ダイハツ・ムーヴ

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ダイハツ・ムーヴ
6代目だいめ カスタム
概要がいよう
製造せいぞう国こく 日本の旗 日本にっぽん
販売はんばい期間きかん 1995年ねん - 2023年ねん
ボディ
ボディタイプ 5ドア軽けいトールワゴン
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう / 四よん輪りん駆動くどう
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ムーヴ (MOVE) は、ダイハツ工業だいはつこうぎょうが生産せいさん・販売はんばいしていた軽けいトールワゴンのブランド（商標しょうひょう）、および車くるま名めいである。

概要がいよう[編集へんしゅう]

発売はつばい時じのキャッチコピーは「ムーヴしよう」。現在げんざいではダイハツの看板かんばん車種しゃしゅ、軽けいトールワゴンの代表だいひょう的てき車種しゃしゅとなった。

バックドアは5代目だいめまでは一貫いっかんして横よこ開ひらき式しきを採用さいようしていた（3代目だいめの一部いちぶで跳はね上あげ式しきも選択せんたくできたがそれでも横よこ開ひらき式しきが基本きほん）が、6代目だいめで遂ついに一般いっぱん的てきなハッチバックにある跳はね上あげ式しき（縦たて開ひらき式しき）となった。横よこ開ひらき式しきのバックドアを採用さいようした軽けいトールワゴンは5代目だいめまでの歴代れきだいムーヴの他ほかには、2014年ねんまで残のこったのは5代目だいめのSUBARU向むけOEMモデルの2代目だいめステラのみと実質じっしつ1車種しゃしゅであり、過去かこにも三菱自動車工業みつびしじどうしゃこうぎょうのミニカ トッポ→トッポBJ→トッポに存在そんざいした程度ていどの稀有けうな存在そんざいであった。

バリエーションはノーマルモデルの「ムーヴ」（MOVE）と、1997年ねん5月の一部いちぶ改良かいりょうで追加ついかされたスポーティモデルの「ムーヴ カスタム」（MOVE CUSTOM）の2通とおりで、こちらも現行げんこうの6代目だいめまで踏襲とうしゅうしている。さらにこの2バリエーションは、シリーズ車種しゃしゅのコンテやそれぞれのOEM車種しゃしゅ（5代目だいめ・6代目だいめムーヴ：2代目だいめ・3代目だいめステラ、コンテ：トヨタ自動車とよたじどうしゃ向むけのピクシス スペース）でも共通きょうつうとなっている。

初代しょだい L600/602/610S型がた（1995年ねん - 1998年ねん）[編集へんしゅう]

ダイハツ・ムーヴ（初代しょだい）
L600/602/610S型がた
SR
カスタム
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 1995年ねん8月がつ - 1998年ねん12月
デザイン I.DE.A（標準ひょうじゅん）
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 4名めい
ボディタイプ 5ドア軽けいトールワゴン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう / 四よん輪りん駆動くどう
パワートレイン
エンジン EF-GL型がた 659 cc 直ちょく3 DOHC ベルト駆動くどう
EF-ZL型がた 659 cc 直ちょく3 DOHC
JB-JL型がた 659 cc 直ちょく4 DOHC ICターボ
変速へんそく機き 3速そく/ 4速そくAT
5速そくMT
サスペンション
前まえ マクファーソンストラット
後のち セミトレーリングアーム（2WD）
トレーリングリンク（4WD）
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,300 mm
全長ぜんちょう 3,295 mm
全幅ぜんぷく 1,395 mm
全ぜん高こう 1,620 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 690 - 800 kg
その他た
ブレーキ 前まえ:ディスク
後ご:リーディングトレーリング
最小さいしょう回転かいてん半径はんけい 4.5 - 4.7 m
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ベースはL500系けいミラ。インパネはミラの物ものをそのまま流用りゅうようしている。マニュアル車くるまにパートタイム4WD、オートマチック車くるまにフルタイム4WDを用意よういしていた。FFを主体しゅたいとしている軽自動車けいじどうしゃのパートタイム4WDとしては前年ぜんねんにフルモデルチェンジされた同社どうしゃのミラに続つづいてこのムーヴが最後さいごとなった。外装がいそうはイタリアのデザイン会社かいしゃI.DE.Aとダイハツの合作がっさくで、Aピラーからフロントバンパーに至いたるキャラクターライン（標準ひょうじゅん車しゃのみ）とグリルレスのフロント廻まわり、縦たて型がたテールランプがデザイン上じょうの特徴とくちょうであった。兄弟きょうだい車しゃであるミラとフロアパンやインパネを共用きょうようする関係かんけいで、シート着座ちゃくざ高だかはミラと大差たいさなく、その分ぶん頭上ずじょう空間くうかんが大おおきく取とられている。

2世代せだい目めL900系けい以降いこうは標準ひょうじゅん車しゃとカスタムでテールランプが異ことなるが、初代しょだいは両りょう車くるまとも同おなじである。ドアの枚数まいすうは5枚まいで、上級じょうきゅうモデルにはリアシートヘッドレストを標準ひょうじゅん装備そうび。エンジンは新しん開発かいはつのEF型がたDOHCエンジンを搭載とうさいし、4気筒きとうJB型がたエンジンのターボ仕様しようも設定せってい。ターボ仕様しようはFFのみだった。グレードは、キャブレター仕様しようのFFが下したからCA・CG・CL、EFI仕様しようのFFがCX、EFI仕様しようの4WDがCS・Z4、4気筒きとうターボがSRで、CSはCGに相当そうとうし、Z4はCXをベースにRV風ふうの装備そうびを施ほどこしたものである。CA以上いじょうのグレードではキャブ仕様しようであってもタコメーターが標準ひょうじゅん装備そうびされた。

なおこのモデルは全ぜん高こうが高たかいため車内しゃない空間くうかんにはデッドスペースが存在そんざいするが、その分ぶん荷物にもつの収容しゅうよう能力のうりょくが高たかいことや、ガラス面積めんせきが大おおきいため見晴みはらしが良よいという利点りてんもあった。さらにこの時代じだいの軽自動車けいじどうしゃにしては珍めずらしくリアシートがスライド可能かのうで、足元あしもとが広ひろく中型ちゅうがたセダンに匹敵ひってきする車内しゃない空間くうかんを兼かね備そなえていた。

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

  • 1995年ねん（平成へいせい7年ねん）8月がつ25日にち - 発売はつばい。
  • 1996年ねん（平成へいせい8年ねん）5月がつ - 一部いちぶ改良かいりょう。
  • 前ぜん席せき（運転うんてん席せき）SRSエアバッグシステム、パワードアロックを全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうび、ターボ車しゃは13インチベンチレーテッドディスクブレーキに変更へんこうされた。
新あらたに3気筒きとうDOHCターボ（EF-RL型がた）がSRに搭載とうさいされ、従来じゅうらいの4気筒きとうターボエンジン搭載とうさい車しゃはSR-XXとなった。廉価れんか版ばんのCAがカタログ落おちし、CSの装備そうび品ひんがCGとCLの中なか間あいだ的てきな内容ないようになった。また、Z4はバックドアガーニッシュが外はずされ、代かわりによりRVらしさを高たかめるリヤラダーが装備そうびされた。初期しょき仕様しようではシルバー車体しゃたいのボンネット、エアロパーツを赤あかまたは黒くろのパーツを装備そうびするツートーンカラーがオプション設定せっていされた。
  • 1997年ねん（平成へいせい9年ねん）
    • 5月 - 一部いちぶ改良かいりょう。
    ドレスアップモデルの「カスタム」シリーズ[注釈ちゅうしゃく 1]（通称つうしょう“裏うらムーヴ”）を追加ついか。カスタムはメッキグリルとフラッシュサイドのフロントフェンダーが特徴とくちょう。またカスタムシリーズのひとつ「エアロダウンカスタム」は、ローダウンサスペンションを搭載とうさいし通常つうじょうのムーヴよりも車くるま高だかを15mm低ひくく設定せっていした上うえに、エアロパーツとアルミホイール、専用せんようインテリアなどを装備そうび。初代しょだい“裏うらムーヴ”はフロントグリルの「MOVE」エンブレムの文字もじ色しょくがレッド。以降いこう→シルバー→ゴールドと変更へんこうされる。
    同時どうじに標準ひょうじゅん車しゃはフェイスリフトを行おこない、外見がいけんはヘッドライトの横よこのウインカーランプのレンズがクリア化かされ、その後ごにあるガーニッシュもプレスライン入いりのブラックまたはシルバーの物ものから、クリアータイプに変更へんこう。CSがカタログ落おちし、CLに4WDを追加ついかする。また、CXのATが4速そくに変更へんこうされた。
    • 7月がつ - 福祉ふくし仕様しようとしてムーヴスローパーとムーヴフロントシートリフトが追加ついかされた。ムーヴスローパーはリアサスペンションが下さがり、スロープが出でてくることによりリアに車椅子くるまいすのままスロープを利用りようして乗車じょうしゃ可能かのうとしている。スローパーの初代しょだい、二に代目だいめはSUVの様ようにテールゲートにスペアタイヤが取とり付つけられていた。
    • 12月 - マイナーチェンジを実施じっし。4気筒きとうJBエンジン搭載とうさいのエアロダウンカスタムXXが追加ついかされ、SRが消滅しょうめつ、SR-XXは3気筒きとうEF型がたエンジンに変更へんこうされた。なお、CLはキャブレターからEFIに変更へんこうされ、CXには13インチアルミホイールを標準ひょうじゅん装備そうび。他た、装備そうび面めんの見直みなおしや内装ないそうの変更へんこう。
  • 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）
    • 9月[1] - 生産せいさん終了しゅうりょう。在庫ざいこ対応たいおう分ぶんのみの販売はんばいとなる。
    • 12月[2] - 在庫ざいこ対応たいおう分ぶんがすべて完売かんばいし、販売はんばい終了しゅうりょう。
  • Z4 後
    Z4
    後のち
  • カスタム 後
    カスタム
    後のち
  • 日本国外仕様
    日本にっぽん国外こくがい仕様しよう
  • 日本国外仕様 後
    日本にっぽん国外こくがい仕様しよう
    後のち

2代目だいめ L900/902/910S型がた（1998年ねん - 2002年ねん）[編集へんしゅう]

ダイハツ・ムーヴ（2代目だいめ）
L900/902/910S型がた
SR-XX（初期しょき型がた）
1998年ねん10月がつ - 1999年ねん11月
カスタム（初期しょき型がた）
1998年ねん10月がつ - 2000年ねん10月がつ
エアロダウンRS（後期こうき型がた）
概要がいよう
別名べつめい マレーシア : プロドゥア・クナリ
販売はんばい期間きかん 1998年ねん10月 - 2002年ねん10月
デザイン イタルデザイン・ジウジアーロ（標準ひょうじゅん 初期しょき型がた）
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 4名めい
ボディタイプ 5ドア軽けいトールワゴン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう / 四よん輪りん駆動くどう
パワートレイン
エンジン EF-SE型がた 659 cc 直ちょく3 SOHC
EF-VE型がた 659 cc 直ちょく3 DOHC ベルト駆動くどう DVVT
EF-DET型がた 659 cc 直ちょく3 DOHC ターボ
JB-DET型がた 659 cc 直ちょく4 DOHC インタークーラーターボ
変速へんそく機き 4速そく / 3速そくAT
5速そくMT
CVT
サスペンション
前まえ マクファーソンストラット
後のち トーションビーム (前輪ぜんりん駆動くどう)
3リンク (四よん輪りん駆動くどう)
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,360 mm
全長ぜんちょう 3,395 mm
全幅ぜんぷく 1,475 mm
全ぜん高こう 1,695 mm
1,670 mm（カスタム）
1,650 mm（エアロダウンカスタム）
車両しゃりょう重量じゅうりょう 780 - 890 kg
その他た
ブレーキ 前まえ:ベンチレーテッドディスク
/ディスク
後ご:リーディングトレーリング
最小さいしょう回転かいてん半径はんけい 4.3 - 4.5 m
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軽自動車けいじどうしゃの規格きかく改正かいせい（衝突しょうとつ安全あんぜん性せいの見直みなおし）によりわずか3年ねん少々しょうしょうでモデルチェンジされた。プラットフォームは先代せんだいモデルの設計せっけいの多おおくを踏襲とうしゅうし、新しん規格きかくに対応たいおうさせるための設計せっけい変更へんこうで極力きょくりょくコストを抑おさえて開発かいはつされた。基本きほん的てきに先代せんだいモデルをベースとしているものの、外見がいけん上じょうの造形ぞうけいは極力きょくりょく現代げんだい風ふうのしつらえ（1998年ねん当時とうじ）に刷新さっしんされている。このため先代せんだいモデルより前後ぜんごドアアウターパネルを流用りゅうようしている（ただしアウターパネルのプレスライン自体じたいが異ことなる）。標準ひょうじゅん車しゃ前期ぜんきのデザインは、エクステリア・インテリア共どもにジョルジェット・ジウジアーロ率ひきいるイタルデザインが担当たんとう。前期ぜんき型がた標準ひょうじゅん車しゃのカタログにはジウジアーロのサインが入はいっていた。カスタム/RSは標準ひょうじゅん車しゃを基本きほんにダイハツ社内しゃないで手てを加くわえたもの。フロントグリル、フロントフェンダー、前後ぜんごバンパーなどのデザインが相違そういしていた。

先代せんだいは着座ちゃくざ位置いちが低ひくいままに天井てんじょう高だかを上あげたためにデッドスペースが生しょうじたが、フロアパンの見直みなおしによって改善かいぜんされた。ミラと共用きょうようしていたインパネも、ムーヴ専用せんよう設計せっけいとなった。これまで通とおり標準ひょうじゅん車しゃとカスタム系けいの2本立ほんだてとなっている。

カスタムはエンジン吸気きゅうき方法ほうほうの違ちがいによって「エアロダウンカスタム（ターボチャージ型かた）」および「カスタム（自然しぜん吸気きゅうき型かた）」に分わけられている[注釈ちゅうしゃく 2]。

標準ひょうじゅん車しゃは2000年ねん（平成へいせい12年ねん）10月がつのマイナーチェンジの際さいに「カジュアル」という通称つうしょうが付つけられた。衝突しょうとつ安全あんぜんボディ「TAF（タフ）」、軽自動車けいじどうしゃ初はつとなるデュアル（運転うんてん席せきおよび助手じょしゅ席せき）SRSエアバッグ、パワードアロック装着そうちゃく車しゃには「衝撃しょうげき時じにドアロックが解除かいじょされ、ハザードランプ、ルームランプおよびドーム型がた室内しつないランプが点灯てんとうする」衝撃しょうげき感知かんち安全あんぜんシステムを装備そうびすると共ともに、プリテンショナー＋フォースリミッター機構きこう付つきシートベルト、ブレーキアシスト付づけABSをオプション設定せってい。さらに、「エアロダウンカスタム」の2WD車しゃと「SR-XX」の2WD・AT車しゃにはABS・TCS・横滑よこすべり制御せいぎょを組くみ合あわせ、雨あめや雪ゆき道どう等とうの滑すべりやすい路面ろめんでの安全あんぜん性せいならびに快適かいてき性せいに寄与きよするDVSをオプションで設定せっていするなど、安全あんぜん性せいが向上こうじょうされた。

電動でんどうガラスサンルーフ、オートエアコン、カロッツェリア カセットステレオ&16 cmフロントスピーカー、1DIN CDオートチェンジャー（6連奏れんそう）、リア吊つり下さげ式しきスピーカー、コンパクトカーナビゲーションシステム、キーレスエントリー（リモコン）、パワーウインドウ等とうの快適かいてき装備そうびもオプション設定せっていされた。なお、逆ぎゃくに最さい廉価れんかグレードのCGにはパワーウインドウ・集中しゅうちゅうドアロック（キーレスエントリー）は注文ちゅうもん装備そうびとなり、当時とうじの軽けい乗用車じょうようしゃとしては珍めずらしくなった運転うんてん席せきからバックドアの施錠せじょうができる電磁でんじバックドアロック（集中しゅうちゅうドアロックが装備そうびされると付つかない）が付ついた。初代しょだいではほとんどのグレードにタコメーターが付ついていたがこの代だいより5代目だいめまでカスタム系けいやSRが中心ちゅうしんとなる。

