スポーツ

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サッカーぜん世界せかいひろおこなわれており、もっと人気にんきのあるスポーツである
クリケット世界せかい競技きょうぎ人口じんこうが3おくにんえており[1]、サッカーにいで人気にんきたかいスポーツとされる
野球やきゅうきたアメリカやひがしアジアで人気にんきのあるスポーツである
剣道けんどう試合しあい

スポーツアメリカ英語えいご: sportsイギリス英語えいご: sport)は、一定いっていルールのっとって技術ぎじゅつ優劣ゆうれつきそ活動かつどう競技きょうぎ)の総称そうしょうである[2]

語源ごげん[編集へんしゅう]

「sports スポーツ」の語源ごげんラテン語らてんごの「deportare デポルターレ」にさかのぼるとされ、「あるものべつ場所ばしょはこる」がてんじて「うれいをる」という意味いみ、あるいはportareになう」の否定ひていがたになわない、はたらかない」という意味いみかたりである。これがフランス語ふらんすごの「desporter」「(仕事しごと義務ぎむでない)気晴きばらしをする、たのしむ」となり、英語えいごの「sport」になったとかんがえられている[3]

和製わせい漢語かんごでは「遊戯ゆうぎ[4]」「体育たいいく」「競技きょうぎ」「運動うんどう競技きょうぎ」などとやくされたが、現在げんざいでは片仮名かたかな表記ひょうきするのが一般いっぱんてきであり、「スポーツ」と「体育たいいく」は区別くべつされる概念がいねんである。朝鮮ちょうせんでも同様どうようである。中国ちゅうごくでは現在げんざいでもスポーツを「体育たいいく」とぶ。

日本にっぽんでは大正たいしょう時代じだいすえころから「スポーツ」という言葉ことば一般いっぱんされたが、当時とうじ欧米おうべいからはいってきた運動うんどうそのものだけをしていた。日本にっぽんでも「スポーツ」が競技きょうぎ意味いみするようになったり、柔道じゅうどう空手からてなどの武道ぶどう競技きょうぎとして発展はってんし「スポーツ」として認知にんちされるようになったりしたのは戦後せんごのことである[5]

そのにも、古代こだいオリンピア時代じだいから詩歌しか歌劇かげきなどの文学ぶんがく演奏えんそう絵画かいが彫刻ちょうこくなどの造形ぞうけい建築けんちくばとレースやドッグレース、数学すうがくやクイズ・なぞき、チェスやポーカーなどのボードゲームやカードゲームなど、人類じんるいにおいては幅広はばひろ分野ぶんやでスポーツおこなわれてたのしまれてきた。近代きんだいオリンピックにおいても完全かんぜんアマチュアはかられる1964ねん東京とうきょうオリンピック直前ちょくぜんまで、絵画かいが造形ぞうけい文学ぶんがく建築けんちく音楽おんがくなどの分野ぶんや正式せいしき競技きょうぎとして採用さいようされていた。

「スポーツ」の英語えいご表記ひょうきには、集合しゅうごうてき意味いみもちいるsportと、種目しゅもくべつ表現ひょうげんするような場合ばあいもちいるa sport / sports種類しゅるいがある。また、“sports medicine”“sports injury”などのように形容詞けいようしてきもちいる場合ばあいには、sportsというかたりもちいられることが普通ふつうである。とくに、アメリカでは、集合しゅうごうてき意味いみもちいる場合ばあいにも“sports”という慣用かんよう表現ひょうげん多用たようされる。しかし、学会がっかい名称めいしょう学術がくじゅつしょ表題ひょうだいなどのように学術がくじゅつてき意味いみ集合しゅうごうてきもちいる場合ばあいには、“North American Society for Sport Management”“Journal of Sport History”などのように、語尾ごび“s”けない表記ひょうきだい多数たすうめている。

歴史れきし[編集へんしゅう]

