仕様しよう

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仕様しよう(しよう、えい: Specification)とは、材料ざいりょう製品せいひん・サービスなどが明確めいかくたさなければならない要求ようきゅう事項じこうあつまりである[1]日常にちじょうてきには英語えいご短縮たんしゅくして「スペック」とも。

概説がいせつ[編集へんしゅう]

仕様しよう記述きじゅつした文書ぶんしょ仕様しようしょぶ。

素材そざい製品せいひん・サービスが適用てきよう可能かのう仕様しようたさない場合ばあい規格きかくがいえい: Out of specification)とされる[2]。これを英語えいごでは "OOS" と略記りゃっきすることがある[3]

技術ぎじゅつ仕様しようたとえば企業きぎょう規制きせい団体だんたい軍事ぐんじ組織そしきによって私的してき開発かいはつされることもあるが、標準ひょうじゅん団体だんたい開発かいはつすることもあり、より広範囲こうはんい入力にゅうりょくから随意ずいい工業こうぎょう規格きかくとして開発かいはつするのが一般いっぱんてきである(随意ずいい工業こうぎょう規格きかく政府せいふやビジネス契約けいやく採用さいようすれば、義務ぎむてきなものになることもある)。

仕様しよう」という用語ようごデータシート(あるいはスペックシート)の意味いみ使つかわれることがある。データシートは製品せいひんなどの技術ぎじゅつてき特性とくせい説明せつめいするテクニカルコミュニケーション手段しゅだんとして使つかわれるものである。製造せいぞう業者ぎょうしゃ顧客こきゃく製品せいひん選択せんたくさい補助ほじょとして提供ていきょうしたりする。データシートは厳密げんみつには仕様しようではない。

仕様しよう利用りよう[編集へんしゅう]

工学こうがく製造せいぞうぎょうビジネスにおいて、材料ざいりょう製品せいひん・サービスの供給きょうきゅう業者ぎょうしゃ購入こうにゅうしゃ、ユーザーがすべての要求ようきゅう仕様しようについて理解りかい合意ごういすることは重要じゅうようである。仕様しようたさない製品せいひん普及ふきゅうすれば、仕様しよう適合てきごうした製品せいひん不適合ふてきごう製品せいひんとのあいだ整合せいごうき、システムとしては機能きのう不全ふぜんおちいってしまうためである。仕様しよう一種いっしゅ工業こうぎょう規格きかくであり、契約けいやくしょ調達ちょうたつしょ参照さんしょうされることがおおい。特定とくてい要求ようきゅう仕様しようについての必要ひつようとされる詳細しょうさい提供ていきょうする。

仕様しよう政府せいふ機関きかん標準ひょうじゅん団体だんたいASTMISOCENDoDなど)、業界ぎょうかい団体だんたい企業きぎょう、そのくことがある。

製品せいひん仕様しようは、その製品せいひんただしいことを証明しょうめいする必要ひつようはない。ある製品せいひんがある仕様しよう準拠じゅんきょしているからといって、その製品せいひん特定とくてい用途ようとてきしていることをしめしているわけではない。それを使用しようする人々ひとびと技術ぎじゅつしゃ職種しょくしゅべつ組合くみあいなど)やそれを指定していする人々ひとびと建築けんちく基準きじゅんほう政府せいふ業界ぎょうかいなど)は、利用りよう可能かのう仕様しようぐん検討けんとうし、そのなかからただしいものを選択せんたくし、それをただしく使用しようする責任せきにんう。すなわち、適合てきごうせい妥当だとうせい検証けんしょう必要ひつようである。

米国べいこく連邦れんぽう仕様しよういちれいとして、FIPS-PUB 159 Detail Specification for 62.5-μみゅーm Core Diameter/125-μみゅーm Cladding Diameter Class Ia Multimode Optical Fibers がある(Federal Standard 1037C および MIL-STD-188 より)。

仕様しよう内容ないよう[編集へんしゅう]

よい仕様しようしょくための標準ひょうじゅん手続てつづきや書式しょしき、あるいはガイドが利用りよう可能かのうになっている場合ばあいもある[4][5][6][7]仕様しようには以下いかのような内容ないようふくまれる。

