戦闘 機
フランス
種類 分類 [編集 ]
外形 区別 [編集 ]
単発 機 搭載 エンジンが1つのもの。そのため、レシプロ機 はプロペラが1組 、ジェット機 はノズルが1つとなる[6]。双発 機 搭載 エンジンが2つのもの。そのため、レシプロ機 はプロペラが2組 、ジェット機 はノズルが2つとなる[6]。ただし、レシプロ機 については景 雲 のようにエンジンは双発 でありながらプロペラが1組 という例 や、2重 反転 プロペラを1基 のエンジンで駆動 する例 (すなわちエンジン1つに対 してプロペラ2組 )も存在 する。
任務 区別 [編集 ]
制 空 戦闘 機 空戦 によって戦闘 空域 を制圧 する任務 。格闘 性能 を重要 とする[6]。F-22は制 空 戦闘 機 よりさらに強調 された航空 支配 戦闘 機 と呼 ばれ、航空 脅威 だけでなく地上 脅威 にも支配 力 を及 ぼす戦闘 機 [7]。要撃 機 (迎撃 戦闘 機 、要撃 戦闘 機 、局地 戦闘 機 、防空 戦闘 機 )基地 や艦隊 の上空 の防御 を担当 する。上昇 力 、速度 を必要 とする。地上 警戒 システムとのリンクも重要 [6]。制 空 戦闘 機 との区別 がなくなり投入 任務 によって呼 び名 が変 わる[7]。護衛 戦闘 機 爆 撃 機 の護衛 任務 [6]。戦闘 爆撃 機 、戦闘 攻撃 機 、長距離 侵攻 戦闘 機 、(支援 戦闘 機 )爆 弾 などを搭載 し対地 攻撃 を行 う。武装 搭載 量 が多 い[6]。戦闘 機 用 の兵 装 と攻撃 機 用 の兵 装 の双方 を搭載 できまた状況 に応 じて戦闘 機 としても攻撃 機 としても活動 できるのが戦闘 攻撃 機 。戦闘 機 に爆 弾 などを搭載 することはできるが、対地 攻撃 用 システムを積 んでいないものは、精度 は低 いものになるので戦闘 攻撃 機 とは言 わない(爆 装 )。戦闘 機 としても攻撃 機 としても能力 を兼 ね備 えた多 用途 機 である。戦闘 機 と爆 撃 機 の能力 を兼 ね備 えた機体 が戦闘 爆撃 機 。攻撃 機 の搭載 量 が高 まった面 から見 れば戦闘 爆撃 機 と戦闘 攻撃 機 は同 じものとなった[8]。
性能 による分類 [編集 ]
- (
明確 な区分 はなく、相対 的 な区別 である[10]。) 軽 戦闘 機 比較的 格闘 性能 が高 い。格闘 戦 が得意 [11]。運動 性 が主 で敵 との空戦 が主 目的 [12]。重 戦闘 機 比較的 速度 が高 い。一撃 離脱 が得意 [11]。速力 、上昇 力 が主 で敵 爆撃 機 などの要撃 が主 任務 [12]。
運用 する場所 による分類 [編集 ]
ジェット戦闘 機 の分類 [編集 ]
第 1世代 亜 音速 のジェット戦闘 機 。朝鮮 戦争 で初 のジェット機 同士 の空戦 を経験 した[13]。第 2世代 (1950年代 )超 音速 のジェット戦闘 機 [13]。第 3世代 (1960年代 )- ミサイル
装備 を重視 して格闘 性能 を軽視 した機銃 を持 たないジェット戦闘 機 。ベトナム戦争 の空戦 で接近 戦 が頻発 し、格闘 性能 や機銃 の大切 さを知 り誤 りに気 づくことになった[13]。 第 4世代 (1970年代 )東西 で作 られた格闘 性能 を重視 したジェット戦闘 機 。大 推進 力 で機敏 な機動 飛行 が可能 になった[13]。第 4.5世代 高 い機動 力 を持 ち攻撃 任務 を行 うジェット戦闘 機 [13]。第 5世代 - ステルス
性 を持 つ先制 攻撃 を目的 にしたジェット戦闘 機 [13]。 第 6世代 - 2020
年代 後半 以降 に実用 化 されると目 されている次世代 のジェット戦闘 機 。各国 が様々 なコンセプトを提唱 しているが、2021年 現在 では国際 的 に一致 した見解 は存在 しない。
使用 する天候 による分類 [編集 ]
昼間 戦闘 機 夜間 戦闘 機 全天候 戦闘 機 夜間 でも悪天候 でも変 わらない能力 を発揮 できる戦闘 機 。ジェット機 の進化 が進 みほとんどが全天候 戦闘 機 である。最大 の特徴 は高性能 レーダーとレーダー誘導 の空 対空 ミサイルを装備 していることである[14]。制限 天候 戦闘 機 簡単 な火器 管制 装置 と赤外線 誘導 ミサイルだけを装備 する戦闘 機 を制限 天候 戦闘 機 をいう[8]。
機体 性能 [編集 ]
諸 元 [編集 ]
格闘 性能 旋回 性能 、上昇 力 、操縦 性 、速度 、運動 性 、視界 、加速 、火力 など総合 的 な性能 [15]。速度 水平 飛行 における最高 速度 。レシプロ機 、亜 音速 の時代 には急降下 による加速 に機体 強度 がついていかなかったため、急降下 制限 速度 が設 けられていた。超 音速 の時代 には水平 飛行 も機体 強度 から制限 速度 が設 けられるので特筆 されなくなった。航続 距離 - フェリー
距離 (外部 タンクを含 む最大 距離 )と戦闘 行動 半径 (任務 をこなし往復 できる距離 )がある[16]。 高 高度 性能 高 高度 まで上昇 できる能力 、および高 高度 で飛行 を維持 できる能力 。乗員 数 戦闘 機 は、基本 的 に単座 。1950年代 からレーダー操作 、航法 を担当 する乗員 を配 した複 座 が増 えてきた[17]。
構造 [編集 ]
素材 一般 的 な飛行機 と同様 に、黎明 期 の木製 布 張 り構造 から、1930年代 頃 から金属 製 モノコック構造 に進化 していった。過渡 期 には木製 モノコックや鋼管 布 張 り、あるいはそれら材料 の混合 も見 られた。たとえば、ジェット戦闘 機 のデ・ハビランド バンパイアでは木製 合板 を一部 使用 している。- しかしながら、1950
年代 には全 てが全 金属 製 構造 になった(例外 としてF-117はレーダー探知 を避 けるための素材 として、一部 木 を採用 )。金属 材料 としては、軽量 で強度 に優 れるアルミニウム合金 (ジュラルミン系 など)が多用 された。ただし耐 熱性 に劣 るのが欠点 であり、そのため超 音速 戦闘 機 では空 力 加熱 対策 として、一部 あるいは全体 にスチールを採用 した例 も存在 する。ただし1950年代 頃 から同 じく耐 熱性 に優 れたチタニウム合金 (チタンの合金 )が実用 化 された。スチールより軽量 だが同時 に高価 で工作 が難 しく、高速 飛行 時 の空 力 加熱 によって特 に高温 になる機体 部位 などに使用 されていた。 - 1970
年代 頃 からは繊維 強化 プラスチック (FRP) に代表 される複 合 材料 に代替 されつつある。FRPは軽量 で強度 が大 きくステルス性 などに優 れ、たとえば空 力 弾性 特性 に方向 性 を持 たせた前進 翼 のような、金属 材料 では不可能 な特殊 な構造 を作 り出 すこともできる。
- エンジン
-
- レシプロエンジン
- レシプロエンジンは
戦闘 機 専用 の特殊 な構造 のエンジンと言 うわけではなく、敢 えて言 えば小型 軽量 で大 きさの割 に大 出力 のものが戦闘 機 向 けであった。例 えばドイツでは、DB600系 エンジンを戦闘 機 用 とし、それよりも重量 が大 きいjumoエンジンを主 に爆 撃 機 用 として用 いた。しかしながら、大 出力 化 につれ必然 的 に大型 化 も避 けられない傾向 にあった。 - この