スポーツそのものはとく地域ちいきてきかたよりなく、原始げんしてき文明ぶんめいふくめて古代こだいからぜん世界せかいにおいておこなわれており[6]古代こだいエジプト王朝おうちょう成立せいりつ以前いぜんエジプトにおいてすでに競走きょうそうおこなわれていたことがわかっている[7]古代こだい文明ぶんめいのうちでスポーツをとく重視じゅうししたのは古代こだいギリシアであり、紀元前きげんぜん776ねん以降いこう[8]オリュンピアで4ねんに1かいおこなわれた古代こだいオリンピックはギリシアのぜん都市とし参加さんかするだい規模きぼなもので、大会たいかい期間きかんちゅう戦争せんそうきんじられ、勝者しょうしゃには栄誉えいよあたえられた。なお、ギリシアではこのほかにもネメアー大祭たいさいイストミア大祭たいさいピューティア大祭たいさいといっただい競技きょうぎ大会たいかい開催かいさいされていた[9]古代こだいオリンピックはマ帝国まていこく統治とうちでも継続けいぞくし、おそらく393ねんおこなわれただい293かい大会たいかいまで1000ねん以上いじょう継続けいぞくしたが、394ねんキリスト教きりすときょう支持しじもとテオドシウス1せいによって禁止きんしれい発出はっしゅつされたことによってわりをむかえた[10]

スポーツそのものは世界せかい各地かくちさかんにおこなわれてきたが、19世紀せいき中頃なかごろになるとイギリスにおいてルールの整備せいび組織そしき相次あいついでおこなわれ、近代きんだいスポーツが誕生たんじょうした[11]近代きんだいスポーツの誕生たんじょうは、スポーツの隆盛りゅうせい競技きょうぎ種目しゅもくすう増加ぞうかまねいた。サッカーとラグビーのように、いくつかの種目しゅもくはルールの確定かくてい厳格げんかくによって原型げんけいから分化ぶんかし、ことなるスポーツとして発展はってんはじめた[12]。いくつかのスポーツは発祥はっしょうから遠隔えんかく諸国しょこくへとひろがり、世界せかいてきひろがりをつようになったが、とくにイギリスの植民しょくみんにおいては、イギリス発祥はっしょうのスポーツがそのまま伝播でんぱし、クリケットやラグビーのように共通きょうつうのスポーツ文化ぶんか保持ほじするようになった[13]。また、野球やきゅうやアメリカン・フットボールのように、スポーツが伝播でんぱしたさき現地げんち文化ぶんか影響えいきょうけて変化へんかし、あらたな競技きょうぎとして分化ぶんかすることもめずらしくなかった[14]。フランスのピエール・ド・クーベルタン古代こだいオリンピックの復興ふっこうとなえ、1896ねんにはだい1かいアテネオリンピックギリシアアテネ開催かいさいされた[15]。このオリンピック大会たいかい徐々じょじょ成長せいちょうしていき、やがて世界せかい最大さいだいのスポーツイベントとなっていった[16]

近代きんだいスポーツは当初とうしょアマチュアリズムに重点じゅうてんかれていたが、19世紀せいき後半こうはんよりアメリカでスポーツのプロがはじまり、やがてヨーロッパにもひろがっていった[17]。1970年代ねんだいはいるとスポーツ・フォー・オール政策せいさく各国かっこく導入どうにゅうされてスポーツの一般いっぱん市民しみんへの普及ふきゅうはかられ、また1980年代ねんだいはいるとだい規模きぼ競技きょうぎ大会たいかい商業しょうぎょう急速きゅうそくすすんで、スポーツ人口じんこうおよび商業しょうぎょう規模きぼ大幅おおはば拡大かくだいした[18]

スポーツの分類ぶんるい[編集へんしゅう]

スポーツには様々さまざま分類ぶんるい方法ほうほうがある。

たとえば、商業しょうぎょう活動かつどう禁止きんしする「アマチュア・スポーツ」と、商業しょうぎょう活動かつどう目的もくてきとする「プロフェッショナル・スポーツ」に大別たいべつする方法ほうほうがある。

とく技術ぎじゅつ記録きろくなどの向上こうじょう目指めざし、個人こじん集団しゅうだん極限きょくげんへの挑戦ちょうせん追求ついきゅうするスポーツは「ハイパフォーマンス(エリート)・スポーツ」と呼称こしょうされる。それにたいして日本にっぽんでは独自どくじに、老若男女ろうにゃくなんにょだれもがスポーツに「たのしみ」をもとめ、健康けんこうづくり社交しゃこうとしておこなうスポーツ、身近みぢか生活せいかつれられているスポーツを「生涯しょうがいスポーツ」、競技きょうぎではなく娯楽ごらくしゅたる目的もくてきとしておこなうスポーツを「レクリエーショナル・スポーツ」と命名めいめい促進そくしんしている。

なんらかの障害しょうがいしゃ人々ひとびとおこなうスポーツは「障害しょうがいしゃスポーツ」とばれる。非常ひじょうおおくの種類しゅるいがあり、競技きょうぎかい多種たしゅで、だい規模きぼ国際こくさい大会たいかいであるパラリンピックおこなわれている。