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

  • 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）10月がつ6日にち - 軽自動車けいじどうしゃの規格きかく改定かいていにあわせ2代目だいめにフルモデルチェンジ。
  • 1999年ねん（平成へいせい11年ねん）
    • 5月6日にち - 女性じょせいユーザー向むけに特別とくべつ仕様しよう車しゃ「ハローキティ」を発売はつばい。「CL」をベースにキティ仕様しようのエンブレム、デカール、メーターパネル、インナードアロックノブ、標準ひょうじゅん車しゃ唯一ゆいいつのフロントベンチシートが装備そうびされている。同時どうじに「CX」と「Z4」にCVT仕様しよう車しゃが追加ついかされた。
    • 5月21日にち - 先代せんだいでも設定せっていされていた福祉ふくし車両しゃりょう「ムーヴ スローパー」と「ムーヴ フロントシートリフト」を追加ついか[注釈ちゅうしゃく 3]。
    • 6月30日にち - 「CL」をベースに一部いちぶ装備そうびを見直みなおし、価格かかくを引ひき下さげた特別とくべつ仕様しよう車しゃ「CLセレクション」を発売はつばい。
    • 11月30日にち - 一部いちぶ改良かいりょう。
    グレード体系たいけいを変更へんこうし、カジュアル系けいでJB-DET型がた直列ちょくれつ4気筒きとうDOHC16バルブインタークーラー付づけターボエンジンを搭載とうさいした「SR-XX」が消滅しょうめつし、代かわりにEF-DET型がた3気筒きとうDOHC12バルブインタークーラー付づけターボエンジンの「CR」が登場とうじょうした。
    カスタム系けいはバックランプが右側みぎがわ角かく型がた1灯とうからリフレクター内蔵ないぞうの角かく型がた左右さゆう2灯とうに（前期ぜんき型がたはプロビジョンのみ）変更へんこうされ、これに伴ともないテールランプの意匠いしょうも変更へんこうされた。また、ルーフレールを省略しょうりゃくし廉価れんかとした「エアロダウンカスタムS」と「カスタム」をベースに一部いちぶ装備そうびを省略しょうりゃく化かした「カスタム Lセレクション」を追加ついか。積雪せきせつ地域ちいきからの要望ようぼうに応こたえ、「カスタム」と「エアロダウンカスタムXX」の4WDに5速そくMTを装備そうびした「M4」[注釈ちゅうしゃく 4]を設定せっていした。他たのグレードも、オプション装備そうびであった木目もくめ調ちょうインパネの標準ひょうじゅん採用さいようなど内うち外装がいそうの充実じゅうじつを図はかっている。また、前述ぜんじゅつのDVSのオプション対象たいしょうグレードを「エアロダウンカスタムXX（エアロダウンカスタムから改名かいめい）」に加くわえ、「カスタム」と「エアロダウンカスタムS」の2WD車しゃ、「CX」と「CR」の2WD・4AT車しゃにも拡大かくだい。「ハローキティ」もオプションパッケージ「キティリミテッドパック」を追加ついか設定せっていし販売はんばいを継続けいぞく。また、カジュアル系けいのフロントグリル周囲しゅういに、メッキモールを追加ついか。
    • 12月15日にち - 福祉ふくし車両しゃりょうを一部いちぶ改良かいりょう。「スローパー」は生産せいさんをインライン化かしたことで納車のうしゃ期間きかんの短縮たんしゅくと13.2万まん円えんの大幅おおはばな価格かかく引ひき下さげを実現じつげんした。「フロントシートリフト」も装備そうびを一部いちぶ見直みなおしたことで車両しゃりょう価格かかくを引ひき下さげた。
  • 2000年ねん（平成へいせい12年ねん）
    • 5月31日にち - 特別とくべつ仕様しよう車しゃ「Sエディション」を発売はつばい。
    「CLセレクション」をベースに、2DIN CDカセットステレオ&16 cmフロントスピーカー、カジュアルベンチシート、メッキタルボドアミラー&メッキドアアウターハンドル、スモークドガラス（リヤドア、クォーター、バックドアウインドゥ）、ホワイトリヤコンビネーションランプ、バックドアスポイラー、13インチアルミホイールを装備そうびした「カジュアル Sエディション」、「カスタム Lセレクション」をベースに、 ABS（ブレーキアシスト付づけ）、カロッツェリア カセットステレオ 1DIN CDオートチェンジャー（6連奏れんそう）&16 cmフロントスピーカー、サイドストーンガード、メッキドアミラー（2WD車しゃは電動でんどう格納かくのう式しき、4WD車しゃは電動でんどうヒーテッド）､メッキドアアウターハンドル、ホワイトリヤコンビネーションランプ、13インチアルミホイールを装備そうびした「カスタム Sエディション」、「エアロダウンカスタムS」をベースに、ABS（ブレーキアシスト付づけ）、カロッツェリア1DIN MDチューナーアンプ&1DIN CDオートチェンジャー（6連奏れんそう）、16 cmフロントスピーカー&リヤ吊つり下さげ式しきスピーカー､ウッドステアリングホイール､ウッド調ちょうメーター&センタークラスターを装備そうびした「エアロダウンカスタム Sエディション」の3グレードが用意よういされる。
    • 10月4日にち - マイナーチェンジ。
    衝突しょうとつ安全あんぜんボディ「TAF」の性能せいのうアップや安全あんぜんインテリア「SOFI（ソフィ）」の採用さいようにより安全あんぜん性能せいのうを向上こうじょう、MT車しゃにはクラッチスタートシステムを追加ついか装備そうびした。
    カスタム系けいはフロントデザインを一新いっしんし、ヘッドランプとフォグランプが繋つながったひょうたん型がたのライトとなった[注釈ちゅうしゃく 5]。これには当時とうじ市場いちばに流通りゅうつうしつつあった色いろ温度おんどの高たかいヘッドランプの風合ふうあいを出だすために淡あわ青色あおいろに色いろづけされているものもあった。またテールランプが若干じゃっかん長ながいデザインになり、フロントフラッシャーランプが角かく型がたから丸まる型がた、バックランプが角かく型がた2灯とうから丸まる型がた2灯とうに変更へんこうされたことによって、バンパー部ぶの意匠いしょうにも変更へんこうが見みられる。なお、新しんグレードとして、よりスポーティー感かんを強つよめた「エアロダウンカスタム」のグレード名めいをおよそ11ヶ月かげつぶりに復活ふっかつさせ、2DINオーディオ（CD/MD・AM/FM）、ABSを標準ひょうじゅん装備そうびした「リミテッド」シリーズを「カスタムL」・「カスタムターボ」・「エアロダウンカスタム」に設定せってい。また「ハローキティ」（12月発売はつばい）はカスタム系けいベースに変更へんこうされた。
    カジュアル系けいはヘッドランプ（全車ぜんしゃマルチリフレクター化か）や前後ぜんごバンパー、テールランプなどが変更へんこうされ、センターグリルを装着そうちゃくするというマイナーチェンジを行おこなったが、ジウジアーロのサインは削除さくじょされた。新しんグレードとして、新しんカジュアルベンチシート（AT車しゃ）、2DIN CD・AM/FMステレオ、アルミホイールなどを標準ひょうじゅん装備そうびした「CLリミテッド」と同どう仕様しようのターボ車しゃ「CX-T」を追加ついかし、2DIN CD・AM/FMステレオ、スモークドガラス、メッキ電動でんどう格納かくのう式しきドアミラー（2WD車しゃ）を装備そうびした特別とくべつ仕様しよう車しゃ「Pico」もラインナップされた。なお、FF車しゃ専用せんようのEF-SE型がた3気筒きとうSOHC6バルブEFIエンジン仕様しよう車しゃおよび同どうFF車しゃ専用せんようの3速そくコラムAT仕様しよう車しゃが廃止はいしされ、カジュアル系けい・カスタム系けいに関かかわらず自然しぜん吸気きゅうきモデル全車ぜんしゃがタコメーターなしの1眼め式しきの大型おおがたスピードメーターに統一とういつされた。なお、本ほんマイナーチェンジ以降いこう、標準ひょうじゅん車しゃとカスタムの本ほんカタログ/Webカタログが分割ぶんかつされた。
  • 2001年ねん（平成へいせい13年ねん）
    • 1月がつ9日にち - ディスチャージヘッドランプ、専用せんよう大型おおがたフロントエアロバンパー（バンパー・ヘッドランプグリル一体いったい式しき）・ダーククロームメッキグリル・ステアリングシフトなどを採用さいようした「エアロダウンRS」を追加ついか。オーディオ類るいを追加ついかした「エアロダウンRSリミテッド」も設定せっていされた。これにより、1ボディ3フェイスのバリエーションとなる。
    • 4月がつ6日にち - 福祉ふくし車両しゃりょう「スローパー」にタイヤパンク状態じょうたいでも一定いってい距離きょりはそのままの状態じょうたいで走行そうこうできるランフラットタイヤを装備そうびした「SL-Limited II」とDVSを標準ひょうじゅん装備そうびした「SL-Limited III」の2グレードを追加ついか。
    • 5月17日にち - ムーヴの生産せいさん累計るいけい台数だいすう100万まん台だい達成たっせいを記念きねんし、特別とくべつ仕様しよう車しゃ「メモリアルエディション」2車種しゃしゅを発売はつばい。「CL」をベースにした「メモリアルエディション」は2DINオーディオとフロントスピーカー、スモークドガラスを装備そうびし、アウタードアハンドルと電動でんどう格納かくのう式しきドアミラーにはメッキ仕様しようとした。カスタム「L」をベースにした「RSメモリアルエディション」は「RS」専用せんようの外観がいかん装備そうびを施ほどこし、ディスチャージヘッドランプ、2DINオーディオ、13インチアルミホイールを装備そうびしている。
    • 10月3日にち - 一部いちぶ改良かいりょう。独自どくじの排出はいしゅつガス浄化じょうか触媒しょくばい「TOPAZ（トパーズ）触媒しょくばい」を新しん搭載とうさいし、浄化じょうか性能せいのうを飛躍ひやく的てきに向上こうじょう。特とくにEF-VE型がたエンジン搭載とうさいの2WD車しゃは「超ちょう-低てい排出はいしゅつガス（平成へいせい12年ねん基準きじゅん排出はいしゅつガス75 %低減ていげんレベル）」認定にんていを取得しゅとくした。このほか、内装ないそうのリファインを行おこない、「CG」を除のぞくAT車しゃはベンチシートとなった。「エアロダウンRSリミテッド」はSRSサイドエアバッグを追加ついかし安全あんぜん性せいを向上こうじょう。4WD車しゃは電子でんし制御せいぎょ4AT+ステアシフトを採用さいよう、「カジュアルターボ メモリアルエディション」にはブレーキアシスト付づけABSを標準ひょうじゅん装備そうび化かした。新しんグレードとしてツインカム4気筒きとう16バルブEFIターボエンジンを搭載とうさいし「RS」専用せんよう装備そうびとディスチャージヘッドランプ、15インチアルミホイール等とうを装備そうびした「エアロRS-XX」（2DINオーディオとSRSサイドエアバッグを装備そうびした「エアロRS-XX メモリアルリミテッド」も設定せってい）、SRSサイドエアバッグ、ブレーキアシスト付づけABS、13インチアルミホイール、2DINオーディオを装備そうびしたPARCOとのコラボレーショングレード「カスタムパルコ」、「カスタムパルコターボ」を追加ついかした。
    • 12月27日にち - 「RS」の外観がいかんと「パルコ」シリーズの特別とくべつ装備そうび2DINCD/MD・AM/FM付づけオーディオとフロントスピーカー&リア吊つり下さげ式しきスピーカーを装備そうびした「RSパルコ」を追加ついか。なお、エンジンはEF-VE型がたを搭載とうさいし、独自どくじ開発かいはつの排出はいしゅつガス浄化じょうか触媒しょくばい「TOPAZ触媒しょくばい」も搭載とうさいされている。
  • 2002年ねん（平成へいせい14年ねん）
    • 6月3日にち - コンパクト・ナビゲーションシステムIIを装備そうびした「ナビエディション」シリーズを発売はつばい。カジュアル系けいの標準ひょうじゅんタイプと「Sパッケージ」、CD/MDや安全あんぜん装備そうびを充実じゅうじつした「カスタムパルコ」、「カスタムパルコターボ」、「RSパルコ」の全ぜん5タイプを設定せっていした。
    • 9月[3] - 生産せいさん終了しゅうりょう。在庫ざいこ対応たいおう分ぶんのみの販売はんばいとなる。
    • 10月 - 3代目だいめと入いれ替かわって販売はんばい終了しゅうりょう。
標準ひょうじゅん
  • SR-XX
    SR-XX
  • SR-XX 後
    SR-XX
    後のち
  • CX（後期型）
    CX（後期こうき型がた）
カスタム/RS
  • エアロダウンカスタム（後期型）
    エアロダウンカスタム（後期こうき型がた）
  • エアロダウンカスタム（後期型） 後
    エアロダウンカスタム（後期こうき型がた）
    後のち
  • パルコ（後期型）
    パルコ（後期こうき型がた）
  • エアロダウンRS 4WD（後期型） 後
    エアロダウンRS 4WD（後期こうき型がた）
    後のち

3代目だいめ L150/152/160S型がた（2002年ねん - 2006年ねん）[編集へんしゅう]

ダイハツ・ムーヴ（3代目だいめ）
L150/152/160S型がた
標準ひょうじゅん（後期こうき型がた）
2004年ねん12月 - 2006年ねん10月がつ
カスタム（後期こうき型がた）
2004年ねん12月 - 2006年ねん10月がつ
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2002年ねん10月 - 2006年ねん10月
設計せっけい統括とうかつ 福塚ふくづか 政廣まさひろ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 4名めい
ボディタイプ 5ドア軽けいトールワゴン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう / 四よん輪りん駆動くどう
パワートレイン
エンジン EF-VE型がた 659 cc 直ちょく3 DOHC DVVT
EF-DET型がた 659 cc 直ちょく3 DOHC ターボ
JB-DET型がた 659 cc 直ちょく4 DOHC ターボ
変速へんそく機き CVT
4速そくAT
5速そくMT
サスペンション
前まえ マクファーソンストラット
後のち トーションビーム (前輪ぜんりん駆動くどう)
3リンク (四よん輪りん駆動くどう)
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,390 mm
全長ぜんちょう 3,395 mm
全幅ぜんぷく 1,475 mm
全ぜん高こう 1,630 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 790 - 900 kg
その他た
ブレーキ 前まえ:ベンチレーテッドディスク
/ディスク
後ご:リーディングトレーリング
最小さいしょう回転かいてん半径はんけい 4.2 - 4.6 m
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標準ひょうじゅん車しゃは「生活せいかつ革新かくしん！エキサイティングミニバン」をテーマにした、カジュアルで上質じょうしつ感かんのある内うち外装がいそうデザインに対たいし、カスタムは「モバイル世代せだいのラジカルボックス」をテーマにした、若者わかもの向むけの先進せんしん的てきでスポーティな内うち外装がいそうデザインとしていた。この代だいから、リアのナンバープレートの位置いちが異ことなり、ノーマルタイプはリアバンパーに、カスタムはバックドアにナンバープレートの位置いちがくるようになる。

新しん開発かいはつのプラットフォームが採用さいようされ、オプションにもiモードやエアコン、オーディオ、外そと気温きおんなど、車両しゃりょう情報じょうほうの表示ひょうじができるDVDナビゲーションシステムや、減速げんそく制御せいぎょや先行せんこう車しゃの追従ついしょう走行そうこうが可能かのうなレーダークルーズコントロールなど、多数たすうの先進せんしん・豪華ごうか装備そうびが用意よういされた。

福祉ふくし仕様しようのスローパーのスペアタイヤ設置せっち場所ばしょがテールゲートから室内しつないに変更へんこう。バックドアは先代せんだい同様どうよう横よこ開ひらき式しきが標準ひょうじゅんだが、一部いちぶグレードで跳はね上あげ式しきを設定せっていできた。この場合ばあい、バックドアのドアハンドルは「HATCH BACK」と記しるされたフタでふさがれるため、バックドアタイプの違ちがいが容易よういに区別くべつできる（跳はね上あげ式しきを選択せんたくした場合ばあい、標準ひょうじゅんタイプについてもカスタムと同おなじリヤスタイルとなった）。2014年ねん12月に6代目だいめへフルモデルチェンジするまで、跳はね上あげ式しきバックドアを選択せんたくできた唯一ゆいいつのムーヴであった[注釈ちゅうしゃく 6]。前期ぜんき型がたのみ、ボディカラーがスチールグレーメタリックの場合ばあい、跳はね上あげ式しきバックドアは選択せんたく不可能ふかのうとなる。

今こん世代せだいからカスタムの最上級さいじょうきゅうグレード「エアロダウンカスタム」の名なが消滅しょうめつし（「エアロダウンRS」と統合とうごう）、「カスタムRS」に名称めいしょう変更へんこうした。尚なお、JB型がた4気筒きとうエンジンが設定せっていされたのはこのモデルまでとなった。

