−1

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
-1から転送てんそう
−2 −1 0
二進法にしんほう −1
さんしんほう −1
よんしんほう −1
しんほう −1
ろくしんほう −1
ななしんほう −1
はちしんほう −1
じゅう二進法にしんほう −1
じゅうろくしんほう −1
十進法じっしんほう −1
じゅうよんしんほう −1
さんじゅうろくしんほう −1
かん数字すうじ マイナスいち
大字だいじ マイナスいち
算木さんぎ

−1(マイナスいち)は、最大さいだいまけ整数せいすうであり、整数せいすうちいさいじゅんならべたとき、−2つぎ0まえである(0 からマイナス無限むげんだいかぞえれば、最初さいしょまけかずで、0 のつぎで −2 のまえである)。

−1かんすること[編集へんしゅう]

  • −1最大さいだいまけ整数せいすうであり、絶対ぜったい最小さいしょうまけ整数せいすうである。
  • −1 をかけるとはんかずになる。つまり、a × (−1) = −a となる。このような場合ばあい a × −1 とはかないのが一般いっぱんてきである(−1 × a というかたちはよい)。
  • −1 を2じょうすると 1になる。よって −11平方根へいほうこんのうちのひとつである。一般いっぱん−1偶数ぐうすうすると 1 になる: (−1)2n = 1. よって −1すべての n > 0たい12n (のひとつ)である。
  • 一般いっぱんたまきにおいて −1 を2じょうすると 1 になることは、以下いかのようにしめされる。0 = −1 ⋅ 0 = −1 ⋅ (−1 + 1) であり、これを分配ぶんぱい法則ほうそくにしたがって展開てんかいすると
となる。よって ((−1) ⋅ (−1)) = 1 である。

その −1 にかんすること[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]