(Translated by https://www.hiragana.jp/)
2月22日の課長会議資料の解説

がつ22にち課長かちょう会議かいぎ資料しりょう解説かいせつ

課長かちょう会議かいぎ資料しりょう重要じゅうようポイントを抜粋ばっすい紹介しょうかいします。とくに3番目ばんめのホームヘルプの支給しきゅう決定けっていについての部分ぶぶん重要じゅうようです。

 

 

1 障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうとう改正かいせいについて

(3)相談そうだん支援しえん充実じゅうじつとうについて

@ 相談そうだん支援しえん充実じゅうじつについて

ア 基幹きかん相談そうだん支援しえんセンター(平成へいせい24ねんがつにち施行しこう

基幹きかん相談そうだん支援しえんセンターは、地域ちいきにおける相談そうだん支援しえん中核ちゅうかくてき役割やくわりにな機関きかんとして、身体しんたい障害しょうがいしゃ知的ちてき障害しょうがいしゃおよ精神せいしん障害しょうがいしゃ相談そうだん支援しえんかんする業務ぎょうむ総合そうごうてきおこなうことを目的もくてきとする施設しせつであり、市町村しちょうそんまた当該とうがい業務ぎょうむ実施じっし委託いたくけたもの設置せっちすることができることとされている。

基幹きかん相談そうだん支援しえんセンターは、障害しょうがいしゃ総合そうごうてき相談そうだんのほか、地域ちいき相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃあいだ調整ちょうせい支援しえんといった役割やくわりになうことを想定そうていしているが、具体ぐたいてき役割やくわりとうについては、後日ごじつしめしする。

 

イ 「自立じりつ支援しえん協議きょうぎかい」を法律ほうりつじょう位置付いちづけ(平成へいせい24ねんがつにち施行しこう予定よてい

障害しょうがいしゃ地域ちいきにおける自立じりつした生活せいかつ支援しえんしていくためには、関係かんけい機関きかん関係かんけい団体だんたい障害しょうがい福祉ふくしサービス事業じぎょうしゃ医療いりょう教育きょういく雇用こようふくめた関係かんけいしゃが、地域ちいき課題かだい共有きょうゆうし、地域ちいき支援しえん体制たいせい整備せいびについて協議きょうぎおこなうことが重要じゅうようである。

※ (地域ちいき自立じりつ支援しえん協議きょうぎかい設置せっちじょうきょう平成へいせい22ねんがつ現在げんざい速報そくほう

都道府県とどうふけん100%、市区しく町村ちょうそん85%

このため、これをにな自立じりつ支援しえん協議きょうぎかいについて、設置せっち促進そくしん運営うんえい活性かっせいのために法律ほうりつじょう位置付いちづけることとしている。

自立じりつ支援しえん協議きょうぎかい設置せっちした都道府県とどうふけんおよ市町村しちょうそんは、障害しょうがい福祉ふくし計画けいかくさだめ、また変更へんこうしようとする場合ばあい、あらかじめ、自立じりつ支援しえん協議きょうぎかい意見いけんくようつとめなければならないこととされている。

この改正かいせい施行しこう平成へいせい24ねんがつにち予定よていしているが、都道府県とどうふけんにおかれては、今回こんかい改正かいせい趣旨しゅしまえ、「だいさん障害しょうがい福祉ふくし計画けいかく平成へいせい24年度ねんど〜)」の作成さくせいたっても、自立じりつ支援しえん協議きょうぎかい意見いけんくようつとめるとともに、管内かんない市町村しちょうそんたいしてもこのむね周知しゅうちねがいたい。

 

ウ 地域ちいき移行いこう支援しえん地域ちいき定着ていちゃく支援しえん個別こべつ給付きゅうふ平成へいせい24ねんがつにち施行しこう

地域ちいき移行いこう支援しえん地域ちいき定着ていちゃく支援しえんについて、これまで補助ほじょ事業じぎょうとして実施じっししてきた内容ないよう個別こべつ給付きゅうふし、地域ちいき移行いこう取組とりくみを強化きょうかすることとしている。

