東京とうきょうガスサッカー部ぶ

リンクを追加ついか
出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』

東京とうきょうガスサッカー部ぶ（とうきょうガス・サッカーぶ）について、以下いかの2つがあり、それぞれこの記事きじ内ないで記載きさいする。

  1. かつて存在そんざいした日本にっぽんのサッカークラブ。東京とうきょうガスのサッカー部ぶとして1935年ねんに創部そうぶし、1997年ねんおよび1998年ねんは「東京とうきょうガスフットボールクラブ」と呼称こしょうしていた。日本にっぽんプロサッカーリーグ（Jリーグ）加盟かめいのFC東京とうきょうの前身ぜんしんとなったクラブ。
  2. 1999年ねんに設立せつりつされた東京とうきょうガス社員しゃいんによるサッカー同好どうこう会かいチームであり、東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグに所属しょぞくする。

東京とうきょうガスサッカー部ぶ（1935年ねん - 1998年ねん）[編集へんしゅう]

東京とうきょうガスサッカー部ぶ
原語げんご表記ひょうき 東京とうきょうガスサッカー部ぶ
東京瓦斯とうきょうがすサッカー部ぶ
クラブカラー
  青あお
  赤あか
創設そうせつ年ねん 1935年ねん
解散かいさん年ねん 1998年ねん
ホームタウン 東京とうきょう都と
ホームスタジアム 国立こくりつ西にしが丘おかサッカー場じょう
江戸川えどがわ区く陸上りくじょう競技きょうぎ場じょう他た
ホームカラー
アウェイカラー
■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ
画像がぞう外部がいぶリンク
エンブレム
en:File:TokyoGasFC.png

歴史れきし[編集へんしゅう]

太平洋戦争たいへいようせんそう以前いぜん[編集へんしゅう]

本ほんサッカー部ぶの最初さいしょの公式こうしき戦せんである第だい6回かい関東かんとう実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅう大会たいかい（1回戦かいせん）が開催かいさいされた東京とうきょう高等こうとう学校がっこう
1935年ねん

東京瓦斯とうきょうがす株式会社かぶしきがいしゃのサッカー部ぶとして創部そうぶ。

1936年ねん

関東かんとう蹴球しゅうきゅう協会きょうかい主催しゅさいの第だい6回かい関東かんとう実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅう大会たいかいに参加さんかし、1回戦かいせん（3月がつ15日にち）で第一生命保険だいいちせいめいほけんに1-4で敗北はいぼく。なお、この試合しあいが東京瓦斯とうきょうがすサッカー部ぶとして文献ぶんけんから確認かくにんできる最初さいしょの公式こうしき戦せんである[1]。

1937年ねん

東京とうきょう実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅうリーグが創設そうせつされ、航こう研けんや航こう技わざなどと同おなじBクラスに所属しょぞくすることとなった[2]。第だい7回かい関東かんとう実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅう大会たいかいの1回戦かいせんの日本にっぽん光学こうがく戦たたかえ（5-0で勝利しょうり）が、文献ぶんけんから確認かくにんできる最初さいしょの勝利しょうり試合しあいである[3]。

1940年ねん

第だい9回かい関東かんとう実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅう大会たいかいに参加さんかして、1回戦かいせん（3月がつ21日にち）でマツダに0-3で敗北はいぼく[4]。これが文献ぶんけんから確認かくにんできる太平洋戦争たいへいようせんそう開戦かいせん前まえの最後さいごの公式こうしき戦せんである。

1941年ねん

4月がつ16日にちに関東かんとう実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅう連盟れんめい（現げん：関東かんとうサッカー協会きょうかい）の総会そうかいで「関東かんとう東ひがし実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅう」（リーグ戦せん）を創設そうせつすることが決定けっていし、2部ぶ（他たに三共さんきょうや日本興業銀行にほんこうぎょうぎんこう、日本銀行にっぽんぎんこうなど）に所属しょぞくすることとなった[5] が、12月の太平洋戦争たいへいようせんそう開戦かいせんに伴ともなって小平こだいらの厚生こうせい閣かく練習れんしゅう場じょうが農場のうじょうに変かえられ、選手せんしゅも徴兵ちょうへいされていった[6]。

太平洋戦争たいへいようせんそう終戦しゅうせん後ご[編集へんしゅう]

1945年ねん

日本にっぽん蹴球しゅうきゅう協会きょうかい加盟かめい。

1948年ねん

チーム再建さいけんが進すすみ、物資ぶっし不足ふそくの中なかで実業じつぎょう団だんリーグへ参加さんか[6]。

1967年ねん

第だい1回かい関東かんとうサッカーリーグに参加さんかするも、入いれ替かえ戦せんで敗やぶれ降格こうかく。

1970年ねん

東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグに所属しょぞくして2位いの成績せいせき。なお、同年どうねんの東京とうきょう都とリーグは読売よみうりサッカークラブ（現在げんざいの東京とうきょうヴェルディ）が優勝ゆうしょうしたが、直接ちょくせつ対決たいけつ（1試合しあい）は、東京とうきょうガスが5-3で読売よみうりクラブに勝利しょうりした[7]。

1980年代ねんだい[編集へんしゅう]

1985年ねん

第だい19回かい関東かんとう社会しゃかい人じんサッカー大会たいかいで優勝ゆうしょう。サッカースクール開校かいこう[8]。

1986年ねん

関東かんとうサッカーリーグに昇格しょうかく。 全国ぜんこく社会人選手権しゃかいじんせんしゅけんでは、奈良なら教員きょういん、YKK、地元じもと沖縄おきなわの海邦かいほうクラブ、茨城いばらき日立ひたちを下くだし決勝けっしょう戦せんへ進出しんしゅつするも、古河電工ふるかわでんこう千葉ちばに敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょう[9][10]。

1988年ねん

入部にゅうぶ2年ねん目めの大熊おおくま清きよしが主将しゅしょうを務つとめ[8]、第だい12回かい全国ぜんこく地域ちいきリーグ決勝けっしょう大会たいかいに初はつ出場しゅつじょう。中央ちゅうおう防犯ぼうはんと松島まつしまクラブを抑おさえてグループ1位いで決勝けっしょうリーグに進すすんだが、マツダオート広島ひろしま、京都紫光きょうとしこうクラブに阻はばまれて昇格しょうかくならず[11]。第だい24回かい全国ぜんこく社会人選手権しゃかいじんせんしゅけんではベスト4進出しんしゅつ[12]。

1989年ねん

前年ぜんねんに続つづき第だい13回かい全国ぜんこく地域ちいきリーグ決勝けっしょう大会たいかいに出場しゅつじょうするも、西濃運輸せいのううんゆに敗やぶれグループ2位いで決勝けっしょうリーグ進出しんしゅつを逃のがした[11]。

