陸戦 りくせん 型 がた ガンダム (りくせんがたガンダム、Gundam Ground Type)は、「ガンダムシリーズ 」に登場 とうじょう する架空 かくう の兵器 へいき 。有人 ゆうじん 操縦 そうじゅう 式 しき の人 ひと 型 がた 機動 きどう 兵器 へいき 「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出 しょしゅつ は、1996年 ねん に発表 はっぴょう されたOVA 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 第 だい 08MS小隊 しょうたい 』。
『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 』に登場 とうじょう する地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん の試作 しさく 機 き 「ガンダム (RX-78) 」の品質 ひんしつ 規格 きかく 落 お ち部品 ぶひん を基 もと に生産 せいさん された機体 きたい で、用途 ようと を陸戦 りくせん に限定 げんてい することでRX-78とほぼ同等 どうとう の性能 せいのう を得 え ている。ほかのガンダムタイプ にはあまり見 み られない「量産 りょうさん 型 がた (ただし少数 しょうすう )」であることも特徴 とくちょう である。『第 だい 08MS小隊 しょうたい 』劇 げき 中 ちゅう では、主人公 しゅじんこう シロー・アマダ 率 ひき いる第 だい 08小隊 しょうたい 所属 しょぞく の3機 き が登場 とうじょう し、のちにシロー機 き はガンダムEz8 へと現地 げんち 改修 かいしゅう される。
本 ほん 記事 きじ ではブルーディスティニー など、外伝 がいでん 作品 さくひん などに登場 とうじょう するバリエーション機 き についても解説 かいせつ する。
メカニックデザインは大河原 おおかわら 邦男 くにお 。陸戦 りくせん 型 がた に見 み えるような無骨 ぶこつ な外見 がいけん と発注 はっちゅう されている。大 おお きな「背負子 しょいこ (コンテナ)」は大河原 おおがわら のアイデアで、シルエット的 てき にも面白 おもしろ いだろうとデザインの最初 さいしょ の段階 だんかい からこだわっていたという。当初 とうしょ は2連装 れんそう キャノンやロング・キャノン、ロケット・ランチャーといった武器 ぶき ユニットを背部 はいぶ に装着 そうちゃく する案 あん もあった。パイロットの昇降 しょうこう 機構 きこう や頭部 とうぶ の通信 つうしん 用 よう アンテナ、偵察 ていさつ 用 よう カメラも大河原 おおかわら のアイデアによる。シールドのアイデアは設定 せってい 制作 せいさく の河口 かこう によるもので、戦場 せんじょう で地面 じめん に突 つ き立 た てたり、塹壕 ざんごう を掘 ほ るためのスコップ代 か わりというデザインから発展 はってん した。胸部 きょうぶ バルカン砲 ほう は、大河原 おおかわら は両 りょう 脇 わき の下 した から出 だ したかったが、河口 かこう の要望 ようぼう により片側 かたがわ となった。なお、最初 さいしょ 期 き の頃 ころ の画稿 がこう の腹部 ふくぶ のデザインは、のちのブルーディスティニー と共通 きょうつう している。
名称 めいしょう は「陸戦 りくせん 型 がた ガンダム」[2] のほか、「ガンダム(地上 ちじょう 用 よう 装備 そうび )」[2] 、「先行 せんこう 量産 りょうさん 型 がた ガンダム(地上 ちじょう 用 よう 装備 そうび )」[3] 、「RX-79 ガンダム」[4] などといったものも見 み られる。
一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 時 とき 、地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん はV作戦 さくせん を発動 はつどう し、その試作 しさく 機 き であるRX-78 をロールアウトした。当初 とうしょ はこの試作 しさく 機 き の完成 かんせい 後 ご 、その運用 うんよう データをベースとした量産 りょうさん 機 き を生産 せいさん する予定 よてい であったが、地球 ちきゅう におけるジオン軍 ぐん の占領 せんりょう 地域 ちいき 拡大 かくだい を踏 ふ まえ、早期 そうき の有効 ゆうこう 戦力 せんりょく を欲 ほっ した事 こと から試験 しけん 的 てき な量産 りょうさん 機 き の開発 かいはつ もスタートする事 こと となった[7] 。一方 いっぽう で、試作 しさく 機 き であるRX-78-2 ガンダム に代表 だいひょう されるRX-78は生産 せいさん 性 せい を度外視 どがいし した非常 ひじょう に高性能 こうせいのう な機体 きたい であったため、その性能 せいのう を発揮 はっき するための各 かく パーツの品質 ひんしつ 管理 かんり は厳 きび しいものとなり、要求 ようきゅう スペックに満 み たない規格 きかく 落 お ち部品 ぶひん ・使 つか われなかった不 ふ 採用 さいよう 部品 ぶひん が大量 たいりょう に発生 はっせい することとなった[7] 。これを受 う けて、RX-78のパーツの追試 ついし を考慮 こうりょ し、転用 てんよう したMS全般 ぜんぱん の量産 りょうさん 試験 しけん を兼 か ねた機体 きたい としてRX-79の開発 かいはつ はスタートする[7] 。
これらの理由 りゆう から、RX-79は連邦 れんぽう 軍 ぐん における量産 りょうさん MS計画 けいかく 初期 しょき の機体 きたい として扱 あつか われる[8] 。開発 かいはつ は陸軍 りくぐん 省 しょう の主導 しゅどう でおこなわれ[9] 、宇宙 うちゅう 戦闘 せんとう 用 よう の装備 そうび はすべて取 と り外 はず し、完全 かんぜん な陸戦 りくせん 用 よう の機体 きたい として再 さい 設計 せっけい された[10] 。戦時 せんじ 急造 きゅうぞう された本 ほん 機 き だが、内蔵 ないぞう されたデバイスのうち、少 すく なくとも頭部 とうぶ では通信 つうしん 器 き にRX-78の純正 じゅんせい 品 ひん を用 もち いながらも多 おお くのパーツが新規 しんき 設計 せっけい となっており、大戦 たいせん 後期 こうき に量産 りょうさん されたジムが大幅 おおはば なコストダウンによってRX-78ガンダムの構造 こうぞう を継承 けいしょう していたのに比 くら べ、基礎 きそ 設計 せっけい そのものに陸戦 りくせん 用 よう の改修 かいしゅう が施 ほどこ されている[11] 。また、陸戦 りくせん 型 がた ジム をベースにした機体 きたい とする資料 しりょう もみられ[8] 、同機 どうき とは80%の部品 ぶひん 規格 きかく が同一 どういつ となる[12] 。また、MSを地上 ちじょう で運用 うんよう する必要 ひつよう から、砂埃 すなぼこり の入 はい りにくい構造 こうぞう が取 と り入 い れられ、少 しょう 人数 にんずう でもメンテナンスが行 おこな える構造 こうぞう をとっている[13] 。
陸戦 りくせん 型 がた ガンダムは高性能 こうせいのう な機体 きたい であったものの、そのコスト高 だか から物量 ぶつりょう による戦術 せんじゅつ を優先 ゆうせん する連邦 れんぽう 軍 ぐん の意向 いこう により、生産 せいさん 数 すう は20機 き ほどにとどまった[7] [注 ちゅう 1] 。そのため、補修 ほしゅう 用 よう 部品 ぶひん はパーツそのものの希少 きしょう 性 せい から不足 ふそく しており、機体 きたい を修復 しゅうふく する際 さい は十分 じゅうぶん なパーツが入手 にゅうしゅ できない事態 じたい も発生 はっせい した[15] 。正規 せいき 品 ひん での補修 ほしゅう ができない状況 じょうきょう も多数 たすう 見受 みう けられたが、性能 せいのう は劣 おと るものの構造 こうぞう が共通 きょうつう している陸戦 りくせん 型 がた ジムの補修 ほしゅう パーツや、基地 きち 内 ない で保有 ほゆう するパーツ(ジオン軍 ぐん から鹵獲 ろかく したMSのパーツを含 ふく む)などを流用 りゅうよう して修理 しゅうり されることも多 おお く、多 おお くの現地 げんち 改修 かいしゅう 型 がた を生 う み出 だ す要因 よういん ともなった[16] 。後述 こうじゅつ のEz8 やジムヘッド もその1つである。
カラーリングは原型 げんけい 機 き (2号機 ごうき )に準 じゅん じたトリコロールであるが、青 あお は原型 げんけい 機 き より濃 こ くなっている。また、砂漠 さばく でのミッションなどでは白 しろ がサンドカラーに塗 ぬ り替 か えられることもある。なお、テストカラーは青 あお の部分 ぶぶん が赤 あか く塗 ぬ られており、ジムに近 ちか い[17] 。
構造 こうぞう と性能 せいのう [ 編集 へんしゅう ]
本 ほん 機 き はコスト削減 さくげん による構造 こうぞう の簡素 かんそ 化 か のため、コア・ブロック・システム は省略 しょうりゃく されている[17] 。量産 りょうさん 化 か のため、メインジェネレーターのスペックは変更 へんこう [11] [注 ちゅう 2] 。装甲 そうこう 材 ざい はRX-78から引 ひ き継 つ ぎ、重力 じゅうりょく 下 か での戦闘 せんとう 力 りょく ならば、RX-78に匹敵 ひってき するスペックを誇 ほこ る[8] [注 ちゅう 3] [注 ちゅう 4] [注 ちゅう 5] 。
ただし、規格 きかく 落 お ちした余剰 よじょう パーツによる生産 せいさん が行 おこな われた点 てん を考慮 こうりょ し、機体 きたい 性能 せいのう にばらつきを出 だ さないよう、リミッターを設置 せっち することによる均一 きんいつ 化 か が図 はか られた[7] 。このリミッターは任意 にんい に解除 かいじょ する(MAXモードへ移行 いこう する)ことが可能 かのう であるが、機体 きたい にかかる負荷 ふか の大 おお きさから使用 しよう できる時間 じかん は限定 げんてい される[6] 。実戦 じっせん 投入 とうにゅう については20機 き が、地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん 地上 ちじょう 軍 ぐん (陸軍 りくぐん 。E.F.G.F.)のもと[18] 、主 おも に極東 きょくとう 方面 ほうめん 軍 ぐん の東南 とうなん アジアに展開 てんかい するコジマ 大隊 だいたい に配備 はいび された[4] 。多 おお くのパーツを共有 きょうゆう していると言 い っても陸戦 りくせん 型 がた ジムとの性能 せいのう 差 さ は大 おお きく、劇 げき 中 ちゅう ではジムの操縦 そうじゅう 歴 れき があったサンダースが初陣 ういじん で「ジムとは桁違 けたちが いだ」「こいつがガンダムか」と陸戦 りくせん 型 がた ガンダムの性能 せいのう に驚愕 きょうがく するシーンがある。
コクピットハッチは上面 うわつら に配置 はいち され、胸部 きょうぶ にはパイロットの搭乗 とうじょう 用 よう に昇降 しょうこう リフトを設置 せっち している[19] 。アニメ『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 第 だい 08MS小隊 しょうたい 』作中 さくちゅう ではコクピットの射出 しゃしゅつ 座席 ざせき を使用 しよう する場面 ばめん も見 み られた。
ビーム・ライフル
型式 けいしき 番号 ばんごう :BLASH XBR-M-79E / P.B.R-0079/A12 S-000011[13] 、同 どう S-0000204[21] [注 ちゅう 6]
RX-78用 よう ビーム・ライフル (XBR-M-79-07G) に続 つづ く廉価 れんか 普及 ふきゅう 版 ばん を目指 めざ し、ブラッシュ 社 しゃ によって開発 かいはつ される。装弾 そうだん 数 すう は1チャージ当 あ たり16発 はつ 。基本 きほん 構造 こうぞう はXBR-M-79系 けい を踏襲 とうしゅう して設計 せっけい されており、バトルプルーフ(実戦 じっせん 実証 じっしょう )された高 たか い信頼 しんらい 性 せい を誇 ほこ る。強化 きょうか された環境 かんきょう センサーと新型 しんがた 照準 しょうじゅん システムを搭載 とうさい し、改良 かいりょう されたIフィールド・チョークによって命中 めいちゅう 精度 せいど が向上 こうじょう している。従来 じゅうらい の円筒 えんとう 形 がた から方形 ほうけい に変更 へんこう された照準 しょうじゅん センサーは、性能 せいのう 向上 こうじょう とコストダウンを両立 りょうりつ している。望遠 ぼうえん モードならば10キロメートル離 はな れた場所 ばしょ からの狙撃 そげき も可能 かのう であるが精度 せいど は極 きわ めて低 ひく く、命中 めいちゅう には経験 けいけん と高度 こうど な技能 ぎのう を必要 ひつよう とする[23] 。まだ量産 りょうさん 体制 たいせい が整 ととの っていないことから配備 はいび が遅 おく れ、また少数 しょうすう の生産 せいさん で終 お わっている[9] 。
劇 げき 中 ちゅう では第 だい 6話 わ で第 だい 08小隊 しょうたい のシロー・アマダ 少尉 しょうい 機 き に配備 はいび されるが、アプサラスII が発射 はっしゃ したビームに切断 せつだん され、爆発 ばくはつ 。第 だい 9話 わ で補充 ほじゅう されるが、小隊 しょうたい の弾薬 だんやく の消耗 しょうもう を均一 きんいつ 化 か させるため[24] 、シロー機 き (Ez8 ) は10話 わ で再 ふたた び100ミリマシンガンを装備 そうび している。陸戦 りくせん 型 がた ガンダムの他 ほか に、陸戦 りくせん 型 がた ジム にも配備 はいび されている。
