声優:
前塚 厚志
個人データ
名前 | 花諷院 和狆(かふういん にこちん) |
流派 | 戸隠流陰陽術 |
武器銘 | 無名 |
生年月日 | 1721年 1月 9日 |
年齢 | 68歳 |
出生地 | 飛騨 |
血ノ型 | A型 |
身長 | 4尺5寸 |
体重 | 11貫目 |
趣向 | 庭掃除 |
家族構成 | 独身 |
宝物 | 黄金の入れ歯 |
好きな物 | かすてら |
嫌いな物 | ぎっくり腰 |
コンプレックス | ない(悟りを開いているため) |
剣の道について | 精神修行の一環 |
尊敬する人 | ない |
特技 | 早起き |
平和だと思うとき | 昼寝をしているとき |
好みのタイプ | 若い娘(40〜50歳くらいの) |
現代社会では…? | お医者さん |
公式ストーリー
「
雷符!」
虚空へ
放たれた
青い
符が
形を
変え、
翼を
持ったもの「
鳥」となって
漆黒の
闇へと
吸い
込まれるように
消えて
行く。
「グギャァァァァ……」
一瞬、
暗闇に
青白い
光りが
灯り、
異形の
者の
姿が
浮かび、そして
消える。
「いつにもまして
数が
多いですね」
いつのまにか
全身黒ずくめの
男が
背後に
立っていた。(※1)
「……お
主か。どうやらそっちの
方は
片付いたみたいだの」
男は
振り
向いた。
男の
名は
花諷院
和狆。
修行僧のような
格好をし、
闇に
住まうものを
狩ることを
生業としている。
一見小柄で
見窄らしいなりをしているが、
見るものが
見ればその
力の
程は
分かるであろう。(※2)
もう
一人、
黒ずくめの
男は、
頭巾を
被り
瞳以外の
部分は
全て
隠され、
表情は
読み
取ることはできないが、ただ
者ではないようだ。
「
一息つきたい
所じゃが……
休ませてくれそうもない……!?」
穏やかな
表情で、
煙管を
懐から
取り
出そうとした
和狆の
手が
止まる。
黒ずくめの
男も
腰に
差してある
武器へと
手を
延ばす。
闇の
質が
変わった。
和狆は
懐に
差した
刀を
武器、もう
一方の
手を
懐に
入れた。
二人の
前に
闇より
濃い
闇が
現れた。それはみるみるうちに
拡大し、ある
程度の
大きさで
止まった。
そして、その
闇の
中から
一人の
女性が
現れた。
実体は
無く
精神体であったが、その
姿は
妖艶にして、
汚れなき
純粋な
美しさを
象っている。だが、
全身は
暗黒のオーラに
包まれていた。
「
我が
名は
羅将神ミヅキ。(※3)
我の
眠りを
妨げる
者よ、
消え
去るがよい!」
ミヅキが
叫ぶや
否や、
和狆と
黒ずくめの
男の
足元から
光が
発生し、その
衝撃によって
二人は
大きく
吹き
飛ばされた。かろうじて
致命傷は
避けたものの、
受けた
傷は
決して
浅くはなかった。
──
一方的な
戦いだった。
和狆から
放たれた
符はミヅキに
届く
前に
全て
燃え
尽き、
繰り
出される
刃は
暗黒のオーラに
遮られ
虚しい
音をたてるだけであった。
「ここは……
退くしかないようですかね」
「……そう
簡単には……
見逃してもらえそうもないがの」
和狆は
呼吸を
整えながら
答えた。
ミヅキとの
戦いは
既に
二刻が
過ぎ、
和狆達の
体力と
精神は
限界に
達している。(※4)
脇腹に
受けた
傷口からは
絶え
間無く
血が
流れ
続けた。
「……あの
方法でやってみるかのう」
和狆は
刀を
鞘に
戻し、
懐に
手を
入れる。
「そうですね」
黒ずくめの
男も
懐に
差したもう
一本の
棒状の
武器を
取り
出し、
構える。
「
死ね!
