水郡線すいぐんせん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
水郡線すいぐんせん
久慈川を渡るキハE130系気動車 (2021年11月 袋田駅 - 上小川駅間)
久慈川くじがわわたキハE130けい気動車きどうしゃ
(2021ねん11月 袋田ふくろだえき - 上小川かみおがわえきあいだ
基本きほん情報じょうほう
通称つうしょう おく久慈くじ清流せいりゅうライン
くに 日本の旗 日本にっぽん
所在地しょざいち 茨城いばらきけん福島ふくしまけん
種類しゅるい 普通ふつう鉄道てつどう在来ざいらいせん地方ちほう交通こうつうせん
起点きてん 水戸みとえき本線ほんせん[1][2]上菅谷かみすがだにえき支線しせん[1][2]
終点しゅうてん 安積永盛あさかながもりえき本線ほんせん[1][2]常陸太田ひたちおおたえき支線しせん[1][2]
えきすう 45えき
電報でんぽう略号りゃくごう スクセ[3]
開業かいぎょう 1897ねん11月16にち (126ねんまえ) (1897-11-16)
全通ぜんつう 1934ねん12月4にち (89ねんまえ) (1934-12-04)
所有しょゆうしゃ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう(JR東日本ひがしにっぽん
運営うんえいしゃ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう(JR東日本ひがしにっぽん
車両しゃりょう基地きち 水郡線すいぐんせん統括とうかつセンター常陸ひたち大子だいごえき
使用しよう車両しゃりょう キハE130けい
路線ろせんしょもと
路線ろせん距離きょり 137.5 km水戸みと - 安積永盛あさかながもりあいだ[1][2]
9.5 km(上菅谷かみすがだに - 常陸太田ひたちおおたあいだ[1][2]
軌間きかん 1,067 mm
線路せんろすう 単線たんせん
電化でんか方式ほうしき 全線ぜんせん電化でんか
閉塞へいそく方式ほうしき 特殊とくしゅ自動じどう閉塞へいそくしき軌道きどう回路かいろ検知けんちしき
保安ほあん装置そうち ATS-Ps水戸みとえき安積永盛あさかながもりえき構内こうない
ATS-SN
最高さいこう速度そくど 95 km/h水戸みと - 常陸ひたち大子だいごあいだ
85 km/h常陸ひたち大子だいご - 安積永盛あさかながもりあいだ上菅谷かみすがだに - 常陸太田ひたちおおたあいだ
路線ろせん
テンプレートを表示ひょうじ

水郡線すいぐんせん(すいぐんせん)は、茨城いばらきけん水戸みと水戸みとえきから福島ふくしまけん郡山こおりやま安積永盛あさかながもりえき[1][2]までと、茨城いばらきけん那珂なか上菅谷かみすがだにえき分岐ぶんきしてどうけん常陸太田ひたちおおた常陸太田ひたちおおたえき[1][2]までをむすぶ、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう(JR東日本ひがしにっぽん)の鉄道てつどう路線ろせん地方ちほう交通こうつうせん)である。おく久慈くじ清流せいりゅうラインという愛称あいしょうけられている[4]

路線ろせんデータ[編集へんしゅう]

2014ねん平成へいせい26ねん)4がつ1にちから、水戸みとえき - 常陸ひたち大子だいごえきあいだ上菅谷かみすがだにえき - 常陸太田ひたちおおたえきあいだ旅客りょかく営業えいぎょう規則きそくさだめる大都市だいとし近郊きんこう区間くかんの「東京とうきょう近郊きんこう区間くかん」にふくまれている。また、水戸みとえき上菅谷かみすがだにえき常陸ひたち大宮おおみやえき常陸ひたち大子だいごえき常陸太田ひたちおおたえきがIC乗車じょうしゃカード「Suica」(相互そうご利用りよう可能かのうなICカードをふくむ)一部いちぶ利用りよう可能かのうえきとなっており、これらのえき相互そうごあいだ、またはこれらのえき水戸みとえき以遠いえんのSuicaエリアのえきとの相互そうごあいだ利用りようできる[報道ほうどう 1]。ただしせんない区間くかんふくむSuica定期ていきけん発売はつばいおこなっておらず、また安積永盛あさかながもりえき方面ほうめんへのエリアをまた利用りようもできない。

安積永盛あさかながもりえきのぞ東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう水戸みと支社ししゃ管轄かんかつである。安積永盛あさかながもりえき同社どうしゃ東北とうほく本部ほんぶ管轄かんかつであり、磐城いわき守山もりやまえき - 安積永盛あさかながもりえきあいだ水戸みとえき起点きてん135 km地点ちてん阿武隈川あぶくまがわはさんで東側ひがしがわ)に支社ししゃ境界きょうかいがある。

水戸みとえき安積永盛あさかながもりえき、それに直通ちょくつう運転うんてんさき郡山こおりやまえきのぞせんないぜんえきにトレインロケーションシステム「おしらせくん」が設置せっちされている。

歴史れきし[編集へんしゅう]

太田おおた馬車ばしゃ鉄道てつどう[編集へんしゅう]

  • 1892ねん明治めいじ25ねん)7がつ 太田おおた馬車ばしゃ鉄道てつどうたいし、水戸みと - 太田おおた現在げんざい常陸太田ひたちおおたあいだへの軌道きどう敷設ふせつ許可きょか
    • 馬車ばしゃ軌道きどうとして計画けいかくされた。当初とうしょ馬車ばしゃ軌道きどう水戸みとえき - 南町みなみまち - 菅谷すがや - 額田ぬかた - 太田おおた国道こくどう349ごう旧道きゅうどう)に沿って敷設ふせつ予定よていであった。その太田おおた馬車ばしゃ鉄道てつどうは「太田おおた鉄道てつどう」と改称かいしょうし、動力どうりょく蒸気じょうき変更へんこうして鉄道てつどう敷設ふせつ変更へんこうされた[6]

