東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん

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平成へいせい23ねん(2011ねん
東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん
地震じしん発生はっせいした津波つなみによって浸水しんすいした宮城みやぎけん仙台せんだい宮城野みやぎの沿岸えんがん(2011ねん3がつ12にち)。津波つなみ火災かさい発生はっせいした。
震源しんげん位置いち(USGS)
東北地方太平洋沖地震の位置(日本内)
東北地方太平洋沖地震
東京
東京とうきょう
仙台
仙台せんだい
東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん (日本にっぽん)
地震じしん震央しんおう位置いちしめした地図ちず
本震ほんしん
発生はっせい 2011ねん平成へいせい23ねん3月11にち
発生はっせい時刻じこく 気象庁きしょうちょう発表はっぴょう
1446ふん18.1びょう[1](JST)
0546ふん18.1びょう (UTC)
米国べいこく地質調査所ちしつちょうさしょ発表はっぴょう
1446ふん24.1びょう (JST)
持続じぞく時間じかん 160 - 170びょう
震央しんおう 日本の旗 日本にっぽん
三陸さんりくおき仙台せんだい東方とうほう70 km)
気象庁きしょうちょう発表はっぴょう
北緯ほくい3806.2ふん 東経とうけい14251.6ふん / 北緯ほくい38.1033 東経とうけい142.8600 / 38.1033; 142.8600[2][3]座標ざひょう: 北緯ほくい3806.2ふん 東経とうけい14251.6ふん / 北緯ほくい38.1033 東経とうけい142.8600 / 38.1033; 142.8600[2][3]
米国べいこく地質調査所ちしつちょうさしょ発表はっぴょう
北緯ほくい3817ふん49びょう 東経とうけい14222ふん23びょう / 北緯ほくい38.297 東経とうけい142.373 / 38.297; 142.373[4]
震源しんげんふか 24[5] km
規模きぼ    モーメント・マグニチュード (Mw)9.0[6]-9.1[4]
気象庁きしょうちょうマグニチュード (Mj) 8.4
津波つなみマグニチュード (Mt) 9.1-9.4[7]
最大さいだい震度しんど    震度しんど7:宮城みやぎけん栗原くりはら築館つきだて
計測けいそく震度しんど6.6)
津波つなみ 9.3 m以上いじょう: 相馬そうまこう[8][ちゅう 1]
最大さいだい遡上そじょう 40.1 m: 綾里湾りょうりわん[9]
浸水しんすい面積めんせき 561 km2以上いじょう地盤じばん沈下ちんかによるものもふくむ)[10]
地震じしん種類しゅるい 海溝かいこうがた地震じしん衝上断層だんそうかた[6][11]
余震よしん
回数かいすう 震度しんど1以上いじょう: 14,711かいちゅう1
震度しんど4以上いじょう: 348かいちゅう1
M5以上いじょう: 991かいちゅう1
最大さいだい余震よしん 2011ねん3がつ11にち1515ふん34.4びょう茨城いばらきけんおき(M7.6、最大さいだい震度しんど6きょう[1][12]
被害ひがい
死傷ししょうしゃすう 日本にっぽん国内こくないちゅう2
死者ししゃ 19,765にん
行方ゆくえ不明ふめいしゃ 2,553にん
負傷ふしょうしゃ 6,242にん
日本にっぽん国外こくがいちゅう3
死者ししゃ 2にん
行方ゆくえ不明ふめいしゃ 5にん
被害ひがい総額そうがく 震災しんさい被害ひがいのみで16ちょう9000おくえんちゅう4
被害ひがい地域ちいき 岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらき太平洋たいへいようきし中心ちゅうしんとした東日本ひがしにっぽんなど
ちゅう1: すべて2021ねん3がつ9にち現在げんざい地震じしん調査ちょうさ研究けんきゅう推進すいしん本部ほんぶ統計とうけい[13]
ちゅう2: 2023ねん3がつ1にち現在げんざい総務そうむしょう消防庁しょうぼうちょう発表はっぴょう[14]死者ししゃ震災しんさい関連かんれんふくむ。
ちゅう3: 詳細しょうさい#日本にっぽん国外こくがいふし参照さんしょう
ちゅう4: 2011ねん3がつ23にち発表はっぴょう日本にっぽん政府せいふによる試算しさん原発げんぱつ事故じこによるものはふくまない[15]
プロジェクト:地球ちきゅう科学かがく
プロジェクト:災害さいがい
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東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん(とうほくちほうたいへいようおきじしん)は、2011ねん平成へいせい23ねん3月11にちきむ)1446ふん日本にっぽん三陸さんりくおき太平洋たいへいよう震源しんげんとして発生はっせいしたちょうきょだい地震じしんである[1]気象庁きしょうちょうによる正式せいしき名称めいしょうは「平成へいせい23ねん(2011ねん東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん」(えい: The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake[16][17]

地震じしん規模きぼMw9.0気象庁きしょうちょう)で、日本にっぽん観測かんそく史上しじょう最大さいだい規模きぼだった。また宮城みやぎけん栗原くりはら最大さいだい震度しんど7観測かんそくされた。震度しんど7が記録きろくされたのは、1995ねん平成へいせい7ねん)の兵庫ひょうごけん南部なんぶ地震じしん阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさい)・2004ねん平成へいせい16ねん)の新潟にいがたけん中越なかこし地震じしん以来いらい観測かんそく史上しじょう3かいである。

この地震じしんによる災害さいがい総称そうしょうして「東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい」とばれる[18][19][20]本震ほんしんとそれにともな大津おおつなみ、その余震よしん東北とうほくから関東かんとうにかけての東日本ひがしにっぽん一帯いったい甚大じんだい被害ひがいをもたらした[21][22]人的じんてき被害ひがい災害さいがい関連かんれんふく死者ししゃ19,765にん行方ゆくえ不明ふめいしゃ2,553にんけい22,318にん)・負傷ふしょうしゃ6,242にんとなっており[23]日本にっぽんにおけるだい世界せかい大戦たいせんこう最悪さいあく自然しぜん災害さいがいといわれている[24]。また、国際こくさい原子力げんしりょく事象じしょう評価ひょうか尺度しゃくどもっと深刻しんこくなレベル7と評価ひょうかされた福島ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電はつでんしょ事故じこあわせて発生はっせいした[25]

概要がいよう[編集へんしゅう]

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくマサチューセッツしゅうウェストン天文台てんもんだい記録きろくされた東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん
3月11にち17地震じしん発生はっせいけて記者きしゃ会見かいけんするかん直人なおと内閣ないかく総理そうり大臣だいじん

この地震じしんは、2011ねん3月11にち1446ふん18.1びょう[1]牡鹿半島おしかはんとう東南東とうなんとうやく130 kmの太平洋たいへいよう三陸さんりくおき)の海底かいてい北緯ほくい3806.2ふん東経とうけい14251.6ふん)、ふかやく24 km[5]震源しんげんとして発生はっせいした。太平洋たいへいようプレートきたアメリカプレート境界きょうかいいき日本にっぽん海溝かいこう付近ふきん)における海溝かいこうがた地震じしん[26]震源しんげんいき岩手いわてけんおきから茨城いばらきけんおきにかけての南北なんぼくやく500 km、東西とうざいやく200 km、およそ10まん平方へいほうキロの広範囲こうはんいにわたった。地震じしん規模きぼしめマグニチュードMw9.0 - 9.1(気象庁きしょうちょうは9.0、アメリカ地質調査所ちしつちょうさしょは9.1。Mj8.4)[6][4]で、大正たいしょう関東かんとう地震じしん(1923ねん)のMj7.9, Mw8.2[27]上回うわまわ日本にっぽん観測かんそく史上しじょう最大さいだい[28][29]であるとともに、世界せかいでもスマトラ島すまとらとうおき地震じしん(2004ねん以来いらい規模きぼで、1900ねん以降いこうでも4番目ばんめおおきなちょうきょだい地震じしんであった[30][31]

規模きぼおおきい地震じしん日本にっぽん周辺しゅうへん1885ねん以降いこう
順位じゅんい 名称めいしょう 発生はっせいJST 規模きぼMj
1 東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん 2011ねん3月11にち 8.4
(Mw9.0)
2 オホーツクかいふか発地ほつちしん 2013ねん5月24にち 8.3
3 千島ちしま列島れっとうおき地震じしん 2007ねん1がつ13にち 8.2
北海道ほっかいどう東方とうほうおき地震じしん 1994ねん10月4にち
十勝とかちおき地震じしん 1952ねん3月4にち
明治めいじ三陸さんりく地震じしん 1896ねん6月15にち
7 小笠原諸島おがさわらしょとう西方せいほうおき地震じしん 2015ねん5月30にち 8.1
択捉島えとろふとうおき地震じしん 1963ねん10月13にち
択捉島えとろふとうおき地震じしん 1958ねん11月7にち
昭和しょうわ三陸さんりく地震じしん 1933ねん3月3にち
規模きぼ宇津うつほか(2010)・気象庁きしょうちょうによる
規模きぼおおきい地震じしん20世紀せいき以降いこう世界せかい
順位じゅんい 名称めいしょう 発生はっせいUTC 規模きぼMw
1 チリ、バルディビア 1960ねん5月22にち 9.5
2 アラスカ、プリンス・ウィリアムわん 1964ねん3月28にち 9.2
3 スマトラ島すまとらとう・アンダマン諸島しょとう 2004ねん12月26にち 9.1
東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん 2011ねん3月11にち
5 カムチャツカ半島はんとう東方とうほうおき 1952ねん11月5にち 9.0
6 チリ、ビオビオ 2010ねん2がつ27にち 8.8
エクアドル・コロンビア 1906ねん1がつ31にち
8 アリューシャン列島れっとう、ラット諸島しょとう 1965ねん2がつ4にち 8.7
9 アリューシャン列島れっとう、ユニマクとう 1946ねん4がつ1にち 8.6
アッサム・チベット 1950ねん8がつ15にち
アリューシャン列島れっとう、アンドレアノフ諸島しょとう 1957ねん3月9にち
スマトラ島すまとらとう北部ほくぶ 2005ねん3月28にち
スマトラ島すまとらとう北部ほくぶ西方せいほうおき 2012ねん4がつ11にち
規模きぼアメリカ地質調査所ちしつちょうさしょによる

地震じしんによってだい規模きぼ津波つなみ発生はっせいした。最大さいだい海岸かいがんから6 km内陸ないりくまで浸水しんすい[32]岩手いわてけん三陸さんりく南部なんぶ宮城みやぎけん福島ふくしまけんはまどお北部ほくぶでは津波つなみたかさが8 - 9 m[33]たっし、明治めいじ三陸さんりく地震じしん(1896ねん)の津波つなみ上回うわまわ最大さいだい溯上そじょうだか40.1 m(岩手いわてけん大船渡おおふなと)を記録きろくする[9]など、震源しんげんいきちか東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようがんでは、その急峻きゅうしゅん地形ちけいもあいまってたか津波つなみ甚大じんだい被害ひがいをもたらした。津波つなみ関東かんとう地方ちほう太平洋たいへいようがんでも被害ひがいをもたらしたほか、環太平洋かんたいへいよう地域ちいき中心ちゅうしん世界せかい海岸かいがんたっした。また、宮城みやぎけん北部ほくぶ最大さいだい震度しんど7、岩手いわてけんから千葉ちばけんにかけて震度しんど6じゃく以上いじょう観測かんそくするなど広範囲こうはんいつよれとなり、関東かんとう地方ちほう埋立うめたてだい規模きぼ液状えきじょう現象げんしょう発生はっせいした。一方いっぽう東北とうほく太平洋たいへいようがんでは、地盤じばん沈下ちんかにより浸水しんすい被害ひがい長期ちょうきてきつづいている。余震よしん過去かこれいいペースで発生はっせいしたうえ、通常つうじょう余震よしん域外いきがいでも地震じしん活動かつどう活発かっぱつしている[34][35]

津波つなみ液状えきじょう建造けんぞうぶつ倒壊とうかいなど、東北とうほく岩手いわてけん宮城みやぎけん福島ふくしまけんの3けん関東かんとう茨城いばらきけん千葉ちばけんの2けん中心ちゅうしんとした被害ひがいおおきく、この地震じしんによる死者ししゃ行方ゆくえ不明ふめいしゃけいやく1まん8,500にん大半たいはん東北とうほくの3けんめた。また、発電はつでん施設しせつ被害ひがいによるだい規模きぼ停電ていでん一連いちれん震災しんさいにより、日本にっぽん全国ぜんこくおよび世界せかい経済けいざいてき被害ひがいがもたらされた。

一方いっぽう地震じしん津波つなみ要因よういんとする人災じんさいにより福島ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電はつでんしょ事故じこ発生はっせいし、10まんにんえる被災ひさいしゃ屋内おくない退避たいひ警戒けいかい区域くいきそとへの避難ひなん余儀よぎなくされた。警戒けいかい区域くいきがいでも、放射ほうしゃせい物質ぶっしつれによる汚染おせんきているほか、日本にっぽん原子力げんしりょく発電はつでんしょさい稼働かどう問題もんだい電力でんりょく危機ききなども発生はっせいした。

ほん地震じしん特徴とくちょうとして、いくつかがげられる。

海溝かいこうがた地震じしんであったこと
きたアメリカプレートと、そのしたしず太平洋たいへいようプレート境界きょうかい日本にっぽん海溝かいこうばれる海域かいいき発生はっせいした海溝かいこうがた地震じしんであった。
連動れんどうがた地震じしんであったこと
すうじゅうねん - ひゃくすうじゅうねん間隔かんかく発生はっせいする海溝かいこうがたのM8前後ぜんこうだい地震じしんではなく、それらが複数ふくすう同時どうじ発生はっせいする連動れんどうがた地震じしんであった。日本にっぽんでは19世紀せいき終盤しゅうばん近代きんだい観測かんそく開始かいし以来いらいはじめて明瞭めいりょう連動れんどうがた地震じしん断定だんていされるものであった(スーパーサイクル参照さんしょう)。
東北とうほく太平洋たいへいようおきでこのような連動れんどうがた地震じしん発生はっせいする事態じたいは「想定そうていがい」であったといわれている
地質ちしつ調査ちょうさ文献ぶんけん調査ちょうさでは、南海なんかいトラフ沿において20世紀せいき中盤ちゅうばんから、関東かんとう地域ちいきにおいて20世紀せいき終盤しゅうばんからひろ認識にんしきされていた一方いっぽう東北とうほく太平洋たいへいようおき北海道ほっかいどう千島ちしま列島れっとう太平洋たいへいようおき九州きゅうしゅう南西諸島なんせいしょとう太平洋たいへいようおきではそれぞれ21世紀せいきはいってから(とくに2004ねんスマトラ島すまとらとうおき地震じしん以降いこう)その可能かのうせいしめ知見ちけんられつつあった程度ていどで、地震じしんがくさかいでもつよ認識にんしきされていなかった。そのため、被害ひがい想定そうていでもM8前後ぜんこう海溝かいこうがた地震じしんまでしか想定そうていされていなかった。ほん地震じしんあらたな知見ちけん集約しゅうやく地震じしん想定そうてい見直みなおうごきが活発かっぱつしている(#教訓きょうくん参照さんしょう)。
ちょうきょだい地震じしんであったこと
Mw9.0は「ちょうきょだい地震じしん」に分類ぶんるいされ、19世紀せいき終盤しゅうばんからの世界せかい観測かんそく史上しじょうすうかいしか発生はっせいしていない未曾有みぞう規模きぼであり、日本にっぽん国内こくないでは観測かんそく史上しじょう最大さいだい規模きぼであった。
広範囲こうはんいつよれをかんじたこと
規模きぼおおきく震源しんげんいき南北なんぼくながかったため平行へいこうする本州ほんしゅう東日本ひがしにっぽん広範囲こうはんいつよれた。また、減衰げんすいしにくいちょう周期しゅうき地震動じしんどうによって名古屋なごや大阪おおさかなど遠方えんぽうでもれを観測かんそく建物たてもの損壊そんかいした[ちゅう 2]
れが長時間ちょうじかんつづいたこと
本震ほんしん地震動じしんどう東日本ひがしにっぽん全域ぜんいきで6分間ふんかん以上いじょう継続けいぞくし、ながれとして体感たいかんされた。ちょう周期しゅうき地震動じしんどうは10分間ふんかん以上いじょう地球ちきゅう自由じゆう振動しんどうさせるちょうちょう周期しゅうき地震動じしんどういたってはすうじゅうあいだにわたって観測かんそくされた。断層だんそうすべ過程かていで、つよ地震じしん放出ほうしゅつする破壊はかいすうかいけて断続だんぞくてき発生はっせいしたことが原因げんいんだとするせつ発表はっぴょうされている。
たん周期しゅうきれが主体しゅたいであったこと
地震じしん規模きぼしてちょう周期しゅうきれはちいさく、たん周期しゅうきれが主体しゅたいであったため、地震じしんによる直接ちょくせつ家屋かおく被害ひがい比較的ひかくてききにくかったといえる[36]。ただし、家屋かおく被害ひがい宮城みやぎけん福島ふくしまけん中心ちゅうしん広範囲こうはんいわたって発生はっせいしている。
たか津波つなみ発生はっせいしたこと
東北とうほく関東かんとう北海道ほっかいどうなどの太平洋たいへいようがんかずm以上いじょう巨大きょだい津波つなみ到達とうたつ内陸ないりく浸水しんすい広範囲こうはんいおよんだ。津波つなみ地震じしんでみられるような海溝かいこうりにおけるゆっくりとした断層だんそうすべりや、津波つなみたかさをすようなふくすうかいにわたるすべりがしょうじていたことなどが原因げんいんだとするせつ発表はっぴょうされている[37][38][39][40]
おおきな地殻ちかく変動へんどうしょうじたこと
東日本ひがしにっぽん全域ぜんいきにわたるひがし方向ほうこうへの地殻ちかく変動へんどう東北とうほく太平洋たいへいようがん地盤じばん沈下ちんかなどが、本震ほんしんにより急激きゅうげき発生はっせい、その速度そくどゆるめながらゆっくりと進行しんこうしている。
液状えきじょう現象げんしょう多発たはつしたこと
関東かんとう地方ちほう津波つなみ影響えいきょうけなかった埋立うめたて筆頭ひっとう液状えきじょう顕著けんちょあらわれた。
前震ぜんしんとみられる地震じしんがあったこと
ほん地震じしん発生はっせい2にちまえの3がつ9にち前震ぜんしんとみられるM7.3、最大さいだい震度しんど5じゃく地震じしん三陸さんりくおき発生はっせいした[41][42]。その地震じしんによる震度しんど1以上いじょう余震よしんは、ほん地震じしん発生はっせい当日とうじつの3がつ11にち午前ごぜんまで発生はっせいしている[43]
余震よしん誘発ゆうはつ地震じしん多発たはつしていること
その規模きぼおおきさに比例ひれいして余震よしん回数かいすう規模きぼともにおおきく、地震じしんがく通常つうじょう震域しんいき」とされる地域ちいきそとで「誘発ゆうはつ地震じしん」が発生はっせいした。研究けんきゅうしゃ行政ぎょうせい双方そうほうから、東日本ひがしにっぽんではほん地震じしんによる地殻ちかく変動へんどう影響えいきょうなどで、被害ひがいをもたらすような地震じしん発生はっせいうながされているとの発表はっぴょうがなされており、警戒けいかいつよめられている。

名称めいしょう[編集へんしゅう]

地震じしん発生はっせいした3がつ11にち気象庁きしょうちょうはこの地震じしん現象げんしょうを「平成へいせい23ねん(2011ねん東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん」と命名めいめいした[44]

英文えいぶんによる名称めいしょうとして

などがある。

地震じしん発生はっせい、しばらくのあいだかくメディアや組織そしき団体だんたいにおいて震災しんさいとしての名称めいしょう統一とういつされておらず、「東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい」や「東北とうほく関東大震災かんとうだいしんさい」などの呼称こしょうもちいられていたが、日本にっぽん政府せいふは2011ねん4がつ1にちまわ閣議かくぎで、この地震じしんによる災害さいがいおよびこれにともな原子力げんしりょく発電はつでんしょ事故じこによる災害さいがいを「東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい」とすることを了解りょうかい発表はっぴょう[19][50]、それ以降いこうかくメディアでの呼称こしょうも「東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい」に収束しゅうそくした。なお、気象庁きしょうちょうは、自然しぜん現象げんしょうとしての「地震じしん」の名称めいしょうと、それによりこされた「震災しんさい」の名称めいしょうとのちがいに注意ちゅうい喚起かんきしている[51]

その略称りゃくしょうとして月日つきひよりられた「3.11」(さんてんいちいち、もしくは、さんいちいち)という記述きじゅつも、メディアではしばしばられる[ちゅう 3]。なお、「3.11」は2011ねん新語しんご流行りゅうこう大賞たいしょうトップテンに選出せんしゅつされた。

本震ほんしん[編集へんしゅう]

3月11にち1446ふん発生はっせいした本震ほんしんCMTかいしも半球はんきゅうとうせき投影とうえいほう気象庁きしょうちょうによる速報そくほう[26]

気象庁きしょうちょう防災ぼうさい科学かがく技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょなどによると、この地震じしん要素ようそ以下いかとおり。なお、発生はっせい時刻じこく震源しんげん既知きち地下ちか構造こうぞうモデルによって算出さんしゅつされた理論りろんじょう精密せいみつであり、実際じっさい要素ようそ多少たしょうのずれがしょうじている可能かのうせいがある。

この地震じしんにより震度しんど5じゃく以上いじょう観測かんそくした地点ちてん以下いかとお[2]。3月30にち、4がつ25にち、6月23にち一部いちぶ震度しんどデータが修正しゅうせいされている[58][59][60]。この地震じしんでは発生はっせいからやく3ふん(1449ふん)の震度しんど速報そくほう震度しんど7が発表はっぴょうされた[61]速報そくほう段階だんかい震度しんど7が発表はっぴょうされたのはこの地震じしんはじめてである[ちゅう 4]。ちなみにこの地震じしんにおける計測けいそく震度しんど6.67は観測かんそく当時とうじ史上しじょう最大さいだいのものである[ちゅう 5]。また、仙台せんだい震度しんど6きょう観測かんそくしたが、政令せいれい指定してい都市とし震度しんど6じゃく以上いじょうれを観測かんそくしたのは2005ねん福岡ふくおかけん西方にしほうおき地震じしん以来いらい6ねんぶりである。