1990年代ねんだい[編集へんしゅう]

1990年ねん

大熊おおくま、川勝かわかつ良一りょういち、小林こばやし伸しん樹じゅ、大金おおかね直樹なおき、矢野やの眞光しんこう（後のちにFC東京とうきょう育成いくせい部長ぶちょう）を擁ようし[8]、第だい14回かい全国ぜんこく地域ちいきリーグ決勝けっしょう大会たいかいで優勝ゆうしょう。第だい26回かい全国ぜんこく社会人選手権しゃかいじんせんしゅけんベスト4進出しんしゅつ[13]。

1991年ねん

日本にっぽんサッカーリーグ（JSL）2部ぶに昇格しょうかく。

1992年ねん

ブラジル人じんFWのアマラオが加入かにゅう。この年とし初はじめて外国がいこく籍せき選手せんしゅ枠わくを3つ全すべて使つかうことになった[8]。Jリーグへの参入さんにゅうは行おこなわず、企業きぎょう内ないチームのままジャパンフットボールリーグ（JFL）へ参加さんかした。

1993年ねん
名称めいしょう 会員かいいん 打診だしん先さき
つくる会かい 地元じもと青年せいねん会議かいぎ所しょや東京とうきょう都とサッカー協会きょうかいが中心ちゅうしん[14] 東京とうきょうガス[15]
誘致ゆうちする会かい 会長かいちょう：志太しだ勤つとむ (東京とうきょう調布ちょうふロータリークラブ)[16]
副ふく会長かいちょう：林はやし和男かずお (調布ちょうふ市し体育たいいく協会きょうかい会長かいちょう)[17]
顧問こもん：吉尾よしお勝征かつゆき (調布ちょうふ市長しちょう)[14]		 ヴェルディ川崎ぇるでぃかわさき[15]
東京とうきょうガス

6月がつ、調布ちょうふ市議会しぎかいにて「プロサッカーチーム誘致ゆうちに関かんする決議けつぎ」が可決かけつされた[18]。9月、東京とうきょうガスサッカー部ぶは東京とうきょうスタジアム（後ごの味あじの素もとスタジアム）建設けんせつ計画けいかくに伴ともない発足ほっそくした「つくる会かい」や東京とうきょう都とサッカー協会きょうかいから[19]、同どうスタジアムをホームとするJリーグクラブ創設そうせつを打診だしんされた。「つくる会かい」は、スタジアム完成かんせい前まえにできることを模索もさくし[14] 開業かいぎょうまでに地元じもとのプロクラブを育そだてようというスタンスでいたため[15]、東京とうきょうガスサッカー部ぶ代表だいひょうとしてJFLの評議ひょうぎ員いんを務つとめていた上原うえはら英治えいじは、これを好意こうい的てきに受うけ止とめ前向まえむきに検討けんとうすると回答かいとう。程ほどなく、東京とうきょうガスが調布ちょうふを拠点きょてんにJリーグ加盟かめいを目指めざす方針ほうしんと報ほうじられた[20]。

時どき系列けいれつ
日付ひづけ 出来事できごと
1992年ねん12月 つくる会かい（正式せいしき名称めいしょう「東京とうきょうにプロサッカーチームをつくる会かい」）発足ほっそく
1993年ねん
06月17日にち		 調布ちょうふ市議会しぎかいがJリーグ誘致ゆうち決議けつぎを全会ぜんかい一致いっちで可決かけつ。誘致ゆうち予算よさん880万まん円えんを計上けいじょう
09月27日にち つくる会かいが東京とうきょうガスへ調布ちょうふ進出しんしゅつを打診だしん。
10月19日にち 誘致ゆうちする会かい（正式せいしき名称めいしょう「スタジアム建設けんせつ促進そくしんとプロサッカーチームを調布ちょうふに誘致ゆうちする会かい」）発足ほっそく。誘致ゆうち予算よさん全額ぜんがくが誘致ゆうちする会かいのものとなる[14]。
11月29日にち 誘致ゆうちする会かいが、ヴェルディ川崎ぇるでぃかわさきと東京とうきょうガスへ調布ちょうふ進出しんしゅつを打診だしん。
12月08日にち 東京とうきょうガスが進出しんしゅつを断念だんねん

また、10月には新あらたに「誘致ゆうちする会かい」も発足ほっそく。同どう会かいは東京とうきょうガスサッカー部ぶが東京とうきょう都とのサッカーチームとして最さい上位じょういのカテゴリーにいることや、「つくる会かい」が候補こうほとしていること[21]、サッカー教室きょうしつなどの地道じみちな地域ちいき活動かつどうを評価ひょうかし[22]、東京とうきょうガスにJリーククラブ創設そうせつを打診だしん。さらに「誘致ゆうちする会かい」は発足ほっそく当初とうしょからヴェルディ川崎ぇるでぃかわさき（後ごの東京とうきょうヴェルディ）に対たいしても調布ちょうふ進出しんしゅつを打診だしんする意向いこうであった[23]。ヴェルディ誘致ゆうちが急速きゅうそくに行おこなわれた結果けっか、「つくる会かい」との対立たいりつに発展はってん[23]。時間じかんをかけて東京とうきょうガスと協議きょうぎするつもりでいた「つくる会かい」においても結論けつろんを急いそがざるを得えなくなり、東京とうきょうガス側がわでも“無関係むかんけいな騒さわぎ”による動揺どうようが広ひろがった[17]。

12月、東京とうきょうガスは、公益こうえき企業きぎょうとしての限界げんかいから現時点げんじてんでプロ化かはできない[24][25]、時期じき尚早しょうそうである[注ちゅう 1] として[19]調布ちょうふ進出しんしゅつを見送みおくり、JFLと地域ちいき貢献こうけんに力ちからを入いれるとした[16]。なお、ヴェルディ川崎ぇるでぃかわさきも同月どうげつに移転いてんを断念だんねん。これ以後いご、元もと東京とうきょうガスサッカー部ぶ監督かんとくで同どう部ぶ部長ぶちょうの鳥とり原はら光憲みつのりを中心ちゅうしんに、Jリーグ参画さんかくに向むけての足固あしがためと強化きょうかを図はかっていった。同年どうねん、ジュニアユース及およびジュニアチームを創立そうりつ[26]。

一連いちれんの誘致ゆうち劇げきは市民しみんに大おおきなしこりを残のこし、後のちにFC東京とうきょうとして市し関係かんけい団体だんたいとの折衝せっしょうを行おこなう際さいには難航なんこうさせられたという[23]。

