ドラえもんのひみつ道具どうぐ (ち)

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ドラえもんのひみつ道具どうぐ (ち) では、藤子とうこ・F・不二雄ふじおの漫画まんが『ドラえもん』、『大だい長編ちょうへんドラえもん』(VOL.1〜17)、藤子とうこ・F・不二雄ふじおのその他たの著作ちょさくに登場とうじょうするひみつ道具どうぐのうち、読よみが「ち」で始はじまるものを列挙れっきょする。

チアガール手てぶくろ

チアガール手てぶくろ（チアガールてぶくろ）は、「勝利しょうりをよぶチアガール手てぶくろ」（てんとう虫ちゅうコミックス23巻かんに収録しゅうろく）、『のび太たの太陽たいよう王おう伝説でんせつ』（このときは「チアガール手袋てぶくろ」表記ひょうき）、『のび太たと奇跡きせきの島しま』に登場とうじょうする。

チアガールのポンポンを模もした道具どうぐ。普段ふだんは手てのひらサイズだが、女性じょせいに向むかって投なげると自動的じどうてきに手てにはまり大型おおがた化か。装着そうちゃくした女性じょせいはチアガールと化かして投なげた人物じんぶつを掛かけ声ごえと踊おどりで応援おうえんし、この応援おうえんを受うけている間あいだはゲーム、スポーツ、口論こうろんと何なんでも必かならず勝かてる。手袋てぶくろをはめる人物じんぶつが女性じょせいであれば幼女ようじょや母親ははおや、老婆ろうばでも効果こうかがある。

テレビアニメ第だい2作さく第だい2期き「勝利しょうりをよぶチアリーダーてぶくろ」（2009年ねん2月がつ13日にち放送ほうそう）では、チアリーダー手袋てぶくろ（チアリーダーてぶくろ）の名称めいしょうで登場とうじょうする。

チータローション

チータローションは、『のび太たの宇宙うちゅう小しょう戦争せんそう』『のび太たとロボット王国おうこく』（大だい長編ちょうへんのみ）に登場とうじょうする。

このローションを足あしに塗ぬると、目めにも止とまらぬ速はやさで走はしることが出来できる。ただし効力こうりょくは短みじかく、1キロメートルほど走はしるとき目きめが切きれる。

使用しよう者しゃのもともとの体力たいりょくによっても個人こじん差さが表あらわれるようで、作中さくちゅうではのび太た1人ひとりだけ一同いちどうより早はやく息切いきぎれしてしまう事こととなった。

地下ちか工事こうじマシン

地下ちか工事こうじマシン（ちかこうじマシン）は、「設計せっけい紙しで秘密ひみつ基地きちを!」（てんとう虫ちゅうコミックス20巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

設計せっけい紙しで設計せっけいしたとおりの地下ちか室しつができる。大おおきいドリルの形かたちで、小ちいさい穴あなに設計せっけい紙し、大おおきい穴あなにコンクリートボンベを入いれて、バルブを開ひらく。この道具どうぐで造つくった部屋へやの床ゆかは、絨毯じゅうたんみたいにふかふかになる。

のび太たが書かいた設計せっけい紙しにあった司令しれい室しつもきちんと作つくられ、そこでは眼球がんきゅう型がた飛行ひこうカメラ（壁かべや土ども通とおり抜ぬける）を通とおした映像えいぞうをモニターテレビで見みたり、ドロンコ、クシャミ、ベトベト、カユイカユイ、ゲラゲラなどのミサイルを発射はっしゃしたりできる。

力ちから電池でんち

ウルトラスーパー電池でんちとは異ことなる。

力ちから電池でんち（ちからでんち）は、「力ちからをためる力ちから電池でんち」（ぴっかぴかコミックス12巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

この道具どうぐを体からだにつけてジーッと動うごきを止とめていれば、その間あいだの力ちからが蓄積ちくせきされ、後あとで体からだを動うごかしたときに力ちからが何なん倍ばいにもなる。力ちからをためた後のちに大おおきな動うごきをすると蓄積ちくせきした力ちからが自動的じどうてきに発揮はっきされ、メーターが0に戻もどる。

地球ちきゅう引力いんりょく脱出だっしゅつペダル

地球ちきゅう引力いんりょく脱出だっしゅつペダル（ちきゅういんりょくだっしゅつペダル）は、「コメットハンターに挑戦ちょうせん!」（藤子とうこ・F・不ふ二に雄大ゆうだい全集ぜんしゅう第だい14巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

シーソー型かた投石とうせき器き。一方いっぽうのペダルに宇宙うちゅうに飛とばしたいものを乗のせ、もう一方いっぽうのペダルを踏ふむと、一方いっぽうに乗のせたものが大気圏たいきけんを越こえて宇宙うちゅうに到達とうたつし、地球ちきゅうの衛星えいせいになる。

地球ちきゅうエンピツ

「ドラえもんのひみつ道具どうぐ (ほ)#ポラマップスコープ」を参照さんしょう

地球ちきゅう消けしゴム

「ドラえもんのひみつ道具どうぐ (ほ)#ポラマップスコープ」を参照さんしょう

地球ちきゅう下車げしゃマシン

地球ちきゅう下車げしゃマシン（ちきゅうげしゃマシン）は、「地球ちきゅう下車げしゃマシン」（てんとう虫ちゅうコミックス35巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