本震ほんしんにおける日本にっぽん各地かくち地域ちいきごとの最大さいだい震度しんどしめした震度しんど分布ぶんぷ
本震ほんしんにおける気象庁きしょうちょう発表はっぴょう地点ちてん震度しんど分布ぶんぷ
震度しんど5じゃく以上いじょう観測かんそくされた気象庁きしょうちょう発表はっぴょう地点ちてん[2]太字ふとじ気象きしょう官署かんしょ[62]
震度しんど 都道府県とどうふけん 観測かんそくてんめい
7 宮城みやぎけん 栗原くりはら築館つきだて
6きょう 宮城みやぎけん 涌谷わくやまち新町しんまち栗原くりはら若柳わかやなぎ栗原くりはらこう清水しみず栗原くりはら一迫いちはさま登米とよね米山よねやままち登米とよね南方なんぽうまち宮城みやぎ美里みさとまち木間塚きまつか大崎おおさき古川ふるかわ三日みっかまち大崎おおさき古川北ふるかわきたまち大崎おおさき鹿島台かしまだい大崎おおさき田尻たじり名取なとり増田ますだ蔵王ざおうまち円田えんだ宮城みやぎ川崎かわさきまち前川まえかわ山元やまもとまち浅生あそうげん仙台せんだい宮城野みやぎの苦竹にがたけ石巻いしのまき桃生ものうまち塩竈しおがまあさひまち東松島ひがしまつしま矢本やもと大衡おおひらむら大衡おおひら
福島ふくしまけん 白河しらかわ新白河しんしらかわ須賀川すかがわ八幡やはたまち国見くにみまち藤田ふじた鏡石かがみいしまち不時ふじぬま天栄てんえいむら下松本しもまつもと楢葉ならはまち北田きただ富岡とみおかまち本岡もとおか大熊おおくままち下野げやじょう双葉ふたばまち新山しんやま浪江なみえまち幾世橋きよはし新地しんじまち谷地小屋やちごや
茨城いばらきけん 日立ひたち助川すけかわ小学校しょうがっこう日立ひたち十王じゅうおうまち友部ともべ高萩たかはぎ本町ほんまち笠間かさま中央ちゅうおう常陸ひたち大宮おおみや北町きたまち那珂なか瓜連うりづら小美おいたま上玉里かみたまり筑西舟生ふにゅう鉾田ほこたとうあいだ
栃木とちぎけん 大田原おおたわら湯津上ゆづかみ宇都宮うつのみや白沢しらさわまち真岡しんおか石島いしじま市貝いちかいまち市塙いちはな高根沢たかねざわまち石末いしずえ
6じゃく 岩手いわてけん 大船渡おおふなと大船渡おおふなとまち大船渡おおふなと猪川いかわまち釜石かまいし中妻なかづままち滝沢たきざわむら鵜飼うかい矢巾やはばまち南矢幅みなみやはば花巻はなまき大迫おおさこまち一関いちのせき山目やまのめ一関いちのせき花泉はないずみまち一関いちのせき千厩せんまやまち一関いちのせき室根むろねまち一関いちのせき藤沢ふじさわまち奥州おうしゅう前沢まえさわ奥州おうしゅう衣川きぬがわ
宮城みやぎけん 気仙沼けせんぬま赤岩あかいわ気仙沼けせんぬま唐桑からくわまち栗原くりはら栗駒くりごま栗原くりはら瀬峰せみね栗原くりはらきむしげる登米とよね中田なかだまち登米とよね東和とうわまち登米とよね豊里とよさとまち登米とよね登米とよねまち登米とよねはさままちみなみ三陸さんりくまち志津川しづがわみなみ三陸さんりくまち歌津うたつ宮城みやぎ美里みさとまち北浦きたうら大崎おおさき松山まつやま白石しらいし亘理わたりまち仙台せんだい空港くうこう角田つのだ角田つのだ岩沼いわぬまさくら大河原おおがわらまち新南しんなん亘理わたりまち下小路したこうじ仙台せんだい青葉あおば大倉おおくら仙台せんだい青葉あおば作並さくなみ仙台せんだい青葉あおば雨宮あめのみや仙台せんだい青葉あおば落合おちあい仙台せんだい宮城野みやぎの五輪ごりん仙台せんだい若林わかばやし遠見塚とおみづか仙台せんだいいずみはたかん石巻いしのまきいずみまち石巻いしのまき門脇かどわき石巻いしのまき北上ほくじょうまち石巻いしのまき鮎川あいかわはま石巻いしのまき相野谷あいのや石巻いしのまき前谷地まえやち東松島ひがしまつしま小野おの松島まつしままち高城たかぎ利府りふまち利府りふ大和やまとまち吉岡よしおか大郷おおさとまち粕川かすかわ富谷とみやまち富谷とみや
福島ふくしまけん 福島ふくしま五老内ごろううちまち郡山こおりやま朝日あさひ郡山こおりやま開成かいせい郡山こおりやま湖南こなみまち白河しらかわ表郷おもてごう須賀川すかがわ八幡やはたさん須賀川すかがわ長沼ながぬま支所ししょ二本松にほんまつ金色きんいろ二本松にほんまつ油井ゆせい桑折こおりまち東大とうだいすみ川俣かわまたまち五百田ごひゃくだ西郷さいごうむら熊倉くまくら中島なかじまむら滑津なめつ矢吹やぶきまち一本木いっぽんぎ棚倉たなぐらまち棚倉たなぐら中居なかい玉川たまがわむら小高おだか浅川あさがわまち浅川あさがわ小野おのまちちゅうどおり小野おのまち小野新おのしんまち田村たむら大越おおごえまち田村たむら常葉ときはまち田村たむら都路みやこじまち田村たむら滝根たきねまち福島ふくしま伊達だて前川まえかわげん福島ふくしま伊達だて梁川やながわまち本宮もとみや白岩しらいわいわき小名浜おなはま[ちゅう 6]・いわき三和さんわまち・いわきにしきまち相馬そうま中村なかむら福島ふくしま広野こうのまち下北迫しもきたば大谷地おおやちげん川内せんだいむら上川内かみかわうちしょう山平やまひら川内せんだいむら上川内かみかわうち早渡はやと大熊おおくままち野上のかみ飯舘いいたてむら伊丹沢いたみざわみなみ相馬そうま原町はらまち高見たかみまちみなみ相馬そうま鹿島かしま西町にしまち猪苗代いなわしろまち千代田ちよだ
茨城いばらきけん 水戸みと金町かなまち水戸みと千波せんなみまち水戸みと中央ちゅうおう水戸みと内原うちはらまち日立ひたち市役所しやくしょ常陸太田ひたちおおた高柿たかがきまち高萩たかはぎ安良川あらかわ北茨城きたいばらき磯原いそはらまち笠間かさま石井いしい笠間かさま下郷しもごうひたちなか南神敷台みなみかみしきだい・ひたちなか東石川ひがしいしかわ茨城いばらきまち小堤こづつみ東海とうかいむら東海とうかい常陸ひたち大宮おおみや中富なかとみまち常陸ひたち大宮おおみや野口のぐち常陸ひたち大宮おおみや山方やまがた那珂なか福田ふくだしろさとまち石塚いしづかしろさとまち阿波山あわやま小美おいたま小川おがわ小美おいたま堅倉かたくら土浦つちうら常名ひたな土浦つちうら下高津しもたかつ石岡いしおか柿岡かきおか石岡いしおか石岡いしおか取手とりで井野いのつくば天王台てんのうだい・つくば苅間かりま茨城いばらき鹿嶋かしま鉢形はちがた茨城いばらき鹿嶋かしま宮中きゅうちゅう潮来いたこつじ美浦みほむら受領じゅりょう坂東ばんどうやま稲敷いなしき役所やくしょ稲敷いなしき結佐けっさ・筑西門井かどいかすみがうら上土田かみつちだ行方ゆくえ麻生あそう行方ゆくえ山田やまだ行方ゆくえ玉造たまつくり桜川さくらかわ岩瀬いわせ桜川さくらかわ真壁まかべ鉾田ほこた鉾田ほこた鉾田ほこた造谷つくりや鉾田ほこた汲上くみあげつねそう石下いしげつくばみらい加藤かとう
栃木とちぎけん 大田原おおたわら本町ほんちょう那須なすまち寺子てらこ那須塩原なすしおばら鍋掛なべかけ那須塩原なすしおばらあたごまち真岡しんおか市田いちだまち真岡しんおかあらまち芳賀はがまち祖母井うばがい[ちゅう 7]那須なす烏山うざん中央ちゅうおう那須なす烏山うざん大金たいきん栃木とちぎ那珂川なかがわまち馬頭ばとう栃木とちぎ那珂川なかがわまち小川おがわ
群馬ぐんまけん 桐生きりゅう元宿もとじゅくまち
埼玉さいたまけん 宮代みやしろまち笠原かさはら
千葉ちばけん 成田なりた花崎はなさき印西いんざい大森おおもり印西いんざい笠神かさがみ
5きょう 青森あおもりけん 八戸はちのへ南郷なんごう東北とうほくまち上北かみきたみなみ五戸ごのへまち古舘ふるたち階上はしかみまち道仏どうぶつおいらせまち中下田なかしもだ東通ひがしどおりむら小田野沢おだのさわ
岩手いわてけん 宮古みやふる茂市もいち山田やまだまち大沢おおさわ普代ふだいむらどう釜石かまいし只越ただこえまち住田すみたまち世田米せたまい盛岡もりおか山王さんのうまち盛岡もりおか薮川やぶかわ盛岡もりおか渋民しぶたみ八幡平やわただいら田頭たがしら八幡平やわただいら野駄のだ花巻はなまき石鳥谷いしどりやまち花巻はなまき材木ざいもくまち花巻はなまき東和とうわまち北上ほくじょう柳原やぎわらまち北上ほくじょう相去あいさりまち遠野とおの松崎まつざきまち遠野とおの宮守みやもりまち一関いちのせき大東だいとうまち一関いちのせき東山ひがしやままち一関いちのせき川崎かわさきまち金ケ崎かねがさきまち西根にしね平泉ひらいずみまち平泉ひらいずみ奥州おうしゅう水沢すいざわ大鐘おおがねまち奥州おうしゅう水沢すいざわ佐倉河さくらかわ奥州おうしゅう江刺えさし
宮城みやぎけん 気仙沼けせんぬまささじん気仙沼けせんぬま本吉もとよしまち津谷つや宮城みやぎ加美かみまち中新田なかにいだ宮城みやぎ加美かみまち小野田おのだ色麻しかままち四竈しかま栗原くりはら鶯沢うぐいすさわ栗原くりはら花山はなやま登米とよね石越いしこしまち登米とよね津山つやままち大崎おおさき鳴子なるこ大崎おおさき三本木さんぼんぎ大崎おおさき岩出山いわでやま七ヶ宿しちがしゅくまちせき村田むらたまち村田むらた柴田しばたまち船岡ふなおか丸森まるもりまち上滝かみたき丸森まるもりまち鳥屋とや仙台せんだい太白たいはく山田やまだ石巻いしのまき大瓜おうり多賀城たがじょう中央ちゅうおう七ヶ浜しちがはままち東宮浜とうぐうはま
秋田あきたけん 秋田あきた雄和ゆうわ妙法みょうほう大仙だいせん大曲おおまがり花園はなぞのまち大仙だいせん高梨たかなし
山形やまがたけん 上山かみのやま河崎かわさき中山ちゅうざんまち長崎ながさき尾花沢おばなざわ若葉わかばまち米沢よねざわ林泉寺りんせんじ
福島ふくしまけん 福島ふくしま松木まつきまち福島ふくしま桜木さくらぎまち白河しらかわ郭内かくない白河しらかわ八幡小路はちまんこうじ白河しらかわひがし白河しらかわ大信たいしん大玉いかだまむらきょくふじ大玉いかだまむら玉井たまい泉崎いずみざきむら泉崎いずみさき矢祭やまつりまち東舘あずまたて下上野しもうわのない矢祭やまつりまち東舘ひがしだて石川いしかわまち下泉しもいずみ平田ひらたむら永田ながた古殿ふるとのまち松川まつかわしん桑原くわばら三春みはるまち大町おおまち田村たむら船引ふなひきまち福島ふくしま伊達だて保原ほばらまち福島ふくしま伊達だて霊山りょうぜんまち福島ふくしま伊達だて月舘つきだてまち本宮もとみや本宮もとみや・いわき平四ツ波たいらよつなみ福島ふくしま広野こうのまち下北迫しもきたばなえ代替だいたい川内せんだいむら下川内しもかわうち葛尾かつらおむら落合おちあい落合おちあいみなみ相馬そうま原町はらまち三島みしままちみなみ相馬そうま原町はらまち本町ほんちょう会津若松あいづわかまつ東栄とうえいまち喜多方きたかた塩川しおかわまち磐梯ばんだいまち磐梯ばんだい猪苗代いなわしろまち城南しろみなみ会津坂下あいづばんげまち市中三番甲いちなかさんばんこう湯川ゆかわむら笈川おいかわ会津あいづ美里みさとまち新鶴にいつる庁舎ちょうしゃ
茨城いばらきけん 常陸太田ひたちおおた町屋まちやまち常陸太田ひたちおおた町田まちだまち常陸太田ひたちおおた大中だいなかまち大洗おおあらいまち磯浜いそはままち大子だいごまち池田いけだ常陸ひたち大宮おおみや高部たかべ常陸ひたち大宮おおみや上小瀬かみおせしろさとまち徳蔵とくぞう土浦つちうら藤沢ふじさわ茨城いばらき古河ふるかわ下大野しもおおの茨城いばらき古河ふるかわ仁連にれ石岡いしおか八郷やさと結城ゆうき結城ゆうき龍ケ崎りゅうがさきてら下妻しもづま本城ほんじょうまち下妻しもづま鬼怒きぬ取手とりで寺田てらだ取手とりで藤代ふじしろ牛久うしく中央ちゅうおう・つくば小茎おぐき阿見あみまち中央ちゅうおう河内かわちまち源清田げんせいだ八千代やちよまち菅谷すがや五霞ごかまち小福田こふくださかいまちあさひまち守谷もりや大柏おおかしわ坂東ばんどう岩井いわい坂東ばんどう馬立うまたて坂東ばんどう市役所しやくしょ稲敷いなしき江戸崎えどさきかぶと稲敷いなしき柴崎しばさき・筑西下中山しもなかやま・筑西海老えびとう・かすみがうら大和田おおわだ神栖かみす溝口みぞぐち神栖かみす波崎はさき桜川さくらかわ羽田はた・つくばみらい福田ふくだ
栃木とちぎけん 日光にっこう瀬川せかわ日光にっこう今市いまいち本町ほんまち大田原おおたわら黒羽くろは田町たまち矢板やいた本町ほんまち那須塩原なすしおばら共墾社きょうこんしゃ那須塩原なすしおばら塩原しおばら庁舎ちょうしゃ宇都宮うつのみや明保野あけぼのまち宇都宮うつのみや中里なかさとまち足利あしかが大正たいしょうまち栃木とちぎ藤岡ふじおかまち藤岡ふじおか栃木とちぎ岩舟いわふねまちせい佐野さの高砂たかさごまち鹿沼かぬま晃望台こうぼうだい小山おやま神鳥谷ひととのや小山おやま中央ちゅうおうまち上三川かみのかわまちしらさぎ・益子ましこまち益子ましこ茂木もぎまち北高岡きたたかおかてん矢場やば茂木もぎまち茂木もぎ栃木とちぎさくら氏家うじいえ栃木とちぎさくら喜連川きつれがわ那須なす烏山うざん市役所しやくしょ下野したの田中たなか下野したの石橋いしばし下野したの小金井こがねい
群馬ぐんまけん 沼田ぬまた白沢しらさわまち前橋まえばし富士見ふじみまち高崎たかさき高松たかまつまち桐生きりゅう新里あらざとまち太田おおた西本にしほんまち渋川しぶかわ赤城あかぎまち群馬ぐんま明和めいわまち新里にいさと千代田ちよだまち赤岩あかいわ大泉おおいずみまち邑楽おうらまち中野なかの
埼玉さいたまけん 熊谷くまがや大里おおさと行田ぎょうだ本丸ほんまる加須かぞ三俣みつまた加須かぞ騎西きさい加須かぞ北川辺きたかわべ加須かぞ大利根おおとね東松山ひがしまつやま松葉まつばまち羽生はぶひがし鴻巣こうのす中央ちゅうおう鴻巣こうのす吹上ふきあげ富士見ふじみ鴻巣こうのす川里かわさと深谷ふかや川本かわもと久喜くき下早見しもはやみ久喜くき栗橋くりはし久喜くき鷲宮わしみや吉見よしみまち下細谷しもほそや川口かわぐち中青木なかあおき分室ぶんしつ春日部かすかべ中央ちゅうおう春日部かすかべ金崎かねさき春日部かすかべ谷原新田やはらしんでん草加そうか高砂たかさご戸田とだ上戸田かみとだ三郷みさと中央ちゅうおう幸手さってひがし吉川よしかわ吉川よしかわ川島かわじままち平沼ひらぬま杉戸すぎとまち清地せいじさいたま大宮おおみや天沼あまぬままち・さいたま中央ちゅうおう下落合しもおちあい白岡しらおか千駄野せんだの
千葉ちばけん 銚子ちょうし若宮わかみやまち東金とうがね日吉台ひよしだいあさひ南堀之内みなみほりのうちあさひ萩園はぎその神崎かんざきまち神崎本宿こうざきほんしゅく多古たこまち多古たこ白子しらこまちせき香取かとり佐原さはら諏訪すわだい香取かとり市役所しやくしょ香取かとり羽根川はねがわ香取かとり仁良にら山武さんぶ蓮沼はすぬまハ・千葉ちば中央ちゅうおう中央港ちゅうおうこう千葉ちば中央ちゅうおう千葉ちば市役所しやくしょ千葉ちば中央ちゅうおうみやこまち千葉ちば花見川はなみがわ花島はなしままち千葉ちば若葉わかば小倉台おぐらだい千葉ちば美浜みはま稲毛いなげ海岸かいがん千葉ちば美浜みはま真砂まさご野田のだ鶴奉つるほう野田のだ東宝珠花ひがしほうしゅばな成田なりた国際こくさい空港くうこう成田なりた中台ちゅうたい成田なりた市役所しやくしょ成田なりた松子まつこ千葉ちば佐倉さくら海隣寺かいりんじまち習志野ならしの鷺沼さぎぬまかしわあさひまち八千代やちよ大和田新田おおわだしんでん浦安うらやす猫実ねこざね印西いんざい白井しろいふくさかえまち安食台あじきだい鋸南きょなんまち下佐久間しもさくま
東京とうきょう 東京とうきょう千代田ちよだ大手町おおてまち東京とうきょう墨田すみだ東向島ひがしむこうじま東京とうきょう江東こうとう東陽とうよう東京とうきょう江東こうとう森下もりした東京とうきょう江東こうとう枝川えだがわ東京とうきょう中野なかの中野なかの東京とうきょう中野なかの江古田えこだ東京とうきょう杉並すぎなみ桃井ももい東京とうきょう荒川あらかわ東尾ひがしおひさ東京とうきょう板橋いたばし高島平たかしまだいら東京とうきょう足立あだち伊興いこう東京とうきょう足立あだち神明南しんめいみなみ東京とうきょう足立あだち千住せんじゅ中居なかいまち東京とうきょう江戸川えどがわ中央ちゅうおう東京とうきょう江戸川えどがわ船堀ふなぼり調布ちょうふ西にしつつじヶおか町田まちだ中町なかまち新島にいじまむら式根島しきねじま
神奈川かながわけん 横浜よこはま神奈川かながわ神大寺じんだいじ横浜よこはま西にし浜松はままつまち横浜よこはまちゅう山手やまてまち横浜よこはまちゅう山下やましたまち横浜よこはまちゅう山吹やまぶきまち横浜よこはま港北こうほく日吉本ひよしほんまち川崎かわさき川崎かわさき宮前みやまえまち川崎かわさき川崎かわさき中島なかじま川崎かわさき川崎かわさき千鳥町ちどりちょう寒川さむかわまち宮山みややま二宮にのみやまち中里なかさと小田原おだわら荻窪おぎくぼ
山梨やまなしけん 中央ちゅうおう成島なりしま忍野おしのむら忍草しのぶぐさ
5じゃく 青森あおもりけん 八戸はちのへ内丸うちまる十和田とわだ西二番にしにばんまち十和田とわだ西十二番にしじゅうにばんまち野辺地のへじまち田狭沢たばさみざわ七戸しちのへまちなな七戸しちのへまちもりうえ六戸ろくのへまち犬落瀬いぬおとせ三戸さんのへまち在府小路ざいふこうじまち青森あおもり南部なんぶまちひらた青森あおもり南部なんぶまち苫米地とまべち・おいらせまち上明堂かみあけどう
岩手いわてけん 宮古みやふるくわさき宮古みやふる長沢ながそ宮古みやふる五月さつきまち宮古みやふる田老たろう宮古みやふる川井かわい宮古みやこ市区しくかい久慈くじ川崎かわさきまち久慈くじ長内おさないまち山田やまだまち八幡やはたまち野田のだむら野田のだ大船渡おおふなとさかりまち盛岡もりおか馬場うまばまち二戸ふたど福岡ふくおか二戸ふたど石切所いしきりどころ二戸ふたど浄法寺じょうほうじまち雫石しずくいしまち千刈田せんがりだ葛巻かずらまきまち葛巻くずまき元木もとき岩手いわてまち五日市いつかいち一戸いちのへまち高善寺こうぜんじ八幡平やわただいら大更おおぶけ軽米かるまいまち軽米かるまい紫波しわまち日詰ひづめ花巻はなまき大迫おおさこ総合そうごう支所ししょ
宮城みやぎけん 宮城みやぎ加美かみまち宮崎みやざき
秋田あきたけん 井川いかわまち北川尻きたかわしり秋田あきた消防しょうぼう庁舎ちょうしゃ秋田あきた河辺かわべ和田わだ由利ゆり本荘ほんじょう西目にしめまち沼田ぬまた横手よこて大雄たいゆう大仙だいせん刈和野かりわの
山形やまがたけん 鶴岡つるおか藤島ふじしま酒田さかた飛鳥あすか酒田さかた山田やまだ三川さんかわまち横山よこやま遊佐ゆうさまち遊佐ゆさ遊佐ゆうさまち舞鶴まいづる庄内しょうないまち狩川かりかわ新庄しんじょう東谷地田ひがしやちたまち最上もがみまちむこうまち舟形ふながたまち舟形ふながた大蔵おおくらむら清水しみず戸沢とさわむら古口こぐち村山むらやま中央ちゅうおう天童てんどう老野森おいのもり東根ひがしね中央ちゅうおう山辺やまべまち緑ヶ丘みどりがおか河北かほくまち谷地やち河北かほくまち役場やくば大石田おおいしだまち緑町みどりちょう米沢よねざわ駅前えきまえ米沢よねざわ金池かないけ南陽なんようさんあいだどおり高畠たかはたまち高畠たかはた山形やまがた川西かわにしまちうえ小松こまつ白鷹しらたかまち荒砥あらと
福島ふくしまけん 福島ふくしま飯野いいのまち二本松にほんまつ小浜おばま棚倉たなぐらまち棚倉たなぐらだておかはなわまちはなわ鮫川さめがわむら赤坂中野あかさかなかの会津若松あいづわかまつ材木ざいもくまち会津若松あいづわかまつ北会津きたあいづまち会津若松あいづわかまつ河東かとうまち喜多方きたかた御清水おしみず喜多方きたかた高郷たかさとまち下郷しもごうまち塩生しょうぶ西会津にしあいづまち野沢のざわ西会津にしあいづまち登世島とせじま柳津やないづまち柳津やないづ会津あいづ美里みさとまち高田たかだ庁舎ちょうしゃ会津あいづ美里みさとまち本郷ほんごう庁舎ちょうしゃ南会津みなみあいづまち田島たじま
茨城いばらきけん 茨城いばらき古河ふるかわ長谷ながたにまち利根とねまち布川ふかわ
栃木とちぎけん 日光にっこう鬼怒川温泉きぬがわおんせん大原おおはら日光にっこう湯元ゆもと日光にっこう芹沼せりぬま日光にっこう中鉢石なかはついしまち日光にっこう足尾あしおまち松原まつばら塩谷しおやまち玉生たまにゅう那須塩原なすしおばら蟇沼ひきぬま那須塩原なすしおばら中塩原なかしおばら宇都宮うつのみや塙田はなわだ宇都宮うつのみやあさひ栃木とちぎあさひまち栃木とちぎ大平おおひらまち富田とみた栃木とちぎ都賀つがまち家中いえじゅう栃木とちぎ西方にしほうまち本城ほんじょう佐野さの田沼たぬままち佐野さの葛生くずうひがし鹿沼かぬま今宮いまみやまち鹿沼かぬま口粟野くちあわの壬生みぶまちとおりまち野木のぎまち丸林まるばやし
群馬ぐんまけん 沼田ぬまた西倉内にしくらうちまち沼田ぬまた下久屋しもくやまち沼田ぬまた利根とねまち中之条なかのじょうまち小雨こさめ前橋まえばし駒形こまがたまち前橋まえばし堀越ほりこしまち前橋まえばし粕川かすかわまち桐生きりゅう織姫おりひめまち桐生きりゅう黒保根くろほねまち伊勢崎いせざき西久保にしくぼまち伊勢崎いせざき東町あずままち伊勢崎いせざきさかい太田おおた浜町はまちょう太田おおた粕川かすかわまち太田おおた新田にった金井かないまち太田おおた大原おおはらまち館林たてばやし美園みそのまち館林たてばやし市城いちしろまち渋川しぶかわ吹屋ふきや渋川しぶかわ伊香保いかほまち安中あんなか安中あんなか吉岡よしおかまち下野田しものだ板倉いたくらまち板倉いたくらみどり笠懸かさかけまち
埼玉さいたまけん 熊谷くまがやさくらまち熊谷くまがやみやまち熊谷くまがや妻沼めぬま熊谷くまがや江南こうなん行田ぎょうだ南河原みなみかわら本庄ほんじょう児玉こだままち本庄ほんじょう本庄ほんじょう深谷ふかや花園はなぞの久喜くき青葉あおば久喜くき菖蒲しょうぶ嵐山あらしやままち杉山すぎやま埼玉さいたま美里みさとまち木部きべ上里かみざとまち七本木しちほんぎ川越かわごえ新宿しんじゅくまち川口かわぐち青木あおき川口かわぐち三ツ和みつわ所沢ところざわ北有楽きたゆうらくまち狭山さやま入間川いりまがわ上尾あげお本町ほんまち越谷こしがやえつだにわらび中央ちゅうおう朝霞あさか本町ほんまち志木しき中宗岡なかむねおか和光わこう広沢ひろさわ新座にいざ野火止のびどめ桶川おけがわいずみ北本きたもと本町ほんまち八潮やしお中央ちゅうおう富士見ふじみ鶴馬つるま蓮田はすだ黒浜くろはま坂戸さかど千代田ちよだ鶴ヶ島つるがしま三ツ木みつぎ伊奈いなまち中央ちゅうおう埼玉さいたま三芳みよしまちふじ久保ひさやす毛呂山もろやままち中央ちゅうおう松伏まつぶしまち松伏まつぶし・さいたま浦和うらわ高砂たかさご・さいたま岩槻いわつき本町ほんまち秩父ちちぶ上町うえまち秩父ちちぶ近戸ちかとまち秩父ちちぶ熊木くまきまち横瀬よこせまち横瀬よこせ
千葉ちばけん 銚子ちょうし川口かわぐちまち茂原もはら道表どうびょう東金とうがね東新宿ひがししんしゅく東金とうがね東岩崎ひがしいわさきあさひニ・あさひこうせい東庄とうのしょうまち笹川ささかわ九十九里くじゅうくりまち片貝かたかい芝山しばやままち小池こいけ睦沢むつざわまち下之郷しものごう長生ちょうせいむら本郷ほんごう匝瑳そうさ八日市場ようかいちばハ・匝瑳そうさ今泉いまいずみ香取かとり岩部いわべ横芝よこしばひかりまち宮川みやがわ横芝よこしばひかりまち横芝よこしば山武さんぶ殿台とのだい山武さんぶ松尾まつおまち松尾まつお山武さんぶ埴谷はにや大網白里おおあみしらさと大網おおあみ千葉ちば稲毛いなげ園生そんのうまち千葉ちばみどりおゆみ市川いちかわ八幡やはた船橋ふなばしみなとまち松戸まつど根本こんぽんかしわかしわかしわ大島田おおしまた市原いちはら姉崎あねざき市原いちはら国分寺台中央こくぶんじだいちゅうおう流山ながれやま平和へいわだい我孫子あびこ我孫子あびこ鎌ケ谷かまがや新鎌ケ谷しんかまがや四街道よつかいどう鹿渡しかわたし八街やまち八街やまち酒々井しすいまち中央ちゅうおうだい富里とみさと七栄ななえ館山たてやま北条ほうじょう木更津きさらづ役所やくしょ君津きみつ久留里市場くるりいちばいすみみさきまち長者ちょうじゃみなみ房総ぼうそう上堀かみほりみなみ房総ぼうそう谷向やむかいみなみ房総ぼうそう岩糸いわいと
東京とうきょう 東京とうきょう千代田ちよだ富士見ふじみ東京とうきょう千代田ちよだこうじまち東京とうきょう中央ちゅうおう築地つきじ東京とうきょう中央ちゅうおう日本橋にほんばしかぶとまち東京とうきょう中央ちゅうおうかちどき東京とうきょうみなと白金はっきん東京とうきょうみなと南青山みなみあおやま東京とうきょう新宿しんじゅく上落合かみおちあい東京とうきょう新宿しんじゅく歌舞伎町かぶきちょう東京とうきょう新宿しんじゅく百人ひゃくにんまち東京とうきょう文京ぶんきょうスポーツセンタ・東京とうきょう文京ぶんきょう本郷ほんごう東京とうきょう文京ぶんきょう大塚おおつか東京とうきょう台東たいとう東上野ひがしうえの東京とうきょう台東たいとう千束ちづか東京とうきょう墨田すみだ吾妻橋あづまばし東京とうきょう江東こうとう亀戸かめいど東京とうきょう品川しながわひろまち東京とうきょう品川しながわ北品川きたしながわ東京とうきょう品川しながわ平塚ひらつか東京とうきょう目黒めぐろ中央ちゅうおうまち東京とうきょう国際こくさい空港くうこう東京とうきょう大田おおた大森東おおもりひがし東京とうきょう大田おおた多摩川たまがわ東京とうきょう大田おおた本羽田ほんはねだ東京とうきょう世田谷せたがや世田谷せたがや東京とうきょう世田谷せたがや三軒茶屋さんげんぢゃや東京とうきょう世田谷せたがや成城せいじょう東京とうきょう世田谷せたがや中町なかまち東京とうきょう渋谷しぶや宇田川うだがわまち東京とうきょう中野なかの中央ちゅうおう東京とうきょう杉並すぎなみ阿佐谷あさがや東京とうきょう杉並すぎなみ高井戸たかいど東京とうきょう豊島としま東池袋ひがしいけぶくろ東京とうきょうきた西ヶ原にしがはら東京とうきょうきた赤羽南あかばねみなみ東京とうきょう荒川あらかわ荒川あらかわ東京とうきょう板橋いたばし板橋いたばし東京とうきょう板橋いたばし相生あいおいまち東京とうきょう練馬ねりま豊玉北とよたまきた東京とうきょう練馬ねりまひかりおか東京とうきょう練馬ねりま東大泉ひがしおおいずみ東京とうきょう足立あだち中央本ちゅうおうほんまち東京とうきょう葛飾かつしか立石たていし東京とうきょう葛飾かつしか金町かなまち東京とうきょう江戸川えどがわ鹿骨ししぼね八王子はちおうじ大横おおよこまち八王子はちおうじ堀之内ほりのうち八王子はちおうじ石川いしかわまち武蔵野むさしの緑町みどりちょう武蔵野むさしの吉祥寺東きちじょうじひがしまち三鷹みたか野崎のさき東京とうきょう府中ふちゅう寿ことぶきまち東京とうきょう府中ふちゅう白糸台しらいとだい調布ちょうふ小島こじままち町田まちだ忠生ただお町田まちだ市役所しやくしょ小金井こがねい本町ほんまち小平こだいら小川おがわまち日野ひの神明しんめい東村山ひがしむらやま本町ほんまち東村山ひがしむらやま美住みすみまち国分寺こくぶんじ戸倉とくら西東京にしとうきょう中町なかまち狛江こまえ和泉本いずみほんまち東大和ひがしやまと中央ちゅうおう清瀬きよせ中里なかさと多摩たま関戸せきと稲城いなぎ東長沼ひがしながぬま新島にいじまむら大原おおはら新島にいじまむら本村ほんそん
神奈川かながわけん 横浜よこはま神奈川かながわ白幡上しらはたかみまち横浜よこはま西にしみなとみらい横浜よこはまちゅう日本にっぽん大通だいつう横浜よこはまみなみ別所べっしょ横浜よこはま保土ケ谷ほどがや上菅田かみすげだまち横浜よこはま港北こうほく大倉山おおくらやま横浜よこはま戸塚とつか平戸ひらどまち横浜よこはま戸塚とつか戸塚とつかまち横浜よこはま港南こうなん丸山台まるやまだい東部とうぶ横浜よこはま港南こうなん丸山台まるやまだい北部ほくぶ横浜よこはまあさひ上白根かみしらねまち横浜よこはまみどり白山はくさん横浜よこはまみどり十日市場とおかいちばまち横浜よこはま瀬谷せや中屋敷なかやしき横浜よこはま瀬谷せや三ツ境みつざかい横浜よこはまいずみ岡津おかつまち横浜よこはまいずみ和泉いずみまち横浜よこはま青葉あおばえのきおか横浜よこはま青葉あおば市ケ尾いちがおまち横浜よこはま都筑つづき池辺いけべまち川崎かわさきさいわい戸手本とてほんまち川崎かわさき中原なかはら小杉こすぎまち川崎かわさき宮前みやまえ宮前平みやまえだいら川崎かわさき宮前みやまえ野川のがわ平塚ひらつか浅間あさままち茅ヶ崎ちがさき茅ヶ崎ちがさき大和やまと下鶴間しもつるま海老名えびな大谷おおや座間ざま緑ケ丘みどりがおか綾瀬あやせ深谷ふかや厚木あつぎ中町なかまち厚木あつぎ下津古久しもつこく伊勢原いせはら伊勢原いせはら南足柄みなみあしがら関本せきもと中井なかいまち比奈窪ひなくぼ神奈川かながわ大井おおいまち金子かねこ松田まつだまち松田惣領まつだそうりょう相模原さがみはら中央ちゅうおう中央ちゅうおう相模原さがみはらみどり久保沢くぼさわ
新潟にいがたけん 刈羽かりわむら割町新田わりまちしんでん南魚沼みなみうおぬま六日町むいかまち
山梨やまなしけん 甲府こうふ飯田いいだ甲府こうふ相生あいおいみなみアルプス寺部てらべ笛吹ふえふき一宮いちのみやまち末木うらき笛吹ふえふき春日居かすがいまち寺本てらもと笛吹うすい市役所しやくしょ山梨やまなしきたもり長坂ながさかまち市川いちかわ三郷みさとまち岩間いわま甲州こうしゅう塩山しおやま下於曽しもおぞ甲州こうしゅう塩山しおやま上於曽かみおぞ甲州こうしゅう市役所しやくしょ甲州こうしゅう勝沼かつぬままち勝沼かつぬま中央ちゅうおう大鳥居おおとりい中央ちゅうおう臼井阿原うすいあはら富士川ふじかわまち鰍沢かじかざわ山中やまなか湖村こそん山中さんちゅう富士ふじ河口湖かわぐちこまち船津ふなつ富士ふじ河口湖かわぐちこまち勝山かつやま富士ふじ河口湖かわぐちこまち長浜ながはま富士ふじ河口湖かわぐちこまち役場やくば
長野ながのけん 佐久さく臼田うすだ佐久さく中込なかごめ長野ながの南牧なんもくむら海ノ口うみのくち
静岡しずおかけん 御殿場ごてんば萩原はぎはら御殿場ごてんば市役所しやくしょ

