ゲームスタート!
ノーコンティニューで運命を変えろ!!
概要
「平成ライダーシリーズ」第18作目の仮面ライダーであり、仮面ライダー生誕45周年記念作品。英語表記は「KAMEN RIDER EX-AID」。2016年10月2日から2017年8月27日まで放映された。
2016年6月14日に商標公開、同年6月22日より関連玩具の商標が公開。同年7月末発売の『てれびくん』で情報が先行公開された。
前番組にあたる『仮面ライダーゴースト』公式サイトから「NEW KAMEN RIDER COMING!」とのキャッチ付きで2016年7月24日より1週間のカウントダウン予告が案内されており、8月1日に正式発表が行われ簡易公式サイトが開設されている。
その名前の推測から救助ライダーではないかとの予想もされていた…が、ゲーマドライバー、ライダーガシャット、ガシャコンブレイカーなどの名前が明らかになると、ゲーム要素を用いたライダーということが確定した。とはいっても、主人公の職業が小児科の研修医で病院が舞台なので、あながちその予想は間違っていない。
ストーリーは「人間に感染し実体を得るコンピューターウイルスにドクターライダーがゲームの力で立ち向かう」というコンセプトで作られている。所謂「医療ものドラマ」のテイストが存分に取り入れられた展開となっており、命の扱いについてある種真逆の「医療」と「ゲーム」の両方を物語のテーマにきちんと盛り込んでいる。
メインプロデューサーには大森敬仁、メインライターには「エイトレンジャーシリーズ」などを担当していた高橋悠也が起用され本編はサブライターを置かず高橋が全話を執筆した。2016年8月30日に制作発表が行われ、キャストやメインキャラクターの名前などが公表された。本作も当初より複数のライダーが登場することが明かされており、ライダーバトルが主となる作品となっている。
医療監修に厚生労働省専門官の経験もある医師の林昇甫が担当。
林は厚労省の前は臨床の外科医で20年の現場経験を持つことから手術シーンの演技指導も行い、作中の設定のアイデアも一部提供、小道具のカルテや診断書などの作成にも携わっており、映画でのロケ地の病院にも自身のツテを活かしている。
2017年10月の番組改編期により、平成仮面ライダーシリーズが毎週日曜朝9時台に移行することが決定したため、本作を以て全話が日曜朝8時台で放送される作品は一旦終了となる。
また改編に伴う放送期間短縮により8月いっぱい(最終第45話)で放送終了、次回作『仮面ライダービルド』は『仮面ライダーウィザード』以来5年ぶりの9月開始となり、最初の1ヶ月間のみ日曜朝8時台に放送された。
作風・総合的な評価
デザイン面ではかなりの実験的要素を打ち出している。鮮やかなピンクなどの派手なカラーリング、立てた髪や瞳のあるゴーグルのような造型のマスクと非常にユニークな見てくれのライダー達が登場する。
更に「レベル1」という最初のフォームは頭身が低く、「レベル2」というフォームで等身大という異例のフォームチェンジ(特に仮面ライダーレーザーは基本形態すら人の形ではないという凄まじい設定で登場した)、ゲーム必殺技カットインやヒット数などのゲームを意識した戦闘時の演出など、ポップかつド派手なアクションも特徴である。
これらの要素から、子供騙しになるんじゃないかとか、逆に何か新しいことをやるんじゃないかなどと、期待と不安が混ざった中で始まった。実際に放送されると開始1クールの時点で、過去や思想の違いから中々協力し合えず時には激突するライダー達、協力者の裏切り、謎が謎を呼ぶ展開、主人公と友情が芽生えた矢先のメインキャラクターの死亡など、初期の平成ライダーを思わせるシリアスなストーリーが展開されることとなった。
特に中盤にて展開される仮面ライダークロニクルは多くのファンから「平成ライダーのエグい部分を全てつぎ込んだ」とも評される強烈なインパクトを誇った。加えて当初協力的だった人物が後に敵対する、反対に当初敵対していた人物と後に共闘する、といったように敵味方が展開により入れ替わり、終わってみれば最初から一貫して主人公の味方であり続ける変身者は一人もいない。