本格 ほんかく 的 てき 量産 りょうさん に向 む けた改装 かいそう 型 がた や、同 どう 系統 けいとう の試作 しさく 型 がた も存在 そんざい する。
100ミリマシンガン
型式 けいしき 番号 ばんごう :YHI YF-MG100 / NF GMG-Type.37/100mm[13]
連邦 れんぽう MSの標準 ひょうじゅん 的 てき な兵 へい 装 そう [13] 。ヤシマ重工 じゅうこう により可 か 搬型兵器 へいき 構想 こうそう に基 もと づき開発 かいはつ された実体 じったい 弾 だん 兵器 へいき で、MS自体 じたい に分解 ぶんかい を行 おこな わせてコンテナに搭載 とうさい し運搬 うんぱん することが可能 かのう 。劇 げき 中 ちゅう 序盤 じょばん から終盤 しゅうばん まで陸戦 りくせん 型 がた ガンダムの主 しゅ 武装 ぶそう として活躍 かつやく した。標準 ひょうじゅん 的 てき なボックス型 がた マガジンの総 そう 弾 たま 数 すう は48発 はつ で、予備 よび マガジンは腰部 ようぶ に装着 そうちゃく することができる。小型 こがた で取 と り回 まわ しが良 よ い上 うえ に陸戦 りくせん 型 がた ザクII の胴体 どうたい を貫通 かんつう する威力 いりょく がある[25] 。非常 ひじょう に信頼 しんらい 性 せい が高 たか いとされる一方 いっぽう 、給 きゅう 弾 だん までの複雑 ふくざつ な機構 きこう が結果 けっか 的 てき に信頼 しんらい 性 せい の低下 ていか を招 まね いたと記載 きさい した資料 しりょう もある。
劇 げき 中 ちゅう では多数 たすう のザクIIを撃破 げきは している。航空機 こうくうき にも有効 ゆうこう であり、カレン・ジョシュワ 機 き は第 だい 3話 わ で戦闘 せんとう ヘリ を、第 だい 4話 わ でドップ を撃墜 げきつい している。同 どう 話 はなし ではシロー機 き も本 ほん 銃 じゅう でノリス・パッカード 大佐 たいさ 操縦 そうじゅう のドップに損傷 そんしょう を負 お わせている。
ジムや陸戦 りくせん 型 がた ジムも装備 そうび しており[26] 、映像 えいぞう 作品 さくひん の他 ほか にも『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム外伝 がいでん THE BLUE DESTINY 』でのブルーディスティニー1号機 ごうき や、『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム外伝 がいでん コロニーの落 お ちた地 ち で… 』でのホワイト・ディンゴ隊 たい に配備 はいび されるジム 、ガンキャノン量産 りょうさん 型 がた 、ジム・スナイパーII が装備 そうび している。
180ミリキャノン
型式 けいしき 番号 ばんごう :YHI FH-X180[26] / NFHI GMCa-type.09/180mm[13]
長距離 ちょうきょり 支援 しえん 用 よう であり、僚機との連携 れんけい により後方 こうほう から射撃 しゃげき を行 おこな う。この武装 ぶそう は非常 ひじょう に大 おお きいため移動 いどう 時 じ にはマガジンを含 ふく め4つのユニットに分解 ぶんかい し携行 けいこう することが可能 かのう である。対 たい MS用 よう 成形 せいけい 炸裂 さくれつ 弾 だん 、徹 とおる 甲 かぶと 弾 だん 、ナパーム弾 だん を任務 にんむ に応 おう じて使用 しよう 可能 かのう [13] 。第 だい 4話 わ でサンダース機 き がアプサラスに2発 はつ を命中 めいちゅう させたが、アプサラスは無傷 むきず だった。第 だい 10話 わ でもサンダース機 き が装備 そうび しているが、グフカスタムの砲撃 ほうげき で失 うしな われる。
バルカン砲 ほう
本 ほん 機 き はガンダムが頭部 とうぶ に装備 そうび していたバルカン砲 ほう を左 ひだり 胸部 きょうぶ に移 うつ し、その下部 かぶ にはマルチランチャーを装備 そうび する。容積 ようせき に余裕 よゆう のある胴体 どうたい 部 ぶ にバルカン砲 ほう を装備 そうび することで装弾 そうだん 数 すう の大幅 おおはば な増加 ぞうか を可能 かのう としているが、上下 じょうげ 左右 さゆう に旋回 せんかい できる頭部 とうぶ から胴体 どうたい 部 ぶ に移 うつ しているため照準 しょうじゅん がつけづらくなり、移動 いどう 目標 もくひょう への追従 ついしょう 性 せい も低下 ていか している[27] 。コックピット真横 まよこ に火器 かき を装備 そうび することによる、搭乗 とうじょう 員 いん の保護 ほご という点 てん においても問題 もんだい を残 のこ している。第 だい 2話 わ で、シロー機 き が水中 すいちゅう にいたノリス・パッカード操縦 そうじゅう の陸戦 りくせん 型 がた ザクIIに発砲 はっぽう 、中 ちゅう 破 やぶ させる。第 だい 6話 わ ではシロー機 き が至近 しきん 距離 きょり からアプサラスに発砲 はっぽう し制御 せいぎょ 不能 ふのう にするほどの損害 そんがい を与 あた えている。マルチランチャーには、発射 はっしゃ 後 ご の弾頭 だんとう からネットを展開 てんかい し敵 てき 機 き を絡 から め身動 みうご きを封 ふう じるネットガンや、閃光 せんこう 弾 だん が装填 そうてん されている[28] 。
ビーム・サーベル
型式 けいしき 番号 ばんごう :X.B.Sa-G-03[13]
RX-78と同 おな じ連邦 れんぽう 軍 ぐん 標準 ひょうじゅん タイプのビームサーベルであり、外観 がいかん に細 こま かな差異 さい があることを除 のぞ けば基本 きほん 的 てき には同 おな じものである。装備 そうび 部位 ぶい は脚 あし 部 ぶ (ふくらはぎにあたる部分 ぶぶん )の内蔵 ないぞう 型 がた サーベル・ラックに変更 へんこう されているが、これは地上 ちじょう 用 よう ゆえに姿勢 しせい 制御 せいぎょ スラスターや燃料 ねんりょう タンクが省略 しょうりゃく されてスペースが空 あ いたことと、防塵 ぼうじん 対策 たいさく を兼 か ねた措置 そち である[29] 。劇 げき 中 ちゅう では最低 さいてい 出力 しゅつりょく に調整 ちょうせい 後 ご 、雪 ゆき と岩盤 がんばん にビームをぶつけて湯 ゆ だまりを作 つく り出 だ す際 さい にも利用 りよう された。
ロケット・ランチャー[注 ちゅう 7]
型式 けいしき 番号 ばんごう :YHI ERRL-TYPE.Doc-04/380mm[26] / NFHI RPHB-type.Doc-04/380mm[21]
陸戦 りくせん 型 がた ジムとの共通 きょうつう 武装 ぶそう 。装弾 そうだん 数 すう は7発 はつ [12] 。密林 みつりん での取 と り回 まわ しも考慮 こうりょ され、砲身 ほうしん が短 みじか いものとなっている。『第 だい 08MS小隊 しょうたい 』劇 げき 中 ちゅう では第 だい 3話 わ でサンダース機 き が装備 そうび し、マサド が操縦 そうじゅう する戦闘 せんとう ヘリを撃墜 げきつい している。
ミサイル・ランチャー
型式 けいしき 番号 ばんごう :YHI 6ML-79MM[26]
陸戦 りくせん 型 がた ジムとの共通 きょうつう 武装 ぶそう 。ヤシマ重工 じゅうこう 製 せい [26] 。装弾 そうだん 数 すう 6発 はつ の追尾 ついび 性能 せいのう の高 たか い装備 そうび で、カレン機 き が第 だい 3話 わ などで装備 そうび している。ミサイルランチャーは陸戦 りくせん 強襲 きょうしゅう 型 がた ガンタンク にも2発 はつ 分 ぶん 装備 そうび されている。
ロングレンジ・ビーム・ライフル
型式 けいしき 番号 ばんごう :BLASH XBR-X-79YK[26]
ブラッシュ社 しゃ 製 せい [26] 。打 う ち上 あ げ中 ちゅう のザンジバル級 きゅう ケルゲレンを地上 ちじょう から狙撃 そげき しエンジン部 ぶ を破壊 はかい 、さらにそこから脱出 だっしゅつ したグフフライトタイプを狙撃 そげき 出来 でき るほどの長距離 ちょうきょり 射撃 しゃげき 能力 のうりょく を有 ゆう する。単体 たんたい でも持 も ち運 はこ び可能 かのう で、超 ちょう 長距離 ちょうきょり 射撃 しゃげき の際 さい には長時間 ちょうじかん の高 こう 出力 しゅつりょく ビームの放出 ほうしゅつ が可能 かのう な事 こと と引 ひ き換 か えに膨大 ぼうだい な熱 ねつ を発 はっ する為 ため 、射撃 しゃげき 中 ちゅう は冷却 れいきゃく 材 ざい を絶 た やさないように冷却 れいきゃく 装備 そうび との連結 れんけつ が必須 ひっす となる。主 おも に陸戦 りくせん 型 がた ジム用 よう の装備 そうび だが、陸戦 りくせん 型 がた ガンダムでも使用 しよう 可能 かのう [30] 。
シールド
型式 けいしき 番号 ばんごう :RGM・S-Sh-WF/S-00109[13]
「シールドS」とも呼 よ ばれる。ガンダムやジムのものに比 くら べ、取 と り回 まわ しを考慮 こうりょ して小型 こがた になっている。RX-78のようにシールドを背中 せなか にマウントすることも可能 かのう [32] 。兄弟 きょうだい 機 き ともいえる陸戦 りくせん 型 がた ジムでも採用 さいよう されている。シールド先 さき 端 はし は攻撃 こうげき にも使用 しよう できるほか、塹壕 ざんごう を掘 ほ ることも可能 かのう 。第 だい 3話 わ では戦闘 せんとう ヘリが発射 はっしゃ したミサイルの直撃 ちょくげき に、第 だい 9話 わ ではマゼラアタック の175ミリ砲 ほう の直撃 ちょくげき にそれぞれ耐 た えている一方 いっぽう 、ガウ 攻撃 こうげき 空母 くうぼ の対空 たいくう 機銃 きじゅう でカレン機 き のシールドが粉砕 ふんさい されている。
ゲームなどでは、オープニングの1シーンの再現 さいげん としてよくシールドを地面 じめん に刺 さ しその上 うえ に180ミリキャノンを乗 の せて撃 う っている[注 ちゅう 8] 。模型 もけい ではオープニングのラストの片 かた 膝 ひざ 立 だ ちでキャノンを撃 う っているシーンにシールドを追加 ついか したポーズや[注 ちゅう 9] 、離 はな れた位置 いち にあるシールドとキャノンを固定 こてい させる棒状 ぼうじょう パーツを使用 しよう することで再現 さいげん している。
なお、このタイプのシールドは『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムUC 』OVA版 ばん のepisode 4のトリントン基地 きち 攻防 こうぼう 戦 せん においてジムII が使用 しよう しているのが確認 かくにん できる。
改良 かいりょう 型 がた シールド
型式 けいしき 番号 ばんごう :RGM・S-Sh-WF/S-00116・Ap-A[21]
従来 じゅうらい 型 がた のシールドにアップリケ・アーマー[33] [30] (リアクティブ・アーマーとする説 せつ もあり)を施 ほどこ したもの[33] 。
ネットガン
弾頭 だんとう を発射 はっしゃ した後 のち にネットを展開 てんかい する装備 そうび 。敵 てき 機 き の捕獲 ほかく などに用 もち いられる[6] 。
ガンダム・ハンマー
第 だい 11話 わ でアプサラスIII の攻撃 こうげき を受 う ける中 なか の一 いち 機 き がこれを装備 そうび している事 こと が確認 かくにん できる。
ウェポン・ラック[6]
本 ほん 機 き の背部 はいぶ にはウェポンコンテナやパラシュートパックといった様々 さまざま な装備 そうび を取 と り付 つ けるウェポンラックが存在 そんざい する。なお、ラックには折 お り畳 たた み式 しき のサーチライトを備 そな える[6] 。フォークリフト[14] 部分 ぶぶん は展開 てんかい ・収納 しゅうのう や高低 こうてい の調節 ちょうせつ が可能 かのう [注 ちゅう 10] 。
ウェポン・コンテナ[6]
ウェポン・ラックに装着 そうちゃく 可能 かのう な予備 よび 兵 へい 装用 そうよう のコンテナ。材質 ざいしつ はルナ・チタニウムを採用 さいよう している[17] 。コンテナ内部 ないぶ には前述 ぜんじゅつ のユニット化 か した180ミリキャノンやロケット・ランチャー、ミサイル・ランチャーなどの大型 おおがた 火器 かき を作戦 さくせん に応 おう じて分解 ぶんかい し収納 しゅうのう 、携行 けいこう が可能 かのう 。地上 ちじょう 戦 せん では補給 ほきゅう 線 せん が延 の び切 き ることも多 おお く、MS単独 たんどく で運用 うんよう する際 さい に役立 やくだ っている。
Bコンテナ
コミックス版 ばん オリジナル装備 そうび 。前述 ぜんじゅつ の100ミリマシンガンのマガジンの自動 じどう 給 きゅう 弾 だん 装置 そうち がついており、小隊 しょうたい 単位 たんい での戦闘 せんとう の火力 かりょく 支援 しえん となる。モビルスーツのアームを動 うご かさずともコンテナに内蔵 ないぞう されたアームにより自動 じどう で給 きゅう 弾 だん されるので、給 きゅう 弾 だん のタイムロスを減 へ らすことが可能 かのう 。
パラシュート・パック
陸戦 りくせん 型 がた ガンダム専用 せんよう に開発 かいはつ された空挺 くうてい 用 よう パック[33] 。ウェポン・ラックには下部 かぶ にスペーサーを噛 か ませて取 と り付 つ ける[30] 。上段 じょうだん のパラシュート収納 しゅうのう 部 ぶ と下段 げだん のロケット部 ぶ の2段 だん 構成 こうせい となっており、ロケット部 ぶ の中央 ちゅうおう はコンテナとなる[30] 。パラシュートの展開 てんかい ・降下 こうか 時 じ にはパックごと分離 ぶんり し、MS本体 ほんたい の肩 かた 部 ぶ に備 そな えたスリング・バーを介 かい してベルトで懸架 けんか される[注 ちゅう 11] 。