  • 説明せつめいてき表題ひょうだい仕様しよう範囲はんい仕様しよう識別しきべつするための番号ばんごう
  • 最新さいしんばん発効はっこう改版かいはん履歴りれき
  • その文書ぶんしょ著作ちょさくけん帰属きぞく出所しゅっしょ明示めいじするためのロゴタイプまたは商標しょうひょう[8]
  • 文書ぶんしょなが場合ばあい目次もくじをつける。
  • その仕様しよう更新こうしん変更へんこう責任せきにん人物じんぶつ・オフィス・機関きかん
  • 仕様しようとその用途ようと重要じゅうようせい
  • 使つかわれている用語ようご略語りゃくご定義ていぎ仕様しよう内容ないよう明確めいかくするため)[9][10]
  • 記述きじゅつされている特性とくせいすべてについての検査けんさ手法しゅほう
  • 物質ぶっしつてき要求ようきゅう仕様しよう: 物理ぶつりてき機械きかいてき電気でんきてき化学かがくてきなど。目標もくひょう許容きょよう
  • 機能きのうてき要求ようきゅう仕様しよう: 目標もくひょう許容きょよう誤差ごさ
  • 図面ずめん写真しゃしんテクニカルイラストレーション
  • 製造せいぞう方法ほうほう
  • 必要ひつようとされる認証にんしょう
  • 安全あんぜんせいについての考慮こうりょ要求ようきゅう仕様しよう
  • 環境かんきょうについての考慮こうりょ要求ようきゅう仕様しよう
  • 品質ひんしつについての要求ようきゅう仕様しよう標本ひょうほん調査ちょうさ検査けんさ基準きじゅん
  • その仕様しよう施行しこう責任せきにん人物じんぶつ・オフィス・機関きかん
  • 完了かんりょう出荷しゅっか
  • 合格ごうかくさい検査けんささい審査しんさ是正ぜせい措置そちへの用意ようい
  • 出典しゅってん参考さんこう文献ぶんけん文書ぶんしょ明確めいかく内容ないよう確認かくにん容易よういにするため[10][11][12]
  • 承認しょうにんしゃ署名しょめいまたは捺印なついん必要ひつようならば)
  • 改版かいはんさいには必要ひつようおうじて改版かいはんによって変更へんこうされた部分ぶぶんがわかるようしるしをつけたりする[13]
  • 付録ふろく詳細しょうさいしたり、オプションを提示ていじしたり、さらなる明確めいかくをする場合ばあい[13]

工程こうてい能力のうりょくとの関係かんけい[編集へんしゅう]

工学こうがく仕様しよう自体じたいがよいものであっても、その仕様しようにしたがっている製品せいひんかならずしも仕様しよう指定していされている目標もくひょう許容きょよう満足まんぞくしているとはかぎらない。どのような素材そざい製品せいひん・サービスでも、実際じっさい生産せいさんされるものには固有こゆうのばらつきがある。正規せいき分布ぶんぷでは、生産せいさん平均へいきん上下じょうげ3σしぐまをはるかにえたものも生産せいさんされうる。

材料ざいりょう製品せいひん工程こうてい能力のうりょくは、指定していされた工学こうがくてき許容きょよう互換ごかんである必要ひつようがある。生産せいさんにおいて許容きょよう誤差ごさ一定いってい範囲はんいないたもつには、プロセス制御せいぎょ必須ひっすであり、TQMのような効率こうりつてき品質ひんしつ管理かんりシステム必要ひつようである。

仕様しよう有益ゆうえきであるためには、その効果こうかてき強制きょうせい必要ひつようである。

標準ひょうじゅん仕様しようしょ[編集へんしゅう]

技術ぎじゅつてき分野ぶんやにおける規範きはん規定きていさだめた技術ぎじゅつてき書類しょるいのうち、規格きかく以外いがい公的こうてき書類しょるいで、「標準ひょうじゅん仕様しようしょ」(Technical Specification, 略称りゃくしょう: TS、『技術ぎじゅつ仕様しようしょ』ともいう)という公的こうてき文書ぶんしょがある[14]。いっぽう、規範きはん目的もくてきとしていない書類しょるい場合ばあいは「標準ひょうじゅん報告ほうこくしょ」(Technical Report、略称りゃくしょう: TR、『技術ぎじゅつ報告ほうこくしょ』とも)という[14]

