尖閣諸島せんかくしょとう

半保護されたページ
出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』

尖閣諸島せんかくしょとう
外交がいこう紛争ふんそうのある諸島しょとう
尖閣諸島せんかくしょとうの位置いちと名称めいしょう（左上ひだりうえは拡大かくだい図ず）
1.魚釣島うおつりしま 2.大正島たいしょうじま 3.久場島くばしま 4.北小島きたこじま 5.南小島みなみこじま 6.沖おきの北岩きたいわ 7.沖おきの南岩みなみいわ 8.飛瀬とびせ（1〜5は島しま、6〜8は岩礁がんしょう）
地理ちり
所在地しょざいち東シナ海ひがししなかい
座標ざひょう北緯ほくい25度ど - 26度ど
東経とうけい123度ど - 125度ど
島しま数すう5島とう 3岩礁がんしょう
主要しゅような島しま魚釣島うおつりしま、久場くば島とう、大正島たいしょうじまなど
最高さいこう地ち
  • 魚釣島うおつりしま
実効じっこう支配しはい
 日本にっぽん
市し沖縄県の旗 沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市し登野城とのしろ尖閣せんかく（とのしろせんかく）[1][2]
領有りょうゆう権けん主張しゅちょう
 日本にっぽん
市し沖縄県の旗 沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市し登野城とのしろ尖閣せんかく
 中華民国ちゅうかみんこく
里さと台湾たいわん省しょう[注釈ちゅうしゃく 1]宜むべ蘭あららぎ県けん頭あたま城じょう鎮大渓おおたに里さと（中国語ちゅうごくご版ばん）[4][5]
 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく
県けん台湾たいわん省しょう宜むべ蘭あららぎ県けん[注釈ちゅうしゃく 2][6]
人口じんこう統計とうけい
人口じんこう0人にん（全すべて無人島むじんとう） (2020年ねん11月がつ現在げんざい)

尖閣諸島せんかくしょとう（せんかくしょとう）は、東シナ海ひがししなかいの南西なんせい部ぶにある島嶼とうしょ群ぐん（とうしょぐん）[7]。石垣島いしがきじま北方ほっぽう約やく130から150キロメートル、北緯ほくい25度ど43分ふんから56分ふん、東経とうけい123度ど27分ふんから124度ど34分ぶんの海域かいいきに点在てんざいする[8]。尖閣せんかく列島れっとう（せんかくれっとう）ともいう。

日本にっぽんが一貫いっかんして実効じっこう支配しはいしているが、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく（中国ちゅうごく）および中華民国ちゅうかみんこく（台湾たいわん）もそれぞれ領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうしている。「尖閣諸島せんかくしょとう」および「尖閣せんかく列島れっとう」は日本にっぽんにおける呼称こしょうであり、中国ちゅうごくでは釣魚ちょうぎょ群島ぐんとう[9]あるいは釣魚ちょうぎょ島とうおよびその付属ふぞく島嶼とうしょ[10][11]、台湾たいわんでは釣魚臺ちょうぎょだい列れつ嶼[12]と呼よばれている。詳くわしくは尖閣諸島せんかくしょとう問題もんだいを参照さんしょう。

構成こうせい

尖閣諸島せんかくしょとう。1.魚釣島うおつりしま、2.大正島たいしょうじま、3.久場島くばしま、4.北小島きたこじま、5.南小島みなみこじま、6.沖おきの北岩きたいわ、7.沖おきの南岩みなみいわ、8.飛瀬とびせ（北緯ほくい25度ど - 26度ど、東経とうけい123度ど - 125度ど）

尖閣諸島せんかくしょとうは魚釣島うおつりしま、北小きたこ島とう、南小みなみこ島とう、久場くば島とう、大正たいしょう島とう、沖おきの北岩きたいわ、沖おきの南岩みなみいわ、飛瀬とびせなどで構成こうせいされる[11]。総そう面積めんせきは約やく5.56平方へいほうキロメートル[11]。日本人にっぽんじん居住きょじゅう者しゃがいた時期じきもあったが、1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）ごろ以降いこうはいずれも無人島むじんとうとなっている[11]。

節ふし内ないの全ぜん座標ざひょうを示しめした地図ちず - OSM
節ふし内ないの全ぜん座標ざひょうを出力しゅつりょく - KML

日本にっぽん政府せいふは日本にっぽん名めいの魚釣島うおつりしま、北小きたこ島とう、南小みなみこ島とう、久場くば島とう、大正たいしょう島とう、沖おきの北岩きたいわ、沖おきの南岩みなみいわ、飛瀬ひせという名称めいしょうについて地方ちほう公共こうきょう団体だんたいが調査ちょうさした地元じもとで呼よばれているものを使用しようしているとしている[13]。また、久場島くばしまを指さす「黄尾嶼こうびしょ（こうびしょ）」や大正たいしょう島とうを指さす「赤尾嶼せきびしょ（せきびしょ）」という呼称こしょうも「我わが国くににおいて従来じゅうらいから使用しようされてきているもの」としている[13]。

なお、2012年ねん（平成へいせい24年ねん）1月がつ16日にち、日本にっぽん政府せいふは排他はいた的てき経済けいざい水域すいいき（英語えいご: Exclusive Economic Zone、略称りゃくしょう:EEZ）の基点きてんとなるにもかかわらず名称めいしょうが不明ふめいであった離島りとうについて、地元じもと自治体じちたいなどに呼称こしょうを照会しょうかいしたうえで、同年どうねん3月がつ末まつまでに命名めいめいする方針ほうしんを示しめし[14]、3月2日にちには名称めいしょうが決定けっていした[15]。この中なかには尖閣諸島せんかくしょとう近海きんかいの4島とうが含ふくまれており、このうち久場島くばしま付近ふきんにある3島とうは北西ほくせい小島こじま、北小島きたこじま、北東ほくとう小島こじま、大正島たいしょうじま付近ふきんにある1島とうは北小島きたこじまと名付なづけられた[15]。この結果けっか、本ほん諸島しょとうには計けい3つの北きた小島こじまが存在そんざいすることになった。

中国ちゅうごく政府せいふは各かく島しまに釣魚ちょうぎょ島とう、北小きたこ島とう、南小みなみこ島とう、黄尾嶼こうびしょ、赤尾嶼せきびしょなどの名称めいしょうを使用しようしている[13]。

おもな島しまと岩礁がんしょうは以下いかのとおり。面積めんせきと最高さいこう標高ひょうこうはそれぞれ沖縄おきなわ県けん[16] と海上かいじょう自衛隊じえいたい[17] が作成さくせいした資料しりょうによる。中国ちゅうごく・中華民国ちゅうかみんこく名めいはそれぞれ日本にっぽんの新しん字体じたい表記ひょうきに変換へんかんしてある。

尖閣諸島せんかくしょとうの島嶼とうしょ群ぐん
日本にっぽん名めい （異称いしょう） 中国ちゅうごく名めい[18] 中華民国ちゅうかみんこく名めい 米国べいこく名めい[19] 周辺しゅうへん地図ちず 面積めんせき 最高さいこう標高ひょうこう 解説かいせつ 画像がぞう
01/魚釣島うおつりしま
（うおつりしま）[13][20]		 釣魚ちょうぎょ島とう 釣魚台ちょうぎょだい Uotsuri Shima 北緯ほくい25度ど44分ふん33秒びょう 東経とうけい123度ど28分ふん17秒びょう / 北緯ほくい25.74250度ど 東経とうけい123.47139度ど / 25.74250; 123.47139 (魚釣島うおつりしま / 釣魚台ちょうぎょだい) 3.82 km2 363 m 石垣いしがき島とう北西方きたにしかた170km（尖閣諸島せんかくしょとう西端せいたん）に位置いちする[21]。尖閣諸島せんかくしょとうで最大さいだいの島しま[21]。250mの急峻きゅうしゅんな崖がけが東西とうざいに横断おうだんしている。
02/久場島くばしま
（くばしま）[13][20]		 （黄尾嶼こうびしょ）[13] 黄尾嶼こうびしょ 黄尾嶼こうびしょ Kobi Sho 北緯ほくい25度ど55分ふん24秒びょう 東経とうけい123度ど40分ふん51秒びょう / 北緯ほくい25.92333度ど 東経とうけい123.68083度ど / 25.92333; 123.68083 (久場島くばしま / 黃尾嶼こうびしょ) 0.91 km2 117 m 在ざい日米にちべい軍ぐんの排他はいた的てき管理かんり下かにある。石垣島いしがきじま北方ほっぽう160km、魚釣さかなつり島しま東北とうほく方かた22kmに位置いちする。
03/大正島たいしょうじま
（たいしょうとう）[13][20]		 （赤尾嶼せきびしょ）[13] 赤尾嶼せきびしょ 赤尾嶼せきびしょ Akao Sho (Sikibi-sho) 北緯ほくい25度ど55分ふん21秒びょう 東経とうけい124度ど33分ふん36秒びょう / 北緯ほくい25.92250度ど 東経とうけい124.56000度ど / 25.92250; 124.56000 (大正島たいしょうじま / 赤尾嶼せきびしょ) 0.06 km2 075 m 在ざい日米にちべい軍ぐんの排他はいた的てき管理かんり下かにある。石垣島いしがきじま北方ほっぽう150km、魚釣島うおつりしま東方とうほう103km（尖閣諸島せんかくしょとう東ひがし端はし）に位置いちする[21]。
04/北小島きたこじま
（きたこじま）[13]		 北小島きたこじま 北小島きたこじま 北緯ほくい25度ど43分ふん55秒びょう 東経とうけい123度ど32分ふん26秒びょう / 北緯ほくい25.73194度ど 東経とうけい123.54056度ど / 25.73194; 123.54056 (北小島きたこじま) 0.31 km2 118 m 石垣島いしがきじま北西ほくせい166km、西表島いりおもてじま北方ほっぽう160kmに位置いちする[21]。
05/南小島みなみこじま
（みなみこじま）[13]		 南小島みなみこじま 南小島みなみこじま Minami-ko Shima 北緯ほくい25度ど43分ふん23秒びょう 東経とうけい123度ど32分ふん47秒びょう / 北緯ほくい25.72306度ど 東経とうけい123.54639度ど / 25.72306; 123.54639 (南小島みなみこじま) 0.40 km2 149 m 石垣島いしがきじま北西ほくせい165km、西表島いりおもてじま北方ほっぽう160kmに位置いちする[21]。
06/沖おきの北岩きたいわ
（おきのきたいわ）[13]		 北きた嶼 沖おき北岩きたいわ Okino-kita Iwa 北緯ほくい25度ど46分ふん52秒びょう 東経とうけい123度ど32分ふん39秒びょう / 北緯ほくい25.78111度ど 東経とうけい123.54417度ど / 25.78111; 123.54417 (沖おきの北岩きたいわ / 北きた嶼) 0.05 km2 028 m 石垣島いしがきじま北方ほっぽう170km[21]、魚釣島うおつりしま東北とうほく方かた6kmに位置いちする。東ひがしの岩いわと西にしの岩いわという2つの岩礁がんしょうからなる[22]。
07/沖おきの南岩みなみいわ
（おきのみなみいわ）[13]		 南みなみ嶼 沖おき南岩みなみいわ Okino-minami Iwa 北緯ほくい25度ど45分ふん19秒びょう 東経とうけい123度ど33分ふん59秒びょう / 北緯ほくい25.75528度ど 東経とうけい123.56639度ど / 25.75528; 123.56639 (沖おきの南岩みなみいわ / 南みなみ嶼) 0.01 km2 013 m 石垣島いしがきじま北方ほっぽう167km[21]、魚釣島うおつりしま東方とうほう7.5kmに位置いちする。
08/飛瀬とびせ
（とびせ）[13]		 飛ひ嶼 飛瀨とびせ Tobi Se 北緯ほくい25度ど44分ふん08秒びょう 東経とうけい123度ど30分ふん22秒びょう / 北緯ほくい25.73556度ど 東経とうけい123.50611度ど / 25.73556; 123.50611 (飛瀬ひせ / 飛ひ嶼) 0.01 km2 002 m 石垣島いしがきじま北西ほくせい167km[21]、魚釣島うおつりしま東方とうほう1.5kmに位置いちする。

