住宅じゅうたく

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自宅じたくから転送てんそう
日本にっぽん住宅じゅうたく建売たてう住宅じゅうたく
イギリスの住宅じゅうたく(テラス形式けいしき
マンハッタン集合しゅうごう住宅じゅうたく

住宅じゅうたく(じゅうたく、英語えいご: house, あるいはresidence)は、ひと居住きょじゅう用途ようととする建築けんちくぶつ。「住居じゅうきょ」ともう。

概説がいせつ[編集へんしゅう]

機能きのう[編集へんしゅう]

住宅じゅうたくにはさまざまな機能きのう存在そんざいするが、もっと重要じゅうようなものは外部がいぶ危険きけんから居住きょじゅうしゃまも機能きのうである。この危険きけんあめふうさむさやあつさなどといった日常にちじょうてきなものから、台風たいふうなどの突発とっぱつてき自然しぜん災害さいがいいたるまで多岐たきにわたる。これと同様どうように、居住きょじゅうしゃ快適かいてき生活せいかついとなむことのできる機能きのう重要じゅうようである。居住きょじゅうしゃ住宅じゅうたく内部ないぶにおいて睡眠すいみんり、食事しょくじをし、家庭かていっている場合ばあい育児いくじ団欒だんらん介護かいごなどの家庭かてい生活せいかつおこない、また趣味しゅみ休息きゅうそくなどをふく日常にちじょう生活せいかつおおきな部分ぶぶん住宅じゅうたくないにおいてごす[1]家族かぞくらしている場合ばあい住居じゅうきょには食事しょくじ団欒だんらん来客らいきゃく対応たいおうといった家族かぞく他者たしゃとの生活せいかつ部分ぶぶんと、勉強べんきょう休養きゅうよう就寝しゅうしんといった純粋じゅんすい私的してき部分ぶぶんの2つの役割やくわり存在そんざいし、前者ぜんしゃ居間いまなどで、後者こうしゃはおのおのの個室こしつおもおこなわれる[2]

居住きょじゅうしゃへの影響えいきょう[編集へんしゅう]

住宅じゅうたくひと生活せいかつ拠点きょてんであり、居住きょじゅうしゃ住宅じゅうたく内部ないぶなが時間じかんごすため、住宅じゅうたくしつひと健康けんこうおおきな影響えいきょうあたえる。住宅じゅうたく建設けんせつさい日照ひでり採光さいこう通風つうふうなどを考慮こうりょし、湿度しつど空気くうきのよどみなどをけることが健康けんこうてき生活せいかつにつながる[3]建材けんざいなどにふくまれる化学かがく物質ぶっしつなど、住居じゅうきょにおけるなんらかの要因よういん体調たいちょう不良ふりょうこすシックハウス症候群しょうこうぐんばれる病気びょうき存在そんざいする[4]階段かいだん段差だんさといった障害しょうがい転倒てんとうするなど、住宅じゅうたくないでの事故じこおお[5]、この対策たいさくとして住居じゅうきょない段差だんさらしたり、どうせん改良かいりょう通路つうろひろすりをつけるなどして移動いどうしやすい住居じゅうきょにし、浴槽よくそうひくいものにして浴室よくしつゆかすべりにくくするなど、障害しょうがいらし高齢こうれいしゃでも安全あんぜんらせるバリアフリー住宅じゅうたく建設けんせつ増加ぞうか傾向けいこうにある[6]

住居じゅうきょ規定きていするもの[編集へんしゅう]

住宅じゅうたく形状けいじょうはその土地とち気候きこう条件じょうけん、およびそれにおうじてその土地とちれる材料ざいりょうによって規定きていされるものである。だが、現地げんち文化ぶんかによってもおおきく左右さゆうされる。男性だんせい女性じょせい居住きょじゅう空間くうかん分離ぶんりする文化ぶんかのある民族みんぞくめずらしくなく、基本きほんてき一室いっしつしかない遊牧民ゆうぼくみん移動いどうしき住居じゅうきょにおいても、男女だんじょ生活せいかつスペースがさだめられていたり、男女だんじょあいだまくなどによって物理ぶつりてき仕切しきりをつく場合ばあいがある[7]。また、住居じゅうきょ構造こうぞうはしばしば宇宙うちゅうかん宗教しゅうきょうろんむすびつけられることがあり、風水ふうすいのように周辺しゅうへん環境かんきょうとも関連付かんれんづけてかんがえられることがある[7]