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

  • 前期ぜんき型がた
2002年ねん（平成へいせい14年ねん）10月がつ15日にち - フルモデルチェンジ。
型式けいしきは3気筒きとうEFエンジンのFF車しゃがL150S、4気筒きとうJBエンジンFF車しゃがL152S、4WD車しゃは3気筒きとうのEFエンジン車しゃのみのため全車ぜんしゃがL160Sとなる。ムーヴL全車ぜんしゃのほか、2代目だいめモデルの「M4」系けいグレードを引ひき継つぐ形かたちでカスタムX、Rの4WD車しゃのみ5MTの設定せっていがある。コラム4AT／5MTでそれぞれシートのパターンが異ことなる。カスタムRS系けいグレードはMOMOブランドの革かわ巻まきステアリングが標準ひょうじゅん装備そうびされ、カスタムRはステアリングのDマークがメッキエンブレムを装着そうちゃくした仕様しようとなる(Dマークの凹モールドが基本きほんである)。カスタムのミラーカバー、ドアハンドルはメッキとなっている。まだハイマウントストップランプはカスタムRS、RSリミテッドのみ標準ひょうじゅん装備そうびで、タコメーターもカスタムR、RS、RSリミテッドのみ標準ひょうじゅん装備そうびであった。カスタムXにはフロアCVTも設定せっていされている。
  • 2003年ねん（平成へいせい15年ねん）
    • 5月6日にち - 一部いちぶ改良かいりょうと特別とくべつ仕様しよう車しゃ「カスタムXリミテッド」、「カスタムRリミテッド」を発売はつばい。両りょう仕様しようともディスチャージヘッドランプ、電動でんどう格納かくのう式しきカラードドアミラー[注釈ちゅうしゃく 7]、カラードアウタードアハンドル、ハイマウントLEDストップランプを装備そうび。さらに、前者ぜんしゃは3代目だいめムーヴのNAエンジン仕様しようでは初はつとなるタコメーター付づけ2眼めメーターを装備そうびした[注釈ちゅうしゃく 8]。後者こうしゃはオートエアコン、インテグレートCD/MD・AM/FM付づけステレオ&4ドアスピーカーなどを装備そうびしたターボエンジン仕様しようである。ボディカラーは「レッド」が無なくなり、「ライトローズメタリック」を追加ついか。この一部いちぶ改良かいりょうのタイミングでクロームメッキだったカスタムのドアハンドル、ミラーカバーはリミテッドシリーズに準じゅんじたボディ同色どうしょくに差さし替かえられ、またバッグドア左側ひだりがわにあった「CUSTOM」ロゴは消滅しょうめつ。
    • 9月2日にち - 特別とくべつ仕様しよう車しゃ「Lリミテッド」、「Xリミテッド」を発売はつばい。前者ぜんしゃはリアシート左右さゆう一体いったい式しきロングスライド&ワンモーション荷に室しつフラットを採用さいようし、1DINのAM/FM付づけCDステレオとフロントドアスピーカーを装備そうび。後者こうしゃはルーフエンドスポイラーとサイドストーンガードを装備そうびしスポーティ感かんを演出えんしゅつしたほか、インテグレートCD/MD・AM/FM付づけステレオを装備そうびした。
    • 12月25日にち - 先代せんだいに引ひき続つづき、特別とくべつ仕様しよう車しゃ「ナビエディション」を発売はつばい。今回こんかいは2DINサイズの6.5インチDVDナビゲーションシステムを装備そうび。対象たいしょうグレードも「カスタムRSリミテッド」を除のぞく全ぜんグレード（ノーマル5グレード、カスタム6グレードの全ぜん11グレード）に拡大かくだい。価格かかくも「L」の2WD・5MT車しゃで99.9万まん円えん（税ぜい抜）からとナビ付づけながら手てごろな価格かかくを実現じつげんした。2004年ねん3月がつ末まつまでの期間きかん限定げんてい販売はんばいである。
  • 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）
    • 5月6日にち - カスタムの「L」「RS」グレードをベースにした特別とくべつ仕様しよう車しゃ「V Selection」を発売はつばい。「L」はタコメーター付づけ2眼めメーター、オートエアコン、シルバー加か飾かざりセンターパネル、14インチアルミホイールを装備そうびした充実じゅうじつ仕様しよう。「RS」はアゼスト製せいの専用せんようHDDナビゲーション、4ドアスピーカー、ディスチャージヘッドランプを装備そうびしたハイグレード仕様しようである。
    • 7月がつ1日にち - 特別とくべつ仕様しよう車しゃ「ナビエディション」の好評こうひょうを受うけ、装よそおいも新あらたに「ナビエディションII」として再さい発売はつばい。今回こんかいはカスタムRS系けい3グレードが除のぞかれる代かわりに、新あらたに同年どうねん5月がつに発売はつばいされた「カスタム L Vセレクション」が加くわわった。
  • 後期こうき型がた
    • 2004年ねん12月24日にち - マイナーチェンジで後期こうき型がたとなる。
    標準ひょうじゅん車しゃ/カスタムとも内うち外装がいそうのデザインを変更へんこう。環境かんきょう性能せいのうが向上こうじょうされ、一部いちぶグレードでは「平成へいせい17年ねん基準きじゅん排出はいしゅつガス75%低減ていげんレベル（☆☆☆☆）」と「平成へいせい22年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+5%」を同時どうじに適合てきごうさせた。さらに、全車ぜんしゃに不正ふせいにドアを開ひらくと室内しつないブザーが鳴なるなどして外部がいぶに異常いじょうを知しらせるセキュリティーアラームが追加ついかされ、4WD車しゃにはヒーテッド付づけ電動でんどうリモコンドアミラーだったものがヒーテッド付づけ電動でんどう格納かくのう式しきドアミラーに変更へんこうされた。グレード体系たいけいを整理せいりし、標準ひょうじゅん車しゃはターボエンジングレードが上級じょうきゅう仕様しようの位置いちづけだった「R」を廃止はいしし「Lターボ」を設定せってい。さらに「L」をベースにプラズマクラスター搭載とうさいオートエアコンなどを搭載とうさいした特別とくべつ仕様しよう車しゃ「Happy Day Style」を追加ついか、既存きそんグレードを「L」と「X」に集約しゅうやくし4グレードに。カスタムも「L」・「X」・「R」・「RS」の4グレードに整理せいりされ、各かくグレードの装備そうびも充実じゅうじつした。なお、福祉ふくし車両しゃりょうの「スローパー」は前期ぜんき型がたのテールランプを流用りゅうようしている。カスタムX、Rの4WD車しゃのみに設定せっていされていた5MT車しゃが消滅しょうめつし、5MT車しゃはムーヴLのみの設定せっていとなる。カスタムは全車ぜんしゃタコメーター付つき双眼そうがん式しきメーターおよびハイマウントストップランプ標準ひょうじゅん装備そうび。カスタムLのみサイドウインカーがフェンダーに装着そうちゃく。カスタムX、R、RSはミラーウインカーとなっていて、ディスチャージヘッドライトが標準ひょうじゅん装備そうび化かされている。またカスタムについては引ひき続つづきMOMOブランドのステアリングを装備そうびするカスタムRSを除のぞく全車ぜんしゃ、ステアリングのDマークはメッキエンブレムを装着そうちゃくした仕様しようにグレードアップされた。
  • 2005年ねん（平成へいせい17年ねん）
    • 8月がつ26日にち - シリーズ発売はつばい10周年しゅうねんを記念きねんし、「カスタムL」をベースに、14インチアルミホイール、ドアミラーターンランプ、インテグレートCD/MD・AM/FM付づけステレオ&4ドアスピーカーなどを装備そうびした特別とくべつ仕様しよう車しゃ「カスタムVS」を発売はつばい。同時どうじにカスタムシリーズ全ぜんグレードに7インチHDDナビゲーションシステムを装備そうびした「HDDナビエディション」を発売はつばい。
    • 9月29日にち - 標準ひょうじゅん車しゃにも特別とくべつ仕様しよう車しゃ「VS」を追加ついか。「L」をベースに専用せんようのフロントデザインが与あたえられたほか、黒くろ基調きちょうの専用せんようシート、タコメーター付づけ2眼めメーター、エアロパーツを装着そうちゃくするなどスポーティさを持もった仕様しようである。また、翌年よくねんからの法ほう改正かいせいに対応たいおうするため、全車ぜんしゃにハイマウントストップランプ、ハロゲンヘッドランプ車しゃにはマニュアルレベライザーが、ディスチャージヘッドランプ車しゃにはオートレベライザーが装備そうびされるようになった。
  • 2006年ねん（平成へいせい18年ねん）
    • 9月[4] - 生産せいさん終了しゅうりょう。在庫ざいこ対応たいおう分ぶんのみの販売はんばいとなる。生産せいさん台数だいすうは65万まん台だい以上いじょう[5]。
    • 10月 - 4代目だいめと入いれ替かわる形かたちで販売はんばい終了しゅうりょう。
標準ひょうじゅん
  • L（初期型）
    L（初期しょき型がた）
  • L（初期型） 後
    L（初期しょき型がた）
    後のち
  • L（後期型）
    L（後期こうき型がた）
  • L（後期型） 後
    L（後期こうき型がた）
    後のち
カスタム
  • カスタムX／Rリミテッド（初期型）
    カスタムX／Rリミテッド（初期しょき型がた）
  • カスタムX／Rリミテッド（初期型） 後
    カスタムX／Rリミテッド（初期しょき型がた）
    後のち
  • カスタムRS（後期型）
    カスタムRS（後期こうき型がた）
  • カスタムRS（後期型） 後
    カスタムRS（後期こうき型がた）
    後のち

4代目だいめ L175/L185S型がた（2006年ねん - 2010年ねん）[編集へんしゅう]

ダイハツ・ムーヴ（4代目だいめ）
L175/185S型がた
標準ひょうじゅん VS（後期こうき型がた）
2009年ねん4月がつ - 2010年ねん12月
カスタム（後期こうき型がた）
2008年ねん12月 - 2010年ねん12月
標準ひょうじゅん Lセレクション（初期しょき型がた）
2006年ねん10月がつ - 2010年ねん12月
概要がいよう
販売はんばい期間きかん 2006年ねん10月 - 2010年ねん12月
設計せっけい統括とうかつ 堀ほり　信介しんすけ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 4名めい
ボディタイプ 5ドア軽けいトールワゴン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう / 四よん輪りん駆動くどう
パワートレイン
エンジン KF-VE型がた 0.658 L 直ちょく3 DOHC ベルト駆動くどう DVVT
KF-DET型がた 0.658 L 直ちょく3 DOHC ターボ
変速へんそく機き CVT
4速そくAT
5速そくMT
サスペンション
前まえ マクファーソンストラット
後のち トーションビーム (前輪ぜんりん駆動くどう)
3リンク (四よん輪りん駆動くどう)
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,490 mm
全長ぜんちょう 3,395 mm
全幅ぜんぷく 1,475 mm
全ぜん高こう 1,615 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 810 - 930 kg
その他た
生産せいさん台数だいすう 不明ふめい（メーカーにデータなし）
最小さいしょう回転かいてん半径はんけい 4.2 - 4.7 m
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目標もくひょう月間げっかん販売はんばい台数だいすうは1万まん2000台だいと発表はっぴょうされている。プラットフォームからエンジンまで全身ぜんしん一新いっしんし、クラスを超こえた新あたらしい次元じげんへの進化しんかを目指めざして開発かいはつ。「わたしのかろやかオールマイティ」をコンセプトとした『ムーヴ』と、「上質じょうしつ・快適かいてき移動いどう体たい(ムーヴィング・アメニティ)」をコンセプトとした『ムーヴカスタム』の異ことなった個性こせいの2タイプを設定せっていした。「流麗りゅうれいで躍動やくどう感かんあふれるシルエットへ、劇的げきてきに変化へんかを遂とげた新しんスタイリング」「当時とうじの軽けい最大さいだいの室内しつない長ちょう&室内しつない幅はばを実現じつげんし、圧倒的あっとうてきな広ひろさを更さらに進化しんかさせたパッケージング」「ラウンジ感覚かんかくのくつろぎを演出えんしゅつする質感しつかんの高たかいインテリア」「KF-VEエンジンとCVT（無む段だん変速へんそく機き）の採用さいようにより低てい燃費ねんぴ(23.0km/l)と優すぐれた加速かそく性能せいのうの両立りょうりつ」「上質じょうしつで快適かいてきな乗のり心地ごこちと、高たかい静粛せいしゅく性せい」「先進せんしんの予防よぼう安全あんぜん装備そうびの採用さいようにより実現じつげんした高たかい安全あんぜん性能せいのう」を特徴とくちょうとして開発かいはつされた。

タントが登場とうじょうしたことによりスタイリング重視じゅうしに舵かじを切きり、ムーヴのDNAである「ビッグキャビン&コンパクトノーズ」をさらに進化しんかさせ、流麗りゅうれいで躍動やくどう感かんあふれるワンモーションシルエットを実現じつげん。初代しょだいムーヴで採用さいようしたバンパー上部じょうぶからフロントピラーに繋つながるキャラクターラインをより際立きわだたせ、大おおきなキャビンスペースとコンパクトノーズのコントラストを明快めいかいに表現ひょうげん。流ながれるような美うつくしいシルエットに、ウェッジ基調きちょうのサイドウインドゥグラフィック、リアブリスターフェンダー、ヘッドランプ形状けいじょうを組くみ合あわせ、軽快けいかいな動うごきを感かんじさせるエモ-ショナルスタイルを実現じつげん。リヤには初代しょだいムーヴ以来いらいのアイデンティティとして踏襲とうしゅうした縦長たてながリヤコンビネーションランプを採用さいようし、軽快けいかいさを演出えんしゅつした。カスタム系けいはムーヴカスタムらしさを極きわめたマッシブで力強ちからづよく、上質じょうしつ感かんのあるデザインを追及ついきゅう。4灯とうタイプのプロジェクター式しきヘッドランプや大型おおがたフロントグリルにより精悍せいかんな表情ひょうじょうを演出えんしゅつすると共ともに、フロントからサイド・リヤへと回まわり込こむエアロパーツや16インチアルミホイール（カスタムRS）により、ワイドで安定あんてい感かんあふれるスタイルを実現じつげん。光ひかりの剣けん（ビームサーベル）をイメージした縦長たてながのリヤコンビネーションランプを採用さいよう。

インテリアでは2,490mmの超ちょうロングホイールベースの採用さいようと、コンパクトなエンジンルームにより実現じつげんした超ちょう進化しんか革新かくしんパッケージにより、当時とうじの軽自動車けいじどうしゃでは最大さいだいの長ながい室内しつない長ちょう〔2,110mm (2WD)〕を実現じつげん。同おなじく軽自動車けいじどうしゃ最大さいだいの室内しつない幅はば（1,350mm）と合あわせ、前後ぜんご左右さゆうで広々ひろびろとした室内しつない空間くうかんを実現じつげんした。1,065mmの前後ぜんごカップルディスタンスや、トンネルのないフラットなリヤフロア（2WD）、255mmのリヤシートスライドにより、ゆとりのある後のち席せきレッグスペースを実現じつげんし、快適かいてきな広々ひろびろラウンジ空間くうかんを創出そうしゅつした。リヤシートに左右さゆう一体いったい式しきロングスライド（255mm）およびワンモーション荷に室しつフラット機構きこうを採用さいようし、多彩たさいなシートアレンジを実現じつげん。先進せんしん性せいと機能きのう性せいを備そなえたセンターメーターを中心ちゅうしんとしたアーチシェイプインストルメントパネルを採用さいよう。立体りったい的てきな造形ぞうけいで躍動やくどう感かんのあるフローティングバイザーも採用さいようした。機能きのう性せいと美うつくしさを併あわせ持もつオプティトロンメーター[注釈ちゅうしゃく 9]やMOMO革かわ巻まきステアリングホイール（ステアリングスイッチ付づけ）[注釈ちゅうしゃく 10]、夜間やかんの室内しつない視認しにん性せいと高級こうきゅう感かんを高たかめるルーフイルミネーション[注釈ちゅうしゃく 11]などの採用さいようにより、運転うんてんしやすく質感しつかんの高たかい空間くうかんを実現じつげん。モダンで先進せんしん性せいの高たかい立体りったい構造こうぞうのシートファブリックを採用さいよう。シート色しょくは、室内しつないをクールに引ひき締しめるブラックとした。

エンジンはロングストローク&コンパクト燃焼ねんしょう室しつを採用さいようしたNAエンジン「KF-VE型がた」と、ターボエンジン「KF-DET型がた」のTOPAZ NEOエンジンシリーズ2型式けいしきを搭載とうさい。世界せかい初はつの「インプットリダクション方式ほうしき3軸じくギヤトレーン構造こうぞう」を採用さいようし、優すぐれた加速かそく性能せいのうと高たかい動力どうりょく伝導でんどう効率こうりつを実現じつげんした、コンパクトで軽自動車けいじどうしゃに最適さいてきなCVTを搭載とうさい。KF-VEエンジンとCVTを組くみ合あわせることで、低てい燃費ねんぴ(23.0km/l )と優すぐれた加速かそく性能せいのうを両立りょうりつした。　　