宮城みやぎけん栗原くりはら最大さいだい震度しんど7を観測かんそくし、はげしいれは2分間ふんかんつづいた[63] [64] [65] [66]震度しんど7を観測かんそくしたのは、2004ねん新潟にいがたけん中越なかこし地震じしん以来いらい7ねんぶり、観測かんそく史上しじょう3かい[28]仙台せんだいうちでは震度しんど6きょう観測かんそくした[64][63][ちゅう 8]。このほかにも宮城みやぎけん福島ふくしまけん茨城いばらきけん栃木とちぎけん一部いちぶ震度しんど6きょう観測かんそくするなど、震源しんげんいきひろかったことから強震きょうしん広範囲こうはんいにわたった。東京とうきょう都内とないでも震度しんど5きょうや5じゃくつよれに見舞みまわれた。関東かんとう地方ちほうにおいて震度しんど6じゃく以上いじょうれを観測かんそくしたのは火山かざんせい地震じしんのぞけば関東大震災かんとうだいしんさい以来いらい88ねんぶりである[ちゅう 9]

また、気象庁きしょうちょう推計すいけい震度しんど分布ぶんぷによると、福島ふくしまけんいわき局地きょくちてき震度しんど7相当そうとうれがあったと推計すいけいされた[67]ほか、防災ぼうさい科学かがく技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょ強震きょうしん観測かんそくもう[68]によると、栃木とちぎけん芳賀はがまちにある観測かんそくてん震度しんど7相当そうとうれ(計測けいそく震度しんど6.51[55])を観測かんそくしていたこともかっている[69]。ただし、前者ぜんしゃ震度しんどけいによる観測かんそくではない推計すいけいであり、後日ごじつ精査せいさした震度しんどおよび震源しんげんデータをもちいてさい作成さくせいした推計すいけい震度しんど分布ぶんぷ[70]では震度しんど6つよ以下いか更新こうしんされている。また後者こうしゃ気象庁きしょうちょう発表はっぴょうする地震じしん情報じょうほう使用しようする震度しんど観測かんそくてんではない。

このほかに北海道ほっかいどう東海とうかい甲信越こうしんえつなどの一部いちぶ地域ちいき震度しんど4、近畿きんきでも震度しんど3を観測かんそくした[64][63]とお鹿児島かごしまでも震度しんど1を観測かんそくしており、震源しんげんから1,300 km以上いじょうはなれていることから、地震じしんはSなみだけでも5ふん以上いじょうかけて到達とうたつしている[ちゅう 10]東京大学とうきょうだいがく地震じしん研究所けんきゅうじょ解析かいせきによると、本震ほんしんれは東日本ひがしにっぽん全体ぜんたいやく6分間ふんかんつづいた[71]日本にっぽん国内こくない震度しんど1以上いじょう観測かんそくした地点ちてんがなかったのは宮崎みやざきけん沖縄おきなわけん全域ぜんいき兵庫ひょうごけん広島ひろしまけん山口やまぐちけん高知こうちけん佐賀さがけん長崎ながさきけん熊本くまもとけん大分おおいたけん鹿児島かごしまけん一部いちぶ地域ちいきのみ。長野ながの松代まつだいまち気象庁きしょうちょう精密せいみつ地震じしん観測かんそくしつげん気象庁きしょうちょう松代まつだい地震じしん観測かんそくしょ)は、地震じしん発生はっせいから2あいだはんおきに、この地震じしんによるとられる5かい表面ひょうめん確認かくにん地震じしん時速じそく14,000 km(大気たいきちゅうマッハ11相当そうとう[ちゅう 10]地球ちきゅうじょうを5しゅうしたとられる[72]

メカニズム[編集へんしゅう]

規模きぼ[編集へんしゅう]

日本にっぽん付近ふきんのプレートの分布ぶんぷおよび、本震ほんしん震源しんげんいきあまり震域しんいき分布ぶんぷとメカニズム

日本にっぽん観測かんそく史上しじょう最大さいだい規模きぼ[編集へんしゅう]

気象庁きしょうちょう当初とうしょマグニチュードを、気象庁きしょうちょうマグニチュードで7.9と速報そくほう発表はっぴょうしたが[64]、1600ふんに8.4という暫定ざんてい発表はっぴょうした[73]。そのあらたに[74]モーメントマグニチュードで1730ふんに8.8と発表はっぴょう[75]し、1900ねん以降いこう最大さいだいだった1933ねん昭和しょうわ三陸さんりく地震じしんのMw8.4[76]や1963ねん択捉島えとろふとうおき地震じしんのMw8.5を上回うわまわって、日本にっぽん近代きんだい地震じしん観測かんそく史上しじょう最大さいだいとなった。さらに、3月13にちには外国がいこく安定あんていした遠地おんち波形はけいデータと50分間ふんかん観測かんそくデータ[77]もちいて9.0と発表はっぴょうした[6][ちゅう 11][ちゅう 12]通常つうじょう日本にっぽん地震じしん使用しようされるマグニチュードは「気象庁きしょうちょうマグニチュード (Mj)」とばれるもので、発表はっぴょうされたM7.9、8.4は気象庁きしょうちょうマグニチュードのであったが、M8.8、9.0は「モーメントマグニチュード (Mw)」のであった[6][ちゅう 13]。M9.0は、大正たいしょう関東かんとう地震じしん(Mw 8.2[27],1923ねん)のやく16ばい兵庫ひょうごけん南部なんぶ地震じしん(Mw 6.9,1995ねん)のやく1450ばいのエネルギーに相当そうとうする[78]

気象庁きしょうちょうは、地震じしん発生はっせい3ふんにMj7.9と推定すいていした時点じてんではマグニチュードの「頭打あたまうち」がこっているとは認識にんしきできず、従来じゅうらいから想定そうていされていた宮城みやぎけんおき地震じしん発生はっせいしたものと判断はんだんした[79]。しかし実際じっさいには地震じしんがあまりに巨大きょだいだったため、地震じしん発生はっせいからやく1あいだ14ふん(16)に発表はっぴょうされた暫定ざんてい気象庁きしょうちょうマグニチュード8.4でも正確せいかく規模きぼ把握はあくはできなかった。通常つうじょう15ふん程度ていど算出さんしゅつできるモーメントマグニチュードも、国内こくない広帯域こうたいいき地震じしんけいがほぼれたため対応たいおうできず、国外こくがい地震じしん波形はけいデータをもちいMw8.8と算出さんしゅつしたのはやく54ふん(1540ふん)と時間じかんかった(報道ほうどう発表はっぴょう精査せいさの1730ふん地震じしん発生はっせいからやく2あいだ44ふん[80][81]。しかし、気象庁きしょうちょう松代まつだい地震じしん観測かんそくしょでは、アメリカ地質調査所ちしつちょうさしょ (USGS) が運営うんえいするライブ・インターネット地震じしんサーバー (LISS:Live Internet Seismic Server) などのデータを解析かいせき[82]地震じしんからやく10ふんにはM9を算出さんしゅつしていたがこの計算けいさん結果けっか警報けいほう使用しようされなかった[83]。また、アメリカ地質調査所ちしつちょうさしょ当初とうしょ、モーメントマグニチュードを8.8と発表はっぴょう[84]地震じしん発生はっせいからやく34ふんに8.9、やく6あいだに9.0と速報そくほうどう15にちかく定値ていち発表はっぴょう[30][81]、1900ねん以降いこう世界せかい発生はっせいした地震じしんなかで4番目ばんめ規模きぼ発表はっぴょうした[31]

発表はっぴょう推移すいい
  • 3月11にち
    • 1449ふん 速報そくほう 7.9、変位へんいM
    • 1600ふん 暫定ざんてい 8.4、変位へんいM
    • 1730ふん 暫定ざんてい Mw 8.8
  • 13にち1255ふん 暫定ざんてい Mw 9.0

海溝かいこうがた地震じしんひろ震源しんげんいき[編集へんしゅう]

気象庁きしょうちょう東京大学とうきょうだいがく地震じしん研究所けんきゅうじょなどによると、この地震じしんは、断層だんそうめん水平すいへいたいして10かたむきがあさく、西北西せいほくせい-東南東とうなんとう方向ほうこう(ほぼ東西とうざい方向ほうこうちかい)に圧縮あっしゅくされる、ていかくぎゃく断層だんそう衝上断層だんそうがたのずれであった。水平すいへい方向ほうこう変位へんいりょうおおきく、東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地域ちいき特徴とくちょうてきなタイプの海溝かいこうがた地震じしんである[6][11]断層だんそう破壊はかいはじまった震源しんげん三陸さんりくおきだが、断層だんそう破壊はかいがあった震源しんげんいき日本にっぽん海溝かいこうプレート境界きょうかいめん沿って南北なんぼくながく、最終さいしゅうてきに、岩手いわてけんおきから茨城いばらきけんおきまでの南北なんぼくやく500 km、東西とうざいやく200 km、ふかやく5 km - 40 kmの範囲はんいで、合計ごうけいやく10まん km2広範囲こうはんいおよ[6][85]一方いっぽうスマトラ島すまとらとうおき地震じしん (2004ねん)では破壊はかいいきながさ1,000 kmをえたが、東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしんではその半分はんぶん程度ていどの500 kmの破壊はかいいきでM9の規模きぼであり、これは宮城みやぎけんおき震央しんおう付近ふきんでの変位へんいりょうきわめておおきかったことを意味いみしている[86]

連動れんどうがた地震じしん[編集へんしゅう]

気象庁きしょうちょう地震じしん発生はっせい、この地震じしん単一たんいつではなく、3つの地震じしん連動れんどうしたもの(連動れんどうがた地震じしん)と解析かいせきした[6][26]会見かいけん同庁どうちょう地震じしん予知よち情報じょうほう課長かちょうは、「5ふん前後ぜんこうかけて連続れんぞくして発生はっせいするという、複雑ふくざつこりかたをしている。きわめてまれで、気象庁きしょうちょう観測かんそくはじめての経験けいけん」とべた[87]文部もんぶ科学かがくしょう地震じしん調査ちょうさ委員いいんかいは13にち臨時りんじかいひらき、破壊はかい断層だんそう南北なんぼくに400 km、東西とうざいに200 kmの広範囲こうはんいで、すくなくとも4つの震源しんげん領域りょういきで3つの地震じしん連動れんどう発生はっせいしたとべた[88]東京大学とうきょうだいがく地震じしん研究所けんきゅうじょは、「おおきな断層だんそう破壊はかいが、1.宮城みやぎけんおき、2.宮城みやぎけんのさらに沖合おきあい、3.茨城いばらきけん北部ほくぶおきりくちか部分ぶぶん、のじゅんこった」と説明せつめいしている[89]。このうちだい2の断層だんそう破壊はかい非常ひじょうおおきな地殻ちかく変動へんどうきており、最大さいだいすべりょうは30 mちょうあるいは60 mと推定すいていされていたが[90][ちゅう 14]最終さいしゅうてきにこのすべりょう平均へいきんで62 mと計算けいさんされた[91]。この最大さいだいすべりょう2004ねんスマトラ島すまとらとうおき地震じしんなど世界せかいほかちょうきょだい地震じしんよりもおおきく世界せかい最大さいだいのものである。震源しんげんいきなかつよ地震じしん放出ほうしゅつしたてん破壊はかいおおきいところ、セントロイド)はおおきく震源しんげん東側ひがしがわ付近ふきん茨城いばらきけんおきの2つにかれており[92][93][85]連動れんどうがた地震じしん特有とくゆうなが複雑ふくざつ破壊はかい過程かていた。震源しんげんいきひろいため広範囲こうはんいれを観測かんそくし、プレート境界きょうかい深部しんぶ破壊はかいしたため震源しんげんいききんでは強震きょうしんとなった。また、プレート境界きょうかいあさが2にわたって破壊はかいしたことで2つのピークを大津おおつなみしょうじた。

地震じしん解析かいせきにより、プレート境界きょうかい海溝かいこうがわあさ部分ぶぶん陸地りくちがわふか部分ぶぶん往復おうふくするかたち破壊はかい進行しんこうしたことが判明はんめいし、2011ねん5がつ20にちけのサイエンス発表はっぴょうされた[38]海溝かいこうがわあさ部分ぶぶん破壊はかい津波つなみ地震じしん特徴とくちょうでもあり、これにより津波つなみ巨大きょだいした可能かのうせい指摘してきされている[39]

  1. 発生はっせいから3秒間びょうかんあさい(やく25 km)海溝かいこうがわで、3月9にち発生はっせいしたM 7.3の前震ぜんしんよりもちいさい、ゆるやかな初期しょき破壊はかい
  2. 40びょうかけて深部しんぶやく40 kmまで)に破壊はかい伝播でんぱし、たん周期しゅうき地震じしんにより陸上りくじょうはげしいれをもたらす。
  3. つづいて発生はっせい60 - 75びょうにかけてあさ海溝かいこう付近ふきんでダイナミックオーバーシュート(dynamic overshoot、動的どうてき過剰かじょうすべり)によりちょう周期しゅうき地震じしんだい規模きぼ津波つなみ発生はっせい
  4. そのふたた深部しんぶ破壊はかい伝播でんぱし、発生はっせい90びょうにかけてたん周期しゅうき地震じしんにより再度さいど陸上りくじょうはげしいれをもたらす。おおきな破壊はかいは100びょうまでにむ。

この蓄積ちくせきされたひずみえるすべりであるダイナミックオーバーシュートによる強大きょうだい津波つなみ発生はっせいメカニズムがあきらかとなり、1896ねん明治めいじ三陸さんりく地震じしん津波つなみ海溝かいこうがわあさすべりにより強大きょうだい津波つなみ発生はっせいしたものと理解りかいされる[94]

また、海底かいていかつ断層だんそうやく100まんねんまえ日本にっぽん海溝かいこうから北米ほくべいプレートしずんだ海山みやま関与かんよしている可能かのうせい指摘してきされている[95][96]。この地域ちいきのプレート境界きょうかい元来がんらい摩擦まさつすくなく固着こちゃくしにくいとされ、M9規模きぼちょうきょだい地震じしん発生はっせいした原因げんいんはこれまで不明ふめいとなっていたが、この海山みやまがねとしてはたらいていた可能かのうせいがあるという[ちゅう 15]

小山こやま (2013) らは、ほん地震じしん従来じゅうらい連動れんどうがた地震じしんこりにくいとされてきた比較的ひかくてき高角こうかくしずたいである日本にっぽん海溝かいこう発生はっせいしたこと、三陸さんりくおき中部ちゅうぶから茨城いばらきけんおきりくがわ震源しんげんいき連動れんどうくわえて海溝かいこうりまで震源しんげんいきとなり2じゅう地震じしんセグメントたい (Double Segmentation) であったことなどから、Single Segmentationと推定すいていされる1707ねん宝永ほうえい地震じしんや1960ねんチリ地震じしんなどとはことなる発生はっせい過程かていをたどったとかんがえた。従来じゅうらいていかくでチリがたしずたい分類ぶんるいされていた南海なんかいトラフチリ海溝かいこう南部なんぶ地震じしんまえには明確めいかく地震じしん空白くうはくいき形成けいせいしているが、ほん地震じしん発生はっせいした日本にっぽん海溝かいこうでは明確めいかく空白くうはくいきられない、あるいはDouble Segmentationと推定すいていされるほん地震じしんや1964ねんアラスカ地震じしんなどではせま範囲はんいちょうおおすべりいき存在そんざいするなどの特徴とくちょうられ、ちょうきょだい地震じしんにも多様たようせいがあることがしめされた[97]

地震じしんれの特徴とくちょう[編集へんしゅう]

宮城みやぎけん栗原くりはら築館つきだてにおける本震ほんしん震度しんど波形はけいはじめてから30びょうに1つのピーク、さらに50びょうに2つのピークがある。震度しんど4以上いじょうれがやく3分間ふんかんつづいた。
東京とうきょう千代田ちよだ大手町おおてまちにおける本震ほんしん震度しんど波形はけいはじめてから100びょう最大さいだいたっした。震度しんど4以上いじょうれがやく2分間ふんかんつづいた。

ほん地震じしん本震ほんしんによるれの特徴とくちょうとして、広範囲こうはんいつよれに見舞みまわれたこと、れの継続けいぞく時間じかんながかったこと、ちょう周期しゅうき地震動じしんどう広範囲こうはんい長時間ちょうじかん発生はっせいしたこと、たん周期しゅうきれが主体しゅたい家屋かおく被害ひがい比較的ひかくてききにくかったことがげられる。

本震ほんしんでは、地震動じしんどう発生はっせいげんである断層だんそう破壊はかい複雑ふくざつ過程かていやく150秒間びょうかんつづいた[98]。このなかには、1.宮城みやぎけんおき3箇所かしょ、2.宮城みやぎけんのさらに沖合おきあい、3.福島ふくしまけんおき3箇所かしょ、4.茨城いばらきけん北部ほくぶおき、5.茨城いばらきけん中部ちゅうぶおきでのけい5かいおおきな断層だんそう破壊はかいふくまれており、各地かくち地震じしん波形はけいにそれがあらわれている。地震じしん秒速びょうそく3 - 7 kmというかぎりある速度そくど伝播でんぱするため、ことなる場所ばしょ発生はっせいした地震じしん時間じかん到達とうたつし、破壊はかい継続けいぞく時間じかん以上いじょうながさでつよ震動しんどう継続けいぞくした[99]後日ごじつ詳細しょうさい震源しんげん過程かてい解析かいせきによれば、たとえば野津のつあつし(2012)はSPGAモデルを導入どうにゅう[98]はつふるえからのやく150秒間びょうかんを9のサブイベントにけることで地震じしん波形はけい精度せいど再現さいげんできるとしている。

  • 野津のつ解析かいせきによるサブイベントのはつふるえ時間じかん[98]
  1. 14:46:43.5 S1-1 破壊はかい開始かいし宮城みやぎけんおき)、1978ねん宮城みやぎけんおき地震じしんのスーパーアスペリティのさい活動かつどう
  2. 14:46:46.9 S1-2 (宮城みやぎけんおき
  3. 14:47:33.4 S1-3 (宮城みやぎけんおき
  4. 14:47:26.3 S2 (宮城みやぎけんおき海溝かいこうじく付近ふきんあさ部分ぶぶん
  5. 14:47:57.1 S3-1 (福島ふくしまけんおき
  6. 14:48.04.4 S3-2 (福島ふくしまけんおき
  7. 14:48:15.0 S3-3 (福島ふくしまけんおき
  8. 14:48:25.8 S4 (茨城いばらきけんおき
  9. 14:48:30.9 S5 (茨城いばらきけんおき

青森あおもりけんから神奈川かながわけんにかけての各地かくちで、震度しんど4以上いじょうれの継続けいぞく時間じかん軒並のきなみ2ふん(120びょう)をえ、とく崩壊ほうかい範囲はんい中間ちゅうかん位置いちする福島ふくしまけんいわきで3ふん10びょう(190びょう)にたっするなどした[100]。また、地震動じしんどうかんはじめてから最大さいだい震動しんどう記録きろくするまでの時間じかんながく、宮城みやぎけん仙台せんだいではやく30びょう茨城いばらきけん日立ひたちではやく70びょう経過けいかであった[101]仙台せんだい塩竈しおがまでも3ふん程度ていどれが継続けいぞくし、すうじゅう秒間びょうかんだった1995ねん兵庫ひょうごけん南部なんぶ地震じしんや1978ねん宮城みやぎけんおき地震じしんくらべて非常ひじょうながかった[102]

また日本にっぽん全国ぜんこくちょう周期しゅうき主体しゅたい地震動じしんどう観測かんそくした。変位へんい応答おうとうスペクトル波形はけいでは周期しゅうき7びょう付近ふきん変位へんい40 - 50 cmのピークがあり、7びょう前後ぜんこう固有こゆう振動しんどう周期しゅうきをもつ建物たてものれがおおきかったと分析ぶんせきされている。また高層こうそう建築けんちくぶつ高層こうそうかいかた振幅しんぷく最大さいだい30 - 60 cm程度ていど変位へんい観測かんそくされた[103][104]。それでも、M9という地震じしん規模きぼわりにはちょう周期しゅうきれはちいさかった[105]

岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらき栃木とちぎかくけん観測かんそくされた本震ほんしん地震じしん波形はけい速度そくど応答おうとうスペクトル解析かいせきした結果けっかによると、ごくたん周期しゅうき地震動じしんどうたん周期しゅうき地震動じしんどうたる周期しゅうき0.1 - 1びょう範囲はんいもっとおおきなれがられる地点ちてんおおく、それよりなが周期しゅうきでは相対そうたいてきれはちいさかった[103]宮城みやぎけん栗原くりはら築館つきだて震度しんど7)、塩竈しおがま茨城いばらきけん日立ひたちでは、「キラーパルス」(一般いっぱんてき木造もくぞう住宅じゅうたくへの破壊はかいりょくもっとしょうじやすいれの周期しゅうき)にたる周期しゅうき1 - 2びょうでは100カイン (cm/s) であり、木造もくぞう家屋かおく倒壊とうかい被害ひがい目立めだった1995ねん兵庫ひょうごけん南部なんぶ地震じしん阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさい)における200 - 300カインにくらべてちいさく、家屋かおく被害ひがいきにくいれだったとかんがえられる[106][105]震度しんど7を観測かんそくした栗原くりはらにおいてもぜん半壊はんかいした建物たてものは47むねで、死者ししゃは0にんだった[107]一方いっぽう家屋かおく被害ひがい宮城みやぎけん福島ふくしまけん中心ちゅうしんに、茨城いばらきけんにまでおよんだ。震源しんげんいき中間ちゅうかん位置いちする福島ふくしまけんでは、震源しんげんちかはまどおだけではなく、内陸ないりく中通なかどお地方ちほうでも土砂どしゃ崩壊ほうかい家屋かおく損壊そんかい目立めだち、矢吹やぶきまち震度しんど6じゃく)では30%の家屋かおくぜん半壊はんかいし、郡山こおりやま震度しんど6じゃく)でも2まんむね家屋かおくぜん半壊はんかいするなど、けん内陸ないりく市町村しちょうそんくらべてとく被害ひがい集中しゅうちゅうした。

過去かこ地震じしん想定そうてい地震じしんとの比較ひかく[編集へんしゅう]

地震じしん調査ちょうさ委員いいんかい想定そうてい[編集へんしゅう]

この地震じしん震源しんげんとなった三陸さんりくおきは、フォッサマグナより東側ひがしがわ日本にっぽん東北とうほく日本にっぽん)をせているきたアメリカプレートオホーツクプレート)にたいして、太平洋たいへいよう広範囲こうはんいせている太平洋たいへいようプレート年間ねんかんやく8 cmのはやさで東南東とうなんとうからせ、青森あおもりけんから千葉ちばけんにかけての沖合おきあいにある日本にっぽん海溝かいこうさかいにして東北とうほく地方ちほう関東かんとう地方ちほうしたしずんでいる[108]太平洋たいへいようプレートがしずんでいるこの付近ふきんには、M7をえるような海溝かいこうがた地震じしん震源しんげんいき多数たすう存在そんざいしており、ほん地震じしん発生はっせいまえ段階だんかい地震じしん調査ちょうさ委員いいんかいではこの地域ちいき以下いかの8つの領域りょういき区切くぎってその発生はっせい間隔かんかくかくりつ評価ひょうかしていた[109][110]