時代 は武装 ・航続力 を重視 する要撃 戦闘 機 や護衛 戦闘 機 は、止 むを得 ず双発 となる事 が多 かったが、必然 的 により小型 軽量 な単発 機 よりも鈍重 化 は避 けられず、またプロペラ同士 の干渉 を避 けるためそれぞれのエンジンを離 して配置 せざるを得 ず、機体 のモーメントが大 きくなり、格闘 戦 突入 時 などでは圧倒的 に不利 であった。 - ロケットエンジン
第 二 次 大戦 末期 や戦後 にはMe163などのロケットエンジンを搭載 した戦闘 機 も存在 した。強力 な推力 が得 やすいため強力 な加速 が得 やすい、他 のエンジンのように外気 を取 り込 まないために空気 抵抗 の要因 となるエアインテークを機体 に設 ける必要 が無 い上 、空気 が薄 い・存在 しない所 (宇宙 空間 など)でも運用 可能 (理論 上 )という利点 があるが、安全 性 に難 がある上 に航続 距離 が極端 に短 いなどの欠点 があるため実用 機 とは言 い難 く、現在 では廃 れている。- またロケットはエンジン
出力 が弱 かった時代 のジェット戦闘 機 の加速 用 に使用 される場合 もあった。また、戦闘 機 の武装 の一 つであるミサイルの推進 機関 はロケットエンジンが主流 である。 - ジェットエンジン
出現 当初 は軸 流 圧縮 式 と遠心 圧縮 式 のターボジェットエンジンが存在 したが、時代 と共 に軸 流 式 が主流 になっていく。ジェットエンジンはレシプロエンジンよりスロットルの反応 が悪 く、戦闘 機 用 エンジンとしては大 きな欠点 となった。また、レシプロエンジンに比 して部分 負荷 運転 時 の効率 が悪 い。そのため、それを補 うためにアフターバーナーを付加 するのが、戦闘 機 用 エンジンとしては必須 となった。初期 のジェットエンジンは低速 特性 が悪 く、そのためにターボプロップエンジンが用 いられたこともあった。しかしながら、戦闘 機 用 エンジンとして実用 化 された例 は第 二 次 世界 大戦 後 のジェットエンジン黎明 期 に開発 されたイギリスの艦上 戦闘 機 ウェストランド ワイバーンや、アメリカのXP-81等 の少数 に留 まった。- やがてターボファンエンジンが
実用 化 され、亜 音速 旅客機 や爆 撃 機 などで採用 されていくが、超 音速 戦闘 機 用 のものの実用 化 は更 に後 の事 となる。現代 ではターボファンが主流 だが、旅客機 など亜 音速 機 のターボファンエンジンは、ほとんどの推力 をファンで稼 ぐプロペラ機 に近 い物 なのに対 し、超 音速 性能 が必要 とされる戦闘 機 用 エンジンは、バイパス比 が低 くターボジェットエンジンに近 い。 - だが、ターボジェットに
比 べより低速 向 きの特性 のジェットエンジンであり、音速 突破 にはアフターバーナーの使用 が必須 になった。ただし最近 の戦闘 機 用 エンジンは、超 音速 巡航 を可能 にするためにさらにバイパス比 が下 げられ、また、機動 性 の向上 を狙 って推力 可変 ノズルを装備 するものが現 れている。 - レシプロエンジン
時代 と異 なり、運動 性 が重視 される制 空 戦闘 機 などにも双発 機 が多 く見 られる。 - ジェットエンジンは、プロペラの
干渉 が無 いためエンジン同士 を隣接 して搭載 でき、また小型 エンジン双発 の方 が大型 エンジン単発 よりも出力 効率 が良 く、機体 を小型 にできる傾向 にある(F-5戦闘 機 等 はそうした成功 例 である)。だが、エンジンは機体 の部品 の中 でも高額 で、燃費 効率 は小型 エンジン多数 使用 より大型 エンジン少数 使用 の方 が良 いため、コスト面 や整備 性 では単発 機 が有利 である。 戦闘 機 でも大型 機 と小型 機 が存在 する場合 は、小型 機 を単発 に、大型 機 を双発 にしてエンジンの種類 を統一 すれば、量産 効果 でコストも下 げられる(ちなみに前述 F-5戦闘 機 の場合 は、ミサイルや無人 標的 機 と同 じエンジンを使 い、コストを下 げている)。洋上 での作戦 が多 いアメリカ海軍 や航空 自衛隊 などの機体 は、安全 性 に優 れる双発 機 が好 まれる傾向 にある(片方 のエンジンが停止 しても、もう片方 のエンジンのみで飛行 を継続 できるため)。
翼
直線 翼 - レシプロ
機 時代 は、戦闘 機 を含 めて航空機 全般 の大半 は直線 翼 であった。直線 翼 は揚 抗 比 が高 く機動 性 の確保 には有利 であるが、空気 抵抗 が大 きく、また遷音速 域 では音 の壁 にぶつかるなど超 音速 飛行 には向 かない形状 である。初期 のジェット戦闘 機 にはレシプロ機 時代 からの継続 として当然 のように採用 されているが、次第 に後述 する後退 翼 やデルタ翼 など、超 音速 飛行 向 きの主翼 形状 に取 って代 わられる事 になる。 - ただしF-104のように
翼 の幅 を縮 め、厚 さを非常 に薄 くすることによって、超 音速 向 きの特性 にした直線 翼 も存在 する。 後退 翼 - レシプロ
機 時代 は重心 をより後方 に持 っていくための手法 であった。最初 の実用 ジェット戦闘 機 であるMe262もその目的 で後退 翼 を採用 したのであるが、音速 付近 での翼 の衝撃波 の発生 を遅 らせる事 ができる利点 が発見 され、その後 の亜 音速 ・超 音速 戦闘 機 に広 く採用 された。直線 翼 よりも安定 性 に優 れるのが長所 であるが、運動 性 を重視 する戦闘 機 ではかえって弱点 ともなるため、主翼 に下 反 角 をつけて安定 性 を下 げる設計 が行 われる場合 も多 い。 - F-86やMiG-15など、
初期 の亜 音速 ジェット戦闘 機 の多 くがこの形式 である。 可変 翼 低空 での機動 に有利 な直線 翼 から、超 音速 飛行 に有利 な後退 翼 まで、翼 の角度 を自由 に変 えることができる。反面 、システムが高価 かつ複雑 になる。- MiG-23やトーネード、F-14
等 がこの形式 。 - デルタ
翼 (三角 翼 ) 主翼 の前後 幅 が大 きいので主翼 自体 で安定 を保 つ設計 に適 しており、無 尾翼 形式 と併用 される事 が多 い。その場合 空気 抵抗 がその分 小 さくなり、後退 翼 よりもさらに高速 飛行 に適 するが、低速 域 では揚 抗 比 が悪 く、機動 性 の面 では不利 。また、離陸 時 の滑走 距離 が長 くなり、着陸 時 には揚力 確保 のため大 迎 え角 を取 らなくてはならない(そのため、視界 が悪 くなる)などの欠点 がある。初期 では尾翼 つき形式 にする事 、最近 ではカナード翼 を装備 する事 でこれらの欠点 の改善 を図 っている(これをクロースカップルドデルタ(複 合 デルタ)或 いはコウ・デルタと呼 ぶ。ダブルデルタではない)が、空気 抵抗 に関 するメリットは失 われる。ただし同 じ幅 ・後退 角度 の後退 翼 に比 べれは、同等 の空気 抵抗 でより翼 面積 を大 きくできる。また構造 上 翼 をより頑丈 にでき、同等 の強度 であれば翼 をより軽量 化 できるという利点 はある。無 尾翼 形式 としてはF-102やミラージュ IIIなど、尾翼 つき形式 としてはMiG-21など、カナードつきはグリペン、タイフーン、ラファールなどに見 られる。- ダブルデルタ
翼 (二 重 三角 翼 ) - デルタ