また、ARブームや2000年問題、SNSによるデマの拡散などの実際にあった出来事がモチーフとして取り入れられており、2クール後半以降は「ゲーム病を隠ぺいしようとする官僚と医師の対立」「敵に大打撃を与えたのが行政の強制捜査」「仮面ライダーへの不信感がSNSで拡散される」など現代的でリアリティのある描写も盛り込まれている。
起伏の激しいストーリーではあるが、全体を通すと「目的も考え方も、時には種族もバラバラなライダー達が『人の命を救う』という共通の信念の元に次第に結束していく」というヒロイックな作劇が描かれており、多くの回にて盛り上がりを意識したストーリー・演出が組み込まれている。
またそれにのっとってか、ギャグ回やコラボ回の後半に重大な展開がある、一度は退場したキャラクター達のまさかの復活、夏の劇場版で本編最終回からの完全な続編を描く、中盤以降各フォームのレベルの高騰によって影の薄くなった低レベルのフォームが劇中終盤において大活躍するといった他作品では見られなかった独特な描写もあった。
俳優陣の熱演やゲームならではの印象的な戦闘シーンといった演出面や、驚くような伏線回収や手に汗握る展開といったストーリー面が高く評価され、非常に話題性の大きい作品となった。
事前情報の段階では「デザインがダサい、ゆるキャラにしか見えない」など批判の声が多く(主演の飯島寛騎氏も初見はかなり困惑したと語っている)、放送開始後もキャラクターデザインからの雰囲気とは解離したストーリーを苦手とする視聴者が多々見られるなど序盤の人気はかなり低かったものの、上記の要素から1クール目の終盤を境に徐々に評価を上げていった。
そして中盤からの展開は怒濤の盛り上がりと言え、現在は高い人気を誇る。
ただし、その一方で命の扱い(例えばこれ等)や医療描写について「命の扱いが少し軽すぎるのではないか?」「過労死をこのように描写して大丈夫なのか?」等といった問題点を指摘する声も散見されている。
2021年に開催された「仮面ライダー大投票」では作品・キャラクター部門で電王が首位を独占した中で音楽部門でオープニング曲の「EXCITE」が第1位を獲得。作品部門ではTVシリーズが初代『仮面ライダー』を押さえて第8位にランクインと衰えない人気を見せつけた。なお、キャラクター部門ではエグゼイド本人は29位に落ち着いているが、19位には主人公を差し置いてゲンムがランクインするという結果となっている。
残念ながら初期のマイナスイメージを完全に拭い切ることは出来なかったようで、視聴率は大きく苦戦し歴代最低を記録してしまったが、インターネットを筆頭に社会への波及の仕方や視聴媒体の増えたこの時代では視聴率だけで人気は測れないことを証明した作品とも言えるだろう(※平成ライダー、というよりテレビ番組全般の視聴率がテレビ離れに伴い減少傾向であり、反面ネット視聴もあることからグッズ売上など人気は視聴率と相関しなくなっている。平成二期は基本的に毎年最低視聴率を更新しており、「仮面ライダーは見ているがテレビではない」層の増加の影響が大きい)。
玩具展開
変身ベルト
レベル1~2への多段変身や劇中通りの再現ができる「DXゲーマドライバー」は好調な売上を記録し、昨年度から引き続いて「日本おもちゃ大賞」のヒット・セールス賞を受賞。一つで複数の怪人や仮面ライダーへの変身となる「DXバグルドライバー」や「バグルドライバーツヴァイ」も各店舗で品切れが発生し、後にツヴァイは「ver.20th」として再販も行われた。
ライダーガシャット
DX版のライダーガシャットは単体で光る・鳴るといったシンプルながらもクオリティが高い上、基本的に変身音声はガシャットに依存していたという都合もあってか作品の人気上昇と相まってガシャット争奪戦が巻き起こる店舗も存在した。
特に本編での活躍に反して初版以降ほぼ入荷なしのガシャットや、雑誌の付録やゲームでの景品、アパレルショップでの販売と入手困難な物が多いプロトガシャットなどは競争が激しく、ネットショッピングでの転売問題などが指摘を受けていた(後にバンバンタンク、マイティノベルXと言った外伝作品を含めほぼ全てのガシャットが立体化された)。
