特定とくてい疾患しっかん

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特定とくてい疾患しっかん(とくていしっかん)とは、日本にっぽんにおいて 厚生こうせい労働省ろうどうしょう実施じっしする難治なんじせい疾患しっかん克服こくふく研究けんきゅう事業じぎょう臨床りんしょう調査ちょうさ研究けんきゅう分野ぶんや対象たいしょう指定していされた疾患しっかん(2012ねん現在げんざい、130疾患しっかん)である。都道府県とどうふけん実施じっしする特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう研究けんきゅう事業じぎょう対象たいしょう疾患しっかん(2009ねん10がつ1にち現在げんざい、56疾患しっかん)は、くに指定していする疾患しっかんについては特定とくてい疾患しっかんからえらばれており、とう事業じぎょう対象たいしょう疾患しっかんをさして特定とくてい疾患しっかんということもある。

現在げんざいは、2014ねん平成へいせい26ねん)に、難病なんびょう患者かんじゃたいする医療いりょうとうかんする法律ほうりつ難病なんびょうほう)が成立せいりつし、特定とくてい疾患しっかんから指定してい難病なんびょう移行いこうしている。2019ねん現在げんざい、333疾患しっかんやく150まんにん[よう出典しゅってん]難病なんびょうほうにおける「難病なんびょう」とは、「発病はつびょう機構きこうあきらかでなく、かつ、治療ちりょう方法ほうほう確立かくりつしていない希少きしょう疾病しっぺいであって、当該とうがい疾病しっぺいにかかることにより長期ちょうきにわたり療養りょうよう必要ひつようとすることとなるものをいう。」と定義ていぎされている。

概説がいせつ[編集へんしゅう]

施策しさくじょう難病なんびょう分類ぶんるい[1]
患者かんじゃすう
1000にん以下いか/不明ふめい 1000〜5まんにん 5まん人口じんこうの0.1% 人口じんこうの0.1%〜
診断しんだん基準きじゅんあり やく70疾患しっかん やく80疾患しっかん 10疾患しっかん以下いか 10疾患しっかん以下いか
診断しんだん基準きじゅん
じゅんずるものあり
やく100疾患しっかん やく60疾患しっかん 10疾患しっかん以下いか 10疾患しっかん以下いか
診断しんだん基準きじゅんなし やく40疾患しっかん

日本にっぽんでは、いわゆる難病なんびょうなかでも積極せっきょくてき研究けんきゅう推進すいしんする必要ひつようのある疾患しっかんについて、調査ちょうさ研究けんきゅう重点的じゅうてんてき研究けんきゅう横断おうだんてき研究けんきゅうからなる難治なんじせい疾患しっかん克服こくふく研究けんきゅう事業じぎょうおこなっている。対象たいしょうとなる疾患しっかんは、厚生こうせい労働省ろうどうしょう健康けんこう局長きょくちょう私的してき諮問しもん機関きかんである特定とくてい疾患しっかん対策たいさく懇談こんだんかいにおいて検討けんとううえ決定けっていされる。

このうち、とく治療ちりょうきわめて困難こんなんであり、かつ、医療いりょう高額こうがくである疾患しっかんについて、医療いりょう確立かくりつ普及ふきゅうはかるとともに、患者かんじゃ医療いりょう負担ふたん軽減けいげんはか目的もくてきで、都道府県とどうふけん実施じっし主体しゅたいとして特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう研究けんきゅう事業じぎょうおこなわれている。対象たいしょうは2009ねん10がつ1にち現在げんざい、56疾患しっかん

特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう研究けんきゅう事業じぎょう対象たいしょう疾患しっかんについては、医療いりょう患者かんじゃ自己じこ負担ふたんぶん一部いちぶまたは全部ぜんぶについてくに都道府県とどうふけんによる公的こうてき助成じょせい公費こうひ負担ふたん医療いりょう)をけることができる。

難病なんびょう定義ていぎ[編集へんしゅう]

元々もともと難病なんびょうとは、一般いっぱんてきに「なおりにくい病気びょうき」や「不治ふじやまい」を一般いっぱん用語ようごである。

世界せかいでは、希少きしょう疾患しっかん(rare disease)や orphan disease市場いちばからわすられた希少きしょう疾患しっかんということで、孤児こじになぞらえてもちいられる。日本語にほんごでは希少きしょう疾患しっかん難病なんびょうなどのかたり代用だいようすることがおおい)といった用語ようご使つかわれており、直訳ちょくやくである intractable disease は、日本にっぽんでの難病なんびょうやくしたかたちでのみもちいられている。

施策しさくじょう難病なんびょう定義ていぎは、1972ねん難病なんびょう対策たいさく要綱ようこう (PDF) によると、

  1. 原因げんいん不明ふめい治療ちりょう方法ほうほう確立かくりつであり、かつ、後遺症こういしょうのこすおそれがすくなくない疾病しっぺい
  2. 経過けいか慢性まんせいにわたり、たん経済けいざいてき問題もんだいのみならず介護かいごひとしいちじるしく人手ひとでようするために家庭かてい負担ふたんおもく、また精神せいしんてきにも負担ふたんおおきい疾病しっぺい