ズボンのポケットにも入はいる程度ていどの大おおきさの道具どうぐ。この道具どうぐのダイヤルを回まわすと、この道具どうぐを身みにつけている者ものあるいは物ものは、地球ちきゅうの自転じてんの影響えいきょうを小ちいさく調節ちょうせつすることができる。傍はたから見みると必かならず地球ちきゅうの自転じてんと逆ぎゃくの方向ほうこう、つまり東ひがしから西にしに移動いどうするように見みえる。周まわりが地球ちきゅうの自転じてんによって移動いどうしている中なかで、対象たいしょうだけが地球ちきゅうの自転じてんの影響えいきょうが小ちいさいため、結果けっか的てきに使用しよう対象たいしょうが西にし方向ほうこうへ移動いどうすることになる。作中さくちゅうでドラえもんはのび太たにこの道具どうぐの機能きのうを説明せつめいする際さい、地球ちきゅうを巨大きょだいな観覧かんらん車しゃに例たとえ「（対象たいしょうを）その観覧かんらん車しゃから降おろすようなもの」と言いっている。

乱用らんようするとダイヤルの取とっ手てが外はずれて壊こわれてしまい、調節ちょうせつができなくなると同時どうじに自転じてんの影響えいきょうをほぼ完全かんぜんに受うけなくなる。つまり使用しよう対象たいしょうにとって、重力じゅうりょくの方向ほうこうが下したではなく西にし方向ほうこうに働はたらくような感かんじになる。

地球ちきゅうセット

地球ちきゅうセット（ちきゅうセット）は、「地球ちきゅう製造せいぞう法ほう」（てんとう虫ちゅうコミックス5巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

地球ちきゅうの誕生たんじょうから成長せいちょうに至いたるまでの姿すがたを観察かんさつするためのセット。プラモデルを思おもわせる箱はこに材料ざいりょうと器具きぐがすべて入はいっている。この材料ざいりょうを使つかい、原始げんし太陽系たいようけいの環境かんきょうを再現さいげんして地球ちきゅうを作つくり上あげ、育そだてることができる。作つくられた地球ちきゅうは目測もくそく直径ちょっけい30センチメートルほどの小ちいささではあるものの、模型もけいなどではなく本物ほんもの同様どうようの海うみや陸りくがあり、進化しんかに伴ともなって生物せいぶつも発生はっせいする。

セット内容ないようは以下いかの通とおり。

• 宇宙うちゅう台紙だいし
• ちりA、ちりB、ガス
• 太陽たいようランプ
• 宇宙うちゅうどけい
• かんさつ鏡きょう

床ゆかの上うえに方眼ほうがん紙しのような「宇宙うちゅう台紙だいし」を広ひろげ、瓶びん入いりの「ちり」A、Bを蒔まき、スプレー缶かん状じょうの「ガス」を吹ふき付つけ、太陽光たいようこう線せんがわりに「太陽たいようランプ」の光ひかりを当あてることで準備じゅんび完了かんりょう。「宇宙うちゅうどけい」の針はりを進すすめると、1分ふんにつき1億おく年ねんの割合わりあいで歴史れきしが進すすみ、地球ちきゅうが形成けいせいされる。精巧せいこうな作つくりだが、大おおきさ相応そうおうの強度きょうどしかなく、2階かい程度ていどの高たかさから落おちると地球ちきゅうは崩壊ほうかいしてしまう（その際さい、内部ないぶでは大だい地震じしんが起おこる）。

「かんさつ鏡きょう」はメガホンのようなスコープで、地球ちきゅうに当あてることで地表ちひょうの様子ようすを観察かんさつできる。また、「かんさつ鏡きょう」のレンズを外はずして中なかに飛とび込こむと、ガリバートンネルと同様どうようの要領ようりょうで体からだがミクロ化かし、作つくられた地球ちきゅうの上うえに降おり立たつことができる。

この話はなしでドラえもんは「未来みらいの世界せかいにはプラモデルなんてないの!」と発言はつげんしているが、後のちに「実物じつぶつ大だいプラモ」「プラモ化かカメラ」「キャラクター商品しょうひん注文ちゅうもん機き」「タイタニックロボのプラモ」「自然しぜん観察かんさつプラモシリーズ」などが登場とうじょうしている。このためテレビアニメ第だい2作さく2期きでは「未来みらいの世界せかいだってプラモはプラモだよ！ そんなに特別とくべつすごいプラモなんかないの！」という発言はつげんになっている。

似にた趣旨しゅしの道具どうぐに『創世そうせいセット』がある。

地球ちきゅうはかいばくだん

地球ちきゅうはかいばくだん（ちきゅうはかいばくだん）は、「ネズミとばくだん」（てんとう虫ちゅうコミックス7巻かんに収録しゅうろく）、テレビアニメ第だい2作さく第だい2期き「驚おどろき音波おんぱ発振はっしん機き」（2005年ねん5月がつ6日にち放送ほうそう）に登場とうじょうする。また映画えいが『新しん・のび太たと鉄人てつじん兵団へいだん 〜はばたけ 天使てんしたち〜』には、外見がいけんが全まったく同おなじ道具どうぐがミサイルとして登場とうじょうする。

