千歳線ちとせせん

千歳線ちとせせん
733系けい電車でんしゃによる千歳線ちとせせんの快速かいそく列車れっしゃ （2016年ねん3月がつ 新しん札幌さっぽろ駅えき）
基本きほん情報じょうほう
国くに	日本にっぽん
所在地しょざいち	北海道ほっかいどう
種類しゅるい	普通ふつう鉄道てつどう（在来ざいらい線せん・幹線かんせん）
起点きてん	沼ノ端ぬまのはた駅えき（本線ほんせん） 南千歳みなみちとせ駅えき（支線しせん）
終点しゅうてん	白石しらいし駅えき（本線ほんせん） 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき（支線しせん）
駅えき数すう	一般いっぱん駅えき：1駅えき 旅客りょかく駅えき：14駅えき 貨物かもつ駅えき：1駅えき 信号しんごう場じょう：2か所しょ
電報でんぽう略号りゃくごう	チセセ
路線ろせん記号きごう	○H（沼ノ端ぬまのはた駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだ） ○AP（新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき） 路線ろせん記号きごうについては当該とうがい記事きじも参照さんしょう
開業かいぎょう	1926年ねん8月がつ21日にち（沼ノ端ぬまのはた駅えき - 東札幌ひがしさっぽろ駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだ） 1973年ねん9月9日にち（北広島きたひろしま駅えき - 新しん札幌さっぽろ駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだ） 1992年ねん7月がつ1日にち（南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだ）
廃止はいし	1973年ねん9月がつ10日とおか（北広島きたひろしま駅えき - 東札幌ひがしさっぽろ駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだ）
所有しょゆう者しゃ	北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう（JR北海道ほっかいどう）
運営うんえい者しゃ	北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう（JR北海道ほっかいどう） （全線ぜんせん 第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ） 日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ） （沼ノ端ぬまのはた - 白石しらいし間あいだ 第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）
車両しゃりょう基地きち	札幌さっぽろ運転うんてん所しょ・苗穂なえぼ運転うんてん所しょ
使用しよう車両しゃりょう	運行うんこう形態けいたいの節ふしを参照さんしょう
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん距離きょり	56.6 km（沼ノ端ぬまのはた駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだ） 2.6 km（南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだ）
軌間きかん	1,067 mm
線路せんろ数すう	複線ふくせん（沼ノ端ぬまのはた駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだ） 単線たんせん（南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだ）
電化でんか区間くかん	全線ぜんせん
電化でんか方式ほうしき	交流こうりゅう20,000 V・50 Hz 架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき）
閉塞へいそく方式ほうしき	自動じどう閉塞へいそく式しき
保安ほあん装置そうち	ATS-DN
最高さいこう速度そくど	120 km/h（沼ノ端ぬまのはた - 白石しらいし間あいだ） 95 km/h（南みなみ千歳ちとせ - 新しん千歳空港ちとせくうこう間あいだ）
路線ろせん図ず

千歳線ちとせせん（ちとせせん）は、北海道ほっかいどう（胆振いぶり管内かんない）苫小牧とまこまい市しの沼ノ端ぬまのはた駅えきから北海道ほっかいどう（石狩いしかり管内かんない）札幌さっぽろ市し白石しらいし区くの白石しらいし駅えきを結むすぶ本線ほんせんと、北海道ほっかいどう（石狩いしかり管内かんない）千歳ちとせ市しの南千歳みなみちとせ駅えきから分岐ぶんきして同市どうしの新しん千歳空港ちとせくうこう駅えきに至いたる支線しせん（空港線くうこうせん）からなる北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう（JR北海道ほっかいどう）の鉄道てつどう路線ろせん（幹線かんせん）である。

概要がいよう

沼ノ端ぬまのはた駅えきで室蘭本線むろらんほんせん、南千歳みなみちとせ駅えきで石勝線せきしょうせん、白石しらいし駅えきで函館本線はこだてほんせんと接続せつぞくする。列車れっしゃ運行うんこう上じょうの千歳ちとせ線せんは、室蘭本線むろらんほんせんの苫小牧とまこまい駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだ及および、函館本線はこだてほんせんの白石しらいし駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだを含ふくめた苫小牧とまこまい市しの苫小牧とまこまい駅えきから札幌さっぽろ市し北きた区くの札幌さっぽろ駅えきまで (71.2 km・17駅えき) である。

JR北海道ほっかいどうの道内どうない完結かんけつ路線ろせんで唯一ゆいいつ全線ぜんせんが複線ふくせん化か（支線しせんは除のぞく）されている路線ろせんである。なお、函館はこだて本線ほんせんと並列へいれつしている白石しらいし駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだは互たがいに列車れっしゃ密度みつどが高たかいため柔軟じゅうなんな運用うんようができるように専用せんようの複線ふくせんを走行そうこうしている。 本線ほんせん区間くかんでは日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）の貨物かもつ列車れっしゃも運行うんこうされる。札幌さっぽろ市しから道みち南みなみ・道東どうとうへと至いたる主要しゅよう幹線かんせんであると同時どうじに、新しん千歳空港ちとせくうこうへのアクセス路線ろせん、札幌さっぽろ近郊きんこうの通勤つうきん輸送ゆそう路線ろせん、札幌さっぽろ都市とし圏けんと道外みちそとへの物流ぶつりゅうルートとしての多彩たさいな性格せいかくを併あわせ持もつ。特とくに南千歳みなみちとせ以北いほくの区間くかんは、北海道ほっかいどう内ないでは有数ゆうすうの過密かみつダイヤ路線ろせんである。一方いっぽうで、サッポロビさっぽろびール庭園るていえん駅えき、植苗うえなえ駅えきでは普通ふつう列車れっしゃでも通過つうかする列車れっしゃが存在そんざいする。また、美々びび駅えきは利用りよう客きゃくの減少げんしょうにより2017年ねん（平成へいせい29年ねん）3月がつ4日にちに廃止はいしされ、美々びび信号しんごう場じょうとなった。

支線しせんを含ふくむ全線ぜんせんが、室蘭本線むろらんほんせんの苫小牧とまこまい駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだと合あわせてIC乗車じょうしゃカード「Kitaca」の利用りようエリアに含ふくまれている。 支線しせんである南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだは加算かさん運賃うんちん区間くかんのため、キロ数すうで計算けいさんした運賃うんちんに20円えんが加算かさんされる。なお、この加算かさん運賃うんちんは2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）9月がつ末まつまでは140円えんであった。

歴史れきし

停車場ていしゃじょう・施設しせつ・接続せつぞく路線ろせん
T…トンネル（隧道すいどう） トンネル、橋梁きょうりょう（河川かせん）は主要しゅようなものを掲載けいさい
凡例はんれい
室蘭本線むろらんほんせん（東室蘭ひがしむろらん方面ほうめん） 1892- 8.8 苫小牧とまこまい駅えき 1892- 日高本線ひだかほんせん（旧きゅう線せん） 1913-1962 苫小牧とまこまい市し：市営しえい公共こうきょう臨港りんこう線せん 1963-1991 5.4 JR貨：苫小牧とまこまい貨物かもつ駅えき 1987- 苫小牧とまこまい港こう開発かいはつ株式会社かぶしきがいしゃ線せん 1968-2001 日高本線ひだかほんせん（新しん線せん） 1962- 0.0 沼ノ端ぬまのはた駅えき 1898- 富内線とみうちせん（旧きゅう線せん） 1922-1943 室蘭本線むろらんほんせん（岩見沢いわみざわ方面ほうめん） 1892- 6.4 植苗うえなえ駅えき 1926- 13.9 美々びび信号しんごう場じょう 1926- 新しん千歳空港ちとせくうこう - 2.6 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき 1992- 千歳ちとせ線せん（支線しせん） 1992- ←石勝線せきしょうせん 1981- 18.4 0.0 南千歳みなみちとせ駅えき 1980- 海軍かいぐん：千歳ちとせ第だい二に・第だい三さん飛行場ひこうじょう軍用ぐんよう線せん 1941-1945,1949-1978 海軍かいぐん：千歳ちとせ第だい一いち飛行場ひこうじょう軍用ぐんよう線せん 1941-1945,1949-1976 千歳川ちとせがわ 21.4 千歳ちとせ駅えき 1926- 24.9 長都おさつ駅えき 1958- 27.1 サッポロビさっぽろびール庭園るていえん駅えき 1990- 29.4 恵庭えにわ駅えき 1926- 恵庭えにわ森林しんりん鉄道てつどう 1931-1955 漁川いざりがわ 31.9 恵めぐみ野の駅えき 1982- 34.1 島松しままつ駅えき 1926- 陸自りくじ：島松しままつ駐屯ちゅうとん地ち専用せんよう線せん 1961-時期じき不ふ詳しょう 島松川しままつがわ 40.6 21.9# 北広島きたひろしま駅えき 1926- 旧きゅう線せん 1926-1973 中なかの沢川さわがわ 新しん線せん 1973- 42.1 西にしの里さと信号しんごう場じょう (II) 1992- 17.6# 西にしの里さと信号しんごう場じょう (I) 1961-1973 野津幌川のっぽろがわ 旧きゅう線せん 1926-1973 48.6 上野幌かみのっぽろ駅えき (II) 1973- 12.4# 上野幌かみのっぽろ駅えき (I) 1926-1973 51.5 新しん札幌さっぽろ駅えき 1973- 新しんさっぽろ駅えき 1982- 函館本線はこだてほんせん（旭川あさひかわ方面ほうめん） 1882- 厚別川あつべつかわ 外側そとがわは函館本線はこだてほんせん 53.6 札幌貨物さっぽろかもつターミナル駅えき （JR貨物かもつ）1968- 54.4 平和へいわ駅えき 1986- 道みち央ひさし自動車じどうしゃ道どう 8.9# 大谷地おおやち駅えき 1926-1973 月寒川つきさむかわ 5.8# 月寒つきさっぷ駅えき 1926-1976 陸軍りくぐん：北海道ほっかいどう陸軍りくぐん兵器へいき補給ほきゅう廠しょう軍用ぐんよう線せん 1944-1945 56.6 白石しらいし駅えき 1903- 望月もちづき寒川さむかわ 函館本線はこだてほんせん（貨物かもつ支線しせん） 1918-1945,1968-1986 3.1# 東札幌ひがしさっぽろ駅えき 1926-1986 定山渓じょうざんけい鉄道てつどう 1918-1969 豊平川とよひらがわ 札幌さっぽろ市営しえい地下鉄ちかてつ： 東西線とうざいせん 1976- ↙苗穂なえぼ工場こうじょう／苗穂なえぼ運転うんてん所しょ 1909-/1936- 60.2 0.0# 苗穂なえぼ駅えき 1910- 苗穂なえぼ線せん（苗穂なえぼ駅前えきまえ）1922-1971 札幌さっぽろ軌道きどう 1911-1935 創成川そうせいかわ 札幌さっぽろ市営しえい地下鉄ちかてつ： 東豊線とうほうせん さっぽろ駅えき 1988- 62.4 札幌さっぽろ駅えき 1880- 西にし4丁目ちょうめ線せん （札幌さっぽろ駅前えきまえ） 1918- 1971 札幌さっぽろ市営しえい地下鉄ちかてつ： 南北線なんぼくせん さっぽろ駅えき 1971- 鉄てつ北きた線せん 1927-1971 北きた5条じょう線せん 1927-1971 北海道ほっかいどう新幹線しんかんせん（建設けんせつ中ちゅう） 函館本線はこだてほんせん（小樽おたる方面ほうめん） 1880-