とされている。さらに「ねたきり老人ろうじん、がんなど、すでに別個べっこ対策たいさく体系たいけいそんするものについては、この対策たいさくから、除外じょがいする。」と規定きていしている。 さらに、2014ねん成立せいりつした難病なんびょうほうにより「発病はつびょう機構きこうあきらかでなく、かつ、治療ちりょう方法ほうほう確立かくりつしていない希少きしょう疾病しっぺいであって、当該とうがい疾病しっぺいにかかることにより長期ちょうきにわたり療養りょうよう必要ひつようとすることとなるものをいう。」と定義ていぎされた。

行政ぎょうせい医療いりょう現場げんばでは「特定とくてい疾患しっかん」をして「特定とくてい疾患しっかん難病なんびょう」と俗称ぞくしょうすることもある。診療しんりょう報酬ほうしゅう明細めいさいしょで「特定とくてい疾患しっかん」の表記ひょうきられるが、ほんこうおもあつかう「難治なんじせい疾患しっかん克服こくふく研究けんきゅう事業じぎょう臨床りんしょう調査ちょうさ研究けんきゅう分野ぶんや対象たいしょう指定していされた疾患しっかんをさす」とはことなる。以下いかに、診療しんりょう報酬ほうしゅううえ定義ていぎげる。

特定とくてい疾患しっかん療養りょうよう管理かんりりょうとう規定きていする疾患しっかん[編集へんしゅう]

特定とくてい疾患しっかん療養りょうよう管理かんりりょうは、厚生こうせい労働省ろうどうしょうさだめた疾患しっかんおもびょうとする患者かんじゃたいし、治療ちりょう計画けいかくもとづき、療養りょうようじょう必要ひつよう指導しどう服薬ふくやく運動うんどう栄養えいようとう)をおこなった場合ばあいつき2かいまで診療しんりょう報酬ほうしゅうとして算定さんていできる。名称めいしょうに「特定とくてい疾患しっかん」とはいるためまぎらわしいが、対象たいしょう疾患しっかん厚生こうせい労働省ろうどうしょう告示こくじだいろくじゅうさんごうとく診療しんりょうりょう施設しせつ基準きじゅんとう」(平成へいせい20ねん3がつ5にち (PDF)別表べっぴょうだいいち特定とくてい疾患しっかん療養りょうよう管理かんりりょうならびに処方しょほうりょうおよ処方しょほうせんりょう規定きていする疾患しっかん」(p.46-47)で確認かくにんでき、糖尿とうにょうびょう高血圧こうけつあつせい疾患しっかん喘息ぜんそく胃潰瘍いかいよう慢性まんせいきも疾患しっかんなど生活せいかつ習慣しゅうかんびょうおおふくまれる。特定とくてい疾患しっかん処方しょほう管理かんり加算かさん対象たいしょう疾患しっかん同一どういつで、処方しょほうりょうまた処方箋しょほうせんりょうのいずれか一方いっぽう加算かさんとしてつき1かいかぎ算定さんていできる。

特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう管理かんりりょう規定きていする疾患しっかん[編集へんしゅう]

特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう管理かんりりょうは、対象たいしょう疾患しっかん患者かんじゃ家族かぞくたいして療養りょうようじょう必要ひつよう指導しどうおこなった場合ばあい診療しんりょう報酬ほうしゅう算定さんていされる管理かんりりょう指導しどうりょう対象たいしょう疾患しっかんには、肝炎かんえんウイルスや後天こうてんせい免疫めんえき不全ふぜん症候群しょうこうぐんなどのウイルス疾患しっかん悪性あくせい腫瘍しゅよう、てんかん、喘息ぜんそく慢性まんせい疼痛とうつう糖尿とうにょうびょう合併症がっぺいしょうなどがある。

難治なんじせい疾患しっかん克服こくふく研究けんきゅう事業じぎょう概観がいかん[編集へんしゅう]

施策しさくじょう症例しょうれいすくなく原因げんいん不明ふめい治療ちりょう方法ほうほう確立かくりつ生活せいかつめん長期ちょうき支障ししょうをきたす疾患しっかんたいしてつぎのような対策たいさくおこなっている[2]

  1. 調査ちょうさ研究けんきゅう推進すいしん難治なんじせい疾患しっかん克服こくふく研究けんきゅう事業じぎょう臨床りんしょう調査ちょうさ研究けんきゅう分野ぶんや対象たいしょう疾患しっかん。130疾患しっかん
  2. 医療いりょう施設しせつとう整備せいび
  3. 地域ちいき医療いりょう保健ほけん福祉ふくし充実じゅうじつ連携れんけい
  4. QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上こうじょう目指めざした福祉ふくし政策せいさく充実じゅうじつ難病なんびょう患者かんじゃとう居宅きょたく生活せいかつ支援しえん事業じぎょう市町村しちょうそん自治じち事務じむ。)
  5. 医療いりょう自己じこ負担ふたん軽減けいげん特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう研究けんきゅう事業じぎょう対象たいしょう56疾患しっかん