魔界がお
主らを
呼んでおるわ!!」
ミヅキの
手から
光球が
放たれる。
「
白旗陣!」
黒づくめの
男の
前に
青白い
光りの
壁が
発生する。ミヅキから
放たれた
光球は
壁に
当たり、
消滅することなく
正確にミヅキへと
跳ね
返る。それを
見た
和狆は
懐から
巨大な
符を
取り
出し、
「
今じゃ!
風神乱……!?」
和狆は
力ある
言葉を
最後まで
発することが
出来なかった。
突如としてミヅキの
前に
現れた
巨大な
獣(※6)の
咆哮がすべての
呪言をかき
消した。
「怨!」
大地が
吠えた。
闇が
震えた。
「ぐおぉぉぉぉっ!」
「があぁぁぁぁっ!」
二人は
成す
術もなく
吹き
飛ばされ、
崖下へと
消えていった。
薄れ
行く
意識の
中で
獣の
声だけがいつまでも
聞こえていた。
「
破壊………
滅亡………
破滅………」
「
師匠、
師匠!!」
突然、
耳元で
自分を
呼ぶ
声がした。
「ほ……、ほうほう。わしとしたことが、
寝てしまったわい」
和狆は
軽く
頭を
掻く。
「
大丈夫かい、
師匠?この
前、
屋根裏で
見つけた
刀を
見てから
変だぜ」(※7)
覇王丸は
心配そうに
尋ねた。
「ほ……お
前のそんな
顔が
見れるとはのう。ありがたや、ありがたや」
「ちぇっ。
人が
折角心配してやっているのによ。……さぁーて、もう
一汗流すか」
和狆に
背を
向け、
覇王丸は
大股にどかどかと
歩き
林の
中へと
入っていった。(※8)
和狆はそれを
見送り、
冷えきったお
茶を
飲み
干し、
空を
見上げた。
「
今日もいい
天気じゃわい」
(※1)
若き
日の
黒子である。この
頃から
既に
素顔を
隠していたのである。
(※2)ある
程度の
剣技を
持つ
者が、
和狆の
技を
繰り
出すところを
見れば、
彼の
全身が
光っているように
見える
筈である。それは、
和狆の
内在する「
気」である。
(※3)ミヅキとは、
数百年程前にある
法力僧によって
封じられた
怨霊であり、
誰かに
乗り
移ることによって
肉体を
得ることができる。
(※4)
二人にかかると、どんな
強い
魔物であっても
半刻以内に
倒されいた。いかにミヅキが
強いか
伺い
知れる。
(※5)この
時点での
和狆最大の
奥義。この
後修行を
重ね、「
心乱呪符」や「
仁王符霊殺」を
身につける。
(※6)アンブロジァの
魔力の
一部が
実体化したものである。ミヅキはアンブロジァと
契約することによって、
自在にこの
獣を
召喚する
力を
得ていた。
(※7)
覇王丸が
見つけた
刀は、
昔、
和狆が
使っていた
愛刀「
對魔」である。
刀身は
中程から
折られてなくなっていた。
(※8)この
後、
轟音とともに、
林が
吹き
飛ぶ。
驚いた
和狆は
三日間ぎっくり
腰で
寝たきりになったという。
プロローグ
飛騨の
山奥、
滅多に
人の
訪れることのない
寺の
住職として
余生を
過ごしている
老人がいた。
寺の
名前は「枯華
院」、
住職の
名前を「
花諷院
和狆」という。
この
老人が、まだ
若かったころ、
冴え
渡る
剣技で
名を
馳せ、
多くの
魑魅魍魎と
戦い
滅ぼしていった
時期があった。ただ
一度だけ、ある
魔物に
挑んだ
時に、まったく
歯が
立たず
逃げ
出したことがあり、それを
機に「もう
殺生はすまい」と
心に
決め、
滅ぼした
魔物の
供養のために
僧侶をしているのだ。
ある
日、
和狆の
元に
一人の
屈強そうな
侍が
訪ねて
来た。
侍の
名は
覇王丸。
和狆の
剣術の
弟子であった。
「
師匠。
俺、この
間魔物に
襲われてよ。
魂だか
何だか
狙われているらしいんだけど、
何か
知らねぇかなぁ」
覇王丸の
魂を
狙うもの、その
魔物がどんな
者か
和狆には
安易に
見当がついた。
和狆は
普段滅多に
見せない
険しい
顔で、
覇王丸に
向かって「
関わるな」と
言い、
覇王丸もそれ
以上、
何も
問わなかった。
懐かしい
弟子と
数刻飲み
交わし、
和狆は
覇王丸に
手土産を
持たせて
見送った
後、
旅支度を
始めた。
数日後、
和狆は
住み
慣れた
寺を
後にした。その
表情はいつにも
増して
穏やかであったという。
挑戦メッセージ
同キャラ対戦
ワシももうろくしたかな?や、ややややや、ワシと
同じ
顔!?