名称めいしょう

「尖閣諸島せんかくしょとう」の名称めいしょうは1900年ねん（明治めいじ33年ねん）に当地とうちを調査ちょうさした沖縄おきなわ県けん師範しはん学校がっこう博物はくぶつ農業のうぎょう教師きょうしの黒岩くろいわ恒ひさしが命名めいめいしたもので、各かく島しまの形状けいじょうが尖とんが（とが）っていることにちなんで名付なづけられた[23]。

沖縄おきなわ方言ほうげんでは「ユクン・クバジマ」、八重山やえやま方言ほうげんでは「イーグン・クバジマ」と呼よばれていた。「ユクン」および「イーグン」は魚釣島うおつりしまを指さしており、尖閣諸島せんかくしょとうの主要しゅような島しまである魚釣島うおつりしまと久場島くばしまを合あわせた名称めいしょうである。なお、「ユクン」は「魚さかな」、「イーグン」は「銛」、「クバ」は「ビロウ」という意味いみである[24]。

日本にっぽん政府せいふの立場たちばでは、尖閣諸島せんかくしょとうは沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市しに属ぞくする島しまであり地籍ちせきを有ゆうしている[11]。尖閣諸島せんかくしょとうの所在地しょざいちは、沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市し登野城とのしろ尖閣せんかく2390番地ばんちから2394番地ばんちである。かつての字じ名めいは「登野城とのしろ」であった[23][25] が、石垣いしがき市しでは、2017年ねん（平成へいせい29年ねん）11月29日にちに12月定例ていれい市議会しぎかいに「登野城とのしろ尖閣せんかく」に変更へんこうする議案ぎあんを上程じょうていする方針ほうしんを固かためた[26][27][28]。その後ご、手続てつづき上じょうの問題もんだいを理由りゆうとして議案ぎあん上程じょうていは翌年よくねん以降いこうに先送さきおくりされ[29]、2019年ねん（平成へいせい31年ねん）3月がつの市議会しぎかいでは市し側がわから当面とうめん見送みおくるとの方針ほうしんが示しめされた[30]。しかし、2020年ねん6月がつ9日にちに、字じ名めいを「登野城とのしろ尖閣せんかく」に変更へんこうする議案ぎあんを市しが市議会しぎかい定例ていれい会かいに提出ていしゅつし[31]、賛成さんせい多数たすうで可決かけつ[32]。同年どうねん10月がつ1日にちから字じ名めいが変更へんこうされ[33]、郵便ゆうびん番号ばんごうは907-0031が割わり振ふられた[34]。

字じ名めい変更へんこうについて、中国ちゅうごく外務省がいむしょうの耿爽報道ほうどう官かんは、2017年ねん（平成へいせい29年ねん）12月4日にちの記者きしゃ会見かいけんで「日本にっぽん側がわがどのようないんちきをやろうと、釣魚ちょうぎょ島とう（尖閣諸島せんかくしょとうの中国ちゅうごく側がわ名称めいしょう）が中国ちゅうごくに属ぞくしている事実じじつを変かえることはできない」と反発はんぱつしている[35]。

中華民国ちゅうかみんこくでは釣魚台ちょうぎょだい列れつ嶼[11]、中国ちゅうごくでは釣魚ちょうぎょ群島ぐんとうあるいは釣魚ちょうぎょ島とうおよびその付属ふぞく島嶼とうしょなどと呼よばれる[11]。

地理ちり

尖閣諸島の位置（南西諸島内）
尖閣諸島
尖閣諸島
尖閣諸島
尖閣諸島
尖閣諸島せんかくしょとうのうち3島とうの位置いち図ず (青あお：魚釣島うおつりしま、黄き：久場くば島とう、赤あか：大正島たいしょうじま)

琉球りゅうきゅう諸島しょとう西方せいほうの東シナ海ひがししなかい、沖縄おきなわトラフの西側にしがわに位置いちする。ここはユーラシアプレートの下したにフィリピン海うみプレートが沈しずみ込こんでおり、尖閣諸島せんかくしょとうは沖縄おきなわ島とうから年々ねんねんその距離きょりが離はなれている。南西諸島なんせいしょとうからユーラシア大陸たいりくに続つづく大陸棚たいりくだなの上うえにある。

地質ちしつは火山かざん性せいであり、岩盤がんばんがむき出だしになっている。水源すいげん（河川かせんや湖沼こしょう）はない。農業のうぎょうに不適ふてきなことから定住ていじゅう者しゃはいないが、第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん前まえの一時期いちじき、日本人にっぽんじんが開拓かいたく者しゃにちなんだ通称つうしょう「古賀こが村むら」集落しゅうらくを形成けいせいし、200人にんあまりが生活せいかつしていた（その後ご、経済けいざい的てき理由りゆうにより放棄ほうきされた）[36][37]。また、大戦たいせん末期まっきに石垣島いしがきじまから台湾たいわんへ民間みんかん人じんを疎開そかいさせる途中とちゅうに遭難そうなんした民間みんかん船せんが漂着ひょうちゃくし、救助きゅうじょされるまでに50人にん以上いじょうが飢餓きがなどで犠牲ぎせいになる尖閣諸島せんかくしょとう戦時せんじ遭難そうなん事件じけんが発生はっせいしている。

自然しぜん

生態せいたい系けい

付近ふきん海域かいいきは好こう漁場ぎょじょうであるため、それを餌えさとする大量たいりょうの海鳥うみどりの生息せいそく地ちとなっている。特とくに絶滅ぜつめつ危惧きぐ種しゅのアホウドリ（1953年ねん8月がつ1日にちから4日にちに行おこなわれた、高良こうら鉄夫てつお琉球大学りゅうきゅうだいがく助教授じょきょうじゅ、宮城みやぎ元助もとすけ助教授じょきょうじゅと琉球大学りゅうきゅうだいがく学生がくせい11人にんの尖閣諸島せんかくしょとう学術がくじゅつ調査ちょうさ団だんによる尖閣諸島せんかくしょとう調査ちょうさにおいて、尖閣諸島せんかくしょとう北小きたこ島とうでアホウドリ数すう羽わの生息せいそくを非公式ひこうしきに確認かくにんした[38][39][40]。その後ご、1971年ねん4月がつ1日にちに、池原いけはら貞雄さだお琉球大学りゅうきゅうだいがく教授きょうじゅら琉球大学りゅうきゅうだいがく学術がくじゅつ調査ちょうさ団だんが尖閣諸島せんかくしょとう南小みなみこ島とうでアホウドリ12羽わが生息せいそくしていることを公式こうしきに確認かくにんした[41]。）やクロアシアホウドリ（1970年ねん12月がつ10日とおか、九州きゅうしゅう・長崎大学ながさきだいがく合同ごうどう学術がくじゅつ調査ちょうさ団だんは、尖閣諸島せんかくしょとう北小きたこ島とうでクロアシアホウドリ数すう羽わを発見はっけんした。1971年ねん、池原いけはら貞雄さだお琉球大学りゅうきゅうだいがく教授きょうじゅら琉球大学りゅうきゅうだいがく学術がくじゅつ調査ちょうさ団だんが尖閣諸島せんかくしょとう北小きたこ島とうでクロアシアホウドリ6羽わの生息せいそくを確認かくにんした[41][42]。）の繁殖はんしょく地ちとなっている[43][44]。沖縄おきなわ県けんがアメリカ軍ぐんに占領せんりょうされ、日本にっぽん政府せいふが主権しゅけんを行使こうしできなかった1960年代ねんだいには、尖閣諸島せんかくしょとうに大量たいりょうの中華民国ちゅうかみんこく人じん漁民ぎょみんが入にゅう域いきしていたため、1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）5月がつ15日にち - 18日にちに行おこなわれた琉球大学りゅうきゅうだいがくの高良こうら鉄夫てつお教授きょうじゅらによる第だい四よん次じ調査ちょうさで100万まん羽わ以上いじょうの海鳥うみどりが生息せいそくすることを確認かくにんしていたが[45][46]、1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）7月がつ7日にち - 9日にちに行おこなわれた第だい五ご次じ調査ちょうさでは、小島こじまのカツオドリが20万まん羽わから1万まん羽わ、北小きたこ島とうのセグロアジサシは50万まん羽わから10万まん羽わに激減げきげんしていた[47][48]。これは台湾たいわん漁民ぎょみんが操業そうぎょうのついでに上陸じょうりくし、海鳥うみどりや卵たまごを大量たいりょうに収奪しゅうだつしていたためである[46][48]。その後ごも中華民国ちゅうかみんこく漁民ぎょみんによる上陸じょうりくが報告ほうこくされているが[49]、現在げんざいでは上陸じょうりくそのものに対たいして厳きびしく制限せいげんがかかっており保護ほごされているため、元もとの海鳥うみどりの楽園らくえんとなっている。