指定してい疾患しっかん一覧いちらん[編集へんしゅう]

難治なんじせい疾患しっかん克服こくふく研究けんきゅう事業じぎょう臨床りんしょう調査ちょうさ研究けんきゅう分野ぶんや対象たいしょう疾患しっかん[編集へんしゅう]

130疾患しっかん(2009ねん4がつ1にち現在げんざい[2]厚生こうせい労働省ろうどうしょうによる原因げんいん究明きゅうめい治療ちりょうほうなどの研究けんきゅうおこなわれる。患者かんじゃ自己じこ負担ふたんぶん公費こうひ負担ふたんするのは、特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう研究けんきゅう事業じぎょう対象たいしょう疾患しっかんのみである。

罹患りかん臓器ぞうき 疾患しっかん 包括ほうかつされる疾患しっかん 原因げんいん しゅたる治療ちりょうほう 備考びこう
神経しんけい
すじ
脊髄せきずい小脳しょうのう変性へんせいしょう
系統けいとう萎縮いしゅくしょう
線条せんじょうたいくろしつ変性へんせいしょう
オリーブきょう小脳しょうのう萎縮いしゅくしょう
シャイ・ドレーガー症候群しょうこうぐん
ばんはつせい小脳しょうのう皮質ひしつ萎縮いしゅくしょう
じょうかくあかかくあわあおだまルイからだ萎縮いしゅくしょう
フリードリヒ失調しっちょうしょう
つね染色せんしょくたい優性ゆうせい遺伝いでん
つね染色せんしょくたい劣性れっせい遺伝いでん
後天こうてんせい原因げんいん不明ふめい
リハビリテーション
モヤモヤやまい 原因げんいん不明ふめい 血行けっこう再建さいけんじゅつ 別名べつめい:ウィリス動脈どうみゃく閉塞へいそくしょう
多発たはつせい硬化こうかしょう 原因げんいん不明ふめい自己じこ免疫めんえき?) 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
重症じゅうしょうすじ無力むりょくしょう 自己じこ免疫めんえき 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう
(ALS)
原因げんいん不明ふめい 対症療法たいしょうりょうほうのみ
パーキンソンびょう タンパク質たんぱくしつ形質けいしつ変成へんせいによるドパミン欠乏けつぼう レボドパドパミンアゴニスト ひとし
LSVT リハビリテーション
ハンチントンびょう つね染色せんしょくたい優性ゆうせい遺伝いでん こう精神病せいしんびょうやく とう
進行しんこうせいかくうえせい麻痺まひ 原因げんいん不明ふめい レボドパ こううつやく ひとし
ライソゾームびょう ゴーシェびょう
ムコとうしょう ひとし
つね染色せんしょくたい劣性れっせい遺伝いでん
ともせい劣性れっせい遺伝いでん
有効ゆうこう治療ちりょうほうなし
プリオンびょう クロイツフェルト・ヤコブびょう
ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー症候群しょうこうぐん
致死ちしせい家族かぞくせい不眠症ふみんしょう
臓器ぞうき移植いしょくどきのプリオン感染かんせん
感染かんせんうし摂取せっしゅ
つね染色せんしょくたい優性ゆうせい遺伝いでん
有効ゆうこう治療ちりょうほうなし
急性きゅうせい硬化こうかせいぜん脳炎のうえん 麻疹ましんウイルスおそはつ感染かんせん 有効ゆうこう治療ちりょうほうなし
副腎ふくじんしろしつジストロフィー X染色せんしょくたい劣性れっせい遺伝いでん 有効ゆうこう治療ちりょうほうなし
大脳皮質だいのうひしつ基底きていかく変性へんせいしょう 原因げんいん不明ふめい ドパミンアゴニスト とう
進行しんこうせいせいしろしつ脳症のうしょう
(PML)
脊髄せきずいせいすじ萎縮いしゅくしょう
たま脊髄せきずいせいすじ萎縮いしゅくしょう
ギラン・バレー症候群しょうこうぐん
フィッシャー症候群しょうこうぐん
慢性まんせい炎症えんしょうせいだつずいせい多発たはつ神経しんけいえん
せい運動うんどうニューロパチー 別名べつめい:多発たはつ限局げんきょくせい運動うんどうせい末梢まっしょう神経しんけいえん、ルイス・サムナー症候群しょうこうぐん
たんクローン抗体こうたいともな末梢まっしょう神経しんけいえん 別名べつめい:クロウ・フカセ症候群しょうこうぐん、POEMS症候群しょうこうぐん高月たかつきびょう
正常せいじょうあつすいあたましょう
ペルオキシソームびょう
脊髄せきずい空洞くうどうしょう
原発げんぱつせいがわさく硬化こうかしょう
ゆうとげ赤血球せっけっきゅうともな舞踏ぶとうびょう
HTLV-1関連かんれん脊髄せきずいしょう
(HAM)
HTLV-1抗体こうたい陽性ようせいしゃのウイルス増加ぞうか こうウイルス療法りょうほう
スモン キノホルムによる副作用ふくさよう リハビリテーション 全額ぜんがく公費こうひ負担ふたん
消化しょうか クローンびょう 原因げんいん不明ふめい自己じこ免疫めんえき?) 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
免疫めんえき抑制よくせいざい