また、放送終了後には作品の予想外な人気を受けて登場人物のボイスやより劇中の変身シークエンスを再現できる「メモリアルフィニッシュガシャットセット」が発売。この「メモリアル版」は後々『ジオウ』や『ゼロワン』にも受け継がれた。
食玩フィギュアの革新
これまでの食玩フィギュアは所謂一箱販売という形式で、製造時のコストなど諸々の問題からプロポーションやクオリティが犠牲になりがちだった…のだが、2016年に二箱で一つのフィギュアが完成するという新シリーズ「装動」シリーズが発売。
値段自体は従来から単純計算で倍となったものの、S.H.Figuartsやボーイズトイフィギュアよりも手頃な価格でかつ飛躍的に向上した完成度から、今まで食玩に触れてこなかった購買層の獲得にも成功。
劇中のフォームをほぼ網羅するコレクション性や後の弾でオプションパーツを補完するフットワークの軽さ、当時の装動担当であるN野氏が毎週装動の新情報を公開するスタッフブログ「WEEKLYエグゼイド」などの新たな試みも功を奏し、食玩の商品としては異例の反響を呼んだ。
特に「ボディとアーマーを二種に分割する」、「豊富なオプションパーツ」と言った要素は戦隊シリーズでの「勇動」、機動戦士ガンダムシリーズでの「Gフレーム」といった高品質な食玩フィギュアの誕生にも繋がっており、当時の玩具業界に少なくない爪痕を残したと言えるだろう。
あらすじ
第1クール『10のゲーム編』(第1話~第12話)
西暦2016年。人類は人間に感染するように変異したコンピューターウイルス「バグスターウイルス」による感染症、通称「ゲーム病」の脅威に密かに脅かされていた。
ゲーム病に対抗すべく、国家機関・衛生省はゲーム会社『幻夢コーポレーション』CEO・檀黎斗の協力を得てゲーマドライバーとライダーガシャットを共同開発。
専門の部署である「電脳救命センター」通称"CR"を極秘に発足し、ドライバーの適合者を探していた。
小児科医にして天才ゲーマー「M」である宝生永夢は、ひょんなことからゲーマドライバーを手にし、CRの仮面ライダーとなる。
天才外科医、元CRの闇医者、監察医……一癖も二癖もある4人のドクターたちは時に協力し、そして目的や因縁のため時に対立しながら、仮面ライダーとして、ドクターとして患者を救うべく命がけのオペレーションに挑む。
だが、彼らの前に謎の5人目の仮面ライダー「黒いエグゼイド」が現れ……。
第2クール『永夢の秘密編』(第13話~第24話)
衛生省はバグスターウイルスと仮面ライダーの存在を世間に発表。ゲーム病は広く知られるところとなった。
新たな力と共に、バグスターとの戦いに身を投じ続ける永夢。究極のゲーム「仮面ライダークロニクル」の開発のため、自ら変身し仮面ライダーの排除とガシャットの回収に乗り出す檀黎斗。
バグスターのパラドまでもが仮面ライダーに変身する中、さまざまな人物との関わりから徐々に永夢自身の秘密も明らかになっていく。
第3クール『仮面ライダークロニクル編』(第25話~第40話)
幻夢コーポレーションから突如発売された新作ゲーム「仮面ライダークロニクル」。
一般市民は仮面ライダークロニクルガシャットでライドプレイヤーに変身し、バグスターと戦い始めた。
CRから離反したポッピーピポパポはそのナビゲーターとして現れ、仮面ライダー達はゲームのレアキャラとして狙われながら、死と隣り合わせの危険なゲームから人々を救うために仮面ライダークロニクルの戦いに身を投じる事となる。
そこで、ついに明らかになる永夢とパラドの因縁。人類とバグスターの頂上決戦が迫る中、ポッピーの活躍で死んだはずのあの男が復活を果たす。
「仮面ライダークロニクル」のクリアに向け、仮面ライダーとバグスターの最終決戦の幕が開く。
だが激闘の最中、無実の罪から解放された黎斗の父・檀正宗が最強の仮面ライダー・仮面ライダークロノスへと変身。自社の「製品」である「仮面ライダークロニクル」の運営となる事を宣言。