1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）8月がつ21日にち、北海道ほっかいどう鉄道てつどうの「札幌さっぽろ線せん」（さっぽろせん）として敷設ふせつされた路線ろせんである。連帯れんたい輸送ゆそう面めんから見みると、札幌さっぽろ線せんは両りょう端はしを国鉄こくてつ室蘭本線むろらんほんせん・函館本線はこだてほんせんに制せいされたロろーカル線かるせんであったが、室蘭本線むろらんほんせんが石炭せきたん輸送ゆそうを重視じゅうしして建設けんせつされた経緯けいいから太平洋たいへいよう岸がんから石狩いしかり炭田たんでんに近ちかい追分おいわけ・岩見沢いわみざわへと伸のびていた都合つごう上じょう、それまで存在そんざいしなかった苫小牧とまこまい - 札幌さっぽろ間あいだの短絡たんらくルートとしての機能きのうを果はたした。札幌さっぽろ線せん開業かいぎょう時じの沼ノ端ぬまのはた駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだは1日にち5往復おうふくで、客きゃく貨混合こんごう列車れっしゃが主流しゅりゅうだった。所要しょよう時間じかんは沼ノ端ぬまのはた駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだが2時じ間あいだ20分ふん、千歳ちとせ駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだは1時じ間あいだ30分ふんだった。

日にち胆きも地区ちくの住民じゅうみんによる運動うんどうが続つづけられた結果けっか、1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）10月1日にちから室蘭本線むろらんほんせんの苫小牧とまこまい駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだ、1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）10月26日にちから函館本線はこだてほんせんの苗穂なえぼ駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだにそれぞれ旅客りょかく列車れっしゃが乗のり入いれを開始かいしすると、苫小牧とまこまい駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだが1日にち4往復おうふくの直通ちょくつう運転うんてんとなり、所要しょよう時間じかんも苫小牧とまこまい駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだが約やく1時じ間あいだ30分ふんとなった。また、1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）12月1日にちからは内燃ないねん気動車きどうしゃ（ガソリンカー）501形がた（後ごの国鉄こくてつ40350形かたち）の運用うんようを開始かいしし、道内どうない旅客りょかく列車れっしゃ無煙むえん化かの嚆矢こうし（こうし）ともなった。

太平洋戦争たいへいようせんそう（大だい東亜とうあ戦争せんそう）中ちゅうの1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）8月がつ1日にち、戦時せんじ輸送ゆそう体制たいせい強化きょうかのため第だい十じゅう二に航空こうくう艦隊かんたい司令しれい部ぶが置おかれた千歳ちとせ海軍かいぐん航空こうくう隊たい基地きちを沿線えんせんにもつ札幌さっぽろ線せんは、戦争せんそう遂行すいこう上じょうの兵員へいいん輸送ゆそうや物資ぶっし輸送ゆそうのために国くにによって戦時せんじ買収ばいしゅうされ、国鉄こくてつ千歳線ちとせせんとなった。敗戦はいせん直後ちょくごは、苫小牧とまこまい駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだが1往復おうふく、苫小牧とまこまい駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだおよび苫小牧とまこまい駅えき - 千歳ちとせ駅えき・恵庭えにわ駅えき間あいだが数すう本ほんのみであったが、1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん）10月がつ1日にちには、戦時せんじ中ちゅうと同おなじ苫小牧とまこまい駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだ4往復おうふく体制たいせいに戻もどった。1953年ねん（昭和しょうわ28年ねん）12月からは全すべての旅客りょかく列車れっしゃ・混合こんごう列車れっしゃが札幌さっぽろ駅えき発着はっちゃくとなった。

戦前せんぜん、札幌さっぽろと函館はこだて方面ほうめんを結むすぶ路線ろせんとしては、小樽おたる・倶知安くっちゃん経由けいゆの函館本線はこだてほんせんが幹線かんせんとして機能きのうしていた。これは、千歳ちとせ線せんの路盤ろばんの軟弱なんじゃくさや、急きゅう曲線きょくせんを擁ようする北広島きたひろしま駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだの線形せんけいの悪わるさが隘路あいろとなっていたためともいわれる。しかし、函館本線はこだてほんせんは急きゅう勾配こうばいを擁ようする長万部おしゃまんべ駅えき - 小樽おたる駅えき間あいだ、いわゆる「山やま線せん」がネックとなっており、これに比くらべ平坦へいたんな室蘭本線むろらんほんせんの長万部おしゃまんべ駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだとこれに接続せつぞくする千歳線ちとせせん区間くかん、いわゆる「海うみ線せん」は、戦中せんちゅう・戦後せんごを通つうじ輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょうの見地けんちから改良かいりょうを加くわえられてきた。

1950年代ねんだいから優等ゆうとう列車れっしゃの設定せっていも行おこなわれ、1960年代ねんだい以降いこうは30 km以上いじょう遠回とおまわりながら、函館山はこだてさん線せんよりも高速こうそく運転うんてんに適てきする条件じょうけんから、函館はこだて - 札幌さっぽろ間あいだのメインルートの地位ちいを確立かくりつする。1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）10月がつ1日にちにはサンロクトオのダイヤ改正かいせいで特急とっきゅう「おおぞら」が運行うんこうを開始かいしするなど、輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょうが図はかられ続つづけた。なお、当初とうしょ「おおぞら」は千歳線ちとせせん内ないは全ぜん駅えき通過つうか、苫小牧とまこまいと札幌さっぽろに停車ていしゃしていた。

1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）9月22日にちの千歳ちとせ駅えき - 恵庭えにわ駅えき間あいだを皮切かわきりに、1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）9月25日にちまでに恵庭えにわ駅えき - 北広島きたひろしま駅えき間あいだ、美々びび駅えき - 千歳ちとせ駅えき間あいだ、植苗うえなえ駅えき - 美々びび駅えき間あいだ、沼ノ端ぬまのはた駅えき - 植苗うえなえ駅えき間あいだで順次じゅんじ複線ふくせん化かが行おこなわれた。1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）9月9日にちには新しん札幌さっぽろ副ふく都心としん開発かいはつ計画けいかくに合あわせて、線形せんけいが悪わるく輸送ゆそう上じょうのネックであった北広島きたひろしま駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだの線路せんろ付つけ替かえが行おこなわれ、全線ぜんせん複線ふくせん化かが完了かんりょう。1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）10月がつ1日にちには全線ぜんせんが電化でんか（交流こうりゅう20,000 V・50 Hz）と千歳空港ちとせくうこう駅えき（現在げんざいの南千歳みなみちとせ駅えき）の開設かいせつが行おこなわれ、札幌さっぽろ都市とし圏けんの重要じゅうような通勤つうきん路線ろせんや札幌さっぽろ市内しないから千歳ちとせ飛行場ひこうじょう（旧きゅう千歳空港ちとせくうこう）へのアクセスルートとして、列車れっしゃの増発ぞうはつや所要しょよう時間じかん短縮たんしゅくなどの輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょうが進すすめられた。

1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）10月がつ1日にちに石勝線せきしょうせんが開業かいぎょう。千歳空港ちとせくうこう駅えき（現げん・南千歳みなみちとせ駅えき）で千歳ちとせ線せんと接続せつぞくし、札幌さっぽろ方面ほうめんと新得しんとく・帯広おびひろ・釧路くしろ方面ほうめんを短絡たんらくするルートとなった。従来じゅうらいの根室本線ねむろほんせん優等ゆうとう列車れっしゃの多おおくは札幌さっぽろから函館本線はこだてほんせんを北上ほくじょうし、滝川たきがわから根室本線ねむろほんせんを南下なんかして新得しんとくに至いたっていたが、それらほとんどが千歳線ちとせせん経由けいゆで石勝線せきしょうせんに入はいって新得しんとくに向むかうようになり、道東どうとう方面ほうめんへの幹線かんせんとしての性格せいかくも併あわせ持もつようになった。

1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）11月1日にちに函館本線はこだてほんせん長万部おしゃまんべ駅えき - 小樽おたる駅えき間あいだの山やま線せんから定期ていきの優等ゆうとう列車れっしゃ（特急とっきゅう・急行きゅうこう）が全廃ぜんぱいされて以降いこうは、札幌さっぽろ方面ほうめんと函館はこだて方面ほうめんを結むすぶ唯一ゆいいつの幹線かんせんルートとして、特急とっきゅう「北斗ほくと」や寝台しんだい特急とっきゅう・夜行やこう急行きゅうこう・高速こうそく貨物かもつ列車れっしゃなどが頻繁ひんぱんに運行うんこうされ、線路せんろの強化きょうかや高速こうそく化かなどが実施じっしされている。

1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にちの国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かに伴ともない、当とう路線ろせんは北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう（JR北海道ほっかいどう）へと承継しょうけいされた。1992年ねん（平成へいせい4年ねん）7月がつ1日にちには、同日どうじつに供用きょうようを開始かいしした新しん千歳空港ちとせくうこうターミナルビルの地下ちかへ乗のり入いれる単線たんせんの支線しせん（空港線くうこうせん）が開業かいぎょうした。

2017年ねん（平成へいせい29年ねん）5月がつ15日にちのJR北海道ほっかいどうの公式こうしき発表はっぴょうによると、輸送ゆそう量りょう増ぞうに対たいして新しん札幌さっぽろ駅えき・千歳ちとせ駅えきの耐震たいしん基準きじゅんが1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）以前いぜんの適用てきよう基準きじゅんであるため、また新しん札幌さっぽろ駅えきではコンクリート片へんが落下らっかする事象じしょうが発生はっせいしているため、2017年度ねんどから2021年度ねんどにかけて高架こうか橋きょうの耐震たいしん工事こうじの実施じっしが予定よていされている。

年表ねんぴょう

千歳線ちとせせん旧きゅう線せん跡あと（道道みちみち札幌さっぽろ恵庭えにわ自転車じてんしゃ道どう線せん）から新しん線せんを見みる（2007年ねん6月がつ）

北海道ほっかいどう鉄道てつどう札幌さっぽろ線せん

• 1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）8月がつ21日にち：北海道ほっかいどう鉄道てつどう（2代だい）札幌さっぽろ線せん（さっぽろせん）として、沼ノ端ぬまのはた駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだ (62.6 km) が開業かいぎょう。同どう区間くかんに（貨）植苗うえなえ駅えき、美々びび駅えき、千歳ちとせ駅えき、恵庭えにわ駅えき、島松しままつ駅えき、北広島きたひろしま駅えき、上野幌かみのっぽろ駅えき（初代しょだい）、（貨）大谷地おおやち駅えき、月寒つきさっぷ駅えき、東札幌ひがしさっぽろ駅えきを新設しんせつ。
• 1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）7月がつ25日にち：苗穂なえぼ駅えき - 東札幌ひがしさっぽろ駅えき間あいだが電化でんか（直流ちょくりゅう1,500 V）され、定山渓じょうざんけい鉄道てつどうの気動車きどうしゃが苗穂なえぼ駅えきへの片かた乗のり入いれを開始かいし。
• 1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）10月1日にち：室蘭本線むろらんほんせんの苫小牧とまこまい駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだに旅客りょかく列車れっしゃ乗のり入いれ開始かいし。
• 1935年ねん（昭和しょうわ10年ねん）12月1日にち：苗穂なえぼ駅えき - 苫小牧とまこまい駅えき間あいだにて内燃ないねん気動車きどうしゃ（ガソリンカー）501形がた（国鉄こくてつ40350形かたち）運行うんこう開始かいし。
• 1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）10月26日にち：函館本線はこだてほんせんの苗穂なえぼ駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだに旅客りょかく列車れっしゃ乗のり入いれ開始かいし。