潰瘍かいようせい大腸だいちょうえん 原因げんいん不明ふめい自己じこ免疫めんえき?) 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
免疫めんえき抑制よくせいざい
げきしょう肝炎かんえん 肝炎かんえんウイルス(A・B・D・E)
薬剤やくざいによる副作用ふくさよう
血漿けっしょう交換こうかん血液けつえき透析とうせき
副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
グルカゴン - インスリン療法りょうほう とう
全額ぜんがく公費こうひ負担ふたん
原発げんぱつせい胆汁たんじゅうせいきもかんえん 自己じこ免疫めんえき ウルソデオキシコールさん
バッド・キアリ症候群しょうこうぐん いちせいバッド・キアリ症候群しょうこうぐん
せいバッド・キアリ症候群しょうこうぐん
いちせい原因げんいん不明ふめい 肝臓かんぞう移植いしょく
重症じゅうしょう急性きゅうせい膵炎 急性きゅうせい出血しゅっけつせい膵炎
急性きゅうせい壊死えしせい膵炎
胆石たんせきしょう
副腎ふくじん皮質ひしつステロイド ほか
輸液電解でんかいしつ補正ほせい
腹膜ふくまく灌流・血液けつえき浄化じょうかほう
膵酵もと阻害そがいざい抗生こうせい物質ぶっしつ持続じぞくどうちゅう
全額ぜんがく公費こうひ負担ふたん
自己じこ免疫めんえきせい肝炎かんえん
特発とくはつせいもんみゃくあつ亢進こうしんしょう
きも外門ともんみゃく閉塞へいそくしょう
きもない結石けっせきしょう
きもないきもかん障害しょうがい 原発げんぱつせい硬化こうかせいきもかんえん
慢性まんせい膵炎
嚢胞のうほう線維せんいしょう CFTR遺伝子いでんし突然変異とつぜんへんい
腎臓じんぞう泌尿器ひにょうき IgAじんしょう 原因げんいん不明ふめい
急速きゅうそく進行しんこうせいいと球体きゅうたいじんえん 原因げんいん不明ふめい
難治なんじせいネフローゼ症候群しょうこうぐん
多発たはつせい嚢胞のうほうじん PKD1・PKD2遺伝子いでんし突然変異とつぜんへんい
循環じゅんかん 肥大ひだいがた心筋しんきんしょう
特発とくはつせい拡張かくちょうがた心筋しんきんしょう 原因げんいん不明ふめい 心臓しんぞう移植いしょく
拘束こうそくがた心筋しんきんしょう
ミトコンドリアびょう ミトコンドリア遺伝子いでんし突然変異とつぜんへんい
ファブリーびょう
家族かぞくせい突然とつぜん症候群しょうこうぐん
高安たかやす動脈どうみゃくえん 自己じこ免疫めんえき 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド 高安たかやすびょう
バージャーびょう 原因げんいん不明ふめい喫煙きつえん?) 交感神経こうかんしんけいふし切除せつじょじゅつ
下肢かし動脈どうみゃくバイパス再建さいけんじゅつ
ビュルガーびょう
呼吸こきゅう サルコイドーシス はいサルコイドーシス
サルコイドーシス
心臓しんぞうサルコイドーシス
皮膚ひふサルコイドーシス とう
原因げんいん不明ふめいアクネきん?) 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
特発とくはつせいあいだしつせい肺炎はいえん 急性きゅうせいあいだしつせい肺炎はいえん
びまんせいあいだしつせい肺炎はいえん特発とくはつせいはい線維せんいしょう
リンパせいあいだしつせい肺炎はいえん とう
原因げんいん不明ふめい
にかわばらびょう続発ぞくはつせい
副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
はい動脈どうみゃくせいはいだか血圧けつあつしょう 原因げんいん不明ふめい プロスタグランジンE1
はい移植いしょく
慢性まんせい特発とくはつせいはい栓塞せんそくせんしょう 原因げんいん不明ふめい こう血栓けっせんざい
びまんせいひろしほそ気管支炎きかんしえん
若年じゃくねんせい肺気腫はいきしゅ
リンパみゃくかん筋腫きんしゅしょう
(LAM)
ランゲルハンス細胞さいぼう組織そしきだましょう
(ヒスチオサイトーシスX)
肥満ひまんてい換気かんき症候群しょうこうぐん
はい胞低換気かんき症候群しょうこうぐん
血液けつえき 再生さいせい不良ふりょうせい貧血ひんけつ 原因げんいん不明ふめい自己じこ免疫めんえき?) 骨髄こつづい移植いしょく
蛋白たんぱく同化どうかステロイド
副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
溶血ようけつせい貧血ひんけつ 自己じこ免疫めんえきせい溶血ようけつせい貧血ひんけつ
発作ほっさせい夜間やかんヘモグロビン尿にょうしょう
副腎ふくじん皮質ひしつステロイドやく
おうせい貧血ひんけつ
骨髄こつづい形成けいせい症候群しょうこうぐん骨髄こつづいことがたせい症候群しょうこうぐん特定とくてい疾患しっかんはいりません。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000084783.html