翼 の欠点 であった離着陸 時 の性能 などの改善 を図 るため、翼 の後退 角 に差 を付 けたもの。戦闘 機 としてはサーブ 35 ドラケンが唯一 の採用 例 であるが、決 して廃 れた訳 ではなく、後述 するLEX (Leading edge extension) へと発展 したと解釈 される(ダブルデルタ翼 の場合 はデルタ翼 の一種 であるが、LEXは直線 翼 や後退 翼 と組 み合 わせることもでき、より範囲 が広 い用語 と解釈 できる)。 - クリップトデルタ
翼 (切 り落 とし三 角翼 ) - デルタ
翼 の翼 端 を切 り落 とした形状 。後退 角 を浅 くしながら翼 面積 を大 きくとれるので、低速 域 での揚 抗 比 が高 く、亜 音速 域 での機動 性 が高 い。その代 わり普通 のデルタ翼 ほど前後 幅 が取 れないので無 尾翼 形式 は無 く、ほぼ尾翼 つき形式 が採用 されている(ただし戦闘 機 でなく爆 撃 機 であれば、アブロ バルカンという無 尾翼 クリップドデルタ翼 採用 の例 がある)。 - F-15やF-16など。
菱形 翼 翼 の前 縁 に後退 角 が、後 縁 に前進 角 がついているもの。空 力 特性 よりもステルス性 を優先 した設計 の新 しい形式 である。F-22やYF-23、F-35などがこの形式 。前進 翼 後退 翼 と同 じく、衝撃波 の発生 時差 を付 けることができるが、後退 翼 と違 って翼 端 失速 になりにくい。反面 翼 がねじれやすく、また後退 翼 とは逆 の効果 により安定 性 も悪 くなる。しかし、前者 は軽 くて強度 のある新 素材 の開発 により、後者 は機体 制御 コンピュータの発達 などによって解決 されてきている。また、安定 性 が悪 いという事 は急激 な機体 機動 が可能 という事 を意味 するので、機動 性 を重視 する戦闘 機 にとっては利点 とも言 える(この観点 から生 まれたのが運動 能力 向上 機 である)。ただし、ステルス性 に難 があるという新 たな問題 が生 じたため、この形式 の戦闘 機 は実戦 配備 されていない。- X-29やSu-47などがこの
形式 。 明確 に分類 できない形式 以上 、主翼 の分類 を述 べてきたが、上記 の分類 に当 て嵌 めるのが難 しい場合 もある。F-4、Su-27の主翼 のように、後退 翼 とクリップトデルタ翼 の中間 と言 える形式 のものは数多 く存在 する。ライトニングの主翼 は、後退 翼 とも言 えるし、翼 端 のみならず後 縁 内側 をも三角形 に切 りぬいたクリップトデルタ翼 とも解釈 できる。- どの
程度 以上 後退 させた場合 後退 翼 であるという明確 な定義 は存在 しないため、F-5、F/A-18の主翼 は、後退 翼 とも直線 翼 とも言 いきれない。
- ストレーキ
- デルタ
翼 は、低速 域 での揚 抗 比 が低 い、離着陸 時 に失速 し易 い、などの欠点 があった。これを改善 するため、翼 の後退 角 に差 を付 けたダブルデルタ翼 が開発 された。ストレーキは、このダブルデルタ翼 の内 翼 を発展 させたフィンである。特 に主翼 の前 縁 部分 を延長 したものはLERX(leading edge root extension/主翼 前 縁 延長 )と呼 ばれる。ストレーキは空気 の渦 流 を発生 させ、それが主翼 や水平 尾翼 へ流 れる気流 にエネルギーを与 える事 で、失速 や舵 の利 きの低下 を防 ぎ、機体 の機動 性 を大 きく向上 させている。 - ストレーキを
装備 した機体 は、F-16、F/A-18、Su-27など。
- カナード
主翼 の前部 に取 り付 けられた小型 の翼 で、水平 尾翼 と同様 に機体 のピッチ制御 を行 う。水平 尾翼 と違 って主翼 と共 に揚力 を発生 させる事 により、主翼 面積 をその分節 約 する事 ができる(水平 尾翼 の場合 は通常 マイナスの揚力 を発生 させるので、主翼 はより揚力 を発生 させる事 が求 められる)。そもそも世界 最初 に飛行 した機体 であるライトフライヤー号 がこの形式 であったが、水平 尾翼 と比 べて舵 が過敏 に反応 するため安定 性 が悪 いという事 で、その後 廃 れてしまった。近年 、デルタ翼 との組 み合 わせにより、主翼 前部 の気流 を制御 する事 で機体 の機動 性 が向上 するという利点 が発見 され(前述 のストレーキと同等 の効果 である)、また機体 制御 の難 しさはフライ・バイ・ワイヤによって補 う事 が可能 となり、広 く用 いられる事 となった。なおデルタ翼 は無 尾翼 形式 によって主翼 のみで安定 を保 つ設計 が可能 なため、カナードは揚力 を発生 しない設計 にする場合 も多 い。- しかしごく
近年 では、ステルス性 に難 があるという欠点 が発見 されている。 - ブレンデッドウィングボディ
- 「ブレンデッドウィングボディ」も
参照 主翼 が滑 らかに胴体 と繋 がっており、何処 までが主翼 で何処 からが胴体 なのか区別 が付 きにくい形状 の事 。特 に大迎 角 を取 った際 に胴体 も主翼 の役割 を果 たし、実質 上 翼 面 荷重 が小 さくなる効果 がある。又 、ステルス性 が向上 する利点 もある。他 に胴体 内 容積 が大 きくなり、燃料 等 をより多 く搭載 できる利点 もある。 戦闘 機 ではF-16が代表 的 な例 である。これより更 に発展 した物 として、リフティング・ボディ(主翼 が存在 せず、胴体 そのものが揚力 を発生 し主翼 の代 わりをする)、全 翼 機 (胴体 が存在 せず、主翼 のみで構成 された航空機 )といった形式 があるが、実用 化 された戦闘 機 での採用 例 は今 の所 存在 しない。
兵 装 [編集 ]
武装
機関 砲 は、空 対空 ミサイルの登場 により、特 に敵 戦闘 機 と交戦 する機会 の少 ない要撃 機 などには不要 とされ装備 されない機体 も登場 したが、ベトナム戦争 などの教訓 からミサイルの命中 率 がそれほど高 くない事 が判明 したため、再 び装備 されるようになった。ミサイルの命中 率 がかなり向上 した現代 においても、万 が一 近接 格闘 戦 に突入 した場合 の保険 として必須 と認識 され固定 装備 されている。また機内 には装備 されないが、対地 攻撃 等 の必要 時 にのみガンポッドとして機外 搭載 される機体 もある(F-35B/C等 )。航空 機関 砲 の砲身 数 は減少 する傾向 にあり、アメリカでは6門 砲身 のM61 バルカンから4門 砲身 のGAU-22/Aに移行 し、ロシアでは2門 砲身 のGSh-23から1門 砲身 のGSh-30-1に移行 した。またヨーロッパのマウザー BK-27、30 M 791は1門 砲身 である。空 対空 戦闘 用兵 装 は、前述 の機関 砲 と空 対空 ミサイルである。遠距離 戦闘 時 はアクティブ・レーダー・ホーミング (ARH)及 びセミ・アクティブ・レーダー・ホーミング (SARH)式 の長距離 用 ミサイルが、接近 戦 では赤外線 誘導 (IRH) ミサイル及 び機関 砲 が使 われる。
電子 機器 一般 に電子 機器 類 の中枢 部 は専用 の空調 機構 と耐 振動 保持 機構 によって保護 されており、配線 類 も光 ファイバーケーブルのように難 燃 耐 熱 耐 ノイズ性 の高 いものが用 いられている。21世紀 以降 の戦闘 機 でのデジタル化 された搭載 電子 機器 類 は、各種 機能 が共通 の演算 ハードウェアとその上 で動 く多様 なソフトウェアによって実現 されるようになっており、一部 の演算 部 が機能 を失 っても残 りの演算 部 が直 ちに引 き継 ぎソフトウェアを実行 する冗長 構成 になっている。