1994年ねん

大熊おおくま清きよしがコーチとしてチームに復帰ふっき。ヴェルディ川崎ぇるでぃかわさきからFW関せき浩二こうじ、ベルマーレ平塚ひらつかからMF立石たていし敬之たかゆきを獲得かくとく。さらに社員しゃいん選手せんしゅのMF藤山ふじやま竜りゅう仁ひとしを含ふくむ3名めいに対たいし、創部そうぶ以来いらい初はじめてとなる日本人にっぽんじん選手せんしゅとのプロ契約けいやくを結むすんだ[27]。大卒だいそつルーキーのGK堀池ほりいけ洋ひろし充たかし、DF浮氣うわき哲郎てつろうも活躍かつやくし、全国ぜんこくリーグでは初はつの勝かち越こしに成功せいこう。

また、関東かんとう地区ちく代表だいひょうとして天皇杯てんのうはい全日本ぜんにほんサッカー選手権せんしゅけん大会たいかいに初はつ出場しゅつじょうを果はたした。急遽きゅうきょ監督かんとくを退任たいにんした今井いまい敏明としあきに代かわって大熊おおくまが指揮しきを執とり、初戦しょせんで鹿島かしまアントラーズを破やぶってベスト8へ進出しんしゅつ。

1995年ねん

大熊おおくまが正式せいしきに監督かんとくに就任しゅうにん。ヘッドコーチの倉又くらまた寿雄よしおと共ともにチームを率ひきいた。藤山ふじやまを左ひだりSBに下さげ、立石たていしと新しん加入かにゅうの岡島おかじま清延きよのぶでドイスボランチを構成こうせい、攻撃こうげき陣じんにMFエドウィンを加くわえた布陣ふじんが機能きのう。関せきは日本人にっぽんじん得点とくてん王おうとなった。

1996年ねん

関せきは活躍かつやくが買かわれ、平塚ひらつかに移籍いせき。結果けっか、アマラオの1トップを採用さいようすることになった。本田技研ほんだぎけん、ヴィッセル神戸こうべとの優勝ゆうしょう争あらそいに敗やぶれ3位いに終おわったが、新しん條じょう宏ひろし喜き、浮氣うわきを中心ちゅうしんにリーグ最少さいしょう失点しってんとなる堅守けんしゅを構築こうちくし、Jリーグ準じゅん加盟かめいクラブのJリーグ昇格しょうかくを阻はばんだ[注ちゅう 2]。また、4月がつよりユースチームを創立そうりつ[26]。

この年とし、JFL各かくクラブにはJリーグ2部ぶ（J2）の創設そうせつと、その参加さんか条件じょうけんが提示ていじされていた[28]。

1997年ねん

『東京とうきょうガスフットボールクラブ』に改称かいしょうし[8]Jリーグへの参加さんかを表明ひょうめい。8月にJリーグ2部ぶへの加盟かめい申請しんせいが行おこなわれ[29]、12月に承認しょうにんされた[18]。

また、6月がつには「東京とうきょうフットボールクラブ創設そうせつ準備じゅんび事務じむ局きょく」を発足ほっそくさせ、東京とうきょうガス（メンバーは上原うえはら英治えいじ、鳥とり原はら光憲みつのり、村林むらばやし裕ひろし、城しろ福ぶく浩ひろし、小林こばやし伸しん樹じゅら）を始はじめとする中核ちゅうかく出資しゅっし予定よてい企業きぎょう、東京とうきょう都と、東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい、東京とうきょう商工しょうこう会議かいぎ所しょ、東京とうきょう青年せいねん会議かいぎ所しょがこれに参加さんかした[30]。

チームはJFLで準じゅん優勝ゆうしょうしてJリーグ昇格しょうかく条件じょうけんである2位い以内いないに入はいるも、準じゅん会員かいいん資格しかくを有ゆうしていないため、Jリーグへの昇格しょうかくは見送みおくられた。大塚製薬おおつかせいやくから加入かにゅうしたDF本ほん吉よし剛つよしが浮氣うわき哲郎てつろう（ジェフ市原いちはらへ移籍いせき）の穴あなを埋うめ、藤山ふじやま、大卒だいそつ新人しんじんのMF浅利あさり悟さとると共ともにベストイレブンに選出せんしゅつされた。

その年としの天皇杯てんのうはいでは名古屋なごやグランパスエイト・横浜よこはまマリノス・平塚ひらつかのJリーグ勢ぜい3クラブに勝利しょうりしてベスト4へ進出しんしゅつ。準決勝じゅんけっしょう（鹿島かしま戦せん）では創部そうぶ以来いらい初はじめて国立こくりつ競技きょうぎ場じょうの地ちを踏ふんだ。

1998年ねん

4月がつ、翌年よくねんからクラブ名称めいしょうが『FC東京とうきょう』になる[18]と共ともにプロクラブ化かし、新あらたに2部ぶ制せいとなるJリーグ ディビジョン2（J2）への参加さんかを決きめる。JFL最終さいしゅう年ねんとなったこのシーズンは、MF岡島おかじま清延きよのぶ（引退いんたい）の穴埋あなうめに苦くるしみ一いち時じ停滞ていたいしたが[31]、終盤しゅうばんに12連勝れんしょうと追おい上あげ、最終さいしゅう節ぶしで川崎かわさきフロンターレを逆転ぎゃくてんしてJFL初はつ優勝ゆうしょうを果はたした。しかし、Jリーグ準じゅん会員かいいんではなかったため、J1参入さんにゅう決定けってい戦せんへは参加さんかできなかった。

10月1日にち（この日ひは都民とみんの日ひとされている）に、東京瓦斯とうきょうがす、東京電力とうきょうでんりょく、エーエム・ピーエムジャパン、テレビ東京てれびとうきょう、カルチュア・コンビニエンス・クラブ（TSUTAYA）、日本石油にほんせきゆ、清水建設しみずけんせつ、三菱商事みつびししょうじの8社しゃを中核ちゅうかくに[32]、計けい161団体だんたいの出資しゅっしで[33][34] 運営うんえい法人ほうじん『東京とうきょうフットボールクラブ株式会社かぶしきがいしゃ』を設立せつりつ[18]。同月どうげつ20日にちにJリーグ理事りじ会かいによって法人ほうじん化かを認みとめられ[35]、1999年ねんより発足ほっそくしたJ2へ参戦さんせん。東京とうきょうガスサッカー部ぶとしての歴史れきしを終おえた。

スタジアム[編集へんしゅう]

成績せいせき[編集へんしゅう]