骨髄こつづい線維せんいしょう
特発とくはつせい血栓けっせんしょう 薬物やくぶつ療法りょうほう
手術しゅじゅつ
血栓けっせんせい血小板けっしょうばん減少げんしょうせい紫斑しはんびょう
(TTP)
特発とくはつせい血小板けっしょうばん減少げんしょうせい紫斑しはんびょう 急性きゅうせい特発とくはつせい血小板けっしょうばん減少げんしょうせい紫斑しはんびょう
慢性まんせい特発とくはつせい血小板けっしょうばん減少げんしょうせい紫斑しはんびょう
自己じこ免疫めんえき 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
原発げんぱつせい免疫めんえき不全ふぜん症候群しょうこうぐん 先天的せんてんてき免疫めんえきけいのいずれかの部分ぶぶん欠陥けっかん せいちゅうようヒト免疫めんえきグロブリン製剤せいざいとう補充ほじゅう
臍帯さいたい
骨髄こつづいによる造血ぞうけつみき細胞さいぼう移植いしょく
代謝たいしゃ免疫めんえき アミロイドーシス 原発げんぱつせい全身ぜんしんせいアミロイドーシス
骨髄腫こつづいしゅ随伴ずいはんせいアミロイドーシス
家族かぞくせいアミロイドーシス とう
原発げんぱつせい原因げんいん不明ふめい
多発たはつせい骨髄腫こつづいしゅ
慢性まんせい炎症えんしょうせい疾患しっかん
つね染色せんしょくたい優性ゆうせい遺伝いでん
副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
セファランチン
全身ぜんしんせいエリテマトーデス 自己じこ免疫めんえき 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
免疫めんえき抑制よくせいざい
にかわばらびょう
多発たはつせい筋炎きんえん
皮膚ひふ筋炎きんえん
自己じこ免疫めんえき
悪性あくせい腫瘍しゅよう
副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
免疫めんえき抑制よくせいざい
にかわばらびょう
つよかわしょう 進行しんこうせい全身ぜんしんせいきょうかわしょう 自己じこ免疫めんえき 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
降圧こうあつざい免疫めんえき抑制よくせいざい
にかわばらびょう
悪性あくせい関節かんせつリウマチ 自己じこ免疫めんえき 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
免疫めんえき抑制よくせいざい
にかわばらびょう
結節けっせつせい動脈どうみゃく周囲しゅういえん 結節けっせつせい多発たはつ動脈どうみゃくえん
顕微鏡けんびきょうてき多発たはつ血管けっかんえん
自己じこ免疫めんえき 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
免疫めんえき抑制よくせいざい
にかわばらびょう
混合こんごうせい結合けつごう組織そしきびょう 自己じこ免疫めんえき 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
免疫めんえき抑制よくせいざい
多発たはつ血管けっかんえんせい肉芽にくがしゅしょう 自己じこ免疫めんえき 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
免疫めんえき抑制よくせいざい
原発げんぱつせい免疫めんえき不全ふぜん症候群しょうこうぐん ガンマグロブリンしょう
重症じゅうしょうふくあい免疫めんえき不全ふぜんしょう
ADA欠損けっそんしょう
ウィスコット・アルドリッチ症候群しょうこうぐん
毛細血管もうさいけっかん拡張かくちょうせい失調しっちょうしょう
慢性まんせい肉芽にくがしゅしょう
チェディアック・ひがし症候群しょうこうぐん
ディジョージ症候群しょうこうぐん ひとし
つね染色せんしょくたい劣性れっせい遺伝いでん
ともせい劣性れっせい遺伝いでん
造血ぞうけつみき細胞さいぼう移植いしょく
遺伝子いでんし治療ちりょう
感染かんせん予防よぼう欠乏けつぼう因子いんし補充ほじゅう
原発げんぱつせいだかあぶらしょう
家族かぞくせいだかコレステロールしょう
こうさんだませい多発たはつ血管けっかんえんせい肉芽にくがしゅしょう 別名べつめい:チャーグ・ストラウス症候群しょうこうぐん
きょ細胞さいぼうせい動脈どうみゃくえん
シェーグレン症候群しょうこうぐん
成人せいじんスティルびょう
こうリン脂質ししつ抗体こうたい症候群しょうこうぐん
内分泌ないぶんぴつ ビタミンD受容じゅよう機構きこう異常いじょうしょう ビタミンD受容じゅようたい遺伝子いでんし変異へんい ビタミンDの大量たいりょう投与とうよ
甲状腺こうじょうせんホルモンおうしょう まれつき甲状腺こうじょうせんホルモンのはたらきがわる くすり投与とうよ必要ひつようない
TSH受容じゅようたい異常いじょうしょう TSH受容じゅようたい遺伝子いでんし変異へんい