国有こくゆう鉄道てつどう（官設かんせつ鉄道てつどう）

• 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）8月がつ1日にち：北海道ほっかいどう鉄道てつどう（2代だい）が鉄道てつどう省しょうに買収ばいしゅうされ、国有こくゆう化か。沼ノ端ぬまのはた駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだが千歳線ちとせせんとなる。
• 1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）11月4日にち：室蘭むろらん駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだにて連合れんごう軍ぐん専用せんよう列車れっしゃが運行うんこう開始かいし。
• 1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）11月10日にち：上野うえの駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだ直通ちょくつうの連合れんごう軍ぐん専用せんよう列車れっしゃが、千歳線ちとせせん経由けいゆに変更へんこう。
• 1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）6月1日にち：日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう法ほう施行しこうに伴ともない、公共こうきょう企業きぎょう体たい日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう（国鉄こくてつ）に移管いかん。
• 1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）6月がつ1日にち：全線ぜんせん気動車きどうしゃ化か完了かんりょう。
• 1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）
  • 8月がつ12日にち：定山渓じょうざんけい鉄道てつどうが自社じしゃ新しん製せい気動車きどうしゃによる札幌さっぽろ駅えきへの乗のり入いれを開始かいし。
  • 10月1日にち：定山渓じょうざんけい鉄道てつどうが旅客りょかく列車れっしゃによる苗穂なえぼ駅えきへの乗のり入いれを廃止はいし。それに伴ともない、苗穂なえぼ駅えき - 東札幌ひがしさっぽろ駅えき間あいだの電化でんか設備せつび（直流ちょくりゅう1,500 V）を撤去てっきょ。
• 1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）
  • 3月1日にち：千歳ちとせ駅えき - 恵庭えにわ駅えき間あいだに長都おさつ仮かり乗降じょうこう場じょうを新設しんせつ。
  • 7月がつ1日にち：長都おさつ仮かり乗降じょうこう場じょうが長都おさつ駅えきとなる。
• 1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）
  • 6月6日にち：札幌さっぽろ駅えき - 様似さまに駅えき間あいだ（千歳線ちとせせん・日高本線ひだかほんせん経由けいゆ）の準急じゅんきゅう「えりも」運行うんこう開始かいし。
  • 9月22日にち：札幌さっぽろ駅えき - 室蘭むろらん駅えき・虻田あぶた駅えき（現在げんざいの洞爺とうや駅えき）間あいだの準急じゅんきゅう「ちとせ」運行うんこう開始かいし。
• 1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）7月がつ1日にち：函館はこだて駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだ（室蘭本線むろらんほんせん・千歳ちとせ線せん経由けいゆ）の気動車きどうしゃ急行きゅうこう「すずらん」運行うんこう開始かいし。
• 1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）
  • 1月がつ14日にち：北広島きたひろしま駅えき - 上野幌かみのっぽろ駅えき（初代しょだい）間あいだに西にしの里さと信号しんごう場じょう（初代しょだい）を新設しんせつ。
  • 10月1日にち：サンロクトオのダイヤ改正かいせいに伴ともない、函館はこだて駅えき - 旭川あさひかわ駅えき間あいだ（室蘭本線むろらんほんせん・千歳ちとせ線せん経由けいゆ）の特急とっきゅう「おおぞら」運行うんこう開始かいし。以降いこう、主要しゅよう列車れっしゃが千歳線ちとせせん経由けいゆで運行うんこうされるようになる。
• 1964年ねん：函館はこだて駅えき - 釧路くしろ駅えき・網走あばしり駅えき間あいだ（室蘭本線むろらんほんせん・千歳ちとせ線せん経由けいゆ）の特急とっきゅう「おおとり」運行うんこう開始かいし。
• 1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）
  • 9月22日にち：千歳ちとせ駅えき - 恵庭えにわ駅えき間あいだが複線ふくせん化か。
  • 10月1日にち：函館はこだて駅えき - 旭川あさひかわ駅えき間あいだ（室蘭本線むろらんほんせん・千歳ちとせ線せん経由けいゆ）の特急とっきゅう「北斗ほくと」運行うんこう開始かいし。
• 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）9月7日にち：恵庭えにわ駅えき - 北広島きたひろしま駅えき間あいだを複線ふくせん化か。
• 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）
  • 8月がつ23日にち：植苗うえなえ駅えき - 美々びび駅えき間あいだが複線ふくせん化か。
  • 10月1日にち：函館本線はこだてほんせん（貨物かもつ支線しせん）の白石しらいし駅えき - 新しん札幌さっぽろ駅えき（初代しょだい）間あいだが開業かいぎょうし、同どう区間くかんに（貨）新しん札幌さっぽろ駅えき（初代しょだい）を新設しんせつ。
  • 11月25日にち：美々びび駅えき - 千歳ちとせ駅えき間あいだが複線ふくせん化か。
• 1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）
  • 9月25日にち：沼ノ端ぬまのはた駅えき - 植苗うえなえ駅えき間あいだが複線ふくせん化か。
  • 11月1日にち：定山渓じょうざんけい鉄道てつどう線せんの廃止はいしに伴ともない、同どう鉄道てつどうの札幌さっぽろ駅えき乗のり入いれが終了しゅうりょう。
• 1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）
  • 7月がつ16日にち：新しん札幌さっぽろ駅えき（初代しょだい）を札幌貨物さっぽろかもつターミナル駅えきに改称かいしょう。
  • 9月9日にち：北広島きたひろしま駅えき - 白石しらいし駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだ（19.6 km・複線ふくせん）の新しん線せん（すべて複線ふくせん）が開業かいぎょう。上野幌かみのっぽろ駅えきが同どう区間くかんに移転いてん（2代目だいめ）。上野幌かみのっぽろ駅えき（2代目だいめ） - 白石しらいし駅えき間あいだに新しん札幌さっぽろ駅えき（2代目だいめ）を新設しんせつ。白石しらいし駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだ (3.6 km) は函館本線はこだてほんせんとの重複じゅうふく区間くかんとなり、苗穂なえぼ駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだが複々線ふくふくせん化かされる。沼ノ端ぬまのはた駅えき - 植苗うえなえ駅えき間あいだを改あらためキロ (-0.1 km) 。札幌貨物さっぽろかもつターミナル駅えきが貨物かもつ支線しせんの終着駅しゅうちゃくえきから本線ほんせんの途中とちゅう駅えきとなり、貨物かもつ輸送ゆそうにおける函館本線はこだてほんせん・千歳ちとせ線せんの接続せつぞく駅えきとなる。
  • 9月がつ10日とおか：旧きゅう線せんのうち、北広島きたひろしま駅えき - 月寒つきさっぷ駅えき間あいだ (16.1 km) および東ひがし札幌さっぽろ駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだ (3.1 km) が廃止はいしされ、同どう区間くかんの西にしの里さと信号しんごう場じょう（初代しょだい）、大谷地おおやち駅えきを廃止はいし。月寒つきさっぷ駅えき - 東札幌ひがしさっぽろ駅えき間あいだ (2.7 km) は白石しらいし駅えきでの接続せつぞくに変更へんこうされ、函館本線はこだてほんせん（貨物かもつ線せん）に編入へんにゅう。
• 1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）10月がつ1日にち：月寒つきさっぷ駅えき - 東札幌ひがしさっぽろ駅えき間あいだが廃止はいし。月寒つきさっぷ駅えきを廃止はいし。
• 1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）
  • 7月がつ10日とおか：千歳ちとせ市内しないの4.39 kmが高架こうか化かされるとともに千歳ちとせ駅えきも高架こうか上じょうに移転いてん。同どう区間くかんの踏切ふみきり6か所しょ廃止はいし。
  • 10月1日にち：全線ぜんせん（沼ノ端ぬまのはた駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだ）が電化でんか（交流こうりゅう20,000 V・50 Hz）。美々びび駅えき - 千歳ちとせ駅えき間あいだに千歳空港ちとせくうこう駅えき（旅客りょかく駅えき・直営ちょくえい駅えき）を新設しんせつ。室蘭むろらん駅えき - 札幌さっぽろ駅えき - 旭川あさひかわ駅えき間あいだのエル特急とっきゅう「ライラック」運行うんこう開始かいし。
• 1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）3月5日にち：沼ノ端ぬまのはた駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだと室蘭本線むろらんほんせんの沼ノ端ぬまのはた駅えき - 室蘭むろらん駅えき間あいだに列車れっしゃ集中しゅうちゅう制御せいぎょ装置そうち (CTC) を導入どうにゅう。
• 1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）3月1日にち：恵庭えにわ駅えき - 島松しままつ駅えき間あいだに恵めぐみ野の駅えきを新設しんせつ。
• 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）
  • 3月3日にち：千歳空港ちとせくうこう駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだの最さい高速度こうそくどを、従来じゅうらいの100 km/hから120 km/hに引ひき上あげられ、同時どうじに千歳空港ちとせくうこう駅えき - 札幌さっぽろ駅えき - 旭川あさひかわ駅えき間あいだのエル特急とっきゅう「ホワイトアロー」運行うんこう開始かいし。
  • 10月：線せん内ないで高速こうそく運転うんてん試験しけんを実施じっしし、N183系けい気動車きどうしゃを使用しようして146.9 km/hを記録きろくした。
  • 11月1日にち：新しん札幌さっぽろ駅えき（2代目だいめ） - 白石しらいし駅えき間あいだに平和へいわ臨時りんじ乗降じょうこう場じょうを新設しんせつ。函館本線はこだてほんせん（貨物かもつ支線しせん）の白石しらいし駅えき - 東札幌ひがしさっぽろ駅えき間あいだ廃止はいしに伴ともない、東札幌ひがしさっぽろ駅えきを廃止はいし。沼ノ端ぬまのはた駅えき - 千歳空港ちとせくうこう駅えきの最さい高速度こうそくどを、従来じゅうらいの100 km/hから120 km/hに引ひき上あげられる。これに合あわせて室蘭本線むろらんほんせんの苫小牧とまこまい駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだも同様どうように最高さいこう速度そくどが引ひき上あげられる。これにより苫小牧とまこまい発着はっちゃくとなった「ホワイトアロー」が苫小牧とまこまい駅えき - 札幌さっぽろ駅えき - 旭川あさひかわ駅えき間あいだの全ぜん区間くかんで120 km/h運転うんてんが可能かのうになる。