年度ねんど 所属しょぞく 順位じゅんい 勝かち点てん 試合しあい 勝かち 分ぶん 敗はい 得とく 失しつ 差さ 備考びこう 天皇杯てんのうはい 全社ぜんしゃ
1948 東京とうきょう実業じつぎょう団だん3部ぶ 優勝ゆうしょう オープン化か前まえ
1949 東京とうきょう実業じつぎょう団だん2部ぶ 優勝ゆうしょう
1950 東京とうきょう実業じつぎょう団だん1部ぶ
1951 東京とうきょう実業じつぎょう団だん2部ぶ 優勝ゆうしょう
1952 東京とうきょう実業じつぎょう団だん1部ぶ
1953 東京とうきょう実業じつぎょう団だん2部ぶ
1954
1955
1956 関東かんとう実業じつぎょう団だん2部ぶ
1957
1958
1959
1960
1961 関東かんとう実業じつぎょう団だん3部ぶ
1962 関東かんとう実業じつぎょう団だん2部ぶ
1963
1964
1965 優勝ゆうしょう
1966 関東かんとう実業じつぎょう団だん1部ぶ
1967 関東かんとう 8位い 4 14 2 0 12 21 56 -35
1968 東京とうきょう都と1部ぶ 優勝ゆうしょう 関東かんとう社会しゃかい人じん大会たいかい 2位い
1969 優勝ゆうしょう
1970 2位い 23 13 11 1 1 関東かんとう社会しゃかい人じん大会たいかい 2位い
1971 3位い
1972 優勝ゆうしょう 地区ちく予選よせん
敗退はいたい
1973 5位い
1974 優勝ゆうしょう
1975 3位い
1976 4位い 関東かんとう社会しゃかい人じん大会たいかい 2位い
1977 関東かんとう 8位い 9 16 3 3 10 11 27 -16
1978 9位い 20 18 5
(PK1)		 - 13
(PK2)		 15 36 -21 1回戦かいせん[9]
1979 東京とうきょう都と1部ぶ 2位い
1980 優勝ゆうしょう
1981 3位い
1982
1983 優勝ゆうしょう
1984 優勝ゆうしょう 2回戦かいせん[9]
1985 優勝ゆうしょう 関東かんとう社会しゃかい人じん大会たいかい 優勝ゆうしょう ベスト8[9]
1986 関東かんとう 4位い 22 18 9 4 5 32 26 +6 準じゅん優勝ゆうしょう
1987 8位い 14 18 3 8 7 15 18 -3
1988 2位い 25 18 11 4 3 32 18 +14 地域ちいき決勝けっしょう 3位い ベスト4
1989 2位い 23 18 8 7 3 33 13 +20 地域ちいき決勝けっしょう GL敗退はいたい
1990 優勝ゆうしょう 33 18 15 3 0 48 13 +35 地域ちいき決勝けっしょう 優勝ゆうしょう ベスト4
1991-92 JSL2部ぶ 7位い 46 30 12 10 8 30 28 +2
1992 JFL1部ぶ 7位い 20 18 5 5 8 22 34 -12
1993 8位い - 18 7 - 11 20 31 -11 延長えんちょう勝しょう3/PK勝かち1/延長えんちょう敗はい1/PK敗はい1
1994 JFL 7位い - 30 18 - 12 55 43 +12 延長えんちょう勝しょう2/PK勝かち1/延長えんちょう敗はい1/PK敗はい1 ベスト8
1995 3位い 61 30 20 - 10 66 35 +31 延長えんちょう勝しょう0/PK勝かち1/延長えんちょう敗はい1/PK敗はい1 1回戦かいせん
1996 3位い 73 30 24 - 6 63 28 +35 延長えんちょう勝しょう2/PK勝かち1/延長えんちょう敗はい3/PK敗はい1 3回戦かいせん
1997 2位い 68 30 24 - 6 70 30 +40 延長えんちょう勝しょう2/PK勝かち1/延長えんちょう敗はい1/PK敗はい0 ベスト4
1998 優勝ゆうしょう 69 30 24 - 6 67 17 +50 延長えんちょう勝しょう3/PK勝かち0/延長えんちょう敗はい1/PK敗はい0 3回戦かいせん
FC東京とうきょう『Tokyo 2000』（DVD）日活にっかつ、2000年ねん4月がつ。ASIN B00005FCAH。  参照さんしょう
『東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい五ご十じゅう年ねん史し』1996年ねん、127-147頁ぺーじ。  参照さんしょう

タイトル[編集へんしゅう]

個人こじん別べつタイトル
年度ねんど ベストイレブン ベストGK賞しょう 新人しんじん王おう
1995 関せき浩二こうじ
1996 新しん條じょう宏ひろし喜き、浮氣うわき哲郎てつろう 新しん條じょう宏ひろし喜き
1997 藤山ふじやま竜りゅう仁ひとし、本ほん吉よし剛つよし、浅利あさり悟さとる 小林こばやし成光なるみつ
1998 堀池ほりいけ洋ひろし充たかし、藤山ふじやま竜りゅう仁ひとし、サンドロ、加賀見かがみ健介けんすけ 堀池ほりいけ洋ひろし充たかし

背番号せばんごう[編集へんしゅう]