下垂かすいたいせいTSH分泌ぶんぴつ異常いじょうしょう
にせせいふく甲状腺こうじょうせん機能きのう低下ていかしょう
PRL分泌ぶんぴつ異常いじょうしょう
ゴナドトロピン分泌ぶんぴつ異常いじょうしょう
ADH分泌ぶんぴつ異常いじょうしょう
原発げんぱつせいアルドステロンしょう
副腎ふくじんてい形成けいせい
(アジソンびょう)
グルココルチコイド抵抗ていこうしょう
副腎ふくじん酵素こうそ欠損けっそんしょう
にせせいていアルドステロンしょう
中枢ちゅうすうせい摂食せっしょく異常いじょうしょう ストレス 心理しんり療法りょうほう
薬物やくぶつ療法りょうほう
下垂かすいたい機能きのう低下ていかしょう 腫瘍しゅよう
外傷がいしょう
自己じこ免疫めんえき
原因げんいん不明ふめい
ホルモン補充ほじゅう療法りょうほう
クッシングびょう ACTHさんせい腫瘍しゅよう 手術しゅじゅつ
先端せんたん巨大きょだいしょう 成長せいちょうホルモンさんせい腫瘍しゅよう 手術しゅじゅつ
ほね関節かんせつ ぜんたて靭帯じんたいこつしょう 原因げんいん不明ふめい 手術しゅじゅつ
こうたて靭帯じんたいこつしょう 原因げんいん不明ふめい 手術しゅじゅつ
黄色おうしょく靭帯じんたいこつしょう 原因げんいん不明ふめい 手術しゅじゅつ
広汎こうはん脊柱せきちゅうかん狭窄きょうさくしょう 先天せんてん異常いじょう
各種かくしゅ脊椎せきつい疾患しっかん
外傷がいしょうばらせい
手術しゅじゅつ
特発とくはつせい大腿だいたいこつあたま壊死えししょう 原因げんいん不明ふめい
人工じんこうこつあたま人工じんこう関節かんせつ置換ちかんじゅつ
特発とくはつせいステロイドせいこつ壊死えししょう 手術しゅじゅつ
進行しんこうせいほねせい線維せんい形成けいせいしょう
(FOP)
ACVR1遺伝子いでんし突然変異とつぜんへんい 有効ゆうこう治療ちりょうほうなし
皮膚ひふ てん疱瘡ほうそう 尋常じんじょうせいてん疱瘡ほうそう
増殖ぞうしょくせいてん疱瘡ほうそう
落葉らくようじょうてん疱瘡ほうそう
べにむらせいてん疱瘡ほうそう
腫瘍しゅよう随伴ずいはんせいてん疱瘡ほうそう
IgAてん疱瘡ほうそう
自己じこ免疫めんえき 副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
免疫めんえき抑制よくせいざい
血漿けっしょう交換こうかん療法りょうほう
ベーチェットびょう ベーチェットびょう
血管けっかんベーチェットびょう
神経しんけいベーチェットびょう
腸管ちょうかんベーチェットびょう
原因げんいん不明ふめい シクロスポリン
コルヒチン
副腎ふくじん皮質ひしつステロイド
膿疱のうほうせい乾癬かんせん 急性きゅうせいひろしはつせい膿疱のうほうせい乾癬かんせん
疱疹じょううみかさぶた
ひろしはつがた稽留せいはし皮膚ひふえん
小児しょうに膿疱のうほうせい乾癬かんせん
原因げんいん不明ふめい自己じこ免疫めんえき?) シクロスポリン
レチノイド
活性かっせいがたビタミンD3軟膏なんこう
表皮ひょうひ水疱すいほうしょう 接合せつごうがた先天せんてんせい表皮ひょうひ水疱すいほうしょう
優性ゆうせい栄養えいよう障害しょうがいがた先天せんてんせい表皮ひょうひ水疱すいほうしょう
劣性れっせい栄養えいよう障害しょうがいがた先天せんてんせい表皮ひょうひ水疱すいほうしょう
つね染色せんしょくたい優性ゆうせい遺伝いでん
つね染色せんしょくたい劣性れっせい遺伝いでん
有効ゆうこう治療ちりょうほうなし (一部いちぶかたによっては治療ちりょう可能かのう2009ねん現在げんざい
神経しんけい線維せんいしゅしょう 神経しんけい線維せんいしゅしょう1がた
(レックリングハウゼンびょう
神経しんけい線維せんいしゅしょう2がた
つね染色せんしょくたい優性ゆうせい遺伝いでん
突然変異とつぜんへんいによる発症はっしょう
有効ゆうこう治療ちりょうほうなし
魚鱗ぎょりん 尋常じんじょうせい魚鱗ぎょりん
ともせい遺伝いでんせい尋常じんじょうせい魚鱗ぎょりん
水疱すいほうがた先天せんてんせい魚鱗ぎょりん癬様べにかわしょう
葉状ようじょう魚鱗ぎょりん
つね染色せんしょくたい優性ゆうせい遺伝いでん 有効ゆうこう治療ちりょうほうなし 水疱すいほうがた水疱すいほうがたは17さい11ヶ月かげつまで公費こうひ補助ほじょあり
こうさんだませいすじまくえん
重症じゅうしょうかたち滲出しんしゅつせいべにまだら
(急性きゅうせい)
硬化こうかせい萎縮いしゅくせいこけ
結節けっせつせい硬化こうかしょう
(プリングルびょう)
いろ素性すじょういぬいかわしょう
(XP)
網膜もうまく色素しきそ変性へんせいしょう つね染色せんしょくたい優性ゆうせい遺伝いでん 有効ゆうこう治療ちりょうほうなし
よわいむら変性へんせい
難治なんじせい神経症しんけいしょう
みみ メニエールびょう 原因げんいん不明ふめい
おそはつせいないリンパ水腫すいしゅ 原因げんいん不明ふめい
突発とっぱつせい難聴なんちょう 原因げんいん不明ふめい
特発とくはつせい両側りょうがわ性感せいかんおん難聴なんちょう 原因げんいん不明ふめい

