IPアドレス枯渇こかつ問題もんだい

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IPv4アドレスのじょうきょう(2012ねん4がつ23にち現在げんざい[1]
  ARIN: 一部いちぶ北米ほくべいカリブ海かりぶかい大西洋たいせいよう南極大陸なんきょくたいりく周辺しゅうへん
  APNIC: 東部とうぶおよび南部なんぶアジア、太平洋たいへいようエリア
  RIPE NCC: ヨーロッパ、中東ちゅうとう中央ちゅうおうアジア
  LACNIC: ラテンアメリカ、カリブ海かりぶかい沿岸えんがん地域ちいき
  AfriNIC: アフリカ地域ちいき
  その: RIR保有ほゆうしているが下位かいだれりされていない、あるいはIANAから企業きぎょう直接ちょくせつ付与ふよされるなどRIRがいのアドレス
  やくアドレス: ローカルアドレス、マルチキャスト、将来しょうらいのために予約よやくされ使用しようのアドレス
     割当わりあて

IPアドレス枯渇こかつ問題もんだい(アイピーアドレスこかつもんだい)とはインターネット発展はってんともな浮上ふじょうしてきた問題もんだいで、2019ねん現在げんざいひろ使用しようされているIPv4という通信つうしんプロトコルにおいて、新規しんき配布はいふするIPv4アドレスがほぼ枯渇こかつしている事態じたいす。インターネットじょうノードはIPアドレスによって一意いちい区別くべつされる。

IANA (Internet Assigned Numbers Authority) の管理かんりするIPv4アドレスは2011ねん2がつ3にち枯渇こかつした[2]現在げんざいは、RIR(地域ちいきインターネットレジストリ)が管理かんりする在庫ざいこっている状態じょうたいである。かくRIRの最後さいごの1ブロックは、IPv6への接続せつぞくせい確保かくほ既存きそんのインターネット接続せつぞく維持いじする目的もくてきで、限定げんていされた条件じょうけんられるので、自由じゆうには取得しゅとくできない。2011ねん4がつ15にちには、のRIRに先駆さきがけて、APNICのIPv4アドレスの在庫ざいこが/8ブロック換算かんさんで、1ブロック未満みまんとなり、アジア太平洋たいへいよう地域ちいきでは、IPv4アドレスの在庫ざいこ事実じじつじょう枯渇こかつした[3]。また2012ねん9がつ14にちにはRIPE NCCでも最後さいごの1ブロックからのてがはじまり[4]以降いこうも/22や返却へんきゃくされた予備よびのIPv4アドレスをっていったが、2019ねん11月25にちすべ枯渇こかつした[5]。ARINでは2015ねん9がつ24にち在庫ざいこが/10(/8の4ぶんの1)を[6]枯渇こかつした[7]

問題もんだい発生はっせい[編集へんしゅう]

IPv4のプロトコルで通信つうしんおこなうには、通信つうしんおこな送信そうしんもと受信じゅしんさきが、一意いちいのIPv4のIPアドレスをてられていることが前提ぜんていとなる。そのため、IPv4のIPアドレスが枯渇こかつし、新規しんきてることができなくなれば、新規しんきにサーバーや端末たんまつなどをネットワークに追加ついかすることができなくなる。これは、新規しんきのユーザがインターネットに接続せつぞくできなくなったり、インターネットでビジネスをおこなうためにあたらしいサーバを設置せっちできなかったりすることを意味いみする。

限定げんていされた通信つうしんだけをおこなうのであれば、ローカルなIPアドレスと、グローバルなIPアドレスを使つかけるNAPTIPマスカレードとう技術ぎじゅつによって回避かいひすることが可能かのうであるが、NAPTはインターネットじょうのサービスを指定していするポート番号ばんごう目的もくてき流用りゅうようするやりかたであり、ネットワークじょうながれるパケットをえる行為こういなのでセキュリティじょう問題もんだいがある。[疑問ぎもんてん]また、ネットワークじょうでIPアドレスによって通信つうしん相手あいてである相手あいてのノードを一意いちい指定していできないという問題もんだい依然いぜんとしてのこっている。

IPアドレス枯渇こかつ問題もんだいはインターネットが誕生たんじょうしたときから潜在せんざいてき存在そんざいしていた。「32ビットのIPアドレスでは2の32じょう=やく43おくのIPアドレスしか管理かんりできない」というかんがえは将来しょうらいこり問題もんだいとして提起ていきされはしたが、実際じっさい深刻しんこく問題もんだいとしてはまれなかった。つまり、当時とうじからIPアドレス枯渇こかつ問題もんだい回避かいひするための技術ぎじゅつもちいることはできたが、もともとがアメリカぐん軍用ぐんよう技術ぎじゅつであったため、ぐん使用しようえるだけのかず確保かくほされればよく、1980年代ねんだい以前いぜんかんがえでは、そこまでの民間みんかんでの使用しよう想定そうていしていなかったのである。

問題もんだい影響えいきょう[編集へんしゅう]

IPv4のIPアドレスの新規しんき取得しゅとく困難こんなん[編集へんしゅう]