歴史れきし[編集へんしゅう]

採集さいしゅう生活せいかつ住居じゅうきょ[編集へんしゅう]

旧石器時代きゅうせっきじだい移動いどう生活せいかつ住居じゅうきょ再現さいげん

はるかな古代こだいには人類じんるい採集さいしゅうのために移動いどう生活せいかつおこなっていて、ごく初期しょきには洞窟どうくつなど居住きょじゅうてきした地形ちけいつけらしており[8]、やがてキャンプはいるものをあつめて風雨ふううをしのぐためのかり建築けんちくぶつをつくるようになった[8]。これが住宅じゅうたくこりである。この時期じき移動いどうしてきていたので住居じゅうきょテントたて小屋こや程度ていどのものだった。

やがて定住ていじゅうおこなうようになるとともに、固定こていてきな、容易ようい移動いどうできない住居じゅうきょをつくるようになった。

住居じゅうきょ材料ざいりょう[編集へんしゅう]

人類じんるい定住ていじゅうするにたり、まずはその近辺きんぺん豊富ほうふにある材料ざいりょうあつめて住宅じゅうたくつくった[9]。このため世界せかい各地かくちでその風土ふうどごとの様々さまざま材料ざいりょう住宅じゅうたく存在そんざいするようになった[9]。なお、こうして近隣きんりん豊富ほうふれる材料ざいりょう使つかって住宅じゅうたく建設けんせつすることは近代きんだいにいたるまで一般いっぱんてきであった[9]粘土ねんど主要しゅよう建築けんちく材料ざいりょうのひとつであり[10]中東ちゅうとうなどの乾燥かんそうにおいては、どろかたかわかすことで簡単かんたんにつくれ断熱だんねつせいすぐれる日干ひぼ煉瓦れんがen:Mudbrick)が古代こだいより主要しゅよう建築けんちく材料ざいりょうとなっていた。一方いっぽう高温こうおん多湿たしつ熱帯ねったいモンスーン地帯ちたいにおいては、軽量けいりょう風通かぜとおしがよくあめつよ木材もくざい使用しようすることが一般いっぱんてきだった。高温こうおん湿潤しつじゅん地域ちいきにおいては、たけ主要しゅよう建築けんちく材料ざいりょうだった[11]湿地しっちたいにおいては外装がいそうざいあし多用たようされた[12]石材せきざいも、どの文明ぶんめいでも使用しようされた。特殊とくしゅ建材けんざいとしては、北極圏ほっきょくけんイヌイット冬季とうき住居じゅうきょこおりのブロックをもちい、イグルー建造けんぞうしていた[13]コンクリートも、古代こだいエジプト、古代こだいローマの時代じだいから、建築けんちく材料ざいりょうのひとつとして使つかわれていた。とく古代こだいマ帝国まていこく技術ぎじゅつしゃたちが使つかローマン・コンクリートすぐれており石材せきざいわせて使用しようされた。

一方いっぽう移動いどうおお遊牧民ゆうぼくみんなどは住居じゅうきょとして動物どうぶつ毛皮けがわ皮革ひかくなどを使つかったテント設営せつえいした。

また地上ちじょう家屋かおくかまえるのではなく、乾燥かんそうにおいては地面じめんげたり地下ちかあなって住居じゅうきょ建設けんせつすることも近代きんだいにいたるまでおこなわれていた。黄土おうど高原こうげんにおける窰洞カッパドキアカイマクル地下ちか都市とし[14]チュニジアきゅうマトマタなどがよくられたれいである。

変化へんか深化しんか[編集へんしゅう]