太田おおた鉄道てつどう水戸みと鉄道てつどう(2だい[編集へんしゅう]

大郡線たいぐんせん水郡線すいぐんせん水郡南線すいぐんなんせん[編集へんしゅう]

水郡北線すいぐんほくせん[編集へんしゅう]

全通ぜんつう[編集へんしゅう]

運行うんこう形態けいたい[編集へんしゅう]

線路せんろ名称めいしょうじょう安積永盛あさかながもりえき終点しゅうてんだが、どうえきかえ列車れっしゃはなく、ぜん列車れっしゃ東北本線とうほくほんせん経由けいゆ郡山こおりやまえきまで直通ちょくつう運転うんてんしている。

ながらく土曜日どようび平日へいじつダイヤでの運転うんてんであったが、2019ねん平成へいせい31ねん)3がつ16にちのダイヤ改正かいせい土曜日どようび休日きゅうじつダイヤにじゅんずるようになった。ただし、平日へいじつダイヤは、夕方ゆうがた水戸みとはつ常陸ひたち大宮おおみや列車れっしゃが1ほんおおいのみで、列車れっしゃ時刻じこく全日ぜんじつ共通きょうつうである。これ以前いぜん休日きゅうじつ運休うんきゅう常陸ひたち大宮おおみやえき発着はっちゃく列車れっしゃ夕方ゆうがた上下じょうげかく1ほん(2019ねんのダイヤ改正かいせい平日へいじつくだりのみの運転うんてんとなり休日きゅうじつ廃止はいし)あったほか、早朝そうちょう常陸ひたち大子だいごはつ水戸みと列車れっしゃ休日きゅうじつ運休うんきゅうだった(2007ねんより毎日まいにち運転うんてん)。

全体ぜんたいてきにはおよそ1 - 2あいだに1ほん程度ていど運行うんこうであるが、水戸みとえき - 上菅谷かみすがだにえき常陸ひたち大宮おおみやえきあいだは1あいだに1 - 2ほん運行うんこうされている。水戸みとえき - 常陸ひたち大宮おおみやえき常陸ひたち大子だいごえきあいだ上菅谷かみすがだにえき - 常陸太田ひたちおおたえきあいだ区間くかん運転うんてん列車れっしゃおおい。常陸ひたち大子だいごえき - 郡山こおりやまえきあいだ本数ほんすう水郡線すいぐんせんなかでももっとすくなく、3 - 4あいだほど運行うんこうされないときあいだたいがある。水戸みとえき - 郡山こおりやまえきあいだ全線ぜんせんどおしで運行うんこうされる列車れっしゃは1にちくだり5ほんのぼり6ほんのみである(ぶし列車れっしゃのぞく。常陸ひたち大子だいごえきえとなる列車れっしゃ上下じょうげかく1ほんずつある)。2017ねん10がつ14にちのダイヤ改正かいせいにより、にちちゅう水戸みとえき - 常陸ひたち大宮おおみやえきあいだが1あいだに1ほん常陸ひたち大宮おおみやえき - 常陸ひたち大子だいごえきあいだが2あいだに1ほんとなった。

支線しせん常陸太田ひたちおおたえき発着はっちゃく列車れっしゃ朝夕ちょうせき中心ちゅうしん水戸みとえき発着はっちゃく設定せっていされているが、にちちゅう夜間やかん上菅谷かみすがだにえき - 常陸太田ひたちおおたえきあいだ支線しせんない往復おうふく運行うんこうとなっている。1 - 2あいだに1ほんほどの運行うんこうである。早朝そうちょう深夜しんや上菅谷かみすがだにえき - 常陸太田ひたちおおたえきあいだ回送かいそう列車れっしゃ設定せっていされている。

水戸みとえき - 上菅谷かみすがだにえきあいだは、水戸みとえき - 郡山こおりやま方面ほうめん本線ほんせんすじ列車れっしゃのほかに、水戸みとえき - 常陸太田ひたちおおたえきあいだ支線しせん方面ほうめん列車れっしゃ走行そうこうするため、水郡線すいぐんせんにおいて列車れっしゃ密度みつど一番いちばんたか区間くかんである。1あいだあさラッシュは3ほんにちちゅうは1ほん運行うんこうされている。

福島ふくしまけん郡山こおりやまがわでは、前述ぜんじゅつぜん区間くかん運行うんこう列車れっしゃのほかに常陸ひたち大子だいごえき - 郡山こおりやまえきあいだ区間くかん列車れっしゃくだり3ほんのぼり2ほん水戸みときに連絡れんらく)と途中とちゅう磐城いわき石川いしかわえき翌朝よくあさまで留置りゅうちされる磐城いわき石川いしかわえき - 郡山こおりやまえきあいだ列車れっしゃ1往復おうふくがある。また、のぼりはよる21だい郡山こおりやまはつ磐城いわき棚倉たなぐらきでそのまま留置りゅうちされ、翌朝よくあさ6ぎに磐城いわき棚倉たなぐらはつ常陸ひたち大子だいごきとなる運用うんようがある。にちちゅう時間じかんたい常陸ひたち大子だいごえき - 郡山こおりやまえきあいだで1往復おうふく増発ぞうはつされる休日きゅうじつおよび沿線えんせん学校がっこう変則へんそく時間割じかんわりなど)がある。

列車れっしゃは1 - 4りょう編成へんせい運行うんこうされており、ラッシュは3 - 4りょう編成へんせいおおい。また、列車れっしゃによっては平日へいじつ土曜どよう休日きゅうじつ編成へんせいことなる場合ばあいがある。水戸みとえき - 常陸ひたち大子だいごえき常陸太田ひたちおおたえきあいだおもに2 - 4りょう編成へんせい常陸ひたち大子だいごえき - 郡山こおりやまえきあいだは1 - 3りょう編成へんせい運行うんこうされている。かつては5りょう編成へんせい存在そんざいしていた。