家いえにネズミが出でてパニックになったドラえもんが出だした道具どうぐだが、これに慌あわてたのび太たとママ（玉子たまご）が「ドラえもんの勢いきおいに驚おどろいてネズミは逃にげていった」という内容ないようの演技えんぎをしてごまかし、ドラえもんは正気しょうきに戻もどったため、実際じっさいに使つかわれることはなかった。

作中さくちゅうでは使用しようされたことがないため、その使用しよう方法ほうほうや、実際じっさいに地球ちきゅうを破壊はかい出来できるほどの威力いりょくがあるのかも不明ふめい。また、未来みらいでの一いち市民しみんに過すぎないドラえもんが、なぜこのような大量たいりょう破壊はかい兵器へいきと思おぼしき危険きけんなひみつ道具どうぐを所有しょゆうしているのかも謎なぞであり、これはあくまで商品しょうひん名めいで実際じっさいはそこまでの破壊はかい力りょくはないのでは、という見解けんかいもある。「ネズミとばくだん」の初出しょしゅつ（『小学しょうがく五ご年生ねんせい』1974年ねん10月がつ号ごうに掲載けいさい）では、名称めいしょうは「原子げんし爆ばく弾だん」だったが、単行たんこう本ほん収録しゅうろく時じに現在げんざいの名前なまえに改あらためられた。原子核げんしかくと電子でんしの構造こうぞうを表あらわす絵えが描えがかれているのはその名残なごりである。

「恋こいするドラえもん」（てんとう虫ちゅうコミックス27巻かんに収録しゅうろく）に外見がいけんが全まったく同おなじ爆ばく弾だんが登場とうじょうするが、同おなじく使用しようされなかった（後述こうじゅつの未来みらい爆ばく弾だんも参照さんしょう）。

テレビアニメ第だい2作さく第だい1期き「ミニドラ救助きゅうじょ隊たい」（1994年ねん3月がつ11日にち放送ほうそう）では白しろい紙かみをネズミと勘違かんちがいしてドラえもんが出だした巨大きょだいサメ型がた爆ばく弾だんが登場とうじょうする。地球ちきゅうはかいばくだんとほぼ同おなじ大おおきさであり状況じょうきょうも似にているが、この爆ばく弾だんを出だすときにドラえもんは「こいつでぶっ飛とばしてやる!!」としか発言はつげんしておらず、明確めいかくな道具どうぐ名めいは不明ふめいである。

漫画まんがの『ザ・ドラえもんズスペシャル ロボット養成ようせい学校がっこう編へん』でも登場とうじょうしたが、当然とうぜん止とめられた為ため、使つかわれる事ことは無なかった。

未来みらい爆ばく弾だん

テレビアニメ第だい2作さく第だい1期き「ぼく、失恋しつれんしちゃった」（「恋こいするドラえもん」のアニメ化か作品さくひん。1982年ねん10月がつ22日にち放送ほうそう）に登場とうじょう。地球ちきゅうはかいばくだんとは別べつの道具どうぐとして扱あつかっている。

ミニ地球ちきゅうはかいバクダン（ミニちきゅうはかいバクダン）

てんとう虫ちゅうコミックス「ドラえもんゲームコミック ザ･ドラえもんズ」の『ドラえもんズ、仲間割なかまわれ!?』（「ザ・ドラえもんズ」6巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょう。

ドラえもんの道具どうぐ。その名なが示しめすとおり、地球ちきゅうはかいばくだんの小型こがた版ばんで、大おおきさは目測もくそく10cm程度ていど。その大おおきさに比例ひれいし、爆発ばくはつの規模きぼは「地球ちきゅう破壊はかい」にはほど遠とおいが、それでもビル爆破ばくは用ように使用しようされるダイナマイトに近ちかい威力いりょくを持もつ。

銀河ぎんがはかいばくだん

テレビアニメ第だい2作さく第だい2期き「ネズミ年ねんだよ!ドラえもん」（「『スパルタ式すぱるたしきにが手てこくふく錠じょう』と『にが手てタッチバトン』」のアニメ化か作品さくひん。及および「もうすぐネズミ年ねんだよ、ドラえもん」のリメイク作品さくひん。2019年ねん12月28日にち放送ほうそう）に登場とうじょう。

ネズミを見みてパニックになったドラえもんが取とり出だした道具どうぐ。実際じっさいに使つかわれることはなかったが、この道具どうぐを出だした際さいにドラえもんが「天そらの川かわ銀河ぎんがを吹ふき飛とばす」ことができると読よみ取とれる言葉ことばを口くちにしている。公式こうしきサイトでは「銀河ぎんが全すべてを破壊はかいするほどの威力いりょくを持もつ爆ばく弾だん」と解説かいせつされている。

チクタクボンワッペン

チクタクボンワッペンは、「チクタクボンワッペン」（てんとう虫ちゅうコミックス『ドラえもんプラス』6巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

針はりのない時計とけい文字もじ盤ばんを模もしたワッペン。これにペンなどで分針ふんしんを書かき込こんで人ひとに貼はると、分針ふんしんが時計とけいのように進すすみ、12時じの位置いちにきたとき、時限じげん爆ばく弾だんのように爆発ばくはつを起おこす。威力いりょくは人ひとが黒焦くろこげになってひっくり返かえるほど。