確認かくにんされている希少きしょう種しゅ

学術がくじゅつ調査ちょうさで多おおくの希少きしょう種しゅが確認かくにんされている[23]。

領有りょうゆう権けんに関かんする主張しゅちょう

民間みんかん機きから見みた尖閣諸島せんかくしょとう。左ひだりから魚釣島うおつりしま、北小きたこ島とう、南小島みなみこじま（2010年ねん9月がつ15日にち）。

日本にっぽん政府せいふの公式こうしき見解けんかいは、尖閣諸島せんかくしょとうの編入へんにゅう手続てつづきは国際こくさい法ほうでいう先占せんせんの法理ほうり手順てじゅんを満みたしており「この領域りょういきに領有りょうゆう権けん問題もんだいは存在そんざいしない」というものであるが、中国ちゅうごく政府せいふや中華民国ちゅうかみんこく政府せいふは、1971年ねん以降いこうから領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうして「領有りょうゆう権けん問題もんだいが存在そんざいする」と主張しゅちょうしている。日本にっぽんの行政ぎょうせい区分くぶんでは沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市しに属ぞくするが、中華民国ちゅうかみんこくは宜むべ蘭あららぎ県けんに属ぞくすと主張しゅちょうしている。

詳細しょうさいは「尖閣諸島せんかくしょとう問題もんだい」を参照さんしょう

尖閣諸島せんかくしょとう周辺しゅうへん海域かいいきでは2005年ねんの沖縄おきなわ近海きんかいにおける中華民国ちゅうかみんこく漁船ぎょせんの抗議こうぎ行動こうどうや尖閣諸島せんかくしょとう中国ちゅうごく漁船ぎょせん衝突しょうとつ事件じけんのように、実効じっこう支配しはいする日本にっぽんと領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうする中華民国ちゅうかみんこく・中国ちゅうごく側がわとの間あいだで、不法ふほう操業そうぎょうや不法ふほう越境えっきょう・上陸じょうりくをともなう国際こくさい問題もんだいがしばしば発生はっせいしている。また、尖閣諸島せんかくしょとうの諸しょ問題もんだいをめぐって、両りょう国民こくみんの間あいだで2010年ねん尖閣諸島せんかくしょとう抗議こうぎデモや2012年ねんの中国ちゅうごくにおける反日はんにち活動かつどう等ひとしのデモ活動かつどうが繰くり返かえされている。さらに、2012年ねん9月がつの日本にっぽん政府せいふによる尖閣諸島せんかくしょとう国有こくゆう化か後こうは中華民国ちゅうかみんこくの巡視じゅんし船せんや中国ちゅうごくの国家こっか海洋かいよう局きょくの監視かんし船せんなどの公おおやけ船せんによる尖閣諸島せんかくしょとうへの領海りょうかい侵犯しんぱんが続つづき[50]、中国ちゅうごく政府せいふ機関きかんの航空機こうくうきが領空りょうくう侵犯しんぱんも行おこなっている[51]（領海りょうかい侵犯しんぱん回数かいすうの詳細しょうさいは尖閣諸島せんかくしょとう中国ちゅうごく船せん領海りょうかい侵犯しんぱん事件じけんを参照さんしょう）。

中国ちゅうごくと中華民国ちゅうかみんこくが領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうし始はじめたのは、1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）に尖閣諸島せんかくしょとう付近ふきん海底かいてい調査ちょうさで石油せきゆや天然てんねんガスなどの大量たいりょう地下ちか資源しげん埋蔵まいぞうの可能かのう性せいが確認かくにんされて以降いこうである。最初さいしょに中華民国ちゅうかみんこくが領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうしたが、その背景はいけいには、米国べいこく石油せきゆ資本しほんが日本にっぽんに共同きょうどうで石油せきゆ開発かいはつを提案ていあんしたところ日本にっぽん側がわが拒否きょひ。そこで米国べいこく政府せいふが中華民国ちゅうかみんこくに対たいして領有りょうゆう権けん主張しゅちょうするように工作こうさくしたものである[要よう出典しゅってん]。

日本にっぽん側がわ

尖閣諸島せんかくしょとうの沖縄おきなわ県けん編入へんにゅうに関かんする内閣ないかく決議けつぎ（1895年ねん1月がつ14日にち）
ホアピンス（魚釣島うおつりしま）の地質ちしつ図ず。H.KUROIWAによる（1900年ねん）。
「International Map of the World、世界せかいの世界せかい地図ちず」（1954年ねん）の尖閣諸島せんかくしょとう（SENKAKU GUNTŌ、尖閣せんかく郡ぐん島とう）とその周辺しゅうへんを含ふくむ地図ちず

1884年ねん（明治めいじ17年ねん）、実業じつぎょう家かの古賀こが辰たつ四よん郎ろうが尖閣諸島せんかくしょとうへ探検たんけんを行おこなった[23]。

日本にっぽん政府せいふは、1885年ねん（明治めいじ18年ねん）以降いこう、沖縄おきなわ県けん当局とうきょくなどを通つうじて尖閣諸島せんかくしょとうの現地げんち調査ちょうさを幾度いくども行おこない、無人島むじんとうであるだけでなく、清国きよくにを含ふくむいずれの国くににも属ぞくしていない土地とち（無主むしゅ地ち）であることを慎重しんちょうに確認かくにんし、1895年ねん（明治めいじ28年ねん）1月がつ14日にちに閣議かくぎ決定けっていを行おこない、日本にっぽんの領土りょうど（沖縄おきなわ県けん）に編入へんにゅうした[11][23]。一連いちれんの手続てつづきについて、日本にっぽん政府せいふは「先占せんせんの法理ほうり」という国際こくさい法ほうで認みとめられる領有りょうゆう権けん取得しゅとくの方法ほうほうに合致がっちするものと説明せつめいしている[11]。

1896年ねん（明治めいじ29年ねん）、古賀こが辰たつ四よん郎ろうは沖縄おきなわ県けんからの開拓かいたく許可きょかを得えて尖閣諸島せんかくしょとうでアホウドリの羽毛うもう採取さいしゅなどの事業じぎょうを開始かいし[23]。この年としには沖縄おきなわの郡ぐん制せい施行しこうにより魚釣島うおつりしまと久場島くばしまはまもなく八重山やえやま郡ぐんに編入へんにゅうされ、北小きたこ島とう、南小みなみこ島とうとともに国有こくゆう地ちに指定していされた[11]。同年どうねん9月がつ、日本にっぽん政府せいふは実業じつぎょう家かの古賀こが辰たつ四よん郎ろうに対たいして、魚釣島うおつりしま、久場くば島とう、北小島きたこじまおよび南小島みなみこじまを30年間ねんかん無償むしょうで貸与たいよすることとし、無償むしょう貸与たいよ期間きかん終了しゅうりょう後ごは1年ねん契約けいやくの有償ゆうしょう貸与たいよに改あらためた[11][52]。

1902年ねん（明治めいじ35年ねん）、石垣いしがき島とう大浜おおはま間あいだ切きり登野城とのしろ村むらに編入へんにゅうされ地番ちばんの標しるべ杭くいが設置せっちされた[23]。

古賀こが辰たつ四郎しろう・善次よしつぐ親子おやこはアホウドリの羽毛うもうの採取さいしゅ、グアノ（海鳥うみどり糞くそ）の採掘さいくつ、鰹かつお漁業ぎょぎょう、鰹節かつおぶしの製造せいぞうなどの事業じぎょうを経営けいえいした[11]。1909年ねんには古賀こがによる事業じぎょうは最盛さいせい期きを迎むかえ99戸こ、248人にんが生活せいかつしていた[11][23][52]。

1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）、魚釣島うおつりしま、久場くば島とう、北小島きたこじまおよび南みなみ小島こじまの4島とうは古賀こが辰たつ四よん郎ろうの嗣子ししである善次よしつぐに1万まん5千せん円えんで払はらい下さげられ私有地しゆうちとなった[11][52]。しかし、アホウドリの羽毛うもう採取さいしゅは乱獲らんかくや猫ねこ害がいなどにより中止ちゅうしとなり、鰹節かつおぶしの製造せいぞうも燃料ねんりょうが配給はいきゅう制せいとなったため継続けいぞくは困難こんなんとなった[23]。

1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）、古賀こが善次よしつぐが尖閣諸島せんかくしょとうでの事業じぎょうから撤退てったいし、居住きょじゅうしていた人々ひとびとも退去たいきょして再ふたたび無人島むじんとうとなった[11][23]。戦前せんぜんには、以上いじょうのような民間みんかん人じんの事業じぎょう活動かつどうのほか、国くにの機関きかんや沖縄おきなわ県けんによる資源しげん調査ちょうさ・地形ちけい調査ちょうさなどが実施じっしされ、尖閣諸島せんかくしょとうに対たいする日本にっぽんの有効ゆうこうな支配しはいが継続けいぞくしていた[11]。

