久石ひさいし譲ゆずる

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久石ひさいし 譲ゆずる
基本きほん情報じょうほう
出生しゅっしょう名めい 藤澤ふじさわ 守まもる[1][注釈ちゅうしゃく 1]
生誕せいたん (1950-12-06) 1950年ねん12月6日にち（73歳さい）
出身しゅっしん地ち 日本の旗 日本にっぽん 長野ながの県けん中野なかの市し
学歴がくれき 国立音楽大学くにたちおんがくだいがく作曲さっきょく科か卒業そつぎょう
ジャンル
職業しょくぎょう
担当たんとう楽器がっき
活動かつどう期間きかん 1974年ねん[注釈ちゅうしゃく 2] -
レーベル
事務所じむしょ 株式会社かぶしきがいしゃワンダーシティ
公式こうしきサイト 公式こうしきサイト

久石ひさいし 譲ゆずる（ひさいし じょう、Joe Hisaishi、本名ほんみょう：藤澤ふじさわ 守まもる〈ふじさわ まもる〉、1950年ねん〈昭和しょうわ25年ねん〉12月6日にち - ）は、日本にっぽんの作曲さっきょく家か、編曲へんきょく家か、指揮しき者しゃ、ピアニスト。歌手かしゅの麻衣まいは長女ちょうじょ。

概要がいよう[編集へんしゅう]

長野ながの県けん中野なかの市し出身しゅっしん[5]。長野ながの県けん須坂すざか高等こうとう学校がっこう[5]、国立音楽大学くにたちおんがくだいがく作曲さっきょく科か卒業そつぎょう。久石ひさいし譲ゆずるの名なは、大学だいがく在学ざいがく中ちゅうに友人ゆうじんと話はなし合あった結果けっか、当時とうじ活躍かつやくしていたクインシー・ジョーンズの名前なまえをもじり漢字かんじに当あてたものに由来ゆらいする[6]。

映画えいが音楽おんがくを中心ちゅうしんに手掛てがける[7]。特とくに宮崎駿みやざきはやお監督かんとく作品さくひんにおいては、『風ふうの谷たにのナウシカ』以降いこう、『君きみたちはどう生いきるか』まで39年間ねんかんすべての長編ちょうへんアニメーション映画えいがの音楽おんがくを手掛てがけ[8][9][10]、その長年ながねんに亙わたるパートナーシップは、ヒッチコックとバーナード・ハーマン、セルジオ・レオーネとモリコーネ、そしてスピルバーグとジョン・ウィリアムズの関係かんけいなどに例たとえられる[11][12][13]。また、北野きたの武たけし監督かんとく作品さくひんにおいても、『あの夏なつ、いちばん静しずかな海うみ。』から『Dolls』までの7作品さくひんの音楽おんがくを手掛てがけている[14]。

ソロ活動かつどうも行おこなっており、多数たすうのソロアルバムをリリースしている[15][16]。これらのアルバムでは、指揮しき・演奏えんそう・プロデュースも手掛てがけ、ジャンルにとらわれない独自どくじのスタイルを確立かくりつしている[17][18]。また、一部いちぶの楽曲がっきょくでは、自みずからボーカルを担当たんとうしている[注釈ちゅうしゃく 3]。

来歴らいれき[編集へんしゅう]

生おい立たち - 活動かつどう初期しょき[編集へんしゅう]

4歳さいの時ときから鈴木すずき鎮一ヴァイオリン教室きょうしつでヴァイオリンを習ならい始はじめる[20][21]。幼少ようしょうの頃ころより高校こうこう教師きょうしの父ちち（補導ほどうの担当たんとう場所ばしょが映画えいが館かんだった）に連つれられて、年間ねんかん約やく300本ほんの映画えいがを4年ねん続つづけて見みており、そのことが自身じしんの仕事しごとに強つよく影響えいきょうを与あたえているとのちに語かたっている[22][23][24]。

中学ちゅうがくではブラスバンド部ぶに所属しょぞくしトランペットを担当たんとう。この際さい、演奏えんそうよりも部活ぶかつ用ようの譜面ふめんを書かいて周囲しゅういに聴きいてもらえる方ほうが嬉うれしいと思おもったことから作曲さっきょく家かを志こころざすようになる[25][26][27]。高校こうこう在学ざいがく中ちゅう、幌ほろ村むら隆たかしに師事しじし和声わせいや対位法たいいほうなどの音楽おんがく理論りろんを学まなぶ。また、月つき2回かい東京とうきょうに通かよい島岡しまおか譲ゆずるのレッスンを受うけた[28][29][30]。

国立音楽大学くにたちおんがくだいがく作曲さっきょく科かで引ひき続つづき島岡しまおかに師事しじ[31][32]。在学ざいがく中ちゅうよりコンサートの楽曲がっきょく提供ていきょう・プロデュースを行おこなう。20歳さいの時ときにミニマル・ミュージックに出会であい影響えいきょうを受うけ、現代げんだい音楽おんがくの作曲さっきょく家かとして活動かつどうを開始かいしする[33][34]。また、テリー・ライリー、スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラスら代表だいひょう的てきなミニマル・ミュージックの作曲さっきょく家かや、武満たけみつ徹とおる、三善みよし晃あきらら日本にっぽんの作曲さっきょく家かの楽曲がっきょく分析ぶんせきを始はじめる[35][36]。

卒業そつぎょう後ごもアンサンブルグループを結成けっせいしてコンサート活動かつどうを行おこなう[37]。その傍かたわら、1974年ねんにテレビアニメ『はじめ人間にんげんギャートルズ』の音楽おんがくを担当たんとう（当時とうじは本名ほんみょうである藤沢ふじさわ守まもる名義めいぎ）。これが実質じっしつ的てきな商業しょうぎょうデビュー作さくとなる[38]。

1975年ねんには日本にっぽんフィルハーモニー交響こうきょう楽団がくだんのコンサートのために、数々かずかずの映画えいが音楽おんがくをオーケストラ用ように編曲へんきょくした[39]。1978年ねんからは『ニュー・サウンズ・イン・ブラス』の吹奏楽すいそうがく編曲へんきょくを長ながらく手掛てがけた。20代だいは主おもにこうした仕事しごとで生活せいかつの糧かてを得えながら自身じしんの作品さくひん制作せいさくを行おこなっていた[40][41]。

1981年ねん、10年間ねんかんのミニマル・ミュージックの成果せいかとして、全曲ぜんきょく作曲さっきょくとプロデュースを手掛てがけたアルバム『MKWAJU』（ムクワジュ・アンサンブルに提供ていきょう）が、日本にほんコロムビアのBETTER DAYSレーベルよりリリース[42]。同年どうねんに音楽おんがくを担当たんとうした舞台ぶたい『近代きんだい能楽のうがく集しゅう』と共ともに、日本にっぽんのミニマル・ミュージックの先駆せんく的てき作品さくひんとなる[43]。

その後ご、ポップスに活動かつどうの場ばを移うつし[44]、1982年ねんに自身じしんの事務所じむしょとなる「ワンダーシティ」を設立せつりつ（代表だいひょう取締役とりしまりやくは妻つまの藤澤ふじさわ文ぶん女おんな）[45]。同年どうねんにファーストアルバム『INFORMATION』（ワンダーシティ・オーケストラ名義めいぎ[注釈ちゅうしゃく 4]）をリリースし、ソロアーティストとしての活動かつどうを開始かいしする[18][46]。

『風ふうの谷たにのナウシカ』- 1990年代ねんだい[編集へんしゅう]

1984年ねん、宮崎駿みやざきはやお監督かんとくによる長編ちょうへんアニメーション映画えいが『風ふうの谷たにのナウシカ』の音楽おんがくを担当たんとう。この作品さくひんの音楽おんがくは当初とうしょ、細野ほその晴臣はるおみが手掛てがける予定よていだったが、映画えいがのイメージと合あわないということと、久石ひさいしが公開こうかい前年ぜんねんの1983年ねんに手掛てがけた漫画まんが版ばんのイメージアルバムを気きに入いったという理由りゆうから、宮崎みやざきとプロデューサーの高畑たかはた勲いさおが細野ほそのの採用さいようを取とりやめ、久石ひさいしが本編ほんぺんの音楽おんがくにも起用きようされた[47][48]。それまで有名ゆうめいではなかった久石ひさいしが、このことによって一躍いちやく脚光きゃっこうを浴あびることになる[41][49]。この際さいの経緯けいいは高畑たかはたの著書ちょしょ『映画えいがを作つくりながら考かんがえたこと 1955〜1991』に記しるされている。

1985年ねん、自身じしんのレコーディングスタジオ「ワンダーステーション」を設立せつりつ[50]。

1986年ねん、『天空てんくうの城しろラピュタ』の音楽おんがくを担当たんとう。アイルランドやスコットランドの民謡みんようをベースにした楽曲がっきょくを手掛てがける[51][52]。エンディングテーマ「君きみをのせて」は、作品さくひんと有機ゆうき的てきに結むすびついた主題歌しゅだいかが必要ひつようと考かんがえた高畑たかはたが宮崎みやざきに作詞さくしを依頼いらいし、宮崎みやざきが書かいたメモを高畑たかはたと久石ひさいしがメロディに当あてはまるように整理せいりし歌詞かしを完成かんせいさせた[53]。

1988年ねん、『となりのトトロ』の音楽おんがくを担当たんとう。本ほん作さくでは前まえ2作さくでプロデューサーを務つとめていた高畑たかはたに代かわり、宮崎みやざきが久石ひさいしと全面ぜんめん的てきに音楽おんがく打うち合あわせを行おこなった。バス停ばすていでサツキとメイがトトロに出会であうシーンに宮崎みやざきは音楽おんがくは無むしでと主張しゅちょうしたが、心配しんぱいになった鈴木すずき敏夫としおが高こう畑はたけに相談そうだんしたところ、あの場面ばめんに音楽おんがくは必要ひつようでミニマル・ミュージックが良よいと助言じょげんをもらい、鈴木すずきは久石ひさいしに楽曲がっきょくを依頼いらいした[54][55][56]。楽曲がっきょくは本編ほんぺんで採用さいようされ、宮崎みやざきは「音おとつけて、音楽おんがくつけて、あのシーンは本当ほんとうによくなりました」と語かたっている[57]。

