クソゲー

クソゲー、糞くそゲーとは、「クソゲーム」の短縮形たんしゅくけい。ゲーム評論ひょうろんを行おこなうユーザーやメディアが、低てい品質ひんしつでつまらないコンピュータゲームや初はじめから詰つんでいるようなゲームを酷評こくひょうする際さいに用もちいる言葉ことば、またはその評価ひょうかが与あたえられた個々ここのゲーム作品さくひんに対たいして用もちいる。

語源ごげん

「クソゲー」という名称めいしょうの起源きげんについては諸説しょせつあるが、一般いっぱん的てきには、タレント、イラストレーターのみうらじゅんが、ファミリーコンピュータ用ようソフトの 『いっき』（サンソフト・1985年ねん11月発売はつばい）や『頭脳ずのう戦艦せんかんガル』（デービーソフト･1985年ねん12月発売はつばい）を評ひょうする際さいに使用しようしたのが発祥はっしょうとされる。

みうらも自身じしんが命名めいめい者しゃであることを自認じにんしており、ファミコンブーム時じに自身じしんが雑誌ざっしで連載れんさいしていたコラム「ゲロゲロゲームランド」上じょうで、元々もともとはバカ映画えいがに沿そってバカゲームと呼よんでいたものが、自腹じばらで金かね払はらってるんだからバカじゃ済すまないだろう、ということでクソゲーと呼よぶようになったと後のちに語かたっている。当時とうじのみうらが「クソゲーム」と発はっした文献ぶんけん上じょうで確認かくにんできる語かたりの初出しょしゅつは、『バグニューズ』（BNN社しゃ）1986年ねん8月がつ号ごうの「ゲロゲロゲームランドクソGAME大会たいかい」である。この様ような内容ないようであったことから、連載れんさい中ちゅうはよくメーカーからお叱しかりを受うけていたとも後のちに語かたっている。

高橋たかはし名人めいじんも1986年ねん8月がつ10日とおか発行はっこうの著書ちょしょ『ファミコン戦士せんしに告つぐ 名人めいじんはキミだ! オレの秘技ひぎをまるごと初はつ公開こうかい』の34ページで、「クソゲー」に言及げんきゅうしている。ただ当時とうじの高橋たかはし名人めいじんは、テレビ東京てれびとうきょうで放映ほうえいの『おはようスタジオ』でレギュラーを持もっており、この際さいに同おなじくレギュラー出演しゅつえん者しゃであったみうらじゅんとは浅あさからぬ縁えんがある。みうらは後のちに、当時とうじ高橋たかはし名人めいじんと楽屋がくやが同おなじだったこともあり、この頃ころ入手にゅうしゅ困難こんなんだったファミコンソフトの『スターソルジャー』を、高橋たかはし名人めいじんより「名人めいじん価格かかく」と称しょうした特別とくべつ価格かかくで売うってもらったり、高橋たかはし名人めいじんのサインや、カセットに貼はると連射れんしゃが早はやくなるという名人めいじんシールをもらったと語かたっており、この際さいにみうらより高橋たかはし名人めいじんに「クソゲー」という名称めいしょうが伝つたわった可能かのう性せいもある。

ゲーム雑誌ざっしでは『ファミコン通信つうしん』1986年ねんの12月発売はつばい号ごうにて「くそゲー」などの表現ひょうげんが登場とうじょうしている。また翌年よくねん1987年ねん2月がつ6日にち号ごうでは、同誌どうし連載れんさいの4コマ漫画まんが『べーしっ君きみ』で登場とうじょうキャラクターのべーしっ君きみのお母かあさんが「クソゲー」というセリフを発はっしている。なお、この回かいのタイトルは「怒いかりのクソゲー」であり、クソゲーを買かって頭あたまに来きたのでクソゲーを頭あたまに乗のせて踊おどれば少すこしは気きが紛まぎれるかも、というネタであった。

それ以前いぜんの類似るいじ表現ひょうげんでは、『週刊しゅうかんプレイボーイ』の1986年ねん3月がつ25日にち号ごうに掲載けいさいされた「ファミコン若わか大将たいしょうのオッス！ファミコンくるくる情報じょうほう」の書かき出だしの中なかに、「クソソフト」という言葉ことばが出でてくる。ゲーム関連かんれんでは、「ソフト」と「ゲーム」がほぼ同義どうぎに使つかわれることも多おおいことから「クソソフト」がどこかの段階だんかいで「クソゲーム」に変化へんかし、次第しだいに略りゃくされていき「クソゲー」となり広ひろまったとも考かんがえられる。