住宅じゅうたく建設けんせつ技術ぎじゅつすすむにつれて、その形状けいじょうもその場所ばしょ環境かんきょううように変化へんかげていった。寒冷かんれい地域ちいきにおいてはen:hearth)や囲炉裏いろりなどといっただんるための設備せつび重視じゅうしされ、多湿たしつ地域ちいきにおいては湿気しっけけるためにしばしば建物たてもの高床たかゆか建物たてものとなった。また乾燥かんそう地域ちいきでは降雨こうう対応たいおうする必要ひつようがないため屋根やねたいらなものとなる一方いっぽう多雨たう地域ちいきではあめながすよう屋根やね角度かくどがつけられていることがほとんどである[15]他者たしゃ襲撃しゅうげきえなかった地域ちいきにおいては住居じゅうきょ防御ぼうぎょりょく重視じゅうしして建造けんぞうされ、西にしアフリカの環状かんじょう住居じゅうきょ[16]中国ちゅうごく南部なんぶろう[17]のようにいくつもの住居じゅうきょをつないだしょう要塞ようさい建造けんぞうしたり、またニューギニアとう一部いちぶ民族みんぞくのようにじょう住居じゅうきょ建設けんせつした民族みんぞく存在そんざいする[18]。こうしたさまざまな素材そざい様式ようしき住居じゅうきょ居住きょじゅうしゃ行動こうどう規定きていし、生活せいかつ様式ようしきおおきな影響えいきょうあたえた。

産業さんぎょう革命かくめい以降いこう[編集へんしゅう]

産業さんぎょう革命かくめい以降いこう都市としへの急速きゅうそく人口じんこう集中しゅうちゅうによってさまざまな「住宅じゅうたく問題もんだい」が発生はっせいするようになった。都市とし中心ちゅうしんにはてい賃金ちんぎん労働ろうどうしゃ集中しゅうちゅうしてスラムなど不良ふりょう住宅じゅうたく地区ちくまれ、それをきらったブルジョワジーたちは郊外こうがい自宅じたくかまえ、都心としんのオフィスへと通勤つうきんするようになった。こうして19世紀せいきにはしょくじゅう分離ぶんり一般いっぱんし、通勤つうきん需要じゅようをまかなうための公共こうきょう交通こうつう機関きかん発達はったつもはじまって、都心としん郊外こうがいによる都市としけん成立せいりつした[19]一方いっぽう労働ろうどうしゃそう住宅じゅうたく問題もんだい深刻しんこくし、いくつかの対策たいさく検討けんとうされるようになった。こうした対策たいさくひとつとして、1898ねんにはエベネザー・ハワード明日あしたしん改革かいかくにいたる平和へいわみちによって自然しぜん共存きょうぞん自立じりつした都市とし近郊きんこうしょう都市としろん、いわゆる田園でんえん都市とし構想こうそう提唱ていしょうした[20]。また衛生えいせいめんにおける住宅じゅうたく改善かいぜん必要ひつようせいは、ル・コルビュジエらに影響えいきょうあたえた[21]

都市としへの人口じんこう集中しゅうちゅう地価ちか高騰こうとうをもたらし、大都市だいとしけんでは一戸建いっこだてのりつ目立めだって減少げんしょうし、住宅じゅうたく集合しゅうごう高層こうそうみちをたどった。また住宅じゅうたく都市としのはるか遠方えんぽうにまでつらなるようになり、通勤つうきん時間じかん増大ぞうだいまねくこととなった[22]貧困ひんこんのため満足まんぞく設備せつびのない住居じゅうきょ居住きょじゅうする人口じんこう現代げんだいにおいても非常ひじょうおおく、とく途上とじょうこくではだい規模きぼ不法ふほう居住きょじゅう地区ちくにスラムがひろがっている都市としおお[23]

19世紀せいき後半こうはん鋼鉄こうてつざい強化きょうかされたコンクリートすなわち鉄筋てっきんコンクリート技術ぎじゅつ開発かいはつされ、どう世紀せいきまつにその特許とっきょ取得しゅとくするひとなどもあらわ[24]、これも利用りようされるようになっていった。

住宅じゅうたく分類ぶんるい[編集へんしゅう]

