StepMania

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StepMania
StepMania 5.0
作者さくしゃ Chris Danford
開発元かいはつもと Chris Danford、Glenn Maynardひとし
最新さいしんばん 5.1.-3 - 2016ねん5がつ9にち (7ねんまえ) (2016-05-09) [±]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語げんご
C++アセンブリLua
対応たいおうOS クロスプラットフォーム
種別しゅべつ 音楽おんがくゲーム
ライセンス MITライセンス
公式こうしきサイト http://www.stepmania.com/
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StepMania(ステップマニア)はPCようオープンソース音楽おんがくゲームである。

概要がいよう[編集へんしゅう]

一般いっぱんてきにはコナミの『Dance Dance Revolution』(以下いかDDRと表記ひょうき)のシミュレータとされているが、実際じっさいにはデフォルトPump It Up追加ついかのプログラムをめばParaParaParadiseEZ2Dancer,Pop'n musicなどのシミュレータとしても使つかうことができる(ただしノートの形式けいしきなどプレイに直接ちょくせつ関与かんよする部分ぶぶんのみ対応たいおうさせるものであり、得点とくてん計算けいさんなどについては対応たいおうしていない)。

元々もともとWindowsようであるが、macOSLinuxへの移植いしょくおこなわれている。また、(正当せいとうなものではないが)Xboxへの移植いしょくおこなわれているほか海外かいがいではこのゲームのエンジンを使用しようしたダンスゲーム『In the Groove』も発売はつばいされている。

日本にっぽん国内こくないにおいては2004ねんのfoonmixの公開こうかいから使用しようするひとおおくなり、べつのStepmaniaパッケージを配信はいしんするユーザーや、プレイ動画どうがYouTubeニコニコ動画どうがひとし投稿とうこうするユーザーもあらわれ、さかんとなった。しかし最近さいきんは、パッケージに楽曲がっきょく提供ていきょうおこなった有名ゆうめい同人どうじんアーティストの商業しょうぎょうよう音楽おんがくゲームへの進出しんしゅつや、パッケージ配信はいしんおこなっていたユーザーのしょ事情じじょうなどにより、過去かこくら公開こうかいされているパッケージやそれを制作せいさくするユーザーがすくなくなっている。

機能きのう[編集へんしゅう]

  • 譜面ふめん専用せんようテキストファイルである.smや.sscのほかDance With IntensityようのDWI、おなきょくたいする複数ふくすうBMS集合しゅうごうとうかたちつことができる。なお、後述こうじゅつするEDITで保存ほぞんするさいに、3.9ではsmとDWI、5.0ではsmとssc2つの譜面ふめんファイルを生成せいせいする。
  • 家庭かていようDDRにかたちのEDIT MODEで譜面ふめん作成さくせいができる。なお、譜面ふめんにはDDR同様どうよう矢印やじるしほかに、んではいけない(通過つうかしたときにその方向ほうこうされていると爆発ばくはつしてゲージがる)地雷じらい設置せっちすることができるほか、DDRよりもこまかい(24ふん/32ふん/48ふん/64ふん、StepMania4.0以降いこうでは左記さきくわえ192ふん)タイミングの配置はいち可能かのうで、DDRのEDITにある「1ラインにつき2方向ほうこうまで」の制限せいげんもなくなっている。
  • テーマファイルにより外観がいかんなどを非常ひじょう自由じゆう作成さくせいできる(ゲームモードのかず増減ぞうげんすることもできる)随時ずいじかかるアナウンスやプレイちゅうながれる矢印やじるしマークなど様々さまざま箇所かしょをカスタマイズ出来できる。
  • ゲームちゅう選択せんたくできるオプションのなかには、DDRに存在そんざいしないもの多数たすうある。たとえば譜面ふめん速度そくどを1きょくとおしていち定値ていちにする"C???"("???"にスクロール速度そくどはいる。スクロール停止ていし箇所かしょもC???適用てきよう対応たいおうするはば空白くうはくとして表示ひょうじされる)や、譜面ふめん一度いちどぎゃく方向ほうこうながれたのちじゅん方向ほうこうもどってくる"BOOMERANG"など。
  • 作成さくせいした譜面ふめんやテーマなどは付属ふぞくのツールでZIPアーカイブのパッケージにして配布はいふすることもできる。このときに複数ふくすう種類しゅるいのデータをまとめて梱包こんぽうすることも可能かのう。ツールで作成さくせいした配布はいふファイルは拡張子かくちょうしがsmzipであり、ツールをもちいてインストールすることもできる。

ライセンスにかんして[編集へんしゅう]

当初とうしょStepManiaはGPLした公開こうかいされていたが、『In the Groove』として商業しょうぎょう展開てんかいするにたってはGPLによるソース公開こうかい義務ぎむ著作ちょさくけんとのがらみで問題もんだいとなった。そのため場合ばあいによってはソースを公開こうかいしなくてもよい形式けいしきのライセンスに変更へんこうすることになったが、そのためにはそれまでの開発かいはつ貢献こうけんしたひとたちの了承りょうしょう必要ひつようがあった。これについては『In the Groove』のスタッフ表記ひょうきぜん開発かいはつしゃ名前なまえすというかたち合意ごういされ、以降いこうStepManiaはMITライセンスでの公開こうかいとなった。

場合ばあいによってはソースを公開こうかいする必要ひつようがなくなったとはいえ、今日きょうでもStepMania自体じたいはオープンソースである。しかし実際じっさいところ、2006ねん現在げんざい主流しゅりゅうの3.x系列けいれつはDDRシリーズと似通にかよっている箇所かしょおおい。初期しょき状態じょうたいインストールされているテーマファイルでのタイトル画面がめんは「SMMAX」となっており、そのにおいてもDDRシリーズ作品さくひんのひとつのDDRMAXと類似るいじする箇所かしょ見受みうけられる。以上いじょう問題もんだいてんがライセンスとう懸念けねんされるため、どのLinuxディストリビューションも公式こうしきパッケージのラインナップにStepManiaをふくめるにはいたっていない。AlphaバージョンのStepMania 4では、独自どくじのテーマファイルで製作せいさく進行しんこうしており、この問題もんだい解決かいけつされる可能かのうせいがあったものの開発かいはつすすまず、4シリーズは5シリーズの評価ひょうかばんとして開発かいはつされることになり、あらたに3.9・3.95シリーズを拡張かくちょうした4.0が開発かいはつされることとなった[1]。この4.0シリーズでは、一部いちぶのグラフィック、音楽おんがく改変かいへんされているものの、そのは3.9シリーズベースのままであり、おおきな改善かいぜんとはなっていない。

オンライン対戦たいせんについて[編集へんしゅう]

StepMania3.95・4.0に付属ふぞくしたStepManiaOnlineをもちいると、オンライン対戦たいせんができるようになる。 チャットなどを利用りようすることができるが、日本語にほんごには対応たいおうしておらず、Alt+半角はんかく/全角ぜんかく日本語にほんご入力にゅうりょく有効ゆうこうにすると、勝手かって文字もじまれる状態じょうたいになる。 オンライン対戦たいせんするには、利用りようするサーバーによってアカウントを取得しゅとくしなければいけない。 オンライン対戦たいせんようのサイトから登録とうろく可能かのう。 (オンライン対戦たいせん専用せんようのパックもある)

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ [1]4.0ダウンロードページのNote参照さんしょう[リンク]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

日本にっぽん国内こくないにおけるおもなパッケージサイト[編集へんしゅう]