ニー・アーマー[34]
打撃 だげき による格闘 かくとう 戦 せん と、しゃがんだ際 さい の地面 じめん への設置 せっち 性 せい を考慮 こうりょ して、膝 ひざ 部 ぶ にスパイクが装備 そうび されている[29] 。なお、陸戦 りくせん 型 がた ジムにも機構 きこう を簡略 かんりゃく 化 か したものが装備 そうび されている。
頭部 とうぶ 装備 そうび
本 ほん 機 き では頭部 とうぶ からバルカン砲 ほう が撤去 てっきょ されており、頭部 とうぶ 左側 ひだりがわ には索敵 さくてき 用 よう のシュノーケル・カメラが取 と り付 つ けられている[6] 。また、交換 こうかん 装備 そうび として頭部 とうぶ 右側 みぎがわ 用 よう の「遠距離 えんきょり 通信 つうしん 用 よう パック」や、頭部 とうぶ 左側 ひだりがわ 用 よう の「増加 ぞうか バルカン・ポッド」も存在 そんざい する[12] [注 ちゅう 12] 。
その他 た 装備 そうび
アーケードゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 戦場 せんじょう の絆 きずな 』ではブルパップ・マシンガンを使用 しよう することができる。胸部 きょうぶ マルチランチャーは原作 げんさく には見 み られない性能 せいのう の武装 ぶそう となっている。
HGUC『陸戦 りくせん 型 がた ガンダム 地上 ちじょう 戦 せん セット』パッケージCGではジムヘッドが陸戦 りくせん 用 よう ジムのレール・キャノンの色 いろ 違 ちが いを装備 そうび している。
劇 げき 中 ちゅう での活躍 かつやく [ 編集 へんしゅう ]
『第 だい 08MS小隊 しょうたい 』冒頭 ぼうとう で密林 みつりん の中 なか に本 ほん 機 き の頭部 とうぶ が転 ころ がっており、すでに戦闘 せんとう に参加 さんか して重大 じゅうだい な損傷 そんしょう を負 お った機体 きたい があることがわかる。第 だい 2話 わ では、第 だい 08小隊 しょうたい の他 ほか にガンダムハンマー(フレイル 型 かた のモーニングスター )を装備 そうび した第 だい 06小隊 しょうたい の機体 きたい も登場 とうじょう 。これより本格 ほんかく 的 てき に戦闘 せんとう シーンが増 ふ え、陸戦 りくせん 型 がた ザクII を多数 たすう 撃破 げきは したほか、トーチカ陣地 じんち などを攻略 こうりゃく した。第 だい 6話 わ のみサンダース軍曹 ぐんそう の機体 きたい にミケル・ニノリッチ伍長 ごちょう が搭乗 とうじょう し、アプサラス 捕獲 ほかく 作戦 さくせん に参加 さんか した。作戦 さくせん にあたって小隊 しょうたい 全 ぜん 機 き に貴重 きちょう なビームライフルが支給 しきゅう されたが、アプサラスへの攻撃 こうげき は事前 じぜん に察知 さっち され、回避 かいひ されてしまった。作戦 さくせん の失敗 しっぱい 後 ご 、射撃 しゃげき を担当 たんとう したミケル機 き を助 たす けるため、アプサラスに取 と り付 つ いたシロー機 き がバルカン砲 ほう を至近 しきん 距離 きょり から発砲 はっぽう し、相打 あいう ちの形 かたち で中 なか 破 やぶ している。それ以後 いご はビームライフルが本 ほん 機 き の標準 ひょうじゅん 装備 そうび となり、第 だい 8話 わ では10km離 はな れた場所 ばしょ から敵 てき MSへの長距離 ちょうきょり 狙撃 そげき を成功 せいこう させた。
物語 ものがたり 終盤 しゅうばん 、本 ほん 機 き はジオン軍 ぐん の猛烈 もうれつ な抵抗 ていこう により苦戦 くせん する光景 こうけい が増 ふ えた。中 ちゅう 破 やぶ したシロー機 き はEz8に改修 かいしゅう し、カレン機 き はアッガイ の奇襲 きしゅう で頭部 とうぶ を破壊 はかい されたために陸戦 りくせん 型 がた ジム の頭部 とうぶ に交換 こうかん し、サンダース機 き もマゼラアタック の175mm砲 ほう で脚 あし 部 ぶ を損傷 そんしょう している。なお、唯一 ゆいいつ 決定的 けっていてき な損傷 そんしょう がなかったサンダース機 き は、ブレードアンテナがグレーの塗装 とそう に変更 へんこう されている[注 ちゅう 13] 。第 だい 10話 わ のジオン軍 ぐん ラサ秘密 ひみつ 基地 きち 攻略 こうりゃく 戦 せん では、カレン機 き がドム に追 お い詰 つ められ、護衛 ごえい 目標 もくひょう の量産 りょうさん 型 がた ガンタンク に逆 ぎゃく に助 たす けられた。その直後 ちょくご の戦闘 せんとう では、08小隊 しょうたい 全体 ぜんたい がノリス大佐 たいさ 搭乗 とうじょう のグフカスタム に翻弄 ほんろう されてしまい、どうにか同機 どうき を撃破 げきは したものの、相討 あいう ちの形 かたち で量産 りょうさん 型 がた ガンタンク3機 き をすべて撃破 げきは された。
砂漠 さばく 地帯 ちたい での戦闘 せんとう も十分 じゅうぶん 考 かんが えられたため、胸部 きょうぶ エアインテーク用 よう 防塵 ぼうじん フィルターなどのオプションパーツが用意 ようい され、関節 かんせつ 部 ぶ やマニピュレーターに防護 ぼうご カバーを装着 そうちゃく させ防塵 ぼうじん 化 か された仕様 しよう も存在 そんざい する[35] 。各種 かくしゅ オプション装着 そうちゃく のため、機体 きたい 各部 かくぶ に取 と り付 つ けアタッチメント及 およ び、取 と り付 つ け作業 さぎょう 用 よう の足場 あしば なども装備 そうび されている。
この機体 きたい 名 めい は「機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 第 だい 08MS小隊 しょうたい オフィシャルアーカイブス」によるものだが[6] 、資料 しりょう によっては「先行 せんこう 量産 りょうさん 型 がた ガンダム(砂漠 さばく 戦 せん 装備 そうび )」とも呼称 こしょう される[35] 。
アッガイ との戦闘 せんとう で頭部 とうぶ を失 うしな ったカレン機 き が、陸戦 りくせん 型 がた ジムのもので補修 ほしゅう した姿 すがた 。友軍 ゆうぐん からはジム頭 あたま と呼 よ ばれていた。
この機体 きたい 名 めい は「1/35 UCハードグラフ 陸戦 りくせん 型 がた ガンダム 地上 ちじょう 戦 せん セット」に準 じゅん ずるものであるが、カードダス 「モビルパワーズ」のカードにおいては「陸戦 りくせん 用 よう 量産 りょうさん 型 がた 試作 しさく ガンダム(ジム頭 あたま )」の呼称 こしょう が用 もち いられている。
諸 しょ 元 もと
ガンダムEz8(イージーエイト/イーズィーエイト) Gundam Ez8
型式 けいしき 番号 ばんごう
RX-79[G]Ez-8 (RX-79(G)Ez-8)
頭頂 とうちょう 高 だか
18.0m
本体 ほんたい 重量 じゅうりょう
51.5t
全備 ぜんび 重量 じゅうりょう
71.7t
装甲 そうこう 材質 ざいしつ
ルナ・チタニウム合金 ごうきん [36] 超 ちょう 硬 かた スチール合金 ごうきん (ザクII の部品 ぶひん を流用 りゅうよう ) 他 た
出力 しゅつりょく
1,380kW
推力 すいりょく
52,000kg
センサー 有効 ゆうこう 半径 はんけい
5,900m
武装 ぶそう
ビーム・サーベル×2 35mm頭部 とうぶ バルカン砲 ほう ×2 12.7mm対 たい 歩兵 ほへい 用 よう 旋回 せんかい 式 しき バルカン ビーム・ライフル 100mmマシンガン 180mmキャノン シールド 他 ほか
搭乗 とうじょう 者 しゃ
シロー・アマダ
アプサラスII との戦闘 せんとう により中 なか 破 やぶ した極東 きょくとう 方面 ほうめん 軍 ぐん コジマ大隊 だいたい 第 だい 08MS小 しょう 隊長 たいちょう シロー・アマダ 少尉 しょうい の機体 きたい を大 だい 規模 きぼ 改修 かいしゅう したもの。陸戦 りくせん 型 がた ガンダム自体 じたい が品質 ひんしつ 検査 けんさ に適合 てきごう しなかった余剰 よじょう パーツで建造 けんぞう された機体 きたい であったため、戦線 せんせん での補修 ほしゅう 用 よう パーツの供給 きょうきゅう は十分 じゅうぶん でなく、改修 かいしゅう には陸戦 りくせん 型 がた ジム のパーツや現地 げんち 調達 ちょうたつ の各種 かくしゅ ジャンクパーツなどが利用 りよう された[21] 。本 ほん 機 き はそのような現地 げんち 改修 かいしゅう 機 き の一 ひと つである[33] 。その際 さい は破損 はそん 部 ぶ の補修 ほしゅう だけでなく、戦闘 せんとう データやシロー・アマダ少尉 しょうい の意向 いこう も反映 はんえい し、より地上 ちじょう 戦 せん に適 てき した改装 かいそう が行 おこな われている[33] 。
機体 きたい の改修 かいしゅう 作業 さぎょう は2週間 しゅうかん ほどで完了 かんりょう した[37] 。頭部 とうぶ V型 がた アンテナは密林 みつりん において破損 はそん し易 やす かったことから、ロッドアンテナに変更 へんこう [16] [33] 。この部位 ぶい も他 た の兵器 へいき の流用 りゅうよう となる[21] 。陸戦 りくせん 型 がた ガンダム同様 どうよう に肩 かた 部 ぶ アーマーにはスリングバー[21] を設 もう けている。ここにパラシュートパック用 よう のベルトを取 と り付 つ け可能 かのう [注 ちゅう 11] [注 ちゅう 14] 。また、ランドセルは外観 がいかん こそノーマルと変 か わらないものの、推力 すいりょく が強化 きょうか されている[33] 。改修 かいしゅう により材質 ざいしつ のグレードが低下 ていか している箇所 かしょ もあるが、装甲 そうこう 形状 けいじょう の単純 たんじゅん 化 か により軽量 けいりょう 化 か と対 たい 弾性 だんせい 、整備 せいび 性 せい の向上 こうじょう が図 はか られている[33] 。
デザイナーは山根 やまね 公利 きみとし 。また、本 ほん 機 き のパイロットであるシローを演 えん じた声優 せいゆう の檜山 ひやま 修之 のぶゆき は、一番 いちばん 好 す きなMSにEz8を挙 あ げている。
武装 ぶそう
固定 こてい 武装 ぶそう として、脚 あし 部 ぶ にビームサーベルを装備 そうび している点 てん には変更 へんこう はないが、それ以外 いがい の武装 ぶそう の変更 へんこう が行 おこな われている。携行 けいこう 武装 ぶそう は陸戦 りくせん 型 がた ガンダムの改修 かいしゅう 機 き ということもあり、同機 どうき の兵 へい 装 そう はすべて使用 しよう 可能 かのう であった。
35mm頭部 とうぶ バルカン砲 ほう
Ez-8では陸戦 りくせん 型 がた ガンダムが装備 そうび していたシュノーケルユニットなどがオミットされたことから、新 あら たに装備 そうび された[21] 。頭部 とうぶ 側面 そくめん には排 はい 莢 さいかち 口 こう を設 もう ける[30] 。
12.7mm対 たい 歩兵 ほへい 用 よう 旋回 せんかい 式 しき バルカン
陸戦 りくせん 型 がた ガンダムにおける胸部 きょうぶ バルカンやマルチランチャーは対人 たいじん 用 よう として威力 いりょく が過剰 かじょう であった事 こと から装備 そうび された[21] 。陸戦 りくせん 型 がた ガンダムの胸部 きょうぶ に装備 そうび された火器 かき と比 くら べ射 い 角 かく が広 ひろ く[21] 、併設 へいせつ されたセンサーによって照準 しょうじゅん を行 おこな う[33] 。対 たい 歩兵 ほへい 用 よう の装備 そうび であるが、シロー・アマダが対人 たいじん 兵器 へいき による無 む 差別 さべつ 殺傷 さっしょう を嫌 きら っているため威嚇 いかく 用 よう として設置 せっち されている[33] 。
なお、同 どう 装備 そうび が搭載 とうさい される胸部 きょうぶ 装甲 そうこう 板 ばん には撃破 げきは したザクII のシールド2枚 まい を利用 りよう し、繋 つな ぎ合 あ わせたものを使用 しよう している[38] 。その装甲 そうこう 板 ばん は開閉 かいへい 式 しき となり、整備 せいび 性 せい を高 たか めている[30] 。
ニースパイク
膝 ひざ 当 あ て部分 ぶぶん の先端 せんたん に付 つ けられたパーツで、可動 かどう 式 しき となっており、射撃 しゃげき 時 じ の接地 せっち などに使用 しよう される[33] 。
劇 げき 中 ちゅう での活躍 かつやく
シローの乗 じょう 機 き としてジオン公国 こうこく 軍 ぐん 秘密 ひみつ 基地 きち 攻略 こうりゃく 作戦 さくせん に参加 さんか し、グフカスタム とアプサラスIII を撃破 げきは するが機体 きたい は大破 たいは 、シローは行方 ゆくえ 不明 ふめい となる。
名称 めいしょう の由来 ゆらい
Ez8は「Extra-Zero-8」(08小隊 しょうたい 特別 とくべつ 機 き )の略 りゃく である[33] 。機体 きたい 名 めい の由来 ゆらい は第 だい 二 に 次 じ 世界 せかい 大戦 たいせん 期 き のアメリカ戦車 せんしゃ ・M4シャーマン の後期 こうき 生産 せいさん 型 がた であるM4A3E8 、通称 つうしょう イージーエイト[37] 。また敵 てき の器材 きざい を材料 ざいりょう にした増加 ぞうか 装甲 そうこう を使 つか うアイディアはT26E4スーパー・パーシング からであることを、デザイナーが雑誌 ざっし 『B-CLUB 』のコラムで語 かた っている[要 よう 出典 しゅってん ] 。
ガンダムEz8(コア・ブースター装備 そうび ) [ 編集 へんしゅう ]
