多た文化ぶんか共生きょうせいフォーラムしまね2016を開催かいさいしました

開催かいさい日び　:

2016年ねん11月5日にち

会場かいじょう　　:

くにびきメッセ小しょうホール

参加さんか人数にんずう:

約やく100人にん

2020年ねんの東京とうきょうオリンピック・パラリンピック競技きょうぎ大会たいかいの開催かいさいを控ひかえ、「人種じんしゅなどの違ちがいを理解りかいし、自然しぜんに受入うけいれ、互たがいに認みとめ合あう共生きょうせい社会しゃかい」いわゆるユニバーサル社会しゃかいを実現じつげんし、次世代じせだいに継承けいしょうしていくことを目的もくてきとして、「多た文化ぶんか共生きょうせいフォーラムしまね2016」を開催かいさいしました。（平成へいせい28年度ねんど法務省ほうむしょう委託いたく事業じぎょう）

【第だい1部ぶ】では、「ちがいを楽たのしみ、力ちからにかえる～多た文化ぶんか共生きょうせい”新しん”時代じだい～」と題だいして、スリランカ出身しゅっしんで、羽衣はごろも国際こくさい大学だいがく教授きょうじゅのにしゃんた氏しによる基調きちょう講演こうえんを行おこないました。

「ちがい」を排除はいじょしたり、区別くべつしたりするのではなく、受うけ入いれるにはどうすればいいか、共ともに生いき、共ともに学まなび、共ともに笑わらえる社会しゃかいを目指めざすことの大切たいせつさなどについて、ご自身じしんの実体験じつたいけんなどを織おり交まぜながら、大変たいへん分わかりやすくお話はなしをしていただきました。

【第だい2部ぶ】では、「言葉ことばと文化ぶんかのちがいを超こえて、共ともに生いきる」をテーマとして、パネルトークを行おこないました。

ローカル・ジャーナリストの田中たなか輝美てるみ氏しのコーディネートにより、在住ざいじゅう外国がいこく人じん共生きょうせい市民しみんの会かい代表だいひょうの太田おおた明夫あきお氏し、島根しまね県立けんりつ大学だいがく国際こくさい交流こうりゅうセンター長ちょうの小林こばやし明子あきこ氏し、奥出雲おくいずも観光かんこう文化ぶんか協会きょうかい観光かんこうプロデューサーのサミーラ・グナワラデナ氏し、MPKB代表だいひょうの浜崎はまざきエバンジリン氏しから、それぞれの活動かつどうや日々ひびの生活せいかつを通とおして感かんじていることについてお話はなししていただきました。そして、多た文化ぶんか共生きょうせいに向むけて一人ひとりひとりが明日あしたからでも取とり組くめることについて提言ていげんしていただきました。

また、会場かいじょうでは【多た文化ぶんか共生きょうせい活動かつどうパネル展てん】も同時どうじ開催かいさいいたしました。県内けんないで活動かつどうする団体だんたいの展示てんじをじっくりご覧らんになったり、団体だんたいの方ほうと話はなし込こんだりしていらっしゃる来場らいじょう者しゃの姿すがたが見みられました。

来場らいじょう者しゃの皆様みなさまからは、「今日きょう初はじめて覚おぼえた『共笑ともえ（ともえ）』という言葉ことばの意味いみを日々ひびの生活せいかつの中なかで忘わすれないようにしていきたいと思おもう。」「身近みぢかな小ちいさなことから、今日きょうのフォーラムで勉強べんきょうしたことを実行じっこうしていきたいと思おもった。」などの感想かんそうが寄よせられました。