幻想げんそうすい滸伝シリーズ

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幻想げんそうすい滸伝シリーズ(げんそうすいこでんシリーズ)は、コナミより発売はつばいされているロールプレイングゲーム作品さくひんのシリーズである。略称りゃくしょうは『まぼろしすい』、公式こうしきには『幻想げんそう』。英語えいごばんでは、SUIKODENばれている。

以下いか文中ぶんちゅうにおいて、『幻想げんそうすい滸伝』から『幻想げんそうすい滸伝V』までのナンバリング作品さくひんおよび付随ふずいする関連かんれん作品さくひんを「本編ほんぺん作品さくひん」、『幻想げんそうすい滸伝ティアクライス以降いこう作品さくひんを「しんあきら作品さくひん」と呼称こしょうする。

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

中国ちゅうごくよんだい奇書きしょのひとつ『みず滸伝』をモチーフにしている。108にん仲間なかまや、『みず滸伝』の人物じんぶつ対応たいおうする宿やどぼし共通きょうつうてんられるのもその影響えいきょうである。シリーズだい1さく幻想げんそうすい滸伝』では『みず滸伝』との設定せってい類似るいじせいおおられたが、だい2さく幻想げんそうすい滸伝II』ではうすれ、だい3さく幻想げんそうすい滸伝III以降いこうでは人物じんぶつ以外いがい類似るいじせいはほとんどられなくなっているが、いずれも主人公しゅじんこうたち本拠地ほんきょちみずの滸(ほとり)となっている。

108にん仲間なかまあつめることでストーリーに変化へんかしょうじたり、エンディングに影響えいきょうおよぼすこともある。すべてをあつめることでられるエンディングを「ベストエンディング」としょうするが、「ベストエンディング」がかならずしも公式こうしきでの正史せいしであるとはかぎらない(いちれいとして幻想げんそうすい滸伝II#エンディング参照さんしょう。)。

シリーズをとおして通常つうじょう戦闘せんとうのテンポがはやいという特徴とくちょうがあり、雑魚ざこ相手あいてであれば個別こべつにコマンドを指定していしなくとも、通常つうじょう攻撃こうげきのみをおこなう「おまかせ」コマンドだけでむこともある。通常つうじょう戦闘せんとう以外いがいに「いち」や「戦争せんそうイベント」といったシミュレーションゲームのような形式けいしき戦闘せんとう存在そんざいする。

本編ほんぺん作品さくひんでは、一部いちぶ作品さくひんあいだでは終盤しゅうばんのセーブデータをぐことが可能かのう比較的ひかくてき時代じだい地域ちいき設定せっていちか作品さくひん対象たいしょうで、キャラクターのレベルなど一部いちぶ影響えいきょうあたえる。おおきく時代じだいはなれている場合ばあい時代じだい逆行ぎゃっこうする場合ばあい引継ひきつぎは採用さいようされていないが、クリアデータをいだ周回しゅうかいプレイが採用さいようされている場合ばあいもある。

世界せかいかん[編集へんしゅう]

シリーズをつうじて東洋とうよう西洋せいよう文化ぶんかじりった独特どくとく世界せかいかんえがかれている。本編ほんぺん作品さくひんは、時代じだい地域ちいきことなるがおな世界せかいかんなか展開てんかいされていることが特徴とくちょうてきである。

しんあきら作品さくひんは、本編ほんぺん作品さくひんことなるかく作品さくひん独自どくじ世界せかいかん物語ものがたり展開てんかいされている。こちらについては、それぞれの作品さくひん記事きじ参照さんしょう

キャラクター[編集へんしゅう]

本編ほんぺん作品さくひんではそれぞれ主人公しゅじんこうふくめた108にん仲間なかま登場とうじょうする。世界せかいかん共有きょうゆうする本編ほんぺん作品さくひんでは、作品さくひん同士どうし時代じだい設定せっていちか場合ばあい共通きょうつうして登場とうじょうする場合ばあいおおく、時代じだいはなれていても子孫しそん先祖せんぞ登場とうじょうしている場合ばあいもある。登場とうじょうする種族しゅぞくおも人間にんげんだが、コボルトやリザード、ダック、ネコボルト、ビーバーなどのじんや、ユニコーンやグリフォンといった空想くうそうじょう生物せいぶつ登場とうじょうする。