ちく電でんスーツ

ちく電でんスーツ（ちくでんスーツ）は、「ちく電でんスーツ」（てんとう虫ちゅうコミックス13巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

ウェットスーツのようなスーツ。これを素肌すはだの上うえに直じかに着用ちゃくようして動うごき回まわると静電気せいでんきが起おき、どんどん蓄積ちくせきされていく。周囲しゅういに人ひとがいると、電気でんきによってピリピリとした感触かんしょくを受うける。しかし専用せんようのアース（接地せっち線せん）を付つけておかないと電気でんきがたまりすぎ、間まもなく1万まんボルトを超こえた放電ほうでんが始はじまるため、非常ひじょうに危険きけん。電気でんきが溜たまった状態じょうたいで電化でんか製品せいひんのプラグを持もったり、電球でんきゅうを口くちに銜くわえると、電化でんか製品せいひんなどが使つかえる。

原作げんさく本編ほんぺんではアースを付つける場面ばめんは描えがかれなかったが、書籍しょせき『ドラえもん全ぜん百科ひゃっか』などの図解ずかいによると、アースジャックは股間こかんにある。

地図ちずちゅうしゃき

地図ちずちゅうしゃき（ちずちゅうしゃき）は、「地図ちずちゅうしゃき」（てんとう虫ちゅうコミックス45巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

ドラえもんの背丈せたけ程ほどもある大おおきな注射ちゅうしゃ器き。上部じょうぶの穴あなに送おくりたい荷物にもつを入いれて地図ちずに針はりを刺さすと、刺さした場所ばしょに実際じっさいに荷物にもつが届とどくというものである。送おくりたい場所ばしょに正確せいかくに刺さすには虫眼鏡むしめがねを使つかうといった工夫くふうも必要ひつよう。注射ちゅうしゃ器きを押おす力ちから加減かげんや刺さす深ふかさによって荷物にもつの届とどく高たかさが変かわり、作中さくちゅうではのび太たがジャイアンの家いえにスネ夫おっとから借かりた漫画まんがを送おくろうとしたところ、家いえから離はなれた場所ばしょに送おくってしまったり、屋根やねの上うえに届とどいたり、深ふかく刺さしすぎて床下ゆかしたに送おくってしまうということがあった。

地中ちちゅう潜望鏡せんぼうきょう

地中ちちゅう潜望鏡せんぼうきょう（ちちゅうせんぼうきょう）は、「しずめ玉だまでスッキリ」（てんとう虫ちゅうコミックス24巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

この道具どうぐを使つかうと、土どの中なかや床ゆかの中なかに埋うまっている物ものを見みることができる。

地中ちちゅうつりざお

地中ちちゅうつりざお（ちちゅうつりざお）は、「空あき地ちのジョーズ」（てんとう虫ちゅうコミックス30巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

魚釣さかなつりのように地中ちちゅうの物ものを釣つり上あげることのできる釣竿つりざお。作中さくちゅうでは、「サカナコイコイゲート」と「サカナキタキタゲート」で地中ちちゅうに誘さそい込こんだ魚さかなを釣つり上あげるために使用しようした。

地中ちちゅうレンズ

地中ちちゅうレンズ（ちちゅうレンズ）は、「地震じしんなまず」（てんとう虫ちゅうコミックス26巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

虫眼鏡むしめがねを象かたどった道具どうぐ。これを使つかうと土どの中なかや床ゆかの中なかに埋うまっている物ものを見みることができる。

チップストッパー

チップストッパーは、「町内ちょうない突破とっぱ大だい作戦さくせん」（てんとう虫ちゅうコミックス42巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

「コノ道どうトーリャンセチャート」、「障害しょうがいチップ」を使つかって誰だれかに安全あんぜん経路けいろを指示しじしているときに使つかう、先端せんたんがT字じ型がたの棒ぼうといった形かたちの道具どうぐ。この道具どうぐで、チャート上じょうで経路けいろを阻はばむ黒くろの障害しょうがいチップを押おさえると、実際じっさいに経路けいろを阻はばんでいる者ものが偶然ぐうぜんの出来事できごとによって動うごきを封ふうじられてしまう。ドラえもん曰いわく「荒あらっぽ過すぎるので無闇むやみに使つかえない」。

作中さくちゅうでは、のび太たが犬いぬに追おわれている際さい、チャート上じょうで犬いぬを示しめす黒くろチップを押おさえたところ、道端みちばたの看板かんばんが突然とつぜん倒たおれて、犬いぬが下敷したじきになってしまった。

チッポケット二に次元じげんカメラ

チッポケット二に次元じげんカメラ（チッポケットにじげんカメラ）は、「チッポケット二に次元じげんカメラ」（てんとう虫ちゅうコミックス20巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

このカメラで人ひとや物ぶつなどを写うつすと、写うつした物ものが写真しゃしんに取とり込こまれる。この写真しゃしんにお湯ゆ（お湯ゆに限かぎらず温あたたかい液体えきたいであれば何なんでも可か。また、人間にんげんの体温たいおん程度ていどの温度おんどでも効果こうかがある）をかけると元もとの状態じょうたいに戻もどる。作中さくちゅうでは、のび太たが金儲かねもうけをしようとして、不ふ用品ようひんの整理せいりや道路どうろに停とめてあって邪魔じゃまな車くるま、旅行りょこうの間あいだ預あづける犬いぬ、ジャイアンの母かあちゃんやドラえもんの写真しゃしんを集あつめて目めについたアルバムにはさんでおいたのだが、玉子たまごが誤あやまって魔法瓶まほうびんの湯ゆをこぼし、アルバムにはさまっていたのび太たが集あつめた写真しゃしんが全部ぜんぶ元もとの姿すがたに戻もどってしまった。