一変した人類vsバグスターの構図を前に、なお究極のゲームを終わらせるためにドクターたちは戦う。
最終クール『トゥルー・エンディング編』(第41話~第45話)
全てのガシャットロフィーが集まりついに降臨するゲムデウス。
グラファイトとの因縁に決着をつける飛彩と大我。
ゲムデウスウイルスに対抗するために命を懸ける貴利矢と黎斗。
仮面ライダークロニクルをクリアさせないため驚愕の手段を講じ西馬ニコの抹殺を図る檀正宗。
罪を償い命を救うために覚悟を決めるポッピーとパラド。
ドクターとして、ゲーマーとして、全てを終わらせるために戦う永夢。
恐怖のパンデミックの中、それぞれの運命が絡み合い、エンディングは刻一刻と迫っていた。
果たして仮面ライダーたちは究極の救済を成し遂げられるのか?ゲームクリアの先に待つものは?
世界の運命は仮面ライダーたちに託された。
登場人物
→仮面ライダーエグゼイドの登場人物一覧を参照。
登場仮面ライダー
☆は本編未登場。
本作の仮面ライダーの共通基本概要
共通して歴代ライダー初の目が複眼ではなくSDガンダムなどを思わせるような黒目があるデザインとなっているライダーである。
それぞれの容姿は、各ゲームの主人公キャラを元にしたデザインとなっている(現実世界でいえば、スーパーマリオやロックマンなどの名作アクションゲームの主人公を模した仮面ライダーが登場しているような設定である)。
共通してゲーム画面のような胸部を持ち、4つのボタンと体力ゲージ、使用する武器のシルエットが描かれている。また、各人がガシャコンウェポンという専用武器を持つ。2つのボタンがありAボタンでモードチェンジ、Bボタンで威力の強化が可能(⇒ガシャコンブレイカー・ガシャコンソード・ガシャコンマグナムetc)。
従来の作品における"各フォーム"にレベルが設定されており、そのレベル差が純粋な強さの差として描かれている。その為、基本的には格上相手には気合で力の差を覆す事が出来ない(実際レベルが2桁のバグスターが増えた物語中盤からはレベル1や2の出番が極端に減っている)。
しかし、物語が進むにつれエナジーアイテムを活用することで上位レベルの相手に勝利する事例も増加してきている為、個人の技量が無意味ということはない。
レベル1
スーツアクター:藤田慧、内川仁朗
いわゆる第一形態に当たる形態で、これまでとは一線を画すゆるキャラのような二頭身のSDキャラを思わせる風貌である。頭部と胸部以外は共通のデザインをしている。
患者とバグスターを引き剥がせる唯一の形態でもあり、意外と重要度は高い。後にバグスターの進化によりこの定説は変わってしまったかと思われたが……。
レベル2
第二形態に当たる形態で、主に分離したバグスターとの戦闘向けの形態。
基本フォームに当たる。
変身時の掛け声は各ライダーで異なる。
さらに新たなガシャットを使うことで仮面ライダーたちは更にレベルアップしていく。
また中盤からはレベル1の姿を持たないライダーも増えていった。
用語
今作に登場する架空の省庁。日向恭太郎や仮野明日那の所属先であり、下記の「幻夢コーポレーション」と共に仮面ライダー達を管轄する。また、バグスターや仮面ライダーの情報を秘匿する役割も担っている。
鏡灰馬が病院長を務める大学病院。宝生永夢や鏡飛彩らが勤務している。
地下深くには、バグスターウイルス感染者専用の隔離病棟でもあるCRが存在する。
聖都大学附属病院地下に存在する極秘部署。
仮面ライダーの基地でありバグスターウイルス感染者専用の隔離病棟でもある。
檀黎斗がCEOを務めるゲーム会社。
衛生省とは協力関係にあり、今作の変身アイテムであるゲーマドライバーやライダーガシャットを開発した。
本編第1話の5年前に起こった事件。バグスターウイルスに多くの人が感染して消滅・死亡した。
この事件が切っ掛けで聖都大学附属病院と幻夢コーポレーションが協力し、電脳救命センターが発足されることとなった。なお、事件の存在は一般には秘匿されている。
第1話冒頭の大量のバグスターが出現したシーンと何らかの関係があると思われるが……?