三陸さんりくおき房総ぼうそうおき海溝かいこうがた地震じしん想定そうてい震源しんげんいき
日本にっぽん海溝かいこう海溝かいこうがた地震じしん発生はっせい評価ひょうか[111]
(2011ねん1がつ1にち地震じしん調査ちょうさ委員いいんかい
東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしんによる破壊はかい程度ていど
(4がつ11にち発表はっぴょう[112]
発生はっせい評価ひょうか [113]
(2012ねん1がつ1にち
領域りょういき
うえ掲の想定そうてい震源しんげんいき画像がぞう参照さんしょう
M 30ねん以内いない
発生はっせいかくりつ
M 30ねん以内いない
発生はっせいかくりつ
三陸さんりくおき北部ほくぶ 固有こゆう地震じしん M8.0前後ぜんご 0.5 - 10%  - M8.0前後ぜんこう
Mt8.2前後ぜんご
0.7 - 10%
固有こゆう地震じしん以外いがい M7.1 - 7.6 90%程度ていど M7.1 - 7.6 90%程度ていど
三陸さんりくおき中部ちゅうぶ  -  - 震源しんげんいきにもふくまれる  -  -
 
宮城みやぎけんおき
固有こゆう地震じしん M7.4前後ぜんご 99% 震源しんげんいきにもふくまれる M7.4前後ぜんご 不明ふめい
固有こゆう地震じしん以外いがい M7.0 - 7.3 60%程度ていど
  宮城みやぎけんおき三陸さんりくおき南部なんぶ海溝かいこうりの連動れんどう M8.0前後ぜんご  -  -
  すべりりょうおおきい
本震ほんしん震源しんげんいき
三陸さんりくおき南部なんぶ
海溝かいこう
固有こゆう地震じしん M7.7前後ぜんご 80 - 90% M7.9程度ていど ほぼ0%
固有こゆう地震じしん以外いがい M7.2 - 7.6 50%程度ていど
福島ふくしまけんおき M7.4前後ぜんこう
ふくすうかい連続れんぞく
7%程度ていど以下いか 震源しんげんいきにもふくまれる M7.4前後ぜんこう
ふくすうかい連続れんぞく
10%程度ていど
茨城いばらきけんおき 固有こゆう地震じしん M6.7 - 7.2 90%程度ていど以上いじょう 震源しんげんいきにもふくまれる
※M7.6の最大さいだい余震よしん震源しんげんいき
M6.9 - 7.6 70%程度ていど
固有こゆう地震じしん以外いがい M6.7 - 7.2 90%程度ていど
それ以上いじょう
房総ぼうそうおき[ちゅう 16]  -  -  -  -  -
三陸さんりくおき北部ほくぶから房総ぼうそうおき海溝かいこう 津波つなみ地震じしん M8.2前後ぜんご 20%程度ていど 一部いちぶすべりりょうおおきい Mt8.6 - 9.0 30%程度ていど
せい断層だんそうがた M8.2前後ぜんご 4 - 7% M8.2前後ぜんこう
Mt8.3前後ぜんご
4 - 7%
東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおきがた地震じしん  -  - Mw8.4 - 9.0 ほぼ0%

このうち「宮城みやぎけんおき地震じしん」の領域りょういきは30ねん以内いないにM7.4前後ぜんこう地震じしんが99%で発生はっせいするという評価ひょうかがなされていたうえ平成へいせい17ねん地震じしんによってそのアスペリティ一部いちぶ(3つのうち1つ)が破壊はかいされた、つまり宮城みやぎけんおき地震じしん平成へいせい17ねん(2005ねん)に部分ぶぶんてき再来さいらいしたとかんがえられ、のこりの2つのアスペリティはちかいうちに破壊はかいされて地震じしんこすとかんがえられていた[114][ちゅう 17]

断層だんそう破壊はかい最初さいしょはじまった(震源しんげん)「三陸さんりくおき南部なんぶ海溝かいこうり」やその海溝かいこうがわにあたる「三陸さんりくおきから房総ぼうそうおき海溝かいこうり」の中部ちゅうぶで20 mをえる非常ひじょうおおきな断層だんそう運動うんどう発生はっせいしたのをはじめ、この地震じしん南北なんぼく500 km・東西とうざい200 kmにおよぶ震源しんげんいきは、「三陸さんりくおき中部ちゅうぶ」、「宮城みやぎけんおき」、「福島ふくしまけんおき」、「茨城いばらきけんおき」のけい6つの領域りょういきおよんでいた。破壊はかい牡鹿半島おしかはんとうおき震源しんげんから南北なんぼく連鎖れんさてきすすんでいったが、北米ほくべいプレートのしたしずんだフィリピンうみプレート北東ほくとうはし地殻ちかく破壊はかい南下なんかめ、「房総ぼうそうおき」のきたとなりの「茨城いばらきけんおき」でまった[115]。また、北側きたがわでは1994ねんさんりくはるかおき地震じしんあるいは1968ねんじゅうしょうおき地震じしん(「三陸さんりくおき北部ほくぶ」に該当がいとうする)の震源しんげんいき南端なんたん付近ふきんまっている[116]。このようなひろ震源しんげんいきつM9の巨大きょだい地震じしんは、従来じゅうらい想定そうていされていなかった。

想定そうていれられなかった過去かこ巨大きょだい地震じしん[編集へんしゅう]

過去かこ日本にっぽん海溝かいこう地域ちいきにあった地震じしん推定すいてい震源しんげんいき比較ひかく

この地震じしん震源しんげんいきは、869ねんさだかん11ねん)に宮城みやぎから福島ふくしまにかけての太平洋たいへいようおき発生はっせいしたM8.4(産業さんぎょう技術ぎじゅつ総合そうごう研究所けんきゅうじょによる)のさだかん地震じしん推定すいてい震源しんげんいき類似るいじしており、地震じしん発生はっせい直後ちょくごよりこの再来さいらいである可能かのうせい指摘してきされた[117][118]さだかん地震じしん以前いぜんより文献ぶんけん記録きろくによってられていたものの、2000年代ねんだいになって津波つなみ堆積たいせきぶつ調査ちょうさによって石巻いしのまき東松島ひがしまつしま海岸かいがんから3 km内陸ないりくまで遡上そじょう仙台せんだいどう2 km、名取なとり岩沼いわぬまどう4 km、亘理わたり山元やまもとどう2 kmとだい規模きぼ津波つなみともなきょだい地震じしんであったことがあきらかになった。堆積たいせきぶつ広域こういき調査ちょうさから同様どうよう巨大きょだい地震じしん紀元前きげんぜん390ねんごろ430ねんころさだかん11ねん(869ねん)、1500ねんごろ過去かこ4かい発生はっせいしており、再来さいらい間隔かんかくは450 - 800ねん程度ていど推定すいていする報告ほうこくがあった[119]。また、東北学院大学とうほくがくいんだいがく地質ちしつ調査ちょうさにより、やく2せんねんまえ弥生やよい時代じだいにも津波つなみ発生はっせいしており、ほん地震じしん発生はっせいした津波つなみ浸水しんすいいきどう程度ていど浸水しんすいいき仙台平野せんだいへいやでは発生はっせいしていた可能かのうせいがあることが地震じしん報道ほうどうされた[120]。これらのことから、東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん発生はっせい海溝かいこうがた地震じしん長期ちょうき評価ひょうか見直みなおしをすすめた政府せいふ地震じしん調査ちょうさ委員いいんかいは2011ねん11月24にち津波つなみ堆積たいせきぶつ調査ちょうさ結果けっか反映はんえいして、紀元前きげんぜん4 - 3世紀せいきごろ、4 - 5世紀せいきごろ、869ねんさだかん地震じしん、15世紀せいきころ[ちゅう 18]今回こんかい地震じしんわせて都合つごう5かい三陸さんりくから房総ぼうそうにかけてやく600ねん周期しゅうき海溝かいこうがた地震じしん発生はっせいしていると認定にんていし、次回じかい地震じしん規模きぼM8.3 - 9.0としている[113][121]。なお、869ねんさだかん地震じしん日本にっぽん海溝かいこう深部しんぶ、1896ねん明治めいじ三陸さんりく地震じしん日本にっぽん海溝かいこうあさの、おたが隣接りんせつする細長ほそなが震源しんげん領域りょういき地震じしんかんがえられており、ほん地震じしんは「さだかん地震じしん明治めいじ三陸さんりく地震じしん同時どうじ発生はっせいした」と研究けんきゅうしゃもいる[34]

2011ねん4がつ13にち東北大学とうほくだいがくとう地震じしん緊急きんきゅう報告ほうこくかい[122]で、東北とうほくアジア研究けんきゅうセンター教授きょうじゅ平川ひらかわしんは、江戸えど時代じだい整備せいびされた宿場しゅくばまちが、今回こんかい地震じしん津波つなみ被害ひがいけていないことを指摘してき。「慶長けいちょう16ねん(1611ねん)に発生はっせいした慶長けいちょう三陸さんりく地震じしんでは、とう地震じしん同等どうとう規模きぼ津波つなみ浸水しんすいいき発生はっせいしたとされ、その経験けいけんもと宿場しゅくば街道かいどうなどが整備せいびされた」、「明治めいじ時代じだい以降いこう土地とち利用りよう津波つなみ経験けいけん記憶きおく喪失そうしつした」との報告ほうこくおこなった[123]。また、どう報告ほうこくかいでは、さだかん地震じしん発生はっせいした津波つなみよりもほん地震じしん発生はっせいした津波つなみほうだい規模きぼだったとの報告ほうこくおこなわれている[124]

石橋いしばし克彦かつひこは「日本にっぽんさんだい実録じつろく」の記録きろくもとに、今回こんかい地震じしんさだかん地震じしんよりだい規模きぼなもので震源しんげんいきみなみびていたかもしれないと推定すいていしている。理由りゆうは、さだかん地震じしんでは京都きょうと今回こんかい震度しんど3[ちゅう 19])や関東かんとう今回こんかい震度しんど4 - 5)の地震じしん記事きじがない[ちゅう 20]というものである[125]

岩手いわてけん大槌おおつちまちでは岩手いわてけん大槌おおつちまち調査ちょうさにより、ほん地震じしんによる津波つなみ浸水しんすい範囲はんいは、明治めいじ三陸さんりく地震じしんによる津波つなみ浸水しんすい範囲はんいとほぼどう程度ていどだったことが判明はんめいしている[126]同年どうねん5がつ15にちにこれが発表はっぴょうされるまでまちがわ津波つなみ規模きぼ被害ひがい想定そうていがいとしていたが、実際じっさいにはほん地震じしんから過去かこ115ねんまえにもどう規模きぼ津波つなみ襲来しゅうらいしたことがあきらかになり、あらためて三陸さんりく沿岸えんがん一帯いったいが「津波つなみつねかさね地帯ちたい」であることがりになった[126]

予知よちおよ前兆ぜんちょう現象げんしょう[編集へんしゅう]

東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしんでは地震じしん予知よち成功せいこうせず[127][128]巨大きょだい地震じしん発生はっせいまえこるとされているプレスリップまえきざすべり)も観測かんそくされなかった[129]地震じしん学界がっかい確立かくりつされているとかんがえられていた地震じしん規模きぼ発生はっせいいき発生はっせい間隔かんかく予測よそくする確率かくりつろんてきな「長期ちょうき予知よち」においても、この地震じしんのように東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき広範囲こうはんい破壊はかいしてMw9.0にたっするようなきょだい地震じしん予見よけんされておらず、前項ぜんこう地震じしん調査ちょうさ委員いいんかい発生はっせい評価ひょうかにもなかったことから、「想定そうていがい」の事態じたいであった。

ただ、このような地震じしん予見よけんしうる手掛てがかりはいくつかあった。比較ひかくしずがくの「日本にっぽん海溝かいこうしず太平洋たいへいようプレートがふるいためちょうきょだい地震じしん発生はっせいしない」という定説ていせつたいして、ふる海洋かいようプレートがしずんでいる地域ちいききた2004ねんスマトラ島すまとらとうおき地震じしんによって疑問ぎもん提起ていきされていた。また2000年代ねんだい日本にっぽん地震じしん学界がっかいでの支持しじひろがっていた「アスペリティモデル」にたいしても矛盾むじゅん指摘してきされていて、地震じしん活動かつどう地域ちいきがある東北とうほくおきでは地震じしんすくない地域ちいきでは「地震じしんせいのすべり」がひずみを解消かいしょうしているというせつ見直みなおうごきもあった。また2000年代ねんだい後半こうはん以降いこう地質ちしつ調査ちょうさにより仙台平野せんだいへいや内陸ないりくなどでほとんどられていなかった巨大きょだい地震じしん津波つなみ痕跡こんせき次々つぎつぎあきらかになっていてこれらの知見ちけん確率かくりつろんてき地震じしん予知よち反映はんえいしようとするうごきがはじまっていた。しかし、2011ねん3がつ11にち時点じてんでは、ちょうきょだい地震じしん発生はっせい想定そうていにはまだいたっていなかった(東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしんおよ津波つなみのメカニズム参照さんしょう)。

こうした経緯けいいから、地震じしん従来じゅうらいせつ見直みなおうごきや様々さまざま方法ほうほう地震じしん予知よちをしようとするうごきが活発かっぱつしている。また、地震じしん発生はっせい想定そうてい拡充かくじゅうもとめる意見いけんや、「かくりつひくいから地震じしんない」といった楽観らっかんろんみやすい確率かくりつろんてき地震じしん予知よちたいする批判ひはん反省はんせいおこなきがあり、予知よちよりもげんわざわい防災ぼうさいちかられるべきとする見解けんかい表明ひょうめいする地震じしん学者がくしゃもいる[130][131]

事後じご検証けんしょうにおいて、1976ねんから2011ねんまでの期間きかん本震ほんしん震源しんげんいき発生はっせいした Mw 5.0 以上いじょう地震じしん潮汐ちょうせきりょく関係かんけい調査ちょうさしたところ、1976ねんからのやく25年間ねんかん相関そうかん関係かんけいがなかった。しかし、2000ねんごろから次第しだい相関そうかん関係かんけいあらわれ、本震ほんしん発生はっせい直前ちょくぜんでは明瞭めいりょう傾向けいこう出現しゅつげんし、断層だんそうかるちから最大さいだいになるときあいだたい地震じしんおお発生はっせいしていた。とくに、前震ぜんしんとされる3月9にち1145ふん三陸さんりくおき)M 7.3 震源しんげん本震ほんしん破壊はかい開始かいしてんあいだ領域りょういき付近ふきんにはつよ相関そうかんあらわれていたが、本震ほんしん以降いこう潮汐ちょうせきりょくとの関係かんけいられなくなった[132]

静穏せいおん[編集へんしゅう]

長期ちょうきてき静穏せいおん短期たんきてき静穏せいおん複数ふくすうの『静穏せいおん現象げんしょうしょうじていたことが複数ふくすう研究けんきゅうしゃにより報告ほうこくされている。この静穏せいおんのち後述こうじゅつ前震ぜんしん活動かつどうはじまった。

中長期ちゅうちょうきてき
  • 勝俣かつまたあきら(2011)[133]は、気象庁きしょうちょう一元化いちげんか震源しんげんカタログをもちいて1965ねんから2010ねんまでのM4.5以上いじょう地震じしんのデータを解析かいせきしたところ、本震ほんしんもっともすべりりょうおおきかった領域りょういき深部しんぶがわやく22ねんまえの1989ねんごろから静穏せいおんきていたとしている。
  • 松浦まつうら律子りつこ(2011)らは[134]、1885ねん以来いらいのM6以上いじょう地震じしんカタログを使つか解析かいせきしたところ、相対そうたいてき静穏せいおんが2000ねんごろ明瞭めいりょう出現しゅつげんし2008ねんには通常つうじょうのレベルにもどっていたと報告ほうこくしている。

前震ぜんしん活動かつどう[編集へんしゅう]

3月9にち水曜日すいようび)1145ふん本震ほんしんやく51あいだまえ)に、本震ほんしん震源しんげんやく50 km北東ほくとうたる北緯ほくい3819.7ふん東経とうけい14316.7ふんふかさ8 kmの三陸さんりくおき震源しんげんとするMw7.3、宮城みやぎけん栗原くりはら登米とよね美里みさとまち最大さいだい震度しんど5じゃく観測かんそくする地震じしん発生はっせいし、青森あおもりけんから福島ふくしまけんにかけての太平洋たいへいよう沿岸えんがん津波つなみ注意報ちゅういほう発表はっぴょうされ、大船渡おおふなとで0.6 mの津波つなみ観測かんそくした[135][136][137]。また、よく3がつ10日とおか623ふんにはそのちかくでM6.8・最大さいだい震度しんど4の当時とうじ最大さいだい余震よしんかんがえられていた地震じしん発生はっせいするなど[138][139]、3月11にち巨大きょだい地震じしん当日とうじつにかけて震度しんど1以上いじょう観測かんそくする余震よしん発生はっせいしていた。気象庁きしょうちょうはこれが「前震ぜんしんだった可能かのうせいがある」としている[140]。また、2011ねん2がつ13にちから、3月9にち地震じしんとほぼおな場所ばしょでM5.5を最大さいだいとするM5クラスの地震じしんがまとまって発生はっせいしていた[141]

これよりやく1カ月かげつまえの2がつ中旬ちゅうじゅん以降いこう、3月11にち本震ほんしん破壊はかい開始かいしてん北側きたがわで2短期たんきてきスロースリップイベント(ゆっくりすべり)が発生はっせいし、3月11にち本震ほんしん破壊はかい開始かいしてんかう微小びしょう地震じしん震源しんげん移動いどうつづいていた。1度目どめは、2がつ中旬ちゅうじゅんから2がつまつにかけて、2度目どめは3がつ9にちのM7.3の地震じしん発生はっせいで、これらのスロースリップにより、モーメントマグニチュード(Mw) 7.1に相当そうとうする地震じしんエネルギーが解放かいほうされたとかんがえられる。この短期たんきてきスロースリップが、巨大きょだい地震じしん発生はっせい促進そくしんした可能かのうせい指摘してきされている[142]一方いっぽう、3月11にち本震ほんしん破壊はかい開始かいしてん西側にしがわ領域りょういきでは、やく10ねんまえの2002ねんころから長期ちょうきてきスロースリップがしょうじており、「この長期ちょうきてきスロースリップが2011ねん地震じしん発生はっせいはやめた可能かのうせいがある」とする研究けんきゅうがある[143]

地震じしんがくにおいて前震ぜんしんでは、地震じしん規模きぼ回数かいすう関係かんけいしきグーテンベルグ・リヒターそく)におけるけいすうb通常つうじょうの1よりもちいさなとなり、「地震じしん規模きぼしてちいさな余震よしんすくない」ことがられている。この3月9にち地震じしんではbやく0.47と、通常つうじょう日本にっぽん海溝かいこう付近ふきんにおける0.8にくらべて顕著けんちょちいさく、前震ぜんしん可能かのうせいたか有力ゆうりょく根拠こんきょひとつとされているほか、日本にっぽん海溝かいこう地域ちいきで1960年代ねんだいから2011ねんまでb減少げんしょうつづけていたことがあきらかとなった[144]

ただし、3月11にち本震ほんしん震源しんげんいき重複じゅうふくせず隣接りんせつしていることから、前震ぜんしんではなく9にち地震じしんにより11にち地震じしん誘発ゆうはつされた可能かのうせい指摘してきする研究けんきゅうしゃもいる[145][146]

電離層でんりそうぜん電子でんしすう[編集へんしゅう]

北海道大学ほっかいどうだいがく教授きょうじゅ日置ひおきみゆきかいによるGEONET(GPSの連続れんぞく観測かんそくもう)の公開こうかいデータをもちいた調査ちょうさでは、地上ちじょうきょくとGPSきょくむす経路けいろがちょうど震源しんげんいき上空じょうくう電離層でんりそうにおける最大さいだい電子でんし密度みつど高度こうどやく300 kmと交差こうさするきょくにおいて電離層でんりそうぜん電子でんしすう (TEC) の変化へんか推定すいていした結果けっか電子でんし密度みつど増大ぞうだい地震じしん発生はっせいやく40ふんまえから発生はっせいしており、これを地図ちずめん投影とうえいすると20ふんまえから地域ちいき特定とくていができることがかり、1994ねん北海道ほっかいどう東方とうほうおき地震じしんや2010ねんチリ地震じしんでも確認かくにんされたことから「巨大きょだい地震じしん直前ちょくぜん予知よちには有望ゆうぼう手法しゅほう」だとしている[147]。また、電気通信大学でんきつうしんだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ早川はやかわただしは、アメリカ・ワシントンしゅうジム・クリークのちょう長波ちょうはきょくNLK[ちゅう 21]が250キロワットで送出おくりだしている24.8kHzきろへるつビーコンの、東京とうきょう調布ちょうふでの夜間やかん継続けいぞく観測かんそくにおいて、地震じしん発生はっせいやく5にちまえの3がつ5にちと3がつ6にち電離層でんりそう振幅しんぷくちいさくなる異常いじょうがあったとしている[148][149]

すべり欠損けっそん[編集へんしゅう]

プレートの相対そうたいてき平均へいきん速度そくどから期待きたいされる相対そうたい変位へんいりょうから実際じっさい相対そうたい変位へんいりょういたが、「すべり欠損けっそん」とばれるが、宮城みやぎけんおきではこのすべり欠損けっそん蓄積ちくせきつづけていたとかんがえられる。つまり、ゆがみの蓄積ちくせきりょうたい地震じしんによる放出ほうしゅつりょう不足ふそくし、放出ほうしゅつされないゆがみが蓄積ちくせきされつづけていた。実際じっさい観測かんそくデータでると2003ねんと2005ねん相次あいついで宮城みやぎけんおき地震じしん発生はっせいしたが2003ねんと2005ねん放出ほうしゅつりょうは1978ねんよりすくなく、一部いちぶ研究けんきゅうしゃ注視ちゅうししていた[150]。また、海溝かいこうじく付近ふきんやく50 mの最大さいだいすべりょう観測かんそくしている[151]が、松澤まつざわはプレートあいだ相対そうたいすべ速度そくど年間ねんかん8 cm程度ていどであることをかんがえると、やく600ねんぶんのすべり欠損けっそんいちかい地震じしん解消かいしょうされたことになるとしている[152]

余震よしん誘発ゆうはつ地震じしん活動かつどう[編集へんしゅう]

余震よしん[編集へんしゅう]

余震よしん多発たはつ[編集へんしゅう]

余震よしん活動かつどうきわめて活発かっぱつ[153]本震ほんしんから1あいだらずのあいだにM7以上いじょうつよ地震じしんつづけに3かい発生はっせいした[154]。このうち、本震ほんしん30ふんの1515ふんには茨城いばらきけんおき震源しんげんとするM7.6の最大さいだい余震よしん発生はっせいし、茨城いばらきけん鉾田ほこたとうあいだ震度しんど6きょう観測かんそくした[12] [140][155][ちゅう 22]本震ほんしん直後ちょくご東北大学とうほくだいがく地震じしん噴火ふんか予知よち研究けんきゅう観測かんそくセンター設置せっちしていた地震じしんけいの3わり破壊はかいされたり、通信つうしん回線かいせん途絶とぜつしたりするなどしてセンターは余震よしん観測かんそくデータをれなくなり、気象庁きしょうちょうはっする地震じしん情報じょうほう緊急きんきゅう地震じしん速報そくほう支障ししょうしょうじる事態じたいとなった[156]

一連いちれん余震よしんは、岩手いわてけんおきから茨城いばらきけんおきまでのはばやく200 km、ながやく500kmの範囲はんい震源しんげんとしている[6]。3月ちゅうにM5以上いじょう余震よしんは479かい震度しんど1以上いじょう余震よしんは3,016かい発生はっせいした。2021ねん3がつ6にちまでに観測かんそくされたものでは、M5以上いじょうが990かい、M6以上いじょうが135かい、M7以上いじょうが11かい最大さいだい震度しんど4以上いじょうのものは429かい最大さいだい震度しんど1以上いじょうのものは14,710かいあった[157]。M5以上いじょう余震よしん回数かいすう日本にっぽん観測かんそく史上しじょう最大さいだいであった1994ねん北海道ほっかいどう東方とうほうおき地震じしんの4 - 5ばい記録きろくてきなペースで推移すいいしており[34]2004ねんスマトラ島すまとらとうおき地震じしん (Mw9.1) や2010ねんチリ地震じしん (Mw8.8) の余震よしん活動かつどうくらべても活発かっぱつである[157]とく福島ふくしまけんはまどおりから茨城いばらきけん北部ほくぶにかけては、4がつ11にち地震じしん最大さいだいとして活発かっぱつ地震じしん活動かつどうがみられ、M3以上いじょう地震じしんは2012ねん8がつまでに1600かいえた[158]

また発生はっせいすうもさることながら、単独たんどく被害ひがいをもたらすようなおおきな余震よしん時間じかん度々たびたび発生はっせいするのもほん地震じしん特徴とくちょうである。本震ほんしんから1ヶ月かげつちか経過けいかした4がつ7にちには宮城みやぎけんおき震源しんげんとするM7.2、最大さいだい震度しんど6きょう余震よしん発生はっせいし4にん死亡しぼうした[12][159][160]。また、4がつ11にちには福島ふくしまけんはまどおりを震源しんげんとするM7.0、最大さいだい震度しんど6じゃく[ちゅう 23]余震よしん福島ふくしまけんはまどお地震じしん)が発生はっせいし4にん死亡しぼうした[161][160]本震ほんしんから1ねん経過けいか活発かっぱつ余震よしん活動かつどうつづき、2012ねん3がつ14にちには千葉ちばけん東方とうほうおき震源しんげんとするM6.1、最大さいだい震度しんど5きょう余震よしん発生はっせいし1にん死亡しぼうした[162]。2012ねん12月7にちには三陸さんりくおき震源しんげんとするM7.3、最大さいだい震度しんど5じゃく余震よしん[163]発生はっせい最大さいだい98 cmの津波つなみ観測かんそくし3にん死亡しぼうした[164]。2016ねん11月22にちには福島ふくしまけんおき震源しんげんとするM7.4、最大さいだい震度しんど5じゃく余震よしん発生はっせい最大さいだい1.4mの津波つなみ観測かんそくした[165]。2021ねん2がつ13にちには福島ふくしまけんおき震源しんげんとするM7.3、最大さいだい震度しんど6きょう余震よしん発生はっせいし1にん死亡しぼうした。このほか、2011ねん7がつ10日とおか[166]、2013ねん10がつ26にち[167]、2014ねん7がつ12にち[168]にもM7以上いじょう余震よしん発生はっせいしている。