  • 新規しんきインターネットサービスプロバイダ(プロバイダ、ISP)と契約けいやくしてインターネットの接続せつぞく回線かいせんひらいても、IPv4のグローバルアドレスを取得しゅとくすることが困難こんなんになり、サーバー公開こうかいすることができなくなる。
  • IPv6のグローバルユニキャストアドレスを取得しゅとくできれば、サーバーの公開こうかい自体じたいはできるが、IPv4でのみアクセス可能かのうなユーザからの参照さんしょうが(後述こうじゅつ対応たいおうさくらないかぎり)困難こんなんになる。

ルーターに配付はいふされるIPアドレスの種別しゅべつ変更へんこう[編集へんしゅう]

プロバイダから契約けいやくしゃへのルーター配付はいふされるIPアドレスの種別しゅべつがグローバルアドレスから、ISP Shared Address (RFC 6598 100.64/10) または、プライベートアドレス (RFC 1918 10/8,172.16/12,192.168/16) になる場合ばあいがある。プロバイダによっては、グローバルアドレスを使用しようつづけるには、追加ついか料金りょうきん発生はっせいする場合ばあいがある。IPアドレスの種別しゅべつ変更へんこうするのは、かぎられた資源しげんであるIPアドレス (IPv4) の個別こべつユーザへの配付はいふをやめることにより、新規しんきのサーバーにIPv4のIPアドレスをったり、将来しょうらい接続せつぞくユーザすう増加ぞうか対応たいおうしたりするためである。たとえば、すでにUQ WiMAXでは約款やっかん修正しゅうせいし、IPv4のグローバルアドレスではなく、プライベートアドレスを配付はいふすることがあることを明示めいじしている

場合ばあいによっては(ISP Shared Addressやプライベートアドレスを使つかいたくない場合ばあい)、IPv6を使つかわざるをなくなる場合ばあいしょうじうる。

これによって、つぎのような影響えいきょうしょうじる。

  • ルーターの変更へんこう
    • ルーターにてられるIPアドレスの種別しゅべつ変更へんこうされることにより、ルーターの設定せってい変更へんこう必要ひつようになる。プロバイダによっては、IPv6対応たいおうのために、CPE (Customer Premises Equipment)構成こうせいするルーターなどへのえ、または、接続せつぞくようアプリケーションの新規しんき追加ついか必要ひつようになる場合ばあいがある。
  • アプリケーションの変更へんこう
    • 使用しようしているアプリケーションが使用しようできなくなる可能かのうせいがある。ルーターにてられるIPアドレスの種別しゅべつがグローバルアドレスであることを期待きたいしているアプリケーションでは、ルーターのアドレス種別しゅべつ変更へんこうされることにより、通信つうしんができなくなって使用しようできなくなるアプリケーションがでてくる。UPnPなどによりNATによる影響えいきょう回避かいひしているアプリケーションでは、IPアドレスの種別しゅべつ変更へんこうされ多段ただんNAT構成こうせいラージスケールNAT)になった場合ばあいに、対応たいおうできない。とくP2Pにより、端末たんまつあいだ直接ちょくせつ通信つうしんおこなうタイプのアプリケーションについては、影響えいきょうおおきい。
  • WebサイトやWebアプリケーションの変更へんこう
    • IPv4でアクセスされることを前提ぜんていにしているウェブサイトWebアプリケーションでは、サーバーがIPv6でアクセス可能かのうになった場合ばあいに、IPv6への対応たいおう必要ひつようになる。具体ぐたいてきには、IPv4のIPアドレスでセッション管理かんりをしている場合ばあいに、単一たんいつのIPv4のIPアドレスで複数ふくすうのユーザが同時どうじにアクセスしている場合ばあい対応たいおうや、IPv6でアクセスしている場合ばあい対応たいおう必要ひつようとなる。
  • 既存きそんユーザの既得きとく権益けんえき侵害しんがい
    • 現在げんざいおおきな制限せいげんもなくIPv4のIPアドレスを使用しようしている既存きそんユーザにとって、IPアドレスの共有きょうゆう強制きょうせいされることは、既得きとく権益けんえき侵害しんがいとしてうつる。現在げんざいは、実際じっさいにIPアドレスの共有きょうゆう強制きょうせいされるような計画けいかく公開こうかいされていないため、問題もんだいされていない。しかし、このような計画けいかく発表はっぴょうされれば、既存きそんユーザの反発はんぱつ予想よそうされ、賠償ばいしょう請求せいきゅう訴訟そしょう計画けいかく停止ていしもとめる訴訟そしょう問題もんだい発展はってんする可能かのうせいがある。

日本にっぽんでの対応たいおう[編集へんしゅう]

