5月23日にち小豆しょうず川がわ勝見かつみさんのワイワイ寺子屋てらこや報告ほうこく

5月23日にち（土ど）、学習がくしゅう会かい「わいわい寺子屋てらこや」を開催かいさいしました。今回こんかいはゲスト講師こうしに、東京大学とうきょうだいがく助じょ教きょうで放射線ほうしゃせん測定そくていの第一人者だいいちにんしゃ、小豆しょうず川がわ勝見かつみさんをお招まねきしました。1月の公開こうかい講座こうざとは趣おもむきを変かえ、今回こんかいは測定そくてい者しゃの疑問ぎもんに即そくしたレクチャーをしてくださいました。

レクチャーの中心ちゅうしんは、あるびれおで使用しようしているNaIシンチレーション式しき測定そくてい器きが放射線ほうしゃせんをカウントして描えがく波形はけいの意味いみ。本来ほんらいは数式すうしきを用もちいてこそ正確せいかくに解説かいせつできるところを、私わたしたちのレベルにあわせた数式すうしきなしでのわかりやすい説明せつめいに、あらためて腑ふに落おちるところが多おおく、しかし、やはり「波形はけいを見みる／読よむ」ということは「計算けいさんする」ことなのだと解ほぐされました。その計算けいさんをソフトウェアが代行だいこうし、測定そくてい結果けっかとして数値すうち化かしているわけです。結果けっかのシートをもとに利用りよう者しゃの方ほうに説明せつめいするにあたっても、大おおいに役立やくだつお話はなしでした。
深ふかい専門せんもん知識ちしき、福島ふくしま原発げんぱつの現場げんばでの経験けいけん、真摯しんしなお人柄ひとがらと伝つたえることへの熱あつい思おもい。ナイスガイな小豆しょうず川がわさんのお話はなしに魅了みりょうされた3時じ間あいだでした。そして、学まなび続つづけ、測定そくていと福島ふくしまへの理解りかいを深ふかめていくことの大切たいせつさも痛感つうかんさせられました。