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

  • 2006年ねん（平成へいせい18年ねん）10月がつ5日にち - 4代目だいめへフルモデルチェンジ。発売はつばい時点じてんでのグレード体系たいけいはムーヴが「L」「X」「XLimited」の3グレードで、ターボエンジンの設定せっていが廃止はいしされた。「XLimited」がCVTで、「L」には5MTも設定せっていされる。ムーヴカスタムは「L」「X」「XLimited」、ターボエンジンの「R」「RS」の計けい5グレードを設定せっていし、このうち「XLimited」と「RS」がCVTとなっている。
  • 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）8月がつ20日はつか - 創立そうりつ100周年しゅうねん記念きねん特別とくべつ仕様しよう車しゃ「メモリアルエディション」を発売はつばい。
標準ひょうじゅん車しゃ・カスタム共どもにCVT仕様しようとして設定せっていされ、標準ひょうじゅん車しゃでは専用せんようの内うち外装がいそうを施ほどこした他ほか、オプティトロンメーター、キーフリーシステム（イモビライザー機能きのう付づけ）、ドアミラーターンランプ、リバース連動れんどうドアミラーなどを装備そうびし機能きのうを充実じゅうじつ。カスタムではアルミホイール、プティトロンメーター、キーフリーシステム（イモビライザー機能きのう付づけ）、リバース連動れんどうドアミラーに加くわえ、通常つうじょうグレードではオプションパック「アドバンストオペレーションパック」を選択せんたくしないと装備そうびされないプッシュボタンスタートもカスタム・メモリアルエディションでは特別とくべつ装備そうびされている。ただしエアコンは共ともにそれぞれ「L」の標準ひょうじゅんであるマニュアル式しきとなっている。
  • 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）
    • 6月2日にち - 特別とくべつ仕様しよう車しゃ「L selection」、「カスタム XC edition」を発売はつばい。前者ぜんしゃはプッシュ式しきオートエアコン、運転うんてん席せきシートリフター、チルトステアリングなどの快適かいてき装備そうびを充実じゅうじつしながらも求もとめやすい価格かかく設定せっていにした4速そくAT専用せんよう車しゃである。後者こうしゃはプロジェクター式しきディスチャージヘッドランプ、ABS（EBD&ブレーキアシスト付づけ）、オートエアコンといった装備そうびを採用さいようしたCVT専用せんよう車しゃである。
    • 12月15日にち - マイナーチェンジ。カスタムはフロントマスクを大幅おおはばに変更へんこう。プロジェクター式しきディスチャージヘッドランプと自発じはつ光こう式しきメーターを標準ひょうじゅん装備そうび化か。テールレンズはクリアーテール化かされた。内装ないそうもオーディオ部分ぶぶんにブラックメタリック塗装とそうを施ほどこし、シート表皮ひょうひも変更へんこうされた。標準ひょうじゅん車しゃは内装ないそう色しょくをベージュ色しょくにすると共ともにシート生地きじをダブルラッセル仕様しようのモケット生地きじにするなど質感しつかんを大幅おおはばに向上こうじょう。さらにロント周まわり、リアコンビネーションランプのデザインを変更へんこう。フロントフェンダーのターンランプをクリアタイプに変更へんこう（L・X）、メーターがブラック基調きちょうとなり、インパネ下部かぶにシルバーガーニッシュを取とり入いれた。さらにアジャスタブルパック（運転うんてん席せきシートリフター・チルトステアリング・アジャスタブルショルダーベルトアンカー）を全ぜんグレード標準ひょうじゅん装備そうびとしている。そのほか、標準ひょうじゅん・カスタム共どもにトップシェイドガラス、キーフリーシステム（L・カスタムSを除のぞく）、エコインジケーター（MT車しゃを除のぞく）などが追加ついか。キーフリーシステムを搭載とうさいしたグレードは、ドアロックの方式ほうしきを従来じゅうらいの「車体しゃたいに近ちかづけば開ひらき錠じょう、遠とおざかれば施錠せじょうする」方式ほうしきから、誤操作ごそうさや閉とじ込こみを防止ぼうしするためリクエストボタン方式ほうしきに変更へんこうされた。また、ボディカラーの新しん色いろに「ハーブグリーンメタリック（標準ひょうじゅん）」、「ブロンズクリスタルメタリックオパール（カスタム）」を追加ついか（標準ひょうじゅん車しゃのヴェネチアンレッドメタリック、カスタムのルージュレッドクリスタルメタリックが廃止はいし）。グレード体系たいけいも変更へんこうとなり、標準ひょうじゅん車しゃは特別とくべつ仕様しよう車しゃを廃止はいしし発売はつばい時じの「L」・「X」・「X Limited」の3グレードに集約しゅうやく。カスタムは従来じゅうらいの「L」に替かわって「S」を追加ついか、「X」・「R」にはCVTが搭載とうさいされ、ターボ仕様しようの全ぜんグレードがCVTとなる。今回こんかいの改良かいりょうでドリンクホルダ照明しょうめい廃止はいし、シフトパネル照明しょうめい廃止はいし、パワーウィンドウスイッチ照明しょうめいは運転うんてん席せきを除のぞき廃止はいしとなるなど一部いちぶコストダウンもみられる。
  • 2009年ねん（平成へいせい21年ねん）
    • 4月がつ20日はつか - 特別とくべつ仕様しよう車しゃ「L VS」、「X VS」、カスタム「R VS」を発売はつばい。「L VS」・「X VS」は14インチアルミホイールやブラックの専用せんよう内装ないそうなどを施ほどこし、高級こうきゅう感かんを高たかめたほか、「L VS」ではキーフリーシステム（イモビライザー機能きのう付づけ）も追加ついか装備そうびされている。カスタム「R VS」は革かわ巻まきステアリングホイールや専用せんようシート表皮ひょうひを採用さいようしつつ、価格かかくを低ひくく抑おさえた。
    • 12月25日にち - 一部いちぶ改良かいりょう。新しん排出はいしゅつガス測定そくていモード「JC08コールドモード」に対応たいおう。グレード体系たいけいを変更へんこうし、標準ひょうじゅんは「X」・「X Limited」と入いれ替かわりで特別とくべつ仕様しよう車しゃを仕様しよう変更へんこうしカタロググレード化かした「X VS II」とCVTを搭載とうさいしながら価格かかくを低ひくく抑おさえた「X Special」の2グレードを追加ついか、カスタムは「S」・「X Limited」を廃止はいしし3グレード体制たいせいとなった（カスタムはこの時点じてんで4速そくAT車しゃがなくなり、全車ぜんしゃCVT仕様しようとなる）。また、燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせいレベルが一部いちぶを除のぞくほとんどのグレードでグレードダウンされた。一部いちぶ車種しゃしゅに設定せっていだったカーテンエアバッグ、VSCを含ふくむオプションパックが廃止はいしされる。
  • 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）
    • 5月6日にち - 従来じゅうらいの「X VS II」に替かわり、自じ発光はっこう式しきメーター、マルチインフォメーションディスプレイ、キーフリーシステム（イモビライザー機能きのう付づけ）、14インチアルミホイール、オートエアコン等とう充実じゅうじつ装備そうびをしながら価格かかくを抑おさえた新しんグレード「X VS III」を追加ついか。同時どうじに仕様しよう変更へんこうを行おこない、「L」の4速そくAT車しゃが廃止はいしされ、「X Special」は車両しゃりょう本体ほんたい価格かかくを3万まん円えん引ひき下さげた。これにより、4速そくATの福祉ふくし車両しゃりょうを除のぞき、ムーヴは廉価れんかグレードの「L」が5速そくMT、「L」以外いがいの全ぜんグレードおよびカスタムはCVTとなる。また、標準ひょうじゅん・カスタムのそれぞれ一部いちぶ車体しゃたい色しょくを廃止はいし。
    • 11月[6] - 生産せいさん終了しゅうりょう。在庫ざいこ対応たいおう分ぶんのみの販売はんばいとなる。
    • 12月 - 5代目だいめにバトンタッチして販売はんばい終了しゅうりょう。
  • 2019年ねん（平成へいせい21年ねん）2月がつ8日にち（補足ほそく） - 2代目だいめタント（CVT車しゃ）用ようより発売はつばいを開始かいしした後のち付つけ安全あんぜん装置そうち「つくつく防止ぼうし」に4代目だいめムーヴ用ようが追加ついか発売はつばいされた（同日どうじつに7代目だいめミラ用ようも設定せっていされる）[7]。本ほん装置そうちはソナーセンサー、コントローラー、インジケーターなどで構成こうせいされており、ペダルで踏ふみ間違まちがえた際さいなどに起おきる急きゅう発進はっしんを抑制よくせいするものである。4代目だいめムーヴ用ようではCVT車しゃに装着そうちゃく可能かのうだが、クルーズコントロールシステム搭載とうさい車しゃには装着そうちゃく不可ふかとなるので注意ちゅういが必要ひつようである。
標準ひょうじゅん
  • 標準 VS（初期型）
    標準ひょうじゅん VS（初期しょき型がた）
  • 標準（初期型） 後
    標準ひょうじゅん（初期しょき型がた）
    後のち
  • 標準（後期型） 後
    標準ひょうじゅん（後期こうき型がた）
    後のち
カスタム
  • カスタム（初期型）
    カスタム（初期しょき型がた）
  • カスタム（初期型） 後
    カスタム（初期しょき型がた）
    後のち
  • カスタム（後期型） 後
    カスタム（後期こうき型がた）
    後のち
  • エンジンルーム
    エンジンルーム

5代目だいめ LA100/110S型がた（2010年ねん - 2014年ねん）[編集へんしゅう]

ダイハツ・ムーヴ（5代目だいめ）
LA100/110S型がた
X"SA"（後期こうき型がた）
2012年ねん12月 - 2014年ねん12月
カスタム RS "SA"(後期こうき型がた)
2013年ねん7月がつ - 2014年ねん12月
室内しつない
（カスタムRS・後期こうき型がた）
概要がいよう
別名べつめい スバル・ステラ（2代目だいめ）
販売はんばい期間きかん 2010年ねん12月 - 2014年ねん12月
設計せっけい統括とうかつ 須藤すとう秀彦ひでひこ
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 4名めい
ボディタイプ 5ドア軽けいトールワゴン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう / 四よん輪りん駆動くどう
パワートレイン
エンジン KF-VE型がた 0.658 L 直ちょく3 DOHC DVVT
KF-DET型がた 0.658 L 直ちょく3 DOHC ターボ
変速へんそく機き CVT
サスペンション
前まえ マクファーソンストラット
後のち トーションビーム (前輪ぜんりん駆動くどう)
3リンク (四よん輪りん駆動くどう)
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,455 mm
全長ぜんちょう 3,395 mm
全幅ぜんぷく 1,475 mm
全ぜん高こう 1,620 - 1,635 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 810 - 890 kg
その他た
横滑よこすべり防止ぼうし装置そうち 「スマートアシスト」搭載とうさい車しゃ：標準ひょうじゅん装備そうび
カスタムRS：オプション設定せってい[8]
（VSC）
最小さいしょう回転かいてん半径はんけい 4.4 - 4.7 m
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引ひき続つづき、ノーマルとカスタムの2バリエーション展開てんかいを踏襲とうしゅうする。今回こんかいの改良かいりょうでは平均へいきんで約やく35kgの軽量けいりょう化かを図はかるとともに[9]、KF型がたエンジンも特性とくせいを全面ぜんめん的てきに見直みなおし、トランスミッションをCVTに統一とういつ。あわせて、CVTはガソリン車しゃCVTのアイドリングストップシステムでは世界せかいで初はじめて電動でんどうオイルポンプを廃止はいしし、ユニットを小型こがた化か、さらに、新しんエンジンの搭載とうさいに合あわせて変速へんそく制御せいぎょ域いきの最適さいてき化かを行おこなった。

アイドリングストップシステムでは、エンジン始動しどう時間じかんの短縮たんしゅくと、油圧ゆあつ室しつのオイルシールを二重化にじゅうかすることで前述ぜんじゅつのオイルポンプを廃止はいしした他ほか、エンジン停止ていし中ちゅうのカーナビやオーディオ用よう補助ほじょ電源でんげんである電気でんき二に重層じゅうそうキャパシタを、アイドリングストップ制御せいぎょ用ようECUと一体化いったいかしたDC-DCコンバータに置おき換かえることで廃止はいし、坂道さかみちでのブレーキホールド機能きのうは、従来じゅうらいのABSからVSCを用もちいる方式ほうしきに変更へんこうして[注釈ちゅうしゃく 12]ブレーキを増ふえ圧あつ、ソレノイドバルブを省略しょうりゃくしている。これらの見直みなおしで重量じゅうりょう約やく60%、コスト約やく70%の低減ていげんが図はかられ、再始動さいしどう時間じかんも従来じゅうらいから0.1秒びょう短縮たんしゅくされている。

その他た、カスタムは3代目だいめ・4代目だいめではバックドアに設もうけられていたリアのナンバープレートの位置いちが初代しょだい・2代目だいめと同様どうようにバンパー上じょうに戻もどされ、バックドアパネルが標準ひょうじゅん系けいと同一どういつになった他ほか、標準ひょうじゅん系けいからドアミラーターンランプが廃止はいしされた。また、eco IDLEを搭載とうさいする「X」・「X Limited」・「カスタムG」にはリアに「eco IDLE」エンブレムが装着そうちゃくされる。

リヤコンビネーションランプにLEDを採用さいようし省しょう電力でんりょく化かすると同時どうじに、「X」、「X Limited」、「カスタムG」には新しん開発かいはつのアイドリングストップシステム「eco IDLE（エコアイドル）」を組くみ合あわせたことで、27.0km/L（4WD車しゃは24.5km/L、いずれも10・15モード燃費ねんぴ）の低てい燃費ねんぴを実現じつげん。eco IDLE 非ひ搭載とうさいの「L」、「カスタムX」、「カスタムX Limited」でも25.0km/L（4WD車しゃは22.5km/L、いずれも10・15モード燃費ねんぴ）の低てい燃費ねんぴとしたことにより、ターボ車しゃの「カスタムRS」を除のぞく全ぜんグレードで平成へいせい17年ねん基準きじゅん排出はいしゅつガス75%低減ていげんレベル（☆☆☆☆）及および平成へいせい22年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+25%達成たっせいとなった。

ホイールベースは35mm短縮たんしゅくされつつも居住きょじゅう性せいの改善かいぜんは図はかられており、室内しつない幅はばは軽自動車けいじどうしゃ最大さいだいとなる1,350mmを確保かくほするとともに、新しん形状けいじょうのフロアパネルと防音ぼうおん材ざいの最適さいてき配置はいちにより高たかい静粛せいしゅく性せいも獲得かくとくしている。

装備そうび面めんでは5代目だいめ発売はつばい時点じてんでは全車ぜんしゃに「フルオートエアコン」を標準ひょうじゅん装備そうび。エコドライブ度どを葉はの形状けいじょうの変化へんかで知しらせるecoリーフゲージ・平均へいきん燃費ねんぴ・渡航とこう可能かのう距離きょり・外そと気温きおん[注釈ちゅうしゃく 13]を切替きりかえ表示ひょうじする「マルチインフォメーションディスプレイ」、「エコインジケータ[注釈ちゅうしゃく 14]」、エコインジケーターの点灯てんとう条件じょうけんを厳密げんみつにし、エアコン（冷房れいぼう）を制御せいぎょし燃費ねんぴの向上こうじょうに資しする「エコドライブモードスイッチ」が装備そうびされる。ヘッドランプは、標準ひょうじゅん車しゃは「マルチリフレクターヘッドランプ」、カスタムには「LEDイルミネーションを内蔵ないぞうしたプロジェクター式しきHIDヘッドランプ」を備そなえる。軽自動車けいじどうしゃ初はつのナノイー（nanoe。パナソニック電工でんこう、合併がっぺい後ごはパナソニック製せい）ディフューザーがグレードにより標準ひょうじゅん、もしくはオプション装備そうびが設定せっていされる。「キーフリーエントリー」搭載とうさい車しゃは「連動れんどうオート格納かくのう式しきドアミラー」が装備そうびされる。なお、4代目だいめの後期こうき型がたで装備そうびが外はずされた「ドリンクホルダ照明しょうめい」、「シフトパネル照明しょうめい」、「全席ぜんせきパワーウィンドスイッチ照明しょうめい」が復活ふっかつした。

安全あんぜん性せいにおいても「SRSサイドエアバッグ（運転うんてん席せき、助手じょしゅ席せき）」や「SRSカーテンシールドエアバッグ」、「ダブルプリテンショナー&フォースリミッター機構きこう付づけフロント3点てん式しきELRシートベルト」がセットとなる「セーフティパック」がカスタムのオプション装備そうびに設定せっていされる。また「カスタムRS」の2WDには、レーザーレーダを利用りようした衝突しょうとつ被害ひがい軽減けいげんブレーキ、車載しゃさいカメラを利用りようした車線しゃせん逸脱いつだつ防止ぼうし支援しえん機能きのう、VSC、全ぜん車速しゃそく対応たいおう型がたレーダークルーズコントロール（軽自動車けいじどうしゃ初はつ搭載とうさい）がセットとされた「インテリジェントドラインビングアシストパック」もオプション装備そうびとして設定せっていされる[注釈ちゅうしゃく 15]。さらに「カスタムRS」の2WD 及および4WDには「VSC」単独たんどくのオプション装備そうびも設定せっていされる。