最終さいしゅう列車れっしゃ周辺しゅうへん路線ろせんくらべるとはやく、水戸みとはつくだりは水戸線みとせん(22時半じはん下館しもだてき)をのぞ路線ろせんが23だい設定せっていされているなか常陸ひたち大子だいごき(上菅谷かみすがだにえき常陸太田ひたちおおたきに接続せつぞく)の22時半じはんであったが、2017ねん10がつ14にちのダイヤ改正かいせいで45ふんほどげられ、23だい常陸ひたち大宮おおみや列車れっしゃ設定せっていされた[報道ほうどう 10]のぼ列車れっしゃ水戸みとは21だいわっていない。

ワンマン運転うんてん[編集へんしゅう]

ぜん区間くかんワンマン運転うんてん実施じっししており、ワンマン列車れっしゃは1りょうまたは2りょう編成へんせい運行うんこうされるが、休日きゅうじつ中心ちゅうしん増結ぞうけつがあり、時刻じこくひょうに「ワンマン」とかれていても実際じっさいはワンマンではなく車掌しゃしょう乗務じょうむしていることがある(ツーマン運転うんてん)。また、ワンマン列車れっしゃでも車掌しゃしょうのネームプレートをけた乗務じょうむいん乗車じょうしゃすることがあるが、この場合ばあい車掌しゃしょう切符きっぷ販売はんばい安全あんぜん確認かくにん案内あんない放送ほうそうなどをおこない、ドアの開閉かいへい運転うんてん担当たんとうする。車掌しゃしょう乗務じょうむのワンマン列車れっしゃ場合ばあい車両しゃりょうがワンマン運転うんてん困難こんなんなぐらい混雑こんざつするとワンマン運転うんてんめることがある(旧来きゅうらい車両しゃりょうはドアが片面かためんに2つしかなく、そのドア付近ふきん乗客じょうきゃくまりやすいのも一因いちいんであった)。この場合ばあいめたえきからは通常つうじょう列車れっしゃおなじになりドアあつかいを車掌しゃしょうおこなうため、無人むじんえきでもホームがわぜんドアがひらくようになる。なお、中央ちゅうおうのドアは、無人むじんえきでは乗降じょうこうあつかいをおこなわない。

臨時りんじ列車れっしゃ[編集へんしゅう]

はる行楽こうらくシーズンやあき大子だいご紅葉こうようシーズンには、臨時りんじ快速かいそく「ぶらりおく久慈くじごう」やトロッコ列車れっしゃの「ふうっこごうなどが運行うんこうされる。

また、1990年代ねんだいには常磐線じょうばんせん松戸まつどえき我孫子あびこえきから常陸ひたち大子だいごえきまでキハ40けいキハ58けい利用りようしたホリデー快速かいそく運転うんてんされたこともある。

過去かこ優等ゆうとう列車れっしゃ[編集へんしゅう]

以下いかかく急行きゅうこう列車れっしゃ運行うんこうされていた。いずれも1966ねんまで準急じゅんきゅう列車れっしゃ

年表ねんぴょう[編集へんしゅう]

使用しよう車両しゃりょう[編集へんしゅう]

キハE130けい(2020ねん10がつ8にち谷河原やがわらえき - 河合かわいえき
運用うんよう終了しゅうりょうしたキハ110けい(2007ねん1がつ11にち郡山こおりやまえき

現在げんざい[編集へんしゅう]

過去かこ[編集へんしゅう]

蒸気じょうき機関きかんしゃ時代じだい水戸みと機関きかん8700かたち8620かたちきゃく貨列しゃ牽引けんいん使用しようされていたが、1960ねんDD13かたちディーゼル機関きかんしゃ投入とうにゅうされた。しかしどう形式けいしき客車きゃくしゃ暖房だんぼうよう蒸気じょうき発生はっせい装置そうちっていないため、大正たいしょうまつねん製造せいぞう古参こさん暖房だんぼうしゃ ホヌ30かたち水戸みと配属はいぞくされ、冬季とうき機関きかんしゃ次位じい連結れんけつされていた。これでは無煙むえん意味いみがなくなるため、1971ねんごろDE10かたち代替だいたいされ、暖房だんぼうしゃ廃車はいしゃされた。

沿線えんせん概況がいきょう[編集へんしゅう]

水戸みと - 上菅谷かみすがだにあいだ[編集へんしゅう]

水戸みとえきると、すぐに常磐線じょうばんせんから分岐ぶんきして北上ほくじょうする。この直後ちょくご台地だいちけるどお水戸みとじょう空堀からぼり利用りようしたものである。

この区間くかん水戸みとベッドタウンであり、住宅じゅうたく農地のうち混在こんざいする平地ひらち走行そうこうする。比較的ひかくてきこまめにえき設置せっちされており、えきあいだ距離きょりは1-2kmとみじかめの区間くかんつづく。ほぼ国道こくどう349ごう並行へいこうしている。ただし、水郡線すいぐんせん旧道きゅうどう沿って建設けんせつされたため、から開通かいつうしたバイパス道路どうろからははなれており、バイパス沿線えんせんおおロードサイドてんひとし利用りようにはなんがある(これは常陸ひたち大宮おおみや国道こくどう118ごうバイパスについても同様どうようのことがえる)。このため、おりからの利用りようしゃげんあいまって水郡線すいぐんせん沿線えんせん周辺しゅうへん空洞くうどう課題かだいとなっている。また、とう区間くかん以北いほくふくえきつうずる道路どうろせまいところもおおい。なお、国道こくどう6ごうおよび常磐ときわせんまで5kmきょう程度ていど比較的ひかくてきちかくをはし地域ちいきもある。

簡易かんい自動じどう券売けんばい乗車じょうしゃえき証明しょうめいしょ発行はっこうへとえられた下菅谷しもすげだにえきのコンコース(2021ねん12がつ

水戸みとえき上菅谷かみすがだにえき以外いがいえきはすべて無人むじんえきである[ちゅう 1]。かつてはこの区間くかんえきすべてに簡易かんい自動じどう券売けんばい設置せっちされていた[ちゅう 2]。しかし、のちにすべて乗車じょうしゃえき証明しょうめいしょ発行はっこうえられている。

