ニュースポーツ

ニュースポーツ（new sports）とは、20世紀せいき後半こうはん以降いこうに新あたらしく考案こうあん・紹介しょうかいされたスポーツ群ぐんをいう。1979年ねんに最初さいしょに用もちいられた和製わせい英語えいごで、その数かずは数すう十じゅう種類しゅるいにおよぶ^[1]。軽けいスポーツ、やわらかいスポーツ、レクリエーションスポーツとも呼よばれる。

一般いっぱんに、勝敗しょうはいにこだわらずレクリエーションの一環いっかんとして気軽きがるに楽たのしむことを主眼しゅがんとした身体しんたい運動うんどうを指さす。具体ぐたい的てきには、ハンググライダーのように、イノベーションによって新あたらしい技術ぎじゅつが生うまれ、新しん素材そざいが入手にゅうしゅしやすくなったことから誕生たんじょうしたものや^[2]、セパタクローのように世界せかいのある地域ちいきでは伝統でんとう的てきな民族みんぞくスポーツとして親したしまれてきたものが新あらたに採とり入いれられたもの、ゴルフをアレンジしたグラウンドゴルフのように、既存きそんのスポーツをプレーヤーの年齢ねんれい・体力たいりょく・運動うんどう技術ぎじゅつ・プレー環境かんきょうなどに応おうじて改変かいへんしたものなどが含ふくまれる。このほか、ヨーガや座禅ざぜん、気功きこうのように霊的れいてきな精神せいしん世界せかいとのつながりを意識いしきした運動うんどうを含ふくめる意見いけんや^[3]、アダプテッドスポーツとして障害しょうがい者しゃスポーツを含ふくめるものもある^[4]。上記じょうきのように、いずれの場合ばあいでも幅広はばひろい層そうの参加さんかが可能かのうなものが多おおく、けっして高齢こうれい者しゃ向むけのみではない点てんに注意ちゅういが必要ひつようである。

ニュースポーツの一覧いちらん[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

^ 仲野なかの隆士たかし「ニュースポーツ」田口たぐち貞さだ善ぜん編へん『スポーツの百科ひゃっか事典じてん』丸善まるぜん、2007年ねん、pp. 571 - 572. ISBN 9784621078310
^ 岸野きしの雄三ゆうぞう・稲垣いながき正浩まさひろ「現代げんだい社会しゃかいのスポーツ」日本にっぽん体育たいいく協会きょうかい監修かんしゅう『最新さいしんスポーツ大だい事典じてん』大修館書店たいしゅうかんしょてん、1987年ねん、p. 287.
^ 稲垣いながき正浩まさひろ、『スポーツの後のち近代きんだい　スポーツ文化ぶんかはどこへ行いくのか』三省堂さんせいどう、1995年ねん、pp. 167, 170 - 172. ISBN 4385356750
^ 野々宮ののみや徹とおる『ニュースポーツ用語ようご事典じてん』遊戯ゆうぎ社しゃ、2000年ねん、pp. 244 - 245. ISBN 4896596250

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

大貫おおぬき映子えいこ編へん『スポーツ批評ひひょう7　やわらかいスポーツ』窓まど社しゃ、1990年ねん ISBN 4943983359

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

富山とやま県けんスポーツ図書としょ室しつニュースポーツ豆まめ知識ちしき

[1] 仲野なかの隆士たかし「ニュースポーツ」田口たぐち貞さだ善ぜん編へん『スポーツの百科ひゃっか事典じてん』丸善まるぜん、2007年ねん、pp. 571 - 572. ISBN 9784621078310

[2] 岸野きしの雄三ゆうぞう・稲垣いながき正浩まさひろ「現代げんだい社会しゃかいのスポーツ」日本にっぽん体育たいいく協会きょうかい監修かんしゅう『最新さいしんスポーツ大だい事典じてん』大修館書店たいしゅうかんしょてん、1987年ねん、p. 287.

[3] 稲垣いながき正浩まさひろ、『スポーツの後のち近代きんだい　スポーツ文化ぶんかはどこへ行いくのか』三省堂さんせいどう、1995年ねん、pp. 167, 170 - 172. ISBN 4385356750

[4] 野々宮ののみや徹とおる『ニュースポーツ用語ようご事典じてん』遊戯ゆうぎ社しゃ、2000年ねん、pp. 244 - 245. ISBN 4896596250

[1]

[2]

[3]

[4]