日本にっぽんにおいては1990年代ねんだい後半こうはんこった爆発ばくはつてきなインターネット接続せつぞく普及ふきゅうなどもあり、プロバイダは接続せつぞくしゃごとに固定こていIPアドレスを本来ほんらいてき方法ほうほうではなく、接続せつぞくちゅうだけいずれかのIPアドレスがられる動的どうてきIPアドレス割当わりあて方式ほうしき採用さいようした。そのため、一般いっぱんユーザーはサーバを公開こうかいすることがむずかしくなり、固定こていIPアドレスサービスはおおくのプロバイダで追加ついか料金りょうきんされるようになった。さらブロードバンドインターネット接続せつぞく先駆さきがけとして登場とうじょうしたケーブルテレビインターネット接続せつぞくでは、ローカルIPアドレスしかてない方式ほうしき一時いちじ主流しゅりゅうとなった。このような環境かんきょうではウェブ閲覧えつらん、メール、FTPなどの特定とくてい通信つうしん以外いがいでの使用しようおおくの場合ばあいきびしい。またJPNIC(日本にっぽんネットワークインフォメーションセンター)などが、アドレス空間くうかんてを審査しんさするなどあて方法ほうほう厳格げんかくにし、無用むようてをおこなわないようにした。

2010ねん6がつ現在げんざい国内こくないのプロバイダはIPv4アドレス枯渇こかつ対応たいおうタスクフォースのアクションプランにかたちで、2011ねん4がつにNTTが予定よていしているNGNのIPv6でのサービス開始かいしをマイルストーンとして、IPv6によるインターネット接続せつぞくサービスの提供ていきょう本格ほんかくしようとしている[8]。ただし、既存きそんのIPv4によるインターネット接続せつぞくサービスを今後こんごどのようにするかについては、プロバイダごと対応たいおうことなり、不明ふめいてんおおい。総務そうむしょうは、2010ねん4がつ『ISPのIPv4アドレス在庫ざいこ枯渇こかつ対応たいおうかんする情報じょうほう開示かいじガイドライン』公開こうかいした。このガイドラインにしたがって、日本にっぽん国内こくないにおけるプロバイダ各社かくしゃ対応たいおうについては、インターネットプロバイダー協会きょうかい(JAIPA)「ISPのIPv6対応たいおうについて」でまとめられている。

IPアドレスの枯渇こかつ期限きげん予測よそくとこれまでの経緯けいい[編集へんしゅう]