競技きょうぎ公平こうへいせいたもつために、性別せいべつ体重たいじゅうべつによる階級かいきゅうせいによる分類ぶんるいおおくのスポーツで採用さいようされている。ただし近年きんねんでは生物せいぶつがくてきせいことなるジェンダー[19]による参加さんか増加ぞうかし、競技きょうぎとしての公平こうへいせい議論ぎろんされている。従来じゅうらい男性だんせい女性じょせいくわえて「その」の性別せいべつもうけたり、平等びょうどうせい観点かんてんからジェンダーレス(男女だんじょ混合こんごう)に回帰かいきするスポーツ運営うんえいえている。[20]

フィールドや環境かんきょう分類ぶんるいする方法ほうほうもある。みずじょう利用りようしておこなうスポーツなどは「ウォータースポーツ」とばれる。水泳すいえい水球すいきゅうサーフィンウィンドサーフィンなどがふくまれる。ウォータースポーツのなかでも、とくうみおこなうものを「マリンスポーツ」と分類ぶんるいする。同様どうよう夏季かきおこなわれるスポーツをサマースポーツ冬季とうきおこなわれるスポーツをウィンタースポーツともばれる。動力どうりょくとしてふう空気くうきちからおも利用りよう操作そうさするスポーツを「ウィンド・スポーツ」と分類ぶんるいすることもある。パラグライディング(=パラグライダーでぶこと)などがげられる。

道具どうぐとしてボール(たま)をもちいるスポーツを「ball sports球技きゅうぎ)」、器械きかいもちいるスポーツを「キネマティックスポーツ(器械きかい競技きょうぎ)」、 また近年きんねんではビデオゲーム電子でんし機器ききもちいた競技きょうぎ台頭たいとうするとe-Sports分類ぶんるいされるようになった[21]。ボード(=いたじょう道具どうぐ)にるようにしておこなうスポーツを「ボードスポーツ」と分類ぶんるいする。スケートボードスノーボードサーフィンウィンドサーフィン等々とうとうふくまれる。

狩猟しゅりょう対象たいしょうとしてではなく競技きょうぎしゃ道具どうぐとして動物どうぶつ使つかうスポーツを動物どうぶつスポーツ分類ぶんるいする。スポーツと動物どうぶつ関係かんけい多様たようであり、馬術ばじゅつ競馬けいばのようにひと直接ちょくせつるものや、闘牛とうぎゅう闘鶏とうけいのように動物どうぶつ同士どうしたたかわせるものなどさまざまな種類しゅるい存在そんざいする[22]

20世紀せいきちゅうころに動物どうぶつわり自動車じどうしゃ飛行機ひこうきなどエンジンのついたもの操作そうさする競技きょうぎ登場とうじょうすると、モーター(原動機げんどうき)スポーツ呼称こしょうするようになった。

武道ぶどう」にはさまざまなめんがあるが、「スポーツ」に分類ぶんるいすることはある。ただし、「スポーツ」に分類ぶんるいしてしまうことが適切てきせつなのか不適切ふてきせつなのか、議論ぎろんむことはある。また、たとえば合気道あいきどう基本きほんてき試合しあい形式けいしきではおこなわない。合気道あいきどう師範しはん一般いっぱんに、合気道あいきどうをスポーツとぶことには違和感いわかん表明ひょうめいしている。

伝統でんとうてきなスポーツと比較ひかくしつつ、あたらしく考案こうあんされたスポーツを「ニュースポーツ」と分類ぶんるいすることもある。

スポーツのゲーム形式けいしき[編集へんしゅう]

スポーツのゲーム形式けいしきについては以下いかのような分類ぶんるいがある。スポーツ競技きょうぎ一覧いちらんあわせて参照さんしょうのこと。

人数にんずうによる分類ぶんるい[編集へんしゅう]

個人こじん競技きょうぎ[編集へんしゅう]

個人こじん成績せいせきだけで勝負しょうぶめるもの。

団体だんたい競技きょうぎ[編集へんしゅう]