コロタン文庫ぶんこ『新しんドラえもん全ぜん百科ひゃっか』では、レンズキャップを付つけたままで撮とると、真まっ黒くろな写真しゃしんが出でてきて、お湯ゆをかけると黒くろい立方体りっぽうたいが浮うかび上あがるとされている。

地底ちてい探検たんけん車しゃ

地底ちてい探検たんけん車しゃ（ちていたんけんしゃ）は、「地底ちていの国くに探検たんけん」（てんとう虫ちゅうコミックス5巻かんに収録しゅうろく）、「ネッシーがくる」（同どう6巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

ドラミが所持しょじする道具どうぐ。外見がいけんは穴あなほり機きに酷似こくじした地底ちてい戦車せんしゃタイプの乗のり物もので、前方ぜんぽうにドリル、装そう軌走行そうこう式しきで操縦そうじゅう席せきはガラス張がらすばり。定員ていいん2名めい。現在げんざい何なんメートルまで掘ほってあるかを示しめす器具きぐもある。「穴あな掘ほり機き」と比くらべても掘ほる速度そくどが非常ひじょうに速はやく、東京とうきょうのとある公園こうえんの池いけとネス湖こを繋つなげるため、1週間しゅうかんで掘ほり抜ぬいた実績じっせきを持もつ（「穴あな掘ほり機き」は都内とないである野比のび家かとのび助すけの会社かいしゃとの間あいだを掘ほり抜ぬく際さい、数日すうじつかかるとドラえもんが見立みたてている）。また、地球ちきゅうのコアを通過つうかしても耐たえられる構造こうぞうになっており、防水ぼうすい性せいも高たかい。 ただし地球ちきゅうのコアに関かんしてはドラえもんの物言ものいいから、設計せっけい上じょう耐たえられるような構造こうぞうではあるが、入はいる角度かくどによっては危険きけんである可能かのう性せいがある。

オプションとして自動じどう操縦そうじゅう装置そうちを取とり付つけることもでき、無人むじんで指定していした場所ばしょへ送おくり込こむこともできる。また、自分じぶんより大おおきな物体ぶったいを電気でんき掃除そうじ機きのように吸すい寄よせ牽引けんいんする機能きのうも備そなえている。

テレビアニメ第だい2作さく第だい1期きの「地底ちていの国くにの冒険ぼうけん」（1993年ねん1月がつ8日にち放送ほうそう）では、ドラえもんの道具どうぐとして登場とうじょうする（ただし、原作げんさくとは異ことなり、原作げんさくでドラミだったところがドラえもんに差さし替かえられており、終盤しゅうばんの時ときにドラミが登場とうじょうし、ドラミの地底ちてい探検たんけん車しゃで帰かえっている）。

氷こおり底そこ探検たんけん車しゃ

『ドラえもん のび太たの南極なんきょくカチコチ大だい冒険ぼうけん』に登場とうじょうする。こちらは地底ちてい探検たんけん車しゃよりも大型おおがたで、分厚ぶあつい氷こおりの下したを掘ほり進すすむことが出来できる。ジェット装置そうちも付ついており、氷こおりを掘ほり抜ぬいて落下らっかしそうになったとしてもジェットで浮遊ふゆうすることが出来できる。

地平線ちへいせんテープ

地平線ちへいせんテープ （ちへいせんテープ）は、「地平線ちへいせんテープ」（てんとう虫ちゅうコミックス28巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

これを部屋へやの壁かべと壁かべの間あいだに張はると挟間はざまの壁かべが消きえ、地平線ちへいせんが広ひろがっているのみの世界せかいへ通つうじる。地平線ちへいせんテープによって作つくられた世界せかいは一種いっしゅの異い次元じげん空間くうかんであり、地面じめんと空そらがある以外いがいは星せいや太陽たいようなどは一切いっさいない。貼はった地平線ちへいせんテープが切きれると壁かべは元もとの壁かべへ戻もどってしまい、二度にどと元もとの世界せかいへ戻もどれなくなる。異い次元じげんである為ため、どこでもドアで戻もどることもできない。

ただし、地平線ちへいせんテープを複数個ふくすうこ所しょで使用しようしていた場合ばあい、そこで繋つながる異い次元じげん空間くうかんは同一どういつの空間くうかんであり、上記じょうきのようにテープが切きれて戻もどれなくなっても、別べつの場所ばしょに地平線ちへいせんテープによる出入口でいりぐちがあれば、そこを通つうじて元もとの世界せかいへ戻もどることができる。

着地ちゃくちポイント

「ドラえもんのひみつ道具どうぐ (み)#ミニ熱ねつ気球ききゅう」を参照さんしょう

チャンスカメラ

チャンスカメラは、「『チャンスカメラ』で特とくダネ写真しゃしんを…」（てんとう虫ちゅうコミックス『ドラえもんプラス』4巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