上菅谷かみすがだにえき水郡線すいぐんせん途中とちゅうえきにおいて乗車じょうしゃ人員じんいんが3(2010年度ねんど)となっており、本数ほんすう常陸太田ひたちおおたえき常陸ひたち大宮おおみやえきよりすくない。

水戸みとえき - 常陸青柳ひたちあおやぎえきあいだ那珂川なかがわ橋梁きょうりょう過去かこ堤防ていぼうひく時代じだい架橋かきょうされたため、堤防ていぼうげた構造こうぞうとなっている。大雨おおあめ影響えいきょう那珂川なかがわ増水ぞうすいした場合ばあい防水ぼうすいもん橋梁きょうりょう封鎖ふうさされ運休うんきゅうになりやすい。また那珂川なかがわ橋梁きょうりょう増水ぞうすいした河川かせんながれを阻害そがいしているため、洪水こうずい老朽ろうきゅう対策たいさくとして隣接りんせつする水府すいふきょうともに2011ねん4がつ10日とおか完成かんせい予定よてい工事こうじおこなわれていた[35]。しかし、同年どうねん3がつ11にち発生はっせいした東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい)の影響えいきょう水郡線すいぐんせん不通ふつうとなり、きゅう橋梁きょうりょうしん橋梁きょうりょうども損壊そんかいけたために予定よてい変更へんこうされ[36]線路せんろしん橋梁きょうりょう経由けいゆえて同年どうねん4がつ15にち[新聞しんぶん 14]復旧ふっきゅうした。

上菅谷かみすがだに - 常陸太田ひたちおおたあいだ[編集へんしゅう]

上菅谷かみすがだにえき郡山こおりやま方面ほうめん常陸太田ひたちおおた方面ほうめん分岐ぶんきする。常陸太田ひたちおおた方面ほうめん太田おおた支線しせん太田おおたせんなどともばれているが、歴史れきしてきにはこちらのほうふるく、上菅谷かみすがだにえきからは直進ちょくしんするルートとなっており、つづ国道こくどう349ごうとほぼなみはしする。

おも朝夕あさゆう通勤つうきん通学つうがく時間じかんたい水戸みとえき - 常陸太田ひたちおおたえきあいだ直通ちょくつう列車れっしゃ運行うんこうされるが、それ以外いがい時間じかんたい上菅谷かみすがだにえき - 常陸太田ひたちおおたえきあいだ運行うんこうとなり、水戸みとえきかうさい上菅谷かみすがだにえきえる必要ひつようがある。

上菅谷かみすがだにえき - 常陸太田ひたちおおたえきあいだは、上下じょうげ列車れっしゃちがいできる交換こうかん設備せつびえきがなく、終着しゅうちゃく常陸太田ひたちおおたえきも1めん1せん構造こうぞうであり、この区間くかんには上下じょうげ列車れっしゃわせて1ほん列車れっしゃしか入線にゅうせんできない。そのため朝夕あさゆう通勤つうきん通学つうがく時間じかんたいふくめて、1あいだに1ほん本数ほんすうまる(昼間ひるまやく2あいだむなし時間じかんたいもある)。この区間くかんおも農地のうち目立めだち、えき周辺しゅうへんちいさな集落しゅうらくひろがるのみで、途中とちゅうえき利用りようしゃおおくない。ほとんどの利用りようしゃ常陸太田ひたちおおたえき集中しゅうちゅうしているが、常陸太田ひたちおおたえき水郡線すいぐんせんのみが発着はっちゃくするえきとしては乗車じょうしゃ人員じんいんが1(2010年度ねんど)であるため、水戸みとえき - 常陸太田ひたちおおたえきあいだ旅客りょかく輸送ゆそう水郡線すいぐんせん営業えいぎょう収入しゅうにゅうにおいておおきな位置いちめている。とく日立ひたち電鉄でんてつ廃止はいしされたのちは、常陸太田ひたちおおた市街しがいへの唯一ゆいいつ鉄道てつどう路線ろせんとなっている。

上菅谷かみすがだに - 常陸ひたち大子だいごあいだ[編集へんしゅう]

上菅谷かみすがだにえき - 常陸ひたち大宮おおみやえきあいだ水戸みと近郊きんこう区間くかんとしての特色とくしょくつよく、1あいだに1ほん程度ていど本数ほんすう設定せっていされている。農地のうち目立めだつが、えき周辺しゅうへん住宅じゅうたく集積しゅうせきしている。上菅谷かみすがだにえきから西方せいほう分岐ぶんきし、茨城いばらきけんどう31ごう瓜連うりづら馬渡まわたりせん沿うようにきゅう瓜連うりづらまち方面ほうめんすすみ、瓜連うりづらえき付近ふきんからは国道こくどう118ごう並行へいこうする。常陸ひたち大宮おおみやえき水郡線すいぐんせんにおける水戸みと近郊きんこうけん北限ほくげんで、途中とちゅうえきにおいて乗車じょうしゃ人員じんいんが2(2010年度ねんど)である。

常陸ひたち大宮おおみやえきよりさきは、久慈川くじがわ並行へいこうして八溝山地やみぞさんちはいるようにすすみ、勾配こうばい・カーブの連続れんぞく山岳さんがく路線ろせん雰囲気ふんいき色濃いろこくなる。沿線えんせんいたところ久慈川くじがわ交差こうさする箇所かしょがあり、車窓しゃそう川面かわもうつ場面ばめんおおい。沿線えんせん人口じんこう希薄きはくとなるため、各駅かくえき乗車じょうしゃ人員じんいんはかなりすくなくなる。