- アビオニクス
戦闘 機 のアビオニクス類 は、一般 的 な航空機 が備 えるレーダーやGPS航法 装置 、FMS、FADECなどの他 に、火器 管制 装置 やレーダー警戒 装置 、IRST、ECM装置 、戦術 データ・リンク・システムなどが搭載 されている。レーダーが敵 より高性能 で長 探知 距離 ・高 分解能 であれば、敵 を先 に発見 ・捕捉 して先制 攻撃 をかける事 ができる。また、ミサイルや機関 砲 の命中 率 を高 めるためには、高性能 な火器 管制 装置 が必要 である。
- ECM
装置 敵 機 のレーダーに探知 された時 は、レーダー警戒 装置 などESM装置 でいち早 く敵 のレーダー電波 を探知 ・分析 し、同時 にECM装置 でそれを妨害 する必要 がある。これらの戦闘 は電子 戦 (EW) と呼 ばれる。- ECM
装置 には、チャフ・フレア・デコイなど敵 レーダーを欺瞞 するものや、敵 レーダー能力 を低下 させるジャミング(電波 妨害 )装置 などがある。
情報 共有 システム味方 の支援 を受 けるためには、友軍 機 や早期 警戒 管制 機 (AWACS) 、地上 要撃 管制 (GCI)等 との情報 共有 が不可欠 である。このために、戦術 データ・リンク・システムなどの情報 共有 系統 が必要 である。AWACSなどからの支援 の有無 は航空 戦 では非常 に重要 な要素 となる。- 21
世紀 に入 ってからは、高価 なAWACSと電子 的 な連係 作戦 が行 える先進 的 /近代 的 な空軍 による航空 作戦 が行 われている。
歴史 [編集 ]
第 一 次 世界 大戦 [編集 ]
1915
1915
レシプロ
第 二 次 世界 大戦 [編集 ]
1921
1921
1937
1938
ジェット戦闘 機 への移行 [編集 ]
1930
ジェット
超 音速 戦闘 機 [編集 ]
第 2世代 ジェット戦闘 機
- 「1940
第 2世代 ジェット戦闘 機 」も参照 年代 まで有人 飛行機 で音速 を超 えて操縦 することが可能 かどうかは、全 く未知 の世界 であった。第 二 次 大戦 の直後 から、アメリカはこの問題 を実験 できる機体 の研究 を続 けていた。この目的 のために製作 されたベルXS-1(ロケットエンジンを装備 :後 にX-1に名称 変更 )は1947年 に有名 なチャック・イェーガーの操縦 で音速 を突破 し、超 音速 でも機体 の操縦 が可能 であることを証明 した。このときはB-29の腹 下 にぶら下 げられて離陸 し、高度 6,100mで母 機 から切 り離 されて発進 した。 一旦 有人 機 で音速 を超 えられることがわかれば、後 はエンジンの推力 と空気 力学 の問題 である。ジェットエンジンは次々 に改良 され、推力 が大 きくなった。機体 の形状 ではエリアルール(面積 法則 )なる理論 が提案 され、F-102デルタダガーの音速 突破 に貢献 した。これは、飛行機 の断 面積 変化 が少 ないように設計 すれば高速 での抵抗 が少 ないという理論 で、機体 に応用 した場合 主翼 取 り付 け部分 の胴体 がくびれて細 くなる。一方 主翼 は、後退 翼 よりもより高速 飛行 に適 したデルタ翼 機 が多数 登場 した。こうして音 の壁 を突破 し、超 音速 飛行 が可能 となった戦闘 機 は「第 2世代 」のジェット戦闘 機 に分類 される。また、この時期 にはAIM-9サイドワインダーなどの空 対空 ミサイルが登場 した。
第 3世代 ジェット戦闘 機
- 「ミサイルの
第 3世代 ジェット戦闘 機 」も参照 発達 により、空戦 は遠距離 からのミサイルの撃 ち合 いで終始 するというミサイル万能 論 が広 がった。高速 でより多 くのミサイルを搭載 可能 な戦闘 機 が最強 の戦闘 機 とされ、近接 格闘 戦 で必要 な機動 性 は軽視 されるようになった。そのため少 なくない戦闘 機 が機関 砲 装備 を廃止 した。戦闘 機 の高速 化 が進 み、超 高速 戦略 機 の迎撃 用 に開発 されたMiG-25 "フォックスバット"は最高 速度 が非常 に速 く、3,000 km/h (およそマッハ 2.83相当 )での飛行 を目標 に設計 されており、中東 方面 ではマッハ 3.4 の飛行 速度 が記録 された世界 史上 最速 の戦闘 機 である。 - しかし、
当時 は空 対空 ミサイルの性能 が低 く、ベトナム戦争 では接近 戦 が発生 し、その際 に機動 性 の低 いアメリカ空軍 の最 新鋭 機 F-105サンダーチーフなどが、旧式 なMiG-17やはるかに安価 なMiG-21に容易 く撃墜 されるという事態 が発生 した。この経験 から、格闘 性能 、機関 砲 の大切 さが再 認識 され、アメリカ機 として比較的 機動 性 が高 い機体 であるF-4ファントムIIやF-106は、当初 廃止 していた機関 砲 を後 付 けで装備 し[13]、F-4の活躍 でアメリカ軍 はなんとかベトナム戦争 を凌 いだ。 - スウェーデンのサーブ
社 の戦闘 機 はSTOL性能 や即席 滑走 路 からの離陸 等 を考慮 し、第 2世代 機 のサーブ 35 ドラケンはダブルデルタ翼 (後 のストレーキの嚆矢 )、第 3世代 機 のサーブ 37 ビゲンはデルタ翼 とカナードを組 み合 わせる、当時 としては特異 な形態 を採用 した。この形態 は第 4世代 機 では普遍 的 になる。
第 4世代 ジェット戦闘 機
- ベトナム
戦争 、印 パ戦争 、中東 戦争 を経 て格闘 性能 、特 に運動 性能 を重視 するようになった[36]。1970年代 には格闘 性能 を重視 した大 推進 力 で機敏 な機動 飛行 を行 うF-14、F-15、F-16、SU-27、MiG-29などの「第 4世代 」の戦闘 機 が東西 で作 られた。またF/A-18のようなマルチロールファイターも作 られた[13]。これ以降 は、ただ速 いよりも旋回 による回避 の方 が効率 がいいという意見 が高 まり、速度 を落 としてでも他 の性能 を確保 する傾向 になり、例 えばF-14、F-15とも最高 速度 はマッハ2台 半 ばに留 まり、前任 機 F-4ファントムと変 わらないが、旋回 半径 は半分 以下 まで小 さくなっている[37]。F-16以降 は速度 性能 を切 り捨 てる傾向 に拍車 がかかり、F/A-18はマッハ1台 に留 まっている。 超 音速 戦術 機 に向 いたアフターバーナー付 きターボファンエンジンが実用 化 されたため、要求 される機動 性 を実現 できる飛行 性能 を実現 できた。操縦 席 のグラスコックピット化 やフライ・バイ・ワイヤの導入 など、ハイテク化 が進 められる。また風防 は、ドッグファイトに持 ち込 まれた場合 結局 一 番 役 に立 つのはパイロットの目 であると考 えられ、高速 飛行 には向 かないが視界 がよい涙 滴 型 キャノピーが使用 されるようになった。また運動 性 の追求 のため、ストレーキ(LERX)やカナード、あるいはCCV設計 が採用 されるようになった。
マルチロール[編集 ]
第 4.5世代 ジェット戦闘 機