  • 一戸建いっこだて/ 集合しゅうごう住宅じゅうたく
    • 一戸建いっこだて - 独立どくりつした一棟ひとむね(ひとむね)をいち家族かぞく使用しようするようにてられたいえ[25]。「戸建こだて(こだて)」「いちけんて」とも。
    • 集合しゅうごう住宅じゅうたく - 日本にっぽんでは集合しゅうごう住宅じゅうたくかたにより長屋ながや共同きょうどう住宅じゅうたくとにけられる。長屋ながやいちむね建物たてもの水平すいへい分割ぶんかつ各戸かっこごとに出入でいぐちもうけたもので、各戸かっこにわテラスハウスや、その住宅じゅうたくぐん共用きょうよう領域りょういきタウンハウスなどもふくまれる[26]共同きょうどう住宅じゅうたく多数たすう世帯せたい住居じゅうきょ積層せきそうさせたものである[26]共同きょうどう住宅じゅうたくにはアパートマンション団地だんちなどがふくまれる。
いえ / 借家しゃくや
  • 居住きょじゅうする世帯せたいかずによる分類ぶんるい
たん世帯せたい住宅じゅうたく / 世帯せたい住宅じゅうたく / さん世帯せたい住宅じゅうたく ...

その、さまざまな分類ぶんるいがある。 [28]

日本にっぽん古来こらい住居じゅうきょ住宅じゅうたくしょ分類ぶんるい

住宅じゅうたく間取まど[編集へんしゅう]

間取まど

間取まどとは住宅じゅうたく部屋へや配置はいちのこと[29]英語えいごではプラン(plan)とう。

たとえば台所だいどころ居間いま寝室しんしつトイレ浴室よくしつなどが相対そうたいてきにどういう位置いち関係かんけい配置はいちされているか、また東西とうざい南北なんぼく位置いちちがいによる日照ひでり条件じょうけんなども考慮こうりょして相対そうたいてきにどの方角ほうがく配置はいちされているかということ。

また「間取まどり」でその配置はいち決定けっていすることもい、その場合ばあいは「平面へいめん計画けいかく」や "平面へいめん作成さくせい " とほぼ同義どうぎになる[29]

関連かんれん項目こうもく

住宅じゅうたくよう庭園ていえん[編集へんしゅう]

家庭かていよう家庭かてい菜園さいえんふくめ、住宅じゅうたくにわは、もっと一般いっぱんてきにわ形態けいたいであり、「前庭ぜんてい」や「こうにわ」など住居じゅうきょがわにあり、前庭ぜんていはフォーマルかつはん公共こうきょうである可能かのうせいもあるため、条約じょうやく現地げんち法律ほうりつ制約せいやくける。通常つうじょう屋外おくがい空間くうかんヤード住宅じゅうたくにわうえもうけることができる屋根やね庭園ていえん中庭なかにわバルコニーwindowboxesまたはうえパティオなどがある。住宅じゅうたくよう庭園ていえんは、ほとんどの場合ばあい個人こじんよう設計せっけいされているため、一般いっぱんてき人間にんげん規模きぼ設計せっけいされているが、素晴すばらしいいえひろ敷地しきちにわは、公共こうきょう公園こうえんよりもだい規模きぼ場合ばあいもある。

住宅じゅうたくよう庭園ていえんは、ある特定とくてい種類しゅるい植物しょくぶつ展示てんじするための特殊とくしゅ庭園ていえんであっても、またはロッカリーであってもまたはみず特徴とくちょうなどの特殊とくしゅ特徴とくちょうそなえていても、かまわないがそれらはまたハーブ野菜やさい栽培さいばいにも使用しようされているため、持続じぞく可能かのうせいにおいては重要じゅうよう要素ようそである。

裏庭うらにわ[編集へんしゅう]

裏庭うらにわ本邸ほんてい周囲しゅうい庭園ていえんを2つにけると発生はっせいしている。これはとくにイギリスの都市としまち高密度こうみつど住宅じゅうたくこり、20世紀せいきのイギリス郊外こうがい典型てんけいてきはん戸建こだ住宅じゅうたくには道路どうろめんしてアクセスできる正面しょうめん庭園ていえんがあり、そのような場合ばあい裏庭うらにわはより隔離かくりされ、アクセスは一般いっぱんてき住居じゅうきょ経由けいゆするか、がわかたとおみちおこなわれる。各国かっこくのフロントガーデンははん公共こうきょうのスペースであるため、条約じょうやく法律ほうりつ制約せいやくけているが、裏庭うらにわはよりプライベートでカジュアルなものであり[30]、そのためよりおおくの目的もくてき使用しようされる。

機能きのうてきには、以下いか用途ようと使用しようできる。

構成こうせい要素ようそ[編集へんしゅう]

[よう出典しゅってん]