  • リレー形式けいしき
    • 個人こじん競技きょうぎ個人こじんぎながら記録きろくきそ競技きょうぎ
  • ペアー形式けいしき
    • 通常つうじょう一人ひとりおこな競技きょうぎにんペアで連携れんけいりながらおこな競技きょうぎ
  • 集団しゅうだん形式けいしき
    • 通常つうじょう一人ひとりおこな競技きょうぎ複数ふくすうじん集団しゅうだん連携れんけいりながらおこな競技きょうぎ
  • 団体だんたいせん形式けいしき
    • 通常つうじょう一人ひとりおこな競技きょうぎ複数ふくすうじんおこないその合計ごうけい成績せいせききそ競技きょうぎ。あるいは一対一いちたいいち競技きょうぎ複数ふくすうじんわせでおこな勝敗しょうはいすうきそ形式けいしき
  • チーム
    • 複数ふくすうじん出場しゅつじょう選手せんしゅ交代こうたい要員よういん構成こうせいされたチームで全体ぜんたい連携れんけいりながら対戦たいせん競技きょうぎ進行しんこうするもの。
オリンピック競技きょうぎとなっている男女だんじょチームスポーツ
スポーツ 男子だんし 女子じょし
はじめての大会たいかい 回数かいすう はじめての大会たいかい 回数かいすう
サッカー パリオリンピック (1900ねん) 25 アトランタオリンピック (1996ねん) 5
水球すいきゅう 24 4
ホッケー ロンドンオリンピック (1908ねん) 21 モスクワオリンピック (1980ねん) 8
バスケットボール ベルリンオリンピック (1936ねん) 17 モントリオールオリンピック (1976ねん) 9
ハンドボール 11 9
バレーボール 東京とうきょうオリンピック (1964ねん) 12 東京とうきょうオリンピック (1964ねん) 12
アイスホッケー(冬季とうきオリンピック) シャモニーオリンピック (1924ねん) 21 長野ながのオリンピック (1998ねん) 4
カーリング(冬季とうきオリンピック) 5 4

対人たいじん競技きょうぎ競走きょうそう採点さいてん競技きょうぎ[編集へんしゅう]

対人たいじん競技きょうぎ[編集へんしゅう]

相手あいて直接ちょくせつ対戦たいせんし、勝敗しょうはいめるスポーツのこと。

競走きょうそう[編集へんしゅう]

相手あいて同時どうじ対戦たいせんしてちゃくじゅん優劣ゆうれつめるか、個別こべつ所要しょよう時間じかん記録きろくをとってその結果けっか優劣ゆうれつめるスポーツのこと。

採点さいてん競技きょうぎ[編集へんしゅう]

相手あいてとは同時どうじ対戦たいせんはせず、優劣ゆうれつまるスポーツのこと。

かつてフィギュアスケートは相対そうたい評価ひょうかの6てん満点まんてん方式ほうしきだったが、2002ねんソルトレークシティオリンピック不正ふせい採点さいてん事件じけん加点かてん方式ほうしき変更へんこうされたといわれる。基礎きそてん加点かてん減点げんてんした「技術ぎじゅつてん」と表現ひょうげんりょくの5項目こうもく得点とくてんした「演技えんぎてん」の合算がっさん[23]

記録きろくなどによる分類ぶんるい[編集へんしゅう]

オリンピックのモットーとして有名ゆうめいな、「よりはやく、よりたかく、よりつよく(Citius・Altius・Fortius)」というさん語法ごほうは、1996年版ねんばんの14.にかれているという情報じょうほうがある[24]。「2011ねん7がつ8にちから有効ゆうこうばんにはだい1しょうの10.にかれている。

おもなスポーツのファンの人口じんこう統計とうけい[編集へんしゅう]

おもなスポーツのファンの人口じんこうは、下図したずのようになっている[25]

# スポーツ ファン人口じんこう おも競技きょうぎ地域ちいき
1 サッカー 40おくにん ぜん世界せかい
2 クリケット 25おくにん イギリス連邦れんぽう諸国しょこく
3 ホッケー 20おくにん きたヨーロッパ、北米ほくべい、アフリカ、みなみアジア、オーストラリア
4 テニス 10おくにん ぜん世界せかい
5 バレーボール 9おくにん 北米ほくべい、ヨーロッパ、アジア
6 卓球たっきゅう 8おく7500まんにん ひがしアジア
7 バスケットボール 8おく2500まんにん ぜん世界せかい
8 野球やきゅう 5おくにん アメリカ、カリブ海かりぶかい諸国しょこくひがしアジア
9 ラグビーフットボール 4おく7500まんにん イギリス連邦れんぽう諸国しょこく、フランス、イタリア、アルゼンチン
10 ゴルフ 4おく5000まんにん 西にしヨーロッパ、アメリカ、日本にっぽん