民営みんえい化か以後いご

• 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かに伴ともない、北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう（JR北海道ほっかいどう）が第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとして全線ぜんせんを承継しょうけい。同時どうじに、日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）が沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだ - 白石しらいし駅えき間あいだの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとなる。経路けいろの表示ひょうじを白石しらいし駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだ (56.6 km) に変更へんこう。平和へいわ臨時りんじ乗降じょうこう場じょうが平和へいわ駅えきとなる。
• 1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）
  • 2月がつ27日にち：線せん内ないの千歳空港ちとせくうこう駅えき - 島松しままつ駅えき間あいだで高速こうそく運転うんてん試験しけんを実施じっしし、NN183系けい気動車きどうしゃを使用しようして153.5 km/hを記録きろく、この数字すうじは国内こくないの気動車きどうしゃでは最高さいこう速度そくど記録きろくである。
  • 3月13日にち：ダイヤ改正かいせいにより、快速かいそく「空港くうこうライナー」を運行うんこう開始かいし。
  • 11月3日にち：函館はこだて本線ほんせんの琴似ことに駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだにおける連続れんぞく立体りったい交差こうさ事業じぎょうが完成かんせい。これに伴ともない、札幌さっぽろ駅えき - 苗穂なえぼ駅えき間あいだが4線せん・複々線ふくふくせん化か（函館本線はこだてほんせん・千歳ちとせ線せん）。
• 1990年ねん（平成へいせい2年ねん）7月がつ1日にち：長都おさつ駅えき - 恵庭えにわ駅えき間あいだにサッポロビさっぽろびール庭園るていえん駅えきを新設しんせつ。
• 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）
  • 6月がつ：苫小牧とまこまい駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだでATS-SN使用しよう開始かいし。
  • 7月がつ1日にち：南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだ (2.6 km) の支線しせんが開業かいぎょう。同どう区間くかんに新しん千歳空港ちとせくうこう駅えきを新設しんせつ。千歳空港ちとせくうこう駅えきが南千歳みなみちとせ駅えきに改称かいしょう。ダイヤ改正かいせいにより、快速かいそく「空港くうこうライナー」を快速かいそく「エアポート」に改称かいしょう。「ライラック」の室蘭むろらん駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだは「すずらん」に分離ぶんり。
• 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）
  • 3月1日にち：特急とっきゅう「スーパー北斗ほくと」の運行うんこう開始かいしに伴ともない、沼ノ端ぬまのはた駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだの最さい高速度こうそくどが130 km/hに引ひき上あげられる。架線かせんが130 km/h運転うんてんに対応たいおうしていないため、電車でんしゃの最さい高速度こうそくどは従来じゅうらいのまま（120 km/h）であり、電車でんしゃより気動車きどうしゃが速はやく走はしれる区間くかんとなっていた。
  • 7月がつ1日にち：北広島きたひろしま駅えき - 上野幌かみのっぽろ駅えき間あいだに西にしの里さと信号しんごう場じょう（2代目だいめ）を新設しんせつ。
• 2002年ねん（平成へいせい14年ねん）3月16日にち：札幌さっぽろ駅えき - 旭川あさひかわ駅えき間あいだの特急とっきゅう「スーパーホワイトアロー」が快速かいそく「エアポート」として新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだへの直通ちょくつう運行うんこうを開始かいし。同時どうじに架線かせんを改修かいしゅうし、電車でんしゃでも南千歳みなみちとせ駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだで130 km/h運転うんてんが可能かのうになる。
• 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）10月がつ1日にち：全線ぜんせんで駅えきナンバリングを実施じっし。
• 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）
  • 10月25日にち：全線ぜんせんでIC乗車じょうしゃ券けん「Kitaca」を導入どうにゅう。
  • 11月1日にち：長時間ちょうじかん運転うんてんを見合みあわせる事象じしょうが発生はっせいした場合ばあい、JRの乗車じょうしゃ券けん所持しょじ者しゃに札幌さっぽろ市営しえい地下鉄ちかてつの乗車じょうしゃ券けんを配布はいふする代替だいたい輸送ゆそうを開始かいし。千歳線ちとせせんでは新しん札幌さっぽろ駅えきで地下鉄ちかてつ東西線とうざいせん新しんさっぽろ駅えきからの乗車じょうしゃ券けんを配布はいふ。
• 2009年ねん（平成へいせい21年ねん）3月14日にち：全線ぜんせんでIC乗車じょうしゃ券けん「Kitaca」と「Suica」との相互そうご利用りよう開始かいし。
• 2013年ねん（平成へいせい25年ねん）
  • 3月23日にち：全線ぜんせんにおけるIC乗車じょうしゃ券けん「Kitaca」との相互そうご利用りようサービスが、従来じゅうらいの「Suica」に加くわえて「PASMO」、「manaca」、「TOICA」、「PiTaPa」、「ICOCA」、「はやかけん」、「nimoca」、「SUGOCA」に拡大かくだい。
  • 11月1日にち：特急とっきゅう「北斗ほくと」・「スーパー北斗ほくと」・「すずらん」の最さい高速度こうそくどを120 km/hに減速げんそく。これに伴ともない、沼ノ端ぬまのはた駅えき - 南千歳みなみちとせ駅えき間あいだの最さい高速度こうそくどが120 km/hに引ひき下さげられる。
• 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）8月がつ30日にち：特急とっきゅう「スーパーとかち」、快速かいそく「エアポート」の最さい高速度こうそくどを120 km/hに減速げんそく。これに伴ともない、南千歳みなみちとせ駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだの最さい高速度こうそくどが120 km/hに引ひき下さげられる。
• 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）3月4日にち：美々びび駅えきが廃止はいしされ、美々びび信号しんごう場じょうとなる。
• 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）11月9日にち：新しん札幌さっぽろ駅えき付近ふきんで信号しんごう機きが線路せんろ上じょうに倒壊とうかいする重大じゅうだいインシデントが発生はっせい。倒壊とうかい後ご最初さいしょに接近せっきんしたのが減速げんそく中ちゅうの普通ふつう列車れっしゃであったため、手前てまえで停止ていしすることができ負傷ふしょう者しゃは出でなかった。運輸うんゆ安全あんぜん委員いいん会かいによる調査ちょうさの結果けっか、国鉄こくてつが1980年ねん10月がつ改正かいせいに先立さきだって設置せっちした際さいの施工しこう不良ふりょうが原因げんいんとされた。
• 2020年ねん（令れい和わ2年ねん）3月がつ14日にち：以下いかの内容ないようでダイヤ改正かいせいを実施じっし。
  • 特別とくべつ快速かいそく「エアポート」を新設しんせつ。
  • 快速かいそく「エアポート」の本数ほんすうを毎時まいじ4本ほんから毎時まいじ5本ほんに増発ぞうはつ。
  • 苫小牧とまこまい - 千歳ちとせ間あいだの下くだり始発しはつ列車れっしゃを25分ふん繰くり上あげ、苫小牧とまこまい5:40発はつとする。
• 2024年ねん（令れい和わ6年ねん）3月がつ16日にち：ダイヤ改正かいせい。内容ないようは以下いかの通とおり。
  • 快速かいそく「エアポート」の本数ほんすうを日にち中ちゅう毎時まいじ6本ほんに増発ぞうはつ。うち1本ほんは特別とくべつ快速かいそく、2本ほんは北広島きたひろしま駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだを各駅かくえきに停車ていしゃする新設しんせつの「区間くかん快速かいそく」とする。
  • 千歳ちとせ線せんを走はしる全ぜん特急とっきゅうが全車ぜんしゃ指定してい席せきになる。
  • 千歳ちとせ駅えき - 苫小牧とまこまい駅えき間あいだでワンマン運転うんてんを開始かいし。

運行うんこう形態けいたい

DF200形かたち機関きかん車しゃで運行うんこうされる、千歳ちとせ線せんの貨物かもつ列車れっしゃ（2022年ねん6月がつ 植苗うえなえ駅えき）

広域こういき輸送ゆそう

函館本線はこだてほんせん・室蘭本線むろらんほんせんとともに函館はこだて駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだを結むすぶ幹線かんせんの一部いちぶで、特急とっきゅう「北斗ほくと」が1日にち11往復おうふく運転うんてんされており、これらを補完ほかんする形かたちで札幌さっぽろ駅えき - 室蘭むろらん駅えき間あいだの特急とっきゅう「すずらん」が運転うんてんされている。またJR貨物かもつの運行うんこうする貨物かもつ列車れっしゃも多数たすう運転うんてんされている。

また、札幌さっぽろ駅えき - 南千歳みなみちとせ駅えき間あいだは石勝線せきしょうせん・根室本線ねむろほんせんを経由けいゆして帯広おびひろ・釧路くしろ方面ほうめんを結むすぶルートの一部いちぶで、特急とっきゅう「おおぞら・とかち」が運転うんてんされる。

2020年ねん3月がつ13日にちまでは、函館はこだて・釧路くしろ方面ほうめんの列車れっしゃと新しん千歳空港ちとせくうこう方面ほうめんの列車れっしゃを乗のり継つぐ場合ばあい、一部いちぶを除のぞき南千歳みなみちとせ駅えきでは同どう一いちホームでの乗のり換かえとなっていた。

使用しようされている車両しゃりょうは以下いかの通とおり。

• 電車でんしゃ
  • 785系けい - 特急とっきゅう「すずらん」
  • 789系けい1000番台ばんだい - 特急とっきゅう「すずらん」
• 気動車きどうしゃ
  • キハ261系けい1000番台ばんだい - 特急とっきゅう「とかち」・「北斗ほくと」・「おおぞら」

地域ちいき輸送ゆそう

地域ちいき輸送ゆそうに関かんしては函館本線はこだてほんせん（札幌さっぽろ - 白石しらいし）および室蘭本線むろらんほんせん（沼ノ端ぬまのはた - 苫小牧とまこまい）を合あわせた札幌さっぽろ - 新しん千歳空港ちとせくうこう・苫小牧とまこまいで一体いったい的てきな運行うんこうが行おこなわれており、線路せんろ名称めいしょう上じょうの終端しゅうたん駅えきである沼ノ端ぬまのはた駅えきおよび白石しらいし駅えきを発着はっちゃくとする列車れっしゃはない。このうち、4割わり程度ていどの普通ふつう・快速かいそく列車れっしゃが函館本線はこだてほんせん小樽おたる方面ほうめんに直通ちょくつうする。室蘭本線むろらんほんせん室蘭むろらん方面ほうめんや札沼線さっしょうせん（学園都市線がくえんとしせん）と直通ちょくつう運転うんてんする列車れっしゃも少数しょうすう設定せっていされている。