物語上で非常に重要な事件ではあるが、どの媒体でもあまり深く掘り下げされていないため謎が多い。
仮面ライダーの変身者がライダーガシャットのスイッチを入れる事で展開される、データを実体化できる特殊な空間。空間内にはエナジーアイテムを内包したアイテムボックスが配置される。
ゲームエリア内部に設置されるアイテムボックスに内包されたメダル型のアイテム。獲得したライダーやバグスターに様々な効果を付与する。
全仮面ライダーの左胸付近に表示されているゲージで、各ライダーの残り体力を表している。要するにHPゲージ。ゼロになると……?
仮面ライダーになれる適合者となるための手術。その実態は、少量のバグスターウイルスを注入して抗体を作ること(早い話が予防接種のようなもの)。恐らく昭和ライダーシリーズの改造手術のオマージュだと思われるが、大分マイルドになっている。
仮面ライダーの変身者やCRの職員等が所持している聴診器型のアイテム。
外見からは想像できない程ハイテクな道具で、ゲーム病患者の症状診断や関係者同士のビデオ電話等と様々な用途に用いられる。勿論普通の診察も可能。
プレミアムバンダイにて「DXゲームスコープ」の名前で玩具版が発売。
変異して人体に取り憑くようになった謎のウイルス。元々はゲームの中に存在していたコンピューターウイルスだったが、何らかの切っ掛けで人体にも感染する特性を得た。
今作における戦闘員の名称でもある。
- バグスターウイルス感染症(ゲーム病)
バグスターウイルスが人体に感染する事で発症する病。患者のストレスの高まりに比例してウイルスが増殖する事で病状が悪化して行き、最終的に患者の肉体は消滅、バグスターに乗っ取られてしまう。
医療上の注意
電脳救命センターに配備されているバグスターウイルス感染者専用ベッドであるが、その中に致命的な欠陥がある物が存在する。
それは、AIDと書かれた患者専用スクーターである。スクーター(以下ベッドと呼称)は患者が降りる際、金属フレームの一部が患者の足の裏に直接当たる構造となっている。これは医療、そして一般市販品の観点から、足を滑らせる事による転倒の危険があり、たとえ特注品であったとしても、安全上の観点で国際安全規格には認められない。
考えられる危険としては、ベッドとフレームの内側に足が入り込む事での骨折、転倒による胸部・頭部の打撲、専用モニターと接続した際の転倒で上半身・首・顎の殴打など数え上げればきりがなく、実際の転倒事例としては、電脳救命センターに配備したばかりの宝生永夢がVR体験の為に横たわっていた際、急に起き上がって降りようとして転げ落ちた事が確認されている。
実際に入院した患者にも、仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダーでは、バグスターウイルスに感染した月村アカリがちゃんとそこにフレームが在ることを理解した上でベッドから降りている。(一時間五分頃を参照)
ベッドを個人で再現した場合、或いは実際に使用されたベッドを手に入れた場合は転倒に要注意。
各話リスト(ネタバレ注意)
音楽
主題歌
歌:三浦大知/作詞:Kanata Okajima・Daichi Miura
作曲:Kanata Okajima・Carpainter/編曲:UTA・Carpainter
※シングルCDとしては、2017年1月18日(水)より発売中。「CD単品」・「CD+DVD」・「数量限定生産盤A」・「数量限定生産盤B」の4種類の販売方法が存在する。作品の値段や数量限定生産盤に付属する特典等については、三浦大知オフィシャルサイト内のこちらのページを参照されたし。
本編ではOPカットが多く、第2クールに突入してからはそれが顕著になったのに伴い、代わってエンディング曲として使用されるようになっている(それもいつもの「ED曲扱いの挿入歌」ではない、正真正銘のエンディングでの使用)。第25話からの第3クールからは新映像付きでOPに復帰した。
劇中歌
歌:仮面ライダーGIRLS
作詞:BOUNCEBACK&kenko-p/作曲・編曲:日比野裕史
※第13話より登場。ダブルアクションゲーマーのテーマ曲。
歌:貴水博之(檀正宗役)
作詞:森月キャス&Mio Aoyama/作曲:清水武仁/編曲:渡辺徹