1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）、第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんでの日本にっぽんの敗戦はいせんの結果けっか、連合れんごう国こく最高さいこう司令しれい官かん指令しれい (SCAPIN) 第だい677号ごうにより尖閣諸島せんかくしょとうを含ふくむ南西諸島なんせいしょとうは米べい軍ぐんの直接ちょくせつ管理かんり下かに置おかれた[11]。さらに1951年ねんのサンフランシスコ平和へいわ条約じょうやくで日本にっぽんは独立どくりつを回復かいふくしたが、同どう条約じょうやく第だい3条じょうによって尖閣諸島せんかくしょとうを含ふくむ北緯ほくい29度ど以南いなんの南西諸島なんせいしょとうは引ひき続つづき米国べいこくの施政しせい下かに置おかれることとなった[11]。その後ご、沖縄おきなわ返還へんかん協定きょうていに基もとづき、1972年ねん5月がつに沖縄おきなわの一部いちぶとして尖閣諸島せんかくしょとうの施政しせい権けんも日本にっぽんに返還へんかんされた[11]。

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん後ごは米べい軍ぐんの射い爆ばく演習えんしゅう場じょうとなり古賀こが善次よしつぐから年間ねんかん1万まんドルの借地しゃくち料りょうで貸与たいよを受うけていた[52]。

1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）9月2日にち、国民こくみん政府せいふ（台湾たいわん）による記者きしゃ団だんらが魚釣島うおつりしまに上陸じょうりく。岩いわに「蒋総統そうとう萬まん盛もり」と書かき上あげて気勢きせいを上あげる写真しゃしんが配信はいしんされた。これに対たいして同年どうねん9月がつ10日とおか、琉球りゅうきゅう政府せいふは改あらためて尖閣諸島せんかくしょとうの領有りょうゆうを宣言せんげん。鉱業こうぎょう権けんの認可にんかを認みとめることとした[53]。魚釣島うおつりしまには青天白日せいてんはくじつ旗はたが建たてられていたが、同年どうねん9月がつ15日にちまでに米べい民みん政府せいふの指示しじに基もとづき琉球りゅうきゅう政府せいふが旗はたを取とり外はずした[54]。

1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）に古賀こが善次よしつぐが死去しきょしたが、後継こうけい者しゃがなく所有しょゆう権けんは友人ゆうじんに譲渡ゆずりわたされた[52]。同年どうねんには政治せいじ団体だんたい日本にっぽん青年せいねん社しゃが魚釣島うおつりしまに私設しせつ灯台とうだいを建設けんせつし、保守ほしゅ管理かんりしてきた。日本国にっぽんこく政府せいふからの「灯台とうだいを正式せいしきに海図かいずに記載きさいし、今後こんごは国くにが灯台とうだいの管理かんりをしていきたい」との申もうし出でにより、2005年ねん（平成へいせい17年ねん）2月がつに灯台とうだいは国くにに譲渡ゆずりわたされ、海上保安庁かいじょうほあんちょうによって魚釣島うおつりしま灯台とうだいとして管理かんりされている。その他た、北小島きたこじまにも灯台とうだいがある。

中曽根なかそね内閣ないかく（1982年ねん - 1987年ねん）の際さいに、海上保安庁かいじょうほあんちょうは魚釣島うおつりしまに仮設かせつヘリポートを設置せっちし、これに対たいして中国ちゅうごく政府せいふは抗議こうぎしていた。このヘリポートは撤去てっきょされたが、中国人ちゅうごくじんの不法ふほう侵入しんにゅうを受うけヘリポートを常つねに使つかえるようにしないのかとの民主党みんしゅとうの松原まつばら仁ひとしの質問しつもんに対たいし、第だい2次じ小泉こいずみ内閣ないかくの杉浦すぎうら正ただし健けん内閣ないかく官房かんぼう副ふく長官ちょうかんは必要ひつよう性せいや保守ほしゅ整備せいびの観点かんてんから必要ひつよう性せいがないと答弁とうべんしている[55]。

2000年ねん（平成へいせい12年ねん）、魚釣島うおつりしまに尖閣せんかく神社じんじゃが建立こんりゅうされた。また、尖閣諸島せんかくしょとう防衛ぼうえい協会きょうかいにより日本にっぽん国旗こっきの碑いしぶみが設置せっちされた。[56]

2012年ねん（平成へいせい24年ねん）、東京とうきょう都とが魚釣島うおつりしま、北小きたこ島とう、南小みなみこ島とうの購入こうにゅうを表明ひょうめいした[23]。3島とうの土地とち所有しょゆう権けんは1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）に長男ちょうなん善次よしつぐに払はらい下さげとなったあと、妻つまが所有しょゆうし、1970年代ねんだいに埼玉さいたま県内けんないの親交しんこうのあった人物じんぶつに売却ばいきゃくされていた。また、魚釣島うおつりしま、北小きたこ島とう、南小みなみこ島とうの3島とうは、国有こくゆう化か前まえの2002年ねん（平成へいせい14年ねん）から総務そうむ省しょうが埼玉さいたま県けん在住ざいじゅうの地権ちけん者しゃと賃借ちんしゃく契約けいやくを締結ていけつしていた[57]。

同年どうねん9月11日にち、日本にっぽん政府せいふは魚釣島うおつりしま、北小島きたこじまおよび南みなみ小島こじまの3島とうを埼玉さいたま県けん在住ざいじゅうの地権ちけん者しゃから購入こうにゅうし、国くにへの所有しょゆう権けん移転いてん登記とうきを完了かんりょうした[58]。これによって私有地しゆうちは久場島くばしまのみとなった[11]。

詳細しょうさいは「尖閣諸島せんかくしょとう国有こくゆう化か」を参照さんしょう

各かく島しまの状況じょうきょう

1910年ねん頃ころの尖閣諸島せんかくしょとう民みんとその住居じゅうきょと掲かかげられる日章旗にっしょうき
  • 南みなみ小島こじま（沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市し登野城とのしろ尖閣せんかく2390）、北きた小島こじま（沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市し登野城とのしろ尖閣せんかく2391）、魚釣島うおつりしま（沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市し登野城とのしろ尖閣せんかく2392）
南みなみ小島こじま、北小きたこ島とう、魚釣島うおつりしまの3島とうは、1896年ねん（明治めいじ29年ねん）から民間みんかん人じんに無償むしょう貸与たいよされ、1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）に払はらい下さげ、2002年ねん（平成へいせい14年ねん）4月がつ1日にちから国くにが賃借ちんしゃくし、2012年ねん（平成へいせい24年ねん）9月がつ11日にちに国くにが取得しゅとくした[11]。
  • 久場島くばしま（沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市し登野城とのしろ尖閣せんかく2393）
久場島くばしまは1896年ねん（明治めいじ29年ねん）から民間みんかん人じんに無償むしょう貸与たいよされ、1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）に払はらい下さげられ、以後いごは私有地しゆうちとなっているが、1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）5月がつ15日にちに開催かいさいされた日米にちべい合同ごうどう委員いいん会かいにおいて、日米地位協定にちべいちいきょうてい第だい2条じょう1（a）の規定きていに従したがい、黄尾嶼こうびしょ射しゃ爆ばく撃げき場じょうとして、米べい軍ぐんによる使用しようが許ゆるされることが合意ごういされ、米べい軍ぐんの使用しように供きょうするため、国くにが所有しょゆう者しゃから賃借ちんしゃくしている[11][59]。
  • 大正島たいしょうじま（沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市し登野城とのしろ尖閣せんかく2394）
大正島たいしょうじまは一貫いっかんして国くにが保有ほゆうしており、1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）5月がつ15日にちに開催かいさいされた日米にちべい合同ごうどう委員いいん会かいにおいて、日米地位協定にちべいちいきょうてい第だい2条じょう1（a）の規定きていに従したがい、赤尾嶼せきびしょ射しゃ爆ばく撃げき場じょうとして、米べい軍ぐんによる使用しようが許ゆるされることが合意ごういされた[11][59]。
  • 沖おきの北岩きたいわ、沖おきの南岩みなみいわ、飛瀬ひせ
沖おきの北岩きたいわ、沖おきの南岩みなみいわ、飛瀬とびせは、いずれも一貫いっかんして国くにが保有ほゆうしている[11]。

尖閣諸島せんかくしょとう付近ふきん一帯いったいの採掘さいくつ鉱業こうぎょう権けんについては、所有しょゆう者しゃとは別べつに、双そう日び、コスモ石油こすもせきゆ、アラビア石油あらびあせきゆの出資しゅっし会社かいしゃである「うるま資源しげん開発かいはつ（株）かぶしきがいしゃ」が設定せっていしている[60]。

なお、日本にっぽん政府せいふは「尖閣諸島せんかくしょとうの平穏へいおんかつ安定あんてい的てきな維持いじおよび管理かんりのためという政府せいふの魚釣島うおつりしま等とうの賃借ちんしゃくの目的もくてきに照てらして、原則げんそくとして政府せいふ関係かんけい者しゃを除のぞき何人なんにんも尖閣諸島せんかくしょとうへの上陸じょうりくを認みとめないとの方針ほうしん」をとっている[61]。

在ざい日米にちべい軍ぐん訓練くんれん区域くいき

在ざい沖縄おきなわ米べい軍ぐんは、1950年代ねんだいから、久場島くばしまおよび大正島たいしょうじまに射い爆撃ばくげき場じょうを設置せっちし、沖縄おきなわ返還へんかん交渉こうしょうの際さいの日米にちべい両国りょうこく政府せいふ間あいだの了解りょうかいに従したがい、沖縄おきなわ返還へんかん後ごも日米地位協定にちべいちいきょうてい第だい2条じょう1（a）に規定きていする施設しせつ・区域くいきとして引ひき続つづいて米べい軍ぐん提供ていきょう施設しせつとなっている[11]。

尖閣諸島せんかくしょとうには現在げんざいも在日ざいにち米まい海軍かいぐんの訓練くんれん区域くいきが残のこっているが、1979年ねん以降いこうは使用しようされていない[62]。