小説 しょうせつ 版 ばん 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 第 だい 08MS小隊 しょうたい 』に登場 とうじょう する、Ez8の下半身 かはんしん をコア・ブースター に変更 へんこう して飛行 ひこう 可能 かのう にした機体 きたい 。アプサラスからアイナ・サハリン を救出 きゅうしゅつ するために現場 げんば で応急 おうきゅう 改造 かいぞう され、シローによって片道 かたみち 使用 しよう された。武装 ぶそう は盾 たて とマシンガンを装備 そうび しているが、空中 くうちゅう での回避 かいひ 能力 のうりょく はないに等 ひと しい。飛 と べるかどうかさえわからない機体 きたい であるうえ、コア・ブースター自体 じたい もどこから調達 ちょうたつ してきたのかは不明 ふめい 。
ゲーム『SDガンダム GGENERATION ギャザービート 』に登場 とうじょう する機体 きたい 。同 どう 作品 さくひん でのEz8は、シロー機 き とは別 べつ の不調 ふちょう な陸戦 りくせん 型 がた ガンダムをニナ・パープルトン が改修 かいしゅう し、アルフ・カムラ の提案 ていあん でシローの搭乗 とうじょう 機 き となった経緯 けいい を持 も つ。そのEz8を戦場 せんじょう が宇宙 うちゅう に移 うつ る際 さい 、宇宙 うちゅう 用 よう に再 ふたた び改修 かいしゅう を施 ほどこ したものである。なお武装 ぶそう の180mmキャノンが200mmキャノンに変更 へんこう されている。
続編 ぞくへん のゲーム『SDガンダム GGENERATION ギャザービート2 』では設定 せってい が変更 へんこう されており、一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 時 とき からシローが乗 の っていた機体 きたい を、グリプス戦役 せんえき 期 き の技術 ぎじゅつ を導入 どうにゅう して改修 かいしゅう し性能 せいのう の底上 そこあ げを図 はか ったものとなっている。外観 がいかん こそ変 か わらないものの、内部 ないぶ メカが時代 じだい 相応 そうおう のものに変更 へんこう されたため、性能 せいのう は当時 とうじ のMSにも後 おく れは取 と っていない。宇宙 うちゅう 戦 せん 用 よう の機体 きたい であるが、『ギャザービート2』以降 いこう は汎用 はんよう 機 き になっている。
ガンダムEz8 ハイモビリティカスタム [ 編集 へんしゅう ]
ゲーム『SDガンダム GGENERATION ギャザービート』に登場 とうじょう するEz8改 あらため の改造 かいぞう プラン機 き の1つで、一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 後半 こうはん にシロー・アマダが宇宙 うちゅう に上 あ がった場合 ばあい を仮定 かてい したif 設定 せってい の機体 きたい [39] (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79Ez-8/HMC )。
ジャンクパーツの中 なか から組 く み上 あ げた「ベクタードスラスター」と呼 よ ばれる高 こう 機動 きどう モジュールを装備 そうび した機動 きどう 力 りょく 重視 じゅうし の機体 きたい である。元々 もともと 陸戦 りくせん 型 がた の機体 きたい だったEz8を高 こう 機動 きどう 宙 ちゅう 間 あいだ 戦闘 せんとう に対応 たいおう させるべく大幅 おおはば な改修 かいしゅう が行 おこな われており、装甲 そうこう と火力 かりょく を犠牲 ぎせい に高 たか い機動 きどう 力 りょく を実現 じつげん した。特 とく に脚 あし 部 ぶ 装甲 そうこう は大幅 おおはば に削除 さくじょ されており、重力 じゅうりょく 下 か での運用 うんよう はまったく考慮 こうりょ されていない。武装 ぶそう はビームスプレーガンIIとビームサーベルのみに限定 げんてい される。
メカデザインは片桐 かたぎり 圭 けい 一郎 いちろう [39] 。
ガンダムEz8 ヘビーアームドカスタム [ 編集 へんしゅう ]
ゲーム『SDガンダム GGENERATION ギャザービート』に登場 とうじょう するEz8改 あらため の改造 かいぞう プラン機 き の1つで、一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 後半 こうはん にシロー・アマダが宇宙 うちゅう に上 あ がった場合 ばあい を仮定 かてい したif 設定 せってい の機体 きたい [40] (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79Ez-8/HAC )。
サラミス級 きゅう 宇宙 うちゅう 巡洋艦 じゅんようかん の主砲 しゅほう を転用 てんよう した大 だい 口径 こうけい ビーム砲 ほう 「サラミス砲 ほう 」を2門 もん 装備 そうび する火力 かりょく 重視 じゅうし の機体 きたい である。バックパックの兵 へい 装 そう コンテナはサラミス砲 ほう へエネルギーを供給 きょうきゅう するコンデンサーなどの機器 きき を内蔵 ないぞう したモジュールへと改造 かいぞう されているほか、脚 あし 部 ぶ にはボール のマニピュレーターが移植 いしょく されている。これにより砲身 ほうしん のぶれを抑 おさ え、高 たか い精度 せいど で砲撃 ほうげき を行 おこな うことができるようになっている。当機 とうき は宇宙 うちゅう 戦 せん 用 よう であるが、ゲーム『SDガンダム GGENERATION ADVANCE 』から汎用 はんよう 機 き に変更 へんこう されている。サラミス砲 ほう 以外 いがい の武装 ぶそう は100mmマシンガンとビーム・サーベル。
『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム サンダーボルト』における陸戦 りくせん 型 がた ガンダム [ 編集 へんしゅう ]
漫画 まんが 、アニメ『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム サンダーボルト 』第 だい 2部 ぶ 、および外伝 がいでん 『砂 すな 鼠 ねずみ ショーン』に登場 とうじょう (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79[G] )。
『第 だい 08MS小隊 しょうたい 』で登場 とうじょう した機体 きたい と異 こと なり、頭部 とうぶ がガンダムタイプであること以外 いがい はジム(サンダーボルト版 ばん ) そのもの[41] であり、コックピットも胸部 きょうぶ ではなくジムと同様 どうよう 腹部 ふくぶ に設置 せっち されている。また、額 がく のブレードアンテナの代 か わりに地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん のエンブレムをつけていることが特徴 とくちょう 。一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 後 ご の地球 ちきゅう が舞台 ぶたい の第 だい 2部 ぶ においてスパルタン隊 たい の主力 しゅりょく MSとして配備 はいび されており、同隊 どうたい の隊員 たいいん からは「顔 かお だけの偽物 にせもの が増 ふ えた」と機能 きのう がジムと変 か わらない本 ほん 機 き のことを皮肉 ひにく られている。しかし、バックパックのスラスターはジムのものより大型 おおがた であるほか、足 あし 部 ぶ がホバークラフトとなっているなど、ジムに比 くら べて重力 じゅうりょく 下 か における機動 きどう 性 せい は高 たか い機体 きたい とされる。
『砂 すな 鼠 ねずみ ショーン』に登場 とうじょう する機体 きたい は、カラーリングが赤 あか 茶 ちゃ 基調 きちょう で頭部 とうぶ 形状 けいじょう も異 こと なり、四肢 しし など機体 きたい 各所 かくしょ に防塵 ぼうじん 処置 しょち が施 ほどこ されている。また、その続編 ぞくへん 『砂漠 さばく の掟 おきて 』には、現地 げんち 改修 かいしゅう 機 き 「RX-79[G]BO ガンダムバウンサー」が登場 とうじょう している。
アニメ版 ばん において、強襲 きょうしゅう 揚陸 ようりく 艦 かん スパルタン に配備 はいび された機体 きたい は「陸戦 りくせん 型 がた ガンダムS型 がた 」とされる(型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79[GS] )。
なお、第 だい 1部 ぶ のア・バオア・クー への強行 きょうこう 突入 とつにゅう 部隊 ぶたい に頭部 とうぶ 形状 けいじょう が同一 どういつ の量産 りょうさん 型 がた ガンダムが登場 とうじょう するが、こちらはジムの機体 きたい そのままに頭部 とうぶ のみを換 かわ 装 そう した「ガンダム・ヘッド」と呼 よ ばれる機体 きたい で、あくまでもジムのバリエーション機 き である。
諸 しょ 元 もと
ブルーディスティニー BLUE DESTINY
型式 けいしき 番号 ばんごう
RX-79BD-1(1号機 ごうき ) RX-79BD-2(2号機 ごうき ) RX-79BD-3(3号機 ごうき )
全 ぜん 高 こう
18.5m
本体 ほんたい 重量 じゅうりょう
52.8t
全備 ぜんび 重量 じゅうりょう
73.0t
装甲 そうこう 材質 ざいしつ
ルナ・チタニウム合金 ごうきん
出力 しゅつりょく
不明 ふめい
推力 すいりょく
不明 ふめい
センサー 有効 ゆうこう 半径 はんけい
不明 ふめい
武装 ぶそう
頭部 とうぶ バルカン砲 ほう ×2胸部 きょうぶ バルカン砲 ほう ×2腹部 ふくぶ 有線 ゆうせん ミサイル・ランチャー×2 100mmマシンガン(1号機 ごうき ) ビーム・ライフル(2・3号機 ごうき ) ビーム・サーベル×2 シールド(2・3号機 ごうき )
搭乗 とうじょう 者 しゃ
ユウ・カジマ (1号機 ごうき 、3号機 ごうき )ニムバス・シュターゼン (2号機 ごうき )
ゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム外伝 がいでん THE BLUE DESTINY 』に登場 とうじょう する機体 きたい 。
地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん に亡命 ぼうめい した元 もと フラナガン機関 きかん 所属 しょぞく の研究 けんきゅう 者 しゃ 、クルスト・モーゼス が開発 かいはつ を主導 しゅどう した機体 きたい [42] 。
機体 きたい にはクルスト・モーゼスが亡命 ぼうめい の折 おり に持 も ち寄 よ った「EXAMシステム 」が搭載 とうさい されている[42] 。機体 きたい 色 しょく はクルスト個人 こじん の趣味 しゅみ により青 あお く塗装 とそう されているとされる[43] [注 ちゅう 15] 。
陸戦 りくせん 型 がた ガンダムをベースに大幅 おおはば な改修 かいしゅう が加 くわ えられている。ジェネレーター出力 しゅつりょく の強化 きょうか に加 くわ え、各 かく 関節 かんせつ 部 ぶ にマグネット・コーティング を試験 しけん 的 てき に施 ほどこ し運動 うんどう 性 せい を向上 こうじょう 。火力 かりょく 面 めん においても、陸戦 りくせん 型 がた ガンダムの標準 ひょうじゅん 装備 そうび である胸部 きょうぶ 機関 きかん 砲 ほう を1門 もん から2門 もん に増 ふえ 備し、腹部 ふくぶ 両 りょう 脇 わき には有線 ゆうせん 式 しき ミサイルを追加 ついか 装備 そうび するなど原型 げんけい 機 き を大 おお きく上回 うわまわ っている[42] 。なお、陸戦 りくせん 型 がた ガンダムをベースとしたために基本 きほん 仕様 しよう は地上 ちじょう 用 よう の機体 きたい となるが、バックパックの換 かわ 装 そう によって宇宙 うちゅう 戦 せん も可能 かのう としている[42] 。
武装 ぶそう
頭部 とうぶ バルカン砲 ほう
資料 しりょう によって1~3号機 ごうき に搭載 とうさい されているもの[43] と、2号機 ごうき 、3号機 ごうき のみに搭載 とうさい が確認 かくにん されるもの[42] [44] [45] が存在 そんざい する。
胸部 きょうぶ バルカン砲 ほう
胸部 きょうぶ に装備 そうび 。60ミリ口径 こうけい の弾丸 だんがん を発射 はっしゃ する[42] 。
腹部 ふくぶ 有線 ゆうせん ミサイル・ランチャー
胸部 きょうぶ に装備 そうび 。有線 ゆうせん 式 しき のミサイルで、ミノフスキー粒子 りゅうし の散布 さんぷ 下 か においても近距離 きんきょり ならば確実 かくじつ に敵 てき 機 き を破壊 はかい 可能 かのう [42] 。
100ミリマシンガン
連邦 れんぽう 軍 ぐん MSの普及 ふきゅう 装備 そうび [42] 。
ビーム・ライフル
陸戦 りくせん 型 がた ガンダムに採用 さいよう されたものの改良 かいりょう 型 がた で、本格 ほんかく 量産 りょうさん に向 む けたデバイスなどを有 ゆう する[45] [注 ちゅう 16]
2連 れん ビーム砲 ほう
プラモデル『HGUC ブルーディスティニー3号機 ごうき "EXAM"』に付属 ふぞく 。ジム・ドミナンス 用 よう のものの流用 りゅうよう で、大 だい 口径 こうけい ビームにより高 たか い威力 いりょく を発揮 はっき する[46] 。
ビーム・サーベル
連邦 れんぽう 軍 ぐん MSの一般 いっぱん 的 てき な兵 へい 装 そう 。原型 げんけい 機 き である陸戦 りくせん 型 がた ガンダムと同様 どうよう 、脚 あし 部 ぶ に格納 かくのう される[42] 。
シールド