「クソゲー」に至いたる変遷へんせん

先述せんじゅつの『バグニューズ』では1985年ねん末まつ頃ごろに、ゲームソフトのレビュー記事きじなどで「つまらないタコソフト」、「出だしても売うれないようなタコなソフト」という記述きじゅつが登場とうじょうしている。一方いっぽうパソコン雑誌ざっし『The BASIC』では、1985年ねんの初頭しょとうあたりから、「ダメソフト」との呼よび方かたが時折ときおり現あらわれているのが確認かくにんできる。これらから、1985年ねん頃ごろのパソコンマニアの間あいだでは、主おもにゲームを念頭ねんとうにつまらないソフトを「（罵倒ばとう語ご）ソフト」と呼よぶことが、少すこしずつ広ひろまっていたものと考かんがえられる。もっともこれらは、この時期じきのパソコン雑誌ざっし上じょうではめったに見みられない表現ひょうげんでもあり、あまり大おおっぴらに使つかわれるものではなかった。

1985年ねんには、「つまらないソフト」の問題もんだいはファミコンにも広ひろがっていた。同年どうねん中頃なかごろからサードパーティー製せいのソフトの発売はつばいが大おおきく伸のびており、『スーパーマリオブラザーズ』が発売はつばいされた10月がつ以降いこうは30作さく近ちかく発売はつばいされている。翌年よくねん以降いこうは更さらに伸のびており、この時期じき大量たいりょうのソフトが市場いちばに流ながれ込こんでいた。それらの開発元かいはつもとには、必かならずしも技術ぎじゅつが伴ともなっているとは言いえないものもあり、『スーパーマリオ』により更さらに引ひき上あげられたプレイヤーの要求ようきゅうに応こたえられず、不評ふひょうを買かうことも増ふえ始はじめていた。加くわえてファミコン本体ほんたいの品薄しなうすを背景はいけいに、ソフトととの「抱だき合あわせ商法しょうほう」が横行おうこうし、少すくなからぬ数かずの「つまらないソフト」が、ブームを支ささえた子こどもたちの手てに渡わたった。

1986年ねんの時点じてんでは、氷水こおりみず芋いも吉きちが『Beep』5月がつ号ごうの記事きじの中なかで、「スカ・ソフト」という表現ひょうげんを使つかっている。堀井ほりい雄二ゆうじは『ログイン』10月がつ号ごうで、「カスゲーム」という言葉ことばを使つかっている。この時点じてんでは「（罵倒ばとう語ご）ソフト（又またはゲーム）」という表現ひょうげんには、未いまだ定さだまったものがなかったようである。その中なかで「クソゲー」が突出とっしゅつして広ひろまった1つの手てがかりになりそうなのが、1987年ねん末まつに発行はっこうされた、商業しょうぎょう出版しゅっぱんでのビデオゲーム関連かんれん用語ようご集しゅうの草分くさわけ『新しん明解めいかいナム語ご辞典じてん』である。ここでは「クソゲー」について、「しょーもないゲームのこと。これは南みなみ青山あおやまあたりから発生はっせいした語かたりであるが、類語るいごとして「ダメソフト」「お買かい損そんソフト」など、その他た地方ちほう地方ちほうによってさまざまない回いまわしがある。」と解説かいせつしている。

南青山みなみあおやまはその当時とうじにアスキーが所在しょざいしていた地区ちくであり、『ファミコン通信つうしん』1986年ねん12月12日にち号ごう「ファミ通ふぁみつう町内ちょうない会かい」の中なかの、「ゲーム用語ようごの基礎きそ知識ちしき」に「くそゲー」の項目こうもくがあり、以下いかのように解説かいせつされている。

青少年せいしょうねん諸君しょくんは、あんまり使つかってはいけないことば。一般いっぱんに、目めを蓋ぶたいたくなるようなゲームをさして使用しようする。（例れい、「おまえ、あんなくそゲー買かっちゃったの？」）。しつこいようだが、青少年せいしょうねん諸君しょくんは使つかってはいけない。