スポーツ大会たいかい[編集へんしゅう]

2019ねん9がつ20日はつか東京とうきょうスタジアムおこなわれたラグビーワールドカップ2019日本にっぽん・ロシアせん

各種かくしゅスポーツではそれぞれ競技きょうぎ大会たいかいおこなわれ、また複数ふくすう競技きょうぎ総合そうごうてき開催かいさいする総合そうごう競技きょうぎ大会たいかい数多かずおおおこなわれている。こうした大会たいかい地方ちほうレベルから国家こっかレベル、かく大州おおずレベルからぜん世界せかいレベルにいたるまでさまざまな規模きぼのものが存在そんざいし、また参加さんかがた観戦かんせんがたのどちらの大会たいかいおこなわれる[26]総合そうごう競技きょうぎ大会たいかいなかでももっとだい規模きぼかつ著名ちょめいなものは4ねんに1おこなわれるオリンピックである。このほか、アジア競技きょうぎ大会たいかいのように地域ちいきべつのもの、コモンウェルスゲームズのように政治せいじてき紐帯ちゅうたいによるものなど、さまざまな区分くぶんによる総合そうごう競技きょうぎ大会たいかい存在そんざいする。また、各種かくしゅ競技きょうぎ単独たんどく世界せかい各国かっこく参加さんかしておこなわれる国際こくさい大会たいかい数多かずおお存在そんざいする。こうした国際こくさい大会たいかいなかもっとだい規模きぼかつ人気にんきのあるものはサッカーのFIFAワールドカップである[27]

アマチュアとプロ[編集へんしゅう]

参加さんかたいして報酬ほうしゅうられるかどうかによって、スポーツ選手せんしゅアマチュアスポーツとプロフェッショナルスポーツの2つにけられる。また、報酬ほうしゅうているもののそれのみで生計せいけいてられないセミプロ選手せんしゅ存在そんざいする。

アマチュアとして一般いっぱん市民しみん余暇よかの1つとしておこなうスポーツは多岐たきにわたっており、市民しみんチームやクラブは無数むすう存在そんざいするほか、市民しみんマラソンのように一般いっぱん市民しみん参加さんかできる個人こじん競技きょうぎ大会たいかい存在そんざいする。競技きょうぎスポーツだけでなく、健康けんこうのために個人こじんおこなうスポーツの参加さんかしゃおおく、ジョギングやエアロビクスなどの流行りゅうこう隆盛りゅうせいをもたらした[28]世界せかい最大さいだいのスポーツ大会たいかいであるオリンピックは、創設そうせつしゃのクーベルタン以降いこうながらくアマチュアリズム理想りそうかかげており、アマチュアしか出場しゅつじょうすることができなかった[29]。なかでもだい5だい国際こくさいオリンピック委員いいんかい(IOC)会長かいちょうだったアベリー・ブランデージ強硬きょうこうなアマチュアろんしゃとしてられ、プロの排除はいじょ厳格げんかく遂行すいこうしたが、このころにはソヴィエト連邦れんぽうをはじめとする共産きょうさんけん諸国しょこく国家こっか威信いしんをかけて育成いくせいした、いわゆる「ステート・アマ」の進出しんしゅつすすんでおり、この方針ほうしんおおくの摩擦まさつこした[30]。こうしたことからブランデージ退任たいにんの1974ねんにこの方針ほうしん削除さくじょされ、以後いごプロの進出しんしゅつ急速きゅうそくすすんだ[31]

これにたいし、一部いちぶ人気にんきのあるスポーツにおいては優秀ゆうしゅうなプレイヤーがプロフェッショナルし、スポーツ参加さんかのみで生計せいけいてることができるようになっている。各国かっこくにおいて人気にんきのあるスポーツはことなるため、プロしているスポーツもこくごとにことなっている。人気にんきたかいスポーツにはおおくの観客かんきゃくあつまり、さらにマスメディアによって放映ほうえいされる試合しあいには膨大ぼうだいかず視聴しちょうしゃ見込みこむことができる[32]ため、一部いちぶのプロスポーツでは莫大ばくだい金額きんがくうごき、トッププレイヤーは高額こうがく報酬ほうしゅうることができる。スポーツ選手せんしゅとしての収入しゅうにゅうのほか、トッププレイヤーはコマーシャルの出演しゅつえんによっても多額たがく収入しゅうにゅうられる場合ばあいがある[33]。こうしたことから、世界せかい年収ねんしゅうランキングにおいてはすうにんのトップ選手せんしゅがランクインすることがつねである[34]