しんあきら作品さくひん世界せかいかんことなり、作品さくひん共通きょうつうして登場とうじょうするキャラクターは存在そんざいしない。登場とうじょう人物じんぶつ個別こべつ作品さくひん記事きじ参照さんしょう

シリーズ作品さくひん一覧いちらん[編集へんしゅう]

発売はつばい年表ねんぴょう
1995幻想げんそうすい滸伝
1996
1997
1998幻想げんそうすい滸伝II
1999
2000
2001
2002幻想げんそうすい滸伝III
2003
2004幻想げんそうすい滸伝IV
2005
2006幻想げんそうすい滸伝V

とく記述きじゅつ場合ばあいロールプレイングゲーム移植いしょくばんさい発売はつばい情報じょうほう個別こべつ記事きじ参照さんしょう

幻想げんそうすい滸伝
1995ねん12月15にち発売はつばい。ハードはPlayStation
幻想げんそうすい滸伝
1998ねん9月17にち発売はつばい。ハードはセガサターン
幻想げんそうすい滸伝II
1998ねん12月17にち発売はつばい。ハードはPlayStation。
幻想げんそうすい滸外でんVol.1 ハルモニアの剣士けんし
2000ねん9月21にち発売はつばい。ハードはPlayStation。アドベンチャーゲーム。
幻想げんそうすい滸外でんVol.2 クリスタルバレーの決闘けっとう
2001ねん3月22にち発売はつばい。ハードはPlayStation。アドベンチャーゲーム
幻想げんそうすい滸伝カードストーリーズ
2001ねん9月13にち発売はつばい。ハードはゲームボーイアドバンス。カードバトルロールプレイングゲーム。
幻想げんそうすい滸伝III
2002ねん7がつ11にち発売はつばい。ハードはPlayStation 2。この作品さくひんから3Dされた。
幻想げんそうすい滸伝IV
2004ねん8がつ19にち発売はつばい。ハードはPlayStation 2。この作品さくひんからこえがついている。
Rhapsodia
2005ねん9月22にち発売はつばい。ハードはPlayStation 2。シミュレーションロールプレイングゲーム。
幻想げんそうすい滸伝V
2006ねん2がつ23にち発売はつばい。ハードはPlayStation 2。
幻想げんそうすい滸伝I&II
2006ねん2がつ23にち発売はつばい。ハードはPlayStation Portable。『幻想げんそうすい滸伝』と『幻想げんそうすい滸伝II』をセットで移植いしょくしたもの。
幻想げんそうすい滸伝ティアクライス
2008ねん12月18にち発売はつばい。ハードはニンテンドーDS
幻想げんそうすい滸伝 つむがれしひゃくねんとき
2012ねん2がつ9にち発売はつばい。ハードはPlayStation Portable。
幻想げんそうすい滸伝I&II HDリマスター もん紋章もんしょう戦争せんそう/デュナン統一とういつ戦争せんそう
発売はつばい未定みてい。ハードはPlayStation 4Nintendo SwitchXbox One

システム[編集へんしゅう]

以下いか記述きじゅつは、本編ほんぺん作品さくひんのシステムを主体しゅたいとして説明せつめいしている。しんあきら作品さくひんことなるシステムもおおく、説明せつめいぶんでもことなるてんについては必要ひつようおうじて記載きさいするが、詳細しょうさい個別こべつ作品さくひん記事きじ参照さんしょう

武器ぶき[編集へんしゅう]

武器ぶきはよりあらたに購入こうにゅうして装備そうびして強化きょうかするのではなく、キャラクターで個別こべつ固定こていされた武器ぶきを「鍛冶屋かじや」できたえることで強化きょうかするシステムを採用さいようしている。また、同一どういつ武器ぶきであっても強化きょうかすることで名称めいしょう変化へんかする場合ばあいもある。種類しゅるい片手かたてけんだいけんやりゆみといった一般いっぱんてき武器ぶきもあるが、作品さくひんによっては指輪ゆびわフライパンほんなども武器ぶきとして登場とうじょうする。なお、武器ぶきには攻撃こうげきできる距離きょり指定していされており、すべての武器ぶき以下いかのいずれかに分類ぶんるいされる。