横よこ開ひらき式しきバックドアを採用さいようしたムーヴはこのモデルまでとなった。

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

  • 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）12月13日にち - 5代目だいめへフルモデルチェンジ。発売はつばい時点じてんでのグレード体系たいけいは標準ひょうじゅん車しゃが「L」「X」「X Limited」の3グレード、カスタムが「X」「X Limited」「G」「RS」の4グレード。
  • 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）
    • 5月24日にち - 富士重工業ふじじゅうこうぎょう（現げん・SUBARU）へ2代目だいめステラとしてOEM供給きょうきゅう開始かいし。パワートレインなどは共通きょうつうであるが、エンブレム・フロントの意匠いしょうが異ことなる他ほかにも、標準ひょうじゅん装備そうび品ひん、オプション装備そうび品ひんの組くみ合あわせ、ボディーカラーについては、ムーヴカスタム設定せっていカラー「ブロンズオリーブパールメタリック」、ムーヴ設定せっていカラー「ホワイト」、共通きょうつう設定せっていカラー「シルキーマルーンクリスタルメタリック」、「アーバンナイトブルークリスタルメタリック」[注釈ちゅうしゃく 16]が設定せっていされない代かわりに、ステラ/カスタム共通きょうつうカラーの「ファインブルー・マイカメタリック[注釈ちゅうしゃく 17]」が設定せっていされている。また、スバルではアイドリングストップと呼よぶ機構きこうについて、インパネ表示ひょうじや取扱とりあつかい説明せつめい書しょではeco IDLE（エコアイドル）の言葉ことばがそのまま使つかわれている。
    • 8月がつ1日にち - 一部いちぶ改良かいりょう。ターボ車しゃ「カスタムRS」において、エンジン制御せいぎょの最適さいてき化かや触媒しょくばい構造こうぞうの改善かいぜんなどにより燃費ねんぴ・排出はいしゅつガス浄化じょうか性能せいのうを向上こうじょうし、「平成へいせい17年ねん基準きじゅん排出はいしゅつガス75%低減ていげんレベル（☆☆☆☆）」と「平成へいせい22年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+25%（2WD車しゃのみ、4WD車しゃは+20%）」を同時どうじに達成たっせいした。それに伴ともない、「カスタムRS」2WD車しゃのみに装備そうびされていた、専用せんようデザインの16インチアルミホイール（切削せっさく加工かこう）&タイヤは、燃費ねんぴ向上こうじょうのため4WD車しゃや先代せんだいモデルの「R」などに装着そうちゃくされていた15インチへとインチダウンされた。なおこの時とき採用さいようされていた16インチアルミホイールは後のちに「キャストスポーツ」に採用さいようされた。
    • 11月7日にち - 一部いちぶ改良かいりょう。NA車しゃ全車ぜんしゃにミライースで開発かいはつされた「e:Sテクノロジー」のうち、新しんエンジンと改良かいりょう型がたCVTを組くみ合あわせたパワートレーンと停車ていしゃ前ぜんアイドリングストップ機能きのう付づけ新型しんがた「eco IDLE」（すでに「eco IDLE」を搭載とうさいしている「X」と「X Limited」はシステムを改良かいりょう、「L」・「カスタムX」・「カスタムX Limited」は新しん搭載とうさい）、エコ発電はつでん制御せいぎょ（減速げんそくエネルギー回生かいせい機能きのう付づけ）を採用さいようしたことで、燃費ねんぴを大幅おおはばに向上こうじょう（JC08モードで2WD車しゃは27.0km/L、4WD車しゃは24.8km/L）。併あわせて、「カスタムX Limited」は車両しゃりょう本体ほんたい価格かかくを据すえ置おきながら「カスタムG」を統合とうごう。同どうグレードの装備そうび品ひん（本ほん革かわ巻まきステアリングホイールなど）を追加ついかしてグレードアップを図はかった。なお、NA・2WD車しゃは「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+20%」、NA・4WD車しゃは「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+10%」をそれぞれ達成たっせいしている。NA車しゃの指定してい空気圧くうきあつを220kPa→240kPaに変更へんこうした。
  • 2012年ねん（平成へいせい24年ねん）
    • 5月21日にち - 一部いちぶ改良かいりょう。メーカー希望きぼう小売こうり価格かかくは据すえ置おかれた。全車ぜんしゃリアウィンドウデフォッガーのタイマーが15分間ふんかん固定こてい方式ほうしきから外そと気温きおんや車両しゃりょうの状態じょうたいに応おうじて15分間ふんかんから60分間ふんかんに自動じどう制御せいぎょされる方式ほうしきになった。eco IDLEによるエンジン停止ていし及および始動しどう条件じょうけんが変更へんこうされた。キーフリーシステム連動れんどう電動でんどう格納かくのう式しきドアミラー（ヒーティッド含ふくむ）装着そうちゃく車しゃについては、連動れんどう機能きのう解除かいじょをエンドユーザーによって可能かのうにした。ターボ車しゃ「カスタムRS」は、NA車しゃ同様どうように「e:Sテクノロジー」の一部いちぶ（新型しんがたエンジン・新型しんがた「eco IDLE」・エコ発電はつでん制御せいぎょなど）を採用さいようしたことで燃費ねんぴを向上こうじょう（JC08モードで2WD車しゃは24.2km/L、4WD車しゃは22.2km/L）。これにより、2WD車しゃは軽けい乗用じょうようターボエンジン車しゃ初はつの「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+10%」を達成たっせい。4WD車しゃも「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん」を達成たっせいした。ターボ車しゃの指定してい空気圧くうきあつを220kPa→240kPaに変更へんこうした。VSC関連かんれんのランプをISOに準拠じゅんきょしたものに変更へんこうした（ただしTRCは独自どくじのデザイン）。なお、全ぜん車速しゃそく対応たいおう型がたレーダークルーズコントロールと「eco IDLE」の同時どうじ使用しようはできない。
    • 12月20日にち - マイナーチェンジ[10]。
    燃費ねんぴ性能せいのう・基本きほん性能せいのう・安全あんぜん性能せいのう・デザイン等とうの向上こうじょうを図はかるべく大幅おおはばな改良かいりょうが行おこなわれる。既すでに採用さいよう済ずみの「e:Sテクノロジー」が進化しんかし、軽自動車けいじどうしゃ初はつとなる「CVTサーモコントローラー」を採用さいよう。エンジンとCVTの温度おんどを相互そうごに最適さいてき化かし、燃焼ねんしょう効率こうりつや動力どうりょく伝達でんたつ効率こうりつを高たかめて燃費ねんぴを向上こうじょう。「エコアイドル」もエンジン停止ていしのタイミングを車速しゃそく9km/h以下いか[注釈ちゅうしゃく 18]に早はやめたことでアイドリングストップ時間じかんを延長えんちょう[11]。CVTフルードの低てい粘ねば度たび化かや変速へんそくギヤのハイギヤ化か、ボディデザインの変更へんこうによる空そら力りょく改善かいぜんや車くるま高だかを低ひくくし走行そうこう抵抗ていこうを低減ていげんしたことで、NA・2WD車しゃで29.0km/L（JC08モード燃費ねんぴ）の低てい燃費ねんぴを実現じつげんするとともに、燃費ねんぴ向上こうじょうにより、マイナーチェンジ前まえのNA・2WD車しゃに加くわえてNA・4WD車しゃとターボ車しゃ「カスタムRS」の2WD車しゃも「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+20%」を達成たっせい、「カスタムRS」の4WD車しゃは「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+10%」を達成たっせいした。併あわせて、レーザーレーダーを利用りようした低速ていそく域いき衝突しょうとつ回避かいひ支援しえんブレーキ機能きのう、誤あやま発進はっしん抑制よくせい制御せいぎょ機能きのう、先行せんこう車しゃ発進はっしんお知しらせ機能きのう・VSC&TRCの4つから構成こうせいされる軽自動車けいじどうしゃ初はつの衝突しょうとつ被害ひがい軽減けいげんブレーキである「スマートアシスト」（以下いか「スマアシ」[注釈ちゅうしゃく 19]）をNA車しゃの一部いちぶのグレードに標準ひょうじゅん装備そうびした。走行そうこう性能せいのうについては標準ひょうじゅん車しゃにもスタビライザー（2WD車しゃはフロント・リア両方りょうほうに、4WD車しゃはフロントのみ）を搭載とうさいし、併あわせてサスペンションをローダウン化か。ダッシュインナーサイレンサーの性能せいのう向上こうじょうや防音ぼうおん材ざいの効果こうか的てきな配置はいちにより静粛せいしゅく性せいも向上こうじょう。さらに、効ききとペダルの踏ふみごたえを高たかめるため、フロントベンチレーテッドディスクブレーキ（14インチ）を全車ぜんしゃに標準ひょうじゅん装備そうびした。ただし、燃料ねんりょうタンク容量ようりょうは従来じゅうらいの36Lから30Lに減へらされた。デザインも一新いっしんされており、「ムーヴ」はフード先端せんたんを持もち上あげ、角かく型がたヘッドランプやフロントグリル・バンパーを大おおきな塊かたまりに見みせることで「シンプル・安心あんしん感かん」を表現ひょうげんし、安心あんしん感かんが伝つたわるシンプルでボリュームのあるフロントフェイスとなり、「カスタム」は軽けいガソリン車しゃ初はつの4連れんLEDヘッドランプ（ロービーム・オートレベリング機構きこう付づけ）を採用さいようし、大型おおがたメッキグリルとバンパーに組くみ込こまれたターン&フォグランプを特長とくちょう的てきなグラフィックに配置はいちしたことで存在そんざい感かんのあるスタイルとなった。リアコンビランプも改良かいりょうとなり、後続こうぞく車しゃへの視認しにん性せい向上こうじょうを図はかるため、LEDブレーキランプが前期ぜんき型がたの4灯とう式しきから「ムーヴ」は12灯とう式しき、「ムーヴカスタム」は20灯とう式しきとなった。インテリアでは歴代れきだいムーヴシリーズのマイナーチェンジでは初はじめてインパネデザインが変更へんこうとなり、メーター位置いちはセンターから運転うんてん席せき前まえに移動いどう。「ムーヴ」はベージュをアクセントとした2トーンインパネを採用さいようし、自じ発光はっこう式しきメーター（スピードメーターのみの1眼めメーター）は文字もじサイズを拡大かくだい。「カスタム」はブラック基調きちょうにブラック加か飾かざりやシルバー加か飾かざりをアクセントに施ほどこしたオーディオパネルを採用さいよう。3眼め自発じはつ光こう式しきメーターはメッキリングや立体りったい目盛めもりを施ほどこし、高級こうきゅう感かんを演出えんしゅつした。なお、ステアリングホイールは前期ぜんき型がたではMOMO革かわ巻まきを採用さいようする「カスタムRS」除のぞく全ぜんグレードで採用さいようされていたメッキオーナメント/シルバー加か飾かざり付づけ仕様しようはカスタム専用せんようとなり、標準ひょうじゅん車しゃはミライースと同どうデザインのメッキオーナメント付づけ仕様しようとなった。ボディカラーは「ムーヴ」では前期ぜんき型がた同様どうようのラインナップとなるが、「カスタム」は「ブロンズオリーブパール」と「スパークリングオレンジクリスタルメタリック」を廃止はいしする代かわりに、前期ぜんき型がたでは標準ひょうじゅん車しゃ専用せんよう色しょくだった「シャンパンゴールドメタリックII」と新しん色いろの「タングステングレーメタリック」を追加ついかし、無償むしょう色しょくが前期ぜんき型がたの2色しょくのみから、4色しょくに増ふえた。グレード体系たいけいは前述ぜんじゅつのスマアシを搭載とうさいしたグレード（「L"SA"」・「X"SA"」・「カスタムX"SA"」・「カスタムX"Limited SA"」）を追加ついかする替かわりにノーマルタイプの「X"Limited"」を廃止はいし[注釈ちゅうしゃく 20]した。また、「ナノイーディフューザー」や「インテリジェントドラインビングアシストパック」のオプション設定せっていも廃止はいしされた。
  • 2013年ねん（平成へいせい25年ねん）
    • 4月がつ16日にち - 福祉ふくし車両しゃりょう「フレンドシップシリーズ」にラインナップされている「フロントシートリフト」をマイナーチェンジ。すでに内うち外装がいそうや走行そうこう性能せいのう関係かんけいは前年ぜんねんのマイナーチェンジで変更へんこうされていたが、今回こんかいは一般いっぱん車両しゃりょう同様どうようにスマアシを標準ひょうじゅん装備そうびしたグレードを設定せってい（軽けい福祉ふくし車しゃでは初はつ採用さいよう）。また、シートリフト機構きこうのプロセスを見直みなおし、従来じゅうらいの「スライド→下降かこう」から「傾斜けいしゃスライド下降かこう」に変更へんこうしたことで乗降じょうこう時じの頭上ずじょう高だかを約やく50mm拡大かくだいし、乗降じょうこう時間じかんも約やく10秒びょう短縮たんしゅく。助手じょしゅ席せきアームレストの高たかさを約やく80mm低ひくくしたことで快適かいてき性せいも高たかめた。さらに、シートリフト機構きこうのプロセス変更へんこうに加くわえ、部品ぶひん点数てんすうの削減さくげんなどにより車両しゃりょう本体ほんたい価格かかくの最低さいてい価格かかくが前期ぜんき型がたより6万まん円えん値下ねさげされ、スマアシ付づけグレードでも1.3万まん円えん値下ねさげされた。グレード体系たいけいは「L」・「L"SA"」・「X"SA"」の3グレードを設定せってい（フロントシートリフト「X」は廃止はいし）。「L"SA"」には4WD車しゃも設定せっていされる。
    • 6月がつ ｰ ここまでのムーヴシリーズの国内こくない累計るいけい販売はんばい台数だいすうが307万まん3486台だい[12]に達たっする。
    • 7月がつ1日にち - ターボ車しゃ「カスタムRS」にスマアシを標準ひょうじゅん装備そうびした「カスタムRS"SA"」を追加ついか。併あわせて、ムーヴ・ムーヴカスタム共通きょうつうでボディカラーの入いれ替かえを行おこない「シャンパンゴールドメタリックII」を廃止はいしする代かわりに「ファインブルーマイカメタリック」を追加ついかした（「ファインブルーマイカメタリック」は元々もともと、OEM車種しゃしゅである2代目だいめステラの専用せんよう色しょくだった。今回こんかいのボディカラー入いれ替かえにより、ムーヴでは廃止はいしとなった「シャンパンゴールドメタリックII」がステラ専用せんよう色しょくとなった）。
    • 10月21日にち - 一部いちぶ改良かいりょう。ボディカラーは「シルキーマルーンクリスタルメタリック（オプションカラー）」を廃止はいしする替かわりに、3代目だいめタント設定せってい色しょくである「ファイアークオーツレッドメタリック」と「プラムブラウンクリスタルマイカ（オプションカラー）」を追加ついか。安全あんぜん面めんでは60km/h以上いじょうで走行そうこう中ちゅうに強つよくブレーキを踏ふみこんだ場合ばあいにブレーキランプの点灯てんとうと同時どうじにハザードランプを点滅てんめつさせて後続こうぞく車しゃに注意ちゅういを促うながすエマージェンシーストップシグナルを全車ぜんしゃに標準ひょうじゅん装備そうびし、ナビゲーションを標準ひょうじゅん装備そうびする「カスタムX" Limited"」・「カスタムX"Limited SA"」を除のぞく全ぜんグレードにはディーラーオプションの純正じゅんせいナビゲーションを設定せっていした場合ばあいにより快適かいてきに利用りようできるようにバックカメラとリアスピーカーをセットにした純正じゅんせいナビ装着そうちゃく用ようアップグレードパックを新あらたに設定せっていした。ノーマルタイプの「ムーヴ」には、「カスタムRS」と同おなじターボエンジンを搭載とうさいし、自じ発光はっこう式しき3眼めメーターを採用さいようした「Xターボ」・「Xターボ"SA"」を追加ついかした（今回こんかい追加ついかされた該当がいとう2グレードは、2代目だいめ後期こうき型がた以来いらいの、ターボ用ようボンネットダクトが復活ふっかつした）。
  • 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）
    • 5月8日にち - 特別とくべつ仕様しよう車しゃ「スマートセレクションSA」・「スマートセレクションSN」・「スマートセレクションSA&SN」・「VS」を発売はつばい[13]。「スマートセレクションSA」・「スマートセレクションSN」・「スマートセレクションSA&SN」は3タイプ共通きょうつうで、スーパーUV&IRカットガラス（フロントガラス）とスーパーエアクリーンフィルターを特別とくべつ装備そうびするとともに、「スマートセレクションSA」はスマアシを、「スマートセレクションSN」はスマートフォン連携れんけいメモリーナビゲーションシステムを、「スマートセレクションSA&SN」はスマアシとスマートフォン連携れんけいメモリーナビゲーションシステムをそれぞれ特別とくべつ装備そうびした。「スマートセレクションSA」は全ぜんグレード（「L」・「X」・「Xターボ」・「カスタムX」・「カスタムX"Limited"」・「カスタムRS」）に設定せっていされるが、「スマートセレクションSN」と「スマートセレクションSA&SN」はメモリーナビゲーションシステムが標準ひょうじゅん装備そうびされている「カスタムX"Limited"」を除のぞく5グレードに設定せっていされる。
    「VS」は「L」・「Xターボ」・「カスタムX」をベースに、「L」と「Xターボ」にはスポイラー（フロントコーナー・リア）、サイドストーンガード、クリアサイドターンランプ、ブラックインテリア（ドアトリム・シート）、メッキインナードアハンドルを特別とくべつ装備そうびし、さらに「L」には14インチアルミホイール、自じ発光はっこう式しき3眼めメーター（タコメーター・シルバーメーターリング付づけ）、シルバーセンタークラスター、キーフリーシステム、プッシュボタンスタート、オート格納かくのう式しきカラードドアミラー（4WD車しゃはヒーテッド付づけ）、ブラックインパネ、メッキエアコンレジスターノブを特別とくべつ装備そうびし、インパネセンターシフトはメッキプレート付づけに、ワンプッシュ式しきオートオープンカップホルダー（前ぜん席せき）はシンボル証明しょうめい付づけにグレードアップ（「L」のみで特別とくべつ装備そうびされている装備そうび品ひんは一部いちぶの装備そうびを除のぞいて「Xターボ」ではベースグレードに標準ひょうじゅん装備そうびされている）。「カスタムX」はフロントグリルとフォグランプベゼルにライトスモークメッキを採用さいようするとともに、ステアリングは上級じょうきゅうグレードの「カスタムX"Limited"」と同おなじ革かわ巻まき（メッキオーナメント・シルバー加か飾かざり付づけ）にグレードアップ、アルミホイールは15インチにサイズアップし、専用せんようデザインとした。なお、前述ぜんじゅつの「スマートセレクション」の特別とくべつ装備そうび内容ないようを追加ついかした「VSスマートセレクションSA」・「VSスマートセレクションSN」・「VSスマートセレクションSA&SN」も設定せっていされる。
    これらにより、同日どうじつに一斉いっせい発売はつばいされる特別とくべつ仕様しよう車しゃとしては異例いれいともいえる28グレード（「L」ベース・「Xターボ」ベース・「カスタムX」ベースが各かく7グレードずつ、「X」・「カスタムRS」ベースが各かく3グレードずつ、「カスタムX"Limited"」ベース1グレード）が設定せっていされ、価格かかくや装備そうび内容ないように応おうじて柔軟じゅうなんに対応たいおうできるようになっている。
    • 11月[14] - 生産せいさん終了しゅうりょう。在庫ざいこ対応たいおう分ぶんのみの販売はんばいとなる。
    • 12月 - 6代目だいめにバトンタッチして販売はんばい終了しゅうりょう。
  • 2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）7月がつ29日にち（参考さんこう） - 4代目だいめムーヴ用ように設定せっていの後のち付つけ安全あんぜん装置そうち「つくつく防止ぼうし」に5代目だいめムーヴ用ようが追加ついか設定せっていされた（同日どうじつに初代しょだいミラ イース用ようも設定せってい）[15]。4代目だいめモデル用よう同様どうように、クルーズコントロールシステム搭載とうさい車しゃへは装着そうちゃく不可ふかとなるほか、マイナーチェンジで「スマアシ」が採用さいようされる前まえの2012年ねん12月がつまでに生産せいさんされた車両しゃりょうが対象たいしょうとなる。

5代目だいめの販売はんばい終了しゅうりょう前月ぜんげつまでの販売はんばい台数だいすうの累計るいけいは49万まん6054台だい[16]

標準ひょうじゅん
  • Xリミテッド 4WD （初期型）
    Xリミテッド 4WD
    （初期しょき型がた）
  • Xリミテッド 4WD 後 （初期型） 2010年12月 - 2012年12月
    Xリミテッド 4WD 後ご
    （初期しょき型がた）
    2010年ねん12月 - 2012年ねん12月
  • X"SA" 後 （後期型） 2012年12月 - 2014年12月
    X"SA" 後ご
    （後期こうき型がた）
    2012年ねん12月 - 2014年ねん12月
カスタム
  • カスタムRS（初期型）[注釈 21] 2010年12月 - 2011年8月
    カスタムRS（初期しょき型がた）[注釈ちゅうしゃく 21]
    2010年ねん12月 - 2011年ねん8月がつ
  • カスタムXリミテッド 後（初期型） 2010年12月 - 2011年11月
    カスタムXリミテッド 後ご（初期しょき型がた）
    2010年ねん12月 - 2011年ねん11月
  • カスタム X"Limited SA" （後期型） 2012年12月 - 2014年12月
    カスタム
    X"Limited SA"
    （後期こうき型がた）
    2012年ねん12月 - 2014年ねん12月
  • カスタムRS（後期型） 2012年12月 - 2014年12月
    カスタムRS（後期こうき型がた）
    2012年ねん12月 - 2014年ねん12月
  • カスタム Xリミテッド"SA" 後（後期型） 2012年12月 - 2014年12月
    カスタム
    Xリミテッド"SA"
    後ご（後期こうき型がた）
    2012年ねん12月 - 2014年ねん12月
  • 室内 （カスタムG・初期型）
    室内しつない
    （カスタムG・初期しょき型がた）
  • レーザーレーダー（初期型・「インテリジェントドライビングアシストパック」搭載車）
    レーザーレーダー（初期しょき型がた・「インテリジェントドライビングアシストパック」搭載とうさい車しゃ）
  • 車線認識カメラ（初期型・「インテリジェントドライビングアシストパック」搭載車）
    車線しゃせん認識にんしきカメラ（初期しょき型がた・「インテリジェントドライビングアシストパック」搭載とうさい車しゃ）
  • エンジンルーム （カスタムRS・後期型）
    エンジンルーム
    （カスタムRS・後期こうき型がた）

6代目だいめ LA150/160S型がた（2014年ねん - 2023年ねん）[編集へんしゅう]