※第17話より登場。ゾンビゲーマーレベルXのテーマ曲。ダークヒーローを意識して作られた曲。
歌:松田るか(ポッピーピポパポ役)
作詞:高橋悠也(脚本担当)/作曲:大西克巳/編曲:渡辺徹&ats-
※第24話より登場。仮面ライダークロニクルのイメージソングと言う設定であり、劇中ではゲームPVのBGMとして用いられていた。
歌・編曲:Rayflower
作詞:田澤孝介/作曲:都啓一
※第29話より登場。パーフェクトノックアウトゲーマーレベル99のテーマ曲。
歌:貴水博之(檀正宗役)
作詞:Mio Aoyama/作曲:夏海/編曲:清水武仁&渡辺徹
※第33話より登場。仮面ライダークロノスのテーマ曲。
歌:仮面ライダーGIRLS
作詞:桑谷実沙&森月キャス/作曲:桑谷実沙/編曲:ats-
※第36話より登場。ムテキゲーマーのテーマ曲。
歌:仮面ライダーGIRLS
作詞:BOUNCEBACK/作曲:ats-
※エグゼイドレベル2のテーマ曲。劇伴『エグゼイド LEVEL2 ノーコンティニューでクリアしてやる!』に歌詞を付けたもの。劇中で未使用。
歌:仮面ライダーGIRLS
作詞:森月キャス/作曲:渡辺徹
※劇伴『To Heart』に歌詞をつけたもの。劇中未使用。
CD化
TV挿入歌集
正式名称は「仮面ライダーエグゼイド TV挿入歌集」。発売日は2017年8月16日(水)。価格は3,000円(税抜)。
上記の「PEOPLE GAME」「Real Game」「Wish in the dark」「JUSTICE」「Let's Try Together」等が収録予定。
サウンドトラック
正式名称は「仮面ライダーエグゼイド TVサウンドトラック」。発売日は2017年8月16日(水)。
販売形式には通常版と数量限定版が存在し、価格は通常版が3,000円(税抜)で数量限定版は4,800円(税抜)。
数量限定版には「DX仮面ライダークロニクルガシャット2 songs ver. Wish in the dark/PEOPLE GAME」が付属予定で、「Wish in the dark」「PEOPLE GAME」の2曲のサビが特別音声として収録されている。
関連作品
劇場版
2016年8月6日公開。前作『仮面ライダーゴースト』の単独作品。仮面ライダーエグゼイドがTVシリーズに先駆けて先行登場。
2016年12月10日公開。本作と前作『仮面ライダーゴースト』をメインとしたクロスオーバー作品。
2017年3月25日公開。仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズのクロスオーバー作品。
2017年8月5日公開。本作の単独作品。TVシリーズの最終回後を描いた物語。
2017年12月9日公開。本作と次回作『仮面ライダービルド』をメインとしたクロスオーバー作品。
『トゥルー・エンディング』から2年後を舞台としたVシネマ三部作。リリース前の2018年初春には劇場公開も行われた。
2018年3月28日発売。第1弾。
2018年4月11日発売。第2弾。
2018年4月25日発売。第3弾。
TVシリーズ・映画とは別媒体で展開される『エグゼイド』短編ドラマ群の総称。TVシリーズでは描かれない、各ライダーの裏エピソードが明かされる。
- 『仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダーゲンム』
東映特撮YouTube Officialにて配信。檀黎斗/仮面ライダーゲンムが主人公。
- 『仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダースナイプ エピソードZERO』
本作のBlu-ray COLLECTIONに映像特典として収録。花家大我/仮面ライダースナイプが主人公。
- 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダーレーザー』
てれびくん2017年6月号~7月号の応募者全員サービスDVD。貴利矢が遺したゲーム『爆捜トレジャー』に永夢が挑戦するという物語。
- 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダーパラドクス』