ISO規格きかくにも Technical Specification (略称りゃくしょう: TR)というのがあり、これはISO規格きかくとしてさだめるのは時期じき尚早しょうそうだが、将来しょうらいてき規格きかくとして合意ごうい可能かのうせいのある情報じょうほう開示かいじのための文書ぶんしょとしてもちいられる[15]

建設けんせつぎょうにおける仕様しよう[編集へんしゅう]

建設けんせつ工事こうじ建築けんちく行為こういさい依頼いらいぬし委託いたくしゃあいだ一般いっぱん業務ぎょうむ遂行すいこうにあたり契約けいやくわすため契約けいやくしょ作成さくせいするが、工事こうじ仕様しよう建築けんちく仕様しようなどの設計せっけい図書としょるい契約けいやくしょ一部いちぶとして存在そんざいする。

日本にっぽんでの事項じこう[編集へんしゅう]

日本にっぽん建設けんせつ業務ぎょうむかんする仕様しようしょは、建設けんせつ工事こうじその建設けんせつ業務ぎょうむかんして図面ずめんあらわせないことを文字もじ数値すうちあらわしたものとして、しつ性能せいのうから製造せいぞう施工しこう方法ほうほう部品ぶひん材料ざいりょうのメーカー、施工しこう業者ぎょうしゃ指定していかんする事項じこう記載きさいしたものである。 仕様しようしょには通常つうじょう共通きょうつう仕様しようしょ特記とっき仕様しようしょ追加ついか仕様しようしょがある。

特記とっき仕様しようしょとは当該とうがい工事こうじにだけに適用てきようされる事項じこう記載きさいした仕様しようしょで、建築けんちく工事こうじ造園ぞうえん工事こうじひとしでは図面ずめんおもて形式けいしきとして提示ていじされる。建築けんちく設計せっけい業務ぎょうむでは 文部もんぶ科学かがくしょう設計せっけい業務ぎょうむ委託いたく特記とっき仕様しようしょ建築けんちく設計せっけい業務ぎょうむ委託いたく特記とっき仕様しようしょ(農林水産省のうりんすいさんしょう)など、A4ばん冊子さっししめされる。 土木どぼく事業じぎょう入札にゅうさつさいなどには当該とうがい業務ぎょうむ工事こうじとう設計せっけい数量すうりょう記述きじゅつした数量すうりょう総括そうかつひょう設計せっけいない訳書やくしょきむ設計せっけいしょなど)や現場げんば説明せつめい事項じこうなどととも提示ていじされ、どの共通きょうつう仕様しようしょ設計せっけい図書としょもとづいて当該とうがい業務ぎょうむ実施じっしするかなどを記述きじゅつしており、共通きょうつう仕様しようしょ併用へいようされるが、共通きょうつう仕様しようしょ内容ないようことなる場合ばあい特記とっき仕様しようしょほう共通きょうつう仕様しようしょより優先ゆうせんする。

共通きょうつう仕様しようしょとは資材しざい品質ひんしつ施工しこうほう段階だんかい確認かくにんから検査けんさ試験しけん方法ほうほうとうのうちかく工事こうじ共通きょうつうしかつ頻度ひんどおお事項じこうについて標準ひょうじゅんてきしめした仕様しようしょである。公的こうてき仕様しようしょほか設計せっけい事務所じむしょなどが独自どくじ用意よういする仕様しようしょもある。