  • 黎明れいめい
    • 1981ねん9がつRFC 791として、現在げんざいのIPv4のもととなる仕様しよう公開こうかいされる。基本きほんてきに、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく国内こくない政府せいふ機関きかんぐん関連かんれん施設しせつ研究けんきゅう機関きかん中心ちゅうしんにネットワークでつなぐことを前提ぜんていとしていたことと、当時とうじのコンピュータの処理しょり能力のうりょくから、32bitのIPアドレスが採用さいようされる。このころ、IPアドレスのりは、かく組織そしきにClass A (/8)、Class B (/16)、Class C (/24) などの単位たんいおこなっていた。
    • 1991ねん7がつに「IPアドレスが不足ふそくする」という研究けんきゅうけてIETFが調査ちょうさ開始かいしした[9]一部いちぶには、1990年代ねんだい前半ぜんはんでClass B (/16) のIPアドレスが枯渇こかつするとの予測よそくもあった。
    • 1992ねん11月にRFC 1380というかたち調査ちょうさ結果けっかをまとめ、次世代じせだいネットワークの議論ぎろんはじまる。この議論ぎろんによるIPアドレスを拡張かくちょうする長期ちょうきてき対策たいさくがIPv6である。
    • 1993ねん5がつに、RFC 1466として、最後さいごの「/8ブロック」(ぜんIPv4アドレスの1/256)の5ブロックについては、世界せかいに5つある地域ちいきインターネットレジストリ (AfriNIC、APNIC、ARIN、LACNIC、RIPE NCC) にかく1ブロックをるよう予約よやくした。
    • 1994ねん3がつ RFC 1597 としてプライベートアドレスを導入どうにゅうした。 これによりIPアドレスの枯渇こかつにせずにLANでTCP/IPが使つかえるようになり、LANにおけるIPv4の利用りよう加速かそくすることになる。これと前後ぜんごして、プライベートアドレスを使用しようするLANとグローバルアドレスを使用しようするWANとを使つかけるとともに、両者りょうしゃ接続せつぞくして運用うんようするための技術ぎじゅつ開発かいはつすすむ。その議論ぎろん過程かていまれてきたのが、CIDR (RFC 4632)、NAT (RFC 2663) 、Proxy(プロキシ)などである。
  • 揺籃ようらん
    • 1990年代ねんだい後半こうはんはいり、Windows 95発売はつばいをきっかけとしたパソコンによるインターネットの利用りようや、携帯けいたい電話でんわなどの通信つうしん機器ききによるインターネット利用りようえるにしたがって、IPv4アドレス枯渇こかつたんなる技術ぎじゅつ問題もんだいではなく社会しゃかい問題もんだいとして認知にんちされるようになった。
    • 2001ねんには、インターネットバブルといわれる急速きゅうそくなインターネット利用りよう増加ぞうか現象げんしょうのため、2007ねんごろにIPアドレスが枯渇こかつするとの予想よそうされた。しかし、2003ねんになると、インターネットバブルの崩壊ほうかいとともにIPアドレスの需要じゅよう減少げんしょうし、枯渇こかつ見通みとおしは2020ねんごろ修正しゅうせいされた。この時期じき経済けいざい状況じょうきょうによって、IPアドレスの枯渇こかつ時期じき予想よそうおおきく変化へんかしていた。
    • エコノミストを中心ちゅうしんに、一部いちぶでテスト運用うんようはじまったIPv6の必要ひつようせいや、IPアドレスの枯渇こかつそのものを疑問ぎもんするこえさかんにされた時期じきでもある。
  • 対策たいさく
    • 2000年代ねんだい後半こうはんになると、IANAの在庫ざいこ減少げんしょうしてきたことと、ひがしアジア地域ちいき中心ちゅうしんとした安定あんていしただい規模きぼ需要じゅようがあることから、IPアドレスの枯渇こかつ時期じき予想よそうおこないやすくなってきた。
    • JPNICは、2004ねんから2008ねんにかけて、歴史れきしてきPI (Provider Independent) アドレスのさき組織そしき明確めいかくと、CIDRによる適切てきせつ規模きぼでのIPアドレスのりを目的もくてきに、みのIPアドレスの整理せいり使用しようIPアドレスの回収かいしゅう実施じっしした[10]
    • 2006ねん4がつに、JPNICはIPv4アドレス枯渇こかつけた提言ていげん公開こうかいした[11]。ここにげられている4つのレポートによれば、2009ねん - 2022ねんでIPv4アドレスが枯渇こかつすることになる。また、2006ねん12月に開催かいさいされたInternet Week 2006におけるだい11かいJPNICオープンポリシーミーティングプログラムのパネル討論とうろんかい「IPv4アドレス枯渇こかつへの対応たいおう」では、近藤こんどう邦昭くにあきにより「2006ねん12月時点じてんで1670まんのIPアドレスをふくむブロックが、のこり52」「2006ねんは9ブロックが消費しょうひされた」「このペースなら2012〜2013ねん枯渇こかつする」との資料しりょう[12]提示ていじされている。
    • 2007ねん6がつに、JPNICはIPv4アドレスの在庫ざいこ枯渇こかつじょうきょうとJPNICのみについて公開こうかいした。
    • このなかで、地域ちいきインターネットレジストリの分配ぶんぱいIPv4アドレスの在庫ざいこが2010ねんにはくなると予測よそくしている。これをけて、インターネットで利用りようするIPv4アドレスの枯渇こかつえるために、対応たいおうさく検討けんとう開始かいししたと発表はっぴょうした。具体ぐたいてきには情報じょうほう提供ていきょう利用りようポリシーの見直みなおしをおこなう。また、IPv6への移行いこうふく技術ぎじゅつてき方法ほうほうろん検討けんとう、ビジネスへの影響えいきょう調査ちょうさする検討けんとうかい開始かいしする[13]
    • なお、日本にっぽん国内こくないでは、IPアドレス枯渇こかつ対策たいさくのため、2008ねん9がつ5にちIPv4アドレス枯渇こかつ対応たいおうタスクフォース設立せつりつしている。
    • 2009ねん8がつ時点じてんで、使用しようのIPv4アドレスがやく5おく年間ねんかんやく2おくっているので、2011ねんごろ枯渇こかつすると報道ほうどうされた[14]。2010ねん1がつ時点じてんIPv4アドレスIANA在庫ざいこが10%を[15]同年どうねん11がつまつ時点じてんIANAのりの/8のIPv4アドレスはのこり7ブロック、そうアドレスすうめる割合わりあいやく2.7%となった[16][17][18]
  • 枯渇こかつ
    • 2011ねん1がつ31にち、APNICに「/8ブロック」が2つてられた[19][20][21]。2011ねん2がつ3にちりの「/8ブロック」である最後さいごの5ブロックが、世界せかいに5つある地域ちいきインターネットレジストリにそれぞれられ、IANAが在庫ざいこ枯渇こかつした[22][23][24]
    • 2011ねん3がつ1にちきゅうクラスB, RIR分配ぶんぱい以前いぜんきゅうクラスCアドレス領域りょういきで、RIR体制たいせい以降いこう分配ぶんぱい凍結とうけつしていたVarious Registries領域りょういきといわれるIPアドレスの領域りょういきかくRIRに分配ぶんぱいした。分配ぶんぱいしたりょうは、1つのRIRにつき、/8ブロック換算かんさんやく1.5ブロックである。
    • 地域ちいきインターネットレジストリが在庫ざいこ枯渇こかつについては、地域ちいきごとに需要じゅようことなるため、それぞれ在庫ざいこ枯渇こかつ時期じきことなる。もっとはや地域ちいきインターネットレジストリが在庫ざいこ枯渇こかつするのは、IPアドレスの消費しょうひ動向どうこうから、APNICと予測よそくされていた。
    • 2011ねん4がつ15にち、APNICのIPv4のIPアドレスの在庫ざいこは/8ブロック換算かんさんで、1.0ブロックになった[25]
    • RIRでは、在庫ざいこが1ブロック未満みまんになると枯渇こかつしたとみなし、IPアドレスのりを制限せいげんすることになっている。APNICでは、のRIRに先駆さきがけて、この最後さいごの1ブロックにたっしてしまった。今後こんご、APNICにおいては、1会員かいいんあたり最大さいだい/22ブロック換算かんさんで1つのみ、IPv6への接続せつぞくせい確保かくほ既存きそんのインターネット接続せつぞく維持いじする目的もくてきでIPv4のIPアドレスをるのみになる。
    • 日本にっぽん担当たんとうするJPNICは、独自どくじにIPアドレスの在庫ざいこたず、必要ひつようおうじてAPNICの在庫ざいこからてをおこなっているため、APNICがつIPアドレスの在庫ざいこ枯渇こかつすれば、IPアドレスのりができなくなる[26]
    • 地域ちいきインターネットレジストリが在庫ざいこ枯渇こかつ前後ぜんごして発生はっせいするのが、ISPデータセンターにおけるIPアドレスの枯渇こかつである。実際じっさいには、IPアドレスの取得しゅとく申請しんせいに18かげつさきまでの需要じゅよう予測よそく根拠こんきょ申請しんせいしているため、すぐに問題もんだいになることはない。これまでは、ユーザすう増加ぞうかやサーバの増加ぞうかともなって、ISPやデータセンターは計画けいかくてきにIPアドレスを地域ちいきインターネットレジストリから取得しゅとくしてきた。これからは、IPv4アドレスの供給きょうきゅうもと在庫ざいこ枯渇こかつするため、新規しんきにIPv4のIPアドレスをユーザに提供ていきょうできなくなる。
    • 2012ねん4がつRFC 6598としてISP Shared AddressにARINから100.64.0.0/10がてられる。今後こんご、Carrier-Grade NAT (CGN) の導入どうにゅう加速かそくすると推測すいそくされる。
    • 2012ねん7がつまつごろ、RIPE-NCC(ヨーロッパ中東ちゅうとう中央ちゅうおうアジア地域ちいき)のIPv4アドレス在庫ざいこ枯渇こかつすると予想よそうされていた。地域ちいきについては、ARIN(北米ほくべいおよカリブ海かりぶかい地域ちいき北大西洋きたたいせいよう地域ちいき)が2013ねん前半ぜんはん、LACNIC(ラテンアメリカおよカリブ海かりぶかい地域ちいき)が2014ねん前半ぜんはん、AfriNIC(アフリカ地域ちいき)が2014ねん後半こうはんに、それぞれ在庫ざいこ枯渇こかつすると予想よそうされる。
    • 2012ねん9がつ14にちRIPE-NCCにおいて/8のIPアドレスが枯渇こかつ[27]以降いこうは/22や返却へんきゃくされた予備よびのIPv4アドレスを[5]
    • 2014ねん4がつ23にち、ARINのIPv4アドレス在庫ざいこが/8ブロック換算かんさんで、1.0ブロックになった[28][29]
    • 2014ねん5がつ20日はつか、LACNICのIPv4アドレス在庫ざいこが/9ブロック換算かんさんで、1.0ブロックになったことをけ、 IANAにすで返却へんきゃくみのIPv4アドレスをかくRIRに再度さいど見通みとおしになった[30]
    • 2017ねん2がつ15にち LACNICのIPv4アドレス在庫ざいこが/11ブロック以下いかとなり、AFRINICをのぞく4つのRIRでIPv4アドレス在庫ざいこ枯渇こかつ最終さいしゅう段階だんかいになった[31]
    • 2019ねん11月25にちRIPE-NCCにおいてすべてのIPアドレスが枯渇こかつ[5]