事件じけんが起おこりそうなときに、所持しょじ者しゃをあらかじめその場所ばしょに連つれていき、事件じけんの決定的けっていてき瞬間しゅんかんを撮影さつえいすることができるカメラ。事件じけんの程度ていどは裏面りめんのレバーを切きり替かえることで「身みの回まわりレベル」や「社会しゃかい的てきレベル」など選えらぶことができる。このうち「インチキレベル」に設定せっていすると、大たいした事件じけんでないものが、まったく別べつの大おおげさな事件じけんであるかのように撮影さつえいすることができる（たとえば投なげられた灰皿はいざらがUFOのように写うつるなど）。また「予知よちボタン」を押おしてレンズを覗のぞくと、どんな場面ばめんが写うつるか見みることができる。

チャンバラ刀がたな

チャンバラ刀がたな（チャンバラがたな）は、「ドラえもん大だい事典じてん」（てんとう虫ちゅうコミックス11巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

この刀かたなで人ひとを切きりつけると、本当ほんとうに切断せつだんされる。ただし、死しんだり怪我けがを負おったりするわけではなく、専用せんようの糊のりを使つかうと元通もとどおりにくっつけることができる。

チャンピオングローブ

チャンピオングローブは、「ペンシル・ミサイルと自動じどうしかえしレーダー」（てんとう虫ちゅうコミックス『ドラえもんプラス』5巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

ボクシンググローブを象かたどった道具どうぐ。これを手てにはめれば、のび太たのような非力ひりきな者ものでも勝かてると劇げき中ちゅうでドラえもんが説明せつめいを加くわえているが、全まったく使用しようされなかった。

原作げんさくではほとんど出番でばんの無ない道具どうぐだが、コンピュータゲームでは『ギガゾンビの逆襲ぎゃくしゅう』を初はじめ、いくつかの作品さくひんに攻撃こうげき手段しゅだんとして登場とうじょうする。

テレビアニメ第だい2作さく第だい1期き「自動じどうぶんなぐりガス」（原作げんさく「自動じどうぶんなぐりガス」のアニメ化か作品さくひん。1989年ねん5月がつ19日にち放送ほうそう、ビデオソフト未み収録しゅうろく）ではジャイアンに仕返しかえしをしたいのび太たのためにドラえもんが出だしている。原作げんさくでも同型どうけいの道具どうぐが登場とうじょうしているが名称めいしょうは不明ふめい。アニメでの初はつ登場とうじょう時じは赤色あかいろだったが、この作品さくひんでは黒色こくしょくになっている。

チューケンパー

声こえ - 不明ふめい（1981.11）→二又ふたまた一成いっせい（2009.11-）

チューケンパーは、「チューケンパー」（てんとう虫ちゅうコミックス『ドラえもんプラス』4巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

犬いぬ型がたのロボット。スイッチを入いれて最初さいしょに見みた者ものに対たいして忠実ちゅうじつになり、その相手あいての望のぞむことであれば何なんでも実行じっこうする。ただし主人しゅじんとなった者ものが本気ほんきにしていなくても、言葉ことばに出だしたり、態度たいどで示しめしたことにはすべて反応はんのうしてしまうので、あまり融通ゆうずうはきかない。また人間にんげんの言葉ことばも話はなせないので、意思いし疎通そつうすることは難むずかしい。

注射ちゅうしゃ器き型がたの道具どうぐ

注射ちゅうしゃ器き型がたの道具どうぐは、「ペタリぐつとペタリ手てぶくろ」（藤子とうこ・F・不ふ二に雄大ゆうだい全集ぜんしゅう2巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

作中さくちゅうではこの道具どうぐの名称めいしょうは呼よばれないため、ここでは便宜上べんぎじょう「注射ちゅうしゃ器き型がたの道具どうぐ」と呼称こしょうする。

これを注射ちゅうしゃすると、全すべての病気びょうきを完全かんぜんに治なおすことができる。ドラえもんによると「ぼくらの時代じだいの科学かがくでは、治なおせない病気びょうきなんかない」とのことで、劇げき中ちゅうでは誕生たんじょう直後ちょくごから自分じぶんの足あしで歩あるけず、医者いしゃからも治なおせないと診断しんだんされた難病なんびょうをこの注射ちゅうしゃで完かん治なおさせた。

類似るいじ品ひんに「万病まんびょう薬やく」がある。

チューシン倉くら

チューシン倉くら（チューシンぐら）は、「チューシン倉くらでかたきうち」（てんとう虫ちゅうコミックス『ドラえもんプラス』6巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

倉くらを象かたどった小ちいさな道具どうぐ。この倉くらの中なかに、憎にくい相手あいての名前なまえを書かいた紙かみを入いれると、赤あかい紙かみが出でてくる。その赤あかい紙かみを誰だれかに渡わたすと、その渡わたされた者ものが憎にくい相手あいてに復讐ふくしゅうする。赤あかい紙かみを渡わたされた者ものは強制きょうせい的てきに復讐ふくしゅうをしなければならないが、渡わたされた者ものや憎にくい相手あいてによって時間じかんが掛かかる場合ばあいもある（作中さくちゅうでは赤あかい紙かみを渡わたされたスネ夫おっとがジャイアンに復讐ふくしゅうしようとした際さい、ジャイアンに怯おびえてうずくまっていた）。復讐ふくしゅうを行おこなう最中さいちゅうに別べつの憎にくい相手あいてを変更へんこうすることも可能かのうである。