航空機 のジェット化 が進 み、レーダー、電子 技術 、ミサイルなどの兵 装 の発達 で従来 の機種 は整理 され、特 に戦闘 機 は空戦 を専門 とするタイプと大量 の兵 装 を装備 できる戦闘 攻撃 機 タイプが主流 になり、兵 装 の交換 により対空 、対地 、対 艦 といった幅広 い任務 に対応 するマルチロール機 へと進化 していった。攻撃 機 はマルチロール化 した戦闘 機 に集約 されて機種 が減少 した[38]。- 「
第 4.5世代 」のジェット戦闘 機 は第 4世代 を凌駕 する性能 を持 つが第 5世代 には主 にステルス性 の面 で及 ばないという意味合 いでこう呼 ばれる。第 4世代 機 で採用 がはじまったストレーキあるいはカナード、CCV設計 が普遍 的 なものとなり、さらに推力 偏向 ノズルの装備 を行 った機体 もあり、第 4世代 よりもさらに機動 性 が向上 するよう図 られている。スーパークルーズ能力 について言及 される事 もあるが、前 世代 機 でも意図 的 ではないがこの能力 を持 つ機体 もあり、またこの能力 が実戦 に寄与 した例 は現在 の所 は無 い。
第 5世代 ジェット戦闘 機
- F-22を
嚆矢 とする、次世代 を担 う戦闘 機 である。高度 なステルス性能 を有 するステルス機 の研究 ・開発 が各国 で進 められている。これは、相手 から探知 されなければ生存 性 が大幅 に上昇 し、且 つ敵 に気付 かれずに先制 攻撃 を加 えることが可能 だからである。い換 えれば各種 センサー装備 の充実 (センサーフュージョン)による先制 攻撃 性 の強化 が求 められる。またF-22はスーパークルーズ能力 を持 つ事 から、これも第 5世代 ジェット戦闘 機 の必須 の能力 として一時期 言及 された事 があり、そのため前述 の第 4.5世代 戦闘 機 でもスーパークルーズ能力 について言及 される事 があったが、続 く第 5世代 機 であるF-35にはスーパークルーズ能力 は要求 されなかった(結果 的 にその能力 は持 っているが)。
第 6世代 ジェット戦闘 機
第 6世代 ジェット戦闘 機 の機体 は、そもそも第 5世代 ジェット戦闘 機 が未 だ開発 途上 であるため、まだ存在 しない。しかしながら、各国 が様々 な研究 を進 めている戦闘 機 が、第 6世代 ジェット戦闘 機 を自称 する例 が見 られる。- ボーイング
社 は2010年 に、アメリカ海軍 のF/A-18E/Fを代替 する第 6世代 ジェット戦闘 機 としてF/A-XXを計画 している事 を発表 した。F/A-XXは第 5世代 機 より高 いステルス性 を持 つ無 尾翼 双発 のマルチロール機 で、任務 により有人 運用 と無人 運用 が選択 可能 であるという。部隊 配備 は2025年 を予定 している。 防衛 省 は航空 自衛隊 のF-2を代替 する第 6世代 ジェット戦闘 機 として、i3 FIGHTERを構想 中 である。i3 FIGHTERの初 飛行 は2022年 以降 を予定 している。- また、アメリカのベンチャー
企業 STAVATTI社 は、F-16C及 びF/A-18Cを代替 する第 6世代 ジェット戦闘 機 として、SM-36 STALMAという軽 戦闘 機 を開発 中 と発表 していたが、2007年 以降 とされていたプロトタイプのロールアウトも行 われておらず、STAVATTI社 の公式 サイトからもSM-36関連 のページが削除 されており、現在 の開発 状 況 は不明 となっている。
無人 の戦闘 機
- アメリカのアフガニスタン
侵攻 時 に、安価 な無人 航空機 が使用 され、たとえ撃 ち落 とされても人命 は失 われず費用 対 効果 的 にも有効 性 が認 められた。 当初 の偵察 任務 のみならず、空 対地 ミサイルを搭載 し、限定 的 な攻撃 任務 が可能 な機種 も登場 した。しかしながら、遠隔 操縦 には常 に妨害 や通信 途絶 の可能 性 があり、また空 対空 戦闘 の自律 化 、自動 化 にはまだ多大 な困難 がある。- また、アメリカ
空軍 は初期 の対空 ミサイルの開発 当初 、それらを「無人 戦闘 機 」として扱 っており、型式 番号 にも戦闘 機 を示 す「F」を与 えていたが、後 に戦闘 機 とは別物 として扱 われるようになり、Fナンバーが与 えられていたミサイルも順次 改名 されていった。
主 な戦闘 機 [編集 ]
第 一 次 世界 大戦 期 の代表 機 [編集 ]
- フォッカー E.III
- プロペラ
同調 装置 付 きの固定 機銃 を装備 した世界 初 の戦闘 機 であるE.Iの改良 型 。フォッカー社 製 単葉 戦闘 機 シリーズ中 最 も多 く作 られた。 - アルバトロス D.III
戦争 中期 から末期 まで運用 された主力 戦闘 機 。木製 モノコックの胴体 を採用 。- フォッカー Dr.I
撃墜 王 リヒトホーフェン男爵 (レッドバロン)の乗 機 として有名 。- アルバトロス D.V
- D.III
型 から改良 された、戦争 末期 の主力 戦闘 機 。 - フォッカー D.VII
終戦 直前 から戦後 にかけて生産 された複葉 機 。第 一 次 世界 大戦 で連合 国 側 に最 も恐 れられたドイツ軍 の主力 戦闘 機 。
- スパッド S.VII
- フランスの
重 戦闘 機 。高速 を誇 った。 - ニューポール 11
大戦 中期 の軽 戦闘 機 。複葉 の下 翼 が短 い一葉 半 方式 を採用 、格闘 戦 に強 い。- スパッド S.XIII
大戦 後期 の主力 重 戦闘 機 。日本 でも丙 式 一 型 戦闘 機 として運用 された。
- ソップウィス キャメル
大戦 中期 からイギリスの本格 的 な主力 戦闘 機 となった軽 戦闘 機 。旋回 性能 が優 れていた。王立 工場 S.E.5a- キャメルとは
逆 の重 戦闘 機 。キャメルより早 く配備 され、制空権 の回復 を果 たした。
戦 間 期 の代表 機 [編集 ]
- ボーイング P-12
- アメリカ
陸軍 最後 の主力 複葉 戦闘 機 。アメリカ海軍 でもF4Bの名称 で主力 艦上 戦闘 機 として運用 された。 - ボーイング P-26 ピーシューター
- アメリカ
陸軍 初 の全 金属 製 単葉 機 。日 中 戦争 では渡洋 爆撃 を行 った九 六 式 陸上 攻撃 機 の邀撃 に活躍 。 - カーティス・ライト P-36 ホーク
全 金属 性 ・低 翼 単葉 かつ引込 式 主 脚 ・尾 輪 が採用 された、米 陸軍 初 の近代 的 レシプロ戦闘 機 。アメリカ以外 にも各国 へ輸出 された。- ロッキード P-38
英国 仕様 は排気 タービン(過 給 器 )を外 されたモンキーモデルだったのでイギリスに殆 どの機体 の受 け取 りを拒否 された。この時 生産 ラインにあった「ライトニング I」140機 はP-322のコードが付 けられて、代 わりにアメリカ陸軍 が引 き取 ったが、パイロットからも不評 で、米 本土 での訓練 や雑用 に使 われただけに終 わった。
- アラド Ar 65
- ドイツ
再 軍備 宣言 時 のドイツ空軍 の主力 戦闘 機 。He 51が配備 されると、急速 に転換 された。 - ハインケル He 51
- ドイツ
再 軍備 と同時 に制式 採用 され、ドイツ空軍 の主力 戦闘 機 となったが、スペイン内戦 では、より近代 的 な設計 のソ連 戦闘 機 I-16に苦戦 した。
- ブリストル ブルドッグ
- 1930
年代 のイギリス空軍 の主力 戦闘 機 。フィンランドにも輸出 され、冬 戦争 で活躍 した。 - グロスター SS.37 グラディエーター