1991年ねん、北野きたの武たけし監督かんとく作さく『あの夏なつ、いちばん静しずかな海うみ。』の音楽おんがくを担当たんとう。久石ひさいしは本ほん作さくのオファーを受うける以前いぜんから北野きたのの作品さくひんを見みており好すきだったが、映像えいぞうのスタイルから自分じぶんへの依頼いらいは人違ひとちがいだと思おもったことと、コンサートツアーの予定よていがあったことから一いち度どは断ことわったが、北野きたのが1ヶ月かげつ待まつという決断けつだんを下くだしたことに感銘かんめいを受うけ仕事しごとを引ひき受うけた[58][59]。その後ご、久石ひさいしは本ほん作さくから『Dolls』までの7作品さくひんの北野きたの映画えいがの音楽おんがくを担当たんとうした。

1992年ねんより3年ねん連続れんぞくで日本にっぽんアカデミー賞しょう最優秀さいゆうしゅう音楽おんがく賞しょうを受賞じゅしょう[60]。

1997年ねん、『もののけ姫ひめ』の音楽おんがくを担当たんとう。1998年ねんには1997年度ねんど芸術げいじゅつ選奨せんしょう新人しんじん賞しょう（大衆たいしゅう芸能げいのう部門ぶもん）を受賞じゅしょうした。同年どうねんの長野ながのパラリンピック冬季とうき競技きょうぎ大会たいかいでは総合そうごう演出えんしゅつを手掛てがけ、テーマソング「旅立たびだちの時とき」も作さく編曲へんきょくした[61]。

1999年ねん、北野きたの武たけし監督かんとく作さく『菊次郎きくじろうの夏なつ』の音楽おんがくを担当たんとう。本ほん作さくの劇げき中ちゅう曲きょく「summer」は、本来ほんらいはサブテーマとして書かかれた曲きょくだったが、北野きたのが気きに入いったため本編ほんぺんでメインテーマとして使用しようされた。「summer」はその後ご、トヨタ・カローラのCM曲きょくに採用さいようされるなど広ひろく世よに知しられるようになった[62][63]。

2000年代ねんだい - 2010年代ねんだい[編集へんしゅう]

2001年ねん、宮崎駿みやざきはやお監督かんとく作さく『千せんと千尋ちひろの神隠かみがくし』や北野きたの武たけし監督かんとく作さく『BROTHER』、フランス映画えいが『プセの冒険ぼうけん 真紅しんくの魔法まほう靴くつ』などの音楽おんがくを担当たんとうするほか、自身じしんの初はつ監督かんとくとなる映画えいが『Quartet カルテット』を発表はっぴょうした。

2004年ねん、『ハウルの動うごく城しろ』の音楽おんがくを担当たんとうするほか、第だい57回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいにおいて、オープニング・セレモニー作品さくひん『キートンの大だい列車れっしゃ追跡ついせき』の音楽おんがくと指揮しきを担当たんとうした[64][65]。2005年ねん、『ハウルの動うごく城しろ』で第だい31回かいロサンゼルス映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう音楽おんがく賞しょうを受賞じゅしょう[66]。

2007年ねん、前年度ぜんねんど（2006年ねん度ど）の著作ちょさく物ぶつ使用しよう料りょうの分配ぶんぱい額がくが最もっとも多おおかった作品さくひんとして「ハウルの動うごく城しろBGM」が、JASRAC賞しょうの金賞きんしょうを受賞じゅしょう[67]。1999年ねんの「もののけ姫ひめBGM」（銅賞どうしょう）、2003年ねんの「千せんと千尋ちひろの神隠かみがくしBGM」（金賞きんしょう）に続つづく3度目どめの受賞じゅしょうであり、BGMで2度目どめの金賞きんしょう受賞じゅしょうは史上しじょう初はつ[68]。

2008年ねん、『崖がけの上うえのポニョ』の音楽おんがくを担当たんとう。また、前年ぜんねんに担当たんとうした韓国かんこくドラマ『太ふとし王おう四よん神かみ記き』の音楽おんがくで、アメリカの第だい10回かい国際こくさい映画えいが音楽おんがく批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう（IFMCA）テレビ部門ぶもんベスト・オリジナル・スコア賞しょうを受賞じゅしょうし、スペインのUBEDA FILM FESTIVAL音楽おんがく賞しょうGoldspirit Awardsテレビ部門ぶもんにノミネートされた[69]。中国ちゅうごく映画えいが『おばさんのポストモダン生活せいかつ』の音楽おんがくで第だい27回かい香港ほんこん電でん影かげ金きん像ぞう奨すすむ（香港ほんこんアカデミー賞しょう）最さい佳けい原はら創はじめ電でん影かげ音樂おんがく（最優秀さいゆうしゅう音楽おんがく賞しょう）を受賞じゅしょう[70][71]。

2009年ねん、音楽おんがくを担当たんとうした『おくりびと』が、第だい81回かいアカデミー賞しょうにおいて日本にっぽん映画えいがとしては初はつのアカデミー外国がいこく語ご映画えいが賞しょうを受賞じゅしょう[72][73][74]。また、第だい85回かい箱根はこね駅伝えきでんからの新しんテーマ曲きょく「Runner of the Spirit」を手掛てがけた。これは自身じしん初はつの吹奏楽すいそうがく曲きょくである[注釈ちゅうしゃく 5]。同年どうねん、紫綬褒章しじゅほうしょうを受章じゅしょう[75][76]。前年ぜんねんに発表はっぴょうした楽曲がっきょく「The End of The World」を契機けいきとして、活動かつどうの場ばを再ふたたびクラシック、ミニマル・ミュージックに戻もどす[77]。

2010年ねん、母校ぼこうである国立音楽大学くにたちおんがくだいがくの招聘しょうへい教授きょうじゅに就任しゅうにん[78]。10月には自身じしんがパーソナリティを務つとめるラジオ番組ばんぐみ『久石ひさいし譲ゆずるのLIFE is MUSIC』がニッポン放送にっぽんほうそうで放送ほうそう開始かいし[79]。

2013年ねん、宮崎駿みやざきはやお監督かんとく作さく『風ふう立たちぬ』および、高畑たかはた勲いさお監督かんとく作さく『かぐや姫ひめの物語ものがたり』の音楽おんがくを担当たんとう。同年どうねん、アメリカの映画えいが芸術げいじゅつ科学かがくアカデミーの会員かいいんに招待しょうたいされた[80][81]。

2016年ねんに完成かんせいした長野ながの市し芸術げいじゅつ館かんの芸術げいじゅつ監督かんとくに就任しゅうにん[82][83]。2019年ねん3月がつに任期にんき満了まんりょうにより退任たいにん[84]。

2020年代ねんだい -[編集へんしゅう]

2020年ねん、2月がつ21日にちにベストアルバム『Dream Songs：The Essential Joe Hisaishi』がDECCA GOLDより世界せかい同日どうじつリリースされた[85]。同年どうねん、新しん日本にっぽんフィルハーモニー交響こうきょう楽団がくだんのComposer in Residence and Music Partnerに就任しゅうにん[86][87]。2021年ねん4月がつ、日本にっぽんセンチュリー交響こうきょう楽団がくだんの首席しゅせき客演きゃくえん指揮しき者しゃに就任しゅうにん[88][89]。

2023年ねん3月、旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょうが授与じゅよされる[90][91]。

同どう3月がつにはドイツ・グラモフォンと独占どくせん契約けいやくし[92]、ウィーン楽らく友とも協会きょうかいで開催かいさいされたウィーン交響こうきょう楽団がくだんの映画えいがコンサート・シリーズ「CINEMA:SOUND」に出演しゅつえん[93]。久石ひさいしの指揮しきで宮崎駿みやざきはやおの映画えいが音楽おんがくをロイヤル・フィルハーモニー管弦楽かんげんがく団だんが演奏えんそうするアルバム『A Symphonic Celebration - Music from the Studio Ghibli films of Hayao Miyazaki』を6月がつに発売はつばいした。7月に米こめビルボードのクラシック・チャート「クラシカル・アルバム」と「クラシカル・クロスオーバー・アルバム」で1位いを獲得かくとくし、日本にっぽんとフランスのクラシック・チャートでも1位い、イギリスで2位いを記録きろくした[94][95]。さらに10月がつ14日にち付づけの全米ぜんべい総合そうごうアルバムチャート「ビルボード200」でも74位いにランクインし、日本人にっぽんじんのクラシック・アーティストで100位い以内いないに入はいるのは、冨田とみた勲いさお（1977年ねん）以来いらい46年ねん振ふりとなる[96]。10月になってランクインした背景はいけいには、9月29日にちに全ぜん世界せかいでアナログ・レコードも発売はつばいされており、ドイツの総合そうごうアルバムチャートでも6位いを記録きろくした[97]。

同年どうねん7月がつ公開こうかいの、宮崎駿みやざきはやお監督かんとく作さく『君きみたちはどう生いきるか』の音楽おんがくを担当たんとう[98]。第だい81回かいゴールデングローブ賞しょうの作曲さっきょく賞しょうにノミネートされた[99]。

同年どうねん10月がつ、首席しゅせき客演きゃくえん指揮しき者しゃを務つとめる日本にっぽんセンチュリー交響こうきょう楽団がくだんで、2025年ねん4月がつから音楽おんがく監督かんとくへの就任しゅうにんが発表はっぴょうされた[100][101]。