使用しよう部隊ぶたい 施設しせつ番号ばんごう 名前なまえ 場所ばしょ 管理かんり部隊ぶたい 使用しよう開始かいし日び 提供ていきょう開始かいし日び
海軍かいぐん[62] FAC 6084 黄尾嶼こうびしょ射しゃ爆ばく撃げき場じょう （Kobi Sho Range） 久場島くばしま 在ざい沖おき米まい海軍かいぐん
艦隊かんたい活動かつどう司令しれい部ぶ[62] 		1956年ねん[62] 1972年ねん5月がつ15日にち[62]
FAC 6085 赤尾あかお嶼射爆撃ばくげき場じょう (Sekibi Sho Range) 大正島たいしょうじま 1956年ねん3月がつ27日にち[62]

利用りよう目的もくてきに合あわせて、Kobi Sho RangeはKobi Sho Gunnery Rangeと命名めいめいされており、Sekibi Sho RangeはSekibi Sho Gunnery Rangeと命名めいめいされている[63]。

黄尾嶼こうびしょ射しゃ爆ばく撃げき場じょうおよび赤尾嶼せきびしょ射しゃ爆ばく撃げき場じょうについては、日米にちべい合同ごうどう委員いいん会かいにおける合意ごういで、米べい軍ぐんがその水域すいいきを使用しようする場合ばあいは、原則げんそくとして15日にち前まえまでに防衛ぼうえい省しょうに通告つうこくすることとなっているところ、1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）6月がつ以降いこうはその通告つうこくがない[59]。

なお地方ちほう公共こうきょう団体だんたい職員しょくいんなどが黄尾嶼こうびしょ射しゃ爆ばく撃げき場じょうおよび赤尾嶼せきびしょ射しゃ爆ばく撃げき場じょうへの立たち入いりを行おこなおうとする場合ばあいには、平成へいせい8年ねん12月2日にちの合衆国がっしゅうこくの施設しせつおよび区域くいきへの立入たちいり許可きょか手続てつづきについての日米にちべい合同ごうどう委員いいん会かいにおける合意ごういに定さだめられている手続てつづきに従したがって米べい軍ぐんの許可きょかを得える必要ひつようがある[59]。

中華民国ちゅうかみんこく側がわ

中華民国ちゅうかみんこくは1971年ねん6月がつの外交がいこう部ぶ声明せいめいで公式こうしきに領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうした[11]。

「魚さかな釣台つりだいは15世紀せいきに中国人ちゅうごくじんが発見はっけんし名付なづけた中華民国ちゅうかみんこくに属ぞくする固有こゆうの領土りょうどである。下関しものせき条約じょうやくで清きよから中華民国ちゅうかみんこく及およびその付属ふぞく諸島しょとうが日本にっぽんへ帰属きぞくが移うつったが第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんの結果けっか沖縄おきなわとともに日本にっぽんの支配しはいから解放かいほうされ、サンフランシスコ平和へいわ条約じょうやくの中華民国ちゅうかみんこく放棄ほうきで領土りょうどの帰属きぞくは中華民国ちゅうかみんこくに戻もどった。しかしアメリカは沖縄おきなわと一緒いっしょに魚さかな釣台つりだいを占領せんりょうし1972年ねんに施ほどこせ政権せいけんを勝手かってに日本にっぽんへ移うつした。元来がんらい魚さかな釣台つりだいは中華民国ちゅうかみんこくに付属ふぞくする島しまなので施政しせい権けんの移動いどうは中華民国ちゅうかみんこくが持もつ魚さかな釣台つりだいの領有りょうゆう権けんに関かんしてなんら影響えいきょうを持もたない[64][65]」としている。

中国ちゅうごく側がわ

1534年ねん、明あきらの第だい十じゅう一任いちにん琉球りゅうきゅう冊さつ封ふう使し・陳ちん侃ただし（ちんかん）は尖閣諸島せんかくしょとうを調査ちょうさし、「使つかい琉球りゅうきゅう錄ろく」で「釣魚ちょうぎょ嶼」と命名めいめいした。 1562年ねん、浙江せっこう提督ていとく・胡えびす宗そう憲けんおよび幕僚ばくりょうの鄭てい若わか曽そも『籌海圖ず編へん（ちゅうかいずへん）』で「釣魚ちょうぎょ嶼」を記載きさいした[66]。

その後ご、歴代れきだいの中国ちゅうごく君主くんしゅは中国ちゅうごくの領土りょうどに釣魚ちょうぎょ嶼を含ふくめた。たとえば、清きよしの乾いぬい隆たかし帝みかどは釣魚ちょうぎょ嶼が「大だい清きよし一統いっとう志こころざし」で言及げんきゅうされるべきであることを命めいじた[67]。

中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくで1969年ねんに発行はっこうされた公式こうしき地図ちずに、尖閣諸島せんかくしょとうが日本にっぽん名めいで「尖閣せんかく群島ぐんとう」と表記ひょうきされており、尖閣諸島せんかくしょとうの西端せいたんに位置いちする「魚釣島うおつりしま」の名前なまえも日本にっぽん名めいで明記めいきされている[68]。人民日報じんみんにっぽうでも昔むかしは尖閣せんかく列島れっとうと言いっており、領有りょうゆう権けんを唱となえるまで日本にっぽん（沖縄おきなわ県けん石垣いしがき市し）の領土りょうどと認識にんしきしていた。

中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくは1971年ねん12月の外交がいこう部ぶ声明せいめいで公式こうしきに領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうした[11]。

米国べいこくの立場たちば

米国べいこく政府せいふは尖閣諸島せんかくしょとうの領有りょうゆう権けんについて最終さいしゅう的てきに判断はんだんする立場たちばにないとしつつ、領有りょうゆう権けんをめぐる対立たいりつが存在そんざいするならば関係かんけい当事とうじ者しゃ間あいだの平和へいわ的てき解決かいけつを期待きたいするとの中立ちゅうりつ的てき立場たちばを示しめす一方いっぽう、尖閣諸島せんかくしょとうは1972年ねんの沖縄おきなわ返還へんかん以来いらい日本にっぽんの施政しせい下かにあり、日米にちべい安全あんぜん保障ほしょう条約じょうやく第だい5条じょうは日本にっぽんの施政しせい下かにある領域りょういきに適用てきようされるとの見解けんかいを示しめしている[11]。

具体ぐたい的てきな言及げんきゅう例れいのひとつとして、2018年ねん11月21日にち、ランドール・シュライバー国防こくぼう次官補じかんほが産経新聞さんけいしんぶんのインタビューに応おうじ、「尖閣諸島せんかくしょとうは日本にっぽんの施政しせい権けん下かにあり、日米にちべい安全あんぜん保障ほしょう条約じょうやくの適用てきよう対象たいしょう」であると言明げんめいしている[69]。

領有りょうゆうをめぐる年表ねんぴょう

詳細しょうさいは「尖閣諸島せんかくしょとう問題もんだい」を参照さんしょう

主おもに日本にっぽん外務省がいむしょうの資料しりょうを元もとに概要がいようのみ記しるす[70]。

「尖閣諸島せんかくしょとう」切手きって

沖縄おきなわ返還へんかん直前ちょくぜんの1972年ねん4月がつ14日にち、沖縄おきなわで郵便ゆうびん事業じぎょうを行おこなっていた琉球りゅうきゅう郵政ゆうせい庁ちょうは記念きねん切手きって「海洋かいようシリーズ」の第だい3集しゅう「海鳥うみどりと海うみと島しま」を発行はっこうしたが、これは尖閣諸島せんかくしょとうの南小島みなみこじまでアホウドリ[注釈ちゅうしゃく 3] が羽根はねを休やすめる風景ふうけいを描えがいたものだという。これは琉球りゅうきゅう郵政ゆうせい庁ちょうが切手きってを発行はっこうする権限けんげんがあるうちに、尖閣諸島せんかくしょとうは沖縄おきなわの島しまであることを主張しゅちょうする切手きってを残のこすためであった。

公式こうしきには切手きっての題目だいもくは「海鳥うみどり」とされているが、これは領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうし始はじめた中華民国ちゅうかみんこく政府せいふに対たいする配慮はいりょから、アメリカから発行はっこう中止ちゅうし命令めいれい[注釈ちゅうしゃく 4] を受うけないためのカモフラージュであった。1971年ねんに琉球大学りゅうきゅうだいがくの調査ちょうさによりクロアシアホウドリとアホウドリが尖閣諸島せんかくしょとうに生息せいそくすることが確認かくにんされたことから、琉球りゅうきゅう郵政ゆうせい庁ちょうの切手きって発行はっこう担当たんとう者しゃは原画げんが担当たんとう者しゃの安次富あじとみ長ちょう昭あきらにアホウドリを描えがくように指示しじした。安次富あじとみは調査ちょうさ団だんの説明せつめいからイメージを膨ふくらませたという。このようにして「琉球りゅうきゅう」の名なで尖閣諸島せんかくしょとう切手きってが発行はっこうされた[73][74][75]。

また、担当たんとう者しゃは第だい1集しゅうの「夕陽ゆうひと島しま」でも魚釣島うおつりしまに沈しずむ夕陽ゆうひにしようと目論もくろみ、写真しゃしん撮影さつえいのため原画げんが技官ぎかんを2週間しゅうかんにわたり出張しゅっちょうさせたが、荒天こうてんのため尖閣諸島せんかくしょとうにたどり着つけず、やむなく慶けい良りょう間あいだの海うみと島しまに変更へんこうされたという[76]。