作中さくちゅうではのび太たはこの道具どうぐを使つかって、自分じぶんを何なん回かいも叩たたいておきながら一いち回かい殴なぐり返がえされた事ことだけママに告つげ口ぐちしたスネ夫おっと（復讐ふくしゅうした者ものはジャイアン）、その事情じじょうも聞きかずに一方いっぽう的てきにのび太たのせいにした玉子たまご（復讐ふくしゅうした者ものはドラえもん）に復讐ふくしゅうした。自分じぶんを殴なぐったジャイアンにも復讐ふくしゅうしようとスネ夫おっと達たちに赤あかい紙かみを渡わたしたが、この道具どうぐの秘密ひみつを知しったスネ夫おっとが蔵ぞうの中なかに入はいっていたジャイアンの紙かみをのび太たの紙かみと取とり換かえた事ことで、赤あかい紙かみを渡わたされた者ものはのび太たに復讐ふくしゅうしようとした。

名前なまえは「忠臣蔵ちゅうしんぐら」に由来ゆらいする。

同どう原作げんさく者しゃのアニメ『キテレツ大だい百科ひゃっか』にも同音どうおんの道具どうぐ「忠臣ちゅうしん倉くら」が登場とうじょうするが、武家ぶけ屋敷やしきの倉くら型がたのからくり人形にんぎょうで性能せいのうなどもまるで異ことなっている。

チューブ入いり雲くも

「ドラえもんのひみつ道具どうぐ (しは-しん)#しゅみの日曜にちよう農業のうぎょうセット」を参照さんしょう

超ちょう巨きょ大だいスクリーン立体りったいテレビ

超ちょう巨きょ大だいスクリーン立体りったいテレビ（ちょうきょだいすくりーんりったいテレビ）は、「巨大きょだいスクリーンの中なかへ」（てんとう虫ちゅうコミックス32巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

部屋へやいっぱいはあろうかという巨大きょだいなテレビ。外観がいかんは巨大きょだいではあるものの薄うすっぺらな四角よつかどの枠わくのようで、画面がめんらしきものはないが、ちゃんと枠わくの中なかにテレビが映うつる。巨大きょだいだけに迫力はくりょくが段違だんちがいである上うえ、立体りったいなので見みる角度かくどを変かえれば、本来ほんらいテレビ放送ほうそうで写うつらないアングルも見みえる。

さらに枠わく内ないはテレビ放送ほうそうの中なかの世界せかいに通つうじており、見みている人ひとはテレビの中なかに入はいることもできる。出演しゅつえん者しゃがズームアップしている時ときに入はいってしまうと、テレビの中なかでは出演しゅつえん者しゃがみんな巨大きょだいなので、巨大きょだいな足あしに踏ふみ潰つぶされそうになる羽目はめになる。原理げんりは不明ふめいだが、テレビの中なかの世界せかいは一般いっぱんの家庭かてい用ようテレビにも通つうじており、この道具どうぐでテレビの中なかの世界せかいに入はいると、家庭かてい用ようテレビにもその入はいった人ひとの姿すがたが映うつっている。テレビの中なかに入はいった後のち、立体りったいテレビのスイッチが切きられてしまうと、テレビの中なかとこちらの世界せかいとをつなぐ出入口でいりぐちが消きえ、こちらへ帰かえれなくなってしまう。

てんとう虫ちゅうコミックススペシャル「ザ・ドラえもんズ スペシャル」の『勇者ゆうしゃのび太た』（スペシャル2巻かんに収録しゅうろく）ではドラメッドIII世よの道具どうぐとして登場とうじょう。 ドラメッドの物もの独自どくじの機能きのうかどうかは不明ふめいだが、ビデオデッキを内蔵ないぞうしている。また、人ひとが画面がめんの中なかに入はいった後のちでチャンネルを変かえられてしまうと、スイッチを切きったときと同様どうように出入口でいりぐちが消きえてしまうという危険きけん性せいが示唆しさされている。作中さくちゅうではのび太たが画面がめんの中なかに入はいった後のち、テレビの中なかの世界せかいで一いち度ど死しんでしまうが、その番組ばんぐみを録画ろくがしたテープを再生さいせいし、死しぬ前まえののび太たを画面がめん内ないから外そとへ連つれ出だすことでことなきを得えた。

長距離ちょうきょり風船ふうせん手紙てがみコントローラー

長距離ちょうきょり風船ふうせん手紙てがみコントローラー（ちょうきょりふうせんてがみコントローラー）は、「風船ふうせんがとどけた手紙てがみ」（てんとう虫ちゅうコミックス39巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

風船ふうせんにつけた手紙てがみを飛とばし、それを好すきな人ひとに拾ひろわせるための機械きかい。風船ふうせんの行方ゆくえがコントローラーのモニターに表示ひょうじされるので、それで行方ゆくえを確認かくにんしつつ、コントローラーで操縦そうじゅうする。

頂上ちょうじょうとりかえ機き

頂上ちょうじょうとりかえ機き（ちょうじょうとりかえき）は、「ドラえもん大だい事典じてん」（てんとう虫ちゅうコミックス11巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