スポーツ産業さんぎょう[編集へんしゅう]

運動うんどうくつはスポーツのみならず一般いっぱん生活せいかつでも使用しようされる

スポーツは参加さんかしゃ・ファンともに膨大ぼうだい人口じんこうがいるため、スポーツに関連かんれんした産業さんぎょう巨大きょだいなものとなっている。

スポーツ用品ようひん産業さんぎょうには各種かくしゅスポーツに専用せんよう道具どうぐ生産せいさんするものだけでなく、たとえばかくチームのユニフォームや、スポーツようシューズ生産せいさんなどもふくまれる。こうしたスポーツ用品ようひん参加さんかしゃのほか、おりの選手せんしゅおな商品しょうひんもとめるファンや、機能きのうやデザインをった一般いっぱん市民しみんをも販売はんばい対象たいしょうとしている[35]

メディア産業さんぎょうにおいて、スポーツは重要じゅうよう地位ちいめている。プロスポーツの試合しあい世界せかい大会たいかいスポーツ中継ちゅうけいには膨大ぼうだいかず視聴しちょうしゃがおり、その広告こうこく収入しゅうにゅう見込みこんで有力ゆうりょくスポーツのイベントには莫大ばくだい放映ほうえいけんりょう提示ていじされる。放映ほうえいけんりょうのほかに、スポーツイベントにおいては有力ゆうりょく企業きぎょうスポンサーシップ獲得かくとくし、資金しきん拠出きょしゅつするわりに独占どくせんてき広告こうこく権利けんりる。こうしたスポンサー契約けいやくたか広告こうこく効果こうかつため、各社かくしゃ契約けいやく獲得かくとくにしのぎをけずっている[36]放映ほうえいけんりょうはプロスポーツやオリンピックなどのだい規模きぼ競技きょうぎ大会たいかいにおいてそう収入しゅうにゅう過半かはんめることがつねであり、スポーツかいささえるはしらひとつとなっているが、一方いっぽうマスメディア都合つごうにより試合しあい時間じかん時期じき変更へんこう、さらには競技きょうぎルールの変更へんこうおこなわれることもある[37]。テレビやラジオでは試合しあい中継ちゅうけいのほかにも、結果けっかスポーツニュースとしてながされ、翌日よくじつ新聞しんぶんでもしばしばおおきく報道ほうどうされる。スポーツ関係かんけいおもあつかスポーツ新聞しんぶん各国かっこく存在そんざい[38]かくスポーツにとくしたスポーツ雑誌ざっし多数たすう発行はっこうされている。

登山とざんやスキー、水上みずかみスポーツなど一部いちぶのスポーツは特定とくてい場所ばしょでしかおこなうことができないため、スポーツをおこなうことを目的もくてきとしたスポーツツーリズムもさかんにおこなわれている。とく冬季とうきにはアルプス山脈あるぷすさんみゃく地方ちほう中心ちゅうしんおおくの観光かんこうきゃくがスキーリゾートをおとずれ、スキー客数きゃくすう増加ぞうか一途いっとをたどっている[39]。また、だい規模きぼなスポーツイベントを観戦かんせんするための旅行りょこうや、スポーツチームが合宿がっしゅく遠征えんせいおこなうための旅行りょこうもスポーツツーリズムのちいさくない部分ぶぶんめる[40]。スポーツツーリズムは該当がいとう地域ちいき経済けいざい好影響こうえいきょうあたえる一方いっぽうで、環境かんきょう文化ぶんか破壊はかいなどの問題もんだいをもたらす場合ばあいもある[41]

スポーツと賭博とばくあいだ関係かんけいくにによってさまざまである。2009ねんには、世界せかい商業しょうぎょう賭博とばく総額そうがく3350おくドルのうち競馬けいばが7%、スポーツくじが5%をめていた[42]。ただしスポーツ賭博とばく完全かんぜんきんじているくにめずらしくなく、さらにおな国内こくないにおいてもスポーツ賭博とばく対象たいしょうとしてみとめられている競技きょうぎと、一切いっさいきんじている競技きょうぎとが存在そんざいする。日本にっぽんでは戦前せんぜんからみとめられていた競馬けいば[43]くわえ、1948ねんから1951ねんにかけて競艇きょうてい[44]競輪けいりん[45]オートレース[46]相次あいついで公営こうえい競技きょうぎされたほか、2001ねんからはサッカーを対象たいしょうスポーツ振興しんこうくじ発売はつばいされている。