空港くうこう連絡れんらく輸送ゆそうとして、新しん千歳空港ちとせくうこう駅えきから札幌さっぽろ・小樽おたる方面ほうめんへの快速かいそく「エアポート」が1時じ間あいだに6本ほん（うち特別とくべつ快速かいそくが1本ほん、快速かいそくが3本ほん、区間くかん快速かいそくが2本ほん）で運転うんてんされている。普通ふつう列車れっしゃは日にち中ちゅうは1時じ間あいだに札幌さっぽろ駅えき - 北広島きたひろしま駅えき間あいだで2本ほん、千歳ちとせ駅えき - 苫小牧とまこまい駅えき間あいだで1本ほん程度ていど運転うんてんされており、朝あさ・夜よるの時間じかん帯たいに限かぎり、新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき発着はっちゃくの普通ふつう列車れっしゃも設定せっていされる。

大半たいはんの普通ふつう列車れっしゃは北広島きたひろしま駅えきで快速かいそくと相互そうごに接続せつぞくする。列車れっしゃ待避たいひのできる駅えき・信号しんごう場じょうは美々びび信号しんごう場じょう・南千歳みなみちとせ駅えき・千歳ちとせ駅えき・サッポロビさっぽろびール庭園るていえん駅えき・島松しままつ駅えき・北広島きたひろしま駅えき・上野幌かみのっぽろ駅えき・白石しらいし駅えき（ただし白石しらいし駅えきは札幌さっぽろ方面ほうめんのみ待避たいひ可能かのう）。

千歳ちとせ駅えき発着はっちゃくで南千歳みなみちとせ駅えきから石勝線せきしょうせんの追分おいわけ駅えき・新しん夕張ゆうばり駅えきと、室蘭本線むろらんほんせんの苫小牧とまこまい・室蘭むろらん方面ほうめんに直通ちょくつうする普通ふつう列車れっしゃがある。この列車れっしゃはワンマン運転うんてんを実施じっししている。なお、これらの石勝線せきしょうせん・室蘭本線むろらんほんせん直通ちょくつうのワンマン列車れっしゃも千歳ちとせ駅えき・南千歳みなみちとせ駅えきでは全ぜんドアより乗降じょうこうできる。

千歳ちとせ線せんを含ふくむ札幌さっぽろ駅えき - 苫小牧とまこまい駅えき間あいだにおいて、2024年ねん（令れい和わ6年ねん）3月がつ16日にち改正かいせいダイヤの日にち中ちゅうの1時じ間あいだあたりの平均へいきん運転うんてん本数ほんすうは以下いかの通とおり。

日にち中ちゅうの運行うんこうパターン

種別しゅべつ＼駅名えきめい			札幌さっぽろ		…	北広島きたひろしま		…	千歳ちとせ		南みなみ千歳ちとせ		…	苫小牧とまこまい
運行うんこう本数ほんすう	特急とっきゅう「北斗ほくと」「すずらん」		1本ほん													室蘭むろらん・函館はこだて方面ほうめん
	特急とっきゅう「おおぞら」「とかち」		1本ほん										石勝線せきしょうせん直通ちょくつう
	特別とくべつ快速かいそく「エアポート」	小樽おたる方面ほうめん 直通ちょくつう	1本ほん										→新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき
	快速かいそく「エアポート」	一部いちぶ 小樽おたる方面ほうめん 直通ちょくつう	3本ほん										→新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき
	区間くかん快速かいそく「エアポート」		2本ほん （北広島きたひろしま - 新しん千歳空港ちとせくうこう間あいだ各駅かくえき停車ていしゃ）										→新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき
	普通ふつう	一部いちぶ 小樽おたる方面ほうめん 直通ちょくつう	2本ほん							1本ほん						一部いちぶ 室蘭むろらん方面ほうめん 直通ちょくつう
										0-1本ほん			石勝線せきしょうせん直通ちょくつう

使用しようされる車両しゃりょうは以下いかの通とおり。

• 電車でんしゃ
  • 721系けい
  • 731系けい
  • 733系けい
  • 735系けい
  • 737系けい - 苫小牧とまこまい駅えきを越こえて運行うんこうされる朝あさの札幌さっぽろ発はつ東室蘭ひがしむろらん行いき・夜よるの東室蘭ひがしむろらん発はつ札幌さっぽろ行いきの1往復おうふくのほか、千歳ちとせ駅えき発着はっちゃくの室蘭本線むろらんほんせん直通ちょくつう列車れっしゃに充当じゅうとうされる。千歳ちとせ駅えき発着はっちゃく列車れっしゃのみワンマン運転うんてん。

    731系けい・735系けいは快速かいそく「エアポート」には充当じゅうとうされない。ただし、快速かいそく「エアポート」とならない新しん千歳空港ちとせくうこう発着はっちゃくの普通ふつう列車れっしゃには充当じゅうとうされる場合ばあいもある。

• 気動車きどうしゃ
  • キハ40系けい - 石勝線せきしょうせん直通ちょくつう列車れっしゃのみ。石勝線せきしょうせんとの接続せつぞく駅えきは南千歳みなみちとせ駅えきだが、千歳ちとせ駅えきまで運転うんてんされている。ワンマン運転うんてん。
  • キハ150形かたち - 2019年ねんからキハ40系けいと共通きょうつう運用うんようで運転うんてんされている。

寝台しんだい特急とっきゅう以外いがいの臨時りんじ列車れっしゃ

千歳ちとせ線せんには臨時りんじ列車れっしゃも数すう本ほん運転うんてんされている。過去かこに運転うんてんされた列車れっしゃは以下いかの通とおり

• 優ゆう駿しゅん浪漫ろうまん号ごう - 使用しようされる車両しゃりょうは不定ふていで、2007年ねん時点じてんではニセコエクスプレス車両しゃりょうが使用しようされている。最短さいたん編成へんせいはキハ40の1両りょうだったこともあり、札幌さっぽろ駅えき発着はっちゃくの列車れっしゃでは異例いれいであった。
• ヘルシーウォーキング号ごう
• 道みち南みなみさくらエクスプレス - 2011年ねんのゴールデンウィークにノースレインボーエクスプレス車両しゃりょうで運転うんてん。

データ

路線ろせんデータ

• 管轄かんかつ（事業じぎょう種別しゅべつ）・区間くかん（営業えいぎょうキロ）
  • 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう（JR北海道ほっかいどう）…第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ
    1. 沼ノ端ぬまのはた駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだ 56.6 km （基本きほん計画けいかくの表示ひょうじ。線路せんろ名称めいしょう上じょうは苗穂なえぼ駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだ）
    2. 南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだ 2.6 km
       • 全ぜん区間くかん、JR北海道ほっかいどう本社ほんしゃ鉄道てつどう事業じぎょう本部ほんぶの管轄かんかつとなっている。
  • 日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）…第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ
    1. 白石しらいし駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだ (56.6 km)
• 軌間きかん：1,067 mm（狭軌きょうき）
• 駅えき数すう：16駅えき（起おこり終点しゅうてん駅えき含ふくむ）
  • 一般いっぱん駅えき：1駅えき（島松しままつ駅えき）
  • 旅客りょかく駅えき：14駅えき
  • 貨物かもつ駅えき：1駅えき（札幌貨物さっぽろかもつターミナル駅えき）
  • 信号しんごう場じょう数かず：2か所しょ
    • 千歳線ちとせせん所属しょぞく駅えきに限定げんていした場合ばあい、沼ノ端ぬまのはた駅えき（室蘭本線むろらんほんせん所属しょぞく）・白石しらいし駅えき（函館本線はこだてほんせん所属しょぞく）・札幌貨物さっぽろかもつターミナル駅えき（函館本線はこだてほんせん所属しょぞく）の3駅えきが除外じょがいされ、一般いっぱん駅えき1駅えき、旅客りょかく駅えき12駅えき、信号しんごう場じょう2か所しょとなる。
• 電化でんか区間くかん：全線ぜんせん電化でんか（交流こうりゅう20,000 V・50 Hz）
• 複線ふくせん区間くかん：沼ノ端ぬまのはた駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだ
• 単線たんせん区間くかん：南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだ
• 閉塞へいそく方式ほうしき：自動じどう閉塞へいそく式しき
• 最高さいこう速度そくど（2014年ねん8月がつ30日にち現在げんざい）：
  • 120 km/h（白石しらいし駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだ）
  • 95 km/h（南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだ）
• 保安ほあん装置そうち：ATS-DN

輸送ゆそう密度みつど

区間くかんごとの輸送ゆそう密度みつどは以下いかの通とおり。なお、2012年ねん以降いこうJR北海道ほっかいどうが公表こうひょうしているデータについては、実質じっしつ的てきに一体化いったいかした運用うんようを行おこなっている室蘭本線むろらんほんせん（苫小牧とまこまい駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだ）と合算がっさんしたものが公表こうひょうされている。

年度ねんど	輸送ゆそう密度みつど（人ひと/日にち）		備考びこう	出典しゅってん
	白石しらいし駅えき - 苫小牧とまこまい駅えき間あいだ	南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだ
2012年ねん（平成へいせい24年ねん）度ど	43,885	27,158
2013年ねん（平成へいせい25年ねん）度ど	44,312	28,281
2014年ねん（平成へいせい26年ねん）度ど	43,974	29,074
	43,433
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）度ど	45,345	30,670
	44,812
2016年ねん（平成へいせい28年ねん）度ど	45,599	31,507	台風たいふう10号ごうによる影響えいきょうを除のぞくため、9 - 12月を除のぞいた数値すうち。
	45,337	32,001	9 - 12月を含ふくむ数値すうち
2017年ねん（平成へいせい29年ねん）度ど	46,076		新しん千歳空港ちとせくうこうへのアクセス好調こうちょう、道東どうとう方面ほうめん直通ちょくつうの特急とっきゅう列車れっしゃ運転うんてん再開さいかい等とうにより、前年度ぜんねんど比ひ増加ぞうか 同どう年度ねんど分ぶんより集計しゅうけい方法ほうほう見直みなおし
2018年ねん（平成へいせい30年ねん）度ど	46,416
2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）度ど	45,232		新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう（COVID-19）の拡大かくだいの影響えいきょう等とうにより、前年度ぜんねんど比ひ減少げんしょう
2020年ねん（令れい和わ02年ねん）度ど	24,422		COVID-19の影響えいきょうにより、前年度ぜんねんど比ひ大幅おおはば減少げんしょう
2021年ねん（令れい和わ03年ねん）度ど	27,780
2022年ねん（令れい和わ04年ねん）度ど	38,410

収支しゅうし・営業えいぎょう係数けいすう

札幌さっぽろ圏けん（Kitacaエリア）の収支しゅうし（営業えいぎょう収益しゅうえき、営業えいぎょう費用ひよう、営業えいぎょう損益そんえき）と営業えいぎょう係数けいすうは以下いかの通とおり。いずれも管理かんり費ひを含ふくめた金額きんがくである（▲はマイナスを意味いみする）。千歳線ちとせせん（白石しらいし駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだ、南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだ）のみの収支しゅうし・営業えいぎょう係数けいすうは公表こうひょうされていない。