地域ちいき移行いこう支援しえんは、障害しょうがいしゃ支援しえん施設しせつ精神せいしん病院びょういん入所にゅうしょとうをしている障害しょうがいしゃたいし、住居じゅうきょ確保かくほ地域ちいき生活せいかつ準備じゅんび福祉ふくしサービスの見学けんがく体験たいけんのための外出がいしゅつへの同行どうこう支援しえん地域ちいきにおける生活せいかつ移行いこうするための活動かつどうかんする相談そうだんとう支援しえんおこなうものである。

また、地域ちいき定着ていちゃく支援しえんは、居宅きょたく一人暮ひとりぐらししている障害しょうがいしゃとうたいする夜間やかんふく緊急きんきゅうにおける連絡れんらく相談そうだんとう支援しえんおこなうものである。

地域ちいき移行いこう支援しえん地域ちいき定着ていちゃく支援しえんになう「指定してい一般いっぱん相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ」は都道府県とどうふけん指定していすることとしている。その指定してい基準きじゅん後日ごじつしめしするが、都道府県とどうふけんにおかれては、今後こんご準備じゅんび遺漏いろうきようおねがいしたい。

なお、整備せいびほう附則ふそくだい15じょうもとづき、施行しこう平成へいせい24ねんがつにち)のさい既存きそん指定してい相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃは、1ねん以内いない省令しょうれいさだめる期間きかんないは「指定してい一般いっぱん相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ」とみなされるが、サービスとう利用りよう計画けいかくは、エに記載きさいする「指定してい特定とくてい相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ」でなければ作成さくせいできないことに留意りゅういされたい。

 

エ 支給しきゅう決定けっていプロセスの見直みなおとう平成へいせい24ねんがつにち施行しこう

支給しきゅう決定けっていプロセスについて、介護かいご給付きゅうふとう支給しきゅう決定けっていまえにサービスとう利用りよう計画けいかくあん作成さくせいし、支給しきゅう決定けってい参考さんこうとするよう見直みなおすとともに、現在げんざい重度じゅうど障害しょうがいしゃとう限定げんていされているサービスとう利用りよう計画けいかく作成さくせい対象たいしょうしゃ大幅おおはば拡大かくだいすることとしている。

サービスとう利用りよう計画けいかく作成さくせいになう「指定してい特定とくてい相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ」は市町村しちょうそん指定していすることとしている。その指定してい基準きじゅん後日ごじつしめしするが、市町村しちょうそんにおかれては、今後こんご準備じゅんび遺漏いろうきようおねがいしたい。

また、障害しょうがいについても、あらたに、児童じどう福祉ふくしほうもとづき、市町村しちょうそん指定していする「指定してい障害しょうがい相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ」が、通所つうしょサービスの利用りようかか障害しょうがい支援しえん利用りよう計画けいかく障害しょうがいしゃのサービスとう利用りよう計画けいかく相当そうとう)を作成さくせいすることとしている。

※ 障害しょうがいについては、居宅きょたくサービスの利用りようかかるものは障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづく「指定してい特定とくてい相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ」において、通所つうしょサービスの利用りようかかるものは児童じどう福祉ふくしほうもとづく「指定してい障害しょうがい相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ」において、作成さくせいすることとなるが、これらの事業じぎょうしゃ指定してい基準きじゅん同様どうようとすることとうにより、どういち事業じぎょうしゃ一体いったいてき計画けいかく作成さくせいするようにする方向ほうこう検討けんとうしている。

※ 障害しょうがい入所にゅうしょサービスについては、児童じどう相談そうだんしょ専門せんもんてき判断はんだんおこなうため、障害しょうがい支援しえん利用りよう計画けいかく作成さくせい対象たいしょうがいである。

なお、「指定してい特定とくてい相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃまたは「指定してい障害しょうがい相談そうだん支援しえん事業じぎょうしゃ」が作成さくせいする計画けいかくあんえて、障害しょうがいしゃみずかまた障害しょうがい保護ほごしゃ作成さくせいする計画けいかくあん(セルフケアプラン)を提出ていしゅつできることとしている。

 

 

6 規制きせい改革かいかくについて

(3)居宅きょたく介護かいごとうのサービス提供ていきょう責任せきにんしゃ専従せんじゅう要件ようけんについて【規制きせい改革かいかく関係かんけい

居宅きょたく介護かいご重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごおよ行動こうどう援護えんご以下いかこの項目こうもくにおいて「居宅きょたく介護かいごとう」という。)のサービス提供ていきょう責任せきにんしゃについては、事業じぎょう規模きぼおうじて1にん以上いじょう配置はいちするとともに、それぞれの事業じぎょう専従せんじゅうであることを要件ようけんとしているところである。