沿線えんせんとく大子だいごまちには日本にっぽんさんめい瀑のひとつである「袋田ふくろだたき」や、おく久慈くじ温泉郷おんせんきょう八溝山やみぞさんなどの観光かんこうスポットがおおくあり、沿線えんせん住民じゅうみん利用りようしゃくわえて観光かんこうでの利用りようしゃおおい。そのため常陸ひたち大宮おおみやえき - 常陸ひたち大子だいごえきあいだも1-2あいだに1ほんほどの列車れっしゃ設定せっていされており、水戸みとへの通勤つうきん通学つうがく可能かのう圏内けんない北限ほくげんとされる。

常陸ひたち大子だいご - 郡山こおりやまあいだ[編集へんしゅう]

八溝山地やみぞさんち阿武隈高地あぶくまこうちあいだ走行そうこうする。山地さんち走行そうこうするが、一般いっぱんてき山岳さんがく鉄道てつどうとはことなり、トンネルすくない。山間さんかんよう走行そうこうするため、制限せいげん速度そくど55km/h - 70km/hほど曲線きょくせんおお存在そんざいする。磐城石川いわきいしかわえきよりさき東北本線とうほくほんせんと2 - 5kmほどの距離きょりいてなみはしする形態けいたいとなるが、りょうせんあいだながれる阿武隈川あぶくまがわによって利用りようしゃけができている。沿線えんせん途中とちゅう福島ふくしま空港くうこうがあるが、最寄もよえきから空港くうこうへの路線ろせんバスが設定せっていされていないことや、空港くうこう利用りようしゃすう極端きょくたんすくないこと、この区間くかん水郡線すいぐんせん本数ほんすうすくないこともあって、水郡線すいぐんせん福島ふくしま空港くうこうへのアクセス路線ろせん機能きのうになっていない。水郡線すいぐんせん終点しゅうてん安積永盛あさかながもりえきであるが、すべての列車れっしゃ東北本線とうほくほんせん直通ちょくつう郡山こおりやまえきまで運行うんこうされる。

えき一覧いちらん[編集へんしゅう]

  • 本線ほんせん支線しせんともぜん列車れっしゃ普通ふつう列車れっしゃ(すべてのえき停車ていしゃ)。
  • 線路せんろ水郡線すいぐんせんない全線ぜんせん単線たんせん) … ◇・∨・∧:列車れっしゃ交換こうかん、|:列車れっしゃ交換こうかん不可ふか、∥:複線ふくせん東北本線とうほくほんせんない

本線ほんせん[編集へんしゅう]

便宜上べんぎじょう安積永盛あさかながもりがわぜん列車れっしゃ直通ちょくつうする東北本線とうほくほんせん郡山こおりやまえきまでの区間くかん記載きさい。なお、東北とうほく本線ほんせんない貨物かもつえき省略しょうりゃく

路線ろせんめい 駅名えきめい 営業えいぎょうキロ 接続せつぞく路線ろせん 線路せんろ 所在地しょざいち
えきあいだ 累計るいけい
水郡線すいぐんせん 水戸みとえき - 0.0 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう常磐線じょうばんせん上野うえの東京とうきょうライン
鹿島かしま臨海りんかい鉄道てつどう大洗鹿島線おおあらいかしません
茨城いばらきけん 水戸みと
常陸青柳ひたちあおやぎえき 1.9 1.9   ひたちなか
常陸ひたち津田つだえき 2.2 4.1  
後台ごだいえき 2.4 6.5   那珂なか
下菅谷しもすげだにえき 1.3 7.8  
ちゅう菅谷すがたにえき 1.2 9.0  
上菅谷かみすがだにえき 1.1 10.1 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう水郡線すいぐんせん支線しせん常陸太田ひたちおおた方面ほうめん
常陸ひたち鴻巣こうのすえき 3.3 13.4  
瓜連うりづらえき 3.3 16.7  
しずえき 1.4 18.1  
常陸ひたち大宮おおみやえき 5.3 23.4   常陸ひたち大宮おおみや
玉川村たまがわむらえき 5.4 28.8  
野上原のがみはらえき 3.7 32.5  
山方やまがた宿駅しゅくえき 2.7 35.2  
中舟生なかふにゅうえき 2.7 37.9  
下小川しもおがわえき 2.8 40.7  
西金さいがねえき 3.4 44.1   久慈くじぐん
大子だいごまち
上小川かみおがわえき 3.2 47.3  
袋田ふくろだえき 4.5 51.8  
常陸ひたち大子だいごえき 3.8 55.6  
下野宮しものみやえき 6.4 62.0  
矢祭山やまつりやまえき 4.9 66.9   福島ふくしまけん 東白川ひがししらかわぐん 矢祭やまつりまち
東館ひがしたてえき 4.1 71.0  
みなみ石井いしいえき 2.8 73.8  
磐城石井いわきいしいえき 1.1 74.9  
磐城塙いわきはなわえき 6.4 81.3   はなわまち
きんえき 5.1 86.4   棚倉たなぐらまち
ちゅうゆたかえき 2.4 88.8  
磐城いわき棚倉たなぐらえき 1.7 90.5  
磐城浅川いわきあさかわえき 6.5 97.0   石川いしかわぐん 浅川あさがわまち
里白石さとしらいしえき 3.0 100.0  
磐城いわき石川いしかわえき 5.3 105.3   石川いしかわまち
野木沢のぎさわえき 4.8 110.1  
川辺沖かわべおきえき 2.5 112.6   玉川たまがわむら
泉郷いずみごうえき 2.7 115.3  
川東かわひがしえき 6.9 122.2   須賀川すかがわ
しょう塩江しおええき 3.8 126.0  
谷田川やたがわえき 2.9 128.9   郡山こおりやま
磐城いわき守山もりやまえき 3.2 132.1  
安積永盛あさかながもりえき 5.4 137.5 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう東北本線とうほくほんせん新白河しんしらかわ方面ほうめん
東北本線とうほくほんせん
郡山こおりやまえき 4.9 142.4 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう■ 東北新幹線とうほくしんかんせん山形やまがた新幹線しんかんせん東北本線とうほくほんせん福島ふくしま方面ほうめん)・磐越東線ばんえつとうせん磐越西線ばんえつさいせん