日本にっぽんでは公共こうきょう建設けんせつ事業じぎょうようには、公共こうきょう建設けんせつ事業じぎょう担当たんとうする主体しゅたいである省庁しょうちょう自治体じちたい公的こうてき団体だんたいにおいてかく主体しゅたいごとに各種かくしゅ業務ぎょうむ各種かくしゅ工事こうじごと共通きょうつう仕様しようしょ発行はっこうしている。たとえば国土こくど交通省こうつうしょうであればかく地方ちほう整備せいびきょくから維持いじ管理かんりふくめた土木どぼく工事こうじ機械きかい設備せつび電気でんき通信つうしん設備せつび工事こうじ業務ぎょうむ測量そくりょう業務ぎょうむ土地とち地質ちしつ調査ちょうさ各種かくしゅ調査ちょうさ分析ぶんせき解析かいせき計画けいかく業務ぎょうむ(プランニング業務ぎょうむとうふく設計せっけいとう委託いたく業務ぎょうむ発注はっちゅうしゃ支援しえん業務ぎょうむかんする共通きょうつう仕様しようしょ発行はっこうしている。共通きょうつう仕様しようしょをもって定義ていぎされる名称めいしょう記載きさい事項じこうについては、たとえば現場げんば代理人だいりにん#土木どぼく工事こうじ共通きょうつう仕様しようしょとうにおける用語ようご定義ていぎ参考さんこうなども参照さんしょう公共こうきょう建築けんちく事業じぎょうであれば建築けんちく設計せっけい業務ぎょうむとうではいちれいとして国土こくど交通省こうつうしょう官庁かんちょう営繕えいぜんおよ地方ちほう整備せいびきょくとう営繕えいぜん公共こうきょう建築けんちく設計せっけい業務ぎょうむ委託いたく共通きょうつう仕様しようしょを、官庁かんちょう施設しせつ営繕えいぜん実施じっしするための基準きじゅんとして制定せいていしている。 設備せつびふくめた建築けんちく工事こうじではいちれいとして(いちしゃ公共こうきょう建築けんちく協会きょうかい国土こくど交通省こうつうしょう大臣だいじん官房かんぼう官庁かんちょう営繕えいぜん監修かんしゅう公共こうきょう建築けんちく設計せっけい業務ぎょうむ委託いたく共通きょうつう仕様しようしょ 建築けんちく工事こうじ監理かんり業務ぎょうむ委託いたく共通きょうつう仕様しようしょ」を、官庁かんちょう施設しせつとう工事こうじかか建築けんちく設計せっけい業務ぎょうむ委託いたくするさい共通きょうつうてき契約けいやく図書としょをして使用しようすることを目的もくてきとして標準ひょうじゅんてき使用しようしめしている。

追加ついか仕様しようしょ共通きょうつう仕様しようしょ特記とっき仕様しようしょあらわされていない事項じこうかく作業さぎょうちゅうしょうじたとき追加ついかされる仕様しようで、設計せっけい変更へんこう仕様しよう変更へんこうとうしょうじたときなどに追加ついか仕様しようしょ作成さくせいされる。

鉄道てつどうではすでに、1878ねん明治めいじ11ねん)の請負うけおい工事こうじで「土工どこう仕様しようしょなみ請負人うけおいにん心得こころえしょ」がみられる。

北米ほくべい建築けんちく仕様しよう[編集へんしゅう]

北米ほくべい仕様しよう建築けんちくおよび公共こうきょう事業じぎょう建設けんせつ付随ふずいし、それらを統制とうせいする契約けいやく文書ぶんしょ一部いちぶ構成こうせいしているがその仕様しようはコードの引用いんよう公開こうかいされている標準ひょうじゅんのものを利用りようして、建築けんちく材料ざいりょう品質ひんしつ性能せいのう記述きじゅつしてある。一方いっぽう図面ずめんまたはBIM(Building Information Model)は、材料ざいりょうりょう位置いちしめしている。

北米ほくべいではそのガイドとなるしゅ文書ぶんしょNational MasterFormat である。これは、以下いかの2つの専門せんもん団体だんたい共同きょうどう後援こうえんする文書ぶんしょである。

仕様しよう図面ずめん優先ゆうせんする」というかんがかたがあるため、仕様しよう文書ぶんしょ図面ずめんちがいがあると、仕様しようただしいとされる傾向けいこうがある。実際じっさいにはこれらは相補そうほてきであり、どちらが優先ゆうせんするというものではない。実際じっさい意図いと所有しょゆうしゃ請負うけおい業者ぎょうしゃとのあいだ契約けいやくにおいて明示めいじてきおこなわれなければならない。 AIA(アメリカ建築けんちく協会きょうかい)およびEJCDC(技術ぎじゅつ共同きょうどう契約けいやくしょ委員いいんかい)は、図面ずめん仕様しよう相互そうご補完ほかんてきであり、完全かんぜん施設しせつ必要ひつよう情報じょうほう一緒いっしょ提供ていきょうするとべており、アメリカ海軍かいぐん施設しせつ司令しれい(NAVFAC)のような公的こうてき機関きかんおおくは仕様しようしょ図面ずめんくつがえすとしている。アメリカでは係争けいそうがある場合ばあいに、言葉ことばよりも陪審ばいしんいん(または調停ちょうていじん)にとって解釈かいしゃくしやすいというかんがえにもとづいている。

