検討けんとうしていく。

ひがし
法的ほうてき意味いみでのプロセスをどうするかという問題もんだいと、
同意どうい有無うむというのは、ちが次元じげん問題もんだいかんがえていただきたい。
最終さいしゅうてきには保護ほごしゃ意見いけん参考さんこうにするというレベルのはなしおもうが
原則げんそくてき保護ほごしゃ同意どういがなければ、行政ぎょうせいちがった決定けっていができないということが同意どういけんはなし
それが法的ほうてきにはちがうということを認識にんしきしたうえで、検討けんとうしていただきたい。


佐藤さとう
おや選択せんたくけん原則げんそくとして尊重そんちょうするということには賛成さんせい
しかし、おやすべ決定けっていできると仕組しくむことは適切てきせつかどうか。
行動こうどう障害しょうがい場合ばあいや、おや虐待ぎゃくたい目的もくてき選択せんたくするなど
100%おや選択せんたくで、本人ほんにん利益りえき尊重そんちょうすることができるのか

ひがし
誤解ごかいしょうじやすいが、基本きほんてき権利けんりみとめたうえでも、例外れいがいはある。
権利けんりがあれば100%すべて拘束こうそくされるということではけっしてない。
制約せいやく権利けんりはない。

教育きょういく関係かんけい団体だんたいヒアリング
 全国ぜんこく特別とくべつ支援しえん学校がっこう校長こうちょうかい
 全国ぜんこく特別とくべつ支援しえん学級がっきゅう設置せっちがく校長こうちょう協会きょうかい
 全国ぜんこく特別とくべつ支援しえん教育きょういく推進すいしん連盟れんめい
 障害しょうがい普通ふつう学校がっこうへ・全国ぜんこく連絡れんらくかい
 保護ほごしゃ

ヒアリング提出ていしゅつ資料しりょう
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_9/s3.html

門川かどがわ
文科ぶんかしょう意見いけんは、インクルーシブ教育きょういくについてほとんどれられていない印象いんしょう
インクルーシブ教育きょういくがベースあり、つぎ特別とくべつ支援しえん教育きょういくがあるのではないかとかんがえるが
文科ぶんかしょう人的じんてき物的ぶってきにも予算よさんがないのでできない、とう。
障害しょうがいのあるなしにかかわらず、一緒いっしょ教育きょういくをうけることは基本きほん
文科ぶんかしょうがインクルージブ教育きょういく推進すいしんしないことに納得なっとくできない。

藤井ふじい
かねがあれば解決かいけつするのか?
原則げんそく統合とうごうについてどうかんがえるか?

尾上おのえ
自分じぶんもとめる教育きょういくけられることが大事だいじ
3月19にち推進すいしん会議かいぎでも報告ほうこくさせてもらった。
保護ほごしゃ意見いけん聴取ちょうしゅのプロセスはあっても、地域ちいき学校がっこう権利けんりさだめられていない。


奈良ならでも12さいおんなが、さんヶ月かげつおくれで地域ちいき学校がっこう入学にゅうがくした。
現在げんざい仕組しくみを、インクルーシブ教育きょういくえていかないといけない。
地域ちいき学校がっこうれても合理ごうりてき配慮はいりょがえられない。
プロセスももちろん大事だいじだが、権利けんりとしてきちんとみとめられているかが大事だいじ
合理ごうりてき配慮はいりょなかには、2Fの教室きょうしつを1Fにうつすなど、いろんなやりかたができる。
添付てんぷ資料しりょう2は、いかがなものか。
インクルーシブ教育きょういくにするといままでより10ばいもの予算よさんがかかる、という資料しりょう
障害しょうがいをもつ児童じどう地域ちいき学校がっこうくことをなぜ文科ぶんかしょういやがるのか。

藤井ふじい
障害しょうがいをもつ児童じどうのために、というのはみんなおなじ。
おおくは、特別とくべつ支援しえん学校がっこう存在そんざい否定ひていしない、というのがおおきな共通きょうつうこうではないか。
しかし、普通ふつう学校がっこうへのみちがあまりにもせまい。
権利けんり条約じょうやくしめした、原則げんそくインクルーシブというのは、日本にっぽんでも世界せかい一致いっちしている。
かね問題もんだいなのか、あらためてどうかんがえるのか?