第 二 次 世界 大戦 前 に採用 された主力 戦闘 機 。第 二 次 世界 大戦 初期 にも主 にイタリア空軍 機 と戦 い、複葉 機 ながら健闘 した。
三菱 九 六 式 艦上 戦闘 機 日本 海軍 の日 中 戦争 での主力 戦闘 機 。艦上 のみならず中国 大陸 でも運用 された。堀越 技師 に後 の零 式 艦上 戦闘 機 よりも会心 の作 であったと言 わしめた。中島 九 七 式 戦闘 機 日 中 戦争 やノモンハン事件 、太平洋戦争 初期 に活躍 した日本 陸軍 の戦闘 機 。固定 式 主 脚 だが格闘 性能 に優 れていた。
第 二 次 世界 大戦 期 の代表 機 [編集 ]
- グラマン F4F ワイルドキャット
大戦 初 中期 のアメリカ海軍 の主力 艦上 戦闘 機 。日本 軍 兵士 からは、その重 装甲 ゆえに「グラマン鉄工 所 」と呼 ばれた。- ヴォート F4U コルセア
大 戦中 後期 のアメリカ海軍 の艦上 戦闘 機 。計 3社 で多数 が生産 された大 馬力 エンジン搭載 機 で、戦闘 爆撃 機 として活躍 した。- グラマン F6F ヘルキャット
大戦 後期 のアメリカ海軍 の主力 艦上 戦闘 機 。最 も多 くの日本 機 を撃墜 した戦闘 機 であり、戦時 中 の日本 では宿敵 米国 の戦闘 機 の代名詞 「グラマン」として有名 であった。- ベル P-39
輸出 用 は排気 タービンが外 されたため、イギリス空軍 ではホーカー ハリケーンより性能 が劣 り実戦 で使 えるものではないとの理由 から、僅 かな期間 で運用 は中止 され、未 受領 の機体 も受 け取 りを拒否 された。残 った機体 はソ連 へのレンドリースに回 された他 、アメリカ陸軍 がP-400と名付 け引 き取 ることとなった。- カーチス・ライト P-40 トマホーク/キティホーク/ウォーホーク
大戦 初 中期 のアメリカ陸軍 の戦闘 機 。やや旧式 ながら実用 性 や信頼 性 、生産 性 が高 く、各国 にも多数 が供与 された。- リパブリック P-47
欧州 戦線 でP-51マスタングと並 ぶアメリカ軍 の主力 戦闘 機 として活躍 し、生産 機 数 1万 5千 に達 した。戦闘 機 としての能力 も優 れていたが、大 馬力 エンジンによる大 きなペイロードと機銃 8挺 の重 武装 によって戦闘 爆撃 機 としても活躍 した。- ノースアメリカン P-51 マスタング
十分 な格闘 性能 を有 しながら、優 れた高 高度 性能 と航続力 により、B-29の護衛 にも活躍 。P-47 サンダーボルトとともに大戦 後期 の陸軍 主力 戦闘 機 となった。第 二 次 大戦 最優秀 戦闘 機 と評価 が高 く、朝鮮 戦争 でも戦果 を上 げた。
- メッサーシュミット Bf 109
一撃 離脱 に適 した重 戦闘 機 。史上 最多 の約 30,000機 が生産 され、ドイツ空軍 の主力 戦闘 機 として活躍 。- メッサーシュミット Bf 110
対戦 を通 じて夜間 戦闘 や偵察 任務 で運用 された、双発 の重 戦闘 機 。- フォッケウルフ Fw 190 ヴュルガー
- Bf 109に
次 ぐドイツ空軍 の主力 戦闘 機 であり、20,000機 が生産 された。初期 には空冷 エンジンを搭載 、機体 が頑丈 で発展 性 に余裕 があったため戦闘 爆撃 機 型 など様々 な派生 型 が生産 され、後 には液 冷 エンジン搭載 型 も生産 された。
- ホーカー ハリケーン
大戦 初 中期 のイギリス空軍 の主力 戦闘 機 。大戦 前 開発 の旧式 な構造 ながら、イギリス本土 防空 戦 などでは主力 戦闘 機 として爆 撃 機 迎撃 に活躍 した。- スーパーマリン スピットファイア
高 い機動 性 により大戦 を通 じてイギリス空軍 の主力 戦闘 機 として活躍 。連合 国 側 各国 でも運用 された。- デ・ハビランド DH.98 モスキート
- この
時代 のイギリス機 にしては珍 しく木製 機 。爆 撃 機 として開発 されたが、高速 ・大 航続力 を生 かし爆撃 機 護衛 の戦闘 機 や戦闘 爆撃 機 、写真 偵察 機 としても活躍 。
三菱 零 式 艦上 戦闘 機 太平洋戦争 を通 じて使用 された日本 海軍 の主力 艦上 戦闘 機 。航続力 と機動 性 に優 れ、日本 の航空 史上 最 も生産 された。中島 一式 戦闘 機 隼 太平洋戦争 初 中期 の日本 陸軍 の主力 戦闘 機 。軽 戦闘 機 として重 戦闘 機 の二 式 戦闘 機 と対 に開発 された。航続力 と機動 性 に優 れていた。川崎 三 式 戦闘 機 飛燕 太平洋戦争 における数少 ない日本 軍 の液 冷 エンジン搭載 機 。陸軍 機 の中 でも優秀 な機体 だったが、エンジンの信頼 性 に悩 まされた。のちにエンジンを空冷 に換 装 した五 式 戦闘 機 が運用 された。中島 四 式 戦闘 機 疾風 太平洋戦争 後期 の日本 陸軍 の主力 戦闘 機 。その高性能 や戦歴 から「日本 最優秀 戦闘 機 」とアメリカ軍 調査 団 に評 された。
- ヤコヴレフ Yak-1
大戦 初期 の赤色 空軍 の主力 戦闘 機 。ソ連 製 戦闘 機 のはしりとなるデルタ合板 を多用 した機体 。- ラヴォーチキン・ゴルブノフ・グトコフ LaGG-3
大戦 中期 の主力 戦闘 機 。胴体 構造 材 にも木材 を使用 した全 木製 機 で、重 いが機動 性 は高 いほうであった。- ヤコヴレフ Yak-7
練習 機 から発展 した、大戦 中期 の主力 戦闘 機 。- ヤコヴレフ Yak-9
- Yak-1の
発展 型 。極 めて小型 軽量 であったことから、大戦 後期 のソ連 空軍 の主力 戦闘 機 として活躍 した。 - ラヴォーチキン La-5
- LaGG-3を
改良 した戦闘 機 。低空 における格闘 戦 で活躍 し、独 ソ戦 における主力 戦闘 機 となった。 - ラヴォーチキン La-7
- La-5を
改良 した戦闘 機 。
ジェット戦闘 機 への移行 [編集 ]
- Me 262 シュヴァルベ/シュトゥルムフォーゲル
史上 初 の実用 ジェット戦闘 機 。後退 翼 、前輪 式 主 脚 など斬新 な技術 が目立 つ。高速 と強力 な武装 で連合 国 軍 の戦略 爆撃 機 の要撃 に活躍 し、戦闘 爆撃 機 としても運用 された。しかし、エンジンの耐用 時間 が短 いなど技術 的 に未 成熟 の面 もあった。
- ベル P-59 エアラコメット
- アメリカ
初 のジェット戦闘 機 だが、試作 のみで終 わった。 - ロッキード P-80/F-80 シューティングスター
- アメリカ
空軍 初 の実用 ジェット戦闘 機 だが、朝鮮 戦争 時 にはMiG-15相手 に苦戦 し、アメリカ空軍 は後継 としてF-86を投入 した。
第 1世代 の代表 機 [編集 ]
- リパブリック P-84/F-84 サンダージェット/サンダーストリーク
朝鮮 戦争 では主 にアメリカ空軍 の戦闘 爆撃 機 として活躍 。F9Fと同様 に後 に後退 翼 型 も登場 し、サンダーストリークと名付 けられた。- ノースアメリカン P-86/F-86 セイバー
- MiG-15に
対抗 するために開発 された、後退 翼 設計 の新鋭 機 。多種 多様 な派生 型 がつくられ、朝鮮 戦争 で新生 アメリカ空軍 の主力 戦闘 機 として活躍 した。
- ミグ MiG-9
- ドイツから
得 た技術 を下 に開発 された。軸 流 圧縮 式 ジェットエンジンを搭載 。 - ミグ MiG-15