2022年度ねんど時点じてんで、JR東日本ひがしにっぽん自社じしゃによる乗車じょうしゃ人員じんいん集計しゅうけい[37]対象たいしょうえきは、水戸みとえき上菅谷かみすがだにえき瓜連うりづらえき常陸ひたち大宮おおみやえき玉川たまがわむらえき山方やまがた宿駅しゅくえき上小川かみおがわえき袋田ふくろだえき常陸ひたち大子だいごえき東館ひがしたてえき磐城塙いわきはなわえき磐城浅川いわきあさかわえき磐城石川いわきいしかわえき安積永盛あさかながもりえき郡山こおりやまえきである。それ以外いがいえき完全かんぜん無人むじんえき年度ねんど途中とちゅう無人むじんとなったえきふくむ)のため集計しゅうけい対象たいしょうからはずされている。

常陸太田ひたちおおた支線しせん[編集へんしゅう]

  • 列車れっしゃ交換こうかん上菅谷かみすがだにえきのみ可能かのう
  • ぜんえき茨城いばらきけんうち所在しょざい
駅名えきめい 営業えいぎょうキロ 接続せつぞく路線ろせん 所在地しょざいち
えきあいだ 累計るいけい
上菅谷かみすがだにえき - 0.0 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう水郡線すいぐんせん本線ほんせん 那珂なか
南酒出みなみさかいでえき 2.5 2.5  
額田ぬかたえき 1.1 3.6  
河合かわいえき 3.1 6.7   常陸太田ひたちおおた
谷河原やがわらえき 1.5 8.2  
常陸太田ひたちおおたえき 1.3 9.5  

2022年度ねんど時点じてんで、JR東日本ひがしにっぽん自社じしゃによる乗車じょうしゃ人員じんいん集計しゅうけい[37]対象たいしょうえきは、上菅谷かみすがだにえき常陸太田ひたちおおたえきである。途中とちゅうえき完全かんぜん無人むじんえきのため集計しゅうけい対象たいしょうからはずされている。

はいえき[編集へんしゅう]

括弧かっこない起点きてん水戸みとえき)からの営業えいぎょうキロ

過去かこ接続せつぞく路線ろせん[編集へんしゅう]

平均へいきん通過つうか人員じんいん[編集へんしゅう]

かく年度ねんど平均へいきん通過つうか人員じんいん以下いかとお[38][39]