札幌さっぽろ圏けん各線かくせん（千歳線ちとせせん含ふくむ）

年度ねんど	収支しゅうし（百ひゃく万まん円えん）			営業えいぎょう 係数けいすう （円えん）	備考びこう	出典しゅってん
	営業えいぎょう 収益しゅうえき	営業えいぎょう 費用ひよう	営業えいぎょう 損益そんえき
2014年ねん（平成へいせい26年ねん）度ど	39,721	42,383	▲2,662	107
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）度ど	40,619	42,794	▲2,175	105
2016年ねん（平成へいせい28年ねん）度ど	40,668	46,136	▲5,467	113	修繕しゅうぜん費ひ・減価げんか償却しょうきゃく費ひ増加ぞうかにより営業えいぎょう費用ひよう増加ぞうか
2017年ねん（平成へいせい29年ねん）度ど	42,074	44,566	▲2,492	106	道東どうとう方面ほうめん特急とっきゅう列車れっしゃ運転うんてん再開さいかい、利用りよう増ぞう・減価げんか償却しょうきゃく費ひ減少げんしょうにより前年度ぜんねんど比ひ改善かいぜん 同どう年度ねんど分ぶんより集計しゅうけい方法ほうほう見直みなおし
2018年ねん（平成へいせい30年ねん）度ど	41,842	44,597	▲2,755	107	高架こうか橋きょうの修繕しゅうぜん増加ぞうかにより、前年度ぜんねんど比ひ拡大かくだい
2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）度ど	42,134	44,394	▲2,260	105	外注がいちゅうによる除雪じょせつ、減価げんか償却しょうきゃく費ひ減少げんしょうにより、前年度ぜんねんど比ひ改善かいぜん
2020年ねん（令れい和わ02年ねん）度ど	24,516	42,394	▲17,878	173	新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう（COVID-19）の影響えいきょうにより、前年度ぜんねんど比ひ拡大かくだい
2021年ねん（令れい和わ03年ねん）度ど	27,266	42,125	▲14,859	154
2022年ねん（令れい和わ04年ねん）度ど	36,515	43,683	▲7,168	120

加算かさん運賃うんちん収入しゅうにゅう

南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう間あいだの年間ねんかんの加算かさん運賃うんちん収入しゅうにゅうは以下いかの通とおり。2017年ねん（平成へいせい29年ねん）度ど末まつ時点じてんでの、加算かさん運賃うんちん収入しゅうにゅう等とうによる設備せつび投資とうし額がく等とうの回収かいしゅう率りつは85.3%となっている。

年度ねんど	加算かさん運賃うんちん収入しゅうにゅう	備考びこう
2010年ねん（平成へいせい22年ねん）度ど	10億おく3300万まん円えん
2011年ねん（平成へいせい23年ねん）度ど	10億おく8200万まん円えん
2012年ねん（平成へいせい24年ねん）度ど	11億おく7800万まん円えん
2013年ねん（平成へいせい25年ねん）度ど	12億おく2800万まん円えん
2014年ねん（平成へいせい26年ねん）度ど	12億おく2300万まん円えん
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）度ど	12億おく8900万まん円えん

駅えき一覧いちらん

• 駅えきナンバリングが設定せっていされているが、駅えきナンバリング順じゅんではなく、下くだり順じゅんに記述きじゅつ。駅えきナンバリングの詳細しょうさいについては「北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどうの駅えきナンバリング・区間くかんカラー」を参照さんしょう。
• 全ぜん駅えき北海道ほっかいどう内うちに所在しょざい。

本線ほんせん

便宜上べんぎじょう、末端まったん部ぶで全ぜん列車れっしゃが乗のり入いれる室蘭本線むろらんほんせん苫小牧とまこまい駅えき - 沼ノ端ぬまのはた駅えき間あいだ、函館本線はこだてほんせん白石しらいし駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだも合あわせて掲載けいさい。

• 全ぜん区間くかん交流こうりゅう電化でんか（ただし、後述こうじゅつの日高本線ひだかほんせん用よう単線たんせんを除のぞく）
• 苫小牧とまこまい駅えき - 苫小牧とまこまい貨物かもつ駅えき間あいだは三さん線せん（室蘭本線むろらんほんせん・千歳線ちとせせん用ようの複線ふくせんと日高本線ひだかほんせん用ようの単線たんせんを併設へいせつ）、苫小牧とまこまい貨物かもつ駅えき - 白石しらいし駅えき間あいだは複線ふくせん、白石しらいし駅えき - 札幌さっぽろ駅えき間あいだは複々線ふくふくせん（函館本線はこだてほんせん用よう・千歳線ちとせせん用ようそれぞれの複線ふくせんを併設へいせつ）
• 駅えき番号ばんごうの（ ）は旅客りょかく駅えき時代じだいのもの
• （貨）：貨物かもつ専用せんよう駅えき、◇：貨物かもつ取扱とりあつかい駅えき（定期ていき貨物かもつ列車れっしゃの発着はっちゃくなし）、札さつ：特定とくてい都区とく市内しない制度せいどの「札幌さっぽろ市内しない」エリアの駅えき
• 累計るいけい営業えいぎょうキロは沼ノ端ぬまのはた駅えきからのもの。駅えき間あいだ営業えいぎょうキロは旅客りょかく駅えき間あいだのもの。
• 停車駅ていしゃえき
  • 普通ふつう列車れっしゃは基本きほん的てきにすべての旅客りょかく駅えきに停車ていしゃするが、一部いちぶの列車れっしゃはサッポロビさっぽろびール庭園るていえん駅えき（▽印しるし）を通過つうかする。
  • 「エアポート」… ●：全ぜん列車れっしゃ停車ていしゃ、｜：全ぜん列車れっしゃ通過つうか、◆：早朝そうちょう・夜間やかんのみ停車ていしゃ
    • ▼：エスコンフィールドHOKKAIDOでのナイトゲーム開催かいさい日びは、札幌さっぽろ駅えき行ぎょうが臨時りんじ停車ていしゃ
    • 特別とくべつ快速かいそく・快速かいそく・区間くかん快速かいそく「エアポート」のすべての停車駅ていしゃえきについては列車れっしゃ記事きじを参照さんしょう
  • 特急とっきゅう列車れっしゃについては、#広域こういき輸送ゆそうに挙あげられている各かく列車れっしゃ記事きじ参照さんしょう

路線ろせん名めい	駅えき番号ばんごう	駅名えきめい	営業えいぎょうキロ		エアポート			接続せつぞく路線ろせん・備考びこう	所在地しょざいち
			駅えき間あいだ	累計るいけい	区間くかん快速かいそく	快速かいそく	特別とくべつ快速かいそく
室蘭本線むろらんほんせん	H18	苫小牧とまこまい駅えき	-	8.8				北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：■室蘭本線むろらんほんせん（東室蘭ひがしむろらん方面ほうめん）・日高本線ひだかほんせん	胆振いぶり管内かんない 苫小牧とまこまい市し
		（貨）苫小牧とまこまい貨物かもつ駅えき	-	5.4				（日高本線ひだかほんせんとの施設しせつ上じょうの分岐ぶんき駅えき）
	H17	沼ノ端ぬまのはた駅えき	8.8	0.0				北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：室蘭本線むろらんほんせん（岩見沢いわみざわ方面ほうめん）
千歳線ちとせせん
	H16	植苗うえなえ駅えき	6.4	6.4
	(H15)	美々びび信号しんごう場じょう	-	13.9					石狩いしかり管内かんない	千歳ちとせ市し
	H14	南千歳みなみちとせ駅えき	12.0	18.4	●	●	●	北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：■千歳ちとせ線せん（支線しせん）・■石勝線せきしょうせん
	H13	千歳ちとせ駅えき	3.0	21.4	●	●	｜
	H12	長都おさつ駅えき （キリンビール北海道ほっかいどう千歳ちとせ工場こうじょう前まえ）	3.5	24.9	●	｜	｜
	H11	サッポロビさっぽろびール庭園るていえん駅えき▽	2.2	27.1	●	｜	｜			恵庭えにわ市し
	H10	恵庭えにわ駅えき （北海道ほっかいどう文教大学ぶんきょうだいがく前まえ）	2.3	29.4	●	●	｜
	H09	恵めぐみ野の駅えき	2.5	31.9	●	｜	｜
	H08	島松しままつ駅えき◇	2.2	34.1	●	｜	｜
	H07	北広島きたひろしま駅えき	6.5	40.6	●	●	▼			北広島きたひろしま市し
		西にしの里さと信号しんごう場じょう	-	44.4	｜	｜	｜
	H06	上野幌かみのっぽろ駅えき 札さつ	8.0	48.6	｜	｜	｜			札幌さっぽろ市し	厚別あしべつ区く
	H05	新しん札幌さっぽろ駅えき 札さつ	2.9	51.5	●	●	●	札幌さっぽろ市営しえい地下鉄ちかてつ： 東西線とうざいせん …新しんさっぽろ駅えき (T19)
		（貨）札幌貨物さっぽろかもつターミナル駅えき	-	53.6	｜	｜	｜				白石しらいし区く
	H04	平和へいわ駅えき 札さつ	2.9	54.4	｜	｜	｜
	H03	白石しらいし駅えき 札さつ	2.2	56.6	｜	◆	｜	北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：■ 函館本線はこだてほんせん（岩見沢いわみざわ方面ほうめん）
函館本線はこだてほんせん
	H02	苗穂なえぼ駅えき 札さつ◇	3.9	60.5	｜	｜	｜				中央ちゅうおう区く
	01	札幌さっぽろ駅えき 札さつ	1.9	62.4	●	●	●	北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：■ 函館本線はこだてほんせん（小樽おたる方面ほうめん）・■ 札沼線さっしょうせん（学園都市線がくえんとしせん） 札幌さっぽろ市営しえい地下鉄ちかてつ： 南北線なんぼくせん・ 東豊線とうほうせん …さっぽろ駅えき (N06・H07)			北きた区く

支線しせん

• 全ぜん区間くかん交流こうりゅう電化でんか・単線たんせん
• すべての特別とくべつ快速かいそく・快速かいそく・区間くかん快速かいそく「エアポート」ならびに普通ふつう列車れっしゃが両りょう駅えきに停車ていしゃする。
• 両りょう駅えきともに石狩いしかり管内かんない千せん歳さい市内しないに所在しょざいし、列車れっしゃ交換こうかんが可能かのう

駅えき番号ばんごう	駅名えきめい	営業えいぎょう キロ	接続せつぞく路線ろせん・備考びこう	地上ちじょう ／ 地下ちか
AP15	新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき	0.0		地下ちか
H14	南千歳みなみちとせ駅えき	2.6	北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：■千歳ちとせ線せん（本線ほんせん）・■石勝線せきしょうせん	地上ちじょう

廃止はいし区間くかん

所在地しょざいちの名称めいしょうは廃止はいし時点じてんのもの。全ぜん駅えき北海道ほっかいどう（石狩いしかり管内かんない）に所在しょざい。これらの区間くかんは非ひ電化でんか（苗穂なえぼ駅えき - 東札幌ひがしさっぽろ駅えき間あいだは1931年ねん - 1957年ねんの間あいだ1500 V 直流ちょくりゅう電化でんか）。