No. 1991-92 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998
1 浅野あさの寛文ひろふみ 堀池ほりいけ洋ひろし充たかし
2 鈴木すずき圭けい 吉岡よしおか博史ひろふみ
3 大熊おおくま清きよし 笹原ささはら克己かつみ ビルッカ サンドロ
4 小林こばやし伸しん樹じゅ 小島こじま武志たけし 新しん條じょう宏ひろし喜き 石井いしい豊ゆたか
5 遠藤えんどう治彦はるひこ 野竹のだけ英俊えいしゅん ジュニオール 本ほん吉よし剛つよし
6 佐藤さとう隆則たかのり 大金おおかね直樹なおき 田中たなか伸一しんいち 浮氣うわき哲郎てつろう 新しん條じょう宏ひろし喜き
7 矢野やの眞光しんこう 大金おおかね直樹なおき ジョン・カルロス アシス 浅利あさり悟さとる
8 長谷ながたに幸博ゆきひろ 藤山ふじやま竜りゅう仁ひとし
9 野沢のざわ章あきら カルバリオ 関せき浩二こうじ 和田わだ潤じゅん
10 広戸ひろと正之まさゆき バンゼーラ 奥原おくはら崇たかし
11 大金おおかね直樹なおき アマラオ
12 ゼ・カルロス 野沢のざわ章あきら 石津いしづ真しん介かい カルロス・アルベルト -- エドウィン 梅山うめやま修おさむ
13 川勝かわかつ良一りょういち 大谷おおや正一しょういち 加賀見かがみ健介けんすけ
14 呂りょ洪ひろし祥さち 大貫おおぬき啓一けいいち 原田はらだ智宏ともひろ
15 西谷にしたに実みのる 湯田ゆだ秀行ひでゆき 赤松あかまつ博昭ひろあき 浅利あさり悟さとる アンジェロ
16 上堂かみどう園えん孝二こうじ 佐藤さとう隆則たかのり 小池こいけ知己ともみ
17 横尾よこお昌彦まさひこ 齋藤さいとう津つ 岡島おかじま清延きよのぶ
18 須田すだ芳正よしまさ 岡元おかもと勇人はやと
19 野竹のだけ英俊えいしゅん 吉田よしだ純じゅん 蓮見はすみ知弘ともひろ
20 田中たなか伸一しんいち 片岡かたおか浩次こうじ 石津いしづ真しん介かい 松本まつもと磨みがく
21 川越かわごえ晋すすむ介かい 加藤かとう竜二りゅうじ 佐藤さとう昭和あきかず 浅野あさの寛文ひろふみ
22 高橋たかはし紀おさむ人じん 上釜うえがま広行ひろゆき 山崎やまざき真しん 鈴木すずき敬之たかゆき
23 加藤かとう竜二りゅうじ 柴田しばた峡かい 深瀬ふかせ雄二ゆうじ 浮氣うわき哲郎てつろう 青井あおい健けん
24 大谷おおや正一しょういち 岩間いわま竜一りゅういち 吉岡よしおか博史ひろふみ 工藤くどう勝利かつとし 小林こばやし成光なるみつ
25 高根沢たかねざわ公彦きみひこ 石津いしづ真しん介かい 小林こばやし伸しん樹じゅ 高橋たかはし一樹かずき 竹元たけもと義幸よしゆき 岡本おかもと淳一じゅんいち
26 小林こばやし慎一しんいち 吉岡よしおか博史ひろふみ 服部はっとり順一じゅんいち 一木いちき保宏やすひろ -- 小峯こみね隆幸たかゆき
27 川原崎かわらさき隆一郎りゅういちろう 小林こばやし伸しん樹じゅ 一木いちき保宏やすひろ 立石たていし敬之たかゆき 塚野つかの真樹まさき 中丸なかまる貴之たかゆき
28 大迫おおさこ泰久やすひさ 笹原ささはら克己かつみ 矢田やた次郎じろう ファビオ エドウィン -- 今吉いまよし宏之ひろゆき
29 齋藤さいとう津つ 藤山ふじやま竜りゅう仁ひとし 岡田おかだ政昭まさあき 橋本はしもと亮一りょういち 小沢おざわ満みつる 遠藤えんどう大志ひろし
30 池田いけだ貴たか聡さとし 赤松あかまつ博昭ひろあき 松崎まつざき英司えいじ 染谷そめや典のり重じゅう -- 関せき浩二こうじ
31 青木あおき薫かおる也 松崎まつざき英司えいじ -- ジョン・カルロス -- 佐藤さとう拓也たくや
32 小島こじま武志たけし 一木いちき保宏やすひろ --
33 岩間いわま竜一りゅういち 二階堂にかいどう裕輔ゆうすけ --
34 吉岡よしおか博史ひろふみ 山崎やまざき登のぼる --
35 鈴木すずき勝雄かつお 原田はらだ智宏ともひろ --
36 清水しみず要かなめ 矢田やた次郎じろう --
37 湯田ゆだ秀行ひでゆき 大迫おおさこ泰久やすひさ --
38 カルバリオ --
39 大貫おおぬき啓一けいいち --
40 前田まえだ和明かずあき --
『Japan Soccer League yearbook 1991-1992』南雲なぐも堂どう、1991年ねん、84頁ぺーじ。 参照さんしょう
FC東京とうきょう『Tokyo 2000』（DVD）日活にっかつ、2000年ねん4月がつ。ASIN B00005FCAH。  参照さんしょう

歴代れきだい監督かんとく[編集へんしゅう]

氏名しめい 在籍ざいせき年ねん 現在げんざい
日本の旗 村井むらい茂雄しげお 19??-19??
日本の旗 木下きのした幸男ゆきお 19??-19??
日本の旗 三浦みうら哲二てつじ 19??-1959
日本の旗 平たいら光夫みつお 1960-1964
日本の旗 石井いしい徹とおる 1965-1970
日本の旗 橋本はしもと昭一しょういち 1971-1973
日本の旗 吉田よしだ慶けい次じ 1974-1975
日本の旗 小川おがわ隆たかし莞ふとい 1976-1979
日本の旗 鳥とり原はら光憲みつのり 1980-1983 東京とうきょうガス相談役そうだんやく
日本の旗 菅野かんの義裕よしひろ 1984-1986 美浦みほガス取締役とりしまりやく社長しゃちょう
日本の旗 渡辺わたなべ公義きみよし 1987-1992 江東こうとうベイエリアFC代表だいひょう
日本の旗 今井いまい敏明としあき 1993-1994  チャイニーズタイペイ代表だいひょう監督かんとく
日本の旗 大熊おおくま清きよし 1995-1998 清水しみずエスパルスGM

歴代れきだい所属しょぞく選手せんしゅ[編集へんしゅう]

「Category:東京とうきょうガスサッカー部ぶの選手せんしゅ」を参照さんしょう
「FC東京とうきょうの選手せんしゅ一覧いちらん」も参照さんしょう

ゴールキーパー（GK）[編集へんしゅう]

選手せんしゅ名めい 在籍ざいせき年ねん 現在げんざい
川越かわごえ晋すすむ介かい 19??-1992 ハウンドツゥースSC フットサルチーム監督かんとく
高橋たかはし紀おさむ人じん 19??-1992
加藤かとう竜二りゅうじ 1991-1993 JFAアカデミー福島ふくしま女子じょし GKコーチ
松崎まつざき英司えいじ 1992-1993
橋本はしもと亮一りょういち 1994 FC東京とうきょうU-18 GKコーチ、明治大学めいじだいがくサッカー部ぶGKコーチ
佐藤さとう昭和あきかず 1994
染谷そめや典のり重じゅう 1994-1995
小澤おざわ満みつる 1995-1997 大森おおもり学園がくえん高校こうこうサッカー部ぶGKコーチ
浅野あさの寛文ひろふみ 19??-1998

ディフェンダー（DF）[編集へんしゅう]