2024年とし4月がつから3年ねんの任期にんきで、英えいロイヤル・フィルハーモニー管弦楽かんげんがく団だんのコンポーザー・イン・アソシエーション（Composer-in-Association）に就任しゅうにん。楽団がくだんから委嘱いしょくされる作曲さっきょくや、ロンドンを始はじめとする世界中せかいじゅうのコンサート、並ならびにスタジオ録音ろくおんなどを手掛てがける[102][103]。

人物じんぶつ[編集へんしゅう]

音楽おんがく活動かつどう[編集へんしゅう]

ミニマル・ミュージックの旗手きしゅとして[104]、現代げんだい音楽おんがくから出発しゅっぱつ。ポップスの世界せかいを経へて、2009年ねんからは本籍ほんせきをクラシックに移うつし、「時代じだいや国境こっきょうを越こえて聴きかれ演奏えんそうされる音楽おんがくを創作そうさくしたい」と語かたっている[105][106][107]。一方いっぽう、映画えいが音楽おんがくについては「そちらをやめると言いってるわけではないよ。"久ひさ石せきに音楽おんがくを書かいてほしい"と望のぞまれるのは、作家さっかとして最高さいこうの喜よろこびですから」と語かたっている[108]。

『もののけ姫ひめ』の音楽おんがくを担当たんとうする際さい、宮崎駿みやざきはやおの熱意ねついに圧倒あっとうされた久石ひさいしは、作品さくひんの重おもい世界せかい観かんを表現ひょうげんするために複雑ふくざつなオーケストラ曲きょくを本格ほんかく的てきに書かくことで応こたえたという[109][110]。結果けっか、映画えいが音楽おんがくとしては異例いれいの2年ねんを費ついやす労作ろうさくとなった[111][112]。サウンド&ヴィジュアルライターの前島まえじま秀しげる国こくは、この作品さくひんが久石ひさいしにとって大だい転換てんかん点てんになったと指摘してきしている[109]。

古参こさんのMacintoshユーザーで、80年代ねんだいから愛用あいようしている[113]。90年代ねんだいの中頃なかごろから音楽おんがく制作せいさくに使つかい始はじめ、当時とうじはVisionを使用しようしていた[114][115]。のちにはFinale、Logic Proなどを使用しようするようになる[116][117]。

絶対ぜったい音感おんかんは持もっていないものの、幼少ようしょう期きにヴァイオリンを習ならっていたことから、「ラ」の音おとに対たいしてはほぼあるため、頭あたまの中なかで「ラ」を鳴ならしてそこから音楽おんがくを組くみ立たてるという[118]。

『水みずの旅人たびびと 侍さむらいKIDS』のメインテーマはロンドン交響こうきょう楽団がくだんの演奏えんそうにより録音ろくおんされたが、三さん管かん・85人にん編成へんせいの大だい規模きぼなオーケストラ曲きょくを書かくためにマーラーの交響こうきょう曲きょく第だい5番ばんのスコアを参考さんこうにした。その際さい、指揮しき者しゃでもあったマーラーの楽曲がっきょくは譜面ふめん上じょうでは心配しんぱいに見みえる部分ぶぶんも実際じっさいに音おとにするととても良よく、机上きじょうの作曲さっきょくとは全まったく違ちがうものがあることを痛感つうかんし、指揮しきに関心かんしんを持もつようになった[119][120]。

映画えいが観かん[編集へんしゅう]

自身じしんの映画えいが音楽おんがくの教科書きょうかしょとしてスタンリー・キューブリックの全ぜん作品さくひんを挙あげ、「我々われわれがキューブリックから学まなぶべきいちばん重要じゅうような本質ほんしつは"映像えいぞうと音楽おんがくが対等たいとうであること"」「迷まよえばいつもキューブリックに戻もどる、という感かんじですね」と述のべている[121]。また、映画えいが自体じたいも別格べっかくとしており、最もっとも尊敬そんけいする映画えいが監督かんとくであるという[122][123]。その他たに好すきな映画えいがとして『ブレードランナー』と『セブン』を挙あげている[122][123]。

映画えいが音楽おんがくの分野ぶんやで好すきな作曲さっきょく家かとしてニーノ・ロータ[124]、ヴァンゲリス[121]などを挙あげている。

家族かぞく・親族しんぞく[編集へんしゅう]

歌手かしゅの麻衣まいは長女ちょうじょ。『風ふうの谷たにのナウシカ』では当時とうじ4歳さいの麻衣まいが劇げき中ちゅう曲きょくを歌うたっている[125][126]。

NHK交響こうきょう楽団がくだん首席しゅせきオーボエ奏者そうしゃの茂木もき大輔だいすけは、妻つまの従弟じゅうていに当あたる[127][128]。

金銭きんせん感覚かんかく[編集へんしゅう]

ジブリ映画えいがを通つうじて長ながく付つき合あいがある映画えいがプロデューサーの鈴木すずき敏夫としおによれば、久石ひさいし自身じしんが会社かいしゃを経営けいえいしていることもあって、日常にちじょうの金銭きんせん感覚かんかくは物凄ものすごく煩うるさいものの、一度いちど創作そうさく活動かつどうに入はいると採算さいさんを度外視どがいしした楽曲がっきょくを制作せいさくしてしまい、久石ひさいしのマネージャーと度々たびたび衝突しょうとつを起おこす傾向けいこうがあり、経営けいえい者しゃと創作そうさく者しゃで異ことなる金銭きんせん感覚かんかくを持もちながら、最終さいしゅう的てきには後者こうしゃを選えらんでしまう無邪気むじゃきさがあるという[129]。

影響えいきょう[編集へんしゅう]

久石ひさいし本人ほんにんが影響えいきょうを受うけたと発言はつげんしている音楽おんがくと活動かつどうの変遷へんせんについて。

ミニマル・ミュージック[編集へんしゅう]

中学生ちゅうがくせいの時とき、ビートルズの音楽おんがくに新鮮しんせんなショックを受うけ、ほとんどの曲きょくをギターで弾はじけるようになったが[130]、高校生こうこうせいの時ときからクセナキス、シュトックハウゼン、武満たけみつ徹とおる、黛まゆずみ敏郎としおらの作品さくひんに取とり憑つかれ、現代げんだい音楽おんがくの作曲さっきょく家かを目指めざすようになる[131]。当時とうじはジャズにも傾倒けいとうしマル・ウォルドロンを最もっとも好このんで聴きいていた。自身じしんの語法ごほうに進すすんで取とり入いれることはなかったが、ピアノ奏法そうほうに多大ただいな影響えいきょうを受うけているという[132][133]。

音大おんだい進学しんがく後ご、シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルクら新しんウィーン楽らく派はやルイジ・ノーノ、ジョン・ケージなどの演奏えんそうを行おこなう一方いっぽうで、自身じしんも入野いりの義朗よしろうのレッスンを受うけ十じゅう二に音おと技法ぎほうを用もちいたり[134]、あるいはトーン・クラスターを使用しようした現代げんだい音楽おんがくを作曲さっきょくしていたが[135][136]、大学だいがく3年ねんの時とき、知人ちじんから薦すすめられたテリー・ライリーの「A Rainbow in Curved Air」を聴きき衝撃しょうげきを受うける。その後ご2ヶ月かげつ悩なやんだすえ、ミニマル・ミュージックの作曲さっきょく家かになることを決意けついする[137][138][139]。

卒業そつぎょう後ごは自作じさくのミニマル・ミュージックをコンサートで演奏えんそうしていたが、行いき詰づまりを感かんじるようになった20代だいの終おわり頃ころ、ブライアン・イーノの『Ambient 1: Music for Airports』を皮切かわきりに、イーノやフィル・マンザネラらロキシー・ミュージックの一派いっぱをはじめ、マイク・オールドフィールド、タンジェリン・ドリーム、クラフトワークら、ロックやテクノの分野ぶんやからミニマル的てきなアプローチを行おこなうミュージシャン達いたるに感化かんかされ[140][141][142]、1981年ねん、『MKWAJU』の発表はっぴょうを最後さいごにポップスへ転向てんこうする[143][144]。

ポップス[編集へんしゅう]

1984年ねん、『風ふうの谷たにのナウシカ』の制作せいさく中ちゅうにフェアライトCMIを使つかい始はじめ、打うち込こみ中心ちゅうしんのスタジオワークを主おもとするようになる[145]。当時とうじは「レコーディング・アーティストとしては、非常ひじょうに前衛ぜんえい的てきなことをやってます」と述のべており、影響えいきょうの一いち例れいとしてアート・オブ・ノイズを挙あげていた[146][147]。

1997年ねん公開こうかいの『もののけ姫ひめ』がきっかけとなり、フルオーケストラの仕事しごとが増ふえたことから、クラシックのスコアを研究けんきゅうするようになる[148][149]。また、「本当ほんとうに自分じぶんの血ちとなり肉にくとなるには自みずからその作品さくひんを指揮しきするのが一番いちばん」との考かんがえから指揮しき者しゃとしての活動かつどうを開始かいしし[77]、のちには指揮しき法ほうを秋山あきやま和かず慶けいに師事しじした[150][151]。また、「ベートーベンの中なかに宝石ほうせきがたくさんあると思おもうようになった」と語かたり[152]、これまで数すう多おおくの楽曲がっきょくを指揮しきするなかで、特とくに印象いんしょうに残のこった作曲さっきょく家かにベートーベンと共ともにブラームスを挙あげている[116]。

2006年ねん、数すう年ねん前まえから自身じしんの作家さっか性せいへの問といかけが大おおきくなっていた頃ころ、アンドリュー・ポピーの『The Beating of Wings』を聴きき、ミニマル・ミュージックへの熱意ねついが再燃さいねん。マイケル・ナイマンやフィリップ・グラスのように、映画えいが音楽おんがくと並行へいこうして現代げんだい作曲さっきょく家かとしての作品さくひんを残のこすことを目標もくひょうとするようになる[153][154]。

クラシック[編集へんしゅう]