気象庁きしょうちょうは3がつ13にちから4がつ21にちにかけて、M7.0以上いじょう地震じしんが3にち以内いない発生はっせいする「余震よしん発生はっせいかくりつ」を発表はっぴょう当初とうしょは70%とたかかったが次第しだい低下ていかしていった[6][169]余震よしん発生はっせいかくりつ参照さんしょうのこと)。その4がつ28にちには、減少げんしょうがみられることから発生はっせいかくりつ発表はっぴょうおこなわなくなり「今後こんごもまれにおおきな余震よしんこることもある」とした[170]一方いっぽう同年どうねん4がつ時点じてんで、東京大学とうきょうだいがくじゅん教授きょうじゅ井出いであきらは「M7レベルの地震じしんは10かい以上いじょうきる」、当時とうじ東京大学とうきょうだいがく地震じしん研究所けんきゅうじょ大木おおき聖子せいこは「最大さいだい余震よしんが1ねん発生はっせいすることもありうる」、との指摘してきをしている[171]。また、同年どうねん11がつ18にち気象庁きしょうちょう地震じしん予知よち連絡れんらくかいで、同月どうげつ15にちから12月14にちまでの1かげつあいだほん震域しんいき周辺しゅうへんにおいては15%のかくりつでM7以上いじょう余震よしん発生はっせいするとの分析ぶんせき結果けっか報告ほうこくした。これは発生はっせいしたM5以上いじょう余震よしん傾向けいこうからたもの。また余震よしん減少げんしょう傾向けいこうにはあるものの3がつ11にち以前いぜんの7ばいかくりつであり、おおきな余震よしんへの警戒けいかいようするとしている[172]。2016ねん3がつ政府せいふ地震じしん調査ちょうさ委員いいんかい委員いいんちょうほんくら義守よしもりは、「(本震ほんしんから5ねん以上いじょうったいまでも)M8をえるような規模きぼ余震よしんきてもおかしくない。」とべた[173]

余震よしん広域こういきせい[編集へんしゅう]

一連いちれん余震よしんは、本震ほんしん震源しんげんいきたる岩手いわてけんおきから茨城いばらきけんおきまでのはばやく200 km・ながやく500 kmの範囲はんいと、そこに隣接りんせつする海溝かいこうじく東側ひがしがわアウターライズ)を震源しんげんとしている[6][174]おおくは本震ほんしん同種どうしゅの「海溝かいこうがた地震じしん」(プレート境界きょうかい地震じしん)であるが、震源しんげんいき西側にしがわ地殻ちかくあさところでは「内陸ないりく地殻ちかくない地震じしん」(内陸ないりく直下ちょっかがた地震じしん大陸たいりくプレートない地震じしん)、震源しんげんいき西側にしがわ地殻ちかくふかところでは「スラブない地震じしん」(ふか発地ほつちしん海洋かいようプレートない地震じしん一種いっしゅ)、海溝かいこうじく東側ひがしがわでは「アウターライズ地震じしん」(海洋かいようプレートない地震じしん一種いっしゅ)も発生はっせいしている。とく日本にっぽん海溝かいこう東側ひがしがわ海溝かいこう外縁がいえん隆起りゅうきたい(アウターライズ)では本震ほんしんによる地殻ちかく変動へんどう影響えいきょうで、余震よしん発生はっせいした場合ばあい後述こうじゅつのようにより規模きぼおおきくなる可能かのうせいたかまったことも指摘してきされている。このほか、次節じせつべるように震源しんげんいきからすうひゃくkmもはなれたところでM6以上いじょう比較的ひかくてきおおきな地震じしん多数たすう発生はっせいしており、巨大きょだい地震じしんによる地殻ちかく変動へんどう影響えいきょうかんがえられることもこの地震じしん特徴とくちょうてきとされる。

余震よしん表現ひょうげんりやめ[編集へんしゅう]

2021ねん2がつ16にち気象庁きしょうちょう今後こんごほん地震じしん震源しんげんいき発生はっせいした地震じしん余震よしん表現ひょうげんしないことを検討けんとうしていると発表はっぴょうした[175]同年どうねん4がつ1にち、それ以降いこう余震よしん表現ひょうげんしないことを決定けっていした[176]。その理由りゆうとして、ほん地震じしんまえ発生はっせい頻度ひんどちかづいており、震域しんいきでの地震じしん回数かいすう減少げんしょうしていること、10ねん以上いじょう経過けいか本震ほんしん影響えいきょうにより発生はっせいしたかどうかの判断はんだんむずかしくなったことなどをげている[177][178]。また、余震よしんという表現ひょうげんではだい地震じしんきないという印象いんしょうあたえかねず、防災ぼうさい意識いしき低下ていか防止ぼうしするためでもあるという[179]。ただし、ほん地震じしん余震よしん活動かつどうわっているわけではなく、震源しんげんいきでの1ねんあたりの地震じしん活動かつどうほん地震じしん発生はっせいまえよりもおお状況じょうきょうつづいていることから、気象庁きしょうちょうつづ注意ちゅういするようびかけている[180]

誘発ゆうはつ地震じしん[編集へんしゅう]

この地震じしんでは震源しんげんいきからはなれたところでも被害ひがい地震じしん下記かきに其各を詳細しょうさい記載きさいしている遠隔えんかく誘発ゆうはつ地震じしん。1つは長野ながのけん下水内しもみのちぐんさかえむら発生はっせいJR飯山線いいやません夜間やかんラッセルモーターカーが単線たんせんであるためちがいで、震源しんげん間近まぢかJR森宮野原もりみやのはらえき停車ていしゃちゅう発生はっせいし、ラッセルモーターカーの進行しんこう方向ほうこう道床どうしょう崩落ほうらくした。軌道きどう宙吊ちゅうづりとなったため時刻じこくがずれて、ラッセルモーターカーが通過つうかちゅうであればだい事故じこしょ[181]であった。2つとして、静岡しずおかけん御殿場ごてんば付近ふきんでも発生はっせい[182]した。)が発生はっせいしている。これらもおおきな視点してんでは、一連いちれん地震じしん活動かつどうなかふくまれるとかんがえられており、震源しんげんいき発生はっせいする余震よしん区別くべつして「誘発ゆうはつ地震じしん」や「広義こうぎ余震よしん[183]ばれている。複数ふくすう専門せんもんが、ほん地震じしんによって東日本ひがしにっぽん中心ちゅうしん地殻ちかく変動へんどう応力おうりょく変化へんかしょうじ、地震じしん発生はっせい促進そくしんされた地域ちいきがあるとの見解けんかい発表はっぴょうしている[184][185]

表面ひょうめんによる動的どうてき誘発ゆうはつ[編集へんしゅう]

神奈川かながわけん箱根はこねまち箱根はこね火山かざん地下ちかあさでは、本震ほんしんれが継続けいぞくちゅうであった1449ふんから50ふんにかけてM3.8 - 4.2の地震じしんが4かいつづけに発生はっせいし、本震ほんしん地震動じしんどうかさなって局地きょくちてき最大さいだい震度しんど6じゃくれを観測かんそくしたことが、神奈川かながわけん温泉おんせん地学ちがく研究所けんきゅうじょ独自どくじ設置せっちした地震じしんけい地震じしん解析かいせき判明はんめいした。震源しんげん駒ケ岳こまがたけだい涌谷わくやふかさ2 - 6 km地点ちてん、M4規模きぼであったためつよれは0.5びょうほどであった。箱根はこね断層だんそう本震ほんしん影響えいきょうけやすいきであったために、本震ほんしんによるちょう周期しゅうき地震動じしんどう表面ひょうめん)に誘発ゆうはつされたものとみられている。この地震じしん箱根はこね本震ほんしん表面ひょうめん到達とうたつしたころから発生はっせいしており、本震ほんしん地震じしんともな地盤じばん動的どうてき応力おうりょく変化へんかによって発生はっせいした動的どうてき誘発ゆうはつ地震じしんかんがえられている[186][187][188]

また、京都大学きょうとだいがく防災ぼうさい研究所けんきゅうじょ宮沢みやざわさとしみのりおこなった、気象庁きしょうちょう研究けんきゅう機関きかんなど日本にっぽん各地かくちやく1500箇所かしょ地震じしんけいのデータから本震ほんしん余震よしんによる直接ちょくせつ地震じしんのぞ手法しゅほうによる解析かいせきでは、本震ほんしんやく15分間ふんかん関東かんとうから伊豆諸島いずしょとう四国しこく九州きゅうしゅうまでのひろ範囲はんいやく80 - 100かい以上いじょう、M5未満みまん誘発ゆうはつ地震じしん発生はっせいしていたことが判明はんめいした。以前いぜんより活動かつどう活発かっぱつ飛騨ひだきた伊豆いず顕著けんちょ増加ぞうかした。さらに誘発ゆうはつ地震じしん本震ほんしん震源しんげんいきから南西なんせい方向ほうこう秒速びょうそく3.1 - 3.3 kmでひろがっており、これは表面ひょうめん伝達でんたつ速度そくど一致いっちする。本震ほんしんのLg Rgなみなどの表面ひょうめんによりおこりはげまされ、「火山かざん近傍きんぼう」「プレート境界きょうかい付近ふきん」「近年きんねん規模きぼおおきな地震じしん発生はっせいした余震よしんいき[189]などの地震じしんきやすい地域ちいき誘発ゆうはつされたとみられていて、動的どうてき誘発ゆうはつ作用さよう(ダイナミックトリガリング)によるものと推察すいさつされている。動的どうてき誘発ゆうはつ作用さようひろがっていく過程かてい確認かくにんされたのははじめてとされる[190][191][192]

本震ほんしんりくがわプレート内部ないぶでの誘発ゆうはつ地震じしん[編集へんしゅう]

3月12にち未明みめいには長野ながのけん北部ほくぶでM6.7、最大さいだい震度しんど6きょう地震じしん発生はっせいし、つづいて震度しんど6じゃく観測かんそくする地震じしんが2かい発生はっせいするなど長野ながのけん北部ほくぶから新潟にいがたけん中越なかこし地方ちほう活発かっぱつ地震じしん活動かつどうがみられた。さらに15にちよるには静岡しずおかけん東部とうぶでM6.4、最大さいだい震度しんど6きょう地震じしん発生はっせいした。これらの地震じしん内陸ないりくかつ断層だんそうにおける地震じしんであり、気象庁きしょうちょうは3がつ12にちに「太平洋たいへいようおきでの地震じしん直接ちょくせつ関係かんけいはないが、地殻ちかく変動へんどうなどにより誘発ゆうはつされた可能かのうせい否定ひていできない」と[193]今後こんご震度しんど6じゃく余震よしん連続れんぞくしてこる可能かのうせいがあると注意ちゅういびかけた[6]

このほかには、秋田あきたけん内陸ないりく北部ほくぶ福島ふくしまけんはまどおり、茨城いばらきけん南部なんぶ長野ながのけん中部ちゅうぶ栃木とちぎけん北部ほくぶでも震度しんど5つよ以上いじょう地震じしん発生はっせいしている[174][194]気象庁きしょうちょう精密せいみつ地震じしん観測かんそくしつでは、6月30にち長野ながのけん中部ちゅうぶ地震じしん (M5.4) が発生はっせいした震源しんげんいき付近ふきんにおいて、ほん地震じしんから震度しんど1以上いじょうゆうかん地震じしん増加ぞうか観測かんそくしており、ほん地震じしんによる地殻ちかく変動へんどう影響えいきょうした可能かのうせいがあるとの見解けんかいしめしている。震源しんげんいき付近ふきん位置いち本震ほんしん発生はっせいかくりつがったとされた牛伏うしぶしてら断層だんそうとの関連かんれんについては、「震源しんげん状況じょうきょうからべつ断層だんそうによるものとみられる」との見解けんかいしめしている[194]。また、福島ふくしまけん会津あいづ地方ちほうから山形やまがたけん置賜おきたま地方ちほうにかけては本震ほんしん以降いこう群発ぐんぱつ地震じしん発生はっせいし、2011ねん5がつ7にちのM4.6を最大さいだいとして2011ねん12がつまつまでにからだかんじない微小びしょう地震じしんふくめ、16000かいえる地震じしん観測かんそくしている。

本震ほんしんには東日本ひがしにっぽん全体ぜんたい地殻ちかく変動へんどう観測かんそくされていることから、これらの地震じしん東日本ひがしにっぽん内陸ないりく地殻ちかくくわわっていた応力おうりょくおおきく変化へんかしたことがねになって発生はっせいしたものとかんがえられている[195]。このような地震じしん特殊とくしゅれいではなく、過去かこ海溝かいこうがただい地震じしんにも震域しんいき周辺しゅうへんおよび震源しんげんいきとははなれた場所ばしょで、すう年間ねんかんわたって誘発ゆうはつ地震じしん発生はっせいしたケースがある[196]

本震ほんしんのプレート境界きょうかいでの誘発ゆうはつ地震じしん[編集へんしゅう]

関東かんとう地方ちほう南方なんぽうおきではきたアメリカプレートと太平洋たいへいようプレートにくわえてそのしたフィリピンうみプレートしずんでいて、しずみこんだプレートが地下ちか50 - 100 km程度ていど位置いちする茨城いばらきけん南部なんぶ以前いぜんより地震じしん多発たはつしている地帯ちたいだが、本震ほんしん誘発ゆうはつ地震じしん多数たすう発生はっせいした。3月24にち (M4.8) と4がつ2にち (M5.0) の地震じしんしずんだフィリピンうみプレートとうえばんがわきたアメリカプレートとの境界きょうかい付近ふきん発生はっせいしているが[197]、4がつ16にち (M5.9) と7がつ15にち (M5.4) の地震じしんはフィリピンうみプレートのしたにさらにしずんでいる太平洋たいへいようプレートとのプレート境界きょうかい付近ふきん発生はっせいしており[198][199]震源しんげんとなるプレート境界きょうかいことなっている。いずれも震源しんげんとしては内陸ないりくであるが、プレート境界きょうかい発生はっせいする海溝かいこうがた地震じしん分類ぶんるいされている(詳細しょうさいは「東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん前震ぜんしん本震ほんしん余震よしん記録きろく」を参照さんしょう)。

その地域ちいきでは本震ほんしんにおける破壊はかい領域りょういきとなっている、南北なんぼくなが日本にっぽん海溝かいこうにある本震ほんしん震源しんげんいき南端なんたん房総ぼうそうおきおよび千葉ちばけん東方とうほうおき)や北端ほくたん三陸さんりくおき北部ほくぶ、1994ねん三陸さんりくはるかおき地震じしん震源しんげんいき)での波及はきゅう地震じしん発生はっせい懸念けねんされている[ちゅう 24]。さらに、このほかにもどう海溝かいこうきたとなりにある千島ちしま海溝かいこう十勝とかちおきおよ根室半島ねむろはんとうおき)、きたアメリカプレートないほか境界きょうかい糸魚川いといがわ静岡しずおか構造こうぞうせんおよび日本海にほんかいひがしえん変動へんどうたい)での波及はきゅう地震じしん注意ちゅういする必要ひつようがあるという指摘してきがある[200]

くわえて、産業さんぎょう技術ぎじゅつ総合そうごう研究所けんきゅうじょ石川いしかわ有三ゆうぞう招聘しょうへい研究けんきゅういん関東かんとう南部なんぶにおけるフィリピンうみプレートの境界きょうかいでも地震じしん活動かつどう活発かっぱつしていると指摘してきしている[201]南関東みなみかんとう直下ちょっか地震じしんかくりつ上昇じょうしょうしたとの報道ほうどうが2011ねん9がつ以降いこうにされているほか、調査ちょうさにより関東かんとう地方ちほう地下ちかのフィリピンうみプレートのふかさが従来じゅうらい想定そうていよりもあさところにあることが判明はんめいしたことをけて2012ねん3がつにはどう地震じしん見直みなおした震度しんど推定すいてい公表こうひょうされる[202]など、関東かんとう地方ちほうでも被害ひがい地震じしん発生はっせい懸念けねんされている。

東北とうほく太平洋たいへいようおきはやければ2011ねん4 - 5がつちゅうにもふたたびM8きゅう巨大きょだい地震じしん発生はっせいする可能かのうせいたかいと専門せんもんもおり、これが4がつ報道ほうどうされていた[203]当時とうじ京都きょうと大学だいがく防災ぼうさい研究所けんきゅうじょじゅん教授きょうじゅ遠田えんだすすむは、M8きゅう誘発ゆうはつ地震じしん発生はっせいした場合ばあい仙台せんだいに10 mの津波つなみ襲来しゅうらいすると計算けいさんしている[203]文部もんぶ科学かがくしょう地震じしん調査ちょうさ委員いいんかい地震じしん調査ちょうさ研究けんきゅう推進すいしん本部ほんぶ)は、「三陸さんりくおきから房総ぼうそうおき海溝かいこう」の領域りょういき発生はっせいすると予測よそくされていた津波つなみ地震じしん想定そうていMt(津波つなみマグニチュード)を従来じゅうらいの8.2前後ぜんこうから8.6 - 9.0前後ぜんこう更新こうしんし、誘発ゆうはつされる可能かのうせいがあると発表はっぴょうした[204][205]。また、おなじくM9規模きぼちょうきょだい地震じしんである2004ねんスマトラ島すまとらとうおき地震じしんのように、すうねんかけて周辺しゅうへんだい地震じしん続発ぞくはつする可能かのうせいがあるという指摘してき[206]もなされている。

スロースリップ現象げんしょう誘発ゆうはつ[編集へんしゅう]

千葉ちばけん房総半島ぼうそうはんとうおきでは、明瞭めいりょう振動しんどうともなわないスロースリップが誘発ゆうはつされ、従来じゅうらい平均へいきん6ねん間隔かんかく発生はっせいしていたが前回ぜんかい発生はっせいから4ねん発生はっせいした[207](「千葉ちばけん東方とうほうおき地震じしん (1987ねん)#千葉ちばけん東方とうほうおきのスロースリップ現象げんしょう」も参照さんしょう)。この活動かつどうそう放出ほうしゅつエネルギーりょうは、モーメントマグニチュードMw6.5と推定すいていされている[208]

地殻ちかく変動へんどう[編集へんしゅう]

地震じしん活動かつどう変化へんか[編集へんしゅう]

本震ほんしんのすべりりょうおおきい日本にっぽん海溝かいこう海溝かいこうじく付近ふきんでは、プレート境界きょうかいよりふかいところの海洋かいようプレート内部ないぶでは余震よしん多発たはつしているものの、プレート境界きょうかいぎゃく断層だんそうかた余震よしんすくない。原因げんいんとして、本震ほんしんにすべりりょうおおきかった場所ばしょではひずみが十分じゅうぶん開放かいほうされた一方いっぽう、その周囲しゅういでは本震ほんしんこう変動へんどうによってひずみが蓄積ちくせきしているため余震よしん多発たはつしているのではないかというかんがえがあるほか、この地域ちいきでは通常つうじょうプレートあいだ固着こちゃく非常ひじょう強固きょうこであることから、本震ほんしんすぐに強固きょうこ固着こちゃく復活ふっかつしてしまった可能かのうせい指摘してきされている[209][210]

また、震源しんげんいきちか海域かいいきでのだい規模きぼ誘発ゆうはつ地震じしん発生はっせい注目ちゅうもくされている。宮城みやぎけん福島ふくしまけん遠方おちかたおき日本にっぽん海溝かいこう東側ひがしがわ海溝かいこう外縁がいえん隆起りゅうきたいにあたる太平洋たいへいようプレートじょう設置せっちした海底かいてい地震じしんけいとうにより4がつから2ヶ月かげつあいだおこなわれた、海洋かいよう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう (JAMSTEC) による海洋かいようプレートない地震じしん調査ちょうさでは、ふかやく20キロのあさ領域りょういき本震ほんしん発生はっせい以前いぜんせい断層だんそうかたのまま変化へんかはないが、やく40キロのふか領域りょういきでは本震ほんしん発生はっせい以前いぜんぎゃく断層だんそうがたからせい断層だんそうがた地震じしん変化へんかしていた。本震ほんしん影響えいきょうによりプレート内部ないぶ応力おうりょく方向ほうこう変化へんかしている可能かのうせいなどがかんがえられ、これまでとことなりふか部分ぶぶんまで応力おうりょく方向ほうこうそろったため、プレート内部ないぶ地震じしんがM8きゅう巨大きょだい地震じしんおよ可能かのうせい指摘してきされている[211][212]日本にっぽん海溝かいこう東側ひがしがわのようにしず手前てまえ海洋かいようプレートない発生はっせいする地震じしんアウターライズ地震じしんばれており、おおきな津波つなみ発生はっせいしても震源しんげん陸地りくちからとおいためれがちいさくなるといった「津波つなみ地震じしん」と類似るいじした特徴とくちょうがあるため、避難ひなん行動こうどうおくれて被害ひがい拡大かくだいするおそれがある。本震ほんしん40ふんの1525ふん発生はっせいしたM7.5の余震よしん該当がいとうし、過去かこには1933ねん昭和しょうわ三陸さんりく地震じしんもこのタイプで甚大じんだい津波つなみ被害ひがいした。

地殻ちかく変動へんどう沈降ちんこう地盤じばん沈下ちんか[編集へんしゅう]

本震ほんしんおよび、余震よしんふくこう変動へんどうにより、おおきな地殻ちかく変動へんどう発生はっせいした。東日本ひがしにっぽん全域ぜんいきひがし方向ほうこうに10 cm以上いじょう移動いどうするなどその範囲はんいひろい。東北とうほくから関東かんとう甲信越こうしんえつまでの東北とうほく日本にっぽん地殻ちかく普段ふだんより太平洋たいへいようプレートのしずみによる西にし方向ほうこうへの圧縮あっしゅくりょくけていたが、東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしんとそのこう変動へんどうではぎゃくひがし方向ほうこうへのりょくけており、地震じしん活動かつどう変化へんか懸念けねんされている。またりくがわ太平洋たいへいようプレートうえ震源しんげんいき付近ふきんでは隆起りゅうき震源しんげんいき西側にしがわでは沈降ちんこう発生はっせいしたため、東北とうほくから関東かんとうにかけての太平洋たいへいようがんでは軒並のきな地盤じばん沈下ちんかきて被害ひがいをもたらしている。震源しんげんちかいところではさらにおおきな地殻ちかく変動へんどうきていて、研究けんきゅうによっては震源しんげんちか海底かいていひがし推定すいてい50 m以上いじょうという、世界せかい地震じしん観測かんそく史上しじょうるいない急激きゅうげき移動いどうしょうじた。

  • 国土こくど地理ちりいん計測けいそくによる上下じょうげ方向ほうこう最大さいだい移動いどうは、宮城みやぎけん石巻いしのまき鮎川浜あゆかわはま電子でんし基準きじゅんてん付属ふぞくしるべ牡鹿おじか」で1.14 m沈降ちんこうである。
  • 国土こくど地理ちりいん計測けいそくによる水平すいへい方向ほうこう最大さいだい移動いどうは、宮城みやぎけん女川おながわまち江島えじまとう三角さんかくてん江ノ島えのしま」での東南東とうなんとう方向ほうこう5.85 mである[213]。また、岩手いわてけん陸前高田りくぜんたかたで4.473 m、東京とうきょう足立あだちで0.41 mうごいた。とおところでは新潟にいがたけん村上むらかみ1.41 m、石川いしかわけん輪島わじま0.58 m、福井ふくいけん勝山かちやま0.26 m、岐阜ぎふけん飛騨ひだで0.33 m移動いどうしている。なお3がつ12にち長野ながのけん北部ほくぶ地震じしん (M6.7) は、水平すいへい移動いどう0.92 m[ちゅう 25]場所ばしょこっている。
  • 国土こくど地理ちりいん計測けいそくによると、すべての日本にっぽん地図ちず経緯けいい)の基準きじゅんとなる東京とうきょうみなと麻布台あざぶだい狸穴まみあな)にある日本にっぽん経緯けいい原点げんてんが、27.67 cmだけひがし移動いどうした。また、国会こっかい前庭ぜんていにある日本にっぽん水準すいじゅん原点げんてんが、24 mmだけ沈下ちんかした[ちゅう 26]
  • りくいき観測かんそく技術ぎじゅつ衛星えいせい (ALOS)「だいち」のレーダーからも、広範囲こうはんい地殻ちかく変動へんどうがあったことが解析かいせきされた[214][215]
  • 同上どうじょう地球ちきゅう観測かんそく研究けんきゅうセンターでは被災ひさい地球ちきゅう観測かんそく衛星えいせい写真しゃしん公開こうかいしている[216]。また、GoogleGoogle EarthおよびGoogle マップ被災ひさい前後ぜんこう地球ちきゅう観測かんそく衛星えいせい写真しゃしん公開こうかいしている[217]
  • 海底かいてい基準きじゅんてん海底かいてい設置せっちされた電子でんし基準きじゅんてん)のデータでは、震源しんげんいきのほぼ真上まうえ位置いちする「宮城みやぎおき1」が東南東とうなんとうやく24 m移動いどうし、やく3 m隆起りゅうきしたものが最大さいだいであった。地点ちてんでも、「宮城みやぎおき2」が東南東とうなんとうやく15 m移動いどうやく60 cm沈下ちんか、「福島ふくしまおき」が東南東とうなんとうやく5 m移動いどうするなどのデータが観測かんそくされた。「宮城みやぎおき1」は本震ほんしんだけでやく20 m以上いじょう移動いどうしたとられ、これらの観測かんそく結果けっかにより、震源しんげん付近ふきん海底かいてい移動いどう距離きょり陸上りくじょうやく4ばい以上いじょうとなることが確認かくにんされた。(本震ほんしんまえやく3週間しゅうかんの3がつ28にち - 29にち比較ひかく、GPS観測かんそく海上保安庁かいじょうほあんちょう4がつ6にち発表はっぴょう[218]
    • 宮城みやぎけんおき太平洋たいへいようプレートの移動いどうは、地震じしんまえとし8.3 cmだったが、2012ねん9がつ以降いこう北西ほくせい方向ほうこうとし18 cmだったことがかった[219]
  • 海洋かいよう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう調査ちょうさによると、震源しんげんちかくから海溝かいこう付近ふきんでは、南東なんとう東南東とうなんとうやく50 m、上方かみがたやく7 mから10 mの地殻ちかく変動へんどうがあった[151]

ほん地震じしんによる津波つなみ陸地りくちをさかのぼったことにくわえて、広範囲こうはんい地盤じばん沈下ちんか発生はっせいしたことで、東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようがわ海岸かいがん一部いちぶ沈没ちんぼつした。津波つなみによるものと地盤じばん沈下ちんかによるものをわせた浸水しんすい面積めんせきは、青森あおもりけんから千葉ちばけんまでで合計ごうけい561 km2たっした。海岸かいがんせん一部いちぶ沈没ちんぼつにより一部いちぶ自治体じちたい面積めんせき減少げんしょうし、将来しょうらいてき地図ちずえが必要ひつようになるとかんがえられるが、国土こくど地理ちりいん被災ひさい配慮はいりょし、地図ちずえは当面とうめんおこなわないとした。自然しぜん災害さいがいによる面積めんせき変更へんこうれいいという[220][ちゅう 27][221]国土こくど地理ちりいん平成へいせい23ねん(2011ねん)4がつ5にちから10日とおかにかけて3けん13市町しちょう28かしょ水準すいじゅんてん三角さんかくてん電子でんし基準きじゅんてん標高ひょうこう計測けいそくし、以下いかとお地盤じばん沈下ちんか変動へんどうりょう発表はっぴょうした[222][223][224]