さらに翌よく1987年ねんの2月がつ6日にち号ごうでは、荒井あらい清和きよかずの人気にんき漫画まんが『べーしっ君きみ』に、「あらやだ　とってもつまらないわこのゲーム……　こういうのをクソゲーっていうのね」というセリフが登場とうじょうしている。主人公しゅじんこうの母親ははおやのセリフであり、ゲーム用語ようごの基礎きそ知識ちしきとも矛盾むじゅんしておらず、子供こどもたちの間あいだで「クソゲー」という言葉ことばの存在そんざいを広ひろめる上うえで、かなり大おおきな役割やくわりを果はたしたとも言いわれる。

またこれ以前いぜんに、1985年ねん5月がつごろからほぼ1年間ねんかんにわたり、ナムコのファミコンソフトのテレビCMで「クーソーは、頭あたまのコヤシです。」、「クーソーしてから、寝ねてください。」という眞木まき準じゅんによるキャッチコピーが繰くり返かえし流ながれ、子こどもたちの間あいだでも話題わだいを呼よんでいた。「糞くそ」をポジティヴな内容ないように転換てんかんしたこのCMを更さらに逆転ぎゃくてんさせ、そこから生うまれる面白おもしろさが「クソゲー」の広こうまりを後押あとおしした可能かのう性せいもあるとされている。

「クソゲー」という言葉ことばに対たいしみうらじゅんが果はたした役割やくわりの1つに、それまでの「（罵倒ばとう語ご）ソフト（ゲーム）」という表現ひょうげんが、怒いかりや嘲あざけりの発露はつろとして使つかわれていたのに対たいし、ユーモアも含ふくめてそれだけではない思おもいも表あらわし、よりカジュアルな言葉ことばとして広ひろめたことにあるともされる。

具体ぐたい例れいと理由りゆう

ゲーム作品さくひんがクソゲーと呼よばれる理由りゆうはプレイヤーの事情じじょうや感性かんせいによって異ことなるため一概いちがいに断定だんていすることはできないが、基本きほん的てきには「プレイヤーが投とうじた金銭きんせんや時間じかんに、面白おもしろさがまったく見合みあわないビデオゲーム」がクソゲーであるとされる。

具体ぐたい例れいとしては「難むずかしすぎて、やる気きがなくなってしまうゲーム」「ゲームシナリオや設定せっていが悪わるく、一貫いっかん性せいに欠かける」「安易あんいなキャラクターゲーム」などが挙あげられている。

ごく稀まれに、「完成かんせい度どが極きわめて低ひくい」ゲームソフトが市場いちばに流通りゅうつうすることがあり、これらは「最低さいていなゲーム」であるとしてクソゲーと認定にんていされることがある。一いち例れいとしては、レースゲームでありながら敵てきの車くるまが動うごかないという致命ちめい的てきなゲーム性せいの破綻はたんなど様々さまざまな欠陥けっかんを抱かかえ、レビューサイトで評価ひょうかが軒並のきなみ最低さいてい点てんを記録きろく、または最低さいてい点てんをつけることさえ放棄ほうきされた『Big Rigs』が挙あげられる。2009年ねんにジャレコが発売はつばいしたWii用ようソフト『黄金おうごんの絆きずな』は、社長しゃちょう（当時とうじ）の加藤かとう貴たか康かんが、開発かいはつスタッフの制作せいさく体制たいせいに端はしを発はっする完成かんせい度どの低ひくさに苦言くげんを呈ていし「クソゲー」と評価ひょうかした。

ギャグ要素ようその強つよいゲームでは、発売はつばい元もとが「クソゲー」を自称じしょうする例れいもある。

• サンソフトのファミリーコンピュータ用ようソフト『へべれけ』は、ゲーム内ないの台詞せりふでしばしば「クソゲー」と称しょうしている。
• 電気でんきグルーヴがプロデュースしたPlayStationソフト『グルーヴ地獄じごくV』およびその続編ぞくへんのPlayStation Portableソフト『バイトヘル2000』は、ジャンルを「クソゲー」と自称じしょうしている。従したがってレビューの点てんが低ひくいほど高こう評価ひょうかになる。
• ゲームボーイアドバンスソフト『絶体絶命ぜったいぜつめいでんぢゃらすじーさん 〜史上しじょう最強さいきょうの土下座どげざ〜』は雑誌ざっし広告こうこくなどで、おかしなシナリオやプレイスタイル（決定けっていキーがRボタン〈大抵たいていの作品さくひんはAボタンが決定けっていキーとして用もちいられるため〉、物語ものがたりの目的もくてきを無視むししたクリアが可能かのうなど）から「クソゲー」を自称じしょうしている。