朝鮮 戦争 でB-29要撃 に活躍 。この機体 の活躍 により、設計 局 の略称 であるミグの名 はソ連 戦闘 機 の代名詞 となる。- ミグ MiG-17
洗 練度 が不十分 だったMiG-15の改良 型 。
第 2世代 の代表 機 [編集 ]
- ノースアメリカン F-100 スーパーセイバー
世界 初 の実用 超 音速 戦闘 機 。- ロッキード F-104 スターファイター
登場 時 『最後 の有人 飛行機 』と呼 ばれたスマートな機体 。航空 自衛隊 でも採用 された。
- ミグ MiG-19
ソ連 初 の超 音速 戦闘 機 。MiG-15、MiG-17の発展 型 の後退 翼 戦闘 機 で、格闘 性能 では最高 レベルに達 していたが、反面 武装 搭載 量 や航続 距離 、エンジン寿命 などに弱点 があった。- ミグ MiG-21
- デルタ
翼 と水平 尾翼 を持 つ、生産 数 10,000機 をはるかに超 える東側 陣営 のベストセラー機 。近 接戦 能力 には優 れるが、武装 搭載 量 と航続 距離 に不足 があった。冷戦 後 、各国 で改修 案 が出 され海外 で運用 が続 けられている。 - なお、
初期 量産 型 のMiG-21Fは第 2世代 に分類 されるが、改良 型 のMiG-21SM以降 は第 3世代 に分類 される。
- アトラス・エアクラフト チーター
- ミラージュIIIの
大 規模 なアップグレードとして、1980年代 の国境 戦争 の最中 に開発 された。
第 3世代 の代表 機 [編集 ]
- マクドネル F4H/F-4 ファントムII
元 はアメリカ海軍 空母 部隊 の直 掩機として開発 されたが、高性能 によりアメリカはもとより西側 陣営 を始 め、中東 諸国 でも運用 された。第 四 次 中東 戦争 、ベトナム戦争 、湾岸 戦争 などで活躍 。- ノースロップ F-5 フリーダムファイター/タイガーII
途上 国 向 けの廉価 な機体 として開発 された。E型 とF型 の愛称 は「タイガーII」。
- ミグ MiG-23
可変 翼 が大 きな特徴 。性能 を向上 させた後期 型 では、機体 性能 だけなら西側 陣営 のF-4を凌駕 する性能 と評価 された。- ミグ MiG-25
- アメリカ
空軍 のXB-70やSR-71等 、超 高速 戦略 機 の迎撃 用 に開発 された。現在 でも世界 最速 の戦闘 機 である。 - スホーイ Su-15
ソ連 防空 軍 の主力 迎撃 戦闘 機 として活躍 。1982年 の大韓航空 機 撃墜 事件 で有名 になった。- スホーイ Su-17
- Su-7を
改良 した可変 翼 機 で、戦闘 爆撃 機 や前線 偵察 機 として使用 された。 - ヤコブレフ Yak-38
- キエフ
級 航空 母艦 に搭載 するVTOL機 として開発 された。
- サーブ JA37 ビゲン
- STOL
性能 や即席 滑走 路 からの離陸 等 を考慮 し、デルタ翼 とカナードを組 み合 わせるする当時 としては特異 な形態 (第 4世代 機 では普遍 的 )を採用 した。開発 に当 たっては米国 の軍事 技術 協力 の影響 もあって、世界 的 な評価 を得 る高性能 機 となった。
第 4世代 の代表 機 [編集 ]
- グラマン F-14 トムキャット
可変 後退 翼 が特徴 の大型 複 座 艦上 戦闘 機 。空母 機動 部隊 防衛 用 の直 掩機として開発 され、強力 なレーダーと、長距離 空 対空 ミサイル・AIM-54 フェニックスを搭載 した。- マクドネル・ダグラス F-15 イーグル
航空 自衛隊 も採用 した制 空 戦闘 機 。機体 性能 とそれまでの実績 から世界一 の呼 び声 高 い機体 。- ジェネラル・ダイナミクス F-16 ファイティング・ファルコン
実用 機 として初 めてフライ・バイ・ワイヤを採用 するなど、当時 の最新 技術 を盛 り込 んだ機体 。軽量 だが高度 な戦闘 力 を有 し、世界中 でベストセラーとなった。- マクドネル・ダグラス F/A-18 ホーネット
現在 の米 海軍 ・米 海兵 隊 の主力 戦闘 攻撃 機 。YF-17として設計 された時 は軽量 小型 だったが、その後 の改良 により機体 がかなり大型 化 した。
- ミグ MiG-29
西側 諸国 ではソ連 版 F-16と言 われフォルムも似 ているが、F-16と異 なり双発 機 でありサイズ的 にはF/A-18に近 い。運動 性 に優 れる。- ミグ MiG-31
超 音速 での迎撃 に特 化 していたMiG-25に再 設計 を施 し、より幅広 い任務 遂行 が可能 なように改良 した型 。エンジンや電子 機器 、主翼 などが改変 されている。- スホーイ Su-27
西側 諸国 ではソ連 版 F-15といわれた大型 の制 空 戦闘 機 。他 の戦闘 機 を圧倒 する驚異 的 な機動 性 を持 つ。発展 型 として、推力 偏向 ノズルを搭載 したSu-30MK、戦闘 爆撃 機 仕様 のSu-34などがある。- スホーイ Su-33
- Su-27の
空母 搭載 の艦上 戦闘 機 仕様 。空母 格納庫 での運用 を考慮 し主翼 と水平 尾翼 が折畳 み式 になっている。
成都 J-10A[40]瀋陽 J-11A[40]- Su-27のライセンス
生産 型 。 瀋陽 J-15[41]中国 海軍 唯一 の艦上 戦闘 機 [42]。西安 JH-7西側 諸国 からの技術 導入 を行 い、ソ連 機 のコピーから脱却 した、中国 独自 設計 による初 のジェット戦闘 爆撃 機 。
成都 /PAC[43] JF-17 (FC-1)中国 とパキスタンが共同 開発 したマルチロール機 。
漢 翔 F-CK-1経国 /雄 鷹 台湾 の国営 航空 企業 である漢 翔 航空 工業 (AIDC、Aerospace Industrial Development Corporation)がジェネラル・ダイナミックス(GD、現 ロッキード・マーティン)他 数 社 の技術 協力 のもとにF-16をベースに開発 した戦闘 機 である。
第 4.5世代 の代表 機 [編集 ]
- マクドネル・ダグラス F-15E ストライクイーグル
- F-15に
大幅 な再 設計 を施 し、強力 な対地 攻撃 能力 を持 たせた戦闘 爆撃 機 。21世紀 現在 、運用 中 のマルチロール機 の中 では最大 の爆 弾 搭載 量 を誇 る。第 4.5世代 戦闘 機 の中 でも一番 早 く実用 化 された。 - ロッキード・マーティン[45] F-16(
後期 型 )[46] 段階 的 な改良 が続 けられたことにより後発 の4.5世代 機 に引 けを取 らない能力 を維持 し続 けている。- ボーイング[47] F/A-18E/F スーパーホーネット
- F/A-18の
全面 的 な改良 型 であり、大幅 な性能 向上 が図 られている。F/A-18からは大幅 な設計 変更 がなされ、機体 は大型 化 されている。
- スホーイ Su-30SM[48]
- スホーイ Su-34
- Su-27の
戦闘 爆撃 機 型 。並列 複 座 式 のコクピットが特徴 。F-15Eと対比 させて、俗 にストライクフランカーと呼 ばれる事 もある。 - スホーイ Su-35
推力 偏向 ノズルの採用 により高 い機動 性 を有 するSu-27の発展 型 。導入 が予定 されている現在 のSu-35はSu-35Sとも呼称 され、カナード翼 のある初代 Su-35に対 して2代目 となる。- ミグ MiG-35