岩手いわてけん 宮城みやぎけん 福島ふくしまけん
所在地しょざいち 基準きじゅんてんめい 地盤じばん沈下ちんか変動へんどうりょう 所在地しょざいち 基準きじゅんてんめい 地盤じばん沈下ちんか変動へんどうりょう 所在地しょざいち 基準きじゅんてんめい 地盤じばん沈下ちんか変動へんどうりょう
宮古みやふる磯鶏そけいだい4地割じわり 藤原ふじわら埠頭ふとう 0.50 m 気仙沼けせんぬま唐桑からくわまち中井なかい 唐桑からくわ 0.74 m 相馬そうま新田にった新田西しんでんにし 南城なんじょう 0.29 m
山田やまだまち船越ふなこしだい10地割じわり うらはま 0.53 m みなみ三陸さんりくまち志津川しづがわ深田ふかた 平磯ひらいそ 0.69 m
大槌おおつちまち吉里吉里きりきりだい13地割じわり 6866 0.35 m[223] 牡鹿半島おしかはんとう 牡鹿おじか 1.2 m[223][225]
釜石かまいし大平おおひらまち3丁目ちょうめ 釜石かまいし大観たいかんおん 0.66 m 石巻いしのまき渡波わたのは神明しんめい 5631 0.78 m
大船渡おおふなと猪川いかわまち富岡とみおか 宮田みやた 0.73 m 東松島ひがしまつしま本字ほんじあなしり 5667 0.43 m
陸前高田りくぜんたかた小友こどもまち西にしぼう 西にしぼう 0.84 m 岩沼いわぬま押分おしわけ新田しんでん たまうら 0.47 m

地震じしんこう変動へんどう継続けいぞくし、GEONETによる観測かんそく結果けっかから地震じしん沈降ちんこうした茨城いばらきけん沿岸えんがんから宮城みやぎけん沿岸えんがんにかけては地震じしん2ねん調査ちょうさ時点じてんこう変動へんどうにより隆起りゅうきてん部分ぶぶんてき回復かいふくしたが、三陸海岸さんりくかいがん北部ほくぶでは依然いぜん沈降ちんこうつづいていることが判明はんめいした[226]。また、このこう変動へんどう本震ほんしんより深部しんぶのプレート境界きょうかいすべりによるものとかんがえられるが、その回復かいふくてき隆起りゅうきちいさい。東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようがんは10まんねんスケールの地質ちしつがくてきなデータでは年間ねんかんやく0.5ミリメートル隆起りゅうきしていると推定すいていされるのにたいし、100ねんスケールの測地そくちがくてき観測かんそくデータは沈降ちんこうしめしており、さらに今回こんかいちょうきょだい地震じしんおおきく沈降ちんこうあまりこう変動へんどうでも相殺そうさいできるとはかんがえにくく矛盾むじゅんがあるとされた[227]

地震じしんからやく4ねんの2015ねん2がつのGPSによる観測かんそく結果けっかでは、地震じしん直後ちょくごくらべて地盤じばんがかなり隆起りゅうきした[228]沈降ちんこうぶんをかさげして復興ふっこうしたため、漁業ぎょぎょうしゃたかすぎる岸壁がんぺきこまっている[229]

  • 38 cm : 石巻いしのまき大字だいじ寄磯浜よりいそはま
  • 36 cm : 女川おながわまち大字だいじ女川浜おながわはま
  • 32 cm : 東松島ひがしまつしま矢本やもと
  • 29 cm : みなみ三陸さんりくまち志津川しづがわ
  • 21 cm : 気仙沼けせんぬまささじん
  • 19 cm : 岩手いわてけん大船渡おおふなと赤崎あかさきまち

自転じてんへの影響えいきょう[編集へんしゅう]

NASAジェット推進すいしん研究所けんきゅうじょ地球ちきゅう物理ぶつり学者がくしゃであるリチャード・グロスによると[230]東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしんによって地球ちきゅう形状けいじょうじくやく17cm移動いどうし、地球ちきゅう自転じてんがごくわずかにはやまり、いちにちながさ(LOD(Length of Day)が1.8µs(マイクロびょう短縮たんしゅくされた[231][232]。つまり、この地震じしん地軸ちじくをずらすほど巨大きょだいなものであったということである。ただし、LODの変動へんどうもっとおおきな影響えいきょうあたえるのは潮汐ちょうせきであり、巨大きょだい地震じしん影響えいきょう潮汐ちょうせき影響えいきょうの1/100以下いか微少びしょうなものにぎない。

類似るいじ現象げんしょうどう規模きぼ巨大きょだい地震じしんさいにも発生はっせいしており、2004ねんスマトラ島すまとらとうおき地震じしんさいには形状けいじょうじくやく7cmずれ、いちにちは6.8µs短縮たんしゅくした[232]。また、2010ねんチリ地震じしんでは形状けいじょうじくやく8cmずれ、いちにちは1.26µs短縮たんしゅくした[232]。すなわち東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしんでは、形状けいじょうじくがスマトラ・チリりょう地震じしんばい以上いじょう移動いどうしたということである[232]

また欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかん(ESA)によると、地球ちきゅう重力じゅうりょくも(局地きょくちてきではあるが)変化へんかしていたという[233]

ふく振動しんどう[編集へんしゅう]

この地震じしん本震ほんしん発生はっせいから終息しゅうそくすう分間ふんかんふく振動しんどう(セイシュ)とみられる、閉鎖へいさせい水域すいいき水面すいめんのゆっくりとしたおおきな変動へんどう観測かんそくされた。日本にっぽんではすくなくとも2かしょ西湖さいこで1 - 2ふん周期しゅうき・1 m程度ていど水位すいい変化へんか観測かんそくされたほか、芦ノ湖あしのこでもゆっくりとした1 m程度ていど水位すいい変化へんか観測かんそくされた。ちょう周期しゅうき地震動じしんどう地殻ちかく変動へんどう原因げんいん推定すいていされている[234]。また、ソグネ・フィヨルドなかいき位置いちするノルウェーのライカンゲルでも観測かんそくされているほか、カナダのニューファンドランドとうでは井戸いど水位すいい変動へんどう観測かんそくされた[235]

火山かざん活動かつどう[編集へんしゅう]

東北とうほく地方ちほう関東かんとう地方ちほう中部ちゅうぶ地方ちほう伊豆諸島いずしょとう中心ちゅうしん日本にっぽん各地かくち火山かざんにおいて、地震じしん火山かざんせい地震じしん活発かっぱつ観測かんそくされたが[236]噴火ふんか前兆ぜんちょうとされるような活動かつどうられず次第しだい沈静ちんせいした。しかし、871ねん鳥海山ちょうかいざん噴火ふんかや1707ねん富士山ふじさん噴火ふんか宝永ほうえいだい噴火ふんか)、1991ねんピナトゥボさん噴火ふんか、2006ねんムラピさん噴火ふんかなどのれいから、噴火ふんか誘発ゆうはつされる可能かのうせい否定ひていできないとする報告ほうこくがある[34]

液状えきじょう[編集へんしゅう]

液状えきじょう現象げんしょう発生はっせい地点ちてん清水建設しみずけんせつのまとめによる。

この地震じしんにより、東日本ひがしにっぽん広範囲こうはんい地盤じばん液状えきじょう現象げんしょう観測かんそくされた。東京とうきょうわんきしの、東京とうきょう江東こうとう新木場しんきば江戸川えどがわ清新せいしんまちみなと中央ちゅうおう大田おおた神奈川かながわけん横浜よこはま金沢かなざわ川崎かわさき千葉ちばけん浦安うらやす千葉ちばのほか、河川かせん周辺しゅうへん造成ぞうせいでも茨城いばらきけんひたちなか神栖かみす潮来いたこ稲敷いなしき埼玉さいたまけん久喜くきみなみ栗橋くりはし宮城みやぎけん大崎おおさきなどで被害ひがい発生はっせいした[237][238][239][240][241][242][243][244]

この地震じしんによる関東かんとう地方ちほうれは、加速度かそくどれのおおきさ)自体じたいはそれほどおおきくないものの、規模きぼ比例ひれいするかたちちょう周期しゅうき地震動じしんどうおおきく、それが長時間ちょうじかんつづいたこと、おおきな余震よしん多発たはつしたことによって、液状えきじょう被害ひがい拡大かくだいしたとの見方みかたがある[102]

各地かくちそう面積めんせきすくなくとも42 km2のぼり、直前ちょくぜんこったカンタベリー地震じしんの34 km2上回うわまわ最悪さいあく被害ひがい面積めんせきとなった[245]

津波つなみ[編集へんしゅう]

日本にっぽん国内こくない[編集へんしゅう]

津波つなみ警報けいほう[編集へんしゅう]

仙台せんだいわん周辺しゅうへん海岸かいがんせん変化へんか
うえ浸水しんすい(3がつ12にち
した浸水しんすいまえ(2がつ26にち
国土こくど地理ちりいん調査ちょうさもとづく仙台せんだい名取なとり付近ふきん津波つなみ浸水しんすい範囲はんい仙台平野せんだいへいや広範囲こうはんい海岸かいがんから4 - 6 km内陸ないりくまで浸水しんすいした。

この地震じしん気象庁きしょうちょうは、気象庁きしょうちょうマグニチュード7.9という推定すいていもとづき[79]、まだれのつづいているなかの1449ふん岩手いわてけん宮城みやぎけん福島ふくしまけん沿岸えんがん津波つなみ警報けいほう大津おおつなみ[ちゅう 28]、その全国ぜんこく太平洋たいへいよう沿岸えんがんなどに津波つなみ警報けいほう津波つなみ注意報ちゅういほう発表はっぴょうし、予想よそうされる津波つなみたかさについて、宮城みやぎけんで6 m、岩手いわてけん福島ふくしまけんで3 mと発表はっぴょうした。しかし、実際じっさい津波つなみたかさはこれをおおきく上回うわまわった。通常つうじょう地震じしん発生はっせい15ふん算出さんしゅつされるモーメントマグニチュードがこの地震じしんでは算出さんしゅつできず、津波つなみ警報けいほう続報ぞくほうかせなかった[79]。3m程度ていどならば2かい避難ひなんたすかるとかんがおくれたひとおおかった[246]。また15には岩手いわてけんおき海底かいてい水圧すいあつけいで5 mの津波つなみ観測かんそくされていたが、津波つなみ予測よそく水圧すいあつけい使つかうことは気象庁きしょうちょうのマニュアルになかった。その水圧すいあつけいよりもりくがわ設置せっちされたGPS波浪はろうけい沿岸えんがんけんしおしょなどでたか津波つなみ観測かんそくされたため、津波つなみ警報けいほう注意報ちゅういほうは1514ふん、1530ふん更新こうしん拡大かくだいされた。岩手いわてけん釜石かまいしおきのGPS波浪はろうけいでは1512ふんに6.7 mを観測かんそくし、これはマニュアルによれば沿岸えんがんでは10 m以上いじょうたかさになるとされるだったが、1514ぶん警報けいほう更新こうしんでは10 m以上いじょう予想よそう宮城みやぎけんのみで、岩手いわてけん福島ふくしまけんでは6 mの予想よそうだった[247]。1530ふんには岩手いわてけんから千葉ちばけん九十九里くじゅうくりそとぼうまでの予想よそうたかさが10 m以上いじょうになった[248][249]が、すでにその時間じかんたいには三陸さんりく沿岸えんがん津波つなみ襲来しゅうらいしていた。

3月12にち(土)320ふんまでに太平洋たいへいよう沿岸えんがん北海道ほっかいどうから小笠原諸島おがさわらしょとう四国しこくまでと青森あおもりけん日本海にほんかい沿岸えんがんには津波つなみ警報けいほう大津おおつなみ)が、北海道ほっかいどう日本海にほんかい沿岸えんがん南部なんぶ東京湾とうきょうわん内湾ないわん伊勢湾いせわん瀬戸内海せとないかい一部いちぶ九州きゅうしゅう南西諸島なんせいしょとうなどには津波つなみ警報けいほうが、日本海にほんかい瀬戸内海せとないかい沿岸えんがんなどには津波つなみ注意報ちゅういほう発表はっぴょうされ、日本にっぽん沿岸えんがんすべてで津波つなみ警報けいほう大津おおつなみ)、津波つなみ警報けいほう津波つなみ注意報ちゅういほうのいずれかが発表はっぴょうされたこととなった[250][251]仙台せんだい宮城野みやぎの太白たいはく若林わかばやし青森あおもりけん太平洋たいへいようがわ沿岸えんがんをはじめとして全国ぜんこく各地かくち避難ひなん指示しじ発令はつれいされた[252][253]気象庁きしょうちょう津波つなみ警報けいほう注意報ちゅういほうすべ解除かいじょしたのは、まるにち以上いじょう経過けいかした3がつ13にち1758ふんだった[254]。なお、気象庁きしょうちょう津波つなみ警報けいほう大津おおつなみ)を発表はっぴょうしたのは1ねんぶり(そのうち、青森あおもり岩手いわて宮城みやぎでは1ねんぶり、北海道ほっかいどうではやく18ねんぶり)である。

津波つなみ警報けいほう (大津おおつなみ) とう発表はっぴょうされた地域ちいき[編集へんしゅう]

本震ほんしん発生はっせい翌日よくじつ(3がつ12にち(土))の未明みめい午前ごぜん320ふん)の時点じてん発表はっぴょうされていた津波つなみ警報けいほう大津おおつなみ)・津波つなみ警報けいほう津波つなみ注意報ちゅういほうつぎとお[255]

警報けいほう注意報ちゅういほう 津波つなみ予報よほう名称めいしょう (名称めいしょう当時とうじのもの)
津波つなみ警報けいほう
(大津おおつなみ)
北海道ほっかいどう太平洋たいへいよう沿岸えんがん東部とうぶ 北海道ほっかいどう太平洋たいへいよう沿岸えんがん中部ちゅうぶ 北海道ほっかいどう太平洋たいへいよう沿岸えんがん西部せいぶ 青森あおもりけん日本海にほんかい沿岸えんがん 青森あおもりけん太平洋たいへいよう沿岸えんがん 岩手いわてけん 宮城みやぎけん 福島ふくしまけん 茨城いばらきけん 千葉ちばけん九十九里くじゅうくりそとぼう 伊豆諸島いずしょとう 千葉ちばけん内房うつぶさ 小笠原諸島おがさわらしょとう 相模さがみわん三浦みうら半島はんとう 静岡しずおかけん 和歌山わかやまけん 徳島とくしまけん 高知こうちけん
津波つなみ警報けいほう 北海道ほっかいどう日本海にほんかい沿岸えんがん南部なんぶ 陸奥湾むつわん 東京とうきょう湾内わんないわん 愛知あいちけん外海がいかい 伊勢いせ三河湾みかわわん 三重みえけん南部なんぶ 淡路島あわじしま南部なんぶ 愛媛えひめけん宇和海うわかい沿岸えんがん 有明ありあけ八代海やつしろかい 長崎ながさきけん西方にしほう 熊本くまもとけん天草灘あまくさなだ沿岸えんがん 大分おおいたけん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん 大分おおいたけん豊後水道ぶんごすいどう沿岸えんがん 宮崎みやざきけん 鹿児島かごしまけん東部とうぶ 鹿児島かごしまけん西部せいぶ 種子島たねがしま屋久島やくしま地方ちほう 奄美諸島あまみしょとう・トカラ列島れっとう 沖縄おきなわ本島ほんとう地方ちほう 大東だいとうとう地方ちほう 宮古みやふるとう八重山やえやま地方ちほう
津波つなみ注意報ちゅういほう 北海道ほっかいどう日本海にほんかい沿岸えんがん北部ほくぶ オホーツクかい沿岸えんがん 秋田あきたけん 山形やまがたけん 新潟にいがたけん上中かみなか下越しもごえ 佐渡さど 富山とやまけん 石川いしかわけん能登のと 石川いしかわけん加賀かが 福井ふくいけん 京都きょうと 大阪おおさか 兵庫ひょうごけん北部ほくぶ 兵庫ひょうごけん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん 鳥取とっとりけん 島根しまねけん出雲いずも石見いわみ 隠岐おき 岡山おかやまけん 広島ひろしまけん 香川かがわけん 愛媛えひめけん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん 山口やまぐちけん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん 山口やまぐちけん日本海にほんかい沿岸えんがん 福岡ふくおかけん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん 福岡ふくおかけん日本海にほんかい沿岸えんがん 佐賀さがけん北部ほくぶ 壱岐いき対馬つしま

この時点じてんで、日本にっぽんにおけるすべての沿岸えんがんに、津波つなみ警報けいほう大津おおつなみ)・津波つなみ警報けいほう津波つなみ注意報ちゅういほうのいずれかが発表はっぴょうされていた[256]

観測かんそくされた津波つなみ[編集へんしゅう]

調査ちょうさにより推定すいていされた各地かくち津波つなみ浸水しんすいだか遡上そじょうだか緯度いど方向ほうこうにおける分布ぶんぷ東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん津波つなみ合同ごうどう調査ちょうさグループ、2012ねん3がつ1にち発表はっぴょうによる。
各地かくちけんしおしょけんしおしょけんしおじょう観測かんそくされた津波つなみたかさ。岩手いわてけん宮城みやぎけん福島ふくしまけん茨城いばらきけんにかけての太平洋たいへいようがんと、北海道ほっかいどう一部いちぶで3 mをえるだい津波つなみ観測かんそくされた。また、太平洋たいへいようがんひろ範囲はんいで1 m以上いじょう津波つなみ観測かんそくされている。
三陸さんりくにおける過去かこ津波つなみたかさとの比較ひかくあか東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん黄色おうしょく:2010ねんチリ地震じしんみどり:1960ねんチリ地震じしん水色みずいろ:1933ねん昭和しょうわ三陸さんりく地震じしんあお:1896ねん明治めいじ三陸さんりく地震じしん。2011ねんおよび2010ねんまるしるし遡上そじょうだか三角さんかくしるし浸水しんすいだか

地震じしんによって、観測かんそく史上しじょう最大さいだいきゅう非常ひじょうだい規模きぼ津波つなみ発生はっせいし、北海道ほっかいどう[257]から千葉ちばけん[258]にかけて大津おおつなみせた。とく岩手いわてけん宮城みやぎけん福島ふくしまけんの3けんでは、海岸かいがん沿いの集落しゅうらく軒並のきな水没すいぼつしたのをはじめ、仙台平野せんだいへいやなどの平野へいやでは海岸かいがんせんからすうkm内陸ないりくにわたる広範囲こうはんい水没すいぼつ遡上そじょうした津波つなみにより河川かせん沿岸えんがんではかなり内陸ないりくまで水没すいぼつした。りくせたたか津波つなみは、各地かくち防潮ぼうちょうつつみ堤防ていぼうえ、建築けんちくぶつ構造こうぞうぶつ破壊はかいし、それらが瓦礫がれきとなってくるまなどと一緒いっしょにさらに内陸ないりくまで侵入しんにゅうしたのちとなって瓦礫がれきうみまできずりしたのち後続こうぞくなみによってふたた内陸ないりくへというかたちかえ沿岸えんがんおそい、甚大じんだい被害ひがいした[257][259][260][261][262]。また、震源しんげんから日本にっぽん列島れっとう裏側うらがわたる日本海にほんかいがわ沿岸えんがん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん東京とうきょう湾内わんないでも津波つなみ観測かんそくしている[263]航空こうくう写真しゃしんなどをもと国土こくど地理ちりいん分析ぶんせきしたところによると、津波つなみにより浸水しんすいした範囲はんいは、青森あおもり岩手いわて宮城みやぎ福島ふくしま茨城いばらき千葉ちばの6けん62市町村しちょうそんで561 km2およんだ[264]

計器けいき観測かんそくされた津波つなみだか[編集へんしゅう]

津波つなみだいいちは、震源しんげんちか観測かんそくしょでは地震じしん発生はっせいとほぼどう時刻じこくすうじゅうcm程度ていど海面かいめん変動へんどう観測かんそくされ、ろくちか分岐ぶんき断層だんそうのずれによる津波つなみはや段階だんかい到達とうたつした可能かのうせいかんがえられていた[265]。しかし、気象庁きしょうちょう後日ごじつ精査せいさにより、釜石かまいし大船おおふなわたる石巻いしのまき相馬そうまの4地点ちてんについては、津波つなみによるものとうみふるえなどによるものとの区別くべつむずかしいことから速報そくほうし、「11にち午後ごご2だい」としてなんふんかは「不明ふめい」と発表はっぴょうし「今後こんごだい1到達とうたつ時刻じこく特定とくていむずかしい」との見解けんかいしめした[266][265]宮古みやふるこうでは151ふんに124 cmの観測かんそくし、だいいち到達とうたつ時刻じこく特定とくていされた[266]

けんしおしょ測定そくていによる津波つなみたかさは、岩手いわてけん宮古みやふるで8.5 m(1526ふん以上いじょう[ちゅう 29][267]釜石かまいしで4.2 m(1521ふん以上いじょう大船渡おおふなとで8.0 m(1518ふん以上いじょう[267]宮城みやぎけん石巻いしのまき鮎川あいかわで8.6 m(1526ふん以上いじょう[268]福島ふくしまけん相馬そうまで9.3 m(1551ふん以上いじょう[8]などだった。ただ、東北とうほく地方ちほうのこれらのけんしおしょ津波つなみによって途中とちゅうから観測かんそくデータを送信そうしんできなくなったため、それ以降いこうについては記録きろくのこっていない[269]。このうち相馬そうま記録きろくのみ、のち最初さいしょすべ記録きろくされているが、気象庁きしょうちょうはこの記録きろくについて、これ以降いこう津波つなみ記録きろくけんしおしょ同様どうよう計測けいそくできておらず、後続こうぞくなみがこれよりもたかくなった可能かのうせい考慮こうりょして「9.3 m以上いじょう」と表現ひょうげんしている。このほか、青森あおもりけん八戸はちのへで4.2 m(1657ふん以上いじょう一時いちじてきかけはか部分ぶぶんあり)[270]茨城いばらきけん大洗おおあらいで4.0 m(1652ふん)を記録きろくしている[271]福島ふくしまけんのいわき小名浜おなはまでは3.3 m(1539ふん)だった[272]距離きょりちか東北とうほく地方ちほうだけでなく、北海道ほっかいどう太平洋たいへいようがんで1 - 3.5 m程度ていど千葉ちば九州きゅうしゅう太平洋たいへいよう沿岸えんがんで1 - 3 m程度ていど日本海にほんかいがわでも1 m未満みまん津波つなみ観測かんそくされた。

沖合おきあい設置せっちされたGPS波浪はろうけいは、岩手いわてけん北部ほくぶおき福島ふくしまけんおきにおいて1512ふんから1519ぶんあいだ最大さいだい観測かんそくし、このうち最大さいだいのものは岩手いわてけん南部なんぶおき釜石かまいしおき)の6.7 mだった(沿岸えんがんではさらにたかくなる)。岩手いわてけん南部なんぶおきではすくなくとも7かい津波つなみ観測かんそくした。

東北大学とうほくだいがく教授きょうじゅ今村いまむら文彦ふみひこ[273]シミュレーション結果けっかとして、津波つなみにより土砂どしゃけずられて流速りゅうそくたかさが増加ぞうかしたとしている。たとえば気仙沼けせんぬまではたかさ8 mが土砂どしゃ効果こうかで16 mになり、陸前高田りくぜんたかたでははやさが1.5ばいになり、はやさが2ばいになった[274]

また、なみげんいきからはっせられた直接ちょくせつなみだけでなく、太平洋たいへいよう対岸たいがんにあたる南米なんべい反射はんしゃしたちょう周期しゅうき(30ふんから60ふん)の津波つなみやく50あいだ津波つなみコーダとして海底かいてい水圧すいあつけい観測かんそくしていた[275]

気象庁きしょうちょうによるかく津波つなみ予報よほう区内くない観測かんそくされた津波つなみたかさは以下いかとお[255][263]

津波つなみ予報よほう 予報よほう区内くない最大さいだいまたたか津波つなみ観測かんそく地点ちてん 最大さいだい時刻じこく 津波つなみたか
北海道ほっかいどう太平洋たいへいよう沿岸えんがん東部とうぶ 根室ねむろ花咲はなさき 11にち 15:57 286 cm
北海道ほっかいどう太平洋たいへいよう沿岸えんがん中部ちゅうぶ えりもまち庶野しょや 11にち 15:44 3.5 m
北海道ほっかいどう太平洋たいへいよう沿岸えんがん西部せいぶ 苫小牧とまこまい東港ひがしこう 11にち 16:17 246 cm以上いじょう
北海道ほっかいどう日本海にほんかい沿岸えんがん北部ほくぶ 稚内わっかない 12にち 02:22 38 cm
北海道ほっかいどう日本海にほんかい沿岸えんがん南部なんぶ 岩内いわうちこう 12にち 02:22 26 cm
オホーツクかい沿岸えんがん 枝幸えさしこう 12にち 05:03 43 cm
青森あおもりけん日本海にほんかい沿岸えんがん りゅう 11にち 16:32 46 cm以上いじょう
青森あおもりけん太平洋たいへいよう沿岸えんがん 八戸はちのへ 11にち 16:57 4.2 m以上いじょう
陸奥湾むつわん 青森あおもり 12にち 12:07 30 cm以上いじょう
岩手いわてけん 宮古みやこ 11にち 15:26 8.5 m以上いじょう
釜石かまいし 11にち 15:21 420 cm以上いじょう
大船おおふなわたる 11にち 15:18 8.0 m以上いじょう
宮城みやぎけん 石巻いしのまき鮎川あいかわ 11にち 15:26 8.6 m以上いじょう
秋田あきたけん 観測かんそくされず(潮位ちょういデータかけはか
山形やまがたけん 酒田さかた 12にち 00:54 0.4 m
福島ふくしまけん 相馬そうま 11にち 15:51 9.3 m以上いじょう
いわき小名浜おなはま 11にち 15:39 333 cm
茨城いばらきけん 大洗おおあらい 11にち 16:52 4.0 m
千葉ちばけん九十九里くじゅうくりそとぼう 銚子ちょうし漁港ぎょこう 11にち 17:22 2.5 m
千葉ちばけん内房うつぶさ 館山たてやま布良めら 11にち 17:06 172 cm
東京湾とうきょうわん内湾ないわん 横浜よこはま 11にち 17:38 155 cm
伊豆諸島いずしょとう 八丈島はちじょうじまはちじゅう 12にち 02:48 1.4 m
小笠原諸島おがさわらしょとう 父島ちちじま二見ふたみ 11にち 16:46 182 cm
相模さがみわん三浦半島みうらはんとう 小田原おだわら 11にち 15:49 94 cm
新潟にいがたけん上中かみなか下越しもごえ 新潟にいがた西港にしこう 12にち 04:55 18 cm
佐渡さわたり 観測かんそくされず
富山とやまけん 伏木ふしき富山とやまこう新湊しんみなと 12にち 04:49 9 cm
石川いしかわけん能登のと 七尾ななおこう 11にち 20:47 19 cm
石川いしかわけん加賀かが 金沢かなざわ 12にち 12:56 19 cm
福井ふくいけん 観測かんそくされず
静岡しずおかけん 御前崎おまえざき 11にち 17:19 144 cm
愛知あいちけん外海がいかい 田原たはら赤羽根あかはね 11にち 17:31 155 cm
伊勢いせ三河湾みかわわん 名古屋なごや 11にち 19:36 105 cm
三重みえけん南部なんぶ 鳥羽とば 11にち 19:14 182 cm
京都きょうと 舞鶴まいづる 13にち 11:40 25 cm
大阪おおさか 大阪おおさか天保山てんぽうざん 11にち 18:48 62 cm
兵庫ひょうごけん北部ほくぶ 豊岡とよおか津居山ついやま 12にち 01:03 7 cm
兵庫ひょうごけん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん 神戸こうべ 11にち 20:06 27 cm
淡路島あわじしま南部なんぶ 洲本すもと 11にち 19:36 21 cm
和歌山わかやまけん 串本くしもと町袋まちぶくろこう 12にち 01:32 151 cm
鳥取とっとりけん 境港さかいみなとさかい 12にち 05:05 26 cm
島根しまねけん出雲いずも石見いわみ 浜田はまだ 12にち 07:53 14 cm
隠岐おき 隠岐おき西郷さいごう 12にち 04:06 10 cm
岡山おかやまけん 玉野たまの宇野うの 11にち 20:01 10 cm
広島ひろしまけん 11にち 20:37 29 cm
徳島とくしまけん 阿波あわ由岐ゆき 11にち 20:28 115 cm
香川かがわけん 高松たかまつ 11にち 22:27 17 cm
愛媛えひめけん宇和海うわかい沿岸えんがん 宇和島うわじま 12にち 07:10 69 cm
愛媛えひめけん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん 松山まつやま 11にち 21:14 20 cm
高知こうちけん 須崎すさきこう 11にち 20:59 278 cm
山口やまぐちけん日本海にほんかい沿岸えんがん 下関しものせき南風みなみかぜとまりこう 12にち 03:28 11 cm
山口やまぐちけん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん 下関しものせきこうちょう 11にち 23:00 32 cm
福岡ふくおかけん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん 北九州きたきゅうしゅう門司もじ 11にち 23:10 34 cm
福岡ふくおかけん日本海にほんかい沿岸えんがん 福岡ふくおか博多はかた 12にち 02:09 32 cm
有明ありあけ八代海やつしろかい 天草あまくさ本渡ほんどこう 11にち 21:04 70 cm
佐賀さがけん北部ほくぶ 玄海げんかいまち仮屋かりや 12にち 05:31 20 cm
長崎ながさきけん西方せいほう 長崎ながさき 11にち 21:20 84 cm
壱岐いき対馬つしま 壱岐いきとう郷ノ浦ごうのうらこう 12にち 05:13 12 cm
熊本くまもとけん天草灘あまくさなだ沿岸えんがん 苓北れいほくまち都呂々とろろ 12にち 03:12 31 cm
大分おおいたけん瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん 別府べっぷこう 11にち 20:29 55 cm
大分おおいたけん豊後水道ぶんごすいどう沿岸えんがん 佐伯さいき松浦まつうら 11にち 17:40 43 cm
宮崎みやざきけん 宮崎みやざきこう 12にち 03:33 164 cm
鹿児島かごしまけん東部とうぶ 志布志しぶしこう 11にち 17:38 106 cm
種子島たねがしま屋久島やくしま地方ちほう 種子島たねがしま熊野くまの 12にち 03:23 152 cm
奄美諸島あまみしょとう・トカラ列島れっとう 奄美あまみ小湊こみなと 12にち 01:49 121 cm
鹿児島かごしまけん西部せいぶ 枕崎まくらざき 12にち 02:28 91 cm
沖縄おきなわ本島ほんとう地方ちほう 那覇なは 11にち 21:12 60 cm
大東だいとうとう地方ちほう 南大東みなみだいとう漁港ぎょこう 11にち 17:26 19 cm
宮古島みやこじま八重山やえやま地方ちほう 宮古みやふるとう平良たいら 11にち 19:34 65 cm
推定すいていされた津波つなみだか[編集へんしゅう]