基礎きそ屋根やねなど
屋内おくない
外回そとまわ

また、給排水きゅうはいすい上水道じょうすいどう下水道げすいどう)、電気でんき関連かんれん電力でんりょくりょうけい配電はいでんばんブレーカー屋内おくない配線はいせんコンセントるい)、ガス関連かんれんガスメーター屋内おくないガスかん 等々とうとう)の設備せつびもある。

各国かっこく住宅じゅうたく[編集へんしゅう]

Category:各国かっこく住宅じゅうたく参照さんしょう
各国かっこく住宅じゅうたく外観がいかん

建設けんせつ管理かんり[編集へんしゅう]

住宅じゅうたく建設けんせつは、まず建設けんせつよう宅地たくち入手にゅうしゅからはじまる。用地ようち確保かくほしたら、建築けんちくぬし業者ぎょうしゃ住宅じゅうたく建設けんせつ依頼いらいする。

業者ぎょうしゃ建築けんちくぬしとなって建築けんちくする場合ばあいと、個人こじん建築けんちくぬしとなって建築けんちくする場合ばあいがある。とく集合しゅうごう住宅じゅうたく建売たてうり住宅じゅうたく(たてうりじゅうたく)の場合ばあいは、業者ぎょうしゃ建築けんちくする。

個人こじん住宅じゅうたくてる場合ばあいハウスメーカー工務こうむてんといった建築けんちく業者ぎょうしゃ直接ちょくせつ依頼いらいするほか、建築けんちく設計せっけい事務所じむしょ依頼いらいしてみずからの希望きぼうつよ反映はんえいさせることもできる[33]工事こうじりかかるまえには状況じょうきょうおうじて地質ちしつ調査ちょうさおこな[34]必要ひつようのある場合ばあい適宜てきぎ改良かいりょう工事こうじ実施じっしして建設けんせつできる状態じょうたいにする。

完成かんせいした住宅じゅうたくは、時間じかん経過けいか使用しようじょうきょうによって劣化れっかすすんでいくため、適切てきせつなメンテナンスは不可欠ふかけつである。また、家族かぞくのライフサイクルによって居住きょじゅうしゃ要求ようきゅう変化へんかするため、それにおうじたぞう改築かいちくリフォームおこなわれる場合ばあいもある[35]

住宅じゅうたく寿命じゅみょうくにによってことなり、2000年代ねんだいにおいては、ヨーロッパやアメリカにおいては80ねん以上いじょうくにおおい。たいして日本にっぽんではなおしのサイクルがはやいため、平均へいきん寿命じゅみょうは30ねんとなっている[36]

住宅じゅうたく流通りゅうつう[編集へんしゅう]

一方いっぽう転職てんしょく転勤てんきん進学しんがくなどによる転居てんきょはめずらしくない。不要ふようとなった住宅じゅうたく解体かいたいされるか、需要じゅようのある場合ばあい中古ちゅうこ住宅じゅうたく市場いちばにおいて売却ばいきゃくされる。中古ちゅうこ住宅じゅうたくはアメリカなどいくつかのくにではさかんに売買ばいばいされるものの、日本にっぽんでは新築しんちく住宅じゅうたくくら非常ひじょう流通りゅうつうすくなく、売買ばいばい低調ていちょうなものとなっている[37]

日本にっぽんでは既存きそん住宅じゅうたく流通りゅうつう市場いちばがうまく形成けいせいされておらず、空家あきや(あきや)問題もんだい発生はっせい原因げんいんとなっている[38]空家あきや問題もんだい国家こっかレベルのだい問題もんだいとなっており、日本にっぽん政府せいふ既存きそん住宅じゅうたく流通りゅうつう促進そくしんんでいる。2010ねんころから2020ねんころにかけて、日本にっぽんでも中古ちゅうこ住宅じゅうたく市場いちば成長せいちょうした[39]

住宅じゅうたく自体じたい移築いちくすることはほとんどないが、わずかな距離きょり移動いどう場合ばあい住宅じゅうたく自体じたいいて移動いどうさせる曳家おこなわれることがある[40]。また民家みんかなどふる価値かちのある建築けんちく場合ばあいは、解体かいたいしたうえ移築いちくがなされる場合ばあいもある[41]

住宅じゅうたく建設けんせつかんする法規ほうき[編集へんしゅう]