他たの呼称こしょう

1995年ねん当時とうじ任天堂にんてんどう社長しゃちょうだった山内やまうち溥は、面白おもしろくも楽たのしくもないソフトは「ダメソフト」と表現ひょうげんしたが、これは任天堂にんてんどうの厳きびしいコンテンツ管理かんりの観点かんてんから出でてきた言葉ことばといえ、ユーザーの間あいだに広ひろまっているクソゲーの認識にんしきとは必かならずしも対象たいしょうが一致いっちせず、あまり普及ふきゅうもしていない（『メイド イン ワリオ』のワード系けいプチゲームの選択肢せんたくしにこの言葉ことばが出でてくる）。

また、設定せっていや世界せかい観かんやゲームシステムなど、どこかが普通ふつうとは違ちがっておかしいゲームを「バカゲー」、素人しろうとでもすぐに全ぜんクリ出来できてしまう程ほどゲームの難易なんい度どが著いちじるしく低ひくくなってしまったゲームは「ヌルゲー」、逆ぎゃくにクリア条件じょうけんが厳格げんかくで初はつ見みるではまず攻略こうりゃくできないようなもの、RPGでないにもかかわらず学習がくしゅうで判明はんめいした特定とくていの手順てじゅんを毎回まいかい再現さいげんしないとステージなどがクリアできないデザインのゲームは、「覚おぼえゲー」とも呼よばれる。また、極端きょくたんに難むずかしく一見いっけんして攻略こうりゃくできないような場合ばあいは「無理むりゲー」とも呼よばれる。これらのゲームも品質ひんしつが低ひくい、あるいは一般いっぱん向むけのゲームではないと見みなされる場合ばあいが多おおい。

他たには、クソゲーを監視かんし・評価ひょうか・コメントする人ひとを「クソゲイザー」(クソゲー＋gazer)と呼よぶ人ひともおり、SNSや動画どうがサイトなどの著いちじるしい普及ふきゅうを背景はいけいに近年きんねん そのような人ひとが増加ぞうか傾向けいこうにある。