2010年ねんのインタビューでは、今いまもっとも意識いしきしている作曲さっきょく家かとしてジョン・アダムズを挙あげ、その理由りゆうを「クラシックとオーケストラを知しりぬいている」と答こたえている[109]。2014年ねんのインタビューでは、刺激しげきを受うけるクリエイターにニコ・ミューリーやガブリエル・プロコフィエフなどを挙あげ、新あたらしい世代せだいの台頭たいとうへの関心かんしんを語かたった[155]。

2014年ねんから開催かいさいしているコンサートシリーズ「MUSIC FUTURE」では、アルヴォ・ペルト、ヘンリク・グレツキ、マックス・リヒター、デヴィッド・ラングなど、ミニマル・ミュージックやポスト・ミニマル、ポスト・クラシカルの分野ぶんやで活躍かつやくする海外かいがいの作曲さっきょく家かの作品さくひんを国内こくないに紹介しょうかいしている。同どうコンサートでは「Young Composer’s Competition」と題だいしたコンペティションを開催かいさいしており、若手わかて作曲さっきょく家かの作品さくひんを公募こうぼし上演じょうえんを行おこなっている[156][157][158][159]。

コンサート[編集へんしゅう]

演奏えんそう活動かつどう[編集へんしゅう]

コンサートも積極せっきょく的てきに行いっており、ピアノ・アンサンブル・オーケストラなど様々さまざまなスタイルで披露ひろうしている[160]。コンサートでは主おもにピアノを担当たんとうするが、2000年ねんの「地下鉄ちかてつサリン事件じけん被害ひがい者しゃ支援しえんコンサート」では、金きむ洪ひろし才ざいに代かわり数すう曲きょくの指揮しきを担当たんとうし、指揮しき者しゃとしてデビュー。2001年ねんのコンサートツアー「SUPER ORCHESTRA NIGHT 2001」では、同様どうように楽曲がっきょく「Student Quartet」の指揮しきを担当たんとうしている[161]。

2003年ねんのコンサートツアー「〜a Wish to the Moon〜 Etude&Encore PIANO STORIES 2003」では、ピアノとチェロ9本ほんという編成へんせいでコンサートを行おこなった[162]。このツアーの東京とうきょう公演こうえんを収録しゅうろくしたDVDがリリースされている（久石ひさいし譲ゆずるの初はつのライブDVDリリース）。同年どうねんの「新しん日本にっぽんフィル・ペンションファンドコンサート」や「Symphonic Special 2003」では、指揮しきを担当たんとうする楽曲がっきょく数すうも増ふえ、指揮しき者しゃとしての姿すがたが目立めだってきた。

2004年ねん、新しん日本にっぽんフィルハーモニー交響こうきょう楽団がくだんと新あらたに結成けっせいした、新しん日本にっぽんフィル・ワールド・ドリーム・オーケストラの音楽おんがく監督かんとくに就任しゅうにん。「ジャンルにとらわれず魅力みりょくある作品さくひんを多おおくの人々ひとびとに聴きいてもらおう」という願ねがいから、自身じしんの楽曲がっきょくだけではなく、「007のテーマ」、「ミッション・インポッシブルのテーマ」といった有名ゆうめいな映画えいが音楽おんがくを自みずからアレンジしたものから、ラヴェルの「ボレロ」のようなクラシック曲きょくなど、ジャンルにとらわれないスタイルでコンサートを行おこなう[163]。同年どうねんのコンサートツアー「World Dream Orchestra 2004」では、音楽おんがく監督かんとくとして全曲ぜんきょくを指揮しき。なお、ステージにはピアノも設置せっちされ、弾びき振ふりもあった。本人ほんにんいわく「ピアノはあまり得意とくいではない」。このコンサート以来いらい、指揮しきは基本きほん的てきに久石ひさいしが行おこなっている（弾びき振ぶりが可能かのうな場合ばあいは指揮しき台だい前まえに置おかれたピアノで久石ひさいしが、不可能ふかのうな部分ぶぶんはステージ脇わきに設置せっちされたピアノを別個べっこの奏者そうしゃが演奏えんそうする）。

2005年ねんのコンサートツアー「Symphonic Special 2005」では、ステージに大だいスクリーンを設置せっちし、バスター・キートンの無声むせい映画えいが「The General」（邦題ほうだい「キートンの大だい列車れっしゃ追跡ついせき」）の映像えいぞうに合あわせてオーケストラを指揮しき。元々もともとは2004年ねんの第だい57回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいのイベントで久石ひさいしが行おこなったものであるが、日本にっぽんでも成功せいこうを収おさめた[164]。

2008年ねん8月がつには、宮崎駿みやざきはやお監督かんとく作品さくひんの音楽おんがくのみを集あつめたコンサート「久石ひさいし譲ゆずるin武道館ぶどうかん〜宮崎みやざきアニメと共ともに歩あゆんだ25年間ねんかん〜」を開催かいさい。6管かん編成へんせいのオーケストラ、一般いっぱん公募こうぼを含ふくむ合唱がっしょう団だん、ソリスト（平原ひらはら綾香あやか、藤岡ふじおか藤巻ふじまきと大橋おおはしのぞみ、麻衣まい、林はやし正子まさこ）他た、計けい1,100人にんを越こえるメンバーと共演きょうえん。コンサートは4日にち、5日にちで計けい3公演こうえん行おこなわれた（当初とうしょは4日にち、5日にちの計けい2公演こうえんを予定よてい。しかしチケットが初日しょにち完売かんばいしたため5日にち夜よるに追加ついか公演こうえんが用意よういされた）[165][166]。

海外かいがい公演こうえん[編集へんしゅう]

2011年ねん6月がつから7月がつにかけて「久石ひさいし譲ゆずる 3.11 チャリティーコンサート〜ザ ベスト オブ シネマミュージック〜」が、日本にっぽん・フランス・中国ちゅうごくの3カ国かこくで開催かいさいされた。久石ひさいしは同年どうねん4月がつ末まつに気仙沼けせんぬま市しや陸前高田りくぜんたかた市し、大船渡おおふなと市しを訪おとずれた。その際さい、被災ひさい地ちの学校がっこうにてピアノなどの楽器がっきが津波つなみにより流ながされた状況じょうきょうを目まの当あたりにし、音楽家おんがくかであるという強つよい想おもいがこのコンサートを企画きかくさせたという[167]。

2015年ねん、イタリアの第だい17回かいウディネ・ファーイースト映画えいが祭さいで、特別とくべつ功労賞こうろうしょうの受賞じゅしょうを記念きねんしたコンサートを開催かいさいした[168]。

2017年ねんから「Joe Hisaishi Symphonic Concert：Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」のワールドツアーを開催かいさい。6月にフランスのパレ・デ・コングレ・ド・パリで初演しょえんを行おこない、コンセール・ラムルーのオーケストラと合唱がっしょう団だん、麻衣まいらと共演きょうえんし、宮崎駿みやざきはやお作品さくひんの楽曲がっきょくを披露ひろうした。この公演こうえんの模様もようは日本にっぽんでは「久石ひさいし譲ゆずる in パリ」と題だいされ、NHKで放送ほうそうされた[169][170]。ツアーはこれまで、ニューヨーク、ロサンゼルスなどアメリカの各かく都市としやヨーロッパの各国かっこく、オーストラリアなど世界せかい各地かくちで公演こうえんしている[171][172][173][174][175]。

2018年ねん、ニューヨークのカーネギー・ホールで、現代げんだいの音楽おんがくをセレクトするコンサートシリーズ「MUSIC FUTURE」の第だい5回かい目めを開催かいさいした[176]。

2022年ねん8月がつ13日にちから18日にちにニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールでアメリカ交響こうきょう楽団がくだんを指揮しきし「Joe Hisaishi Symphonic Concert：Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」5公演こうえんを開催かいさい [177]。全ぜん公演こうえん完売かんばいしている[要よう出典しゅってん]。

2023年ねん3月30日にち、ウィーン楽らく友とも協会きょうかいで開催かいさいされた映画えいがコンサート・シリーズ「CINEMA:SOUND」に出演しゅつえんし、ウィーン交響こうきょう楽団がくだんと共演きょうえん[93]。

同年どうねん8月がつ24日にち、ロサンゼルスのハリウッド・ボウルでロサンジェルス・フィルハーモニックとコンサートを実施じっし[要よう出典しゅってん]。17500席せきが完売かんばいと本人ほんにんもインスタグラムで伝つたえている。

関連かんれんユニット[編集へんしゅう]

ムクワジュ・アンサンブル[編集へんしゅう]

詳細しょうさいは「ムクワジュ・アンサンブル」を参照さんしょう

ワンダーシティ・オーケストラ[編集へんしゅう]

『MKWAJU』発表はっぴょうの後のち、ポップスフィールドに転向てんこうした久石ひさいしが一時期いちじき使用しようしていたソロユニット名めい[178][179]。久石ひさいしのファーストアルバム『INFORMATION』はこのアーティスト名めいでリリースされた。この他ほか、『風ふうの谷たにのナウシカ』のイメージアルバムなどに演奏えんそう者しゃとして記載きさいされている。なお、一部いちぶで久石ひさいし譲ゆずる&ワンダーシティ・オーケストラという誤あやまった記述きじゅつが見みられるが、そのような表記ひょうきは存在そんざいしない。

久石ひさいし譲ゆずるアンサンブル[編集へんしゅう]