住宅じゅうたくはまったく制限せいげん建設けんせつできるわけではなく、おおくの国家こっかにおいて建築けんちく基準きじゅん建設けんせつできる地域ちいき指定していされており、日本にっぽんにおいても建築けんちく基準きじゅんほうにおいて基本きほんてき建築けんちく基準きじゅんめられている。また都市とし計画けいかくほうによって都市とし計画けいかく区域くいきうち市街化区域しがいかくいきにおいて13の用途ようと地域ちいきさだめられていて、このうちだい一種いっしゅ低層ていそう住居じゅうきょ専用せんよう地域ちいきだいしゅ低層ていそう住居じゅうきょ専用せんよう地域ちいきだい一種いっしゅ中高層ちゅうこうそう住居じゅうきょ専用せんよう地域ちいきだいしゅ中高層ちゅうこうそう住居じゅうきょ専用せんよう地域ちいきだい一種いっしゅ住居じゅうきょ地域ちいきだいしゅ住居じゅうきょ地域ちいきじゅん住居じゅうきょ地域ちいき田園でんえん住居じゅうきょ地域ちいきの8つがおも住居じゅうきょ用途ようととして指定していされた地域ちいきであるが、それ以外いがい地域ちいきでも工業こうぎょう専用せんよう地域ちいきのぞくすべての用途ようと地域ちいき住宅じゅうたく建設けんせつすることはできる[42]。ただし良好りょうこう住宅じゅうたく環境かんきょうまもるため、住居じゅうきょ用途ようと地域ちいきにおいては住居じゅうきょ以外いがい建物たてもの一定いってい用途ようと制限せいげんされている。日本にっぽん用途ようと制限せいげんは、しょ外国がいこくくらきびしくないとされている[43]

住宅じゅうたく問題もんだい住宅じゅうたく政策せいさく[編集へんしゅう]

生活せいかつ基本きほん要素ようそす「衣食住いしょくじゅう」という言葉ことば存在そんざいするように、住宅じゅうたく人間にんげん生活せいかつにとって不可欠ふかけつなものである[44]。しかし住宅じゅうたくはこのさん要素ようそなかでもけて高額こうがくなものであり、十分じゅうぶんしつ住宅じゅうたく確保かくほできない人々ひとびと世界中せかいじゅう数多かずおお存在そんざいする。さだまった住居じゅうきょつことができず路上ろじょう生活せいかつ野宿のじゅく余儀よぎなくされる人々ひとびとホームレスばれ、社会しゃかいさい貧困ひんこんそうとなっている[45]。また、野宿のじゅくとまではかなくとも、やはり住居じゅうきょてず簡易かんい宿泊しゅくはくしょなどにまらざるをない人々ひとびと存在そんざいする[46]。すべての人間にんげん適切てきせつ住居じゅうきょ居住きょじゅうすることができるという権利けんり居住きょじゅう権利けんりばれ、社会しゃかいけんぞくする。1948ねん国際こくさい連合れんごう総会そうかい採択さいたくされた世界せかい人権じんけん宣言せんげんでは、25じょう1こうにおいてこの権利けんり規定きていされている[47]地主じぬしたいして家賃やちん値下ねさげ、住環境じゅうかんきょう整備せいびうったえたり、行政ぎょうせい機関きかんたいして公営こうえい住宅じゅうたく拡充かくじゅうもとめる社会しゃかい運動うんどう借家しゃくやじん運動うんどうぶ。