仕様しようは、建築けんちく作業さぎょうおおまかな分類ぶんるいしたがってやく50の Division にけられる。 または建設けんせつかかわる作業さぎょうタイプと作業さぎょう結果けっかひろいカテゴリーに分類ぶんるいされる。部門ぶもんはいくつかのセクションに分割ぶんかつされ、それぞれが建設けんせつ作業さぎょう特定とくてい材料ざいりょうタイプ(たとえばコンクリート)または作業さぎょう成果せいかぶつ(たとえばスチールドア)をあつかう。作業さぎょう結果けっかおうじて、特定とくてい材料ざいりょう複数ふくすう場所ばしょおおうことができる。 たとえば、ステンレスこうは、部門ぶもん07の点滅てんめつおよび板金ばんきん使用しようされるシート材料ざいりょうとしておおうことができ、これはディビジョン05でカバーされているすりなどの完成かんせいひん一部いちぶにすることができる。あるいは、Division 08でカバーされている建築けんちくようハードウェアのコンポーネントにすることもできる。仕様しよう部門ぶもん元々もともとのリストは建築けんちくとき系列けいれつもとづいており、そとからうちへとすすんでいたが、あたらしい材料ざいりょうやシステムが建築けんちく過程かていはいっていくなかで、この論理ろんりはまだいくらかつづいている。 Divison はさらに個々ここ作業さぎょうごとに Section にけられる。たとえば、防火ぼうか仕切じきは Section 078400 - Firestopping に対応たいおうする。これは、Division 7 の一部いちぶであり、Division 7 は Thermal and Moisture Protection(ねつおよび湿気しっけ対策たいさく)である。Division 7 には外装がいそう耐火たいか作業さぎょうかれる。かく Section はさらに General、Products、Execution の3せつかれる。National MasterFormat は北米ほくべいでのおおくの建築けんちく適用てきようされるが、例外れいがいもある。

かくセクションは「一般いっぱん」、「製品せいひん」および「実行じっこう」という3つの部分ぶぶん細分さいぶんされている。MasterFormatおよびSection Format [ちゅう 1]システムは、住宅じゅうたく建築けんちく商業しょうぎょう建築けんちく土木どぼく建築けんちく、および工業こうぎょう建築けんちくにうまく適用てきようしている。このため建築けんちくおおくは、どちらかというと膨大ぼうだい商業しょうぎょうスタイルの仕様しようではほとんどの住宅じゅうたくプロジェクトにはながすぎると判断はんだんしているため、よりみじかぶん構成こうせい独自どくじ仕様しよう作成さくせいするか、ArCHspec(住宅じゅうたくプロジェクトよう特別とくべつ作成さくせい)を利用りよう標準ひょうじゅん仕様しようシステムは、Arcom、Visispec、BSD、Spectextなどの複数ふくすうのベンダーから入手にゅうしゅできるが、これらのシステムは全米ぜんべい言語げんご標準ひょうじゅんするために作成さくせいされたもので、通常つうじょう購読こうどくベースである。

建築けんちく仕様しようは、達成たっせいすべき性能せいのうだけを記述きじゅつするだけの場合ばあいや、許容きょようされる特定とくてい製品せいひん・ベンダー・業者ぎょうしゃ列挙れっきょするだけの場合ばあいもあるが、完成かんせいした作業さぎょうによって達成たっせいされなければならない性能せいのう記述きじゅつするために指定していしゃ文章ぶんしょう制限せいげんする「性能せいのう基準きじゅん」、明細めいさいしょ適用てきよう可能かのう製造せいぞう基準きじゅんなどの特定とくてい基準きじゅん指定していする「規範きはんてき」、それによって、指定していはそれぞれのワークスコープにれられる特定とくてい製品せいひん、ベンダーそして契約けいやくしゃしめしておく。さらに、仕様しよう特定とくてい製品せいひんリストで「クローズ」することも、契約けいやくしゃ代用だいようできるように「オープン」にすることもできるがほとんどの建築けんちく仕様しようはパフォーマンスベースのタイプと独自どくじのタイプをわせたもので、許容きょようされる製造元せいぞうもと製品せいひん名前なまえけながら、たす必要ひつようのある特定とくてい標準ひょうじゅん設計せっけい基準きじゅん指定していしている。