2000年ねんに久石ひさいしがリリースしたアルバム『Shoot The Violist』に使用しようされたアーティスト名めい。「僕ぼくが20代だいの前半ぜんはんにいつかこういう作曲さっきょく家かになりたいって思おもったことを実現じつげんできたアルバムなんです」と語かたっている[180]。アルバムを発表はっぴょうする数すう年ねん前まえから編成へんせいを変かえながら活動かつどうを行おこなっており、1999年ねんに行おこなわれた全国ぜんこくツアーはアルバムのレコーディングと同おなじメンバーによる。メンバーは久石ひさいし譲ゆずる（ピアノ）、バラネスク・カルテット（弦楽げんがく四よん重奏じゅうそう）、齋藤さいとう順じゅん（コントラバス）、金城きんじょう寛文ひろふみ（ウッドウィンド）、高野たかの正幹まさみき（ウッドウィンド）、神谷かみや百子ももこ（マリンバ）、大石おおいし真理恵まりえ（マリンバ・パーカッション）[181]。

新しん日本にっぽんフィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ[編集へんしゅう]

2004年ねんに久石ひさいしが新しん日本にっぽんフィルハーモニー交響こうきょう楽団がくだんと結成けっせいしたオーケストラ。久石ひさいしは音楽おんがく監督かんとくを務つとめる[182][183]。詳細しょうさいはコンサートの項こうを参照さんしょう。

フューチャー・オーケストラ・クラシックス[編集へんしゅう]

久石ひさいしが芸術げいじゅつ監督かんとくを務つとめていた長野ながの市し芸術げいじゅつ館かんで、2016年ねんから活動かつどうを行おこなっていたナガノ・チェンバー・オーケストラを母体ぼたいに、2019年ねんに創設そうせつされたオーケストラ。古典こてんや現代げんだい作品さくひんなど様々さまざまな楽曲がっきょくの演奏えんそうを行おこない、ベートーヴェンの交響曲こうきょうきょく全集ぜんしゅうの録音ろくおんも発表はっぴょうしている[184][185]。また、宮崎駿みやざきはやお監督かんとくの映画えいが『君きみたちはどう生いきるか』でも演奏えんそうを担当たんとうしている[186]。

ディスコグラフィー[編集へんしゅう]

シングル[編集へんしゅう]

ソロシングル[編集へんしゅう]

# 発売はつばい日び タイトル B面めん 規格きかく 規格きかく品番ひんばん
NECアベニュー / IXIA
1st 1988年ねん8月がつ21日にち Night City L' étranger EP
8cmCD N10C-701
2nd 1989年ねん1月がつ10日とおか 冬ふゆの旅人たびびと Green Requiem EP N07E-702
8cmCD N10C-702
NECアベニュー
3rd 1989年ねん7月がつ21日にち THE INNERS 〜遙はるかなる時間じかん（とき）の彼方かなたへ〜 THE INNERS 〜遙はるかなる時間じかん（とき）の彼方かなたへ〜 (Ending Theme-Orchestra Version) 8cmCD N09C-29
東芝とうしばEMI / Planet earth
4th 1992年ねん3月4日にち 君きみだけを見みていた Tango X.T.C 8cmCD TODT-2810
パイオニアLDC
JOE'S PROJECT 名義めいぎ
5th 1994年ねん6月1日にち ぴあの ぴあの スタンダード 8cmCD PIDL-1118
ポリドール・レコード
6th 1997年ねん1月がつ25日にち EVE (パラサイト・イヴのテーマ) EVE (パラサイト・イヴのテーマ) Piano Version 8cmCD PODH-1339

コラボレーションシングル[編集へんしゅう]

名義めいぎ 発売はつばい日び タイトル B面めん 規格きかく 規格きかく品番ひんばん
NECアベニュー / IXIA
大林おおばやし宣彦のぶひこ & FRIENDS 1991年ねん3月21日にち 草くさの想おもい 風ふうの時間じかん 8cmCD NADL-1017
パイオニアLDC
純名里沙じゅんなりさ & Joe's Project 1994年ねん8月がつ10日とおか ぴあの Labyrinth of Eden (Instrumental) 8cmCD PIDL-1134
東芝とうしばEMI / EXPRESS
宮沢みやざわ和史かずし with 久石ひさいし譲ゆずる 1997年ねん9月がつ10日とおか 旅立たびだちの時とき〜Asian Dream Song〜 Asian Dream Song -Instrumental- 8cmCD TODT-5042
rhythm zone
EXILE ATSUSHI & 久石ひさいし譲ゆずる 2013年ねん10月16日にち 懺悔ざんげ 赤あかとんぼ CD+DVD RZCD-59456/B
CD RZCD-59457

アルバム[編集へんしゅう]

オリジナルアルバム[編集へんしゅう]

発売はつばい日び タイトル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん
徳間とくま音楽おんがく工業こうぎょう / ジャパンレコード
ワンダーシティ・オーケストラ 名義めいぎ
1st 1982年ねん10月25日にち INFORMATION LP JAL-1005
徳間とくま音楽おんがく工業こうぎょう / ジャパンレコード
2nd 1985年ねん6月25日にち αあるふぁ-BET-CITY LP 28JAL-3016
CD 32JC-130
NECアベニュー / IXIA
3rd 1988年ねん7月がつ21日にち Piano Stories LP N28U-701
CD N32C-701
4th 1988年ねん12月21日にち illusion LP N28U-702
CD N32C-702
5th 1989年ねん9月21日にち PRETENDER CD N29C-703
東芝とうしばEMI / Planet earth
6th 1991年ねん2月がつ22日にち I am CD TOCP-6610
7th 1992年ねん2月がつ12日にち My Lost City CD TOCT-6414
パイオニアLDC
8th 1994年ねん7月がつ27日にち 地上ちじょうの楽園らくえん CD PICL-1085
9th 1995年ねん1月がつ25日にち MELODY Blvd. CD PICL-1088
ポリドール・レコード
10th 1996年ねん10月25日にち PIANO STORIES II〜The Wind of Life〜 CD POCH-1604
11th 1997年ねん10月15日にち WORKS I CD POCH-1652
12th 1998年ねん10月14日にち NOSTALGIA PIANO STORIES III CD POCH-1731
ポリドール・レコード
久石ひさいし譲ゆずるアンサンブル 名義めいぎ
13th 2000年ねん5月17日にち Shoot The Violist〜ヴィオリストを撃うて〜 CD POCH-1928
ポリドール・レコード
14th 2002年ねん3月6日にち ENCORE CD UPCH-1142
ユニバーサルミュージック
15th 2003年ねん3月12日にち ETUDE 〜a Wish to the Moon〜 CD UPCH-1221
16th 2005年ねん1月がつ26日にち FREEDOM PIANO STORIES 4 CD UPCI-1014
17th 2005年ねん7月がつ27日にち WORKS III CD UPCI-1027
18th 2006年ねん10月4日にち Asian X.T.C. CD UPCI-1051
ユニバーサルシグマ / A&Mレコード
19th 2009年ねん2月がつ18日にち Another Piano Stories〜The End of the World〜 CD+DVD
(初回しょかい限定げんてい盤ばん) 		UMCK-9260
CD
(通常つうじょう盤ばん) 		UMCK-1294
20th 2009年ねん8月がつ12日にち Minima_Rhythm CD UPCI-1051
21st 2015年ねん8月がつ5日にち Minima_Rhythm II CD UMCK-1518
ユニバーサルミュージック / グラモフォン
22nd 2023年ねん6月30日にち A Symphonic Celebration - Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki CD
(限定げんてい盤ばん) 		UMCK-7191
CD
(通常つうじょう盤ばん) 		UMCK-1731

ベストアルバム[編集へんしゅう]

発売はつばい日び タイトル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん
ユニバーサルミュージック
1st 2006年ねん6月7日にち THE BEST COLLECTION CD UPCI-1048
ユニバーサルシグマ / A&Mレコード
2nd 2008年ねん4月がつ16日にち Piano Stories Best '88-'08 CD UPCI-1080
3rd 2010年ねん10月27日にち Melodyphony 〜Best of Joe Hisaishi〜 CD+DVD
(初回しょかい盤ばんA) 		UMCK-9386
CD+DVD
(初回しょかい盤ばんB) 		UMCK-9387
CD
(通常つうじょう盤ばん) 		UMCK-1369
ユニバーサルシグマ / DECCA GOLD
4th 2020年ねん2月がつ21日にち Dream Songs: The Essential Joe Hisaishi CD UMCK-1638/9
5th 2021年ねん8月がつ20日はつか Songs of Hope: The Essential Joe Hisaishi Vol.2 CD UMCK-1683/4

コンピレーションアルバム[編集へんしゅう]

発売はつばい日び タイトル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん 備考びこう
ポリドール・レコード
1st 1986年ねん9月25日にち CURVED MUSIC LP 28MX-2531 CM曲きょく集しゅう
CD H33P20107
NECアベニュー / IXIA
2nd 1992年ねん10月21日にち B+1 CD NACL-1079 未み発表はっぴょう映画えいが音楽おんがく集しゅう
ポリドール・レコード
3rd 2001年ねん6月21日にち joe hisaishi meets kitano films CD UPCH-1086 北野きたの武たけし監督かんとく作品さくひんサウンドトラック集しゅう
ユニバーサルミュージック
4th 2003年ねん1月がつ29日にち CURVED MUSIC II 〜CM Tracks of JOE HISAISHI〜 CD UPCH-1216 CM曲きょく集しゅう
Wonder Land Records
5th 2004年ねん1月がつ21日にち PRIVATE CD WRCT-1007 ボーカル曲きょく集しゅう
ユニバーサルシグマ
6th 2014年ねん3月12日にち Ghibli Best Stories CD UMCK-1473 スタジオジブリ作品さくひんセルフカバー集しゅう

ライブアルバム[編集へんしゅう]