適切てきせつ住宅じゅうたく供給きょうきゅう社会しゃかい福祉ふくしにおいて重要じゅうよう論点ろんてんひとつであり、各国かっこく政府せいふ公営こうえい住宅じゅうたく建設けんせつをはじめとするさまざまな住宅じゅうたく政策せいさく実施じっししている。日本にっぽんではだい世界せかい大戦たいせん地方ちほう公共こうきょう団体だんたいてい所得しょとくしゃそう供給きょうきゅうする公営こうえい住宅じゅうたく日本にっぽん住宅じゅうたく公団こうだんちゅう所得しょとくしゃ集合しゅうごう住宅じゅうたく分譲ぶんじょう住宅じゅうたく開発かいはつして提供ていきょうする公団こうだん住宅じゅうたく、そしてちゅう所得しょとくしゃそう低利ていり融資ゆうしおこな住宅じゅうたく建設けんせつ促進そくしんする住宅金融公庫じゅうたくきんゆうこうこ設立せつりつされ、20世紀せいきまつ縮小しゅくしょう廃止はいしされるまで住宅じゅうたく安定あんてい供給きょうきゅうおおきな役割やくわりたしてきた[48]。また福利ふくり厚生こうせい一環いっかんとして、社員しゃいん社宅しゃたくりょう提供ていきょうしている会社かいしゃおおい。ただし、おおくのくににおいておも住宅じゅうたく建設けんせつしているのは民間みんかんである。住宅じゅうたく開発かいはつし、住宅じゅうたく建設けんせつして販売はんばいする産業さんぎょう住宅じゅうたく産業さんぎょう総称そうしょうされる。住宅じゅうたく関連かんれん産業さんぎょうとしては、だい規模きぼ宅地たくち造成ぞうせいやマンション建設けんせつおこなデベロッパーをはじめ、おも戸建こだ住宅じゅうたく建設けんせつおこなハウスメーカー工務こうむてんといった住宅じゅうたく建設けんせつ企業きぎょう完成かんせいした住居じゅうきょ売買ばいばい賃貸ちんたいおこな不動産ふどうさんぎょう、さらには住宅じゅうたく設計せっけい住宅じゅうたく設備せつびなど、その分野ぶんや多岐たきにわたる。

住宅じゅうたく所有しょゆう形態けいたい自己じこ所有しょゆう居住きょじゅうするいえと、他人たにん所有しょゆうする住宅じゅうたくりて居住きょじゅうする賃貸ちんたい住宅じゅうたくの2つが存在そんざいする。日本にっぽんいえりつは2018ねん時点じてんで61.2%にのぼる[49]しょ外国がいこくいえりつくにによってことなるものの、先進せんしんこくではおおむね2000年代ねんだい前半ぜんはんで5わりから7わり程度ていどのところがおおい。また、おおくのくに賃貸ちんたい住宅じゅうたくくらいえのほうが平均へいきん面積めんせきひろ[50]

住宅じゅうたく必需ひつじゅひんであるうえ高額こうがく商品しょうひんであるため、住宅じゅうたく産業さんぎょう経済けいざいめる割合わりあいおおきく、その経済けいざい波及はきゅう効果こうかおおきなものである。しかし、とく都市としにおいては旺盛おうせい需要じゅようたい供給きょうきゅう十分じゅうぶんでないことがおおく、さらに投機とうきてき資金しきん流入りゅうにゅうしやすいこともあって、住宅じゅうたくよう土地とちおよび住宅じゅうたく価格かかく高騰こうとうがしばしば問題もんだいとなる。たとえば日本にっぽんでは、1970年代ねんだいから1980年代ねんだいまつバブル経済けいざいにかけて地価ちか暴騰ぼうとうし、住宅じゅうたく建設けんせつにも悪影響あくえいきょうおよぼした[51]。こうした住宅じゅうたくバブルは世界せかいてきにしばしば発生はっせいしており、なかでも2007ねんにアメリカでサブプライム・ローン不良ふりょう債権さいけんしてきたサブプライム住宅じゅうたくローン危機きき翌年よくねんリーマン・ショックへとつながり、世界せかい金融きんゆう危機きき (2007ねん-2010ねん)こして世界せかい経済けいざいだい打撃だげきあたえた[52]一方いっぽうで、日本にっぽんでは過疎かそ高齢こうれい土地とち登記とうき煩雑はんざつさなどから2010年代ねんだいはいかず急増きゅうぞうし、社会しゃかい問題もんだいとなっている[53]

住宅じゅうたく対策たいさく事業じぎょう[編集へんしゅう]

日本にっぽん国土こくど交通こうつうしょうきゅう建設省けんせつしょう所管しょかん)の市街地しがいちのまちづくり活性かっせい事業じぎょうにおいて、住宅じゅうたく対策たいさく事業じぎょうはつぎの施策しさくおこなっている。市街地しがいち住宅じゅうたく供給きょうきゅう施策しさく住宅じゅうたくきょく住宅じゅうたく建設けんせつ市街地しがいち住宅じゅうたく整備せいびしつ所管しょかん)は、以下いかのものがある。