グローバリゼーション・ナショナリズム[編集へんしゅう]

19世紀せいき以降いこう、いくつかのスポーツは発祥はっしょうから遠隔えんかく諸国しょこくへとひろがり、世界せかいてきひろがりをつようになった[47]。スポーツはルールの共有きょうゆう整備せいびつうじて、発祥はっしょう文化ぶんかえて普遍ふへんてき方向ほうこうへとすす傾向けいこうがあるが、一方いっぽう元々もともとそれを固有こゆう文化ぶんかとしていた地域ちいきにおいては、固有こゆうせい普遍ふへんせいあいだ衝突しょうとつきる場合ばあいがある[14]。それぞれの競技きょうぎには国際こくさいてき統括とうかつ団体だんたいとして国際こくさい競技きょうぎ連盟れんめい存在そんざいしており、各国かっこく国内こくない競技きょうぎ連盟れんめいあいだ調整ちょうせい国際こくさい大会たいかい主催しゅさい各国かっこくあいだ相互そうご交流こうりゅうなどをおこなっている。ただし競技きょうぎおこなわれる地域ちいきはそれぞれことなっており、サッカーのように比較的ひかくてきかたよりなくぜん世界せかいおこなわれるスポーツもあれば、北米ほくべいカリブ海かりぶかい極東きょくとう競技きょうぎしゃ集中しゅうちゅうしている野球やきゅうや、イギリス連邦れんぽう諸国しょこくおもおこなわれるクリケットやラグビーのように一部いちぶ地域ちいきつよ人気にんきつものもある。こうした国際こくさいてき人気にんきスポーツにたいし、ある1カ国かこくや1民族みんぞくながおこなわれている民族みんぞくスポーツも世界せかい各地かくち存在そんざいし、根強ねづよ人気にんきほこっている[48]

スポーツとナショナリズムあいだには、すでに19世紀せいきにおいてつよ相関そうかんみとめられ[49]、21世紀せいきにおいても各種かくしゅ国際こくさい大会たいかい勝敗しょうはい各国かっこくのナショナリズムの高揚こうようをもたらす[50]。1969ねんには、関係かんけい極度きょくど悪化あっかしていたホンジュラスエルサルバドルあいだ対立たいりつ1970 FIFAワールドカップ・予選よせん両国りょうこく対決たいけつをきっかけに爆発ばくはつし、サッカー戦争せんそうばれる戦争せんそうへとつながったこともある[51]国家こっか形成けいせいしない民族みんぞくにおいてもこれは同様どうようであり、その民族みんぞく固有こゆうのスポーツをとおして民族みんぞくナショナリズムの確立かくりつ目指めざすことはひろられる[52]

教育きょういく[編集へんしゅう]

おおくの文明ぶんめいにおいて、身体しんたいきたえることは教育きょういく一環いっかんとして非常ひじょう重視じゅうしされていた。ヨーロッパにおいては、それまで教育きょういくにおいては軽視けいしされていた体育たいいくルネサンス以降いこうカリキュラムにれられるようになり[53]、19世紀せいき義務ぎむ教育きょういく導入どうにゅうされると体育たいいく必修ひっしゅう科目かもくとなった[53]日本にっぽんでも明治めいじ政府せいふがこのかんがかたれ、1872ねん学制がくせい発布はっぷ教科きょうかひとつとなり、以後いご学校がっこう教科きょうかとしての体育たいいく定着ていちゃくしていった[54]

科学かがく[編集へんしゅう]

スポーツを対象たいしょうとした学問がくもん分野ぶんやスポーツ科学かがく総称そうしょうされる。スポーツ科学かがく起源きげんは19世紀せいきまつにさかのぼり、当初とうしょはよりたか身体しんたい能力のうりょく構築こうちく選手せんしゅ治療ちりょうといったスポーツ医学いがく分野ぶんやからはじまったが、やがてスポーツ社会しゃかいがくなど人文じんぶん社会しゃかい科学かがく分野ぶんやにもひろがりをせるようになり、また自然しぜん科学かがくにおいても医学いがく以外いがい分野ぶんや発展はってんしていった[55]。1970年代ねんだいには人類じんるいがくとの関連かんれんはじまり、1980年代ねんだいにはスポーツ人類じんるいがく確立かくりつした[56]。こうしたスポーツ科学かがく発展はってんはより競技きょうぎしゃ能力のうりょくせるしつたかいスポーツ用具ようぐ開発かいはつうなが[57]、また映像えいぞう技術ぎじゅつ活用かつようによってよりすぐれたスポーツ技術ぎじゅつ一般いっぱんされ、記録きろく更新こうしんへとつながっていった[58]判定はんていにもビデオ判定はんてい導入どうにゅうされることにより、誤審ごしん減少げんしょうへとつながっている[59]