2号機 ごうき においてはジム・コマンド 系 けい のものと同型 どうけい のシールドを採用 さいよう する[47] 。3号機 ごうき においてはプロトタイプ機 き 用 よう のシールドをベースに、エッジ部分 ぶぶん を改良 かいりょう したモデルが用意 ようい されている[45] 。
ブルーディスティニー1号機 ごうき [ 編集 へんしゅう ]
当初 とうしょ は、陸戦 りくせん 型 がた ジム をベースにEXAMシステムを組 く み込 こ んだ専用 せんよう の頭部 とうぶ ユニットを搭載 とうさい した試験 しけん 機 き として開発 かいはつ されたが、陸戦 りくせん 型 がた ジムベースの機体 きたい ではシステムの要求 ようきゅう する動 うご きに耐 た えられず目標 もくひょう 値 ち に達 たっ することができなかったため[43] [注 ちゅう 17] 、頭部 とうぶ のみそのままでそれ以外 いがい はRX-79陸戦 りくせん 型 がた ガンダムをベースに新規 しんき 開発 かいはつ した機体 きたい に移植 いしょく された[43] 。本体 ほんたい は陸戦 りくせん 型 がた ガンダムだが、頭部 とうぶ の見 み た目 め からか「青 あお いジム」と解説 かいせつ されている[48] 。
当初 とうしょ の試験 しけん では暴走 ぼうそう を繰 く り返 かえ し、そのあまりの過 か 負荷 ふか に耐 た えきれず搭乗 とうじょう したパイロットを何 なん 度 ど も死 し に至 いた らしめている。ある夜間 やかん 試験 しけん では、近 ちか くの戦場 せんじょう に誘 さそ われるように起動 きどう したEXAMシステムに操 あやつ られるように搭乗 とうじょう パイロットごと暴走 ぼうそう した機体 きたい が、作戦 さくせん 終了 しゅうりょう 後 ご の友軍 ゆうぐん 部隊 ぶたい を襲撃 しゅうげき して壊滅 かいめつ に追 お い込 こ んだ。その際 さい に居合 いあ わせた「モルモット隊 たい 」ととも交戦 こうせん したが、逆 ぎゃく に損傷 そんしょう を負 お わされ、パイロットが死亡 しぼう している(媒体 ばいたい によっては死亡 しぼう しないのもある)。EXAMシステムの暴走 ぼうそう により性能 せいのう の限界 げんかい まで酷使 こくし した機体 きたい はオーバーヒートを引 ひ き起 お こしたが、リモート機能 きのう により撤退 てったい している[49] 。
その後 ご 、機体 きたい を回収 かいしゅう したアルフ・カムラ 技術 ぎじゅつ 士官 しかん はEXAMシステムにリミッターをかけ、これにより1号機 ごうき のEXAMシステムは通常 つうじょう 50%しか機能 きのう しなくなる[50] 。そのうえでブルーを損傷 そんしょう させた実験 じっけん 部隊 ぶたい である「モルモット隊 たい 」に興味 きょうみ を持 も ち、その部隊 ぶたい のエースであるユウ・カジマ の乗 じょう 機 き となった。
機体 きたい そのものが「蒼 あお い死神 しにがみ 」の異名 いみょう を持 も っている[42] 。
作中 さくちゅう での活躍 かつやく
EXAMシステムを起動 きどう した本 ほん 機 き はリミッター付 つ きであるものの、ジオン公国 こうこく 軍 ぐん 制圧 せいあつ 下 か のキャリフォルニアベース付近 ふきん に存在 そんざい したジオンのミサイル基地 きち を単機 たんき にて数 すう 分 ふん で壊滅 かいめつ させるという活躍 かつやく を見 み せ、友軍 ゆうぐん 部隊 ぶたい に対 たい するミサイル攻撃 こうげき を阻止 そし した後 のち はキャリフォルニア・ベース攻略 こうりゃく 作戦 さくせん に援軍 えんぐん として参加 さんか し、ジオンのニムバス・シュターゼン 大尉 たいい の駆 か るイフリート改 あらため と交戦 こうせん して退 しりぞ けるも、破損 はそん して行動 こうどう 不能 ふのう と見 み えたイフリート改 あらため の腕 うで 部 ぶ グレネードランチャー から放 はな たれた一 いち 弾 だん により、EXAMシステムを積 つ んだ頭部 とうぶ を破壊 はかい される[51] (『サイドストーリーズ 』版 ばん では、ニムバスの部下 ぶか の特攻 とっこう によって破壊 はかい される)。小説 しょうせつ 版 ばん では、イフリート改 あらため を乗 の り捨 す てたニムバスに奪取 だっしゅ されたブルー2号機 ごうき のビームサーベルで頭部 とうぶ を貫 つらぬ かれた。その後 ご の行方 ゆくえ は不明 ふめい 。
ゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム バトルオペレーション Code Fairy 』の「アナザーミッション:NF編 へん 」では、夜 よる のキャリフォルニアベース付近 ふきん で公国 こうこく 軍 ぐん 秘匿 ひとく 部隊 ぶたい 「ノイジー・フェアリー 」と交戦 こうせん 。ティターニア に搭乗 とうじょう するアルマ・シュティルナー 少尉 しょうい は、旧知 きゅうち の仲 なか であるマリオン・ウェルチ の存在 そんざい を感 かん じ取 と っている。
備考 びこう
『模型 もけい 戦士 せんし ガンプラビルダーズ ビギニングG 』では、バックパックと脚 あし 部 ぶ バーニアを換 かわ 装 そう した宇宙 うちゅう 戦 せん 仕様 しよう の設定 せってい 画 が が起 お こされた。色 いろ 指定 してい もゲームの設定 せってい 画 が とは若干 じゃっかん 異 こと なる。劇 げき 中 ちゅう のガンプラはビームライフルを使用 しよう している。
ブルーディスティニー2号機 ごうき [ 編集 へんしゅう ]
1号機 ごうき と異 こと なり当初 とうしょ から陸戦 りくせん 型 がた ガンダムをベースに製造 せいぞう されたため、頭部 とうぶ はガンダムタイプとなっている[43] 。基本 きほん 仕様 しよう は1号機 ごうき と同一 どういつ であるため、性能 せいのう 差 さ はほぼ存在 そんざい しないとされるが、宇宙 うちゅう 戦 せん を想定 そうてい しているためバックパックなどが変更 へんこう されている[43] [注 ちゅう 18] 。また、ビームライフルを運用 うんよう 可能 かのう な特徴 とくちょう を有 ゆう する[44] 。2号機 ごうき のEXAMシステムにはリミッターが設定 せってい されておらず、パイロットへの負担 ふたん 、暴走 ぼうそう の危険 きけん 性 せい が非常 ひじょう に高 たか い[52] 。
作中 さくちゅう での活躍 かつやく
ジオン軍 ぐん 特殊 とくしゅ 部隊 ぶたい によって強奪 ごうだつ され、ニムバスの乗 じょう 機 き となる。元々 もともと は全身 ぜんしん が蒼 あお い塗装 とそう だったが、イフリート改 あらため と同様 どうよう 、ニムバスのパーソナルマーキングとして両 りょう 肩 かた が赤 あか く塗装 とそう された。その後 ご 、サイド5宙 ちゅう 域 いき でユウのブルーディスティニー3号機 ごうき と交戦 こうせん 。死闘 しとう の果 は てに相討 あいう ちとなり、爆発 ばくはつ 寸前 すんぜん に3号機 ごうき を大破 たいは させる。直後 ちょくご に本 ほん 機 き も爆 ばく 散 さん し、パイロットのニムバスと運命 うんめい を共 とも にした。
ブルーディスティニー2号機 ごうき Ω おめが [ 編集 へんしゅう ]
漫画 まんが 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム カタナ 』に登場 とうじょう (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79BD-Ω おめが )。機体 きたい 色 しょく は灰色 はいいろ [54] 。
シン・フェデラルが、精神 せいしん 感応 かんおう AIシステム「妖刀 ようとう 」を開発 かいはつ するためにEXAMシステムの解析 かいせき を目的 もくてき としてブルーディスティニー2号機 ごうき をベースに開発 かいはつ した機体 きたい だったが、肝心 かんじん のEXAMシステムのデータが殆 ほとん どなかったため[注 ちゅう 19] に、一部 いちぶ が独自 どくじ の理論 りろん となった「NEO EXAMシステム 」を開発 かいはつ して搭載 とうさい している。
サイド7にあるシン・フェデラル所有 しょゆう のサブコロニー内 ない に保管 ほかん されていたが、同 どう 施設 しせつ 内 ない でのドルメル・ドゥーエ に移植 いしょく された精神 せいしん 感応 かんおう AI「妖刀 ようとう 」の起動 きどう テスト中 ちゅう に共鳴 きょうめい し、波動 はどう に巻 ま き込 こ まれたジオン軍 ぐん 残党 ざんとう のスーチー・オコンネルを乗 の せて暴走 ぼうそう する。
ブルーディスティニー3号機 ごうき [ 編集 へんしゅう ]
本来 ほんらい は2号機 ごうき のパーツ取 と り用 よう の予備 よび 機 き だったが、強奪 ごうだつ された2号機 ごうき の追撃 ついげき 任務 にんむ を受 う け急遽 きゅうきょ 実戦 じっせん 投入 とうにゅう された[43] [注 ちゅう 20] 。2号機 ごうき と基本 きほん 仕様 しよう は同一 どういつ であることから性能 せいのう 差 さ はないが、宇宙 うちゅう 用 よう の機能 きのう が施 ほどこ されている。また、クルスト博士 はかせ の手 て に渡 わた る前 まえ に実戦 じっせん 投入 とうにゅう されたことから、機体 きたい 色 しょく は白 しろ 基調 きちょう のままとなった[43] 。EXAMシステムには1号機 ごうき と同様 どうよう の時限 じげん リミッターが設定 せってい されており、システムは通常 つうじょう 50%しか機能 きのう していない[50]
作中 さくちゅう での活躍 かつやく
損傷 そんしょう した1号機 ごうき に代 か わり、ユウ・カジマの乗 じょう 機 き となる。地球 ちきゅう 上 じょう での数 すう 回 かい の任務 にんむ を経 へ て、ジオン公国 こうこく 軍 ぐん のEXAMシステム実験 じっけん 施設 しせつ コロニーの調査 ちょうさ 任務 にんむ に投入 とうにゅう された直後 ちょくご 、発生 はっせい したコロニー外部 がいぶ 宇宙 うちゅう 空間 くうかん での戦闘 せんとう でジオン軍 ぐん に奪取 だっしゅ されていた2号機 ごうき と交戦 こうせん し、死闘 しとう の末 すえ に相討 あいう ちとなって大破 たいは した。これによってジオン軍 ぐん のイフリート改 あらため を含 ふく むEXAM搭載 とうさい 機 き はすべて失 うしな われ、EXAM計画 けいかく は闇 やみ に葬 ほうむ られた。
ブルーディスティニー3号機 ごうき 改 あらため [ 編集 へんしゅう ]
ゲーム『SDガンダム GGENERATION GATHER BEAT 』に登場 とうじょう するオリジナルMS。外観 がいかん は3号機 ごうき と変 か わらないが、攻撃 こうげき 力 りょく 、防御 ぼうぎょ 力 りょく 、命中 めいちゅう 率 りつ など総合 そうごう 的 てき に性能 せいのう が向上 こうじょう している。ゲームではニムバスと戦 たたか うイベントを発生 はっせい させなければ最後 さいご まで使用 しよう できるが、その場合 ばあい マリオンは捕 と らわれたままで仲間 なかま にできなくなる。
ブルーディスティニー3号機 ごうき 改 あらため (ジムヘッド) [ 編集 へんしゅう ]
宇宙 うちゅう 世紀 せいき とは世界 せかい 観 かん の異 こと なる漫画 まんが 『ガンダムEXA 』に登場 とうじょう する機体 きたい (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79BD-3Re )。
アナハイム・エレクトロニクス の技術 ぎじゅつ 員 いん が大破 たいは した2号機 ごうき と3号機 ごうき を回収 かいしゅう し、戦後 せんご に技術 ぎじゅつ 研究 けんきゅう のために修復 しゅうふく した。陸戦 りくせん 型 がた ガンダムのパーツが入手 にゅうしゅ できなかったため、頭部 とうぶ が1号機 ごうき と同 おな じジム系統 けいとう のものに変 か えられている。EXAMシステムは不完全 ふかんぜん なものしか搭載 とうさい されていないが、システムの元 もと になったニュータイプ 少女 しょうじょ マリオン・ウェルチが搭乗 とうじょう することでEXAMシステム発動 はつどう 時 じ とほぼ同様 どうよう の性能 せいのう を発揮 はっき し、関節 かんせつ 部分 ぶぶん が発光 はっこう し、頭部 とうぶ 、脚 あし 部 ぶ 、バックパックのパーツが展開 てんかい する。
なお、EXAで描 えが かれたのは世界 せかい 外部 がいぶ からの干渉 かんしょう によってブルーディスティニー1号機 ごうき とEZ8の接触 せっしょく (上記 じょうき の『SDガンダム GGENERATION ギャザービート』と同様 どうよう の展開 てんかい )が発生 はっせい した、本来 ほんらい とは異 こと なる歪 ゆが められた世界 せかい である。
漫画 まんが 『ザ・ブルー・ディスティニー』におけるブルーディスティニー[ 編集 へんしゅう ]
『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム外伝 がいでん THE BLUE DESTINY 』のリメイク漫画 まんが 『ザ・ブルー・ディスティニー』(以下 いか 『ザ・ブルー』と省略 しょうりゃく )では原作 げんさく と一部 いちぶ 設定 せってい が異 こと なり、同 どう 作品 さくひん のみのバリエーション(仕様 しよう 変更 へんこう )も登場 とうじょう する。また、2号機 ごうき と3号機 ごうき はベース機 き が変更 へんこう された。なお、タイトルでは中黒 なかぐろ が追加 ついか されたが、機体 きたい 名称 めいしょう の表記 ひょうき は「ブルーディスティニー」のままである。メカニックデザインはNAOKI(0号機 ごうき を除 のぞ く)。