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ 中華民国ちゅうかみんこくの行政ぎょうせい区分くぶんで、実働じつどう組織そしきとしては2018年ねんに事実じじつ上じょう廃止はいしされている[3]。一方いっぽう、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくも名目めいもく上じょう同名どうめいの省しょうを設置せっちしているが、組織そしき的てき関連かんれん性せいは全まったくない。詳くわしくは台湾たいわん省しょうを参照さんしょう。
  2. ^ ただし中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの主張しゅちょうとしては、当該とうがい地域ちいきは中華民国ちゅうかみんこく（中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくに属ぞくする台湾たいわん省しょう）が実効じっこう支配しはいしている地域ちいきであり、行政ぎょうせい権けんは中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくの直轄ちょっかつではなく、中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくに属ぞくする「台湾たいわん省しょう」に存在そんざいするとしている。詳くわしくは台湾たいわん省しょう (中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく)を参照さんしょう。
  3. ^ 沖縄おきなわ県内けんないではアホウドリがいるのは尖閣諸島せんかくしょとうに限かぎられている。
  4. ^ 1967年ねんに切手きっての図案ずあんのなかで日章旗にっしょうきを星条旗せいじょうきよりも高たかい位置いちに置おいたことから切手きって発行はっこうが禁きんじられ不ふ発行はっこう切手きってになった前例ぜんれいがあった。