発売はつばい日び タイトル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん
東芝とうしばEMI / Planet earth
1st 1992年ねん9月9日にち Symphonic Best Selection CD TOCT-6675
ポリドール・レコード
2nd 1999年ねん9月22日にち WORKS II CD POCH-1830
Wonder Land Records
3rd 2002年ねん7月がつ26日にち SUPER ORCHESTRA NIGHT 2001 CD WRCT-1005
ユニバーサルミュージック
4th 2003年ねん10月22日にち 空想くうそう美術館びじゅつかん CD UPCH-1299
ユニバーサルシグマ / A&Mレコード
5th 2011年ねん9月7日にち The Best of Cinema Music CD UMCK-1404
ユニバーサルシグマ
6th 2014年ねん10月8日にち WORKS IV -Dream of W.D.O.- CD UMCK-1495
ユニバーサルシグマ / A&Mレコード
7th 2017年ねん8月がつ2日にち Minima_Rhythm III CD UMCK-1580
8th 2021年ねん7月がつ7日にち Minima_Rhythm IV CD UMCK-1682

久石ひさいし譲ゆずる & W.D.O.アルバム[編集へんしゅう]

発売はつばい日び タイトル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん
ユニバーサルミュージック
1st 2004年ねん6月16日にち WORLD DREAMS CD UPCI-1003
2nd 2005年ねん11月30日にち パリのアメリカ人じん CD UPCI-1036
LIVE 2006年ねん12月20日にち 真夏まなつの夜よるの悪夢あくむ CD UPCI-1054
BEST 2007年ねん6月がつ20日はつか W.D.O.BEST CD+DVD
(初回しょかい限定げんてい盤ばん) 		UPCI-9022
CD
(通常つうじょう盤ばん) 		UPCI-1066
ユニバーサルシグマ / A&Mレコード
LIVE 2016年ねん7月がつ13日にち The End of the World CD UMCK-1545/6
3rd 2018年ねん8月がつ1日にち Symphonic Suite Castle in the Sky CD UMCK-1605
LIVE 2019年ねん7月がつ31日にち Spirited Away Suite CD UMCK-1636
2020年ねん8月がつ19日にち Symphonic Suite “Kiki’s Delivery Service” CD UMCK-1665
LIVE 2022年ねん7月がつ20日はつか Symphonic Suite “Princess Mononoke”2021 CD UMCK-1715

MUSIC FUTUREアルバム[編集へんしゅう]

発売はつばい日び タイトル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん
オクタヴィアレコード
1st 2016年ねん10月21日にち MUSIC FUTURE 2015 CD OVCL-00620
2nd 2017年ねん11月22日にち MUSIC FUTURE II CD OVCL-00640
3rd 2018年ねん11月21日にち MUSIC FUTURE III CD OVCL-00685
4th 2019年ねん11月20日にち MUSIC FUTURE IV CD OVCL-00710
5th 2021年ねん10月がつ20日はつか MUSIC FUTURE V SACD OVCL-00765
6th 2022年ねん11月23日にち MUSIC FUTURE VI SACD OVCL-00795

その他たアルバム[編集へんしゅう]

発売はつばい日び タイトル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん 備考びこう
日本にほんコロムビア / BETTER DAYS
1st 1981年ねん6月25日にち MKWAJU LP YF-7019-ND ムクワジュ・アンサンブル作品さくひん
日本にほんコロムビア
2nd 1996年ねん7月がつ20日はつか 銀河ぎんが鉄道てつどうの夜よる CD COCC-13556 宮沢みやざわ賢治けんじ生誕せいたん100年ねん記念きねんアルバム
徳間とくまジャパンコミュニケーションズ
3rd 1998年ねん2月がつ25日にち HOPE CD TKCA-71348 長野ながのパラリンピック支援しえんアルバム
Wonder Land Records
4th 2006年ねん4月がつ26日にち RAKUEN/MALDIVES CD WRCT-1010 ビデオ作品さくひんサウンドトラック集しゅう
5th 2012年ねん2月がつ15日にち Vermeer & Escher CD WRCT-1013 フェルメール光ひかりの王国おうこく展てん音楽おんがく

非ひ公認こうにんアルバム[編集へんしゅう]

発売はつばい日び タイトル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん
パイオニアLDC
1st 1999年ねん12月22日にち Best Selection CD PICL-1194
2nd 2001年ねん12月12日にち COMPLETE Best Selection CD PICL-1235
Milan Records
3rd 2006年ねん7月がつ21日にち HISAISHI meets MIYAZAKI Films CD 399 055-2

映像えいぞう作品さくひん[編集へんしゅう]

発売はつばい日び タイトル 規格きかく 規格きかく品番ひんばん
ユニバーサルミュージック
1st 2003年ねん6月25日にち a Wish to the Moon Joe Hisaishi & 9 Cellos 2003 ETUDE & ENCORE TOUR DVD UPBH-1094
2nd 2006年ねん12月20日にち W.D.O. DVD UPBI-1014
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント
3rd 2009年ねん7月がつ3日にち 久石ひさいし譲ゆずる in 武道館ぶどうかん 〜宮崎みやざきアニメと共ともに歩あゆんだ25年間ねんかん〜 DVD VWDZ-8130
BD VWBS-1078

タイアップ[編集へんしゅう]

曲名きょくめい タイアップ 収録しゅうろく作品さくひん
冬ふゆの旅人たびびと フジ・東海とうかいテレビ系けい全国ぜんこくネット『華はなの別わかれ』主題歌しゅだいか[187] シングル「冬ふゆの旅人たびびと」
THE INNERS 〜遙はるかなる時間じかん（とき）の彼方かなたへ〜 NHKスペシャル『驚異きょういの小宇宙しょううちゅう 人体じんたい』テーマ曲きょく シングル「THE INNERS 〜遙はるかなる時間じかん（とき）の彼方かなたへ〜」
草くさの想おもい 大林おおばやし宣彦のぶひこ監督かんとく作品さくひん映画えいが「ふたり」愛あいのテーマ コラボレーションシングル「草くさの想おもい」
風ふうの時間じかん 「ふたり」オープニング曲きょく
君きみだけを見みていた フジTV系けい全国ぜんこくネット『大人おとなは判わかってくれない』オープニング・テーマ曲きょく シングル「君きみだけを見みていた」
Tango X.T.C フジTV系けい全国ぜんこくネット『大人おとなは判わかってくれない』エンディング・テーマ曲きょく
ぴあの NHK連続れんぞくテレビ小説しょうせつ『ぴあの』テーマ・ソング[188] シングル「ぴあの」
コラボレーションシングル「ぴあの」
EVE (パラサイト・イヴのテーマ) 映画えいが『パラサイト・イヴ』テーマソング シングル「EVE (パラサイト・イヴのテーマ)」
旅立たびだちの時とき〜Asian Dream Song〜 長野ながのパラリンピック冬季とうき大会たいかいテーマ・ソング コラボレーションシングル「旅立たびだちの時とき〜Asian Dream Song〜」
懺悔ざんげ 日本にほんテレビ開局かいきょく60年ねん「特別とくべつ展てん 京都きょうと」テーマソング コラボレーションシングル「懺悔ざんげ」

作品さくひん[編集へんしゅう]

分類ぶんるいは初出しょしゅつの編成へんせいに基もとづく。のちに別べつの編成へんせいへの編曲へんきょくが行おこなわれた作品さくひんも存在そんざいする。

交響曲こうきょうきょく[編集へんしゅう]

室内しつない交響曲こうきょうきょく[編集へんしゅう]

  • 室内しつない交響こうきょう曲きょく 〜エレクトリック・ヴァイオリンと室内しつないオーケストラのための〜（2015年ねん）
  • 室内しつない交響こうきょう曲きょく第だい2番ばん《The Black Fireworks》〜バンドネオンと室内しつないオーケストラのための〜（2017年ねん）

協奏曲きょうそうきょく[編集へんしゅう]

  • コントラバス協奏曲きょうそうきょく（2015年ねん、日本にほんテレビ委嘱いしょく、読響よみきょうシンフォニックライブ初演しょえん）
  • The Border 〜Concerto for 3 Horns and Orchestra〜 / 3本ほんのホルンとオーケストラのための協奏曲きょうそうきょく「The Border」（2020年ねん）
  • Variation 57 〜2台だいのピアノのための協奏曲きょうそうきょく（2022年ねん）

管弦楽かんげんがく曲きょく[編集へんしゅう]

室内楽しつないがく曲きょく[編集へんしゅう]

  • フルート、バイオリン、ピアノによる「メディア」（1971年ねん）
  • LARAI（1973年ねん）
  • Release and Reorder -不ふ確定かくていの奏者そうしゃによる-（1975年ねん）
  • Pulsation -many voice & 3 percussions-（1976年ねん）
  • Forever and ever -Pranaのためのinvention-（1976年ねん）
  • brahamana（1977年ねん）
  • 寂さび （ギターと尺八しゃくはちによる）（1977年ねん）
  • アランフェス（1978年ねん）
  • インディア（1978年ねん）
  • 祭儀さいぎ書しょ（1978年ねん）
  • Blue Etude（1978年ねん）
  • Adzida Dance（1978年ねん）
  • フラッシュ=バック（1979年ねん）
  • パルス・イン・マイ・マインド（1980年ねん）
  • MKWAJU Suite / ムクワジュ組曲くみきょく（1980年ねん）
  • DEAD Suite / 組曲くみきょく「DEAD」[注釈ちゅうしゃく 10]（1999年ねん）
  • Winter Garden（2006年ねん）
  • The End of The World[注釈ちゅうしゃく 11]（2008年ねん）
  • 弦楽げんがくオーケストラのための「ディヴェルティメント」（2009年ねん）
  • 弦楽げんがくオーケストラのための「螺旋らせん」（2010年ねん）※藤澤ふじさわ守まもる名義めいぎ
  • トロンボーンカルテットのための「4つのバガテル」（2010年ねん、トロンボーン・クァルテット・ジパング委嘱いしょく）
  • Shaking Anxiety and Dreamy Globe / 揺ゆれ動うごく不安ふあんと夢ゆめの球体きゅうたい（2012年ねん、Hakujuギター・フェスタ2012委嘱いしょく）
  • String Quartet No.1 / 弦楽げんがく四よん重奏じゅうそう曲きょく第だい1番ばん（2014年ねん）
  • 2 Pieces for Strange Ensemble（2016年ねん）
  • Encounter for String Orchestra（2017年ねん）
  • Variation 14 for Large Ensemble（2020年ねん）
  • 2 Dances（2021年ねん）
  • Viola Saga（2022年ねん）
  • Adagio for 2 Harps and Strings（2023年ねん）