ダイハツ・ムーヴ（6代目だいめ）
ムーヴ カスタム（6代目だいめ）
LA150/LA160S型がた
改良かいりょう型がた カスタムX"Limited SA III" フロント
2017年ねん8月がつ改良かいりょう型がた
改良かいりょう型がた X"SA III" フロント
2017年ねん8月がつ改良かいりょう型がた
カスタムX"ハイパーSA" フロント
2014年ねん12月 - 2015年ねん5月がつ初期しょき型がた
概要がいよう
別名べつめい スバル・ステラ（3代目だいめ）
（2014年ねん12月-2023年ねん7月がつ）
販売はんばい期間きかん 2014年ねん12月12日にち -
2023年ねん7月がつ24日にち
（2023年ねん6月がつ29日にち生産せいさん終了しゅうりょう）
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん 4名めい
ボディタイプ 5ドア軽けいトールワゴン
エンジン位置いち フロント
駆動くどう方式ほうしき 前輪ぜんりん駆動くどう
四よん輪りん駆動くどう
プラットフォーム Dモノコック
（新しんAプラットフォーム）
パワートレイン
エンジン KF-VE型かた：
658 cc 直列ちょくれつ3気筒きとうDOHC
KF-VET型がた：
658 cc 直列ちょくれつ3気筒きとうDOHCターボ
最高さいこう出力しゅつりょく 38kW (52PS)/6,800rpm
（NA車しゃ）
47kW (64PS)/6,400rpm
（ターボ車しゃ）
最大さいだいトルク 60N･m (6.1kgf･m)/
5,200rpm（NA車しゃ）
92N･m (9.4kgf･m)/
3,200rpm（ターボ車しゃ）
変速へんそく機き CVT
サスペンション
前まえ マクファーソン・ストラット式しき
後のち トーションビーム式しき（前輪ぜんりん駆動くどう）
3リンク式しき（四よん輪りん駆動くどう）
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース 2,455 mm
全長ぜんちょう 3,395 mm
全幅ぜんぷく 1,475 mm
全ぜん高こう 1,630 mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう 820 - 890 kg（ムーヴ）
830 - 900 kg（ムーヴ カスタム）
その他た
ブレーキ 前まえ：ベンチレーテッドディスク
後ご：リーディング・トレーリング
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ノーマルとカスタムの2ライン展開てんかいは歴代れきだい同様どうよう。本代ほんだいではボディ骨格こっかく構造こうぞうや足あし回まわりの改良かいりょうなど基本きほん性能せいのうの向上こうじょうを重点じゅうてんに置おいており、サイドアウターパネルの全面ぜんめんハイテン化かや、構造こうぞう断だん点てんを低減ていげんして骨格こっかく全体ぜんたいで力ちからを受うけ止とめる構造こうぞうとし、外そと板ばん樹脂じゅし化かも相あいまって20kg軽量けいりょう化かすると同時どうじに従来じゅうらいと同どうレベルの衝突しょうとつ安全あんぜん性せいの確保かくほを両立りょうりつした[17]。その上うえで、アンダーボディを補強ほきょうして高こう剛性ごうせい化かを行おこなった軽量けいりょう高だか剛性ごうせいボディ構造こうぞう「D monocoque（ディー・モノコック）」、リアサスペンションやストラットの剛性ごうせいアップ、ブッシュ特性とくせいの見直みなおし、コイルスプリング/アブソーバー特性とくせいの最適さいてき化か、ブレーキフィーリングの向上こうじょうなど足あし回まわりを改良かいりょうした「D suspension（ディー・サスペンション）」、ワンタッチ操作そうさでエンジンやCVTの制御せいぎょを変更へんこうできる軽自動車けいじどうしゃ初はつのパワーモード切替きりかえステアリングスイッチ「D assist（ディー・アシスト）」を装備そうびした[17]。また、ボディに開ひらいている水みず抜ぬき穴あななどの数かずを低減ていげんすることで騒音そうおんの元もととなる音響おんきょうの車内しゃない侵入しんにゅう経路けいろを削減さくげんし、吸音材ざいの配置はいち見直みなおしやステアリング支持しじ剛性ごうせいの向上こうじょうなどによりノイズや振動しんどうを低減ていげんした[17]。また、フロントからサイドにかけての段差だんさやミラー形状けいじょうの見直みなおしにより風ふうの乱みだれを抑制よくせいし、風切かざきり音おんも低減ていげんした[17]。シートは骨格こっかくとシートバックの構造こうぞうを見直みなおしてフィット性せいを高たかめ、シートパッドの構造こうぞう見直みなおしによりホールド性せいも高たかめたうえ、ステアリングとドライバーの距離きょりを縮ちぢめるためにステアリングレイアウトを見直みなおし、ペダル類るいもアクセルペダルとブレーキペダルの同時どうじ踏ふみを避さけるためペダル間あいだの段差だんさを見直みなおした。

外観がいかんは厚あつみのある造形ぞうけいを採用さいようし、フロントデザインはヘッドランプを大型おおがた化かし、グリルを新しんデザインに変更へんこう、バンパーは平面へいめんラウンドを強調きょうちょうしたデザインとなり、サイドはシャープで流ながれる造形ぞうけいとした。ムーヴカスタムはフロント・サイド・リアで"X"を用もちいた意匠いしょうを採用さいようし、バックドアは樹脂じゅし化かによって可能かのうとなったデザインの自由じゆう度どを活いかしてベルトラインスポイラーをイメージするデザインとした。内装ないそうではムーヴはダークグレー・ホワイト・グレージュの3トーンインテリアを採用さいようし、メーターにはタコメーターを装備そうび。また、オプションでシートをブラックに変更へんこうし、ステアリングに革かわ巻まきを採用さいようした「ブラックインテリアパック」を設定せってい。ムーヴカスタムはシルバーライン調ちょうインパネガーニッシュと立体りったいファブリック&ファインタッチシートを新あらたに採用さいようし、自じ発光はっこう式しき2眼めメーター中央ちゅうおうに軽自動車けいじどうしゃ初はつのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを搭載とうさいした。ボディカラーはダイハツの他ほかの車種しゃしゅに採用さいようされているカラーや新規しんきカラーを加くわえて14色しょく（ムーヴ・ムーヴカスタム共通きょうつうカラー5色しょく、ムーヴ専用せんよう色しょく6色しょく、ムーヴカスタム専用せんよう色しょく3色しょく）に拡大かくだいするとともに、初代しょだい以来いらいとなる2トーンカラーもオプションで設定せっていされ、ムーヴは「ホワイト」と組くみ合あわせた2色しょくを、ムーヴカスタムは「ブラックマイカメタリック」と組くみ合あわせた5色しょくを設定せっていした。

燃費ねんぴ性能せいのうも向上こうじょうし、JC08モード燃費ねんぴでNA・2WD車しゃは31.0km/L、ターボ・2WD車しゃは27.4km/Lとなり、ターボ・4WD車しゃも「平成へいせい27年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん+20%」を達成たっせいした[17]。さらに、フロントアンダースポイラー、リアタイヤ前ぜんスパッツ、スポイラー一いち体型たいけいバックドアなど空そら力りょく改善かいぜんアイテムを装備そうびしたことで、Cd値ねを低減ていげんした[17]。

スマアシについては後方こうほうにソナーセンサーを追加ついかし、10km/h以下いかで走行そうこう時じに後方こうほう約やく2～3m先さきに壁かべなどの障害しょうがい物ぶつを検知けんちした場合ばあい、Rレンジでアクセルペダルを強つよく踏ふんだ場合ばあいに約やく8秒間びょうかんエンジン出力しゅつりょくを抑おさえることで急きゅう発進はっしんを防止ぼうしする軽自動車けいじどうしゃ初はつの「後方こうほう誤あやま発進はっしん抑制よくせい制御せいぎょ機能きのう」を新しん搭載とうさい[17]。また、先代せんだいではスマアシの構成こうせいの一ひとつだったVSC&TRCはウェイクに続つづきスマアシの構成こうせいから切きり離はなされ、単独たんどく装備そうびとしてスマアシ非ひ装備そうびグレードにも拡大かくだいして全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびとなった。

リアシートはフォールダウン機能きのうが省はぶかれた左右さゆう分割ぶんかつリクライニング・スライド式しきとなり、スライド量りょうを240mmに設定せってい。また、荷に室長しつちょうは最大さいだいで575mmに拡大かくだい。エアコンも一新いっしんされ、軽量けいりょう高性能こうせいのうエアコンユニットやスクロールコンプレッサを導入どうにゅうして高こう効率こうりつ化かを図はかり、性能せいのうを落おとすことなく消費しょうひ電力でんりょく量りょうを大幅おおはばに低減ていげん。またアイドリングストップ中ちゅうの送風そうふう運転うんてん時じでも冷つめたい風ふうを送おくれる「スマートクール」を採用さいようした[17]。ワイパーはガラス面めんに対たいして均一きんいつな設置せっち圧力あつりょくをかけることができ、高速こうそく走行そうこう時じでも浮うき上あがりにくく、空そら力りょく性能せいのうも高たかめた「エアロワイパーブレード」を採用さいよう。方向ほうこう指示しじスイッチはメカ式しきから電子でんし式しきに変かえ、途中とちゅうまで手てを動うごかして手てを離はなすとターンランプが3回かい点滅てんめつするワンタッチターンシグナル付づけとなった[17]。また、新あらたなセットオプションとして「ウォームパック」を設定せってい。本ほんセットオプションではトップシェイドガラス、運転うんてん席せきシートヒーター、ウインドシールドディアイサーの3点てんがセットとなっており、2WD車しゃは4WD車しゃに標準ひょうじゅん装備そうびされているヒーテッドドアミラーとリアヒーターダクトも追加ついか装備そうびされる[17]。それとは別べつに寒冷かんれい地ち仕様しようも全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびとなった[18]。

なお、バックドアは3代目だいめで跳はね上あげ式しきを選択せんたくできた場合ばあいを除のぞいて初代しょだいから一貫いっかんして横よこ開ひらき式しき（右みぎヒンジ）だったのが、本代ほんだいでは遂ついに跳はね上あげ式しき（上じょうヒンジ）に変更へんこうされ、横よこ開ひらき式しきバックドアはメーカーオプションでも選択せんたくできなくなった[19][注釈ちゅうしゃく 22]。また、5代目だいめではリアドア左下ひだりしたに装着そうちゃくされていた「eco IDLE」エンブレムも装着そうちゃくされなくなった[注釈ちゅうしゃく 23]。

グレードごとの相違そうい点てん[編集へんしゅう]

ムーヴ、ムーヴカスタム共どもに全ぜんグレードに"SA"（2015年ねん4月がつの一部いちぶ改良かいりょう後ごは"SA II"、2017年ねん8月がつのマイナーチェンジ後ごは"SA III"）という追加ついかグレードがあり、スマアシ（スマアシIIまたはスマアシIII）が搭載とうさいされていることを意味いみする。

ムーヴには、最もっとも安価あんかな「L」および「L"SA II"」以外いがいには、以下いかの装備そうびが標準ひょうじゅん搭載とうさいされている[18]。すなわち、5代目だいめの特別とくべつ仕様しよう車しゃ「スマートセレクション」シリーズに特別とくべつ装備そうびされていたスーパーUV・IRカットガラス（フロントドア）、スーパークリーンエアフィルター、エアコンの蓄冷ちくれいエバポレータ、メッキエアコンレジスターノブ、プッシュボタンスタート、14インチアルミホイール[注釈ちゅうしゃく 24]の6つである。また、「L」以外いがいの全車ぜんしゃにはチルトステアリング、運転うんてん席せきシートリフターが標準ひょうじゅん搭載とうさいされている（シートリフターはオプションで設定せってい可能かのう）。また、先代せんだいではムーヴカスタムに採用さいようしていたLEDヘッドランプ（ロービーム・オートレベリング機構きこう付づけ）をムーヴにもメーカーオプション（「L」・「L"SA"」を除のぞく）で設定せっていできるようになっている。

ムーヴカスタムでは、「X」と「RS」の2種類しゅるいのグレードに加くわえ、それぞれに「ハイパー SA II」という上級じょうきゅうグレードが追加ついかされるほか、「X」にはカスタムで最もっとも廉価れんかな「Special」も設定せっていされ、細こまかく差別さべつ化かされている[20]。

具体ぐたい的てきには、「ハイパー SA II」を含ふくまない「X」と「RS」の違ちがいはタイヤ及およびアルミホイールのサイズで、「RS」が15インチ、「X」が14インチとなっている。「ハイパー SA II」を含ふくむ「RS」系けいグレードにはスポーティサスペンションが装備そうびされているのに対たいし、同どう「X」系けいグレードにはない。また、「X」「RS」それぞれの「ハイパー SA II」グレードではノーマルの「X」「RS」グレードと以下いかの違ちがいがある。「ハイパー」ではグリルとブランドマークをダーククロムメッキ化かし、グリル下部かぶとフォグランプまわりのLEDイルミネーションを施ほどこしている。加くわえてインパネガーニッシュおよびドアオーナメントパネルはグロッシーブラックグロスに、シートはシルバーステッチを施ほどこした本ほん革かわ+ファブリックシートに変更へんこうされる。さらに、アルミホイールは「RS」の15インチ、「X」の14インチそれぞれに「ハイパー」専用せんようのものが用意よういされている。 一方いっぽう、「X」に設定せっていの「Special」では、ノーマルグレードからスーパーUV&IRカットガラス（フロントドア）、ステアリングホイールのシルバー加か飾かざり、メッキメーターリング、スマートクール（蓄冷ちくれいエバポレータ）、スーパークリーンエアフィルター、オートライトが省はぶかれ、トップシェイドガラス（フロントウィンドゥ）とオーディオ操作そうさ用ようステアリングスイッチは他たの装備そうびとのセットオプション設定せっていに、マルチインフォメーションディスプレイはアイドリングストップ時間じかん/積算せきさん時間じかん・平均へいきん燃費ねんぴ・渡航とこう可能かのう距離きょり・外そと気温きおんのみを表示ひょうじするベーシック仕様しように、ホイールはアルミホイールからフルホイールキャップにそれぞれグレードダウンされる。