年度ねんど 平均へいきん通過つうか人員じんいんひと/にち 出典しゅってん
全線ぜんせん 水戸みと常陸ひたち大宮おおみや 常陸ひたち大宮おおみや-常陸ひたち大子だいご 常陸ひたち大子だいご-磐城塙いわきはなわ 磐城塙いわきはなわ安積永盛あさかながもり 上菅谷かみすがだに常陸太田ひたちおおた
1987 2,762 7,921 2,458 788 1,608 3,233 [38]
2013 1,838 5,949 1,108 282 1,114 2,669 [38]
2014 1,743 5,648 1,031 266 1,038 2,698 [38]
2015 1,739 5,621 1,021 263 1,049 2,688 [38]
2016 1,720 5,557 1,010 253 1,052 2,603 [38]
2017 1,697 5,478 1,001 236 1,043 2,573 [39]
2018 1,666 5,399 965 209 1,018 2,628 [39]
2019 1,558 5,127 830 152 952 2,540 [39]
2020 1,276 4,261 608 109 796 2,184 [39]
2021 1,295 4,278 670 139 819 2,002 [39]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 下菅谷しもすげだにえきはかつては簡易かんい委託いたくえきとなっていたが、2010ねん無人むじんえきとなっている。
  2. ^ 簡易かんい自動じどう券売けんばい稼働かどう時間じかんまっており、おおむ列車れっしゃ運転うんてん時間じかんたい稼働かどうしていたが、当日とうじつの100キロ以内いない片道かたみち乗車じょうしゃけんしか購入こうにゅうできなかった。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d e f g h i j 国土こくど交通省こうつうしょう鉄道てつどうきょく監修かんしゅう鉄道てつどう要覧ようらん平成へいせい28年度ねんどばん電気でんきしゃ研究けんきゅうかい鉄道てつどう図書としょ刊行かんこうかい、p. 27
  2. ^ a b c d e f g h i j 付表ふひょう 営業えいぎょうキロおよびえきすう」『会社かいしゃ要覧ようらん 2018-2019』 (PDF)東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう、p. 87
  3. ^ 日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう電気でんききょく鉄道てつどう電報でんぽう略号りゃくごう』1959ねん9がつ17にち、22ぺーじ 
  4. ^ a b 水郡線すいぐんせん愛称あいしょう決定けっていについて - 茨城いばらきけん公共こうきょう交通こうつう活性かっせい会議かいぎ、2011ねん7がつ21にち
  5. ^ 停車場ていしゃじょう変遷へんせんだい事典じてん 国鉄こくてつ・JRへんJTB 1998ねん
  6. ^ 木村きむら秀弘ひでひろ (2007ねん12がつ). “歴史れきしかんだよりNo98 水郡線すいぐんせん歴史れきし” (PDF). 茨城いばらき県立けんりつ歴史れきしかん. 2019ねん1がつ15にち閲覧えつらん
  7. ^ 運輸うんゆ開業かいぎょう免許めんきょじょう下付かふ」『官報かんぽう』1897ねん11月18にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  8. ^ 運輸うんゆ開業かいぎょう免許めんきょじょう」『官報かんぽう』1899ねん4がつ28にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  9. ^ a b 今尾いまおめぐみかい監修かんしゅう日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちずちょう』3ごう 関東かんとう1、新潮社しんちょうしゃ、2008ねん、p.42
  10. ^ 営業えいぎょう開始かいし」「私設しせつ鉄道てつどう株式会社かぶしきがいしゃ解散かいさん」『官報かんぽう』1901ねん11月5にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  11. ^ 軽便鉄道けいべんてつどう運輸うんゆ開始かいし」『官報かんぽう』1918ねん6がつ15にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  12. ^ 軽便鉄道けいべんてつどう運輸うんゆ開始かいし」『官報かんぽう』1918ねん11月6にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  13. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい178ごう」『官報かんぽう』1922ねん12月8にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  14. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい149ごう」『官報かんぽう』1925ねん8がつ10日とおか国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  15. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい35ごう」『官報かんぽう』1927ねん3がつ3にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  16. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい270・271ごう」『官報かんぽう』1927ねん11月21にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  17. ^ 鉄道てつどう統計とうけい資料しりょう. 昭和しょうわ2ねん国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  18. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい90ごう」『官報かんぽう』1929ねん5がつ6にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  19. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい88ごう」『官報かんぽう』1930ねん4がつ9にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  20. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい272ごう」『官報かんぽう』1931ねん10がつ3にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  21. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい450ごう」『官報かんぽう』1932ねん11月5にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  22. ^ 鉄道てつどうしょう年報ねんぽう昭和しょうわ10年度ねんど国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  23. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい91ごう」『官報かんぽう』1929ねん5がつ6にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  24. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい317ごう」『官報かんぽう』1931ねん10がつ24にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  25. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい285ごう」『官報かんぽう』1931ねん10がつ10日とおか国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  26. ^ a b 鉄道てつどうしょう告示こくじだい579ごう」『官報かんぽう』1934ねん11月28にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  27. ^ 記念きねんスタンプ逓信ていしんしょう告示こくじだい3018ごう」『官報かんぽう』1934ねん11月29にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  28. ^ 佐久間さくま一輝いっき(2014ねん7がつ19にち). “SL:水郡線すいぐんせんに「C61かたち全線ぜんせん開通かいつう80周年しゅうねん記念きねん 12がつ5〜7にち水戸みと常陸ひたち大子だいごえきあいだ運行うんこう”『毎日新聞まいにちしんぶん 』(毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ)
  29. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい578ごう」『官報かんぽう』1934ねん11月28にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  30. ^ 鉄道てつどうしょう告示こくじだい326ごう」『官報かんぽう』1935ねん8がつ26にち国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクション)
  31. ^ 日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう公示こうじだい111ごう”. 官報かんぽう. (1982ねん9がつ30にち) 
  32. ^ 鉄道てつどうピクトリアル 1992ねん6がつごう 82ぺーじ
  33. ^ 「JRワンマン運転うんてん線区せんく一覧いちらんひょう」『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ編成へんせいひょう '92年版ねんばん』ジェー・アール・アール、1992ねん7がつ1にち、190ぺーじISBN 4-88283-113-9 
  34. ^ 交通こうつう公社こうしゃ時刻じこくひょう』1983ねん5がつごう、6がつごう日本交通公社にほんこうつうこうしゃ、1983ねん 
  35. ^ 市毛いちげ水戸みとせん水府すいふきょう車両しゃりょう通行止つうこうどめのおらせ【水戸みと土木どぼく事務所じむしょ
  36. ^ 市毛いちげ水戸みとせん水府すいふきょう車両しゃりょう通行止つうこうどめの中止ちゅうしについて【水戸みと土木どぼく事務所じむしょ[リンク]
  37. ^ a b 各駅かくえき乗車じょうしゃ人員じんいん”. 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう. 2023ねん10がつ9にち閲覧えつらん
  38. ^ a b c d e f 路線ろせんべつ利用りようじょうきょう(2013年度ねんど〜2017年度ねんど (PDF) - JR東日本ひがしにっぽん
  39. ^ a b c d e f 路線ろせんべつ利用りようじょうきょう(2017年度ねんど〜2021年度ねんど - JR東日本ひがしにっぽん

報道ほうどう発表はっぴょう資料しりょう[編集へんしゅう]

  1. ^ Suicaの一部いちぶサービスをご利用りよういただけるえきえます (PDF) - 2013ねん11月29にち 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう
  2. ^ 台風たいふう19ごうによるJR東日本ひがしにっぽん管内かんない設備せつびとうおも被害ひがい状況じょうきょうについて”. 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう (2019ねん10がつ13にち). 2019ねん10がつ13にち閲覧えつらん
  3. ^ a b 水郡線すいぐんせん一部いちぶ区間くかん運転うんてん再開さいかいについて(代行だいこうバス時刻じこくひょうなど)』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう水戸みと支社ししゃ、2019ねん10がつ28にちhttp://www.jrmito.com/press/191028/press_01.pdf2020ねん1がつ2にち閲覧えつらん 
  4. ^ 水郡線すいぐんせん 西金さいがね袋田ふくろだえきあいだ運転うんてん再開さいかいについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう水戸みと支社ししゃ、2020ねん5がつ21にちオリジナルの2020ねん5がつ21にち時点じてんにおけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200521101601/http://www.jrmito.com/press/200521/press_01.pdf2020ねん5がつ21にち閲覧えつらん 
  5. ^ 2021ねん3がつダイヤ改正かいせいについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう水戸みと支社ししゃ、2020ねん12月18にち、3ぺーじオリジナルの2020ねん12月18にち時点じてんにおけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201218080046/https://www.jreast.co.jp/press/2020/mito/20201218_mt01.pdf2020ねん12月18にち閲覧えつらん 
  6. ^ 水郡線すいぐんせん運転うんてん再開さいかい時期じき前倒まえだおしについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう水戸みと支社ししゃ、2020ねん11月20にちオリジナルの2020ねん11月20にち時点じてんにおけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201120073724/http://www.jrmito.com/press/201120/press_01.pdf2020ねん11月20にち閲覧えつらん 
  7. ^ 水郡線すいぐんせん運転うんてん再開さいかい時期じき見通みとおしについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう水戸みと支社ししゃ、2020ねん2がつ14にちオリジナルの2020ねん2がつ14にち時点じてんにおけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200214071944/http://www.jrmito.com/press/200214/press_01.pdf2020ねん2がつ14にち閲覧えつらん 
  8. ^ スイスイはしろう、ぐんぐんこう。「水郡線すいぐんせんサイクルトレイン」実証じっしょう実験じっけんおこないます!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう水戸みと支社ししゃ、2021ねん3がつ19にちオリジナルの2021ねん3がつ22にち時点じてんにおけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210322191345/https://www.jreast.co.jp/press/2020/mito/20210319_mt02.pdf2021ねん3がつ29にち閲覧えつらん 
  9. ^ 水郡線すいぐんせんサイクルトレイン」の実証じっしょう実験じっけん延長えんちょうします! 〜さらにご利用りようしやすく、対象たいしょう列車れっしゃ拡大かくだいします〜』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう水戸みと支社ししゃ、2021ねん9がつ7にちhttps://www.jreast.co.jp/press/2021/mito/20210917_mt02.pdf2022ねん1がつ8にち閲覧えつらん 
  10. ^ 2017ねん10がつダイヤ改正かいせいについて”. www.jrmito.com. 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ水戸みと支社ししゃ. p. 11 (2017ねん7がつ7にち). 2019ねん1がつ15にち閲覧えつらん