吹奏楽すいそうがく曲きょく[編集へんしゅう]

合唱がっしょう曲きょく[編集へんしゅう]

ピアノ[編集へんしゅう]

  • Sonate pour piano n°1（2022年ねん）

シンセサイザー[編集へんしゅう]

  • DA・MA・SHI・絵え（1985年ねん）

放送ほうそう・施設しせつ音楽おんがく[編集へんしゅう]

三鷹みたかの森もりジブリ美術館びじゅつかん 展示てんじ室しつ音楽おんがく
  • Musica del Museo[注釈ちゅうしゃく 12]（2001年ねん）
  • Birthday 15+（2006年ねん）
  • La neve e rimossa（2008年ねん）
  • Wave（2009年ねん）
  • Stormy Sea of Spring（2010年ねん）
  • 祈いのりのうた（2015年ねん）
  • 小ちいさな曲きょく（2017年ねん）
  • The Bird Seeing The Bridge（2018年ねん）
  • 祈いのりのうたII
  • Ask me Why
  • Portam
  • Birthday Song
その他た
  • Vermeer & Escher（2012年ねん、フェルメール光ひかりの王国おうこく展てん 音楽おんがく）
  • イザベラ・バードの日本にっぽん紀行きこう（2013年ねん、J-WAVEリーディングドラマ テーマ音楽おんがく）

音楽おんがく担当たんとう[編集へんしゅう]

映画えいが[編集へんしゅう]

映画えいが（テーマ曲きょく）[編集へんしゅう]

テレビ[編集へんしゅう]

テレビ（テーマ曲きょく）[編集へんしゅう]

アニメ[編集へんしゅう]

CM[編集へんしゅう]

ほか多数たすう。

施設しせつ・イベント[編集へんしゅう]

舞台ぶたい[編集へんしゅう]

  • ぬいぐるみミュージカル・ポロッチーノのすてきな一座いちざ（1980年ねん）
  • 近代きんだい能楽のうがく集しゅう（1981年ねん）
  • 楽劇がくげき あづち（1987年ねん）
  • 祝祭しゅくさい音楽おんがく劇げき トゥーランドット（2008年ねん）
  • 舞台ぶたい おくりびと（2010年ねん）
  • 希まれ夷えびす之の大だい理り（2010年ねん、中国ちゅうごく）
  • 舞台ぶたい「となりのトトロ」（2022年ねん、イギリス）※エグゼグティブ・プロデューサーも担当たんとう

ゲーム[編集へんしゅう]

イメージアルバム[編集へんしゅう]

アレンジアルバム[編集へんしゅう]

  • 風ふうの谷たにのナウシカ シンフォニー編へん「風ふうの伝説でんせつ」（1984年ねん）
  • 交響こうきょう組曲くみきょく アリオン（1986年ねん）
  • 天空てんくうの城しろラピュタ シンフォニー編へん「大樹だいき」（1987年ねん）
  • 交響こうきょう組曲くみきょく もののけ姫ひめ（1998年ねん）
  • オーケストラストーリーズ となりのトトロ（2002年ねん）

プロデュースアルバム[編集へんしゅう]

サウンドプロデュースを含ふくむ

オリジナルビデオ[編集へんしゅう]

  • Hawaii Mate
  • RAKUEN/MALDIVES（1985年ねん）
  • イラストストーリービデオ「王家おうけの紋章もんしょう」（1988年ねん）
  • Nature of Arakawa〜下町したまちの自然しぜん〜（1993年ねん）

その他た[編集へんしゅう]

  • 混合こんごうアンサンブル曲きょく集しゅう（編曲へんきょく）
  • バンドジャーナル 付録ふろく楽譜がくふ（吹奏楽すいそうがく編曲へんきょく）
    • ベルサリエリ・マーチ（1976年ねん）※藤澤ふじさわ守まもる名義めいぎ
    • 青春せいしゅん時代じだい（1977年ねん）※藤澤ふじさわ守まもる名義めいぎ
    • ハロー・ミスター・サンシャイン（1977年ねん）※藤澤ふじさわ守まもる名義めいぎ
    • ラスト・コンサート（1977年ねん）※藤澤ふじさわ守まもる名義めいぎ
    • 真赤まっかな青春せいしゅん（1977年ねん）※藤澤ふじさわ守まもる名義めいぎ
    • ハートブレイク・ホテル（1977年ねん）※藤澤ふじさわ守まもる名義めいぎ
    • ミスター・ロンリー（1978年ねん）※藤澤ふじさわ守まもる名義めいぎ
    • 恋こいのナイト・フィーバー（1978年ねん）
    • Thank You for the Music（1978年ねん）
    • 失うしなわれた愛あいの世界せかい（1979年ねん）
    • モンキー・マジック（1979年ねん）
    • 魅みせられて（1979年ねん）
    • ジンギスカン（1979年ねん）
    • クリスマスソング・メドレー（1979年ねん）
    • 地獄じごくの黙示録もくしろく〜「ワルキューレの騎行きこう」より（1980年ねん）
  • ニュー・サウンズ・イン・ブラス（吹奏楽すいそうがく編曲へんきょく）
    • 哀愁あいしゅうのアダージョ（1978年ねん）※藤澤ふじさわ守まもる名義めいぎ
    • アダージョ（1979年ねん）
    • 宇宙うちゅうのファンタジー（1979年ねん）
    • 四季しきより「春はる」（1980年ねん）
    • フィール・ソー・グッド（1980年ねん）
    • マスター・ブラスター（1981年ねん）
    • ナイス・ショット（1981年ねん）
    • 愛あいのコリーダ（1982年ねん）
    • 愛あいのコンチェルト（1982年ねん）
    • 海溝かいこう〜ア・ディープ（1983年ねん）
    • ワッキー・ダスト（1983年ねん）
    • 今夜こんやはビート・イット（1985年ねん）
  • 混声こんせい合唱がっしょうとピアノ・打楽器だがっきのための合唱がっしょう組曲くみきょく「宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト」（1979年ねん、編曲へんきょく）
  • かぐや姫ひめの物語ものがたり〜女声じょせい三さん部ぶ合唱がっしょうのための〜（2015年ねん）

楽曲がっきょく提供ていきょう[編集へんしゅう]

アーティスト[編集へんしゅう]

作曲さっきょく・編曲へんきょく[編集へんしゅう]

  • 麻衣まい
    • ウルルの唄うた（映画えいが「ウルルの森もりの物語ものがたり」主題歌しゅだいか）（2009年ねん）
    • 心しんのかけら（ゲーム「二にノ国こく」主題歌しゅだいか）（2010年ねん）
  • SMAP
  • 福原ふくはら美穂みほ
    • Your Story（映画えいが「悪人あくにん」主題歌しゅだいか）（2010年ねん）
  • EXILE ATSUSHI
    • 懺悔ざんげ（特別とくべつ展てん「京都きょうと－洛中らくちゅう洛外らくがい図ずと障壁しょうへき画がの美び」テーマソング）（2013年ねん）
    • 天てん音おん（映画えいが「たたら侍さむらい」主題歌しゅだいか）（2017年ねん）
  • 松本まつもと穂香ほにおい
    • 山やまの向むこうへ（ドラマ「この世界せかいの片隅かたすみに」劇げき中歌なかうた）（2018年ねん）

作曲さっきょく[編集へんしゅう]

編曲へんきょく[編集へんしゅう]

映画えいが・テレビ・アニメ[編集へんしゅう]

関連かんれん楽曲がっきょくの性格せいかくが強つよいものを記載きさい。特記とっきなき場合ばあいは全すべて編曲へんきょくで、本編ほんぺん音楽おんがくを担当たんとうした作品さくひんの楽曲がっきょくは除のぞいた。

校歌こうか・社しゃ歌か・県けん歌か・市し歌かなど[編集へんしゅう]

著書ちょしょ[編集へんしゅう]

  • 久石ひさいし譲ゆずる『I am 遥はるかなる音楽おんがくの道みちへ』メディアファクトリー、1992年ねん9月がつ。ISBN 978-4889912647。 NCID BN09141277。 
  • 久石ひさいし譲ゆずる『パラダイス・ロスト』パロル舎しゃ、1994年ねん10月がつ。ISBN 978-4894191150。 NCID BA59812248。 
  • 久石ひさいし譲ゆずる『感動かんどうをつくれますか?』角川書店かどかわしょてん〈角川かどかわoneテーマ21〉、2006年ねん8月がつ。ISBN 978-4047100619。 NCID BA77908633。 
  • 久石ひさいし譲ゆずる『久石ひさいし譲ゆずる35mm日記にっき』宝島社たからじましゃ、2007年ねん7月がつ。ISBN 978-4796657136。 NCID BA83225260。 
  • 養老ようろう孟司たけし、久石ひさいし譲ゆずる『耳みみで考かんがえる 脳のうは名曲めいきょくを欲ほっする』角川書店かどかわしょてん〈角川かどかわoneテーマ21〉、2009年ねん9月がつ。ISBN 978-4047102057。 NCID BA91334953。 
  • 久石ひさいし譲ゆずる『音楽おんがくする日乗にちじょう』小学館しょうがくかん、2016年ねん7月がつ。ISBN 978-4093884990。 NCID BB21826349。 

スコア[編集へんしゅう]

ピアノ[編集へんしゅう]

  • PIANO STORIES（1989年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • ENCORE オリジナル・エディション（2002年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • ETUDE〜a Wish to the Moon〜 オリジナル・エディション（2003年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）

ピアノ（公式こうしき譜ふ）[編集へんしゅう]