出典しゅってん

  1. ^ 『角川かどかわ日本にっぽん地名ちめい大だい辞典じてん（47）沖縄おきなわ県けん』角川書店かどかわしょてん、日本にっぽん富士見ふじみ、1986年ねん6月がつ、184頁ぺーじ頁ぺーじ。ISBN 978-4040014708。 
  2. ^ 大だい濵長照あきら. “「市長しちょうのおはようロマンメッセージ」（石垣いしがき市庁しちょう内ない放送ほうそう）2002年ねん7月がつ19日にち放送ほうそう分ぶん” (PDF). 石垣いしがき市し. 2011年ねん9月がつ16日にち閲覧えつらん。
  3. ^ 賴よりゆき清德せいとく拍板びんざさら！省しょう政府せいふ7月がつ1日にち解散かいさん、省しょう級きゅう機關きかん預あずか算さん將はた歸かえり零れい (2018年ねん6月がつ28日にち) 2020年ねん6月がつ7日にち閲覧えつらん。
  4. ^ “釣魚臺ちょうぎょだい列れつ嶼相關そうかん文獻ぶんけん” (繁体字はんたいじ中国語ちゅうごくご). 中華民国ちゅうかみんこく外交がいこう部ぶ. 2014年ねん5月がつ22日にち閲覧えつらん。
  5. ^ “我わが們的釣魚臺ちょうぎょだい” (繁体字はんたいじ中国語ちゅうごくご). 中央ちゅうおう通どおり訊社. 2014年ねん5月がつ22日にち閲覧えつらん。[リンク切きれ]
  6. ^ 中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく国こく务院新しん闻办公おおやけ室しつ (2012年ねん9月がつ25日にち). “《钓鱼岛是中国ちゅうごく的てき固有こゆう领土》白しろ皮がわ书” (簡体字かんたいじ中国語ちゅうごくご). 北京ぺきん: 新華社しんかしゃ. http://news.xinhuanet.com/2012-09/25/c_113202698.htm. "1871年ねん……将はた钓鱼岛列入にゅう海防かいぼう冲要，隶属台湾たいわん府ふ噶玛兰厅（今こん台湾たいわん省しょう宜むべ兰县）管かん辖。" 
  7. ^ 【Q＆A】「尖閣諸島せんかくしょとう」とは？Yahoo!ニュース 2020年ねん8月がつ14日にち配信はいしん, 2021年ねん3月がつ24日にち閲覧えつらん
  8. ^ 地形ちけい図ず、国土こくど地理ちり院いん。
  9. ^ 繁体字はんたいじ中国語ちゅうごくご: 釣魚ちょうぎょ島とう、簡体字かんたいじ中国語ちゅうごくご: 钓鱼岛
  10. ^ 繁体字はんたいじ中国語ちゅうごくご: 釣魚ちょうぎょ島とう及其附屬ふぞく島嶼とうしょ、簡体字かんたいじ中国語ちゅうごくご: 钓鱼岛及其附属ふぞく岛屿
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab “立法りっぽうと調査ちょうさ334号ごう「尖閣諸島せんかくしょとうをめぐる問題もんだいと日にち中ちゅう関係かんけい」” (PDF). 参議院さんぎいん外交がいこう防衛ぼうえい委員いいん会かい調査ちょうさ室しつ (2012年ねん11月30日にち). 2014年ねん12月28日にち閲覧えつらん。
  12. ^ 俗字ぞくじ：釣魚台ちょうぎょだい列れつ嶼
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m 参議院さんぎいん議員ぎいん佐藤さとう正久まさひさ君くん提出ていしゅつ尖閣諸島せんかくしょとうの呼称こしょうに関かんする質問しつもんに対たいする答弁とうべん書しょ（野田のだ内閣ないかく） 参議院さんぎいん、2019年ねん6月がつ12日にち閲覧えつらん
  14. ^ 尖閣せんかく周辺しゅうへん、39の無名むめい離島りとうに命名めいめい EEZ基準きじゅんで官房かんぼう長官ちょうかん Archived 2013年ねん4月がつ26日にち, at the Wayback Machine. 共同通信きょうどうつうしん（47NEWS）、2012年ねん1月がつ16日にち
  15. ^ a b 名称めいしょう不明ふめい離島りとうの名称めいしょう決定けってい・地図ちず等とうへの記載きさいについて 総合そうごう海洋かいよう政策せいさく本部ほんぶ、2012年ねん3月がつ2日にち
  16. ^ “沖縄おきなわ県けん島とうしょ別べつ面積めんせき一覧いちらん”. 沖縄おきなわ県けん企画きかく部ぶ土地とち対策たいさく課か. 2012年ねん5月がつ14日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2011年ねん9月がつ2日にち閲覧えつらん。
  17. ^ “ご存知ぞんじですか? ガス田た群ぐん 尖閣諸島せんかくしょとう” (PDF). 海上かいじょう自衛隊じえいたい第だい5航空こうくう群ぐん (2009年ねん10月がつ7日にち). 2012年ねん11月7日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2011年ねん9月がつ2日にち閲覧えつらん。
  18. ^ 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく駐ちゅう日本国にっぽんこく大使館たいしかん: “釣魚ちょうぎょ島とうおよびその一部いちぶ付属ふぞく島嶼とうしょの地理ちり座標ざひょう” (2012年ねん9月がつ15日にち). 2013年ねん2月がつ11日にち閲覧えつらん。
  19. ^ PUB.158 SAILING DIRECTIONS (ENROUTE) JAPAN VOLUME 1 2017 SEVENTEENTH EDITION (PDF) アメリカ国家こっか地球ちきゅう空間くうかん情報じょうほう局きょく 2017年ねん、p.129
  20. ^ a b c 排他はいた的てき経済けいざい水域すいいき等とうの基礎きそとなる 低てい潮しお線せんを有ゆうする離島りとうに関かんする調査ちょうさ報告ほうこく書しょ (PDF)
  21. ^ a b c d e f g h 尖閣諸島せんかくしょとう (PDF) 石垣いしがき市し
  22. ^ 沖縄大おきなわだい百科ひゃっか事典じてん刊行かんこう事務じむ局きょく 『沖縄大おきなわだい百科ひゃっか事典じてん（上巻じょうかん）』 沖縄おきなわタイムス社しゃ、1983年ねん、594頁ぺーじ
  23. ^ a b c d e f g h i j k 『石垣いしがき市しの宝たから 尖閣諸島せんかくしょとう』（PDF）石垣いしがき市し、2015年ねん3月がつ1日にち。https://web.archive.org/web/20200909023249/https://www.city.ishigaki.okinawa.jp/material/files/group/9/senkaku_j.pdf。 
  24. ^ 上地うえち龍りゅう典てん「時事じじ問題もんだい解説かいせつNO.95 尖閣せんかく列島れっとうと竹島たけしま 中国ちゅうごく・韓国かんこくとの領土りょうど問題もんだい - ウェイバックマシン（2004年ねん5月がつ17日にちアーカイブ分ぶん）」
  25. ^ 石垣いしがき市議会しぎかい (2010年ねん9月がつ28日にち). “尖閣諸島せんかくしょとう海域かいいきにおける中国ちゅうごく漁船ぎょせん領海りょうかい侵犯しんぱんに関かんする意見いけん書しょ” (PDF). 石垣いしがき市し. 2017年ねん9月がつ20日はつか閲覧えつらん。
  26. ^ 尖閣諸島せんかくしょとうの字じ名めい変更へんこうへ 9月がつ定例ていれい市議会しぎかい 八重山やえやま毎日新聞まいにちしんぶん、2017年ねん9月がつ20日はつか
  27. ^ “尖閣諸島せんかくしょとう：「石垣いしがき市し尖閣せんかく」に地名ちめい変更へんこうへ”. 毎日新聞まいにちしんぶん. (2017年ねん9月がつ21日にち). オリジナルの2017年ねん9月がつ30日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170930185726/https://mainichi.jp/articles/20170921/k00/00e/040/336000c 
  28. ^ “尖閣せんかくの地名ちめい、「登野城とのしろ尖閣せんかく」に字じ名めい変更へんこうへ 沖縄おきなわ・石垣いしがき市し 対たい中ちゅう牽制けんせい、日本にっぽん領土りょうどの決意けつい示しめす”. 産経新聞さんけいしんぶん. (2017年ねん11月30日にち). https://www.sankei.com/article/20171130-5J2VDABLQRKLXIQGPTQG2HFEKY/ 2017年ねん12月5日にち閲覧えつらん。 
  29. ^ “沖縄おきなわ・石垣いしがき市し「尖閣せんかく」字じ名めい明記めいき、来年らいねん以降いこうに先送さきおくりへ 中山なかやま義隆よしたか市長しちょうが表明ひょうめい 「手続てつづき」理由りゆうも国くにと調整ちょうせい?”. 産経新聞さんけいしんぶん. (2017年ねん12月11日にち). https://www.sankei.com/article/20171211-D25I2M3BQ5NWHKN3VOTTQPCHLA/ 2017年ねん12月16日にち閲覧えつらん。 
  30. ^ “尖閣せんかく字じ名めい変更へんこう、当面とうめん見送みおくり 市議会しぎかい一般いっぱん質問しつもん ゴルフ場じょう閉鎖へいさで波紋はもん明あきら”. 八重山やえやま日報にっぽう. (2019年ねん3月がつ16日にち). http://www.yaeyama-nippo.co.jp/archives/5865 
  31. ^ “尖閣諸島せんかくしょとう、石垣いしがき市しが字じ名めい変更へんこうへ 効率こうりつ化かで「尖閣せんかく」明記めいき”. 朝日新聞あさひしんぶん. (2020年ねん6月がつ6日にち). オリジナルの2020年ねん6月がつ23日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200623010012/https://www.asahi.com/articles/ASN665JQHN66TIPE007.html 2020年ねん6月がつ23日にち閲覧えつらん。 
  32. ^ “字じ名めいに「尖閣せんかく」付つけ「登野城とのしろ尖閣せんかく」に 石垣いしがき市議会しぎかいが可決かけつ”. 沖縄おきなわタイムス. (2020年ねん6月がつ22日にち). オリジナルの2020年ねん6月がつ23日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200623004800/https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/589200 2020年ねん6月がつ23日にち閲覧えつらん。 
  33. ^ “尖閣諸島せんかくしょとうの字じ名めい、「登野城とのしろ」から「登野城とのしろ尖閣せんかく」に変更へんこう”. 読売新聞よみうりしんぶん. (2020年ねん10月がつ1日にち). https://www.yomiuri.co.jp/national/20201001-OYT1T50245/ 2020年ねん10月がつ6日にち閲覧えつらん。 
  34. ^ “郵便ゆうびん番号ばんごう検索けんさく > 沖縄おきなわ県けん > 石垣いしがき市し > 登野城とのしろ尖閣せんかく”. 日本にっぽん郵便ゆうびん. 2020年ねん10月がつ6日にち閲覧えつらん。
  35. ^ “中国ちゅうごく「いんちき」と反発はんぱつ 尖閣せんかくの字じ名めい変更へんこう”. 産経新聞さんけいしんぶん. (2017年ねん12月5日にち). https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171205-00000504-san-cn 2017年ねん12月5日にち閲覧えつらん。 
  36. ^ “尖閣諸島せんかくしょとう情勢じょうせいの概要がいよう”. Ministry of Foreign Affairs of Japan. 外務省がいむしょう. 2020年ねん6月がつ28日にち閲覧えつらん。
  37. ^ 平岡ひらおか昭利あきとし (2005-10-28). “明治めいじ期きにおける尖閣諸島せんかくしょとうへの日本人にっぽんじんの進出しんしゅつと古賀こが辰たつ四よん郎ろう”. 人文じんぶん地理ちり 57 (5): 503-518. doi:10.4200/jjhg1948.57.503. 
  38. ^ 尖閣せんかく研究けんきゅう 高だか良りょう学術がくじゅつ調査ちょうさ団だん資料集しりょうしゅう（下巻げかん） pp213-250. 尖閣諸島せんかくしょとう文献ぶんけん資料しりょう編纂へんさん会かい編へん. 2007年ねん10月がつ1日刊にっかん
  39. ^ 北小島きたこじまの洋上ようじょうに居いたアホウドリ―尖閣せんかく列島れっとう生物せいぶつ調査ちょうさ（1953年ねん8月がつ）で実見じっけん―. 尖閣諸島せんかくしょとう文献ぶんけん資料しりょう編纂へんさん会かい
  40. ^ 尖閣諸島せんかくしょとう調査ちょうさ団だん座談ざだん会かい. 尖閣諸島せんかくしょとう文献ぶんけん資料しりょう編纂へんさん会かい
  41. ^ a b 尖閣せんかく列島れっとう学術がくじゅつ調査ちょうさ報告ほうこく. 琉球大学りゅうきゅうだいがく尖閣せんかく列島れっとう学術がくじゅつ調査ちょうさ団だん編へん. 琉球大学りゅうきゅうだいがく. 1971年刊ねんかん
  42. ^ 沖縄おきなわの秘境ひきょうを探さぐる. 高良こうら鉄夫てつお. 沖縄おきなわ新報しんぽう社しゃ. 1980年刊ねんかん. pp106-107
  43. ^ 河野こうの裕美ひろみ 「アホウドリ」『沖縄おきなわ県けんの絶滅ぜつめつのおそれのある野生やせい生物せいぶつ(レッドデータおきなわ)-動物どうぶつ編へん-』、沖縄おきなわ県けん文化ぶんか環境かんきょう部ぶ自然しぜん保護ほご課か編へん 、2005年ねん、61-62頁ぺーじ。
  44. ^ 長谷川はせがわ博ひろし 「アホウドリの保護ほご」 黒田くろだ長久ちょうきゅう監修かんしゅう C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編へん 『動物どうぶつ大だい百科ひゃっか7 鳥類ちょうるいI』、平凡社へいぼんしゃ、1986年ねん、60-61頁ぺーじ。
  45. ^ 朝日新聞あさひしんぶん1963年ねん5月がつ21日にち夕刊ゆうかん
  46. ^ a b 尖閣せんかく研究けんきゅう 高だか良りょう学術がくじゅつ調査ちょうさ団だん資料集しりょうしゅう（上巻じょうかん） pp161-210. 尖閣諸島せんかくしょとう文献ぶんけん資料しりょう編纂へんさん会かい編へん. 2007年ねん10月がつ1日刊にっかん
  47. ^ 朝日新聞あさひしんぶん1968年ねん7月がつ18日にち夕刊ゆうかん
  48. ^ a b 尖閣せんかく研究けんきゅう 高だか良りょう学術がくじゅつ調査ちょうさ団だん資料集しりょうしゅう（上巻じょうかん） pp211-250. 尖閣諸島せんかくしょとう文献ぶんけん資料しりょう編纂へんさん会かい編へん. 2007年ねん10月がつ1日刊にっかん
  49. ^ 朝日新聞あさひしんぶん1969年ねん7月がつ11日にち付づけ夕刊ゆうかん
  50. ^ 『海保かいほ「島しまへの上陸じょうりくは阻止そし」放水ほうすい銃じゅうで進路しんろ妨さまたげ中華民国ちゅうかみんこく漁船ぎょせんは領海りょうかい外がいへ』産経さんけいニュース 2012年ねん9月がつ25日にち
  51. ^ 「中国ちゅうごく機きが尖閣せんかく沖おきで領空りょうくう侵犯しんぱん＝魚釣島うおつりしま沖おきでは監視かんし船せん侵入しんにゅう－海うみ空そらで示威じい行為こうい、政府せいふ抗議こうぎ」時事じじドットコム 2012年ねん12月13日にち
  52. ^ a b c d e 松田まつだ久ひさ彦「八はち女じょあれこれ 1 国境こっきょうの島しまと八はち女じょ」、八女やめ市し、2020年ねん5月がつ17日にち閲覧えつらん。
  53. ^ 琉球りゅうきゅう政府せいふ 尖閣せんかく列島れっとうの領有りょうゆう宣言せんげん 鉱業こうぎょう権けん年内ねんないに認可にんか 「国府こくふ発言はつげん」に対抗たいこう『朝日新聞あさひしんぶん』1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）9月がつ11日にち朝刊ちょうかん 12版はん 1面めん
  54. ^ 尖閣せんかく列島れっとう 国府こくふ旗き取とりはずす 米べい民みん政府せいふが指示しじ『朝日新聞あさひしんぶん』1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）9月がつ16日にち朝刊ちょうかん 12版はん 3面めん
  55. ^ “第だい162回かい国会こっかい 外務がいむ委員いいん会かい 第だい14号ごう（平成へいせい17年ねん7月がつ22日にち（金曜日きんようび））会議かいぎ録ろく”. 衆議院しゅうぎいん. 2011年ねん9月がつ2日にち閲覧えつらん。
  56. ^ “尖閣せんかく神社じんじゃが移設いせつ・再建さいけん 遷座せんざ、竣工しゅんこうを関係かんけい者しゃ祝いわう 石垣いしがき市し”. yaeyama-nippo.co.jp (2019年ねん2月がつ17日にち). 2022年ねん5月がつ9日にち閲覧えつらん。
  57. ^ 『日刊にっかんゲンダイ』 2010年ねん10月がつ2日にち号ごう2面めんより抜粋ばっすい引用いんよう。
  58. ^ 尖閣諸島せんかくしょとう、１１日にちに国有こくゆう化か…当面とうめん現状げんじょうのまま維持いじ 読売新聞よみうりしんぶん2012年ねん9月がつ11日にち13S版ばん2面めん、尖閣せんかく登記とうき11日にちに完了かんりょう 2012年ねん9月がつ13日にち13版はん4面めん
  59. ^ a b c d “内閣ないかく衆しゅ質しつ一いち八はち七なな第だい七なな八はち号ごう平成へいせい二に十じゅう六ろく年ねん十じゅう一いち月がつ二に十じゅう一いち日にち” (PDF). 衆議院しゅうぎいん (2014年ねん11月21日にち). 2014年ねん12月28日にち閲覧えつらん。
  60. ^ わが国くに周辺しゅうへん海域かいいきにおける石油せきゆ・天然てんねんガス探鉱たんこう開発かいはつ企業きぎょう一覧いちらん (PDF) 石油せきゆ鉱業こうぎょう連盟れんめい
  61. ^ “内閣ないかく衆しゅ質しつ一いち八はち〇第だい三さん八はち八はち号ごう平成へいせい二に十じゅう四よん年ねん九きゅう月がつ四よん日にち” (PDF). 衆議院しゅうぎいん (2012年ねん9月がつ6日にち). 2014年ねん12月28日にち閲覧えつらん。
  62. ^ a b c d e f 沖縄おきなわの米べい軍ぐん基地きち 第だい7章しょう 基地きちの概要がいよう 第だい1節せつ 米べい軍ぐんの施設しせつ別べつ状況じょうきょう 3 海軍かいぐん (PDF) 沖縄おきなわ県けん基地きち対策たいさく室しつ 2003年ねん3月がつ
  63. ^ United States treaties and other international agreements VOLUME 23 part 1 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく国務省こくむしょう 1972
  64. ^ “釣魚臺ちょうぎょだい列れつ嶼爭議そうぎ簡析”. 中華民国ちゅうかみんこく外交がいこう部ぶ. 2020年ねん9月がつ23日にち閲覧えつらん。
  65. ^ “我わが国くにの立場たちばと政策せいさく”. 中央ちゅうおう通どおり訊社. 2020年ねん9月がつ23日にち閲覧えつらん。
  66. ^ 胡えびす宗そう憲けん主持しゅうもち、鄭てい若わか曾编纂 (1561). 《籌海圖ず編へん》. 第だい一いち卷かん《沿海えんかい山やま沙すな圖ず》，第だい二に卷かん《使つかい倭やまと針はり經けい圖說ずせつ》. 北京ぺきん: 《欽定きんてい四よん庫こ全書ぜんしょ》本ほん. http://ctext.org/library.pl?if=gb&res=4966 
  67. ^ 《大だい清一せいいち统志》. 北京ぺきん: 大だい清きよし帝国ていこく. (1744). pp. 第だい280卷かん 
  68. ^ 中国ちゅうごくの地図ちず「尖閣せんかくは日本にっぽん領りょう」46年ねん前まえ発行はっこう…外務省がいむしょうが公表こうひょう（産経さんけいニュース、2015年ねん3月がつ16日にち）
  69. ^ “シュライバー国防こくぼう次官補じかんほ、民兵みんぺい漁船ぎょせん「中国ちゅうごく海軍かいぐんと区別くべつしない」”. 産経新聞さんけいしんぶん (2018年ねん11月22日にち). 2019年ねん8月がつ30日にち閲覧えつらん。
  70. ^ “尖閣諸島せんかくしょとうについて”. 外務省がいむしょう. 2021年ねん7月がつ23日にち閲覧えつらん。
  71. ^ “「質問しつもんなるほドリ：尖閣諸島せんかくしょとうの領有りょうゆう権けんって？」”. 毎日新聞まいにちしんぶん (2010年ねん9月がつ19日にち). 2010年ねん11月3日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2011年ねん9月がつ2日にち閲覧えつらん。
  72. ^ 2012年ねん（平成へいせい24年ねん）9月がつ11日にち（火ひ）午前ごぜん､内ない閣かく官房かんぼう長官ちょうかん記者きしゃ会見かいけん「尖閣諸島せんかくしょとうの購入こうにゅうについて」
  73. ^ 「尖閣せんかく」秘ひした琉球りゅうきゅう切手きって 読売新聞よみうりしんぶん. (2012年ねん5月がつ12日にち). 2012年ねん5月がつ12日にち閲覧えつらん。
  74. ^ 尖閣せんかく研究けんきゅう 高だか良りょう学術がくじゅつ調査ちょうさ団だん資料集しりょうしゅう（上下じょうげ巻まき）. 尖閣諸島せんかくしょとう文献ぶんけん資料しりょう編纂へんさん会かい編へん. 2007年ねん10月がつ1日刊にっかん
  75. ^ 幻まぼろしの尖閣せんかく切手きって幻まぼろしの尖閣せんかく切手きって発行はっこう顛末てんまつ ～海洋かいようシリーズ第だい三さん集しゅう「海うみと海鳥うみどりと島しま」～ 尖閣諸島せんかくしょとう文献ぶんけん資料しりょう編纂へんさん会かい. 2012年ねん6月がつ28日にち閲覧えつらん。
  76. ^ 「郵趣」2011年ねん9月がつ号ごう6-7頁ぺーじ