日本にっぽん気象きしょう協会きょうかいは、岩手いわてけん宮古みやふるから福島ふくしまけん相馬そうままでの沿岸えんがん津波つなみだか海上かいじょうでの津波つなみたかさ)はやく8 - 9 mあったと推定すいていした[33]一方いっぽう陸上りくじょう比較的ひかくてき海岸かいがんちか地点ちてんでの浸水しんすいだかは、浸水しんすいした痕跡こんせきなどから、釜石かまいしで9.3 m、大船渡おおふなとで11.8 m[263]岩手いわてけんから宮城みやぎけん牡鹿半島おしかはんとうまでの三陸海岸さんりくかいがんで10 - 15 m前後ぜんご仙台せんだいわんきしたかいところで8 - 9 m前後ぜんごとしている[33]陸前高田りくぜんたかたみなみ三陸さんりくまち宮古みやふるなどでは建物たてものの4、5かいまで浸水しんすいした[276]津波つなみ溯上そじょうだか斜面しゃめんがったたかさ)は、三陸海岸さんりくかいがんでは30 m以上いじょうのところがあった[277]全国ぜんこく津波つなみ合同ごうどう調査ちょうさチームの調査ちょうさによると、津波つなみ遡上そじょうだか岩手いわてけん大船渡おおふなと綾里湾りょうりわんにおいて40.1 mにまでたっしたものが最大さいだいられており、この記録きろく明治めいじ三陸さんりく地震じしん最大さいだい記録きろく38.2 m(同市どうし綾里りょうり地区ちく)を上回うわまわり、日本にっぽん観測かんそく史上しじょう最大さいだい遡上そじょうだかとなった[9][278][279]。また東京とうきょう大学だいがく地震じしん研究所けんきゅうじょじゅん教授きょうじゅつかさよしみせんによると、宮城みやぎけん女川おながわまち笠貝島かさかいじまでは溯上そじょうだかが43 mにたっしていた可能かのうせいがある[280]に、宮古みやふる田老たろう地区ちく小堀内こぼりない漁港ぎょこうちかくで37.9 m、岩手いわてけん野田のだむらで37.8 m、宮城みやぎけん女川おながわまちで34.7 m、大船渡おおふなと三陸さんりくまち綾里りょうりで30.1 mの遡上そじょうだか確認かくにんされている[278][279][281][282]福島ふくしまけん警戒けいかい区域くいきないでの津波つなみは、東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん教授きょうじゅ佐藤さとうまきつかさ海岸かいがん工学こうがく)らと福島ふくしまけん共同きょうどうで2012ねん2がつはじめて調査ちょうさおこなわれ、最大さいだいで21.1 m(富岡とみおかまち小浜おばま)にたっしていたことがかった[283]

津波つなみ波形はけい発生はっせいメカニズム[編集へんしゅう]

岩手いわてけん北部ほくぶおきから宮城みやぎけん北部ほくぶおきのGPS波浪はろうけいでは、潮位ちょうい最大さいだいすうふんまえちいさく上昇じょうしょうし、その直後ちょくごたかするど波形はけいあらわれた。また女川おながわまちおき波高はこうけいは1516ふんに+5.77 mだったが、1523ふんには-5.05 mとなり落差らくさやく11 mのとなっている[284][285][286]釜石かまいしおき敷設ふせつされた海底かいていケーブルしき水圧すいあつけいによる海面かいめん変動へんどう記録きろく(TM1, TM2)でも、最初さいしょ海面かいめん徐々じょじょに2 m程度ていど上昇じょうしょうしたのち、やく11ふんにパルスてきな3 m程度ていど急上昇きゅうじょうしょうられた。プレート境界きょうかい比較的ひかくてきふか部分ぶぶん断層だんそう破壊はかいによってもたらされたのが最初さいしょながゆるやかな海面かいめん上昇じょうしょうで、それにつづ急激きゅうげきたか津波つなみは、海溝かいこうちかくでのだい規模きぼ断層だんそう破壊はかいによるものとかんがえられている。

一方いっぽうで、このふたつのことなる波長はちょう津波つなみことなるなみげんからしょうじたものとする推定すいていがあり、海底かいてい電位でんい磁力じりょくけいによる観測かんそく結果けっかから長波ちょうはちょうゆるやかな海面かいめん上昇じょうしょう宮城みやぎけんおき広範囲こうはんい断層だんそうすべりが原因げんいんであるのにたいし、短波たんぱちょうのパルス震源しんげんからやく100 km北東ほくとう海溝かいこう付近ふきんなみげんかんがえられ、この位置いち明治めいじ三陸さんりく津波つなみなみげんいきちかく、なんらかの関連かんれん示唆しさされるとしている[287]。この、短波たんぱちょう津波つなみ震源しんげんからやく150 km北東ほくとう日本にっぽん海溝かいこう付近ふきん発生はっせいした海底かいてい地滑じすべ可能かのうせいがあり、これが津波つなみ巨大きょだいさせた一因いちいんである可能かのうせいがあるという[288][289]。また、海洋かいよう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう海溝かいこうじくまでおよんだ地震じしん断層だんそう推定すいていしていたものは、海溝かいこう周辺しゅうへん地形ちけい変形へんけい検討けんとうした結果けっかすべりの可能かのうせいがあるとされる[290]

地滑じすべりのメカニズム[編集へんしゅう]

プレート同士どうし摩擦まさつで500以上いじょうねつしょうじ、内部ないぶみず膨張ぼうちょうした結果けっか隙間すきまひろげるちからはたらいてすべりやすくなった。[291]

各地かくち被害ひがいした津波つなみ[編集へんしゅう]

宮城みやぎけん女川おながわまちでは、鉄筋てっきんコンクリートせいのビルが基礎きそ部分ぶぶんごと地面じめんからけて横倒よこだおしになった。このようなれい世界せかいてきにもまれまちはビルを被害ひがい資料しりょうとして保存ほぞんする方針ほうしん[292][293]だったが、のち解体かいたいされた[294]

東北大学とうほくだいがく今村いまむら文彦ふみひこによるとNHKが仙台せんだい若林わかばやし撮影さつえいした津波つなみ映像えいぞう分析ぶんせきし、津波つなみはやさは沿岸えんがんから1 km内陸ないりく地点ちてんでは秒速びょうそくやく6 m・時速じそく20 km以上いじょうであったとあきらかにした[295]名取川なとりがわでは津波つなみ陸地りくちばいはやさで逆流ぎゃくりゅうし、堤防ていぼうからあふれしてながちる過程かていでさらに加速かそくしたことで内陸ないりく6 kmまで浸水しんすいしたり、かわ沿いの集落しゅうらく被害ひがいけた[296][32][297]

また、今村いまむらはなしによれば千葉ちばけんあさひ飯岡いいおか地区ちくでは「エッジ」という現象げんしょうにより、1726ふんに7.6 mという津波つなみ観測かんそくしたという。

仙台平野せんだいへいやでは名取川なとりがわ鳴瀬川なるせがわ阿武隈川あぶくまがわ七北田川ななきたがわなどですうkm以上いじょう津波つなみ遡上そじょうした。北上川きたかみがわでは、津波つなみ河口かこうからやく50 km上流じょうりゅう地点ちてんまで遡上そじょうしたことが河川かせん水位すいい記録きろくデータから判明はんめいした[298]十勝とかちがわにおいても、河口かこうからやく13 km上流じょうりゅう地点ちてんまで遡上そじょうした[299]関東かんとう地方ちほうでは利根川とねがわ河口かこうからやく40 km上流じょうりゅうまで、荒川あらかわ河口かこうからやく28 km上流じょうりゅうまで遡上そじょうしていることが確認かくにんされた。

岩手いわてけん宮古みやふる田老たろう地区ちくでは、チリ地震じしん津波つなみから集落しゅうらくまもったとされるたかさ10 m、そう延長えんちょう2433 mの防潮ぼうちょうつつみ津波つなみえ、防潮ぼうちょうつつみは580 mにわたって粉砕ふんさいされた[300][301]岩手いわてけん釜石かまいしでは、ギネス世界せかい記録きろくに「世界せかい最深さいしん防波堤ぼうはてい」と認定にんていされている全長ぜんちょう2 km、ふかさ63 mの防波堤ぼうはてい釜石かまいし港湾こうわんこう防波堤ぼうはてい平成へいせい21ねん(2009ねん)に完成かんせいしており、津波つなみによって防波堤ぼうはてい自体じたい全体ぜんたいの7わり倒壊とうかいしたものの、釜石かまいし市街地しがいちへの浸水しんすいやく6ふんおくらせることができたとの分析ぶんせき結果けっか報告ほうこくされている[302]。これにたいどうけん普代ふだいむらでは、たかさ15.5 m、全長ぜんちょう155 mの防潮ぼうちょうつつみ普代ふだい水門すいもんによりむら海岸かいがん地域ちいきまもられ、むら全体ぜんたい死者ししゃ0めい行方ゆくえ不明ふめいしゃ1めい人的じんてき被害ひがいとどまっている[303]一方いっぽう釜石かまいし唐丹とうにまちしょう白浜しらはまでの破壊はかい状態じょうたいから、防潮ぼうちょうつつみかってくる津波つなみたいしてのたいなみりょくゆうしていたが、こしながした想定そうていした設計せっけい不十分ふじゅうぶんであったため防潮ぼうちょうとびら破壊はかいされ、後続こうぞくたいしては無防備むぼうびとなったとかんがえられている[304]

その余震よしんによっても、たびたび津波つなみ警報けいほう津波つなみ注意報ちゅういほうされた[249]。7がつ10日とおか957ふんごろに発生はっせいした三陸さんりくおき震源しんげんとするM7.3、最大さいだい震度しんど4の余震よしんでは、本震ほんしん以降いこうはじめて津波つなみ観測かんそくした(岩手いわてけん大船渡おおふなと福島ふくしまけん相馬そうまでともに10 cm)[305]

津波つなみによる被害ひがい宮城みやぎけん
ひだり気仙沼けせんぬまJR気仙沼線けせんぬません最知さいちえき上空じょうくうからきたきに川原かわら漁港ぎょこう周辺しゅうへんそらつまみ(2011ねん3がつ13にち(日)にち)
なか仙台せんだい宮城野みやぎの沿岸えんがん上空じょうくうからきたきに仙台せんだいこう周辺しゅうへんそらつまみ(2011ねん3がつ12にち(土))
みぎ名取なとり日和山ひよりやまからきたきに閖上ゆりあげ地区ちく撮影さつえい(2011ねん4がつ6にち)。すうだい重機じゅうき瓦礫がれき撤去てっきょ作業さぎょうをしている。
津波つなみ警報けいほう津波つなみ注意報ちゅういほう発表はっぴょう時間じかんえの推移すいい[306]観測かんそくされた津波つなみけんしおしょでの最大さいだい波高はこう
津波つなみ警報けいほう大津おおつなみ)が発表はっぴょうされた予報よほう津波つなみたかさ (m) 表記ひょうきのうち、標準ひょうじゅんふとさは津波つなみ注意報ちゅういほう太字ふとじ津波つなみ警報けいほう
太字ふとじ下線かせん津波つなみ警報けいほう大津おおつなみ)。"10 m<"は10 m以上いじょう。"N"は警報けいほう区分くぶんげのみで予想よそうたかさなし。"-"は継続けいぞく
予報よほう 3月11にち 12にち 13にち けんしおしょ最大さいだい波高はこう時刻じこく
注記ちゅうきがないものは11にち[263]
地震じしん発生はっせい
14:46
14:49 15:14 15:30 16:08 22:53 13:50 20:20 07:30 17:58
北海道ほっかいどう太平洋たいへいよう沿岸えんがん東部とうぶ 0.5 m 1 m 3 m 6 m N N 解除かいじょ 根室ねむろ花咲はなさき 286 cm (15:57)
北海道ほっかいどう太平洋たいへいよう沿岸えんがん中部ちゅうぶ 1 m 2 m 6 m 8 m N N 解除かいじょ えりもまち庶野しょや 3.5 m (15:44)
北海道ほっかいどう太平洋たいへいよう沿岸えんがん西部せいぶ 0.5 m 1 m 4 m 6 m N N 解除かいじょ 苫小牧とまこまい東港ひがしこう 246 cm (16:17) 以上いじょう
青森あおもりけん日本海にほんかい沿岸えんがん 0.5 m 1 m 2 m 3 m N 解除かいじょ
青森あおもりけん太平洋たいへいよう沿岸えんがん 1 m 3 m 8 m 10 m< N N 解除かいじょ 八戸はちのへ 4.2 m (16:57) 以上いじょう
岩手いわてけん 3 m 6 m 10 m< N N 解除かいじょ 宮古みやこ 8.5 m (15:26) 以上いじょう
大船渡おおふなと 8.0 m (15:18) 以上いじょう
釜石かまいし 4.2 m (15:21) 以上いじょう
宮城みやぎけん 6 m 10 m< N N 解除かいじょ 石巻いしのまき鮎川あいかわ 8.6 m (15:26) 以上いじょう
福島ふくしまけん 3 m 6 m 10 m< N N 解除かいじょ 相馬そうま 9.3 m (15:51) 以上いじょう
いわき小名浜おなはま 3.3 m (15:39)
茨城いばらきけん 2 m 4 m 10 m< N N 解除かいじょ 大洗おおあらい 4.0 m (16:52)
千葉ちばけん九十九里くじゅうくりそとぼう 2 m 3 m 10 m< N 解除かいじょ 銚子ちょうし 2.5 m (17:22)
伊豆諸島いずしょとう 1 m 2 m 4 m 6 m N 解除かいじょ 八丈島はちじょうじまはちじゅう 1.4 m(12にち2:48)
小笠原諸島おがさわらしょとう 0.5 m 1 m 2 m 4 m N 解除かいじょ 父島ちちじま二見ふたみ 182 cm (16:46)
千葉ちばけん内房うつぶさ 0.5 m 1 m 2 m 4 m N 解除かいじょ 館山たてやま布良めら 172 cm (17:06)
相模さがみわん三浦半島みうらはんとう 0.5 m 2 m 3 m N 解除かいじょ 小田原おだわら 94 cm (15:49)
静岡しずおかけん 0.5 m 2 m 3 m N 解除かいじょ 御前崎おまえざき 144 cm (17:19)
和歌山わかやまけん 0.5 m 2 m 3 m N N 解除かいじょ 串本くしもと町袋まちぶくろこう 151 cm(12にち1:32)
徳島とくしまけん 0.5 m 2 m 3 m N 解除かいじょ 徳島とくしま由岐ゆき 115 cm (20:28)
高知こうちけん 0.5 m 2 m 3 m N N 解除かいじょ 須崎すさきこう 278 cm (20:59)

日本にっぽん国外こくがい[編集へんしゅう]

太平洋たいへいよう津波つなみ警報けいほうセンターが、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくハワイしゅう現地げんち時間じかん3がつ10日とおか2131ふん地震じしん発生はっせいから1あいだ45ふん)に、どうしゅうたい津波つなみ警報けいほう発令はつれい[307]太平洋たいへいよう津波つなみ警報けいほうセンターはその、ロシアやニュージーランド、南米なんべいのチリなどもふくやく50の太平洋たいへいよう沿岸えんがんくに地域ちいき津波つなみ警報けいほう発令はつれいした[308]

日本にっぽんから太平洋たいへいようへだててとおはなれた中南米ちゅうなんべい沿岸えんがんにも津波つなみせるおそれがあるとして、各国かっこく市民しみん注意ちゅういけた。沿岸えんがん地域ちいき島嶼とうしょでは、津波つなみ警戒けいかいして避難ひなん命令めいれいされた[309]

南極なんきょくスルツバーガーたなごおりえい: Sulzberger Ice Shelf付近ふきん南緯なんい77西経せいけい148)の海上かいじょうながさ9.5 kmはば6.5 kmあつさ80 m氷山ひょうざん漂流ひょうりゅうしていることが欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかん人工じんこう衛星えいせいEnvisatによる観測かんそく確認かくにんされ、地震じしんともな津波つなみたかさ0.3 m)がかえ到達とうたつし、たなごおり一部いちぶ破壊はかい巨大きょだい氷山ひょうざんつくったとNASAが2011ねん8がつ9にちあきらかにした[310][311][312]

ひだり津波つなみによるエネルギー伝播でんぱ試算しさん
なか津波つなみ太平洋たいへいよう沿岸えんがん各地かくちへの到達とうたつ時間じかん試算しさん
みぎ津波つなみによるエネルギー伝播でんぱのシミュレーション映像えいぞう
(データはともNOAAによる)
くに地域ちいき 避難ひなん 津波つなみ警報けいほう 津波つなみたか 犠牲ぎせいしゃ 出典しゅってん
中華民国の旗 台湾たいわん ゆう ゆう 0.1 m 0 [313]
中華人民共和国の旗 中国ちゅうごく大陸たいりく ゆう 0.5 m 0 [314]
ニュージーランドの旗 ニュージーランド ゆう 0.4 m 0 [315]
アメリカ合衆国の旗 アメリカグアム ゆう ゆう 0.4 m 0 [316][317][318]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ、きたマリアナ諸島しょとう ゆう ゆう 0.4 m 0 [316][317]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ、ハワイしゅう(ほとんどの地域ちいき ゆう ゆう 2.1 m 0 [319][320]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ、ミッドウェーとう 1.5 m 0 [321]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ、ハワイ、マウイとう ゆう ゆう 2.1 m 0 [321][322]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ、アラスカしゅうシェミアとう ゆう ゆう 1.5 m 0 [321]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ、アラスカしゅうアリューシャン列島れっとう ゆう ゆう 1.5 m 0 [321]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ、ハワイ、ハワイとうコナ ゆう ゆう 3.7 m 0 [321]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ、ウェークとう ゆう ゆう 1.8 m 0 [318][321]
アメリカ合衆国の旗 アメリカ、カリフォルニアしゅう ゆう ゆう 2 m 1 [323][324]
フィリピンの旗 フィリピン(ほとんどの地域ちいき ゆう ゆう 1 m 0 [325][326]
パラオの旗 パラオ一部いちぶ地域ちいき ゆう ゆう 0.11 m 0 [318][325][327][328][329][330]
ツバルの旗 ツバルナヌメア環礁かんしょう ゆう ゆう 0.0/ちいさななみ2かい 0 [331]
インドネシアの旗 インドネシアモルッカ諸島しょとうきたスラウェシしゅう ゆう ゆう 0.1 m 0 [313][325][326][332]
インドネシアの旗 インドネシアパプアしゅう ゆう ゆう 1.5 m 1(行方ゆくえ不明ふめい5) [333]
ロシアの旗 ロシアオホーツクかい沿岸えんがん 不明ふめい 不明ふめい 3.3 m 0 [334]
ロシアの旗 千島ちしま列島れっとう北方領土ほっぽうりょうどふくむ) ゆう ゆう 3.3 m 0 [334][335]
メキシコの旗 メキシコ太平洋たいへいよう沿岸えんがん 不明ふめい ゆう 0.7 m 0 [336]
カナダの旗 カナダブリティッシュコロンビアしゅう ゆう ゆう 0.5 m 0 [337]
フランス領ポリネシアの旗 フランスりょうポリネシアタヒチとう ゆう ゆう 0.4 m 0 [338][339]
フランス領ポリネシアの旗 フランスりょうポリネシア、マルキーズ諸島しょとう ゆう ゆう 3.0 m 0 [340]
ペルーの旗 ペルーカヤオ ゆう ゆう 1.66 m 0 [341]
チリの旗 チリイースターとう ゆう ゆう 0.3 m 0 [342]
チリの旗 チリアリカ ゆう ゆう 0.91 m 0 [341]

太平洋たいへいよう往復おうふくした津波つなみ[編集へんしゅう]

津波つなみ太平洋たいへいようえ、チリのタルカワノ観測かんそくしょでは2 mの津波つなみ観測かんそくした (NOAA)。その津波つなみ反射はんしゃ日本にっぽんもどってきて47 - 48あいだに30 - 60 cmの津波つなみが、小名浜おなはま尾鷲おわせ串本くしもとかくけんしおしょ観測かんそくされたとられる[343][344]

緊急きんきゅう地震じしん速報そくほう[編集へんしゅう]

気象庁きしょうちょう[345]:2011ねん3がつ11にち1446ふん発生はっせいした地震じしん緊急きんきゅう地震じしん速報そくほう
だいほう 発表はっぴょう時刻じこく 経過けいか時間じかん
びょう
北緯ほくい 東経とうけい ふか Mj 備考びこう
1 1446ふん45.6びょう 5.4 38.2 142.7 10 km 4.3 最大さいだい予測よそく震度しんど1
2 1446ふん46.7びょう 6.5 38.2 142.7 10 km 5.9 最大さいだい予測よそく震度しんど3
3 1446ふん47.7びょう 7.5 38.2 142.7 10 km 6.8 最大さいだい予測よそく震度しんど4
4 1446ふん48.8びょう 8.6 38.2 142.7 10 km 7.2 最大さいだい予測よそく震度しんど5じゃく一般いっぱん警報けいほう発表はっぴょう
5 1446ふん49.8びょう 9.6 38.2 142.7 10 km 6.3 最大さいだい予測よそく震度しんど4
6 1446ふん50.9びょう 10.7 38.2 142.7 10 km 6.6
7 1446ふん51.2びょう 11.0 38.2 142.7 10 km 6.6
8 1446ふん56.1びょう 15.9 38.1 142.9 10 km 7.2
9 1447ふん02.4びょう 22.2 38.1 142.9 10 km 7.6 最大さいだい予測よそく震度しんど5じゃく
10 1447ふん10.2びょう 30.0 38.1 142.9 10 km 7.7
11 1447ふん25.2びょう 45.0 38.1 142.9 10 km 7.7
12 1447ふん45.3びょう 65.1 38.1 142.9 10 km 7.9 最大さいだい予測よそく震度しんど5きょう
13 1448ふん05.2びょう 85.0 38.1 142.9 10 km 8.0
14 1448ふん25.2びょう 105.0 38.1 142.9 10 km 8.1 最大さいだい予測よそく震度しんど6じゃく
15 1448ふん37.0びょう 116.8 38.1 142.9 10 km 8.1

本震ほんしんたいし、気象庁きしょうちょう石巻いしのまき大瓜おうり観測かんそくてん初期しょき微動びどうPなみ)を検知けんち(1446ふん40.2びょう)した5.4びょう緊急きんきゅう地震じしん速報そくほう予報よほう)の第一報だいいっぽう発表はっぴょうし、8.6びょう緊急きんきゅう地震じしん速報そくほう警報けいほう)を宮城みやぎけん岩手いわてけん全域ぜんいき福島ふくしまけんはまどおりと中通なかどおり、山形やまがたけん最上さいじょう地方ちほう村山むらやま地方ちほう秋田あきたけん内陸ないりく南部なんぶ発表はっぴょうした。震源しんげん海底かいていだったこともありほとんどの地域ちいき主要しゅようどう到達とうたつするまえ緊急きんきゅう地震じしん速報そくほう発表はっぴょうされた。実際じっさい震度しんど7を観測かんそくした宮城みやぎけん栗原くりはらではSなみ到達とうたつまで15びょう猶予ゆうよがあった[346]。しかし、この地震じしん発生はっせいさい発表はっぴょうされた緊急きんきゅう地震じしん速報そくほうでは、予測よそく震度しんど実測じっそく震度しんどおおきく乖離かいりしている地点ちてんがあり[347]震度しんど5じゃく以上いじょうつよれを観測かんそくした青森あおもりけん関東かんとう甲信越こうしんえつ地方ちほうには一般いっぱん緊急きんきゅう地震じしん速報そくほう発表はっぴょうされず、青森あおもり関東かんとう甲信越こうしんえつ放送ほうそうエリアとする民放みんぽうのテレビ・ラジオ番組ばんぐみ該当がいとう地域ちいきにない携帯けいたい電話でんわエリアメール機能きのうなどで注意ちゅうい喚起かんきがされなかった。また、地震じしん検知けんち5.4びょう発表はっぴょうされた予報よほうだい1ほうでのマグニチュードは4.3・最大さいだい震度しんど1程度ていど以上いじょう過小かしょう評価ひょうかされ、一般いっぱんけの警報けいほう発表はっぴょうしたのはM7.2と推定すいていした地震じしん検知けんち8.6びょうだい4ほうだった。