  • Asian X.T.C. オリジナル・エディション（2006年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • FREEDOM PIANO STORIES4 オリジナル・エディション（2007年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • PIANO STORIES BEST'88-'08 オリジナル・エディション（2008年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • PIANO STORIES2〜The Wind of Life〜 オリジナル・エディション（2008年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • Ghibli Best Stories オリジナル・エディション（2014年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）

オーケストラ[編集へんしゅう]

  • オーケストラストーリーズ となりのトトロ（2002年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • Minima_Rhythm オーケストラスコア（2011年ねん、ショットミュージック）
  • Melodyphony オーケストラスコア（2011年ねん、ショットミュージック）
  • Stand Alone「坂さかの上うえの雲くも」より 声こえとオーケストラのための（2012年ねん、ショットミュージック）
  • ハウルの動うごく城しろ オーケストラのための（2014年ねん、ショットミュージック）
  • THE EAST LAND SYMPHONY（2019年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • The Border 〜Concerto for 3 Horns and Orchestra〜 / 3本ほんのホルンとオーケストラのための協奏曲きょうそうきょく「The Border」（2021年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • コントラバス協奏曲きょうそうきょく（2021年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • World Dreams Suite / 組曲くみきょく「World Dreams」（2022年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）

オーケストラ（公式こうしき譜ふ）[編集へんしゅう]

  • Spirited Away Suite（2020年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • Symphonic Suite "Kiki's Delivery Service"（2021年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）

室内楽しつないがく[編集へんしゅう]

  • 「風ふうの谷たにのナウシカ」より組曲くみきょく5つのメロディー（1998年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • 弦楽げんがく四よん重奏じゅうそう曲きょく集しゅう「カルテット」（2001年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）
  • Vermeer & Escher（2012年ねん、ショットミュージック）
  • Shaking Anxiety and Dreamy Globe 2台だいのギターのための（2015年ねん、ショットミュージック）
  • Shaking Anxiety and Dreamy Globe 2台だいのマリンバのための（2015年ねん、ショットミュージック）
  • 弦楽げんがく四よん重奏じゅうそう曲きょく第だい1番ばん（2015年ねん、ショットミュージック）
  • Single Track Music 1 4本ほんのサクソフォンと打楽器だがっきのための（2015年ねん、ショットミュージック）

吹奏楽すいそうがく[編集へんしゅう]

  • ランナー・オブ・ザ・スピリット（2012年ねん、ショットミュージック）
  • Single Track Music 1（2015年ねん、東京とうきょうハッスルコピー）

合唱がっしょう[編集へんしゅう]

  • かぐや姫ひめの物語ものがたり 女声じょせい三さん部ぶ合唱がっしょうのための（2015年ねん、全音楽譜出版社ぜんおんがくふしゅっぱんしゃ）※高畑たかはた勲いさおとの共とも作さく

出演しゅつえん[編集へんしゅう]

  • NHKアカデミア「久石ひさいし譲ゆずる 生いきるヒントが、ここに。」（2023年ねん4月がつ26日にち、NHK Eテレ）[196]
  • NHK MUSIC SPECIAL 久石ひさいし譲ゆずる ～いま世界せかいで奏かなでる音楽おんがく～（2024年ねん2月がつ15日にち、NHK総合そうごう） - 久石ひさいし譲ゆずるの世界せかいへの挑戦ちょうせんを描えがく音楽おんがくドキュメント[197]。

受賞じゅしょう[編集へんしゅう]

国内こくない[編集へんしゅう]

海外かいがい[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 「澤さわ」は旧きゅう字体じたいのため、媒体ばいたいによっては「沢さわ」と表記ひょうきされていることもある。
  2. ^ ソロ活動かつどうは1982年ねんから。
  3. ^ 久石ひさいしが歌うたう曲きょくを集あつめたアルバムに『PRIVATE』（2004年ねん1月がつ21日にち）がある[19]。
  4. ^ 久石ひさいしが初期しょきに使用しようしていたソロユニット名めい。
  5. ^ ただし前述ぜんじゅつの通とおり自作じさく以外いがいの吹奏楽すいそうがく編曲へんきょくは数多かずおおく手掛てがけている
  6. ^ 第だい3楽章がくしょう途中とちゅうまで着手ちゃくしゅされたが、第だい1楽章がくしょうのみ完成かんせいしコンサートにて試演しえん。これがのちに「THE EAST LAND SYMPHONY」の第だい1楽章がくしょうとなった。
  7. ^ 2006年ねんに初演しょえんされた「アジア組曲くみきょく」を発展はってんさせた楽曲がっきょく。
  8. ^ 合唱がっしょう付つき。2015年ねんに完全かんぜん版ばんとして楽曲がっきょくを追加ついかし、3楽章がくしょう形式けいしきに変更へんこう。
  9. ^ ベートーヴェンの交響こうきょう曲きょく第だい5番ばん「運命うんめい」のモチーフをもとに作曲さっきょく。
  10. ^ 2005年ねんに楽章がくしょうを2つ足たし完成かんせい。
  11. ^ 管弦楽かんげんがくと合唱がっしょうのために大幅おおはばな加筆かひつと書かき直なおしが行おこなわれた。
  12. ^ ジブリ美術館びじゅつかんの展示てんじ室しつ音楽おんがくは「Musica del Museo」を除のぞき、いずれも宮崎駿みやざきはやおの誕生たんじょう日びに献呈けんていされた。
  13. ^ 『天空てんくうの城しろラピュタ』の音楽おんがくを全米ぜんべい公開こうかいのためにリアレンジおよび、一部いちぶ新曲しんきょくを追加ついかしたもの。Blu-ray盤ばんに収録しゅうろく。
  14. ^ ビゼーの「真珠しんじゅ採とり」を久石ひさいしがアレンジした曲きょくが使用しようされた。
  15. ^ オープニングおよびエンディングに『驚異きょういの小宇宙しょううちゅう 人体じんたい』のBGMが使用しようされた。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 久石ひさいし譲ゆずる 2006, p. 106.
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  3. ^ a b “作曲さっきょく家か・久石ひさいし譲ゆずるに訊きく。なぜ、NY・カーネギーホールに挑いどむのか？”. GQ JAPAN. コンデナスト・ジャパン (2018年ねん11月5日にち). 2023年ねん10月がつ1日にち閲覧えつらん。
  4. ^ “久石ひさいし譲ゆずるがドイツ・グラモフォンと独占どくせん契約けいやく”. Billboard JAPAN. 阪神はんしんコンテンツリンク (2023年ねん3月がつ31日にち). 2023年ねん10月がつ1日にち閲覧えつらん。
  5. ^ a b “須坂すざかの企画きかく団体だんたいが県けん表彰ひょうしょう〜演奏えんそう会かい評価ひょうかされ、男女だんじょ共同きょうどう参画さんかくで”. いけいけすざか. (2018年ねん11月10日にち). https://www.suzaka.ne.jp/news/?subaction=showfull&id=1541800844&archive=1582683862 2023年ねん12月14日にち閲覧えつらん. "by 須坂すざか新聞しんぶん「音楽家おんがくか久石ひさいし譲ゆずるさん（中野なかの市し生うまれ・須坂すざか高校こうこう出身しゅっしん）」" 
  6. ^ 前島まえじま秀しげる国こく. "久石ひさいし譲ゆずる". 日本にっぽん大だい百科全書ひゃっかぜんしょ ニッポニカ. コトバンクより2023年ねん12月14日にち閲覧えつらん。
  7. ^ 『あの夏なつ、いちばん静しずかな海うみサウンドトラック』リマスター版ばんライナーノーツ「音楽おんがくは生いきている上うえで一番いちばん好すきな事ことで、映画えいがは二に番目ばんめに好すき。その両方りょうほうを一遍いっぺんにできるのが映画えいが音楽おんがくです」と語かたっている
  8. ^ 『文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう』2013年ねん1月がつ号ごう、文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう社しゃ、279p。
  9. ^ 飯田いいだ有ゆう抄しょう「青春せいしゅん18ディスク 私わたしがオトナになるまでのレコード史し 第だい4回かい 久石ひさいし譲ゆずる 後編こうへん」『レコード芸術げいじゅつ 2018年ねん4月がつ号ごう』音楽之友社おんがくのともしゃ、2018年ねん、14p。
  10. ^ “宮崎駿みやざきはやお監督かんとく長編ちょうへん映画えいが最新さいしん作さく『君きみたちはどう生いきるか』サウンドトラック8月がつ9日にち発売はつばい”. Tower Records Online. 2023年ねん6月がつ30日にち閲覧えつらん。
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  12. ^ ジェームズ・バルモント (2020年ねん1月がつ21日にち). "Joe Hisaishi: the genius composer who gave Studio Ghibli its sound". Dazed Digital (英語えいご). Dazed Media. 2023年ねん12月13日にち閲覧えつらん。
  13. ^ “John Williams” (英語えいご). Goldstein Music (2022年ねん2月がつ). 2023年ねん12月13日にち閲覧えつらん。
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  32. ^ 飯田いいだ有ゆう抄しょう「青春せいしゅん18ディスク 私わたしがオトナになるまでのレコード史し 第だい3回かい 久石ひさいし譲ゆずる 前編ぜんぺん」『レコード芸術げいじゅつ 2018年ねん3月がつ号ごう』音楽之友社おんがくのともしゃ、2018年ねん、18p。
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  37. ^ 久石ひさいし譲ゆずる 1992, p. 186-187.
  38. ^ 久石ひさいし譲ゆずる 1992, p. 188.
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  45. ^ 会社かいしゃ概要がいよう 株式会社かぶしきがいしゃワンダーシティ
  46. ^ 『坂さかの上うえの雲くも オリジナル・サウンドトラック』ライナーノーツ
  47. ^ 高畑たかはた勲いさお『映画えいがを作つくりながら考かんがえたこと』徳間書店とくましょてん、1991年ねん、320p-322p。
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