• 苗穂なえぼ駅えき - 東札幌ひがしさっぽろ駅えき間あいだ (3.1 km) - 1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）9月がつ10日とおか廃止はいし。
• 東札幌ひがしさっぽろ駅えき - 月寒つきさっぷ駅えき間あいだ (2.7 km) - 1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）9月がつ10日とおか函館本線はこだてほんせん（貨物かもつ線せん）に編入へんにゅう後ご、1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）10月がつ1日にち廃止はいし。
• 月寒つきさっぷ駅えき - 北広島きたひろしま駅えき間あいだ (16.1 km) - 1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）9月がつ10日とおか廃止はいし。

駅名えきめい	営業えいぎょうキロ		接続せつぞく路線ろせん・備考びこう	所在地しょざいち
	駅えき間あいだ	累計るいけい
苗穂なえぼ駅えき	-	0.0	日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう：函館本線はこだてほんせん 札幌さっぽろ市電しでん：苗穂なえぼ線せん（苗穂なえぼ駅前えきまえ停留ていりゅう場じょう） - 1971年ねん10月がつ1日にち廃止はいし	札幌さっぽろ市し	中央ちゅうおう区く
東札幌ひがしさっぽろ駅えき	3.1	3.1	日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう：函館本線はこだてほんせん（貨物かもつ支線しせん・白石しらいし方面ほうめん） - 1986年ねん11月1日にち廃止はいし 定山渓じょうざんけい鉄道てつどう：定山渓じょうざんけい鉄道てつどう線せん - 1969年ねん11月1日にち廃止はいし		白石しらいし区く
月寒つきさっぷ駅えき	2.7	5.8
大谷地おおやち駅えき	3.1	8.9
上野幌かみのっぽろ駅えき（初代しょだい）	3.5	12.4			白石しらいし区く （現在げんざいは厚別あしべつ区くに分離ぶんり）
西にしの里さと信号しんごう場じょう（初代しょだい）	5.2	17.6		札幌さっぽろ郡ぐん広島ひろしま町まち （現在げんざいの北広島きたひろしま市し）
北広島きたひろしま駅えき	4.3	21.9	日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう：千歳ちとせ線せん（沼ノ端ぬまのはた方面ほうめん）

• 北広島きたひろしま駅えき - 東札幌ひがしさっぽろ駅えき間あいだの廃はい線せん跡あとは、現在げんざい、北海道ほっかいどう道どう1148号ごう札幌さっぽろ恵庭えにわ自転車じてんしゃ道どう線せん（白石しらいしこころーど、陽ひだまりロード、エルフィンロード）となっている。

かつて旅客りょかく駅えきだった信号しんごう場じょう

• 美々びび信号しんごう場じょう - 旧きゅう・美々びび駅えき (H15)。2017年ねん（平成へいせい29年ねん）3月がつ4日にち旅客りょかく扱あつかい廃止はいし。

過去かこの接続せつぞく路線ろせん

• 沼ノ端ぬまのはた駅えき：富内線とみうちせん（旧きゅう線せん） - 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）11月1日にち休止きゅうし（実質じっしつ廃止はいし）
• 千歳ちとせ駅えき：
  • 旧きゅう海軍かいぐん千歳ちとせ第だい一いち飛行場ひこうじょう軍用ぐんよう線せん - 1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）12月1日にち廃止はいし
  • 旧きゅう海軍かいぐん第だい二に・第だい三さん飛行場ひこうじょう軍用ぐんよう線せん - 1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）廃止はいし

将来しょうらいに向むけての構想こうそう

快速かいそく「エアポート」の増発ぞうはつ

「エアポート (列車れっしゃ)」も参照さんしょう

2016年ねんに、JR北海道ほっかいどうは千歳ちとせ線せんを走行そうこうする快速かいそく「エアポート」の本数ほんすうを現行げんこうの1時じ間あいだ4本ほん（15分ふん間隔かんかく）から1時じ間あいだ5本ほん（12分ふん間隔かんかく）に増発ぞうはつする方針ほうしんを示しめしており、それに関連かんれんして札幌貨物さっぽろかもつターミナル駅えきから本線ほんせんへの連絡れんらく線せんの立体りったい交差こうさ化かを検討けんとうしている。これは、札幌貨物さっぽろかもつターミナル駅えきからの貨物かもつ列車れっしゃが頻繁ひんぱんに本線ほんせんへ進入しんにゅうするうえ、千歳ちとせ方面ほうめんへの貨物かもつ列車れっしゃが短たん区間くかんながら札幌さっぽろ方面ほうめんの線路せんろを走行そうこうするため、現行げんこうの配線はいせんでは列車れっしゃの増発ぞうはつが困難こんなんであることが理由りゆうとして挙あげられる。また、現在げんざい6両りょう編成へんせいで運転うんてんされている「エアポート」の車両しゃりょうを増結ぞうけつする方法ほうほうも検討けんとうされたが、停車駅ていしゃえきのホーム改良かいりょうが大だい規模きぼになるため、見送みおくられることになった。

2019年ねん9月がつ11日にちにJR北海道ほっかいどうは、車両しゃりょうの増ぞう備や信号しんごう設備せつびの改良かいりょうを行おこなったうえで、2020年ねん春はるのダイヤ改正かいせいにて1時じ間あいだ5本ほんに増発ぞうはつを行おこなう予定よていと発表はっぴょうし、2020年ねん3月がつ14日にちのダイヤ改正かいせいより増発ぞうはつが実施じっしされた。

2024年ねん春はるのダイヤ改正かいせいで、「エアポート」を日にち中ちゅう1時じ間あいだ6本ほんに増発ぞうはつする予定よていで、うち1本ほんが特別とくべつ快速かいそく、3本ほんが快速かいそく、2本ほんが区間くかん快速かいそくとなる。区間くかん快速かいそくは北広島きたひろしま駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだは各駅かくえきに停車ていしゃする。

エスコンフィールドHOKKAIDO（北広島きたひろしま市し）開設かいせつに伴ともなう輸送ゆそう対応たいおう

「北海道ほっかいどうボールパーク駅えき」も参照さんしょう

プロ野球やきゅう・北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズが札幌さっぽろドームに代かわる新あらたな本拠地ほんきょち球場きゅうじょうの建設けんせつを検討けんとうしていることに関連かんれんし、北広島きたひろしま市しがまとめた「ボールパーク構想こうそう」として、北広島きたひろしま駅えきから約やく1.5 km離はなれた位置いちに計画けいかくされている「きたひろしま総合そうごう運動公園うんどうこうえん」用地ようちにファイターズの新しん球場きゅうじょうを誘致ゆうちすること、新しん球場きゅうじょうへの交通こうつうアクセスの利便りべん性せい向上こうじょうとして千歳ちとせ線せんに新駅しんえきを設置せっちすることをJR北海道ほっかいどうに求もとめること、などの案あんが検討けんとうされている。

その後ごの2019年ねん2月がつに、ボールパークのアクセスは北広島きたひろしま駅えきの改修かいしゅうで対応たいおうすることとしつつ、新駅しんえきの建設けんせつについても協議きょうぎは続つづけることが発表はっぴょうされた。

さらに2019年ねん12月にJR北海道ほっかいどうは、新駅しんえき建設けんせつ案あんならびにその建設けんせつ費用ひようの見通みとおし（請願せいがん駅えきとなるため北きた広島ひろしま市しの負担ふたんとなる。約やく80 - 90億おく円えんとしており、北広島きたひろしま市しが想定そうていしていた約やく70億おく円えんより高たかくなっている）・完成かんせい時期じきの見通みとおし（工期こうき7年ねん、ボールパーク開業かいぎょうには間まに合あわず）を発表はっぴょうした。

その後ご、JR北海道ほっかいどうは2020年ねん3月がつ末まつまでに新駅しんえき建設けんせつ予定よてい地ちで地盤じばんの強度きょうどや整備せいびに必要ひつような土地とちが確保かくほできるかなどの調査ちょうさを実施じっしした上うえで、「技術ぎじゅつ的てきに整備せいびは可能かのう」との結果けっかを示しめした。この結果けっかを踏ふまえて、北広島きたひろしま市しは同年どうねん7月がつ6日にちにJR北海道ほっかいどうに新駅しんえき設置せっちに関かんする請願せいがん書しょを提出ていしゅつし、2028年ねん春はるの開業かいぎょうを目指めざすこととなった。

2020年ねん12月15日にちは、北広島きたひろしま市しが、2021年度ねんどにも新駅しんえき開業かいぎょうに向むけた詳細しょうさい調査ちょうさに着手ちゃくしゅし、翌よく年度ねんど中ちゅうにもJR北海道ほっかいどうと、新駅しんえき開業かいぎょうまでの工期こうきや費用ひようを明記めいきした覚書おぼえがきを締結ていけつする考かんがえを示しめした。

新しん千歳空港ちとせくうこう支線しせんの苫小牧とまこまい方面ほうめん・石勝線せきしょうせん方面ほうめん直通ちょくつう化か

新しん千歳空港ちとせくうこう駅えきと周辺しゅうへんの大だい規模きぼ改修かいしゅうを行おこない、駅えきを千歳ちとせ線せんの本線ほんせんに組くみ込こむ形かたちで苫小牧とまこまい側がわに貫通つらぬきとおさせ複線ふくせん化かして石勝線せきしょうせんを接続せつぞくすることが検討けんとうされている。実現じつげんすれば利便りべん性せいが向上こうじょうしJR北海道ほっかいどうの増収ぞうしゅう効果こうかも期待きたいされており、早はやければ2022年ねんの完成かんせいを目指めざしている。

その後ご、新しん千歳空港ちとせくうこうを含ふくむ北海道ほっかいどう内ないの民営みんえい化かされる空港くうこうを運営うんえいする企業きぎょう連合れんごう（北海道ほっかいどう空港くうこうなど）とJR北海道ほっかいどうは、新しん千歳空港ちとせくうこう支線しせん・新しん千歳空港ちとせくうこう駅えきを輸送ゆそう力りょく増強ぞうきょうのため移設いせつするとともに、苫小牧とまこまい方面ほうめん・石勝線せきしょうせん方面ほうめんへの直通ちょくつう化かに対応たいおうできる構造こうぞうにする方針ほうしんを示しめし、2030年ねんまでの完成かんせいを目指めざすとした。2020年ねん7月がつには、北海道ほっかいどう知事ちじ鈴木すずき直道なおみちが、北海道ほっかいどう内ない7空港くうこうの一括いっかつ民営みんえい化かに伴ともなって運営うんえい事業じぎょう者しゃが国くにに支払しはらう運営うんえい権けん対価たいか約やく2920億おく円えんについて、新しん千歳空港ちとせくうこう駅えきと道東どうとう・道みち南方なんぽう面めんのスルー化かへの活用かつようを国くにに要請ようせいした。

新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき - 旭川あさひかわ駅えき間あいだ直行ちょっこう列車れっしゃ構想こうそう