作成さくせいちゅう

特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう研究けんきゅう事業じぎょう対象たいしょう疾患しっかん[編集へんしゅう]

56疾患しっかん(2009ねん10がつ1にち現在げんざい[3]患者かんじゃ所轄しょかつ保健所ほけんじょ申請しんせいすることにより、医療いりょう自己じこ負担ふたんぶん一部いちぶまたは全額ぜんがく助成じょせいを、公費こうひけることができた。

健康けんこう保険ほけんほうさだめる3わり負担ふたん部分ぶぶんにおいて、公費こうひ助成じょせいがなされ、それをのぞいた部分ぶぶん患者かんじゃ自己じこ負担ふたんとなる[4]

  • 疾患しっかん番号ばんごうは、厚生こうせい労働省ろうどうしょう臨床りんしょう調査ちょうさ研究けんきゅうに、おおむね指定していされた時期じき順番じゅんばんどおり。
  1. ベーチェットびょう
  2. 多発たはつせい硬化こうかしょう
  3. 重症じゅうしょうすじ無力むりょくしょう
  4. 全身ぜんしんせいエリテマトーデス
  5. スモン
  6. 再生さいせい不良ふりょうせい貧血ひんけつ
  7. サルコイドーシス
  8. すじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう
  9. つよかわしょう/皮膚ひふ筋炎きんえんおよび多発たはつせい筋炎きんえん
  10. 特発とくはつせい血小板けっしょうばん減少げんしょうせい紫斑しはんびょう
  11. 結節けっせつせい動脈どうみゃくえん
    1. 結節けっせつせい動脈どうみゃくえん
    2. 顕微鏡けんびきょうてき多発たはつ血管けっかんえん
  12. 潰瘍かいようせい大腸だいちょうえん
  13. 高安たかやす動脈どうみゃくえん
  14. ビュルガーびょう(バージャーびょう
  15. てん疱瘡ほうそう
  16. 脊髄せきずい小脳しょうのう変性へんせいしょう
  17. クローンびょう
  18. 難治なんじせい肝炎かんえんのうち、げきしょう肝炎かんえん
  19. 悪性あくせい関節かんせつリウマチ (線維せんいすじつうしょうふくまず)
  20. パーキンソンびょう関連かんれん疾患しっかん
    1. 進行しんこうせいかくうえせい麻痺まひ
    2. 大脳皮質だいのうひしつ基底きていかく変性へんせいしょう
    3. パーキンソンびょう
  21. アミロイドーシス
  22. こう靭帯じんたいこつしょう
  23. ハンチントンびょう
  24. モヤモヤやまい(ウイルス動脈どうみゃく閉鎖へいさしょう
  25. 多発たはつ血管けっかんえんせい肉芽にくがしゅしょう
  26. 特発とくはつせい拡張かくちょうがた(うっけつがた心筋しんきんしょう
  27. 系統けいとう萎縮いしゅくしょう
    1. 線条せんじょうたいくろしつ変性へんせいしょう
    2. オリーブきょう小脳しょうのう萎縮いしゅくしょう
    3. シャイ・ドレーガー症候群しょうこうぐん
  28. 表皮ひょうひ水疱すいほうしょう接合せつごうがたおよ栄養えいよう障害しょうがいがた
  29. 膿疱のうほうせい乾癬かんせん
  30. 広範こうはん脊柱せきちゅうかん狭窄きょうさくしょう
  31. 原発げんぱつせい胆汁たんじゅうせいきもかんえん
  32. 重症じゅうしょう急性きゅうせい膵炎
  33. 特発とくはつせい大腿だいたいこつあたま壊死えししょう
  34. 混合こんごうせい結合けつごう組織そしきびょう
  35. 原発げんぱつせい免疫めんえき不全ふぜん症候群しょうこうぐん
  36. 特発とくはつせいあいだしつせい肺炎はいえん
  37. 網膜もうまく色素しきそ変性へんせいしょう
  38. プリオンびょう
    1. クロイツフェルト・ヤコブびょう