この「専従せんじゅう」の取扱とりあつかいについては、どういち事業じぎょうしゃ居宅きょたく介護かいごとうのうちの複数ふくすう事業じぎょう指定していける場合ばあいには、それぞれの事業じぎょうにおけるサービス提供ていきょう責任せきにんしゃ資格しかく要件ようけん業務ぎょうむ類似るいじせい考慮こうりょし、事業じぎょうしょ運営うんえいやサービス提供ていきょう効率こうりつ観点かんてんから、必要ひつようとなるサービス提供ていきょう責任せきにんしゃ人数にんずうについて、居宅きょたく介護かいごとうかく事業じぎょうわせた事業じぎょう規模きぼおうじた人数にんずうりることとするとともに、当該とうがいかく事業じぎょうあいだにおけるサービス提供ていきょう責任せきにんしゃ兼務けんむ可能かのうとしてきたところである。

また、サービス提供ていきょう責任せきにんしゃ配置はいち基準きじゅんがない移動いどう支援しえん事業じぎょうについては、居宅きょたく介護かいごとうのサービス提供ていきょう責任せきにんしゃ兼務けんむにより従事じゅうじすることができないこととしてきたところである。(障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう施行しこう当初とうしょより、上記じょうき取扱とりあつかいにて実施じっししているところである。)

この取扱とりあつかいかんしては、行政ぎょうせい刷新さっしん会議かいぎ設置せっちされた規制きせい制度せいど改革かいかくかんする分科ぶんかかいにおいて、居宅きょたく介護かいご事業じぎょうしょのサービス提供ていきょう責任せきにんしゃ居宅きょたく介護かいごのサービス提供ていきょう時間じかんない移動いどう支援しえん事業じぎょう従事じゅうじできるようにすべきとの指摘してきけているところであり、これをまえ、平成へいせい23年度ねんどちゅうに、一定いってい条件じょうけんしたに、居宅きょたく介護かいごとうのサービス提供ていきょう責任せきにんしゃ移動いどう支援しえん事業じぎょう従事じゅうじすることを可能かのうとする方向ほうこう検討けんとうすることとしているので、そのむね承知しょうちおきいただきたい。

 

 

9 訪問ほうもんけいサービスにかか適切てきせつ支給しきゅう決定けってい事務じむについて

(1)支給しきゅう決定けってい事務じむにおける留意りゅうい事項じこうについて

訪問ほうもんけいサービスにかか支給しきゅう決定けってい事務じむについては、「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづく支給しきゅう決定けってい事務じむかか留意りゅうい事項じこうについて」(平成へいせい19とし4つき13日付ひづけ事務じむ連絡れんらく)において、留意りゅういすべき事項じこうをおしめししているところであるが、以下いか事項じこうについてあらためてご留意りゅういうえ適切てきせつ対応たいおうしていただきたい。

ア 適正てきせいかつ公平こうへい支給しきゅう決定けっていおこなうため、市町村しちょうそんにおいては、あらかじめ支給しきゅう決定けってい基準きじゅん個々ここ利用りようしゃ心身しんしん状況じょうきょう介護かいごしゃ状況じょうきょうとうおうじた支給しきゅうりょうさだめる基準きじゅん)をさだめておくこと

イ 支給しきゅう決定けってい基準きじゅん設定せっていたっては、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん個々ここ利用りようしゃたいする支給しきゅうりょう上限じょうげんとなるものではないことに留意りゅういすること

ウ 支給しきゅう決定けっていたっては、申請しんせいのあった障害しょうがいしゃとうについて、障害しょうがい程度ていど区分くぶんのみならず、すべての勘案かんあん事項じこうかんする一人ひとりひとりの事情じじょうまえて適切てきせつおこなうこと