北米ほくべい仕様しよう通常つうじょう広範こうはん作業さぎょう範囲はんい説明せつめい限定げんていされ、概要がいようてきだが、ヨーロッパ建築けんちく、および土木どぼく工事こうじ全般ぜんぱんは、量的りょうてき記述きじゅつふくまれ、たとえば石膏せっこうボード面積めんせき平方へいほうメートル単位たんい指定していしたり、部品ぶひんひょうのようなものをえたりする。

このたね仕様しようはスペックライターと積算せきさん担当たんとうしゃあいだ共同きょうどう作業さぎょうであり、北米ほくべい一般いっぱんてきではないのは、アプローチとしてかく入札にゅうさつしゃ図面ずめん仕様しよう両方りょうほうもとづいて設計せっけい数量すうりょう調査ちょうさ実行じっこうするためでもある。またヨーロッパ大陸たいりくおおくのくにでは、米国べいこくで「仕様しよう」と記載きさいされている可能かのうせいがあるコンテンツは、建築けんちく基準きじゅんほうまたは地方自治体ちほうじちたいほう担保たんぽされている一方いっぽう米国べいこくでの土木どぼく事業じぎょうおよび公共こうきょう事業じぎょう作業さぎょうには、実行じっこうされる作業さぎょう設計せっけい数量すうりょう内訳うちわけふくんでいるというちがいもある。

仕様しよう通常つうじょう建築けんちく建築けんちく設計せっけい事務所じむしょなど請負うけおいしゃ受託じゅたくしゃによって発行はっこうされるが、仕様しよう作成さくせい自体じたいはアーキテクトとさまざまなエンジニア、またはそのみちのスペシャリストの仕様しよう作成さくせいしゃによって作成さくせいされる。仕様しようしょ作成さくせいおおくの場合ばあい明確めいかく専門せんもんによる委託いたく業務ぎょうむであり「Construction Construction Institute」および「C specification Canada [ちゅう 2]つうじて登録とうろく仕様しようしょ作成さくせいしゃ(RSW) [ちゅう 2]つうじて取得しゅとく可能かのうな「Certified Construction Specier」(CCS)などの専門せんもん資格しかくがあるが、通常つうじょう仕様しようしょ作成さくせいしゃ建築けんちく、エンジニア、または建設けんせつ管理かんり会社かいしゃ従業じゅうぎょういんまたは下請したう業者ぎょうしゃである。仕様しようしょ作成さくせいしゃは、請負うけおい業者ぎょうしゃ見積みつもりに製品せいひんふくめることができるよう建設けんせつプロジェクトで製品せいひん指定していねが建材けんざい製造せいぞう業者ぎょうしゃとしばしば協議きょうぎおこなうことがある。

2015ねん2がつ、ArCHspecはその目的もくてき住宅じゅうたく建築けんちく仕様しよう改善かいぜんであり、全米ぜんべい建築けんちく専門せんもん協会きょうかいであるArCH(Architects Creating Homes)からはじめ、ArCHspecは、ライセンスを建築けんちくがSFR(Single Family Residential)の建築けんちくプロジェクトで利用りようできるために特別とくべつ作成さくせいしているがより商業しょうぎょうてきなCSI(50以上いじょう部門ぶもん商業しょうぎょう仕様しよう)とはことなり、ArCHspecは部門ぶもん0(範囲はんい入札にゅうさつフォーム)と部門ぶもん17(てい電圧でんあつ)にくわえて、より認識にんしき可能かのうな16の従来じゅうらい部門ぶもん提示ていじしている。ArCHspecがつくられた理由りゆうの1つ(業界ぎょうかい空隙くうげき住宅じゅうたくようのよりコンパクトな仕様しようたすため)に、これまでのところおおくの建築けんちく住宅じゅうたくデザインの仕様しよう提供ていきょうしていなかったことがあげられる。 住宅じゅうたくでの使用しようてきしたみじか形式けいしき仕様しようしょもArcomから入手にゅうしゅ可能かのうであり、米国べいこくとカナダの両方りょうほうで2004ねんから採用さいようされた50分割ぶんかつ形式けいしきにもしたがっている。一方いっぽう16分割ぶんかつフォーマットは標準ひょうじゅんとはなされなくなり、CSIまたはCSC、あるいは購読こうどくマスター仕様しようサービス、データリポジトリ、製品せいひんリードシステム、およびだい部分ぶぶん政府せいふ機関きかんではサポートされなくなっている。