  • Sレンジ - 配置はいち前列ぜんれつのみ。前列ぜんれつてきへのみ攻撃こうげき可能かのう
  • Mレンジ - 配置はいちぜん後列こうれつわず。前列ぜんれつ場合ばあいすべてのてき攻撃こうげき可能かのう後列こうれつ場合ばあい前列ぜんれつてきへのみ攻撃こうげき可能かのう
  • Lレンジ - 配置はいちぜん後列こうれつわず。すべてのてき攻撃こうげき可能かのう

しんあきら作品さくひんでは、一般いっぱんてきなRPGと同様どうよう装備そうび変更へんこうするシステムへと変更へんこうされた。

紋章もんしょう[編集へんしゅう]

幻想げんそうすい滸伝シリーズ』独特どくとくのシステムで、魔法まほう使つかえるようになるものや、特有とくゆう特技とくぎ使用しようできるものや、ステータスを変化へんかさせる防具ぼうぐのような役割やくわりつものが存在そんざいする。宿やどしていないときは「封印ふういんだま」の状態じょうたいとなっている。

しんあきら作品さくひんでは紋章もんしょう採用さいようされておらず、「ほししるし」「わざ」といった代替だいたいといえるシステムが存在そんざいしている。

たび封印ふういんだま[編集へんしゅう]

セーブポイント相当そうとうするもの。紋章もんしょうふうじた封印ふういんだまとはことなり、宿しゅくすことはできない。

まち施設しせつ[編集へんしゅう]

鍛冶屋かじや
武器ぶききたえる施設しせつまちごとにきたえることのできるレベルの上限じょうげんめられているが、本拠地ほんきょち鍛冶たんやかぎってはハンマーをむことで(『幻想げんそうすい滸伝』では鍛冶たんや仲間なかまにすることで)上限じょうげん最大さいだい16までげることができる。
防具ぼうぐ
防具ぼうぐうことができる。まちごとにえる防具ぼうぐめられているが、本拠地ほんきょち防具ぼうぐかぎってはおとずれたまち購入こうにゅう可能かのう防具ぼうぐすべてが購入こうにゅうできる。『IV』では存在そんざいせず、道具どうぐねている。
道具どうぐ
道具どうぐうことができる。まちごとにえる道具どうぐめられているが、本拠地ほんきょち道具どうぐかぎってはおとずれたまち購入こうにゅう可能かのう道具どうぐすべてが購入こうにゅうできる。
紋章もんしょう
封印ふういんだま購入こうにゅうしたり、紋章もんしょう着脱ちゃくだつおこなえる。まちごとにえる封印ふういんだまめられているが、本拠地ほんきょち紋章もんしょうかぎってはおとずれたまち購入こうにゅう可能かのう封印ふういんだますべてが購入こうにゅうできる。作品さくひんによっては「〜の欠片かけら」から封印ふういんだま再生さいせいできる。
交易こうえきしょ
交易こうえきひん売買ばいばいできる。交易こうえきしょごとに売買ばいばい品目ひんもく価格かかくことなり、購入こうにゅう売却ばいきゃく差額さがくもうけることができる。本拠地ほんきょちにおいても通常つうじょうまち変化へんかはない。
鑑定かんていしょ
「?つぼ」などの骨董こっとうひん鑑定かんていする。本拠地ほんきょちにおいても通常つうじょうまち変化へんかはない。
たからくじ
たからくじを購入こうにゅうでき、一定いってい時間じかん経過けいかおとずれると結果けっか発表はっぴょうされている。本拠地ほんきょちにおいても通常つうじょうまち変化へんかはない。

本拠地ほんきょち[編集へんしゅう]

シリーズで共通きょうつうして主人公しゅじんこうぐんひきい、108ほしは「てんさきがけぼし」が管理かんりする本拠地ほんきょちあつまり生活せいかつしている。作品さくひんによっては人数にんずうとストーリーの進行しんこう具合ぐあいによって本拠地ほんきょち変化へんかしていき、仲間なかまになったキャラクターの一部いちぶ本拠地ほんきょち店舗てんぽなどを担当たんとうして発展はってんしていく。

かく作品さくひん本拠地ほんきょち[編集へんしゅう]

本拠地ほんきょち施設しせつ[編集へんしゅう]