    2. ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカーびょう
    3. 致死ちしせい家族かぞくせい不眠症ふみんしょう
  39. 原発げんぱつせいはいだか血圧けつあつしょう
  40. 神経しんけい線維せんいしゅしょうIがた/神経しんけい線維せんいしゅしょうIIがた
  41. 急性きゅうせい硬化こうかせいぜん脳炎のうえん
  42. バット・キアリ(Budd-Chiari)症候群しょうこうぐん
  43. 特発とくはつせい慢性まんせいはい栓塞せんそくせんしょう(はいだか血圧けつあつがた)
  44. ライソゾームびょう
    1. ライソゾームびょう(ファブリーびょうのぞく)
    2. ライソゾームびょう(ファブリーびょう)
  45. 副腎ふくじんしろしつジストロフィー
  46. 家族かぞくせいだかコレステロールしょう (ホモ接合せつごうがた)
  47. 脊髄せきずいせいすじ萎縮いしゅくしょう
  48. たま脊髄せきずいせいすじ萎縮いしゅくしょう
  49. 慢性まんせい炎症えんしょうせいだつずいせい多発たはつ神経しんけいえん
  50. 肥大ひだいがた心筋しんきんしょう
  51. 拘束こうそくがた心筋しんきんしょう
  52. ミトコンドリアびょう
  53. リンパみゃくかん筋腫きんしゅしょう (LAM)
  54. 重症じゅうしょうかたち滲出しんしゅつせいべにまだら (急性きゅうせい)
  55. 黄色おうしょく靭帯じんたいこつしょう
  56. あいだ脳下垂体のうかすいたい機能きのう障害しょうがい
    1. PRL分泌ぶんぴつ異常いじょうしょう
    2. ゴナドトロピン分泌ぶんぴつ異常いじょうしょう
    3. ADH分泌ぶんぴつ異常いじょうしょう
    4. 下垂かすいたいせいTSH分泌ぶんぴつ異常いじょうしょう
    5. クッシングびょう
    6. 先端せんたん巨大きょだいしょう
    7. 下垂かすいたい機能きのう低下ていかしょう

平成へいせい21年度ねんど補正ほせい予算よさんにおいて、特定とくてい疾患しっかん治療ちりょう研究けんきゅう事業じぎょう緊要きんようせいたか疾患しっかん追加ついかするものとされたことをうけ、平成へいせい21ねん10がつより、ほん事業じぎょう対象たいしょう疾患しっかん以下いかの11疾患しっかん追加ついかされた[5]

指定してい難病なんびょう難病なんびょう患者かんじゃたいする医療いりょうとうかんする法律ほうりつ[編集へんしゅう]

難病なんびょう定義ていぎである

  1. 発病はつびょう機構きこうあきらかでなく
  2. 治療ちりょう方法ほうほう確立かくりつしていない
  3. 希少きしょう疾患しっかんであって
  4. 長期ちょうき療養りょうよう必要ひつようとするもの

くわえて、

  1. 患者かんじゃすう本邦ほんぽうにおいて一定いってい人数にんずう人口じんこうやく0.1%程度ていど)にたっしないこと
  2. 客観きゃっかんてき診断しんだん基準きじゅん(またはそれにじゅんずるもの)が成立せいりつしていること

げられる。306疾病しっぺい(2015ねん7がつ1にち現在げんざい[6]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 藤田ふじた雄大たけひろ難病なんびょう対策たいさく法制ほうせい : 難病なんびょう患者かんじゃたいする医療いりょうとうかんする法律ほうりつあん (特集とくしゅう だい186かい国会こっかい法律ほうりつあんとう紹介しょうかい(2))」『立法りっぽう調査ちょうさだい351かん参議院さんぎいん事務じむきょく、2014ねん4がつ、68-86ぺーじNAID 40020028712 
  • 指定してい難病なんびょう - 厚生こうせい労働省ろうどうしょう

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]