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

  • 2014年ねん（平成へいせい24年ねん）12月12日にち - フルモデルチェンジ[17]。
グレード体系たいけいはムーヴは5代目だいめ・後期こうき型がたの構成こうせいをそのまま継承けいしょうしたが、カスタムは「X"Limited"」・「X"Limited SA"」を廃止はいしする替かわりに、「X"ハイパー"」・「X"ハイパーSA"」・「RS"ハイパー"」・「RS"ハイパーSA"」を追加ついかした。
同時どうじに福祉ふくし車両しゃりょう「フレンドシップシリーズ」にラインナップされている「ムーヴ フロントシートリフト」もベース車しゃに合あわせてフルモデルチェンジ[21]。スポーティモデルの「カスタムX"SA"」及およびターボ車しゃの「Xターボ"SA"」を新設しんせつ（各かくグレード共どもに2WD車しゃのみ）して5グレードに拡大かくだいしたほか、昇降しょうこうシート車しゃとして初はじめて2トーンカラーの設定せっていもできるようにしたことで、カラーバリエーションはベース車しゃと同一どういつとなった。また、シート乗降じょうこうユニットを一新いっしんしたことで、足元あしもとスペースや乗降じょうこう時じ開口かいこう高たかさを拡大かくだいするとともに、最大さいだいシート突出とっしゅつ量りょうを減へらしたことで昇降しょうこう時間じかんを短縮たんしゅく化か。車両しゃりょう本体ほんたい価格かかくも見直みなおされ、最さい廉価れんかグレードの「L」で4万まん円えん値下ねさげし、乗降じょうこうシート車しゃの消費しょうひ税ぜい非課税ひかぜいと相あいまって、ベース車しゃ（消費しょうひ税込ぜいこみ）との価格かかく差さが13.6万まん円えんに縮ちぢまった。同日どうじつにステラもフルモデルチェンジが行おこなわれた。
  • 2015年ねん（平成へいせい27年ねん）
    • 4月がつ27日にち - 一部いちぶ改良かいりょう（5月がつ11日にち発売はつばい）[22]。
    一部いちぶグレードに標準ひょうじゅん装備そうびされているスマアシを進化しんか版ばんの「スマートアシストII（以下いか、スマアシII）」に変更へんこう。これまでのレーザーセンサーとソナーセンサーに加くわえてカメラを搭載とうさいしたことで約やく4～50km/hで走行そうこう中ちゅうに前方ぜんぽうに歩行ほこう者しゃを認識にんしきして衝突しょうとつの危険きけん性せいがあると判断はんだんした場合ばあい、及および約やく60km/h以上いじょうで走行そうこう中ちゅうにウインカーを出ださずに走行そうこうしている車線しゃせんから車両しゃりょうがはみ出だしそうになった場合ばあいに、それぞれブザーとメーター内ないの警告けいこく灯とうでドライバーに危険きけんを警告けいこくする「衝突しょうとつ警報けいほう機能きのう（対たい歩行ほこう者しゃ）」と「車線しゃせん逸脱いつだつ警報けいほう機能きのう」の2つの機能きのうを追加ついか。既存きそんの「衝突しょうとつ回避かいひ支援しえんブレーキ機能きのう」は従来じゅうらいの約やく30km/hまでから約やく50km/hまで且かつ速度そくど差さが約やく30km/h以内いないに「衝突しょうとつ警報けいほう機能きのう（対たい車両しゃりょう）」は約やく30km/hまでから約やく100km/hまで且かつ速度そくど差さが約やく60km/h以内いないにそれぞれ性能せいのうを向上こうじょうした。同時どうじにグレード名めいもスマアシII搭載とうさいグレードは従来じゅうらいの"SA"から"SA II"に改名かいめいした。
    ベース車しゃと同時どうじに福祉ふくし車両しゃりょうの「ムーヴ フロントシートリフト」も一部いちぶ改良かいりょう[23]。最さい廉価れんかグレードの「L」を除のぞいて標準ひょうじゅん装備そうびされているスマアシをベース車しゃ同様どうようにスマアシIIにバージョンアップした。
    • 6月1日にち - ムーヴ及およびムーヴ フロントシートリフトのスマアシII搭載とうさい車しゃが予防よぼう安全あんぜん性能せいのうアセスメントにおいて、軽自動車けいじどうしゃでは初はじめて、最高さいこう評価ひょうかのJNCAP「先進せんしん安全あんぜん車しゃプラス（ASV+）」を獲得かくとくしたことを発表はっぴょうした[24]。
    • 10月26日にち - カスタムに、発売はつばい20周年しゅうねんを記念きねんした特別とくべつ仕様しよう車しゃ「20th Anniversary ゴールドエディション SA II」を発売はつばい[25]。「X"SA II"」・「RS"SA II"」をベースに、外観がいかんはフロントグリルにゴールドメッキ、ドアアウターハンドルにゴールドに変更へんこうし、フロントフェンダーとバックドアに専用せんようAnniversaryエンブレムを装着そうちゃく。内装ないそうはインパネガーニッシュとドアオーナメントパネルにグロッシーブラックグロスにゴールドラインを組くみ合あわせた専用せんよう仕様しようとし、ゴールドステッチを施ほどこした本ほん革かわ×専用せんようファブリックを採用さいよう。さらに、「RS"20th Anniversay ゴールドエディション SA II"」は15インチアルミホイールを切削せっさく×ゴールド仕様しように変更へんこうした。
  • 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）
    • 6月21日にち - 一部いちぶ改良かいりょう[26]。
    カスタムにおいて、廉価れんかグレードの「X"Special"」を追加ついかするとともに、「ハイパー」シリーズはインテリア加か飾かざりや仕様しようの変更へんこうを行おこない、インパネガーニッシュとドアオーナメントパネルの加か飾かざりをギャラクシーマーブル調ちょうからグロッシーブラッククロスに、シートステッチ色しょくをブルーからシルバーにそれぞれ変更へんこうするとともに、これまではメーカーオプション設定せっていだった「純正じゅんせいナビ装着そうちゃくアップグレードパック」を標準ひょうじゅん化かした。また、「ハイパー」シリーズのグレード体系たいけいを整理せいりし、スマアシII付づけの「X"ハイパー SA II"」と「RS"ハイパー SA II"」に集約しゅうやくした。
    そのほか、全車ぜんしゃにおいてオートライトの点灯てんとうのタイミングを早期そうき化かするなどの改良かいりょうを行おこなうなどの仕様しよう変更へんこうや、ムーヴにメーカーオプション設定せっていされている「ブラックインテリアパック」の内装ないそう色しょくの一部いちぶ変更へんこうを行おこなった。福祉ふくし車両しゃりょうの「ムーヴ フロントシートリフト」も一部いちぶ改良かいりょうを行おこない、車両しゃりょう本体ほんたい価格かかくを一律いちりつ6,000円えん値下ねさげした。
  • 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）
    • 3月 - 仕様しよう変更へんこう。「シルキーグリーンパール（メーカーオプション、2トーンルーフを含ふくむ）」、「トニコオレンジメタリック（カスタム専用せんよう）」を廃止はいし。なお、ステラも同様どうようである。タントも2016年ねん11月の一部いちぶ改良かいりょう時じに当該とうがい2色しょくが廃止はいしされている。
    • 8月がつ1日にち - マイナーチェンジ[27]。
    キャッチフレーズは標準ひょうじゅん系けいは「大人おとなのいい選択せんたく。」で、カスタムは「スモールに求もとめるすべてがここにある」で、CMキャラクターは石田いしだゆり子こを起用きよう。
    一部いちぶグレードに搭載とうさいされていたスマアシIIを対たい歩行ほこう者しゃ緊急きんきゅうブレーキ機能きのうも備そなえた「スマートアシストIII（以下いか、スマアシIII）」に置換ちかん（これに伴ともなって、「SA II」が付つくグレードは「SA III」に改名かいめい）。併あわせて、4箇所かしょのカメラで車両しゃりょうの前後ぜんご左右さゆうを映うつし、上うえから見下みおろしたような映像えいぞうをナビ画面がめん上じょうに映うつし出だす「パノラマモニター」を採用さいようし、カスタムにオプション設定せっていした[注釈ちゅうしゃく 25]。また、リアシートラゲージ側がわスライドレバーを装備そうびし、「L」と「L"SA III"」の2WD車しゃを除のぞく全車ぜんしゃには運転うんてん席せきシートヒーターを標準ひょうじゅん装備そうびした。一方いっぽうで、ムーヴにおいてスマートクールを廃止はいしするなど装備そうび内容ないようの見直みなおしが行おこなわれ、車両しゃりょう本体ほんたい価格かかくを値下ねさげした。
    「L"SA III"」は5代目だいめ後期こうき型がたの「L"SA"」から長ながらく引ひき継ついできた運転うんてん席せきシートリフター及およびチルトステアリングの標準ひょうじゅん装備そうびが廃止はいしされ、「L」もブラックインテリアパックの設定せっていそのものがなくなったことで運転うんてん席せきシートリフターが選択せんたく不可ふかとなった。
    6代目だいめ発売はつばい当初とうしょは「"SA"/"SA II"」系けいの全ぜんグレードに用意よういされていたSRSサイド＆カーテンエアバッグのオプション設定せっていが、「Xターボ"SA III"」と「RS"ハイパー SA III"」の2グレードのみに絞しぼられ、他たグレードでは一切いっさいの設定せっていがなくなった。
    外そと内装ないそうの変更へんこうも行おこなわれ、「L」系けいグレードと「カスタムX"Limited SA III"」を除のぞくグレードに装備そうびされているアルミホイールのデザインを変更へんこうしたほか、全車ぜんしゃではオーディオパネルの左右さゆうの幅はばを各かく1cmずつ短縮たんしゅくしスリム化か（ただし、ディーラーオプションの8インチメモリーナビゲーションを装着そうちゃくした場合ばあいは据すえ置おき）。ドアトリム表皮ひょうひの色いろや柄えを変更へんこうした。そのほか、ムーヴはフロントグリルをメッキに変かえ、「X」系けいグレードと「Xターボ"SA III"」はエアコンレジスターガーニッシュをシルバーライン加か飾かざりを施ほどこしたプレミアムシャインブラックに変更へんこうした。カスタムはヘッドランプが2代目だいめ以降いこう長ながらく伝統でんとうとして採用さいようされていた丸まる目め4灯とうから新しん開発かいはつの多た灯ひ薄うす形がたLED（マニュアルレベリング機構きこう・LEDクリアランスランプ付づけ）に変更へんこうするとともに、メッキフロントグリルとフロントバンパーのデザインも変更へんこう。リアコンビネーションランプはインナーレンズをスモーククリア化かした。内装ないそうではドアアームレストとシート表皮ひょうひを変更へんこうし、エアコンレジスターガーニッシュにプレミアムシャインブラックを設定せっていした。「カスタムRS"ハイパー SA III"」はフロントLEDイルミネーションランプを新しん意匠いしょうに変更へんこうし、インパネガーニッシュ&ドアオーナメントパネルをディープマルーン（幾何きか学がく柄え）に変更へんこうした。
    ボディカラーも一部いちぶ変更へんこうされ、ムーヴは2トーンカラーを廃止はいししてモノトーンカラーのみの設定せっていに。カスタムはモノトーンカラー、ブラックマイカとの2トーンカラーそれぞれに新しん色いろの「レーザーブルークリスタルシャイン（メーカーオプション、トール設定せってい色しょく）」を追加ついかした。
    グレード体系たいけいを整理せいりし、ムーヴは「L」・「L"SA III"」・「X」・「X"SA III"」・「Xターボ"SA III"」の5グレード、カスタムは「X」・「X"Limited SA III"[注釈ちゅうしゃく 26]」・「RS"ハイパー SA III"」の3グレードとなった。
    福祉ふくし車両しゃりょうの「フロントシートリフト」も標準ひょうじゅん車しゃと同様どうようにマイナーチェンジされた（なお、運転うんてん席せきシートヒーターは未み装備そうびとなる）。
  • 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）
    • 8月がつ20日はつか - 特別とくべつ仕様しよう車しゃ「X"リミテッド SA III"」、「カスタムX"リミテッドII SA III"」、「カスタムRS"ハイパーリミテッド SA III"」を発売はつばい[28]。
    「X"リミテッド SA III"」は、「X"SA III"」をベースに純正じゅんせいナビ装着そうちゃく用ようアップグレードパックとブラックインテリアパック（革かわ巻まきステアリングホイール(メッキオーナメント付づけ)、メッキインナードアハンドル、ブラックインテリア）が特別とくべつ装備そうび。「カスタムX"リミテッドII SA III"」・「カスタムRS"ハイパーリミテッド SA III"」は、「カスタムX"Limited SA III"」・「カスタムRS"ハイパー SA III"」をベースにパノラマモニター対応たいおうカメラが特別とくべつ装備そうびされた。
    • 12月 - ボディカラーの設定せっていを変更へんこう。[29][30]。ムーヴは「コットンアイボリー」を廃止はいししたほか、「ホワイト〈W09〉」は「ホワイト〈W19〉」に、「ライトローズマイカメタリックII」は「ライトローズマイカメタリック」に、「シルキーブルーパール（メーカーオプション）」は「スカイブルーメタリック」（2019年ねん1月がつ発売はつばい）にそれぞれ変更へんこう。カスタムは「メテオライトグレーイリュージョナルパール（メーカーオプション）」、「ナイトシャドーパープルクリスタルメタリック（メーカーオプション）」が廃止はいしされ、ムーヴは9色しょく、カスタムはモノトーンが6色しょく・2トーンが5パターンの設定せっていとした。
  • 2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）7月がつ29日にち - 特別とくべつ仕様しよう車しゃ「X"リミテッドII SA III"」を発売はつばい[31]。2018年ねん8月がつに発売はつばいされた「X"リミテッド SA III"」の特別とくべつ装備そうび内容ないように加くわえ、新あらたにLEDヘッドランプ（ロービーム・マニュアルレベリング機構きこう付づけ）が装備そうびされた。
  • 2020年ねん（令れい和わ2年ねん）
    • 2月がつ - ボディカラーの設定せっていを変更へんこう。「ディープブルークリスタルマイカ（メーカーオプション）」が廃止はいしされ、従来じゅうらいはカスタム専用せんよう色しょくだった「レーザーブルークリスタルシャイン（メーカーオプション）」がムーヴでも設定せっていが可能かのうとなった。カスタムは専用せんよう色しょくとして新しん色いろの「スプラッシュブルーメタリック」が追加ついかされ、2トーン（メーカーオプション）の「ブラックマイカメタリック×ディープブルークリスタルマイカ」を「ブラックマイカメタリック×スプラッシュブルーメタリック」に変更へんこうした。
    • 8月がつ - 仕様しよう変更へんこう。WLTCモードによる燃料ねんりょう消費しょうひ率りつ（NA車しゃはJC08モード走行そうこう時じの数値すうちも併記へいき）並ならびに排出はいしゅつガスに対応たいおう。NA車しゃは「平成へいせい30年ねん排出はいしゅつガス基準きじゅん50%低減ていげんレベル（☆☆☆☆）」認定にんていを取得しゅとくしたものの、JC08モードによる燃料ねんりょう消費しょうひ率りつが低下ていかしたため、駆動くどう方式ほうしきを問とわず2020年度ねんど燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせいに格下かくさげ。ターボ車しゃは平成へいせい30年ねん排出はいしゅつガス規制きせい適合てきごう及および燃料ねんりょう消費しょうひ率りつのWLTCモードへの移行いこうに伴ともない、従来じゅうらいリアウィンドウ右みぎ下かに装着そうちゃくされていた「低てい排出はいしゅつガス車しゃ」と「燃費ねんぴ基準きじゅん達成たっせい車しゃ」のステッカーが装着そうちゃくされなくなった。併あわせて、ボディカラーの設定せっていが変更へんこうとなり、「パールホワイトIII（メーカーオプション）」を「シャイニングホワイトパール（メーカーオプション）」に変更へんこうされ、新しん色いろとしてムーヴに「ダークエメラルドマイカ」、カスタムに「コンパーノレッド（メーカーオプション）」をそれぞれ追加ついかし、カスタム専用せんようの2トーン（メーカーオプション）に「ブラックマイカメタリック×コンパーノレッド」を追加ついかしたことで、ムーヴは10色しょく、カスタムはモノトーンが7色しょく・2トーンが6パターンの設定せっていとなった。
  • 2021年ねん（令れい和わ3年ねん）9月がつ1日にち - 一部いちぶ改良かいりょう並ならびに特別とくべつ仕様しよう車しゃ「カスタムX"VS SA III"」を発売はつばい[32]。
一部いちぶ改良かいりょうでは、福祉ふくし車両しゃりょうの乗降じょうこうシート車しゃ「フロントシートリフト」を含ふくむ全車ぜんしゃにオートライトが装備そうびされたほか、カタロググレードはグレード体系たいけいが整理せいりされ、「スマアシIII」非ひ装備そうびグレードの「X」と「カスタムX」を廃止はいし。ムーヴカスタムは「スマアシIII」が全車ぜんしゃ標準ひょうじゅん装備そうびとなった。「フロントシートリフト」は一部いちぶグレードの装備そうび内容ないようが拡充かくじゅうされ、「X"SA III"」は純正じゅんせいナビ装着そうちゃく用ようアップグレードパックを標準ひょうじゅん装備そうび化かして「X"Limited II SA III"」に、「カスタムX"Limited SA III"」はパノラマモニター対応たいおうカメラを標準ひょうじゅん装備そうび化かして「カスタムX"Limited II SA III"」にそれぞれ改名かいめいされた。
特別とくべつ仕様しよう車しゃの「カスタムX"VS SA III"」は、「カスタムX"Limited SA III"」をベースにパノラマモニター対応たいおうカメラを特別とくべつ装備そうびした。
  • 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）
    • 6月29日にち - 生産せいさん終了しゅうりょう。以降いこうは流通りゅうつう在庫ざいこのみの販売はんばいとなり、在庫ざいこがなくなり次第しだい、販売はんばい終了しゅうりょうとなる。
    • 7月がつ24日にち - 販売はんばい終了しゅうりょう、およびダイハツの公式こうしきホームページへの掲載けいさい終了しゅうりょう。なお、本来ほんらいは同年どうねん7月がつ3日にちに7代目だいめへのフルモデルチェンジが予定よていされていたが、同年どうねん4月がつ以降いこう、同社どうしゃが生産せいさんする一部いちぶ車種しゃしゅ（例れい：2代目だいめロッキーとそのOEMのトヨタ・ライズの各種かくしゅe-SMART HYBRID仕様しよう車しゃ、およびトヨタやプロドゥア向むけを含ふくむ新興しんこう国こくで現地げんち生産せいさんされる一部いちぶ車種しゃしゅ）にて認証にんしょう手続てつづきに不正ふせいがあることが発覚はっかくした影響えいきょう[33]で、不正ふせいの全容ぜんよう解明かいめいと再発さいはつ防止ぼうし策さくの実施じっしが済すむまでフルモデルチェンジの発表はっぴょうが無期むき延期えんきされていることを理由りゆうにムーヴのラインナップは6代目だいめの生産せいさん終了しゅうりょう・販売はんばい終了しゅうりょうを以もって一時いちじ的てきに途切とぎれることになる[34]。
    • 12月20日はつか（補足ほそく） - 第三者だいさんしゃ委員いいん会かいによる調査ちょうさの結果けっか、エアバッグに関かんする試験しけんにおいて、量産りょうさん品ひんと同おなじ「エアバッグ展開てんかいコンピューター（ECU）」が使つかわれていなかったという不正ふせいが判明はんめいしたため、当とう車種しゃしゅも不正ふせい車種しゃしゅの対象たいしょうとなった[35]。
  • 2017年8月改良型 カスタムX"Limited SA III" 後 2017年8月 - 2023年7月
    2017年ねん8月がつ改良かいりょう型がた カスタムX"Limited SA III" 後ご
    2017年ねん8月がつ - 2023年ねん7月がつ
  • 2017年8月改良型 X"SA III" 後 2017年8月 - 2023年7月
    2017年ねん8月がつ改良かいりょう型がた X"SA III" 後ご
    2017年ねん8月がつ - 2023年ねん7月がつ
  • 2014年12月初期型 カスタムX"ハイパーSA" 後 2014年12月 - 2015年5月
    2014年ねん12月初期しょき型がた カスタムX"ハイパーSA" 後ご
    2014年ねん12月 - 2015年ねん5月がつ
  • 2014年12月初期型 L"SA" 2014年12月 - 2015年5月
    2014年ねん12月初期しょき型がた L"SA"
    2014年ねん12月 - 2015年ねん5月がつ
  • 2014年12月初期型 L"SA" 後 2014年12月 - 2015年5月
    2014年ねん12月初期しょき型がた L"SA" 後ご
    2014年ねん12月 - 2015年ねん5月がつ
  • カスタムRS"20th Anniversary ゴールドエディション SA II"
    カスタムRS"20th Anniversary ゴールドエディション SA II"
  • カスタムRS"20th Anniversary ゴールドエディション SA II" 後
    カスタムRS"20th Anniversary ゴールドエディション SA II"
    後のち

燃料ねんりょう電池でんち自動車じどうしゃ[編集へんしゅう]

ダイハツでは電気でんき自動車じどうしゃを開発かいはつした技術ぎじゅつ力りょくを元もとに、早はやくも1972年ねんから燃料ねんりょう電池でんち自動車じどうしゃを開発かいはつ、ムーヴもそのベース車しゃになっており、2種類しゅるいが登場とうじょうした。2005年ねんからはタントFCHVも登場とうじょうしている（トヨタ・FCHVも参照さんしょう）。

ムーヴEV-FC
初代しょだいをベースとして1999年ねんに登場とうじょう。メタノールを改あらため質ただして水素すいそを抽出ちゅうしゅつする「メタノール改あらため質しつ式しき」を採用さいようした。
ムーヴFCV-K-2
2代目だいめ・L900S/902S/910S型がたをベースとして2001年ねんに登場とうじょう。トヨタ自動車とよたじどうしゃとの共同きょうどう開発かいはつで高こう圧あつ水素すいそタンクを搭載とうさいする。2003年ねんに国土こくど交通こうつう大臣だいじん認定にんていを受うけて公道こうどう走行そうこうを開始かいし、1台だいが大阪おおさか府ふに貸与たいよされている。

車くるま名めいの由来ゆらい[編集へんしゅう]