126.0.0.0/8分配ぶんぱい事件じけん[編集へんしゅう]

2005ねん2がつJANOGメーリングリストで126.0.0.0/8(126.0.0.0 - 126.255.255.255の範囲はんいのIPアドレスのことで、理論りろん最大さいだい16,581,375あて可能かのう)という大量たいりょうのIPアドレスがソフトバンク傘下さんかBBテクノロジー分配ぶんぱいされたことについて疑問ぎもんていするメールが投稿とうこうされた[32]。そのときは「ソフトバンクは大量たいりょうにIPアドレスを使つかっている、APNICふとぱらだ」程度ていど認識にんしきであったが(このIPアドレスをてたのはAPNIC)、よく3がつJPNICのIPアドレス担当たんとう理事りじである前村まえむら昌紀まさき日経にっけいBPうえで 「IPアドレス枯渇こかつ問題もんだい依然いぜんとして存在そんざいするが以前いぜん観測かんそくよりは増加ぞうかペースがちており、APNICが処理しょりしたことではあるが、126.0.0.0/8ては妥当だとうであった」[33]というむね発言はつげんをしたため事態じたい一変いっぺん、JANOG-MLじょういままでIPアドレスをしぶっていたJPNICにたいして一斉いっせい批判ひはんがなされた。これらの批判ひはんは、一方いっぽうでIPアドレス枯渇こかつ問題もんだいによるIPアドレスの回収かいしゅうおこなっていながら、もう一方いっぽうで、JPNICが管理かんりするIPアドレス(2005ねん2がつ段階だんかいで29,067,520[34])の過半数かはんすうのIPアドレスをったことにたいする矛盾むじゅん批判ひはんである。それまで、比較的ひかくてき自由じゆう取得しゅとくできていたIPアドレスが、プロバイダ経由けいゆかつ限定げんていてきにしか取得しゅとくできなくなったことにたいする不満ふまんが、さわぎをよりおおきくした。