文化ぶんか[編集へんしゅう]

スポーツは市民しみん文化ぶんか健康けんこうにとってかせないものとかんがえられており、おおくの国家こっかでスポーツを振興しんこうするためのスポーツ政策せいさく実施じっしされている[60]。プロスポーツの拡大かくだいやスポーツ人口じんこう増大ぞうだい都市としにおけるスポーツスタジアム建設けんせつ不可欠ふかけつなものとしたが、こうしたスタジアム建設けんせつ都市としにとってだい規模きぼさい開発かいはつ都市とし基盤きばん整備せいび契機けいきとなる[61]。なかでもオリンピックやサッカーワールドカップのようなだい規模きぼスポーツイベントが経済けいざい文化ぶんかてきにもたらす影響えいきょうおおきく、たとえば1964ねん東京とうきょうオリンピックでは開催かいさいわせて新幹線しんかんせんなど各種かくしゅインフラ整備せいびされ、開催かいさいこくである日本にっぽんおおきな変革へんかくをもたらした[62]

スポーツを題材だいざいとした作品さくひん数多かずおお存在そんざいし、文学ぶんがく映画えいが漫画まんがなどおおくの分野ぶんやでそれぞれ傑作けっさくまれている[63]

芸術げいじゅつ[編集へんしゅう]

美的びてき事柄ことがらについての哲学てつがくである美学びがく領域りょういきにおいて、近年きんねんスポーツに注目ちゅうもくする理論りろんえてきた[64]たとえば、デビッド・ベストは、スポーツと芸術げいじゅつとの類似るいじせいについてき、倫理りんりとの関連かんれんせいなしにスポーツが純粋じゅんすい美的びてきなものにちかいことを強調きょうちょうした[64]。ベストは、芸術げいじゅつ特徴とくちょうとして、人生じんせい道徳どうとくてき考察こうさつをもたらす能力のうりょくっていることをげる[64]。スポーツにはこのような能力のうりょくはないが、おおくのスポーツのたのしみは間違まちがいなく美的びてきなものであるとかれかんがえた[64]

1998ねんスロヴェニア共和きょうわこくリュブリャナおこなわれただい14かい国際こくさい美学びがく会議かいぎ発表はっぴょうされた、ヴォルフガング・ヴェルシュの論考ろんこう「スポーツー美学びがく視点してんから、さらには藝術げいじゅつとして?」は、するど洞察どうさつりょくもって、スポーツが芸術げいじゅつているところを解析かいせきし、現代げんだい文化ぶんか状況じょうきょういをげかけた[65]。かつて精神せいしんきたえる手段しゅだんとして、倫理りんり領域りょういきぞくするものと倣されていたスポーツは、いまでは、美的びてき/感性かんせいてきなものとして、芸術げいじゅつ性格せいかく顕著けんちょしめすようになり、「今日きょうの the popular art」とびうるものになっている、とヴェルシュはかんがえた[65]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

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  • Alan Tomlinsonちょ阿部あべ 生雄いくお寺島てらしま 善一ぜんいち森川もりかわ 貞夫さだお 監訳かんやく『スポーツの世界せかい地図ちず丸善まるぜん出版しゅっぱん、2012ねんISBN 978-4-621-08546-2 
  • 佐々木ささき晃彦あきひこ公営こうえい競技きょうぎ文化ぶんか経済けいざいがく芙蓉ふよう書房しょぼう出版しゅっぱん文化ぶんか経済けいざいがくライブラリー1〉、1999ねんISBN 978-4829502273 
  • 佐々木ささき健一けんいち美学びがくへの招待しょうたい中央公論ちゅうおうこうろんしんしゃ中公新書ちゅうこうしんしょ〉、2004ねんISBN 4-12-101741-2 
  • 井上いのうえしゅんきくこういち編著へんちょ『よくわかるスポーツ文化ぶんかろん』(あらためミネルみねるァ書房ぁしょぼう、2020ねん3がつ1にち 

推薦すいせん文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]