選手せんしゅ名めい 在籍ざいせき年ねん 現在げんざい
大熊おおくま清きよし 1987-1992 FC東京とうきょうの選手せんしゅ一覧いちらん#過去かこに在籍ざいせきした監督かんとくを参照さんしょう
上堂かみどう園えん孝二こうじ 19??-1992
小林こばやし慎一しんいち 19??-1992
佐藤さとう隆則たかのり 19??-1992
大迫おおさこ泰久やすひさ 19??-1992
岩間いわま竜一りゅういち 1991-1992 イワマジャパンライフ代表だいひょう取締役とりしまりやく
柴田しばた峡かい 1992 FC東京とうきょうの下部かぶ組織そしき#歴代れきだい監督かんとくを参照さんしょう
小林こばやし伸しん樹じゅ 1990-1993 FC東京とうきょう運営うんえい部ぶ
矢田やた次郎じろう 1992-1993
一木いちき保宏やすひろ 1992-1995 東京とうきょうガスクリエイターズ
小島こじま武志たけし 1992-1995 横須賀よこすかシーガルズJrコーチ
田中たなか伸一しんいち 19??-1995
野竹のだけ英俊えいしゅん 19??-1995
深瀬ふかせ雄二ゆうじ 1993 NSPクラブサッカー部ぶ
高橋たかはし一樹かずき 1994-1995
鈴木すずき圭けい 19??-1995 関前せきまえサッカークラブコーチ
山崎やまざき真しん 1995 名古屋なごやグランパスU-18 監督かんとく
カルロス・アルベルト 1994-1995
笹原ささはら克己かつみ 1992-1996 故人こじん (2008年ねん没ぼつ)
工藤くどう勝利かつとし 1995-1996
ジュニオール 1996
吉岡よしおか博史ひろふみ 1991-1998 東京とうきょうベイフットボールクラブ
浮氣うわき哲郎てつろう 1994-1996、1998 湘南しょうなんベルマーレコーチ
ビルッカ 1997 サッカースクール運営うんえい
本ほん吉よし剛つよし 1997-1998 FC東京とうきょうの選手せんしゅ一覧いちらん#過去かこに在籍ざいせきしたコーチを参照さんしょう
石井いしい豊ゆたか 1997-1998 FC東京とうきょう強化きょうか部長ぶちょう
今吉いまよし宏之ひろゆき 1998

ミッドフィルダー（MF）[編集へんしゅう]

選手せんしゅ名めい 在籍ざいせき年ねん 現在げんざい
鈴木すずき徳彦とくひこ 1981-1988 ファジアーノ岡山おかやまFC GM
川勝かわかつ良一りょういち 1990-1991 サッカー解説かいせつ者しゃ
呂りょ洪ひろし祥さち 1991
ゼ・カルロス 1990-1992
遠藤えんどう治彦はるひこ 19??-1992
青木あおき薫かおる也 19??-1992
矢野やの眞光しんこう 19??-1992 FC東京とうきょうの下部かぶ組織そしき#歴代れきだい監督かんとくを参照さんしょう
長谷ながたに幸博ゆきひろ 19??-1992
湯田ゆだ秀行ひでゆき 19??-1992 国際武道大学こくさいぶどうだいがく学友がくゆう会かいサッカー部ぶ スーパーバイザー
バンゼーラ 1992-1993
片岡かたおか浩次こうじ 1993 NSPクラブサッカー部ぶ
服部はっとり順一じゅんいち 1993-1994 V・ファーレン長崎ながさき 強化きょうか部長ぶちょう
上釜うえがま広行ひろゆき 1993-1994 セレッソ大阪せれっそおおさか フットボールオペレーショングループ グループ長ちょう
大金おおかね直樹なおき 1989-1995 東京とうきょうフットボールクラブ 代表だいひょう取締役とりしまりやく
大谷おおや正一しょういち 1989-1996
吉田よしだ純じゅん 1993-1996
立石たていし敬之たかゆき 1994-1996 FC東京とうきょう GM
ジョン・カルロス 1995-1996
岡島おかじま清延きよのぶ 1995-1997 株式会社かぶしきがいしゃレアコーポレーション 営業えいぎょう部ぶ
エドウィン 1995-1997
塚野つかの真樹まさき 1997 ガイナーレ鳥取とっとり代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう
原田はらだ智宏ともひろ 1992-1998
蓮見はすみ知弘ともひろ 1997-1998 東京とうきょうヴェルディ コーチ
中丸なかまる貴之たかゆき 1998 横浜よこはまFCジュニアユースコーチ

フォワード（FW）[編集へんしゅう]

選手せんしゅ名めい 在籍ざいせき年ねん 現在げんざい
川原崎かわらさき隆一郎りゅういちろう 1988-1992 コジロー出版しゅっぱん 代表だいひょう
広戸ひろと正之まさゆき 19??-1992
西谷にしたに実みのる 19??-1992 レジスタFC コーチ
高根沢たかねざわ公彦きみひこ 19??-1992 岩槻いわつきジュニアユースコーチ
池田いけだ貴たか聡さとし 19??-1992 North Saitama FC NACIONAL 代表だいひょう
前田まえだ和明かずあき 19??-1992 トレード・インテリジェンス・エクスプレス代表だいひょう
鈴木すずき勝雄かつお 1991-1992
清水しみず要かなめ 1991-1992 富士見ふじみFC
横尾よこお昌彦まさひこ 1991-1992 香川かがわ県けん体育たいいく連盟れんめい委員いいん
須田すだ芳正よしまさ 1990-1992 慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく体育たいいく研究所けんきゅうじょ専任せんにん講師こうし
二階堂にかいどう祐輔ゆうすけ 19??-1992 富士見ふじみFC
野沢のざわ章あきら 19??-1992
大貫おおぬき啓一けいいち 19??-1992 東京とうきょうベイFC ヘッドコーチ
カルバリオ 1992-1993
齋藤さいとう津つ 19??-1994
石津いしづ真しん介かい 19??-1995
赤松あかまつ博昭ひろあき 1992-1996
竹元たけもと義幸よしゆき 1996 アビスパ福岡ふくおかU-15コーチ
アシス 1997
関せき浩二こうじ 1994-1995、1998 ツエーゲン金沢かなざわ ヘッドコーチ
アンジェロ 1998

東京とうきょうガスサッカー部ぶ（1999年ねん創部そうぶ）[編集へんしゅう]

東京とうきょうガスサッカー部ぶ
愛称あいしょう ガス
クラブカラー 青あお、赤あか
創設そうせつ年ねん 1999年ねん
所属しょぞくリーグ 東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ
所属しょぞくディビジョン 3部ぶ
ホームスタジアム FC東京とうきょう深川ふかがわグランド
■テンプレート（■ノート）■サッカークラブPJ

概要がいよう[編集へんしゅう]

1999年ねんよりFC東京とうきょうの名称めいしょうでプロクラブ化かした東京とうきょうガスフットボールクラブは、Jリーグ仕様しようのチームを作つくるべく更さらなる体制たいせいの強化きょうかを図はかることとなった。

これにより、社員しゃいん選手せんしゅの何なん名めいかは「社業しゃぎょう復帰ふっき」を余儀よぎなくされたため、彼かれらを中心ちゅうしんとしてサッカー部ぶを創部そうぶし、「東京とうきょうガスサッカー部ぶ」の名称めいしょうで東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグへ参加さんかしている。

成績せいせき[編集へんしゅう]

