災害さいがい時じ外国がいこく人じんサポーター養成ようせい研修けんしゅう（東部とうぶ地域ちいき）

開催かいさい日び　:

2016年ねん3月がつ13日にち(日)にち 10:00 ~ 14:30

会場かいじょう　　:

出雲いずも市し消防しょうぼう本部ほんぶ

参加さんか人数にんずう:

36人にん

出雲いずも市しにて「外国がいこく人じん住民じゅうみんのための防災ぼうさい研修けんしゅう＆災害さいがい時じ外国がいこく人じんサポーター養成ようせい研修けんしゅうを開催かいさいしました。（主催しゅさい：島根しまね県けん・しまね国際こくさいセンター・出雲いずも市し、協力きょうりょく：出雲いずも市し消防しょうぼう本部ほんぶ）

ブラジル、ベトナム、インドネシアなど、23人にんの外国がいこく人じん住民じゅうみんを含ふくむ36人にんに参加さんかしていただき、様々さまざまな体験たいけんを通つうじて防災ぼうさいについて学まなんだり、災害さいがい時じの外国がいこく人じん支援しえんについて考かんがえました。

内容ないよう

• 10:00 – 12:00 【講義こうぎ・体験たいけん】消防しょうぼう士しから学まなぶ防災ぼうさい（講師こうし：出雲いずも市し消防しょうぼう本部ほんぶ 金山かなやま利宏としひろさん、消防署しょうぼうしょ職員しょくいんの皆みなさん）
• 12:00 – 13:00 【ランチ交流こうりゅう会かい】
• 13:00 – 14:30 【ワークショップ】災害さいがい時じ外国がいこく人じんサポーター養成ようせい研修けんしゅう（講師こうし：多た文化ぶんか共生きょうせいマネージャー 目次もくじ敦美あつみさん）

【講義こうぎ・体験たいけん】では、まず、「いざというときのために」というテーマで、災害さいがいについての知識ちしきや、災害さいがいへの備そなえについてお話はなしを伺うかがいました。そして、心肺しんぱい蘇生そせい法ほうについて説明せつめいを受うけ、実際じっさいに人形にんぎょうを使つかって体験たいけんしてみました。そのあと、１１９番ばん通報つうほうと消火しょうか器きの使つかい方かたについても体験たいけんしました。

参加さんか者しゃの声こえ

【外国がいこく人じん参加さんか者しゃ】

• 親切しんせつで簡単かんたんに説明せつめいしてくれてよかった。これから助たすけが必要ひつような人ひとがいたら助たすけることができる。
• 出雲いずもで訓練くんれんできてとてもうれしい。
• 心肺しんぱい蘇生そせい法ほうが勉強べんきょうできてうれしい。
• 外国がいこく人じんが災害さいがいに遭遇そうぐうしたときによくある問題もんだいと、自分じぶん自身じしんをどう守まもるか分わかった。
• 地震じしんと台風たいふうがあった時ときの訓練くんれん（シミュレーション）をしたい。

【日本人にっぽんじん参加さんか者しゃ】

• 心肺しんぱい蘇生そせい法ほうをきちんと学まなんだことがなかったので勉強べんきょうになった。
• 当あたり前まえに使つかっている言葉ことばが外国がいこく人じんには難むずかしいと実感じっかんした。
• 公的こうてき機関きかんでも「やさしい日本語にほんご」を使つかうという必要ひつよう性せいを強つよく感かんじた。常つねに通訳つうやく者しゃがいるとは限かぎらないので、「やさしい日本語にほんご」がもっと広ひろがればよいと思おもった。
• 外国がいこくの方ほうと交流こうりゅうをもてたことがよかった。今後こんごもこんな機会きかいがあればぜひ参加さんかさせてもらいたい。

担当たんとう者しゃのつぶやき

もし災害さいがいが起おこったら、まずは自分じぶんや家族かぞくの身みの安全あんぜんを守まもることを優先ゆうせんして、そのうえで可能かのうな範囲はんいで取とり組くむことが大切たいせつです。今回こんかいの研修けんしゅうでは、消防署しょうぼうしょ職員しょくいんや、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの時ときに外国がいこく人じん支援しえんに携たずさわった多た文化ぶんか共生きょうせいマネージャーからお話はなしを伺うかがったり、いろいろな体験たいけんをすることによって、あらためてそのポイントについて学まなぶことができ、災害さいがいに対たいする意識いしきを高たかめることができたのではないかと思おもいます。

また、今回こんかいは同おなじ地域ちいきに暮くらす外国がいこく人じん住民じゅうみんと日本人にっぽんじん住民じゅうみんが一緒いっしょに防災ぼうさいについて学まなんだり、交流こうりゅうしたりすることができました。このような機会きかいを通とおして、顔かおの見みえる関係かんけいづくりをすることは、いざというときの助たすけ合あいにもつながっていくと思おもいます。