本拠地ほんきょちでは一般いっぱんまち存在そんざいする施設しせつくわえて、以下いか施設しせつ登場とうじょうする。

石版せきばん
108ほしのリストと簡単かんたんなステータスを確認かくにんできる。
風呂ふろ
特定とくていのキャラクターのわせではいると、特殊とくしゅなイベントが発生はっせいする。骨董こっとうひんいたり、装備そうびしているものによってはエフェクトもことなる。
えれべーた
エレベーター電動でんどうではなく、人力じんりきやカラクリでうごく。
食堂しょくどう
料理りょうりえる(作品さくひんによっては食材しょくざい必要ひつよう)。料理りょうり回復かいふく特殊とくしゅ効果こうかつアイテムとして戦闘せんとうちゅう使用しようできる。また、『幻想げんそうすい滸伝II』では「料理りょうりバトル」がおこなわれる。
探偵たんてい
仲間なかまになっていない108ほし情報じょうほう、および仲間なかまになっている108ほし情報じょうほうることができる。
テレポート
いままでったことのある場所ばしょにテレポートできる。「まばたきの手鏡てかがみ」で本拠地ほんきょちにもどることもできる。ごくまれに失敗しっぱいすることがある。
図書館としょかん
ふるほん」をっていくとむことができるようになる。
りができる。ったさかな料理りょうりよう食材しょくざいにできる。骨董こっとうひんがつれることもある。
劇場げきじょう
幻想げんそうすい滸伝III』に登場とうじょう脚本きゃくほんれることで劇場げきじょう芝居しばいができる。興行こうぎょう成功せいこうすれば報酬ほうしゅうられる。
懺悔ざんげしつ
幻想げんそうすい滸伝IV』に登場とうじょう。108ほし懺悔ざんげおとずれ、主人公しゅじんこうがそれをさばく。
まど職人しょくにん
まどセット」をっていくと、ウィンドウをえることができる。
おと職人しょくにん
おとセット」をっていくと効果こうかおんえることができる。
こえ職人しょくにん
こえセット」をっていくと主人公しゅじんこうこええることができる。現時点げんじてんでは『幻想げんそうすい滸伝V』のみに登場とうじょう
さつ職人しょくにん
封印ふういんだま」をっていくとさつえてくれる。んだ封印ふういんだまふくまれている呪文じゅもんおな効果こうかさつられるが、封印ふういんだまうしなわれる。
そのミニゲーム
ちんちろりんなど。

戦闘せんとう[編集へんしゅう]

基本きほんとなるパーティ構成こうせい作品さくひんごとにことなり、以下いかのとおり。

作品さくひん 基本きほんパーティ サポートメンバー 配置はいち
幻想げんそうすい滸伝 6にん なし 前列ぜんれつ3にん後列こうれつ3にん(4にん以上いじょう後列こうれつ配置はいち可能かのう、その場合ばあい前列ぜんれつ3にん必須ひっす
幻想げんそうすい滸伝II 6にん なし 前列ぜんれつ3にん後列こうれつ3にん(4にん以上いじょう後列こうれつ配置はいち可能かのう、その場合ばあい前列ぜんれつ3にん必須ひっす
幻想げんそうすい滸伝III 6にん 1人ひとり 幻想げんそうすい滸伝III#戦闘せんとうシステム参照さんしょう
幻想げんそうすい滸伝IV 4にん 1人ひとり 区分くぶんなし(よこいちれつ
幻想げんそうすい滸伝V 6にん 4にん戦闘せんとう要員よういん配置はいちできる) 幻想げんそうすい滸伝V#陣形じんけい参照さんしょう
幻想げんそうすい滸伝ティアクライス 4にん 1人ひとり 前列ぜんれつ最大さいだい3にん後列こうれつ最大さいだい3にん前列ぜんれつ最低さいてい1にん必要ひつよう
幻想げんそうすい滸伝 つむがれしひゃくねんとき 6にん なし 前列ぜんれつちゅうれつ後列こうれつそれぞれ最大さいだい3にんまで。

協力きょうりょく攻撃こうげき[編集へんしゅう]