北海道ほっかいどうエアポートが旭川あさひかわ空港くうこうを新しん千歳空港ちとせくうこうに次ついで準じゅん拠点きょてん空港くうこうと位置付いちづける計画けいかくをしていることを踏ふまえて、両りょう空港くうこうを行いき来きする際さいの利便りべん性せいを高たかめることを目的もくてきに、室蘭本線むろらんほんせんの追分おいわけ駅えきを経由けいゆした上うえで、新しん千歳空港ちとせくうこう駅えきと旭川あさひかわ駅えきを乗のり換かえなしで結むすぶ新しんルートが検討けんとうされている。新しんルートは、旭川あさひかわ空港くうこうの施設しせつ改修かいしゅうなどが本格ほんかく化かする2025年ねん以降いこうに合あわせて開設かいせつが予定よていされており、JR北海道ほっかいどうと北海道ほっかいどうエアポートが実現じつげんの可否かひを含ふくめた検討けんとうに着手ちゃくしゅしている。旭川あさひかわ駅えきから新しん千歳空港ちとせくうこう駅えきへ向むかう場合ばあい、2016年ねん3月がつのダイヤ改正かいせいで札幌さっぽろ駅えき経由けいゆで旭川あさひかわ駅えきと新しん千歳空港ちとせくうこう駅えきを結むすぶ直行ちょっこう列車れっしゃが廃止はいしされて以降いこう、札幌さっぽろ駅えきでの乗のり換かえが必要ひつようとなっており、札幌さっぽろ駅えきより快速かいそく「エアポート」を活用かつようした場合ばあいは、乗のり換かえ時間じかんを含ふくめて最短さいたんで約やく2時じ間あいだ20分ふんを要ようしている。新しんルートは、札幌さっぽろ駅えき経由けいゆの直行ちょっこう列車れっしゃとは異ことなり気動車きどうしゃでの運行うんこうとなるが、新しんルートを特急とっきゅう列車れっしゃとして運行うんこうさせた場合ばあいは1時じ間あいだ30分ふん程度ていどへの短縮たんしゅくが見込みこまれている。

札幌さっぽろ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだの高速こうそく化か改良かいりょうによる所要しょよう時間じかん短縮たんしゅく

2024年ねん4月がつ1日にちに公表こうひょうされた「JR北海道ほっかいどうグループ中期ちゅうき経営けいえい計画けいかく2026」では上記じょうきの新しん千歳空港ちとせくうこう駅えきのスルー化かに加くわえ、北海道ほっかいどう新幹線しんかんせん札幌さっぽろ延伸えんしん後ごに在来ざいらい線せんの改良かいりょうによる高速こうそく化か（軌道きどう強化きょうか・線形せんけい改良かいりょう・最高さいこう速度そくどの向上こうじょう・高架こうか化かによる踏切ふみきり解消かいしょうなど）を行おこない、札幌さっぽろ駅えき - 新しん千歳空港ちとせくうこう駅えき間あいだ（46.6km）の所要しょよう時間じかんを最速さいそく33分ふん（2024年ねん時点じてん）から最速さいそく25分ふんに短縮たんしゅくする構想こうそうが示しめされている。

参考さんこう文献ぶんけん

資料しりょう

• 日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう北海道ほっかいどう総局そうきょく（編集へんしゅう・発行はっこう）『北海道ほっかいどう鉄道てつどう百ひゃく年ねん史し』 下巻げかん、日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう北海道ほっかいどう総局そうきょく、1981年ねん3月がつ、62-63,98頁ぺーじ。 
• 日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう札幌さっぽろ工事こうじ局きょく70年ねん史し編集へんしゅう委員いいん会かい（編へん）『札幌さっぽろ工事こうじ局きょく七なな十じゅう年ねん史し』日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう札幌さっぽろ工事こうじ局きょく、1977年ねん3月がつ、284頁ぺーじ。 
• 『恵庭えにわ市し史し』恵庭えにわ市し、1979年ねん、1026頁ぺーじ。 

書籍しょせき

• 石野いしの哲あきら（編集へんしゅう長ちょう）『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん 国鉄こくてつ・JR編へん』JTBパブリッシング、1998年ねん9月がつ19日にち。ISBN 978-4-533-02980-6。 
• 矢野やの直美なおみ（著ちょ）『北海道ほっかいどう列車れっしゃの旅たび 全線ぜんせんガイド』北海道新聞社ほっかいどうしんぶんしゃ、2001年ねん8月がつ。ISBN 978-4-89453-161-1。 
• 田中たなか和夫かずお（監修かんしゅう）『写真しゃしんで見みる北海道ほっかいどうの鉄道てつどう』 上巻じょうかん 国鉄こくてつ・JR線せん、北海道新聞社ほっかいどうしんぶんしゃ（編集へんしゅう）、2002年ねん7月がつ15日にち、4-45,62-83,94-105,114-123,311-319頁ぺーじ。ISBN 978-4-89453-220-5。 
• 田中たなか和夫かずお（監修かんしゅう）『写真しゃしんで見みる北海道ほっかいどうの鉄道てつどう』 下巻げかん SL・青函せいかん連絡れんらく船せん他た、北海道新聞社ほっかいどうしんぶんしゃ（編集へんしゅう）、2002年ねん12月5日にち、245-249頁ぺーじ。ISBN 978-4-89453-237-3。 
• 今尾いまお恵めぐみ介かい（監修かんしゅう）『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう―全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全廃ぜんぱい線せん―』 1号ごう・北海道ほっかいどう、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2008年ねん5月がつ17日にち。ISBN 978-4-10-790019-7。 
• 今尾いまお恵めぐみ介かい・原はら武史たけし（監修かんしゅう） 著しる、日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう編集へんしゅう部ぶ 編へん『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう歴史れきし地図ちず帳ちょう―全線ぜんせん・全ぜん駅えき・全ぜん優等ゆうとう列車れっしゃ―』 1号ごう・北海道ほっかいどう、新潮社しんちょうしゃ〈新潮しんちょう「旅たび」ムック〉、2010年ねん5月がつ18日にち。ISBN 978-4-10-790035-7。 
• 奥野おくの和弘かずひろ 編へん『711系けい物語ものがたり 北海道ほっかいどう発はつの「赤電車あかでんしゃ」誕生たんじょうから引退いんたいまで半はん世紀せいきのあゆみ』Jtbパブリッシング、2015年ねん5月がつ18日にち。ISBN 978-4-533-10348-3。 

雑誌ざっし

• 交通こうつう協力きょうりょく会かい（編集へんしゅう）『交通こうつう年鑑ねんかん 昭和しょうわ63年版ねんばん』、交通こうつう恊力會かい、1988年ねん3月がつ。 
• 曽根そね悟さとる（監修かんしゅう） 著しる、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん分冊ぶんさつ百科ひゃっか編集へんしゅう部ぶ 編へん『週刊しゅうかん 歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん 国鉄こくてつ・JR』 24号ごう 石勝線せきしょうせん・千歳ちとせ線せん・札沼線さっしょうせん、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん〈週刊しゅうかん朝日あさひ百科ひゃっか〉、2009年ねん12月27日にち、17-21頁ぺーじ。 
• 鉄道てつどうジャーナル社しゃ『鉄道てつどうジャーナル』第だい51巻かん第だい8号ごう（通巻つうかん610号ごう、2017年ねん8月がつ号ごう）、成美せいび堂どう出版しゅっぱん、2017年ねん8月がつ1日にち、41頁ぺーじ。 
• 「特集とくしゅう：国鉄こくてつ改革かいかくの第だい一いち弾だん“61.11”ダイヤ改正かいせい」『鉄道てつどうジャーナル』第だい21巻かん第だい1号ごう（通巻つうかん241号ごう）、鉄道てつどうジャーナル社しゃ、1987年ねん1月がつ1日にち、ISSN 0288-2337。 
• 松本まつもと典のり久ひさ「列車れっしゃ追跡ついせきシリーズ531 エアポート〜スーパーホワイトアロー 空港くうこう直通ちょくつう特急とっきゅうSWA」『鉄道てつどうジャーナル』通巻つうかん428号ごう（2002年ねん6月がつ号ごう）、鉄道てつどうジャーナル社しゃ、2002年ねん6月がつ、34-43頁ぺーじ、ISSN 0288-2337。 

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんの鉄道てつどう路線ろせん一覧いちらん
• 空港くうこう連絡れんらく鉄道てつどう
• 道みち央ひさし自動車じどうしゃ道どう

外部がいぶリンク

• 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう
  • 時刻じこく表ひょう|北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ
  • 時刻じこく表ひょう|北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ
  • “北海道ほっかいどうマップ（札幌さっぽろ近郊きんこうエリア拡大かくだいマップ）”. 鉄道てつどうに関かんする情報じょうほう（バリアフリー情報じょうほう）. 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう. 2016年ねん11月8日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2016年ねん11月8日にち閲覧えつらん。
  • “北海道ほっかいどうマップ（道みち央ひさしエリア拡大かくだいマップ）”. 鉄道てつどうに関かんする情報じょうほう（バリアフリー情報じょうほう）. 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう. 2016年ねん11月8日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2016年ねん11月8日にち閲覧えつらん。
• 千歳ちとせ市し
  • 守屋もりや憲治けんじ（千歳ちとせ市し選挙せんきょ管理かんり委員いいん会かい事務じむ局長きょくちょう）. “小ちいさな私鉄してつの大おおきな変身へんしん ― 千歳ちとせ線せん八はち十じゅう年ねんの歩あゆみを振ふり返かえる ―”. 1-2. 千歳ちとせ市し. 2008年ねん4月がつ8日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2008年ねん4月がつ8日にち閲覧えつらん。
  • 守屋もりや憲治けんじ（千歳ちとせ市し選挙せんきょ管理かんり委員いいん会かい事務じむ局長きょくちょう）. “小ちいさな私鉄してつの大おおきな変身へんしん ― 千歳ちとせ線せん八はち十じゅう年ねんの歩あゆみを振ふり返かえる ―”. 3-4. 千歳ちとせ市し. 2008年ねん4月がつ7日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2008年ねん4月がつ7日にち閲覧えつらん。
  • 守屋もりや憲治けんじ（千歳ちとせ市し選挙せんきょ管理かんり委員いいん会かい事務じむ局長きょくちょう）. “小ちいさな私鉄してつの大おおきな変身へんしん ― 千歳ちとせ線せん八はち十じゅう年ねんの歩あゆみを振ふり返かえる ―”. 5-6. 千歳ちとせ市し. 2008年ねん4月がつ8日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2008年ねん4月がつ8日にち閲覧えつらん。
  • 守屋もりや憲治けんじ（千歳ちとせ市し選挙せんきょ管理かんり委員いいん会かい事務じむ局長きょくちょう）. “小ちいさな私鉄してつの大おおきな変身へんしん ― 千歳ちとせ線せん八はち十じゅう年ねんの歩あゆみを振ふり返かえる ―”. 7-8. 千歳ちとせ市し. 2008年ねん4月がつ8日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2008年ねん4月がつ8日にち閲覧えつらん。
  • 守屋もりや憲治けんじ（千歳ちとせ市し選挙せんきょ管理かんり委員いいん会かい事務じむ局長きょくちょう）. “小ちいさな私鉄してつの大おおきな変身へんしん ― 千歳ちとせ線せん八はち十じゅう年ねんの歩あゆみを振ふり返かえる ―”. 9-10. 千歳ちとせ市し. 2008年ねん4月がつ8日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2008年ねん4月がつ8日にち閲覧えつらん。