(I MAY BE NOT SO YOUNG, YOUR FACE LOOK LIKE MINE.)
その他
やめなされ!お
年寄りは
大切にな。
(STOP! YOU SHOULD BE KIND TO THE AGED.)
勝利メッセージ
同キャラ対戦
こここ、このば、
罰当たりめが!このワシに
化けるとは!
仏が
許そうと、ワシが
許さん!!!
(YOU FOOL! YOU HAVE IMITATED ME SO YOU HAVE SUCH A HARD TIME.)
殺害勝利
おお、あぶないあぶない。
若い
人は
乱暴じゃな。
年寄はもっと
大切にせねばのぅ。
おおお かわいそうにのぅ。
南無阿弥陀仏、
南無阿弥陀仏・・・
成仏しなされい。
(WHAT A NICE PERSON! YOU KINDLY GIVE THE PALM SUCH A CROCK.)
その他勝利
この
老いぼれに
負けるとは!いやいや、
老人思いなことだて。
開始デモ
| 島原の凶事より時は流れ いま再び 嵐の予感があった
(TIME HAS PASSED SINCE THE LAST TROUBLE. NEW BATTLES ARE GOING TO START,NOW AGAIN.)
「かーっ、なんじゃいこの汚れた空気は!?」
(「WHAT!? WHAT'S THIS EVIL AIR?」) |
ステージ8後デモ
和狆「ふうむ、
大分近いな。
胸の
古傷が
痛みおるわ」
(I SUPPOSE THE EVIL KING IS CLOSE TO ME.)
黒子「
大丈夫、オーケー!
自分を
信じてゴーです」
(DON'T WORRY, BELIEVE YOU!)
和狆「はて?
聞いた
事のある
声じゃったが?」
(HAVE I SEEN HIM BEFORE?)
ステージ12後デモ
「いやはや
強力な
邪気!
南無阿弥陀仏!!」
(SAVE US, MERCIFUL BUDDHA!)
ラキキラ
無理無理キキキッ!ンキキラッ、
喰ってやろう!!!!
(YOU, IMPERTINENT SMALL FRY, I'LL EAT, EAT YOU ALL!)
「
南無阿弥陀仏、
南無阿弥陀仏、
南無・・・・」
(OH, BUDDHA!)