ブルーディスティニー0号機 ごうき [ 編集 へんしゅう ]
原作 げんさく で設定 せってい 上 じょう 存在 そんざい する、EXAMシステムを初 はじ めて搭載 とうさい した陸戦 りくせん 型 がた ジムをベースとした試作 しさく 機 き を、大河原 おおかわら 邦男 くにお が新規 しんき にデザインしたもの。なお、「0号機 ごうき 」という名称 めいしょう および型式 けいしき 番号 ばんごう も『ザ・ブルー』で設定 せってい された(型式 けいしき 番号 ばんごう :RGM-79BD-0 )。
のちに1号機 ごうき に搭載 とうさい される特徴 とくちょう 的 てき な頭部 とうぶ はそのままだが、胴体 どうたい 部 ぶ のエアインテークが大 おお きく、四肢 しし や腰部 ようぶ に同様 どうよう な排気 はいき ダクトが設置 せっち され、さらにバックパックから胸部 きょうぶ かけてパイプが伸 の びている。頭部 とうぶ にバルカン砲 ほう を搭載 とうさい しているがダミーも同然 どうぜん で、実質 じっしつ 的 てき に非 ひ 武装 ぶそう である。「ブルー」の名 な を冠 かん する機体 きたい ではあるが、もとより実戦 じっせん 投入 とうにゅう などは考慮 こうりょ されていないため、カラーリングは白 しろ を基調 きちょう としている。
頭部 とうぶ が1号機 ごうき に移植 いしょく されたあとも胴体 どうたい 部分 ぶぶん は残 のこ され、強奪 ごうだつ される2号機 ごうき を止 と めようとクレア・キルマーが搭乗 とうじょう するが、2号機 ごうき に破壊 はかい される。
ブルーディスティニー1号機 ごうき (ザ・ブルー版 ばん ) [ 編集 へんしゅう ]
原作 げんさく 版 ばん を基本 きほん とするが(型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79BD-1 )、EXAM発動 はつどう 時 じ には赤 あか い発光 はっこう だけでなくバックパックや脚 あし 部 ぶ スラスター・肩 かた アーマーが展開 てんかい し、頭部 とうぶ バイザーが下 さ がるというギミックが追加 ついか されている[注 ちゅう 21] 。EXAM停止 ていし 時 じ はこれらがもとに戻 もど るほか、上腕 じょうわん 部 ぶ 甲 かぶと ・膝 ひざ ・腰部 ようぶ 前面 ぜんめん の装甲 そうこう を開放 かいほう して廃 はい 熱 ねつ をおこなう。また、胸部 きょうぶ 左右 さゆう のユニットは作戦 さくせん に応 おう じて換 かわ 装 そう が可能 かのう となっている。
11月中旬 ちゅうじゅん 、カナダの大西洋 たいせいよう 沿岸 えんがん 付近 ふきん の山中 さんちゅう で、クレアをテスト・パイロットとしてEXAMの量産 りょうさん 試作 しさく システムである「オルタ」[注 ちゅう 22] の実験 じっけん をおこなっている際 さい に暴走 ぼうそう 、付近 ふきん の敵 てき 基地 きち を攻撃 こうげき するモルモット隊 たい と交戦 こうせん する。ユウの咄嗟 とっさ の判断 はんだん でパラボラアンテナの下敷 したじ きとなるが無事 ぶじ であり、撤退 てったい する。この際 さい に右 みぎ メインカメラを破損 はそん したため、丸 まる 目 め からガンダムタイプのツインアイに交換 こうかん され、さらに頭部 とうぶ 右側 みぎがわ にシステムのモニタリングのためのアンテナ一 いち 体型 たいけい ユニットが追加 ついか されて(『HGUC ブルーディスティニー1号機 ごうき "EXAM"』にも付属 ふぞく )モルモット隊 たい 第 だい 1小隊 しょうたい に配備 はいび される。
ブルーディスティニー1号機 ごうき 【ステルス】 [ 編集 へんしゅう ]
ミノフスキー粒子 りゅうし 散布 さんぷ 下 か におけるステルス の有効 ゆうこう 性 せい を試験 しけん するための仕様 しよう (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79BD-1ST )。
鹵獲 ろかく したイフリート・ナハト から得 え たステルス技術 ぎじゅつ を応用 おうよう し、通常 つうじょう は黒 くろ だが通電 つうでん することで周囲 しゅうい に近 ちか い色 いろ に変 か わる特殊 とくしゅ 塗装 とそう で塗 ぬ られている(ただし熱 ねつ には弱 よわ い)。胸部 きょうぶ 左右 さゆう のユニットは徹底 てってい した廃 はい 熱 ねつ 制御 せいぎょ をおこなうものに換 かわ 装 そう し、遮 さえぎ 熱 ねつ 遮音 しゃおん コート(マント)を羽織 はお り、内部 ないぶ アクチュエーターの静 せい 音 おん 性 せい 向上 こうじょう と足 あし 底 そこ に特殊 とくしゅ 新 しん 素材 そざい を使用 しよう することにより発生 はっせい 音 おん の95パーセント削減 さくげん に成功 せいこう している。携行 けいこう する新型 しんがた ライフルにも消音 しょうおん 効果 こうか があるが、その分 ぶん 射程 しゃてい は乏 とぼ しい。頭部 とうぶ 左側 ひだりがわ にはセンサー・ジャマーが追加 ついか されている。
ジオンに略奪 りゃくだつ された絵画 かいが 「フューチャー・ワールド」の奪還 だっかん 作戦 さくせん 「プロジェクト・レガシー」に陸戦 りくせん 型 がた ジム【ステルス】 2機 き とともに参加 さんか 、絵画 かいが を守護 しゅご するグフ・ヴィジャンタ およびグフ戦術 せんじゅつ 強攻 きょうこう 型 がた をしりぞけ、接収 せっしゅう 阻止 そし には成功 せいこう するものの、絵画 かいが は作者 さくしゃ 本人 ほんにん によって焼 や かれてしまう。
ブルーディスティニー1号機 ごうき 【フルアームド】 [ 編集 へんしゅう ]
本来 ほんらい は目的 もくてき や用途 ようと に応 おう じて別々 べつべつ に装備 そうび する追加 ついか 装甲 そうこう 、換 かわ 装 そう 型 がた 胸部 きょうぶ ユニット、肩 かた 部 ぶ ビーム・キャノン・ユニットを一 いち 度 ど に装備 そうび した仕様 しよう (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79BD-1FA )。追加 ついか 装甲 そうこう は両 りょう 肩 かた (ミサイル内装 ないそう )、胸部 きょうぶ 中央 ちゅうおう 、腰部 ようぶ 前面 ぜんめん 、両 りょう 膝 ひざ に装備 そうび 。胸部 きょうぶ ユニットは左側 ひだりがわ にガトリング砲 ほう らしき火器 かき を内装 ないそう する[注 ちゅう 23] 。バックパックの追加 ついか ユニットの側面 そくめん にガンキャノンII と同型 どうけい のビーム・キャノンと多目的 たもくてき 精密 せいみつ 照準 しょうじゅん システムを装備 そうび 、さらに両 りょう 肩 かた の追加 ついか 装甲 そうこう にミサイル・ランチャーを固定 こてい し、両手 りょうて にジム・ドミナンス の2連装 れんそう ビーム・キャノンを携行 けいこう する。重 じゅう 火力 かりょく に秀 ひい でるが、あまりの重 じゅう 装備 そうび のためEXAMシステムを活 い かすことはできない。
キャリフォルニア・ベース 奪還 だっかん 作戦 さくせん において、北米 ほくべい ニューバーン基地 きち からミデア に搭載 とうさい され出撃 しゅつげき 、非 ひ 武装 ぶそう で降下 こうか し第 だい 2・第 だい 3小隊 しょうたい の援護 えんご と僚機のジム・コマンドキャノン の補助 ほじょ によりコンテナで投下 とうか された武装 ぶそう 類 るい を装着 そうちゃく する。ゾック との戦闘 せんとう では両 りょう 肩 かた とバックパックの武装 ぶそう を排除 はいじょ して身軽 みがる になり、2連装 れんそう ビーム・キャノン1丁 ちょう を破損 はそん しながらも撃破 げきは する。直後 ちょくご のイフリート改 あらため との一騎討 いっきうち ちでは胸部 きょうぶ 追加 ついか 装甲 そうこう を排除 はいじょ し、最終 さいしゅう 的 てき に勝利 しょうり するが、捨 す て身 み のセルジュ・ラウ のドム による至近 しきん 距離 きょり からのジャイアント・バズの一撃 いちげき により頭部 とうぶ を破壊 はかい される。
ブルーディスティニー2号機 ごうき (ザ・ブルー版 ばん ) [ 編集 へんしゅう ]
オーガスタ方面 ほうめん から融通 ゆうずう した「最新 さいしん のガンダム」をベースに製作 せいさく された機体 きたい (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-80EXAM-2 )[注 ちゅう 24] 。クルストが慣 な れ親 した しんだジオン系 けい の技術 ぎじゅつ を応用 おうよう したオールラウンダーとして開発 かいはつ されており、暴走 ぼうそう のトリガーとなるサイコミュ の受信 じゅしん 機能 きのう を縮小 しゅくしょう した「EXAMの内 うち なる力 ちから を引 ひ き出 だ す機体 きたい 」とされる。ゲーム版 ばん 同様 どうよう にニムバス・シュターゼンに奪 うば われ、基地 きち 配備 はいび のMSを単騎 たんき で全滅 ぜんめつ させている。
ブルーディスティニー2号機 ごうき (改修 かいしゅう 型 がた ) [ 編集 へんしゅう ]
2号機 ごうき を宇宙 うちゅう で改修 かいしゅう した機体 きたい で、正式 せいしき な名称 めいしょう は不明 ふめい 。頭頂 とうちょう 部 ぶ メインカメラがジオン特有 とくゆう のモノアイ型 がた へ、ランドセルも変更 へんこう され、両 りょう 腕 うで はイフリート改 あらため (空間 くうかん 戦闘 せんとう 仕様 しよう )に似 に たものへ換 かわ 装 そう されている。さらに武器 ぶき としてイフリート改 あらため のヒート・サーベルを装備 そうび しており、腰部 ようぶ にはそれをマウントさせるためのアタッチメントが新 あら たに追加 ついか されている。
ブルーディスティニー3号機 ごうき (ザ・ブルー版 ばん ) [ 編集 へんしゅう ]
2号機 ごうき と同様 どうよう に最新 さいしん 型 がた のガンダムをベースとして同時 どうじ 並行 へいこう で開発 かいはつ された機体 きたい となっており、光学 こうがく 迷彩 めいさい によるステルスシステムの試験 しけん 的 てき な搭載 とうさい や、後述 こうじゅつ のフルアームドのように機体 きたい に装備 そうび の拡張 かくちょう 性 せい を持 も たせるなど連邦 れんぽう の最新 さいしん 技術 ぎじゅつ を結集 けっしゅう した超 ちょう 高 こう 機動 きどう 型 がた とされている(型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-80EXAM-3 )。機体 きたい カラーは本来 ほんらい セイバーフィッシュ 乗 の りであったユウに合 あ わせ、ベース機 き の陸戦 りくせん 型 がた ガンダムを思 おも わせる配色 はいしょく に変更 へんこう されている。なお、このカラーリングには連邦 れんぽう 軍 ぐん から開発 かいはつ 予算 よさん を捻出 ねんしゅつ するための宣伝 せんでん としての意味合 いみあ いも強 つよ く、クルスト博士 はかせ も「開発 かいはつ 資金 しきん のため」としぶしぶ受 う け入 い れている。
ブルーディスティニー3号機 ごうき 【フルアームド】 [ 編集 へんしゅう ]
3号機 ごうき に1号機 ごうき 【フルアームド】 と同一 どういつ の追加 ついか 武装 ぶそう を施 ほどこ した状態 じょうたい (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-80EXAM-3FA )。バックパックにブースターとプロペラントタンクが追加 ついか されており、機動 きどう 力 りょく も向上 こうじょう している。
諸 しょ 元 もと
スレイヴ・レイス SLAVE WRAITH
型式 けいしき 番号 ばんごう
RX-79[G]SW
全 ぜん 高 こう
18m
重量 じゅうりょう
53t
装甲 そうこう 材質 ざいしつ
ルナ・チタニウム合金 ごうきん
出力 しゅつりょく
1,350kW
推力 すいりょく
53,000kg
武装 ぶそう
ビームライフル 100mmマシンガン ロケットランチャー胸部 きょうぶ バルカン砲 ほう マルチランチャー ショート・シールド ビーム・サーベル
搭乗 とうじょう 者 しゃ
トラヴィス・カークランド
ゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム サイドストーリーズ 』のシナリオ「ミッシングリンク 」に登場 とうじょう 。
陸戦 りくせん 型 がた ガンダムをベースに強化 きょうか 改修 かいしゅう したカスタム機体 きたい 。主 おも にセンサー、光学 こうがく カメラ、通信 つうしん 機器 きき が最新 さいしん のものになっており、それに伴 ともな って頭部 とうぶ 形状 けいじょう が変化 へんか している[61] 。
開発 かいはつ 中 ちゅう の試作 しさく 装備 そうび が取 と り入 い れられており[61] 、のちに頭部 とうぶ はジム・スナイパーカスタム 、頭部 とうぶ アンテナ(2本 ほん 装備 そうび )はガンダムEz8 、肩 かた 部 ぶ ウェラブル・アーマーはジム・ストライカー 、ランドセルはジム改 あらため に転用 てんよう ・採用 さいよう されている[62] 。
かなり大幅 おおはば な改造 かいぞう がほどこされたことから、ガンダムEz8 と同様 どうよう に機体 きたい 名称 めいしょう も新規 しんき に与 あた えられ、その名 な は同機 どうき が配備 はいび された部隊 ぶたい 「スレイヴ・レイス 」に由来 ゆらい する。本来 ほんらい は別 べつ 部隊 ぶたい に配備 はいび される予定 よてい であったが、同隊 どうたい のドリス・ブラント の書類 しょるい 偽造 ぎぞう によって配備 はいび され、隊長 たいちょう のトラヴィス・カークランド の搭乗 とうじょう 機 き として運用 うんよう される[注 ちゅう 25] 。