年度ねんど 所属しょぞく 順位じゅんい 勝かち点てん 試合しあい 勝かち 分ぶん 敗はい 得点とくてん 失点しってん 得失とくしつ差さ
1999 東京とうきょう都と4部ぶ21ブロック
2000 東京とうきょう都と3部ぶ 2位い
2001 東京とうきょう都と3部ぶ4ブロック 優勝ゆうしょう
2002[36] 東京とうきょう都と2部ぶ1ブロック 5位い 16 12 5 1 6 29 26 3
2003[37] 東京とうきょう都と2部ぶ3ブロック 10位い 11 12 3 2 7 18 32 -14
2004[38] 東京とうきょう都と2部ぶ2ブロック 3位い 20 11 6 2 3 27 25 2
2005[39] 東京とうきょう都と2部ぶ3ブロック 7位い 14 11 4 2 5 18 26 -8
2006[40] 東京とうきょう都と2部ぶ2ブロック 8位い 14 12 4 2 6 18 25 -7
2007[41] 東京とうきょう都と2部ぶ3ブロック 5位い 16 11 5 1 5 30 31 -1
2008[42] 東京とうきょう都と2部ぶ2ブロック 12位い 8 12 2 2 8 24 52 -28
2009[43] 東京とうきょう都と3部ぶ5ブロック 3位い 22 11 7 1 3 36 16 20
2010[44] 東京とうきょう都と3部ぶ1ブロック 3位い 22 10 7 1 2 40 14 26
2011[45] 東京とうきょう都と3部ぶ3ブロック 優勝ゆうしょう 27 9 9 0 0 50 6 44
2012[46] 東京とうきょう都と2部ぶ3ブロック 7位い 16 12 5 1 6 22 28 -6
2013[47] 5位い 23 13 7 2 4 36 20 16
2014[48] 東京とうきょう都と2部ぶ2ブロック 9位い 16 13 5 1 7 30 26 4
2015[49] 6位い 21 13 6 3 4 30 37 -7
2016[50] 東京とうきょう都と2部ぶ1ブロック 7位い 19 13 5 4 4 26 23 3
2017 東京とうきょう都と2部ぶ2ブロック 9位い 15 13 5 0 8 23 34 -11
2018 東京とうきょう都と2部ぶ1ブロック 9位い 16 13 5 1 7 20 31 -11
2019 東京とうきょう都と2部ぶ2ブロック 12位い 9 13 2 3 8 14 45 -31
2020 東京とうきょう都と3部ぶ1-1ブロック 2位い 8 4 2 2 0 11 4 7
2021 東京とうきょう都と3部ぶ2ブロック 新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうによりトーナメント方式ほうしきで開催かいさい
1回戦かいせん敗退はいたい
2022 3位い 19 10 6 1 3 20 14 6
2023 2位い 28 11 9 1 1 23 8 15

歴代れきだい所属しょぞく選手せんしゅ[編集へんしゅう]

  • 東郷とうごう太ふとし樹じゅ (2012)