現在 開発 中 のMiG-29から発展 したマルチロール機 。AESAレーダーや推力 偏向 ノズル、スーパークルーズなど先進 技術 が多用 されており、機動 性 はF-22ラプターに匹敵 すると言 われている。ロシアでは当機 及 びSu-35については第 4.5世代 (第 4+世代 )を更 に上回 る機体 として第 4++世代 の名称 を使用 している。
- ユーロファイター タイフーン[49]
- イギリス・ドイツ・イタリア・スペイン4
カ国 共同 開発 の機体 。後述 のラファールに似 た機体 で少 し大 きい。当初 共同 研究 に加 わっていたフランスの脱退 などの政治 的 な理由 から運用 開始 時期 が当初 の1990年代 前半 から2003年 に延期 された。 トランシェ(Tranche)と呼 ばれる段階 的 開発 が行 われている。
- ダッソー ラファール
- ミラージュ2000
後継 の双発 デルタ翼 機 。フランスの単独 開発 故 に資金 面 での問題 を抱 え、各国 へ売 り込 みを模索 するも、各種 兵 装 や後継 機 等 で有利 な米国 製 戦闘 機 に対 し劣勢 を強 いられている。
- サーブ JAS39 グリペン
- JA37と
同等 以上 の戦闘 力 を持 つ多 任務 戦闘 機 。重 くなり過 ぎたJA37の反省 から、軽量 化 が図 られている。
三菱 F-2- F-1の
後継 機 としてF-16C/D block40をベースに改良 を行 った機体 。F-15J近代 化 改修 機 相当 の空 対空 戦闘 能力 への改修 も行 われる。量産 型 141機 の導入 予定 だったが、主 に緊縮 予算 の影響 により削減 され、配備 数 は94機 にとどまった[50]。
成都 J-10C[40]中国 においてSu-27に並 ぶ空軍 の主力 戦闘 機 。一部 は二 次元 推力 偏向 ノズル搭載 のエンジンを使用 している。イスラエルの試作 戦闘 機 「ラビ」をベースにしていると推測 されている。瀋陽 J-11D[51]瀋陽 J-16[40]
第 5世代 の代表 機 [編集 ]
- ロッキード・マーティン/ボーイング F-22 ラプター
高度 なステルス性 と機動 性 を併 せ持 つ、最初 の第 5世代 機 。F-15の後継 として開発 され、現時点 で他国 戦闘 機 に比 べ圧倒的 な性能 を持 つが、冷戦 終結 により過剰 性能 で高価 過 ぎるとの理由 から調達 数 が減少 。- ロッキード・マーティン F-35 ライトニングII
米 英 などで予算 を共同 出資 。統合 打撃 戦闘 機 (JSF:Joint Strike Fighter)として、アメリカ空軍 ・海軍 ・海兵 隊 で採用 された他 、多数 の国 で採用 。F-16やF/A-18、ハリアー、A-10などの後継 として、世界中 へ輸出 される。
成都 J-20中国 航空 工業 集団 公司 に属 する成都 飛 機 工業 公司 が開発 した機体 。2017年 3月 に中国 空軍 に実戦 配備 されたと中国 メディアが報 じた。瀋陽 J-31中国 航空 工業 集団 公司 に属 する瀋陽 飛 機 工業 集団 が開発 中 の機体 [55]。本 機 は中国 で2番目 のステルス戦闘 機 であり、全長 17m程度 の中型 の双発 戦闘 機 である。
脚注 [編集 ]
出典 [編集 ]
- ^ a b
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青木 謙 知 『ミリタリー選書 1現代 軍用 機 入門 (軍用 機 知識 の基礎 から応用 まで)』イカロス出版 12頁 - ^
河野 嘉之 『図解 戦闘 機 』新 紀元 社 38頁 - ^
河野 嘉之 『図解 戦闘 機 』新 紀元 社 14頁 - ^
青木 謙 知 『ミリタリー選書 1現代 軍用 機 入門 (軍用 機 知識 の基礎 から応用 まで)』イカロス出版 12頁 - ^ a b c d e f g
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青木 謙 知 『ミリタリー選書 1現代 軍用 機 入門 (軍用 機 知識 の基礎 から応用 まで)』11頁 - ^ a b
青木 謙 知 『ミリタリー選書 1現代 軍用 機 入門 (軍用 機 知識 の基礎 から応用 まで)』12頁 - ^ a b
青木 謙 知 『ミリタリー選書 1現代 軍用 機 入門 (軍用 機 知識 の基礎 から応用 まで)』イカロス出版 13頁 - ^
碇 義朗 『戦闘 機 入門 』光人 社 NF文庫 240-247頁 - ^ a b
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戦史 叢書 95海軍 航空 概 史 128頁 - ^ a b c d e f g h
河野 嘉之 『図解 戦闘 機 』新 紀元 社 44頁 - ^
青木 謙 知 『ミリタリー選書 1現代 軍用 機 入門 (軍用 機 知識 の基礎 から応用 まで)』イカロス出版 11-12頁 - ^
堀越 二郎 『零 戦 の遺産 』光人 社 NF文庫 71頁 - ^
河野 嘉之 『図解 戦闘 機 』新 紀元 社 18頁 - ^
河野 嘉之 『図解 戦闘 機 』新 紀元 社 24頁 - ^ a b 『
徹底 図解 戦闘 機 のしくみ』新星 出版 社 2008年 10月 5日 p.42 - ^
河野 嘉之 『図解 戦闘 機 』新 紀元 社 52頁 - ^
戦史 叢書 52陸軍 航空 の軍備 と運用 (1)昭和 十 三 年 初期 まで51-52頁 - ^
河野 嘉之 『図解 戦闘 機 』新 紀元 社 46頁 、戦史 叢書 52陸軍 航空 の軍備 と運用 (1)昭和 十 三 年 初期 まで57頁 - ^
戦史 叢書 52陸軍 航空 の軍備 と運用 (1)昭和 十 三 年 初期 まで60頁 - ^
戦史 叢書 52陸軍 航空 の軍備 と運用 (1)昭和 十 三 年 初期 まで57-59頁 - ^
戦史 叢書 52陸軍 航空 の軍備 と運用 (1)昭和 十 三 年 初期 まで372-373頁 - ^
戦史 叢書 52陸軍 航空 の軍備 と運用 (1)昭和 十 三 年 初期 まで233頁 - ^
戦史 叢書 52陸軍 航空 の軍備 と運用 (1)昭和 十 三 年 初期 まで373頁 - ^
戦史 叢書 52陸軍 航空 の軍備 と運用 (1)昭和 十 三 年 初期 まで294-295頁 - ^
碇 義朗 『海軍 空 技 廠 全 』光人 社 103頁 、森 史郎 『零 戦 の誕生 』光人 社 55-56頁 - ^
碇 義朗 『鷹 が征 く―大空 の死闘 ・源田 実 VS柴田 武雄 』光人 社 2000年 100頁 - ^
森 史郎 『零 戦 の誕生 』光人 社 (2002)99頁 、零 戦 搭乗 員 会 『零 戦 、かく戦 えり!』425頁 - ^
堀越 二郎 ・奥宮 正武 『零 戦 』学研 M文庫 182頁 、戦史 叢書 72中国 方面 海軍 作戦 (1)昭和 十 三 年 四 月 まで 405-407頁 、森 史郎 『零 戦 の誕生 』光人 社 109-114頁 - ^
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鉄 十 字 の鷲 』手島 尚 訳 、学習 研究 社 〈学研 M文庫 〉、2008年 、初版 。ISBN 978-4-05-901219-1、pp.110-111. - ^
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