参考さんこう文献ぶんけん

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク

ウィキメディア・コモンズには、尖閣諸島せんかくしょとうに関連かんれんするカテゴリがあります。
ウィキソースに尖閣諸島せんかくしょとうに関かんするカテゴリがあります。
日本の旗 日本にっぽん関連かんれんの主要しゅよう項目こうもく
歴史れきし
地理ちり
政治せいじ
経済けいざい
文化ぶんか
社会しゃかい
信仰しんこう
民族みんぞく
島嶼とうしょ
自治体じちたい
尖閣諸島せんかくしょとう問題もんだい
その他た
カテゴリ カテゴリ - コモンズ コモンズ - ウィキソース ウィキソース
日本にっぽんの周辺しゅうへんにおける領域りょういき・海域かいいきに関かんする主張しゅちょう
北方領土ほっぽうりょうど問題もんだい
北方ほっぽう地域ちいき
竹島たけしま問題もんだい
竹島たけしま
尖閣諸島せんかくしょとう問題もんだい
尖閣諸島せんかくしょとう
沖縄おきなわ・琉球りゅうきゅう問題もんだい
沖縄おきなわ
沖ノ鳥島おきのとりしまの法的ほうてきな地位ちい
沖ノ鳥島おきのとりしま
周辺しゅうへん国こくとの国境こっきょう海域かいいき
日本海にほんかい
東シナ海ひがししなかい
領土りょうど帰属きぞくの国際こくさい判例はんれい
東ひがし・東南とうなん・南みなみアジアにおける領有りょうゆう権けん紛争ふんそう
形状けいじょう 領土りょうど 実効じっこう支配しはいしている国くに 領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうしている国くに
土地とち: アクサイチン 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1 インドの旗 インド
白頭山はくとうさん/長ちょう白山はくさん2 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮きたちょうせん 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮きたちょうせん3 大韓民国の旗 韓国かんこく1 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく3 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
ボルショイ・ウスリースキー島とう/黒くろ瞎子島とう 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく3 ロシアの旗 ロシア3 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく ロシアの旗 ロシア 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
江こう心こころ坡（カチン州しゅうの一部いちぶ） ミャンマーの旗 ミャンマー ミャンマーの旗 ミャンマー 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
カシミール2 インドの旗 インド パキスタンの旗 パキスタン インドの旗 インド パキスタンの旗 パキスタン
朝鮮半島ちょうせんはんとう/韓かん半島はんとうと付属ふぞく島嶼とうしょ2 大韓民国の旗 韓国かんこく 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮きたちょうせん 大韓民国の旗 韓国かんこく 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮きたちょうせん
中国ちゅうごく大陸たいりく・香港ほんこん・マカオ 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
プレアヴィヒア寺院じいん カンボジアの旗 カンボジア カンボジアの旗 カンボジア タイ王国の旗 タイ
北きたボルネオ（サバ） マレーシアの旗 マレーシア マレーシアの旗 マレーシア フィリピンの旗 フィリピン1
外そとモンゴル モンゴルの旗 モンゴル モンゴルの旗 モンゴル 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
パミール高原こうげん2 アフガニスタンの旗 アフガニスタン3 タジキスタンの旗 タジキスタン3 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく3 アフガニスタンの旗 アフガニスタン タジキスタンの旗 タジキスタン 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
江東こうとう六ろく十じゅう四よん屯たむろおよび外そと満まん洲しゅう ロシアの旗 ロシア ロシアの旗 ロシア 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
鹿しか屯たむろ島とう ロシアの旗 ロシア ロシアの旗 ロシア 大韓民国の旗 大韓民国だいかんみんこく1
アルナーチャル・プラデーシュ/蔵ぞう南みなみ インドの旗 インド インドの旗 インド 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
トゥヴァ/唐から努つとむ烏がらす梁やな海かい ロシアの旗 ロシア ロシアの旗 ロシア 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
カラコルム回廊かいろう 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1 インドの旗 インド
間島まじま 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 大韓民国の旗 韓国かんこく1 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
島しま・水域すいいき: 尖閣諸島せんかくしょとう/釣魚台ちょうぎょだい 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 日本の旗 日本にっぽん 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく
金かね門もん 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく
サー・クリーク インドの旗 インド パキスタンの旗 パキスタン インドの旗 インド1 パキスタンの旗 パキスタン1
竹島たけしま/独島どくと 大韓民国の旗 韓国かんこく 大韓民国の旗 韓国かんこく 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮きたちょうせん1 日本の旗 日本にっぽん
馬うま祖そ 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく
西にし沙すな諸島しょとう/パラセル諸島しょとう 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく  ベトナム
東ひがし沙すな諸島しょとう/プラタス諸島しょとう 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく
南沙なんさ諸島しょとう/スプラトリー諸島しょとう2 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく マレーシアの旗 マレーシア フィリピンの旗 フィリピン  ベトナム 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく マレーシアの旗 マレーシア フィリピンの旗 フィリピン  ベトナム ブルネイの旗 ブルネイ
マックルズフィールド堆うずたか及およびスカボロー礁/中ちゅう沙すな諸島しょとう4 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく フィリピンの旗 フィリピン
蘇そ岩礁がんしょう/離はなれ於島おじま 大韓民国の旗 韓国かんこく 大韓民国の旗 韓国かんこく 朝鮮民主主義人民共和国の旗 北朝鮮きたちょうせん1 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく5
北方領土ほっぽうりょうど/南みなみクリル列島れっとう ロシアの旗 ロシア ロシアの旗 ロシア 日本の旗 日本にっぽん
台湾たいわん島とうおよび澎湖諸島しょとう 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく
フーコック島とう  ベトナム  ベトナム カンボジアの旗 カンボジア1
ナトゥナ諸島しょとう インドネシアの旗 インドネシア インドネシアの旗 インドネシア 中華人民共和国の旗 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく4 中華民国の旗 中華民国ちゅうかみんこく1
註記ちゅうき: 1あまり積極せっきょく的てきではない。
2全体ぜんたいの領有りょうゆう権けんを主張しゅちょうする複数ふくすうの国くにによって事実じじつ上じょう分割ぶんかつされている。
3両国りょうこく間あいだでは事実じじつ上じょう解決かいけつ済ずみである。
4中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこくはマックルズフィールド堆うずたか及およびスカボロー礁を独自どくじに中ちゅう沙すな諸島しょとうと総称そうしょうしている。
5島しま自体じたいではなく、周辺しゅうへんの海域かいいきについて権利けんりを主張しゅちょうしている。
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=尖閣諸島せんかくしょとう&oldid=100016859」から取得しゅとく