また、とく日常にちじょう生活せいかつ支障ししょうしょうじるおそれがある場合ばあいには、個別こべつ給付きゅうふのみならず、地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうにおけるサービスをふくめ、利用りようしゃいちにんひとりの事情じじょうまえ、たとえば、個別こべつ給付きゅうふであれば、個別こべつ市町村しちょうそん審査しんさかい意見いけん徴収ちょうしゅうするひとし、いわゆる「定型ていけいケース」(支給しきゅう決定けってい基準きじゅんさだめられた支給しきゅうりょうによらずに支給しきゅう決定けっていおこな場合ばあい)としてあつかうなど、障害しょうがいしゃおよ障害しょうがい地域ちいきにおいて自立じりつした日常にちじょう生活せいかついとなむことができるよう適切てきせつ支給しきゅうりょう決定けっていしていただきたい。

また、国庫こっこ負担ふたん基準きじゅん超過ちょうかする市町村しちょうそんたいしては、都道府県とどうふけん地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうにおける「重度じゅうど障害しょうがいしゃかか市町村しちょうそん特別とくべつ支援しえん事業じぎょうおよ障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん対策たいさく臨時りんじ特例とくれい交付こうふきんもとづく基金ききん事業じぎょうにおいて実施じっしする「重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとう利用りよう促進そくしんかか市町村しちょうそん支援しえん事業じぎょう」により、一定いってい財政ざいせい支援しえん可能かのうとしているので、積極せっきょくてきにご活用かつよういただきたい。

 

(2)障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほう介護かいご保険ほけんほう適用てきようかか適切てきせつ運用うんようについて

65さい以上いじょう障害しょうがいしゃについては、介護かいご保険ほけんほう優先ゆうせんてき適用てきようされる一方いっぽうで、サービスの支給しきゅうりょう内容ないよう介護かいご保険ほけん制度せいどでは十分じゅうぶん確保かくほされない場合ばあいには、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうにおいて、その支給しきゅうりょう内容ないよう上乗うわのせしてサービスをけられる仕組しくみとなっている。

しかしながら、65さい以上いじょう在宅ざいたく障害しょうがいしゃが、介護かいご保険ほけんサービスをすで利用りようしている場合ばあいには、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうによる新規しんき申請しんせい一律いちりつみとめない取扱とりあつかいをしている事例じれい昨年度さくねんどあったほか利用りようしゃから「65さい到達とうたつにより、介護かいご保険ほけん適用てきようされた結果けっか利用りようしゃ心身しんしん状況じょうきょう環境かんきょう支援しえんのニーズとう個別こべつ事情じじょうわらないにもかかわらず、必要ひつようなサービスがけられなくなった」といったこえせられているところである。

障害しょうがいしゃなかには、ALS(すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう)や全身ぜんしんせい障害しょうがいなどで介護かいご保険ほけん制度せいど想定そうていするよわいともな障害しょうがいえる重度じゅうど障害しょうがい方々かたがたもいるため、このような方々かたがた十分じゅうぶんなサービスをけられるよう、利用りようされる方々かたがた意向いこう丁寧ていねい聴取ちょうしゅするなど、個々ここ実態じったい十分じゅうぶん把握はあくしたうえで、「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうもとづく自立じりつ支援しえん給付きゅうふ介護かいご保険ほけん制度せいどとの適用てきよう関係かんけいとうについて」(平成へいせい19とし3つき28さわくわだてはつだい0328002ごうさわさわはつだい0328002ごう厚生こうせい労働省ろうどうしょう社会しゃかい援護えんごきょく障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし企画きかく課長かちょう障害しょうがい福祉ふくし課長かちょう連名れんめい通知つうち)をまえ、介護かいご保険ほけんほうによるサービスの支給しきゅうりょう内容ないようでは十分じゅうぶんなサービスがけられない場合ばあいには、障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんほうにおいて、その支給しきゅうりょう内容ないよう上乗うわのせしてサービスをけられるようにするなど、適切てきせつ運用うんようつとめられたい。

 

(3)重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとう適切てきせつ支給しきゅう決定けっていについて

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとうかか支給しきゅう決定けってい事務じむについては、「重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとう適正てきせい支給しきゅう決定けっていについて」(平成へいせい19とし2つき16日付ひづけ事務じむ連絡れんらく)において、留意りゅういすべき事項じこうをおしめししているところであるが、以下いか事項じこうについてあらためてご留意りゅういうえ対応たいおうしていただきたい。