エンディング
| 和狆 | ふわぁ〜。やっと終わったわい。 (IT'S ALL OVER. FINALLY.) |
| 黒子 | お見事!これであの時のカリをかえす事ができましたね。 (WONDERFUL! IT CAME TO AN END.) |
和狆 | まぁの・・・これでお主もわしも平和にくらせるというものじゃて。 (YES WE CAN ALL LIVE IN PEACE NOW.) |
黒子 | そうですね・・・・ところで封印はもうすんだのですか? (YES! BY THE WAY, HAVE YOU FINISHED OFF THE KING OF EVIL?) |
| 和狆 | 心配せずとも今からするところじゃ。 (DON'T WORRY. I'LL DO IT NOW.) |
| 和狆 | さ〜て、どうじゃ、ひさしぶりにのまんか? (WELL, FINISHED. LET'S HAVE A DRINK TOGETHER.) |
黒子 | いいですね。ところでどうでしたか?覇王丸の様子は。 (THAT'S GOOD. WHAT ABOUT HAOHMARU, HOW IS HE?) |
| 和狆 | いやぁ、あいつはまだ・・・ま・・・ハ・・ハ (NO, HE IS YET TO・・・ |
| | |
| | |
| 黒子 | あ〜あ (DEAR ME.) |
和狆 | また 最初からじゃな。 (ALL OVER AGAIN.) |
| | |
技紹介
式神霊符・雷
↓
→AorBorAB
懐から
取り
出した
符を
空に
放り、
青い
鳥に
変化させて
飛ばす
術。
幸せの
青い
鳥はこんなとこにいたんだ!
しゃがまれると
当たらないので
飛び
込み
防止に
使う
程度ですね。
威力も
低くヒットしても
大した
事ないです。ただ…
見た
目が
結構格好いいですねぇ。
「らいふ」
式神霊符・炎
↓
→CorDorCD
懐から
取りだした
符を
空に
放り、
炎の
獣に
変化させて
飛ばす
術。
相手に
跳ね
返されると
主人の
和狆にも
平気で
攻撃仕掛けてきます。
雷よりも
硬直は
長いですが、
立ガード
出来ず、ヒットすれば
相手をダウンさせる
事が
出来るので、こちらの
方が
性能はいいです。ダメージも
大きいですし。
「えんふ」
心乱呪符
←↓
AB
赤と
青に
点滅する
変な
符を
空に
放る
術。
相手の
心をかき
乱す
効果があるのか?ちょっとよくわかりません。
ヒットすると
相手はレバーが
上下左右逆転してしまいます。…だからどうした?とか
思いますがまあそーいう
術。
属性は
飛道具系ですが、
全く
飛ばずにヒラヒラと
舞い
落ちるだけなので
接近してないと
当たりません。しかし
硬直が
長いので
接近戦で
使うと
余裕で
反撃受けます。…
挑発的対空技としてどうぞ。
「らんしんせいっ」
縛鎖杖撃
→
↓
←AorBorAB(
要武器)
錫杖をぐにょーっと
伸ばして、
何をどうしてるかはわかりませんが、
相手をひっかけ、その
状態のまま
錫杖を
元に
戻し
相手を
引っ
張り
込むという
技。
和狆唯一の「
殺せる」
技として
貴重!
ヒットすると
相手は
気絶するので
追撃出来ます。
対CPU
戦ではこれさえ
使えれば
勝てますね。
「ほらさ どうじゃっ」
支杖螺旋脚
空中↓
→CorDorCD(
要武器)
錫杖を
下に
伸ばし
地面に
突き、それを
支えにしてグルグル
回りながら
降りる
技。
出初め
式みたいな
感じ。
微妙な
技で、
幻惑系に
属しているかと
思います。
着地のタイミングがグラッとずれるので、
対応型プレイヤーはこの
技を
結構喰らってくれますねぇ。
「どっこいしょ」
仁王符霊殺
→←
↓
→D(
要武器)
巨大な
符を
放り、
仁王召喚。
攻撃判定は
見た
目通り
大きいですが、
発生は
遅く…そして
硬直もかなり
長いという
結構扱いにくい
術。
画面端でガードさせればガリガリ
削れそうに
見えて、
実は
全然削れない。
錫杖は
使ってないのに、
何故か
武器が
無いと
発動しない…
何かダメすぎな
感じ。
「へいっ りんじゅうらいごう」