フルアーマー・スレイヴ・レイス [ 編集 へんしゅう ]
漫画 まんが 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム外伝 がいでん ミッシングリンク 』に登場 とうじょう (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79[G]WR )。ゲーム版 ばん には登場 とうじょう しない。スレイヴ・レイスの強襲 きょうしゅう 支援 しえん 機 き としての強化 きょうか 改修 かいしゅう 型 がた 。
部隊 ぶたい の中心 ちゅうしん 戦力 せんりょく がピクシ- へ移行 いこう し、指揮 しき 官 かん 機 き であるスレイヴ・レイスには生存 せいぞん 率 りつ のさらなる安定 あんてい と、支援 しえん のための火力 かりょく が求 もと められていく。そのため同機 どうき がペイルライダー との戦闘 せんとう で損傷 そんしょう した際 さい に、修復 しゅうふく と同時 どうじ にFSWS計画 けいかく をヒントに装甲 そうこう と火力 かりょく の大幅 おおはば な強化 きょうか が実施 じっし されたとする説 せつ がある。
陸戦 りくせん 型 がた ガンダムの予備 よび パーツを可能 かのう な限 かぎ り確保 かくほ し、互換 ごかん 性 せい のある陸戦 りくせん 型 がた ジムのパーツで補填 ほてん 、ウェラブル・アーマーを機体 きたい 各所 かくしょ に装着 そうちゃく して防御 ぼうぎょ 力 りょく を高 たか めている。背部 はいぶ にバーニア、改造 かいぞう したミサイル・ランチャー、ジオン軍 ぐん から鹵獲 ろかく した75mmガトリング砲 ほう とその弾倉 だんそう を搭載 とうさい した改造 かいぞう コンテナをウェポンラックに装備 そうび するほか、ショート・シールドと一体 いったい 型 がた のダブルマシンガン(連装 れんそう 式 しき 100mmマシンガン[66] )、脚 あし 部 ぶ ミサイル・ポッドなどを搭載 とうさい し、重 じゅう 装甲 そうこう 重 じゅう 武装 ぶそう の機体 きたい に生 う まれ変 か わっている。また左腕 さわん に装備 そうび するシールドの裏 うら に小型 こがた のコンテナを装着 そうちゃく することによってショート・ビーム・ライフル[注 ちゅう 26] の携行 けいこう が可能 かのう 。
当時 とうじ すでにスレイヴ・レイス隊 たい は連邦 れんぽう 軍 ぐん から離脱 りだつ して脱走 だっそう 兵 へい 扱 あつか いとなっており、その後 ご 同隊 どうたい の記録 きろく は完全 かんぜん に抹消 まっしょう されているため、本 ほん 機 き の実在 じつざい は不明 ふめい である。
メディアミックス企画 きかく ・漫画 まんが 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 赤 あか い三 さん 巨星 きょせい 』に登場 とうじょう (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79[G]RR )。機体 きたい 名称 めいしょう の "RR"(リレイジ)は "Re-Rage"(ふたたびの猛威 もうい )の意 い 。
「赤 あか い三 さん 巨星 きょせい 」を自称 じしょう する地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん 第 だい 17独立 どくりつ 機械 きかい 化 か 混成 こんせい 部隊 ぶたい (通称 つうしょう 「ラルフ隊 たい 」)隊長 たいちょう のラルフ・ザブカ 中尉 ちゅうい が搭乗 とうじょう する機体 きたい 。戦闘 せんとう で左 ひだり 半身 はんしん が大破 たいは した陸戦 りくせん 型 がた ガンダムを、民間 みんかん 企業 きぎょう であるボルン工業 こうぎょう の協力 きょうりょく によって、現地 げんち 改修 かいしゅう をほどこしつつ修復 しゅうふく している。額 がく 部 ぶ のV字 じ アンテナに替 か わり、通信 つうしん 能力 のうりょく と戦況 せんきょう 把握 はあく 能力 のうりょく の向上 こうじょう を目的 もくてき としたバイザー・ユニットを設置 せっち 、可動 かどう 式 しき で顔面 がんめん を覆 おお うことも可能 かのう となっている。バイザーを下 お ろすとセンサー類 るい のモードが切 き り替 か わり、より広域 こういき の情報 じょうほう 収集 しゅうしゅう が可能 かのう となる。
メイン・スラスター2基 き を搭載 とうさい したバックパックの左側 ひだりがわ には2連装 れんそう ロケット・バズーカを装備 そうび 。携行 けいこう 武装 ぶそう は、回転 かいてん 式 しき の弾倉 だんそう と3連装 れんそう の砲身 ほうしん で構成 こうせい されたガトリング・リボルバズで、速射 そくしゃ 性 せい に優 すぐ れ、数 すう 種 しゅ の特殊 とくしゅ 榴弾 りゅうだん を同時 どうじ に運用 うんよう することが可能 かのう となっている。予備 よび 弾 だん は腰部 ようぶ 両 りょう 側面 そくめん に装備 そうび 。
カラーリングは赤 あか を基調 きちょう に、右 みぎ 胸部 きょうぶ インテーク、左肩 ひだりかた 、左上 ひだりうえ 腕 うで 、腰部 ようぶ 左側 ひだりがわ 面 めん 、左 ひだり 脚 あし (脹脛 ふくらはぎ 部 ぶ を除 のぞ く)が白 しろ で塗 ぬ り分 わ けられた左右 さゆう 非対称 ひたいしょう の特徴 とくちょう 的 てき な部隊 ぶたい カラーとなっており、左肩 ひだりかた に赤 あか い流星 りゅうせい をモチーフに3つの連邦 れんぽう 軍 ぐん 章 あきら と "EFF" の文字 もじ が盛 も り込 こ まれた部隊 ぶたい 章 しょう が描 えが かれている。右肩 みぎかた と左肩 ひだりかた 後 ご 面 めん には、 "E.F.ARMY 102" と記 しる されている[注 ちゅう 27] 。
スマートフォンゲームアプリ『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム U.C. ENGAGE 』に登場 とうじょう するゲームオリジナルMS(型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79[G]F )。
陸戦 りくせん 型 がた ガンダムの補給 ほきゅう が打 う ち切 き られたあと、残 のこ されたパーツをもとに現地 げんち 技術 ぎじゅつ 者 しゃ らによって各 かく 戦線 せんせん に合 あ わせた独自 どくじ 改修 かいしゅう がほどこされた機体 きたい のひとつで、湿地 しっち 帯 たい や森林 しんりん など僻地 へきち での隠密 おんみつ 行動 こうどう を目的 もくてき とする。ランドセルが軽量 けいりょう 化 か され、機体 きたい は森林 しんりん での視認 しにん 性 せい の低 ひく い緑 みどり に塗 ぬ り替 か えられている。武装 ぶそう は、パイロットの要望 ようぼう により障害 しょうがい 物 ぶつ を避 さ けるため三 さん 節 せつ 棍 を模 も したビーム・ジャベリンを腰部 ようぶ 両 りょう 側面 そくめん に1基 き ずつ装備 そうび 、2つを接続 せつぞく することでロング・ビーム・ジャベリンとなる。上半身 じょうはんしん (両 りょう 肩 かた )には、不意 ふい の被弾 ひだん 時 じ に致命 ちめい 的 てき なダメージを避 さ けるために現地 げんち で製作 せいさく された増加 ぞうか 装甲 そうこう がほどこされており、特 とく に両 りょう 肩 かた 側面 そくめん の大型 おおがた のものが特徴 とくちょう 的 てき である。
水中 すいちゅう 型 がた ガンダム(近藤 こんどう 和久 かずひさ 版 ばん )[ 編集 へんしゅう ]
諸 しょ 元 もと
水中 すいちゅう 型 がた ガンダム GUNDAM SUBMARINE
型式 けいしき 番号 ばんごう
RX-79M
頭頂 とうちょう 高 だか
18.3m
重量 じゅうりょう
47.7t
装甲 そうこう 材質 ざいしつ
ルナ・チタニウム合金 ごうきん
出力 しゅつりょく
1,330kW
推力 すいりょく
9,670kg(ハイドロ・ジェット)
武装 ぶそう
魚雷 ぎょらい 発射 はっしゃ 管 かん ×8 デコイ発射 はっしゃ 管 かん ×4水中 すいちゅう 用 よう 偏 へん 光 こう ビーム・サーベル水中 すいちゅう 用 よう 偏 へん 光 こう ビーム・ライフル ほか
書籍 しょせき 『GUNDAM WEAPONS 4』掲載 けいさい (のちに『新 しん MS戦記 せんき 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム短 たん 編集 へんしゅう 』に再 さい 録 ろく )の近藤 こんどう 和久 かずひさ の短編 たんぺん 漫画 まんが 「10 MINUTES WAR U.C.0079」に登場 とうじょう 。名称 めいしょう (作中 さくちゅう では「ガンダム(の水中 すいちゅう 型 がた )」と呼 よ ばれる)や型式 けいしき 番号 ばんごう を含 ふく む設定 せってい は、書籍 しょせき 『GUNDAM CROSSOVER NOTEBOOK II SINCE UC.0083-0153 近藤 こんどう 和久 かずひさ 画集 がしゅう 2』による。陸戦 りくせん 型 がた ガンダムとの関連 かんれん は不明 ふめい だが、型式 けいしき 番号 ばんごう の共通 きょうつう 性 せい から便宜上 べんぎじょう 本 ほん 項 こう に記載 きさい する。なお、「M-MSV 」で設定 せってい された同名 どうめい の機体 きたい とは外観 がいかん や型式 けいしき 番号 ばんごう などが異 こと なるが、スペックの数値 すうち は共通 きょうつう している。
開発 かいはつ 中 ちゅう のアクア・ジム により編制 へんせい される連邦 れんぽう 軍 ぐん 水中 すいちゅう 用 よう MS部隊 ぶたい の指揮 しき 官 かん 用 よう として開発 かいはつ された試作 しさく 機 き 。水中 すいちゅう での指揮 しき ・通信 つうしん システムを強化 きょうか し、各種 かくしゅ アクティブ / パッシブ・ソナーを装備 そうび している。カラーリングはトリコロールを基調 きちょう とするが、青 あお は濃淡 のうたん 2色 しょく が使 つか われている。
宇宙 うちゅう 世紀 せいき 0079年 ねん 12月、輸送 ゆそう 機 き で海上 かいじょう の軍艦 ぐんかん に空輸 くうゆ される。基地 きち に帰還 きかん 途中 とちゅう の公国 こうこく 軍 ぐん 潜水 せんすい 艦隊 かんたい がこれを目撃 もくげき し、本 ほん 機 き の情報 じょうほう 収集 しゅうしゅう のため水陸 すいりく 両用 りょうよう モビルアーマー (MA)(グラブロ ・タイプ)とゴッグ 2機 き が襲撃 しゅうげき をかける。応戦 おうせん する本 ほん 機 き はゴッグ1機 き をビーム・サーベルで両断 りょうだん するが、MAの砲撃 ほうげき により母艦 ぼかん が撃沈 げきちん される。その直前 ちょくぜん に本 ほん 機 き はMAの体当 たいあ たりを受 う けるが、その後 ご の去就 きょしゅう は不明 ふめい 。
NT用 よう 量産 りょうさん 型 がた ガンダム [ 編集 へんしゅう ]
読者 どくしゃ 参加 さんか 型 がた ゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム G-STRATEGY 』に登場 とうじょう (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-79(G)NT )。
陸戦 りくせん 型 がた ガンダムをベースに開発 かいはつ されたニュータイプ専用 せんよう 機 き 。宇宙 うちゅう 空間 くうかん での運用 うんよう も可能 かのう であり、機体 きたい のレスポンス向上 こうじょう のため関節 かんせつ 部 ぶ に改良 かいりょう が加 くわ えられているほか、活動 かつどう 可能 かのう 時間 じかん の制約 せいやく が厳 きび しい試作 しさく 型 がた の脳波 のうは コントロール装置 そうち も搭載 とうさい されている。武装 ぶそう は陸戦 りくせん 型 がた ガンダムが用 もち いるものの一部 いちぶ のほかにミサイルランチャーを装備 そうび することができるが、オールレンジ攻撃 こうげき を可能 かのう とする武装 ぶそう は持 も たない。
局地 きょくち 型 がた ガンダム[ 編集 へんしゅう ]
メカニックデザイン企画 きかく 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム THE ORIGIN Mobile Suit Discovery 』(MSD)に登場 とうじょう 。
漫画 まんが ・アニメ『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム THE ORIGIN 』の世界 せかい 観 かん において、陸戦 りくせん 型 がた ガンダムや水中 すいちゅう 型 がた ガンダム の原型 げんけい となった機体 きたい 。
^ 20数 すう 機 き とした資料 しりょう もみられる[14] 。
^ 一方 いっぽう 、ジェネレーターをRX-78から流用 りゅうよう しているために重力 じゅうりょく 下 か での機体 きたい スペックは同等 どうとう であるとした資料 しりょう もみられる[7] 。
^ OVA『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 第 だい 08MS小隊 しょうたい 』第 だい 2話 わ で本 ほん 機 き に搭乗 とうじょう して陸戦 りくせん 型 がた ザクII を撃破 げきは したテリー・サンダースJr. 軍曹 ぐんそう は、本 ほん 機 き とジムの性能 せいのう 差 さ に驚 おどろ いている。