特定とくていのキャラクターをどうパーティに配置はいちすることで使用しようすることができる。仲間なかまになるまえから一緒いっしょ行動こうどうしている人物じんぶつあいだ使用しようできるものがおおいが、共通きょうつうした特徴とくちょうつキャラクター同士どうしでも協力きょうりょく攻撃こうげき存在そんざいすることもある。ほとんどの作品さくひんではパーティにれることで使用しよう可能かのうとなるが、『幻想げんそうすい滸伝IV』と『Rhapsodia』にかんしてはキャラクターあいだ友好ゆうこうげる必要ひつようがある。

しんあきら作品さくひんのうち『幻想げんそうすい滸伝 つむがれしひゃくねんとき』では協力きょうりょく攻撃こうげき採用さいようされておらず、ちかいシステムとしては「連携れんけい」が存在そんざいする。

サポートメンバー[編集へんしゅう]

戦闘せんとういんを、戦闘せんとう補助ほじょするメンバーとして同行どうこうさせることができる。『幻想げんそうすい滸伝III』ではじめて採用さいようされたシステムで、戦闘せんとう終了しゅうりょうまいターン体力たいりょく回復かいふくするものや、取得しゅとく資金しきん経験けいけん増加ぞうかさせるものなどがある。サポートメンバーは専用せんようサポートスキルつが、一部いちぶ戦闘せんとうメンバーでもサポートスキルをつキャラクターも存在そんざいする。

『Rhapsodia』では戦闘せんとう要員よういんでも通常つうじょうのユニットと同様どうよう出撃しゅつげきさせることができ、戦闘せんとうには参加さんかさせることはできないが、サポートスキルで支援しえんすることができる。『幻想げんそうすい滸伝V』では戦闘せんとうメンバーもサポートわく配置はいちすることが可能かのう

スキルシステム[編集へんしゅう]

キャラクター個々ここにスキルをあたえ、戦闘せんとう有利ゆうりはこぶためのシステム。『幻想げんそうすい滸伝III』ではじめて採用さいようされたシステムで、「攻撃こうげき回数かいすうやすもの」や「防御ぼうぎょりょくげるもの」などが存在そんざいする。『幻想げんそうすい滸伝III』では固有こゆうスキルや、キャラクターごとにかくスキルの上限じょうげんもうけられていたことで個性こせい強調きょうちょうするのに役立やくだっていたが、『Rhapsodia』や『幻想げんそうすい滸伝V』では固有こゆうスキルが廃止はいしされ、上限じょうげん撤廃てっぱいされたことでその役割やくわりうすれている。

いち[編集へんしゅう]

おも主人公しゅじんこうてき一騎討いっきうちちをおこなう。双方そうほうが「攻撃こうげき」「防御ぼうぎょ」「必殺ひっさつ」の3つから行動こうどう選択せんたくし、そのわせにおうじてダメージをけ、体力たいりょくが0になったほうがけとなる。作品さくひんによっては、特定とくてい条件下じょうけんかでのみ「必殺ひっさつ」にわってより効果こうかおおきい「ちょう必殺ひっさつ」が表示ひょうじされる場合ばあいもある。

一騎討いっきうちちでのキャラクターの能力のうりょくは、基本きほんてき通常つうじょうのステータスの影響えいきょうける。相手あいてのセリフはつぎ行動こうどうのヒントになっている。

それぞれのわせによる結果けっか以下いかのとおり(左側ひだりがわがプレイヤーの選択せんたく、「攻撃こうげき」のダメージを基準きじゅんとする)。

攻撃こうげき 防御ぼうぎょ 必殺ひっさつ
攻撃こうげき 双方そうほう1ばいダメージ
作品さくひんによっては、状況じょうきょうにより片方かたがたに1ばい
相手あいてに1/2 自分じぶんに2ばい相手あいてに1ばい
作品さくひんによっては、状況じょうきょうにより自分じぶんに2ばい
防御ぼうぎょ 自分じぶんに1/2 ダメージなし 相手あいてに2ばい
必殺ひっさつ 相手あいてに2ばい自分じぶんに1ばい
作品さくひんによっては、状況じょうきょうにより相手あいてに2ばい
自分じぶんに2ばい 双方そうほう2ばい

戦争せんそうイベント[編集へんしゅう]