新聞しんぶん記事きじ[編集へんしゅう]

  1. ^ 水郡線すいぐんせんにディーゼルきゅうりょう”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう協力きょうりょくかい): p. 2. (1955ねん12月4にち) 
  2. ^ a b 水郡線すいぐんせん信号しんごうがたしょくとうしきに”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう協力きょうりょくかい): p. 1. (1966ねん1がつ27にち) 
  3. ^ 水郡線すいぐんせん一元いちげん管理かんり JR水戸みと支社ししゃ営業えいぎょうしょ」を開設かいせつ”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶんしゃ): p. 1. (1992ねん3がつ3にち) 
  4. ^ 水郡線すいぐんせん復旧ふっきゅうすすまず 通学つうがく高校生こうこうせい不安ふあんこえ [リンク]茨城新聞いばらきしんぶん』2011ねん3がつ28にち
  5. ^ 常陸太田ひたちおおた新駅しんえきしゃ披露目ひろめ 水郡線すいぐんせん愛称あいしょうおく久慈くじ清流せいりゅうライン」 [リンク]茨城新聞いばらきしんぶんクロスアイ(2011ねん7がつ17にち)。
  6. ^ JR水郡線すいぐんせんみっつの鉄橋てっきょう被害ひがい 運転うんてん再開さいかいめどたたず”. 朝日新聞あさひしんぶんデジタル (2019ねん10がつ13にち). 2020ねん3がつ21にち閲覧えつらん
  7. ^ 「JR水郡線すいぐんせん、15にちから一部いちぶ運転うんてん再開さいかい 水戸みと経済けいざい新聞しんぶん(2019ねん10がつ14にち)2020ねん3がつ21にち閲覧えつらん
  8. ^ 台風たいふう19ごう 常陸ひたち大宮おおみや以北いほく水郡線すいぐんせん不通ふつう 16にちから臨時りんじバス」 茨城新聞いばらきしんぶんクロスアイ(2019ねん10がつ16にち)2020ねん3がつ21にち閲覧えつらん
  9. ^ a b 福島ふくしま県内けんない 水郡線すいぐんせん再開さいかいへ 11がつ1にち 安積永盛あさかながもり - 常陸ひたち大子だいごあいだ [リンク]福島民友新聞ふくしまみんゆうしんぶん』2019ねん10がつ19にち
  10. ^ 水郡線すいぐんせん11がつ一部いちぶ運転うんてん再開さいかい 日本経済新聞にほんけいざいしんぶんニュースサイト(2019ねん10がつ18にち)2020ねん3がつ21にち閲覧えつらん
  11. ^ JR水郡線すいぐんせん西金さいがね常陸ひたち大子だいご 再開さいかいに1ねん以上いじょう 台風たいふう19ごう鉄橋てっきょう流失りゅうしつ”. 毎日新聞まいにちしんぶん (2019ねん11月16にち). 2019ねん11月16にち閲覧えつらん
  12. ^ “「ようこそ袋田ふくろだえき」 JR水郡線すいぐんせん西金さいがねえきあいだ再開さいかい 観光かんこうきゃく出迎でむかえ”. 茨城新聞いばらきしんぶん クロスアイ. (2020ねん7がつ5にち). https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15938608955013 2020ねん7がつ5にち閲覧えつらん 
  13. ^ “「おかえり」JR水郡線すいぐんせん全線ぜんせん運転うんてん再開さいかい. 茨城新聞いばらきしんぶん. (2021ねん3がつ27にち). オリジナルの2021ねん3がつ27にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210327060112/https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16168200903148 2021ねん3がつ27にち閲覧えつらん 
  14. ^ 陸羽東線りくうとうせんは16にち全線ぜんせん再開さいかい 磐越東線ばんえつとうせんは15にちに」 [リンク]47NEWS共同通信きょうどうつうしん(2011ねん4がつ15にち

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 今尾いまおめぐみかい東北とうほく新潮社しんちょうしゃ日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちずちょう 2〉、2008ねんISBN 978-4-10-790020-3 
  • 今尾いまおめぐみかい関東かんとう1』新潮社しんちょうしゃ日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちずちょう 3〉、2008ねんISBN 978-4-10-790021-0 
  • 川島かわしま令三けいぞう編著へんちょ東北とうほくライン - 全線ぜんせんぜんえきぜん配線はいせん』2 常磐ときわエリア、講談社こうだんしゃ、2014ねんISBN 978-4-06-295169-2
  • 川島かわしま令三けいぞう編著へんちょ東北とうほくライン - 全線ぜんせんぜんえきぜん配線はいせん』5 福島ふくしまエリア、講談社こうだんしゃ、2014ねんISBN 978-4-06-295172-2

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]