てれびくん2017年12月号と『仮面ライダーエグゼイド 超全集』の応募者全員サービスDVD。檀黎斗が開発したゲーム『ナゾトキラビリンス』に永夢とパラドが挑むという物語。
TTFCにて配信。檀黎斗/仮面ライダーゲンムと天津垓/仮面ライダーサウザーをメインとして『仮面ライダーゼロワン』の世界を舞台に繰り広げるスピンオフドラマ。元々は2018年のエイプリルフールネタであったが、それから3年の時を得て実現した。
2021年4月より配信。シリーズ第1弾。
2022年4月より配信。シリーズ第2弾。
2022年10月より配信。『ゲンムズ』シリーズの正統続編。本作からは檀黎斗に加え、西馬ニコが登場。
その他スピンオフ
2017年2月よりTTFCにて配信。鏡飛彩/仮面ライダーブレイブを主人公としたスピンオフドラマ。
2017年3月よりauビデオパス(現TELASA)にて配信。本作をメインとしたスピンオフドラマ。
2022年8月よりTTFCにて配信の『仮面ライダーリバイス』のスピンオフドラマ。
本作からポッピーピポパポ/仮面ライダーポッピーが登場。
外伝小説
2018年3月3日に情報解禁、6月27日刊行。
著者はテレビ本編の脚本を手掛けた高橋悠也。
本編および関連作品の時系列(ネタバレ注意)
※小説『マイティノベルX』の「ノーコンティニュー全史」をもとに記述。
※回想シーンは割愛。
2011年
- 『仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダースナイプ エピソードZERO』第1話(アバンタイトル以外) - 第3話
2016年10月
- 『仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダースナイプ エピソードZERO』第4話(前半)
- 本編第1話〜第5話
2016年11月
2016年12月
2017年1月
2017年2月
2017年3月
2017年4月
2017年5月
- 本編第30話〜第32話
- 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダーレーザー』
- 本編第33話
2017年6月
2017年7月
2017年8月
2017年9月
2018年3月
2018年9月
2020年
- 『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダーパラドクス』
- 『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』
- 『仮面ライダーブレイブ&スナイプ』
- 『仮面ライダーパラドクスwithポッピー』
- 『仮面ライダーゲンムVSレーザー』
- 『ゲンムVSレーザー』の中盤に『仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダースナイプ エピソードZERO』第1話(アバンタイトル)・第4話(後半)が入る。
2023年
時系列不明
余談
番組のタイトルで主役ライダーでもある『エグゼイド(EX-AID)』は造語で、『EXTREME-AID』の略。「究極の救済」を意味する。
初の医療ものライダーということでSNSの医師アカウントの間でも反響が大きく、北九州市にある小児救急の病院「北九州市立八幡病院小児救急センター」では「10月からの日曜朝回診はライダーベルト着用。小児科研修医はみんな変身するよ〜〜〜」とFacebookで発言する程であった。
上記の通り作中セットのカルテは考証担当の林が作成しただけあり非常にリアリティのある設定のもとに作られている。
参照:本作の手術シーン考察モーメント
エグゼイド医療視点考察&解説まとめ、エグゼイド14話医療シーン考察&解説、エグゼイド38話手術シーン考察&解説
2018年9月から放送が始まったNTTドコモの新CM・星プロにまさかの客演が決定。
丁度仮面ライダージオウが放送されていたタイミングでもあったため、ファンを大いに驚かせた。
関連動画
関連タグ
東映特撮 仮面ライダー 平成ライダー 仮面ライダーシリーズ 平成二期
ゲーム 医療
ニチアサ救急連盟
平成ライダー
仮面ライダーゴースト → 仮面ライダーエグゼイド → 仮面ライダービルド
外部リンク