ア 平成へいせい21ねんがつより、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご報酬ほうしゅう単価たんかについては、サービス提供ていきょう時間じかん区分くぶんを30ふん単位たんい細分さいぶんしたところであるが、これは、利用りようしゃ必要ひつようとするサービスりょうそくした給付きゅうふとするためのものであって、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご想定そうていしている「どういち箇所かしょ長時間ちょうじかん滞在たいざいしサービス提供ていきょうおこなうという業務ぎょうむ形態けいたい」の変更へんこう意味いみするものではなく、サービスが1にちふくすうかいおこなわれる場合ばあいの1かいたりのサービスについて30ふん単位たんいとう短時間たんじかんおこなうことを想定そうていしているものではないこと。

イ これまでに、利用りようしゃから「短時間たんじかんかつ1にちふくすうかいにわたるサービスで、本来ほんらい居宅きょたく介護かいごとして支給しきゅう決定けっていされるはずのサービスが重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとして支給しきゅう決定けっていけたことにより、サービスを提供ていきょうしてくれる事業じぎょうしょつからない」といったこえせられているところである。短時間たんじかん集中しゅうちゅうてき身体しんたい介護かいご中心ちゅうしんとするサービスを1にちふくすうかいおこな場合ばあい支給しきゅう決定けっていについては、原則げんそくとして、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごではなく、居宅きょたく介護かいごとして支給しきゅう決定けっていすること。

ウ 「まもりをふくめたサービスを希望きぼうしているにもかかわらず、見守みまもりをのぞいた身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょ必要ひつよう時間じかんぶんのみしか重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごとして支給しきゅう決定けっていけられない」といったこえせられているところである。重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごは、比較的ひかくてき長時間ちょうじかんにわたり総合そうごうてきかつ断続だんぞくてき提供ていきょうされるものであり、これが1にちふくすうかい提供ていきょうされる場合ばあいであっても1かいたりのサービスについては、基本きほんてきには見守みまもとうふく比較的ひかくてき長時間ちょうじかんにわたる支援しえん想定そうていしているものであることから、利用りようしゃいちにんひとりの事情じじょうまえて適切てきせつ支給しきゅうりょう設定せっていおこなうこと。

 

(4)居宅きょたく介護かいごにおけるサービス1かいたりの利用りよう可能かのう時間じかんすうについて

居宅きょたく介護かいごは、身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょなどの支援しえん短時間たんじかん集中しゅうちゅうしておこな業務ぎょうむ形態けいたい想定そうていしており、必要ひつようおうじて、1にち短時間たんじかん訪問ほうもんふくすうかいおこなうなど、利用りようしゃ生活せいかつパターンにわせた支援しえんおこなっているところである。

このため、支給しきゅう決定けってい事務じむとうかか事務じむ連絡れんらくにおいて、支給しきゅう決定けっていおこなった障害しょうがいしゃとう交付こうふする受給じゅきゅうしゃしょうに、居宅きょたく介護かいごについてはサービス1かいたりの利用りよう可能かのう時間じかんすう記載きさいすることとしており、また、目安めやすとして、サービス1かいたりの標準ひょうじゅん利用りよう可能かのう時間じかんすうを「身体しんたい介護かいごあいだまで、家事かじ援助えんじょ1.5あいだまで」としめしているところである。

支給しきゅう決定けっていたっては、申請しんせいのあった障害しょうがいしゃとうについて、一人ひとりひとりの事情じじょうまえて適切てきせつおこなうことが必要ひつようであり、居宅きょたく介護かいごのサービス1かいたりの利用りよう可能かのう時間じかんすうについても、標準ひょうじゅん利用りよう可能かのう時間じかんすう一律いちりつ適用てきようするのではなく、必要ひつよう場合ばあいは、標準ひょうじゅん利用りよう可能かのう時間じかんすうえる時間じかんすう設定せっていするなど、一人ひとりひとりの事情じじょうまえた支給しきゅう決定けっていをすることが必要ひつようであることに留意りゅういされたい。

 

 

障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし関係かんけい主管しゅかん課長かちょう会議かいぎ平成へいせい23ねんがつ22にち開催かいさい資料しりょう ※WAM NETリンク

一括いっかつDL

個別こべつDL

 

HOMETOPもど