  • 市街地しがいち住宅じゅうたく密集みっしゅう地区ちく再生さいせい事業じぎょう
  • 特定とくてい住宅じゅうたく市街地しがいち総合そうごう整備せいび促進そくしん事業じぎょう
  • 都市とし居住きょじゅう更新こうしん事業じぎょう
  • 都市とし住宅じゅうたく整備せいび事業じぎょう
  • 優良ゆうりょう住宅じゅうたく段階だんかい整備せいび誘導ゆうどう計画けいかく制度せいどさん大都市だいとし近郊きんこう鉄道てつどう周辺しゅうへん公共こうきょう施設しせつ整備せいびあわ住宅じゅうたく建設けんせつ地区ちく施設しせつ整備せいび誘導ゆうどう
  • 大都市だいとし地域ちいき住宅じゅうたく供給きょうきゅう促進そくしん計画けいかく策定さくてい事業じぎょう

ほか、住宅じゅうたく市街地しがいち開発かいはつ事業じぎょうでは、しん住宅じゅうたく市街地しがいち開発かいはつ事業じぎょう住宅じゅうたくがい整備せいび事業じぎょうがある。

著名ちょめい住宅じゅうたく[編集へんしゅう]

歴史れきしてき住宅じゅうたく[編集へんしゅう]

日本にっぽん[編集へんしゅう]

ドイツ[編集へんしゅう]

  • フッガーライ(1514ねん - 1521ねん ドイツ・アウクスブルク) - 最初さいしょ計画けいかくてき集合しゅうごう住宅じゅうたく

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく[編集へんしゅう]

  • モンティチェロ(1769ねん - 1809ねん アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくバージニアしゅうシャーロッツビル)

モダニズム建築けんちく[編集へんしゅう]

集合しゅうごう住宅じゅうたく[編集へんしゅう]

個人こじん住宅じゅうたく[編集へんしゅう]

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住宅じゅうたく世帯せたい関係かんけい[編集へんしゅう]

日本にっぽん厚生こうせい労働省ろうどうしょう定義ていぎでは、どういち住居じゅうきょどういち生計せいけいあつまりのことを世帯せたい[54]世帯せたい家族かぞくとはことなる概念がいねんであり[55]おな家族かぞくぞくしていても単身たんしん赴任ふにん進学しんがくなどで別居べっきょしている場合ばあいべつ世帯せたいあつかいとなる。

住宅じゅうたく住宅じゅうたくでないものの線引せんひ[編集へんしゅう]

日本にっぽん国勢調査こくせいちょうさでは、完全かんぜん区画くかくされた建物たてもの一部いちぶで、ひとつの世帯せたい独立どくりつして家庭かてい生活せいかついとなこと出来できるように建築けんちくまた改造かいぞうされたものを住宅じゅうたくとしている。「住宅じゅうたくではないもの」としては、会社かいしゃ学校がっこうりょう寄宿舎きしゅくしゃ病院びょういん療養りょうようしょホテル下宿げしゅく旅館りょかん宿泊しゅくはくしょ臨時りんじ応急おうきゅうてきてられた建物たてものなどがげられる[56]国勢調査こくせいちょうさでは、学校がっこうりょう寄宿舎きしゅくしゃ病院びょういん療養りょうようしょ社会しゃかい施設しせつ自衛隊じえいたい営舎えいしゃ矯正きょうせい施設しせつなどは「施設しせつ」としてあつかわれる。

  • 日本にっぽん国勢調査こくせいちょうさでのかたっている状態じょうたい)の分類ぶんるい
日本にっぽん国政こくせい調査ちょうさでは、住宅じゅうたくかたが「いち戸建こだて」「長屋ながや」「共同きょうどう住宅じゅうたく」および「その」に分類ぶんるいされている。「その」は、工場こうじょう事務所じむしょなどの一部いちぶ住宅じゅうたくがある場合ばあい住宅じゅうたく以外いがい建物たてもの場合ばあいす。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 住居じゅうきょがく」p74 後藤ごとうひさ沖田おきた富美子とみこ編著へんちょ 朝倉書店あさくらしょてん 2003ねん6がつ1にち初版しょはんだい1さつ
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関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]