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく
  1. ^ 当時とうじは全国ぜんこくリーグ参入さんにゅう3年ねん目め。JFL内ないでの成績せいせきも芳かんばしいものではなく、また、ユースチームも発足ほっそくしていなかった。詳細しょうさいは#成績せいせきおよびFC東京とうきょうの下部かぶ組織そしきの項こうを参照さんしょう
  2. ^ 準じゅん加盟かめいクラブでは鳥栖とすフューチャーズが4位い、コンサドーレ札幌さっぽろが5位い、ブランメル仙台せんだいが6位い。
出典しゅってん
  1. ^ 「関東かんとう実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅう」朝日新聞あさひしんぶん東京とうきょう、1936年ねん3月16日にち、2016年ねん2月がつ16日にち閲覧えつらん
  2. ^ 「東京とうきょう実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅうリーグ」朝日新聞あさひしんぶん東京とうきょう、1937年ねん2月がつ20日はつか、2016年ねん2月がつ16日にち閲覧えつらん
  3. ^ 「関東かんとう実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅう」朝日新聞あさひしんぶん東京とうきょう、1937年ねん3月16日にち、2016年ねん2月がつ16日にち閲覧えつらん
  4. ^ 朝日新聞あさひしんぶん東京とうきょう、1940年ねん3月22日にち、2016年ねん2月がつ16日にち閲覧えつらん
  5. ^ 「実業じつぎょう団だん蹴球しゅうきゅうの加盟かめいチーム」朝日新聞あさひしんぶん東京とうきょう、1941年ねん4月がつ18日にち、2016年ねん2月がつ16日にち閲覧えつらん
  6. ^ a b 『FC東京とうきょうファンブック2000』毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ、2000年ねん、127-頁ぺーじ。 
  7. ^ 読売よみうりサッカークラブ～東京とうきょうヴェルディ40周年しゅうねん記念きねん誌し発行はっこう委員いいん会かい 編へん『クラブサッカーの始祖しそ鳥とり 読売よみうりクラブ～ヴェルディの40年ねん』東京とうきょうヴェルディ1969フットボールクラブ、2010年ねん。  p.256
  8. ^ a b c d e 『フットボールサミット 第だい11回かい』カンゼン、2013年ねん、178-191頁ぺーじ。 
  9. ^ a b c d 渡辺わたなべ公義きみよし「全国ぜんこく社会しゃかい人じんサッカーに参加さんかして」『日本にっぽんガス協会きょうかい誌し』1987年ねん2月がつ、75-76頁ぺーじ。 
  10. ^ 全国ぜんこく社会しゃかい人じんサッカー連盟れんめい,108頁ぺーじ
  11. ^ a b 全国ぜんこく社会しゃかい人じんサッカー連盟れんめい,125-126頁ぺーじ
  12. ^ 全国ぜんこく社会しゃかい人じんサッカー連盟れんめい,109頁ぺーじ
  13. ^ 全国ぜんこく社会しゃかい人じんサッカー連盟れんめい,110頁ぺーじ
  14. ^ a b c d 【東京とうきょうJリーグの夢ゆめ】原点げんてんからの出発しゅっぱつ（4）崩くずれた構想こうそう『産経新聞さんけいしんぶん』1994年ねん1月がつ8日にち 東京とうきょう朝刊ちょうかん
  15. ^ a b c 【東京とうきょうJリーグの夢ゆめ】原点げんてんからの出発しゅっぱつ（1）調布ちょうふスタジアム『産経新聞さんけいしんぶん』1994年ねん1月がつ5日にち 東京とうきょう朝刊ちょうかん
  16. ^ a b 公益こうえき企業きぎょうとして限界げんかい 東京とうきょうガス、サッカーの調布ちょうふ進出しんしゅつ見送みおくり/東京とうきょう『朝日新聞あさひしんぶん』1993年ねん12月9日にち 朝刊ちょうかん
  17. ^ a b 【東京とうきょうJリーグの夢ゆめ】原点げんてんからの出発しゅっぱつ（5）無念むねんのサポーター『産経新聞さんけいしんぶん』1994年ねん1月がつ11日にち 東京とうきょう朝刊ちょうかん
  18. ^ a b c d “東京とうきょうスタジアム建設けんせつ計画けいかく”. 1999年ねん11月がつ10日とおか時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2014年ねん6月がつ8日にち閲覧えつらん。 調布ちょうふ市し
  19. ^ a b 荒川あらかわ,69頁ぺーじ
  20. ^ 東京とうきょうガス、Jリーグへ 調布ちょうふ拠点きょてんに加盟かめいめざす『朝日新聞あさひしんぶん』1993年ねん9月がつ28日にち 朝刊ちょうかん
  21. ^ ヴェルディ、東京とうきょうガスの調布ちょうふ誘致ゆうち チーム名めい挙あげ新あらたな一いち歩ほ シンポ開催かいさいも/東京とうきょう『読売新聞よみうりしんぶん』1993年ねん11月30日にち 東京とうきょう朝刊ちょうかん 都民とみん2 27頁ぺーじ
  22. ^ 平成へいせい5年ねん 第だい4回かい 定例ていれい会かい 12月がつ10日とおか-02号ごう 企画きかく調整ちょうせい部長ぶちょう(山家やまや嗣人 君くん) P.111 調布ちょうふ市議会しぎかい 議事ぎじ録ろく
  23. ^ a b c 東京とうきょう 東京とうきょう初はつのプロ「FC東京とうきょう」来季らいきJ入はいり 調布ちょうふに育そだてサッカー熱ねつ/東京とうきょう『朝日新聞あさひしんぶん』1998年ねん11月1日にち 朝刊ちょうかん
  24. ^ 平成へいせい5年ねん 第だい4回かい 定例ていれい会かい 12月がつ10日とおか-02号ごう 市長しちょう(吉尾よしお勝征かつゆき 君くん) P.108 調布ちょうふ市議会しぎかい 議事ぎじ録ろく
  25. ^ 田中たなか直ただし希のぞみ『Jクラブ強化きょうか論ろん』ぱる出版しゅっぱん、2013年ねん、150頁ぺーじ。 
  26. ^ a b データブック2008 (PDF) Jリーグ
  27. ^ 荒川あらかわ,70頁ぺーじ
  28. ^ 荒川あらかわ,86頁ぺーじ
  29. ^ “Jリーグニュース第だい33号ごう”. 1998年ねん1月がつ22日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2014年ねん11月3日にち閲覧えつらん。 Jリーグ
  30. ^ “村林むらばやし裕ひろしの進すすめ! F.C.TOKYO”. 2002年ねん3月がつ14日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2014年ねん6月がつ8日にち閲覧えつらん。 毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ
  31. ^ 荒川あらかわ,118頁ぺーじ
  32. ^ 荒川あらかわ,90頁ぺーじ
  33. ^ “クラブスタッフ日記にっき”. 2012年ねん3月がつ20日はつか時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2011年ねん7月がつ5日にち閲覧えつらん。 FC東京とうきょう (2009年ねん2月がつ27日にち)
  34. ^ 『サッカー批評ひひょうISSUE55』双葉社ふたばしゃ、2012年ねん、69頁ぺーじ。ISBN 978-4575452754。 
  35. ^ “Jリーグニュース第だい47号ごう”. 2001年ねん2月がつ8日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2014年ねん11月3日にち閲覧えつらん。 Jリーグ
  36. ^ “2部ぶ1ブロック”. 2003年ねん1月がつ13日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2014年ねん6月がつ8日にち閲覧えつらん。 東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカー連盟れんめい
  37. ^ “2部ぶ3ブロック”. 2003年ねん10月がつ21日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2014年ねん6月がつ8日にち閲覧えつらん。 東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカー連盟れんめい
  38. ^ 社会しゃかい人じん連盟れんめい 大会たいかい情報じょうほう 第だい38回かい 東京とうきょう都と社会しゃかい人じんリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  39. ^ 社会しゃかい人じん連盟れんめい 大会たいかい情報じょうほう 第だい39回かい 東京とうきょう都と社会しゃかい人じんリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  40. ^ 社会しゃかい人じん連盟れんめい 大会たいかい情報じょうほう 第だい40回かい 東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  41. ^ 社会しゃかい人じん連盟れんめい 大会たいかい情報じょうほう 第だい41回かい 東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  42. ^ 社会しゃかい人じん連盟れんめい 大会たいかい情報じょうほう 第だい42回かい 東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  43. ^ 大会たいかい情報じょうほう 第だい43回かい東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  44. ^ 大会たいかい情報じょうほう 第だい44回かい東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  45. ^ 大会たいかい情報じょうほう 第だい45回かい東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  46. ^ 社会しゃかい人じん連盟れんめい 大会たいかい情報じょうほう 第だい46回かい東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  47. ^ 社会しゃかい人じん連盟れんめい 大会たいかい情報じょうほう 第だい47回かい東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  48. ^ 社会しゃかい人じん連盟れんめい 大会たいかい情報じょうほう 第だい48回かい東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  49. ^ 大会たいかい情報じょうほう 第だい49回かい東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ2部ぶ2ブロック 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい
  50. ^ 大会たいかい情報じょうほう 第だい50回かい東京とうきょう都と社会しゃかい人じんサッカーリーグ2部ぶ1ブロック 東京とうきょう都とサッカー協会きょうかい

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

Jリーグクラブの前身ぜんしん・母体ぼたいクラブ
オリジナル10
1993年ねん（Jリーグ開幕かいまく） -
1998年ねんに加盟かめい
1999年ねん（J2創設そうせつ） -
2013年ねんに加盟かめい
2014年ねん（J3創設そうせつ） -
に加盟かめい
未み加盟かめい
（百ひゃく年ねん構想こうそうクラブ）
クラブ記事きじと別べつに記事きじがあるもののみを掲載けいさい。
▲…旧きゅうJFL　※…1992年ねん・1993年ねんは2部ぶ制せい
1990年代ねんだい
2000年代ねんだい
2010年代ねんだい
2020年代ねんだい
JFL(シーズン - 優勝ゆうしょう - スタジアム)
リーグ(J1 - J2 - J3 - JFL - WE - なでしこ) - カップ(天皇杯てんのうはい - ルヴァン杯はい - 皇后こうごう杯はい - WEリーグ杯はい)


スタブアイコン

この項目こうもくは、サッカーに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（ポータル サッカー/ウィキプロジェクト サッカー/ウィキプロジェクト 女子じょしサッカー）。

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=東京とうきょうガスサッカー部ぶ&oldid=99002259」から取得しゅとく