アメリカ人とダクトテープの不思議な関係。
2006/01/18 11:43 Written by Maki K Wall@駐米特派員
なぜか
多くのアメリカ
人が
絶大なる
信頼と
愛着を
寄せる
製品、ダクトテープ ("Duct Tape")。
平たくいうと
日本のガムテープのようなものです。ただし
違っているのは、ダクトテープは
普通灰(
銀?)
色をしており、しかも
強度・
粘着力ともに(おそらく)ガムテープよりはるかに
頑丈だということ。
元々は
配管工事に
使うテープなのですが、なぜか
一般家庭にも
普及していて
必ずひとつは
常備されています。その
理由は
判りません。でもアメリカ
人はこのダクトテープが
大好きなのです。
家具が
壊れたから、ダクトテープ。
窓から
隙間風が
入るから、ダクトテープ。あと
靴の
底が
擦り
切れたから、ダクトテープ。さらに
事故って
車のバンパーが
取れそうになったからと、ダクトテープで
貼り
付けている
人も
見かけたことがあります。……まさに
万物の
修繕に
役立つ、
魔法のテープ。ちなみに
見栄えの
悪さとかあんまり
気にしません。
まあここまで
極端な
例ではなくても、やはりウォール
家でも
小さな
緊急事態の
場合に
使っております。
例えば
旅行直前にスーツケースが
壊れた
時、ダンナが「ダクトテープ
持ってこーい」と
叫び、その
後ダクトテープでぐるぐる
巻きにされたカバンを
持ってとりあえず
出発……とか(笑)。
見た
目の
悪さなんて
何のその。
役に
立てば
良いのです。
冗談はさておき、どうやら
一部のアメリカ
人には、
全てがダクトテープで
賄えると
信じている
人々がいるようです。"ダクトテープ" をキーワードに
検索するだけで、
その使用法のアイデアを紹介するサイトや、さらにはモノを
修理するだけではなく
洋服やアクセサリーを作ってしまうコアなダクトテープ・ファンのサイトも
直ぐに
見つかることでしょう。
ところでなぜウォール
真木が
突然このダクトテープの
話題を
書いているのかというと、
実は
先日薬局でとんでもない
商品を
発見してしまったからです。それはなんと
[写真]ダクトテープのバンドエイド(爆)。
これ、ギャグでもなんでもなく、
本当に
絆創膏の
某有名ブランドが
販売しており、いたって
普通に
薬局の
陳列棚に
並んでいました。
男らしいガッチリした
手にはお
似合いかと……。ヘビーな
仕事でも
剥がれません。