戦争せんそうイベントはかく作品さくひんおおきくことなる。ここでは概要がいようのみ説明せつめい詳細しょうさい作品さくひんごとの記事きじ参照さんしょう

幻想げんそうすい滸伝
仲間なかまにしたキャラクターが自動的じどうてきに3にんずつのチームにられ、「突撃とつげき」「ゆみ」「魔法まほう」から行動こうどう選択せんたくして進行しんこうする。
幻想げんそうすい滸伝II
リーダー1人ひとり副官ふっかん2にんを1つのユニットとし、シミュレーションRPG形式けいしき進行しんこうする。
幻想げんそうすい滸伝III
リーダー1にん戦闘せんとういん3にん参謀さんぼう1人ひとり小隊しょうたいんで、通常つうじょう戦闘せんとうちかかたち進行しんこうする。
幻想げんそうすい滸伝IV
艦長かんちょう1にん白兵戦はくへいせん要員よういん4にん砲撃ほうげきしゅ3にんを1つのユニット(ふね)とし、シミュレーションRPG形式けいしき海上かいじょうせん進行しんこうする。
幻想げんそうすい滸伝V
リーダー1人ひとり副官ふっかん2にんを1つのユニットとし、リアルタイムストラテジー形式けいしき進行しんこうする。

派生はせい作品さくひん[編集へんしゅう]

漫画まんが[編集へんしゅう]

  • 幻想げんそうすい滸伝 - がれし紋章もんしょうぜん2かん)(土方ひじかたゆうしる、メディアファクトリー出版しゅっぱん
  • 幻想げんそうすい滸伝II - かれし運命うんめい(1かん~)(土方ひじかたゆうちょ、メディアファクトリー出版しゅっぱん
  • 幻想げんそうすい滸伝III - 運命うんめい継承けいしょうしゃぜん11かん)(志水しみずアキしる、メディアワークス出版しゅっぱん
  • 幻想げんそうすい滸伝V - 黎明れいめいしろぜん4かん)(柘植つげミズキしる、エンターブレイン出版しゅっぱん

小説しょうせつ[編集へんしゅう]

  • 幻想げんそうすい滸伝 ソウルイーター(ほりまき二郎じろうしるメディアファクトリー出版しゅっぱん
    • 上巻じょうかん - 1999ねん12月発売はつばいISBN 4840213674
    • ちゅうまき - 2000ねん2がつ発売はつばいISBN 4840214204
    • 下巻げかん - 2000ねん3がつ発売はつばいISBN 484021493X
  • 幻想げんそうすい滸伝2(ほりまき二郎じろうちょ、メディアファクトリー出版しゅっぱん
  • 幻想げんそうすい滸伝たん編集へんしゅうほりまき二郎じろうほかちょメディアワークス出版しゅっぱん
  • 幻想げんそうすい滸伝4(高瀬たかせ美恵みえしる、メディアワークス出版しゅっぱん
    • 上巻じょうかん - 2005ねん9がつ発売はつばいISBN 4840231710
    • ちゅうまき - 2005ねん11月発売はつばいISBN 4840232806
    • 下巻げかん - 2005ねん12月発売はつばいISBN 4840232997
  • 幻想げんそうすい滸伝5(ほりまき二郎じろうちょ、メディアワークス出版しゅっぱん
  • 幻想げんそうすい滸伝ティアクライス 星屑ほしくずしろ(コナミネットDX)【Flash小説しょうせつ
    • だい1しょう - 2008ねん10がつ9にち配信はいしん
    • だい2しょう - 2008ねん11月5にち配信はいしん
    • だい3しょう - 2008ねん12月3にち配信はいしん
    • だい4しょう - 2008ねん12月24にち配信はいしん
    • だい5しょう - 2009ねん1がつ7にち配信はいしん
    • だい6しょう - 2009ねん1がつ21にち配信はいしん
    • だい7しょう - 2009ねん1がつ28にち配信はいしん
    • だい8しょう - 2009ねん2がつ4にち配信はいしん
    • だい9しょう - 2009ねん2がつ18にち配信はいしん
    • だい10しょう - 2009ねん3がつ4にち配信はいしん
    • だい11しょう - 2009ねん3がつ18にち配信はいしん
    • だい12しょう - 2009ねん3がつ25にち配信はいしん

書籍しょせき[編集へんしゅう]

トレーディングカード[編集へんしゅう]

制作せいさくスタッフ[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]