^ 当初 とうしょ 、連邦 れんぽう 軍 ぐん は開発 かいはつ 中 ちゅう の量産 りょうさん MSをルナ・チタニウム装甲 そうこう 標準 ひょうじゅん 装備 そうび として計画 けいかく していたが、コスト・生産 せいさん 性 せい の面 めん で問題 もんだい があり、結局 けっきょく はジムシリーズはチタン・セラミック装甲 そうこう に改 あらた められた[要 よう 出典 しゅってん ] 。
^ ゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 戦士 せんし 達 たち の軌跡 きせき 』内 ない のムービー「MSグラフィックス」では、陸軍 りくぐん 省 しょう がMSを戦車 せんしゃ に近 ちか い感覚 かんかく で捉 とら えており、耐 たい 弾 だん 性能 せいのう を重視 じゅうし していたと解説 かいせつ されている。
^ 後者 こうしゃ の型式 けいしき 番号 ばんごう は、ブラッシュ社内 しゃない 部 ぶ での開発 かいはつ ナンバーとされる。
^ 「ハイパー・バズーカ (地上 ちじょう 用 よう )」とする記述 きじゅつ も存在 そんざい する[21] 。
^ 実際 じっさい には遠近 えんきん 法 ほう により乗 の せて撃 う っているように見 み えるだけであり、明 あき らかに機体 きたい とシールドのサイズが異 こと なっている。前記 ぜんき のシーンで陸戦 りくせん 型 がた ガンダムは膝 ひざ をつかない中腰 ちゅうごし に近 ちか い状態 じょうたい で、砲門 ほうもん はやや下向 したむ きになっており、動画 どうが で見 み ると乗 の せていないことが分 わ かる。
^ プラモデル『HGUC No.79 RX-79[G] 陸戦 りくせん 型 がた ガンダム』ではシールドを直立 ちょくりつ させられるバイポッド や、『MG No.27 RX-79[G] 陸戦 りくせん 型 がた ガンダム』ではシールドと180mmキャノンを接続 せつぞく 固定 こてい できる治 ち 具 ぐ が付属 ふぞく する。
^ 設定 せってい 画稿 がこう を参照 さんしょう [6] 。
^ a b 設定 せってい 画稿 がこう を参照 さんしょう [30] 。
^ 設定 せってい 画 が はフィルムコミック3巻 かん に掲載 けいさい [12] 。バンダイより1996年 ねん 4月 がつ に発売 はつばい されたプラモデルキット「RX-79 ガンダム VS MS-06J ザクII」の陸戦 りくせん 型 がた ガンダムにおいて付属 ふぞく した。
^ 正確 せいかく には、第 だい 9話 わ における空挺 くうてい 作戦 さくせん 時 じ にカレン機 き 、サンダース機 き 共 とも にアンテナがグレーの塗装 とそう に変更 へんこう されている。しかし降下 こうか 直後 ちょくご に前述 ぜんじゅつ の通 とお りカレン機 き は頭部 とうぶ を破壊 はかい されたため、カレン機 き のアンテナがグレーに塗装 とそう された状態 じょうたい での活動 かつどう 期間 きかん は非常 ひじょう に少 すく ない。
^ デザインを担当 たんとう した山根 やまね 公利 きみとし が参加 さんか していた雑誌 ざっし の紹介 しょうかい 記事 きじ によれば、肩 かた 部 ぶ のフックはパラシュートが開 ひら いて急上昇 きゅうじょうしょう する際 さい のショックを緩和 かんわ するために開 ひら く構造 こうぞう になっているほか、隊長 たいちょう 機 き として肩章 けんしょう を兼 か ねているとしている[37]
^ 3号機 ごうき を除 のぞ く。
^ 陸戦 りくせん 型 がた ガンダムのものと同等 どうとう 品 ひん を装備 そうび したとする資料 しりょう もみられる[46] [47] 。
^ 小説 しょうせつ 版 ばん によれば、1分 ふん も経 た たずにオーバーヒートした。
^ 宇宙 うちゅう 用 よう と地上 ちじょう 用 よう でバックパックを換 かわ 装 そう 可能 かのう とした資料 しりょう もみられる[44] 。
^ ただし、HGUCでの設定 せってい によると、クルスト博士 はかせ 以外 いがい には複製 ふくせい はおろかエミュレーターすらも制作 せいさく 不可能 ふかのう としている。
^ 2機 き のブルーディスティニーのパーツ供給 きょうきゅう 用 よう だったとする資料 しりょう もみられる[46] 。
^ モノクロページが主体 しゅたい となるコミックで、EXAM発動 はつどう 時 じ の変化 へんか を読者 どくしゃ が認識 にんしき しやすくするための配慮 はいりょ でもある。
^ のちにオーガスタでペイルライダー に搭載 とうさい された "HADES" 開発 かいはつ のベースとなっている。
^ NAOKIによれば、胸部 きょうぶ ユニットは大河原 おおがわら による陸戦 りくせん ガンダムの準備 じゅんび 稿 こう をモチーフにデザインしたとのこと。
^ 同 おな じ "RX-80" の型式 けいしき 番号 ばんごう をもつペイルライダー とはベース機 き が異 こと なり、RX-78シリーズと同様 どうよう にRX-80シリーズにも形状 けいじょう の異 こと なる機体 きたい が複数 ふくすう 存在 そんざい するとされる。
^ 同隊 どうたい の隊長 たいちょう 機 き として改修 かいしゅう されたとする資料 しりょう もある。
^ ジーライン スタンダードアーマー が装備 そうび するものとは同名 どうめい の別 べつ の兵 へい 装 そう 。
^ ゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 戦場 せんじょう の絆 きずな II 』のモデリングデータより。
^ a b 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム MS大 だい 全集 ぜんしゅう 98』メディアワークス、1998年 ねん 4月 がつ 、215頁 ぺーじ 。ISBN 4073085190
^ 『電撃 でんげき データコレクション 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 外伝 がいでん 2』メディアワークス、1999年 ねん 6月 がつ 、12-13頁 ぺーじ 。(ISBN 978-4840212205 )
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^ a b c d 『NEO COMICS 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 第 だい 08MS小隊 しょうたい フィルムコミック 3 信頼 しんらい への限界 げんかい 時間 じかん 』辰巳 たつみ 出版 しゅっぱん 、1997年 ねん 7月 がつ 、104-105頁 ぺーじ 。(ISBN 978-4886412478 )
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^ 『第 だい 08MS小隊 しょうたい 』第 だい 8話 わ 。
^ DVDブックレット[要 よう 文献 ぶんけん 特定 とくてい 詳細 しょうさい 情報 じょうほう ]
^ 『第 だい 08MS小隊 しょうたい 』第 だい 2話 わ より。第 だい 10話 わ で戦 たたか ったグフカスタム のシールドには弾 ひ かれている。
^ a b c d e f g 『マスターアーカイヴ モビルスーツ RGM-79 ジム』ソフトバンククリエイティブ、2010年 ねん 9月 がつ 、92-98頁 ぺーじ 。(ISBN 978-4797359046 )
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^ 『第 だい 08MS小隊 しょうたい 』第 だい 2話 わ 。シロー機 き が水中 すいちゅう で使用 しよう 。
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^ セガサターン用 よう ゲームソフト 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム外伝 がいでん 2 蒼 あお を受 う け継 つ ぐ者 しゃ ・「その名 な はブルー」ナレーション
^ セガサターン用 よう ゲームソフト 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム外伝 がいでん 外伝 がいでん 1 戦慄 せんりつ のブルー・第 だい 1ステージ「戦慄 せんりつ のブルー」後半 こうはん
^ a b ゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム外伝 がいでん 3 裁 さば かれし者 しゃ 』ステージ3、アルフの台詞 せりふ より。
^ セガサターン用 よう ゲームソフト 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム外伝 がいでん 2 蒼 あお を受 う け継 つ ぐ者 しゃ ・最終 さいしゅう ステージ「宿命 しゅくめい の対決 たいけつ 」
^ ゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム外伝 がいでん 3 裁 さば かれし者 しゃ 』ステージ4、アルフの台詞 せりふ より。
^ HG 1/144 ブルーディスティニー2号機 ごうき オメガカラー (プレミアムバンダイ)
^ a b 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム サイドストーリーズ公式 こうしき WEBサイト
^ 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム サイドストーリーズ』初回 しょかい 特典 とくてん 冊子 さっし 「MOBILE SUIT GUNDAM SIDE STORY MISSING LINK ARCHIVES」バンダイナムコ、2014年 ねん 5月 がつ 、17頁 ぺーじ 。
^ ゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム バトルオペレーション2』フルアーマー・スレイヴ・レイスの主 しゅ 兵 へい 装 そう より。
書籍 しょせき
『Dセレクション GUNDAM CROSSOVER NOTEBOOK II SINCE UC.0083-0153 近藤 こんどう 和久 かずひさ 画集 がしゅう 2』メディアワークス、1999年 ねん 2月 がつ 15日 にち 。ISBN 4-07-310960-X 。
『大河原 おおかわら 邦男 くにお GUNDAM DESIGN WORKS』ムービック、1999年 ねん 11月1日 にち 。ISBN 4-89601-436-7 。
『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 新訳 しんやく MS大 だい 全集 ぜんしゅう U.C.0081-0090』KADOKAWA、2022年 ねん 3月 がつ 26日 にち 。ISBN 978-4-04-111179-6 。
ムック
『FUTABASHAMOOK グレートメカニックスペシャル 機動 きどう 戦士 せんし ガンダムUC メカニック&ワールド ep 4-6』双葉社 ふたばしゃ 、2013年 ねん 5月 がつ 30日 にち 。ISBN 978-4-575-46474-0 。
雑誌 ざっし
『電撃 でんげき ホビーマガジン』2006年 ねん 5月 がつ 号 ごう 、メディアワークス。
『ガンダムエース』2018年 ねん 1月 がつ 号 ごう 、KADOKAWA。
『ガンダムエース』2018年 ねん 7月 がつ 号 ごう 、KADOKAWA。
『ガンダムエース』2022年 ねん 7月 がつ 号 ごう 、KADOKAWA。
『ガンダムエース』2022年 ねん 8月 がつ 号 ごう 、KADOKAWA。
『ガンダムエース』2022年 ねん 9月 がつ 号 ごう 、KADOKAWA。
漫画 まんが
アクションフィギュア付属 ふぞく データシート
『UC ARMS GALLERY 02 地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん 兵器 へいき 開発 かいはつ 史 し 』バンダイ、2006年 ねん 3月 がつ 31日 にち 。
ウェブサイト
“登場 とうじょう MS - スレイヴ・レイス ”. 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム バトルオペレーション|バンダイナムコエンターテインメント公式 こうしき サイト . 2014年 ねん 9月 がつ 4日 にち 閲覧 えつらん 。
“登場 とうじょう MS - フルアーマー・スレイヴ・レイス ”. 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム バトルオペレーション|バンダイナムコエンターテインメント公式 こうしき サイト . 2015年 ねん 12月3日 にち 閲覧 えつらん 。
“MS/ステージ - フルアーマー・スレイヴ・レイス ”. 【PS5/PS4】機動 きどう 戦士 せんし ガンダム バトルオペレーション2|バンダイナムコエンターテインメント公式 こうしき サイト . 2021年 ねん 7月 がつ 26日 にち 閲覧 えつらん 。
“MOBILE SUIT ”. 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム U.C. ENGAGE 公式 こうしき サイト . 創 そう 通 どおり ・サンライズ. 2022年 ねん 9月 がつ 7日 にち 閲覧 えつらん 。
U.C.0079 - 0083
アニメ 漫画 まんが 小説 しょうせつ ゲーム その他 た 楽曲 がっきょく
U.C.0084 - 0107
アニメ 漫画 まんが 小説 しょうせつ ゲーム 楽曲 がっきょく
U.C.0112 - 0169
U.C.0203 - 0224
総括 そうかつ