英語えいごで「動うごかす」「感動かんどうさせる」と言いう意味いみ[36]。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ シボレーアストロを意識いしきしたアメリカンミニバン風ふうのデザインではあるが、実際じっさいはアクの強つよい標準ひょうじゅん車しゃのデザインになじめないユーザーを取とり込こむための措置そちである。
  2. ^ 外見がいけん上じょうの特徴とくちょうとして、エンジンフード上じょうのインタークーラー用よう大型おおがたエアスクープの有無うむ、リアドア部ぶへのデカール貼付ちょうふ等とうがある。またエアロダウンカスタムの名なの通とおりで車くるま高だかも相違そういするが、エアロパーツは共通きょうつうであった。
  3. ^ 必かならずも福祉ふくし目的もくてきとは言いえないが、助手じょしゅ席せき回転かいてんシート車しゃは当初とうしょより設定せっていがあった。
  4. ^ 「Manual 4WD」の略りゃく。
  5. ^ この当時とうじ、すでに異こと型がたヘッドランプが主流しゅりゅうとなっていた中なかで、カスタム系けいの丸まる型がたヘッドランプ（機構きこう的てきには、マルチリフレクタ式しき）は、ややもすると目立めだつ存在そんざいであった。
  6. ^ ただし6代目だいめは跳はね上あげ式しきバックドアのみのため、跳はね上あげ式しきと横よこ開ひらき式しきを選択せんたくできたのは当代とうだいが唯一ゆいいつのままである。
  7. ^ 4WD車しゃはヒーテッド付づけ電動でんどうリモコンドアミラー。
  8. ^ 非ひリミテッドのカスタムXは、この時点じてんではタコメーターが無ない単眼たんがん式しきメーターのまま。
  9. ^ カスタムX、カスタムX Limited、カスタムRSに装備そうび。
  10. ^ カスタムRSのみ装備そうび。
  11. ^ カスタムX Limitedに装備そうび。
  12. ^ VSC非ひ装着そうちゃく車しゃはヨーレートセンサを装備そうびしないため、VSCは作動さどうしない。
  13. ^ eco IDLE搭載とうさい車しゃはこれらに加くわえアイドリングストップ時間じかん・アイドリングストップ積算せきさん時間じかんも表示ひょうじされる。
  14. ^ 「カスタムRS」はエコドライブ時じ、メーターのエッジライト色しょくが白しろからブルーに変かわる「ブルーecoシグナルメーター」付づけ。
  15. ^ この場合ばあい、「インテリジェントドラインビングアシストパック」の装着そうちゃく時じには「セーフティパック」が同時どうじ装着そうちゃくとなる（「インテリジェントドラインビングアシストパック」の単独たんどく装着そうちゃくは不可ふか）[1]。なお、インテリジェントドライビングアシストパックにはセーフティパックの価格かかくが含ふくまれている。[2]
  16. ^ ステラにおいて、シルキーマルーンとアーバンナイトブルーの2色しょくは、8月がつの一部いちぶ改良かいりょう時じに設定せっていされたが、2013年ねん1月がつのマイナーチェンジで、シルキーマルーンは廃止はいしされ、カスタムのみの設定せっていであったアーバンナイトブルーは標準ひょうじゅん仕様しようにも設定せっていされた。
  17. ^ 2代目だいめタントに設定せっていされている青あおと同どう一色いっしょく。
  18. ^ ターボエンジン搭載とうさいの「カスタムRS」は車速しゃそく7km/h以下いかで据すえ置おき。
  19. ^ ミライースのマイナーチェンジ（2013年ねん8月がつのマイナーチェンジからスマアシ搭載とうさいグレードを選択せんたく可能かのう）から用もちいられるようになった略称りゃくしょう。
  20. ^ 同どう仕様しように標準ひょうじゅん装備そうびされていたメモリーナビゲーションシステム&16cmフロントスピーカー+バックカメラ+AUえーゆーX端子たんしを「X」・「X"SA"」にメーカーオプション設定せってい、運転うんてん席せきシートリフターの標準ひょうじゅん装備そうび化かなどで代替だいたい。
  21. ^ 2011年ねん8月がつ生産せいさん分ぶん以降いこうは15インチアルミホイールにインチダウンされている。
  22. ^ 歴代れきだいムーヴで跳はね上あげ式しきバックドアのみの設定せっていになるのは史上しじょう初はつであるが、3代目だいめステラの場合ばあいは富士重ふじじゅうが自社じしゃ生産せいさんしていた初代しょだいステラ同様どうように戻もどった事ことになる。
  23. ^ 「eco IDLE」エンブレム全廃ぜんぱいは、最初さいしょから装着そうちゃくされていないコペンに次つぐ。
  24. ^ 「L」・「L"SA II"」はスチールホイールとなり、ホイールキャップが付属ふぞくする。
  25. ^ 使用しようの際さいにはメーカーオプション設定せっていの装備そうび品ひんとパノラマモニター対応たいおうナビゲーションの同時どうじ装着そうちゃくが必要ひつよう。
  26. ^ 前期ぜんき型がた「X"ハイパー"」とアルミホイールは同どう一いちデザインとなる。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ “ムーヴ(ダイハツ)1995年ねん8月がつ～1998年ねん9月がつ生産せいさんモデルのカタログ”. リクルート株式会社かぶしきがいしゃ (2020年ねん1月がつ6日にち). 2020年ねん1月がつ6日にち閲覧えつらん。
  2. ^ “ムーヴ(1995年ねん8月がつ～1998年ねん12月がつ)”. リクルート株式会社かぶしきがいしゃ (2020年ねん1月がつ6日にち). 2020年ねん1月がつ6日にち閲覧えつらん。
  3. ^ “ムーヴ(ダイハツ)1998年ねん10月がつ～2002年ねん9月がつ生産せいさんモデルのカタログ”. リクルート株式会社かぶしきがいしゃ (2020年ねん1月がつ8日にち). 2020年ねん1月がつ8日にち閲覧えつらん。
  4. ^ “ムーヴ(ダイハツ)2002年ねん10月がつ～2006年ねん9月がつ生産せいさんモデルのカタログ”. リクルート株式会社かぶしきがいしゃ (2020年ねん1月がつ6日にち). 2020年ねん1月がつ6日にち閲覧えつらん。
  5. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊しゅうかん日本にっぽんの名車めいしゃ第だい39号ごう19ページより。
  6. ^ “ムーヴ(ダイハツ)2006年ねん10月がつ～2010年ねん11月生産せいさんモデルのカタログ”. リクルート株式会社かぶしきがいしゃ (2020年ねん1月がつ8日にち). 2020年ねん1月がつ8日にち閲覧えつらん。
  7. ^ 『後こう付つけ安全あんぜん装置そうち「つくつく防止ぼうし」の搭載とうさい対象たいしょう車種しゃしゅを拡大かくだい』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2019年ねん2月がつ8日にち。https://www.daihatsu.com/jp/news/2019/20190208-1.pdf。2019年ねん2月がつ8日にち閲覧えつらん。 
  8. ^ セットオプションの「セーフティパック」に含ふくまれる。
  9. ^ “ダイハツ、新型しんがた「ムーヴ」発売はつばい　最高さいこう燃費ねんぴ27キロ”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん (2010年ねん12月13日にち). 2012年ねん12月25日にち閲覧えつらん。
  10. ^ [3] (PDF) - ダイハツ工業だいはつこうぎょう ニュースリリース 2012年ねん12月がつ20日はつか
  11. ^ “軽けいで初はつの衝突しょうとつ回避かいひシステム　ダイハツが「ムーヴ」改良かいりょう、燃費ねんぴ向上こうじょうも”. サンケイビズ (2012年ねん12月20日にち). 2013年ねん1月がつ2日にち閲覧えつらん。
  12. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊しゅうかん日本にっぽんの名車めいしゃ第だい31号ごう21ページより。
  13. ^ ダイハツ軽けい乗用車じょうようしゃ5車種しゃしゅに特別とくべつ仕様しよう車しゃ「スマートセレクション」を設定せってい　～さらに「ムーヴ」「ムーヴ コンテ」には特別とくべつ仕様しよう車しゃ「VS」グレードを設定せってい～ (PDF) - ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ ニュースリリース 2014年ねん5月がつ8日にち
  14. ^ “ムーヴ(ダイハツ)2010年ねん12月～2014年ねん11月生産せいさんモデルのカタログ”. リクルート株式会社かぶしきがいしゃ (2020年ねん1月がつ8日にち). 2020年ねん1月がつ6日にち閲覧えつらん。
  15. ^ 『後こう付つけ安全あんぜん装置そうち「つくつく防止ぼうし」の搭載とうさい対象たいしょう車種しゃしゅを7車種しゃしゅ8モデル拡大かくだい』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2019年ねん7月がつ29日にち。https://www.daihatsu.com/jp/news/2019/20190729-3.pdf。2019年ねん8月がつ1日にち閲覧えつらん。 
  16. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊しゅうかん日本にっぽんの名車めいしゃ第だい90号ごう23ページより。
  17. ^ a b c d e f g h i j k 『ダイハツ軽けい乗用車じょうようしゃ「ムーヴ」フルモデルチェンジ 軽量けいりょう高だか剛性ごうせいボディを新しん開発かいはつ、基本きほん性能せいのうを大幅おおはば向上こうじょう～新あらたにカスタムに“ハイパー”グレード設定せってい～』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2014年ねん12月12日にち。http://www.daihatsu.co.jp/wn/2014/1212-1/20141212-1.pdf。2014年ねん12月12日にち閲覧えつらん。 
  18. ^ a b ムーヴ主要しゅよう装備そうび一覧いちらん表ひょう (PDF)
  19. ^ 「【インプレッション】ダイハツ「ムーヴ」「ムーヴ カスタム ハイパー」 Car Watch2015年ねん1月がつ21日にち
  20. ^ ムーヴカスタム主要しゅよう装備そうび一覧いちらん表ひょう (PDF)
  21. ^ 『ダイハツ軽けい福祉ふくし車両しゃりょう「ムーヴ フロントシートリフト」をフルモデルチェンジ～新あらたにカスタム・ターボ車しゃを設定せってい、昇降しょうこう機構きこうも一新いっしん～』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2014年ねん12月12日にち。http://www.daihatsu.co.jp/wn/2014/1212-3/20141212-3.pdf。2014年ねん12月15日にち閲覧えつらん。 
  22. ^ 『ダイハツ軽けい乗用車じょうようしゃ「ムーヴ」「タント」一部いちぶ改良かいりょう 新しん機能きのうの追加ついかにより、安心あんしん・安全あんぜん性能せいのうを向上こうじょうした衝突しょうとつ回避かいひ支援しえんシステム「スマートアシストII」を採用さいよう』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2015年ねん4月がつ27日にち。http://www.daihatsu.co.jp/wn/2015/0427-3/20150427-3.pdf。2015年ねん4月がつ27日にち閲覧えつらん。 
  23. ^ 『ダイハツ軽けい福祉ふくし車しゃ「フレンドシップシリーズ」一部いちぶ改良かいりょう 軽けい福祉ふくし車両しゃりょうにも衝突しょうとつ回避かいひ支援しえんシステム「スマートアシストII」を採用さいよう』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2015年ねん4月がつ27日にち。http://www.daihatsu.co.jp/wn/2015/0427-5/20150427-5.pdf。2015年ねん4月がつ27日にち閲覧えつらん。 
  24. ^ 『ダイハツ軽けい乗用車じょうようしゃ「ムーヴ」、軽けい福祉ふくし車しゃ「ムーヴ フロントシートリフト」 軽自動車けいじどうしゃで初はじめて予防よぼう安全あんぜん性能せいのうアセスメント最高さいこう評価ひょうかのJNCAP「先進せんしん安全あんぜん車しゃプラス（ASV+）」を獲得かくとく』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2015年ねん6月がつ1日にち。http://www.daihatsu.co.jp/wn/2015/0601-1/20150601-1.pdf。2015年ねん6月がつ1日にち閲覧えつらん。 
  25. ^ 『ダイハツ軽けい乗用車じょうようしゃ「ムーヴ カスタム」、「ミラ イース」、軽けい商用しょうよう車しゃ「ハイゼット トラック」のアニバーサリー特別とくべつ仕様しよう車しゃを設定せってい』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2015年ねん10月がつ26日にち。http://www.daihatsu.co.jp/wn/2015/1026-1/20151026-1.pdf。2015年ねん10月がつ26日にち閲覧えつらん。 
  26. ^ 『ダイハツ軽けい乗用車じょうようしゃ「ムーヴ」一部いちぶ改良かいりょう お求もとめやすい価格かかくのカスタムグレードを新しん設定せってい ～ハイパーグレードはインテリアの質感しつかんを向上こうじょうしながら、お買かい得どくな価格かかく設定せっていに見直みなおし～』（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2016年ねん6月がつ21日にち。http://www.daihatsu.co.jp/wn/2016/0621-1/20160621-1.pdf。2016年ねん6月がつ21日にち閲覧えつらん。 
  27. ^ 『ダイハツ 軽けい乗用車じょうようしゃ「ムーヴ」、 軽けい福祉ふくし車両しゃりょう「ムーヴ フロントシートリフト」をマイナーチェンジ』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2017年ねん8月がつ1日にち。https://www.daihatsu.com/jp/news/2017/20170801-1.pdf。2017年ねん8月がつ1日にち閲覧えつらん。 
  28. ^ 『ダイハツ 軽けい乗用車じょうようしゃ6車種しゃしゅに「リミテッド」シリーズを設定せってい』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2018年ねん8月がつ20日はつか。https://www.daihatsu.com/jp/news/2018/20180820-1.pdf。2018年ねん8月がつ20日はつか閲覧えつらん。 
  29. ^ 「ダイハツ ムーヴ カタログ」、2018年ねん12月発行はっこう。14380①220A1812 TP、ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ
  30. ^ 「ダイハツ ムーヴカスタム カタログ」、2018年ねん12月発行はっこう。14390①220A1812 TP、ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ
  31. ^ 『軽けい乗用車じょうようしゃ「ムーヴ」「キャスト」「ミラ トコット」にお買かい得どくな特別とくべつ仕様しよう車しゃを設定せってい』（PDF）（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2019年ねん7月がつ29日にち。https://www.daihatsu.com/jp/news/2019/20190729-1.pdf。2019年ねん7月がつ29日にち閲覧えつらん。 
  32. ^ 『軽けい乗用車じょうようしゃ「ムーヴ」に特別とくべつ仕様しよう車しゃを設定せってい、「ムーヴ」「ムーヴ フロントシートリフト」「ミラ トコット」を一部いちぶ改良かいりょう』（プレスリリース）ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ、2021年ねん9月がつ1日にち。https://www.daihatsu.com/jp/news/2021/20210901-1.html。2021年ねん9月がつ1日にち閲覧えつらん。 
  33. ^ ダイハツ認証にんしょう不正ふせい問題もんだい「国内こくない仕様しようでもあった」ロッキー/ライズHV出荷しゅっか・販売はんばい停止ていしへ…マジかよ……（ベストカーWeb） - 講談社こうだんしゃビーシー、2023年ねん5月がつ19日にち（2023年ねん7月がつ1日にち閲覧えつらん）
  34. ^ え、そんな先さき!? 発売はつばい再さい延期えんきの新型しんがたムーヴ!! 早はやくて年明としあけの可能かのう性せい大だい（ベストカーWeb） - 講談社こうだんしゃビーシー、2023年ねん6月がつ8日にち（2023年ねん7月がつ1日にち閲覧えつらん）
  35. ^ 第三者だいさんしゃ委員いいん会かいによる調査ちょうさ結果けっかおよび今後こんごの対応たいおうについて - ダイハツ工業だいはつこうぎょう 2023年ねん12月がつ20日はつか（2024年ねん1月がつ9日にち閲覧えつらん）
  36. ^ 国内こくない販売はんばい車種しゃしゅ | 会社かいしゃ案内あんない | ダイハツ工業だいはつこうぎょう株式会社かぶしきがいしゃ 企業きぎょう情報じょうほうサイト

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

ウィキメディア・コモンズには、ダイハツ・ムーヴに関連かんれんするメディアがあります。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

   
  • （← 1970年代ねんだい以前いぜん） ダイハツ車種しゃしゅ年表ねんぴょう 1980年ねん以降いこう
    ※赤あか背景はいけいは日本にっぽん国外こくがい専売せんばい車しゃ
    年代ねんだい
    ／車種しゃしゅ     		1980年代ねんだい 1990年代ねんだい 2000年代ねんだい 2010年代ねんだい 2020年代ねんだい
    0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
    軽けいセダン クオーレ クオーレ→
    ミラセダン     		ミラ/モデルノ ミラ/モデルノ ミラ ミラ/アヴィ ミラ/カスタム('06-'13)
    オプティ/クラシック オプティ/ビークス/クラシック エッセ ミライース ミライース
    ミラクラシック ミラジーノ ミラジーノ ミラココア ミラトコット
    MAX ソニカ
    ハッチバック ミラジーノ1000 アイラ アイラ
    ストーリア ブーン ブーン ブーン
    シャレード シャレード シャレード シャレード シャレード シリオン
    セダン シャレード
    ソシアル         		シャレードソシアル
    シャルマン シャルマン アプローズ アルティス アルティス アルティス アルティス アルティス
    トール
    ワゴン         		ムーヴ/カスタム ムーヴ/カスタム ムーヴ/カスタム ムーヴ/カスタム ムーヴ/カスタム ムーヴ/カスタム
    ムーヴラテ ムーヴコンテ/カスタム
    ネイキッド キャスト(スタイル/スポーツ('15-'20))
    タントエグゼ/カスタム ムーヴキャンバス ムーヴキャンバス
    タント/カスタム('05-'07) タント/カスタム タント/カスタム タント/カスタム/ファンクロス('22-)
    ウェイク
    YRV クー トール
    パイザー
    ワゴン メビウス
    MPV ハイゼット
    アトレー         		アトレー アトレー アトレー/
    アトレーワゴン         		アトレーワゴン アトレー
    アトレー7 ブーン
    ルミナス         		シグラ
    デルタ
    ワイドワゴン         		デルタワイドワゴン デルタワゴン ルクシオ
    セニア セニア セニア
    クーペ
    オープン     		リーザ
    リーザ
    スパイダー         		コペン コペン
    クロスオーバーSUV/SUV テリオスキッド/テリオスルキア('02-'03) キャスト
    アクティバ         		タフト
    ロッキー テリオス ビーゴ ロッキー
    タルーナ テリオス（ロングボディ） テリオス
    タフト ラガー
    商用しょうよう車しゃ ミゼットII
    ミラクオーレ ミラ ミラ(バン) ミラ(バン) ミラバン ミラバン ミラバン
    ミラウォーク
    スルーバン         		ミラウォーク
    スルーバン         		ミラウォーク
    スルーバン         		ハイゼットキャディー
    ハイゼットバン ハイゼットバン ハイゼットバン ハイゼットカーゴ ハイゼットカーゴ ハイゼットカーゴ
    ハイゼット(トラック) ハイゼット(トラック) ハイゼット
    トラック         		ハイゼットトラック ハイゼットトラック
    シャルマンバン シャレードバン ハイゼット
    グランカーゴ
    ゼブラ ゼブラ グランマックスカーゴ(日本にっぽん:'20 - )/バン
    デルタ750 グランマックストラック(日本にっぽん:'20 - )
    デルタ
    ワイドバン         		デルタワイドバン デルタバン
    デルタ デルタ デルタ デルタ
    0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
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