エジプトの建築けんちく仕様しよう[編集へんしゅう]

エジプト仕様しようしょ契約けいやくしょ一部いちぶで、住宅じゅうたく建築けんちくぶつ国立こくりつ研究けんきゅうセンター( HBRC )が建築けんちく仕様しようとコードの開発かいはつ担当たんとうしている。HBRCは土木どぼく工事こうじ左官さかん工事こうじなどの建築けんちく活動かつどう網羅もうらした15さつ以上いじょうほん出版しゅっぱんしている。

イギリスの建築けんちく仕様しよう[編集へんしゅう]

英国えいこくでの仕様しようは、建物たてもの建設けんせつ付随ふずいしてそれを管理かんりする契約けいやくしょ一部いちぶである。これらは建築けんちく建築けんちく技術ぎじゅつしゃ構造こうぞうエンジニア環境かんきょうデザイナー造園ぞうえん建築けんちくサービス技術ぎじゅつしゃといった建築けんちく専門せんもんによって準備じゅんびされている。通常つうじょう以前いぜんのプロジェクト仕様しようしょ社内しゃない文書ぶんしょ、またはNational Building Specification (NBS)などの標準ひょうじゅん仕様しようしょから作成さくせいされている。National Building Specificationは、 王立おうりつ英国えいこく建築けんちく協会きょうかい (RIBA)がその商業しょうぎょうグループRIBA Enterprises(RIBAe)をかいして提供ていきょうしている。NBSの標準ひょうじゅん仕様しようは、こんにちでは幅広はばひろ包括ほうかつてきなコンテンツを提供ていきょうし、プロジェクトのニーズにわせて最新さいしん状態じょうたいたもつために指定していしゃがコンテンツをカスタマイズできるようにするソフトウェア機能きのう使用しようして配信はいしんされている。

英国えいこくのプロジェクト仕様しよう種類しゅるいは、おもに2つのカテゴリーに分類ぶんるいされ、規定きてい仕様しようは、要求ようきゅうされているものの一般いっぱんてきまたは独自どくじ説明せつめい使用しようして要件ようけん定義ていぎするが、パフォーマンス仕様しようはコンポーネントの特性とくせいではなく結果けっか焦点しょうてんてている。

仕様しようBuilding Information Modeling不可欠ふかけつ部分ぶぶんであり、幾何きかがくてき要件ようけんをもカバーしている。

食品しょくひん医薬品いやくひん仕様しよう[編集へんしゅう]

医薬品いやくひん一般いっぱん各種かくしゅ薬局方やっきょくほうによってテストされる。薬局方やっきょくほうには以下いかのようなものがある。

これらの規格きかくでカバーされない医薬品いやくひんがある場合ばあいくに業界ぎょうかい薬局方やっきょくほう評価ひょうかされるか、以下いかのような標準ひょうじゅん処方しょほうしゅう評価ひょうかされる。

  • 英国えいこく医療いりょうよう医薬品いやくひんしゅう小児しょうにばん(en)
  • 英国えいこく医療いりょうよう医薬品いやくひんしゅう(en)
  • 国民こくみん医薬品いやくひんしゅう(en)

食品しょくひん製造せいぞう同様どうようのアプローチであり、国際こくさい食品しょくひん規格きかく委員いいんかいさい上位じょうい規格きかく策定さくていし、かく地域ちいきくにがそれにしたがった規格きかく策定さくていしている[16]

ISOによる食品しょくひんおよび医薬品いやくひん規格きかくは、いまのところあまり成果せいかはなく、地域ちいきこくごとのきびしい制限せいげんがあるため(HACCPなど)、緊急きんきゅう課題かだいとされるにいたっていない。

製法せいほう品質ひんしつについての内部ないぶてき仕様しよう存在そんざいする。仕様しよう規格きかく食品しょくひん医薬品いやくひんだけでなく、機械きかい品質ひんしつプロセス、包装ほうそう物流ぶつりゅうコールドチェーン)などにも存在そんざいする。たとえば ISO 14134[17] や ISO 15609[18] がある。

ソフトウェア開発かいはつ[編集へんしゅう]

外部がいぶ仕様しよう[編集へんしゅう]