文科ぶんかしょう斉藤さいとう
インクルーシブ教育きょういくについて、実際じっさい小中学校しょうちゅうがっこうへの体制たいせい整備せいび、やっている。
今後こんご目指めざしていくうえで、統合とうごう教育きょういく特別とくべつ支援しえん教育きょういく矛盾むじゅんしない。
必要ひつよう体制たいせい整備せいび、セットでかれている。
保護ほごしゃほう意向いこうとかみあわずに裁判さいばんになったケースもあるが
人的じんてき体制たいせい環境かんきょう整備せいびがされていなかったことが理由りゆうのひとつではないか。
専門せんもんせいのある教員きょういん確保かくほ財源ざいげん確保かくほ前提ぜんていとしたシステムの構築こうちく
教育きょういくのカリキュラムをどうするのか、必要ひつよう専門せんもん確保かくほ
きめこまかな対策たいさく。リソースを拡大かくだいしながら前進ぜんしんてきにやっていく。

奈良ならけん事例じれいについて
奈良ならけん教育きょういく委員いいんかいからの報告ほうこくでは、
十分じゅうぶん調整ちょうせいおこなわれ、意見いけん聴取ちょうしゅ仕組しくみがありながらこうなった。
就学しゅうがくさき決定けっていプロセスについては、見直みなおしの方向ほうこうせい
保護ほごしゃ実質じっしつてき選択せんたくけんをどのように担保たんぽできるか。

保護ほごしゃ意向いこうがとらえられない状況じょうきょうのおさんに危害きがいあたえる危険きけんせい、など。
留保りゅうほかんがえざるをえない。。


竹下たけした
てん
1.全国ぜんこく特別とくべつ支援しえん教育きょういく推進すいしん連盟れんめい意見いけんで、「選択せんたくけん保障ほしょうされるべき」、といてあるが、実際じっさいには保障ほしょうされていないが。
2.専門せんもんせい主張しゅちょうされるが、現在げんざい特別とくべつ支援しえん教育きょういくで、教職員きょうしょくいん専門せんもんせい否定ひていされている現状げんじょうについてはどうかんがえるか?
3.学籍がくせき一元化いちげんかについて。予算よさん措置そちめんから、特別とくべつ支援しえん学校がっこう危機ききいてあるが、
  学籍がくせき一元化いちげんかは、「あいだちがっているのか?」「ただしいとの前提ぜんていなのか?」


長瀬ながせ
条約じょうやく交渉こうしょうのプロセスのなかで、文科ぶんかしょうもインクルージブ教育きょういく方向ほうこうせいえたと。
条件じょうけん闘争とうそううつられたとかんがえる。
資料しりょう11ページ。
ろう教育きょういくなかで、手話しゅわもちいた教育きょういくをどのように実現じつげんできるのか?
教育きょういくなかでも、特別とくべつ支援しえん学校がっこうえらべるし、地域ちいき学校がっこうえらべる。ことが必要ひつようなのではないか。


全国ぜんこく特別とくべつ支援しえん教育きょういく推進すいしん連盟れんめい佐竹さたけ
おやがおれないかぎり、おや意思いしかたければ、おや意思いしどおりに決定けっていをされているとおもっている
実際じっさいには、学校がっこうなに配慮はいりょがない状態じょうたいで、どうやって通学つうがくするのか。
特別とくべつ支援しえん学校がっこうでもおや必要ひつようおうじて介助かいじょはいっている。
学校がっこうまるげではない。

障害しょうがい普通ふつう学校がっこうへ・全国ぜんこく連絡れんらくかい徳田とくた
障害しょうがい両親りょうしんは、2さい3さいからべつ学校がっこうかないといけないとおもまされてくる。
どんな重度じゅうど障害しょうがいがあっても普通ふつう学校がっこうせきつことを大前提だいぜんていにしないと
結果けっかてきにふりわけるような結果けっかになってしまう。
ともにまなびあう教育きょういく実現じつげんできないとおも

保護ほごしゃAさん)
検診けんしん障害しょうがいつかると、あたりまえのように分離ぶんりはじまる。
訓練くんれんすすめられ、障害しょうがい克服こくふくすることがもとめられる。
特別とくべつ子供こどもではなく、一人ひとり子供こどもとしてみとめてしい。


文科ぶんかしょう斎藤さいとう
改正かいせい指導しどう要領ようりょう徹底てっていしていく。
就学しゅうがく段階だんかいへの移行いこうについて、これから制度せいどをつくる段階だんかい
寄宿舎きしゅくしゃは、通学つうがく便びんのため。けっして分離ぶんりのためではない。
のこしてしい、という要望ようぼうもある。


総務そうむしょう

久松ひさまつ
1.選挙せんきょけん被選挙権ひせんきょけん欠格けっかく条項じょうこうについてしょ外国がいこくでの状況じょうきょうは?
2.投票とうひょうしょのバリアフリーについて
  権利けんり情報じょうほうアクセスを権利けんりとして保障ほしょうされているのかどうか。権利けんり十分じゅうぶん保障ほしょうされていないと理解りかいしてよいか。
3.公平こうへい公正こうせい多用たようされているが、だれにとっての公平こうへい公正こうせいなのか。主語しゅご明確めいかくにしてしい。


総務そうむしょう政務せいむかん
公職こうしょく選挙せんきょほうの1じょう目的もくてき規定きてい
自由じゆう表明ひょうめいする意思いし確保かくほされないと、公職こうしょく選挙せんきょほう目的もくてき達成たっせいできたとはえない。



1.しょ外国がいこくでどうなっているか?
イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、選挙せんきょけん制限せいげんあり
イタリア、カナダ、ロシア、精神せいしんてき能力のうりょくひくほうについて制限せいげんはない。