当時とうじJPNICは、組織そしき改組かいそともな管理かんり一元化いちげんかするとともに、IPアドレス枯渇こかつ問題もんだい対応たいおうするために、/24などの単位たんい必要ひつよう以上いじょう分配ぶんぱいされていたIPアドレスを回収かいしゅうするとともに、新規しんき条件じょうけん厳格げんかくをしていた。このIPアドレスの回収かいしゅうともなって、分配ぶんぱいされるIPアドレスのかず減少げんしょう回収かいしゅうされるIPアドレスのかず増加ぞうかによる相乗そうじょう効果こうかで、全体ぜんたいとしての分配ぶんぱいみのIPアドレスの増加ぞうかペースがちているようにえていた。

APNICとJPNICの見解けんかい[編集へんしゅう]

APNICおよびJPNICは、以下いか見解けんかい公表こうひょうしている[35][36][37]

  • IPv4のIPアドレスの枯渇こかつ
    • APNICがつIPv4アドレス在庫ざいこが2011ねん4がつ15にちに/8ブロック換算かんさんで1ブロック未満みまんになったため、従来じゅうらいのポリシーによるIPv4アドレスのりは終了しゅうりょうした。最後さいごの1ブロックは、新規しんき参入さんにゅうしゃによるIPv4の利用りようと、既存きそんネットワークの安定あんてい運用うんよう、IPv6への移行いこうのためにりをおこなう。今後こんごりは、最大さいだい「1会員かいいん新規しんきおよび既存きそん)につき、/22を1ブロック」という非常ひじょう限定げんていされたりをおこなう。
  • インターネットサービスの継続けいぞくせい
    • 新規しんきのIPv4アドレス分配ぶんぱい原則げんそくとしてできないことを前提ぜんていに、IPv6の利用りよう拡大かくだいすることが唯一ゆいいつ長期ちょうきてき対策たいさくである。

ちゅう : JPNICは、独自どくじにはIPv4アドレスをたず、APNICからのりを仲介ちゅうかいしている。そのため、JPNICの管理かんりにおけるIPアドレスの移転いてんのぞけば、APNICと同様どうように、「1会員かいいん新規しんきおよび既存きそん)につき、/22を1ブロック」という非常ひじょう限定げんていされたりしかできなくなる。

IPv6の採用さいよう[編集へんしゅう]

現在げんざい、アドレス空間くうかん桁数けたすう増大ぞうだいさせたIPv6が普及ふきゅうしつつある。詳細しょうさいIPv6こう参照さんしょう

しかしながら、移行いこうする方式ほうしきによって、問題もんだいてんがいくつかある。なお、IPv6の導入どうにゅう方式ほうしきは、プロバイダおよびネットワークの接続せつぞく経路けいろ依存いぞんするため、エンドユーザが自由じゆう選択せんたくすることはできない(一部いちぶ例外れいがいのぞく)。

IPv4アドレス移転いてん制度せいど[編集へんしゅう]

休眠きゅうみんちゅうのIPv4アドレスの有効ゆうこう活用かつよう目的もくてきとして、事業じぎょうしゃあいだのIPv4アドレスの使用しようけん譲渡じょうとかんするポリシーの見直みなおしがおこなわれ、2011ねん8がつ1にちからIPv4アドレス移転いてん制度せいど施行しこうした[38][39]

JPNICで、実施じっしされている内容ないようは、以下いかのとおりである。

  • 移転いてんできるアドレスの種類しゅるい
    • JPNICが管理かんりするIPv4アドレス
      • IPアドレス管理かんり指定してい事業じぎょうしゃ以下いか指定してい事業じぎょうしゃ)へられているPAアドレス(プロバイダ集成しゅうせい可能かのうアドレス)
      • 特殊とくしゅ用途ようとようプロバイダ依存いぞんアドレス(以下いか特殊とくしゅ用途ようとようPIアドレス)
      • 歴史れきしてき経緯けいいつプロバイダ依存いぞんアドレス(以下いか歴史れきしてきPIアドレス)
  • 移転いてんもと資格しかく
    • JPNICと契約けいやく締結ていけつしている組織そしき指定してい事業じぎょうしゃ特殊とくしゅ用途ようとようPIアドレスさき組織そしき歴史れきしてきPIアドレスさき組織そしき
  • 移転いてんさき資格しかく
    • JPNICと契約けいやく締結ていけつしている組織そしき、またはあらたにJPNICと契約けいやく予定よてい組織そしき(JPNICと契約けいやく締結ていけつしていない組織そしきでも、移転いてん手続てつづきとあわせて、あらたにJPNICと契約けいやく締結ていけつすることにより、移転いてんけることができる)
  • 移転いてんできるアドレスの最小さいしょう単位たんい
    • /24(/24よりちいさいサイズのブロックを移転いてんすることはできない)