著名ちょめいなクソゲー作品さくひん

ここでは具体ぐたい例れいとして、ゲームハード毎ごとに5～10作品さくひんほどを厳選げんせんして、著名ちょめいなクソゲーのみを列挙れっきょするものとする。

ファミコン

• 『たけしの挑戦ちょうせん状じょう』
• 『スペランカー』
• 『いっき』
• 『トランスフォーマー コンボイの謎なぞ』
• 『バンゲリングベイ』

セガサターン

• 『デスクリムゾン』

プレイステーション2

• 『四よん八はち（仮かり）』

Wii

• 『メジャーWii パーフェクトクローザー』

Xbox 360

• 『ジャンライン』

スマートフォンゲーム

• 『飛とべゴリラ』

クソゲーを扱あつかった作品さくひん・番組ばんぐみ

書籍しょせき

• 阿部あべ広樹ひろき; 箭や本もと進一しんいち『超ちょうクソゲー』太田出版おおたしゅっぱん、1998年ねん4月がつ2日にち。ISBN 978-4872333831。 
• 電子でんし計算けいさん機き応用おうよう遊興ゆうきょう柔やわら物ぶつ研究けんきゅう会かい『クソゲー白書はくしょ』夏目なつめ書房しょぼう、1998年ねん5月がつ。ISBN 978-4931391383。 
• 箭や本もと進一しんいち; 阿部あべ広樹ひろき; 多根たね清史きよし『超ちょうクソゲー2』太田出版おおたしゅっぱん、2000年ねん4月がつ2日にち。ISBN 978-4872335149。 
• 阿部あべ広樹ひろき『企画きかく屋や稼業かぎょう 超ちょうクソゲー外伝がいでん』太田出版おおたしゅっぱん、2000年ねん11月21日にち。ISBN 978-4872335477。 
• 箭や本もと進一しんいち; 多根たね清しん史し『超ちょうクソゲーremix』太田出版おおたしゅっぱん、2003年ねん6月がつ6日にち。ISBN 978-4872337587。 
• 多根たね清史きよし; 箭や本もと進一しんいち; 阿部あべ 広樹ひろき『超ちょうクソゲーrevolutions』太田出版おおたしゅっぱん、2003年ねん10月がつ10日とおか。ISBN 978-4872337839。 
• 阿部あべ広樹ひろき; 箭や本もと進一しんいち; 多根たね清しん史し『超ちょうクソゲー1+2』太田出版おおたしゅっぱん、2011年ねん9月がつ13日にち。ISBN 978-4778312749。 
• 多根たね清史きよし; 阿部あべ広樹ひろき; 箭や本もと進一しんいち『超ちょうクソゲー3』太田出版おおたしゅっぱん、2011年ねん10月がつ5日にち。ISBN 978-4778312756。 
• 多根たね清史きよし; 阿部あべ広樹ひろき; 箭や本もと進一しんいち『超ちょうクソゲーVR』太田出版おおたしゅっぱん、2016年ねん9月がつ15日にち。ISBN 978-4778315412。 
• 『ファミコンクソゲー番付ばんづけ』マイウェイ出版しゅっぱん、2016年ねん12月15日にち。ISBN 978-4865116373。 

漫画まんが

• 『クソゲー戦記せんき』（渡辺わたなべ電機でんき(株かぶ)）
• 『クソゲー星ほし人じん』（渡辺わたなべ電機でんき(株かぶ)）
• 『進すすめ!!聖ひじり学まなぶ電脳でんのう研究けんきゅう部ぶ』（平野ひらの耕こう太ふとし）

ライトノベル

• はじめてのクソゲー（麻宮あさみや楓かえで）
• クソゲーって言いうな!（おもちさん）

DVD

• 超ちょうクソゲー（トップ・マーシャル）

番組ばんぐみ

• 伝説でんせつのクソゲー大だい決戦けっせん〜今いま甦よみがえる!記憶きおくに残のこる迷作たち〜（MONDO TV）
• 新しん・伝説でんせつのクソゲー大だい決戦けっせん〜今いま甦よみがえる!記憶きおくに残のこる迷作たち〜（MONDO TV）

受容じゅよう

ボストンにて開催かいさいされたPAX EAST 2017ではHeidi Kempsによって“Kusoge! More of Japan’s Awesomely Awful Videogames”として、実演じつえん付つきでクソゲーの定義ていぎや紹介しょうかいを行おこなうイベントが行おこなわれた。

関連かんれん項目こうもく

• バカゲー - クソゲーとよく比較ひかくされやすい。
• アタリショック - 1983年ねんにアメリカのテレビゲーム機き「Atari 2600」向むけゲームタイトル『E.T.』がクソゲー故ゆえの売上うりあげ絶ぜっ不調ふちょうを境さかいとして起おきたゲーム市場いちばにおける空前くうぜんの縮退しゅくたい現象げんしょう。その一因いちいんとして低てい品質ひんしつゲームソフトの粗製そせい濫造らんぞうがあったと言いわれている。
• クソゲーオブザイヤー - 2ちゃんねるにおいて決きめられる年としに一いち度どのクソゲーの総評そうひょう。
• KUSO文化ぶんか - クソゲーが名前なまえの由来ゆらい。
• The Angry Video Game Nerd - 昔むかしのクソゲーをレビューするYouTubeの動画どうが。
• ビットワールド - NHK Eテレの視聴しちょう者しゃ参加さんか型がた番組ばんぐみ。『クソゲー』のアイデアを随時ずいじ募集ぼしゅうしており、採用さいようされたものは実際じっさいにブラウザゲームとして公式こうしきサイトに公開こうかいされている。
• ワゴンセール - 店舗てんぽがクソゲーを売うりさばく手段しゅだんとしてよく用もちいられる。

外部がいぶリンク

• じゅんの恩返おんがえし「ファミコン」 - ほぼ日刊にっかんイトイ新聞しんぶん Podcast（みうらがクソゲーに言及げんきゅうしている）