システム使用しようしゃがシステムを使用しようするさい各種かくしゅ手続てつづき(入力にゅうりょく)と、それに対応たいおうする、システムの応答おうとう出力しゅつりょく)を、システム使用しようしゃ視点してんでの外部がいぶてき動作どうさ具体ぐたいてきかるように記述きじゅつする仕様しよう。ここでう「システム使用しようしゃ」とは接続せつぞくされる「システム」のことしめし、オペレーターなどの実際じっさい使用しようしゃ、エンドユーザ、システム管理かんりしゃ、クラスやサブルーチンを使つかうプログラマまでさまざまであり、内外ないがい境界きょうかいせんはそれらによってことなる。

形式けいしき仕様しよう[編集へんしゅう]

形式けいしき仕様しようは、ソフトウェアハードウェア数学すうがくてき記述きじゅつしたもので、なんらかの実装じっそう開発かいはつ使つかわれる。それはシステムがなにをすべきかを記述きじゅつしたもので、それをどう実現じつげんするかは記述きじゅつする必要ひつようはない。システムの設計せっけい形式けいしき仕様しようらしてただしいかどうかの形式けいしきてき検証けんしょう使つかわれたりする。これには、工程こうていさきすすまえただしくない設計せっけい改良かいりょうできるという利点りてんがある。代替だいたい手法しゅほうとしては、仕様しようから設計せっけいへの変換へんかん、およびとく実際じっさい実装じっそうへの変換へんかんさいして、詳細しょうさいおこな手法しゅほうがある。

プログラム仕様しよう[編集へんしゅう]

プログラム仕様しようは、プログラムがすべきことを定義ていぎしたものである。「形式けいしきてき」な仕様しよう記述きじゅつ場合ばあい開発かいはつしゃからればそれは青写真あおじゃしんまたはユーザーマニュアルのようなもので、「形式けいしきてき」であれば、数学すうがくてきまたはプログラムてき定義ていぎされた明確めいかく意味いみつ。実際じっさい、ほとんどの成功せいこうした仕様しようは、既存きそん安定あんていしたアプリケーションを理解りかい保守ほしゅするためにかれたものである。ただし、安全あんぜんせい重視じゅうしされるソフトウェアシステムでは、アプリケーション開発かいはつ先駆さきがけて仕様しよう慎重しんちょうくことがある。仕様しようは、安定あんていして存続そんぞくすべき外部がいぶインタフェースのためにも非常ひじょう重要じゅうようである。

機能きのう仕様しよう[編集へんしゅう]

ソフトウェア開発かいはつにおける機能きのう仕様しようは、プログラムやだい規模きぼなソフトウェアシステムのいを記述きじゅつした文書ぶんしょぐんである。一般いっぱんに、そのソフトウェアへの各種かくしゅ入力にゅうりょく記述きじゅつし、それぞれにたいしてシステムがどのように反応はんのうするかを記述きじゅつする。たとえば、機能きのう一覧いちらんひょう状態じょうたい遷移せんい、プログラムの骨格こっかくフローチャートかく機能きのう実現じつげんするアルゴリズム記述きじゅつなどからる。

詳細しょうさい仕様しよう[編集へんしゅう]

プログラムコードに対応たいおうするレベルの詳細しょうさい仕様しようPAD[19]などでかれる。

Webサービス仕様しよう[編集へんしゅう]

Webサービス仕様しようは、品質ひんしつマネジメントシステムもとづいていることがおお[20]

文書ぶんしょ仕様しよう[編集へんしゅう]

文書ぶんしょ仕様しようとは、特定とくてい文書ぶんしょをどういう内容ないようでどのようにくべきかを定義ていぎするもので、文書ぶんしょ命名めいめい体系たいけい、バージョン、レイアウト、参照さんしょう構造こうぞう外観がいかん言語げんご著作ちょさくけん階層かいそう書式しょしきといったことなどをさだめている[21][22]。このたね仕様しようしょ補足ほそくとしてテンプレートを明示めいじしていることがおお[23][24][25]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 建築けんちく仕様しよう協会きょうかい
  2. ^ a b CSC-dcc.ca/認定にんてい

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ ASTM定義ていぎ
  2. ^ “out of spec”. BusinessDictionary.com (online ed.). WebFinance. OCLC 316869803. http://www.businessdictionary.com/definition/out-of-spec.html 
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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

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関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]