しかしながら、これまでの経緯けいいからすると、日本にっぽん国内こくないにおける該当がいとうするIPv4アドレスの使用しようけん保持ほじしゃは、使用しようのIPv4アドレス空間くうかん提供ていきょうする意思いしがほとんどない[40]。IPv4アドレスが枯渇こかつし、必要ひつようになったとき追加ついか取得しゅとくすることが困難こんなんになった現在げんざいでは、この傾向けいこうはよりつよくなっている。JPNICが、2004ねんから2006ねんにかけてInterNICやJNICからられた歴史れきしてきPI (Provider Independent) アドレスのさき組織そしき明確めいかくおこなったさいに、すで休眠きゅうみんちゅうのIPv4アドレスの回収かいしゅうおこなっている[10]。(105組織そしき319,488のIPv4アドレスを回収かいしゅう[41]。その日本にっぽん国内こくないでIPv4アドレスの使用しようけん保持ほじするためには、JPNICが認定にんていした指定してい事業じぎょうしゃ(プロバイダ)から有償ゆうしょうけるのが一般いっぱんてきであり、IPv4アドレスを保持ほじつづけるとコストがかかるようになった。そのため、使用しよう計画けいかくのない休眠きゅうみんちゅうのIPv4アドレスは、ほとんどない状態じょうたいになっている。

JPNICの管轄かんかつがいからのIPv4アドレスの供給きょうきゅうもととして、歴史れきしてき背景はいけいから休眠きゅうみんちゅうのIPv4アドレス空間くうかんおおかかえているARIN(北米ほくべい地域ちいき担当たんとう地域ちいきインターネットレジストリ)が期待きたいされるが、ARINは、地域ちいきインターネットレジストリあいだでのIPv4アドレス空間くうかん移転いてん否定ひていてきであった[42]。しかし、2013ねん6月3にち以降いこうは、JPNICだけでなくAPNICやARINの管理かんりにあるIPv4アドレスも移転いてん可能かのうとなり[43]、2014ねん4がつ30にちには世界せかいはつのRIRあいだのIPv4アドレス移転いてんがARINない利用りようしゃからAPNIC配下はいかのJPNIC管理かんり利用りようしゃおこなわれた。