気象庁きしょうちょう気象きしょう研究所けんきゅうじょ原因げんいんとしてそれぞれ、最大さいだい振幅しんぷくから推定すいていするマグニチュード上限じょうげんたっしてしまったこと・震源しんげんいきひろがりを十分じゅうぶん考慮こうりょできなかったこと、地震じしん最初さいしょ振幅しんぷく過去かこ経験けいけんそく比較ひかくしてちいさかったこと[348][ちゅう 30]げている[349][350]。なお速報そくほうだい14ほうにおいて茨城いばらきけん北部ほくぶでも震度しんど5じゃく以上いじょう予想よそうされたが警報けいほう更新こうしん条件じょうけんである60びょう以内いないたなかったため発表はっぴょうされなかった。

また本震ほんしんに、緊急きんきゅう地震じしん速報そくほう過大かだい予測よそくされたり、つよ地震じしんでも発表はっぴょうされないなど、適切てきせつ発表はっぴょうできなくなる問題もんだい発生はっせいした。気象庁きしょうちょう原因げんいんとして、ことなる場所ばしょでほぼ同時どうじ発生はっせいした複数ふくすう地震じしんを1つの地震じしんとして処理しょりしてしまうため、また停電ていでん通信つうしん回線かいせん途絶とぜつによりデータ処理しょり使用しようできる地震じしんけいかず減少げんしょうしたためとしている[351]。この問題もんだいたい気象庁きしょうちょうは、ほぼ同時どうじきた地震じしんのうち緊急きんきゅう地震じしん速報そくほう警報けいほう)の発表はっぴょう対象たいしょうとしていない小規模しょうきぼ地震じしん計算けいさん対象たいしょうからはずすことにより、2つの地震じしんあやまってむすける頻度ひんどらすシステム改修かいしゅうおこなった[352]

被害ひがい影響えいきょう[編集へんしゅう]

避難ひなんゾーニングのさい配置はいち

東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい」と命名めいめいされたほん地震じしんによる日本にっぽん国内こくない被害ひがいは、地震じしんそのものによる被害ひがいくわえて津波つなみ火災かさい液状えきじょう現象げんしょう福島ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電はつでんしょ事故じこだい規模きぼ停電ていでんなど多岐たきわたり、19けん災害さいがい救助きゅうじょほう適用てきようけた[353]人的じんてき被害ひがい災害さいがい関連かんれんふく死者ししゃ19,759にん行方ゆくえ不明ふめいしゃ2,553にんけい22,312にん)、負傷ふしょうしゃ6,242にんとなっており[23]津波つなみ被害ひがいけた東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいよう沿岸えんがん中心ちゅうしん関東かんとう地方ちほう北海道ほっかいどうでも死傷ししょうしゃ事態じたいとなった[354]。この死者ししゃ行方ゆくえ不明ふめいしゃすうは、明治めいじ以降いこう日本にっぽん国内こくないにおける地震じしん被害ひがいとしては、明治めいじ三陸さんりく地震じしんの21,959にん上回うわまわり、関東大震災かんとうだいしんさいの105,385にんぐもので[355]太平洋戦争たいへいようせんそうのちかぎっても阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさいの6,437にんおおきく上回うわまわり、戦後せんご最悪さいあく自然しぜん災害さいがいとなった[356]物的ぶってき被害ひがいは、全壊ぜんかい122,006むね半壊はんかい283,160むね一部いちぶ損壊そんかい749,934むね[23]

津波つなみ原発げんぱつ事故じこ影響えいきょう連続れんぞくしてけた福島ふくしまけんはまどおなどを中心ちゅうしんふくあい災害さいがい状況じょうきょうていし、避難ひなん区域くいきにおいては救助きゅうじょ捜索そうさく活動かつどう中止ちゅうしされる事態じたい発生はっせいした。

死者ししゃ行方ゆくえ不明ふめいしゃすうおお明治めいじ以降いこう地震じしん日本にっぽん・1885ねん以降いこう[357][358]
順位じゅんい 名称めいしょう 発生はっせい 死者ししゃ行方ゆくえ不明ふめいしゃすうひと 規模きぼ(M)
1 関東かんとう地震じしん関東大震災かんとうだいしんさい 1923ねん9月1にち 105,385 7.9
2 東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい 2011ねん3月11にち 22,312 9.0
3 明治めいじ三陸さんりく地震じしん 1896ねん6月15にち 21,959 8.2
4 地震じしん 1891ねん10月28にち 7,273 8.0
5 兵庫ひょうごけん南部なんぶ地震じしん阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさい 1995ねん1がつ17にち 6,437 7.3
6 福井ふくい地震じしん 1948ねん6月28にち 3,769 7.1
7 昭和しょうわ三陸さんりく地震じしん 1933ねん3月3にち 3,064 8.1
8 きた丹後たんご地震じしん 1927ねん3月7にち 2,912 7.3
9 三河みかわ地震じしん 1945ねん1がつ13にち 1,961 6.8
10 昭和しょうわ南海なんかい地震じしん 1946ねん12月21にち 1,443 8.0

対応たいおう支援しえん復興ふっこう[編集へんしゅう]

東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい被災ひさい活動かつどうする川口かわぐち消防局しょうぼうきょく救助きゅうじょ部隊ぶたい
自衛隊じえいたいによって設営せつえいされた臨時りんじ浴場よくじょう

津波つなみ警報けいほう発表はっぴょうがあった沿岸えんがん地域ちいきでは、消防しょうぼう消防しょうぼうだん警察けいさつ自主じしゅ防災ぼうさい組織そしき自治体じちたい担当たんとうしゃなどによる避難ひなん誘導ゆうどうおこなわれたが、なかには津波つなみにより負傷ふしょう殉職じゅんしょくしたものもいた。発生はっせい当日とうじつより国内こくない各地かくちから消防しょうぼう緊急きんきゅう消防しょうぼう援助えんじょたい警察けいさつ広域こういき緊急きんきゅう援助えんじょたい派遣はけんされ、(原発げんぱつ避難ひなん地域ちいきふくめて)被災ひさい救助きゅうじょ捜索そうさく警備けいびなどにたった。最大さいだいやく6,100にん総数そうすうやく28,600にん(のべ派遣はけん人数にんずうは10まんにん)の消防しょうぼう隊員たいいん派遣はけんされた[359]。また最大さいだいやく4,900にん・6がつまつ時点じてんで4,000にん以上いじょう警察官けいさつかん[360]派遣はけんされたほか、海上保安庁かいじょうほあんちょう救助きゅうじょ捜索そうさく港湾こうわん復旧ふっきゅうなどをおこなった。また自衛隊じえいたい最大さいだいで10まん7,000にん、7がつ21にち時点じてんでも2まん3,000にん規模きぼ救助きゅうじょ捜索そうさく避難ひなんしょ支援しえん復興ふっこう支援しえん活動かつどうおこな[361]、7がつ下旬げじゅん岩手いわてけん宮城みやぎけん[362][363]、12月下旬げじゅん福島ふくしまけん原発げんぱつ事故じこ対応たいおうふくむ)[364]での活動かつどうえた。

国内こくない多数たすう企業きぎょう団体だんたい震災しんさい物資ぶっし提供ていきょう金銭きんせんなどの支援しえん表明ひょうめいしている。また通信つうしん報道ほうどう企業きぎょう災害さいがいよう伝言板でんごんばん安否あんぴ情報じょうほう提供ていきょう運用うんよう情報じょうほうインフラ支援しえんなどをおこなったのをはじめ、震災しんさい影響えいきょうおうじた様々さまざま支援しえんやサービスを提供ていきょうしているところがある。(震災しんさいたいする支援しえん活動かつどう参照さんしょう

地震じしん直後ちょくごより、国際こくさい連合れんごうはじめとした国際こくさい機関きかんアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくロシア連邦れんぽうはじめとした世界せかい各国かっこく日本にっぽんたいして支援しえん用意よういがあると表明ひょうめい様々さまざま対応たいおう支援しえんおこなっている。とくにアメリカは、洋上ようじょう基地きちとして原子力げんしりょく空母くうぼロナルド・レーガン派遣はけんするなどの「トモダチ作戦さくせん」を展開てんかいした。

しょ外国がいこく政府せいふによる公式こうしき対応たいおう支援しえん以外いがいにも、日本にっぽん国内外こくないがいわず様々さまざま組織そしき団体だんたいまたは有志ゆうしが、この地震じしんたいしての支援しえん表明ひょうめい実行じっこうしている。

この地震じしんたいする救援きゅうえん支援しえんひろがったことから、日本漢字能力検定協会にほんかんじのうりょくけんていきょうかい公募こうぼ選定せんていする2011ねんの『今年ことし漢字かんじ』には『きずな』がえらばれ、その理由りゆう筆頭ひっとう東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいげられた。

復興ふっこう方針ほうしん骨格こっかくめる東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい復興ふっこう基本きほんほう(6がつ20日はつか可決かけつ、6月24にち施行しこう)、くに復興ふっこう業務ぎょうむ一本いっぽんした復興ふっこうちょう(2012ねん2がつ10日とおか設置せっち)をじくとして政府せいふ復興ふっこう事業じぎょうすすめられている。しかし、当初とうしょより原発げんぱつ事故じこ計画けいかく停電ていでんかんするけん中心ちゅうしんとして政府せいふ東京電力とうきょうでんりょくなどにたいして「対応たいおうおそい」などの批判ひはん相次あいついだ。津波つなみ被災ひさいおおくで仮設かせつ住宅じゅうたく建設けんせつ基幹きかん産業さんぎょうである水産すいさんぎょう中枢ちゅうすうである港湾こうわん復旧ふっきゅう重点的じゅうてんてきすすめられているほか、くに予算よさん配分はいぶん有志ゆうしによる義援金ぎえんきん配分はいぶんもとづいて復興ふっこう計画けいかくすすめられている。

教訓きょうくん[編集へんしゅう]

長期ちょうき評価ひょうか見直みなお[編集へんしゅう]

この地震じしんでは、政府せいふ東北とうほく地方ちほうおき従来じゅうらい想定そうていしていたものとはかけはなれた規模きぼ地震じしん発生はっせいした。そのため政府せいふ地震じしん調査ちょうさ委員いいんかいは、東海とうかい地震じしんひがし南海なんかい地震じしん南海なんかい地震じしんなどの海溝かいこうがた地震じしん長期ちょうき評価ひょうか見直みなおしをおこなった。2011ねん11月に、三陸さんりくおきから房総ぼうそうおきまでの長期ちょうき評価ひょうか見直みなおしたものを発表はっぴょうし、今回こんかいのような地震じしん (Mw8.4 - 9.0) が平均へいきん600ねん間隔かんかく発生はっせいしていると認定にんていした。また、三陸さんりくおきから房総ぼうそうおきまでの海溝かいこうりで、津波つなみマグニチュード (Mt) 8.6 - 9.0(明治めいじ三陸さんりく地震じしんみ)の津波つなみ地震じしんが30ねん以内いない発生はっせいするかくりつやく30%あるとした[365][366]

津波つなみ想定そうてい見直みなお[編集へんしゅう]

くに中央ちゅうおう防災ぼうさい会議かいぎ専門せんもん調査ちょうさかいは、この地震じしん教訓きょうくんとした津波つなみ対策たいさくについて検討けんとうした。そのうえで、これまでは過去かこ文献ぶんけんなどから確実かくじつ地震じしん全体ぜんたいぞうかった切迫せっぱくせいのある地震じしんだけを考慮こうりょして想定そうていおこなってきたが、これからは確度かくどひくいものでもかんがえうる最大さいだいのものを想定そうていすることをもとめた。また、この地震じしんによる津波つなみ防潮ぼうちょうつつみえて甚大じんだい被害ひがいをもたらしたことから、津波つなみのレベルとして、住民じゅうみん避難ひなんはしらにした総合そうごうてき対策たいさくるべき最大さいだい規模きぼ津波つなみと、防潮ぼうちょうつつみなどで浸水しんすいふせげる比較ひかくてき頻度ひんどたか津波つなみの、2つを想定そうていする必要ひつようがあるとした[367][368]

津波つなみ警報けいほう見直みなお[編集へんしゅう]

この地震じしんでは最初さいしょ発表はっぴょうされた津波つなみ警報けいほう予想よそうたかさが実際じっさいよりひくく、避難ひなんおくれにつながっためんがあった。これは、地震じしん発生はっせい直後ちょくご算出さんしゅつできる気象庁きしょうちょうマグニチュードが、モーメントマグニチュード8をえる巨大きょだい地震じしんでは過小かしょう評価ひょうかとなってしまうからである。そのため気象庁きしょうちょう津波つなみ警報けいほう改善かいぜん検討けんとうし、マグニチュード8をえる可能かのうせいがある場合ばあいには、その海域かいいき想定そうていされる最大さいだいマグニチュードにもとづいて津波つなみ警報けいほう第一報だいいっぽう方針ほうしんめた。津波つなみ警報けいほう発表はっぴょうには、通常つうじょう場合ばあい、3ふん程度ていど算出さんしゅつできる気象庁きしょうちょうマグニチュードをもとにする。しかし、つよれの範囲はんいあきらかにひろ場合ばあい津波つなみ地震じしんであると推定すいていできる場合ばあいなど、気象庁きしょうちょうマグニチュードが過小かしょう評価ひょうかである可能かのうせいがある場合ばあいには、事前じぜん想定そうていされた最大さいだいのマグニチュードか、あるいは観測かんそくからられるべつ適正てきせいなマグニチュードをもちいて第一報だいいっぽう発表はっぴょうする。このような場合ばあいには規模きぼ推定すいてい困難こんなんで、また最大限さいだいげん危機ききかんつたえるため、第一報だいいっぽうでは予想よそうたかさを発表はっぴょうせず「巨大きょだい」などの表現ひょうげんとする。そして時間じかん経過けいかとともに精度せいどたか津波つなみ警報けいほうえていく。また東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしんではだい一波いっぱとして「0.2 m」のようなひくいものが発表はっぴょうされて油断ゆだんまねいたため、後続こうぞくのさらにたか津波つなみまえは「観測かんそくちゅう」と発表はっぴょうする。あたらしい津波つなみ警報けいほうは、2013ねん3がつ7にちから運用うんようはじまった[369] [370]

情報じょうほう[編集へんしゅう]

情報じょうほう開示かいじ広報こうほう[編集へんしゅう]

また、原発げんぱつ事故じこ関連かんれんする事故じこ状況じょうきょう拡散かくさん予測よそく開示かいじ計画けいかく停電ていでん発表はっぴょうなどにかんして、政府せいふ東京電力とうきょうでんりょくなどが公表こうひょうおそい、公表こうひょうをすべきとの批判ひはんびるようなれい多数たすうられた。これにたいしてIncident Command Postばれるせんもん情報じょうほうかん指示しじ広報こうほうになアメリカのシステムを参考さんこうにし、クライシスコミュニケーション英語えいご)の観点かんてんから災害さいがい情報じょうほう提供ていきょう広報こうほう活動かつどう見直みなおすべきとする識者しきしゃもいる[371]

災害さいがいのメディア[編集へんしゅう]

地震じしん発生はっせい停電ていでん地域ちいき津波つなみ被災ひさい中心ちゅうしんに、情報じょうほう不足ふそく発生はっせいした。従来じゅうらい報道ほうどう機関きかん特別とくべつ体制たいせいをとって震災しんさいかんする報道ほうどうおこなった。他方たほう従来じゅうらいられなかったようなソーシャルメディアかいした簡易かんいせい双方向そうほうこう特徴とくちょうとする情報じょうほう発信はっしん入手にゅうしゅひろもちいられた。その一方いっぽうサイバー犯罪はんざいおこなわれたり、デマ情報じょうほうチェーンメールあやまった情報じょうほう流布るふさせるといった問題もんだい発生はっせいした。福島ふくしまだいいち原子力げんしりょく発電はつでんしょ事故じこ関係かんけいでも、風評ふうひょう被害ひがい健康けんこうへの影響えいきょう各種かくしゅ基準きじゅんめぐ情報じょうほう錯綜さくそう被曝ひばくかんする楽観らっかんろん危険きけんろん双方そうほう主張しゅちょう対立たいりつ日本にっぽん原子力げんしりょく政策せいさくめぐ議論ぎろんなど、様々さまざま方面ほうめん波紋はもんんだ。

日本にっぽん国外こくがい対応たいおう[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 観測かんそく範囲はんいないでの最大さいだい相馬そうまふくけい8地点ちてん観測かんそく機器きき破損はそんしたため後続こうぞくのよりおおきな津波つなみ到達とうたつした可能かのうせいがある。
  2. ^ 大阪おおさかさきしゅう庁舎ちょうしゃ スプリンクラーが破損はそんしてロビーが水浸みずびた天井てんじょうボードや壁面へきめんパネルなど10かしょ損傷そんしょうなど。
  3. ^ 発祥はっしょうはさだかではないが、9.11からの連想れんそうであるともいわれ、9.11とつなげて考察こうさつされることもある[52]
  4. ^ この地震じしんよりまえ震度しんど7を観測かんそくした地震じしんには兵庫ひょうごけん南部なんぶ地震じしん阪神はんしん淡路あわじ大震災だいしんさい)と新潟にいがたけん中越なかこし地震じしんがある。兵庫ひょうごけん南部なんぶ地震じしんでは発生はっせい直後ちょくご最大さいだい震度しんどが6とされ、震度しんど7が発表はっぴょうされたのは発生はっせいから21にちだった(当時とうじ現在げんざいことなり、震度しんど6までは地震じしんけい計測けいそくし、震度しんど7は被害ひがい状況じょうきょう判断はんだんすることになっていた)。新潟にいがたけん中越なかこし地震じしんでは発生はっせい直後ちょくご最大さいだい震度しんどが6きょうとされ、震度しんど7が発表はっぴょうされたのは発生はっせいから7にちだった(このときは機械きかい通信つうしん回線かいせん故障こしょうから地震じしんけい記録きろくただちにおくられず、震度しんど7の記録きろくから回収かいしゅうされた地震じしんけい記録きろくからもとめられた)。
  5. ^ 2016ねん4がつ16にち発生はっせいした熊本くまもと地震じしん本震ほんしんで、熊本くまもとけん益城ましきまち宮園みやその計測けいそく震度しんど6.7を観測かんそくした(厳密げんみつには計測けいそく震度しんど6.78と6.8にちかとなっている)
  6. ^ 気象庁きしょうちょう推計すいけい震度しんど分布ぶんぷによると、栗原くりはらほか、いわきにも、局地きょくちてき震度しんど7相当そうとうれがあったとみられている。
  7. ^ 気象庁きしょうちょう発表はっぴょう地点ちてんではないが、芳賀はがまちについては、防災ぼうさい科学かがく技術ぎじゅつ研究所けんきゅうじょもうける観測かんそくてん「KiK-net芳賀はが」で震度しんど7相当そうとうれ(計測けいそく震度しんど6.51)を観測かんそくしている - 平成へいせい23ねん(2011ねん)東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん(M9.0)のつよ震動しんどうについて (PDF) , (かぶ)エイト日本にっぽん技術ぎじゅつ開発かいはつ
  8. ^ 仙台せんだい管区かんく気象台きしょうだい河岸かわぎし段丘だんきゅう)の震度しんど:6じゃく最大さいだい加速度かそくど(ガル):南北なんぼく成分せいぶん410、東西とうざい成分せいぶん312、上下じょうげ成分せいぶん144、ベクトル合成ごうせい535。K-NET仙台せんだいおき積層せきそう)の震度しんど:6きょう最大さいだい加速度かそくど(ガル):南北なんぼく成分せいぶん1517、東西とうざい成分せいぶん982、上下じょうげ成分せいぶん290、ベクトル合成ごうせい1830。
  9. ^ 1996ねん以前いぜん以降いこうでは震度しんど観測かんそくてん密度みつどまったことなるので単純たんじゅん比較ひかくはできないが、ほん地震じしんでは関東かんとう地方ちほうにおいてなが統計とうけい期間きかんゆうする気象きしょう官署かんしょである水戸みと地方ちほう気象台きしょうだい水戸みとかねまち)および気象庁きしょうちょう地磁気ちじき観測かんそくしょ石岡いしおか柿岡かきおか)で震度しんど6じゃく観測かんそくしている。
  10. ^ a b 地震じしん速度そくど岩盤がんばん性質せいしつのみでまり、れのつよさや地震じしん規模きぼには無関係むかんけい
  11. ^ M9.0という規模きぼ連続れんぞくして発生はっせいした3つの断層だんそう破壊はかい地震じしん)を総合そうごう評価ひょうかして計算けいさんされたものであるが、気象庁きしょうちょう最初さいしょ三陸さんりくおき発生はっせいした断層だんそう破壊はかい単体たんたいでみてもM8.8という巨大きょだい地震じしん(2つ断層だんそう破壊はかい発生はっせいしたのは最初さいしょ断層だんそう破壊はかいやく2ふん30びょうであるため、最初さいしょのものについては単独たんどく評価ひょうか可能かのう)であるとしている。
  12. ^ こうした速報そくほう暫定ざんてい数値すうちわることを報道ほうどうなどで「修正しゅうせい」や「訂正ていせい」という表現ひょうげんがなされるが、速報そくほうせい重視じゅうしして多少たしょう精度せいど犠牲ぎせいにしたもので暫定ざんていてきであることはみのものである。通常つうじょうのルーチン作業さぎょう決定けっていされたで、なんらかのミスなどで変更へんこうになったわけではないので誤解ごかいまね表現ひょうげんである。震源しんげん要素ようそ速報そくほう暫定ざんていかく定値ていち)のちがいについて - 平成へいせい15ねん7がつ 地震じしん火山かざん月報げっぽう(防災ぼうさいへん)
  13. ^ 巨大きょだい地震じしんではマグニチュードの増加ぞうか比例ひれいしてちょう周期しゅうき地震動じしんどうおおきくなるが、たん周期しゅうき地震動じしんどう増加ぞうかりつちいさいため、地震じしんおおきさを重視じゅうしした一般いっぱんてきなマグニチュードでは「頭打あたまうち」がこる。この影響えいきょうのぞくため、断層だんそううごいた範囲はんい断層だんそう面積めんせき)・りょう変位へんいりょう)・ずれやすさ(剛性ごうせいりつ)のせきあらわされる地震じしんモーメントMO重視じゅうししたのがモーメントマグニチュードである。地震動じしんどうによる被害ひがいのみを場合ばあいはMjのほう実態じったいちか一方いっぽう、モーメントマグニチュードは津波つなみたかさとの相関そうかんせいたかい。明治めいじ三陸さんりく地震じしんのようなたん周期しゅうき成分せいぶんすくない、いわゆる津波つなみ地震じしん場合ばあい、Mjでは地震じしん規模きぼ過小かしょう評価ひょうかしてしまう。(地震じしんおおきさをはかる -さまざまなマグニチュード-』 (PDF) 『なゐふる』55ごう p.4、日本にっぽん地震じしん学会がっかい、2006ねん5がつ 参照さんしょう
  14. ^ 九州大学きゅうしゅうだいがくじゅん教授きょうじゅつじけんらの研究けんきゅうグループはりくがわのプレートで断層だんそうしょうじ、プレートがびて海底かいていおおきくうごいたことが原因げんいんだとしている(「複数ふくすう断層だんそう津波つなみ増幅ぞうふく日本経済新聞にほんけいざいしんぶん2013ねん2がつ23にち朝刊ちょうかん42めん)(Extension of continental crust by anelastic deformation during the 2011 Tohoku-oki earthquake: The role of extensional faulting in the generation of a great tsunamiEarth and Planetary Science Letters,Volume 364, 15 February 2013, Pages 44–58)
  15. ^ 海山みやま推定すいていされる地下ちか構造こうぞう宮城みやぎけんおき海底かいていやく150 km存在そんざいすることについては、ほん地震じしんの6ねんまえにすでに報告ほうこくされている。また、1994ねん発生はっせいしたインドネシア地震じしん海山みやま原因げんいんとされており、ほん地震じしんとも地殻ちかく変動へんどう類似るいじしている。
  16. ^ 房総ぼうそうおき」については、
    • 相模さがみトラフ全体ぜんたい震源しんげんいきとする北米ほくべいプレートとフィリピンうみプレートの境界きょうかいでの地震じしんは「元禄げんろくがた関東かんとう地震じしん」としてべつ評価ひょうか
    • 南関東みなみかんとうりくいき震源しんげんいきとする北米ほくべいプレートとフィリピンうみプレート、あるいはフィリピンうみプレートと太平洋たいへいようプレートの境界きょうかいでの地震じしんは「南関東みなみかんとう直下ちょっか地震じしん」としてべつ評価ひょうか
    • 房総半島ぼうそうはんとう南東なんとうおき震源しんげんいきとするフィリピンうみプレートと太平洋たいへいようプレートの境界きょうかいでの地震じしんは、記録きろくとぼしく推定すいてい不可能ふかのうなため評価ひょうか対象たいしょうがい
  17. ^ 宮城みやぎけんおき地震じしんは1930年代ねんだいのようにすうねんかけて3つのアスペリティがじゅん破壊はかいすうかいけて地震じしんこすタイプと、昭和しょうわ53ねん(1978ねん)のように一気いっきにすべて破壊はかいし1かい地震じしんこすタイプがあるとされる
  18. ^ 1420ねん常陸ひたちこく津波つなみ記録きろくつかさよしみせんせんねん震災しんさいダイヤモンド社だいやもんどしゃ、2011ねん 参照さんしょう)、あるいは1454ねんとおる徳地とくじしんが15世紀せいき津波つなみ堆積たいせきぶつ符合ふごうする(保立ほたて道久みちひさ研究けんきゅう雑記ざっき参照さんしょう)との見方みかたがある。
  19. ^ 震度しんど3を観測かんそくしたのは大山崎おおやまざきまち円明寺えんみょうじ八幡やはた八幡やはたなどであり、洛中らくちゅうでは京都きょうと地方ちほう気象台きしょうだい京都きょうと中京ちゅうきょう西ノ京にしのきょう)や京都きょうと上京かみぎょうやぶうちまち京都きょうと府庁ふちょう)で震度しんど2である。
  20. ^ 876ねん関東かんとう地震じしんでは、京都きょうとゆうかん記事きじがある。
  21. ^ Continental Electronicsによる運営うんえい[1]
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  27. ^ 国土こくど地理ちりいんによれば。また浸水しんすい地域ちいきちか陸地りくちでは、潮汐ちょうせき満潮まんちょう)や波浪はろうによる浸水しんすい被害ひがい発生はっせいしていて、防潮ぼうちょうつつみ被害ひがいけて機能きのうしていない後背こうはい低地ていちなどで被害ひがい長期ちょうきしている。
  28. ^ この地震じしん発表はっぴょうされた「津波つなみ警報けいほう大津おおつなみ)」は津波つなみ警報けいほういち区分くぶんとして当時とうじもちいられていたもので、一般いっぱんには「だい津波つなみ警報けいほう」と呼称こしょうされていた。東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん改善かいぜんによって制度せいど改正かいせいされた2013ねん3がつからは、「だい津波つなみ警報けいほう」が正式せいしき名称めいしょうとなった。
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関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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