2.権利けんり障害しょうがいしゃにとって、ひとしく情報じょうほう提供ていきょうされられないといけない、という主旨しゅし明快めいかいである。

3.公正こうせい公平こうへい意味いみ
公職こうしょく選挙せんきょほう選挙せんきょ運動うんどう自由じゆう投票とうひょう自由じゆう有権者ゆうけんしゃ権利けんりふたつの側面そくめんがある。
公平こうへい公正こうせいについてもふたつのめんからかんがえないといけない。
どこの部分ぶぶんをさしているかによってわってくる。

久松ひさまつ
障害しょうがいしゃ政治せいじ参加さんかする権利けんり保障ほしょうされているのかどうか。
いままでこの問題もんだいんで3〜40ねん。あらゆる政党せいとういても字幕じまく手話しゅわ通訳つうやく必要ひつようとの回答かいとう
政党せいとう審議しんぎにゆだねるという総務そうむしょう回答かいとう納得なっとくかない。

新谷しんたに
つぎ参院さんいんせんにむけて、NHKと交渉こうしょうちゅうとのこと。
すべての国民こくみん政見せいけん放送ほうそうにアクセスできるということは、国民こくみん権利けんり

清原きよはら
選挙せんきょかんする情報じょうほう提供ていきょう
インターネットを選挙せんきょ期間きかんちゅう候補者こうほしゃ情報じょうほう提供ていきょう手段しゅだんにできるとのこと。
放送ほうそう以外いがいに、インターネットも有効ゆうこうだとかんがえる。
多様たよう情報じょうほう保障ほしょう、どの時期じきかんがえているのか。

参院さんいんせん範囲はんいなにか?

総務そうむしょう政務せいむかん
字幕じまくについて、法律ほうりつ改正かいせい必要ひつようなし。
原口はらぐち大臣だいじんはぜひやりたいとのことで、鋭意えいい交渉こうしょうちゅう
与野党よやとうあいだ合意ごういがまとまれば、すみやかに成立せいりつする。

竹下たけした
44都道府県とどうふけんでしか、選挙せんきょのおらせも点字てんじ提供ていきょうされていない。

大久保おおくぼ
成年せいねん後見人こうけんにん欠格けっかく条項じょうこうけん
選挙せんきょけんをみとめることと、成年せいねん後見人こうけんにんについて、選挙せんきょけんとどう関連かんれんするのか?

堂本どうもと
この会議かいぎは、当事とうじしゃ半分はんぶん以上いじょう
政治せいじである政務せいむかんに。
ノルウェーなどで実施じっしされている障害しょうがいしゃのクウォーターせいなどについての見解けんかいは?

新谷しんたに
政見せいけん放送ほうそうについて候補者こうほしゃみビデオが、政党せいとうあいだ禁止きんしされているとうことは、


政治せいじ解決かいけつするべき。
政党せいとうあいだですぐに合意ごういし、自前じまえ字幕じまくをつけたビデオをめばすむ。
衆議院しゅうぎいんしょう選挙せんきょはすでにそうなっている。
おな方式ほうしきをとれないのか?


総務そうむしょう政務せいむかん
みビデオの解禁かいきんについて。
一部いちぶ極端きょくたんなことをいって、公序良俗こうじょりょうぞくはんする政党せいとうてくるとのこと
つづ検討けんとう必要ひつようがある。

選挙せんきょ公報こうほう点字てんじ制度せいどすることは、従来じゅうらいからの課題かだい
かぎられた期間きかん点字てんじばん作成さくせいをできるのか、現実げんじつにいたっていない。

クウォーターせいについては、障害しょうがいっているほうだけでなく、
少数しょうすう意見いけんをどのように反映はんえいしていくのか、というのが大事だいじ

点字てんじのおらせをせないのか?
すべての都道府県とどうふけんにおねがいしている。できるだけ実施じっしができるようにつよくおねがいしていく。



もり
選挙せんきょけん被選挙権ひせんきょけんゆうしないもののうち成年せいねん後見人こうけんにん以外いがいはどのようなじんか?


総務そうむしょう
禁固きんこ以上いじょう執行しっこうけるまでのもの、けいしょせられて執行しっこう刑罰けいばつかんすること。
そのなか成年せいねん後見人こうけんにんをまじえるのはどうなのか?というてんについては、おっしゃるとおり。

土本どもと
ふりがながふっていないのに、わかれというのはむずかしい。
選挙せんきょ公報こうほう選挙せんきょのはがき、おらせも。選挙せんきょ場所ばしょもわかりづらい
もうすこ配慮はいりょ必要ひつよう


次回じかい、5がつ10日とおかつき

省庁しょうちょうヒアリング、
 ・厚労省こうろうしょう
 ・総務そうむしょう
 ・国交こっこうしょう予定よてい


次々つぎつぎかい、5月17にち

 省庁しょうちょうヒアリング

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