実績じっせきとしては、IPv4アドレス移転いてん制度せいど開始かいしされた2011ねん8がつ1にち - 2012ねん6がつまつまでの11かげつで、移転いてんされたIPアドレスはたった30けんしかない。傾向けいこうとしては資本しほん関係かんけいがあるグループ企業きぎょうあいだ移転いてんか、エンドユーザからそこが利用りようしているISPやホスティング業者ぎょうしゃへの移転いてんおお[44]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ IANA IPv4 Address Space Registry
  2. ^ IPv4アドレスの中央ちゅうおう在庫ざいこ完全かんぜん枯渇こかつ”. ITmedia (2011ねん2がつ4にち). 2011ねん2がつ7にち閲覧えつらん
  3. ^ APNICにおけるIPv4アドレス在庫ざいこ枯渇こかつのおらせ、および枯渇こかつのJPNICにおけるアドレス管理かんりポリシーのご案内あんない
  4. ^ RIPE NCC Begins to Allocate IPv4 Address Space From the Last /8
  5. ^ a b c 欧州おうしゅうのIPv4アドレスがついに完全かんぜん枯渇こかつ、6おくじゃく使つかった”. 日経にっけいテクノロジーオンライン. (2019ねん11月25にち). https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/06548/ 2019ねん11月25にち閲覧えつらん 
  6. ^ 北米ほくべい地域ちいきレジストリにおけるIPv4アドレス在庫ざいこ枯渇こかつのおらせ 日本にっぽんネットワークインフォメーションセンター、2015ねん9がつ25にち(2015ねん9がつ29にち閲覧えつらん)。
  7. ^ ARIN IPV4 FREE POOL REACHES ZERO ARIN、2015ねん9がつ24にち(2015ねん9がつ29にち閲覧えつらん)。
  8. ^ IPv4アドレス枯渇こかつ対応たいおうアクションプラン2010.06はん (PDF)
  9. ^ Chiappa, N., "The IP Addressing Issue",
  10. ^ a b 歴史れきしてき経緯けいいつプロバイダ依存いぞんアドレス(歴史れきしてきPIアドレス)について
  11. ^ 報告ほうこくしょ「IPv4アドレス枯渇こかつけた提言ていげん公開こうかいのおらせ - 社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽんネットワークインフォメーションセンター (JPNIC) 2006.4
  12. ^ IPv4状況じょうきょう予測よそくとの比較ひかく〜2006ふゆ (PDF) - JPNIC番号ばんごう資源しげん利用りようじょうきょう調査ちょうさ研究けんきゅうチーム 近藤こんどう邦昭くにあき
  13. ^ JPNIC「IPv4アドレスの在庫ざいこ枯渇こかつじょうきょうとJPNICのみについて」、2007ねん6がつ19にち
  14. ^ ひろがらぬ次世代じせだいアドレス 現行げんこうv4、2ねんにも在庫ざいこ”. 朝日新聞あさひしんぶん (2009ねん8がつ28にち). 2010ねん2がつ4にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2012ねん8がつ21にち閲覧えつらん
  15. ^ JPNIC「IPv4アドレスIANA在庫ざいこが10%をるも、JPNICのIPv4分配ぶんぱい変化へんかなし」、2010ねん1がつ20日はつか
  16. ^ ARINとRIPE NCCへ、「/8ブロック」がられました | IPv4アドレス枯渇こかつ対応たいおうタスクフォース 2010ねん12月1にち
  17. ^ IPv4アドレスのIANA在庫ざいこ、あと/8を2ブロックのこすのみ | JPNIC 2010ねん12月1にち
  18. ^ IPv4アドレスの枯渇こかつがいよいよ目前もくぜん在庫ざいこ実質じっしつ2ブロックに | ITPro 2010ねん12月1にち
  19. ^ IANAからAPNICへ、ふたつの/8ブロックがられました | JPNIC 2011ねん2がつ1にち
  20. ^ IANAからAPNICに申請しんせい分配ぶんぱい可能かのう最後さいごのアドレスがられました | IPv4アドレス枯渇こかつ対応たいおうタスクフォース 2011ねん2がつ1にち
  21. ^ Two /8s allocated to APNIC from IANA | APNIC 2011ねん2がつ1にち
  22. ^ IANAにおけるIPv4アドレス在庫ざいこ枯渇こかつ、およびJPNICの今後こんごのアドレス分配ぶんぱいについて | JPNIC 2011ねん2がつ4にち
  23. ^ IANAのIPv4アドレス在庫ざいこ、ついに枯渇こかつ | IPv4アドレス枯渇こかつ対応たいおうタスクフォース 2011ねん2がつ4にち
  24. ^ Free Pool of IPv4 Address Space Depleted | NRO February 3, 2011
  25. ^ APNIC's IPv4 pool usage
  26. ^ APNIC地域ちいきにおけるIPv4アドレスの通常つうじょう終了しゅうりょう在庫ざいこ枯渇こかつ)の時期じきについて | JPNIC 2011ねん3がつ25にち
  27. ^ 速報そくほう】ヨーロッパ地域ちいきレジストリにおけるIPv4アドレス在庫ざいこ枯渇こかつのおらせ”. JPNIC (2012ねん9がつ14にち). 2013ねん1がつ4にち閲覧えつらん
  28. ^ ARIN Enters Phase Four of the IPv4 Countdown Plan”. ARIN (2014ねん4がつ23にち). 2014ねん4がつ29にち閲覧えつらん
  29. ^ 北米ほくべい地域ちいきレジストリにおけるIPv4アドレスの在庫ざいこじょうきょうについて”. JPNIC (2014ねん4がつ24にち). 2014ねん4がつ29にち閲覧えつらん
  30. ^ IANAに返却へんきゃくみIPv4アドレスのさいりについて”. JPNIC (2014ねん5がつ21にち). 2014ねん6がつ11にち閲覧えつらん
  31. ^ LACNIC Announces the Start of the Final Phase of IPv4 Exhaustion”. LACNIC (2017ねん2がつ15にち). 2017ねん2がつ22にち閲覧えつらん
  32. ^ JANOGメーリングリストのログ。 (2005.2) ※閲覧えつらんにはパスワードが必要ひつよう詳細しょうさいJANOGメーリングリストのサイトを参照さんしょう
  33. ^ 山田やまだつよしりょう「ソフトバンクBBへの「/8」のりは妥当だとう:JPNIC前村まえむら昌紀まさきIPアドレス担当たんとう理事りじく」日経にっけいBP、2005ねん3がつ9にち
  34. ^ JPNICが管理かんりするIPアドレスにかんする統計とうけい(2005ねん1〜12月)
  35. ^ APNIC IPv4 Address Pool Reaches Final /8 APNIC
  36. ^ 日本にっぽんにおけるIPv4アドレス在庫ざいこ枯渇こかつ 2011ねん4がつ15にち IPアドレス枯渇こかつ対応たいおうタスクフォース
  37. ^ APNICにおけるIPv4アドレス在庫ざいこ枯渇こかつのおらせおよび枯渇こかつのJPNICにおけるアドレス管理かんりポリシーのご案内あんない 2011ねん4がつ15にち 社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽんネットワークインフォメーションセンター (JPNIC)
  38. ^ JPNIC News & Views vol.869【臨時りんじごう、2010ねん8がつ1にち
  39. ^ IPv4アドレス移転いてん履歴りれき
  40. ^ 分配ぶんぱいみIPv4アドレスのさい分配ぶんぱい可能かのうせいと、それらの使つかまわしが在庫ざいこ枯渇こかつ時期じきあたえる影響えいきょう
  41. ^ 歴史れきしてきPIアドレスさき組織そしき明確めいかく完了かんりょうのおらせ
  42. ^ ITPro、2010ねん1がつ12にち
  43. ^ JPNICにおけるIPv4アドレス移転いてん対象たいしょう範囲はんい拡張かくちょうのおらせ”. JPNIC (2013ねん4がつ1にち). 2013ねん4がつ29にち閲覧えつらん
  44. ^ | JPNIC News & Views vol.986【臨時りんじごう】2012.7.12

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関連かんれん書籍しょせき[編集へんしゅう]

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