登山とざんの途中とちゅうでこの道具どうぐを使用しようすると、現在地げんざいちが盛もり上あがって山頂さんちょうとなり、逆ぎゃくに本来ほんらいの山頂さんちょうはその分ぶんへこんで低ひくくなる。

なお、「ドラえもんの学習がくしゅうシリーズ　ドラえもんのかん字じじてん　ステップ１」での「ちょう上じょうとりかえき」は「アベコンベ」に似にた道具どうぐで、空あき地ちの一部分いちぶぶんと富士山ふじさんの山頂さんちょうを取とり替かえた。

超ちょう速達そくたつ切手きって

超ちょう速達そくたつ切手きって（ちょうそくたつきって）は、「もはん手紙てがみペン」（てんとう虫ちゅうコミックス23巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

手紙てがみにこの切手きってを貼はると、すぐに郵便ゆうびん配達員はいたついんが受うけ取とりにやってきて、直接ちょくせつ宛先あてさきの相手あいてのもとまで届とどけてくれる。

チョージャワラシベ

チョージャワラシベは、「チョージャワラシベ」（てんとう虫ちゅうコミックス13巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

外観がいかんはわらしべで、ストローのようにも見みえる(実際じっさいにストローとして使つかえるが)。

欲ほしい物ものをい聞いきかせ、これを持もってあちこちをうろつくと、おとぎ話ばなし『わらしべ長者ちょうじゃ』のように、行いく先々さきざきで出会であう人ひとが次つぎから次つぎへと別べつの物ものに交換こうかんしてくれ、最終さいしゅう的てきには目当めあての物ものを手てに入いれることができる。ただし、作中さくちゅうではジャイアンがモデルガンを頼たのんだら、「モデルルーム」と書かかれた看板かんばんにガンと頭あたまをぶつけて「それがモデルガン」と言いわれた。

チョーダイハンド

チョーダイハンドは、「チョーダイハンド」（藤子とうこ・F・不ふ二に雄大ゆうだい全集ぜんしゅう第だい16巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

指揮棒しきぼうくらいの細ほそい棒ぼうの先さきに手てを模もした物ものが付ついている道具どうぐ。他人たにんの物ものが欲ほしいときにこれを差さし出だして「ちょうだい」とねだると、何なんでももらうことができる。この道具どうぐを使つかっている限かぎり、相手あいては決けっして拒こばむことができない。

チョコQ

「ドラえもんのひみつ道具どうぐ (み)#未来みらいのチョコQ」を参照さんしょう

チリつもらせ機き

チリつもらせ機き（チリつもらせき）は、「「チリつもらせ機き」で幸しあわせいっぱい?」（てんとう虫ちゅうコミックス『ドラえもんプラス』6巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

欲ほしい物ものがあるとき、指定していした範囲はんいからその同おなじ物ぶつの僅わずかな部分ぶぶんのみを寄よせ集あつめて凝縮ぎょうしゅくし、手元てもとに出現しゅつげんさせる機械きかい。たとえばドラえもんはどら焼やきが欲ほしいあまり、日本にっぽん中ちゅうにある無数むすうのどら焼やきから、目めに見みえないほど僅わずかな部分ぶぶんを凝縮ぎょうしゅくし、手元てもとに目測もくそく直径ちょっけい30センチメートルほどのどら焼やきを出現しゅつげんさせた。ドラえもんはどら焼やきを生成せいせいする際さい「これは恥はずかしいことだ」と一いち度どは使用しようを躊躇ためらっていた。食たべ物ものだけでなく、毛髪もうはつを増ふやしたり土地とちを広ひろくすることもできる。のび太たは最初さいしょ、日本にっぽん中ちゅうの人間にんげんから1円えんずつ貰もらって、たちまち1億おく2千せん万まん円えんのお金持かねもちになろうとするがドラえもんに反対はんたいされた為ため、仕方しかたなく庭にわを広ひろげ、「のび太た野球やきゅう場じょう」や「のび太たゴルフ場じょう」などの建設けんせつを練ねることにする。しかし、広ひろくなった庭にわの草くさむしりに疲つかれ果はててしまうだけではなく、土地とちを広ひろくしたが為ために税務署ぜいむしょの人間にんげんがやって来きて莫大ばくだいな額がくの固定こてい資産しさん税ぜいを請求せいきゅうされ、住民じゅうみんからの反対はんたい運動うんどうも起おきてしまい、のび太たはまた母ははの玉子たまごに怒おこられる羽目はめになった。

チルチルペンキとミチルあみ

チルチルペンキとミチルあみは、『しあわせをよぶ青あおい鳥とり』（てんとう虫ちゅうコミックス22巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

エアブラシのような形状けいじょうの射出しゃしゅつ口こうを持もつ「チルチルペンキ」と、単たんなる捕虫網ほちゅうあみのような「ミチルあみ」のセット。文字通もじどおり、モーリス・メーテルリンクの童話どうわ『青あおい鳥とり』が発想はっそうベースとなっているが、こちらはどんな鳥とりでもペンキを浴あびせれば「青あおい鳥とり」になって、15分ふん以内いないに幸運こううんが訪おとずれると言いうもの。15分ふん経たつとペンキの色いろは落おちる。

チルチルペンキの対象たいしょうは「鳥類ちょうるい」に限かぎらず、「借金しゃっきん取とり」でも効果こうかがある。