日本にっぽん陸上りくじょう、男子だんし投なげやりで日本にっぽん新しん これは嘘うそニュースです 競技きょうぎ会場かいじょうのどんたくスタジアム 日本にっぽん陸上りくじょう・男子だんし投なげやり決勝けっしょうが6日にち、福岡ふくおか・どんたくスタジアムで行おこなわれ、中川なかがわ諭吉ゆきち(幸福こうふく大学だいがく)が日本にっぽん新しん記録きろくをマークして優勝ゆうしょうした。世界せかい陸上りくじょうへの出場しゅつじょう権けんを手てに入いれた中川なかがわには、今後こんご更さらなる記録きろく更新こうしんが期待きたいされる。 決勝けっしょうに進出しんしゅつしたのは、昨年さくねん優勝ゆうしょうの増田ますだ裕次郎ゆうじろう(東淀川ひがしよどがわ大学だいがく)を筆頭ひっとうに、今こんシーズン最高さいこう記録きろく保持ほじ者しゃの鶴見つるみ義雄よしお(大だい東亜大学とうあだいがく)などいずれも強豪きょうごうぞろいの6人にん。 競技きょうぎ開始かいし後ご10分間ふんかん何なにもしなかったため、今いますぐ投とうてきを始はじめるよう指示しじを受うけた1番手ばんての増田ますだは、めんどくさそうにエリアに入はいったものの、肝心かんじんのやりを更衣ころもがえ室しつに置おいたままであったことに気きづき、審判しんぱんに棄権きけんを申もうし出でるとそのままの服装ふくそうで更衣ころもがえ室しつに立たち寄よることもなく帰宅きたく。昨年さくねん同様どうようトップアスリートとしての貫禄かんろくを見みせつけた。 2番手ばんての秋山あきやまは、やりを持もってエリアに入はいったものの、き手きてではない左手ひだりてで投とうてき。当然とうぜん飛ひ距離きょりは伸のびず、やりの長ながさより短みじかい1メートル13センチ(追おい風かぜ参考さんこう)を記録きろくした。秋山あきやまは記録きろくが表示ひょうじされる電光でんこう掲示板けいじばんを一瞥いちべつすることもなく、そのまま帰宅きたくした。 続つづく各かく選手せんしゅも「間違まちがえて竿竹さおだけ持参じさん」、「トモコレに熱中ねっちゅうするあまりアナウンスを聞きき逃のがして棄権きけん」、「やりの材質ざいしつに文句もんくばかり垂しだれた挙句あげく試合しあい放棄ほうき」など抜群ばつぐんのやる気きなさを次々つぎつぎと発揮はっき。しびれを切きらした観客かんきゃくからは「今いますぐフィールドから出でて行いけ」といったブーイングを浴あびつづけた。 競技きょうぎは中途半端ちゅうとはんぱな不ふ真面目まじめさが裏目うらめに出でてやりを投なげてしまった秋山あきやま以外いがいいずれも記録きろくが出でなかったため、僅差きんさによる判定はんてい決着けっちゃくかと思おもわれたが、優勝ゆうしょうは会場かいじょうにすらやって来こず自宅じたくでずっと寝ねていた中川なかがわが日本にっぽん新しんで圧勝あっしょうした。 今こん大会たいかいで世界せかい標準ひょうじゅん記録きろくを突破とっぱした中川なかがわは、来月らいげつ行おこなわれる世界せかい陸上りくじょうへの切符きっぷを手てに入いれたが、すでに「改札かいさつ口こうに切符きっぷを通とおすのもだるい」と話はなしていることから、男子だんし投なげやりの世界せかい最高さいこう記録きろくである「自宅じたくで餓死がし」越こえも視野しやに入はいってきそうな勢いきおいだ。 今年ことしの世界せかい陸上りくじょうはハワイ・オアフ島とうで開催かいさいされるが、関係かんけい者しゃの話はなしでは、中川なかがわは「そういうのに興味きょうみがない」と早はやくも意気込いきごんでいるという。 新あたらしいアプリで記事きじを読よむ